(/≧▽≦)/「昨日、私はショッピングモールまで買い物に行きました!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「そこで彼氏を偶然見かけました! やったね!」
(´・ω・`)「良かったね」
(/≧▽≦)/「私は彼氏に声をかけて驚かそうと、こっちそり近寄りました! そうしたら!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「彼氏は他の女の子と一緒に手を繋いで、楽しそうに歩いてました!」
(´・ω・`)「そっか……」
(/≧▽≦)/「その子は私の彼氏とどんな関係なんでしょーか?」
(´・ω・`)「難しい問題だね……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443882197
(´・ω・`)「きっと、その子は彼氏のお母さんだったんだよ」
(/≧▽≦)/「歳がめっちゃ若かったよ! 私よりも年下に見えたよ!」
(´・ω・`)「彼氏のお母さんはロリ顔だったんだよ」
(/≧▽≦)/「名前で呼んでたよ! アケミって言ってたよ!」
(´・ω・`)「じゃあ、お母さんを呼び捨てにしてたんだよ」
(/≧▽≦)/「手の繋ぎ方が恋人繋ぎだったよ!」
(´・ω・`)「親子の仲がそれだけいいんだね」
(/≧▽≦)/「そっか!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「浮気じゃなかったんだね!」
(´・ω・`)「そうだね」
(/≧▽≦)/「良かったー!」
(´・ω・`)「良かったね」
(´・ω・`)「そもさん」
(/≧▽≦)/「せっぱ!」
(´・ω・`)「僕は昨日、病院に行ってきたんだ」
(/≧▽≦)/「何しに行ったの?」
(´・ω・`)「最近、あまり眠れないから睡眠薬をもらいに」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「寝ると、昔の夢ばかり見るんだ。小さな子供だった頃の夢を」
(/≧▽≦)/「そっか!」
(´・ω・`)「その夢の中でお父さんは僕を暗い部屋に連れていって、こう言うんだ。お前は良い子だからいっぱい我慢出来るよな、って。それから僕の記憶は飛んで、部屋から出てきた後でお父さんはこう言うんだ。さっきの事は誰にも言っちゃ駄目だぞって」
(/≧▽≦)/「へえ!」
(´・ω・`)「記憶が飛んでる間、お父さんと僕はその部屋の中で何をしていたんだろう?」
(/≧▽≦)/「難しい問題だね!」
(/≧▽≦)/「きっと、君とお父さんはこっそり夕飯のつまみ食いをしてたんだよ」
(´・ω・`)「そうなのかな?」
(/≧▽≦)/「そうだよ! だから、内緒ってお父さんは言ったんだね!」
(´・ω・`)「じゃあ、最初のいっぱい我慢出来るよなって言葉はどういう意味だったの?」
(/≧▽≦)/「お父さんがつまみ食いのほとんどを食べる気満々だったからだよ! 君は良い子だから(つまみ食いの分が少しでも、まだまだ)いっぱい我慢出来るよなって意味だったんだね!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「そうだったらいいけどね」
(/≧▽≦)/「きっとそうだよ!」
(´・ω・`)「そっか……」
(/≧▽≦)/「うん!」
とりあえず、ここまで
(/≧▽≦)/「そもさん!」
(´・ω・`)「せっぱ」
(/≧▽≦)/「私のクラスにね! とっても可愛い女の子がいるんだ!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「うん! その子は本当に可愛くてね! その子を好きな男の子も結構いるみたい!」
(´・ω・`)「人気があるんだね」
(/≧▽≦)/「そうだね! でも代わりに女の子からは好かれてないんだ!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「嫌ってる子も多いみたい! 無視されてる時もあるし、机に落書きされたり、鞄がびしょ濡れになってたりとかもあるんだよ!」
(´・ω・`)「可哀想だね」
(/≧▽≦)/「でも、私はその子と仲良しなんだ! ずっと前から友達でどこに行くのも一緒なんだよ!」
(´・ω・`)「良い事だと思うよ」
(/≧▽≦)/「でも、その子はたまに不思議な事をする時があってね!」
(´・ω・`)「何をするの?」
(/≧▽≦)/「一緒にトイレに行くと、どうしてなのか知らないけど、必ず床に頭を擦り付けてるんだよ!」
(´・ω・`)「へえ……」
(/≧▽≦)/「どうしてその子はそんな事をしてるんだろーね?」
(´・ω・`)「難しい問題だね……」
(´・ω・`)「きっと、その子は床に頭を擦り付けてるんじゃなくて、落ちたコンタクトレンズを探してるんだよ」
(/≧▽≦)/「その子、目はいいよ! 視力2.0って言ってたから!」
(´・ω・`)「度が入ってない、カラコンなんだよ」
(/≧▽≦)/「でも、黒い瞳だよ!」
(´・ω・`)「じゃあ、元が青色とかなんだね。それを隠してるんだよ」
(/≧▽≦)/「トイレに行くと、毎回してるんだけど、毎回コンタクトを落としてるの?」
(´・ω・`)「ドジっ娘なんだね」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「実は、天然さんだったんだね!」
(´・ω・`)「多分ね」
(/≧▽≦)/「私に土下座してるんじゃなかったんだね!」
(´・ω・`)「そうだね」
(/≧▽≦)/「おっちょこちょいで可愛い!」
(´・ω・`)「良かったね」
(´・ω・`)「そもさん」
(/≧▽≦)/「せっぱ!」
(´・ω・`)「一ヶ月ぐらい前にね、お葬式があったんだ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ! ちょっと、前の話だね!」
(´・ω・`)「うん。そのお葬式には、親戚の他に、お父さんの会社の人もたくさん来てね。お父さんに、この度は御愁傷様でした、ってみんな挨拶していったよ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「近所の仲良かったおばさんとかも来てね。その人たちは、お母さんに、この度は御愁傷様でした、ってみんな挨拶していくんだ」
(/≧▽≦)/「そっか!」
(´・ω・`)「妹の友達も大勢来たよ。泣いてる妹に、辛かったね辛かったよね、って同じように泣きながら言葉をかけていってね」
(/≧▽≦)/「へえ!」
(´・ω・`)「僕の友達もたくさん来たよ。僕に、犯人が捕まったら絶対死刑にするべきだよなって、みんな胸糞悪そうにそう言ってた」
(/≧▽≦)/「大変だったんだね!」
(´・ω・`)「でも、僕の家はお父さんとお母さんと僕と妹の四人家族なのに、一体誰が亡くなったんだろうね?」
(/≧▽≦)/「難しい問題だね!」
(/≧▽≦)/「お爺ちゃんとかお婆ちゃんとかは?」
(´・ω・`)「ずっと前に二人とも亡くなってるよ。だから、お爺ちゃんでもお婆ちゃんでもないんだ」
(/≧▽≦)/「じゃあ、それはきっと生前葬ってやつだね!」
(´・ω・`)「生前葬?」
(/≧▽≦)/「うん! 生きてる内にお葬式をするんだ! だから、きっとそれだよ!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「間違いないよ!」
(´・ω・`)「じゃあ、僕の友達が言ってた、犯人とか死刑とか、それはどういう意味なんだろう?」
(/≧▽≦)/「それはきっと別の事件のお話だよ! お葬式とは関係なかったんだよ!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「そうだったらいいけどね」
(/≧▽≦)/「きっとそうだよ!」
(´・ω・`)「そっか……」
(/≧▽≦)/「うん!」
今日はここまで
妹の「辛かったね」はショボーンが死んだからでいいのか?
(/≧▽≦)/「そもさん!」
(´・ω・`)「せっぱ」
(/≧▽≦)/「この前、私はね! 彼氏の家にお泊まりしに行ったの!」
(´・ω・`)「お楽しみだったんだね」
(/≧▽≦)/「うん! それでね! 彼が寝た後、その寝顔がとっても可愛かったから写メを撮ったの!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「よく撮れてたから、すぐに彼のスマホにもその画像を送ったの! そしたら何故か、送れませんって返ってきたの!」
(´・ω・`)「不思議だね」
(/≧▽≦)/「それで、彼のスマホをこっそり確認してみたら、着信拒否になってて、登録名が『異常・危険』になってたの!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「どういう意味だったんだろーね?」
(´・ω・`)「難しい問題だね……」
(´・ω・`)「きっと、登録する時に操作を間違えたんだよ」
(/≧▽≦)/「でも、昨日までは着信拒否じゃなかったんだよ!」
(´・ω・`)「一度データが飛んだんだよ。だから、また登録し直したんじゃないかな。その時に操作を間違えたんだよ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「操作ミスなんだ!」
(´・ω・`)「そうだね」
(/≧▽≦)/「彼氏がちょっとドジだったんだね!」
(´・ω・`)「多分ね」
(/≧▽≦)/「私はストーカーじゃなかったんだね!」
(´・ω・`)「そうだね」
(/≧▽≦)/「良かった!」
(´・ω・`)「良かったね」
(´・ω・`)「そもさん」
(/≧▽≦)/「せっぱ!」
(´・ω・`)「お葬式より前の話なんだけど、この前、久し振りに遊園地に行ったんだ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ! 楽しそうだね!」
(´・ω・`)「うん。その時は、女の子と二人で行ってきてね」
(/≧▽≦)/「デートだ!」
(´・ω・`)「その女の子は、ジェットコースターとかバイキングとかの絶叫マシンが好きで、ずっと連れ回されたんだ」
(/≧▽≦)/「そっか!」
(´・ω・`)「それで、閉園時間が近付いてきたから、最後に一緒に観覧車に乗って」
(/≧▽≦)/「へえ!」
(´・ω・`)「一番てっぺんまで来たところでキスをしたんだ」
(/≧▽≦)/「キャー!」
(´・ω・`)「それで、その後、その子が呼んだタクシーに乗って、家まで送ってもらったんだけどね」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「結局、誰だったんだろうね、あの女の子?」
(/≧▽≦)/「難しい問題だね!」
(/≧▽≦)/「知ってる子じゃなかったんだ?」
(´・ω・`)「うん。名前も知らない子」
(/≧▽≦)/「じゃあ、きっと逆ナンされたんだよ!」
(´・ω・`)「そうなのかな? 向こうは僕の名前を何故か知ってたんだけど」
(/≧▽≦)/「じゃあ、きっとお互い自己紹介したんだけど、君がその子の名前を忘れちゃったんだよ!」
(´・ω・`)「その子は、何故か僕の家の住所も知ってたよ?」
(/≧▽≦)/「自己紹介の時に家の場所も教えたんだよ!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「そうだったらいいけどね」
(/≧▽≦)/「きっとそうだよ!」
(´・ω・`)「そっか……」
(/≧▽≦)/「うん!」
今日はここまで
1左のストーカーエピ(右と妹orリアル彼女?)
2右のトラウマエピ
3左が右の彼女をいじめるエピ?
4逆上した左が右を殺したあとのエピ(妹はストーカーの巻き添え?)
5左視点ストーカーエピ
6右視点ストーカーエピ
…いや、まさかね……
(/≧▽≦)/「そもさん!」
(´・ω・`)「せっぱ」
(/≧▽≦)/「私の家にはね、庭に物置があってね!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「その物置の中にはね、牛乳ビンが幾つも置いてあるんだ!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「それで、その牛乳ビンなんだけど、色がとても濁った赤色なの!」
(´・ω・`)「へえ……」
(/≧▽≦)/「普通は白だよね! でも、そこに置いてある牛乳ビンは全部、とても濁った赤色なの!」
(´・ω・`)「不思議だね」
(/≧▽≦)/「その牛乳ビンの中には何が入ってるんでしょーか?」
(´・ω・`)「難しい問題だね……」
(´・ω・`)「多分、それは絵の具じゃないのかな」
(/≧▽≦)/「たくさん置いてあるんだよ! そのビンは十本以上あるよ!」
(´・ω・`)「きっとかなり大きな絵を描きたかったんだね」
(/≧▽≦)/「でも、色はその濁った赤色しかないんだよ!」
(´・ω・`)「赤潮の絵を描くつもりだったんだよ」
(/≧▽≦)/「絵を趣味にしてる人は私の家族にはいないよ!」
(´・ω・`)「これから趣味にするつもりなんだね」
(/≧▽≦)/「そっか!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「絵の具だったんだ!」
(´・ω・`)「そうだね」
(/≧▽≦)/「血じゃなかったんだね!」
(´・ω・`)「多分ね」
(/≧▽≦)/「じゃあ、あれは夢だったんだ! 良かったー!」
(´・ω・`)「良かったね」
(´・ω・`)「そもさん」
(/≧▽≦)/「せっぱ!」
(´・ω・`)「ずっと前にお母さんから聞いたんだけど、僕はちっちゃな子供の頃、ずいぶんやんちゃだったらしいんだ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「うん。外に遊びに行くと、いつも服を汚してバイ菌とかつけて帰ってきたんだって」
(/≧▽≦)/「元気一杯だね!」
(´・ω・`)「それで、その頃の僕には『ミナコ』っていう仲の良い友達がいてね」
(/≧▽≦)/「幼馴染みだ!」
(´・ω・`)「その子と一緒に毎日そうやって帰ってきたから、お母さんはいつも消毒で大変だったらしいよ」
(/≧▽≦)/「へえ!」
(´・ω・`)「それで、お母さんは消毒する時に、僕には手を洗ってきなさいって言うだけなんだけど、『ミナコ』には必ず、上の服を脱いで後ろを向きなさいって言うんだ」
(/≧▽≦)/「何で?」
(´・ω・`)「わからない。あまりよく覚えてないし」
(/≧▽≦)/「忘れちゃったんだ!」
(´・ω・`)「うん。でも、『ミナコ』は消毒が始まると、いつも、熱い熱いって泣いてたよ。『ミナコ』が逃げ出そうとすると、お母さんは怒って『ミナコ』を叩くんだ。あと、カチッ、カチッっていう変な音が後ろでしてたのを覚えてる」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「お母さんは『ミナコ』に何をしてたんだろうね?」
(/≧▽≦)/「難しい問題だね!」
(/≧▽≦)/「きっとお母さんは、電子レンジで温めたおしぼりを使って、『ミナコ』ちゃんの背中を拭いてたんだよ!」
(´・ω・`)「そうなのかな?」
(/≧▽≦)/「そうだよ! だから、『ミナコ』ちゃんは熱いって言ってたんだね!」
(´・ω・`)「でも、いっつも『ミナコ』は泣いてたよ?」
(/≧▽≦)/「ちっちゃい『ミナコ』ちゃんにはちょっと熱かったんだよ!」
(´・ω・`)「後ろのカチッ、カチッって音は?」
(/≧▽≦)/「タイマーの音だよ! お母さんは時間を気にして、計ってたんだね!」
(´・ω・`)「どうして、僕にはそれをしなくて、『ミナコ』にはそれをしたのかな?」
(/≧▽≦)/「他人様の子供だから、気を遣ってたんだよ!」
(´・ω・`)「でも、逃げ出そうとすると、お母さんは『ミナコ』を叩いてたよ?」
(/≧▽≦)/「それは躾だから仕方ないよ!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「そうだったらいいけどね」
(/≧▽≦)/「きっとそうだよ!」
(´・ω・`)「そっか……」
(/≧▽≦)/「うん!」
ここまで
(/≧▽≦)/「そもさん!」
(´・ω・`)「せっぱ」
(/≧▽≦)/「もうずいぶん前の話なんだけど、私は家の中でとっても大きなゴキブリを見つけたの!」
(´・ω・`)「嫌なものを見つけたね」
(/≧▽≦)/「だから、私は急いで殺虫剤を取りに行ったのね!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「それで、戻ってきたらまだゴキブリは台所にいたから、私は急いでそのゴキブリに殺虫剤を振り撒いたの!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「そしたら、いきなりお父さんから怒られたんだ! お前は何て事をするんだって!」
(´・ω・`)「?」
(/≧▽≦)/「どうしてお父さんは怒ったんだろーね?」
(´・ω・`)「難しい問題だね……」
(´・ω・`)「多分、お父さんは生き物を大事にしてる人なんだよ」
(/≧▽≦)/「でも、ゴキブリだよ! 害虫だよ!」
(´・ω・`)「見境のない博愛主義者なんだね」
(/≧▽≦)/「だけど、前にちっちゃいゴキブリに殺虫剤をかけた時は何も言われなかったよ!」
(´・ω・`)「きっと気付かなかったんだよ」
(/≧▽≦)/「そっか!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「博愛主義者だったんだね!」
(´・ω・`)「そうだね」
(/≧▽≦)/「じゃあ、やっぱりあれは私のお母さんじゃなかったんだね!」
(´・ω・`)「うん?」
(/≧▽≦)/「良かったー!」
(´・ω・`)「良かったね」
(´・ω・`)「そもさん」
(/≧▽≦)/「せっぱ!」
(´・ω・`)「つい、この間の事なんだけどね。コンビニに買い物に行く途中で、警察の人に会ったんだ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「その人たちは二人組の刑事さんだったんだけど、僕に変な質問をしてきたんだよ」
(/≧▽≦)/「どんな質問だったの?」
(´・ω・`)「君の写真を見せて、『この人の事、知ってますよね?』って聞くんだ」
(/≧▽≦)/「私の事、聞かれたんだ!」
(´・ω・`)「うん。だから僕は『知ってます、隣の家に住んでる女の子です』って答えたんだ。そしたら、『なるほど、隣の家に住んでる方ですか』って言われてね」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「それで、次に刑事さんたちは妹の写真を見せて同じ事を聞くんだ。『じゃあ、この人は誰ですか?』って。僕が『妹です』って答えたら、今度は全然知らない女の子の写真を僕に見せてきてね。『それなら、この人は誰ですか?』って尋ねるんだ」
(/≧▽≦)/「それで?」
(´・ω・`)「『知らない人です』って僕が答えたら、刑事さんたちは顔を見合わせて、『やっぱり、駄目っぽいな』って小さく呟くんだ」
(/≧▽≦)/「変な刑事さんたちだね!」
(´・ω・`)「うん。それで、その刑事さんたちは『御協力、感謝します』って言って、敬礼して帰っていったんだけどね」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「帰り際、『家族もごちゃごちゃになってるのか』って話し声が聞こえた気がしたんだ」
(/≧▽≦)/「へえ!」
(´・ω・`)「あの人たちは一体何の話をしてたんだろうね?」
(/≧▽≦)/「難しい問題だね!」
(/≧▽≦)/「きっとその人たちは、君だけでなく妹ちゃんにも話を聞きたかったんだよ!」
(´・ω・`)「そうなのかな?」
(/≧▽≦)/「うん! たけど、その場には君だけしかいなかったから、『家族も(所在が)ごちゃごちゃになってるのか』って言ったんだね!」
(´・ω・`)「そうなんだ。でも、何で刑事さんたちはそんな変な質問をしに来たのかな?」
(/≧▽≦)/「きっとその人たちは、本当は刑事さんじゃなくて探偵さんだったんだよ!」
(´・ω・`)「探偵さん?」
(/≧▽≦)/「そうだよ! それできっと、近所に住んでるオジサンの浮気調査をしてたんだね! 多分、三枚目に見せた写真の人が浮気相手だったんだよ! だから、その相手の人の事を君が知らなかったから、がっかりしたんだね!」
(´・ω・`)「じゃあ、何でそこに君や妹の写真が混ざってたんだろ?」
(/≧▽≦)/「きっと、その近所のオジサンと、たまたま会って挨拶してるところを探偵さんは見てたんだよ! だから、浮気相手かもしれないって誤解されたんだね!」
(´・ω・`)「そうなのかな?」
(/≧▽≦)/「間違いないよ!」
(´・ω・`)「そうだったらいいけどね」
(/≧▽≦)/「そうだよ!」
(´・ω・`)「そっか……」
(/≧▽≦)/「うん!」
ここまで
次で完結
(/≧▽≦)/「そもさん!」
(´・ω・`)「せっぱ」
(/≧▽≦)/「私の家にはね、子供の時からずっと幽霊が住んでるんだけどね!」
(´・ω・`)「怖いね」
(/≧▽≦)/「怖くはないよ! その幽霊は足もついてるし、壁をすり抜けたりとか誰かを呪ったりとかも出来ないし、それに触る事も出来るんだから!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「だから、小さな頃の私は、それが幽霊じゃなくて普通の人間だと思ってたの!」
(´・ω・`)「へえ」
(/≧▽≦)/「だけど、お父さんに『あの子、誰?』って聞いても『俺の知らない子だ』って言うし、お母さんに聞いても『私だって知らないわよ』って言うから、知らない子が私の家に住んでるのはおかしいよね! だから、その子が幽霊だってわかったの!」
(´・ω・`)「そうなんだ」
(/≧▽≦)/「だけど、何故かその子は私の事を呼ぶ時に『お姉ちゃん』って言うんだ!」
(´・ω・`)「ふうん」
(/≧▽≦)/「何でその幽霊は『お姉ちゃん』って私の事を呼ぶんだろーね?」
(´・ω・`)「難しい問題だね……」
(´・ω・`)「きっと、その幽霊の子は家族がいなくて寂しかったんだよ。だから、君の事を家族だと思って、『お姉ちゃん』って呼んだんじゃないかな」
(/≧▽≦)/「でも、お父さんとお母さんに対しては、その幽霊の子は名前をさん付けにして呼んでたよ!」
(´・ω・`)「じゃあ、お父さんとお母さんに対しては、家族だと思ってなかったんだね」
(/≧▽≦)/「何で私だけ家族に思われてたのかな?」
(´・ω・`)「その子の実際のお姉ちゃんに似てたからじゃないかな」
(/≧▽≦)/「そっか!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「じゃあ、お父さんとお母さんは似てなかったんだね!」
(´・ω・`)「そうだね」
(/≧▽≦)/「それなら、やっぱりその子は幽霊で合ってたんだよね!」
(´・ω・`)「うん」
(/≧▽≦)/「良かったー!」
(´・ω・`)「良かったの?」
(/≧▽≦)/「うん! 幽霊じゃなかったら、練習とか出来ないもんね!」
(´・ω・`)「練習?」
(/≧▽≦)/「そうだよ!」
(´・ω・`)「よくわからないけど、そうなんだ」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「そもさん」
(/≧▽≦)/「せっぱ!」
(´・ω・`)「今朝の事なんだけどね、ベランダの隅で不思議な物を見つけたんだ」
(/≧▽≦)/「どんな物なの?」
(´・ω・`)「よくわからないんだ。青いビニールシートにくるまれていて、更にガムテープでぐるぐる巻きにされてたから。それはサッカーボールぐらいの大きさの塊で、結構固いんだけど、触る箇所によってはすごくぶよぶよしてるんだ。ちょっと持ち上げると、すぐに形が崩れちゃうものもあってね」
(/≧▽≦)/「本当に不思議な物だね!」
(´・ω・`)「それで、その周りにはハエがたかってたんだ。匂いも臭かったよ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「それが全部で六個、大きいバッグの中に入っていてね」
(/≧▽≦)/「へえ!」
(´・ω・`)「それで、僕はその事を妹に話したんだ。こんな物があったんだけどって」
(/≧▽≦)/「そうしたら?」
(´・ω・`)「『それは私じゃないよ。多分、お母さんじゃないかな』って妹は言うんだ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ!」
(´・ω・`)「あれはどういう意味だったんだろうね?」
(/≧▽≦)/「難しい問題だね!」
(/≧▽≦)/「多分、その塊は家族の誰かが捨てようとしてベランダに置いてあった生ゴミなんだよ!」
(´・ω・`)「そうなのかな?」
(/≧▽≦)/「そうだよ! だから、妹ちゃんは、『それは私(が捨てようとしてたもの)じゃないよ。多分、お母さん(が捨てようとしてたもの)じゃないかな』って言ったんだね!」
(´・ω・`)「そっか……そういう意味だったんだ」
(/≧▽≦)/「ちなみに、その事を誰か他の人に話したりした?」
(´・ω・`)「ううん。他にはしてないよ」
(/≧▽≦)/「そうなんだ! 良かった!」
(´・ω・`)「何が?」
(/≧▽≦)/「君一人で済んで良かったなって!」
(´・ω・`)「そうなの?」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「よく意味がわからないんだけど……」
(/≧▽≦)/「残念だけど、もうさよならだよ! 私はこれから彼氏とデートがあるから急がないと!」
(´・ω・`)「そっか。もうそんな時間なんだ。それじゃ、僕はこれで帰るね」
(/≧▽≦)/「うん! これでお別れだね! バイバイ!」
(´・ω・`)「あ、そうだ」
(/≧▽≦)/「どうしたの?」
(´・ω・`)「最後に一つだけ」
(/≧▽≦)/「なに?」
(´・ω・`)「そもさん」
(/≧▽≦)/「せっぱ!」
(´・ω・`)「僕はこれまで二十二年も生きてきたんだけどさ」
(/≧▽≦)/「うん!」
(´・ω・`)「僕がこれまで生きてきた意味って何だったんだろうね?」
(/≧▽≦)/「そんな事、もう考えなくてもいいんじゃないかな!」
この二人はどういう関係だったんだろうね?
完
乙。タイトルに意味があるのかどうかだけは知りたい。適当なのか何かの空耳とかなのかとか
とりあえず自分の解釈という妄想
最後に死んでたのは(/≧▽≦)/の妹で家族からなんらかの理由で認知されず
殺したのも(/≧▽≦)/、練習と言うぐらいだからストーカー先の男を[ピーーー]気?
(/≧▽≦)/が妹の死体に気づいた(´・ω・`)を監禁して、最後には口封じに至る
(´・ω・`)は親から虐待されて病んでるため、二人の妹のうちミナコを隣の女の子としか認識できなくなっていた
そもさん、せっぱ は禅問答かその辺の用語だったと思う
1.ストーカー相手とその彼女をみる
2.親からの虐待で精神異常になった話
3.ストーカー相手の彼女へのイジメ
4.一家殺害事件(妹の辛かったねは背中の火傷跡)
5.ストーカー、相手の家に潜入
6.彼女を知らない子と誤認
7.殺害後の血液(殺害したことを夢だと思っている)
8.妹への親の虐待(幼馴染みと誤認)
9.ストーカーが精神を病んで正気でなくなっている描写
10.人物が混乱していること発覚&ストーカーが捜査対象になるような人だとわかる
11.ストーカー、ストーカー妹を練習として殺害(ストーカーの親、ストーカー妹へイジメ?)
12.六人分の切断された頭部(父、母、しょぼーん、彼女、妹、ストーカー妹) ストーカー、次の相手をロックオン
13.しょぼーん死亡確定
こんな感じか?長文打ってるうちに気が狂いそうだった…
幼馴染みが彼女なら家隣だから住所知ってるだろうし、妹を幼馴染みと誤認して1で恋人繋ぎしてそう
8では記憶の中だから妹は本名ミナミで、1では彼女アケミの見た目を妹と取り違えたとか?
ちょっと苦しいか
執着の対象を殺したあとに、生きてるはずと別の人がそうだと思い込むのは、母親をGと間違えるくらいだからあり得るし、聞いたことありそう
葬儀に来た人数の表現の差から考えると葬儀の時に死んだのは妹で妥当なのかな。
もしそうならば、故妹がその時点で(´・ω・`)に認識されて居ないことを考えると、デートや警察編で知らない子扱いされてるのは妹・・・?
>「『それは私じゃないよ。多分、お母さんじゃないかな』って妹は言うんだ」
この発言から、それ以前か少なくとも同時に母親は死んでると思う
妹がほんとの妹だとしてだが…
(´・ω・`) = (/≧▽≦)/ = ミナコ の多重人格
父親から虐待を受け、母親からも折檻を受け分離。(´・ω・`)は主格、(/≧▽≦)/は凶悪
(´・ω・`)が認識してる妹は隣の子
幽霊 が本当の 妹。 父さん、母さんと呼んでいただけ。実験台でひと月前に死亡
(/≧▽≦)/のクラスの女の子は(´・ω・`)と遊園地に行く女の子
6個の玉は父、母、隣の子、クラスの女の子、アケミ、裏切り者の彼氏
主人格 (´・ω・`)が通報していないので、犯行達成。(/≧▽≦)/ は安心して死体の片づけ(デート)
両親が(/≧▽≦)/人格の時、妹を知らない子扱いした理由がわからない・・・
警察に自分の写真を見せられたことにならないかそれ?
書きそびれてた
警察が簡単に見つけられないレベルで (/≧▽≦)/は変装してる
(´・ω・`) は家族どころか自分の変装も認識できないんではと
正直、この推理にはいろいろ矛盾があるけど、たたき台にしてだれか解決に至ってくれ・・・
最後の"6つのサッカーボール程度のナニカ"は頭と考えたほうが良いのかな。最初は1~2人程度の死体だと思ったんだけども・・・。
>>77の案に
(´・ω・`) = (/≧▽≦)/ ≠ ミナコ とし、
(´・ω・`)と「一緒に毎日帰ってきた」ことから、ミナコは(´・ω・`)の妹と仮定すると、
毎日外から帰ってきて(逃げていたor強制的に閉め出されていた)母から折檻を受けている"ミナコ"=父母から不認知扱いされている"幽霊の女の子"
とも考えられるとは思う。
でも、ミナコが後ろを向いてから、(´・ω・`)の後ろでカチカチ音がなった事も確かに引っかかる。
というかコレを書いてたら「クラスの女の子ってミナコ何じゃ」とか思ってきた。
前提として、オカルトまで視野に入れると何でもアリになってしまうので、あくまで超常現象はないものとして考える。
まず、この二人は何らかの認識障害を患っているっぽい。
(/≧▽≦)/は本物のお母さんを大きなゴキブリに誤認識してるから、こいつの言うお母さんは本物のお母さんじゃない。
だから幽霊の話で(/≧▽≦)/曰くお母さんが『私だって知らないわよ』と言ってるが、この"お母さん"はお母さんじゃない。
ここから考えると、幽霊は父親には『俺の知らない子だ』と言われたが、
母親には知らないと言われていないことになる。(幽霊は母親の不義の子?)
(´・ω・`)も刑事さん曰く「ごっちゃになってる」から、何かを誤認識してる。
葬式の話を考えると、家族は5人以上いたっぽい。
刑事さんに見せられた3枚の写真と、家族がごっちゃになってる発言。
ここから考えると、3枚の写真は家族絡みの可能性が高い。
(´・ω・`)の認識している妹が妹でないか、残り2枚のうちどちらか、あるいは両方が家族である可能性がある。
また、三枚の写真を区別はできてるっぽいので、(/≧▽≦)/≠妹≠知らない誰かは確定っぽい。
ここまで考えたが、よく考えたら全部の情報がキグル二人の主観だからどれも信用できないことに気づいた。
(/≧▽≦)/「(彼氏は)浮気じゃなかったんだね!」
(/≧▽≦)/「私に土下座してるんじゃなかったんだね!」
(/≧▽≦)/「私はストーカーじゃなかったんだね!」
(/≧▽≦)/「血じゃなかったんだね!」
(/≧▽≦)/「じゃあ、やっぱりあれ(ゴキブリ)は私のお母さんじゃなかったんだね!」
(/≧▽≦)/「うん! 幽霊じゃなかったら、練習とか出来ないもんね!」
(/≧▽≦)/「君一人で済んで良かったなって!」
うーん、この
>>1だけど、本編だけだと情報不足でまず正解が出ないよ。そういう話だし
知りたい人もいるだろうから、一応、答えを置いとく。ただ、ちょっとややこしいから注意
◆家族構成
・『父』、『母』、『(´・ω・`)(長男)』、『(/≧▽≦)/(長女)』、『妹(次女)』
◆本編には出てこない設定
・(/≧▽≦)/は(´・ω・`)を兄とは思ってない
・(´・ω・`)は幻覚を見て、それと話している時がある
・(´・ω・`)の隣の家には『彼氏父』『彼氏母』『彼氏』『彼氏の妹』が住んでいる
・(´・ω・`)の家と『彼氏』の家は、家族ぐるみの付き合いをしていた
・葬式以後、(´・ω・`)は自分を隣の家の子だと思い込む様になった
・『妹』は『父』の隠し子。赤ん坊の時に押し付けられるようにして引き取る事になった
◆エピソード
1、『彼氏』と『アケミ』がデートしているのを(/≧▽≦)/が見かけた話
2、(´・ω・`)が『父』からレイプを受けた話。
3、(/≧▽≦)/のイジメの話
4、『妹』の葬式の話。泣いているのは『彼氏の妹』で、友達は『妹の死体』に話しかけている。(´・ω・`)が四人家族だと言っているのは、自分を隣の家の子だと認識しているから
5、(/≧▽≦)/の『彼氏』へのストーキング話
6、『彼氏』のデートの話。(´・ω・`)はそこから幻覚の女の子とのデート話を作り出した
7、『母』の殺害の話。ゴキブリから血が出るのはおかしい
8、『母』と(´・ω・`)の幻覚の話。実際に虐待を受けていたのは(´・ω・`)
9、(/≧▽≦)/が母を怨んでいる話
10、(´・ω・`)の誤認識の話。刑事が実際に見せた三枚の写真の順番は、(/≧▽≦)/→『彼氏の妹』→『妹』の順
11、(/≧▽≦)/が『妹』を練習台として殺した話
12、(´・ω・`)と『彼氏の妹(死体・幻覚)』との会話の話。バッグの中身は、『切断された母の死体』。この時点で彼氏一家四人も殺されている
13、(/≧▽≦)/が(´・ω・`)を殺そうとしている話
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