モバP「アイドルと誕生花」5月編 (66)
約1年前に、3月編と4月編を投稿して、
急に続きが書きたくなったんで5月編投稿します。
アイドルに誕生花や誕生日プレゼントを贈るSSとなります。
3月編:モバP「アイドルと誕生花」3月編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412447164/)
4月編:モバP「アイドルと誕生花」4月編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414430482/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448308763
5月1日
難波笑美「プロデューサーはん、お疲れさん」
モバP「笑美、お疲れさん。それと、誕生日おめでとう!」
笑美「おー、やっぱり誕生日祝われるのは嬉しいなぁ…おおきに!」
モバP「それで、これがプレゼントだ」
笑美「なんやなんや、プレゼントまであるんか」
モバP「選ぶのに苦労したんだぞ♪」
笑美「お!ハリセンに鼻メガネかい。これなー、前から欲しかったんやー…」
笑美「…って、ちゃうやろ!!」バシーン!
モバP「痛いっ!?」
笑美「いくらウチがお笑い好きやかて、一応女の子やで、このプレゼントはないやろ!」
モバP「いてて…まあ、流石に冗談だよ。これは俺の私物のパーティーグッズだからな」
笑美「ぐぬぬ、まさかウチのツッコミを見越してたんか。まんまと乗せられてもーたわ」
モバP「予定通りのツッコミだったよ。ほら、本命のプレゼントはこっちだ」
笑美「おお!今度あるお笑いライブのチケットやないか!これ、行きたかってん」
モバP「この前テレビ見ながら行きたいって言ってたのを聞いてたからな」
笑美「ほんまに嬉しいわぁ。最初にボケてからのド本命」
笑美「流石はプロデューサーはんやで、ウチのことよーわかっとる」
モバP「それと、この花も受け取ってくれ」
笑美「なんや?花の贈り物なんてカッコいいことしてくれるやん」
モバP「今日の誕生花のプリムラ・ポリアンサだ」
笑美「プリンが…なんやて?」
モバP「プリンじゃなくてプリムラ・ポリアンサな。赤、橙、黄色なんかの暖色系が多い花で、快活なイメージの笑美によく似合うと思ってな」
笑美「うんうん、この花はなんや見てると元気が出てくる気がするわ」
モバP「花の見た目に合わせて、花言葉には『可憐』や『美の秘密』なんてのがある」
笑美「つまりプロデューサーはんは、ウチにそういうイメージを持っとるっちゅーことやな?いやぁ、照れるで」
モバP「ああ、その通りだ。笑美の笑顔なんか最高に可愛いからな」
笑美「んなっ!?…そないクサイ台詞吐くもんやないで…」
笑美「……ホンマに照れるやんか」
モバP「ふふん!笑美の照れてるところも見れたし満足だ」
笑美「あ!なんや!からかったんか!ハリセンのエジキにすんで!」
モバP「別に冗談で言ったわけじゃないよ。それと、もう一つある花言葉は『運命をひらく』」
モバP「俺達のコンビでアイドル界の新しい星を目指そうな」
笑美「当たり前や!ウチらのコンビなら無敵やで!」
5月2日
モバP「亜子、お疲れさん」
土屋亜子「Pちゃん、お疲れちゃん」
モバP「それと、誕生日おめでとう!ほら、誕生日ケーキだ」
亜子「おー!Pちゃんはホントに期待を裏切らないねー」
モバP「亜子の為に少々奮発してみた」
亜子「くー、その台詞はアタシ的にプラス点高いよー!」
モバP「ケーキ以外にもこの後さくらと泉も呼んでからやるパーティーでの食べものも用意してあるからな」
亜子「なんて、至れり尽くせりな内容。Pちゃんには文句一つでないね」
モバP「アイドルのニーズに的確に応えるのが俺のスタイルだからな」
モバP「ここからは趣向を変えて、花のプレゼントだ」
亜子「誕生日に花のプレゼントをもらうのは初めてやね。何の花?」
モバP「フロックスって言う花だ。別名、桔梗撫子(キキョウナデシコ)ともいうな」
亜子「撫子か~、こうやってじっくり見るのは初めてやけど、一つの茎にいくつも花が咲いてるんやね」
モバP「一つの茎に複数の花が咲く、その様子からか花言葉は『一致』や『合意』、『強調』などがある」
モバP「亜子たち、ニューウェーブは他のアイドル達とは違ってスタートが三人一組というイメージに合わせてな」
亜子「やからアタシらには花言葉通りに一致団結して頑張ってほしいってことかな」
モバP「ああ、そういう意味も込めたプレゼントだ」
亜子「うんうん、Pちゃんはホントアタシらのこと考えてくれて嬉しいよ」
亜子「そんなPちゃんには、アタシら三人がおっきな波になるところ見せてあげるからね!」
モバP「おう、期待してるぞ」
5月4日
モバP「若葉、誕生日おめでとう」
日下部若葉「あら~、覚えててくださったんですね。ありがとうございます~」
モバP「えーと、これで15歳だったっけ?」
若葉「も~、いくら中学生に間違われるからって、もうとっくに成人してます~」
モバP「はは、ごめんごめん。誕生日プレゼント渡すから許してくれ」
若葉「わざわざプレゼントまで?ありがとうございます。こういうのはいくつになっても嬉しいですねぇ~」
モバP「ジグソーパズルが趣味の若葉に、こんな絵のパズルを選んでみた」
若葉「わぁ~、綺麗な黄色いお花の絵。たしかこのお花は・・・ヤマブキですか?」
モバP「大正解。この濃い黄色はそのまま山吹色って呼ばれるな。ちなみに薄い黄色は檸檬色らしい」
若葉「へぇ~。でもどうして、このヤマブキの絵を選んだんですか?」
モバP「このヤマブキが今日の誕生花でな。ヤマブキは普段、生垣に並んで植えてある庭木だから、直接持ってくるのが難しくてさ」
モバP「それでどうしようかと悩んでて、若葉の好きなパズルを探してた時に、ちょうどこの絵を見つけてこれにしたんだ」
若葉「いろいろ考えてくれたんですね。その気持ちだけでもすごく嬉しいです~」
モバP「花言葉は『気品』。若葉は容姿的に子供扱いされたりすることもあるけど、やっぱり大人だしな。気品や気位を高く持った綺麗な女性になってほしいって想いも込めた」
若葉「ふふふ、大人の女性扱いしてくれるんですね~。嬉しいですけど、少し照れちゃいます~」
モバP「ちと、くさかったか」
若葉「いえいえ~、とっても素敵だと思います~。プロデューサーの言う通り、ステキなオトナのアイドルになってみせますよ~」
5月6日
モバP「麻理菜さん、誕生日おめでとうございます」
沢田麻理菜「あら、お姉さんの誕生日覚えててくれたんだ!ありがとっ!」
モバP「それで、プレゼントを用意してみたんですが」
麻理菜「ほんと?プレゼントまで用意してくれるなんて、さっすがプロデューサーくん。お姉さん期待しちゃっていいのかなぁ~」
モバP「そんなに、ハードル上げないでください」
麻理菜「上げ過ぎたハードルはくぐりやすいわよ?」
モバP「それだと期待以下になっちゃうじゃないですか」
麻理菜「それもそうね」
モバP「サーフィン趣味の麻理菜さんにはこんなものを用意しました」
麻理菜「おおー!サングラスにビーチキャップ!なかなかいいチョイスしてるわね。ちょうど、新しいのほしかったのよ。ありがとう!」
モバP「サーフィンの経験や知識なかったんで、初めてそういうお店に行って店員さんにも選ぶの手伝ってもらってそれに決めました」
麻理菜「そうね。プレゼントとかになるとこういうのが嬉しいわ。さすがにボードとかをプレゼントされたりするとびっくりするし」
モバP「初めてボードの値段見ましたけど、あれは俺には無理でした。あれをポンとプレゼントできる人はそうそういないですよ」
モバP「それと今日の誕生花のこの花を」
麻理菜「まだあるの?というか花のプレゼントってなかなかカッコいいことしてくれるね。この花は・・・名前が思い浮かばないけど、なんて花?」
モバP「オダマキって花です。日本原産のミヤマオダマキをいくつかまとめてみました」
麻理菜「オダマキって名前は聞いたことあるわ。こんな花だったんだ」
モバP「偶然なんですけど、オダマキって名前の由来は、麻理菜さんの名前にある『麻』でできた麻糸を紡いだ『苧環(おだまき)』と、花の咲き方が似てることからきてるらしいです」
麻理菜「へぇ、面白いわね。名前につながりがあるのはなんか親近感がわくわ。」
モバP「あと、この花の花言葉は『勝利の誓い』。麻理菜さんをもっと上で輝かせて見せるって俺の誓いを込めて、この花を選びました」
麻理菜「そんなカッコいいこと言っちゃって、随分と情熱的ね」
モバP「本心ですから」
麻理菜「ふふっ、嬉しい。でも、プロデューサー君に頼りっきりじゃなくて、私自身ももっともっと磨いて輝いて見せるわ」
麻理菜「だから、二人で一緒に上を目指しましょう。これからもヨロシク♪」
5月7日
大槻唯「たっだいまー!ゆいが帰ってきたよー☆」
モバP「おう、お帰り、お疲れさん。それと、ゆい誕生日おめでとう!」
唯「イェーイ!Pちゃんならお祝いしてくれるって信じてたよー♪ありがとーっ☆」
モバP「ほら、ケーキ。イチゴをふんだんに使った奴やつを用意した」
唯「ほんと!?ゆいケーキも好きだし、イチゴも大好きだよっ☆」
モバP「そりゃよかった。ちょうど今日の誕生花がイチゴの葉だったんでこれ選んだんだ」
唯「誕生花って誕生日のお花だよね?お花なのに葉っぱなの?変なのー」
モバP「そういうと思ってちゃんとした花も持ってきてるよ。はいこれ、お誕生日おめでとう」
唯「うわーっ!真っ赤なバラの花束!花束のプレゼントとか、ゆい初めてだよっ!なんかドラマの中みたい!」
モバP「まあ、今どきの女子高生に花のプレゼントってのはあんま無いかもな」
唯「うん、そうだねー。でも、Pちゃんからのプレゼントだし、ちょー嬉しい☆」
モバP「そうか?それだとこっちも嬉しいよ」
唯「こういうのなんか照れちゃうなー、えへへー♪」
モバP「ちなみにイチゴの花言葉は『尊重と愛情』『誘惑』。バラの花言葉は『無邪気』や『幸福』なんかだな」
唯「あー、そういうのもドラマで聞いたことあるー!」
唯「・・・あれ?たしかバラの花言葉って色で違ったりするんだよね?赤いバラはなんだっけ?」
モバP「よく知ってるな。赤いバラ、えーと・・・なんだったけなー」
唯「うーん・・・あ!思い出した!ドラマのプロポーズの場面で言ってた。赤いバラは『あなたを愛します』だったはず!」
唯「つまりー、Pちゃんはゆいにぞっこんラブってことなんだー♪」
モバP「ちっ、ばれたか。茶化されるのが嫌だったから伏せてたのに」
唯「照れんな照れんな~♪」
モバP「そういうこと言ってると予約キャンセルするぞ」
唯「予約?なんのなんの?」
モバP「カラオケ、久しぶりに付き合ってやろうと思ったのに」
唯「ほんとにっ!?いつもお仕事で遊べないから、今日はオールナイトで付き合ってくれるの?やったー!」
モバP「オールナイトとは言ってない!まあ、遅くならない程度にな」
唯「それでも全然いいよっ☆今日はPちゃんのこと、ゆいが独占だー♪」
5月8日
モバP「礼子さん、誕生日おめでとうございます」
高橋礼子「あら、30過ぎた私のお祝い?本気なの?」
モバP「あ、やっぱりそういうの気になっちゃいますか?」
礼子「ふふ、冗談。いくつになっても嬉しいものよ、ありがとう」
モバP「なら、よかったです。礼子さんへのプレゼントにこの花を」
礼子「あら、花のプレゼントなのに花束じゃないのね。この紫の花は、アヤメかしら?」」
モバP「そうですね。アヤメの仲間でハナショウブ(花菖蒲)っていいます」
モバP「アヤメの仲間はすごく種類が多くてですね。このハナショウブの原種のノハナショウブだけでも現在では5000種以上の種類があるんです」
礼子「それだと見分けとかつかなそうね」
モバP「それがそうでもないんです。ほかのアヤメの仲間と違って、全てのハナショウブの品種は花びらの根本が黄色くなってるんです」
礼子「あら、ほんと。ここで見分けがつくわけ。それじゃここの色が違うとまた別のアヤメになるのね」
モバP「そうですね。付け根が白いとイチハツやカキツバタになります。同じ黄色の仲間に普通のアヤメやジャーマンアイリスなんかがありますね」
礼子「同じ種の花でも色んな違いがあって、なんだか私たちアイドルと似てるわね」
モバP「同じアイドルという枠組みの中で、色んなアイドルがいますから」
礼子「私はこの年齢からアイドルを始めて、周りはとても若い子たちばかりで、本当にアイドルとして輝けることができるのかしら?」
モバP「菖蒲園に行くと沢山植えられた花が一斉に咲いていてとてもきれいなんですよ」
礼子「ええ、私も昔見たことがあるわ。でも、それがどうしたの?」
モバP「その中でもこの紫色のハナショウブは、梅雨の曇り空の中で一際美しく見える花なんです」
モバP「アイドルを始めるのに早いも遅いも関係ありません。礼子さんには他の子たちと違って明るく輝くだけじゃない。この花のように明るい場所だけじゃなく暗い場所でだって輝ける。そんな深みのある美しさがあると思います」
礼子「・・・あなたのその熱い目、初めてプロデュースされた時を思い出すわ。なんだかくすぐったいわね」
モバP「ハナショウブの花言葉は『優しい心』『あなたを信じます』。この言葉通り、僕は礼子さんが輝けると信じています」
礼子「ふふ、プロデューサーくんが私のプロデューサーでほんとによかった。ありがとう」
礼子「その信頼に応えられるように、私も自信を持って頑張るわね」
とりあえず書き溜めた分を投下。
5月編のこれ以降の面子は下の子たち。
頼子くらいまで書き溜まったら近いうちに投下します。
5月8日 吉岡沙紀
5月9日 早坂美玲
5月12日 柳清良
5月15日 安部菜々
5月18日 古澤頼子
5月21日 ライラ
5月25日 浜川愛結奈
5月29日 綾瀬穂乃香
5月30日 一ノ瀬志希
5月8日
吉岡沙紀「プロデューサーさん、お疲れ様っす」
モバP「おう、お疲れ・・・って、なんだその荷物?」
沙紀「いやー、誕生日だからって学校でプレゼントもらったんっすよ」
モバP「もててんなー」
沙紀「そうでもないっすよ?全部女子からっすから」
モバP「あー、こないだのファッション雑誌のモデルでカッコイイ系の服だった影響か」
沙紀「そっすねー。でも、女の子ばっかからってのもちょっと複雑な気がするっすけど」
モバP「ふむ、ほんじゃ男子一号として俺からプレゼントを」
沙紀「へ?プロデューサーさんもプレゼント用意してくれてるんすか?」
モバP「そりゃ沙紀の誕生日だしな。誕生日おめでとう」
沙紀「へへ、祝ってくれて嬉しいっす!プレゼントは、リキテックススプレーっすか!」
モバP「画材屋に行って、ストリートアートに使う絵具ってどれですかって聞いたら、これを薦めてくれたんで、その中でも使用頻度高そうなのいくつか選んでみた」
沙紀「これ消耗品の割に値段高くて、いつもやりくりに苦労してたんすよ。かなり嬉しいっす!」
モバP「喜んでもらえたなら何よりだ。それと、追加でこんな食べ物を」
沙紀「これは、天ぷらっすね。でも、どうして天ぷら?」
モバP「本日の誕生花、藤の花を天ぷらだ。直接プレゼントするには微妙なんで、昔九州で食った藤の花の天ぷらを思い出して作ってみた」
沙紀「藤の花って、あの公園とかで蔦巻いて上からぶら下がってるやつっすよね?」
モバP「そうそれだ。ああいう状態のやつを藤棚って言って、満開の花が並ぶとすごくきれいなんだよ」
沙紀「花のカーテンみたいな感じで芸術的っすよね。にしても、藤の花ってホントに食べられるんすか?」
モバP「調べてみたら藤は豆の仲間で油と相性いいし、ポリフェノールを多く含んでて身体にもいいらしい」
沙紀「へー、衣の中から紫が透けて見えて鮮やかな感じで見た目もポイント高いっすね。じゃあ、いただきます」
沙紀「むぐむぐ」
モバP「どうだ?」
沙紀「塩のサッパリ感とこのコリコリした食感でいい感じっす!美味しいっすよ」
モバP「そりゃよかった。衣が多い奴は天つゆでいただくと、また美味しいぞ」
沙紀「お、これもなかなかいけるっす」
モバP「藤の花言葉は『歓迎』『佳客』」
沙紀「かかく?」
モバP「佳客はよい来客って意味。まあ、ゲン担ぎみたいなもんだな。これを食っていいファンたちがもっと増えますようにって」
沙紀「そっすね!女の子だけじゃなくて男の子のファンも増えてくれると嬉しいっす」
モバP「そうだな。しかし、藤の花言葉に『恋に酔う』ってのもあるから、スキャンダルは勘弁な」
沙紀「さすがにそういうのは無いっすよ~。うん、これ食べたらインスピレーション湧いてきたっす。プロデューサーさんにスプレーももらったんで、今から描きに行きますよ」
モバP「おう、行ってらっしゃ・・・て、何故俺の腕をつかむ?」
沙紀「今日はアタシの誕生日っすからプロデューサーさんも付き合ってもらいますよ。ほらほら、早く行くっす」
モバP「分かった分かった。行くから手を離せ。このまま外に出たら騒ぎになるだろ」
沙紀「(プロデューサーさんとのスキャンダルなら別にいいっすけど)」
モバP「何か言ったか?というか、少し顔赤くないか?」
沙紀「気のせいっすよ!さあさあ、初めてのコラボアートを描きに行きますよ!」
5月9日
モバP「美玲、お疲れさんっ!」
早坂美玲「・・・お、お疲れ」
モバP「・・・そんなに警戒してどうした?」
美玲「オマエが無駄に元気挨拶するときは、なんかあるときだからなっ!」
モバP「ほほう、よく分かってるじゃないか・・・」
美玲「へ、変な仕事とかだったらやんないからなっ!」
モバP「ふっふっふ、美玲、誕生日おめでとう!」
美玲「え?誕生日?」
モバP「今日って美玲の誕生日だろ?」
美玲「ふ、フーン。そんなことだと思ってたし。ウチの誕生日覚えてたからって見直したりとかしないぞっ!」
モバP「はいはい。ほら、まずは誕生日ケーキな。甘い奴好きだろ?」
美玲「あ、甘いのは嫌いじゃないだけだッ!ま、まあ、折角用意してくれたんだし、もったいないから食ってやる」
モバP「そりゃよかった。それと、美玲の趣味に合わせて、二種のクマのヌイグルミを用意してきたぞ」
美玲「あー!これ、北海道限定の北海道メロンベアと九州限定の福岡あまおうベア!どっちもまだウチが持ってないご当地ベアだぞ」
モバP「関東周辺や関西辺りは仕事でよく行くから集めやすいだろうけど、九州や北海道となるとそうもいかないからな」
美玲「ほ、ほんとにこれ貰ってもいいのか!?」
モバP「もちろん。そのために地方の仕事の時に買ってきたんだし」
美玲「へへっ♪こんなの用意するなんてウチのこと分かってるじゃないか」
モバP「後は、この花もプレゼントだ」
美玲「花をプレゼントとか、気障っぽいぞ?」
モバP「まあ、そういうな。この花はクレマチス、世界中に300種分布してて、イギリスでは蔓性植物の女王とも言われてる花だ」
美玲「女王か、気品がある感じでカッコイイな」
モバP「今回用意したのは中国原産のラヌギノーサと、同じく中国から入ってきて日本でもよく栽培されてるテッセンだ」
美玲「なんか、花の形が風車みたいだな。息吹きかけると回りそうだ」
モバP「お、まさしくその通り。日本原産のクレマチスにカザグルマってのがあって、玩具の風車がその由来になってるんだ」
モバP「そんなクレマチスの花言葉は、女王の名に恥じぬ『高潔』や『心の美しさ』なんてのがある」
美玲「なんか、ウチには似合わない花だな」
モバP「そうか?美玲は言葉はツンケンしてるけど、みんなのことを考えてあげられる優しい子だろ。だから、これを選んだんだぞ?」
美玲「そ、そんな真面目な顔して恥ずかしいこと言うなっ!」
美玲「ま、まあ、こんなにしてもらったし、一応お礼は言ってやる。あ、ありがとな」
モバP「・・・まさか、美玲から素直にお礼がもらえるとは」
美玲「ウチだってたまにはお礼くらいするぞっ!もう言わないけどなっ!」
期間空いたんでとりあえず書けた二人分を
寝落ちしなければこの後も書いて投稿します
誕生花は同じ日に一つの花だけじゃなくて複数種ありまので、
その中でアイドルに合いそうな花や話が作りやすい花を選んでます
さらに、同じ花が別の日の誕生花になっている場合もありますので、
前に書いた花が別のアイドルに被る場合もあります
興味があれば出てきた花を検索したり、
自分の誕生花を調べてみたりしてくださいな
5月12日
柳清良「プロデューサーさん、お疲れ様です」
モバP「清良さん、お疲れ様です。それと、誕生日おめでとうございます」
清良「あら、お誕生日を祝っていただけるなんて、ふふ、ありがとうございます」
モバP「ケーキを用意してあるんですが、清良さんって、甘い物大丈夫ですか?」
清良「ええ、もちろん。ケーキは大好きですよ。過剰にとるのはいけませんけど、適度な糖分摂取は重要ですからね」
モバP「なら、よかったです。それと、日頃の感謝の気持ちを込めてこの花を」
清良「お花ですか?わぁ!綺麗なカンパニュラ!」
モバP「本日の誕生花、一番ポピュラーなカンパニュラ・メディウムです」
清良「見た目が釣鐘に似てるから、和名は釣鐘草でしたよね」
モバP「そうですね。別名で釣鐘草や風鈴草って呼ばれてます」
モバP「カンパニュラの花言葉は『感謝』『誠実』、いつもお世話になってる清良さんに、感謝の気持ちを示すならこの花が一番いいかなと思いまして」
清良「ふふっ、そのお気持ちがとても嬉しいです。この花は、ご自分で育てられたんですか?」
モバP「ええ、家で育てててちょうど開花したので持ってきました」
清良「これだけ綺麗な花が咲いたのは、とても愛情を込めて育てられた証拠ですね」
モバP「そういってもらえると嬉しいですね。花は心を込めて育てた分綺麗な花を咲かせてくれますから」
清良「こんな素敵なお花のプレゼントは初めてです。私も何かお返しをしたいんですけど」
モバP「今日は清良さんの誕生日なんですから、そんなお返しなんて」
清良「遠慮しなくていいんですよ?普段頑張ってるプロデューサーさんは、もっと私たちに甘えてくれたっていいんですから」
モバP「あ、じゃあ、一つお願いが」
清良「なんでしょう?」
モバP「今度、一緒に植物園に行ってくれませんか?」
清良「植物園ですか?」
モバP「休みの日なんかによく一人で行くんですけど、植物に囲まれてると癒されるんです。普段、お世話になってる清良さんにもそこで癒されてもらえたらなと」
清良「甘えるというお願いとはちょっと違いますけど、いいですね。植物園って行ったことなかったので興味があります」
モバP「それならよかったです。前から誰かを誘ってみようと思ったんですけど、こう、機会がなくて」
清良「(男性と二人で植物園、なんだかデートみたいですね)」
モバP「どうかしました?」
清良「いいえ、植物園楽しみにしてますね♪」
5月15日
安部菜々「お疲れ様です、プロデューサーさん」
モバP「お疲れ様。菜々、誕生日おめでとう?」
菜々「なんで疑問形なんですか!普通におめでとうでいいじゃないですか!」
モバP「いや、菜々は気にするかなって。これでいくつになったんだっけ?」
菜々「いやぁ、もうナナもにじゅ・・じゃなくて、永遠の17歳だから誕生日を迎えても17歳ですよ」
モバP「貫くのな。それじゃ改めて、菜々、17歳の誕生日おめでとう!」
菜々「はい。ありがとうございます。いくつになってもお祝いしてもらえるのは嬉しいですねぇ~」
モバP「誕生日と言えば、ケーキ。そして、ケーキには年齢分のロウソクを」
菜々「・・・なんでロウソクが50本以上用意してあるんですかねぇ」
モバP「予備予備。それでは、17本差して、火をつけて」
菜々「ふーっ!」
モバP「おめでとう!」
菜々「こういう風にケーキのロウソク吹き消すなんていつ振りだろ。わざわざ、ありがとうございます、プロデューサーさん」
モバP「これくらい当たり前だ。さ、食べてくれ」
菜々「はい。それじゃいただきまーす♪」
菜々「むぐむぐ・・・んー、このケーキ美味しいですねー」
モバP「ほれ、飲み物も」
菜々「ありがとうございます。んぐんぐ・・・ぷはぁ!」
菜々「って、なんですか、これ?」
モバP「ドクダミ茶」
菜々「ドクダミ茶て!?誕生日ならワインとかシャンパン・・・って、ナナは未成年ですから、お酒は飲めませんけどね!それでもコーラとかじゃないんですか!」
モバP「ドクダミは動脈硬化や高血圧とか、ほかにも諸々効いて体にいいんだぞ?」
菜々「あ、それはナナにぴったり・・・ってそういうことじゃなくて」
モバP「まあ、普通の飲み物もここにある。ドクダミ茶を用意したのは、ドクダミが今日の誕生花だからだよ」
菜々「あ、そうなんですか。でも、ドクダミって葉っぱのイメージで花のイメージ湧きませんね」
モバP「2~3cmくらいの小さい花を咲かせるんだぞ。花言葉は『白い追憶』、昔を思い出してみろ」
菜々「追憶・・・売れなかった下積み時代、メイド喫茶でバイトしながら、お母さんから何度も電話されて、無理だと思ったこともあったけど、それでも諦めきれなくて」
菜々「うう、プロデューサーさんに見つけてもらって、ここまでこれてよかったですよぅ」
モバP「そんな菜々にこの花を贈りたい」
菜々「カーネーションですか?母の日じゃないんですから・・ってナナはそんな年じゃありませんよ!」
モバP「母の日と言えばカーネーションを贈るのが有名だな」
菜々「ナナも実家にいたときは毎年渡してましたよ」
モバP「カーネーション全般の花言葉は『無垢で深い愛』ってのがある。さらにその中で色ごとに花言葉が違うんだ。母の日に赤いカーネーションなのもこれが理由だ」
菜々「そうなんですか?」
モバP「赤いカーネーションの花言葉は純粋に『母の愛』『母への愛』。母親への感謝を示すにはぴったりの花言葉だ。でも、菜々にカーネーションを渡したのはそういうつもりじゃない」
菜々「そういえば、このカーネーションは赤じゃなくてピンクですね」
モバP「ピンクのカーネーションの花言葉は『感謝』『気品』なんかがあって、これも母の日に贈るのに最適な色なんだが、それだけじゃない」
モバP「『あらゆる試練に耐えた誠実』」
菜々「あっ・・・」
モバP「さっき菜々が自分で思い返したみたいに、何度も壁に当たっただろうけど、それでも折れなかった」
モバP「だからこそ俺は菜々を見つけられたし、出会った後も菜々の頑張りがあったからこそ今の人気にまで登ってこれた」
モバP「今日を迎えられたのも菜々が頑張ってきたおかげだよ。だから、改めて言うよ」
モバP「菜々、誕生日おめでとう」
菜々「・・・ぐすっ」
菜々「ナナ感激してます。ナナのことをこんなにも真剣に思ってくれるプロデューサーさんがいて、そんな人と一緒に誕生日を迎えられて、胸がいっぱいで・・・」
菜々「でも、まだここがゴールじゃないですよね」
モバP「ああ、菜々とならまだ上を目指せるさ」
菜々「はい!ナナ、まだまだ頑張っていきますよー♪キャハ☆」
5月18日
古澤頼子「お疲れ様です...」
モバP「お、頼子か。お疲れさん、それと誕生日おめでとう。ほらほら、ケーキもあるぞ?」
頼子「あ...ありがとうございます...」
モバP「ん?なんか微妙な反応だな。もしかして甘いのダメだったか?」
頼子「いえ、そんなことは...ただ、誕生日をお祝いしてもらえるなんて思ってもみなくて...」
モバP「頼子の誕生日に俺が何も用意しないはずがない!来年も再来年もきっちり祝うからな」
頼子「...とても嬉しいです...ふふ、口元が緩んでしまいますね...」
モバP「さて、そんな頼子には誕生花のこんな花をプレゼント」
頼子「これは、ペチュニアですね...色とりどりでとても綺麗です...」
モバP「別名、衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)、ハンギングバスケットなんかに植えてラティスフェンスに飾ってたりする花だ」
頼子「昔見たことがあります...その時は普通の花弁でしたけど、このペチュニアは...全部八重咲きなんですね...」
モバP「その通り。同じ花でも色によって誕生花としての日付が違ったりするんだが、ペチュニアは咲き方によって違うんだ。今日の誕生花は八重咲きのペチュニアになる」
頼子「普通の花よりも派手な八重咲きの花は園芸的に重視されると聞いたことがあります...」
モバP「雄蘂や雌蘂が完全に隠れて、花びらだけで構成されてるように見えるこの咲き方はまた、普通の咲き方とはまた違った良さがあるよな」
頼子「はい...この花を見ていると、とてもそう思います...」
モバP「そんな八重咲きのペチュニアの花言葉は『変化に富む』」
モバP「頼子は普段おとなしいけど、アイドルとして色んな役を演じてる時は普段とはまた違った魅力が生まれる。そんな頼子の魅力をもっともっと引き出していきたいんだ」
頼子「はい...プロデューサーさんのおかげで...これまで色んな経験をしてきて、私の知らない私を見つけることが出来ました...これからも知らない私を知りたいです...」
モバP「ああ、これからもよろしくな。それと、頼子は展覧会に行くの好きだったよな?」
頼子「ええ...休みの日にはよく行きます...」
モバP「だったら今度開催される美術展に一緒に行かないか?有名な花の絵画やフラワーアートを多く集めた展覧会らしいんだが、花の知識はあるんだけど、美術に関してはそこまででもなくてさ」
頼子「その展覧会...私も行こうと思っていたんです...そういうことでしたら是非ご一緒に...」
5月21日
ライラ「プロデューサー殿、お疲れ様でございますよー」
モバP「ライラ、お疲れ様。それと、今日が誕生日なんだろ?おめでとう」
ライラ「おー、祝福してくれるのですねー。ありがとうございますですよ」
モバP「アイス好きなライラへのケーキはアイスケーキだ」
ライラ「ケーキがアイスなのでございますか?それは、とてもぜいたくなのですねー」
モバP「誕生日くらい贅沢してもかまわないだろ?」
ライラ「嬉しいでございますよー。アイスを食べてお腹いっぱい。プロデューサー殿からのお祝いで胸いっぱいでございますー」
モバP「一気に食べ過ぎるなよ?冷えてお腹壊すからな」
モバP「それとは別にライラにはこの誕生花を」
ライラ「この花はエリゲロンでございますねー」
モバP「お、なんで知ってるんだ」
ライラ「昔ガーデンで見たことあるですよ。たくさん敷き詰められてましたです」
モバP「そうそう、グランドカバーとして庭園で地面を覆い隠すのに植えることがある花だ。その場合は草丈が矮小な源平小菊が多いかな」
ライラ「げんぺーこぎくですか?」
モバP「こっちの大きいのがエリゲロン・スペシオサで、源平小菊はこっちの小さいやつのこと」
ライラ「おー、エリゲロン・カルビン・スキアヌスですかー。敷き詰められている様子は、ファンの皆様のようでしたねー」
モバP「あー、会場で満員の客席を見るとそう見えるだろうな。あと、その表現はこいつの花言葉にも当てはまる」
ライラ「はなことばでございますか?」
モバP「エリゲロンの花言葉は『遠くから見守ります』。ライラのことを見守ってくれるファンは俺を含めていっぱいいるからな」
ライラ「嬉しいでございますねー。でも、遠くだけじゃなくもっと身近に感じてもらいたいという思いもあるですよ」
モバP「はは、それもそうだな。そんなアイドル目指して頑張っていこう」
ライラ「アイドルやって、おしゃべりして、アイス食べて、みんなでしあわせな毎日を送れるように頑張るでございますー」
5月25日
浜川愛結奈「はぁい!プロデューサー、お疲れっ♪」
モバP「愛結奈さん、お疲れ様。お誕生日おめでとうございます」
愛結奈「さすがプロデューサーね!ワタシの誕生日覚えてるなんて」
モバP「アイドルの誕生日は全部把握してますから。プレゼントも用意してますよ?」
愛結奈「そういうところマメよねぇ。やっぱりデキる人は違うわね!」
モバP「愛結奈さんには何をプレゼントしようか悩んだんですけど、乗馬の時に仕えるこれにしました」
愛結奈「あら、ジョッキーグローブじゃない」
モバP「もうすぐ夏なんで、夏用のメッシュ仕様のやつを選んできました。サイズは大丈夫ですか?」
愛結奈「そんな風に考えて選んでくれたのはポイント高いわね。うん、サイズもバッチシよ!ありがとっ♪」
モバP「それならよかったです」
愛結奈「プロデューサーに貰ったグローブをしてると、なんだか間接的に手を握られてるような感じね」
モバP「別にそういうつもりはないですよっ!?」
愛結奈「ふふっ♪冗談よ、冗談。プロデューサーは反応がカワイイわねぇ」
モバP「からかわないでください。それと、この花もどうぞ」
愛結奈「女性に花を贈るなんてカッコいいことするじゃない。なんて花?」
モバP「この花はラナンキュラスって名前の花です。別名、花金鳳花(ハナキンポウゲ)。開花時期は3月4月なんですけど、まだ咲いてるのがあったんで持ってきました」
愛結奈「へぇ、これが金鳳花。かなり派手で豪華な花なのね。私好みよ、気に入ったわ♪」
モバP「それは嬉しいですね。でも、この花ってもともとこんなに豪華な花じゃなかったんですよ?」
愛結奈「そうなの?」
モバP「もともとはシンプルで小さい花を咲かせる花だったんですけど、品種改良が繰り返されてこんなに美しい花になったんです」
愛結奈「アイドルみたいな花ね。この花の持つ魅力を磨いた結果、今の美しさを手に入れたってことじゃない」
モバP「俺もそう思います。それにちなんでかはわかりませんが、ラナンキュラスの花言葉は『晴れやかな魅力』や『美しい人格』といったものがあります」
愛結奈「ますます気に入ったわ♪こんな花をプレゼントしてくれたってことは、私の魅力もこの花みたいに磨いてくれるのかしら?」
モバP「ええ、そのつもりです。俺の手腕で、愛結奈さんを今以上に輝かせて見せますよ」
愛結奈「言い切ったわね。ふふっ、もっと輝いてファンだけじゃなくて、プロデューサーも魅了しちゃうから♪」
5月29日
綾瀬穂乃香「プロデューサー、お疲れ様です」
モバP「お疲れ様。穂乃香、誕生日おめでとう」
穂乃香「あ、ありがとうございます。私の誕生日、覚えていてくれて嬉しいです」
モバP「忘れるわけないだろー。ほい、ケーキもあるんだけど、穂乃香にはまずこっちを」
穂乃香「ぴ、ぴにゃこら太!」
モバP「ずんだ餅だ。前に仕事で食べたことあるだろ?家で作って、見た目を穂乃香の好きなぴにゃこら太風にしてみた」
穂乃香「凄いです!可愛いです!みんなにも見せたいので写真とってもいいですか!?」
モバP「ああ、いいぞ」
穂乃香「それにしても、食べるのがもったいないくらい可愛い」
モバP「折角作ったんだから、さすがに食べてもらいたいな」
穂乃香「はい。写真も撮りましたし、いただきます。もぐもぐ」
穂乃香「ふふ、やっぱりすてきなお味です♪」
モバP「飲み物にはこんなハーブティーを」
穂乃香「ハーブティーですか?・・・微かに草の香り、味もクセがなくて飲みやすいですね。なんのハーブを?」
モバP「今日の誕生花、レッドクローバーこと赤詰草(アカツメクサ)のハーブティーだ」
穂乃香「アカツメクサって、道端に生えてたりするあれですよね?」
モバP「そうだ。マメ科の植物だからイソフラボンを多く含んでる。アカツメクサのハーブティーにはのどの調子をよくしてくれたり、精神安定の強壮作用もあったりとさまざまな効果があるんだぞ」
穂乃香「普段見かけるアカツメクサにそんな効果があったんですね。勉強になります」
モバP「アカツメクサの花言葉は『善良で陽気』『勤勉』。勤勉はもとからだけど、最初の頃みたいに固い雰囲気はなくなって、最近は仕事も遊びも楽しんでるようだし、善良で陽気ってのも当てはまるかな」
穂乃香「それは、プロデューサーやみんなが導いてくれたおかげですよ。これからもプロデューサーと一緒にアイドルを楽しんでいきたいです、ふふっ♪」
モバP「それはそれとて、ここに金のぴにゃこら太と銀のぴにゃこら太があります」
穂乃香「!?」
モバP「あなたが欲しいのはどちらのぴにゃこら太ですか?」
穂乃香「どっちもほしいです!」
モバP「即答!?・・・よろしい、正直者のあなたにはこの二つのぴにゃこら太と、大きなぴにゃこら太のヌイグルミをあげましょう」
穂乃香「抱きっ!!・・・えへへ~」
モバP「・・・ほんと変わったよなぁ」
5月30日
一ノ瀬志希「にゃーはっは!プロデューサー、おっつかれー!」
モバP「志希、お疲れさん」
志希「ねーねー、あたし今日誕生日なんだよー?」
モバP「知ってる。誕生日おめでとう」
志希「すんすん・・・この甘い匂いはー、ズバリ!ケーキだね」
モバP「まあケーキは用意してあるけど、それとは別にプレゼントが」
志希「え?なになにー?なんなら君のフレグランスでもいーよ?」
モバP「誰がそんなもんをプレゼントするか!」
志希「んー、残念。だったらケーキやキミの匂いとは別のこの匂いがプレゼントかなー?」
モバP「ほい、今日の志希にピッタリな誕生花のこの花だ」
志希「この匂いはー・・・シラーだね」
モバP「やっぱり匂いで分かるのか」
志希「そりゃーねー。人の匂いが一番だけど、花の匂いもイイから好きだよ」
モバP「シラーの花言葉は『多感な心』、移り気しまくりな志希そのものだろ」
志希「志希は興味が3分しか持続しない子ですから!」
モバP「そんな志希はこの花にならって、もう少しくらい『辛抱強さ』を持ってくれ」
志希「えー、むーりー。ねー、プロデューサー、この花ってプレゼントにはあんまり向いてなくない?他の花言葉って『悲しい』とか『哀れ』とかでしょ?」
モバP「名前だけじゃなくてそれも知ってるのかよ」
志希「にゃーはっは!だからー、その後ろに隠してるペラウゴニウムを渡すのだー」
モバP「だから何で分かんだよ」
志希「あたしをなめるなよ~?あ、でもキミになら舐められてもいいかも」
モバP「誰かに聞かれたら誤解されるような言動はよせ。まあ、俺もシラーはどうかと思ってペラルゴニウムも持ってきたんだけどさ」
モバP「ペラルゴニウムの花言葉は『尊敬』、志希のことは純粋にすごいと思うし、まあ尊敬してるからな」
志希「それだけー?『愛情』ってのもあるでしょ~♪」
モバP「なんのことやら」
志希「まあライラックじゃなかったのは、ちょーっと残念だけど、この子たちの匂いに免じて我慢してあげる♪」
モバP「ライラックだと『愛の芽生え』や『愛の始まり』になるだろが!」
志希「にゃーっはっは!!やっぱりキミは面白いなー!これからもずーっとあたしの興味を尽きさせないでよね~♪」
ここまで読んでくれてありがとうございました
これにて5月編も終了です
3・4・5月で合計49人、残り139人
長い…終わる未来が見えない…
気が向いたら6月編書きます
そんな機会があればまたそこで
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