妹「本当に気持ち悪いですね」(14)

妹「何ですか?その反抗的な目は?」

妹「変態の兄さんに気持ち悪いと言っただけですよ?」

妹「悔しかったら真人間になったらどうですか?」

妹「今だって私の体をじろじろ見ているの分かってるんですよ?」

妹「気持ち悪い兄さんにはお仕置きが必要ですね……」


妹「どうです?妹に足蹴にされる気分は?」

妹「おや?流石の兄さんも嫌がると思っていましたが、その顔はもしかして喜んでいるんですか?」

妹「救いようがないですね。」

妹「妹に踏まれて興奮するなんて、人間のクズです。」

妹「……何やら物足りないような顔をしてますね。」

妹「まさかとは思いますが、もう一度踏まれたいのですか?」

妹「……そうですか、気のせいなら別にいいのですよ。」

妹「私だってあなたみたいな汚物は踏みたくありませんからね。」

妹「おや?何か言いたいのですか?」

妹「え?踏まれてもいい?」

妹「馬鹿ですかあなたは?」

妹「私は兄さんを踏むことを望んでいません。」

妹「足が汚れますからね。」

妹「踏んでほしいのなら正直にそう言って下さい。」

妹「……なるほど。正直に答えたところは評価しますが、それが人にものを頼む態度とは思えませんね。」

妹「じゃあどうしたらいいのか……だなんて、そんなこと自分で考えてくださいよ、まったく。」

妹「そうですねぇ……それでは、『この卑しい豚をその高貴な足で踏みつけて下さい。妹様。』と言えば、やってあげましょう。」

妹「……はい、よく言えましたー。」

妹「それにしてもまあ、随分とあっさりプライドをかなぐり捨てるような真似をしましたねぇ……」

妹「恥ずかしくないんですか?」

妹「まあ、そんな感情があったら妹に踏まれて興奮なんてしないでしょうけど。」

妹「さて、ちゃんと言えたご褒美をしてあげましょう。」

妹「ふふ、こんな人間でも一応兄ですからね。」

妹「約束は守ってあげますよ。」

妹「おや?何故股を開くのです?」

妹「まさか、そこを踏んでほしいなどと言い出す気ではないでしょうね?」

妹「……へぇ、そうなんですか。」

妹「さいっていですね、気持ち悪い……」

妹「まあ、いいでしょう。」

妹「あそこまで言わせたのですから、せめてもの情けです。」

妹「……どうですか?」

妹「顔を赤らめたりして、本当に気持ち悪い……何だか兄さんの陰部が蠢いているのですが。」

妹「妹に踏まれて勃起?」

妹「まさか、ここまでの変態だったとは。」

姉「おーい。」

妹「ここまでくると病気ですね……」

姉「これ、いつまで続くの?」

妹「ひゃあああぁああうあくおせばふじこ!?」

妹「ね、ねねねネーサン!?ど、どうして私の部屋に……」

姉「悪かったわね。兄さんじゃなくて姉さんで。」

妹「うわあああああああ!!!聞かれてたあああああああああ!!!!」

姉「ちゃんとノックもしたわよ?何で気づかないの?」

妹「だ、第一か、かか勝手に入ってききて……偉そうなことい言えたすじすじあいあるるんででで……」

姉「さっきからずっとご飯だご飯だって呼んでたじゃない。さっさと下降りて来なさい。」

妹「うう、はーい。」

妹「と、ところで姉さん?」

姉「ん?何?」

妹「い、いつから聞いてました?」

姉「『もう一度踏まれたいのですか?』ってとこから。」

妹「うわあああああああ!!!」

母「さっきからうるさいわよー。どうしたの?独り言でも聞かれた?」

妹「な……どうしてそれを!?」

姉「あんたの独り言大きくて、下の階まで聞こえてたわよ。」

妹「うわあああああああ!!!」

姉「お父さん大笑いしてた。」

妹「うわあああああああ!!!」

母「もう!ホントにバカな娘ねぇ……やっぱり姉妹は似るものなのかしら。」

姉「え?それってどういう……」

母「『この卑しい豚をその高貴な足で踏みつけて下さいっ!弟様っ!!』ってとこから見てたわよぉ、お姉ちゃん。」

姉「うわあああああああ!!!」

END

完全に一発ネタです。すみません。
なんか既にありそうなネタだったけど、何だかんだ見たことなかったのでやっちゃいました。
もし既にこういう感じのパターンのやつがあったらごめんなさい。

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