レイレイ「みんなは私達が守るよ!」 活動編 (143)

前作 閻魔あい「いっぺん、萌えてみる?」 結成編

閻魔あい「いっぺん、萌えてみる?」 結成編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444923695/)

の続編です

ついにユニット結成です

それではどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445503182

前回の3つの出来事

早速アイドル活動を始めたメズール達。

しかし、一時険悪な関係に陥るも、あいの機転で事なきを得た。

シンデレラのメダルの力で人間に近づきつつああるメズール、そこにユニット結成の知らせが届く!

とあるライブ会場

コト「その心が~♪熱くなるもの~♪」

あい「満たされるものを~♪探して~♪」

レイレイ「本気出して~♪戦うのなら~♪」

メズール「負ける気しないはず~♪」

ワアアアアアアアア!!!!!

4人「以上!エレメンタル・ガーディアンでした!ありがとうございます!」

回想

4人「4人でユニット!?」

武内P「はい。」

メズール「随分大きく出たわね。」

あい「22でもよかったのでは?」

レイレイ「私は4人でもいいけどね~」

コト「私も!」

武内P「四神というものをご存知ですか?」

レイレイ「知ってる!中国に伝わる四方を司る神様でしょ!」

武内P「そうです。いわば四方から人々を見守る守護神・・・・」

武内P「皆さんには、このシンデレラプロジェクトを守る、守護神になってもらいたいのです。」

あい(見守るねぇ・・・・確かに部屋の四方は陣取ってるけど。)

コト「なんかカッコイー!」

レイレイ「神様かぁ・・・・何か恐れ多いよ・・・・」

メズール(私が守護神・・・・今まで人の欲望を貪ってきた私が守護神・・・・)

コト「お、メズちゃんもしかして感動してる?」

メズール「うっさい!」

武内P「そして、これが四神をイメージして作られた皆さんの衣装のデザインなのですが・・・・・」

あい「私は朱雀・・・炎の鳥ね・・・・悪くないわ。」

レイレイ「私は白虎、トラかぁ・・・・ガオー!なんちゃって!」

コト「玄武・・・カメ~?何かトロそう・・・・・」

武内P「そこはパワフルと捉えてください・・・・・」

メズール「青龍・・・蒼い龍・・・私が龍・・・・」

あい「どっちかっていうとウナギよね。」

メズール「黙りなさい!」

武内P「気に入ってもらえたようですね。それでは初ライブもお願いします。」

4人「はい!」

回想終了

ライブ終了後

武内P「お疲れ様です。」

コト「いや~サイコーだったよ~」

レイレイ「あいちゃんもダンス上手くなったねぇ。」

あい「適応力には自信があるのよ。」

メズール(今度のキラキラの景色は長く続いた・・・・私は着実に人間に・・・・)

レイレイ「お、メズちゃんも感動してるねぇ。」

コト「それでおじさん!次の仕事は?」

武内P「そうですね・・・・・」

第1章 水着とヒーローと地方ロケ

4人「ヒーローショーに出演?」

武内P「はい、実は○県×町に町おこしのためにオープンするレジャー施設でご当地ヒーローのショーが開催されまして・・・・・」

メズール「それに出ろってことね。」

武内P「はい、我が社の他部署のユニットと共演ですが・・・・・」

あい「私達は何の役なの?」

武内P「怪人に捕まる役です。」

コト「ええ~つまんないの~」

武内P「もし1回目が成功すれば、2回目以降はヒーローと一緒に怪人と戦う役がもらえるかもしれませんよ。」

コト「ホント!?じゃあやるー」

メズール「所でPの坊や、この施設にプールは?」

武内P「ありますよ。」

メズール「仕事が始まるまでは、そこで遊んでてもいいわよね?」

武内P「まぁ構いませんが・・・・」

メズール「フフフ・・・楽しみね。」

武内P「それでは3日後に出発しますので、宿泊の準備をお願いします。」

レイレイ「はいはーい!」

あい「共演するユニットは・・・・ヒーローズ?何かこの仕事の為にいるようなユニットね・・・・・」

メズール「フフフ・・・・新しい水着でも用意しましょうか。」

コト「楽しみー!」




??「プールかぁ・・・・・・・」

3日後 〇県×市 レジャー施設

未央「そーれしまむー!」バシャ

卯月「きゃっ!ほら凛ちゃんも遊びましょう!」

凛「う、うん・・・・」

メズール「皆結構ヒマなのね、ここまでついてくるなんて。」

未央「こういうのは便乗しなきゃ損だよ!決して今後こういう機会がなさそうだからとかではない!」

凛「そういう話はやめよう、未央。」

武内P「皆さん楽しんでもらえて何よりです。」

メズール「あらPの坊や?プールでもスーツなのね。」

武内P「仕事ですので・・・・」

あい「見てて暑苦しいから着替えてきて。」

コト「流石炎属性、暑さには厳しいねー」

あい「関係あるの?それ。」

武内P「わかりました・・・・・着替えてきます。」

数分後

武内P「お待たせしました」ムキッ

あい「え・・・・」

レイレイ「うわぁ・・・・」

メズール「ほう・・・・・」

コト「すごいよおじさん!流石私の腹パンを受け止めた腹筋!」

未央「何でそんな事した!?」

コト「不審者かと思って。」

凛「ああ・・・・」

武内P「そんなに見つめないで下さい」///

メズール「何故恥じらう・・・・」

あい「ますますアイドルを相手にする仕事の人に見えないわね・・・・」

武内P「アイドル達を守るのも仕事ですから・・・・鍛錬は怠りません。」

レイレイ「真面目だねぇ。」

??「お!キミたちがワタシ達とヒーローショーに出るユニットかな?」

あい「あなたは?」

??「明日のヒーローショーでキミ達と共演するユニット「ヒーローズ」のレッドこと、南条光だ!」シャキーン!

コト「おお!そのポーズカッコイイ!」

光「へへっ、ありがとー!」

??「あたしはブルー!三好紗南!」ピコピコ

メズール「ゲームやりながらポーズとってる・・・・」

紗南「明日のショーもフルコンプしちゃうからねー!」

メズール「何を!?」

??「ブ、ブラック担当の・・・・早坂美玲だっ!ガオー!」

レイレイ「おっ、爪かぁ、いいねぇ!私も虎だからねっ!ガオー!」

美玲「は、張り合うなよっ!ガオー!」

レイレイ「ガオー♪」

??「アーッハッハッハッハ・・・・・ゲホゲホッ!」

あい「誰?」

??「フフン、イエロー担当のレイナサマよ!跪きなさい!」

あい「変わってるって言われない?」

麗奈「ムキー!これでも主演作あるんだからね!」

光「フルボッコちゃんだけどね。」

紗南「フルボッコちゃんだけど。」

美玲「フルボッコちゃんだけどな。」

麗奈「何よ!結構人気なんだから!」

あい(面白い子ね・・・・・)

光「他にもあと2人いるんだけど、今はちょっと別行動中なんだ!」

紗南「明日はよろしくね!」

コト「よろしくー!」

メズール「ま、退屈はしなさそうね。」

武内P「早速仲良くなったようですね、これなら明日のショーも成功間違いなしです。」

麗奈「ま、アタシがいるんだから当然よね。」

あい「その自信はどこからくるのよ・・・・・」

武内P「これで、町の人達や町長さんも喜んでくれるでしょう。」

レイレイ「町長?」

武内P「このリゾート施設は、町長さんの発案だそうです、これで次の町長選も当選確実だと仰ってました。」

メズール「つまり、私達はそのための駒ってわけね。」

武内P「そう言わずに・・・・仕事ですので・・・・」

メズール「わかってるわ、任せておきなさい。」

武内P「それでは、明日はお願いします。」

光「任せてよ!」

夜 宿泊先のホテル

あい「えっと・・・・これかしら・・・・」

メズール「( ゚Д゚)」

あい「それともこっち・・・・」

メズール「(*'▽')」

あい「やはりこっち!」スッ

メズール「Σ(゚Д゚)」

コト「はいメズちゃんの負け~」

レイレイ「意外とババ抜き弱いねぇ。」

あい「すぐ顔に出るもの。」

メズール「まだ感情のコントロールがうまくいってないだけよ。」

コト「はいはい、罰としてコンビニでアイス買ってきてよ。」

メズール「まったく・・・・・・」

夜道

メズール「ハァ、何で私がこんな事を・・・・・」

メズール「・・・・・」

メズール「町おこしで町長か・・・・」

メズール「これも欲望なのかしら・・・・・」

いたぞ!

こっちだ!

メズール「?」

ダダダ・・・・・・

メズール「何なのあなた達・・・・」

ガラの悪い男A「嬢ちゃん、逃がさないぜ・・・・」

ガラの悪い男B「ちょっと来てもらおうか・・・・」

メズール「あら、私にそんな脅しが・・・・・」スッ

メズール(!、水流が出ない・・・・・)

メズール(そうか、今人間の体に変化しかけてる上にコア1枚しかないから・・・・)

メズール(かといって格闘戦でも1人倒すのがやっと・・・・・)

ガラの悪い男C「さぁて・・・・・」

ガラの悪い男D「覚悟しろよ・・・・」

ガバッ

メズール「!」モガモガ

翌朝

コト「ふぁ~結局メズちゃん帰ってこなかったね。」

レイレイ「だからって先に寝ることないじゃん・・・・」

コト「だって眠かったんだもん。」

あい「流石に心配になってきたわね・・・・・・」

プルル・・・・

あい「おっと、プロデューサーから電話が・・・・・」

ピッ

あい「もしもし・・・・・」

武内P『柴田さん、まだホテルですか?』

あい「ええ、もう行った方がいい?」

武内P『いえ、実は現場でトラブルがありまして・・・・ショーの時間を遅らせるという連絡を・・・・」

あい「そう、わかったわ。皆にも伝えておく。」

ピッ

レイレイ「何だって?」

あい「仕事の時間が遅れるそうよ。」

コト「じゃあ、メズちゃん探しにいこ!」

あい「そうね。」

道端

コト「この袋・・・・」

レイレイ「私達が頼んだアイスだ・・・・」

あい「もしかして彼女、誰かにさらわれたんじゃ・・・・」

コト「いやでもメズちゃん強いし・・・・」

あい「今の彼女は人間になりかけてるのよ、メダルだって1枚しかないし。」

コト「ヤバイじゃん!どうするの!?」

あい「手はあるわ、私実は皆が拾ってくれたメダルをこっそり預かってたから。」

レイレイ「いつの間に・・・・・」

コト「おお、シャチウナギタコが揃ってる!」

あい「これを彼女に届けられれば・・・・」

コト「探そう!」

とある廃倉庫

メズール「・・・・・・」

ガラの悪い男達「へへへ・・・・・」

ボス「ククク・・・・・」

メズール「縛られてて言える立場じゃないと思うけど、あなた達は誰?」

ボス「いや良い質問だ、俺達は何を隠そう・・・・」

ボス「リゾート施設反対集団だ!」

ドドン!

メズール「はぁ・・・・・」

ボス「町の為とはいえ自然を切り開き、緑を少なくするのは許せん・・・・・」

メズール「もう完成してるじゃない。遅いわよ。」

ボス「いや、町長の野郎はまだまだ施設を拡大する予定らしい・・・・」

ボス「それだけは絶対に阻止せねば!」

ドン!

メズール「んで、私をさらった理由は?」

ボス「当然!今日のショーを中止にさせ、町長の信頼を落とすためだ!」

メズール「聞くまでもなかったわね、私1人さらった所でなにも変わらないと思うけど?」

ボス「確かにな、だがこれを見ろ!」

バサッ

メズール「これは・・・ショーで使う怪人の着ぐるみ?」

ボス「盗んできたんだ!これでショーは中止だぁ!」

悪人共「わははははは!!」

メズール「もう無茶苦茶ね。」

メズール「そこまでして・・・・自然を・・・街を守りたいの?」

ボス「それもあるが・・・・町長だ。」

メズール「へ?」

ボス「俺とアイツは幼馴染だが、いつもあいつは俺の一歩先を行ってやがった、勉強も運動も・・・挙句には俺が惚れた女まで取りやがった。」

メズール「・・・・・」

ボス「さらには町長だぁ!?調子に乗るなよ!」

ボス「だから俺は、あいつの全てをぶち壊してやるんだよ!」

メズール「・・・・呆れたわ」

ボス「何だと!?」

メズール「偉そうな大義名分語っておきながら、結局は自分の欲望を満たしたいだけじゃない。」

ボス「うるせぇ!お前に何がわかる!」

メズール「やっぱり多くの人間はこうなのかしら・・・・」

メズール「ねぇ、みんな。」

ボス「へ?」

ドカーン!

悪人共「な、何だ!?」

コト「へへ・・・助けに来たよ。」

レイレイ「無事ー?」

あい「全く、手間かけさせないでよね。」

メズール「いいから早く縄ほどいてよ。」

あい「はいはい」

シュルシュル

メズール「ふぅ・・・・やっと自由になれた・・・・」

ボス「てめえら・・・・なめやがって・・・・」

レイレイ「お!見るからに悪人面!」

コト「やっちゃっていいよね!」

あい「この建物には術をかけておいたから、他の人間が入ってくる恐れはないわ。」

コト「よっしゃ!」アラタマ召喚

レイレイ「やりますか!」変装解除

※レイレイはこの世界では普段、TOX2のレイアみたいな恰好で生活しています。

悪人共「な、どこからあんな巨大なハンマーを・・・・」

悪人共「それにあっちは姿が変わった!」

ボス「びびるんじゃねえ!あんなのタダの手品だ!」

悪人共「そ、そうだな!うおおおおおお!!!!!」

コト「そりゃ!」ブン

レイレイ「暗器砲!」ポイポイ

悪人共「ぎゃああああああ!!!!!」

メズール「私も戦うわ・・・・」

あい「そんな無理しなくても・・・・」

メズール「私にあんなことして・・・・許せないわ!」

あい「そう・・・・ならこれを受け取りなさい・・・・」ジャラ

メズール「これは・・・・私のコアメダル3枚・・・・」

あい「あなたに言うとまた悪事働きかねないから隠してたのよ。」

メズール「信用ないのね・・・・」

あい「でも人に近づいたあなたなら大丈夫・・・はい」スッ

メズール「これで・・・・」メダルIN

現在のメダル 4枚

メズール「折角だから、これも試してみましょうか。」ジャラ

あい「それは・・・・シンデレラのメダル・・・」

メズール「人間に近づいた今ならできそうな気がする・・・・」

メズール「メダルと一緒についてきたこのオーズのベルトもどきで・・・」

メズール「私は・・・・変身する!」

あい「どんなリスクがあるかわからないのよ?」

メズール「それも承知の上よ。」

メズール「いまはコイツらに・・・・私の怒りを思い知らせてやる!」

カチャカチャ・・・・

メズール「いくわよ・・・・変身!」

キン!キン!キン!

冠!

   ドレス!

        ガラスの靴!


シンデレ~ラ~♪

メズール(完全体)「嘘・・・私のコア4つしかないのに・・・・これがシンデレラの力・・・」

あい「どういう事?」

メズール「このメダルは変身者の個性を最大限に強化するらしいわ。」

メズール「だからかしら・・・・」

コト「おお!メズちゃんの姿が!」

レイレイ「茶色い部分がなくなってるね。」

悪人共「ひいいいいいい!化け物が増えたぁ!」

メズール「さぁ行くわよ、化け物4人の・・・・残虐ショーの始まりよ・・・・」

メズール「行くわよ!」ゴボボ・・・・

あい「体が液体みたいに・・・・」

バシャバシャ

悪人共「ぎゃああああああ!!!」ゴボゴボ・・・・

レイレイ「おお!どんどん水球に閉じ込めていく!」

ボス「畜生・・・・何であんな奴(町長)にみかたする・・・・あんな自然破壊者に・・・・」

メズール「違うわ、あれは仕事、別問題よ。」

レイレイ「アンタの罪は私達の友達に手を出したこと・・・・」

あい「それは・・・・万死に値するわ・・・・」

コト「さぁ、あいちゃん!いつもの台詞で締めちゃって!」

あい「そうね。」

あい「闇に惑いし哀れな影よ・・・・」

あい「人を傷つけ貶めて・・・・」

あい「罪に溺れし業の魂・・・・」

あい「いっぺん、死んで見る?」

ゴオッ・・・・・

悪人共「ぎゃああああああ!!!!助けてくれえええええ!!!!」ジタバタ

コト「コイツらどうなってんの?」

あい「私達に襲われる悪夢をあと3日くらいは見続けるでしょうね、そのあとは私達の事はきれいさっぱり忘れるわ・・・・恐怖心を残してね。」

メズール「中々えげつないわね。」

あい「私の世界ではこういう人間は結構いるから・・・・」

レイレイ「さて、プロデューサーが心配するといけないからそろそろ行こっか!」

コト「ああ!でも暴れすぎたせいで結局怪人の着ぐるみはボロボロになっちゃったぁ!」

あい「大丈夫よ、怪人ならここにいるじゃない。」

メズール「私?」

あい「怪人シャチウナギタとでも名乗っておきなさい。」

メズール「ええ~」

あい「レイ、あなたも。」

レイレイ「私も!?」

あい「怪人キョンシー女ね。」

レイレイ「まんま!?」

あい「後は私の術で誤魔化せるでしょう。」

コト「そうだね、じゃあ行こう!」

ヒーローショー会場

コト「おじさーん!」

あい「ごめんなさい、遅れたわ。」

武内P「いえ・・・こちらもまだ準備が・・・・おや?海野さんと鈴川さんは?」

メズール(怪人体)「ここよ。」

レイレイ(素)「ニーハオ!」

武内P「!?」

武内P「お2人とも・・・その姿は・・・・」

メズール「着ぐるみよ。」

レイレイ「特殊メイクだよ!」

武内P「そうですか・・・・」

コト「納得しちゃったよ!さすがあいちゃん!」

メズール「怪人の着ぐるみが足りないのでしょう?私達がやるわ。」

あい「人質役は私達でやるわ。」

武内P「何故それを・・・・とにかく助かります。」

本番

レイレイ「フハハハハハハ!こっちには人質がいるんだ!どうするヒーロー!」

あい「きゃーこわーい!」

コト(うぷぷ・・・・こわーいだって・・・・)

あい(真面目にやりなさいよ。)

ご当地ヒーロー「く、卑怯な・・・・」

光「大丈夫だよ!私達が怪人の気を引き付けるから、その隙に人質を・・・・」ダッ

ヒーロー「お、おいキミ!」

光「おい怪人!アタシと勝負だ!」

メズール「フフフ・・・・身の程知らずね・・・・」

ヒーロー「さぁ君たち、今のうちに・・・・」

あい「ありがとう!」

コト「助かったよ~」

こうして、ショーは大成功に終わった・・・・・

打ち上げ

全員「カンパーイ!」(ジュースです。)

武内P「皆さん、お疲れさまでした。」

紗南「いや~盛り上がったねぇ!まさにGOODENDだよ!」

コト「そうだね~」

美玲「う、ウチも頑張ったぞッ!」

レイレイ「可愛かったよ~」

美玲「う、うるさいッ!」

麗奈「このレイナサマにかかれば当然よ!」

あい「はいはい。」

麗奈「ちょっと!」

メズール「・・・・・」ボー

光「どうしたのー、ボーっとしちゃってさ。」

メズール「あ、えっと・・・・」

光「光でいいよ。」

メズール「光・・・・ちょっと考え事をね。」

光「考え事?」

メズール「ヒーローって・・・・正義と悪って何なのかなって。」

メズール「ヒーローは・・・・正義の為に戦うのよね。」

光「うん!当然だよ!」

メズール「もし、その行動がヒーローにとって正義だったとしても、誰かにとっては悪いことに見えてるかもしれない。」

光「え?」

メズール「守る相手が、とんでもない悪人かもしれない、それでも、ヒーローは戦うの?」

光「・・・・・・」

光「う~ん・・・」

光「難しいことはよくわかんないけどさ。」

光「大切なのは、自分の信念を曲げないことだと思うんだ。」

メズール「信念?」

光「芽鶴ちゃんは、ユニットの仲間達が大切でしょ?皆のためなら、何だってできるでしょ?」

メズール「・・・・・そうね。」

光「ヒーローもそう、相手や状況がどうであれ、自分の正義だけは曲げちゃいけない、そう思うんだ。」

光「たとえその気持ちが、何百回裏切られようとも・・・・なんてね。」

メズール「そんなもんなの?」

光「そんなもんだよ!」

メズール「ふぅ・・・何か話したらスッキリしたわ。」

光「よかった。」

紗南「おーい2人ともー」

コト「今からカラオケ大会だよー」

光「じゃあ行こっか。」

メズール「フフフ・・・・そうね。」

4人「夢みたいに綺麗で泣けちゃうな~♪明るい空見つけた一筋の流れ星~♪」

メズール「黄昏に染まる世界が好き~♪素敵なデキゴトを集めるのが好き~♪」

コト「誰にでも一つの物語~♪自分らしく歩くの~♪いつでもはじめられるよ~♪」

レイレイ「ほら溢れる夕焼けは~♪」

あい「優しい光のプレゼント~♪」

4人「夢みたいに綺麗で泣けちゃうな~♪これから沢山イイコトあるよ~♪」

4人「もし手を伸ばしたら届くかな~♪明るい空見つけた一筋の流れ星~♪」

4人「もし手を伸ばしたら触れるかな~♪空に撒いてこぼれたシアワセの花びら~♪」

4人「夢吹色~♪」



とある場所

??「やはりあいつらが・・・・」

??「ええ、間違いないのでしてー」

??「あいつら・・・・あんなに仲良くして大丈夫か・・・」

??「今はどうにもならないでしょう、そなたの「アレ」が完成していないのでは・・・・」

??「そうだな・・・・急ぐとしよう。」

??「お願いするのでしてー」

第1章 完

あのヒーローショーから数日後・・・・・

最後のユニット「アスタリスク」もデビューが決定し

来たるサマーフェスに向けて合宿することになったのだが・・・・・

第2章 合宿とお見舞いと仲間の絆

メズール「・・・・・・」グデー

コト「メズちゃん大丈夫~?」

レイレイ「まさか初日から熱中症でぶっ倒れるなんてね。」

あい「これも人間に近づいてる証拠じゃない?」

メズール「言いたい放題ねあなた達・・・・・」

ガララ

美波「芽鶴ちゃん大丈夫?」

アナスタシア「ダー、お見舞いにきました。」

コト「お、にっちゃんにアーぽん。」

あい「まぁ見ての通りよ。」

美波「そう・・・・何かして欲しいこととかあったら遠慮なく言ってね。」

レイレイ「シェイシェイ、お気遣いなく~」

美波「それじゃ私達はこれで・・・・」

メズール「美波・・・・」

美波「?、何?」

メズール「あなたこそ、まとめ役だか何だか知らないけど無理しない方がいいわよ。」

美波「ええ、気を付けるわ、それじゃ。」

アナスタシア「お大事に・・・・」

バタン

数分後・・・・

ガララ

蘭子「闇に飲まれよ!」

コト「あ、ランちゃん。」

レイレイ「どしたの?」

あい「はいお疲れ様。」

3人「わかるの!?」

あい「それでどうしたの?」

蘭子「うむ・・・蒼龍の守護者の様子を見にきたのだ・・・・・」

あい「芽鶴ならこの通りよ、安心して。」

コト「何かすごいねぇ。」

メズール「この子も結構な厨二だからね・・・・・」

あい「どういう意味よ・・・・」

レイレイ「ああ、闇に惑いし~って奴ね。」

コト「てめーくだばれ!って事だよね~」

あい「噛み砕きすぎよ・・・・・」

蘭子(何それカッコイイ・・・・・・)

蘭子「それでは我はこれにて・・・・・」

レイレイ「ありがとね~」

蘭子「ひ、飛翔せし真紅の翼よ・・・・」

あい「何?」

蘭子「こ・・・今度一緒にカラオケでも・・・・行かない?」

あい「ええ、構わないわ。」

蘭子「そ、そうか・・・・それでは・・・・」

バタン

数分後

ガチャ

かな子「お邪魔しまーす。」

智絵里「お、おじゃまします・・・・」

杏「様子見にきたよー。」

コト「お、かなちゃんちえちゃんあんちゃん。」

あい「わざわざどうも。」

かな子「芽鶴ちゃん大丈夫なの?」

メズール「お陰様でね、まだ立つのは辛いけど。」

杏「そっか、早くよくなるといいね。」

智絵里「四葉のクローバーにもお願いしとかないとね。」

レイレイ「ありがとね。」

かな子「じゃあ、このクッキーも治るまでお預けだね。」

メズール「!」

メズール「それは置いていきなさい。」

かな子「へ?」

メズール「後で食べるから、置いていきなさい!」

かな子「は、はい・・・・」

智絵里「す、すごい剣幕・・・・」

コト「メズちゃんはかなちゃんのクッキー大好きだからねぇ。」

かな子「最初はほとんど食べてくれなかったのに・・・・・嬉しいな・・・・」

メズール(味覚を持って初めて食べた物だからね・・・・)

杏「・・・・・」

かな子「それじゃ、今度作り方教えてあげよっか?」

メズール「いいの?」

かな子「うん!もちろんだよ!」

かな子「じゃあ、私たちはもう行くね。」

智絵里「お大事に・・・・」

バタン

レイレイ「あれ?杏ちゃんは行かないの?」

杏「いや、もう行くよ、じゃあね。」

コト「じゃあね~」





杏「甘いって、なかなかいい感じでしょ?」ボソ

バタン

メズール「へ?」

数分後

バァン!

莉嘉「ヤッホー!」

みりあ「お見舞いにきたよー!」

レイレイ「うおっ!」

あい「姦しいのが来たわね・・・・」ハァ

??「こ~ら。」

ガシ

りかみりあ「う・・・・」

きらり「芽鶴ちゃん具合悪いんだから、騒いじゃダメだにぃ。」

りかみりあ「は~い。」

メズール「ホッ・・・・」

コト「いや~それにしても凄い力だねぇ。」

あい「コト、そういう事は言わないの。」

コト「あ、ゴメン、でも力もちだって可愛ければ問題なし!」

メズール「それフォローになってるかかなり微妙よ。」

きらり「コトちゃん、ありがとね。」

コト「ほら喜んでる。」

レイレイ「たまたまじゃない?」

きらり「それじゃきらり達は戻るにぃ」

莉嘉「バイバ~イ」

みりあ「お大事にね~」

バタン

コト「いや~楽しかったね!」

あい「こっちはヒヤヒヤよ。」

数分後

ガララ

みく「めずにゃ~ん?」

李衣菜「お見舞いにきたよ~」

4人「やっぱり来た。」

みく「何の話にゃ?」

あい「何でもないわ。」

李衣菜「意外と元気そうじゃん。」

メズール「お陰様でね・・・・・」

みく「よかったにゃ。」

レイレイ「う~む・・・・・」

みく「れいにゃん、どうしたにゃ?」

レイレイ「いや、ネコミミもいいなぁ・・・・と思って。」

みく「にゃ!?」

レイレイ「ほら、私も虎だし、こういうのつけたほうがいいのかなと思って。」

みく「ダメにゃ!」

レイレイ「へ?」

みく「ただでさえネコ科でみくと被ってるのに、これ以上はダメにゃ!」

レイレイ「す、スミマセン・・・・」

李衣菜「必死だねぇ」

あい「キャラって大事なのね・・・・」

メズール「・・・・・・・」

李衣菜「それじゃもう行くね。」

みく「バイにゃ~」

メズール「・・・・・みく」

みく「?、何にゃ」

メズール「・・・・・あの時はごめんなさい。」

みく「どういうことにゃ?」

メズール「別に気にしないで。」

みく「???」

バタン

あい「フフッ」

数分後

ガララ

未央「おーい!」

凛「芽鶴大丈夫?」

卯月「お見舞いに来ましたよ。」

4人「・・・・・」ゲッソリ

未央「何で皆疲れ切ってるの?」

あい「ちょっとね・・・・・」

未央「まぁめづるんも元気そうで何より!」

メズール「まぁね、それより・・・・」

未央「何?」

メズール「・・・・あの時はごめんなさい。」

未央「何の事?」

メズール「立ち直ってるならいいわ。」

卯月(ん?あれは・・・・)

キラキラ

卯月「あの時のメダル!1枚キラキラしてます!」

メズール「え?」

卯月「あ、すみません!勝手に荷物漁ったりして!」

メズール「いえ、いいのよ。」

卯月「それにしても不思議な輝き・・・・まるで魔法みたいです・・・・」

メズール「ふーん・・・・・」

卯月「あ!そういえば私も不思議なメダル拾ったんですよ。」ジャラ

メズール(あれは・・・・・)

メズール(私のコアメダル・・・・・)

卯月「ど、どうしたんですかジロジロ見て・・・・よければ差し上げますが・・・・」

メズール「・・・・・・」

メズール「いえ、それはあなたが持ってて。」

3人(何だってー!?)

卯月「え?いいんですか?」

メズール「今はそれを受け取る時じゃないから・・・・それまで大事に持っててね。」

卯月「はぁ・・・・わかりました。」

未央「じゃあもう行くね~」

凛「お大事に」

卯月「それじゃ・・・・約束は守りますね!」

バタン

あい「どういうつもり?」

メズール「まぁ、その内必要なくなるかもしれないし・・・・・」

コト「ふぁぁ・・・・もう寝よ・・・・疲れた・・・・」

レイレイ「そうだね・・・・メズちゃんも明日には治ってるかもしれないし・・・・」

あい「そうね、それじゃ・・・・」

4人「おやすみ~」

メズール「明日こそは練習を・・・・」

翌朝

メズール「」グデー

コト「まだダメそうだね。」

メズール「日差しが・・・・体に突き刺さる・・・・」

あい「もう・・・・私達は練習行くけど、大人しくしてるのよ。」

レイレイ「元気になったら来てね~」

コト「じゃあね~」

バタン

メズール「・・・・・」

メズール(1人になるのは久々ね・・・・)

メズール(こっちの世界に来てから、皆と会って、アイドルになって・・・・・)

メズール(こっちの世界・・・・・)

メズール(向こうはどうなっているのかしら)

メズール(ガメル・・・・元気にやってるかしら・・・・)

メズール(ウヴァやカザリは相変わらずかしら・・・・)

メズール(アンクやオーズの坊やに苦戦してたりして・・・・)

メズール(早く私も・・・・)

メズール(いや、人間の体に近づきつつある今、向こうに戻ってどうするの?)

メズール(もう無理にメダルを奪い合う必要もない・・・・)

メズール(でも私はこの世界では所詮余所者・・・・)

メズール(私はどうしたいんだろう・・・・・)

メズール(私は・・・・)

メズール「・・・・何か考え事してたら元気が出てきたような・・・・」

バァン!

コト「メズちゃーん!」

レイレイ「お!元気そうだね!」

あい「やっと起きた?」

メズール「どうしたのよ・・・・・」

コト「いや~さっきまで三人四脚やっててね~」

レイレイ「私達ぶっちぎりだったよ~」

あい「私ほぼ引きずられてたけどね・・・・・」

メズール「私がいない間に・・・・練習はどうしたのよ・・・・」

コト「まぁまぁ・・・・・それより今から水鉄砲でサバゲーするんだけど、行ける?」

あい「水で遊ぶのにあなたがいないんじゃ様にならないわよ。」

レイレイ「そゆこと~大丈夫?」

メズール「あなた達・・・・私がそんな事・・・・・」

メズール「するに決まってるでしょ!」

コト「おお、完全復活だね!」

レイレイ「やる気満々じゃん。」

あい「さぁ、行きましょう。」

合宿所庭

メズール「喰らいなさい!」手から水バシャー(弱)

みりあ「芽鶴ちゃんすごーい!」

美波「何で手から水が・・・・」

あい「手品よ。」

美波「そーなんだ・・・・」

メズール(とりあえずこれからの事はいいわ)

メズール(今は今を楽しみましょう♪)

この後全体練習もうまくいきました

第2章 完

とりあえず本編は一旦中断して

これから番外編を書こうと思います

番外編1 「闇の歌謡祭」

とあるカラオケ店

あい「今何時か教えて~♪夢と言って~♪抱きしめて~♪」

蘭子「おお、何とも魔力に満ちた詠唱・・・・」(凄いキレイな歌声です!感動しました!)パチパチ

あい「ありがとう、次はあなたの番よ。」

蘭子「う、うむ・・・・・」

蘭子「いつもそばにいてくれて・・・・ありがとう♪」

あい「流石ね。」パチパチ

蘭子「えへへ・・・・」

あい「ところで、その「ありがとう」を1番伝えたいのは誰かしら?」ニヤニヤ

蘭子「き、禁忌に触れるな!」///

あい「フフフ」(まぁ大体見当はつくけど)

蘭子「ううう・・・・」///

番外編2 「芽鶴のお料理教室」

かな子の家

かな子「まずは材料をよく混ぜて・・・・」

メズール「こうかしら?」グリグリ

かな子「芽鶴ちゃん意外と力あるね・・・・」

メズール「まぁね。」

かな子「それで好きな形に型抜きして・・・・・」

メズール「こうね。」

メダル型

かな子「そしてオーブンで焼けば・・・・完成!」

メズール「ふぅ・・・・・」

かな子「さて早速いただきましょうか。」

メズール「そうね。」パク

メズール「熱っ!」

かな子「大丈夫!?芽鶴ちゃん猫舌なんだね・・・・」

メズール「冷ましてから食べるわ。」

その後

かな子「ね?自分で作っても美味しいでしょ?」

メズール「フフフ、そうね。」

番外編3 「コト 凸かく語りき」

コト「も~休みの日になんなのさ~」

莉嘉「いや~コトちゃん大体同じ服着てるからさ~」

きらり「きらり達がコーディネイトしてあげるにぃ☆」

みりあ「ほらほら、行くよ!」

コト「いや私そういうのは・・・・・ちょっと引っ張らないでよ~」

服屋

莉嘉「まずはコレ!」

赤ブレザー+木刀

コト「この駄犬が!」

みりあ「こういうのもいいかも!」

セーラー服+モデルガン

コト「風穴開けるわよ!」

きらり「こういうのもいいにぃ☆」

チャイナ服+傘

コト「このマダオが!」

コト「もうヤダ・・・・」

きらり「ほらほら、次はシスター服だにぃ☆」

コト「簡便してー!」



??「何か今私の声が聞こえたような・・・・・気のせいよね。」

番外編4 「レイレイ危機一髪!?」

女子寮

レイレイ「いや~ホントにネコミミ沢山持ってるんだねぇ、参考になったよ。」

みく「でも真似しちゃダメにゃ。」

??「・・・・・」ジー

レイレイ「ん?何かこっちをじーっと見てる子が・・・・・」

みく「あれは・・・・・小梅ちゃんだにゃ。」

レイレイ「どうしたの?」

小梅「ううん、何でも・・・・」タタタ

レイレイ「?」






小梅「あの子からは死の臭いがしたけど・・・・気のせいだよね・・・・・」

番外編はここまで

本編に戻ります

第3章 キラキラと満足とサマーフェス

サマーフェス会場 裏手

コト「つつつついに本番だよ・・・・・張り切っていこー・・・・・」ガクガク

レイレイ「ららららしくないじゃないコトちゃんが緊張してるなんて・・・・ライブなんて何度もやってきたじゃない・・・・」ガクガク

あい「全く・・・・少しは落ち着きなさい・・・・」ガクガク

メズール「あなたも足震えてるわよ・・・・・」

コト「メズちゃんは平気なの?」

メズール「どうなのかしら・・・・まだ緊張って感覚はないのかもしれないわ・・・」

レイレイ「その体質こうゆう時は便利だよねー」

あい「はぁ・・・・私達の出番全体曲の前なのに・・・・これもつのかしら・・・・」

??「フフフ・・・・盛り上がってるわね。」

コト「あれ?レイちゃん今喋った?」

レイレイ「ううん。」

あい「じゃあ今のは・・・・」

??「私よ。」

レイレイ「あ!あなたは!」

高垣楓「土曜日以来ね、ごぶさたでい・・・・フフフ。」

コト「うわ!声そっくり!」

メズール「話は聞いてたけど・・・・ここまでとはね・・・・・」

レイレイ「いや~すみませんね同じ会社に入ったのに挨拶にも行かないで・・・・」

楓「お構いなく、お互い忙しい身ですし・・・・・」

レイレイ「ところで、私達が会ったのって土曜日でしたっけ?」

楓「そこは気にしないでいいわ。」

レイレイ「さっきのステージも凄かったですよ~」

楓「ありがとう、あなた達の出番は?」

あい「これからよ。」

楓「そう、楽しみにしてるわ。」

レイレイ「期待しててくださいよ~」

楓「あ、そうそう、ついでにあなた達に伝えることがあったわ。」

メズール「何よ?」

楓「あなた達の仲間、今大変な事になってるわよ。」

4人「先に言え!」

コト「にっちゃん・・・・大丈夫かな・・・・」

あい「ステージの方は皆がなんとかしてくれてるみたいね・・・・」

レイレイ「なら私達は・・・・」

メズール「美波を復活させる。」

コト「だよね!」

あい「で?方法は?」

メズール「Pの坊やの時と同じ方法よ。」

コト「おお!欲望解放作戦だね!久々に暴れられるよぉ~」ウズウズ

レイレイ「張り切ってるね・・・・」

メズール「今は人間に近くなってるから難しかったけど・・・・何とかセルメダル1枚絞り出せたわ。」ジャラ

あい「頑張ったわね。」

コト「よし!早速行こう!」

メズール「ただ問題があるわ。」

レイレイ「問題?」

メズール「ここは人の出入りが多いから、ヤミーをあいの家に送る前に誰かに見られるかもしれない。」

コト「それはまずいよねぇ~」

レイレイ「じゃあどうするの?」

メズール「方法はあるわ・・・・凄く危険だけど。」

あい「!、まさか・・・・」

メズール「ええ、そのまさかよ。」

あい「そんなことをすれば、私達はもうあの場所にはいられなくなるかもしれないのよ。」

メズール「覚悟の上よ。」

コト「ちょっとー」

レイレイ「どういうことなのー?」

メズール「確かにリスクは高いけど・・・・このまま全員が笑顔で終わりにするには、やるしかないわ。」

レイレイ「メズちゃん・・・・」

コト「そうだよね・・・・よっし!よくわかんないけど私はやるよ!」

レイレイ「まぁそれしかないならやるしかないんじゃない?」

あい「はぁ・・・・いざとなったら美波の記憶改竄すればいいか・・・・・」

メズール「決まりみたいね、さぁ、行きましょう!」

~あいの家~

美波「え・・・・」

美波「ここは・・・・一体どこなの・・・・」

あい「気が付いたみたいね。」

美波「あいちゃん・・・・・ここは・・・・」

あい「私の家よ、安心して、終わったら会場に戻してあげるから。」

あい「ここからは・・・・芽鶴、お願い。」

メズール「わかったわ。」

美波「芽鶴ちゃんまで・・・・あなた達は一体・・・・」

メズール「その前に私の質問に答えて。」

メズール「あなたは皆とステージに立ちたい?」

美波「もちろんよ!でも・・・・」

メズール「わかったわ、それがあなたの欲望ね。」

メズール「今はそれが、あなたの力になるわ。」

美波「何を言って・・・・・」

メズール「さあ、その欲望・・・・」

メズール「解放・・・しなさい!」

チャリン

美波「」ガクッ

メズール「丁度いい具合に気絶したわね。」

イルカヤミー「キュウウウウウ!!!」

コト「うわ出た!」

あい「私は美波を会場に戻すから、2人ともお願いね。」

コト「オッケー!」

レイレイ「サクっと片付けるから!」

この後2人でサクッと片付けました。

会場

レイレイ「ただいま~」

コト「にっちゃんどう?」

あい「よく眠ってるわ、熱も下がったし。」

メズール「後は起きてからが問題ね・・・・」

あい「って、そろそろ私たちの出番じゃない。」

レイレイ「アイヤー、急がないと!」



コト「ゴメンおじさん!ギリギリで!」

武内P「皆さん・・・今まで姿が見えませんでしたがどこへ・・・・」

コト「間に合ったんだからいいでしょ!」

あい「もう準備はできてるわ。」

レイレイ「いつでもOKだよ!」

武内P「そうですか・・・それでは楽しんできて下さい。」

メズール「フフフ・・・・見ててね。」

メズール「要らない持たない夢も見ない~♪フリーな状態・・・それもいいけど~♪」

レイレイ「運命は君、ほっとかない~♪結局は進むしかない~♪」

コト「大丈夫、明日はいつだって白紙(ブランク)~♪

あい「自分の価値は、自分で決めるものさ~♪」




ワアアアアアアアア!!!!!


その後、美波も復活し、全体曲も成功した。

フェス終了後 ステージ

コト「はぁ~・・・・・」

レイレイ「何かもう、いっぱいいっぱいだよ・・・・」

あい「そうね、私も言葉もないわ・・・」

メズール(キラキラが・・・・ずっと続いた・・・・世界の色が・・・ハッキリ見える・・・・)

メズール「フフフ・・・・」

あい「どうしたのよ。」

メズール「あいの瞳の色って赤だったのね。」

あい「何を今更・・・・」

キラキラ・・・

コト「お!見て!」

レイレイ「シンデレラのメダルが・・・」

あい「今度は冠のメダルね。」

メズール「これで2枚目・・・・」

冠のメダル 覚醒

美波「あ、あの・・・・」

コト「にっちゃん・・・・」

メズール「・・・・何よ?」

美波「寝てる間の事は、よく覚えてないんだけれど・・・・」

美波「あなた達の姿を見た気がする。」

メズール「・・・・・・」

美波「あなた達は・・・・何者なの?」

メズール「あなた達の仲間、それで十分じゃない?」

美波「で、でも・・・・」

メズール「忘れないで。」

メズール「私たちはエレメンタル・ガーディアン・・・あなた達を見守る守護神・・・・」

メズール「あなた達の笑顔を守るためなら、なんだってする。」

メズール「何があってもね。」

美波「そ、そう・・・わかったわ。」

あい「納得してくれたの?」

メズール「さぁね。」

あい「ま、いざとなったら記憶を・・・・」

コト「相変わらず便利だねぇ。」

レイレイ「恐すぎるでしょ。」

武内P「皆さん・・・・」

コト「お、おじさん、どったの?」

武内P「今日は満足しましたか?」

コト「う~ん・・・・最高だったよ!」

レイレイ「楽しかったよねぇ。」

あい「ま、悪くなかったわ。」

メズール「フフフ・・・・いい感じだったわ。」

武内P「そうですか・・・・それは良かったです。」ニコ

コト「さ~て、それじゃ最後に・・・・・」

4人「せ~の!」

コト「ここに連れてきてくれてありがとう!おじさん!」

レイレイ「とゆーわけで、私達の勝ち!幸せだよ♪」

あい「いっぺん、満足してみる?あとは私達次第ね・・・・」

メズール「この景色・・・・わすれないわ、ありがと、Pの坊や♪」

武内P「はい、どういたしまして。」

とある場所

??「あらあら、すっかり馴染んでいるのでしてー」

??「よし、ついに完成したぞ・・・・」

??「おや、ご苦労様なのでしてー」

??「早速テストだ、あいつら呼んで来い。」

??「了解なのでしてー」

??「さて、ようやく行動開始だな。」

??「楽しみなのでしてー」

活動編 完

これにて活動編は終了です

次回は最終章、激闘編になります

それではまた

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