女「なに、驚いてんの？　まじキモイ」

男「なにそのジョーク、そういうくだらないとこでうそついてなんになるの？」

女「は？」

男「うんこぐらいするよね？だって君は人間だもの」

女「しません」

男「・・・」

女「あんたさ、世界中の人間がみんなあんたと同じようにうんこすると思ってんの？」

男「す、するにきまってるよね・・・？」

女「まじキモ」

男「まってそんな皆するはずだよ！！！」

男「僕の言ってることはあってる！！！」

女「じゃあ見たことあんの？」

男「えっ・・・」

女「あんた以外の誰かがうん子を実際にすると子を見たこと案のかって聞いてんの」

男「・・・」

女「ないだろ、お前だけだよキモ男」

男「あるよ！！ある見たことあるよ！！」

女「だれの？」

男「赤ちゃんとかがおむつにウンチしてたもん！！」

女「ｊｋ」

男「えっ・・？」

女「人間は幼少期にしかうんこしねえんだよ」

男「・・・なに・・・それ・・・・・・？」

女「まじで知らなかったの？きもｗｗｗｗ」

男「いやいやそんなはずない」

女「あたしの言うことが嘘だと？」

男「そうだ！！そうに違いない！！！」

女「じゃあ聞いてこいよ」

男「えっ・・・・？」

女「あそこにいる人に聞いてこいよ。そうすりゃわかるから」

男「・・・なんてきくの？」

女『こんにちはお姉さん、うんこしてますか？証拠見せてください』

男「・・・」

女「なに黙ってんだよ」

男「それはちょっと・・・」

女「できないのかよ。まあおまえがそんなセリフいったらキモキモキモで捕まるかんな」

男「なんで俺がそんなに気もい設定なんだ！？」

女「うんこするから」

男「・・・」

女「うんこする人間は一概にキモいんだよ。これが私の理論」

女「君の理論はうんこすることは当たり前でキモくない。だろ？」

女「なら聞いてこいよ第三者に」

女「きもいことならあんたは捕まる、キモくないならなにも起こらずあんたは私をに勝てる」

女「きいてこいよ」

男「無理だ・・・僕にはそんなことできない・・・・」

女「男・・・」

男「僕は臆病な人間だ・・・自分の正しさを証明する勇気も持っていない・・・」

女「・・・・・」

男「ごめん・・・僕は勝てそうにない」

男「本当にごめん・・・」

その日から僕は孤独にさいなまれた

この世界で一人だけなのだ

この年でうんこをするのはこの広い世界で僕一人
僕だけが世界にうんこという、魔物を生み出している


考えれば考えるほど僕は自分が嫌になった
自己嫌悪
まさにそれだった

男「くそくそくそくそくそ！！！！」

そうやって引きこもっていた

男「くっそおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！」

そうやって日々は過ぎて行った

そんなときにある歌が聞こえてきた


ぼくのはなしををきいてくーれー
わらいとばしてもいいからー
ぶるーすにとりつかれたーらー
チェインギャングをうたいダースー


うんこに取りつかれた僕の心情と妙にだぶる歌詞だった
大人になれずいつまでもうんこを垂れ流す
まるでピーターパンのような俺
でも実際はからだけが成長し
ピーターパンにもなれない・・・

そんな僕とわずかにリンクした

そんな歌だった

なんか俺、病んでるかもしれない

変革厨ルート
並行テンション
たたむ

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