モバP「マイスイートシンデレラガール 二宮飛鳥劇場」 (12)

【これも一つの可能性?】

飛鳥「ふう……今日の仕事もなかなかに刺激的だったね」

飛鳥「キミに誘われてこの世界にやって来てからというもの、毎日が新しい発見の連続で……」

飛鳥「自分でも知り得なかったボク自身の可能性を知ることが出来るのが、本当に楽しくて仕方がないよ」

飛鳥「さぁ、プロデューサー。今度はボクにどんな可能性を見せてくれるんだい?」


…………
………


飛鳥「…………」

[百獣の女王]向井拓海「…………」

[アニマルパーク]三船美優+「…………」

[バニーガール]結城晴+「…………よう、飛鳥」

晴「あー……なんだ、その……似合ってるぜ?」

飛鳥(ネズミ耳・尻尾装備)「…………キミほどではないよ、晴」
(参考:http://goo.gl/sy0sta

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452183900

【趣味:ヘアアレンジ】

蘭子「~♪ ~~♪」

飛鳥「……ふぅ。終わったよ、蘭子」

蘭子(後ろ髪を束ねて一本の三つ編みにしている)「うむっ! さすがは我が片翼! 見事な魔術の冴えであった!」

文香「……二宮さんに、神崎さん? ……何をなさっていたんですか?」

飛鳥「ん……文香さんか。いや、別に大したことはしていないよ」

飛鳥「ただ、蘭子がたまにはいつもと違う髪型にしてみたいというから、少し手伝いをしただけさ」

蘭子「ふっふっふ……刮目せよ、これが我の新たな姿なり! くくく……常以上に魔力が昂ぶっていることが、自分でもよく理解るわ……!」

文香「よくお似合いです……そういえば、二宮さんの趣味はヘアアレンジでしたね」

飛鳥「他人(ひと)の髪の毛を本格的にいじるのは、これが初めてだけどね……それはそうと」ズズイ

文香「? ……なんでしょう?」

飛鳥「文香さんの髪も……なかなかいじり甲斐がありそうだね?」

文香「え……?」

飛鳥「ポニーテール……いや、ツインテールも捨てがたいな」

文香「あ、あの……」

蘭子「うーん……やっぱり、文学少女っていったら二本の三つ編みじゃないかな?」

???「それと眼鏡ですね!」ニュッ

飛鳥「ふむ……一理ある、ね。それじゃあ、とりあえずその方向性(ベクトル)で行くとしようか」

文香「…………」

文香(なんだかデジャヴを感じますね、この流れ……)

【じぇ…】

飛鳥「蘭子の髪の毛ってさ。本当に綺麗だよね」

蘭子「む……何を急に……」

飛鳥「この色、気に入ったな。欲しい。自分のモノにしたいんだ。良いかい?」

蘭子「ほ、欲しい!? じ、自分のモノ!? だ、ダメだよ飛鳥ちゃん! 私たちは女の子同士なんだから──」


…………
………


[深淵への招待]二宮飛鳥「見てくれ。衣装さんに頼んで、キミの髪色を再現したエクステを作って貰ったんだ」

蘭子「……ああ、自分のモノにしたいって、そういう意味だったんだ……」

飛鳥「……?」


ほっとしたような残念なような、ちょっと複雑な気分の蘭子でした

【やせ我慢】

<ホラー映画鑑賞中>

蘭子「ひぃぃっ……」ビクッ

小梅「わー……♪」キラキラ

飛鳥「…………」


…………
………

蘭子「うう……怖かったぁ……」

蘭子「そういえば、飛鳥ちゃんはあんまり怖がってなかったみたいだけど……ホラーは結構得意な方なの?」

飛鳥「別に得意、という訳ではないよ。でも、本物の心霊現象ならともかく、こんなものはタダのマヤカシでしかないだろう?」

飛鳥「ホラー映画なんて、所詮は人の創りだした虚構(フィクション)さ。それなら、エンターテイメントとして楽しむことはあれど、別に恐れる理由なんてない……違うかい?」

蘭子「うう、理屈では理解るけど~……」

小梅「…………」

小梅(……見てる最中、時々手が震えてたのは黙っててあげよう)くすっ…

【着せ替え人形】

<服屋>

飛鳥(ゴスロリ装備)「…………」
(参考画像:http://i.imgur.com/fLviuzL.png

蘭子「ふふふ……素晴らしい。どうやら、我が未来視の魔眼に狂いはなかったようね」

小梅「つ、次は……こっちの服なんて、どうかな? この間、輝子ちゃんが似たような服を着てたんだけど……」
(参考画像:http://i.imgur.com/pikGYJR.png

乃々「私としては、こっちの甘ロリ系のワンピースもいいんじゃないかって思うんですけど……」
(参考画像:http://i.imgur.com/3yKoBgE.png

飛鳥「……ねぇ、キミ達。ボクを着せ替え人形扱いするのはそんなに楽しいかい?」

「うむっ!」「う、うん…」「はい…」

飛鳥「ああ、そう……」

飛鳥「まぁ、これもゲームに負けたボクが悪いんだし、諦めて享受するしかないか……ふふっ」


何だかんだでまんざらでもない飛鳥でした

【終戦後】

飛鳥「……ふふ……噂には聞いていたけれど……まさか、ここまでハードだとはね……」

飛鳥「戦争……だなんて、冗談めかして比喩される理由が理解ったよ……ふふ……ふふ……」

乃々「……売り子とか……もう……むー……りぃー……」

比奈「……うーん……やっぱり、二人にはまだ早かったっスかね……冬コミ」

【書き初め】

『願わくば────
この騒がしくも愛おしい非日常が
いつまでも続きますように

二宮飛鳥』←と、非常に小さい文字で紙を一杯に使って書かれている


おわり

飛鳥と一緒にコタツでダラダラしたいだけの人生でした

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