あい「私が付き合うからには」 (366)

※モバマスSS…?
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
他にも色々と注意

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[]
美羽「付き合いましゃーく!」
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さくら「三人で付き合いまぁす♪」
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沙織「付き合いさねーですけんど…」
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真奈美「付き合いも短くはないんだ」
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海「これも付き合いって言うのかね」
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の続きです
麗人の137作目
イケメンに書ける自信がないです……

過去 洒落たバー



あい「ん……」クイッ…コト

マジシャン「……」ツカツカツカツカ スト

あい「おや?」

マジシャン「隣に失礼させてもらうよ、見目麗しいお嬢さん。」

あい「……君。」

バーテンダー「何でしょうか?」

あい「彼にも私と同じものを。」

バーテンダー「畏まりました。」

マジシャン「いいのかい?」

あい「袖振り合うも、と言う奴さ。」

マジシャン「成る程、ますますアンタの事が気に入ったよ。」

あい「ますます?」

マジシャン「さっきのサックスの演奏、俺ァアレが気に入っちまってね。正確に言うと、サックスの音色で店中を魅了してるアンタに、なんだが。」

あい「そうか…フフッ、ありがとう。それで、私に何の御用かな?」

マジシャン「アンタを口説こうと思ってね。」

あい「私をか?」

マジシャン「いけないかい?」

あい「いけなくはないさ。だが…」

マジシャン「分かってるよ。アンタは言い寄られるのなんか慣れっこだろうから、当然言い寄ってくる奴を上手くあしらうのも慣れっこなんだろう。」

あい「フッ…そう言うことだ。私は簡単に口説き落とされるつもりは全くない、私は安くないからな。」

マジシャン「俺も上手くあしらわれちまうのかな?」

あい「それは君次第さ。」

マジシャン「ホゥ、じゃあこう言うのはどうだ?俺はアンタに今からちょっとしたマジックを見せる、もしそれに感心したらだ、少しだけでも俺の話を聞いちゃくれないか?」

あい「感心しなかったら?」

マジシャン「その時は潔く諦めるさ。もっともアンタは必ず感心するが。」

あい「大した自信じゃないか。」

マジシャン「男ってのは口説けると思ったから口説こうとするんだ、俺だって例外じゃない。」

あい「フフッ…君は面白いな。」

マジシャン「だろ、でも俺のマジックはもっと面白いぜ?」

あい「期待してもいいのかな?」

マジシャン「好きなだけ期待しときな、いい意味でその期待を裏切ってみせるから。」

あい「フッ……君、名前は?」

マジシャン「あいP、しがないマジシャンさ。ああ、あとそれから……」

ロケ車内



あいP「悠貴ちゃんが選んだカードは……」

並べられたトランプ「……」

悠貴「……」ドキドキ

あいP「これだろ?」ペラッ

悠貴「?!は、はいっ…!」

あい「フフッ…」

悠貴「どうして分かったんですかっ?」

あいP「悪いがそりゃァ言えねえ、企業秘密なもんで。」

あい「>>11

目線だ(小声)

あい「目線だ。」 ボソッ

悠貴「……目線…?」

あいP「企業秘密はバラさないでほしいんだがな。」

あい「フフッ…」

悠貴「えっとっ…?」

あい「マジックの基本は目線を誘導することなんだよ、このマジックのトリックは……」

あいP「それ以上はいけない。」

あい「おや、可愛い後輩の疑問に答えてあげるのが私の役目だと思ったんだが?」

あいP「その可愛い後輩に披露できるマジックが一つ減っちまう俺の気持ちも考えてほしいもんだ。」

あい「また一つ新しいマジックを思いつけば済む話じゃないか。」

あいP「簡単に言うね。」

あい「君にとっては簡単なことじゃないのか?」

あいP「そう簡単に思いつけたら苦労はしねぇよ。」

あい「フフッ、冗談さ。だがあいPくん、このマジックのトリックなら教えてあげてもいいんじゃないか?」

あいP「うーん……それもそうか。よし、悠貴ちゃん。」

悠貴「あっ…は、はいっ!」

あいP「今のマジックのやり方を教えてやろう、知りたいか?」

悠貴「教えてもらえるんですかっ?」

あいP「悠貴ちゃんにその気さえあれば。」

〜〜〜



あいP「そうそう、そこをそうして…」

悠貴「ここを…こうしてっ……」
スッ スッ スッ スッ

あいP「で、めくる。」

悠貴「めくる…」ペラッ

悠貴「…!できたっ…!」パァァァ…!

あいP「感想は?」

悠貴「何だか不思議な気分ですっ…トリックは分かっててもっ…やっぱり不思議ですっ…!」

あい「フフッ…悠貴くんは可愛いな。……今日は君のような可愛い子と共に仕事ができて嬉しいよ。…よろしく。」

悠貴「かわっ……じゃなかったっ…!こ、こちらこそよろしくお願いしますっ!」ペコッ!

あい「君まで私に魅了されないように気を付けたまえよ?」

悠貴「…は、はいっ!」

あい「私に遠慮することはないからな。」

悠貴「はいっ…分かりましたっ…!」

あいP「今日の仕事は……」




仕事の内容
>>19

ドロドロ愛憎ドラマ撮影

安価把握

すみません…今日はここまでとさせてください…

どうせ聖來も出るんだろうからいっそグレイズアインみたいな意志疎通もできない化け物にすればいいと思う

>>22
それに関しましては…



再開します

あいP「今日の仕事はドラマの撮影、それも愛憎渦巻くとびっきりドロドロした奴ときた。」

あい「最初に君がこの仕事を私に取ってきてくれたときは驚いたよ。」

あいP「驚かせるのが俺の仕事さ。」

あい「やれやれ…まったく…」

悠貴「いきなり主役をすることになったら、あいさんでも驚くんですねっ…」

あい「フフッ…私を何だと思っているんだ?」

悠貴「えっ、あっ…あのっ、あいさんって私の中だといっつもカッコよく構えてて何事にも動じない、みたいなイメージでしたからっ…」

あいP「アッハッハッハ、何事にも動じないねぇ、クククッ…!」

悠貴「あっ…!私、何かおかしなことをっ?」

あいP「いやいや、おかしなことは言っちゃいないよ。ただ…クククッ、君はあいのことをそんな風に思ってたのか。」

悠貴「はいっ…!」

あいP「そうかそうか、あいは後輩ちゃんからそんなに慕われているのか、いやはや、プロデュースさせてもらってる身としても誇らしいばかりだ。」

あいP「だがね、つい相手を驚かせたくなっちまうのが俺の職業病なんだ。そうだな…この前……」

あい「ゴホン!現場に入る前にもう一度だけ確認をしておこうじゃないか!」

あいP「……おやおや…」

あい「いいね、二人とも?」

あいP「仰せのままに。」

悠貴「えっとっ……」

あい「いいね?」

悠貴「は、はいっ…!」

あい「では役柄について改めて…」

あいP「クククッ…」

あい「…何だい?」

あいP「悠貴ちゃんも可愛いが、あいも可愛いと思っただけさ。」

あい「む……」

あいP「ああ、気にせず続けてくれ。役柄について改めて確認しておくのは俺も大事だと思うからよ。」

あい「……」

あいP「クックック…」

あい「…ゴホン!では改めて私たちの役柄について確認しておこう。私は主役の……」

悠貴「とってもカッコイイ男の人役ですよねっ!」

あい「ああ、容姿と口の巧さを利用して様々な女性を次から次へと……はぁ、この役を私が演じるときいたときは本当に驚いたよ。何せ……」

あいP「応募要項は絵に描いたようなイケメンであること。」

あい「…そうだ。」

悠貴「……?あいさんにピッタリの役じゃないですかっ?」

あい「私は女だ。」

悠貴「…………あっ…!」

あいP「>>30

ライバル役が真奈美さん、彼女役が君だ

あいP「ライバル役が真奈美さん、彼女役が悠貴ちゃん、君だ。」

あい「メイン二人を演じるのがどちらも女とは…」

あいP「応募要項は満たしすぎるぐらいに満たしている、なあ、悠貴ちゃん、二人ともハマリ役だと思うだろ?」

悠貴「はいっ!二人ともとってもカッコよくてっ、こう言ったらアレかもしれないんですけどっ…男の人よりカッコイイって言うかっ…と、とにかくっ、ハマリ役だと思いますっ!」

あいP「ほら、悠貴ちゃんもこう言ってる。」

あい「……はぁ、その手はズルいよ。」

あいP「具体的にどこら辺が?」

あい「少女の期待は裏切れないじゃないか、これで私は最高の演技をしなくてはならなくなった。」

あいP「ホゥ、そりゃあ楽しみだ。」

あい「策士め。」

あいP「策士?俺ァただのしがないマジシャンだ。」

あい「フフッ…よく言うよ。」

撮影現場



あい「君を好きな男がここにいるぞ!」ガシッ!

悠貴「きゃっ!」

あい「さあ、私のことを…」

悠貴「やめてくださいっ!」パァァン!

あい「…っ?!」

悠貴「離してくださいっ、あなたのことなんか好きでもなんでもありませんっ!」

あい「な、何故だ…?」

悠貴「あなたが私のことなんか愛してないからですっ!」

あい「違う!私は心から君を…!」

悠貴「違いませんっ!あなたにとっては私との関係だって遊びなんですっ!そうに決まってますっ!」

あい「違う、違う…違うんだ!私を信じてくれ!」

悠貴「信じられませんっ!あなたは…最低ですっ!」

あい「ユウk…」

悠貴「気安く名前を呼ばないでくださいっ!」

少し離れた場所



あいP「ホゥ、いいじゃないか。」

真奈美P「悠貴ちゃんは演技が上手ですよね。」

あいP「ああ、大したもんだよ。あの気持ちのいい張り手の音を聞いたかい?」

真奈美P「はい、音だけでも痛そうです……」

あいP「痛そうと言うか痛いぜ、ありゃァ。」

真奈美P「>>37

武道Pさんの所で修行してますからね。
そろそろ真奈美さ...真奈美の出番です。

真奈美P「武道Pさんの所で修行してますからね。 そろそろ真奈美さ……真奈美の出番です。」

あいP「クックック、まだ呼び慣れねえかい?」

真奈美P「ずっと真奈美さんって呼んでましたから……」

あいP「それがこの前から名前で呼び合う仲になった、と。」

真奈美P「えへへ…はい……」

あいP「まったく、妬けちまうよ。」

真奈美P「焼ける…?」

あいP「あんないい女に……おっと、いけない。饒舌なのも困ったもんだ、こう言うことらトリックと同じでペラペラと話すもんじゃァない。」

真奈美P「えっと…?」

あいP「おっ、真奈美さんの登場シーンだぜ。」

真奈美P「!」バッ!

あいP「何でも着こなすな、アンタの担当アイドルは。」

真奈美P「……」///ボー…

あいP「……真奈美P。」

真奈美P「……あっ……は、はい!」///

あいP「今は仕事中だぜ?」

真奈美P「す、すみません…!」

あいP「謝るこたァねえよ。美人に見惚れちまうのは男である以上しょうがないことさ。」

真奈美P「……」///

あいP(その思わず見惚れちまうほどの美人から好意を持たれてる、なんて教えてやったらどれだけ驚くことやら。)

真奈美P「………」///

あいP(……ま、それは俺が言って驚かせることじゃねえな。)

>>40 訂正


あいP「今は仕事中だぜ?」

真奈美P「す、すみません…!」

あいP「謝るこたァねえよ。美人に見惚れちまうのは男である以上仕方がねえことさ。」

真奈美P「……」///

あいP(その思わず見惚れちまうほどの美人から憎からず思われてる、なんて教えてやったらどれだけ驚くことやら。)

真奈美P「………」///

あいP(……ま、それは俺が言って驚かせることじゃねえな。)

湖畔 撮影現場



真奈美「未練たらしい奴め、その手を離せ。(真奈美Pが見てくれている…)」

あい「お前は…!」

悠貴「マナミさんっ!」
バッ!タッタッタッタッ…ヒシッ!

悠貴「マナミさんっ…」ギュッ…

真奈美「……」ギュッ…

悠貴「マナミさんっ……私っ……」

真奈美「話さなくていい。」

悠貴「………っ……」

真奈美「…何をしている?」

あい「それは私の台詞だ…!」

真奈美「ユウキの帰りが遅いから心配になって見に来たんだ、そしたら案の定お前が居たと言う訳だ。」

悠貴「すみませんっ……」

真奈美「君が謝る必要はない、君は悪くないんだから。悪いのは……全てこの男だ。」

あい「なっ…?!」

真奈美「私の恋人に何をした!言え、答え次第ではただでは済まさんぞ!(実際にこれぐらいの事が言えたらなぁ……)」

あい「>>45

彼女は君のような奴に愛されるべきではないんだよ!

あい「…彼女はお前のような奴に愛されるべきではないんだよ!」

真奈美「それはどう言う意味だ…?」

あい「分からないか?お前は卑怯者だ、お前は………っ!そうか、そういうことか…!」ツカツカツカツカ…

あい「疑問が解けたぞ、どうしてユウキが私の過去のことを…知ったのか!」ガシッ!

悠貴「きゃっ!」

真奈美「おい!」

あい「答えろ、私の過去のことを君に吹き込んだのはコイツなんだろ?」

悠貴「そ、それはっ…!」

あい「そうなんだなっ?えっ、そうだと言…!」

真奈美「……」バキィッ!

あい「…っ?!」ブワッ!ズシャァァ…!

真奈美「大丈夫か?」

悠貴「今っ……」

真奈美「女性に乱暴をする不届き者に相応しいものをくれてやっただけだ。気に止むことはない。(す、少しやり過ぎたかもしれない……)」

あい「ぐっ……お、お前……(思い切りと脚本に書いてはあったが……いや、これでもかなり加減はしてくれたのだろう……でなければ……)」

真奈美「そこで暫く大人しくしていろ、もう一度痛い目にあいたくなかったらな。(後で謝っておこう……)」

あい「馬鹿に…するな……」ヨロッ…

真奈美「立つのか、しぶとい奴だな。……ユウキ、少し下がっていろ。」

悠貴「ぼ、暴力はっ……!」

真奈美「下がっていろ。」

悠貴「……っ…」

真奈美「これは君を守るために必要なことなんだ。(筋書き通りに演技をするなら……)」

あい「………(私は覚悟を決めているよ、真奈美さん。)」

悠貴「……わかり……ましたっ……(今から主人公がライバルに一方的に殴られる痛さと怖さを教えられるシーンだけど……)」スッ…

あい「………来い。」

真奈美「言われなくても……なっ!」ダッ!

悠貴「……っ…」

湖畔 休憩中



悠貴「すみませんでしたっ!」
フカブカ…!

真奈美「すまなかった!」フカブカ…!

あい「…?悠貴くんも真奈美さんも何を謝っているんだ?」

悠貴「そのっ…思い切り平手打ちをしてしまってっ……」

真奈美「私は…その…平手打ちどころか…」

あい「ああ、そのことか。ありがとう、2人とも、おかげでいい画が撮れたよ。」

悠貴「えっ…」

あい「私を誰だと思っているんだ?」

真奈美「………フッ、そうか…余計な心配だったな。」

あい「真奈美さんに殴られたのは痛かったが。」

真奈美「えっ…」

あい「フフッ…冗談だよ。」

悠貴「>>54

あっ、真奈美さん胸が...

安価把握

一時中断します

本家の裕子は一時期迷走してマジックも披露してましたが。(汗)

>>56
ユッコ「テクニックとサイキック…似てるし同じです!」



再開します

悠貴「あっ、真奈美さん胸がっ…」

真奈美「胸…?」シュルッ…

あい「おや…」

悠貴「あのっ、それってっ…」

真奈美「ふむ、動いたせいで晒しが外れてしまったようだ。」ユサッ

悠貴(お、大きい……)

真奈美「これは一旦戻って巻き直さなくてはならんな…」

悠貴「………」ジー

あい「重要なのは食事と睡眠、それから適度な運動だよ。」ボソッ

悠貴「?!」ビクッ!

あい「フフッ…」

真奈美「ん?何か言ったか?」

あい「少し独り言を、気にしないでくれ。」

悠貴「……」///

真奈美「………?」

更衣用テント内



あい「真奈美さんの体はいつ見ても綺麗なものだね。思わず見惚れてしまうよ。」シュルッ キュッ シュルッ キュッ

真奈美「フフッ、ありがとう。私の自慢の肉体さ。」

あい「サラシはキツくないか?」

真奈美「いや、ちょうど良いぐらいだ。君はサラシを巻くのが上手いな。」

あい「何かと巻く機会が多くてね、慣れてるんだ。」

真奈美「男装をよくするから、かな?」

あい「ご名答。」

真奈美「私は男装はあまりしないからサラシは慣れなくてね…」

悠貴「男装はあんまりしないんですかっ?」

真奈美「意外か?」

悠貴「ちょっとだけっ…あいさんはよく男装してますからっ…」

あい「私がよく男装をしているのは、男装が私の魅力をよく引き立ててくれるからさ。」

真奈美「>>63

後はあいP君の趣味だったかな

真奈美「後はあいP君の趣味だったかな?」

悠貴「そうだったんですかっ?」

あい「フフッ…彼は私の男装姿をよく褒めてくれる、つまりはそう言うことだろう。」

真奈美「おやおや…」

あい「ファンを喜ばせるのがアイドルの仕事、そして彼は私の最初のファンだ。」

悠貴(あいPさんの趣味だったんだ…)

あい「真奈美さんの衣装や悠貴くんの衣装だって、少なからず真奈美P君の趣味や武道Pさんの趣味が入っていると思うがね。」

悠貴「しゅ、趣味がっ…?!(と言うことは……///)」

真奈美「む……(日頃の衣装が真奈美P君の趣味だとすると……)」

悠貴(武道Pさんはかわいい系のファッションが好き…?///)

真奈美(露出を増やすべき……なのか…?)

あい「フフッ…」

悠貴(そう言えば珠美さんや有香さんの衣装も……///)

真奈美(肌を出すことに抵抗はない…ないんだが……)

あい「よしっ。」キュッ!

真奈美「ん…!」

あい「サラシ、巻き終わったよ。」

真奈美「ああ…ありがとう、助かったよ。」

あい「どういたしまして。」

真奈美「どれ…」スクッ

真奈美「ずれないな、と…」
グッ グッ

あい「ずれるような巻き方はしない。」

真奈美「気を悪くしないでくれ、念のためさ。撮影中にズレたら洒落にならないだろう?」

あい「スタイルがいいと言うのも大変なんだな。」

真奈美「君だってスタイルはいいじゃないか。」

あい「いやいや、スタイルの良さでは真奈美さんには張り合おうとは思わないよ。そんなのはギリシャ彫刻と張り合おうとする様なものだ。」

真奈美「フッ…褒めても精々私の手手料理ぐらいしか出ないぞ?」

あい「リクエストは?」

真奈美「受け付けよう。」

あい「フフッ、さすがは真奈美さんだ。では体が温まるものを頼む。」

真奈美「体が温まるものか…了解だ。」

あい「全くもって光栄なことだよ、伝説の「請負人」『人類最強』の手料理がいただけるとは。」

真奈美「それは違うぞ、あいくん。今の私はアイドルだ。」

あい「おっと、それは失礼。」

真奈美「君だってもう一つの名で呼ばれたくはないだろう?」

あい「ああ、あの名前で呼ばれるのは気恥ずかしい。」

真奈美「フッ、なら私のこともその名で呼ばないことだ。」

悠貴(武道Pさんは可愛い服を着た女の子が趣味で……あっ、この前私のことを可愛いって……!そ、それって……!)///

真奈美「悠貴。」

悠貴「………はっ!」///

真奈美「フッ…行くぞ。」

過去 洒落たバー



あい「まさか君の言葉通りの結果になるとはね…すっかり感心させられてしまったよ、今のはどんなトリックなんだ?」

あいP「悪いがそりゃァ言えねえ、企業秘密なもんで。」

あい「企業秘密、か……いいだろう、君の口説き文句に耳を傾けてあげよう。」

あいP「と、その前にだ、アンタのことは何て呼べばいい?…『音界の覇者』さんよ。」

あい「…その名前をどうして只のしがないマジシャンが知っているんだ?」

あいP「>>73

マジシャンだからさ
マジックのネタになるのを探していたら偶然耳にしてな

あいP「マジシャンだからさ。マジックのネタになるようなのを探していたら偶然耳にしちまってな。」

あい「とすると…君はその手の話題が自然と耳に入ってくる立場の人間、ということだ。」

あいP「ホゥ、大した名推理だ。」

あい「君も「こちら側」の人間か?」

あいP「一応ね、アンタほどじゃねえが俺も少しは名が通ってるんだぜ?」

あい「………!ひょっとして君は…」

あいP「俺を知ってるのかい?」

あい「君が『奇術師』であるならね。」

あいP「アッハッハ、俺も捨てたもんじゃないな、アンタみたいな美人に名を知られているだなんてよ。」

あい「……」チラ

サックス「……」

あいP「あら、警戒されちまった?」

あい「…『口説く』、と言う言葉の意味を教えてくれ。」

あいP「意味?文字通りの意味さ。」

あい「………」

あいP「………」

あい「口説き文句は聞くと約束した…話だけは聞こう。」

あいP「律儀なんだな。」

あい「約束は必ず守るのが私のポリシーでね。」

あいP「奇遇だな、俺も約束は必ず守るのがポリシーなんだ。」

あい「早く本題に入りたまえ。」

あいP「そう急くなってお嬢さん……夜は長いんだからさ。」ニヤ

撮影現場 仮設キッチン



真奈美「なあ、真奈美P。」
タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ…!

一口大に切られたキャベツの山「………」

真奈美P「何ですか?」

真奈美「君は…えっと…その………」
タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ…!

真奈美P「…?」

真奈美「その……」
タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ…!

真奈美P「あっ!キャベツ!」

真奈美「!」ピタ!

真奈美「危ない…切りすぎるところだった……教えてくれてありがとう。」

真奈美P「いえ。それよりも……」

真奈美「……君はどう思った…?」

真奈美P「………えっ…と…?」

真奈美「だから…その…私が……その……………ふぅ…本当は君の嫌いな暴力を仕事に使う「請負人」だと知ったとき、君はどう思ったかと聞いているんだ。」

真奈美P「>>80

隕石を砕く、悪の組織を滅ぼす、宇宙人と戦う……全部真奈美さんにしかできない事です。だから……

真奈美P「隕石を砕く、悪の組織を滅ぼす、宇宙人と戦う……全部真奈美…にしかできない事です。だから……」

真奈美「だから…?」

真奈美P「…この優しい人は「正義のヒーロー」だったんだ、って思いました。」

真奈美「………!」

真奈美P「みんなのために人知れず戦ってたんだ、って。」

真奈美「…………」

真奈美P「それからこうも思ったんです……この人の側にいてあげたい…この人を支えてあげたい……」

真奈美「………」ツカ…ツカツカツカツカ…

真奈美P「寂しそう…でしたから………あっ、あげる、とか偉そうなこと言っちゃってすみま……!」

真奈美「………」ギュッ…

真奈美P「わわっ?!」///

真奈美「………」ギュゥゥゥゥゥ…

真奈美P「ま、真奈美さ…じゃなかった……ま、真奈美……?」///

真奈美「こうして抱きしめさせてくれたのは君が初めてだった……」

真奈美P「あ……」

真奈美「すまない、どうにも私には抱きつき癖があるみたいなんだ…時折君を抱きしめたくて堪らなくなる。」

真奈美P「………」

真奈美「今は料理の途中だと言うのに…ずっとこうしていたい気分だ……ダメ…かな?」

真奈美P「………ダメ、ですよ…みんなが真奈美…の作るご飯を待っているんですから…」

真奈美「フッ…そうだったな…ではもう少しだけ……こうさせていてくれ…」
ギュゥゥゥゥゥ…

真奈美P「分かりました…」

真奈美「………」

真奈美P「………」

真奈美「君には数え切れないほどの迷惑もかけたし、数え切れないほど涙も流させた…危険な目にだって何度か遭わせてしまった……それでも君は…私を人間だと言ってくれ…一緒にいてくれた…」

真奈美P「一緒にいたかった…ですから…」

真奈美「>>87

私も隣にいて欲しかったから頑張れた

安価把握

サックスでまず連想したのがミッドバレイだったんです…

お休みなさい

久美子・ザ・サイクロプス
亜里沙・ザ・パペットマスター
クラリス・ザ・パニッシャー
あい・ザ・ホーンフリーク
珠美・ザ・ブレード

>>89
銃弾を掴み取るぐらいは基本テクなのです



再開します

真奈美「私も隣にいて欲しかったから頑張れた。」

真奈美P「えへへ……」

真奈美「フフッ…」

真奈美P「俺はこれからも…真奈美…の 隣にいますから…」

真奈美「ありがとう。」ナデナデ

真奈美P「……」///

真奈美(君のためなら私は何だってできるんだ…看板に偽りなく何だって、な。)ナデナデ

真奈美P(真奈美…に抱きしめてもらってると安心する……///)

真奈美(真奈美Pを抱きしめていると…安心する…)

真奈美P「あの…俺…真奈美と出会えて…よかったと思ってますから…」

真奈美「私もだよ、君との出会いは私の人生における最大の幸運だ。」

真奈美P「真奈美さん……」

真奈美「こら、そうじゃないだろ?」

真奈美P「あっ……ま、真奈美…」

真奈美「いい子だ。」ナデナデ

真奈美P「すみません…まだ慣れなくて…」

真奈美「いいよ、少しずつ慣れてくれれば。私はせっかちではないからな。」ニコ

真奈美P「…!」///

真奈美(私もついくん付けで呼びそうになるし……)

真奈美P「………」///

真奈美「フフッ、どうした、私に見惚れてしまったか?………なんて、」

真奈美P「は、はい……」///

真奈美「えっ…」

真奈美P「………」///

真奈美「あっ…えっと……その……そ、そうか…」

真奈美P(言っちゃった…ど、どうしよう……)///

真奈美(冗談のつもりだったんだが……ど、どうしよう……)

真奈美P(だって……真奈美さんがあんまりにもカッコいいから……///)

真奈美「ご、ゴホン!あっ、アレだ!そろそろ料理に戻らないとな!」

真奈美P「あっ…で、ですね!」

真奈美「もう少しだけと言ったのにな…は、ははは!」

真奈美P「あ、あの……」

真奈美「ああ…!」パッ!

真奈美「少しの間だけと言ったのにな、つい長く抱きしめすぎてしまっていたよ!さあ、料理をしようか!」

真奈美P「は、はい!」

真奈美(はぁ……あい君は眉一つ動かさずによくもまぁ……)

撮影現場 ロケ車内



悠貴「真奈美さんはすごいですよねっ!すごいって言う言葉しか出てこないって言うか…とにかくすごくてっ…!」

あいP「言いたいことは分かるぜ。俺も真奈美さんを言い表そうと思ったら、すごい、と言う言葉以外適当なのが思いつかんよ。」

悠貴「そうなんですっ!えっとっ、例えば今日だって私たちとスタッフさん全員のご飯を「これくらい何でもない」みたいな感じで作っちゃいますしっ!」

あい「フフッ…真奈美さんは色々と桁が違うからな。」

あいP「悠貴ちゃんも憧れたりするのかい?」

悠貴「>>98

そうですね
でも、最後は真奈美さんを超えれるようになります。

悠貴「そうですねっ!でもっ、最後は真奈美さんを超えれるようになりますっ!」

あいP「ホゥ…高い目標だ。」

悠貴「どうせなら目標は高く持った方がいいって武道Pさんから教わったのでっ!……絶対無理ですけどっ…」

あい「そうでもないかもしれないよ。」

悠貴「えっ…?」

あい「確かに『力』で真奈美さんを超えることは難しい、と言うより不可能だろう。だが…君はその他のいくつかの点では既に真奈美さんさえ超えているんだ、気づいていたか?」

悠貴「私がですかっ?」

あい「少なくとも可愛さでは真奈美さんに勝っている自信はあるだろ?」

悠貴「えっ、ま、まぁ……真奈美さんはかわいいって言うタイプじゃないですからっ…」

あい「ほら、真奈美さんを超えている。」

悠貴「そんなっ…!」

あい「言いたいことは分かる。だがよく考えてみたまえ、君は真奈美さんになりたいのか?」

あい「それは違うだろう、君は君だ。ここまで言えば物分りのいい悠貴くんのことだ、私の言いたいことは理解してくれるね?」

悠貴「…………」

あい「フフッ……」

悠貴「……!わかりましたっ!」

あい「言ってみなさい。」

悠貴「真奈美さんは真奈美さん、私は私ですっ。」

あい「つまり?」

悠貴「真奈美さんの強さは「真奈美さんの強さ」、私の強さは「私の強さ」、憧れるだけじゃ手に入れることはできない。」

あい「ふむ……」

悠貴「……ですよ…ねっ?」

あい「フッ…満点だよ。」

悠貴「はぁ…合ってたっ…!」

あい「君は大した子だな。」

悠貴「「教わるべきものと見つけるべきものがある。」って、武道Pさんがよく考える機会をくれるんですっ。だから…だと思いますっ。」

あい「>>104

彼は言葉はすくないが……その生き様からは学ぶべきことは沢山あるな

あい「彼は言葉は少ないが……その生き様からは学ぶべきことは沢山あるな。」

悠貴「はいっ、もっともっと武道Pさんから色んなことを教わりたいなっ、て思うんですっ!」

あい「フフッ…頑張りたまえよ、君はまだまだ成長できる。私が言うんだ、間違いない。」

悠貴「ありがとうございますっ!」

あい「見つかるといいね、君だけの「強さ」が。」

悠貴「頑張りますっ!ふぅ…鍛錬を重ねて必ず見つけますっ、私だけの「強さ」っ!」

あい「優れた師の下には自然と優れた弟子が集う…そうは思わないか?」

あいP「俺に聞かれても困るが、悠貴ちゃんを見る限りはどうやらそうらしい。」

あい「フッ…君は持って回った言い方を好むね、武道Pさんとは正反対だ。」

あいP「自分でもそう思うよ。」

あい「私は生き様で語る者も好きだが、持って回った言い方を使う者も嫌いではないよ?」

あいP「その言葉の意味は俺の自由な解釈に任せてもらえるのかい?」

あい「私は必要以上に語らないことにしているんだ。」

あいP「じゃあ好意的に解釈させてもらうことにしよう。悠貴ちゃんの成長は楽しみにさせてもらってるよ。」

悠貴「えへへっ、ありがとうございますっ!」

あいP(この調子なら自分のスタイルを確立するのもそう先じゃないだろう。武道Pさんもまたとんでもねえのを拾ってきたもんだ。)

あい「…ん。」スクッ

悠貴「…?どうしたんですかっ?」

あい「真奈美さんの料理が終わったようだから配膳の手伝いをしようと思ってね。」

悠貴「あっ、私も手伝いますっ!」スクッ

あいP「やれやれ、レディだけに働かせる訳にはいかないじゃねえか。」スクッ

〜〜〜


真奈美「栄養学的観点から見た場合、キャベツと言うのは……」

悠貴「………」メモメモ

あい「悠貴くんは勉強熱心だな、頭が下がるよ。」

あいP「若いなァ、いや俺もまだまだ若いんだが。」

真奈美「ここが大事な部分だ、しっかりメモにとっておけよ?」

悠貴「はいっ!」メモメモ

あいP「>>110

熱心な花嫁候補がいて羨ましいな

安価把握

一時中断します

再開します

あいP「熱心な花嫁候補がいて羨ましいねェ。」

あい「君も花嫁が欲しいのか?」

あいP「まぁね、俺も男なもんで。」

あい「参考までにどの様な花嫁がお望みかお聞かせ願えるかな?」

あいP「男装がよく似合う花嫁、かな。」

あい「ふむ……男装がよく似合う花嫁か………知ってはいたが君も物好きだな。」

あいP「あぁ、どこかに男装の似合う麗人はいないもんかねェ。」

あい「……」トントン

あいP「むっ?」クルッ

あいP「何と、コイツは驚いた。こんなところに男装の似合う麗人が。」

あい「フフッ…大した偶然だね。」

あいP「これはもう運命的と呼ばざるをえねえな。」

あい「運命的、か…フッ…そして君にとって喜ばしい知らせがもう一つ、どうやらその男装の似合う麗人はマジックが好きらしいよ。」

あいP「ホゥ、マジックが。」

あい「だからもしマジックを見せたら…何かいいことがあるかもしれないよ?」

あいP「その美人はどんなマジックをご所望で?」

あい「アレがいいな…君が私を口説くのに使ったマジック。」

あいP「よし来た、アレだな。」サッ

トランプ「……」パッ

あいP「さあ、ここに取り出したるは何の変哲もないただのトランプ、ご覧の通りタネも仕掛けもございません。」

あい「フフフッ…」

過去 洒落たバー



あい「私をアイドルに…?」

あいP「ああ。」

あい「……本気で言っているのか…?」

あいP「俺が冗談言ってるように見える?」

あい「………」

あいP「俺ァアンタが欲しい。」

あい「>>118

『音界の覇者』という名を知っているならば分かるだろう?……私は何度も人の心を弄び、殺めた女だと。そんな人間がアイドルになど……

あい「「音界の覇者」と言う名を知っているならば分かるだろう?……私は何度も人の心を弄び、殺めた女だと。そんな人間がアイドルになど……」

あいP「なれるんだよ。」

あい「なっ…?」

あいP「そんなことは些細なことさ。俺は新しい上司からこう言われている、「これだと思った女を口説いてこい。」ってな。」

あい「些細なこと…だと…?」

あいP「俺の新しい上司もマジックが得意なんだ、アンタが望めば明日からでも大手を振って外を歩けるぜ?」

あい「む……私が言っているのはそういうことではない。」

あいP「じゃあどう言うことだ?」

あい「だから…私は「裏」の人間で……」

あいP「それが?」

あい「君は私をからかっているのか?」

あいP「とんでもない、俺ァいつだって真面目だ。」

あい「…………」

あいP「…………」

あい「……」シュッ…!ピタ

あいP「………」

あい「…何故避けなかった?もし私が手を止めなければ君は死んでいたぞ?」

あいP「避ける必要がなかったからさ、俺はアンタのターゲットにはなり得ねえだろうからな、今のところは。」

あい「何を根拠に…?」

あいP「俺ァ「信用できない奴」であって「悪人」ではない…違うかい?」

あい「私の事をどこまで知っている?」

あいP「そう多くは知らねえよ。これから知ることになるんだが…強いて言うならば、「音界の覇者」は自分の美学にそぐわない仕事は絶対に受けない、ってことぐらいかな?」

あい「そこまで知っているのか…」

あいP「有名な話だからな、「音界の覇者」の名前を恐れる必要があるのは「悪人」だけってのは。」

あい「フッ……子供じみた流儀だろう?」

あいP「>>124

見境のない連中に比べりゃマシだろ?

あいP「見境のない連中に比べりゃマシだ。」

あい「同じだよ。やっていることは変わらん。」

あいP「そうかい?俺ァだいぶ違うと思うが。」

あい「どんな理由があれ他人を傷付けることは許されるものではない。」

あいP「そのことによって結果的に数多くの命を助けたとしても?」

あい「……何が言いたいんだ?」

あいP「アンタの美学はちっとも子供じみたもんなんかじゃない。」

あい「………」

あいP「最高にクールな美学だ、俺ァそう思う。」

あい「クール……」

あいP「美学を褒められるのは初めてかい?」

あい「……まあな…」

あいP「それはそれは、世の中にはずいぶんと目が節穴でできている連中が多いようだ。そのおかげで俺は仕事にありつけてるワケなんだが。」

あい「君は…私の美学を認めてくれるのか…?」

あいP「アンタの美学を否定したら自分の美学までには否定しちまうことになっちまうんでね。」

あい「…!それは…つまり…」

あいP「アンタの美貌に誓って俺ァ堅気を手をかけたことはない。…俺が嘘をついてるかどうか、アンタには分かるだろ?」

あい「…………」

あいP「………」

あい「参ったな…まさか私のような「請負人」がもう1人いたとは…」

あいP「俺は金さえ貰えばどんな依頼でも引き受ける「請負人」は嫌いなんだ、奴さんたちには美学ってもんがない。」

あい「君は……」

あいP「俺はただのしがないマジシャン。……兼しがないプロデューサー。」

あい「…………」

あいP「でもまあ、アンタに面白いものを見せてやるぐらいはできると思うぜ?」

撮影現場



あい「そろそろ休憩時間も終わりだ、午後の撮影もこなすぞ。」

悠貴「はいっ!」

あい「余計なことは考えなくていい、君は君がやりたいようにやれ。」

悠貴「はいっ!」

あい「フフッ……それでは…」

悠貴「あっ…ま、待ってくださいっ!」

あい「?」

悠貴「そのっ…こんな時にすることでもないかもしれないんですけどっ………1つ質問があってっ…」

あい「ふむ…いいだろう、何なりと質問したまえ。」

悠貴「>>132

どうすればカッコよくなれますか

悠貴「どうすればカッコよくなれますかっ?」

あい「フッ…その質問に対して私はこう返すことにしている、自分の美学を貫け。…君の美学は?」

悠貴「えっ…わ、私の美学ですかっ…?」

あい「君は美学を持っている者だ。」

悠貴「私にはそんなっ……あっ!」

あい「思い当たるものがあったようだな。」

悠貴「美学…かどうかは分かりませんけどっ…」

あい「構わないよ、聞かせてくれ。」

悠貴「そのっ……私欲のために「力」を使わないことですっ。」

あい「ほう…」

悠貴「私欲のために使った瞬間に、それは武ではなく暴力になってしまいますからっ。」

あい「………」

悠貴「これだけは必ず忘れないようにしていることでっ…美学って呼べるほど立派なものじゃないですけどっ…」

あい「…フッ……立派な美学だよ、それは。」

あい「もしその美学をこれからも貫き続けることができたら……君は「カッコよく」なれる。だが…その美学は守ることがとても難しい美学だ。」

悠貴「…分かってますっ。」

あい「守れるか?」

悠貴「守りますっ!」

あい「……いい返事だ。」

悠貴「………」

あい「フッ……それにいい目だ。」

撮影現場 木陰



真奈美「………」ナデナデ

真奈美P「………」スヤスヤ…

あいP「ここにいたのか。」シュタッ

真奈美「探させてしまったか?」
ナデナデ

あいP「それなりに。」

真奈美「それは済まなかったな。」
ナデナデ

あいP「いやいや、気にする事はないぜ。事情が事情だったみたいだからな。」

真奈美「あと5分だけこうさせていてくれないか?昨夜も遅くまで仕事をしていたようでな……膝を貸した途端に……」」ナデナデ

真奈美P「真奈…美…」スヤスヤ…

真奈美「…この有様だ。まったく…休憩中とは言え仕事中だと言うのに…」ナデナデ

あいP「それだけアンタの膝枕が快適ってことだ。」

真奈美P「えへへ……」スヤスヤ…

あいP「俺ァ野暮な男にはなりたくないんでね、とてもじゃァないがこれを邪魔にする気にはなれんよ。」

真奈美「フッ…恩に着る。」ナデナデ

真奈美P「………」スヤスヤ…

真奈美「………」ナデナデ

真奈美P「………」スヤスヤ…

あいP「憎らしいほど安心しきってやがる。」

真奈美「私の膝枕はとても安心できるんだそうだ。」ナデナデ

あいP「ホゥ……」

真奈美「>>140

やっぱり寝顔も可愛いな、
こんなこと聞かれたらむくれるかもしれないが

安価把握

お休みなさい

再開します

真奈美「やはり寝顔も可愛いな…こんなことを聞いたらむくれるかもしれないが。」ナデナデ

真奈美P「……」スヤスヤ…

真奈美「むくれた顔もまた可愛いから後で言ってみようか……なんてな。」
ナデナデ

真奈美P「……」スヤスヤ

真奈美「フフッ……」ナデナデ

あいP「アンタ、最高に幸せそうだな。」

真奈美「私の至福のひと時だ。」
ナデナデ

真奈美P「まな…み……」スヤスヤ

真奈美「ん?」ナデナデ

真奈美P「一緒……です……」
スヤスヤ

真奈美「………」

真奈美P「んぅ………」スヤスヤ

真奈美「……こいつめ。」ナデナデ

真奈美P「………」スヤスヤ

真奈美「どこまで可愛ければ気がすむんだ…?」ナデナデ

あいP「アンタについては色んな噂を聞いたことがあったが、歳下好きってのは知らなかったよ。」

真奈美「それは違う。私は歳下が好きなんじゃない、好きになった相手が歳下だったんだ。」 ナデナデ

あいP「はぁ…いつか会う機会があったら、アンタのことも口説いてやろうと思ってたのによォ。」

真奈美「フッ…それは残念だったな。」ナデナデ

あいP「ああ、ホント残念だ。残念極まりない。」

真奈美P「……」スヤスヤ

真奈美「………あいPくん。」

あいP「ん、何だい?」

真奈美「頼りにしているよ。」

あいP「おいおい、俺ァただのしがないマジシャンだぜ?」

真奈美「君は美人に頼られるのに弱いと聞いている。」

あいP「そして困ったことにアンタは美人だ。」

真奈美「フフッ…」

あいP「>>148

任せておけ。気づいた時には終わってる。それがマジシャンだ

あいP「任せておきな。気付いた時には終わってる、それがマジシャンだ。」

真奈美「君が味方でよかったと思うよ。」

あいP「そりゃァ俺のセリフだ、クックック、奴さんたちにとっちゃ最悪だろうが。」

真奈美「フッ…そうだな。」

あいP「時間だ、先に言ってるぜ。」

真奈美「ああ。」

あいP「よっ。」シュンッ!

真奈美「『奇術師』…その名は有名だが、その技を知る者は非常に少ない。」

真奈美「『音界の覇者』…この名も有名だが、同じくその技を知る者は非常に少ない。」

真奈美「何故なら……」

真奈美P「んぅ……」モゾッ

真奈美「むっ…!」

真奈美P「むにゃ……うぅん……」
パチッ…

真奈美P「あれ……俺……」

真奈美「おはよう。」

真奈美P「おはようございま……あっ、俺…いつの間にか寝ちゃって…!」

真奈美「可愛い寝顔だったぞ?」

真奈美P「うぅ……」///

真奈美「とても有意義な休憩時間を過ごせたよ。」

真奈美P「………」///

真奈美「そろそろ撮影が再開する、行くぞ。」

真奈美P「は、はい……」///

真奈美「フフッ…(さてと、こちらの仕事を完璧に仕上げた上で次の仕事に取り掛かるとしよう。)」

夜 林道 撮影現場




「以上で本日の撮影は終了となります!皆さん、遅くまでお疲れ様でした!」

「「「お疲れ様でした!」」」

悠貴「ふぅ……お、終わったぁ……」

真奈美「すっかり疲れてしまったか?」

悠貴「はいっ…もうヘロヘロですっ……」

あい「フフッ…あれだけ魂のこもった演技をしたんだ。疲れて当然さ。」

真奈美「本気の演技と言うのは中々体力を使うものだからな。…いい演技だった。」

悠貴「ありがとうございますっ…!」

あい「放送されるのが楽しみだよ、悠貴君の名演に視聴者たちが魅せられている様が目に浮かぶようだ。」

悠貴「そ、そんなっ……」///

あい「きっとどこも君の話題で持ち切りになることだろう。」

悠貴「……」///

あい「>>155

胸を張るべきだよ

安価把握

すみません…一時中断します…

前昼間は直下で進めるべきって意見が出た時は「できるだけ多くの人に安価を取ってほしい」って言ってうやむやにしてたけど
実際熱心な奴以外は誰も取りに来ないんだから直下がいいって証明されましたね?

>>157
直下の方が良いでしょうか……
了解しました、進行の速度次第で直下にすることも考慮の対象とさせていただきます


リアルとか言うクソゲーが忙しいです…


再開します

あい「胸を張るべきだよ。」

あいP「そうだぜ。」ポン

悠貴「ひゃあっ?!」ビクッ!

あいP「大した役者だよ、悠貴ちゃんは。自信を持っていいぜ?」

悠貴「えっ…あっ……(び、びっくりしたぁ……)」ドキドキ…

あい「こら。」

あいP「クックック…」

悠貴「いつから私の後ろにいたんですかっ…?(全然気付けなかった…)」

あいP「さァ、いつからだろうな?悪い悪い、無防備な肩を見ると叩いて驚かせたくなっちまうのさ。」

真奈美「やれやれ…君の驚かせたがりは筋金入りだな。」

あいP「自分でもそう思うよ。…驚かせたお詫びだ、今夜の宿までエスコートするよ。さあ、俺の手を取ってくれお嬢さん。」スッ

悠貴「あっ…は、はいっ!」ガシッ スポン!

悠貴「ふぇっ?!」

あいP「クックックッ…」

悠貴「て、手が抜けっ…?!」

あいP「そらっ!」パチン!

花束「……」ポンッ!

悠貴「えええっ?!」

あいP「今日の素晴らしい演技にその花束を贈らせてもらおう。」

悠貴「て、て、手が花束にっ…?!ど、どうなってっ…?!」

あいP「悪いがそりゃァ言えねえ、企業秘密なもんで。」

あい「気を付けたまえ、次はその花束が鳩になって飛んでいくかもしれないぞ?」

悠貴「は、鳩っ?!」

あい「フフッ…冗談だ。その花束は素直に受け取ってやってくれ。」

悠貴「…………」

あいP「鳩にはならんよ?」

悠貴「ほっ……」

あいP「花束にトリックを仕掛けるような無粋な真似はしないってな。」

あい「今のマジックは?」

あいP「花束自体には仕掛けはしていないからノーカウントさ。じゃあ改めて、お嬢さん。」スッ

悠貴「……今度は抜けませんよねっ…?」

あいP「同じマジックを続けてやるような芸のない真似を俺がすると思うかい?」

悠貴「…………」ジー

あいP「>>165

気になるなら確かめればいい

あいP「気になるなら確かめればいい。」

悠貴「……」ソー…チョン

あいP「どうだ?」

悠貴「触ってみた感じは何ともありませんけどっ…」チョン チョン

あいP「マジシャンはトリック無しではマジックはできねえよ。」

悠貴「………」チョン チョン チョン…

あいP「ほら、転んだりしたら大事だ。」

悠貴「………」ソー…ギュッ

あいP「そらっ!」パチン!パーン!

悠貴「うひゃあっ?!」ビクッ

花吹雪「………」ヒラヒラヒラヒラ…

あいP「アッハッハッハッ!」

悠貴「て、手が破裂した……」ドキドキ…!

あい(3…)

あいP「違うマジックはしないとも、トリックがないとも言っちゃいないぜ?」

悠貴「も、もうっ…!」ドキドキ…!

あい「やれやれ……君と言う男は……(と言うことは……ふむ……)」

悠貴「そんなに続けてびっくりさせられたら…心臓がハレツしちゃいますっ…!(…………)」ドキドキ…!

あいP「悠貴ちゃんはいいリアクションをするからつい、な。(さてはて…)真奈美さんも……ん、真奈美さんは?」

あい「もう先に行ってしまったよ。(…………)」スッ

ワタシタチノヘヤハナンゴウシツダッタカナ?
アイサンタチノトナリ301ゴウシツデス

あい「私たちも早く行くよ。(…役者は揃ったようだな。)」

撮影現場近く とあるビルの一室



スーツ姿の男「ホテルに入ったか…」

清掃員の姿の男「どうしますか?」

スーツ姿の男「どうするもこうするもない、報酬をもらった以上はどんな事でもするのがこの仕事だ。行くぞ。」スクッ

清掃員の姿の男「はい。」スクッ

スーツ姿の男「『人類最強』も同じ人間だ……弱点はある。」スチャ

ダガーナイフ「………」

スーツ姿の男「利用できるものは利用するのが「請負人」だ。」

深夜 ホテル 廊下



従業員?「………」
ツカツカツカツカ…ピタ

ドア「302号室。」

従業員?「………」スッ…

シミター「………」

従業員?「人を一人攫うのに大層なことだ。…悪く思わないでくれよ、これも仕事なんだ。」スッ

マスターキー「………」

従業員?「…………」

302号室


カチャ キィィィ…パタン ガチャリ

従業員?「…………」ツカツカツカツカ…ピタッ

空のベッド「………」

従業員?「これは……」

悠貴「探しているのは私ですかっ?」

従業員?「!」バッ!

悠貴「>>173

命を獲るつもりはありませんが……把ッ!

悠貴「命を獲るつもりはありませんが……把ッ!」ヒュッ…ドス!

従業員?「……っ?!」

悠貴「………」スッ…

従業員?「あ………」フラッ…ドサッ

従業員?「」

悠貴「しばらく眠っていてもらいますっ。」

従業員?「」

悠貴「ふぅぅぅ……」スゥ…

悠貴「私をさらうつもりだったんでしょうけど、残念でしたね。私はただ大人しくさらわれるようアイドルじゃありません。」

従業員?「」

悠貴「師から武の教えを受けた…一人の武道家です。」

従業員?「」

悠貴「………」ゴソゴソ スッ

ロープ「……」

悠貴「縛らせてもらいます。」
ツカツカツカ…スッ

悠貴(初撃で決められてよかった…)
グルッ ギュッ グルッ ギュッ グルッ ギュッ

悠貴(もし不意打ちが成功してなかったら……)グルッ ギュッ グルッ ギュッ

従業員?「」

悠貴(この人はプロの「請負人」………勝負はわからなかった……)
グルッ ギュッ グルッ ギュッ

悠貴(皆さんは………)グルッ ギュッ グルッ ギュッ

悠貴「………」グルッ ギュッ グルッ ギュッ

悠貴(ううん……心配するだけ……)
グルッ ギュッ グルッ ギュッ

ホテル ロビー




あいP「ようこそ、俺のショウへ。」

掃除夫の姿の男「……っ…」

あいP「今宵お目にかけるのは……」

掃除夫の姿の男「くっ…!」
ガチャッ ダァン!

S&W M500「……」シュゥゥゥゥ…

あいP「おいおい、アンタせっかちだなぁ。」ポン

掃除夫の姿の男「?!」
バッ!ガチャッ!

あいP「だからそう焦るなっての。」
ポン

掃除夫の姿の男「?!?!」

あいP「余裕のない男はモテないぜ?」

掃除夫の姿の男「お前は……?」

あいP「俺ァただのしがないマジシャンさ。」

掃除夫の姿の男「ふ…ふざけるなっ…!」ガチャッ ダァン!

あいP「ふざけてねえっての。」シュンッ!

掃除夫の姿の男「消え…」

あいP「アンタさァ、人の話とか最後まで聞けないタイプ?」ポン

掃除夫の姿の男「?!(また背後に…?!)」

ホテル 屋上



あい「今夜はいい風が吹く…そうは思わないか?」

スーツ姿の男「思わんな。」スラッ スラッ

ダガーナイフ×2「………」

あい「そうか…それは残念だ。」スッ

サックス「……」

あい「>>181

聞かせよう。君に贈るレクイエムを

あい「聞かせよう。君に贈るレクイエムを。」スゥ…

スーツ姿の男「舐めた口を…」シュバッ!

スーツ姿の男「……きくな!」スカッ

あい「………」

スーツの姿の男「なっ…?!(コイツ…俺の攻撃を見切って…)」

あい「すぅ……」〜♪

スーツの姿の男「ガッ…!!」
ドゴォッ!ビュンッ…!ドゴォォォォン…!

あい「………」

スーツ姿の男「ガ…ハッ………な、何が………?」

あい「知らないのか?音と言うのは…空気の振動なんだ。つまりだ…強い音と言うのは……」

スーツ姿の男「!!」 シュバッ!
ドゴォォォォォン!

スーツ姿の男「ハァ…ハァ……強力な衝撃波……と言う訳か……(デタラメな威力だ…)」

あい「そう言うことだ。ふむ…今のを避けるとは……」

スーツ姿の男「ぐっ……馬鹿に…するな!」シュバッ!

あい「……」サッ ギィィィィィン!

スーツ姿の男「止めた……?!」

あい「このサックスは特別製でね、刃物を受け止めるぐらいなら訳はないんだ。」

スーツ姿の男「チイッ…!」バッ!

あい「逃がさんよ。」シャッ!ブンッ!

スーツ姿の男「は……?」
ビュンッ…ドゴォォォォォン!

あい「ちなみに鈍器としても使用できる。」

スーツ姿の男「ハァ………ハァ………ハァ……ハァ………(な、何なんだ…何なんだ……?!)」

あい「君たちは既に六人のアイドルを攫っている、立派な「悪人」だ。」

スーツ姿の男「何……を……」

あい「私は…「悪人」に容赦はしない。」

スーツ姿の男「……っ!!」ゾクッ…!

あい「…………」

スーツ姿の男(俺が…ビビっている…?この……俺が……手も足も……出ず……に……?)

あい「すぅ……」

ホテル 外庭



夜間迷彩の男「う、うわあああああ…!」ダァン!ダァン!ダァン!ダァン!

真奈美「……」

夜間迷彩の男「うわあああああ……あ…?」カチッ…

真奈美「終わりか?」

夜間迷彩の男「あ…ああああ………」

真奈美「私は終わりかと聞いているんだ?」

夜間迷彩の男「ああ……ああ………あああ………」

真奈美「>>188

何が目的かはしらない。だから全て吐いてもらうよ

安価把握

お休みなさい

再開します

真奈美「何が目的かは知らん。だから全て吐いてもらうぞ。」 ザッザッザッザッ…

夜間迷彩の男「あ……ああ……」
ズサリ…ズサリ…

真奈美「アイドルに復讐を仄めかす手紙を送りつけてから攫う、その目的は何だ?」

大鎌を持った男「……」 シャッ!

真奈美「お前たちの雇い主は……」

大鎌を持った男(首がガラ空きだ!)
ブンッ!バリィィィィン!

大鎌を持った男「………は…?」

刃が粉々になった大鎌「………」

真奈美「……」ガシッ!ヒョイ

大鎌を持った男「…っ!!」ブラーン…

真奈美「お前にも吐いてもらうぞ。」

大鎌を持った男「お、俺の鎌に何をした……?」

真奈美「私は何もしていない。ただ、君の大鎌では私の体に傷は付けられなかったと言うだけのことだ。」

大鎌を持った男「そんな……馬鹿な話が………」

真奈美「現実は小説より奇なり、だ。ああ、言い忘れていたが……」
ヒュゥゥゥゥン…ダァァァァン!

真奈美「む…狙撃か……」カラーン…

潰れた12.7x99mm NATO弾 「……」

大鎌を持った男「………は…はは……(こんなの……もう……)」

真奈美「お前たちの仲間には腕のいいスナイパーがいるようだな。」

ホテルから 2km 山中



狩人風の男「確かにヘッドショットだった……よな……?」

バレットM82「………」シュゥゥゥゥ…

狩人風の男「マテリアルライフルによる狙撃を受けても…風穴が開首筋どころか…かすり傷一つすらつかないと言うのか……」

狩人風の男「ば、化けも………」
ヒュンッ バシュン!

狩人風の男「かっ…?!(狙…撃……?)」フラッ…

狩人風の男(木々に溶け込んでいるオレを……どう……やって……?)バタリ…

狩人風の男「」

ホテルから6km ビルの屋上



七海P「クリア。」

SIG-50「………」シュゥゥゥゥ……

七海P「安心しろ、麻酔弾だ。2時間もすれば目が醒める。」ガチャッ ダァァァァン…!

七海P「…………」

七海P「…クリア。残りを掃討する。」
ガチャッ

七海P「Eine verpasste Arbeit sein.(受ける仕事を間違えたな。)」
ダァァァァン…!

ホテル 外庭



真奈美「私に傷を付けたければ核ミサイルでも撃ち込むことだな。」

大鎌を持った男「ば、化け物………」

真奈美「言われ慣れている。」

夜間迷彩の男「あ……ああ……あっ……そ、そうだ…!こちらには人質がいるんだぞ?」

真奈美「ほう…」

夜間迷彩の男「お前の男は……今頃……!」

真奈美「仲間に連絡を取ってみるといい。」

夜間迷彩の男「なっ……?」

真奈美「真奈美Pは私の最大の弱点だ、狙わられることぐらい簡単に予想ができる。」

301号室



大柄な従業員?「が……あ……」
ドサッ…

保奈美P「…………」

真奈美P「……っ…」

大柄な従業員?「」

真奈美P「はぁ……はぁ………」

保奈美P「大丈夫と言える状態にあることを否定することはしないかい?」

真奈美P「はい……」

保奈美P「>198」

保奈美P「ベッドの中に防具が入っていないと言うことはない、念のために着ておかない理由はないと思わないことはない。」

真奈美P「あらかじめ清掃員として潜入していた忍ちゃんが…色々と……仕掛けていたんですよね…」ゴソゴソ

真奈美P「ありました。」

保奈美P「着用を薦めない訳にはいかない。君に万が一があった場合に僕は真奈美さんに対して合わせる顔があるはずもない。」

真奈美P「ありがとうございます……色々と…」カチャッ カチャッ

保奈美P「気にする必要があるということはないよ。」

真奈美P「………っ……」カタカタ…

保奈美P「…………」

真奈美P「あのっ……」

保奈美P「心配しなくてはならないことはない。心配するべきなのは仕掛けてきた「請負人」たちの方と言わざるを得ない。」

真奈美P「でも………」

保奈美P「…………」

真奈美P「うぅ………」

保奈美P「彼らに万が一が起こり得ることはない。」

真奈美P「分かってます……それは分かってるんですけど……」

保奈美P「信頼しているのではないのかい?」

真奈美P「……っ…」

保奈美P「…君…「強い」と言わざるを得ない。」

真奈美P「えっ……」

保奈美P「自分が危機にさらされている中で…他人の心配ができる者は多くはない。」

真奈美P「俺は…強くなんかありませんよ……?」

保奈美P「その意見に対しては肯定的な反応を示すことはできない。…君はこうしてこの場にいるじゃないか。」

真奈美P「それは……そうすべきだと思っから……俺は真奈美さんの最大の弱点で……だからこそ俺が一緒なら、「請負人」さんたちは真奈美さんは全く警戒なんかしてないって…思ってくれるかなって……」

保奈美P「それが功を奏さなかったとは……誰にも言うことはできないよ。「請負人」たちは鋭い……君の存在によって彼らを誘えた。」

真奈美P「俺は………」

保奈美P「真奈美さんが帰ってきたら抱きしめて無事を教えてあげるといい、喜ばない理由がない。」

真奈美P「>>204

真奈美は「請負人」でありながらその力を暗殺に使った事がない……『人類最強』の名の通り国家、そして人類の危機にしか……それが真奈美のプライドなんです……

真奈美P「真奈美…は「請負人」でありながら……その力を暗殺なんかに使った事がない……『人類最強』の名の通り…国家…そして人類の危機にしか……それが真奈美の…プライドなんです……」

保奈美P「………」

真奈美P「真奈美…は……とっても強いんです……強くて……カッコよくて…………優しくて……」

保奈美P「知らないわけがないよ。」

真奈美P「……っ……ぐすっ……」

保奈美P「真奈美さんが格好良いということに異論を唱えることがあるはすがない。」

真奈美P「ぐすっ……うぅ………」

保奈美P「待とうか。」

真奈美P「……っはい……ぐすっ……」

保奈美P「………」

真奈美P「真奈美……絶対に……怪我したり……しないで……」

保奈美P(優しすぎる男だと言わざるを得ない…)

真奈美P「みんなも……絶対に………無事で……」

保奈美P(……だが……優しすぎて悪いと言うことはない。)

ホテル 外庭



真奈美「このホテルはとある番組で忍が一ヶ月前に見習いとして働いたことがあるホテルなんだ。」

大鎌を持った男「はぁ……はぁ………はぁ………はぁ………」ガタガタ…

真奈美「また、このホテルは全ての部屋に大鏡が備え付けてある。」

夜間迷彩の男「あぁ……あぁあ………」ガタガタ…

真奈美「……お喋りはこれぐらいにしておこうか。」ザッザッザッザッ…

夜間迷彩の男「ひぃぃぃ……!く、来るな…バケモノ…!」

真奈美「…………」ザッザッザッザッ…

夜間迷彩の男「来るな…!来るな…来ないでくれ…!」

真奈美「私に挑むことが何を意味するか知らなかったのか?」
ザッザッザッザッ…

夜間迷彩の男「うわあああああ!!」
ガチャッ!ダァン!ダァン!

真奈美「弾の無駄だ、やめろ。」
カラン カラン…

潰れた5.56x45mm NATO弾「……」

真奈美「……」ザッザッザッザッ… ガシッ

夜間迷彩の男「ひっ…!」

真奈美「………」ヒョイ

真奈美「ふむ………」

夜間迷彩の男「あぁ……ああぁ……」

大鎌を持った男「は……ははは………全て……無意味だった……」

真奈美「ん?」

大鎌を持った男「お前のことは知っていた……だからありとあらゆる対策を練り…綿密な計画を立てた……俺も…受けた仕事をしくじったことはなかった………だがそれは全て…無意味だった…!」

真奈美「………」

大鎌を持った男「お前は天災と同じだ…勝負することすらできない………それだけの力があれば全てを思いのままにできるはずだ…!!何故そうしない?!」

真奈美「>>211

力で支配するなんてつまらないだろ。
それに支配するより隣にいて欲しいんだ。昔はいなかったがな

真奈美「力で支配するなんてつまらないだろ。」

大鎌を持った男「なっ…?」

真奈美「そんなくだらんこと、しようと考えてみる気さえ起きんよ。」

大鎌を持った男「くだらない…だと…」

真奈美「それに支配するより隣にいて欲しいんだ…昔はいなかったがな……」

大鎌を持った男「…!あの男が…そんなに大事か?!」

真奈美「ああ。」

大鎌を持った男「あの…吹けば飛ぶような男が…!」

真奈美「お前たちには分からないよ、彼の「強さ」は。ケーキを焼くのにどれだけ手間がかかるか知らないだろう?」

大鎌を持った男「ケーキだ?!お前は…!お前は…!」

真奈美「破ッ!」ゴッ!

大鎌を持った男・夜間迷彩の男「!!」

真奈美「………」

大鎌を持った男・夜間迷彩の男「」
カクン…ブクブクブク…

真奈美「しばらく私の気迫に当てられていてもらうよ。」

大鎌を持った男・夜間迷彩の男「」

真奈美「私ほどの力さえあれば全てを意のままにできる…か。フッ…もしそうだったら苦労していない。」

真奈美「力は笑顔には勝てない、この意味がわかるか?」

大鎌を持った男・夜間迷彩の男「」

真奈美「……私は…守るため以外に力さん使うつもりはない。それが私のポリシーでありルールであり……プライドだ。」

真奈美「私はこれでも……ヒーローなんだよ。」

ホテル ロビー



あいP「楽しんでもらえたかな、俺のマジックショウは?」

掃除夫の姿の男「ハァ……ハァ…ハァ……ハァ……クソッ!」ガチャッ!

あいP「よっ。」パチン!
スラッ…ガチャガチャガチャン!

輪切りになったS&W M50「………」

掃除夫の姿の男「?!」

あいP「物騒な物を人に向けるなよ、危ないじゃねェか。」

掃除夫の姿の男「……っ!」

あいP「>>216

さあ、誰がこんな事を仕組んだか……(掃除夫の心臓が内側から食い破られる)

安価把握

一時中断します

再開します

あいP「さあ、誰がこんな事を仕組んだか……」

掃除夫の姿の男「ガハッ…?!」ベシャッ!

あいP「………チッ!」

掃除夫の姿の男「………」ドシャッ…!

あいP「………」

掃除夫の姿の男「……」

あいP「やられた…」

掃除夫の姿の男「……」

あいP「色々と聞き出させてもらうつもりだったんだが…まさかそこまでやるたァな……」

掃除夫の姿の男「……」

あいP「どうしたもんか。とりあえずは…」クルッ

あいP「結果はどうあれ、片付いた以上はあいたちの手伝いに行くのがベストか。」スタスタスタスタ…

掃除夫の姿の男「………」ピク…

白い肉塊「………」スルスルスルスル……

あいP「案外苦戦してるかもしれねえしな。」スタスタスタスタ…

白い肉塊「………」スルスルスル…ベチャッ

あいP「頼りになるところでも見せて男を上げるか。」スタスタスタスタ…

白い肉塊「………」バッ!

あいP「………」スタスタスタスタ…

白い肉塊「……」グパッ…

あいP「ああ、そうそう。そう言えば一つ言い忘れてたぜ。」ピタ

白い肉塊「キシャァァァァ……ァ?!」ビィィィン…!

あいP「気づいた時には終わってる。それがマジシャンだ。」クルッ

白い肉塊「ギ……ギギギ……ギャ……

あいP「コイツらのお目付け役ってところか。腹ん中にこんな奴を仕込まれると思うと……うぅ、寒気がする。」

白い肉塊「ギ……ギギ……」

あいP「ダメだろ、俺が背中を見せたぐらいで飛びついたらよォ。俺ァ騙しのプロだぜ?」

白い肉塊「ギ…ギシャ……ギギギ……」

あいP「戦いの最中に目に見えねえぐらい細いワイヤーを仕掛けさせてもらってたんだよ、お前さんは俺の仕掛けにまんまと飛び込んだってワケだ。」

白い肉塊「ギャ……ギャォ……!」

あいP「誰に雇われるかはきちんと考えるべきだったな。」

掃除夫の姿の男「………」

あいP「アンタもそれなりに有名な「請負人」だったが……死ぬときゃァ一瞬だ。」

掃除夫の姿の男「……」

あいP「……同情するぜ。」

掃除夫の姿の男「………」

あいP「………」

ホテル 屋上



スーツ姿の男「そうか……わかったぞ……お前が……『音界の』……ゲホッ……『覇者』……だったのか……」

あい「ああ。」

スーツ姿の男「はぁ……楽な仕事だと思って……引き受けたんだが……」
ドサッ…!

スーツ姿の男「大間違い……だったみてえだ…」

あい「…………」

スーツ姿の男「>>226

今私が勝てばそれはまさに『奇跡』だな

スーツ姿の男「今俺が勝てば…それはまさに『奇跡』だな。」

あい「………」スッ…

サックス「………」

スーツ姿の男「『奇跡』…とはどう言う時に起きるものか解るか…?」

あい「人が『奇跡』を欲した時だ。」

スーツ姿の男「いい答えだ……そうだ……『奇跡』と言うのは……」
ボコ…ボコボコボコボコボコボコ…!

あい「………」

スーツ姿の男「ふぅぅぅ……」
ズズゥゥゥゥゥン…!

スーツ姿の男「窮地に起きるものだ。」ズォォォォォ…

あい「またずいぶんと膨らんものだな。」

スーツ姿の男「見掛け倒しだと……思うかっ?」ゴッ!ドゴォォォォォォン!!

スーツ姿の男「………」パラパラ…

あい「その力、何者からもらった?」

スーツ姿の男「……まあ、避けてるよな。……雇い主からさ。」

あい「その雇い主と言うのは?」

スーツ姿の男「「請負人」が雇い主の名前を明かすと思うか?」

あい「いや…聞いてみただけだ。」

スーツ姿の男「仲間を呼んだらどうだ?」

あい「探す手間が省けるから、か?」

スーツ姿の男「よく分かっているじゃねえか。デカくなるのも便利なことばかりじゃなくてな。」ブンッ!

あい「……」シュバッ!

スーツ姿の男「むぅん!」ブンッ
ドゴォォォォォォン!!

スーツ姿の男「目立ちすぎちまうんだよ。」

あい「目立つのは最大のタブーだと言うのにな。」

スーツ姿の男「!(俺の拳の上に…!)」

あい「それで、君の『奇跡』とやらはただ大きくなるだけなのか?」

スーツ姿の男「コイツ…!」ブンッ

あい「つまらんな…」ヒラッ シュタッ

スーツ姿の男「ぬぅぅぅん!」ブンッ!
ドゴォォォォォォン!!

あい「やれやれ……」

スーツ姿の男「チッ!」バッ!

あい「>>233

それとも、本命はその下の機械かな?輪郭を見るに、何かのスイッチのようだが

あい「それとも、本命はその下の機械かな?輪郭を見るに何かのスイッチのようだが…」

スーツ姿の男「ぐっ…!」
ブンッ!ドゴォォォォォン!

あい「図星か。」シュタッ

スーツ姿の男「この…!!」ブンッ!

あい「余裕のない者に他人を魅せることはできないよ。」シュタッ!

スーツ姿の男「ちょこまかと…!」
ブンッ!

あい「大振りな攻撃だ…」シュタッ!

スーツ姿の男「ハァ……ハァ………」

あい「息が上がっているぞ?」

スーツ姿の男「う、うるせえ!!」
ブンッ!

あい「……」〜♪ ゴッ…

スーツ姿の男「っ?!」バギャァァァァン!

あい「これ以上ホテルを傷付けては申し訳ない。」

スーツ姿の男(『奇跡』を使った俺の拳が……弾かれた?!)」

あい「そろそろ終わりにしようか。」

スーツ姿の男「な、舐めやがって…!」

スイッチ?「………」

スーツ姿の男「!」

〜〜〜

「私からの細やかなプレゼントだ、困った時には遠慮なくつかいたまえ。」

〜〜〜

スーツ姿の男「へへへ……そうだ…俺にはまだこれが……」カチッ!

あい「むっ…」

スーツ姿の男「お、おお……?おオオオオオオオオ…?!な、なんだ……」
メキッ…メキメキメキメキ…!

スーツ姿の男「力がさらに…漲ってくルルルルァァァァァァ!!」メキメキメキメキ…!

スーツ姿の男「フシュゥゥゥゥ……」
ズズゥゥゥゥゥン…!!

あい「………」

スーツ姿の男「ウォォォォォォォォ!!」ビリビリビリビリ…!

あい「哀れな……力と引き換えに魂を売り渡してしまったのか……」

スーツ姿の男「フゥ…!フゥ…!フゥ…!フゥ…!」

あい「生かして捕えるるつもりだったんだが……」

サックス「………」

あい「せめてもの情けだ。すぅ……」

数日後 高架下の居酒屋



警察幹部「はぁ……」グイッ ドンッ!

警察幹部「オヤジ、もう一杯…!」

店主「あいよ。」

早苗P「もう若くないんだから深酒はしないほうがいいよ?」

警察幹部「飲まなきゃやってらんねえんだよ!誰かさんたちのせいでな!」

早苗P「あらら、それは酷い人たちもいたもんだね。」

警察幹部「ああ、全くだ!」

早苗P「で、そっちはどうなの?」

警察幹部「去る資産家サマのご自宅から捜索届けが出ていたアイドル全員を無事発見…」

早苗P「へぇ、そりゃよかったじゃない。何かもらえた?」

警察幹部「書類の山と残業と休日出勤がたっぷりとな…!」

早苗P「あはは、中間管理職は大変だねぇ。」

警察幹部「>>242

お前んとこの武内って小僧に比べりゃマシさ。浅野って子を始め被害者6人のプロデュースを任せたんだって?

警察幹部「お前んとこの武内って小僧に比べりゃマシさ。浅野って子を始め被害者6人のプロデュースを任せたんだって?」

早苗P「あはは、よく知ってるね。」

警察幹部「テメェがさっき話したんだろうが…」

早苗P「あれ、そうだったっけ?おじさん最近物忘れが激しくって……あっ、ごめん!うっかりハゲって……」

警察幹部「ハゲてねぇ!」

早苗P「あははははは!」

警察幹部「いいか、俺はハゲてねぇからな?ハゲてねえからな?大事なことだから二回言ったぞ?」

早苗P「うわっ、まぶしい!」

警察幹部「おいコラ。」

早苗P「あはは、冗談冗談マイケルジョーダン。」

警察幹部「うぜぇ……」

早苗P「えっと……それで…一度死滅した毛根からはもう二度と髪の毛は生えないって話だったっけ?」

警察幹部「ぶっ飛ばすぞ?」

早苗P「んもぅ…冗談が通じないんだからぁ…おじさん泣いちゃうよ?」

警察幹部「黙れ酔っ払い。」

店主「はい、お待ち。」ドンッ

警察幹部「ありがとよ…」
ガシッ グイッ!

警察幹部「っはぁ……こちとら幾ら飲んでも酔えねえってのによ…」ドン!

警察幹部「これからの仕事を考えたら嫌でも酔いが醒めちまう……テメェはどうして酔えんだ…?」

早苗P「だってさぁ、酔わなきゃ損じゃない。」

警察幹部「答えになってねえよ…はぁ………テメェだって色々忙しいんだろ?」

早苗P「んー、まあまあかなぁ。」

警察幹部「まあまあってのは?」

早苗P「まあまあは、まあまあだよ。若い子たちも頑張ってくれてるからねぇ、今さっき言った武内君とか。」

警察幹部「どんな奴なんだ?」

早苗P「そうだなぁ……真面目ないい子だよ。ちょこっと天然入ってるけど。」

警察幹部「へぇ……」

早苗P「>>248

あと、歌が超うまい。こないだもリクエストされてましゅまろ☆キッスを熱唱してたし。録画してるけど聞いてみる?

きらりの真顔も録画されてそう

安価把握

武内P参戦!

お休みなさい

ここの武内Pは綾瀬さんの担当してそう

風香を担当→ピュアリーツイン→奥山さんの担当はチェイス→マッハに変身できるQもいる→トリプルライダー

申し訳ないが自分的には、モバマスアニメは黒歴史扱いだな。
ちひろ、竹内P、美城専務は、アニメに入れない方が良かったと思ったのだが。

ちひろは元からゲームにいるだろ!

>>256

ちひろさんの場合アニメ声枠をひとつ潰してでも出す必要性が理解できませんでした。
ちひろさんファンならすいません。あくまでも個人的見解なので。

このSSに出てくる武内Pの話ならともかく、アニメだけの話はよそでやろうよ

>>251
どき変

>>253
ぴにゃー(武内)

>>254
「ほほぉ、いい性能だな…キサマの作戦目的とIDは?!」
「笑顔です」

>>255>>256>>257>>258
>>1個人としてはアニデレは公式による二次創作だと思っております
武内Pはアイドル



再開します

早苗P「あと歌が超うまいの。こないだもリクエストされてましゅまろ☆キッスを熱唱してたし…録画してるけど聞いてみる?」

警察幹部「何が嬉しくてンなモン聞かなくちゃならねぇんだ…」

早苗P「ホントにうまいんだよ?」

警察幹部「俺を呼び出したのは野郎の歌うましゅまろ☆キッスを聞かせるためか?」

早苗P「せっかちだなぁ…」

警察幹部「テメェには後輩のこと以外にも聞きてえことが山ほどあるんだよ。」グイッ ドン!

警察幹部「……何をしたんだ?」

早苗P「んふふ…それ聞いちゃう?」

警察幹部「安心しろ、誰にも話しゃしねえよ。」

早苗P「森伊蔵飲みたいなぁ。」

警察幹部「オヤジ、森伊蔵!」

店主「あいよ。」

早苗P「なかなか気が効くじゃないの。」ニヤニヤ

警察幹部「チッ…!」.

早苗P「さてと…ご馳走になる以上はちゃんと話さなきゃいけないな。……一言で言うなら囮捜査だよ。」

警察幹部「誘き寄せたのか…」

早苗P「そう言うこと。偽物のロケ…これもかなり念入りに準備したんだけど…」

警察幹部「「請負人」どもは鼻が利く、よほど手をかけたんだろうな。」

早苗P「うん…あっ、どんなことをしたのかは内緒ね?」

警察幹部「俺だって元同僚に手錠はかけたくねえよ。」

早苗P「やだなぁ、まるで僕たちが悪いことしたみたいじゃん?」

警察幹部「フン…」

早苗P「続けるよ。」

警察幹部「ああ。」

早苗P「彼らがわざわざ多数のアイドルに脅迫状を送りつけたのはどうしてだったと思う?」

警察幹部「捜査を撹乱させるためだろ、そんなことをされちまったら馬鹿正直な若僧どもはコロッと騙されちまう。」

早苗P「実際、おじさんたちも途中までは怨恨の線で捜査させられちゃったよ。攫われた子のうちの半分もフェイクだった、攫った本人たちは知らなかっただろうけど。」

警察幹部「残りの半分は?」

早苗P「何らかの特殊な『才能』を持つ女の子だった、A型の。そこに気付いてからは早かったよ、何か別の目的があるって気付いてからは、ね。去る資産家サマは?」

警察幹部「「『儀式』のために『選ばれた生贄』が必要だった。」そうだ。」

早苗P「成る程…もし悠貴ちゃんが囮役を買って出てくれなかったら、少なくともロクなことにはなってなかったみたいだね。」

警察幹部「>>266

『ラブライカ』……『天の姫』と『宿星の姫』の信奉者か。腐れカルトが……

警察幹部「『ラブライカ』……『天の姫』と『宿星の姫』の信奉者か。腐れカルトが……」

早苗P「尻尾は掴めそう?」

警察幹部「掴んだところで尻尾を切り離されるのがオチだろうよ。」

早苗P「それでも尻尾を掴めたことに違いはねぇ。」

警察幹部「む……」

早苗P「前向きに考えようよ、前向きに。背中しか見えなかった獲物の尻尾を掴まえられたんだ、次は…」

早苗Pのイメージってやっぱりカミソリ後藤?

堂島刑事でしょ(P4並感)

警察幹部「引きずり倒して喉笛を食いちぎる、か?」

早苗P「あらら、先に言われちゃった。」

警察幹部「…分かったよ、こっちも現役時代のテメェほどじゃねえが粘ってみる。何にせよ連中を野放しにするつもりはねぇ。」

早苗P「無理しない程度にね。」

警察幹部「テメェもな。」

早苗P「あはは、分かってるって。」

>>269
握手



警察幹部「テメェにだけは化けて出られたくねぇ。」

早苗P「相変わらずツンデレだなぁ。」

警察幹部「誰がツンデレだ、誰が。」

店主「森伊蔵お待ち。」ドン

早苗P「おー、来た来た。…悩むのはここまでにしてとりあえず飲まない?」

警察幹部「それに関しちゃ同意だ。」

早苗P「おじさんも今日は飲みたい気分なんだ。」

警察幹部「フン……飲みたくねえ気分の時があるのか?」

早苗P「んー……あはは、よく考えたらなかった。」

警察幹部「ったく…テメェは……はぁ…さっき言ってた武内って小僧のましゅまろ☆キッスとやらを聴かせてくれ。」

早苗P「気が変わった?」

警察幹部「逆にどんなもんか興味が湧いちまってな。」

早苗P「最初から素直に聞きたいって言えばいいのに…」っDVD

早苗P「オヤジさん、これお願ーい。」
スッ

店主「あいよ。」スッ ハシ
ツカツカツカ…

早苗P「んふふふふ……♪」

警察幹部「野郎の歌を聴きながら野郎と酒か…」トクトクトクトク…

早苗P「サンキュー。」

警察幹部「はぁ……偶にはそれも悪くねえな。」

早苗P「あはは…」

<ワカリマシタ、ウタイマス

早苗P「おっ、始まった始まった。」

<マシュマロホッペ ユビサキデプニプニ…

警察幹部「………上手え…」

早苗P「ね?」

真奈美の家 リビング



真奈美「………」

TV< ナンダ…イッタイナニガオキテイルンダ…?

真奈美P「うぅ……」ドキドキ…

TV<コレハ…ピニャアアアアアアアアアアアア!!

真奈美P「うわぁぁぁぁ?!」ギュッ!!

真奈美(おっ…!)

真奈美P「うぅぅぅ……」ギュゥゥゥゥゥゥ…

真奈美(おっ……おお……これは確かに……悪くないな…)

真奈美(小梅からホラー映画を借りて、こうして真奈美Pと共に見ているわけだが……)

真奈美P「ぐすっ……」ギュゥゥゥゥゥゥ…

真奈美(恐ろしいシーンの度に真奈美Pが私の左腕に抱きついてきて…)

TV<ピニャアアアアアアアアアアアア!!

真奈美P「うわぁぁぁぁぁ?!」
ギュゥゥゥゥゥゥ…

真奈美P「ま、真奈……真奈……ぐすっ………」ウルウル…

真奈美(可愛い…)キュン…

真奈美P「ぐすっ……ぐすっ……」ウルウル…

真奈美「>>278

可愛い(大丈夫だよ、真奈美P)

このまま慰めっクスかな?(ゲス顔)

真奈美「可愛い。(大丈夫だよ、真奈美P。)」

真奈美P「ふぇっ……?」

真奈美「……あっ、ゴホン!大丈夫だよ、真奈美P。(つい逆になってしまった…)」

真奈美P「えっと…」

TV<ピニャアアアアアアアアアアアア!!

真奈美P「うわぁぁぁぁ?!」
ギュゥゥゥゥゥゥ…!

真奈美P「うぅぅ……」ギュゥゥゥゥゥゥ…!

真奈美「可愛い…(フッ…やれやれ。)」
ナデナデ

真奈美P「あぅぅ……」カタカタカタ…

真奈美「可愛い…(私がいるんだ、何も怖がる必要はない。)」

真奈美P「えっ……?」カタカタカタ…

真奈美「……あっ…私がいるんだ、何も怖がる必要はない。(また逆になってしまっていた…)」

真奈美P「ま、ま、真奈……」

TV<ピニャアアアアアアアアアアアア!!

真奈美P「ひゃあああう?!」
ギュゥゥゥゥゥゥ…!

真奈美「………」

真奈美P「ぐすっ……うぅぅ……」

真奈美「………」 ポン

真奈美P「ふぇ……?」

真奈美「大丈夫だ。」ナデナデ…

真奈美P「真奈……美………」

真奈美(これは…あまりにも怖がらせすぎてしまったかな…?)ナデナデ…

真奈美P「…………」

真奈美(とても可愛いんだが…その…?罪悪感を感じると言うか……)

真奈美P「………」ギュッ…

真奈美「えっと…その……」

真奈美P「怖く……なくなりました……」

真奈美「むっ…?」

真奈美P「ううん……本当は怖いですけど……真奈美が大丈夫って言ってくれるなら……大丈夫…ですから……」

真奈美「そ、そうか…」

真奈美P「はい……」

真奈美「それは……」

TV<バ、バケモノメ…!

真奈美「!」

〜〜〜

「ば、化け物……」

〜〜〜

真奈美「…………」

真奈美P「……?」

真奈美(……化け物…か……フッ。)

真奈美P「…真奈美……?」

真奈美「>>286

わー怖いー(わざとらしく抱きつく)

今私の隣に君がいる...(なんでもないよ)

安価把握

一時中断します

再開します

真奈美「今私の隣に君がいる…(なんでもないよ。)」

真奈美P「えっと……」

真奈美「あっ…言い間違え……いや、言い間違いではないか。………真奈美P。」

真奈美P「なんですか…?」

真奈美「隣に居てくれてありがとう。」

真奈美P「!」

真奈美「フフッ……」

真奈美P「…………」

真奈美「これからも私の隣にいてくれるか?」

真奈美P「………はい…」

真奈美「ありがとう。」ナデナデ

真奈美P「えへへ……」

真奈美(もし私が化け物なら…その私を笑顔1つで参らせてしまう真奈美Pは………もっと恐ろしい怪物だな。)ナデナデ

真奈美P「真奈美の隣が俺の居場所ですから…」

真奈美「そうか…」ナデナデ

真奈美P「あの……!」

真奈美「ん?」

真奈美P「今日1日は……2人だけで…過ごしたい……なんて………」///

真奈美「!!」キュン…

真奈美P「その…真奈美と……」///

真奈美「皆まで言うな。」ナデナデ

真奈美P「………」///

真奈美「私も君と同じことを言おうとしていたところだ…そうだな、今日は君と2人だけで過ごすことにしよう。」

真奈美P「……!」///パァァァァァ…!

真奈美「フフッ……」ナデナデ

真奈美P「えへへへへ…」///

真奈美「………ああっ!」ユビサシ!

真奈美P「ふぇっ?!」クルッ!

TV<ピニャアアアアアアアアアアアア!!

真奈美P「うわぁぁぁぁぁ?!」
ギュゥゥゥゥゥゥ…!

真奈美P「ま、真奈美……!」ナミダメ

真奈美「あははははっ!」

武道Pの家 武道Pの書斎



武道P「………」サラサラ

悠貴「悠貴ですっ!」

武道P「入れ。」サラサラ

悠貴「失礼しますっ!」スゥゥゥ…トン
スタスタ スゥゥゥ…トン

武道P「そこに座れ。」

悠貴「はいっ!」ストン

武道P「ふむ……」ピタ

悠貴「…………」

武道P「>>296

怪我はしていないな

武道P「怪我はしていないな。」

悠貴「はいっ!」

武道P「ふむ……」クルッ

武道P「………」ジー

悠貴「………」

武道P「…其の様だ。」

悠貴「武道Pさんっ。」

武道P「む?」

悠貴「女の子の体をじろじろ見るなんてデリカシーがありませんよっ?」

武道P「むっ?!また私はでりかしぃのない真似を…」

悠貴「えへへっ、冗談ですっ♪」

武道P「………む…」

悠貴「ふぅ………武道Pさんっ、心配をおかけしましたっ!」

武道P「………うむ。」

悠貴「今回は私のわがままを聞いてもらって……本当にありがとうございましたっ!」フカブカ…

武道P「…………」

悠貴「…………」

武道P「……頭を上げろ。」

悠貴「……」スッ

武道P「お前に対して言いたい事は山とある。自らを囮にするなど…」

悠貴「うぅ……」

武道P「だが……」スクッ

武道P「先ずは何より先にかける言葉がある。」スタスタスタ…スタ

悠貴「……っ…」

武道P「……悠貴。」

悠貴「はいっ…!」

武道P「………」ポン

悠貴「………」

武道P「………」

悠貴「………え、えっとっ…?」

武道P「よく無事で戻って来た…」

悠貴「あ……」

武道P「………」

悠貴「>>304

(私、慢心してた……こんなに心配をかけた事に気付かないで……)

悠貴(私、慢心してた……こんなに心配をかけた事に気付かないで……)

武道P「………」

悠貴「あのっ…!」

武道P「よい。」

悠貴「……っ…!」

武道P「お前は何も気に病む必要はない。」

悠貴「で、でもっ……」

武道P「下を見るな、前を向いて胸を張れ!」

悠貴「?!」ビクッ!

武道P「…………」

悠貴「武道P……さん……」

武道P「お前は大役を成し遂げた。それは誇るべきことだ。私も又、お前を誇りに思う。」

悠貴「………っ……」

武道P「頑張ったな……」ナデナデ

悠貴「…!」

武道P「私は音葉Pのように舌は回らぬ。随って小言を言う事は出来ぬ。」ナデナデ

悠貴「………」

武道P「もし私に心配を掛けた事を悔いるなら強くなれ。私に心配等させぬ程に……」

悠貴「………っ…」ポタッ…

武道P「!」

悠貴「ぐすっ……うぅ……」
ポタッ…ポタッ…

武道P「悠貴?!」

悠貴「すみません……そのっ……」
ゴシゴシ…!

悠貴「帰って…来たんだな……ってっ…」

武道P「…………」

悠貴「私っ……強くなりますっ!」

武道P「うむ…」

悠貴「もっともっとっ…強くなりますからっ…!」

武道P「うむ…」

悠貴「>>311

武道Pさんの……拳王流の技のすべてを……

悠貴「武道Pさんの……拳王流の技のすべてをっ……」

武道P「うむ…」

悠貴「自分がまだ未熟なのを実感しましたっ…」

武道P「ふむ……未熟である事はまだ成長出来ると言う事だ。」

悠貴「はいっ…!」

武道P「……私は不器用な男だ。かけるべき言葉は幾らでもあるだろうに…」

悠貴「いえっ…武道Pさんの思いは…全部伝わりましたっ!」

武道P「……ふむ…」

悠貴「強くなりますっ!武道Pさんが心配する必要なんかなくなるぐらいにっ!」

武道P「………」

悠貴「………」

武道P「一つだけ尋ねる、「強さ」とは何だ?」

悠貴「まだ分かりませんっ!」

武道P「ふむ……」

悠貴「ですがっ…いつか必ず答えを見つけますっ!」

武道P「うむ…今は其れで良い。立て。」

悠貴「はいっ!」スクッ!

武道P「明日から拳王流の修行を再開する。」

悠貴「はいっ!」

武道P「励め。」

悠貴「……はいっ!!」

武道P「私からの話は以上だ。……私からの話は、な。」

ガラッ!

珠美「悠貴ちゃぁぁぁん!」
タタタタタッ!ピョンッ!

悠貴「珠美さんっ…!」ガシッ!ヒョイ

珠美「お姉さんとして……心配したんですからね……」ギュゥゥゥ…

悠貴「……ありがとうございますっ!」

有香「お帰りなさい!」

悠貴「はいっ、ただいま帰りましたっ…!」

武道P「うむ……」

洒落たバー



あい「ん……」クイッ…コト

マジシャン「……」ツカツカツカツカ スト

あい「おや?」

マジシャン「隣に失礼させてもらうよ、見目麗しいお嬢さん。」

あい「フフッ…」

あいP「待たせちまって悪いな。」

あい「いいよ。君を待つ時間も…それはそれで…楽しいものさ。」

あいP「>>320

ますますお前の事が気に入ったよ

安価把握

お休みなさい

再開します

あいP「ますますアンタのことが気に入っちまったよ。」

あい「ことあるごとにそう言っていないか?」

あいP「ことあるごとに惚れ直してるのさ。いつものくれるかい?」

バーテンダー「畏まりました。」

あい「フフッ…君ももうすっかりこの店の常連だな。」

あいP「この店には美学がある、俺ァ美学を貫いているものが人であれ何であれ好きなんだ。」

あい「美学か……」

あいP「ん?」

あい「ふと思い出したんだ…私の美学が少し変わったと君に話していなかったことを。」

あいP「ホゥ…それはそれは、お聞かせ願えるかい?」

あい「いいだろう……一度しか言わないからよく聞いておきたまえ。」

あいP「アンタの話を聞き逃すだなんて勿体無い真似、したことはないしするつもりもねェよ。」

あい「キザだな、君は。」

あいP「そりゃァお互い様だ。」

あい「フフッ…そうだな。私の新しい美学…それは……」クイッ

あい「ふぅ……大切な存在を守ることだ。」

あいP「大切な存在?」

あい「分かっている癖に……」

あいP「クックック…」

あい「私の大切な存在……それは…平和を享受する資格を持つ者全てさ。」

あいP「へェ、そりゃァまた大きく出たもんだな。」

あい「フフッ…自分でもそう思うよ…素面ではとてもじゃないが言えない。」

あいP「だからこの場所を選んだ。」

あい「そう言うことさ。」クイッ

あい「>>329

彼女、聖來も。忍くんに聞いたが、昔名簿に名前があったらしい

あい「彼女、聖來も。忍君に聞いたが昔名簿に名前があったらしい。」

あいP「何の名簿に名前があったのか、は聞くまでもないとは思うが一応聞いておくぜ、何の名簿にだ?」

あい「トップランカーたちの名前が並んだ名簿に、だ。私や君の名前と並んでね。」

あいP「ホゥ…」

あい「彼女は聖來と言う名前だったのか……やれやれ…今になって彼女の名前が分かるとは…」

あいP「もしかしてその聖來ってのは…?」

あい「ああ、私に傷を負わせたことのある数少ない一人にして…ライバル…のような存在だった「請負人」だ。」

あいP「『踊る狂犬』……ザックリやられたんだったかな?」

あい「脇腹に鋭い一撃を…もちろん私も一撃を返して勝負は引き分けに終わった。」

あいP「と、なるとだ、奴さんの目的は…」

あい「私と決着をつけることだろうな。」

あいP「どうするつもりだい?」

あい「礼儀に則るまで、さ。」

あいP「ホゥ……」

>>329

>>329の名簿って宿泊者名簿の事じゃないの?

あい「共に仕事をしたことも少なくはないから彼女のことはよく知っている……彼女は目的以外には決して手は出さない。」

あいP「その証拠に奴さんと遭遇した奴らは全員無事だ。俺にできることは?」

あい「舞台の準備をしておいてくれ…街中でやり合うわけにもいかん。」

あいP「気付いた時には終わってる、それがマジシャンだ。会場ならもう用意してある、あとは招待状を出すだけだ。」

あい「フフッ…君はいつもいい意味で期待を裏切るな。驚かされるよ。」

あいP「ククッ、そいつァ最高の褒め言葉だ。

あい「何かと忙しくて大変だよ…全く……だが、取り敢えずは…」

バーテンダー「お待たせしました。」
コトッ

あい「一仕事終えたことを祝おうじゃないか。」スッ

あいP「賛成だ。」パシ スッ

あい・あいP「乾杯。」キィィン

あいP「少しぐらい勝利の美酒に酔ったって罰はあたりゃァしないさ。」クイッ

あいP「ふぅ……美味い。格別だぜ。」

あい「彼女、聖來も。忍くんに聞いたが、最近名簿に名前があったらしい。」

あいP「ホテルの宿泊者名簿か……あいつもすっかり染まっちまったな、今は堅気だが凄腕の「請負人」になれるぜ。」

あい「そう言ってやるな、あの子には血は似合わないよ。それで聖來と言うのは……」

あいP「……アンタに匹敵、もしくは上回る「請負人」。」

あい「正解だよ。私に傷を負わせたことのある数少ない一人にして、ライバル……のような存在だった女だ。『踊る狂犬』という名を使っていたが、一度だけ……個人的に本名を聞いた事があった……」

>>333
名簿=宿泊者名簿であった場合、「宿泊者名簿に記録があった」と言う表現になるかと思いこのように判断させていただきました
安価内容の認識に間違いがあったら申し訳ございません…




あい「私も酔わせてもらうよ。勝利の美酒と…それから……フフッ…」

あいP「なァ、あとでサックスの演奏を聴かせてくれよ。」

あい「君のマジックショウの後でな。見たまえ、みんな金曜日のマジックショウを待っている。」

あいP「俺ァただのしがないマジシャンだぜ?」

あい「よく言うよ。」

あいP「>>340

忍スナイパー説を推したがる馬鹿なんなの?

所で勝負の内容だが相手は堅気になった身なんで、ライブバトルにした。相手にも伝えて了承済みだ。

ID:h6TvrtoP0みたいな馬鹿が悪い

あいP「ところで勝負の内容なんだが…奴さんも堅気になったらしいんでLIVEバトルにしておいたぜ。」

あい「堅気に…?」

あいP「同じ土俵で戦って勝たなきゃ意味がないんだそうだ。」

あい「………フッ、成る程な。実にあいつらしい理由だ。」

あいP「もう了承ももらってある。」

あい「どうやって連絡を……なんて聞くのは野暮と言うものか。」

あいP「俺ァマジシャンだからな。普通ならあからさますぎる罠だが…」

あい「『踊る狂犬』は戦いと同じぐらいダンスと愛犬が好きなことで有名だ。罠ではないよ。」

あいP「理解してるよ。『踊る狂犬』もまた美学を持っている。」

あい「ああ、騙し討ちの類いが嫌いな奴でな…」

あいP「…なァ、あい。」

あい「ん?」

つーかどう考えたって>>337の方が自然だろ、そんなに忍スナイパー説推したい?

あいP「俺が担当アイドルをもう一人増やしたいと言ったら…どう思う?」

あい「……本気か?」

あいP「俺ァいつだって本気さ。そうは見えないとは思うが。」

あい「………ハァ…君は……」

あいP「クックック…『踊る狂犬』はどんな風に驚いてくれるのか…楽しみだ。」

あい「刺されても知らんぞ?」

あいP「刺される覚悟も無しに女は口説けねえよ。」

>>347
忍は多少の素質がある、と言うだけの設定でお願いします




あい「やれやれ……呆れすぎてものが言えないよ。」

あいP「俺ァアンタだって口説いたんだ、『踊る狂犬』だって口説いてみせるさ。」

あい「フフッ……その為にはまずは私がLIVEバトルで勝たなければな。」

あいP「手伝ってくれるのかい?」

あい「私はあくまで手伝う「だけ」だからな。」

あいP「クックック、ますますアンタの事が気に入ったよ。」

あい「また私に惚れ直したのか?」

あいP「またアンタに惚れ直したのさ。」

とある高層ビル 屋上



マスクをした大男「…………」

ヒュゥゥゥゥゥ…

マスクをした大男「よくも余計な仕事を増やしてくれたな。」ガシッ

巨大なウォーハンマー「………」

マスクをした大男「現在資産家サマはあの建物の中で取り調べの真っ最中と言ったところか……」

ヒュゥゥゥゥゥ…

マスクをした大男「面倒だな…。ここら一体ごと更地にするか。」スッ

マスクをした大男「俺が受けたオーダーは資産家サマの口封じ、どんな手段
を使っても構わないと言われている以上は……」

大型犬「ワンワン!ワンワン!」

マスクをした大男「……ん?」

安価採用してるのは>>1なんだから文句もそっちに言えよ。「俺はこの安価気に入らないから最安価しろ」ってさ

???「サンキュー、わんこ!」

マスクをつけた大男「?!」バッ!

???「『音界の覇者』へのいいお土産ができたよっ♪」

大型犬「ワンワン♪」

マスクをした男「だ、誰だ?!(俺に気配を察知されることなく……)」

???「それを君が知る必要はないと思うよ?」

マスクをした男「あぁ?」

???「だって……」

〜〜〜


???「夜風が気持ちいいな…」

マスクをした大男「」

???「待っててね、『音界の』……ううん…あい!」





TGA

>>352
だからそう言ってるだろ

サックスと言えばミッドバレイ
トライアングルと言えばいらっしゃい
……>>1の連想力ェ……
ちなみにギターと言えばジェフ・ハンネマンです(メタル脳)

溜めてしまった伏線を幾つか回収させていただいた回でした
>>1としてはそれなりの形で回収したつもりではあるのですが……

あいさんってまだ23なんだよなぁ……

>>329からやり直せよ

安価が気に入らないから330、331、334を書き直してやった
これで文句ないだろ



あい「彼女、聖來も。忍くんがあのホテルに潜入した時、私に宜しく伝えておけと頼まれたそうだ。」

あいP「あいつもすっかり染まっちまって……やれやれ、将来は有望な「請負人」になるかもな。」

あい「そう言ってやるな、本気にしてしまう。あの子には血は似合わないよ。」クイッ

あい「それで聖來と言うのは……」

あいP「……アンタに匹敵、もしくは上回る「請負人」。」

あい「正解だよ。私に傷を負わせたことのある数少ない一人であり、ライバル……のような存在だった女だ。『踊る狂犬』と言えば君にも分かるかな?」

あいP「『踊る狂犬』!なるほど、繋がる、繋がる。」

あい「本名も含めて、彼女のことはよく知っている。共に仕事をしたことも少なくはないし、何より……」

あいP「皆まで言うな、大体察しは付くよ。……で、ザックリやられたんだろ?」

あい「脇腹に鋭い一撃を……もちろん私も一撃を返して勝負は引き分けに終わった。」

あいP「と、なるとだ、奴さんの目的は…」

あい「私と決着をつけることだろうな。」

あいP「どうするつもりだい?」

あい「礼儀に則るまで、さ。」

あいP「ホゥ……」

あい「彼女はターゲット以外には決して手は出さない。」

あいP「その証拠に晴、そして仁美Pと奴さんに遭遇した奴らは全員無事だ。俺にできることは?」

あい「舞台の準備をしておいてくれ。街中でやり合うわけにもいかん。」

あいP「気付いた時には終わってる、それがマジシャンだ。会場ならもう用意してある、あとは招待状を出すだけだ。」

あい「フフッ…君はいつもいい意味で期待を裏切るな。驚かされるよ。」

あいP「ククッ、そいつァ最高の褒め言葉だ。」

宿泊者名簿については了解
でも堅気の忍が知ってたって事を考えるなら「昔事務所に所属していた(今は辞めた)」の方が自然だったと思う

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