*9回目やねん。うむ。また間が空いたね。
*話は続いてるけど、前作を見る必要はない……と思います。
*あらすじ:今回もNG漫才です
*漫才ってことで、ちょっと語調が強くなってます。
*ネタ切れの危機。こんなんイイんじゃね?ってのあげていただけると、おじさん喜びます。
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イェスゥイー ガンガン ガンガン ガンガン ガンガン ガーン!!
未央
「どーも、ニュージェネレーションです!」
卯月・凛
「「よろしくお願いしまーす!」」
凛
「前回はすごかったね」
卯月
「まさかネタにした春香ちゃんが来るとは思いませんでしたね」
未央
「っていうか、Pさんハナからそのつもりだったっぽいよね。やられたにゃあ」
凛
「あ、そうそう。私たちがネタの中でPさんの名前出すたびに、うちの事務所……というか、Pさんあてに怪文書が届くから、ちょっと自重してって」
卯月
「か、怪文書……ですか?」
未央
「はは……私たち人気沸騰中って解釈でいいのかな?」
凛
「いい意味だけとらえればね。ま、私たちも注意するから、この場を借りて会場のみんな、それから画面の向こうのみんなも、あまり人に迷惑な行動はしないようにしてね」
卯月・未央
「「おねがいしまーす」」
卯月
「さて、それじゃあ漫才頑張っていきましょう!」
未央
「時代劇とかでさ、町娘が悪い人に襲われて、主人公がやってきて助け出すシーンってあるじゃん?」
卯月
「はい、ありますね」
凛
「要するに、そのシーンがやりたいわけね」
未央
「察しがいいね。じゃあ、しまむー悪人、しぶりん町娘やって」
卯月・凛
「「おっけー」」
卯月
「うへへ~、これは上玉を見つけましたよ~。さあ大人しくしてください」
凛
「嫌っ、離してっ!」
未央
「待ちな! お嬢さん、今助けますぜ!」
凛
「嫌っ! 嫌ぁッ!」
未央
「あの、ちょ、お嬢さん!?」
凛
「誰か、誰か助けてッ!」
未央
「いや、今助け……」
凛
「離してっ! 助けてッ!」
未央
「いや、だかr……」
凛
「誰かァーーーッ!!」
未央
「聞けェーーーッ!!」
「怖がり過ぎ! 私の話にちょっとだけでいいから耳傾けて!」
卯月
「じゃあ、未央ちゃん町娘の見本見せてください。私お侍さんやります」
未央
「見本て……まぁいいけど」
凛
「大人しくしてればケガしなくてすむんだ。さあ黙って俺についてきな」
未央
「やめてッ! 離してっ!」
卯月
「そこまでだ! おなごに手を上げる不届きな輩め、成敗してくれるっ!」
「お嬢さん、今助けますよっ!」
未央
「あ、間に合ってます。もしもし警察ですか?」
卯月
「携帯出さないでください! 侍の時代に携帯も警察もありません!」
「というか、冷静じゃないですか! 私の立場は!?」
凛
「じゃあ今度は私の番ね」
卯月
「私の番終わりですか!?」
未央
「げへへ、別嬪さんつかまえた~!」
卯月
「な、何するんですかっ!?」
凛
「そこまでだ! お嬢さん、今助け……」
卯月
「離してくださいっ! とうっ! やっ! たぁっ!」
未央
「ぐあぁっ!」
凛
「町娘強い! じゃなくておねがい助けさせて!? 侍にもメンツってあるから!」
未央
「はいしぶりんの番終わり、こうたーい」
卯月
「うへへ~、さぁ、大人しくついてきてくださ~い」
凛
「やめて離して!」
未央
「ちょっと待て! その子嫌がってるじゃないか!」
卯月
「あ、ごめんなさい。そんな嫌がるとは思わず……これお詫びのお菓子です。甘くておいしいですよ?」
凛
「あ、ありがとうおじさん」
未央
「素直! 助けた形にはなったけどもうちょっと張り合いをちょうだい!」
「ああもう、私町娘やるよ! しまむー侍やって!」
凛
「ほら、大人しくついて来い! たっぷり可愛がってやるからよ」
未央
「どこへ連れてくんですか!? やめてください!」
卯月
「待ちなさい! 誘拐なんてこの私が許しません!」
未央
「え? あ、すみません。今日はこういう設定でやろうって、彼が」
凛
「盛り上がるかなって」
卯月
「紛らわしいです! 人目のつかないところでやってください!」
「凜ちゃん侍やってください!」
未央
「捕まえたぞ。さぁ、俺と一緒にくるんだ!」
卯月
「やめてください! 離して! 離してっ!」
凛
「その手を離せ!」
卯月
「ああっ、お侍さん助けてください! ちょっとお団子食べて持ち合わせがないことに気づいただけなんです!」
凛
「それで逃げてたの!? それはアンタが悪いよ!」
卯月
「立て替えてください!」
凛
「見ず知らずの初対面相手に厚かましいよ!」
「ああもう、私町娘やるよ」
卯月
「うへへ~、今日はツイてますねぇ。こんなかわいい子を捕まえられるなんて」
凛
「あら、おだててもお代はビタいちまけないわよ。さ、行きましょう」
未央
「ちょいちょいちょい、どこ行くの!? ってか何の商売してんの!?」
「襲われる町娘をやって! いや私が町娘やる!」
凛
「へへへ、さあ捕まえたぞ」
未央
「あんっ、捕まっちゃったぁ。じゃあ今度は私が追いかけるから」
卯月
「イチャイチャしてないで襲われてください! チェンジです!」
未央
「おらっ! お前が母親になるんだよっ!」
卯月
「わぁ! 可愛い猫ちゃんですね! 解りました、責任もって私が育てます!」
凛
「和やか! 母親ってそういう意味!? 襲われた女の子をやってってば!」
「はい、チェンジ!」
卯月
「へへへ。さぁ、大人しくしてくださいよ」
凛
「残念だったわね。アンタにあげるほど私は安くないよ。どうしても私が欲しかったら地獄までついてきなさい!」
「ぐっ! う……ぅぅ……ばたっ」
未央
「自害したぁ!? 思い切りが良すぎるよ! まさに置いてけぼりだよ!」
「もうちょっとか弱くてしおらしい女の子を……私がやるよ! 代わって!」
凛
「さぁ、あきらめて観念しな!」
未央
「ふっ……果たして観念するのはどっちかな。さぁ、やってしまいな!」
卯月
「はいっ姐さん! ……って、いつの間にか手下にされちゃってました!?」
「初対面の町娘でお願いします! って言うか私がやります!」
未央
「うぇへへへ、さぁ、いい子だから俺と一緒に来いよ!」
卯月
「嫌ですっ! 誰か、誰か助けてください!」
凛
「待ちな! お嬢さん、俺が来たからには安心だ。今助けるからな」
卯月
「あ、私もっとがっしりした人が好みなので、チェンジで」
凛
「ひどっ!? 人の善意になんてことを!?」
「もう、代わって!」
卯月
「うへへ~うへへ~」
凛
「な、なんですか貴方!? やめてッ! 離してください!」
未央
「ちょっと待ちなっ! おなごに手を上げるなんて性根の腐ったやつだ。成敗してくれる!」
凛
「あ、あなたは……!」
卯月
「なんですかぁ~? てめぇはぁ?」
未央
「悪党に名乗る名などない! さぁ、覚悟しろっ!」
卯月
「じゃまするんじゃねぇ~! てやっ!」
未央
「ぐはぁっ!?」
凛
「弱っ!?」
未央
「正義のヒーローになれば……可愛い女の子にもてもてのはずだったのに……」
凛
「下心丸出しだったの!? もういいよ!」
卯月・凛・未央
「「「どーも、ありがとうございましたー!」」」
~終幕~
*一週間に1回の投稿ができるよう頑張る所存(甘え)
お代募集とかしたら。アイデアいただけたりします?
とりあえず次回はやってみたいことがあるのでそれをするとして、次の次くらいの参考にしたいです。
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