ストン
美希「あ」
ヒュー...
美希「穴に落っこちちゃったの...」ショボン

美希「それにしてもでっかい穴なの」

美希「雪歩が掘ったときよりも深いんじゃないかな...？」

ズルッ
美希「えっ」
ドッスーン
美希「いたたた...」

美希「ここどこなの？」キョロキョロ

美希「ん？声が聞こえるの...」

ハム蔵「ヂュイ！」

美希「ハム蔵なの！こんなところでなにしてるの？」

ハム蔵「おにぎりのお礼にこれをあげます」カキカキ

ハム蔵「２つのなかから選んでね」カキカキ

美希「大きい箱と小さい箱があるの」

読んでもらったら分かる通り
「おむすびころりん」のパロディです
短編かつ拙文ですが、どうかお付き合いください

美希「美希は小さい方を選ぶの」

ハム蔵「ヂュイ！」

美希「ところで、どうやってここから出るの？」

ハム蔵「それは...」カキカキ

美希「ハァハァ...やっと出られたの」

美希「早速、この箱の中身を見てみるの」

美希「」

美希「さ、さ、さ、札束なの！」

美希「ハニーに知らせなきゃ！」

美希はプロデューサーに今までに起こったことを全て話すz...話しました。
P「そんな馬鹿な！」

美希「本当なの！」

そして、それを盗み聞きしてたアイドルが一人

春香「...」ニタァ

春香「おにぎりですよ！おにぎり！」
コケッ
春香「ああ！つまずいておにぎり落としちゃったー！」
コケッ
春香「そして私も落ちちゃった～」

春香「さぁーて...」

ハム蔵(春香さんがきた...来てしまった...)

春香「さあ！箱を！」

ハム蔵「わ、わかりました」カキカキ

ハム蔵「これです」カキカキ

春香「大きい箱と小さい箱がある...美希の言ってたことは本当だったんだ...」

春香(いっそのこと2つとももらっちゃおう！)

春香「...ごろにゃーご！」

ハム蔵「ヂュイ！？」
スタコラサッサー
春香「え！？明かりが...消えた！？」

その後
P「春香がいなくなって、もう一週間ですね...」

小鳥「美希ちゃんが穴を見た！ってところは、何もない空き地だし...」

P「でも、札束は本物だし...」

美希「春香はどこに行っちゃったの？」

P「今のところはわからない...だが...無事でいてくれ...春香！！」

小鳥「春香ちゃん...」

一同「春香(さん、ちゃん)...」

その頃、春香は...
春香「都合よくシャベルがあったのはいいけど...」ザクッザクッ

春香「掘っても掘っても出口が見えない！！」ザクッザクッ

春香(雪歩の気持ちが分かったような気がする...)

？？「あれ！？春香ちゃん！？」

春香「え！？その声は...」

春香「雪歩！？」

雪歩「どうしてこんなところに？？」

春香「それはこっちのセリフだよ！」

雪歩「私は今日オフだったから...穴掘りの練習を...」

春香「私はかくかくしかじかで...」

雪歩「春香ちゃんェ...」

春香「一週間都合良くあった食料で、なんとか生き延びてきたけど...」

雪歩「もしかして、出口を探してるの？」

春香「うん！」

雪歩「あ、じゃあ...こっちだよ」