勇者「好きだ。結婚してくれ。」魔王「」(52)

魔王「…いや…だって私達敵同士だし、人間と魔族だぞ。」

勇者「敵同士でも心を通わせる事は出来るし、種族の壁も僕達なら簡単に越えられるさ。」

何番煎じだよ



支援

魔王(はっ!まさか私がこの誘いを受けた後に寝首をかくつもりだな。)

魔王「だが、断る。お前から攻撃しないなら私から攻撃するまでだ。マダンテ!」

勇者「うおっ!あちちちち。うっかり火傷しちまう所だったぜ。やっぱし君は強いね。僕のお嫁さんになる人だもんね。」

魔王「か、勝手に話を進めるな。(なっ、何!?私の最大限の魔力を使って発動したマダンテを火傷程度ですませるだと。…こやつ、できる。)」

>>2
支援ありがと。

勇者「んで、君の答えはどうなの?」

魔王「お、お前となんか誰が結婚などするか。それに此処に至るまでに私の部下をお前は皆殺しにしてきただろう。そんな奴の言葉に耳をかすなど言語道断だ。」

勇者「あ、あー。皆死んでないよ。」

魔王「な、何!?どういうことだ。」

勇者「だっていくら魔族っていっても同じ生きてる者同士なんだからね。皆峰打ちで気絶させてるだけだよ。この部屋の前にいたアイツは気絶させるのにくろうしたよ。」

魔王(なっ、私の右腕である側近を気絶させただと!?あ、ありえん。こいつは本当に人間なのか。)

勇者「でもまぁ、君がそこまで僕を拒否するなら…しょうがないよね。」ツカツカツカ

魔王「ま、待t(ヤバイ、やられる。)」

勇者「君が首を縦に振るまで此処に居座ってやるもんね!」

魔王「」

魔王「はぁ…今何て言った?」

勇者「だぁから、君がいいよって言ってくれるまでこの城にずっといるからね!あ、自己紹介がまだだったね。僕は勇者。」

魔王「わ、私の名前は魔王。…って違う!なんで、互いの名前を知る必要があるんだ。」

勇者「いやだって、ここにいる間お互いの名前知らないと何かと困るじゃないか。」

魔王「じょ、冗談じゃない。私の負けだ。さっさと私を殺せ。」

勇者「嫌だね。魔王を殺すなんて僕には無理だよ。」

魔王「だったら帰れ!」

勇者「それも嫌だ。」

今のところつまらない

魔王「ぐぬぬぬぬ。ならば好きにしろ。」

勇者「えっ、結婚してくれるの?」

魔王「結婚などせんわ。このたわけが。この城にいることを許可したまでだ。」

勇者「イヤッホーイ。魔王の近くにいられるぞー。」

魔王(ククク、馬鹿め。お前を私の手元におき隙あらば息の根をとめてやろうという魂胆なのが分からんのか。)

>>7
文才無くてスマソ

勇者「で、僕は何処で寝泊まりすればいいの?」

魔王「うむ、側近を呼んで部屋を準備させよう。おーい、側近。」チリンチリン

側近「は、はい。魔王様。」ボロボロ

魔王「すいぶん派手にやられたな。」

側近「はい、それはそれは手酷く…。私に何かご用でしょうk…お、お前は勇者!なぜ此処に。」

勇者「ハロハロー」

魔王「側近、今すぐに勇者に部屋を与えろ。」

側近「で、ですが魔王様。こいつは勇者ですぞ。」

魔王「私の言うことが聞けないのか?」ゴゴゴゴ

側近「はっ、はい。ただいま。」

魔王「それと、側近。後で私のもとに来るように。話があるのでな。」

側近「はい。おおせのままに。」

魔王の城 客間

側近「此処が勇者様のお部屋になります。」

勇者「おー、綺麗な部屋だなぁ。ってか側近さん。どうして敬語?」

側近「魔王様から勇者様を手厚くもてなせとのご命令ゆえに。」

勇者「側近さんも大変だねぇ。」

側近「分かっていただけたら幸いです。(勇者のくせに生意気なぁ。しかし、魔王様の作戦の為。此処は我慢せねば。)」



>>11
支援ありがとう。

勇者「ベットがフカフカだぁ。」

側近「それと勇者様。ご夕食の準備ができましたので後ほど広間の方へおこしになって下さい。」

勇者「うん。分かったよ。」

魔王の城 広間

勇者「うわぁ、これまた豪華な夕食だね。」

魔王「当たり前だ。城のコックが腕によりをかけて作ったのだからな。」

勇者「魔王と一緒に食事なんて嬉しいなぁ。」

魔王「馬鹿な事を言ってないで早く食べればよい。冷めぬうちにな。」

勇者「いっただきまーす。」ムシャムシャムシャムシャ

支援だ

側近(ククク。食べたな。お前の食事の中に地獄の番犬でも3秒で死ぬと言われている毒薬が入っているとは知らずに。これでお前もおしまいだ。)

勇者「うっ…うう…。」

側近(おっ、薬が効いてきたみたいだな。)

勇者「う…う…うまい!!なんだこれめちゃくちゃうまい。」

魔王「な、何ともないのか、勇者よ。」アセアセ

勇者「ちょっと舌がぴりぴりするだけだよ。…唐辛子でもいれた?」

側近(そ、そんなはずはない。まさかあれを入れ忘れたのだろうか。少し味見を…)ペロッ バタン

魔王「そっ、側近!?しっかりしろ。」アセアセ

勇者「ふぅ。ごちそうさま。あれ、どうしたの側近さん?」

側近「」ピクピク

支援

しえーん

続きが気になる

>>15
>>17
>>18
皆ありがとうね(^o^)

>>19
嬉しい限りだよ(⌒~⌒)

魔王の城 大浴場

カコーン

側近「お次はお風呂でございます。で、ではごゆっくり。」ゲッソリ

勇者「うん、側近さんありがとう。(なんだか一度地獄を見てきたような顔してたな、側近さん。疲れてるのかな?)」

側近「なお、この城の浴槽には魚が放たれております故に皮脂などの老廃物を食べてくれます。」

勇者「へぇ~。そういえば最近流行ってるらしいね、そういうの。」

チャプン

側近「湯加減はどうですかな。(湯舟に入ったな…。勇者の馬鹿め。その中には人喰いピラニアを放しておる。ものの5秒でお前は骨だけになるだろうよ。)」

勇者「うん。バッチリだよ。わっ…魚が寄ってきたよ。でもなんだかサイズが大きいし数が多いような…。」

側近(よしっ!かかった。これで勇者も…)

勇者「くっ、くすぐったいよぉ。最初は大群でやって来るからちょっとビックリしたけど可愛いもんだね。」

側近(えっ…効いてない!?まさか、放し忘れたとか。どれ私も試しに入ってみるか。)

側近「うむ、なかなかいい湯加g…めっちゃ大群で来たwwwちょっ、いた…マジでヤメ…アー!」バシャバシャ

勇者「ふぅ、いい湯だったなぁ。あれ、側近さんが浴槽のなかで暴れてる。…泳ぎたかったのかな。」

側近「」チーン

面白い
支援

支援

返レスがいちいち臭いことを除けば完璧

>>1のレスきもすぎてワロエナイ

>>24
>>25
支援ありがとう

>>26
>>27
気をつけて書いていく

魔王「おい、側近。無傷で勇者があがってきたがどういうつもりd…って側近!?ちょっ、まずはザオルク!」トゥルルル チュインチュイン

側近「はっ、私は何を。
これは…魔王様!?」

魔王「側近!良かった。死んだかt…服を着ろ、側近。レディーの前だぞ!」ボコッ

側近「」チーン

魔王「あっ…そ、側近。す、すまない。もう一度ザオルク」トゥルルル チュインチュイン

側近(り、理不尽だ…。)

魔王「側近…ホントに大丈夫k…キャー!」ブンッ ドゴッ
側近(無限ループって怖くね?)

魔王「で、一体何があったのだ」カァ-///

側近「はい。それが…しかじかこれこれ、これこれうまうま…というわけです。」

魔王「うーむ…此処は一旦暗殺計画を止めるべきだろうな。」

側近「し、しかし…。」

魔王「急がなくとも勇者は逃げん。タイミングを見計らうのだ。」

側近「はっ、御意に。」

魔王の城 ???
???「魔王様は何を考えておいでなのだ。人間を城に住まわせるなど…」ガチャガチャ

???「マオウサマニモナニカオカンガエガアルノダロウ。」ピピー ガガガ

???「しかし、人間が城を闊歩しているというのは我が軍の士気がおちる。ここらで一度あの人間に痛い目を見てもらわなければなるまい。」ドスンドスン

翌日

魔王の城 庭園

勇者「ふぁ~。昨日はよく寝たなぁ。ちょっと外の様子でm…。」

???「そこの人間、待たれよ。」ガチャガチャ

勇者「ん、僕の事?って、君達は…」

さまようよろい「人間、これ以上お前の好きにはさせん。」ガチャガチャ

キラーマシーン「ソウダ。オマエガシロヲハイカイスルコトハワガグンノシキニカカワル。」ピピー ガガガ

うごくせきぞう「そういう訳でお前さんに少し痛い目にあってもらうぞい。」

さまようよろい「では、尋常に勝負!!」ガチャガチャ

勇者「うーん、あんまり魔王の所で騒ぎは起こしたくなかったんだけどなぁ…。」

魔王の城 魔王の間

側近「ま、魔王様大変です。我々の部下3人と勇者が庭園で交戦中です。」アセアセ

魔王「な、なんだと…それは真か。今すぐ庭園行くぞ。(まずい…まずいぞ。私でも倒せなかった勇者にいくら数で勝っていても奴らが勝てるはずがない。)」ビューン

側近「ちょ、魔王様。は、速い…。私置いてけぼり…。」ゼェゼェ

魔王の城 庭園

「チ・・ココ・・・ダ」「・・ハドウ・・バ」

魔王「お前達戦いなど止めろ!」

勇者さまキラうご「「「「」」」」

魔王「…って、一体何してるの?」

勇者「あ、魔王。いやぁ、戦い吹っかけられたけど皆弱くてね。少し戦略とかを一緒に考えてたんだ。」ニパー

さまようよろい「して、私は何処を改善すれば、我が師勇者殿?」ガチャガチャ

勇者「うーん。君は突進しかしないからすぐに後ろに回られて攻撃されるんだ。だからもっとイロイロな剣技を組み合わせてみて。」

キラーマシーン「オレハドウシタライイノダ、ユウシャサン。」

勇者「君は剣を大振りする癖があるからね。もっと小技を取り入れてみて。後、ビームの照準をもう少し絞ってみて。味方に当たってるよ。」

うごくせきぞう「勇者殿よ。私はどのようにすればよいのかのぅ。」

勇者「君は極端に攻撃と攻撃のラグが空きすぎてる。もう少し速く動けるように鍛練してみて。」

さまキラうご「なるほどー。」フムフム

魔王「」

側近「ま、魔王様、こ、これはどういう状態でございます…か。」ゼェゼェ

魔王(なぜ、勇者が魔族と仲良くする。勇者なのに…人間なのに。…そうだ、きっと皆を信用させきった後に我々の命を…。そうだそうに決まっている。」

>>34
勇者さまキラうご

この略し方なんかちょっと笑っちゃう(^∀^)

>>36
今気づいた。文章みたいになってる(^w^)

数日後

城下街
勇者「さぁて、魔王の城に引きこもってるのもなんだし、たまには外出しよう。」

「チョット、アレガユウシャ?」ヒソヒソ
「ニンゲンノクセニヨクココニイラレルナ。ダレカオッパラッテクレナイノカ」ヒソヒソ「ソレガマオウサマヨリモツヨイミタイデ…。」ヒソヒソ
「クワバラクワバラ。」ヒソヒソ

???「でていけ、ゆうしゃー。」トウテ-キ

勇者「イテッ。君は?」

ドラキー「おいらはがきだいしょーのドラキーさまだ。よそものゆうしゃはでていけー。」トウテキ-トウテキ-

スライム「や、やめようよ、ドラキーくん。」

ドラキー「うるさい。おまえはおれのうしろにいればいいんだ。」

勇者「こらこら、君達。石を人に投げつけるのはどうかと思うぞ。」ツカツカ

ドラキー「やばい。にげろー。」ビュー

スライム「ま、待ってよー。」アセアセ

モブ1「ちょ、荷物多すぎて前見えないwww」ヨタヨタ
モブ2「ちょっ、お前気をつけろよwww事故ったらたいへ…」ヨタヨタ

スライム「あっ…」ドン

モブ2「マwジwかwww」グラグラ

ドラスラ「「ひぇー」」

勇者「危ない!」ダッ

ドンガラガッシャーン

モブ1「ちょっwwwマジヤバすwww」

モブ2「\(^o^)/」

ドラキー「あれ、いたく…ない。」

勇者「君達大丈夫かい?怪我はないかい。」

ドラキー「ゆうしゃがぼくたちをたすけてくれたの?」

勇者「だって困ってる人を助ける事が指命だもの。」

ドラキー「ふ、ふん。れいはいわないからな。いくぞ、スライム。」ピュー

スライム「あ、待ってよ…。あの…その…えっと…ありがとう、ゆうしゃさん。」ペコリ 

勇者「どういたしまして。気をつけてね。」

支援

>>40
支援感謝

魔王(物陰に隠れて一部始終を見ておったが…なぜじゃ、なぜ奴はあやつらを助けた。自分が人間だからと迫害されたにもかかわらず…。人間とは魔族にとって憎むべき存在ではないのか?…いや、違う。きっと奴はまだ何か心に良からぬ考えを秘めておる…そうに決まっておる…。)ウツムキ

側近(………魔王様。)

数日後

魔王の城 訓練所

さまようよろい「今日もお相手していただきたい、我が師勇者殿。」ガチャガチャ

キラーマシン「オレモットツヨクナリタイ。キョウモヨロシク、ユウシャサン。」ガガガ ピー

うごくせきぞう「この老いぼれにも頼むぞい。」ドスンドスン

モブ1~50「「「宜しくお願いしゃーす、先生!」」」

勇者「今日も宜しくね。皆で切磋琢磨して強くなろう。」

オーー

魔王(あれからというもの勇者に教えを請おうとし、勇者を師と仰ぐ城の護衛が後を絶たない。)

城下街

八百屋「おう、勇者さん。良い野菜が入荷したんだ。安くしとくよー。」

勇者「うん。トマトを貰おうかな。」ニコッ

魚屋「ほらほら、勇者さん。うちのも見ておくれ。とれたてピチピチの魚だよ。ちょっと食べてみるかい?」

勇者「脂がのってて美味しそうだね。」ニコッ

果物屋「うちのフルーツも旨いっぺよ。うちにも寄ってきな。」

勇者「おじさんのつくる
フルーツは格別だね。」ニコッ


ドラキー「勇者、大人はほっといて俺達と遊ぼうぜ!」

スライム「…あそぼうぜ」

八百屋「良いじゃねーか。俺達にも勇者さんと仲良くさせろ。」

魚屋「そうよ。独り占めはいけないわよ。」

果物屋「そうだっぺ。」

勇者「ああ、忘れてたよ。…ゴメン、今日は子供達と遊ぶ約束してるんだ。だから皆、また今度ね。」

八百屋「しょうがねーな。また今度な。」

魚屋「たまにはうちにも来なよ。ご馳走してあげるから。」

果物屋「まーた来るっぺ」

勇者「またね。…じゃあ、行こうか」

ワーイワーイ キャッキャ ウフフ

魔王(魔物当たりのいい性格と困ったものを助ける優しい心を持っている勇者と人々が打ち解けるのにそう時間は掛からなかった。…でも…でも、奴は人間。)

魔王の城 魔王の部屋

魔王「側近。今宵勇者を殺すぞ。」

側近「し…しかし、良いのですか?奴を殺してしまっては国民が…。」

魔王「いいから殺すぞ!!」ゴゴゴゴゴ

魔王(なんだろう。…胸が少しだけチクチクする。)

魔王の城 客間

深夜

勇者「」zzz

魔王「…奴は寝ているか。では頼むぞ。側近。」

側近「承知しました。魔王様。」

魔王(最初からこうして奴が寝ている隙に心臓を一突きすればよかったのだ。これで…全てが丸くおさまる。…だけどこの心の痛みはなんだ。)

側近「それでは実行いたします。」ツカツカ

魔王「ま、待て。私が…私がやる。」

側近「し、しかし…。」

魔王「好敵手である我が勇者の息の根を止める。そうでないと…けじめがつかない。」

魔王(さようなら…勇者。)

ザクッ

魔王「な、なんで…。なんで避けるのよ。」

勇者「ふぅ…いやぁ危なかった。間一髪だったね。」

魔王「なんでなのよぉ。」ナミダ ポロポロ

勇者「だってさ…惚れてる女に人殺しなんかさせたくないじゃないか。…なぁんてね。」ニコッ

魔王「うるさい。馬鹿馬鹿馬鹿。」/// ポカポカポカ
勇者「ちょっ、魔王、イタッ、止めて。」ニコニコ

側近(私っていらなくね?ってか空気みたいな存在じゃね。…帰って寝よ。)

翌日

勇者「魔王、城下街に一緒に行こう。」ニコッ

魔王「う、うん」///

側近(なんと…。)

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