男「俺が幼馴染にしたい10の事」 (8)

壱 一緒に歩くこと

幼「なんでいるの?」

男「おばさんに頼まれたからだ、幼の面倒を見てくれって」

幼「…死んだ人の言うことなんて気にしなくても良いのに…」

幼「私のこと待ってたら…男、遅刻しちゃうよ」

幼「だから…男「うるさい!」手の平を幼馴染の頬に押し付ける。

幼「キャッ!冷たいよ~男」

男「おばさんに頼まれたのもあるけど、俺がしたいからしてるんだ!!!」

男「だから…黙って学校行くぞ」

幼「でもお外、寒いもん、せっかくコタツで温めたのに手が冷えちゃうよ」

男「あーーもう、ほら」手を出す

幼「……ん?なんで手を出してるの?」

男「手を繋ぐってこと!」

幼「…ん、わかった」

男「これで手は冷えないだろ?」

幼「男の手、冷たいから意味ないよ」

男「うっ」

幼「…でもすごく嬉しい!」ニコッ

男「…へっへ!」

男「じゃあ学校行くぞ」

幼「うん!」


初心者ですが短編のSSを書きます

良かったら見てください



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448036666

弐 一緒に走ること

幼「太陽がポカポカする日はお外で眠るのが一番だ、ね…・・zz」

幼「…痛い!人の頭叩かないでよ」

男「体育の授業中に立ったまま眠るんじゃない!」

幼「…だって冬なのにこんなにも暖かいもん」

男「確かに朝に比べて昼間は暖かい…がっ!授業はちゃんと受けなさい!」

幼「男は私のお母さん見たい」

男「怒るわよ!」

幼「もう怒ってるよ…」

幼「どうせ…私は授業に参加できないし…走りたいけど先生に止められてるもん」

幼「見学中は男もいないし暇だから眠くなっちゃう」

男「……じゃあ走ろうぜ!一緒に!」

幼「でも、先生に止められてる…」

男「幼は走りたいんだよな?」

幼「………うん、私は…」

幼「男と一緒に走りたい!」

男「だったら先生の言うことなんて気にするな!」

男「幼!走るぞ!」

幼「ふふふ」ニヤニヤ

男「何笑ってんだよ…」

幼「だって男と走るのは小学生の時以来だもん、同じ高校に入って今日まで走ったり出来なかったもん」

幼「だから嬉しくて仕方ないんだよ!!!」

幼「大好きな男と一緒に居れることも走れることも」ニコッ

男「こいつは////恥ずかしいことを平然と言うな////」

幼「?男、顔赤いよ?どうしたの?」

男「くッ!うるさいよ!行くぞ!」走り出す

幼「男!待ってよ!私そんなに早くはし、走れないよ」はあはあ

今日はここまでにします

すごく書くのが遅いのですいません





参 一緒にいること

幼「もう直ぐ部活が始まるのに男、どこにいるんだろう」

幼「あ!男だ、先生と…何話してるんだろ」物陰に隠れる

先生「本当に戻ってこないのか?君なら県大会で優勝する事だって出来るかもしれないのに」

男「ハイ、何度も気にかけていただいてありがとうございます」

男「でも自分はもう陸上部に戻る気はありません」

先生「…そうか、やはり幼さんのことが心配なんだな」

男「……」

先生「わかった、もう何も言わない、だが男…君が戻りたいならいつでも私に言ってくれ」

男「…はい…」


幼「…」

部室

幼「男〜お水ちょうだい」

男「はいよ」

幼「うう、やっぱりお薬は苦いから嫌いだ」

幼「……」

幼「ねぇ、男」

男「んっ」

幼「男は何で陸上部を辞めて読書部に入ったの?」

男「…陸上部はその、性に合わなかったんだよ」

男「こうやってさ、幼と静かに本を読むのが俺には合ってるからな」

幼「そうなんだ、」

幼(…ウソだよ…男は私のために部活を辞めたんでしょ)

男「ん?何だその顔は〜まさか俺が幼の為に辞めたなんて思ってないだろうな?」

幼「イヒャイ、鼻つままないで」

幼「だって男さっき先生に…」

男「聞いてたのか…」


幼「だから…男、私の事は気にせず戻ったらいいと思う」

男「……」

幼「……」

男「フゥー」やれやれ

男「チョッープ!」

幼「頭を叩かないで〜」

男「全く、そんな悲しい顔されたら戻りたくても戻れなくなるだろ」

幼「え!戻りたいの?」

男「オイオイ、どっちなんだよ…」

男「良いか?幼、陸上部に戻りたい気持ちも確かにある」

男「でも今は陸上部よりも幼の方が大切なんだ」

男「陸上は大学でもやれるからな」

男「だからお前はそんなこと気にしなくてもいいんだ

幼「うん…」



男「それにもう、あんな事こりごりだからな…」

幼「男?なんか言った?」

男「いや何でもないよ」

男は幼の母親の事を思い出していた

今日はこの辺で終わります

幼馴染が巨乳かどうかはまだ決めてないので巨乳でもいいと思います

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