未央「本田未央15歳。高校一年生ですっ!元気に明るくトップアイドル目指して頑張りまーっす!」
凛「私は渋谷凛。今日からよろしくね」
ウォーズマン「コーホー」
未央「コー?」
凛「ホー?」
モバP(以降P表記)「ああ、彼はロシアから来日したウォーズマン。まだ日本語が不自由なんだ」
ウォーズマン「コーホー」
P「喋るのが苦手なだけでヒアリングは完璧に出来るから意思疎通は問題ないはずだ」
未央「おおー、ロシアからのアイドルまでいるなんてグローバルだね!」
凛「未央、その発言はちょっと頭悪いよ…」
ウォーズマン「コーホー」
P「よし、じゃあ今日からこの3人でユニットを組んで貰うからな。来月にはCDデビューも決まってるんだ。これから忙しくなるから覚悟してくれよ?」
凛「うん、任せておいてよ」
未央「大丈夫だよプロデューサー!大船に乗ったつもりでいていいからね!」
ウォーズマン「コーホー」
P「ははっ、3人とも頼もしい限りだな」
P「じゃあ早速3人のユニット最初のレッスンだ。頑張ってこい」
「「「はいっ!(コーホー)」」」
注意・しまむーPごめん
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ベテトレ「どうした渋谷!本田!ステップが全く追いついていないぞ!」
凛「…っ!」キュッ キュッ
未央「はっ、はぁっ…!」キュッ タンッ
ウォーズマン「コーホー」シュバッ
ベテトレ「それに比べてウォーズマンは流石だな…リズムが乱れる気配もない。まるで機械のような正確さだ」
ウォーズマン「コーホー」
凛(確かに…ウォーズマンだけレベルが違う…)
未央(ぜ、全然ついていけない……こ、これが世界レベル…?)
ベテトレ「…よし、一旦休憩。10分後に再開だ。今のうちに水分補給をしておけ」
未央「…っはぁ~…」ベタッ
凛「未央、だらしないよ」
未央「だって~…今までだってダンスレッスンはやってたけどさぁ…いきなり物凄いハードになったよねぇ…」
凛「そりゃあそうだよ。これからCDデビューするんだしさ。テレビとかにも出るのに下手な歌やダンスじゃ事務所の恥になっちゃうよ」
未央「うぅ…何か今更プレッシャー感じるなぁ」
凛「ほんとに今更だね…」
ウォーズマン「コーホー」スッ
未央「ひゃっ冷た!」
凛「あ、わざわざ飲み物買ってきてくれたんだ。ありがとうね」
ウォーズマン「コーホー」
未央「ありがたや~……はぁ、火照った体にポカリがジンワリ染み渡りますなぁ」
凛「本当に息1つ乱してないね…これぐらい余裕って感じだね」
ウォーズマン「コーホー」
未央「うぐぐ…足引っ張らないようにもっと頑張らないとだよね…」
凛「そうだね。私も、もっともっと頑張らないと。…ねえ、後で自主トレ手伝って貰えないかな」
ウォーズマン「コーホー」
トレーナー「…はい!では今日はここまでにしましょう」
凛「…ふぅ」
未央「あ゛~…、喉が痛ひ…」
凛「未央はトバしすぎなんだよ。加減しないと声枯らすよ?」
未央「うぅ~……だってトレーナーさんが「もっと声を伸ばして」って言うからさぁ」
凛「声量と大声は別物だよ。まったくもう…」
凛「…大丈夫?」
ウォーズマン「アワワ…」ガクガク
未央「仕方ないよ、ウォーズマンはまだ日本語あんまり喋れないんだし」
凛「でも来月にはCDが出るんだから出来るだけ早く覚えないと」
ウォーズマン「アワワ…」
凛「もう、そんな不安がらなくてもいいよ」
未央「そうそう。ダンスの自主トレ手伝ってくれたお礼に今度は私達が日本語教えるよ!」
ウォーズマン「コーホー」
凛「ふふ、よろしくだね」
未央「あー、今日はダンスもボーカルレッスンも激しかったからお腹空いちゃったよ。ねぇねぇ、帰りにファミレスでもいかない?」
凛「私は別に構わないけど、ウォーズマンはどうする?」
ウォーズマン「コーホー」
未央「よしっ決まり!じゃあ早く行こうよ、ほらほらっ」
凛「ちょっと、着替えぐらいゆっくりさせてよ…」
未央「あ、ウォーズマンって何か好き嫌いある?好きな食べ物は?」
ウォーズマン「ボルシチ」
凛「あ、それは言えるんだ」
P「今日はCDのジャケット撮影だ」
凛「それはいいんだけどさ…随分フリフリだね、衣装」
P「俺の趣味だ。いいだろう?」
未央「しぶりんはご不満なのですかなぁ~?可愛いじゃん。ねぇ?」
ウォーズマン「コーホー」
P「未央もウォーズマンもよく似合ってるぞ。じゃ、スタイリストさんにチェックしてもらったら早速スタジオにいってくれ」
凛「…」
P「ん?どうした凛」
ウォーズマン「コーホー」ゴニョゴニョ
P「えっ?……ああ、そっかそっか」ニヤッ
凛「…何?人のこと見てニヤニヤして」
P「大丈夫。凛もよく似合ってるよ」
凛「…っ!ちょっ、別に言って欲しかった訳じゃあ…」
未央「まぁまぁしぶりん」ニヤニヤ
ウォーズマン「コーホー」
凛「2人まで…もぅ!」
P「ははっ、すっかり仲良しトリオだなぁ。…お、そろそろ時間だ」
P「凛は気を抜くと直ぐ無愛想になるからカメラをしっかり意識するようにな。未央ははっちゃけ過ぎないように。ウォーズマンは表情が硬いってよくスタッフさんに言われてるから注意な。「まるで仮面のようだ」って昨日も言われたぞ」
ウォーズマン「コーホー」
未央「あはは、表情硬いってさ」
凛「まあ、確かに硬いよね。物理的にも」コツコツ
ウォーズマン「コーホー…」
何番煎じだよこんなネタ…まぁいいや寝るどす
目が覚めたら隣にアッキーがいればいいのに…
カメラマン「じゃ、今日はよろしくね~」
未央「よろしくお願いしまーすっ!」
凛「よろしくお願いします」
ウォーズマン「コーホー」
カメラマン「まあまあ、そんな気張らないで。まずは適当に何枚か撮ってからポーズとか構図を詰めていこうか」
凛「だってさ未央。リラックスしなよ」
未央「しぶりんの方こそ、いつもより仏頂面だよ」
凛「そんなことない……と、思うけど」
カメラマン「ジャケット撮影は初めてなんだっけ?まあ、緊張するのも無理ないか」
ウォーズマン「コーホー」
凛「ウォーズマンはいつも通り落ち着いてるね…流石だね」
未央「ホントに私達と同じ新人なのかなぁ。時々レジェンド臭すら感じるんだけど」
ウォーズマン「コーホー」
カメラマン(ツッコミてぇ…ツッコミてぇ…!)
カメラマン「じ、じゃあこういうのはどうかな。まずは一旦カメラを忘れて3人でワイワイやってみるとか」
未央「あ、それPR写真撮ったときと同じ手口だね!」
凛「手口って…」
カメラマン「丁度ここに……ほら、ゴムボールあるからさ」ヒョイッ
ウォーズマン「コーホー」パンッ!
凛「っ!?」ビクッ
未央「ひゃっ!」ビクッ
カメラマン「うぉう!」
凛「ぼ、ボールが割れちゃった…」
未央「あー!駄目だよウォーズマン爪立てちゃあ」
ウォーズマン「アワワ…」ガクガク
カメラマン(いやアレ爪って言うか何!?拳から針みたいなの出てるんですけど!)
ちひろ「こんなハプニングもありましたが、お陰で3人の緊張も解れてジャケット撮影は順調に進みました」
P「何処に向かって誰に対して何の説明してるんですか」
カメラマン「おー、いいねいいねぇ。こっちもノッてきたよ!」カシャカシャ
カメラマン「あー、でもやっぱ真ん中の鉄仮面さんがちょっと表情硬いかな」
カメラマン(って言うかそもそも表情が無ぇんですけど)
凛「だってさ、ほら笑顔笑顔」
未央「はいカメラに向かってー。ウォーズマン笑って笑って」
ウォーズマン「コーホー」カパッ
未央「おおっ、出ましたウォーズマンスマイル!」
凛「ほら、やれば出来んじゃない」
ウォーズマン「コーホー」
カメラマン「お、そうそう。いい感じいい感じ」カシャカシャ
カメラマン(仮面が開いただけじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁ)
カメラマン「…っと、まあ、こんなところかな?大体撮れたから、後は後日そっちのプロデューサーさんと打ち合わせしてって感じかな」
未央「おおー、どんなジャケットになるのか楽しみだねしぶりん、ウォーズマン!」
凛「うん、ちょっとドキドキするけどね」
ウォーズマン「コーホー」
カメラマン「じゃ、早速現像、選考いずれもマッハでやらせてもらうよ。お疲れ様」
未央「はーい、お疲れ様でしたー」
凛「お疲れ様です」
ウォーズマン「コーホー」
カメラマン「オツカーレ」
P「んじゃ、今日のスケジュールを伝えるぞー。ニュージェネ3人組は朝からCDショップで握手会だ。夕方まで結構な数の店舗回るから覚悟しとけよー」
凛「握手会か……そういうのも自分がやるんだな、って思うとアイドルになったんだなぁって実感するよね」
未央「えー、CDデビューまでしたのにまだ実感無かったのしぶりん」
P「売り上げも好調。ファンも着実に増えてるしこれからまだまだ仕事が増えていくからな」
P「まあ、確かに最初は初めての事で色々不安になったり戸惑う事もあるだろうが、出来る限りサポートはするさ」
凛「うん、頼りにしてる」
未央「全力でサポートしてもらうからねっ」
P「いや、自分も頑張りなさい」
ウォーズマン「コーホー」
P「しかし…本当に大人気だな、お前たち3人のユニット」
P「クール系の凛、元気系の未央、そして一見ミステリアスだけど実は天然キャラのウォーズマン。この前のバラエティ番組出演の反響も好評だぞ」
未央「おおーっ、CDもヒット、テレビ出演も評判良いとか順風満帆すぎだね!…改めてそういわれると確かにちょっと怖いかも…」
P「まあ、でもこれはお前たちが実力で勝ち取った人気だしな。くれぐれも調子に乗ったり慢心しないように頼むぞ」
凛「うん、もちろんだよ」
未央「任せといて。まだまだ私達はこんなもんじゃないからね!」
ウォーズマン「コーホー」
P「あ、ウォーズマン。今日は握手会なんだからくれぐれもバラエティ番組のときみたいにベアークロー出したりしないでくれよ?」
ウォーズマン「アワワ…」
未央「…はぁ…」
凛「未央、もう何回目なの、その溜息」
未央「だってさぁ…」
凛「仕方ないよ。プロデューサーだって一生懸命掛け合ってくれたんだからさ」
未央「それは分かってるけど…でも、やっぱり割り切れないよ」
未央「しぶりんは納得出来るの?次のライブに出られないんだよ、私達」
凛「デビューの時期の問題だって言われたでしょ。ライブに出演するメンバーを決めるときには私たちはまだデビュー直後だったんだから」
未央「うぅー…わかってる、わかってるけどさぁ…」
ウォーズマン「…コーホー」ポンッ
未央「やっぱり悔しいよぉー…」ギュッ
ウォーズマン「コーホー」ポンポン
凛「その分私達は当日裏方の手伝いをするって決めたでしょ?年末の大型ライブには絶対出るためにも、少しでもいろんなことを覚えておこうって」
凛「言いだしっぺがいつまで愚痴愚痴言ってるの」
ウォーズマン「コーホー」
凛「ウォーズマン、あんまり未央を甘やかしちゃダメだよ」
ウォーズマン「アワワ…」
凛「ほら、未央もいい加減切り替えなって」
未央「うぅー…ごめん、未央ちゃんがんばる…」
ウォーズマン「コーホー」ヨシヨシ
凛「未央は今日もスタッさんに同行してお手伝いなんでしょ?音響だったっけ」
未央「うん。しぶりんは照明さんだったよね」
凛「ウォーズマンは?何を手伝うんだっけ?」
ウォーズマン「広報」
ポーラマン戦は個人的にウォーズマンのベストバウトだと思う
仕事なんで寝るどす
コーホー
未央「ただいまーっ」ガチャッ
凛「あ、おかえり未央」
未央「あれ、しぶりんだけ?」
凛「うん。ウォーズマンは今日は1人で収録なんだって」
未央「またピンのお仕事かぁ、すっかり人気に差がついちゃったねぇ」
凛「でも私達だって個別に仕事が来るようになったじゃない」
未央「それでもさぁ、やっばウォーズマンには適わないよね」
未央「この前のバラエティ企画の金網デスマッチとか物凄い反響だったらしいじゃん」
凛「ああ、幸子との時間無制限1本勝負だっけ。…確かに凄かったね。私も見入っちゃったよ」
未央「ウォーズマンあんな特技もあったんだねぇ。錐揉み回転しながらベアークローで突撃とかハリウッドレベルのアクションだったよね」
凛「まあ、それをゴングでガードした幸子も幸子だけどさ」
未央「私達もまだまだ頑張らないとねえ。まずはパロ・スペシャルの練習でもしてみる?」
凛「やめなよ。何でよりによってそっち路線に頑張ろうとするの」
凛「それにこの前みくに試し掛けして悶絶させたのもう忘れた?」
未央「もぉ~、それはもう忘れてよぉ。ちょっとした好奇心だったんだってば」
凛「うん、その好奇心が同僚にあんなアイドル生命終了されかねない顔をさせたんだよね」
ウォーズマン「コーホー」ガチャッ
未央「あ、おかえりウォーズマン!」タタッ
凛「おかえり。今日はベアークロー出したりしなかった?」
ウォーズマン「コーホー」
未央「お疲れ様ー。あ、3人揃ったことだし晩ご飯食べにいかない?しぶりんもご飯まだでしょ?」
凛「私は別に構わないけど…ウォーズマンは?帰ってきたばっかりだし」
ウォーズマン「吉野家」
凛「あ、お腹空いてるんだね」
イラッシャイマセー イラッシャーイ マッテローヨ
凛「今更だけどさ、現役アイドルが3人揃って牛丼屋っていうのも、何だかアレだね」
未央「本当に今更だよ!せめてお店に入る前に言おうよ!」
ウォーズマン「コーホー」
凛「あんまり大きな声出さないでよ。またさっきみたいに騒ぎになるよ?」
未央「うぅ…ゴメン。いやぁ、まさか町中であんなにファンの人達に囲まれるなんて想像してなかったからさぁ」
凛「一応帽子と眼鏡で変装っぽい事はしてるけど…ただでさえ目立つんだからさ」チラッ
ウォーズマン「コーホー」カキカキ
ファン「ありがとうございます!」
ファン「あ、あのっ、握手もいいですか?」
ウォーズマン「コーホー」ギュッ
凛「…ウォーズマンは変装のしようがないよね」
未央「アレは?先週の遊園地での撮影のとき貰った特大着ぐるみ」
凛「ああ、あの熊(?)みたいなやつ?…余計目立つよ。むしろ「中身は誰だ」って注目集めちゃうよ」
店員「注文を頼む」
凛「あ、私並みで」
未央「じゃあ私は大盛りでー」
凛「ウォーズマンは?」
ウォーズマン「牛丼特盛りつゆだく玉子おしんこ付き」
店員「注文承った。すぐに調理に取り掛かるのが店員のルールだろう」
未央「…何だか個性的な店員さんだね。めっちゃ良い声だし」
凛「前から思ってたけど、ウォーズマンって実はもう日本語ペラペラなんじゃないの?」ジロッ
ウォーズマン「アワワ…」
P「ウォーズマン、アイドルバトルのオファーが来たぞ!」
ウォーズマン「コーホー?」
未央「またウォーズマンだけー?未央ちゃん達は?」
P「ああ、今回はタッグマッチだからな。何だったら未央がコンビとして一緒に参加するか?」
P「ちなみに今回は雫とフェイフェイの2000万パワーズと、場外に剣山敷き詰めたリングでのソードデスマッチだけど」
未央「しぶりん出番だよ!」
凛「嫌だよ。って言うかそれ普通に駄目な企画じゃないの?」
P「安心しろ。剣山はゴム製だからリングアウトしても危険は無いぞ」
凛「だったら最初から普通でいいじゃん…」
ウォーズマン「コーホー」
P「えっ?それだけだと面白みが無いし折角だから変わった衣装で参加するのはどうかって?」
ウォーズマン「コーホー」
P「ああ、この前貰ってきたあのクマの着ぐるみか…。確か2着あったよな。よし未央」
未央「何でやたら私推しなの!?」
凛「いいじゃない未央。ウォーズマンばっかり仕事が来るって愚痴ってたし。いい機会だよ」
未央「しぶりんに譲るよ!」
凛「ゴメンね。私にもしものことがあったら実家の花屋の未来が、さ」
未央「私に何かあったって大変だよ!この前さっちーがベアークローでグサーッてされたの忘れてないよ!?」
ウォーズマン「アワワ…」
P「あまり気にするなって言っただろウォーズマン。アレは両者エキサイトしてたし不慮の事故だって」
P「現に幸子もスタドリぶっかけたら復活しただろ?回復しすぎてマグネットパワーに目覚めるぐらい」
未央「あー、だから最近プロデューサーさっちーに引っ張られると思ったよ」
凛「この前なんて「輿水ボンバー!」とか言いながら抱きついてたもんね」
P「字面だけ見ると茜の必殺技みたいに聞こえるよな」
ウォーズマン「コーホー」
未央「お疲れ様ー。はいタオル」
凛「流石だったね、ウォーズマン」
マイケル「凛チャン未央チャン、こっちはみくにゃ」ズボッ
みく「ぷはーっ!あっついにゃあ!着ぐるみ着たまま1試合とかハンパないにゃあ!」
未央「でもやれちゃうところがみくにゃんらしいよねぇ」
凛「っていうことは、こっちがウォーズマン?」
ベルモンド「コーホー」コクッ
未央「あはは、カワイイカワイイ」モフモフ
ベルモンド「コーホー」モゾモゾ
みく「って何でみくがウォーズにゃんと組んでるのにゃ!しかもクマって、よりによってクマって!みくは猫だよ!?」
凛「ヘルズ・ベアーズ。本格的にユニット化できないかってプロデューサー割と真剣に悩んでたよ」
みく「ちょっと待てぃ!全力で止めてくるにゃあ!」ドダドダ
未央「あー、首から下クマのままで行っちゃったよ…」
凛「今回も白熱してたね、ウォーズマン」
ベルモンド「コーホー」モゾモゾ
未央「ホントだよ。ロングホーントレインの時フェイフェイが足挫かなかったら危なかったかもね!」
凛「その前のスプリングマンとかな子の試合も盛り上がったね。かな子は惜しくも負けちゃったけどさ」
ベルモンド「コーホー」モゾモゾモゾ
凛「…もしかして脱げないの?」
ベルモンド「アワワ…」
P「とうとうこの日がやってきたな…」
凛「こんな大舞台で私達ライブやるんだね……」
未央「うわっ!ねぇ見て見て!お客さんの数ものっ凄いよ!」
ウォーズマン「アワワ…」
P「今年最後の一大イベントだからなあ」
P「お前達3人はこれが初のライブになるんだな…
凛「うん。…流石に、初ライブがこんな大観衆の前っていうのは、緊張するね」
ウォーズマン「コーホー」ポンポン
凛「…ふふ、ありがと。そうだよね。3人一緒なら大丈夫だよね」
未央「う、ウォーズマン、私も緊張してきちゃった…」
ウォーズマン「コーホー」ポンポン
未央「はふぅ……ちょっと落ち着いた。ありがとウォーズマン」
ウォーズマン「コーホー」
P「…よし、次はお前達の出番だ。準備はいいな?」
凛「うん……行こう、未央、ウォーズマン」
未央「2人とも、さっき決めた掛け声は忘れてないよね?」
ウォーズマン「コーホー」
スタッフ「ニュージェネレーションさん、お願いします!」
P「さぁ行って来い!ここからはお前達のステージだ!」
「「「はいっ!!(コーホー!)」」」
まゆ『はぁい、安部菜々さん、マンモスマンさんの「ウサミン・ロック・ジャイロ」にもう一度拍手をお願いします』
ワーッ! ウサミーン ナナサンマジ17サイ マンモスマーン ウラギリモノー
美波『さあ、それでは次は今日が初のライブ、ニュージェネレーションの3人の登場です!』
シブリーン! チャンミオ、チャンミオ!ハァハァ コオリダ、コオリトナルノダウォーズマン!
未央「さぁ、行くよしぶりん、ウォーズマン…!」
凛「うん、いつでもいいよ」
ウォーズマン「コーホー」
未央「せぇ、のっ…!」
凛「ウォーズ!」バッ
凛「レッグ!」バッ
ウォーズマン「ブリーカーでござーい!」ババッ
ウォォォ-! クンカーシブリーン!! ミオー!ケッコンシテクレー! ウォーズマンー!ファイティングコンピューター!
未央『どうもー!今日が初ライブのニュージェネレーションでーす!』
凛『早速だけど私達の新曲聞いてくれるかな。今日、この日が初披露だよ』
ウォーズマン『コーホー』
『『『では聞いてください、「悲しみの流れ星キセキ」』』』
美波「…凄い歓声ですね」
みく「3人とも、凄いにゃあ…」
まゆ「そうですねぇ」
菜々「ナナ達も、もっと頑張らないといけませんね!」
マンモスマン「ウス、菜々さん」
ちひろ(…突っ込んだらいけないんでしょうか)
ウォーズマン『ベアークローが鋭く光り マットに広がる地獄絵図』
NG『『『この物語は1つ 星たちの出会いのキセキ』』』
未央『テンパってたら叱って 泣いてたらそばに居て』
NG『『『サンキュ!サンキュ!友達』』』
凛『雨降りの後 水たまり飛び越えて』
NG『『『走ろう 1、2、3でGO!』』』
流れ星を探そうよ 転んだら手をとって
二つ星つなぐ 魔法のキズナ
ロボットでもない 超人でもない 悲しみがリングにこぼれる
愛をしらずに 夢にはぐれて
だけどみんなで笑っていたいよ
wish open a star
ワーワー!! アンコール、アンコール! シブリーン チャンミオー デターウォーズマンスマイルー
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未央「しぶりーん!久しぶりーっ」ガバッ
凛「ちょっ、未央…いきなり暑苦しいよ」
未央「相変わらずしぶりんはクールだなぁ~、折角久しぶりに会ったのに」
凛「事務所でもちょくちょく顔は合わせてるじゃない」
未央「こうしてオフの日が合うのは随分ご無沙汰じゃないさ~。もう少しテンション上げようよぉ!」
凛「はいはい。久しぶりに3人で遊べるからはしゃいでるんだね、未央」
未央「だってさぁ、あのライブから益々私達仕事が増えて大忙しだったじゃーん」
凛「確かにね。3人一緒のオフどころか休み自体なかなか取れなかったぐらいだもんね」
凛「プロデューサーが色々無理して今日こうして3人一緒の休みを作ってくれたみたいだよ」
未央「感謝の言葉がありませんなぁ。もうプロデューサーのほうに足向けて眠れないよね」
凛「只でさえしばらく幸子のマグネットパワーでしょっちゅう引き寄せられて大変だったからね」
未央「よしのんパワーでマグネットパワー封印してもらって良かったねぇ…」
凛「ホントだよ。「埼玉県民じゃなかったら危なかった」ってプロデューサーも嘆いてたぐらいだし」
未央「あっはっはっ・・・…って、あれ、ウォーズマン遅くない?」
凛「うん、そう言われると確かに…。時間と場所はちゃんとメールしたんだよね」
未央「そりゃもちろん。あっれぇ、いつも機械のように時間に正確なウォーズマンが珍しいね」
凛「あれかな。ライブの時いきなり煙出してオーバーヒートした時の後遺症がまだ残ってるとか…」
未央「ああ~…アレね。ビックリしたよねぇ」
凛「うん。まさかいつも完璧なパフォーマンスで30分以内に仕事を済ませてたから30分以上活動するとショートするなんて弱点があったなんてね」
未央「あの時は本当にどうなっちゃうかと思ったけどさ…凄かったよね」
凛「うん…、お客さん達の歓声と、私達の声に反応して再起動してくれて…」
未央「私もライブ中なのにちょっと泣きそうになっちゃったよ…」ウルッ
凛「あ、ちょっと思い出させないでよ…今でもあのときのこと思い出すとさ…」グスッ
ウォーズマン「コーホー」
未央「うひゃあ!」
凛「うわっ!」
ウォーズマン「コーホー?」ペコッ
未央「もうっ、いきなりビックリしたよウォーズマン!っていうか遅いよっ遅刻だよ!」
ウォーズマン「コーホー…」
未央「打ち合わせの電話だった?駄目っ言い訳は許しません。お昼はウォーズマンのオゴリだねっ!」ポンポン
ウォーズマン「アワワ…」
凛「久しぶりだね、ウォーズマン」
ウォーズマン「コーホー」
凛「でもホントに驚いたよ…全然姿見せずにいきなり後ろにいるんだもんね。どっちから来たの?」
ウォーズマン「後方」
完
また芳乃様とまったり飯SSでもやろうかと思ったらいつの間にかこんなモノを書いていた…な、何を言ってるのかわか(以下略
ウォーズマンは大好きです。2世1話にてベアークローで鼻ちょうちん割るお茶目なウォーズマン大好きです。1人だけ笑いすぎだとキン肉マンにしばかれるウォーズマン愛してます
次回
卯月「はじめまして!島村卯月17歳です!残虐超人頑張ります!」
ごめん嘘です
オツカーレ
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