モバP「聖夜は子猫と二人で」 (39)
みんなはきっと素晴らしいクリスマスを過ごしている一方
僕は、ssを書く
頑張ります!
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モバP「………」カタカタ
ちひろ「………」カタカタッターン
ちひろ「私、そろそろ上がりますけど…」
モバP「はい。お疲れ様でした!」
ちひろ「……あまり無理しないでくださいね?」
モバP「わかってます。もうすぐ終わると思いますので」
ちひろ「それならいいんですが……。みくちゃんも」
みく「わかってるにゃ」
モバP「帰りは、ボクが送っていきますので」
ちひろ「なら……私は帰りますね」
モバP「お疲れ様でした~」
ちひろ「お疲れ様です♪みくちゃんもまた明日ね」
みく「また明日にゃ!」
ガチャ
――数分後――
モバP「あぁ~終わった~」ノビー
みく「待ちくたびれたにゃ…」
モバP「悪い悪い。じゃあ、車出すから下で待っててくれ」
みく「はやくしてにゃ~」スタスタ
モバP「へ~い」
………………………
………………
………
(車内)
モバP「………」
みく「………」
モバP「ん~………」
モバP「………最近どうだ?」
みく「急になんにゃ?」
モバP「いや……な」
みく「最近…って言われても」
モバP「仕事の事とか、学校生活とか……ちょっと気になってな」
みく「う~ん……学校は、普段通りだしにゃ~」
みく「仕事だってちゃん……と」チラッ
モバP「ん?どうした……お」
みく「雪だにゃ…」
モバP「初雪だな。積もるかもなぁ」
みく「うん………」ジー
モバP「…………」
モバP「(なんか気まずいなぁ…)」
モバP「(みくは、さっきからずっと雪見てるし)」
モバP「(タイミング的に……今か)」
モバP「なぁ、みく」
みく「どうしたにゃ?」
モバP「あぁ…この後、予定とかってあるか?」
みく「ううん。特に無いけど…」
モバP「そっか」
みく「そうだにゃ」
モバP「………」
みく「え!それだけかにゃ?」
モバP「い、いや。違うけど…」
みく「じゃあ、何を聞きたかったの?」
モバP「えっと…だな。この近くに新しく飲食店ができたんだが」
モバP「ハンバーグが美味しいらしくてな。みく、ハンバーグ好きだろ?」
みく「うん♪ネコちゃんの次に大好きにゃ!」
モバP「でだな……あぁ~その………」
みく「もしかして、みくと一緒に行きたいの?」
モバP「え!?え、あ……その通りです」
みく「はぁ~。そこは、ビシッと言わないとダメにゃ!」
モバP「わ、悪い…」
みく「そういう時は、『俺と一緒に食事でも』とか言うべきなの!」
モバP「ごめんごめん。で、どうなんだ?」
みく「………みくじゃなきゃダメなの?」
モバP「あ~、そうだな。みくがいいかな」
みく「一瞬迷ったよね?」
モバP「気のせいだよ、気のせい」
モバP「それで、来てくれるか?」
みく「ここまできたら、察して欲しいにゃ」ジトー
モバP「おっと、これは失礼」
モバP「みくと食事ができるなんて、幸せだよ」
みく「本当にそう思ってる?」
モバP「本当だよ。嘘はつかないさ」
モバP「まぁ…それはそれとしてだな、みくよ」
みく「今度はなんにゃ」
モバP「アイドルだから仕方ないかもしれないが…」
モバP「みくだって高校生だ。今日の予定がないなんて、どうかと思うぞ~」
みく「べ、別に予定が無かったわけじゃ…」
モバP「あったのか?」
みく「ム~」
そう
今日は24日、クリスマスイヴ?だ。たぶん
寮では、予定のないアイドルでささやかなパーティーをするらしい
窓の外に目を向ければ、よく見える
雪の中を楽しげに歩いている
笑顔の絶えない家族、イチャつくカップル
羨ましい………特にカップルが
そんなことを思っているうちに…
モバP「よし。着いたけど、ここから少し歩くからな」ガチャ
みく「わ、わかったにゃ」ガチャ
モバP「えっと……傘傘っと。しまった、一本しかないわ」
モバP「みくー。悪いが、俺と相合傘だ」
みく「にゃ!?何でにゃ」
モバP「すまん。傘が一本しかないんだよ」
みく「む~。まぁでも、Pちゃんとなら構わないにゃ」
モバP「それは、助かるな。俺が雪をかぶらずに済む」バサッ
モバP「じゃあ行くか」
みく「うん♪」
………………………
………………
………
少し歩くと、広場のような場所に出た
中央には、色とりどりの装飾品が飾られた大きいクリスマスツリー
雪が斑に積もっていたので、少し幻想的だった
モバP「…綺麗だな」
みく「えぇ!?急になんにゃ!」
モバP「なにって……」
そう言って、ツリーに目を移す
当然、クリスマスツリーのことだった
一瞬ドキッとした自分が恥ずかしい
よく見れば、周りはカップルだらけ
なんだか、ソワソワする
Pちゃんは、そんなことにはお構いなし。ツリーに夢中だ
なんだか悔しかったので…
みく「ん………」
モバP「なんだ、手なんか出して」
みく「………///」
モバP「……そうだな。雪も止んだことだし」
モバP「これでいいか?」ギュ
みく「うん……///」ギュ
Pちゃんもやればできるんだなぁ…
鈍感で有名だったから、期待をしてなかった分嬉しかった
モバP「どうしたんだ?ボーッとして」
みく「べ、別になんでもないにゃ!?」
モバP「そ、そうか……」
モバP「ツリーに見とれてたのか?」
みく「そういうわけじゃないにゃ」
モバP「じゃあ、俺にだったりして。なんてな、ははは」
みく「………///」
モバP「………まじ?」
みく「ち、違うにゃ!?そんなわけないにゃ」
モバP「へぇ~、どうだかなぁ……」スタスタ
みく「え、ちょ…待ってよ、Pちゃ~ん」ダッダッダ
そうこうしているうちに、目的のお店に着いた
20階くらいのビルの中にそれはあった
落ち着いた雰囲気で、レストランというよりもカフェに近いと思う
モバP「どうしたんだ?入るぞ」
みく「ま、待ってにゃ~」スタスタ
ドアを開けると、とてもいい匂いが漂ってきた
Pちゃんが店員と少し話をした後、席まで案内をしてもらう
窓際で、外がよく見える席だった
周りに高い建物などが無いので、夜景がよく見える
私達の事務所も少し見えた
普段は、あまり見ない景色だったので
少しばかり見とれていると……
モバP「はい、どうぞ」スッ
みく「あ、ありがとうだにゃ」
そう言って、Pちゃんは椅子を引いてくれた
女性のエスコートもちゃんとできるんだなぁ…っと、感心してしまう
モバP「いいとこだろ?」
みく「うん♪Pちゃんの選んだお店にしては、なかなかオシャレにゃ」
モバP「それはどうも」
モバP「近くにいいお店があるって噂を聞いてな」
モバP「料理の方も評判らしい」
みく「じゃあ、早速注文にゃ!」
モバP「いやいや、メニューを見てからな」
みく「わかってるにゃ~」
………………………
………………
………
店員A「ご注文は以上でよろしいですか?」
モバP「はい。大丈夫です」
店員A「かしこまりました。少々お待ちください」ペコッ
モバP「…………」
みく「…………」
モバP「……そういえば」
モバP「さっきのツリーを見て思ったんだけど、もうクリスマスなんだな」
モバP「去年は、事務所で寂しく一人ぼっちだった事を思うと……」
みく「ちひろさんは居なかったの?」
モバP「用事があるとかで、先に帰っちゃってなぁ」
モバP「(彼氏とかいるのかなぁ?)」
みく「なら、今年はみくがいてラッキーだね」
モバP「あぁ、まったくだよ」
モバP「もし予定があったら、俺がみくと食事出来なくなっちゃうかもしれなかったな」
モバP「いや~助かったよ」
みく「予定っていっても、寮のみんなで祝うだけだったかもしれないにゃ」
みく「そう思うと……得したかもにゃ」
モバP「だろ?たまには、こんな所で食事もいいもんだろ」
みく「それもそうだね……」
ふと思った
いつものPちゃんなら、みんなと一緒に、と言うはずだと
でも、今日はみくだけ。Pちゃんと二人っきり
みく「ねぇ、Pちゃん」
モバP「ん、なんだ?」
みく「どうして、他の子を誘わなかったの?みんなも誘えばよかったのに」
モバP「俺と二人っきりは、嫌か?」
みく「ううん。むしろ、久しぶりで嬉しいくらいにゃ」
みく「だけど…独り占めって感じがして、気が引けるというか」
モバP「そうかぁ……」
モバP「そうだなぁ……みんなには悪いけど、今日はみくしか誘ってないんだ」
みく「え……みく、だけ?」
みく「もしかして、たまたま事務所に残ってたからとか…」
モバP「いや、まさか………少し、みくに話したいことがあってな」
モバP「だから、みくだけを誘った」
みく「そうなんだ……それで、話ってなんにゃ?」
そう言うとPちゃんは、真剣な顔つきになった
仕事の話だろうか?
それにしては、覚悟を決めたって感じがする
モバP「実は……」
店員「お待たせいたしました。こちら、ご注文の―――と―――でございます」
店員「ごゆっくりどうぞ~」
モバP「………」
みく「………」
絶妙なタイミングで、料理が運ばれてきたので
変な空気になってしまった
それにしても早い。まだ、10分と経ってないだろうに
これが、一流か…
モバP「……冷めないうちに食べるか」
みく「そう…だね。これが、目的だったし」
モバP「じゃあ、いただきます」
みく「いただきま~す♪」
―――――――――
――――――
―――
モバPみく「「ごちそうさまでした」」
モバP「うん。結構美味しかったな」
みく「このみくを満足させるなんて、なかなかにゃ」
モバP「ははっ、それは良かったよ」
モバP「少しは、クリスマスっぽくなったかな」
みく「別にクリスマス関係ないと思うけど…」
モバP「まぁ、そう言うなって。ははっ…あ」
店員「こちら、コーヒーです」コトッ
モバP「あ、すみません」
店員「ごゆっくり」ペコ
モバP「…………」ゴクッ
モバP「あぁ…そうだ!すっかり忘れてた」
みく「?」
モバP「えっとねぇ……はい、これ」スッ
みく「これって………」
モバP「クリスマスプレゼントだ。俺からの」
みく「…………」
モバP「あれ。もしかして、いらない……」
みく「ち、違うの。その…家族以外からのクリスマスプレゼントは、初めてだったから」
モバP「友達からもないのか?もしかして、いないとか」
みく「そんなことないよ!結構いると思う……」
モバP「はは。まぁ、受け取ってもらえただけど良しとするか」
みく「ねぇ、今開けてもいい?」
モバP「おぉ、いいぞ。喜んでもらえると良いんだが」
みく「Pちゃんがくれるなら、何でも嬉しいにゃ♪」ゴソゴソ
みく「細長い箱………魚!?」
モバP「そんなわけないだろ。まぁ、開けてみろ」
みく「う、うん…………」カパッ
みく「……これって」
モバP「ネックレスだ。みくに似合う思ってな」
みく「すごく綺麗だにゃ。なんか、ネコちゃんの目みたいだにゃ」
モバP「キャッツアイって言うらしい。仕事の関係で、アクセサリー店に行った時見つけたんだ」
モバP「気に入って…もらえたかな?」
みく「もちろん♪とっても嬉しいにゃ♪」
モバP「そっか。それは良かった」
みく「あ、PチャンPちゃん。これ、みくに付けてくれないかな?」
モバP「あぁ、いいぞ」
モバP「じゃあ失礼して………ん」
みく「出来た?」
モバP「ちょっと待ってくれ………」パチッ
モバP「はい、できたぞ」
みく「えへへ……ありがとうにゃ、Pちゃん」
みく「……似合ってるかなぁ」
モバP「あぁ、すごく似合ってるよ。綺麗だ…」
みく「え!?あ……あ、うん///」
みく「だ、大事にするね?このアクセサリー」
モバP「そうしてもらえると嬉しいよ」
結構高かったが、その価値はあったみたいだ
こんなに喜んでもらえてるんだ。安いもんだな
みく「♪」
モバP「………」チラッ
モバP「お、雪だ。また、降ってきたな」
みく「今日は、よく降るにゃ」
モバP「…………あ」
モバP「そろそろか」
みく「え?そろそろって?」
モバP「あ、あぁ。ちょっと見せたいものがあってな」
モバP「ちょうど食べ終わったし…出るか」
みく「う、うん。ちょっと待ってて、準備するから」
モバP「わかった。先に会計済ませておくから」
みく「わかったにゃ。外で待ってて」
モバP「う~ん」スタスタ
――数分後――
みく「おまたせにゃ~」スタスタ
モバP「おし!じゃあ、行くぞ」
みく「行くって、どこに?」
モバP「そうだなぁ……すぐにわかるよ」
みく「?」
ビルを出て、少し歩くと
着いた場所は、来るの途中にあったクリスマスツリーだった
この時間帯だと、家族連れも少なくなってきている。が、
カップルが余計に増えている気がする。いや、増えている
ムムム……ベタベタしやがって~
そんなことを思っていると……
モバP「時間だ」
みく「え?時間って……」チラッ
その瞬間、クリスマスツリーのイルミネーションが点灯した
それに合わせて、周辺に飾られてあったものも同じく
黄色のライトが光ったことで、ツリーは黄金色に輝いく
幻想的な美しさに目を奪われてしまう
よく見ると、周りの人も釘付けだ
モバP「どうだ?」
みく「すごいにゃ!こんなに綺麗なツリーは初めてにゃ!」
モバP「少し大げさじゃないか?綺麗なのはわかるけど…」
みく「そんなことないにゃ。本当に綺麗……」
みく「Pちゃんが見せたかったのって、これのこと?」
モバP「あぁ。ここのツリーは、点灯時間がちょっと遅くてな」
モバP「(ある人にお願いしたんだけど)」
モバP「少しは、クリスマスっぽいもの見ておきたいだろ?」
みく「こんなに綺麗なら充分すぎるn」
その時
私のアイデンティティーが発せられる直前
衝撃的な光景が目に入る
目の前の二人組(男女)が濃厚なキスを始めたのだ
こんな雰囲気ならしょうがないかもしれないが
なんとも羨まs…迷惑なことだ。場所を考えてほしい
おかげで、Pちゃんとの間に気まずい空気が流れる
モバP「………っ」
みく「………///」
何か言ったほうがいいのかなぁ
でも、どんな話をすればぁ…んっ~
モバP「………」
モバP「なぁ?みく」
みく「ど、どうしたの?」
モバP「……今日、楽しかったか?」
みく「もちろんにゃ♪美味しいハンバーグも食べられたし、Pちゃんからプレゼントまで貰ったもん」
そう言ってみくは、胸元のネックレスを手に取った
この笑顔を見れば、心から嬉しいのだろうと思える
モバP「それは良かった。喜んでもらえて何よりだよ」
ちょっと無理した甲斐があった。
見つけるの、大変だったんだぞ?
みく「…でもね?」
モバP「ん?」
みく「少し……気になることがあるの」
たった一つ
モバP「うん。なんだ?」
みく「Pちゃん、みくに何か言いたいんじゃないの?」
みく「さっきも、何か言おうとしてたよね」
モバP「あ、あぁ……確かに」
みく「なんだか今日のPちゃん、いつもと違う感じがしたから…」
顔に出るのかもな、そういうことって
心配させちゃったかな
モバP「みく………」
モバP「確かに、みくに伝えたいことがあった」
モバP「今日なら……言えるんじゃないかと思ったけど」
意気地が無いなぁ……俺
みく「だったら、今言えばいいにゃ」
モバP「え?」
みく「ちょうどよく雪が止んで」
みく「ライトアップされたクリスマスツリーの前で、向き合う男女」
みく「これ以上のシチュエーションは、なかなかないよ?Pちゃん」
そう、なかなか無い
こんなシチュエーションで言える言葉も、そう多くはない
モバP「ん~だけどなぁ…」
みく「男なら、ビシッと言わなきゃダメにゃ!」
モバP「……そうだな。こんな機会はもう来ないだろうし」
みく「みくは、いつでもいいよ♪」
答えなんて、わかってる
それでも……その口から聞きたかった
モバP「はぁ………」
何を言うか、わかってるんだろうな
回りくどかった俺が、悪いんだけど
モバP「よし!みく」
みく「何?Pちゃん」
モバP「…………俺は」
みく「………うん」
モバP「俺は……みくが好きだ」
みく「うん///」
モバP「はぁ………」
モバP「ベタかもしれないけど、気付くと目で追ってて」
モバP「一緒にいると心から安心できる」
モバP「こんな子とずっと一緒にいられるならどれだけ幸せかって思った」
モバP「だから……」
みく「だから?」
モバP「だから………俺と」
モバP「けっ……」
みく「け?」
モバP「け………は、まだ早いから」
モバP「俺と、付き合ってください!!」
みく「…………ふっ…あははは」
モバP「え、ひどくない?今年一番の大勝負なのに」
みく「ふふっ、ごめんごめん。なんか、Pちゃんらしいなぁって思って」
モバP「俺らしいねぇ……」
みく「うん。すごくPちゃんらしい」
モバP「そっ…かぁ……」
みく「うん。とっても///」
みく「と言うか、Pちゃん」
みく「アイドルに手を出そうなんて、なかなかの度胸だね」
モバP「仕方ないだろ?好きになっちゃったんだから……」
みく「んっ………///」
モバP「…………」ポリポリ
みく「…………」
モバP「それで?答え、聞かせてくれるか?」
みく「う~ん………」
ここまで来たら、さすがにわかってほしいものだけど
でも、そこがPちゃんらしくて好き…
みく「ねぇ?Pちゃん」
モバP「ん?どうした」
みく「みくね?一つ…お願いがあるの」
モバP「お願い?俺が叶えられるならいいけど」
みく「そんに難しいことじゃないよ」
Pちゃんには、難しいかもしれないけど
モバP「じゃあ、なんなんだ?」
みく「そうだなぁ………」
みく「クリスマスに一緒に食事して、プレゼントまで貰って」
みく「おまけに愛の告白まで、されたんだよ?」
みく「ここまで来たら、してほしいことは一つだけだと思うなぁ」チラッ
モバP「あぁ………えっと」
鈍感な俺でも、さすがにわかる
わかったからこそ、戸惑う
モバP「いいのか?みく」
みく「うん///」
みく「今だけは、普通の女の子だから」
みく「アイドルじゃお願いできないこと、しておきたいの」
みく「これくらい、サンタさんが許してくれるよね?」
モバP「みく………」
モバP「そうだな、今日だけは特別だ。なんたって、クリスマスだからな」
モバP「ちょっと恥ずかしいけど…」
そう言って、右頬に手を添えた
覚悟を決めたのだろう
私はおとなしく目を瞑り、後はPちゃんに委ねる
みく「Pちゃん」
モバP「なんだ?」
みく「みくね?今、幸せだよ」
モバP「うん」
みく「だからね?これからも///」
踵をあげて……
モバP「あぁ……」
背を曲げて……
モバP「幸せにするよ……」
みく「ん………///」
―――――――――
――――――
―――
交わした唇は
ほんのりとコーヒーの味がした。けど…
少しだけ甘かったことは、忘れないようにしよう
そう思った………私である♪
――END――
おわりです。
はやく終わらせたのは、虚しくなったから
途中の食レポを書かなかったのは、俺が未熟だったからだ!
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