【ゆるゆり】あかり「くまさんポーチの秘密」 (63)

あかり「今日はー。あれ?結衣ちゃんは」

京子「んー。ちょっとプリント出してくるってさ。ちなつちゃんは?」

あかり「今日は職員室寄ってから来るんだって」

京子「そうなんだ」

あかり「珍しく京子ちゃんと2人きりだね」

京子「そだねー」

あかり「あ、そうだ。あかりお菓子持ってきてたんだ。京子ちゃんも食べる?」

京子「食べるー」

あかり「じゃあカバンから出して・・・あっと」ポロ

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京子(あれは・・・)

京子(あかりがいつも持ってるくまさんポーチ?)



あかり「いけない、落としちゃった」

京子「・・・なぁあかり。そのポーチの中って何が入ってんの?」

あかり「え?これはね」

ガラガラ
結衣「やぁ、みんな」

あかり「あ、結衣ちゃんこんにちは」

結衣「あれ?ちなつちゃんは居ないの?」

あかり「今日は職員室寄ってから来るんだって」

結衣「そうなんだ」

あかり「そうなの。それでねー・・・」


京子(・・・何となく聞きそびれた)

(次の日)


あかり「今日はー。あれ?今日も結衣ちゃんいないの?」

京子「生徒会に用事があるんだってさ。ちなつちゃんは?」

あかり「今日は図書室寄ってから来るって」

京子「遅くなるの?」

あかり「んー、たぶん」

京子「そっか」

京子「・・・」

京子(・・・これは、昨日聞きそびれたくまさんポーチの中身を聞くチャンス?)

京子(でもな。このタイミングで切り出すのも間が悪いっつうか何つうか・・・)

京子(なんかすごくプライバシー侵害したがってるみたいでヤダな・・・)

京子(上手い切り出し方は・・・って、悩みすぎじゃん私)

京子(サラっと聞けば問題ないっしょ!サラっと!)

京子「なぁあかり」

あかり「なに?京子ちゃん」

京子「昨日話してたくまさんポー」

ガラガラ
結衣「すまん、遅くなった」

京子(悩み過ぎた!?)

(数日後)


あかり「今日はー。あれ?結衣ちゃんは?」

京子「課題やるから遅くなるってさ。ちなつちゃんは?」

あかり「今日は家の用事で帰るって」

京子「ふーん」

京子(・・・チャンス!)

京子(ちなつちゃんもいないし、結衣もけっこう時間かかんだろ!)

京子(そして今日の私に迷いはない!)

京子「あのさーあかり。この前話してたくまさんポー」

ガラガラ
綾乃「としのーきょーこー!」

京子(伏兵!?)

(数日後)


京子「うー、カゼひいた・・・」ゴホゴホ

京子「結衣も今日は休みだし、ちなつちゃんも昨日から・・・流行ってるな」

京子「・・・けど。キョッピーは頑張って学校に来た!」

京子「なぜなら、ごらく部が私を待ってるからだ!」

京子「そしてあかりと2人きりになれば!おのずと!」

京子「くまさんポーチの秘密が明らかになるのだ!」

京子「いざ行かん、ごらく部へ!」

ガラガラ
京子「たのもー!」






シーン・・・






京子「あかりも・・・休み・・・」

メモ帳みたくネタ思いついたらだらだら書き込んで
ネタが切れたらオチつけて終わりにします

(数日後)



あかり「今日のお茶おいしい!」
ちなつ「ふふーん、でしょー」
結衣「ちなつちゃんの家から持ってきたの?」
ワイワイ

京子「・・・」

あかり「今日は貰ったカステラ持って来たよ」
ちなつ「わぁ、おいしそう!」
結衣「これが結構緑茶に合うんだよな」
ワイワイ

京子「・・・ハァ」

結衣「ん?どした京子」

京子「いや、なかなかあかりと2人っきりになれないなぁって・・・」

結衣(それはまさかの!?)

数日後)




ガラガラ
京子「おや、誰も来てない」

京子「んー、何すっかなー」

京子「そうだ!あかりに上手にくまさんポーチの中身を聞く練習しよう!」

京子「・・・あかり。この前から気になって気になって仕方ないんだ」

京子「私に答えてくれあかり!」

京子「・・・んー。何かちがうなー」

(部室の入口)
ちなつ(京子センパイ、もしや!?)



京子「うーん、違う言い方の方がいいかな。例えば・・・」



京子「・・・あかり。中身を見たい、知りたいんだ」

京子「前から、ずっとね・・・ついつい、」

京子「切り開きたくなる!」

(部室の入口)
ちなつ(おまわりさーん!?)

(数日後)



結衣「最近、京子のヤツあかりを見る目がちがうよな」
(あかりの事好きなのかな)

ちなつ「センパイもそう思います?」
(あかりちゃんのお腹切り裂いて内臓見たいのかな)

結衣「上手く行くように祈ろうよ」

ちなつ「祈るってサタンとかにですか!?」

結衣「うまく行ったら祝福しなきゃね」

ちなつ「センパイがたは邪教の信者なんですかね!?」

結衣「私は、ちょっとさみしいけどね・・・」

ちなつ「ちょっとで済むんですか。私は大泣きしますよたぶん」

結衣「ちなつちゃん。もし京子が上手く行ったら私達も・・・なんてね」

ちなつ「絶対に嫌です」

結衣「それにしても京子がなぁ。昔からそういう素振り全然なかったのに」

ちなつ「あったら今ごろ中学校に来てませんね」

結衣「そう言えばちょっと前から二人っきりになりたがったりしてたしな」

ちなつ「もう自分の意志では衝動が止められないとこまで来てるんですねたぶん」

結衣「私達も気を使って、それとなく2人きりになれるようにしない?」

ちなつ「嫌です。2人きりにするとゆるくない方の大事件が起きますよ」

結衣「まぁ、私は京子を応援するよ」

ちなつ「警察の応援呼んでいいですか?」



ちなつ「それより、結衣センパイ自身はどうなんですか?」

結衣「私?」

結衣「私はぜんぜんアリだと思うよ」

ちなつ「ごらく部じゃなくて、猟奇部だったんですか?」

結衣「まぁ、男の人の方が当たり前だけど」

ちなつ「一緒だと思うんですけど、何か特殊なこだわりがあるんですね」

結衣「私はどっちだって構わないと思ってる」

ちなつ「もしかして、私もターゲットなんですか?」

結衣「それは確かに、世間から後ろ指さされるかもだけど」

ちなつ「それで済むなら何て優しい世界なんでしょうか」

結衣「お互いに愛があれば、それでいいじゃないか。なぁちなつちゃん」

ちなつ「そこで振られると恐怖しか感じないんですが」



ガラガラ

京子「お、二人ともおーす」


結衣「あ、おす京子。(ちなつちゃん、さっきの話はナイショな?)」

ちなつ「こんにちは京子センパイ(バラしたら口封じなんですね。わかります)」

(数日後)



京子「あるスジから生徒会長が中身を知っているかもとの情報を入手した!生徒会室に行くぞ!」

(生徒会室)

バァン
京子「会長!くまさんポーチの中身教えてください!」



松本りせ「・・・・・・・・・・・」



京子「ですよねー。そして、どこにも先生はいないのよねー」

京子「やっぱりねぇー」

(数日後)




京子「おや、テーブルの上に・・・」

京子「くまさんポーチが置きっぱなし!?」

京子「あ、あかりのヤツ、忘れてったのかな・・・?」

京子「・・・」

京子「・・・今、誰もいないし・・・」

京子「・・・」

京子「ちょっとだけ・・・」

京子「・・・中見ちゃおうかな・・・」・・・ゴクリ

ジィー・・・

京子「・・・こ、これは!」











京子「結衣の写真が、ギッシリ・・・!?」

京子「まさか、あかり・・・?」












ちなつ「あー!京子センパイそれ私のくまさんポーチ!」












京子「・・・は?」






ちなつ「あかりちゃんとお揃いにしたんです。カワイイでしょ?」

京子(紛らわしいっ!!)


京子「じゃ、じゃあもしかしてちなつちゃん」

京子「あかりのくまさんポーチの中、何が入ってるか知ってる?」






ちなつ「あ、それはですね」

ガラガラ
結衣「よーす、遅れた」

京子(おのれ、結衣!またしても!)

ちなつ「今日は結衣先パイ」

結衣「やーちなつちゃん」

ちなつ「今日は何します?」

結衣「そうだな、とりあえずお茶が飲みたいな」

ちなつ「じゃ、結衣センパイのためにいれてきますね♪」

京子(ええい、今日は引き下がらん!)


京子「ちなつちゃん待って」

京子「あかりのくまさんポーチの中身、知ってる?」







ちなつ「あ、それはですね」

ガラガラ
綾乃「としのーきょーこー!」

京子(はい出た、お約束!)


京子「綾乃!話はあとからいくらでも聞くから、頼む!」

京子「今は、ちょっとだけ黙っててくれ!」

京子「・・・さーて、ちなつちゃん。あかりのくまさんポーチの中身って、何?」


ちなつ「あ、それはですね」











ちなつ「私も知らないんです。ごめんなさい」

京子(どっしぇ~~~~WWW)

>>39少し修正
京子「綾乃!話はあとからいくらでも聞くから、頼む!」

京子「今はちょっとだけ黙っててくれ!」

京子「・・・さーて、ちなつちゃん。あかりのくまさんポーチの中身って、何?」


ちなつ「あ、それはですね」











ちなつ「私も知らないんです。ごめんなさい」

京子(どっしぇ~~~~www)

(数日後)




京子「・・・よし、部室にあかりと2人だな」

京子「今日こそケリをつける!」

京子「あかり、くまさんポーチの中って何が入ってるんだ?」

京子「教えてくれ!」

あかり「うん。じゃ、見てみる?」

京子「えっ?・・・いいの?」

あかり「いいよ。はい、開けてみて」

京子「マジで?ああ、ついに、ついに・・・!」

ジィー・・・









京子「・・・え?」
















京子「中に、またくまさんポーチ・・・?」









あかり「・・・」ニコニコ











京子「・・・これも、開けていいの?」

あかり「うん、いいよ」






京子「じゃあ・・・」

ジィー・・・






京子「・・・」






京子「・・・また・・・」








京子「くまさんポーチだ・・・」




あかり「・・・」ニコニコ










京子(あかりのヤツ、笑顔がなんか不気味っていうか・・・)

京子(それに、ポーチの中にポーチって・・・何でだ?)



京子(・・・まさか)

京子(くまさんポーチの秘密を知ったものは・・・生きて帰れないとかはないよね・・・?)


あかり「京子ちゃん?」

京子「な、なに?」

あかり「もういいの?」

京子「・・・。いや」



京子「・・・」

ジィー








京子「・・・まただ。またくまさんポーチ・・・」







あかり「・・・」ニコニコ









京子「くっ・・・あかりのヤツ、何がおかしいんだ・・・」


京子「・・・こうなったら意地だ。全部開けてやる!」

ジィー







京子「くまさんポーチ、くまさんポーチ、くまさんポーチ・・・」

ジィー





京子「くまさん、くまさん、」

ジィー






京子「くま、くま、くまくまくまくま・・・・・・」









京子「うわぁぁぁぁーっ!」














京子「・・・はっ!?」

京子「夢っ!?」

(数日後)



ピンポーン
あかり「はぁーい」



ガチャリ
あかり「あら京子ちゃん」

京子「・・・あかり、お願いがあるんだ」

あかり「なぁに?どうしたの?」

京子「頼むっ、くまさんポーチの・・・」

京子「くまさんポーチの中に、何が入ってるのか教えてくれぇっ!」ドゲザ

あかり「きょ、京子ちゃんちょっと・・・」

京子「確かに、あかりの家にまで押しかけるなんてどうかしてるよ・・・」

京子「けど、お願いだ。夢にまで出てくるし・・・」

京子「知りたすぎて気が変になりそうなんだぁ~!」頭コスリツケ

あかり「わ、わかったからとりあえず部屋に上がって?」



あかり「はい、じゃあこれ。開けてみて?」

京子「・・・」ゴクリ

京子(・・・夢、じゃあないよな?)ホッペタツネリ

京子(ここは部室じゃないから、結衣も・・・綾乃も来ない・・・)

京子(じゃあ、本当に、ついに・・・!)プルプル



あかり「京子ちゃん?」

京子「いや、何でもない。大丈夫。・・・それじゃあ、遠慮なくっ!」

ジィッ!















くまさんポーチ(カラッポ)










京子「・・・は?」













京子「はぁぁぁー!?」





あかり「今度から、くらげさんポーチに変えたんだよ♪」

あかり「くまさんポーチは、もう古いよ!」





京子「・・・なっ・・・なっ・・・」ピクピク





                ナンデダァーーーーーーー!





くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、くまさんポーチの話をネットで見て思いついたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
思いつきを無駄にするわけには行かないので立てるだけ立てて挑んでみた所存ですw
以下、あかり達のみんなへのメッセジをどぞ

ちなつ「みんな、見てくれてありがとう!
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

京子「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

結衣「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいな・・・」

綾乃「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私のセリフはとしのーきょーこー!だけだよ!」

りせ「・・・・・・」ファサ

では、

ちなつ、京子、結衣、綾乃、りせ、あかり「皆さんありがとうございました!」



ちなつ、京子、結衣、綾乃、りせ「って、なんであかりちゃんが!?

改めまして、ありがとうございました!」

本当に終わり











京子「じゃ、じゃあくらげさんポーチの中身は!?」

あかり「それはね・・・」

ガチャ
あかね「お茶が入ったわよ」

京子「もうええわ」



本当の本当に終わり

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