千川ちひろ「志々雄様!」 (43)
モバマスと志々雄真実のSSです
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―――地獄―――
志々雄真実「閻魔相手に、地獄の国盗り。すんなりと終っちまったなぁ」
佐渡島方治「地獄の支配は完了しました」
鬼「報告です。地獄送りになったにも関わらず、無罪だと喚く者を拘束しました」
方治「ああ、あの緑の女か」
志々雄「緑?方治、そいつは虫か何か」
方治「最近、地獄送りになった女です。己の無罪を訴えて続けて、我々も困り果てております。確か罪状は……」
鬼「”少女をエナドリという液体に加工した罪”…です」
方治「鬼畜の所業。とんだ悪人ですな」
志々雄「おもしれえじゃねぇか。その小悪党を、俺の前に連れてきな」
方治「ハッ。ただちに」
千川ちひろ「まだ死にたくないぃぃぃいいいいいいいいいい」
志々雄「こいつ、うるせぇな」
ちひろ「貴方は閻魔大王様ですか!?私は善人なんです!地獄から帰してくださぃぃいい…ぐすっ」
方治「泣くな!見苦しいぞ、悪人よ」
志々雄「うるせぇぞ。タコ」
ちひろ「悪人!?タコ!?…わ、私は、笑顔が消えたアイドルの子達を、真心こめてリサイクルしただけです!」
方治「リサイクルだと?」
ちひろ「笑顔の消えたアイドルはゴミ同然です。アイドルの子達は、エナドリになって感謝してますよ!」
志々雄「ふーん。アイドルって娘を、エナドリって物に変えちまうわけか」
ちひろ「ご両親には、代金も支払っています!皆さん、喜んでいました!」
方治「志々雄様、この女は人買いのようなものですな。ゴミ、同然のようです」
ちひろ「ゴミですって?このハゲ!デコっぱち!」
方治「だ、誰がハゲだ!額の皮膚が少し広いだけだ!」
志々雄「面白いじゃねぇか。アイドルとエナドリについて詳しく説明しな」
ちひろ「説明すれば、生き返らせてくれるんですか!?」
方治「志々雄様、彼奴は抹消してしまうのが一番かと」
志々雄「方治、暇つぶしに聞いてみようぜ」
ちひろ「アイドルとは……」
ちひろは、アイドルのこと、スタドリのこと、アイドルを粉にしてスタドリにしたこと等、あらゆることを説明した。
方治「志々雄様、やはり彼奴は抹消しましょう。ただの下種です」
ちひろ「黙れ、デコッパチ!話したんだから助けてくださいよ!!」
志々雄「ハッハハハ!小娘を躍らせて、テメェはそれで飯を食ってやがるくせによ」
志々雄「最後は、弱った小娘そのものを、糧にしちまうなんて面白い話だぜ」
ちひろ「助けてくれるんですか!?」
志々雄「ああ、良いぜ。ただし、条件がある」
方治「志々雄様?まさかとは思いますが…」
ちひろ「?」
志々雄「地獄に退屈していたところだ」
地獄と閻魔、プロダクションとちひろ。
―――事務所―――
渋谷凛「ちひろさん、ビルから落ちてきた鉄骨の下敷きになって意識不明だって」
島村卯月「まだ、意識を取り戻さないようです……心配ですね」
『バ ン』
事務所の扉が開く。アシスタント千川ちひろの帰還であった。
鉄骨に潰され意識不明の重体であったアシスタント千川ちひろは、地獄より戻った。
ちひろ「おはようございます!千川ちひろ、復活しました!」
卯月「ち、ちひろさん!意識を取り戻したんですね。おめでとうございます」
凛「ちひろさん。もう、体の方は良くなったの?」
ちひろ「おかげ様で。ついでに、新しいプロデューサーさんを紹介します」
卯月「新しいプロデューサーさんですか?」
『バタン』
事務所の扉が勢いよく、開く。
志々雄「よろしく」
凛(全身、包帯グルグル巻き…怪我?)
卯月(何だか恐い…木乃伊みたいです)
地獄の頂点に君臨した志々雄真実のおかげで千川ちひろは、地獄より戻った。
彼女は、志々雄真実と”ある取引”をして、生き返った。それは、”プロデューサーにしてやる”という、取引だった。
ちひろ「えーっと……彼は木乃伊男ではありません。一応、人間です。名前は、志々雄真実」
志々雄「は?」
ちひろ「し、志々雄…様です」
千川ちひろは”アイドルをエナドリに加工した罪”という弱みを志々雄真実に握られていた。
千川ちひろといえども、その罪をアイドル達に知られるわけにはいかなかった。
卯月(ちひろさんが様を付けて、呼んでいる…)
凛(天地が引っくり返ってもありえない)
多くのアイドルは、プロデューサーである志々雄真実を恐れた。千川ちひろですら、志々雄真実を恐れた。
日本の治安を守る警察官。前職が警察官である片桐早苗も、例外ではなかった。
しかし、誰も片桐早苗を臆病者と思う事はなかった。
たとえ、現職の刑事課の警察官でも、幕末の血風をくぐりぬけてきた”人斬り”には対処できないだろう。
元新撰組の警察官でない限りは……。
志々雄様はソファがお好き。
―――事務所―――
見知らぬ少女がソファに座っている。
琴歌「ごきげんよう。あなたが志々雄様ですね?私、西園寺琴歌と申します」
琴歌「右も左も分からぬ不束者ではございますが、頑張っていきますので」
琴歌「プロデュースのほど、何卒よろしくお願いいたしますわ」
志々雄「誰だ……小娘」
琴歌「アイドルもまた人生経験ととらえ、精力的に活動していきたいと思っておりますの」
志々雄「小娘、アイドル志望か」
ちひろ「志々雄様、志々雄様!ちょっとこちらに!」
ちひろ「西園寺グループの御令嬢です。我がプロダクションで面倒を見てくれと言われまして」
ちひろ「アイドル部門に配属となりました。志々雄様、担当でお願いします」
志々雄「コネってやつか。俺は構わねぇよ。小娘どもは、怯えて逃げちまったしな」
ちひろ「よろしくお願いします。それでは、私は忙しいので失礼します」
千川ちひろは説明をすると、そそくさと去っていった。志々雄真実に弱みを握られているためだろう。
志々雄真実がいる間、千川ちひろの”アイドルでエナドリを製造する作業”は中止されている。
琴歌「お話は終りましたか?それでは、まずは何をしましょうか」
琴歌「それとも、志々雄様が望むことがあるならば、なんでも仰ってくださいまし!」
志々雄「何でも、だと?」
琴歌「あら……なにか、お困りのことでも?」
志々雄「そうだな…それじゃあ」
琴歌「私が力になれることでしたら、なんでも仰ってくださいまし!」
志々雄「小娘。包帯と喰い物を持ってこい。それで、話は聞いてやる」
西園寺琴歌に包帯を調達させ、志々雄真実は包帯を巻き変える。志々雄真実は、西園寺琴歌という包帯の調達先を手に入れた。
志々雄「よし。これでちったぁ、マシに動ける」
琴歌「それでは、お茶にいたしますか?ラウンジでお喋りでも?」
志々雄「ハッハハハ。そう慌てるなよ、ソファで話そうぜ」
『ドサッ』
志々雄「オイ、小娘」
琴歌「…?」
志々雄「西園寺の御令嬢なら、金に困ってねぇだろ。それでもアイドルになりてぇのか?」
琴歌「もちろんですわ!」
志々雄「本当か?」
琴歌「ええ!まだ、アイドルのことは分かりませんけれど、私にとって大切なことだと思っていますから!」
志々雄「……」
琴歌「大丈夫!心配ありません!私、頑張りますわ!全力で!!」
志々雄「その意気込み、買ったぜ」
志々雄が目をつけたのは、琴歌西園寺の意気込みと西園寺グループ。志々雄真実は極悪人だった。
琴歌「本当ですか?これから御指導と御鞭撻、よろしくお願いいたします。志々雄様」
志々雄「よろしく頼むぜ。琴歌」
琴歌「私、どんなお仕事でも経験してきたい所存ですから!」
志々雄「お前、硬いな。肩の力を抜けよ」
琴歌「あら……挨拶が硬過ぎでしたか?…なるほど、挨拶はもっとカジュアルに、ですわね」
志々雄「ああ。生真面目なのは抜刀斎だけで十分だ」
琴歌「バットウサイ…?ふふっ、さっそく一つ教わってしまいました」
琴歌「それでは、あらためて……これから、よろしくお願いいたしますわね。志々雄様」
志々雄様のスカウト。
―――A地区―――
ちひろ「喫茶店にでも行きますか?車内で話すのも、なんですし」
白菊ほたる「いいえ。ここで構いません」
ちひろ「そうですか。では、以前からお話していた通り……」
ほたる「……」
ちひろ「アイドルの件なんですけども、どうですか?アイドルをやりませんか?」
ほたる「私は、アイドルをやりません」
志々雄「だ、そうだ……が?どうすんだよ、ちひろ」
ちひろ「志々雄様、何とかしてくだいよ~ファイト!」
ほたる「私に関わったプロダクションの方達は、皆さん亡くなりました」
ほたる「最初の所では、私を担当したプロデューサーさんは、通り魔に襲われて撲殺」
ほたる「次の所では、プロデューサーさんは私のファンに刺殺され、遺体は木に吊るされました」
ほたる「その次の所では、ヤクザの抗争に巻き込まれ射殺。その後、油をかけれて焼かれて…事務所は爆破されました」
志々雄「クッ…ハッハハハ、おもしれぇな」
ちひろ「事務所が消滅して話題になりましたねぇ」
ほたる「全部、私の不幸が悪いんです……私がいると皆が不幸になります」
ほたる「全部、全部、私の責任で……!」
志々雄「違うな」
ほたる「えっ?」
志々雄「お前に関わった人間が死んだのは、不幸がどーのこーのじゃねぇ。そいつらが弱いから悪いんだ」
志々雄「所詮、この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」
ほたる「強ければ生き……弱ければ……死ぬ」
志々雄「そうだ。自然の摂理だ」
ラジオ『A地区で強盗殺人事件が発生。犯人は複数おり、凶器を所持している模様』
強盗 A「車のカギをよこせ。騒げば[ピーーー]」
強盗 B「拒否しても[ピーーー]。怪しい行動をしていると判断したら[ピーーー]」
ちひろ「どうぞ、どうぞ。こんな車でよければ、どうぞ持って行ってくださいな」
強盗 A「よくわかってるな、女」
千川ちひろは、強盗グループに車のカギを手渡した。しかし、それを阻む男が一人いた。
ちひろ「志々雄様。危ないですよ!」
志々雄「そいつは困るぜ」
『ゴッ』
志々雄真実は強盗の頭部を掴むと、車に叩きつけて殺した。
白菊ほたるの顔に、勢いよく飛散した強盗の血が付着した。彼女の白い肌に”血の化粧”が塗られた。
ほたる「ヒィ……ッ!?」
強盗 C「は、離せ!」
『ボゴッ ドカ ドカッ』
強盗 D「やっ!………やめ…て…」
志々雄「やめねぇよ。俺は十分以上、歩きたくねぇ」
『ドカッ ドカッ ボゴォ』
志々雄真実によって、強盗グループは排除された。強盗グループは頭を、車のボディに叩きつけられ死亡した。
強盗から、ほとばしる鮮血によって車には”塗装”が施された。
車体の色はホワイトパールからレッドにされた。
ラジオ『A地区で発生した強盗殺人事件の続報です。犯人グループが死体で発見されました。死因は以下の通りです』
『頭部陥没による脳挫傷が一名』
『頚椎骨折が二名』
『頭蓋骨骨折による脳挫傷が三名』
『強盗犯グループは全員の死亡が確認されました。報道は以上です』
マスコミの報道には、プロダクションに関する報道は皆無だった。
西園寺グループの影響があったかどうかは不明である。
白菊ほたるは、後日のマスコミの報道により、自分を襲った犯人グループの死亡を知った。
ほたる「強ければ生き、弱ければ……死ぬ」
ほたる「強盗は、弱いから死んだ……志々雄さんより弱かったから死んだ…」
彼女の脳裏に思い出されるのは、志々雄真実の言葉。白菊ほたるはアイドルになることを承諾したのだった。
一度見せた技は通用しない。
ちひろ「志々雄様。アイドル達のダンスレッスンをお願いします」
志々雄「アイツらは、俺のことを恐がっているぜ?」
ちひろ「はぁ……志々雄様に懐いているのは、琴歌ちゃん、ありすちゃん、ほたるちゃん、小梅ちゃんぐらいですもんね」
ちひろ「良いチャンスなので、ダンスレッスンを通じてアイドル達と仲良くなってください」
ダンスレッスンを担当することになった志々雄真実。
人斬り抜刀斎の神速の剣技を見抜く彼の洞察力、観察力。そして大規模な組織をまとめたカリスマ性は高い。
しかし、他者と通じ合う力は……。
―――事務所のトレーニングルーム―――
事務所のトレーニングルームには、数名のアイドルが集められた。
志々雄「島村、足が一瞬遅れた」
卯月「えっ…!?」
志々雄「本田、テンポがズレている」
未央「い…一度、見ただけなのに」
志々雄「渋谷、腕の角度が若干違う」
凛「ボソ……何がわかるっていうの」
志々雄「このダンスの手本は、映像で既に見せてもらった。一度見た振り付けの”誤魔化し”は、俺に効かねぇ」
菜々「なかなか厳しいですね」
志々雄「もう一度だ」
安部菜々は、自身の膝をさすった。志々雄真実のレッスンは厳しいもので
”どっこいしょ”と言いたくなるが、口を閉じた。彼女には、JKアイドルとしてのプライドがあった。
菜々「……」
凛「ハァハァ」
志々雄「もう一度」
蘭子「地獄の業火に焼かれし、我が肉体。明日、我が四肢は朽ち果てるであろう(手足の筋肉がパンパンです。明日は筋肉痛です!)」
志々雄「踊れないのか?それとも踊りたくないのか?」
凛「ぐっ……」
かな子「………ふぅ」
未央「こうなったら、やるっきゃないね」
菜々「かな子ちゃん、がんばりましょう。志々雄さんを納得させますよ」
アイドル達は何度も踊った。しかし、志々雄真実が納得することはなかった。
志々雄「遅ェッ!」
志々雄「このダンスは左右踏み込みと、一瞬六転があってこその振り付け」
志々雄「今のはとてもダンスとはいえねぇよ。もう一度だ」
かな子「ハァハァ……」
卯月「調子が悪いんですか?」
菜々「低血糖とか!?プロデューサーさん、レッスンを中止してください」
志々雄「息切れしただけだろ。やれよ」
菜々「志々雄さんお願いします。今日は、これぐらいで……お願いします」
志々雄「水分を摂取した後……もう一度、だ」
菜々「お願いですから…!!志々雄さん、志々雄ッ!!」
凛「どうしたの?低血糖!?」
志々雄「オイオイ……”君”ぐらいつけろよ、無礼な先輩だな」
志々雄「まぁ、いいさ。血糖だって?ハッハハハ……出番だぜ、ありす」
『パチン』
志々雄真実が、指を鳴らすと事務所のトレーニングルームに、タブレット端末を持ったアイドルが現れた。
ありす「健康な人間において、血糖値は非常にうまくコントロールされています」
ありす「無暗やたらと乱高下するものではありません」
ありす「そもそも血糖値というのは数時間、食事を摂らなかったからといって、急に下がったりはしません」
ありす「これに関しては丸一日、もしくは数日間にわたって何も食べなくても同じ事が言えます」
ありす「血糖値を一定に保つことは重要性が高いんです。人間の身体はハードな環境であっても」
ありす「効率的に、血糖値を一定に保てるよう進化しました」
ありす「さらに、運動と血糖に関してですが」
ありす「例えば、23時間の絶食をした後、最大酸素摂取量の70%―75%のペースで、90分走ったとしましょう」
ありす「走った後の血糖値は、食事直後に同じ分だけ、走った場合と変わりません」
ありす「血糖値が精神的状態に影響を及ぼすほど下がるには、3日~84時間の断食が必要になります」
参考
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2405701
ありす「さらに脳は代替エネルギー源として”ケトン体”を使用し始めるので、これも一時的なものです」
ありす「48時間の断食や厳しいカロリー制限でも血糖値は正常の範囲に保たれ、認知能力にも悪影響は見られませんでした」
ありす「3.5日にもおよぶ、断食の後でも筋力トレーニングと低強度の持久力トレーニングは、影響を受けなかったと示しています」
参考
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3622486
ありす「かな子さんは、運動前にイチゴパスタとステーキを摂取したはずですよね?」
ありす「ですから、血糖値は下がっていません。意識が朦朧とするほど、血糖が下がるはずありません」
志々雄「――――だ、そうだ」
志々雄真実は、橘ありすを重用した。志々雄真実は明治時代の人間であり、現代の情報にも疎い。
橘ありすは、たとえ木乃伊のような志々雄真実からでも、頼られると快感だった。
彼女は、事務所の大人達である千川ちひろ、片桐早苗らが、志々雄真実を恐れているのは勘付いた。
”そんな大人達すら恐れる男に頼られる。その男が子供である自分を頼る”ということに、橘ありすの自尊心は満たされた。
明治時代の人間が相手なので、現代に生きる橘ありすは、自己の長所を最大限に生かせる。
そんな橘ありすの心を、志々雄真実が見知らぬふりをしていたかどうかは、不明である。
ありす「かな子さんは運動前に、補給食としてイチゴパスタとステーキを摂取したはずですよね?」
ありす「ですから、血糖値は下がっていません。意識が朦朧とするほど、血糖が下がるはずありません」
事務所のケータリングの食事がイチゴパスタに変更されたのは、ごく最近のことだった。
橘ありすには、事務所内のケータリングの食事を変更する力はないため
志々雄真実によって変更された。
志々雄真実は、イチゴパスタの普及と優遇によって、橘ありすを取り込んだ。
志々雄「――――だ、そうだ」
凛「…………」
渋谷凛は”わざわざ、御高説をありがとう”と言いたくなったが、言葉を飲み込んだ。
卯月「やるしかありませんね。島村卯月、がんばります!」
島村卯月の”がんばります!”効果のおかげか
この後、アイドル達は完璧に振り付けをこなし、志々雄真実は納得した。
おわり
ありがとうございました。HTML依頼してきます
志々雄はアニメでも、実写映画でも好きでした。
ありすが少し宇水さんポジショッンぽくなって…。
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