提督「11月7日は曙の誕生日か・・・」漣「キタコレ!」 (36)

暁「暁はレディーだから、恐竜なんて怖くないもん!」 提督「ほほう・・・」
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の続き




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11月1日のショートランド泊地鎮守府

秋の秋刀魚狩りの手伝いも終わり、この鎮守府の艦娘たちも平和な時を過ごしていた…




提督「まぁ色々あったが秋刀魚漁も無事終わったな」

祥鳳「缶詰もちゃんとできましたし、お世話になってるショートランド島のみなさんや本土の方々にも秋刀魚もきちんと行き渡りましたね」

提督「曙は特によくがんばってくれたな、えらいぞ」ナデナデ

曙「ちょ…。汚い手で触んな! このクソ提督!」

漣「あー。褒められ慣れてなくて混乱してますねー。曙ちゃん」ニヤニヤ

朧「曙かわいいね」ニヤニヤ

曙「うっ、うるさい!」///

潮「で、でも、曙ちゃん遠くの寒い海域まで行って、すっごくがんばってたよね…」

曙「別にこれくらい…。褒めたって何も出ないわよ。

だいたいアンタは芋ばっかり食べ過ぎなのよ! また太るわよ! ってか、まだお芋食べる気なの!?」

潮「えへへ…。だっておいしいんだもん…」


提督「よし。じゃあ、俺らも秋刀魚をいただくとしますか…!」

祥鳳「はい…!」


一同「いただきま~す!」


漣「秋刀魚のフルコース(゚∀゚)キタコレ!! (゚д゚)ウマー」

朧「美味しいですね!」

祥鳳「はい提督、あーん♥」スッ

提督「お、おう…」アーン

祥鳳「おいしいですか?」

提督「あぁ。やっぱり祥鳳の料理が世界一旨いよ」ナデナデ

祥鳳「もう、提督ったら…」テレテレ

瑞鳳「…なにやってんのよ」イラッ

曙「…ったく、よく飽きずにイチャつくわよね…」イラッ

漣「まぁまぁ、平和な証じゃないですか」

朧「それにしても、ホントに曙がんばってたよね~。釣具と本とかどっさりA●azonで買っちゃってさ」

提督「そうだな。こんなに美味しい秋刀魚が食べられるのもみんなのおかげであり、

そして曙ががんばってくれたおかげだな」ナデナデ

祥鳳「そうね、がんばったわね曙ちゃん」ナデナデ

曙「なっ…。ふたりして子ども扱いすんな! このクソ提督と色ボケ秘書官!」///

漣「曙ちゃんかわいい」ニヤニヤ

朧「曙かわいい」ニヤニヤ

潮「曙ちゃん、かわいいね」ニコニコ

曙「うっさい外野!」///


潮「そう言えば、そろそろ曙ちゃんの誕生日ですね」

提督「おう、そうだな。ちゃんと祝わないとな」

朧「…」ジィーッ ←期待のまなざし

提督「あ。そういや、朧の誕生日もその次の日だな」

朧「はい、11月8日です!」パァッ

漣(朧ちゃんかわいい…)






曙「ちょっと! 何勝手に話進めちゃってんのよ!」

提督「ふぇ?」

曙「言っとくけど、あたしは誕生日なんか祝ってほしくないの! お子ちゃまじゃあるまいし!」

祥鳳「そういうこと言ってる時点で子どもじゃない…」

曙「とにかく、あたしの誕生日はいいから! もう構わないで! ごちそうさまでした!」

タッタッ

潮「曙ちゃん…」




深夜、執務室




潮「提督…。曙ちゃん、あんなこと言ってたけどホントは祝ってほしいんですよ」

漣「でしょーね…」

提督「お前ら第七駆逐隊はどうなの?」

朧「もちろん、曙は大事な第七駆逐隊の仲間ですから」

潮「ちゃんと…。祝ってあげたいです…」

漣「前に漣の誕生日を祝ってもらいましたからね!」

提督「…その言葉が聞きたかった」ニコッ

漣「あー、ご主人様がそのセリフ使っても全然カッコよくないですから」

提督「(´・ω・`)」

祥鳳「…そ、それじゃあプレゼントはみんなに任せるわね。お料理とか会場とかは、私達が用意しておくから」

三人「はーい!」

提督「では、おやすみ…」

バタン




30分後…



提督「さて、バレないよう準備を進めないといかんな…」サスサス

祥鳳「そうですね…。執務室だとバレちゃいそうですし」

提督「会場準備が問題だな。外に設営して、キャンプファイヤー的な感じでいこう」ナデナデ

祥鳳「設営はどなたに任せます?」

提督「ここはむっちゃんだな。長門は口が滑る危険性があるし」スリスリ

祥鳳「…そうですね。お料理は鳳翔さんにお願いしますね」

提督「そうしよう。なお、磯風は…」サスサス

祥鳳「大丈夫です。魚を焼くことなら何とかなるみたいですから、浜風ちゃんを一緒に…」

提督「そうしてくれ」サスサス

祥鳳「飲み物の担当は那智さんでいいですか‥・?」

提督「アイツは昔、曙には世話になったと言っていたよ。あいつも良いヤツだし、言えば素直に協力してくれるだろう」

祥鳳「はい…」


祥鳳「ところで提督…」フルフル

提督「なんだ?」サスサス

祥鳳「どうして私の背中やお尻を撫でながら大事なお話をされてるんですか?」ピキピキ

提督「目の前に愛する人の背中やお尻があるからです」キリッ

祥鳳「ばかー!」

パシン

提督「ひでぶっ!」


祥鳳「真面目にやってください! 曙ちゃんの誕生日パーティなんですよ!」

提督「だから真面目に話してるじゃん。祥鳳とスキンシップしながら」

祥鳳「全然真面目じゃありません、んもう…! 怒りますよ!」

提督「その割にはすごい優しいビンタだったよね。全然痛くない」

祥鳳「…じゃあ、分担は今の皆さんでいいんですね!」

提督「うむ」

祥鳳「んもう…。そういうことは…。ちゃんと素直に言ってくれれば…。私だって…」モジモジ

提督「じゃあ面と向かって言おうか? 祥鳳とラブラブいちゃいちゃちゅっちゅしたいです」キリッ

祥鳳「…もう、しょうがない人ですね」ギュッ

提督「祥鳳…」ギュッ

祥鳳「提督…、ここじゃダメです…。お布団の上で…全機発艦してください」チュッ



バタン!!




瑞鳳「…提督、祥鳳に何してんのよ!?」



祥鳳「あっ…。ずっ、瑞鳳!?」///

瑞鳳「提督。今、祥鳳にセクハラしてたよね…?」ゴゴゴ

提督「え? 夫婦の営みだが?」シレッ

瑞鳳「…へぇ、それは全力で邪魔しないとね」ニコッ

祥鳳「あの…、瑞鳳。別に私、嫌なわけじゃないから…。落ち着いて…ねっ?」オロオロ

瑞鳳「私の姉にさわるなー!」ファイナルベント



彗星「エターナルカオス!!」



提督「またひでぶっ!?」グハッ






提督「いたたた…」

瑞鳳「結婚もしてないのに、祥鳳に不純なことしないで!」

提督「不純じゃないもーん、ちゃんと合意の上だもーん。それに祥鳳は俺の将来の嫁さんだもーん」

祥鳳「あ、あの…」///

瑞鳳「そういう問題じゃないの! アンタなんかに祥鳳は渡さないんだからー!」プンスカ

提督「なにをー!」

瑞鳳「なによー!」



二人「ワーギャーワーギャー」


祥鳳「あ、あの…!」///

瑞鳳「どうしたの祥鳳?」

祥鳳「と、とりあえず二人とも落ち着いて…。ねっ? 瑞鳳も、執務室に来るってことは、何か用があったんでしょ?」

瑞鳳「うん、聞いてくれる祥鳳?」

提督「あ、祥鳳の言うことはちゃんと聞くんだな」

瑞鳳「提督はだまってて。あのね、翔鶴が最近こっちに着任したじゃない?」

祥鳳「そうね…」

瑞鳳「なんか様子が変なのよ…。私が話しかけてもなぜか瑞鶴って呼ばれるし、誰もいないところで瑞鶴瑞鶴連呼していて怖いし…」

祥鳳「…なにか理由があるんでしょうか?」

瑞鳳「昔いっしょだった曙ちゃんとも、ちっとも話してないらしいのよ…。一体どうしたのかわからなくて…」

提督「う~ん、ただ俺とは普通に会話できるんだよな~。だから気がつかんかっただけど」

瑞鳳「ホームシックかな?」

提督「かもな…。ちょっと明日話し合いしてみよっか」

瑞鳳「そうね」



提督「んじゃ、祥鳳は今夜借りてきますね」キリッ

瑞鳳「渡さないよ。祥鳳は私と一緒に寝るの!」

提督「祥鳳は私の秘書官なんだけどなぁ…」

瑞鳳「違うもん、私の大事な家族だもん!」

祥鳳「…はいはい、それなら二人とも一緒に寝ましょう。ねっ?」ニコッ

瑞鳳「し、祥鳳がそう言うなら…」

提督「…まあ、ここは祥鳳に免じてその案に乗ってやろう」

祥鳳「はい♪」


翌日11月2日の朝…



提督(むむむ…。祥鳳といちゃらぶちゅっちゅするつもりが普通に寝てしまった…。おのれ瑞鳳…)





翔鶴「提督、失礼します」コンコン

提督「翔鶴か。入っていいよ」

翔鶴「提督、おはようございます」

提督「あぁ。ところで、俺の隣の秘書官の名前は分かるよな?」

翔鶴「祥鳳さん…ですよね?」

提督「その隣にいる子の名前は?」

翔鶴「瑞鳳さん…です。それが何か?」

提督「…なんだ、ちゃんと判別付くじゃん」

翔鶴「え…? どういうことですか?」


提督「翔鶴。曙もそうなんだが、なぜみんなとちゃんと話をしないんだ? 

それどころか、瑞鶴瑞鶴言って他のメンツとも話そうとしないとは。一体どういうことか説明してくれ」

瑞鳳「そうだよ。私だって昔の仲間に名前呼んでもらえなくて、ちょっと傷ついてたんだから…」

翔鶴「…ごめんなさい」


祥鳳「ま、まぁまぁ。二人ともあんまり責めないであげて。理由を聞きましょ?」


翔鶴「…怖いんです」

提督「怖い?」

翔鶴「瑞鶴がいてくれなくて、寂しくて怖くて…。

それに私のせいで、あの子を理不尽な目に遭わせてしまった…。今更、許してもらえるかどうか…」

瑞鳳「翔鶴…」



提督「…アイツは逆のこと言ってたよ」

翔鶴「…え?」

提督「いつぞやの飲み会か何かでうろ覚えだが、

『あたしがもっと強ければ…、翔鶴が怪我しなくて済んだのに…』って呟いてた記憶が朧げながらにある」

翔鶴「提督…」

提督「安心しろ。アイツは翔鶴のことを恨んじゃいない。むしろ悔やんでる。

だから、ちゃんと曙と仲直りしてやれ。これ、提督命令だから」

翔鶴「…はい!」

提督「あと誕生日までには、仲直りすること。約束ね!」

翔鶴「…頑張ります!」



バタン



瑞鳳「…たまにはまともなこと言うじゃない」

提督「…『たまには』は余計だよ」

そして時は過ぎ、11月7日 午後9時…



曙「…ったく、こんな夜中になによ?」

長門「く、駆逐艦の練度を上げるための夜戦演習だ…。夜遅くにすまないが来てくれ」

漣「というわけでー、準備してくださいー! ほいさっさー!」

曙「わ、わかったわよ…準備するからちょっと待って」

長門(…ウソをついてすまんな。許してくれ)


長門「と、その前に、提督からある部屋にいる艦娘と30分面会するよう命令されている。この部屋で待ってるそうだ」

曙「ったく、めんどくさいこと命令するわね、あのクソ提督も…」



ガチャ



翔鶴「曙さん…」

曙「な、何でアンタがいんのよっ!? さっさとどっか行ってよ、このクソ空母! アンタなんか顔も見たくないんだから!」

翔鶴「…曙さん」



ギュッ



曙「なっ…!」

翔鶴「ごめんなさい…。ホントはあなたに向き合うのが怖かった…!」

曙「しっ、知らない…。アンタのことなんかどうだっていいわよこのクソ空母…!」

翔鶴「いいの…。今まで苦しかったよね…。全部ぶつけてくれていいから…」

曙「だから…、知らないって言ってるでしょ!? 離してよ…」

翔鶴「ごめんなさい…。もうあなたを一人にはしない…」

曙「うるさい…」グズ

翔鶴「ずっと、辛かったよね…」ギュッ

曙「う、うぅ…」グズ

翔鶴「大丈夫、これからは、私が守ってあげるから…。頼りないかもしれないけど…」

曙「ばかぁ…。アンタなんか…、アンタなんかだいっきらいよぉ…」ポロポロ

翔鶴「…」

曙「…うわぁん…ばかぁ…」





長門「…落ち着くまで声はかけずにおこうか」グズ

漣「…そうですね」



そして30分後…



曙「落ち着いたし、そろそろ行きましょ」

翔鶴「えぇ」

曙「確か、集合はここよね…? なんで、テントとか料理が並べられてるのよ…?」

長門「・・・えっと、あぁ、それはだな・・・」オロオロ

漣(長門さんピーンチ! かくなる上は…!)

漣「よっしゃ、みなさん来ましたよー!」


パンパカパーン!!



一同「曙ちゃん、お誕生日おめでとう!!」



曙「なっ、何これ…」ポカン

島風「翔鶴さんも曙ちゃんもおっそーい!」

曙「なっ…! こんなの恥ずかしいからやめろって言ったじゃん!」///

提督「あーすまんすまん、あの時祥鳳に見とれて話聞いてなかったわw」

祥鳳「ごめんなさい。私もあの時疲れてて話を聞いてなかったわ」

曙「…こ、このクソ提督と秘書官め…!」ワナワナ



那智「曙、誕生日おめでとう。これは私と妙高型のみんなからだ。受け取ってくれ」ポン

曙「これって…。酒入りのチョコじゃない!」

那智「美味いぞ、特に酒の肴にぴったりだ」

曙「あ、ありがとう…。ございます…」




朧「曙。これ、あたしからのプレゼント」

曙「これ…、花飾り…。アンタが作ったの?」

朧「うん。ど、どうかな? うまくできてるかな…」

曙「い、一応お礼は言っておくわ…。わ、悪くないけど…」

朧「そっか、良かった…!」

曙「あ、ありがとう…」ボソ



潮「曙ちゃん、これ私と漣ちゃんから」

漣「スイートポテトケーキキタコレ!!」

曙「え…?」



曙「潮、まさかあの芋って…」

潮「うん。曙ちゃんたちに食べてもらおうと思って練習用に集めてたんだ…」

鳳翔「潮ちゃん、一ヶ月も前からずっと練習してたんですよ」

潮「味はたぶん大丈夫だと思うけど…」

曙「潮…」グズ



ギュッ



潮「あ、曙ちゃん!?」

曙「ばっ、ばかぁ…」ポロポロ

潮「あ、曙ちゃん!?」

曙「こんなの…、こんなのもらったって、迷惑なのよぉ…。ばかぁ…」ポロポロ


漣「あーあー素直じゃないですねー、もー」

潮「あっ…。その…。ごっ、ごめんね曙ちゃん…。お芋嫌いだった…?」オロオロ

朧「潮も真に受けないの。いつものことじゃない」

曙「うるざい…。うるざい…! ばかぁ…!」グスン

祥鳳「…それじゃ、始めましょっか」

漣「ほいさっさー!」





一同「曙ちゃん、お誕生日おめでとう!」





那珂「よーっし! 那珂ちゃんお誕生日ソング歌っちゃうよー!」


隼鷹「ヒャッハー!」


それから数時間後…





11月8日 0時

隼鷹「…」zzz

飛鷹「あーもうまたこの子は腹出してぐーすか寝て…。毛布かけてあげないと」

曙「…そろそろ深夜ね。さすがに寝たほうがいいんじゃないの?」

提督「ん? もうそんな時間か…!」

曙「ん? 何? まさか作戦なの?」

提督「…よし、漣! 準備開始!」

漣「りょーかいでっす!!」

曙「?」

提督「よーしっ! カウントダウン始めるぞー!」

祥鳳「はい!」



祥鳳「3!!!」

漣「2!!」

潮「1!」







一同「朧ちゃん、お誕生日おめでとう!!」



パンパカパーン




曙「…え?」

朧「みんな…! 忘れてなかったんだ…! ありがとう!」ウルウル





祥鳳「はい朧ちゃん、これプレゼントね。カニのぬいぐるみよ」

朧「えっ? 朧にプレゼントですか? ありがとう!」

秋雲「朧ー、あたしからはこれよ。だーいじに飾ってよねー」

朧「これ、私とカニさんの絵? ありがとう、秋雲!」ギュッ

秋雲「ちょ、照れるじゃない…」///

提督「俺からはこれだ。キラードーム&ダークスパイナーだぜ」

朧「すごい、カニさんと恐竜のロボットですか!?」

提督「そうだ。接着剤いらないから、すぐ組み立てられるぞ!」

朧「提督、ありがとうございます! これ大事にしますね!」ニコ



曙「まさか…」

曙「まさか…。私の誕生日パーティを9時に始めた理由って…」ワナワナ

提督「ん? 曙に続いて朧の誕生日のカウントダウンやりたかったんでな?」

曙「わ、私の誕生日パーティってのはもしかして前座…?」プルプル

提督「すまんな。せっかくだし、二人とも合同でやりたかったんだ。朧に秘密にしておいたから、必然的に曙にも秘密にしなきゃなんなかったんだよ…」

曙「こ、この…!」



曙「このクソ提督ー!」ボカッ



提督「ぶへぁっ!」

曙「やるんなら最初からそう言いなさいよ、このクソ提督ッ!」

提督「いってぇな…。殴るこたぁねぇだろうに…」

曙「うるさいうるさいうるさい! アンタって、ホントにクソ提督よね!」

提督「なっ、なに怒ってんだよ…?」

漣「あー、ご主人様に特別扱いされてると思ったんでがっかりしたんですねー」ニヤニヤ

曙「あーもう違うから! 違うから!」///

朧「あ、曙…。なんか、ごめんね…」オロオロ

曙「う、うるさい! 悪いのはあんたじゃなくてクソ提督なんだから、あんたはちゃんと喜びなさいよ!」

朧「う、うん…」

曙「ほら、あたしからプレゼント!」スッ

朧「カニのピンバッヂ…? 曙が作ってくれたの…?」

曙「き、気に入らないなら捨てれば? もらったものどうしようと、アンタの自由だし」

朧「ありがとう! 曙、これ大事にするわね!」ニコ

曙「…ふん!」プイッ




漣「いやー、いいもの見れましたねー」ニヤニヤ

曙「う、うるさい!」プイ

曙「ほら、さっさと朧のパーティ始めるわよ! どうせ潮もケーキもう一個用意してるんでしょ?」

潮「うん。おぼろちゃんにもカニの形のスイートポテトケーキ作ったんだ」

朧「そうなの!? ありがとう!」

漣「それでは改めましてー!」





一同「朧ちゃん、誕生日おめでとう!!」







おしまい


※この後日、翔鶴さんが無茶苦茶曙ちゃんかわいがった(妹分的な意味で)


ラブリーマイエンジェル曙ちゃん、お誕生日おめでとう!


そしてちょっと早いけど朧ちゃんもお誕生日おめでとう!!


第七駆逐隊はマジ天使です。

>>30
え、進水日って1930年11月7日じゃないの?

子作りした日を竣工日、進水日を船としての誕生日、就役日を成人式、没日を命日、除籍日を四十五日と考えればおk

>>31
>>33
私のSSの場合、進水日を誕生日と解釈させていただいております

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