閻魔あい「いっぺん、萌えてみる?」 結成編 (95)

前作 メズール「人間じゃなくても・・・・・・アイドルに・・・・・・」 邂逅編

メズール「人間じゃなくても・・・・・・アイドルに・・・・・・」 邂逅編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444650189/)

の続編です。

ついに第1話に近づいてきました。

ではどうぞ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444923695

前回の3つの出来事

シンデレラガールズの世界に飛ばされたメズールは、プロデューサーと名乗る男からアイドルのスカウトを受けた!

そして、同じくスカウトを受けた3人の異世界の少女、閻魔あい、レイレイ、コトと出会う。

紆余曲折あり、4人はアイドルとなる決意を固めるのであった!

第1章 シンデレラプロジェクト

346プロ社内

コト「中もすごいねぇ~」

レイレイ「まさか喫茶店とかまであるなんて・・・・・」

メズール「私はあのサウナとかいう所は遠慮したいわ・・・・・」

あい「それでプロデューサー、他のメンバーというのは・・・・・」

武内P「こちらです、中で挨拶を済ませて下さい。」ガチャ

??「あ、プロデューサー、どうしたの?」

??「後ろの子達は・・・・新しいメンバーですか?」

武内P「はい。」

??「ホント?やったー!」

??「また賑やかになるね!」

みりあ「始めまして、赤城みりあです!また仲間が増えるね、嬉しいなぁ!」

コト「よろしくー」

莉嘉「ヤッホー☆城ヶ崎莉嘉だよー!仲良くしようねー」

メズール(この子はウヴァが気に入ってた子ね)

みく「前川みくにゃん、よろしくにゃん♪皆は・・・って」ビクッ

メズール(この子はカザリの・・・・何か私を見て怯えてる気がするけど・・・・・)

みく「何だかあなたとは相容れない気がするにゃ・・・・・」

メズール「初対面なのに!?」

きらり「にょわー☆きらりだよー!よろしくにぃ。」

レイレイ(うわぁ)

コト「デカッ!」

あい「気持ちはわかるけど・・・・・そういう事は言わないほうがいいわ。」

メズール(実際は私の方が大きいし。) (怪人体の身長:214cm)

美波「新田美波です、よろしくお願いします。この中ではちょっとだけお姉さんになるのかな・・・・」

メズール(それ言ったら私800ウン歳だけど。)

あい(私も300は超えてるけど・・・・)

アナスタシア「Меня зовут アナスタシア・・・・えっと、アーニャと呼んでください・・・・・」

レイレイ「シェイシェイ、よろしくー」

美波「何故中国語・・・・・」

かな子「初めまして、三村かな子です。このクッキー手作りなんですけど・・・よかったらどうぞ。」

レイレイ「ホントに?やったー!」

コト「美味しいねー!」モグモグ

メズール「・・・・・・」

かな子「あの・・・・あなたもどうぞ。」

メズール「え、ええ・・・・頂くわ。」モグモグ

かな子「あの・・・・どうですか?」

メズール(全然わからないけど合わせときましょうか)「まぁ・・・・悪くないわね。」

かな子「よかった・・・・また食べてくださいね♪」

メズール(ゲ・・・・・)

あい「・・・・・」モグモグ

智絵里「あの・・・・緒方智絵里です・・・よろしくお願いします・・・・・」

コト「よろしくー!」バンバン

智絵里「痛い・・・・」

李衣菜「多田李衣菜、ロックなアイドル、目指してます!」

コト「何かよくわかんないけどカッコイー!」

あい(目指してるって事はまだロックじゃないのね・・・・・)

蘭子「フフフ・・・・我が名は神崎蘭子・・・・・」

あい「何か痛々しい子ね・・・・・」

他3人「お前が言うなよ・・・・・」

レイレイ「これで全員かな?」

あい「いえ、そこにもう1人・・・・・」

杏「ん、見つかったか・・・・双葉杏、よろしく・・・・」ZZZ・・・・

コト「寝た!?」

みりあ「じゃあ、次はお姉ちゃん達だね!」

コト「お、ハイハイ!稲荷古都です!趣味はケンカです!」

あい「アイドルである事を全く考慮していない自己紹介ね・・・・・」

コト「じゃあ手本見せてよ。」

あい「いいわ・・・・柴田あい、趣味はネットサーフィンよ。」

コト「うわ、何か引きこもりみたい。」

あい「別に普通でしょ。」

杏(この子とは仲良くなれる気がする・・・・)

レイレイ「次は私だね、鈴川玲亜です!特技は中国拳法です!死ぬ気で頑張ります!」

あい(もう死んでるじゃない(私もだけど))

メズール「最後は私ね、海野芽鶴・・・趣味は・・・メダル集めかしら・・・・」

かな子「マ、マニアックな趣味だね・・・・」

メズール「別にいいでしょ、というわけで皆、よろしく頼むわ。」

全員「よろしくお願いします!」

武内P「自己紹介は済んだようですね。それではこちらの4人は早速ですが着替えてレッスン場へ行ってください。」

メズール「もう始まるのね・・・・」

コト「何かアイドル!って感じだよねー」

あい「いや、アイドルでしょ。」

レイレイ「それじゃ行って来まーす!」

莉嘉「頑張ってねー」

更衣室

メズール「所で皆、ダンスの経験ってあるのかしら?私はないけど。」

レイレイ「私は友達(フェリシア)がやってるのをちょっと真似してた位かな。」

コト「私はなーい!」

あい「私も。」

コト「まぁでも、体はよく動かしてるし大丈夫でしょ。」

メズール「私も・・・そんな感じかしら、後は・・・・」

あい「・・・・・・」ハァ

他3人「不安だ・・・・・」

レッスン場

ベテトレ「初めてなのに凄いなお前ら・・・・まるで人間の動きじゃないみたいだ。」

メズール「まぁ」

コト「普通の人間じゃ」

レイレイ「ないんだけどね」

ベテトレ「まぁお前ら3人は大丈夫だろう、問題は・・・・」

あい「・・・・・」ゼェゼェ

夕方

武内P「本日はお疲れ様でした、残りの3人が決定いたしましたらまたご連絡いたしますので・・・・・」

コト「ほーい」

レイレイ「じゃーねー」

メズール「大丈夫?」

あい「な、なんとか・・・・」ゼェゼェ

帰り道

メズール「あいは身体的には普通の人間並みなのね。」

あい「何百年も運動してないから・・・・移動はワープか輪入道任せだし。」

コト「まぁそのうち慣れるって。」

あい「そんなものなの?」

コト「ねぇこれから親睦を兼ねてカラオケ行こうよ!」

レイレイ「いいね!」

メズール「私らお金ないんじゃなかったっけ?」

あい「それなら大丈夫、私の術なら誰にも気づかれずにこっそり遊べるわ。」

メズール「あなた、そういう能力だけは凄いわね・・・・」

カラオケ店

あい「特殊な結界を張っておいたからこの部屋には誰も入ってこないわ。」

コト「ありがとー!さて何歌おっかなー?」

メズール「正直人間の歌なんてわからないわ・・・・これでいいか。」

レイレイ「私はこれにしよっと。」

コト「それじゃ、楽しみますか!」

コト「破れそうなシルクのハート~♪君に会って気付いたやっと~♪」

あい「ここは地獄~♪地獄~♪」

レイレイ「手を伸ばして~♪君に届くように~♪」

メズール「落ち込むトコが可愛い~♪言うと調子に乗っちゃう♪突っ走っちゃう♪」

あいの家

コト「いや~楽しかったね~」

レイレイ「結局メズちゃんが1番ノリノリだったじゃん。」

メズール「そ・・・そうかしら・・・・」

あい「一番マイク独占してたじゃない。」

メズール(何なのかしらこの感じ・・・・別の世界にきた影響で私の体にも何か変化が起き始めてるのかしら・・・・)

メズール(明日から忙しくなりそうね。)

第一章 完

第二章 「ライブと撮影と白紙の欲望」

宣材写真撮影

コト「いや~緊張したね~」

レイレイ「そうだね~」

メズール「これ写真には正体映ってるってない?」

あい「いざとなったら捏造するから大丈夫よ。」

メズール「あ、そう・・・・」

コト「お、あっちの子達が残りの3人かな?」

未央「本田未央です!よろしくね!」

コト「よろしくー!」

凛「渋谷凛・・・・よろしく。」

メズール「・・・・・・」ジッ

凛「何?」

メズール「いや別に。」

卯月「島村卯月です!よろしくお願いします!」

あい「ええ、よろしく。」

レイレイ「よろしくね。」

メズール(あれ、この子・・・・・)

武内P「これで18名・・・・・シンデレラプロジェクト正式始動ですね。」

3話のライブ会場

レイレイ「わぁ・・・・凄い・・・・」

あい「これが・・・・ライブ・・・・」

コト「私達もいつか・・・・・あれ、メズちゃん、どうしたの?」

メズール「え、ええ、何でもないわ。」

メズール(気のせいかしら)

メズール(濁った景色しか映さない私の目が)

メズール(一瞬だけ、キラキラしたこの会場を映していたなんて)

メズール(これもこのメダルの影響かしら)

346プロ 室内プール

コト「いや~すごいね~」

あい「まさかプールまであるなんてね。」

メズール「落ち着くわ・・・・」

レイレイ「やっぱ魚だから?」

??「あ、いたいた、おーい!」

コト「お、未央ちゃんに凛ちゃんに卯月ちゃん。」

あい「どうしたの?」

卯月「実はプロジェクトのPR動画を撮ってまして・・・・・」

凛「それで皆の所を回ってるんだ。」

レイレイ「そうなんだー」

未央「ところで1つ聞いていいかな?」

メズール「何かしら?」

未央「何でプールサイドの4隅に座ってるの?」

あい「この距離感が一番落ち着くのよ。」

未央「ふーん、よくわかんないけど固まっててくれた方が聞きやすいんだけどな・・・・・じゃあまずは一番近くにいるしばっちから!」

あい「しばっちって・・・・コホン、私は柴田あい、趣味はネットサーフィンよ。」

未央「・・・・・・・」

あい「何で黙るの?」

未央「いや、その恰好でネットサーフィンと言われても・・・・・」

卯月「あれって、巫女さんとかが儀式の時に着るやつですよね。」

凛「禊ってやつだね。」

ちなみに他3人はちゃんと水着です

あい(白装束)「いいじゃない、何着ようが私の勝手でしょう?」

未央「まぁそうだけど・・・・・じゃあ最後に一言!」

あい「いっぺん、萌えてみる?」ドヤァ

3人(気に入ってるんだ・・・・アレ)

未央「じゃあ次は時計回りに行って・・・・れいれい!」

レイレイ「え!?」ビクッ

未央「どしたの?このあだ名気に入らなかった?」

レイレイ「いや別に」(正体バレたかと思った・・・・・)

レイレイ「どーも!鈴川玲亜だよー!特技は中国拳法と中華料理!アイヤー!」

凛「中国で暮らしてたの?」

レイレイ「まぁね。」

未央「最後に一言どうぞ!」

レイレイ「とゆーわけで、キミの負け!よろしくー」

全員(何を!?)

未央「さぁ次はコトちん!」

コト「オッケー!稲荷古都!特技はケン・・・体を動かすこと!趣味は食べること!」

未央「元気があってよろしい!最後に一言!」

コト「ライブでもコンサートでもリサイタルでも、どんとこい!」

凛「それほとんど同じ意味じゃ・・・・・・」

未央「さーて最後はめずるん!」

メズール「はいはい、海野芽鶴、趣味は・・・・メダル集めよ。」

未央「例えばどんな?」

メズール「これよ。」キラッ

凛「綺麗なメダルだね。」

未央「王冠とドレスと・・・・靴の絵が描かれてるね。」

卯月「うーん・・・・・」

凛「卯月?どうしたの?」

卯月「このメダル、まだキラキラできそうな気がするんですけど・・・・・」

メズール「・・・・・・・・」

凛「どういう事?」

卯月「よくわかりませんけど・・・・そんな気がして・・・・」

メズール(やはこの子はただ者じゃないわね)

メズール(私が初めてこの子を見た時驚愕した。)

メズール(この子には欲望が・・・・なかった。)

メズール(正確には何かは見えたけど、真っ白だった。)

メズール(まさかオーズの坊や以外でこんな人間に出会うなんて・・・・・)

メズール(興味深いわね。)

未央「まぁいいや、最後に一言!」

メズール「そうね・・・・その妄想、解放してみる?」キラッ

第三章 ストライキとボイコットと一触即発

ニュージェネとラブライカのデビュー発表後

メズール(さて・・・・)

メズール(あの子の事も気になるけど、まずはセルメダル集めね。)

メズール(いきなりあの子で試すのは博打だから・・・・まずは手頃な子から・・・・)

みく「うにゃー・・・・・・」

メズール(考えるまでもなかったわね。)

メズール(あの発表後からイライラしてたし。)

メズール「・・・・ねぇ。」

みく「めずにゃん・・・・どうしたにゃ?」

メズール「早くデビューしたいの?」

みく「当たり前にゃ!」

メズール「そう・・・なら。」

メズール「その欲望、解放しなさい。」

チャリン・・・・・

結果、例のストライキが起きました。

アザラシヤミー「ぴいいいいい!!!」ドサッ

ジャラジャラ

メズール(うーん、集まりが悪いわね。)

メズール(彼女自身、海の生物とは相性が悪いせいかしら)

メズール(私のヤミーにしては、孵化が早かったけど)

メズール(さて次は・・・・・)







あい「・・・・・・・」

未央「♪~」

メズール「ご機嫌ね。」

未央「あ、めずるん!もうすぐライブだからね~楽しみだよ!」

メズール「大成功させたいのね。」

未央「もっちろん!」

メズール「そう・・・・なら。」

メズール「その欲望、解放しなさい。」

チャリン

結果、7話の事態になりました。

あいの家

ヒトデヤミー(複数)「キシャアアアアアア!!」ドサッ

ジャラジャラ

メズール(ふふ・・・今回は大量ね。)

メズール(まさかあんな形で欲望が暴走するとは思わなかったけど、結果オーライね。)

ガチャ

メズール(おっと、皆帰ってきたわね。)

コト「なんか今日雰囲気暗かったねー」

レイレイ「未央ちゃんに続いて、凜ちゃんもいなくなっちゃって・・・・・」

あい「・・・・・・」

メズール「そう、それは大変ね。」






あい「・・・・・白々しいわね。」

レイレイ「え?」

コト「どういう・・・・事?」

あい「この騒動、あなたが引き起こしたんでしょ?みくの事も・・・・・」

レイレイ「そ、そんな・・・・・」

コト「嘘だよね・・・・・・」

メズール「・・・・・・」

メズール「ええ、そうよ。」

レイレイ「何でそんな事を・・・・」

メズール「私が生きるためよ。」

コト「え?」

メズール「私は欲望を喰らう怪物、人間の欲望を増幅させて、怪物にし、メダルにして吸収する。」

あい「・・・・・・」

メズール「あの場所には、色んな人間がいる、様々な欲望が渦巻いている。」

レイレイ「だから・・・・アイドルになったの?」

メズール「ええ。」

コト「そんな・・・・そんな事、もうやめてよ!」

メズール「無理よ、やめたら私、そのうちコアだけになってしまうわ。」

レイレイ「だからって・・・・・」

メズール「だったらどうする?力ずくでも私を止めてみる?」

あい「本気?」

メズール「私はメダルを集めたい、あなた達は私を止めたい、これは単純な欲望のぶつかり合いよ。」

コト「やったろーじゃん!表出ろ!」

あいの家 庭

メズール「・・・・・・」

あい・レイレイ・コト「・・・・・」

コト「最初に言っとくけど、3対1だよ?」

メズール「そうね、なら・・・・・」

メズール(あんまりウヴァみたいなことはしたくないけど・・・・・・)

メズール「いくわよ!」メダルポイ

屑ヤミー軍団「アアアアアアアアア!!!!!!!」

コト「うわ、なんだコイツら!」

あい「こんな切り札を持ってたなんて・・・・・」

メズール「フフフ、形勢逆転ね。」

レイレイ「ハアアアアアアアアアア!!!」

レイレイ「天雷波!地霊刀!」

ズガガガガ!!!

屑ヤミー軍団「ギャアアアアアアアア!!!」

メズール「な・・・・・・」

コト「よし!これで形成逆転だ!」ダッ

メズール「くっ!」ダッ

コト「負けるか!必殺!家電殺し!」

バキッ!

メズール「ガハッ・・・・」チャリン×2

コア2枚ロスト、残り5枚

レイレイ「まだまだ行くよ!暗器砲!」ポイポイ

メズール「く・・・・」ヒョイヒョイ

メズール(完全体なら・・・・こんな奴等・・・・)

レイレイ「隙あり!旋風斧!」

ズバッ!

メズール「きゃっ!」ジャラ

コア2枚ロスト 残り3枚

あい「・・・・・何を迷っているのかしら。」

メズール「!」

あい「普段のあなたはもっと強いはず・・・・もしかして迷ってる?」

あい「アイドルが・・・・あのキラキラした光景をもう一度みたいと思ってる?」

あい「こんなことをして・・・・後悔してる自分がいる?」

メズール「そ、そんな事は・・・・・」

メズール「私はグリード・・・・欲望を貪る怪物・・・・」ダッ

あい「そう・・・・・なら・・・・」

あい「いまのあなたを・・・・・1度・・・・・地獄へ流してあげる。」

ボッ

あい「闇に惑いし哀れな影よ」

あい「人を傷つけ貶めて」

あい「罪に溺れし業の魂」

あい「いっぺん、死んで見る?」

ドカアアアアアアアン!!!!

メズール「く・・・・私は・・・・生きてる?」

現在の状況 コア(人格入り)1枚

コト「あ、人間に戻った。」

メズール「どうして・・・・」

あい「いまの私に地獄流しの力はないわ。ちょっと驚かせただけ。」

メズール「く・・・私のコアは・・・・」

あい「これよ。」ジャラ

あい、水棲系コアメダル6枚所持

メズール「返しなさい!」

あい「いやよ。」スッ

レイレイ「あ、消えちゃった、現実世界に行ったのかな?」


346プロ 上空


あい「こんなものはね・・・・・こうよ!」

ポイ

あいの家

あい「ただいま。」

メズール「ちょ、私のコアは?」

あい「あの会社のいたる所に散らばってると思うわ。」

メズール「」

コト「あははははは!!!それサイコー!」

あい「ここからは、私達との契約よ。」

メズール「契約?」

あい「あのメダル探すのを協力してあげるから、もうあの怪物を作りだすのはやめなさい。」

メズール「な!?」

あい「今は私達3人には叶わないでしょ?あなたは熱に弱いみたいだし。」

メズール「く・・・・」

レイレイ「もう脅迫じゃんコレ。」

メズール「じゃあこれから私はどうやってエネルギー補給すればいいのかしら?」

コト「・・・・・探せばいいんだよ。」

メズール「え?」

コト「メズちゃんが欲望食べなくても生きられる方法を探せばいいんだよ!」

メズール「は?そんなのあるわけ・・・・」

コト「きっと何とかなるって!」

メズール「楽観的ね・・・・・」

あい「そうね、それも契約内容に入れておきましょう。」

メズール「何でそこまでしてくれるの?」

コト「なに言ってんの、私たちもう友達じゃん!」

レイレイ「さっき散々殴り合ったしね、喧嘩するほど仲が良い、って奴だよ。」

メズール「・・・・・・・」

あい「さて、まずは今のCPの状況をどうにかしないとね。」

コト「メズちゃん、何か方法ない?」

メズール「何で私に聞くの?」

あい「自分のやった事のケジメくらい自分でつけなさい。」

メズール「とはいっても私にできることは欲望を解放させることしか・・・・!、そうだ!」

レイレイ「何かあんの?」

メズール「さっきの契約ちょっと破ることになるけど・・・・・それと皆にも協力をお願いするわ。」

プロデューサーの部屋

武内P「ハァ・・・・・」

ガチャ

メズール「Pの坊や、ちょっといい?」

武内P「海野さん・・・・」(またやめるって言われるのか・・・・)

メズール「あなたはあの2人を連れ戻したいと思ってる?」

武内P「!、当然です!」

メズール「そう・・・なら・・・・」

メズール「その欲望・・・・・解放・・・・しなさい!」

チャリン!

武内P「!、本田さん!渋谷さん!待っててください!その前に島村さんのお見舞いにも・・・・」ダッ

バタン

メズール「ふぅ・・・・後は。」

ノコギリザメヤミー「シャハハハハハハ!!!!」

メズール「あい!今よ!」

あい「了解!」

シュン

回想

メズール「まず私がPの坊やにセルメダルを投入して欲望を増大させる。」

メズール「そうすればPの坊やはあの2人を迎えに動くはず。」

メズール「当然ヤミーも生まれるけど、そしたらあい、ヤミーをあなたの家に転送して。」

あい「わかったわ。」

メズール「そこでなら思いっきり暴れられるから、コト、レイ、あなた達でヤミーを始末して。」

レイレイ「オッケー!」

コト「燃えてきたね!」

回想終了

あいの家

シュン

ノコギリザメヤミー「シャハ・・・・・・」

レイレイ「お、来た来た。」

コト「よっし!一気にいきますか!」

レイレイ「中華弾!」ポイ

ドカーン!!

ノコギリザメヤミー「シャハアアアアアアアアア!!!!!」ヒュー

レイレイ「よし!打ち上げた!コトちゃん!お願い!」

コト「行っくよー!!!!」ピョン

アラタマ 超巨大化

コト「また会う日まで、さようならー!」

ドカアアアアアアアアアアン!!!!

ジャラジャラ

コト「よっし!」

メズール「上手くいったようね。」

あい「しばらくはこのメダルで食いつないでね。」

コト「お帰りー!そっちは?」

メズール「上手く言ったわ、Pの坊や、2人に謝ってた。」

レイレイ「よかったー」

コト「ニュージェネ復活!めでたいねー!」

レイレイ「プロデューサー自分のやりかた変えるって言ってたし。一件落着だよ!」

あい「そうね。」

メズール「・・・・・・」(どうしよう、何て言ったらいいかわからない・・・・)

キラキラ・・・・

コト「!、メズちゃん!それ!」

メズール「え?」キラキラ

レイレイ「シンデレラのメダルが・・・・」

あい「ガラスの靴のメダルの輝きが・・・・増している・・・・・」

メズール「一体どうして・・・・・・」

コト「まぁとにかく、元の世界へ帰れる第一歩だね!」

あい「だから確証はないって。」

レイレイ「よーし!この調子でドンドンいこー!」

メズール「私のコア探すのも忘れないでよ。」







??「あれ?このメダルは何でしょう?」

??「ダー、キレイなメダル・・・です。」

??「おお、何と不可思議な金貨よ・・・・」

??「お!何か珍しそうなメダル発見!高く売れそう!」

??「わぁ!かっこよさそうなメダル!お姉ちゃんに自慢しよっと!」

??「ん?これは何だにゃ?」

ガラスの靴のメダル 覚醒

第3章 完

第4章 「善行と甘味とユニット結成」

コト「蘭子ちゃん、よかったねぇ。」

メズール「こういう事でなら、メダル稼いでもいいのよね?」

あい「ええ。」

メズール「彼女の欲望が「Pの坊やとちゃんと話がしたい」なんて、簡単なやつでよかったわ。」

レイレイ「そうだねー」

あい(実はこっそり蘭子から拾ったコアメダル渡されたんだけど、黙ってましょう)

ガチャ

智絵里「ただいま帰りました・・・・」

杏「うぃー」

かな子「あれ?今日は4人だけ?」

あい「ええ。」

智絵里(何でこの4人部屋の4隅に陣取ってるんだろう・・・・・)

かな子「今日もクッキー焼いてきたよ。食べる?」

コト「おお!食べる食べる!」

レイレイ「待ってましたー!」

あい「いただくわ。」

メズール「・・・・・・」

レイレイ「キャンディアイランドも絶好調だねぇ。」

智絵里「そ、そんな・・・・・」

かな子「杏ちゃんのおかげだよ・・・・・」

杏「いやいや、2人も頑張ってるって。」

あい「まさか杏があんなに凄いなんてね。」(杏からもメダル回収済み)

メズール(この子の欲望も底がしれないわね。)

かな子「あれ?芽鶴ちゃん食べないの?」

メズール「!」

メズール「え、ええ・・・頂くわ。」(どうせ味なんてわからないけど)

かな子「よかったぁ。」

メズール「・・・・・」パク

メズール「!」

メズール(な、何かしらこの口の中に広がる何とも言えない感じは)ガクガク

かな子「どうしたの?」

メズール「!」バクバクバク

コト「ちょ、ちょっと!?」

かな子「そんなにがっついて食べなくても・・・・・」

メズール(それだけじゃない、一個一個食べるごとに私の中でなにかが満たされていく。)

杏「そんなに美味しい?」

メズール(そういえば最近体内のセルメダルの消費も少なくなっている気がする。)

メズール(まさか私の体が・・・・)

メズール(人間に・・・・近くなってる?)

メズール(これもあのメダルの影響かしら・・・・)

智絵里「結局全部食べちゃった・・・・」

かな子「ま、まあ美味しかったんならいいよ。」

コト「メズちゃん・・・・・」

レイレイ「もしや・・・・・」

あい「・・・・・・」

そして、凸レーションデビューから数日後・・・・・

メズール「・・・・・」モグモグ

コト「メズちゃん、すっかりクッキーお気に入りだね。」

レイレイ「最近はご飯をちゃんと4人分作れるようになって嬉しいよ!」

あい「このままあのメダルが全部輝いたらあなた完全に人間になっちゃうんじゃない?」

メズール「そう・・・・なのかしら・・・・」

コト「帰る方法がなくなるのは寂しいけど・・・・・それでもいいかな!」

あい「どっちも確証はないけどね。」

ガチャ

武内P「おはようございます。」

コト「お、おじさん、はよーっす!」

レイレイ「おはよう!」

あい「・・・・おはよう。」

メズール「おはよう、Pの坊や♪」

武内P(何故部屋の4隅に・・・・・)「丁度4人いるようですね。」

コト「どうしたの?随分神妙な面持ちで。」

レイレイ「何かいい知らせ?」

武内P「ええ、実は・・・・・」

武内P「海野芽鶴さん、柴田あいさん、鈴川玲亜さん、稲荷古都さん。」

武内P「あなた達のユニットデビューが、決定いたしました。」

メズール「え・・・・・」

あい「ついに来たのね・・・・・」

武内P「それでは打ち合わせがありますので、応接室へ・・・・・」

コト「ほーい!」

メズール「あ、Pの坊や、その前に・・・・」

武内P「?」

コト「よっしゃー!これから頑張るよ!おじさん!」

レイレイ「とゆーわけで!私の勝ち!よろしくね!」

あい「いっぺん、萌えてみる?後は私達次第ね・・・・・」

メズール「フフフ・・・Pの坊や、期待しててね。」

武内P「はい、楽しみにしています。」

海野芽鶴

柴田あい

鈴川玲亜

稲荷古都

以上4名のユニット

エレメンタル・ガーディアン 結成

結成編 完

これにて一旦終了です
次回は活動編になります
それではまた

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