P「やよいを虐める」 (28)

P「というわけで、やよいには地下に来てもらいました」

やよい「ここどこですかー?」

P「うるせぇ!黙ってろクソガキ!!」

バキィ

やよい「う」

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やよい「コホッ いきなり何を…( ;∀;)」

P「俺はなぁ、ウンザリしてんだ」

やよい「うー?」

P「お前が天使扱いされて、虐められないこの世界にな!!」

ドゴォ!!

Pの蹴りはやよいに腹部に炸裂した。
やよいの体は数メートル吹き飛び、激しく地面に叩き付けられる。

やよい「う゛っ…い、痛いですぅ」

P「さぁ ショータイムの始まりだ」

??「ちょっと待った!!」

P「誰だゴラァ!邪魔すんじゃねー!」

??「ふふ 上司に向かってその態度かね?」

スゥ

高木「やぁ」

P「しゃ、社長!?」

高木「中々楽しそうなことをしているね、君ぃ」

P「とんだ無礼を!すみませんでした!!」ズサァ

Pは床に頭をこすりつけ謝罪した。

高木「顔をあげてくれ、そして」



高木「私も混ぜてほしい」ニッコリ

テレビで映らないその顔面が、今日は輝いて見えた。

P「社長…!!」ガシッ

高木「ティーンと来たぁ!」ガシッ

二人は熱い握手を交わした。

高木「では、私が行ってくる。しっかりと見ていたまえ」

P「はい!拝見させていただきます!」


やよい「うー? 社長?助けに来てくれたんですかぁ?」

高木「おやおや、やよい君。痛そうだね、私が手当てしてあげよう」

やよい「うっうー!ありがとうございますぅ!」

高木「うんうん、いいお辞儀だ」スッ

やよい「う?」

バキィ、ドゴォ!
バキィ、ドゴォ!

社長は目にもとまらぬ速さで殴る蹴るを繰り返す。

やよい「うー!痛いですっ やめてください…」

高木「おやおや ごめんよ」

やよい「うー」

高木「」ブチッ

高木「そのうーうー言うのをやめなさい!!」

ドゴォオオオン

やよい「ウゴボッ」

やよいは吐血した。

P「社長!見事な蹴り上げです!!」

やよい「な、なんでこんなことをするんですか?」

高木「ティンと来たからかな」

やよい「そんな理由…で」

P「偉そうに反抗してんじゃねー!」

タッタッタ
バキィィィィ!!
Pは助走をつけて、やよいの顔面に飛び蹴りを当てた。

やよい「ぎゃぁああ」ブシュゥ

アイドルらしからぬ声を出して、やよいは苦しむ。
鼻の骨が折れ、鼻血が噴き出していた。

高木「君ぃ、ありがとう。君が止めてくれなかったら殺してしまうところだったよ」

P「いえいえ」

Pはやよいを助けるために飛び蹴りをしたのであった。
なんと慈悲深き事か。

P「だって殺しちゃったら勿体ないですからね!」

キラリと光る爽やかな眼鏡の後ろに、濁りきった瞳が覗いた。

??「おい、二流ども 何をしてる?」

高木「ん?誰だ?私たちの邪魔をするのは」

P「俺が殺してきます!」

高木「任せるよ」

??「まったく物騒だな、お前たちは」

スゥ

黒井「黒~」

P「黒井社長!」

高木「君か、一体何をしにきたんだね?」

黒井「くくく わかるだろ?」ニヤリ

P「なるほど」ニヤリ

高木「ティーンときた!」ニヤリ

ガシッ!
言葉が無くても伝わった。三人は手を重ねる。

P「welcom to 765Pro」

黒井「くっくっく 元気にしてたかね?弱小アイドルが」

やよい「ひっ」

黒井「まったく、いきなりおびえるなんて流石は二流と言ったところだな」

やよい「あ、あなたも私を虐めるんですよね?」

黒井「おやおや、賢くなったじゃないか!この前まで池沼だったのにな!」

やよい「痛いのは嫌ですっ」

黒井「そうかそうか   ふん!!!!」

メリッ
黒井社長は持っていたバットでフルスイングした。
バットはやよいの顔面にめり込んだ後、激しくフッ飛ばした。

やよい「あぎやぁああああああああ」
ゴロンゴロン

今までの打撃とは比べ物にならない衝撃が加わり、やよいは痛みに体を支配される。

やよい「あがっ おごっ」ブシャァアア

鼻血が噴水のように吹き出し、頭部からも鮮血が漏れ出している。

やよい「う…」

パタリ
これまでのダメージの蓄積により、やよいは気絶した。

P「あー 気絶しちゃいましたね」

高木「君のスイングが強すぎるのだよ」

黒井「くっくっく すまないww 加減が出来ないものでな」

P「さて、じゃあ次は俺の番ですね」

スッ
Pは何かをもって、やよいに近づく

P「ほら、やよい朝だぞ」

バシャァ!

持っていたのはキンキンに冷やされた氷水だった。
それを豪快にやよいに叩き付けるようにかけた。

やよい「あぁああああああああああ」

無理やり目覚めさせられたやよいは絶叫した。

P「良く眠れたか?」

やよい「助けて…」ガクブル

やよいは頭をかかえ震えている。

P「よく眠れたかって聞いてんだよ!!」

バシッ
Pは平手打ちをした。

やよい「う」

やよいは小声でそう呟いただけだった。

P「なるほどな 痛みに慣れてるのか」

P「じゃあ、新しいことしなくちゃなぁ」ニヤリ

高木「一体何をするのだね?」

P「これですよ」

ブゥン!
Pは愛車のハーレーダビッドソンを持ってきた。

黒井「やるな」ニヤリ

黒井社長はPの真意を瞬時に読み取り、微笑みかけた。
やよいを虐待するとき、そこに765プロも961プロも無かった。

P「さて、じっとしてろよ」

Pはやよいにロープの片方をぐるぐると巻き付ける。
そして、もう片方を愛車の後ろ部分に接続した。

やよい「ひぃ な、何を?」

P「ドライブさ」ニヤリ

Pは愛車にまたがり、キーを回した。

ブロロロロロ
ブゥゥウウウウウウウウン!!

P「ひゃっはー!風になるぜ!」

やよい「うごっ うごっ」

ドムッ ドムッ
ロープに引きずられ、やよいの体はボロボロになっていく。

P「まだまだ死ぬんじゃねーぞ!」

やよい「いぎゃ いぎゃいいい!いぎゃいよー!」

P「あっはっはっは」

15分ほどPがドライブを楽しんだところで、ハーレーがガス欠になり止まった。

やよい「」

既にやよいは気絶していた。
白目をむき、可愛い口からは泡が絶えず噴き出し続けている。

高木「君ぃ なかなかいいドライブだったよ」

黒井「次は私もやりたいところだ」

P「ありがとうございます、じゃあ三人で乗りましょうか!」

P「おい!」

Pが呼ぶと、奥の方からポルシェとランボルギーニがやってきた

高木「あれは私のポルシェじゃないか」

黒井「あれは私のランボルギーニだ。いったい誰が運転してるんだ?」

??「俺だ!」

??「私です」

ガチャッ
二台の車から二人のドライバーが降りてきた

冬馬「よっ」

律子「こんにちわ」

高木「律子君!」

黒井「なんだお前か」

P「律子と冬馬には、社長の車を持ってきてもらいました」

高木「君ぃ 気が利くじゃないか!」

黒井「ふん ちょっとだけ見直したぞ」

P「いえいえ。あ、二人は帰っていいぞ」

律子「ではまた」

冬馬「じゃあな」

そうして、二人は徒歩で帰って行った。

P「これから何をするかわかりますね?」

高木「あははは 見くびって貰っては困る」

黒井「いちいち言わせるな」

P「流石です」ニヤリ

Pはやよいに新たにロープを二本巻き付けた。
そして、それぞれの先を社長たちの車の後ろに接続した。
それと同時に、自分の愛車に給油を始める。

P「さて給油も終わったことだし、始めましょう」

P「やよい、起きろ」

バシャ
例のごとく冷水により、やよいの意識を覚醒させた。

やよい「ぅ…」

意識が戻ったものの、その意識は朦朧としていた。

P「ほら、ちゃんと起きろ!」

バキィ!
Pはやよいの指をバットで砕いた。

やよい「いぎぃいいいいいいい」

これでやっと意識が覚醒した。

P「やよい、よく聞くんだぞ?」

やよい「ハァハァ、な、なにをするんですか?もう許してください…」




P「今からお前を[ピーーー]」

やよい「え?」

P「聞こえなかったか?お前を[ピーーー]んだ」

やよい「い、い、嫌です!!!やめてください!!やめて!!」

やよい「嫌です!助けてください!何でもしますから!!」

やよいは涙を流しながら懇願した。

P「お前が、この世界が、全てが悪いんだ」

Pはそう言い残すとバイクにまたがった。

P「じゃあなやよい、楽しかったぞ」

Pはそう言って、キーを回した。

ブゥウン
三台の車がエンジンを奏で、三方向に走っていく。
排気ガスをまき散らしながらタイヤが回転していく。

やよい「嫌いや嫌いや嫌ぁああああああ」

やよい「なんで、何でですか!?プロデューサー!」

やよい「ああああああああああああああああ」

プツッ
やよいの意識が崩壊する音がした。

ブゥゥウウウウウウウウン
死の音が近づいていく。


やよい「う、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー」

やよい「う、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー、うっうー」

やよい「うっうー!」
最後には最高の笑顔のやよいがそこにはいた


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