魔法使い「一番良いのを頼む」
商人「・・・これぐらいしますよ?」ソロバンミセル
魔法使い「お、おお・・・」
魔法使い「これだけ持ってきているんだが」
商人「この金額なら、人間奴隷かアンデット族奴隷からお選び頂けます」
魔法使い「なるほど。なら人間奴隷を見せてもらおうかな」
商人「畏まりました。こちらへ」
魔法使い「うむ」
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商人「うちでは現在500人を超える人間奴隷を取り扱っております」
商人「ニーズに合わせて奴隷をお選びいただけますので」
魔法使い「そうだなあ・・・家事ができて、床上手な奴隷を見繕ってくれ」
商人「少々お待ちくださいね」
商人「こちらなどいかがでしょうか」
奴隷「・・・」
商人「こちらは大変要領の良い女です。名家の出で、礼儀は一通り知っています」
商人「家事、床。見事なものでしょう」
奴隷「・・・よろしくお願いいたします。ご主人様」
魔法使い「ふっ、まだ買ってもいないのにご主人様と呼ぶか」
魔法使い「商人よ、この奴隷を買う。いくらだ?」
商人「ありがとうございます」ソロバンミセル
魔法使い「お、おお・・・持ち金丁度か・・・」
商人「またご贔屓に」
---研究所・研究室---
魔法使い「入って、どうぞ」
奴隷「はい・・・」
魔法使い「昼はここで俺の秘書をやってもらう」
魔法使い「で、朝と夜は家で家事・床手伝いをしてもらうからな」
奴隷「ひ、秘書ですか・・・」
魔法使い「スケジュール管理程度の簡単な物だ。それほど狼狽えるな」
魔法使い「あくまでお前の本業は『女奴隷らしい仕事』だからな」
奴隷「っ!」
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