ヒュウウウウウウ・・・
P「・・・」
美希「・・・」
ザザーン・・・
P「・・・・・・」
美希「・・・・・・」
P「お前はマイペースだな」
美希「現実逃避してただけなの」
P「・・・」
美希「・・・」
P「なんで俺達無人島にいるんだ?」
美希「・・・覚えてないの、溺れてたような気がするの」
P「奇遇だな、俺もだ」
美希「二人そろってキオクソーシツになってここにいるなんて」
P「笑えないな」
美希「>>3」
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ミキ、裸なんだから襲ってもいいんだよ?
美希「ミキ、裸なんだから襲ってもいいんだよ? 」
P「襲わん…なんか襲ったらだめな気がする」
美希「むー、なにそれ!」
P「いやいや、いろいろまずいだろ」
美希「まずいって」
P「まずい」
美希「……」
美希「確かにダメだった様な気もするの」
P「だよなぁ…ってなんでお前裸なんだ!?」
美希「えー?だって熱いでしょ?」
P「ふ、服着ろよ…たしか15だろお前…」
美希「でも誰もいないよ?ミキとハニー以外」
P「>>6」
何か服とかないかな…
P「何か服とかないかな…」
美希「さっき着てた服があるよ?」
P「じゃあそれ着なさい!」
美希「…でも海水でびしゃびしゃなの」
P「そうなのか…?」
美希「ほら」
P「本当だ・・・まだこんなに湿ってる」
美希「こんなの、着たら余計寒くなるってミキ思うな!」
P「・・・」
P「仕方ないな、じゃあ誰かが来ない間ならいいぞ…」
美希「いいの?」
P「ああ…でも、かならず乾いたら着るんだぞ、あとあんまりその裸を見せるな」
P「・・・」
P(美希の服……なんというか、全体的に黄緑色だな)
美希「……あふぅ」
P「黄緑…フレッシュグリーン…うっ…」
美希「ねえ、ハニー、大丈夫?」
P「ああ、いや、何か思い出したような…ん?」
P「おい、お前の服に何か入ってるぞ?」
美希「え?」
P「>>9」
ライター?
P「ライター…」しゅぼっ
P「まだつくな…これは貴重品だな」
美希「…何でそんなの持ってたんだろ」
P「さぁ…?」
美希「・・・」
P「美希、こいつを預かっててもいいか?」
美希「いいよ?落としそうだし」
P「そうか」
美希「・・・」
P「美希、服が乾くまでまだまだかかりそうか?」
美希「多分」
P「そうか、それじゃあ…」
>>13
1.寝る
2.海岸探索
3.海を眺める
2
P「すこし海岸を歩いてみるよ、内地は獣がいるかもしれないからね」
美希「気を付けてね、ハニー」
P「ああ…ところで俺の名前、ハニーだったか?」
美希「なんか違う気がするけど、ハニーはハニーなの」
P「そうか」
P「……」
P「この島、かなり大きいな」
P「本当に誰もいないのか…?」
P「……」ぎゅむ ぎゅむ
P「ん…?」
P「あそこ、何か落ちている…?」
P「あれは・・・>>16」
ウエットスーツが2着…
P「ウエットスーツが2着… 」
P「しかもご丁寧に男女用が1着ずつだ」
P「・・・」
P「もしかしてマリンスポーツでもしてたのか?」
P「特に破れた様子がないな…つかえそうだ」
P「なんにせよ暖が取れない限りは自殺行為だと思うけどな」
美希「……あ、おかえりなさいなの!」
P「ただいま…こんなのを見つけたよ」
美希「これって、水着…?」
P「まあ、水着というのかは微妙だが…まあ、海に潜るための服だろうな」
美希「……ぅぅん」
P「?」
美希「……なんか…>>19」
エッチな感じ
美希「エッチな感じ 」
P「まあ、ぴっちりしてるからなぁ」
P「身体のラインが浮き出てエッチに見えちゃうかもな」
美希「そっか、あふぅ…」
P「美希、服乾いてるみたいだぞ」
美希「ありがとなの…」もぞもぞ
P「……」
美希「……これからどうしよっか?」
P「そうだな、助けを待つか…」
P「俺達が助けに来てくれるような人間だといいんだがな」
美希「……うん」
P「あとは、島を少し捜索してみるか」
P「せめて雨風をしのげるような洞窟は欲しい」
美希「そうだね…島の奥の方はどうなってたの?」
P「どうやら見たところ…>>25になっていた」
カズノコ
P「・・・・・数の子」
美希「は?」
P「……数の子だったんだ」
美希「ちょっとハニー、意味がわからないの」
P「……」
P「行けばわかる」
美希「う、うん……」
島の岩山
美希「うわ・・・」
P「な・・・?」
美希「おっきなきいろい・・・」
美希「数の子みたいな、岩があるの・・・」
P「ああ、俺達の体より大きいな…」
美希「ちょっと気持ち悪いの」
P「確かに」
美希「>>30」
鍾乳洞?
美希「あれ・・・入口があるの!」
P「本当だ・・・」
美希「地面の下まで続いてる…洞窟みたい!」
P「これって、もしかして・・・」
美希「鍾乳洞・・・?」
P「・・・だな」
美希「変な形の鍾乳洞なの」
P「でも、雨風はしのげそうだ」
美希「入ってみる?」
P「ああ、でも、変な生き物いたり転んで怪我しないようにな」
P「骨が折れても、ここには病院はないんだから」
美希「わかっるの」
鍾乳洞
美希「広いね」
P「ああ‥‥」
P「見た目よりもずっと広い、まるで氷山の一角を見ているようだ」
美希「>>35」
この水飲めそう?
美希「奥から水が湧いてるの・・・この水飲めそう?」
P「どうだろうな…見たところ、特に濁った様子もないが」
美希「ねえ…ハニー、ミキ飲んでもいい?なんだか喉が渇いちゃって」
P「ダメだ、まず俺が一回飲んでみて、なんともないと判断したらだ」
美希「むぅ…」
P「美希のお腹と健康を考えての事さ」
P「……どれ」スッ
美希「…」
P「ん・・・」
美希「…どう?」
P「>>38」
ただの水だ飲めるぞ
P「・・・うん、うまい」
P「ただの水だ、安心して飲めるぞ 」
美希「ホント?」
P「ちょっとぬるいけどな」
美希「ぬるいとかぬるくないとかお水が飲めてたらどうでもいいの!」
P「……」
美希「ん…」
P「どうだ?」
美希「おいしい・・・こんなにおいしいお水、飲んだことないの」
P「飲んだ事があるかもしれないぞ?…忘れてるだけで」
美希「むー!いやらしいの!」
P「……せめて記憶が戻ればいいんだけどな」
美希「うん…」
P「……はぁ」
P「せめて記憶が戻ればな…」
美希「1年分ぐらい記憶が飛んでるの…」
P「……」
美希「ねえ、ミキとハニーのカンケーって、なんだったのかな?」
P「さぁなあ、案外、偶然別々に漂着した人間なのかもしれないぞ?」
美希「そんなわけないの!きっとフーフだったに違いないの!」
P「・・・根拠もないのにか」
美希「ミキの感なの!」
P「・・・」
ゴロゴロゴロゴロ・・・
P「!」
美希「雷・・・!」
P「ちょうど洞窟が見つけれて良かったな…」
美希「うん…」
鍾乳洞で座って時間をつぶす俺達
美希の事は知らないけど、離れてはいけないし守らなくていけないことだけはなんとなく覚えていた
そういうわけで、しばらく座っていると…>>42
美希「あはっ…」
P「……」ドキ
美希「ねえ、ハニー」
美希「する事もないし、一緒にお昼寝しない?」
P「さ、誘ってるのか…?!」
美希「うーん・・・」
P「・・・」
美希「ハニーがいいなら…」
P「……」ドキドキ
美希「…いいよ?」
P「……み、美希・・・そういう誘惑はやめなさい」
美希「>>46」
…なんか、よくそうやって注意されてたきがするの
からの↑
美希「…なんか、よくそうやって注意されてたきがするの…」
P「よくした気がするからな」
美希「でも…無人島で二人きりで、何がダメなの?」
P「…なんだと?」
美希「いつ助けが来るかわからないんだよ?」
美希「今日かもしれないし、明日かもしれないし、1か月後かもしれないし、来年かもしれないの」
美希「…もしかしたら、死ぬまで来ないかも」
P「>>51」
トップアイドルになるんだろ?
少し離席
P「死ぬまでは絶対にない…」
美希「え?」
P「だってトップアイドルになるんだろ?」
美希「……」
美希「アイドル?」
P「ぁ・・」
美希「・・・」
美希「確かに、言われたらミキってアイドルだった気がするの」
P「ずいぶんとナルシストだな…」
P(いや、普通にこの綺麗さならあり得るな…)
美希「きっとそうなの!髪染めたのも!」
P「・・・ん?」
美希「どうしたの?」
P「うおおおおっ!?」ずざざざざ
美希「ちょっ、なんで急に後ろに下がるの!?」
P「って、てことはアイドルに普通にタメで話しかけてたのか俺!?」ビクビク
美希「>>61」
↑
美希「どっかのテレビ局の人だったんじゃないかな? 」
P「そ、そうなのか…なんか恐れ多いな」
美希「別に気にしなくていいよ?まだアイドルってわかったわけじゃないし」
P(でも、7割がたはそうだろ・・・)
美希「ねえねえハニー、寒くなってきたんだけど」
P「・・・ああ、ちょっと運動するか?」
美希「ねえ、奥の方ちょっと探してみてみない?ここはまだ風が入ってきちゃってるの」
P「>>64」
向こうまで競争なの!
P「そうだな、探索するか」
美希「じゃあ向こうの方まで競争なの!」
P「お、おい!?真っ暗なんだからあんまり焦るんじゃない!」
美希「わー!」たたたた
P「・・・」
P「意外と中身は子供だなぁ・・・」
美希「……」
美希「たしかに真っ暗なの…」
P「だから言っただろ…」
美希「…あれ?」
P「うん?」
美希「あっちの方…なんか光ってない?」
P「確かに…一体これは…」
美希「……」
P「……少しここで止まって様子を見てみよう」
何か見えた?>>68
露天の温泉
P「なんか暖かい・・・」
美希「もしかして、マグマ…?」
P「いや…湯気か?これは…」
美希「え?」
P「慎重に進む、少し待っててくれ」
P「……」
P「なんだ、まるで温泉でもあるような…」
P「だがアツアツのマグマかもしれない…慎重に…」
P「……!」
P「いや、間違いない…これはお湯だ…」
P「そして光を放っているものの正体は…>>72だったのか…」
金塊とダイヤモンド
P「う、うおおおおおおお!?」
美希「どうしたの!?」
P「み、美希、美希、ちょっとこっちこい!」
美希「え?う、うん…」
P「おい見ろよ…なんだあれ…」
美希「え、あれって…」
P「ああ、間違いない…」
P「金銀財宝…いや、銀はないけど…」
P「とにかく、ざっくざくだ…大量の金貨とダイヤモンドがあるぞ…!」
美希「ほ、ほんとなの…」
P「・・・」
美希「・・・」
美希「でもなんか怪しーの」
P「何がだ?」
美希「こんなにたくさんの金貨」
美希「なんでこんなところに置いてあるんだろ?」
P「・・・わからん」
美希「もしかして、この温泉も金貨も…」
美希「普通じゃないんじゃない?ミキそんな映画を見たことあるの」
P「そんな映画って言うほどマイナーじゃないよな、それって」
美希「そうかもしれないの」
P「……」スッ
P(強い酸かもしれないな…ん)
P「金貨以外にもなんかの鉄…?金属の塊が落ちてるな」
P(金じゃ王水でもないと溶けないがこれなら・・・)
美希「…?」
P「・・・」ちゃぷん
美希「どうしたの?」
P「やばい酸じゃないか調べるんだ…やばかったらすぐに溶けるなりするはずだから」
温泉に入った金属は…>>75
なんともないただの温泉のようだ
P「なんともない…それに特に熱くない」
P「ただの温泉の様だな」
美希「本当?入ってもいい?」
P「風邪ひくぞ」
美希「むぅ…そろそろお風呂に入らないとミキ臭くなっちゃうの…」
P「……でも、暖は取れそうだな」
美希「うん」
P「‥‥…」
美希「ねえ、ハニー」
美希「ホントに入っちゃダメー?」
P「……ぅぅん…>>78」
じゃあ入ろうか
P「じゃあ入ろうか」
美希「やったー!」
P「ふう…」
美希「ハニーもはいろ?」
P「はあっ!?」
美希「もしかしたらいい事思い出しちゃうかもよ?」
P「……」
P「あのなぁ…男と女なんだから」
美希「入らないとミキもうハニーと話してあげない」
P「は?!」
美希「無人島で独りぼっちになっちゃうよ?あはっ☆」
P「・・・・・・」
P「…わかったよ、入ればいいんだろ」
P「でも、入ってる間は背中合わせで入るからな!」
美希「>>81」
ウエットスーツを着れば良いの
美希「……あ!」
美希「さっきのウエットスーツを着れば良いの!」
P「ん?そういてばそんなのもあったな」
美希「これなら安心でしょ?」
P「まあ、湯冷めの心配もなさそうだしな」
美希「これで一緒に入るの!」
P「そうするか……」
美希「……さいず、ぴったりだね」
P「あぁ」
美希「……」
P「……」
P(くっ!このスーツ)
P(美希のボディラインがくっきりして逆にエロいじゃねえか!)
美希「ねぇ、ハニー」ジトー
P「はっ!」
美希「>>85」
そーゆー目で見てるの分かっちゃうよ?
美希「そーゆー目で見てるのわかっちゃうよ?」
P「う…やっぱりわかるのか?」
美希「うん」
美希「ハニー、町中の男の人と同じ目で見てるの」
P「・・・」
P「どんだけ人気なんだよお前」
美希「うーん、一か月に100人は普通にコクハクしてくるよ?」
P「100!?多少は自重するやつもいるだろ!お前に告白してくるやつは恥の心がみんなないのか?!」
美希「ないんじゃないの?ミキわかんない」
P「そ、そうか…恥の心はないのか…」
美希「大人の人は下品な目で見てくるし!」
P「・・・そいつは大変だな」
美希「>>92」
でもハニーならいいよ?
美希「あ、でもハニーならいいよ? 」
P「俺ならいいのか?」
美希「うん、ミキ的にハニーならへーきって感じ!」
P「そ、そうか…」
美希「うれしい?」
P「別にうれしくは…」
美希「ふーん」
P「……」
P(ち、近い…!こんな下手な天界あるかよ!)
美希「うれしいくせに…」
P「…・・」
美希「……」
ぐぅぅぅぅぅぅ・・・
美希「あ」
P「・・・」
美希「・・・」
P「・・・」
美希「・・・ねえ」
P「・・・ああ、言わないようにしてたんだが」
美希「ごはん、どうしよう」
P「……」
美希「……」
P「…当てがないな」
美希「…うん」
P「とりあえず上がろう」
美希「…はいなの」
P(生殖欲求は、正直ある)
P(実際、美希を見ると下品な事の一つや二つ、思わないわけじゃない)
P(ミキはミキで、何か思い入れがあるらしい…だがアイドルだ)
P(変な関係だったという可能性も捨てきれないとなると…いろいろまずい)
P(それに、億が一そういう展開になったとしても、だ)
P(腹が減っては戦が出来ぬ)
美希「お腹すいたの…」
P「美希、俺だって同じなんだから何度も言わないでくれ」
美希「……」
美希「雨、止んだね」
P「ああ…」
P(暖を取れる場所もある、雨風をしのげる場所はある…)
P(問題は食糧だ‥‥どこか食料がありそうな場所はないか…)
美希「ねえ、ハニー」
P「どうした?」
美希「あっちの方、なんかたくさん木が生えてるの!」
P「林…いや…森か?かなり広そうだな…」
美希「無人島の林にしちゃ大きいの」
P「ああ…あっちの方に何か木の実でもついていないか調べてくるか…?」
>>97
1.森に
2.海に
3.洞窟に
1
森
P「・・・」
美希「見たことない木がいっぱいなの」
美希「それとも、『忘れてるだけで見たことある木かもしれない』の?ハニー」
P「さっきは意地悪言って悪かったよ」
美希「早く思い出してよ、ミキはハニーのオクサンでしょ?」
P「さすがにアイドルの夫になるような度胸はないよ…」
美希「・・・」
P「美希、何かおいしそうな木の実はないか?」
美希「うーん・・・」
美希「・・・!」
美希「ね、見て、ハニー!」
P「なんだ?」
美希「あの木、なんか林檎みたいな果物なってる!」
P「>>101」
それより、あれはパンノキだ
P「あれは林檎じゃない、パンノキだ」
美希「え?」
P「一応食べれないことはない、果実さ」
美希「・・・一応食べれないことはないって」
P「食べると味の薄いサツマイモの味がする」
美希「えっ」
P「・・・年頃の女の子にはちょっと残酷かもしれないが、あれを食べるとしよう」
P「小説で読んだんだ、熱を加えて食べると食べれないこともないと」
P「さっきの温泉の熱かった所にいれてゆでてから食べる事にしよう」
美希「>>106」
あれじゃなくてあっちは?
美希「ねえ、あれじゃなくてあっちは?」
P「あれは…」
P「……」
P「はっきり言って、みたことがない果実だ」
美希「じゃあ持って行かないの?」
P「そうとはいっていないさ、ただ選択肢は多い方がいい」
美希「・・・」
P「それに野生の物はそんなに甘くないぞ?」
美希「!?」
P「よし、それじゃあ両方の木に登って木の実を取ってくるから、下でキャッチしてくれよ」
美希「は、はいなの!」
実が腐ってないといいけど…>>110
酸っぱくて苦くて食えたものじゃない
P「ほら、林檎だ」
美希「ありがとなの!」
P「・・・多分、毒はないと思うが」
P「あんまり食べすぎてお腹を壊すなよ?一口だけだぞ」
美希「わかってるの」
美希「・・」しゃく
美希「うえっ!?」ぺっ!
P「おい、どうしたんだ?」
美希「しぶいしすっぱいしサイテーなの!」
P「だから言っただろ、甘くないって」
美希「う・・・」
P「とりあえず、パンノキの方も取って行くから」
P「美希、手伝ってくれよ」
美希「・・・わかったの」
洞窟
グツグツグツグツ
美希「…こっちの温泉は熱くて入れなかったよね」
P「ああ、これぐらいのでゆでればいいだろ」
グツグツグツグツ…
美希「・・・」
P「甘くなるといいんだが・・・」
ゆでたパンノキをしばらくしてから食べる事に…>>114
深刻な下痢になった
P「うっ・・・うげっ・・・」
美希「お、おなかが・・・やばい・・・の・・・」
P「奇遇だな…俺もだ…」
美希「……下痢かも…しれないの…」
P「……」
美希「早く…帰りたい…」
P「ああ…俺もだ…」
P「ぐ・・・あぁぁぁぁぁ・・・」
P「助けて、くれ…」
P「……ハァ……ハァ・ぁぁぁぁx…」
地獄のような腹痛
池の水か
パンノキか
それとも一緒に食ったクソまずい林檎のような物体か
美希も俺も、半分はいつくばりながら、洞窟の中と外を反復した
だが、「出す物」すら空っぽになろうとも、腹痛は収まる事がない
死にそうな程の腹痛、このまま、死んでしまうのか、俺たちは…>>119
スーツケースに薬があるのを思い出した
今日はここまでナノ
3時ちょっとまで仕事
ごめん寝落ちしてた
P(スー、ツ、ケース・・・)
P(スーツ、ケース・・・?)
P(ぐっ…なんだ、この光景、は…)
「……サー……」
P「……!」
「…プ………サー……海岸に、着て、下さい」
P「……グッ…うう…」ふら ふら
海岸
P「はあ・・・はぁ・・・」
P「気でも狂ったか…俺は…海に来るなんて…」
P「……!?」
P(船の残骸と…スーツケース……!?)
P(まさか、こんなことが…)ガチャッ
P「……」
ガちゃんっ
P「……!」
P「下痢止めがある…ウソだろ…」
P「……」
P「そうだ…美希にもあげないと…」
翌日
美希「……」げっそり
P「……どうだ、美希」
美希「なんとか・・・」
P「・・・そうか・・・」
P「・・・」
美希「・・・なんで、スーツケースが海に来てるってわかったの?」
P「・・・さあな・・・」
P「生命に危機が来て、本気で死の淵をさまよって…」
P「・・・・・」
P「何かにめざめたのかもしれないな」
美希「…ふざけた事言わないで欲しいな」
P「ただ、このスーツケースに旅の必需品が入っていたということは」
P「それこそは、偶然の考えじゃなかったのかもしれない」
美希「え?」
P「……」
P「このスーツケースに貼ってあるシールを見てくれ…」
○.○.
美希「・・・何かのイニシャル?」
P「…俺のイニシャルと同じだ」
美希「・・・それって!」
P「・・・もしかしたら、俺の物だったのかもしれない、って言う事さ」
美希「……」
P「美希、さっきトイレに行ったとき、船のようなものを見ただろ?」
美希「…必死で覚えてないけど、もしかしたら見てたかも」
P「なら見てくるといい……あの船の残骸は……もしかしたら、だけど」
P「…俺が乗ってきた船かもしれない」
美希「……」
美希「……あれが船?」
船だった残骸
美希「すごくこわれてるの…誰も入ってないみたい…」
美希「……」
美希「>>131」
なんか…頭が痛い…
美希「なんか…頭が痛い… 」
美希「ううっ…!」
美希「ぐっ、うううっ・・・ぁぁああああああ!」ガクンッ
美希「やぁあああああああ・・・!」
P「……!?」
P「今の叫び声は…!?」
P「美希!」
美希「……」ぶるぶる
P「おい、どうしたんだ、美希!」
美希「わからないの…わからないの!」
P「え…?」
美希「何かわからないけど、この船コワイの!や!」
P「お、おい美希、しっかりしるんだ!一回ここから離れよう!な!」
美希「>>135」
>>132、それとラジオ
美希「…‥‥ウン」
P「‥‥…」さすさす
美希「……」
美希「……」
P「一回洞窟に戻るんだ、ミキ」
美希「・・・うん」
P「・・・」
P(俺だけでも何かないか物色するか…)
ガサ がさがさ
P「……ラジオ?」
P「……」カチ カチ
ピピピイピ・・・ガガガガガガガ!!!
P「うわっ!?」
P「ダメだ、海の水で湿って壊れちまっている」
P「これは使えそうにないな…」ぽい
P「あとは…ん?」
P「缶詰…?何の缶詰だろう…」
>>138
上
P「・・・シーフードカレー シーチキン、カニ」
P「しょっぱい物ばっかりだな・・・」
P「・・・」
P「わがままはいってられないか…」
P「……」スッ
P「とりあえずこれは持って帰ろう…ってかくさっ」
P「…ここで散々出したから、仕方無いか…」
グツグツグツ・・・
美希「……」
P「ただ今美希…ってその温泉は入ったらやけどするぞ」
美希「入らないよ、近くであったまってただけ」
P「そうか…」
美希「ハニー、なにそれ?」
P「ああ、缶詰だ…ちょっとしょっぱいが、湧水や雨水も飲めばなんとかなるだろう」
P「昨日俺達が腹痛を起こした原因はあの林檎だろうな…最初に俺がパンノキをついでに食べたがなんともなかった」
P「二人で林檎を食べてからだったな、腹を壊したのは」
美希「・・・ごめんなさいなの」
P「いいや、気にするな・・・無人島なんだこういうものはつきものさ」
美希「・・・」
P「・・・」
美希「・・・ミキ、あの船に見覚えがあるの」
P「奇遇だな、俺もだ」
美希「・・・」
P「・・・あのウェットスーツ」
美希「!」
P「どうやら俺らは観光かなんかで船に乗っていたようだな」
美希「・・・それで?」
P「船が転覆したか、沈没したかそれで海に投げ飛ばされたんだろう」
P「…身投げしたとは思えない、こんなにご丁寧に酔い止めや下痢止めを入れたスーツケースも用意してるんだから」
美希「・・・」
P「・・・」
美希「お仕事」
P「え?」
美希「お仕事で、乗ってた、気が」
P「アイドルの…か」
美希「…するの」
P「>>142」
春香
↓でいいかな…
ちょっと今日はkおこまで
じゃあ春香で行くの
ごめんなの
ジンギスカン焼いてる
P「…春香?」
美希「え?」
P「いや、スーツケースのなかになんかの写真が入ってたのが気になってな」
美希「……」
P「ほら・・・てんかい・・・はるかって」
美希「てんかい?」
P「……違うか…あまみ…なんかの洗剤写真のように見えるな」
P「まあ、どちらにせよ、俺のスーツケースの中に入ってたんだ…もしかしてミキなら覚えてるかもしれないと思ってな」
美希「ううん・・・」
P「・・・」
美希「>>156」
見たことない娘だけど、誰?
美希「 見たことない娘だけど、誰?」
P「・・・そうか、しらないか」
美希「…多分」
P「…いや、いいんだ…仕舞っておこう」
P「もしかしたら何かの手掛かりになるかもしれないしな」
美希「むぅー…」ぎゅっ
P「ど、どうしたんだ?」
美希「ハニーは渡さないの!」
P「おいおい、あったことない娘に嫉妬してるのか?」
美希「渡さな言ったらわたさないの!」
P「>>159」
↑+飽きたら返せよ?
P「…ま、いいか、一度洞窟に帰ろう」
美希「むー・・・」
P「おいおい、あんまり嫉妬して破いたりするなよ…飽きたら返せよ?」
美希「わかってるの!」
P「ふう……」
美希「……」
P「……美希」
美希「……うん」
P「……だるい」
美希「……ミキも」
P「…さっきまで死にかけてたわけだしな」
美希「…うん…」
P「……少し寝てもいいか…俺、ちょっと限界だ」
美希「>>163」
寒いから一緒に居ていい?
美希「寒いから一緒に居ていい?」
P「……ああ」
美希「ありがとなの」
もぞもぞ
P「……」
P「このスーツケースを枕代わりに使っていいぞ」
美希「zzz」
P「…ってもう寝たのか!?よくこんな岩の中で眠れるな…」
美希「zzz」
P「・・・まあ、いいか…」
P「俺も寝るか…zzz」
美希「ぐう…」
P「……」
朝になってから、二人とも死んだように眠りについた…>>168
やっぱり美希はいいにおいだった
ちょっと灯油切れたので買いに行ってきます
ちょっと忙しかったの、ごめんなさいなの
来週までには復帰したい
P「ううん……」
美希「……zzz」
P「……」
P(……やっぱり、いい匂いだな、まくらもない岩山で寝てたのにぐっすり眠って・・・ うっ!)
P「いつつ…寝違えちまったか…」
美希「zzz」
ぐつぐつぐつぐつ…
P「いたたたた…スーツケースに塗り薬とかないかな…」
P「って美希が枕にしてるんだった…」
P「……」
P「しかしこの島、大きいな…」
P「こんなに大きいのに、何で無人島なんだ…?さっぱりわからん…」
P「……」
首筋が痛い…>>178
ウエットスーツをきて温泉につかって様子を見る
P「いででででででで・・・」
ざぶん
P「っはぁぁぁああああ・・・」
美希「zzz」
P「・・・・」
P「嫌な予感がするんだよな…」
美希「zzz」
P「……」
美希「…・・・あふぅ」
P「!」
美希「良く眠れたの…あれ?」
P「おはよう、ミキ」
美希「……あ、そっか、ミキ無人島にいたんだったの」
P「……うぐ」
美希「ハニー、どうしたの?」
P「いや、ちょっと寝違えちゃったみたいでな…」
P「少し、湯治に入ってたんだ」
美希「・・・>>181」
とりあえずハニーは休んでて、美希がなんか探してくるの
美希「とりあえずハニーは休んでて、美希がなんか探してくるの 」
P「いいのか?」
美希「うん、あの緑色の木の実とか取ってくればいいんでしょ?」
P「・・」
P「無理するなよ」
美希「わかってるの」
かずのこ岩の荒れ地
美希「・・・」きょろきょろ
美希「・・・あれ?」
美希「なんか、島の大きさ、大きくなってない…?」
美希「……」
美希「き、気のせいだよね…?」
>>184
1.ちょっと怖いけど海岸に行くの
2.森の方に行ってハニーのごはんを取ってくるの
3.ここらへんの荒れ地を探索するの
3
美希「……」
美希「ここ、なんで草ばっかり生えてるんだろ?」
美希「あっちの方には森があるのに、変なの」
美希「……」きょろきょろ
美希「……」
美希「ううーん・・・」
美希「なんにもなさそう…」
美希「……」スタスタ
美希「…!」
さぼてーん
美希「サボテンが1本あるの」
美希「しかも妙にでっかいの」
さぼてーん
美希「・・・」
美希「>>187」
落ちてる石でなぞってみるの
美希「落ちてる石でなぞってみるの」
美希「・・・」
美希「……」
ごりっ ごりっ
美希「……」
美希「うわ、変な臭いがする・・」
美希「なんだろ、この臭い…>>190」
イカみたいな香り
美希「うわ、イカみたいな香り する…くさっ」
美希「……」ぶんぶん
美希「もう、失礼しちゃうの!」
サボテン?「……」
美希「これ、なんなの?なんかトゲトゲしてるし」
美希「……」
美希「サボテンなの」
サボテン?「……」
美希「…考えてもらちが明かないの」
美希「一回ハニーの所にかえろっと」
P「……」グツグツ
美希「ただいまなのー!」
P「おかえり…って手ぶらじゃないか」
美希「あっ」
P「まあ、いいよ・・・美希に木登りができるとは思えないし」しゃく
美希「……」
P「うん…この木の実はなんともないな」
美希「缶詰食べないの?」
P「俺はこれでいい…美希はこっちを食べてくれ」
美希「……」
P「……」
美希「何か考え事してたの?」
P「ああ……」
P「俺が昨日、死にそうなぐらい悶え苦しんでた時にな…」
P「誰かの声が聞こえたんだ」
美希「え?」
P「スーツケースが海についてるから、それを使えって」
美希「……」
美希「なにそれ…」
P「わからないんだ、だから疑問に思ってさ」
P「野生の直感かな?実はついさっきも美希が手ぶらで帰ってくるような気がしたんだ」
美希「……むー、偶然じゃないの?」
P「>>193」
偶然かもなー。そうだ美希は何か見つけたか?
変なものでもなんでもいいぞ
P「偶然かもなー。そうだ美希は何か見つけたか?」
美希「え?」
P「変なものでもなんでもいいぞ、なんか見つけたか?」
美希「・・・・・・サボテンっぽいのみつけたの」
P「サボテン?」
美希「うん、なんか変な形してて」
美希「石でこすって見たらとってもイカ臭くなったの」
P「ぶふぉっ!?」ぶーっ
美希「・・・」
P「>>196」
今度二人でそれをなんとかしような、よく見つけたえらいえらい
P「今度二人でそれをなんとかしような、よく見つけた…えらいえらい」なでなで
美希「……」
P「さ、このカンパン食べてくれよ」
美希「……」
美希「ミキもこっち食べるの」
P「え?おいしくないぞ?」
美希「いいの!」
P「…・・・そうか、腹壊さないようにな」
美希「ハニーが大丈夫ならミキも大丈夫だって」
P「……」
P「そうか…」
だいぶ調子も良くなってきたようで・・・
首筋の痛みもある程度取れた二人は、例のサボテンに・・・>>200
観察しに行った
○○○ー
忙しいけどちょっとなら更新できる
かずの子岩の荒れ地
P「・・・」
美希「これ」
P「・・・」
P「なんつーかさ、言いにくいんだが」
美希「うん?」
P(アレの臭いがするな…)
美希「イカみたいな匂いするよね?」
P「>>205」
う、うんそうだな…
P「う、うん、そうだな…」
美希「?」
P「いやぁ…その」
P「これはほおっておこうぜ」
美希「えー!?」
P「変な物噴きだしたりしたら大変だろ?」
美希「それ、どういうこと?」
P「まあ、いろいろあるんだよ」
美希「いろいろ?」
P「そう、いろいろ…それよりパンノキの実を取りに森にいかないか?」
美希「208」
美希「このサボテンに息を吹きかけたら行くの 」
P「ええ…」
美希「なんかダメなの?」
P「ダメじゃないんだけどさ」
美希「……」すー、はー
美希「ふーーーーっ!」
もわもわ
P「…もっと臭くなったな」
美希「くさいのっ?!ぺっ!ぺっ!」
P「>>212」
この臭いどっかでかいだような…
P「やっぱり、この臭いどっかでかいだような… 」
美希「……」
P「とりあえず、気持ち悪くなってきた…一回離れようぜ」
美希「・・・わかったの」
海岸
P「……」
美希「・・・・うう」
P「あれ、臭かったな…」
美希「うん…」
P「……?」
P「あれ?」
美希「どうしたの?ハニー」
P「あんなに大きかった船が…無くなってる」
美希「え・・・?」
P「・・」
美希「・・・本当なの」
P「>>215」
と思ったらこっちにあった
P「……と思ったらこっちにあった」
美希「あ」
P「ちょっとずつ動いてたみたいだな」
美希「……」
P「……」
P「今度は大丈夫か?」
美希「うん…頭は痛くならないの」
P「昨日はお腹が痛くてそれどころじゃなかったからな」
P「何かが無いか探すとしよう」
美希「…でも、昨日は見当たらなかったよ?」
P「昨日は必至で見えなかったって可能性もあるだろう?」
美希「……」
美希「それもそうなの」
P「……」
P「まず、人は一人もいないな」
美希「うん」
P「あとは…」
>>219
1.船の残骸に入る
2.入らないで外を眺める
1
船の残骸
P「……」
美希「ボロボロなの…」
P「ああ…相当ひどい嵐にあったんだろうな、この船は」
美希「……」
P「……」
美希「……奥の方に行っても大丈夫かな?」
P「さあな…完全に横倒しに転覆してるから奥に進めるか…」
美希「……」
P「妙だ…」
P「なんでこんなに大きな船が転覆してここにあるのに5日は経った今も調査が来ない?」
美希「……」
P「……」
船の奥に進んでいくと…>>222
無線機があった
P「…無線室か?」
美希「うわ、ぐちゃぐちゃ…」
P(やはり人はいない…)
P「……」
美希「……」
P「無線機があるぞ、美希」
美希「!!!」
美希「やったの!」
P「ああ、どうやら衛星電波を使う奴の様だ」
P「これで助けを呼べるな…!」
カチッ
P「……電気も付いてる!」
美希「やったやったー!」
P「よし、SOS信号を送るぞ…」
ツツ、ツーツー、ツツ、ツーツー、ツツ
P「・・・」
>>225
つながらない
P「おかしい…絶対つながるはずなのに」
美希「どうしたの?」
P「返事がない、つながってないみたいだ」
美希「ええっ!?エーセーと繋がってるんじゃないの?!」
P「そのはずなんだがな」
美希「・・・」
P「……」
P「どうなってるんだ、この島は…」
美希「……」
P「無線はダメだな・・・他に何か使えそうなのはないか?」
美希「>>230」
双子がいるの
美希「あそこに双子がいるの」
P「え?」
美希「ほら」
P「なんだこれ、ポスター…?」
美希「……」
P「……」
P「美希」
美希「なあに?」
P「見覚えがあるか?」
美希「>>233」
ここまで
亜美…真美…
美希「亜美…真美… 」
P「ああ、ポスターの隣に書いてある」
美希「……」
美希「なんか見たことが、あるような…うう」
P「美希?」
美希「イタズラが好きだったような……」
P「……」
美希「>>239」
亜美…真美…でこちゃん…何か思い出しそうなの
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