夏海「ねえちゃんに黒板消し落としやったら動かなくなった」 (12)

夏海「というかこれよく見たら文鎮だった…」


れんげ「なっつんどじっこなんなー」


夏海「夏海ちゃんてへぺろー」ペロッ


小鞠「」


蛍「先輩…」ジーッ


夏海「じょ…冗談だって、ほら姉ちゃんおきなって」ユサユサ


小鞠「」


れんげ「こまちゃんうごかないんなー」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450543726

夏海「やばいよやばいよどうしよう」


れんげ「心臓マッサージなん!こういう時は心臓マッサージってねぇねがいってたん」


夏海「でもどうしようウチやり方わかんないよ」


蛍「わたしわかります!前に習いました!」


夏海「よしほたるん頼む!ねえちゃんを救ってくれ!」


蛍「はい!」モミモミ


れんげ(こまちゃんの胸をわしずかみにしてもんでるん…たぶん間違ってるん)


小鞠「」モマレモマレ


夏海「どう?ほたるん」


蛍「ダメです」


れんげ「やり方がまちがっているん」

夏海「やり方って言ったって…一体どうすれば」


れんげ「AEDなん!こういう時はAEDだってねぇねがいってたん」


夏海「AEDかそれならたしかにあれなら説明書付いてる…でもAEDがここにないよ」


蛍「AEDならこの前職員室においているって先生が」


夏海「よし!とってくる!」


夏海「ほたるんはねっちゃん脱がして準備しといて!」


蛍「はい!」

職員室


夏海「かずねええええええええ!」


一穂「ん?どうしたの」スパー


夏海「実は姉ちゃんが…ってかずねえタバコすってるの?」


一穂「まあねぇこの仕事ストレス溜まるしね。吸わなきゃやってらんないよ」スパー


夏海「かずねえのそういうとこ見たくなかったな…いやそれよりねえちゃんが…かくかくじかじか」


一穂「なるほどそれでAEDね…AEDならそこにあるよ」


夏海「おお!かずねえありがとう!」タタタッ


夏海「…かずねえ来ないの?」


一穂「…これ吸ったら…テストの採点終わったらいくよー」


夏海「どっちにしろ優先順位がおかしいよ!」

教室


夏海「おーーい!とってきたぞー!」


蛍「あれ?先生は…」


夏海「かずねえは…ダメだ」


れんげ「ねぇねだめなんな」


夏海「それはそれとして…なんでねえちゃんが素っ裸なの?」


小鞠「」スッポンポン


蛍「え!?でも先輩が脱がせって」


夏海「上だけだよ!しかもなんで靴下と上履きだけはいてんの!?」


蛍「こだわりです!」キリッ


夏海「こだわりってなんだよ!欲望だだもれじゃねーか!」

れんげ「遊んでる場合じゃないのん」


夏海「おおそうだった」


夏海「やり方はえーっと…電極を胸に…ほたるん!胸に電極をつけて!」


ほたるん「はい!…つけました!」ヌギヌギ


夏海「よしそしてこれを…ってなんでほたるんがつけてるんだよ!しかも脱ぐな!そしてなんで靴下と上履きだけはいてんだよ」


蛍「こだわりです!」キリッ ブルンブルン


夏海「そういうのいいから…あと服着てね」


れんげ「真面目にやるん」

夏海「これをこうして…スイッチを…」


AED「AEDの使用の必要はございません」


夏海「なんでだよ!」


AED「AEDの…」


蛍「そんな…どうして…」オッパイブルンブルン


れんげ「ほたるんはやく服着るん」


卓「…」ジーッ


夏海「兄ちゃんもさりげなくみない」


蛍「これでだめだなんて…」


卓「…」サッサッ


夏海「え?脈を確認しろって?そうか!」


蛍「わたしやります!」ササッ


れんげ「ほたるんそこは股なん!」


蛍「ここかな」サッ



れんげ「耳を付けるん!顔をうずめるんじゃない」

蛍「心臓は…動いている…」


夏海「じゃあ…一体どうして…」


れんげ「気絶してるだけかもしれないん」


蛍「頭に大きなたんこぶがあります」


夏海「なーんだじゃあただ気を失ってるだけか人騒がせだなー」





ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリr




一同「!?」


一穂「おおみんないたか。タバコの火が…火事だよーみんな避難するよー」


れんげ「ひどい理由なん」




れんげ「もえてるん…もえてるん…うちらの教室も…ひらたいらさんも…思い出も…もえていくのん」


一穂「それはちがうぞーれんちょん」


れんげ「?」


一穂「形あるものはいつか壊れていく、例えそれがなくなったとしても思い出はれんちょんのそばにあると思うよ」


夏海「そのいつか壊れるものをぶち壊した人のセリフとは思えない」


小鞠「う…うぅ…」


夏海「お!ねえちゃんおき…ってねえちゃんまだ服着てないじゃん!」


蛍「す…すみません。あわてていたので…つい…」


夏海「靴はしっかり履き替えてるのに…」


蛍「こだわりです!」


夏海「確信犯!」

小鞠「う…うーん…いたた…なにが…ってあれわたしは…裸…?」


小鞠「きゃああああああ!!な…なんでわたし裸!?……うわ!学校燃えてるし!なにがあったの!」


蛍「これは夏海先輩が…」


夏海「ちょ」


一穂「まあまあ落ち着いて…学校は燃えちゃったし今日はみんな家に帰ろうか」


れんげ「ねえねえが一番落ち着いてるん」


一穂「今の時間バスないしうちが車で送る…」


れんげ「あ、ねぇねの車の駐車場に火が燃え移った…」


ぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!


一穂「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」







それから学校はしばらく青空教室となりねえちゃんはあれから変な趣味に目覚めてしまった



夏海「ちょ…ねえちゃんまた服着てないじゃん!」


小鞠「別にいいでしょ!それに靴と靴下は履いてるんだから」


夏海「なんでそこだけ…」


小鞠「こだわりよ!」


蛍「外で堂々と裸になるなんてドン引きですね」


夏海「おい」


一穂「…」スパー


れんげ「ねぇね最近起きてる時間長いけどヤニ臭いのん」



あの事故がもたらした傷は未だ癒えない




今回はここまで

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年08月23日 (木) 00:59:50   ID: FOMfGi01

なんか色々ヒドイ

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom