男「たけのこときのこが戦争?」(29)

男「こわいこわい」

男「確かに街行けばたけのこときのこが撃ち合いしてたしな」

男「物騒な世の中だこと」

男「戦争で社長は疑心暗鬼になるしなぁ」

男「あいつのお陰で今は無職」

男「自分以外は全員きのこ派といっていたな」

男「社長に文句を言えば殺される」

男「好きだった奴も、友人も何もかもが殺された」

男「これからどうすればいいんだろうか」

男「日本はたけのこときのこで南北にわかれ、毎日各地で戦闘が起きる」

男「仕事もない食い物もない」

男「もうこっちは戦力が足りない。仕事もない奴は徴兵されるだろうな」

男「今日はもう寝よう」

    翌  日

たけのこときのこ皆どっち好き

ペルソナは違う

男「今日も配給貰うだけか」

男「?手紙か」

男「徴兵のお知らせ、と」

男「ここはたけのこ領だったか」

男「パイの実派はないな」

男「断れば死ぬ、きのこ領にいけば問答無用で死ぬか」

男「なら徴兵されよう」

男「よし」

 数 日 後 

男「軍には来たが、新人を1週間で前線に出すのか」

男「静かな街だなぁ」

竹兵1「おい、気をつけろ新人」

男「分かってます」

竹兵2「あのデパートを占領する」

竹兵1「了解」

竹兵1「狙撃されないよう物陰から進もう」

男「(何も居ないだろう)」

竹兵2「新人、竹1あれを見ろ」

竹兵1「自軍の兵士のようだな」

男「うわ」

竹兵2「拷問を受けて殺されている」

竹兵1「勝利に犠牲は付き物だ」

竹兵2「デパートに突入する」

男「了解です」

すまんこ。1だけど糞ss頑張って立ててるから遅れる。

竹兵1「ここで竹軍と茸軍の戦闘が起きたようだ」

竹兵2「見れば分かるさ」

男「危険ですね」

竹兵1「そうだな。とにかく屋上を目指せ」

竹兵2「何階まであるんだ?」

竹兵1「5辺りだろう」

竹兵2「そうか」

ご飯、風呂

竹兵2「4階、フードコートか?」

竹兵1「多分な」

竹兵1「気をつけろよ」

男「腹減りますね」

竹兵1「気持ちは分かるが、食うな」

男「なんでです?」

竹兵1「茸兵が居ないにしても食物に毒の可能性もある」

男「そうですか」

竹兵2「目の前の食物が食えないのは悲しいこった」

竹兵1「食えるかも知れないが、危険だ」

男「あ、あそこに誰か居ますよ」

竹兵1「どこだ!」

男「こっちに気付いてます」

竹兵2「突撃する!」

男「えっ」

竹兵2「動くな!」

竹兵1「手を頭の上!」

竹兵1「新人、ボディチェック!」

市民「殺さないでくれぇ!」

竹兵1「服装から見て市民だ。どうする」

パイの実おいしいよね

竹兵2「連れていくか」

竹兵1「了解」

竹兵2「次の階に行く」

竹兵1「屋上、異常なし!」

竹兵2「よし。連絡して帰る準備だ」

竹兵1「デパートを制圧した」

竹兵1「後は味方が来るまで待機」

竹兵2「今日もいい仕事したな」

男「そうですね」

       数   分   後

男「来ましたよ」

竹兵2「じゃあ降りるか」

  地上

竹兵1「車両に乗れ。この後は味方がしてくれる」

基地的な所

男「そういやこの戦争はなんで始まったんですか?」

竹兵2「確かな、議員や大臣が竹の子と茸で論争があった」

竹兵2「それで論争が激しくなって、茸派が多くてな」

竹兵2「その時の竹の子派は逮捕か殺された」

竹兵2「それから日本は茸至上主義になった」

竹兵2「竹の子派は殺害が問題でなくなった」

竹兵2「それから銃刀法違反解除され、銃や刃物は当たり前になった」

竹兵2「武器さえあれば、と茸に反対する竹の子派を集めた」

竹兵2「レジスタンスだな。それから北は竹の子、南は茸」

男「へぇ」

寝たり寝なかったり

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