神谷薫「私が志々雄から日本救うわ!」 (8)

薫「剣心は絶対京都になんて行かせない!」

剣心「薫殿……拙者は……」

薫「いや私のが強いし志々雄倒し行ってあげる」

大久保「え」

左之助「嬢ちゃん冗談言ってる場合じゃねーぞ?」

弥彦「剣心より強い訳ねーじゃん」

剣心「」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1453351292

薫「お・だ・ま・り!」

剣心「キャラ崩壊してるでござる……」

左之助「これは遊びじゃねーんだよ!」

弥彦「そうだぜ!どうしちまったんだよ薫?」

薫「フッフッ……神谷活心流は人を活かす剣……本当はもうひとつの意味があるの それを教えてあげるわ」

大久保「気持ちは嬉しいが……」

薫「で、どうすんの?今なら消費税込みで……19万8千円でその役引き受けてあげるけど?」

川路「どうしますか?……大久保卿?」

大久保「ムムム……緋村ちょっと……」

剣心「?」

大久保「(一応、めんどくさいから頼みはするが、君が彼女に同行して志々雄倒してくれ)」

剣心「(合点承知でござる……)」

大久保「わ、わかった!神谷薫君、君の日本を想う気持ちは受け取った……志々雄から日本を救ってくれ!」

薫「大船に乗ったつもりで任せときなさい!」

剣心「」

大久保「」

左之助「」

弥彦「」

川路「」

馬車の中……史実ではこの日大久保利通は暗殺される

大久保「いや……その……何故君が?」

薫「何故って志々雄に狙われてそうだから護衛です 剣心は家でゴロゴロしてるけど、私の勘だと刺客は近くに潜んでますよ」

大久保「気持ちは嬉しいが、あちらでは優秀な警備の者たちがいるから心配いらんよ……」

薫「甘い!」

大久保「!?」

薫「こういう道中が一番危険なんです!」

大久保「あ、あぁ……そうだな……よろしく頼むよ……」

ガシャン!ドン!

大久保「なんだこの音は!?」

薫「噂をすればなんとやら……刺客のお出ましです」

大久保「バカな!?馬車に飛び乗るなど有り得ん!」

薫「確かに……でもこれは漫画が原作ですから!」

大久保「まぁ一理ある……で、どうすればいい?このままでは!?」

薫「普通にしててイインです!」

宗次郎「志々雄さんから伝……」

薫「ハッ!」

宗次郎「うわっ!?」

大久保「手を翳しただけで、吹き飛ばした!?」

薫「今のは神谷活心流フォースです」

大久保「ふ、ふぉーす?」

薫「説明すると長くなるんで後で、まだまだ油断できませんよ?」

暗殺者1「大久保利通!」

暗殺者2「貴様の!」

暗殺者3「首をもらいにきた!」

大久保「ここまできて……クッ!……あれ?神谷君!?」

薫「あんたたち私に勝てるとでも思ってんの?」

暗殺者1「誰だよお前は!?」

薫「2代目神谷活心流・神谷薫よ!神谷活心流は縄文時代から伝わる最強にして最高の模倣術……人の技を活かす……それが神谷活心流!」

暗殺者1「聞いたことある?」

暗殺者2「知らん……」

暗殺者3「てか早くやっちまおうぜ?」

暗殺者一同「おりゃー!!」

薫「身の程知らずが!シュワッチッ!」

暗殺者一同「ぎゃああああ!?」

大久保「神谷君、今の技は!?」

薫「神谷活心流・スペシウム光線 」

大久保「(人間業ではないな……これなら志々雄に勝てるかもしれん……)」


薫「」


道中……

薫「歩くの疲れたわね」

剣心「もう拙者ヘトヘトでござる……」

操「ダメだこりゃ……やっぱ私の仲間のが強いわ」

薫「は?私のがつえーし」

操「蒼紫様や般若君たちには勝てないよ」

薫「自分の弱さを認められないなんてかわいそう」

操「なんですッて!?」

薫「何よ!?」

剣心「二人ともストーップでござる!拙者たちの目的は志々雄から苦しんでいる人を救うのが目的デゴザロウ! こんなとこで喧嘩してる暇ないでござるよ!」

薫「そうね……剣心の言う通りだわ……ごめんね操ちゃん」

操「うぅん……私の方こそ熱くなっちゃった……」

薫「お詫びに馬を呼ぶわ」

剣心「馬って……こんな山道じゃ……」

薫「轟天!」

剣心「ほ、ほんとに現れたでござる……」

操「うわ~金ぴかでかわいい!」

薫「名付けて轟天ちゃんよ!神谷活心流に不可能の文字はない!」

剣心「(薫殿は何かの魔術師でござろうか……)」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom