モバＰ（以降Ｐと表記）『え～先日安部菜々本人からの発言は、あくまでもリップサービスであり。』


Ｐ『事務所からは、安部菜々は１７歳だと主張させていただきます。』


記者達『しかしあれはどう見ても、壮絶な自爆芸なのでは？』

Ｐ『はあ～これだから嫌になるんですよ。』


Ｐ『あの人の発言をいちいち本気に、するんじゃないぞ！』


記者達『！！』

Ｐ『もしあの発言を本気とするのであれば。』


Ｐ『安部菜々が宇宙人なのも、納得しないといけなくなるんですよ！』


記者達『しかし、宇宙人はいくらなんでも、盛りすぎなんでは？』

Ｐ『それなら白坂小梅の【あの子】はどうなるんですか？』


Ｐ『【あの子】は幽霊です。なのに認知されている！』


Ｐ『幽霊が非科学的なら、実証は不可能！なのに認知されている！』

Ｐ『幽霊と宇宙人どちらも実証されていないのに、【あの子】だけが認知され、安部菜々の宇宙人は、認知されないっておかしいじゃないですか！』


記者達『しかし彼女の場合永遠の１７歳とありますよね？』

Ｐ『それに関しては、この世界のアイドルは歳をとりませんよ、と説明の為についております。』


Ｐ『事務所発足時より事実、誰も歳は増えていないのが証拠であります。』


司会『以上をもちまして、会見を終了させていただきます。質問等に関しては、これ以降はお答えできませんので、記者の方はすみやかに退場願います。』

会場 控え室


Ｐ『あ゛～疲れた。なんで自爆したアイドルのフォローしなきゃいけないんだ。』


ちひろ『お疲れ様です。首尾はどうでした。』


Ｐ『たぶん誰も納得してないって言うより、呆れていますよ。』

Ｐ『だいたい最初から無理ありすぎなんですよ！永遠の１７歳の設定が！』


Ｐ『誰が考えたって実年齢は、それより上だってわかるんですよ。』


Ｐ『それを今更フォローしろ！って上の連中何考えてるんですかね？』

Ｐ『宇宙人設定も無理ありすぎですし、うさみん星がどこにある？って小学生組に聞かれたらどうする気ですかね？』


ちひろ『それは上の人達が決める事ですから、文句があるなら言えばいいですよ。』


Ｐ『文句言ったら間違いなく俺はクビになりますよ。』

Ｐ『とにかく疲れましたから、今日はこのままあがらさせてもらいますよ。』


Ｐ『飲まないとやってられませんよ。』


ちひろ『（Ｐさんも色々うっぷんがたまっているようですね。）』

ちひろ『わかりました、後の事はやっておきますよ。』


Ｐ『もし万が一呑み屋にて、菜々さんに出会ったら、説教させてもらいますよ。』


Ｐ『誰の為に苦労して、会見したんだ！この野郎！って。』


ちひろ『ほどほどにしてくださいよ。』

Ｐ『さすがに説教だけですよ、手を挙げたらブタ箱行きですしね。』


Ｐ『それじゃお疲れ様～！』


ちひろ『はいご苦労様でした。』

ちひろ『（しかし菜々ちゃんの自爆も大概にしてほしいですね。）』


ちひろ『（でも、ちょっぴり菜々ちゃんには感謝してますけどね。）』


ちひろ（菜々ちゃんのおかけで私の実年齢の話題が吹っ飛びましたからね。）