モバP「アイドルと誕生花」6月編 (73)
アイドルにプレゼントや誕生花を贈るSSです。
誕生花は同じ日に一つの花だけじゃなくて複数種ありますので、
その中でアイドルに合いそうな花や話が作りやすい花を選んでます
さらに、同じ花が別の日の誕生花になっている場合もありますので、
前に書いた花が別のアイドルに被る場合もあります
過去作
3月編:モバP「アイドルと誕生花」3月編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412447164/)
4月編:モバP「アイドルと誕生花」4月編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414430482/)
5月編:モバP「アイドルと誕生花」5月編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448308763/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449933265
6月3日
及川雫「プロデューサーさん、おつかれさまですー」
モバP「お疲れ、雫、誕生日おめでとう」
雫「ありがとうございますー。あ、それケーキですかー?」
モバP「おう!今回は及川牧場印の生クリームを使ってケーキを作ってきた」
雫「わー!うちの生クリームはとっても濃厚でとろけちゃうんですよー」
モバP「味見した時に思ったが、ほんと美味しいのな」
雫「はいー。あ、そうだー。今朝、実家からたーくさん酪農品がとどいたのでー、この牛乳で乾杯しましょー」
モバP「その前に、雫に渡したい花があるんだ」
雫「お花ですかー?」
モバP「今日の誕生花、スイカズラだ」
雫「なんだかおもしろい形のお花ですねー。アルファベットのYみたいな形してますー」
モバP「独特の見た目だろ?この花を取って筒部を数と甘い味がするから吸い葛(すいかずら)って名前が付いたんだ」
雫「へー、私も昔花の蜜を吸って遊んだことありますよー」
モバP「それは多分ホトケノザだな。北海道以外に自生してるから、全国でも子供の時にやったことある人は多いだろうな」
雫「お花は寒いの苦手ですもんねー」
モバP「しかし、このスイカズラはそうでもない。冬が来ても葉を少し残して冬の寒さを耐え忍ぶんだ。そのことから別名、忍冬(ニンドウ)とも呼ばれる」
雫「冬を越えてこんなに可愛いお花を咲かせるなんて、頑張りやさんなんですねー」
モバP「この花は最初は白色なんだけど、翌日になるとこっちみたいに黄色に変色するんだ。一度に白と黄色の花が咲くことから、金銀花って名前もある」
雫「いくつもお名前持っててこんがらがっちゃいそうですー」
モバP「まあスイカズラって名前だけ知ってれば十分だな。後、雫にはこれも」
雫「これは、何の粉ですかー?お薬みたいなー」
モバP「スイカズラは昔から生薬として使われてるんだ。これはそれを粉末にしたやつ。効果としては解熱や抗菌作用から、腰痛、女性に多い冷え性にも効果がある」
雫「色んな名前があって、お薬にもなってすごい花ですねー。でも、私お薬ってあんまり得意じゃないんですー」
モバP「それなら入浴剤として使ってみるといい。さっき言った冷え性にも効くし、筋肉の緊張を取ったり、血行促進効果もあるからな」
雫「それは助かりますー。プロデューサーさんは、色々考えて用意してくれたんですねー。嬉しくて、胸がいっぱいですー♪」
モバP「スイカズラの花言葉は『愛の絆』『献身的な愛』『友愛』。アイドルにも花にも愛情を持って接するのは俺の務めだな」
雫「こんなに毎日充実してるのは、プロデューサーさんが愛情たっぷりで育ててくれたおかげですからねー。これからももーっとお世話してくださいねー♪」
6月4日
丹羽仁美「プロデューサー、お疲れ様!」
モバP「仁美、お疲れっ!誕生日おめでとう!」
仁美「さすがアタシの松風!ちゃんと覚えててくれたんだね」
モバP「そんな松風が用意したのは、こんなプレゼントだ」
仁美「んー?ブレスレット?古風なのが好きなアタシには、ちょっと新し物過ぎない?」
モバP「まあ最初はその辺考えて、扇子とか探してたんだけど、そういう系のグッズって仁美はあらかた持ってるだろ?」
仁美「色々集めてるからねー・・・って、これ剣梅鉢の紋が入ってる!」
モバP「仁美の好きな前田慶次の家紋入りブレスレット、たまにはこういう感じのグッズもいいんじゃないかと思って」
仁美「うんうん、アタシの趣味もきちんと理解したプレゼント、プロデューサーありがとう!」
モバP「それと、仁美にこんなものを作ってきた」
仁美「お、卯の花!昔、おばあちゃんが作ってくれてたよ」
モバP「卯の花こと、おからの炒り煮。初めて作ったけど味は保障するぞ」
仁美「うん、いい味してて美味しい。でも、なんで卯の花?」
モバP「今日の誕生花がウツギ(空木)でな。ウツギの別名も卯の花って言うんだが」
仁美「あー、知ってる知ってる。うつぎの花を縮めて卯の花だっけ」
モバP「そうそう。おからのことを卯の花って言うのは、このウツギの花と似てることからきてるらしい。ウツギをそのまま持ってくるのは難しかったから、おからを用意してみたんだ」
仁美「昔の人も洒落た名前をつけるよね。そういえば、旧暦4月の卯月もこの花からだよね」
モバP「よく知ってるな。ちょうど卯の花の咲く月だから卯月って名前みたいだな」
モバP「ちなみにウツギの花言葉は『古風』や『風情』、仁美にピッタリな花だろ?」
仁美「アタシを表現する花としては最適だね!プロデューサーもよくそういうの見つけてくるねー」
モバP「まあ松風だからな。当然だ!」
仁美「あはは!それもそうだね!こんな松風がいるんだから、アタシもこのアイドル戦国時代でもっと傾いてみせるからっ!期待しててよ?」
6月6日
星輝子「プロデューサー...お疲れ...」
モバP「輝子、お疲れ。やっぱここにいたのな」
輝子「フヒ、フヒヒ...親友の机の下が一番落ち着くからな...」
モバP「まあいいや。ほら、出てこい、ケーキ用意してあるから」
輝子「け、ケーキ?いきなりどうしたんだ...?」
モバP「今日は輝子の誕生日だろ?誕生日おめでとう!」
輝子「た、誕生日...?そ、そうか、誕生日か...祝ってくれて...う、嬉しいぞ」
モバP「今日は輝子の為に特別なケーキを用意したぞ!」
モバP「グランフロント大阪店にある老舗チョコレートブランド『カファレル』の限定ケーキ!キノコのケーキ『フンゲッティ』だ!」
輝子「見た目は完全にキノコ...こ、こんな素晴らしいケーキがあるのか...」
モバP「俺も最初は驚いたよ。まさか、キノコケーキが実際にあるなんてな。マ○オストーリーの中だけだと思ってたよ」
輝子「赤、黄、黒、白、茶のカサ...色とりどりで、か、かわいい...」
モバP「カサの部分がムースで、軸の部分はチョコレートケーキになってる。味は順番にラズベリー、オレンジ、チョコ&ラズベリー、レモン、ティラミスと色々楽しめるぞ」
輝子「さ、さすが親友だな...チョコは...あまいからすきだ...あ、ありがとう」
モバP「さらに、本日の誕生花、アストランティアもプレゼント」
輝子「な、なんだか線香花火みたいな花だな...」
モバP「そうそう、茎の先からいくつも弾けてるようでそう見えるよな。ちなみに一番外側の花びらに見える部分はガクで、弾けて見える一つ一つが花だ」
輝子「こ、これが花なのか...キノコには及ばないが...おもしろいやつ...」
モバP「んで、この花の部分をよく見ると、なんだか星みたいに見えるだろ?ギリシャ語で星を意味するアストラが語源で、アストラフェテスって名前」
輝子「ほ、星か...私と、一緒だな...フヒ」
モバP「それにちなんで、花言葉も『星に願いを』。俺から輝子への期待の意味も込めてある」
輝子「き、期待に応えられるかはわからないが...し、親友と一緒ならやれる気がする...だから、これからも...よ、よろしくな、フヒ」
6月7日
佐々木千枝「プロデューサーさん。お疲れ様です」
モバP「お疲れ様、千枝。誕生日おめでとな」
千枝「はい!ありがとうございます。これで千枝も少しだけオトナに近づきましたよね」
モバP「そっかー、オトナな千枝にはこのプレゼントはコドモっぽ過ぎたかなー」
千枝「わっ!ウサギさんの編みぐるみ!すごく可愛いです!」
モバP「可愛いけど、オトナな千枝にはなー」
千枝「もう!プロデューサーさん、そんな意地悪言わないでください!」
モバP「ははっ、冗談冗談。一匹じゃかわいそうだから、もう一匹もな」
千枝「これ、もしかしてプロデューサーさんが作ったんですか?」
モバP「こう見えて手先は器用だからな。暇な時間にコツコツと」
千枝「プロデューサーさんの手作り…大切にしますね!」
モバP「そうしてくれると俺も嬉しいな。さて、千枝にはこんな誕生花を」
千枝「バラの花ですか!?綺麗…なんだか、ドキドキします」
モバP「ドラマみたいな赤いバラじゃなくて悪いな。今日の誕生花は黄色いバラ、家で育ててたミニバラを持ってきた」
千枝「ミニバラ?そういえば、普通のバラより小さいですね」
モバP「小さい分普通のバラより育てやすいんだ。それに、ミニバラの花言葉は『特別の功績』。誕生日みたいな特別な日にはいいだろ?」
千枝「そうですね。普通のバラは綺麗ですけど、このサイズだとなんだか可愛いです」
モバP「バラ自体には『愛』や『美』と言った花言葉があるが、黄色いバラは『君の全てが可憐』。オトナっぽくなりたい千枝にはちょっとあれかな」
千枝「そんなことありません。すごく嬉しいです」
モバP「そうか?なら、この花もつけとこうか」
千枝「小さくて白い花がいっぱい集まって、雪の結晶を花束にしたような花ですね」
モバP「なかなかいい表現だ。名前はホワイトレースフラワー、花言葉は『可憐な心』。この花も選んだのは、花言葉と蝶が好んで蜜を吸いに来ることから、千枝のファンがもっと増えますようにって」
千枝「プロデューサーさんは、いつも千枝のこと考えてくれて。千枝もこの花みたいにファンをいっぱい集められるように頑張ります!」
モバP「おう!(まあ、蝶じゃなくて変な虫がよってくるもんなら全力で排除するがな)」
千枝「今、何か言いました?」
モバP「いやいや、何も。今日は千枝のワガママなんでも聞いてやるからな」
千枝「ほんとですか!じゃあじゃあ…えーっと…何にしようかなー」
6月9日
小室千奈美「お疲れ様、プロデューサーさん」
モバP「お疲れ様、千奈美。誕生日おめでとう」
千奈美「へぇ、私の誕生日、ちゃんと覚えててくれたんだ」
モバP「敏腕プロデューサーはこういうことにも抜け目なくいかないとな」
千奈美「優秀なのはみとめてるけど、もう少しスキを見せたっていいのに…」
モバP「最初の頃は冴えないとか生意気とか言ってたのに、まさかそんな言葉が出るとは」
千奈美「プロデューサーさんが、私をこんな風に変えたんでしょ?さ、そんなプロデューサーさんは、どんなプレゼントを用意してくれてるのかしら?」
モバP「千奈美には、これだな」
千奈美「ふーん。なかなかおしゃれなダーツケースね。安直にバレルやフライトを選んでくるかと思ってたのに」
モバP「あんまダーツやったことないからわからないけど、ああいうのって実際に投げて使うから、本人が使い慣れてるやつがいいかなと思ってさ」
モバP「だから、そういうのに関係なく使えるケースを選んでみたんだけど」
千奈美「ふふっ、上出来ね。嬉しいわ、ありがと」
モバP「それと、千奈美にはこんな花束を」
千奈美「花束のプレゼントと来たか、これは予想外のプレゼントね。花の形的に、スイセン?」
モバP「正解、ヤリズイセンとも言われるイキシアだ」
千奈美「何だかこの花束、やたらとカラフルね。赤、黄、白、ピンク、紫、翡翠と色々あるのね」
モバP「多種多様な色を持つのはイキシアの特徴でもある。メジャーなのは、このヒスイ色のヴィリディフロラと、オレンジや黄色のマクラータ。後は、深紅色のカンパヌラタとクリーム色したパニクラータも有名かな」
千奈美「ヒスイ色の花って初めてみたわ。普通の花にはあまりない色よね?」
モバP「そうなんだよ。俺も初めてみたとき、ナニコレ!?って、興奮した。ヴィリディフロラって名前がそのまま「緑色の花」って意味らしい」
モバP「と、まあ色々言ったけど、この中で今日の誕生花なのはこれだ」
千奈美「ピンク色のイキシア、さっきの説明にはなかったわね」
モバP「ピンク色のトリフォリア、花言葉は『誇り高い』、千奈美こういうの好きだろ」
千奈美「ふふ、まぁね。気に入ったわ。この花のように色んな輝きを与えてくれるのかしら?」
モバP「俺にできるのは千奈美の魅力を見つけるだけ、輝かせられるかは千奈美次第かな」
千奈美「やっぱり生意気ね。それなら安心してみてなさい。私の輝き見せてあげるから!」
6月10日
モバP「失礼します」
トレーナー「あら、プロデューサーさん、お疲れ様です。どうかされたんですか?」
モバP「トレーナーさん、お疲れ様です。もしかして、今日のレッスン終わっちゃいました?」
トレ「ええ、少し前に、アイドルの子に何か用事でもあったんですか?」
モバP「ちょっと晶葉を探してたんです。レッスン終わったなら事務所のほうに戻ってるかな」
モバP「それならそれで、トレーナーさんにお渡しするものが…」
トレ「私に?」
モバP「トレーナーさんって晶葉と同じで今日が誕生日でしたよね?おめでとうございます!ケーキ焼いてきたんで、よければ食べて下さい」
トレ「えぇ!?わ、私の誕生日なんて気にしなくてもいいのに…」
モバP「やっぱりこういうのって迷惑でした…?」
トレ「そ、そんなことありません。その、正直、すごく嬉しいです…でも、なんだかみんなに悪いような気も…」
モバP「折角の誕生日にアイドルもトレーナーもないですよ、はい」
トレ「あ、ありがとうございます!こんなに大きなケーキ…食べたらダイエットしなきゃ」
モバP「それと、誕生花であるこの花を」
トレ「これは、葉っぱの形からして、アザミですか?でも、それにしては花の咲き方が独特な気も…」
モバP「合ってますよ。この花はアカンサス・モリス、和名はハアザミ(葉薊)と呼ばれてます。上側にひさしのようながく、下側にはアゴのような苞(ほう)があって、その間から舌のように花びらが出る特徴的な花ですね」
トレ「アカンサスというと、ギリシャの国花でもありますよね。彫刻のモチーフで使われてたり」
モバP「そうですね。そのイメージからか、花言葉は『芸術』や『美術』『精巧』といったアーティスティックなものが多いです」
モバP「でもこの花を選んだ理由は『離れない結び目』って花言葉からですね」
トレ「離れない結び目、ですか」
モバP「アイドルのみんながあんな風に輝けるのは、トレーナーさん達の支えあってのことです。アイドルとトレーナーの関係、その結び目が離れることなくもっと強固でありますようにって」
トレ「ふふ、私もそうありたいです。それにしても、プロデューサーさんってすごくロマンチストなんですね」
モバP「…まあ、自分でもくさいこと言ってる自覚はありますよ」
トレ「でも、こんな風に真剣に考えてくれるプロデューサーさんにプロデュースされるアイドルのみんなは幸せだと思いますよ」
6月10日
モバP「晶葉、お疲れっ!」
池袋晶葉「おお、お疲れ、プロデューサー。どこに行ってたんだ?」
モバP「晶葉を探してレッスン場に行ったら入れ違いになったみたいでな」
晶葉「ふむ私に何か用事があったのか、もう少しゆっくり着替えていればよかったな」
モバP「まあ何事もタイミングだ。まずは、晶葉、誕生日おめでとう!」
晶葉「…ん?私の誕生日か。ああ、そういえば今日だったな」
モバP「自分の誕生日を忘れるなよ」
晶葉「最近忙しくてすっぽりと頭から抜け落ちていたよ。ふふん♪思い出したらなんだか気分がよくなってきたな」
モバP「じゃあさらに気分をよくしてやる。ほれ、バースデーケーキを焼いてきてある」
晶葉「おお!ケーキか!さすがプロデューサー、感謝するぞ。しかし…」
モバP「しかし…?」
晶葉「ケーキカットロボの準備がまだできていないのだ…今から作れば今日中には間に合うか…」
モバP「ケーキ切るだけにわざわざそんな時間かけんなよ!」
晶葉「む、そうか?まあ折角の誕生日の時間を割くのも野暮か」
モバP「まあ晶葉らしいといえば晶葉らしい発想だな。そんな晶葉にはこの花を」
晶葉「ほう、直接花のプレゼントを貰うのは初めてだな。嬉しいぞ。だが、私はこういう花の知識に関しては疎いんだ、なんて花なんだ?」
モバP「もとから花束のように密集して花を咲かせるこの花はビジョナデシコ(美女撫子)、ヒゲナデシコ(髭撫子)と呼ぶこともある」
晶葉「美女と髭とは、天地の差だな。美女というのはこの咲き方の美しさからだろうが、髭というのはなんなんだ?」
モバP「それは、この花の付け根の部分からいくつも伸びてる草が髭のようにみえるからだな」
晶葉「そういわれるとどちらもしっくりくる」
モバP「花言葉は晶葉に似合う『才能』や『器用』『巧妙』など、才を表すものから、『純愛』や『勇敢』なんかの心持を表現するものもある」
晶葉「機械以外にはあまり興味がわかないのだが、花もなかなか面白いな。暇なときに調べてみるか」
モバP「花について語れるやつが増えるのは大歓迎だ。あと、この花食える」
晶葉「何?なら、茎や葉を食べるのか?」
モバP「咲いたばかりの花を摘んでサラダに入れて食べられる。花を食材として用いることをエディブル・フラワーっていうんだ」
晶葉「ふきのとうや菜の花を食べることなどか」
モバP「そうそう、広い意味でみるとブロッコリーやカリフラワー、香り付けのハーブも含まれる」
晶葉「ふむふむ、こう、新しい知識が増えるというのはいいものだな」
モバP「なんか普段教えられる側の俺が、晶葉に教えてるのがすごく新鮮」
晶葉「花についてとても興味がわいたぞ。今日は研究を一休みして、ケーキを食べながらプロデューサーと語らうとしようか」
6月11日
緒方智絵里「あ、プロデューサーさん、おつかれさまです...」
モバP「智絵里、お疲れさん…どうした?なんか元気がないみたいだが?」
智絵里「あ、いえ...休み時間に四葉のクローバーを探してたんですけど、見つからなくて...」
モバP「あー…それは、俺のせいかも」
智絵里「え、なんでですか?」
モバP「それを説明する前に、智絵里、誕生日おめでとう」
智絵里「あ、ありがとうございます」
モバP「智絵里へのプレゼントとして用意したこれを」
智絵里「あ、これ、四葉のクローバーが入ったキーホルダー」
モバP「智絵里が四葉のクローバー好きだから、いつでも持ち歩けるように作ってみたんだ」
智絵里「これ、プロデューサーさんが、作ったんですか...?」
モバP「まあな。それで、さっき智絵里が四葉のクローバーを見つけられなかった理由なんだが、これを作るのに何日か前にこの辺の四葉のクローバー探しまくっててさ」
モバP「一つだけじゃ失敗したとき間に合わないから、いくつか見つけて取っちゃったんだ。この辺に無いのは多分、そのせい。ごめんな」
智絵里「い、いえ、謝らないでください。あの...うれしいです。わざわざ私のために...えへへ♪」
モバP「智絵里の笑顔が見れたし頑張って探したかいがあったよ」
モバP「それと、智絵里には誕生花にこの花を」
智絵里「ピンクのカンパニュラ...すごく綺麗...」
モバP「智絵里にはピンク色が似合うかなって。何人か候補はいたけど、こう智絵里が花を持ってるの見ると、うちの事務所で一番カンパニュラが似合うのは智絵里かなー」
智絵里「えーと、そうなんですか...?」
モバP「完全に俺の個人的な意見なんだけど、カンパニュラって神聖や純真ってイメージがあってさ、似合う候補に聖母な感じの清良さんやクラリスさんがいたんだけど、今の智絵里見ると天使のイメージですごく似合ってて絵になるなぁと」
智絵里「う、嬉しいですけど...その...恥ずかしいです...うう」
モバP「おっと、すまんすまん。ちなみにカンパニュラの花言葉は『感謝』『誠実』。四葉のクローバーは?」
智絵里「『希望』『信仰』『愛情』そして、『幸運』です!」
モバP「OK!四葉のクローバーの力を信じて、一緒に頑張ろうな」
6月12日
モバP「よっ、沙織、お疲れ様」
奥山沙織「プロデューサー、おづかれさまです」
モバP「こないだは野菜ありがとな。毎晩の食卓が鮮やかになったよ」
沙織「そりゃあよかったです。実家からいっぺー送られてきて、一人じゃ使いきれんかったとこですから」
モバP「それと、今日は誕生日おめでとう!これ、ケーキとプレゼントな」
沙織「あ、ありがとうごぜえます!こっだら大ぎなケーキさ、用意してぐれて」
沙織「それに、えっらくめんこいぬいぐるみ!プロデューサーが選んでくれたんですか?嬉しいです!」
モバP「沙織がこういうの好きなのは見てたら分かったからな。後、俺おすすめのこの本も」
モバP「チェコの有名人、カレル・チャペック著『園芸家12か月』」
沙織「チャペックってーと、『R.U.R』の作家でねぇですか?」
モバP「読書好きの沙織は知ってたか。本が好きでも園芸趣味がない人はその認識だろうな。その作品で『ロボット』という言葉をつくった作家として知られてるな」
沙織「そんなチャペックが、園芸について書いた本ですか?」
モバP「そうだな。園芸の魅力にはまってしまったチャペックが書いた、園芸マニアの滑稽さを笑う話ってとこだ」
モバP「園芸に関するありふれた日常が書いてあり、魅力的な場面が多くて、小さな感動がたくさん詰まってるって感じで、園芸に興味がない人にもおすすめなんだ」
沙織「プロデューサーがそういうんだったら、ええ作品にちげえねぇです。ぜひ読ませてもらいます」
モバP「よかったら感想も頼むな」
モバP「それと、今日の誕生花がコリアンダーなんだけど」
沙織「コリアンダーってーと、香菜(パクチー)のことですよね?」
モバP「そうそう。それで、沙織にもらった大根に、鶏肉とコリアンダーを加えた和風スープを作ってみた」
沙織「プロデューサーの手作りですか?うわぁ、嬉しいべ!」
モバP「作ってきておいてなんだが、割とコリアンダー苦手な人って多いと聞く。沙織は大丈夫か?」
沙織「全然平気です!・・・んー、香菜の香りが大根と鶏肉のうまみを引き立てて、うんまいし、あったけぇ。なんだか胸のあたりがぽかぽかします」
モバP「ならよかった。コリアンダーの花言葉は『隠れた長所』『隠れた才能』『隠れた価値』」
モバP「派手に輝くことだけがアイドルの魅力じゃない。地味で素朴だったとしても、沙織みたいな可愛い魅力もあるからな」
沙織「は、恥ずかしいこと言わんでくだせぇ。胸だけじゃなくて、顔まで熱くなるでねぇですか」
沙織「…でも、プロデューサーがカワイイって言ってくれるから、ここまで頑張ってこれたと思います。だから、これからも、よろしくおねげーします!」
モバP「任せろ!沙織の魅力をもっともっと引き出してやるからさ」
6月14日
高垣楓「プロデューサー、夏の挨拶、お疲れサマー」
モバP「お疲れ様です。楓さん、第一声がそれですか」
楓「今日は誕生日ですから、少し浮かれているみたいです」
モバP「そういえばそうでしたね。誕生日おめでとうございます。梅雨ですし、ハッピバースデーツーユーとかですかね」
楓「ふふっ、お祝いの洒落、ありがとうございます」
モバP「まずは、こちらのケーキを」
楓「あらあら、とっても大きなケーキ。とても景気がいいんですね」
モバP「それと、温泉!…とまではいきませんが、俺のおススメの入浴剤を持ってきました」
楓「お花の香りの入浴剤・・・お花の放つ香りで華やかになっちゃいますね」
モバP「飛ばしてますねぇ。楓さんは、今のままでも十分華やかですよ」
楓「嬉しいお世辞、セージのお茶はありますか?」
モバP「ちょうど、ケーキに合うやつを用意してます」
モバP「それと、楓さんに似た誕生花を」
楓「小さなピンクの花が集まって可愛いですね。おしべが長くてなんだか手を伸ばしてるみたい」
モバP「この花は下野(しもつけ)。花言葉は『自由』『気まま』『余裕』など、マイペースな楓さんと似た花です」
楓「そうですか?…下野の香り、私もつけてみようかな、なんて」
モバP「香りは少しクセがあって、ちょっとキツイですよ?香りをつけるならこっちの花のほうがいいですね」
楓「今度は逆にピンクの大きな花がいっぱい。すんすん…ほんとにいい香り」
モバP「長い花茎に連なった巨大な花を咲かせるグラジオラス。これも今日の誕生花で、ピンクで夏咲きのグラジオラスとなってます」
楓「対照的だけど、どっちも綺麗。ところで、この花の花言葉はなんなんです?これも私に似てるんですか?」
モバP「それは…どうでしょうね。グラジオラスの花言葉は『情熱的な恋』、普段クールな楓さんの内心的なものは俺には計りかねますから」
楓「ふふっ、そうですね。燃え盛る恋っていうのもなかなか憧れますけどね」
モバP「後は、『用心』や『密会』とかありますね」
楓「密会…今から一緒に飲みっかい?」
モバP「一応この後仕事はないんで、行くなら付き合いますよ?」
楓「でしたらお付き合いしてくださいな。ゆっくりと飲んで話しましょう」
モバP「じゃあ荷物とってきますから、ちょっと待ってて下さい」
楓「…美味しいお酒もいいけれど、プロデューサーといるだけでステキに酔ってしまいそう、ふふふっ」
6月15日
藤原肇「プロデューサーさん。お疲れ様です」
モバP「肇、お疲れ様。誕生日おめでとう!」
肇「ありがとうございます!今朝おじいちゃんからもお祝いが届いてたんです。これで2倍嬉しいですね、ふふっ」
モバP「おじいさんからのお祝いってことは、陶芸品か?」
肇「はい!私の誕生日用に作った会心の出来の器だと手紙が添えてありました」
モバP「それはよかったな!…しかし、うーん」
肇「どうしたんですか?」
モバP「いや、プレゼントが被ったなーと」
肇「もしかして、プロデューサーさんも陶芸品を?」
モバP「前に肇と仕事で行った陶芸教室に行って、湯呑を作ってみたんだが」
肇「わざわざ作ってくれたんですか!?」
モバP「ああ、でも、俺みたいな素人が作ったから、かなり歪になっちゃって、これでも一番まともにできたつもりなんだけどさ」
肇「この出来は十分すごいですよ。それに形は関係ありません。プロデューサーさんが私の為に作ってくれたってことが、とっても嬉しいですから」
モバP「そういってもらえると挑戦してみた甲斐があるよ」
モバP「あと、肇にはこの花も」
肇「この花は葵ですよね…でも、葵にしては小さい気も?」
モバP「この花は今日の誕生花で立葵(タチアオイ)。普通のやつは2mくらいにもなる高い茎に、白、赤、ピンクの大きな花を咲かせるんだけど、今回は鉢植えに丁度いい矮小なサイズの立葵を持ってきた」
肇「小さくても綺麗な花。葵の花ってティッシュで作った花飾りに似てますよね」
モバP「そうそう、ティッシュで作る花って今の子も作った経験あるんだな」
肇「はい。運動会とか卒業式とかに作りました」
モバP「俺も学生時代に作ったなぁ。色変えたり切り込みいれると、また別の花が作れて面白かった」
肇「よく見ると、この植木鉢も陶芸品なんですね」
モバP「湯呑作るついでに作ったやつだ。自分で作った陶器の中で、自分で育てた花が咲いてるのを見ると、なかなか感動したよ」
肇「鉢も自分で作っちゃうなんてプロデューサーさんって、本当に花が好きなんですね」
モバP「まあな。園芸も陶芸も基本土いじりだから、なんか親近感湧いたんだよなぁ」
モバP「ちなみに立葵の花言葉は『大望』『野心』。高く伸び、大きく咲く。肇のこともこの花のように咲かせてみせるからな」
肇「はい。プロデューサーさんと一緒なら、もっと花開くことができそうです。これからも精進するので、一緒に歩んでくださいね」
6月20日
モバP「音葉、お疲れ様」
梅木音葉「プロデューサー、お疲れさま…」
モバP「今日は誕生日おめでとう」
音葉「ふふ、たった一言でも、貴方からの祝福の言葉は、やさしい旋律を奏でている…」
モバP「そういわれるのは嬉しいが、おめでとうの一言でそんな仰々しく言わないでくれ」
音葉「貴方の言葉はいつもやさしく響いている…それは紛れもない事実なのですから…」
音葉「でも、今日は…貴方の旋律だけでなく…花の調が聞こえてくる…」
モバP「…いつも思うけど、比喩じゃなくて本当に聞こえてそうだよな」
モバP「まあ、音葉への誕生花を持ってきてるけどな」
音葉「この花は…ベロニカ…聖女の名を持つ花…」
モバP「さすが音葉。ベロニカの名の由来は、伝説上の、イエス=キリストが十字架を背負って刑場に向かう途中で、顔をぬぐう布をささげたといわれる聖女ベロニカからきてる」
音葉「汗をぬぐった後の手巾には、キリストの<真の顔>が写ったといわれる…」
モバP「それにちなんで、この花の青は<真の青>を写し取ったものとされてるしな」
音葉「とても美しい青…それに、この花…喜びの声…感謝の歌を歌っている…」
音葉「私の耳朶と心が甘美な音に震えています…とても大事に育てられたんですね…」
モバP「これでもかというくらいには愛情を注いだからな。音葉の言うように思ってくれてたら嬉しいな」
モバP「ベロニカの花言葉は『人のよさ』『女性の貞節』『名誉』。聖女ベロニカのイメージが強く来てるのか、神聖な花言葉が多い」
音葉「この花の調を聞いていると…私も音を奏でたくなったわ…」
モバP「今の時間は…ピアノのある部屋は幾つか空いてるな」
音葉「私と貴方とこの花と…感謝と祝福の三重奏を奏でましょう…」
6月25日
モバP「紗南、お疲れー」
三好紗南「あ、プロデューサーさん、お疲れー。今いいところだからちょっと待ってねー」
モバP「ほんと紗南はゲーム好きなのな」
紗南「プロデューサーさんにとっての花があたしにとってのゲームだよ」
モバP「そういわれると、何も言えんな」
紗南「…っと、よしクリアー!お待たせー」
モバP「それじゃ、紗南、誕生日おめでとう!」
紗南「ありがとー!今日はあたしのバースデー、つまり、なんでもできるボーナスステージ!」
モバP「その考え方はどうかと思うが…あ、それと、紗南の誕生日プレゼントはまだ用意できてません」
紗南「なっ、なんだってー!?まさか、プロデューサーさんが誕生日のプレゼントという超絶好感度UPアイテムを用意してないなんて…」
モバP「いや、紗南が好きそうなゲーム選ぼうと思ったんだけど、好きそうなやつならすでにもってそうじゃん?だから、この後一緒にゲームショップ行って選んでもらおうかと」
紗南「おおー!誕生日イベをデートイベントに昇華させるとは、なかなか策士だね。まあ、確かにやりたいゲームは速攻で買っちゃうからねー。被るとあれだし、正解だね」
モバP「んで、ゲームショップ行く前に、こんな誕生花を」
紗南「うわー!何これ!?ドラクエのもろはのつるぎみたいな形してるー、カッコイイ!」
モバP「あー、茎から両サイドに並ぶ蕾と花がそんな風に見えるか」
紗南「この花なんて名前?」
モバP「モントブレチア、その中でも赤色の花穂が垂れた姿が野性的なルシファーだ」
紗南「ルシファーとか、ラスボスクラスじゃん!ますますカッコイイね」
モバP「紗南には俺の予期せぬ部分でヒットしてるな…。和名は姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん)、日本人からすると、この形が檜扇に似ているように見えるかららしい」
紗南「じゃあ色的にももろはのつるぎじゃなくて、太陽の扇みたいな感じかー。名前も必殺技みたいだね」
モバP「なんというか全部そっち方面に行くな」
紗南「ゲーマーには切っても切れない性なのさー」
モバP「まあいい。紗南に似合う花言葉は『陽気』や『楽しい思い出』とかかな」
紗南「つまり、今から楽しい思い出を作ろうってことだね」
紗南「よーし、プロデューサーさん、そうと決まればさっそくゲームショップへ行こう!ちょうど欲しい新作ゲームがあったんだよねー」
モバP「一応、『気品ある精神』や『清楚な人』って花言葉もあるんだが、紗南は元気なほうが似合ってるし、今のままでいいな」
紗南「何ぶつくさ言ってんのー?置いてくよー?あ、欲しい新作ゲームは複数人プレイできるからプロデューサーさんも一緒にやれるから心配いらないよー」
モバP「別にそんな心配はしてない。まあ、今日はとことん付き合ってやるさ」
紗南「言ったねー!言質取ったよ?ほんとにとことん付き合わせるから覚悟してね♪」
6月27日
仙崎恵磨「おっつかれさまでーっす!!」
モバP「よう、恵磨、お疲れ。今日もいい声出てるな」
恵磨「今日は誕生日だからねっ!いつも以上にノってんだっ!」
モバP「そうだったな。誕生日おめでとう!ほい、ケーキな」
恵磨「おぉ!アタシのためのバースデーケーキ!あざーっす!」
モバP「それと、プレゼントは恵磨の趣味に合わせて、レザーのキーケースを用意してみた」
恵磨「さっすがプロデューサー!アタシの革小物好きを覚えてるとは、このこのー!」
モバP「いたいいたい、そう小突くな」
恵磨「おっとゴメンねっ!テンションあがっちゃってさー!このあふれるパッション!ぶつけずにはいられないって!」
モバP「そんなパッションあふれる恵磨には、このお似合いな誕生花を」
恵磨「何々?花?なにこの花、ちょーでけー!存在感放ち過ぎ!」
モバP「トケイソウって花だ。大きな花の見た目が時計に見えるから時計草」
恵磨「なんつー安直なネーミング、シンプルでいいけどさ!」
恵磨「ところで、どこがアタシにお似合いなの?アタシそんなに時間にきっちりしてないよ?」
モバP「このトケイソウという花、こんな実をつけるんだ」
恵磨「あー!知ってる知ってる!パッションフルーツ!え?この花からこれ取れんの?」
モバP「クダモノトケイソウ(果物時計草)って種類から、このパッションフルーツが取れます」
恵磨「名前からしてパッション全開!アタシに似合うとはその通りだ!」
モバP「まあ、実際は『パッション=情熱』って意味じゃなくて、『キリストの受難』って意味で花の形がキリストが十字架にかけられた姿から来てるんだが…」
恵磨「ねぇねぇ!これ食えるよね?どうやって食うんだっけ?」
モバP「…聞いてねーな。半分に切ってそのままスプーンですくって食う。種もそのまま食えるぞ」
恵磨「それじゃ遠慮なく、いただきまーっす!」
恵磨「うーんっ!甘酸っぱくて美味しーっ!!種もコリコリとした食感でなんか面白っ!」
モバP「花言葉は『聖なる愛』『信じる心』、これもキリストに関する・・・」
恵磨「ねぇプロデューサー!これもっと無いの?まだ、食べたりないんだけどっ!」
モバP「…やっぱ聞いてねーな。安心しろ、加熱して甘味を増したやつがこっちにあるし、ケーキにもソースとして使ってある!」
恵磨「わっはー!!プロデューサー準備完璧じゃん!これからもこの調子でアタシのこと、よろしくお願いしまーっす!!!」
6月29日
ナターリア「プロデューサー、おつかれさまでス♪」
モバP「ナターリア、お疲れ様。誕生日おめでとう!」
ナターリア「エヘヘ、ありがトー♪今日はお祝いしてくれるの待ってたんだヨー♪」
モバP「ナターリアの誕生日プレゼントは言わずもがな」
ナターリア「オー!スシー♪トクジョウー♪」
モバP「メジャーなやつから、ナターリアが食べたことない珍しいやつまで、いろいろと揃えてみた。楽しめるはずだ」
ナターリア「サスガプロデューサー!ナターリアのこと、イッパイかんがえてくれてるネー!うれしいヨー♪」
モバP「それにしてもナターリアはホント、寿司が好きだなー」
ナターリア「日本でイロンナコト教えてもらったケド、アイドル楽しいのと同じくらい、スシ食べるシアワセって知ったヨ♪」
モバP「喜んでくれて何よりだ。それとこんな花をプレゼント」
ナターリア「花のプレゼントカ?嬉しいヨ♪とっても情熱的な赤色してるネ♪」
モバP「フウロソウ(風露草)って花の中でも、濃い赤色で人目を惹きつけるアサマフウロだ」
ナターリア「こんなに情熱的な花をプレゼントしテ、もしかしてプロポーズなのカ!?」
モバP「おーう、突飛な考えに至るんじゃなーい」
ナターリア「ナンダ、チガウのカ、ザンネン…」
モバP「そんな風に露骨に落ち込むな。プロポーズの意味はないが、この花には俺の思いを込めてある」
ナターリア「ン?」
モバP「フウロソウの花言葉は『陽気』『変わらぬ信頼』。つまり、俺はいつも元気なナターリアのことを信じてるぞってことだ」
ナターリア「プロデューサーは、ナターリアのゲンキな姿見るの、好きカ?」
モバP「そりゃあ好きに決まってる。元気なナターリア見てるとこっちも元気になるからな」
ナターリア「エヘヘ♪プロデューサーに、好きって言ってもらえたネ♪」
モバP「他意はないぞ」
ナターリア「分かってるネ。でも、プロデューサーのハートの奥のコトバだってコトには違いないネ♪」
モバP「まあ、本心ではある」
ナターリア「ナターリアこれからもイッパイイッパイがんばるから、もっともっと見てほしいゾ♪」
モバP「ああ、しっかり見といてやる。約束だ」
6月30日
モバP「李衣奈、お疲れ様」
多田李衣菜「あっ、プロデューサーさん、お疲れ様です!」
モバP「誕生日って今日だったよな、おめでとう」
李衣奈「ありがとうございます…って、なんか普通でしたね。サンキューベイベー!」
モバP「別に普通でよかったんだが、ん?手にもってるのはCDか?」
李衣奈「はい。誕生日だからって、なつきちがプレゼントしてくれたんです。なんかすごいロックなやつだから聞いとけって」
モバP「ビートルズとかクイーンとか?」
李衣奈「プロデューサーさん、さすがに私でもそれくらいはすでに知ってますよ!たしか、でぃーぷぱーぷるとか、えーしーでぃーしーとか言ってました」
モバP「なんでそんなに拙い言い方なんだ…にしても、ディープパープルにAC/DCか。っそれぞれ『Smoke On The Water』と『Back in Black』が有名だな」
李衣奈「プロデューサーさん、知ってるんですか!?やっぱりプロデューサーさんもロックなんですね」
モバP「いや、メジャーすぎて知らないほうが不思議なんだが…まあ、李衣奈だしな」
李衣奈「あー!今なんか馬鹿にしてません?」
モバP「してないしてない。それじゃ俺からはこんなプレゼントな」
李衣奈「もー、ごまかさないでくださいよ!…って、これは」
モバP「レザーバングルだよ。夏樹とかは持ってるだろ。ロックな服だけじゃなくて、それ以外でも合わせやすいように、かわいい系にしてる」
李衣奈「かっこ可愛いの両立!すごい嬉しいです!えへへ…」
モバP「ロック忘れてるぞ」
李衣奈「はっ…サンキューベイベー!」
モバP「それしかないのか…」
モバP「後は誕生花を二つ、デンドロビュームとスカビオサ」
李衣奈「花ってなんかロックじゃないような…あ、綺麗でかわいい」
モバP「(…ちょろかわいい)」
モバP「こっちのデンドロビュームは咲かせるのが難しい花でさ、開花時期の2月~5月のうちに咲かなかったから、もう無理かと思ったんだけど、なぜかこの間咲いてな」
李衣奈「気まぐれなのか寝坊助さんなのかですね。その分綺麗に咲いてますけど」
モバP「そうなんだよなー。このむずかしさから花言葉は『わがままな美人』、綺麗な花から『天性の華を持つ』ってのがある」
李衣奈「おー!わがままとか天性の華とか、なんかロックですね!」
モバP「李衣奈ならそういうと思ったよ。ほんと咲いてくれてよかった」
李衣奈「それじゃ、こっちのスカビオサって花は?」
モバP「3cmくらいの白や赤の花を咲かせてるスカビオサは、和名:セイヨウマツムシソウ(西洋松虫草)っていう花だ」
李衣奈「これがマツムシソウ…名前は聞いたことありますけど、見たのは初めてです。長い茎の先にちょこんと咲いてて可愛いです」
モバP「花が8cmくらいになるコーカサスマツムシソウなんてのもあるけどな」
李衣奈「この花にも花言葉ってあるんですよね?」
モバP「スカビオサの花言葉は『風情』や『魅力』なんかがあるけど、李衣奈にあいそうなのは別にある」
李衣奈「なんですか?私に似合うんだから、さっきのデンドロビュームみたいにさぞロックな感じですかね」
モバP「『朝の花嫁』」
李衣奈「ふえっ!?」
モバP「みくから聞いたけど、李衣奈って魚の煮つけとか作れるんだろ?煮つけを作れる時点で、料理スキルの高さがうかがえる。普段から作ってるのか?」
李衣奈「ま、まあ、それなりには…朝食を作ったりとかはしてますよ」
モバP「その年でそんだけ料理できるのは純粋にすごい。有り体に言うといいお嫁さんになりそうだし、やっぱり『朝の花嫁』って似合うよな」
李衣奈「…………」
モバP「ん?どした?」
李衣奈「もー!プロデューサーさん、よく真顔でそんな恥ずかしいセリフ言えますね」
モバP「純粋に思ったことをそのまま言っただけなんだが」
李衣奈「うぐぅ…ま、まあ、ちょーっとだけ嬉しかったですけど、私が目指してるのは、クールでロックなアイドルなんで!そこんとこ分かってて下さいよ?」
モバP「はいはい」
これにて6月編終了
5月編を書いたそのままの勢いで書き溜めてたんで割と早く終了できたぜ
李衣奈はかなり好きなんで、他の子より長くなってしまったが、許して下され
お嫁さんなら李衣奈が一番だと思ってます、はい
6月編16人終えて、合計65人で残り123人
ゴールの2月目指して、のんびり書いていきますので、
またそのうち、7月編でお会いできれば幸いです
ほんまや…菜が奈になっとる…
確認したら辞書登録時に間違えて登録されとった…
指摘されるまで気づかんとは、李衣菜…おじさん…不甲斐ない私を許してくれ…
李衣菜、名前修正版
6月30日
モバP「李衣菜、お疲れ様」
多田李衣菜「あっ、プロデューサーさん、お疲れ様です!」
モバP「誕生日って今日だったよな、おめでとう」
李衣菜「ありがとうございます…って、なんか普通でしたね。サンキューベイベー!」
モバP「別に普通でよかったんだが、ん?手にもってるのはCDか?」
李衣菜「はい。誕生日だからって、なつきちがプレゼントしてくれたんです。なんかすごいロックなやつだから聞いとけって」
モバP「ビートルズとかクイーンとか?」
李衣菜「プロデューサーさん、さすがに私でもそれくらいはすでに知ってますよ!たしか、でぃーぷぱーぷるとか、えーしーでぃーしーとか言ってました」
モバP「なんでそんなに拙い言い方なんだ…にしても、ディープパープルにAC/DCか。っそれぞれ『Smoke On The Water』と『Back in Black』が有名だな」
李衣菜「プロデューサーさん、知ってるんですか!?やっぱりプロデューサーさんもロックなんですね」
モバP「いや、メジャーすぎて知らないほうが不思議なんだが…まあ、李衣菜だしな」
李衣菜「あー!今なんか馬鹿にしてません?」
モバP「してないしてない。それじゃ俺からはこんなプレゼントな」
李衣菜「もー、ごまかさないでくださいよ!…って、これは」
モバP「レザーバングルだよ。夏樹とかは持ってるだろ。ロックな服だけじゃなくて、それ以外でも合わせやすいように、かわいい系にしてる」
李衣菜「かっこ可愛いの両立!すごい嬉しいです!えへへ…」
モバP「ロック忘れてるぞ」
李衣菜「はっ…サンキューベイベー!」
モバP「それしかないのか…」
モバP「後は誕生花を二つ、デンドロビュームとスカビオサ」
李衣菜「花ってなんかロックじゃないような…あ、綺麗でかわいい」
モバP「(…ちょろかわいい)」
モバP「こっちのデンドロビュームは咲かせるのが難しい花でさ、開花時期の2月~5月のうちに咲かなかったから、もう無理かと思ったんだけど、なぜかこの間咲いてな」
李衣菜「気まぐれなのか寝坊助さんなのかですね。その分綺麗に咲いてますけど」
モバP「そうなんだよなー。このむずかしさから花言葉は『わがままな美人』、綺麗な花から『天性の華を持つ』ってのがある」
李衣菜「おー!わがままとか天性の華とか、なんかロックですね!」
モバP「李衣菜ならそういうと思ったよ。ほんと咲いてくれてよかった」
李衣菜「それじゃ、こっちのスカビオサって花は?」
モバP「3cmくらいの白や赤の花を咲かせてるスカビオサは、和名:セイヨウマツムシソウ(西洋松虫草)っていう花だ」
李衣菜「これがマツムシソウ…名前は聞いたことありますけど、見たのは初めてです。長い茎の先にちょこんと咲いてて可愛いです」
モバP「花が8cmくらいになるコーカサスマツムシソウなんてのもあるけどな」
李衣菜「この花にも花言葉ってあるんですよね?」
モバP「スカビオサの花言葉は『風情』や『魅力』なんかがあるけど、李衣奈にあいそうなのは別にある」
李衣菜「なんですか?私に似合うんだから、さっきのデンドロビュームみたいにさぞロックな感じですかね」
モバP「『朝の花嫁』」
李衣菜「ふえっ!?」
モバP「みくから聞いたけど、李衣菜って魚の煮つけとか作れるんだろ?煮つけを作れる時点で、料理スキルの高さがうかがえる。普段から作ってるのか?」
李衣菜「ま、まあ、それなりには…朝食を作ったりとかはしてますよ」
モバP「その年でそんだけ料理できるのは純粋にすごい。有り体に言うといいお嫁さんになりそうだし、やっぱり『朝の花嫁』って似合うよな」
李衣菜「…………」
モバP「ん?どした?」
李衣菜「もー!プロデューサーさん、よく真顔でそんな恥ずかしいセリフ言えますね」
モバP「純粋に思ったことをそのまま言っただけなんだが」
李衣菜「うぐぅ…ま、まあ、ちょーっとだけ嬉しかったですけど、私が目指してるのは、クールでロックなアイドルなんで!そこんとこ分かってて下さいよ?」
モバP「はいはい」
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