卯月「はい。毎日朝早くから夜遅くまで私達のために頑張ってくれていますよね。感謝してます!」
モバP(以下P表記)「いやいや、そういう事じゃないんだよ。プロデューサーなんだから営業やらデスクワークやらは当然だ。そんなの他の職種でも当たり前にやることだしな」
P「俺が言ってるのは、そういうことではないのだよ」
卯月「…?どういうことですか?いまいちピンとこないんですけど」
P「そうさな、例えば…」
ホワンホワンホワンホワン…
前作
モバP「プロデューサーって大変なんだぞ?」
モバP「プロデューサーって大変なんだぞ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445528274/)
モバP「プロデューサーって大変なんだからな?」
モバP「プロデューサーって大変なんだからな?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449159368/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452702383
その1。ラブライカのエロい方の場合
美波「ただいま戻りました」ガチャ
美波「プロデューサーさん、最近ちょっと私の衣装だけ過激になっている気がするんですが…」
美波「グラビアなんだし、そういう需要が必要だという事は理解しているつもりですけど…」
美波「いくら何でも今日のスグ水エプロンというのは、プロデューサーさんの個人的な趣味じゃないか、って……プロデューサーさん?」ヒョコッ
P「はい私の趣味です」 バッサバッサ
美波「」
P「おかえり美波。すまんな、世間はすっかり美波=エロいという風評で染め上げられてしまっているようだ。まぁその色をぶちまけたのはこっちなんだけどな」 バッサバッサ
美波「あ、あの……プロデューサーさん?」
P「だが前向きに考えるんだ、別にエロいと思われているからといって美波が実際エロい娘だと決め付けられている訳じゃあない。あくまで美波は雰囲気がエロいだけで美波自身はいたって真面目で素直な良い子だというのはみんな分かっているんだからな」 バッサバッサ
美波「あ、ありがとうございます…」
P「風評っていうのは総じて無責任なイメージを押し付けるだけのもんだからな、あまり気にするな。あ、ちなみに今度はウサ耳ナースなんて考えてるんだけどどうだろうか」 バッサバッサ
美波「そ、それはそれで後でじっくりお話したいですけど…あの、聞いても良いですか?」
P「ん?どうぞ」 バッサバッサ
美波「プロデューサーさんの肩を掴んで持ち上げている、その巨大な鳥は一体…?」
P「あ、気付いたか?」バッサバッサ
P「一人寂しく残業してたらいきなり肩をガシッて掴まれてなあ…ほら、もう床に足ついてねぇや」 バッサバッサ
P「もう1時間ぐらいこうしてホバリングしてるわ。羽ばたきで書類とか吹っ飛びまくってるし」 バッサバッサ
P「……助けて?」クスン
美波「もっと切実になりましょうよぉ!」
P「肩ガッチリ掴まれてるから全然動けねぇんだよ。…痛くないのが幸いだけど」 バッサバッサ
美波「と、とりあえず降ろさないと…!か、噛み付いたりしませんよね…?」
P「今のところ特に無いなぁ。っていうかこんなデッカいのが何処から入ってきたのかが疑問だわ」 バッサバッサ
クルッポー!
美波「ひゃんっ!な、鳴きました、鳴きましたよ!」
P「そりゃ鳴くだろ、鳥なんだし」
P「っていうか鳩だったのか、コレ」 バッサバッサ
美波「全長4メートル強(目測)の鳩なんていませんよ!」
P「そうか?すまん。俺捕まってるから全然コレの姿見えないんだわ」
P「見上げてもフワッフワの腹羽毛しか視界に入らねぇ…」 バッサバッサ
クルッポー!
美波「あっ、嘴で窓を開け始めました!このまま外に行ってくれるといいんですけど」
P「うーん…それだと俺も一緒に飛び立ちそうだな…」 バッサバッサ
クルッポォー!
P「おい実際そのつもりだぞこの鳩」 バッサバッサ
美波「ぷ、プロデューサーさんっ!」 ガバッ
P「わぷっ!?」
クルポー!
美波「プロデューサーさんは…連れていかせません!」ググッ…
P「み、美波…っ!ちょ、ラクロスの網を人の頭にかぶせるのやめ…俺は虫かっ!」グギギギ
美波「違います!これは網じゃなくてクロスっていうんです!」グイグイッ
P「訂正するのはそっち!?」
P「あともう毎度の事だけど頚椎がヤバいから引っ張らないで!?」グギグギゴキゴキ
クルッポー!!
P「ああ、鳩も対抗意識燃やし始めたよ!」 バッサバッサ メキゴキ
美波「うう…プロデューサーさんは渡しません!」グギグギ
P「こっちも燃え始めたよ体育会系め!」ゴキゴキ
美波「ううう…!負けませんっ日ごろの練習の成果を今こそ見せます…!」グギグギグギ
P「お前は日頃プロデューサーの頭にクロスかぶせて引っ張る練習してるのか!?」ゴギメキゴキグギ
ポッポー!
P(ぐぉぉ…本格的に鳩(?)も俺を掴んだまま飛び出そうとしておる…流石に爪が食い込んで肩がヤバいんですけど…痛いんですけど、肩も、首も)メキゴキゴキゴキ
美波「プロデューサーさんは、まだお仕事があるんです…、次の撮影の衣装の事とか、二人きりで食事しながらゆっくり、じっくりお話するんです…!」グイグイッ
P(そんな予定も約束も覚えにないんですけど…Pは静かに余生を過ごしたいんですけど…)メキゴキゴキ
ポポーーッ!!
美波「うぅっ!凄い…気を抜いたらあっという間にもっていかれちゃう…」
P(頑張ってくれてるところ悪いけどちょっとエロいな、その言い方)
クルッポー!
P「うぉぉっ!体半分窓から出たわっすげぇ高ぇ!そうだこの事務所何階だったっけかヤバい怖い急に怖い!」ジタバタゴキゴキ
美波「プロデューサーさんっ!そ、そんな激しく暴れられたら…こ、壊れちゃいます…!(クロスが)」
P「だからいちいち言い方がエロいよ歩くゼクロス!」メキメキゴキゴ
美波「美波は忍者ライダーじゃないです!!」グイグイッ
ポポーーッ!!
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P「ってなことがあってなぁ…もう少しで高所恐怖症なのにアイキャンフライするところだったわ。…思い出すだけでタマヒュンですわ」 ブルブル
卯月「連れて行かれちゃってたらどうなってたんでしょう…でもこうして今無事って事は助かったんですよね。よかったです」
P「遥かな空へと連れ去られる寸前で偶然雪乃が遊びに来てな。スカートからマスケット銃出して巨大鳩をティロってくれたわ」
P「肩と首の骨がボロボロになったけどスタドリ飲んだら全快した上に目からビームが出せるようになったしな」ピーッ チュドンッ フヒィッ!?
P「結局あの鳩が何の目的でどこに連れていこうとしてたのか、未だに謎だわ。街中で鳩見るたびまだビクッてなるしな」
卯月「でも本当に無事でよかったです、その怪現象はそれっきりなんですよね?」
P「いやいや、これだけじゃないんだよ」
卯月「えぇっ、こんなのがまだあるんですか?今のお話だけで十分すぎるほどの衝撃なんですけど」
P「他にも、こういうことがあったんだよファッションセンター」
卯月「はい。…はい?」
ホワンホワンホワンホワン
どうして俺のデスクの下には森久保がいないんだろう…
寝るぞゴルァ!!
その2。チートでニートなダラけドルの場合
杏「うぇ~い…戻ったよ~…」ガチャッ
杏「週に3つも仕事入れてくるなんて鬼か悪魔かゴルゴムなのかなプロデューサーは」
杏「でも、これだけ働いたんだから来週は丸々オフってことでいいんだよね?むしろ2.3ヶ月ぐらい休みくれたっていいんだよ?」
杏「…あのさぁ、返事ぐらいしてくれない?黙って帰るのもアレなんだしさぁ」ヒョコッ
P「」チーン
杏「…」
P「」チーン
杏「……」
杏「おつかれー」 バタンッ
杏「いやいやいやいやいやいやいやいや!!何っ!何なのその状況!」ガチャンッ!
杏「どうしてプロデューサーが巨大ヒョウ君に飲まれてるのさ!」
P「…おー…?杏かー…?オツカーレ」
杏「うんお疲れーって下半身丸呑みされて割りと余裕だねプロデューサー。とりあえず説明してくれない?」
P「残業に疲れてついウトウトして生暖かいなあって思って気が付いたらコレですわ」ズルズル
P「あ、ちょっと今話の最中なんで飲み込むのストップしてもらえません?」ズルズルズル
P「うああ~…駄目かぁ…腰まで入った、めっちゃ生暖けぇジメジメしてる靴下脱がされてる」ズリズリ
杏「うわぁ…流石に色んな仕事してるけど人が丸呑みされていく光景は初見だよ」
P「奇遇だな、俺も丸呑みされるのは初体験だよ」ズリズリモキュモキュ
P杏「「あはははははは」」
P「たすけて」クスン
杏「いやすっごい余裕そうじゃん」
P「助けてくれぇー、杏ー」ズリズリズルズル
杏「助けたら次の年末ライブまで休んでいい?」
P「んな事許可したら俺がチッヒに消されるわぁ」ズリズリ
杏「んじゃ、おつかれー」スタスタ
P「マジかぁ…!」ズリズリズルズル
P(ふごぉぉぉ…腹あたりまで飲まれとる、畜生下半身ビクともしねぇ…!あ、ズボン引っ張られてる!ちょっ、ベルトに手をかけるのは何故ですか!?)
P(ぐわぁしまったぁ…ベルトを押さえようとしたら左腕まで…!もう何も出来ねぇ…)ズリズリズリズリ
杏「…プロデューサー?意地張ってないで杏に助けを求めようよ」
杏「いいじゃん杏は休める、プロデューサーは助かる。Win-Winじゃん」クルッ
P「」チーン
杏「ってもう右手しか見えない!?」
杏「ああもうっ!仕方ないなぁ!」ガシッ グイイッ
P「…ぷはぁっ!」ケホッ
杏「むぅぅ~……!あ、頭だけ出てきた」
P「うへぇ、生臭い…。ありがとな杏…休みはあげられないけど」
杏「もう仕方ないから諦めるよ。このままプロデューサーがこんなイグアナゴーストライカーみたいなのに食べられたら寝覚め悪いし」グイグイッ
P「杏…」
杏「ほらほら、さっさと出て来てよ。杏は1分以上の肉体労働出来ないんだからさっ」グイグイ
P「ウルトラマン以下の活動時間かよ…」
杏「んぎぎぎ…!あぁもう面倒臭いなぁ、ウインチか何か無いっけ。ウチの事務所無駄に色々あるしさ」グイッグイッ
P「あったとしてもンなモン使って引っ張られたら俺の腕スポーンするわい」ズリズリズルズル
杏「もう疲れたんだけど。仕事より頑張ってるよ今の杏。これはもう週休10日ぐらい貰わないとワリに合わないよね」グイグイ
P「何だその「日に30時間の鍛錬」みたいな超理論は」ズリズリズリズリ
P「でも、何だかんだ言いながら一生懸命頑張ってくれる杏は嫌いじゃないぞ」ズリズリズルズルモキュモキュ
杏「目の前で担当プロデューサーが捕食されるシーンなんか見たくないだけだよ」グイグイ
P「あ、助けてもらってるのに申し訳ないんだが、もうちょい頑張ってくれないか杏さんや」ズリズリズリ
杏「もう十分頑張ってるってば…どうしたのさ」グイグイッ
P「いやぁ、半分以上飲み込まれて生暖かいやらヌルヌルしてるわで気付かなかったんだけどさ」
P「何か消化されはじめてるみたいだわ」ズルズルジュルジュル
杏「あーーーーっ!!もうーーっ!!」グイグイグイッ!
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P「ってなことがあってなぁ…もう少しで巨大ヒョウ君に丸呑みされて栄養にされるところだったわ。いやぁヌルヌルだった」
卯月「もうただのパニックホラーじゃないですか…でもこうして今無事って事は助かったんですよね。よかったです」
P「偶然藍子が事務所に忘れ物を取りに来てな。ゆるふわザ・ワールドで時を止めて助けてくれたよ」
P「服がちょっと消化されたけどスタドリぶっかけたら御覧の通り豪華な陣羽織になったしな」ブォォー
P「結局あの巨大イグアナはヒョウ君とは別物だったらしいし気が付いたら消えてたから謎のままだしな。世の中不思議がいっぱいだな」
卯月「でも本当に無事でよかったです、その怪現象はそれっきりなんですよね?」
P「いやいや、これだけじゃないんだよ」
卯月「えぇっ、こんなのがまだあるんですか?今のお話だけで十分すぎるほどの衝撃なんですけど」
P「他にも、こういうことがあったんだよブルマニストしまむー」
卯月「はい。…はい?」
ホワンホワンホワンホワン
書き途中でPCフリーズとか激おこだよ森久保ぉ!
美波にバニー服着せてミナミン星人とかやらせたいので寝る
その3。鳥取名物アンラッキーガールの場合
ほたる「ただいま戻りました」ガチャッ
ほたる「あれ…誰もいない?プロデューサーさん、いらっしゃらないんですか?」キョロキョロ
ほたる「本当に誰も居ない……え、もしかして夜逃げ……いやいや経営は傾いてないって千川さんも言ってたし…」
ほたる「あ、こっちの方から物音が…プロデューサーさん、すいません遅くなりまし…」ヒョコッ
P「ぐぇぇぇ…ま、またこういう種類かよぉ…」ギチギチ
ほたる「」
P「ぐぉぉ…、お、おかえりほたる…悪いな、見ての通り…と、取り込み中でな…」ギチギチギチ
P「あだだだだっ!締め付けが強まった!えっ何?アイドルと会話すると出力増すシステムなん!?」ギチギチメキメキ
ほたる「…はっ!び、びっくりした…悪い夢見ちゃった…」
P「ところがどっこい‥‥‥‥夢じゃありません‥‥‥‥! 現実です‥‥‥! これが現実‥!」ギチギチザワザワ
ほたる「うぅ…ぐすっ…わ、私のせいでとうとうこんな事まで起こるようになってしまったんですね…ごめんなさいプロデューサー」スンスン
P「いやいや割りと前から頻繁に起きてるんだよ怪奇現象。そろそろ寺生まれの人とか地獄先生とか呼んでくるべきだよなこの事務所」ギチギチ
ほたる「と、とにかく助けますねっ!」アワアワ
ほたる(プロデューサーさんの手足に食い込むぐらいきつく蔦みたいなものが絡み付いてる…)
P「痛い痛いっ!すっげぇめり込んでる皮膚にめり込んでる!だからオッサンの緊縛シーンなんてどこに需要があるんだよ!」
ほてる「うぅ、きつく絡み付いてて全然外れません…ごめんなさい…いっそ私が代わりに縛られれば良いのに…」
P「そういう需要は十二分にありそうだけどアイドルにこんな思いをさせるぐらいだったら幾らでも俺が人身御供になってやるよ!」ドンッ
P「あーでも痛ぇ!ごめんやっぱり少しは手加減してください手足がもげる!千切れる!引っこ抜ける!」ギリギリギチギチ
ほたる「ど、どうしたら、どうしたら…」アワアワ
ほたる「…あっ、プロデューサー。私気付きました!」
P「えっ、何?助かるの俺!?」メキメキゴキゴキギリギリ
ほたる「この蔦、スズランです。ほら、ここに花が咲いてます」
P「どぉぉぉぉでもいいわぁぁあ!!」ギリギリメキゴキバキボキ
ほたる「ど、どうでもよくないですよ!スズランは花に毒があるんです。くれぐれもお花の部分を口にしないようにしてください!」
P「毒以前に物理攻撃受けてるんだけどね!?毒もあって物理もイケるとかイャンガルルガも真っ青だなこの花あだだだだだっ!」メキメキゴキゴキ
ほたる「えっと、えっと……あ、そうだハサミで…ああ、プロデューサーの手足にこんなに食い込んでたら…」
ほたる「…そうだ!給湯室に確か…」
P「刃物はやめろよー?マイ包丁持ち込むアイドル多すぎだけどこの状況で切られたら俺の手足も持っていかれるぞー」ミキゴキゴキメキ
ほたる「大丈夫です。確かこの前晶葉さんが暇潰しに作った小型火炎放射器が…」
P「それ蔦も俺も一緒にバーニングするよね!って言うかあのポンコツ博士も何て暇潰ししてるんだよ!」
ほたる「だ、駄目ですよね…やっぱり」
P「ごめん、俺まだ生きていたい。生きたまま火葬なんて千川だって流石にしな………………しな、い、と思うぞ」メキメキメキメキ
ほたる「一応持って来たんですけど…戻してきますね」
P「いや丁度いいからそんなモンそこのゴミ箱に放り込みなさい」メキゴキゴキバキメキ
ほたる「で、でもどうしましょう…このままだとプロデューサーさんが……その、言い難いんですけど…ブチッ、ていっちゃいそうです」
P「生々しい!言い難いなら無理に言わなくて良いんだからな!?」
ほたる「と、とにかく早く助けないと…助けないと…!っと、他にプロデューサーさんを助けられそうなもの、助けられそうなもの…!」オロオロ
ほたる「定規、ボールペン、エリンギ、ノートPC、少女マンガ、電卓、卓上カレンダー、シフトカー、領収書、乃々さん、ファイル…駄目です、事務所のデスクにあるようなものしかありません…!」 アゥッ
P「ここは事務所でそこは俺のデスクだからなぁ。まずは落ち着いてくれほたる、頼むから一旦落ち着いて、あっこらゴミ箱から火炎放射器拾うなソレ使ったらバーニングプロデューサーになっちまうってば!」メキメキゴキゴキ
ほたる「で、でもプロデューサーを助けないと…目の前で苦しんでるのに、何も出来ないなんて……」グスッ
ほたる「ごめんなさい、ごめんなさいプロデューサー…っぱり私は疫病神なんです…」エグ、グスッ
P「馬鹿な事を言うな、ほたるは俺の大事なアイドルだ!それを疫病神呼ばわりだなんて、ほたる本人でも許さないぞ!」ミシミシミシ
ほたる「ぐすっ…ぷ、プロデューサー…」
P「だからまずはその手の放射器を置いてくれ。微妙に噴射口がこっち向いてて凄く怖い!」メキメキメキメキ
ほたる「ぐすっ…ごめんなさい……。プロデューサーやみんなのお陰で最近ようやく前向きに考えられるようになってきたとは思っていたんですけど…」
P「ほたるが今までどれだけ苦労しかは解ってるつもりだし、今も努力し続けているのも知ってる。だから自分で自分を貶めるような事は言わないでくれ」ミシミシゴキゴキ
P「あとその放射器を放してくれ」メキメキ
ほたる「ありがとうございます…そうですよね…、私はもう、昔とは違うんですよね」
P「そうだぞ、過去を振り返るのが悪い事とは言わないが振り返っている間その足は止まってしまうんだ。約束しただろ?ほたるはこの事務所のみんなと、もっともっと遥か高い場所を目指すんだって」ミシミシゴキベキ
P「あとその放射器を放してくれ」ゴキゴキボキバキ
ほたる「プロデューサー…」グスッ
ほたる「ぐす、うぅ……ぷろでゅぅさぁあぁぁ」ポロポロ カチッ
P「こらこら泣く奴がいるか。ほたるにはもっと笑顔で居てもらいたいんだからな」
P「って熱ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
ほたる「ぷ、プロデューサー!?」
P「ぎゃぁあああああああああああああ!!!!」ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォ
ほたる「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ」オロオロアタフタ
P「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」ゴォォォォォォォォォォォォ
ほたる「あわあわあわあわあわあわあわあわあわあわあわ」オロオロオロオロ
P「にゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ゴォォォォォォォォォォォォ
乃々「ですけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 バッシャーン!
------------------------------------------------------
P「ってなことがあってなぁ…あやうくこんがりジューシーに焼けちまうところだったわ。いやぁ、熱かった」
卯月「後半怪奇現象じゃなくてただの事故です…でもこうして今無事って事は助かったんですよね。よかったです」
P「ひそかに机の下にずっと隠れてた森久保が水ぶっかけてくれてな。その後も事務所に来た娘たちが次々にバケツたっぷりの水浴びせてくれたよ。お陰で逆に風邪引いたわ」
P「あちこち焦げて頭もアフロになったけどスタドリの用法読んだらパッションPが血涙流すぐらい髪フッサフサになっちまったしな」ファサッ
P「結局あのスズランのバケモンは何だったのか、燃え尽きたから解らないけどな。あと晶葉にはペナルティでDASH村にいってもらったわ」
卯月「でも本当に無事でよかったです、その怪現象はそれっきりなんですよね?」
P「いやいや、これだけじゃないんだよ」
卯月「えぇっ、こんなのがまだあるんですか?今のお話だけで十分すぎるほどの衝撃なんですけど」
P「他にも、こういうことがあったんだよとにかく頑張る島村さん」
卯月「安心してください、頑張ってますよ。……はい?」
ホワンホワンホワンホワン
寝るぜぇ めっちゃ寝るぜぇ…
あーあ……公園にダンボールに入った川島さん落ちてないかなぁ…オヤスミー
その4。隠れポンコツ有力候補の場合
あい「今戻ったよ。随分遅くなってしまったね」ガチャッ
あい(おや、もう誰も残っていないのか?…いや、奥に明かりがついているな。また残業しているんだろうね…)ヤレヤレ
あい「P君、まだ残っているのかい?いつもの事ながら根を詰めすぎじゃないかな」
あい「たまには自宅に帰りたまえ。事務所に泊まってばかりでは家賃が勿体無いんじゃないかな?」ヒョコッ
P「オウチカエリタイ」ズブズブズブ
あい「」
P「あばばば……あ、おかえりなさいあいさん、すいませんちょっと取り込み中…もとい沈み中なんで」ズブズブ
あい「…はっ!危ない危ない…、あまりにショッキングな光景に意識を手放すところだったよ」
P(数秒手放してましたけどね)ズブズブ
あい「出来れば、この摩訶不思議な状況の説明をしてくれると助かるんだが…そんな余裕はあるかい?」
P「いつものように残業してたら突然足元に底なし沼が発生してこの有様ですわ」ズブズブズブ
P「下のフロアどうなっとるねん、って気になって電話したら特に異常ないそうで、よかった、他の部署に迷惑かからなくて」ズブズブ
あい「君には凄まじく迷惑がかかっているようだけどね」
P「本当ですよ、仕事は終わった後だから良いものの」プンスカ
あい「問題点はそこだけなのかい?大らかと言えばいいのか器が大きいといえば良いのか」
P「でも助けて欲しいです!」ズブズブズブズブ
あい「うん、とても素直な返事だね。当然助けるさ。安心したまえ」スタスタ
あい「さぁ、今行くよP君」ズブッ
あい「あっ」
P「あいさん冷静なフリして実はめっちゃテンパってるでしょ!?」ズブズブブブ
あい「しまった、私としたことが…!」ズブブブ
P「ドジッ娘キャラで売り出しましょうか?多分めっちゃウケると思いますよ」ズブズブ
あい「申し出はありがたいが遠慮させてもらうよ。これでも私は私なりの自分らしいイメージというものがあるからね」ズブズブブ
P「俺も多分同じイメージ持ってました。数秒前まで」ズブズブズブ
あい「な、なぁに。まだ慌てるような状況ではない。落ち着いて何か掴まれるようなところに手を掛けて…」ズブブブ
あい「手をかけて、手を……」
あい「どこにも手が届かないじゃあないか!」ズブズブズブ
P「手が届いてたら俺が実行してますわ」ズブズブ
P「漫才している間にもう腰まで沈んでるんですけど。このまま沈んでいったらどこに行くんでしょうね…」ズブズブズブ
あい「どこに繋がっているかもわからないなぞの底なし沼の底か…、底があれば底なし沼とは言えないがね」ズブズブ
P「でもそこのない沼なんてあります?永遠に沈み続けるんですかねぇ」ズブズブズブ
あい「ふむ…興味深い論題だね…時間があればじっくり検討してみたいところではあるが…」ズブズブ
あい「まずはこの状況をどうにかして脱しなければならないだろうね!」
P「そうですね、のんびり放している間に俺もう胸元まで沈んでますわ」ズブブブブ
あい「落ち着きたまえ。そう、何事も落ち着いて冷静に判断力を働かせることが大事だよ。まずは何か掴まれるようなところに手を…」
P「だからさっきから冷静なフリして慌てまくってるだろあいさんや!」ズブズブ
P「ぐわぁしまった!思わずツッコミのために動いたら一気に肩まで…意外と暖かくて気持ちいい!?」ズブズブズブ
あい「P君っ!今引き上げてあげるよ!」ガシッ
P「ちょ、よりによって頭掴みますか!」
P(アカン、これいつものパターンだ。力こそパワー系アイドルたちに今まで何度引っ張りまわされた事か…)ズブズブ
あい「うぅぅ~~ん……!」グイグイッ
P「あいさん以外と力弱っ!」ズブズブズブズブ
あい「失敬な…!一般的な同世代の同姓に比べれば、我ながら多少は腕力はある方だとは思うけどね…」グググッ…
あい「こんな私でも、一応か弱い女なのだからね……んんっ…!」ググッ ズブズブ
P(今までのアイドルの中で一番非力かもしれませんがな、あいさん)
あい「んんんん~~っ!!」グイグイッズブブブ
あい「ふぐぅぅぅぅ~~っ!」グイグイッ ズブズブ
P(顔を真っ赤にして必死に弱弱しい力で引っ張ろうとしているあいさん…)
あい「ふんにゅうぅぅぅ~~…!」グイッグイッ ズブブブ
P「かわいい」ズブズブ
あい「っ!?」パッ
P「あっ」ズブブブブブ
あい「な、なんだい藪から棒に…こんな状況でからかうのはやめたまえよ」
あい「自分自身の事だ、こんななりで可愛げも無いのは百も承知だよ、あまり良い歳をした大人をからかうものじゃないよ」
あい「…ただ、でも君が心にも無い言葉を軽々しく吐くような人ではないのも理解しているつもりだ。…もし、君が本当にそう思ってくれるのならばそういう…」
P「」ゴボコボゴボ
あい「…おや、P君?P君っ!?」
------------------------------------------------------
P「ってなことがあってなぁ…もう少しで沼の底に沈んでいくところだったわ。沈むのは課金地獄だけで十分だよ」
卯月「これからは事務所の中でも足元に気をつけないといけませんね!でもこうして今無事って事は助かったんですよね。よかったです」
P「泥酔して迷い込んできた打ち上げ帰りの早苗さんが底なし沼に落ちてきてな。よっぽど酒臭かったんだろうな……3人揃って沼から勢い良く噴出されたわ」
P「沼の中で窒息寸前で意識消えかけてたけどスタドリの瓶に手が触れたら卍解出来るようになったしな」 ナン…ダト…?
P「いつの間にか沼は綺麗さっぱり無くなってたし床もいつもどおりに戻ってたし、アレが何だったのかと考えると夜も6時間しか眠れないわ」
卯月「でも本当に無事でよかったです、その怪現象はそれっきりなんですよね?」
P「いやいや、これだけじゃないんだよ」
卯月「えぇっ、こんなのがまだあるんですか?今のお話だけで十分すぎるほどの衝撃なんですけど」
P「他にも、こういうことがあったんだよニュージェネのサイコ担当さん」
卯月「はい。…はい?……はいぃ?」
ホワンホワンホワンホワン
今日も仕事だ寝ないとやってられん俺は寝るぜ俺は寝るぜ俺は寝るぜ!
楓さんがダジャレを言うたびに「え、なんだって?」とボケ潰ししたい
その5。紙装甲スペランカー娘の場合
加蓮「ただいまー。プロデューサーまだいるの?」ガチャッ
加蓮「うわ、もう誰も居ない……もうこんな時間だもんね」
加蓮「あれ、プロデューサーいないの?送ってくれるって約束してたのに」キョロキョロ
加蓮「ねぇプロデューサーどこー?いないのー?」ヒョコッ
P「いるよー」ズリズリズリズリ
加蓮「」
P「おかえり加蓮。悪いな、送ってってやりたいのは山々なんだけどさ…」ズリズリズリズリ
P「その前に俺がどこかに送られそうなんだ。どうしよう」ズリズリズリ
加蓮「」
P「うぉぉ、油断したら一気にきた…!って今度はスライムかよぉ…モンスターのいる日常とか御免なんですけど…モンスター娘ならともかく」ズリズリジュルジュル
P「だからオッサンのスライム責めとかどこに需要があるんだよ…!これ服溶けたりしないよなっ?このスライム半透明だから溶かされると俺下半身キャストオフになるんですけど社会的に死ぬんですけど!」ズルズルヂュルヂ゚ュル
加蓮「」
P「か、かれーん…出来れば助けて欲しいんだけど…このままだと俺溶けてしまうかも……」ヂュルヂュル
P「……か、加蓮…?」
加蓮「」
P「し、死んでる…!?」ヂュルヂュルズブズブ
加蓮「…はっ!」
P「うわ良かった生きてたぁ!」ヂュルヂュル
加蓮「酷いなぁプロデューサー、いくら私がちょっと身体弱いからって…」
加蓮「ほんの少し心肺機能が止まってただけじゃない、大袈裟だなぁ」
P「生命の灯火消えてたことを大袈裟とか大らかすぎだろ!」
加蓮「冗談だってばー。ちょっとお花畑と川の向こう岸で手を振ってくるお婆ちゃんが見えたけど」
P「絶対川を渡るなよ!いいか絶対だぞ?フリじゃないからなマジだからな!」
加蓮「…あれ、でもウチのお婆ちゃんってまだ元気な筈なんだけど…」
P「後で電話してあげなさい!」
加蓮「はーい。…えっと、何だったっけ。…あ、そうだそうだ。プロデューサーに送っていってもらうって約束……」
加蓮「って何これ!スライム!?プロデューサー飲み込まれちゃってるし!!」
P「お前のせいで俺のこの緊急事態が霞んじゃったよ畜生…でも助けてくれぃ加蓮」ズリュズリュ
加蓮「」
P「かれーん、たすけてー、溶けるー」ズリュズリュヂュルヂュル
加蓮「」
P「かれーん、加蓮さーん?北条さん家の加蓮ちゃーん?」ヂュルジュルズリュズル
加蓮「」
P「軽々しくちょくちょく死ぬな!!」
加蓮「うわっ、ビックリした…!脅かさないでよもぉ~」
P「居眠り感覚で生命維持装置をオフにしないでくれ頼みます何でもしまむら」
加蓮「ごめんごめん、あんまりにもショッキングな光景だったもんだからうっかり死んじゃったよ」
P「目の前で担当アイドルがちょいちょい死ぬのを目の当たりにされるほうがショッキングだわ」
加蓮「待っててねプロデューサー。今その気持ち悪いウニョウニョの中から出してあげるから」ガシッ
P「えっ?いや待てやっぱいいやお前がやると何か嫌な予感しかしない誰か別の人呼んできてくれ」ズリュズリュズリュ
加蓮「水臭いこと言わないでよ。プロデューサーのピンチなんだから、私だってやる時はやるんだよ…んん~っ!」グイグイ
P(やっぱ力弱っ!このまま力み過ぎてまた逝きそうですけど)ズリュズルズリュズル
加蓮「うう~~っ…!ぜんぜん、ビクともしない………ひゃあっ!?」ズルッ ドタンッ!
P「ほら言わんこっちゃない!」
P(腕すっぽ抜けて勢い余ってすっ転びおった…うわ、良い勢いで棚にぶつかって……)
加蓮「あいたたた…お尻打っちゃったよ」サスサス
P「あ、よかったそのぐらいじゃ死なないんだな……って加蓮、後ろっ!後ろ!!」
加蓮「えっ?」クルッ
グラグラッ バターーンッ!!
P「か、かれーーん!!」
P(馬鹿デカい書類棚が倒れて加蓮が下敷きに…!)
加蓮「いったぁ~……頭ぶつけちゃったよ。ね、痣になったりしてない?」サスサス
P「お前の生命停止の定義ってどうなってんの!?」ズリュズリュズリュズリュ
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P「ってなことがあってなぁ…下手したらあのままスライムの養分にされるところだったでございますよ」
卯月「正直プロデューサーさんのことより加蓮ちゃんのほうが気になってしまいました…でもこうして今無事って事は助かったんですよね。よかったです」
P「人一人余裕で押し潰せそうな重量の棚が倒れた物音で天井裏からあやめが落ちてきてな。螺旋丸でスライムを退治してくれたんだってばよ」
P「スライムの中で随分生命力吸い取られてフラフラだったけどスタドリのキャップを偶然踏んだら魔剣レーヴァテインを召還できるようになったしな」ジャキーン
P「スライムがどこから来たのかも分らないままだし、跡形も無く消えちまったから調べようがないしな、ミステリーだよ。珍獣ハンターコシミズの出番かもな」
卯月「でも本当に無事でよかったです、その怪現象はそれっきりなんですよね?」
P「いやいや、これだけじゃないんだよ」
卯月「えぇっ、こんなのがまだあるんですか?今のお話だけで十分すぎるほどの衝撃なんですけど」
P「他にも、こういうことがあったんだよ薄い本だとコロッと騙されてすぐ[ピー]されるのが様式美の島村さんや」
卯月「むむぅ~っ!むむぅ~っ! 」ペチペチ
ホワンホワンホワンホワン
召還は送り返す方やで
どうした、夜は寝るのが人間のルールだろう?
あーあ……時子の鞭をこっそりジャーキーカルパスに摩り替えてぇなぁ…
オヤスミー
>>62
おうマジだ間違えた。よぅし布団の中にズサーッてしてくるわ
あ、その前にジャンプ買ってこんとな 雪だけど
その6。お城のような建物に連れて行きたいアイドルNo1の場合
晴「うーっす。戻ったぜー」ガチャッ
晴「うっわ、もう真っ暗じゃねぇかよ……って、もうこんな時間になってたのか」
晴「おーいP-。終わったら晩飯奢ってくれるって約束だろー?いないのかよ」キョロキョロ
晴「まさか奢りが嫌だから隠れてる、なんて事は…」ヒョコッ
P「熱っ!ちょっ、流石に出来たてのおでんはヤバいって、凶器だっての!」ジタバタ
ぴにゃこら太1「ぴにゃっ!ぴにゃぴにゃ!」
ぴにゃこら太2「ぴにゃっ!」
P「熱いっ!!せめて口に入れてくれ顔にハンペン押し付けんなって熱っぢぃぃい!!」ジタバタジタバタ
晴「」
P「…はっ!おかえり晴、ここにいたらお前も危険だすぐに逃げろ!」
P「でも出来る事なら助けて欲しい!」アヂヂッ!
晴「どっちだよ!」
晴(な、なんだ何かのドッキリかぁ!?Pがデッケぇぴにゃこら太に後ろから羽交い絞めにされてる…)
晴(んでもってもう1匹のほうに熱々おでんを押し付けられてる……何かのバラエティ番組で見たような光景だぞこれ)
P「ぐわぁぁダシを擦ったハンペンが押し付けられることによって染み込んでいた熱々のダシ汁が溢れてきよる!」ジタバタジタバタ
ぴにゃこら太1「ぴにゃーぴにゃっぴにゃっぴにゃっ」グイグイッ
ぴにゃこら太2「ぴにゃっ、ぴにゃぴにゃ!ぴーにゃっ!」ガシッ
P「ま、まさか次はその餅巾着を押し付ける気じゃないだろうな……やめろぉ!油揚げの中の餅の温度はもはや兵器だぞ!?」アタフタ
ぴにゃこら太1「ぴーにゃっにゃっにゃっ」
ぴにゃこら太2「ぴにゃっ!ぴにゃっ!」
P「助けてディケイド!」オロオロ
晴「なんだこれ」
晴「ドッキリ…じゃなさそうだよな」
ぴにゃこら太1「ぴにゃっ!ぴにゃぴにゃ!」グリグリ
P「あぢぢぢぢっ!やめろっ俺はおでんの大根は割って断面にカラシをつける派なんだっ超あっちぃ!!」バタバタ
ぴにゃこら太2「ぴーにゃっにゃっにゃっにゃっ」
晴「全然状況わかんねぇけど…Pを放せよこのブサイクマスコット!」ゲシッ
ぴにゃこら太2「…ぴにゃあ?」クルッ
晴「げっ、全然効いてねぇ」
ぴにゃこら太2「ぴにゃぴにゃ、ぴーにゃにゃ、ぴにゃっ、ぴにゃ」
P「「活発ロリ娘の脚力など蚊に刺されたほどにも感じないぞ可愛いヤツめ」、だとさ」アチアチ
晴「P、コイツらの言葉分かんのかよ!」
P「プロデューサーだからな!」ドンッ
晴(プロデューサーって凄ぇ…)
ぴにゃこら太1「ぴにゃっ、ぴにゃにゃにゃっ!ぴにゃあ!」グイグイッ
P「熱いっての!ちょっ、そこは耳…耳に玉子押し付けんなダシでベタつく…!」ジタバタ
晴「チクショウ!放せよっ、Pにはこれから飯奢ってもらうんだからよ!」ゲシゲシッ
ぴにゃこら太2「ぴにゃーぴにゃっぴにゃっぴにゃっ」
晴(クソッ…モコモコしてっから全然手ごたえ…足ごたえがねぇ!あとあの笑い方ムカつく!)
P「駄目だ…晴では圧倒的に戦力不足だ…やっぱり逃げろ!そして誰か呼んでくるんだ!」
晴「で、でも…それじゃあその間にPが…!」
P「大丈夫だ。俺より大事なアイドルに万が一危害が及んだりしたら…むぐっ!?」
ぴにゃこら太1「ぴにゃっ!ぴにゃにゃっ!」グイグイグリグリ
晴「Pっ!…よくもPの口に熱々のちくわぶをっ!」
P「…あ、美味ぇ」モグモグ
晴「味を満喫してんなよ!」ゲシッ
P「俺を蹴るなよ!?」
P「くそぅ…残業も終わってようやく帰れると思ったのに……あ、次厚揚げで」
ぴにゃこら太1「ぴにゃっ」グイッ
P「もふっ、もぐ、ほふっ……んぐっ。一体俺が何をしたって言うんだ毎度毎度……おっ牛すじあるじゃん。柚子コショウで頼む」
ぴにゃこら太1「ぴーにゃっ、ぴにゃっ」グイッ
P「はふ、あふっ、熱美味っ」
晴「順応してんなよ!もてなされてるだけじゃねぇか!」ゲシゲシ
ぴにゃこら太2「ぴにゃっぴにゃっ」
P「ぴにゃこら太、そこのちくわを取ってくれ」モグモグ
晴「俺一応一生懸命アンタのこと助けようとしてるんだけどなぁ!?」ゲシゲシ
P「…ふぅ、ご馳走様でした」
晴「バーカ!バーカ!」ゲシゲシゲシ
ぴにゃこら太2「ぴにゃっ!」ガバッ
P「うぉぉっ!いきなり持ち上げられたっ!?」
P「しまった、散々もがき続けて体力が尽きている上に満腹になったせいで動けない…!」
P「おのれっ!最初からこういう算段だったのか!」
晴「回りくどすぎだろ。力ずくでいいじゃんかよ!」
ぴにゃこら太1「ぴーにゃっにゃっにゃっ」カチャカチャ
ぴにゃこら太2「ぴにゃっ!ぴにゃぴにゃぴにゃ!」スタスタ
P「うぉぉ、やっぱり連れてかれるのか畜生ユグドラシル絶対許さねぇ!」タスケテー
晴(一匹がPを持ち上げて事務所から連れてこうとして、もう1匹は律儀におでん片付けてら…)
P「晴ーっ助けてー!はるぅー!…うぇっぷ、満腹だからそんな揺らされると…」グェッ
晴「…あーもうしょうがねぇなぁ!豪華な晩飯奢れよっ!?」
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P「ってなことがあってなぁ…ぴにゃこら太達の恐るべき策略に危うく拉致られるところだったわ」
卯月「何だかお話を聞いててお腹が空きました…でもこうして今無事って事は助かったんですよね。よかったです」
P「連れていかれそうになったところで幸子が偶然通りがかってな。最近練習してた順逆自在の術で幸子を変わり身にして助かったよ」
P「満腹になったところを抱えあげられて揺さぶられてめっちゃ気持ち悪くなったけどスタドリというものがこの世に存在する事実を思い返したらウサミンロボを空間転送出来るようになったしな」ウサミン、ショータイム! ウサーッ!
P「ぴにゃこら太達が俺を何処に連れて行きたかったのか、今となっては真相は闇の中だ。…おでんはめっちゃ美味かったけどな」
卯月「でも本当に無事でよかったです、その怪現象はそれっきりなんですよね?」
P「そうだな、それっきりだ」
卯月「なら良かったです。そう何度も何度もそんな怪現象があったら堪らないですもんね」
P「そりゃそうだ。俺の身が持たない」
P「…って訳で卯月っちゃんさんや」
卯月「はい?」
P「そろそろこの鎖を解いて俺を降ろしてくれないか?」ズリズリ ジャラジャラ
卯月「駄目ですっ」エヘッ
P「せめてどこに行こうとしているのかだけでも」ズリズリ
卯月「秘密ですっ」エヘヘッ
P「せめて名刺だけでも」ズリズリ
卯月「それ別のプロデューサーさんです」ニヘッ
P(ハイライトさんいつになったら戻ってきてくれるんですか…)ズリズリズリズリ
その7。密かなヤンデレ有力株の場合
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芳乃「むむぅー、今日もお帰りが遅いのでしてー」 プンプン
芳乃「いつもいつも、みなの為に励んでおられるのでー、仕方の無いことではありますがー」
芳乃「とは言えー、こうも何度も何度もお帰りが遅くなるのはー、やはり寂しいものがあります」クスン
芳乃「そなたぁー、早く帰ってきてくださいー」
幸子「あのー……どうしてボクはプロデューサーさんのお家でおでんを食べてるんでしょう?」
ぴにゃこら太1「ぴにゃっ?」
ぴにゃこら太2「ぴにゃっ、ぴにゃぴにゃ、ぴーにゃぴにゃ、ぴにゃにゃ、ぴにゃ。ぴにゃぴにゃ。ぴーにゃ、ぴにゃぴにゃぴにゃ、ぴにゃっぴにゃぴにゃぴにゃにゃぴにゃっ。ぴにゃぴにゃ。ぴにゃにゃぴにゃぴにゃぴにゃーぴにゃっぴにゃにゃぴにゃっ」
芳乃「「貧乳」、と申しておりますー」
幸子「短っ!」
fin ナノデシテー
いつの間にこんなイカれたネタが3部作になったんだろ…そしてどうしても卯月がこんなキャラになってしまう、何故だ?
皆さんもスタドリは用法用量を守って正しくご利用下さい
オツカーレ
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