安価で妖精さん作る(58)



男「公園で『誰でも作れる妖精』って本拾った。暇だから妖精作ってみる」


『誰でも作れる妖精』より抜粋。

・妖精の作り方

1:妖精の入れ物として試験管を用意する。

2:付属の妖精溶液を試験管に入れる。

3:好きな植物の種を試験管に入れる。

4:蓋をして、好きな温度で1時間待機。

5:試験管に小さく砕いた好きなものを入れる。

6:試験管に好きな液体を入れる。

7:4と同じ

8:完成


男「妖精溶液もある。しかも3つも!これはやるしかない」


男「さて、試験管なんて無いから>>5を使おう」

鉄パイプ(軽くさびてる)



男「鉄パイプならそれっぽいだろ?片方閉じたら完璧だな」

男「えーっと、それで妖精溶液を入れて…>>8だな」

スマンわかりにくいな。植物の名前言ってくれ

マツバウンラン



男「家の近くに生えてたこの青い花の種を使おう…もしかしたら青髪の妖精たんが来るかも!!」

男「よし!それじゃあ>>11度ぐらいで置いとこう」

マイナス30度



男「小屋にある冷凍庫が確か温度調節出来たな…マイナス30度でいこう!」

男「さて、1時間暇だから先に入れるものを決めよう」

男「こまかく砕いた>>14>>16を入れよう」

ガラスの欠片

かさぶた

男「ガラスとかさぶたか…液体は>>21を入れよう」

男「ガラスとかさぶたか…液体は>>21を入れよう」

乙女の涙



男「乙女の涙……」

男「妹~玉葱切ってくれ!」
―――――――

男「よし!get!!」

4時まで待機



男「さて、そろそろ1時間たったな…」

男「冷た!?」

男「ふう…軍手してなかったら皮膚が剥がれるところだな…」

男「蓋を開けて…砕いたガラスとかさぶたを入れる。軽く混ぜて…乙女(妹)の涙を入れたら…」

男「またマイナス30度で1時間か…」

男「妖精溶液って凍らないんだな…すげえ」




妖精さんが出来るまで待ちましょう。

約30分後に再開



男「つ、ついに…1時間たった…」

男「!!冷凍庫が開いてるぞ…」

妖精「おいお前」

男「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

妖精「」

男「妖精たん!妖精たん!」

妖精「」

男「素晴らしい!マジで妖精たんが出来たぞ!!」

男「さあ!それでは大きなお友達が待ちに待った妖精たんの容姿でっせ!!」

妖精「大きなお友達ってなんだよ」

男「まず!!髪の色は奇跡の青!!しかもロング!!」

男「そして…大きな切れ長の赤い瞳!!服は胸にサラシを巻いた上下ジャージ姿!!」

男「背中からはえている羽は水晶のように硬質的な雰囲気のエネルギー羽!!」

男「身長!約32cm!体重1g!?さすが妖精…」

男「そして!貧乳の妹の涙を使ったせいか…残念なバスト。でもウエストはくびれてる!?」



妖精「それで、お前が私の主か?」

男「ハイ!」

妖精「ならば私に名前をつけろ」

男「はい?」

妖精「契約だ」

男「じゃあ…>>35

妖精「妖精は自然精霊の一種だからそういったモノはシャットアウトできんだよ」

男「すげえ」

まんま妖精でよくね?

安価下


男「よ…ヨグ=ソトース」

妖精「……ふざけない」

男「いや…その…」

妖精「クトゥルフ神話からなんてすぎ。私の名前なんだからね…再安価よ」

男「ふざけんなよ再安価って!?」

妖精「これがラストよ>>44

おねえちゃん



妖精「おねえちゃん?」

男「いいんじゃないかな?俺も妹だけだし」

妖精「それじゃあ、私の契約名は『おねえちゃん』で良いか主」

男「ハイ!」

妖精「ふん。それなら今から主は弟ということか…」

男「ハイ!」

妖精「弟、おねえちゃんは腹が減った」

男「ハイ?」



妖精「契約名は妖精の能力を決めるモノ。おねえちゃんの場合は、下の兄弟に絶対的な権威を持つ」

男「なん…だと」

妖精「さあ、腹が減った」

男「か…身体が勝手に動く!?」

男「こ、コンビニ行ってきまーす!!?」



男「はあ、はあ。ただいま帰りました…」

妖精「遅かったな」

男「作者が卒業式に行ってたとかで」

妖精「興味ない」

作者「そうですか」

妖精「で、何を買ってきたんだ男」

男「ああ、>>51>>52です」

ネクロノミコン

レクサス


男「ネクロノミコンとレクサスです(なんでこんなの買ったんだおれ)」

妖精「…」

男「あの…冷めない内にどうぞ」

妖精「じゃあ食べろ」

男「へ?」

妖精「ソレを食べ物と認識したことがない。だから食べろ」

男「」

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