【安価】鳴上「ホモから逃げ切ったら100万円?」 (60)

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>…………

>……

>…

鳴上「……ここは」

>いつの間にか気を失っていたようだ

鳴上「……」

>周囲を見回してみる
  どうやらここはジュネスの家電売り場のようだ

花村「……」

>離れた所に花村が倒れている
  起こして状況を確認したほうがいいだろう

花村「んぁ?悠?」

>花村が目を覚ました

花村「あら?なんで俺らまだ家電売り場にいんだ?」

鳴上「分からない」

花村「たしかクマがテレビん中が大変だから、来てくれーつって」

鳴上(そうだ、クマに誘われるまま、俺達はテレビの中に入ったんだ)

>ジュネスの家電売り場からテレビの中に入ったことは覚えている
  しかし、それ以降の記憶がない……

花村「里中と天城、一年坊たちとも一緒に入ったよな?」

鳴上「ああ」

>花村の言うとおりだ
  特捜隊の仲間全員でテレビの中へ入った

>……はずだ

花村「んでそれから……」

鳴上「……」

花村「あー、駄目だ。思い出せねぇ」

鳴上「俺もそれ以降の記憶がない」

花村「んじゃま、考えんのおしまい!里中たちを探そうぜ」

花村「考えても分からねーんじゃ、しょーがねーもんな」

鳴上「そうだな」

>他の仲間達の捜索を開始した

>ジュネス内を軽く一周したが他の仲間を発見することは出来なかった
  それ以前に、このジュネスは何かおかしい

花村「入口はシャッターが閉まってて、外に出れねーし」

花村「おまけに店内薄暗くて不気味だし、誰もいねーし、どーなってんだよ」

鳴上「……」

??「お困りのようだねぇ」

鳴上「!」

>前方から誰か歩いてくる
  薄暗くはっきりとはしないが、あれは……

足立「やぁ、君たち久しぶり」

花村「あ、足立!?」

鳴上「どうしてあなたが…」

>あの事件以来、足立は警察に捕まっているはずだ
  その足立がなぜここに……

足立「面白いゲームするって話を聞いてね」

足立「取り調べと留置所も飽きてきたし?君たちも参加するってゆーから、僕も参加することにしたんだ」

花村「ゲームだぁ?どーゆーことだよ!」

足立「ハァ、んながっつくなよ。せっかくのゲームなんだしさ、楽しまなきゃ」

足立「あははは」

鳴上「これは足立さんの仕業なんですか?」

花村「そうだ!俺達の仲間を何処へやったんだよ!」

足立「さっきから質問ばっか。そーゆーの萎えるからやめにしない?」

鳴上「……足立さん」

足立「……」

>足立はじっとこちらの様子を窺っている

足立「ま、いっか。今回の黒幕は残念ながら僕じゃない」

足立「誰かは知ってるけど、言わない」

足立「そっちのが面白いだろうからね、くっくっく」

花村「こいつ!」

足立「まぁまぁ。そんなキレやすい十代の若者にさらにおまけ」

足立「今回のゲームは鬼ごっこだってさ」

花村「鬼ごっこ?」

足立「なんでも捕まったら命より大切なものを失うって話だよ?」

足立「お~怖っ」

>そう言いながら足立は楽しそうに笑っている

完二「……」

>いつの間にか足立の後ろから、完二が忍び寄ってきている

鳴上「!」

>声をかけようと思ったが、どうも様子がおかしい

>気配を殺しゆっくり近づき
  その目はギラギラ光り

>あれは獲物を狙う、捕食者の目だ

鳴上「……」

>足立は完二に気付いていないようだ

>……


1.足立さん、後ろ後ろ
2.そっとしておこう


>>12

2

完二?「捻くれキャベツ~、んゲットォオオオオ!!」

>完二のルパンダイブ!!

足立「おっと」

>足立はかわした!

完二?「ふんぎゃ!」

>完二は顔面から床に突っ込んだ
  ……あれは痛そうだ

完二?「……」

>完二は動かない
  気絶してしまったのだろうか?

足立「どうやら、これが鬼みたいだね」

花村「なぁ、あれってよ」

鳴上「……ああ」

>シャドウ……

>それがここにいるということは
  ここはテレビの中なのだろう

花村「悠が言うとおり、テレビん中だと思う」

鳴上「ああ」

花村「でもちょい待って?なんで完二?てかシャドウ完二?」

鳴上「鬼なんだろう」

花村「それもまぁ分かる!ギリ分かる!でもS完二じゃなくてもよくね?」

鳴上「……」

>足立が言ってた、命より大切なもの……

鳴上「貞操?」

花村「アッー!」

花村「やっぱしなー!こいつ出てきた時点でそーじゃないかなーって思ったんだよなー!」

>花村はとても嬉しそうだ

花村「嬉しくねーよ!!」

足立「んー、僕が思ってたゲームとは違うみたいだね」

足立「つまんなそうだし、帰ろうかなぁ」

>足立は腕を組みながら考え込んでいる

S完二「隙アリィ!!」

>なんと!
  S完二が起き上がり足立を羽交い締めにした!

S完二「ン~、油断しちゃあ、アッ駄目駄目ぇ」

足立「……」

>羽交い締めにされ、足立は身動きがとれない
  このままでは足立は……

足立「このままじゃ何?僕がこいつにやられるって?」

足立「さっき君たちが言ってたけどさ、ここ、テレビの中」

足立「つまり」

>ペルソナが使える!

足立「ご名答」

足立「やれ……マガツイザナギ……!」

S完二「……」

足立「……」

花村「……」

鳴上「……」

>しかし、マガツイザナギは現れない

S完二「一緒に一緒に、天国までごーとぅーへーる!」

S完二「いくぜオラァ!!」

>足立は連れ去られてしまった

>去り際に世の中がどうこう言っていたが
  S完二の嬌声で足立の言葉はかき消されてしまった

つづく!

感想ご意見ご希望どしどしよこしやがれください

花村「と、とりあえずだ、俺達は助かったんだよな?」

鳴上「おそらく」

花村「ハァ~…マジであれが鬼なのかよ…」

>とんでもないゲームに巻き込まれてしまった
  なんとかしてここを脱出しなければ

花村「だな。他のやつらのことも気になるし、こんなとこからはさっさとおさらばしようぜ」

??『そう簡単にいくと思うクマ~?』

>突如クマの声が何処からともなく聞こえてきた
  声はたしかにクマのものだが、やはり様子がおかしい

花村「クマか!?てめぇ!こりゃどーゆーこった!」

クマ?『みんな退屈そーだったからぁ、クマが楽しい楽しいゲームを開催したんだクマ』

花村「全っ然楽しくねーんだよ!つか洒落になんねーつーの!!」

クマ?『でもヨウスケホモじゃん?』

花村「違うわ!!」

鳴上「……」

花村「お前もあからさまに距離あけないでくれるぅ!?」

クマ?『今鬼はSカンジ一人だけど~、後でどんどん追加してくんでよろしクマ~』

花村「……マジかよ」

クマ?『あっそうそう。言い忘れてたクマ』

クマ?『ここはペルソナが使えない結界が張ってあるから要注意クマよ~』

クマ?『ほんじゃバハハ~イ!』

>そこでクマの声は途絶えた

花村「……」

鳴上「……」

>あたりは先ほどの騒ぎが嘘のように静まり返っている
  不気味なほどの静けさだ

花村「なぁ…これからどーするよ…」

鳴上「一刻も早くここから脱出したほうがいい」

鳴上「だがみんなのことも心配だ」

花村「……だな」

>花村は何やら考えこんでいる

鳴上「みんなのことを探しつつ、脱出の糸口を探そう」

>目的は決まった

>仲間の捜索と脱出への糸口を探す
  ここは二手に別れたほうが効率がよさそうだ

花村「……」

>花村は何か言いたそうにこちらを見つめている

>……


1.二手に別れよう
2.一緒に行動しよう


>>31

2

鳴上「何があるか分からない。念のため一緒に行動しよう」

花村「お、おぉう!俺もそう言うと思ってたんだ!」

>花村はほっとしたようだ
  一人で行動するのが心細かったのかもしれない

花村「さっきは大雑把にしか見てねーから、今度はしっかり調べて回ろうぜ」

鳴上「ああ」

>花村と共にジュネスをもう一度調べて回ることにした

鳴上「鬼に気をつけてな」

花村「それな」

花村「ところでよ、ちょい気になったんだけど」

鳴上「?」

花村「今回ホモから逃げ回るわけじゃん?」

鳴上「ああ」

花村「てことはよ、逃げるほうは男メンバーだけになるんじゃねーか」

鳴上「俺と陽介と完二か」

花村「あと足立だな」

花村「女子はどーなるんだ?」

鳴上「……」

>女子たちも何処かで逃げ回っているのだろうか……

>ジュネス モニター室

天城「あ、鳴上君たち移動するみたい」

りせ「きゃーセンパーイ!」

里中「……」

直斗「……」

>天城とりせは楽しんでいるようだ
  どうにかして二人を助けにいきたいが……

天城「でも厳重にロックされてて開かないし」

りせ「仮に捕まったとしても命を落とすことはないってクマの書置きにもあったし」

天城「そうそう。ここは大人しくモニターで二人の様子を見てようよ、千枝」

里中「えー……」

里中「直斗君は二人を助けに行った方がいいと思うよね?」

直斗「勿論です。しかし、ここを出ないことにはどうしようもないのが現状ですね」

里中「探偵の七つ道具的なのでさ、ぱぱっと鍵開けらんないかな?」

直斗「簡単な物ならそれも可能なのですが、ここのロックは僕の手には負えません」

里中「そっかー…」

天城「あぁ!またS完二君が二人に接近中!!」

りせ「きゃー!センパイ逃げてー!でも捕まった所もちょっと見たいー!」

>二人はとても楽しんでいる

直斗「と、とにかく、この室内でも何か出来ないか考えてみましょう」

直斗「ここはモニター室。僕の考えた通りなら、アレがあるはずです」

里中「あれ?」

直斗「ありました!店内放送に使うマイク!」

里中「あっ!これがあれば鳴上君たちに指示が出せる!」

直斗「ええ!先輩!前方に巽君が待ち伏せています!」

直斗「すぐに引きかえして逃げてください!」

>直斗はすぐさま放送で二人の危機を知らせた!

花村『その声は直斗か!?』

鳴上『陽介!それよりも早く逃げよう!』

花村『おう!』

>モニターには踵を返し、走り出す二人が見えている
  これで捕まることはないだろう

里中「間一髪、だったかな」

直斗「危なかったですね。しかし、このマイクがあればなんとかなりそうです」

>安堵していると
  背後から凄まじいプレッシャーを感じる

天城「……」

りせ「……」

>天城とりせの二人だ
  どうやら今の助太刀が気に入らなかったらしい

天城「直斗君、ちょっとマイク貸してね」

直斗「あっ」

天城『鳴上君、花村君聞こえる?』

>店内のスピーカーから天城の声が聞こえてきた

花村「ああ、ばっちし聞こえるぜ!」

鳴上「さっきは助かった。ありがとう」

鳴上「他のみんなは?」

天城『女子は全員いるよ。私たちモニター室に閉じ込められてるの』

花村「つーことは俺達のことも見えてるんだよな」

天城『うん、見えてるよ』

鳴上「また危なくなったら、さっきみたいに放送で教えてくれ」

花村「マジ頼む!!」

天城『任せて!』

天城「任せて!」

>そう言う天城は怪しく微笑んでいた

里中「あれ絶対嘘教える気だよ」ヒソヒソ

直斗「その可能性はありますね」ヒソヒソ

>自分たちがしっかりしなくては……

つづく!

>ジュネス モニター室

りせ「おーっと!また背後からS完二が忍び寄ってきたー!」

りせ「なんだあの歩行は!?まるでホラー映画のワンシーンを見ているようだぁ!」

りせ「解説の天城さん、あれは一体!?」

天城「あれはスパイダーウォーク。かの有名ホラー映画、エクソシ…」

里中「実況してる場合じゃないでしょ!?鳴上君たちに知らせないと!」

天城「もぉ、千枝ノリ悪い~」

里中「いい加減にしなさい!」ビシィ

直斗(……漫才のようだ)

里中「二人とも気をつけて!またS完二君が迫ってきてる!」

鳴上『何っ!?』

花村『マジかよ!』

花村『前と後ろ、どっちだ!?』

天城「前と後ろって、なんだかエッチだね」

りせ「花村先輩のえっちー!」

里中「お黙り!!」

直斗「……」

里中「S完二君は!」

天城「……」

>隙をついて里中のマイクを奪い取り
  自分が話すことも出来る

>……


1.奪い取って本当の情報を教える
2.奪い取って嘘の情報を教える


>>52

2

天城「前から来てるよ!」

里中「ゆ、雪子!?」

花村『ッケイ!てことは』

鳴上『引きかえすぞ、陽介!』

花村『おう!』

>モニターには踵を返し、走り出す二人が見えている
  すぐにでもS完二と鉢合わせになるだろう……

里中「あー…」

りせ「天城先輩……」グッ

天城「……」グッ

直斗「親指の位置おかしいですよね」

>ジュネス 専門店街

S完二「お久お久お久ぶりんすぅ」

花村「げぇ!完二ぃ!?」

花村「前からじゃなかったのかよ!」

鳴上「さっきの放送を聞いて、回りこまれたのかもしれない」

花村「くそっ!放送作戦はもう使えねーか!」

鳴上「……」

>万事休すだ
  どうにかしてこの場面を乗り越えないと大変なことになる

>……


1.陽介を囮にしよう
2.あー!あんなところに仕事帰りの汗臭いガチムチガテン系のお兄さんが!


>>55

2

鳴上「あー!あんなところに仕事帰りの汗臭いガチムチガテン系のお兄さんが!」

S完二「まじぃ!?」

>S完二は必死にあたりを探している!

鳴上「今だ!逃げるぞ!」

花村「お、おう!」

>隙を見て一目散に逃げ出した!

花村「はぁ…はぁ…もう走れねぇぞ…」

鳴上「追ってはこないな」

>どうやら逃げ切れたようだ

花村「あー、マジであいつの顔見たときは心臓止まるかと思ったぜ」

鳴上「ああ」

里中『二人とも、なんとか無事みたいだね』

>また放送が聞こえてきた

花村「なんとかな」

鳴上「だが、もう放送作戦は使わないほうがいいかもしれない」

里中『実はそのことなんだけど……』

>二人にことの事情を説明した

花村「嘘の情報だぁ?」

鳴上「じゃあ本当は後ろから来てたのか」

里中『……うん』

花村「ざっけんな!何考えてんだ天城は!!」

天城『そっちのが面白いと思って』

鳴上「一理ある」

花村「ねーから!全くねーから!!」

里中『あの後あたしが上手くフォロー出来ればよかったんだけど』

里中『あたしも混乱しちゃって…ほんとごめん!』

鳴上「二人とも無事だったんだ、気にするな」

鳴上「ともかく、放送作戦はまだ使えるってことでいいんだな」

里中『うん!次は絶対大丈夫だから!』

花村「絶対本当のこと言えよ!絶対だかんな!?」

天城『……振り?』

花村「振りじゃねぇ!!」

つづくぅ?

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