霧の王とニンゲンのおはなし【P4G】 (318)

諸注意

時期外れだけどペルソナ4およびアッパーバージョンのペルソナ4Gのネタバレだらけです
真犯人とか完全にバラしてます、そのくせ内容はほのぼの
ただし相変わらず書き溜めなど出来なかった
捏造、捏造、そして捏造とキャラ愛で出来ています
自己満です、自己満
キャラなんてほんの数人しか出ません






以上をお許し頂ける場合のみ閲覧でお願いしますべ




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The world is fool of shit.....








それはほんのささいなお話。




それは本当に魔の差したお話。




それは世の中に絶望したお話。




シャツがびちゃびちゃに濡れている。
雨なんて降ってないのに。

これって、あれかな?
僕の汗、なのかな?

ははっ、おかしくて笑えてくる。
悲しくて笑えてくるよ。
まさかさ、こんなに脆いなんて。

世の中に絶望した。

…何かいたね、そんな漫画の主人公。
でもさぁ、あんなもんじゃあないんだよ。

僕の絶望は。
僕の渇望は。

世界はどうしてこんなにも僕を認めないんだろう。
一応エリートだったはずなのに。
どっから狂っちゃったんだろう、僕の人生って。

きっと、きっと…そう。

この胸の中の苛立ちは、
今抱えているこの思いは、



……羨ましかったんだ。

何も知らないではしゃぐガキどもが。
かつての汚れていない僕みたいで。

エラーエラーエラーって邪魔されるよっ
明日にするよっ

え?ああ、ごめんごめん。
僕がひとりでに喋っちゃっても何も分からないよね。
そりゃそうだ。かなり不親切な文章になってるなぁって思ってた。うん。
ちょっと今僕が置かれている状況を、整理してみようか。

あ、でもまず大事な事を最初に言うよ。
一回しか言わないからちゃんと聞いててね。






僕は、このど田舎で起きた連続殺人事件の真犯人だ。


どう?びっくりしちゃった?
…何だよ、ちょっとは驚いたっていいじゃないか。そんなにリアクション薄いと、面白くないんだけどな。


まぁ、何て言うか…正直、そんな事は今どうでもよくってさ。

なんでかって?
いやさぁ、これがウザい事に、バレちゃったんだよねー。
都会から転校してきたって言う転校生とその仲間達って言う、これまたものすごくウザいグループに。


僕が学生の頃なんて………いなかったよ、こんなにウザくて、ヌルくて、そんで、そんで………。



こんな、夢ばっかり見てる、バカみたいにキラキラした奴らなんて。

で、今僕はと言うと…世界の裏側に行ってキュー、只今逃走中!ってとこ…かな?
うん、これはとても面白くない番組だな。
「マヨナカテレビ」でも流すに相応しくないんじゃない?ほんと。

もっとざっくりと、まぁそうだ…角切りキャベツみたいに言えば、僕はテレビの中にある、人間ではない者…シャドウ、と呼ばれる奴らの世界に逃げ込んでいた。
情けない事に、僕ったらあいつらに追い込まれて…こんな危ない世界に入るしか、もう手段無かったんだよねー。
絶対来たくは無かったんだけど、
けれどその割に、この世界はどうやら僕を歓迎してくれるらしい。

いよいよ追い詰められて頭がおかしくなったって思われてたらどうしよっか。

……信じるも信じないもどっちでもいいんだけどね。
どうせこんな話しても、堂島さん信じてくれないし。僕だってきっと信じないし。

そもそも僕が直接殺した訳でもないのにギャーギャー言うし。

え?あ、うん、まぁそっか…小西さん?って言ったっけ…あの子は確信犯的にテレビの中に入れたけどさぁ。
けどだから何?

僕は殺してない。

でもまぁ、立場的には真犯人、いわゆる黒幕様ってとこかな。
真犯人って響き、かっこいいよね。ちょっと憧れてたんだ。
単純に捕まりたくなかったのもあるけど。

そんな訳で僕はこの訳の分からない、まるで法則や法律のない異空間に逃げ込んだ訳だったんだけど……、




そこにあったのは、歪に壊れた見慣れた街並み。

何だか相反する言葉を並べ立てているけれど、でもこれが事実だ。
「KEEP OUT」のシールがあちらこちらに乱雑に貼られていて、恐らくコンクリートの残骸であろうものが道をせき止めている。

片隅には、道路標識。
誰かが落ちていく危険な標識。
どっからか終わってしまった僕の常識。
打ち捨てられている信号が、色を無くして倒れている。


マガツイナバ市。

だっけ?
違ったかな?

確か漢字に直すと、禍津稲羽市。

そう呼んで、そう呼ばれる世界。

誰かの心の世界で、僕の心の世界。



ふと、

誰かが、呼んでいる気がした。

>>17
ラス...ボス...?

>>18
×ラスボス
△人によってはラスボス
◯さよなら足立的な意味でラスボス

ここまでも妄想
ここからも妄想

僕は夢でも見ているんだろうか。
いや、夢ならどれだけいいだろう?

でもこれは現実で、
これは真実で、
これが事実で?
ああ、何だよもう。

…やっぱり、世の中クソだな。





「私はアメノサギリ」

「それ、さっきも聞いたよ…」

うんざりしたって感じで言ってやる。

「人の子よ……【可能性を持つ人の子】よ、私に教えてはくれないか」


はあ、人の子ですか。
それってさ、あのガキ共に向けて言ってるよね?
僕が子ってのはどうなの?
ねぇー。
聞いてる?


「ニンゲンとは、どのような生物なのだ」


……やっぱり聞いてない。

だから言ってやるんだ、声を張り上げて。
僕は声を振り絞って。
心臓バクバクさせながら。


「ニンゲンがどうかって?」

「この世の中がどうかって?!」

「可能性が何だって?!」



吐き捨てる。
ガムみたいに。
唾みたいに。



「………クソだよ。世の中クソだ」




「お前は」

「何だよバケモノ…お前は黙ってろよ!!」

ズキン、
ああ、頭いてぇ。

「この世の中にはな、選ばれた人間ってのがいるんだよ!お前は選ぶ側だから知らないだろうけど!」

「………」

「そいつらは初めから持ってるんだ、才能って言うもんを…初めっから重課金状態でゲームスタート出来るプレミアチケットを」

「………そうか」

「分かんないんだよそいつらには……僕は、僕が………っ!!」

「なるほどな」

「何がなるほどな、だ!どうせお前も思ってるんだろ!」


なんで、お前なんだよって。
なんでお前がエリートぶってんだよって。
なんでお前が偉そうにしてんだって。
なんでお前が。
お前が。
お前が。
おまえが。
オマエガ。


………頭が割れそうだ。

じゃあ初めからなんにもない僕は、どうしたらよかったんだよ。
なんとかかんとかやってきた僕は。
この世界に、殺されてればよかったのかよ。
これは、そうだな………はは、正当防衛ってやつじゃないの?

しまいにゃこの世が全部シャドウのもんになるんでしょ?

あはは、ウケる。
マジウケる。






「ならば何故泣く、人の子よ」






「え?」







その塩水がコンクリートを叩くまで、僕はその事実にも気付かないで、頭の痛みに耐えていたんだ。

「お前は知っているのではないか?」

「…何が、って言うか何を」

「この世界は、実のところ素晴らしいと」

「………」


はっきり言おう。
絶対に、違うよ。
それは違うよ。


「お前は知っているのだ」

「失いたくないモノがある事を」

「護り続けてしまった事を」

「最後まで、踏み込めない事を」




なんだ、知ってるんだ。
そう言う事だけは。


「私は見ていた、この世を、この街を」




「お前を」



ズキズキ、と頭が痛………




くなくなって。







その両目は金色になっていたんだろう。


「………やっと来たんだ、彼ら。」


悪のフォースに飲み込まれたジェダイってこんな気分だったのかなぁ。
僕はそれでもどこか能天気に、そんな風に思ったりしていた。

ぜんじつ








「菜々子」

「………俺は」

「………」

「………」

「………ッ!」

「…行ってくる……言ってくる」

「あの人にちゃんと」

「………だから」







そして、そんな夜が明けて、それから。





「すごいすごい、よくここまで来たね」



分かっていても、知っていても、割り切っていても、
やっぱりどっか納得いかなくて。




「…褒めてあげるよ。」




何故が、どうしてが、頭の中でぐるんぐるん回っていて。

答えが見つからないまま、俺は。

これだからガキは嫌いだ。
結局犯人当てて喜んでただけなんだろ?
世界が広いって事を知らないんだろ?

お前らは選ばれた人間なんだよ。

初めっからチケットを、持っちゃってる人間なんだ。

だから分からない。
僕みたいな大人の言葉が。
だから切り捨てる。
そうやって、子供みたいに駄々こねてって。

お前らもいつしか思うんだ、僕みたいに。
僕みたいに。




「…世の中クソだな、って」




僕の中で何かが割れた。


ここなら銃撃ったって
汚い言葉使ったって
自分に仮面被せなくたって

人殺したって

僕が変わってしまったって、

「マガツイザナギぃぃぃぃっ!!」


………気付かないでしょ?

君達にいい言葉を教えてあげよう。
井の中の蛙、大海を知らず。
………ちなみにさ、その後に「されどその空の青さを知る」って続くやつは、後年の作り話らしいね。
僕は結構好きなんだけどな、あの話。

え?

突然話が飛び飛びで分かりにくいって?


まぁそう言うなよ、いわゆる走馬灯みたいなもんなんだからさ。
あはは、そもそも初めっからおかしいなって気付くべきだったんだよ。
これはほんのささいなお話なんだから。

僕だって、もっとちゃんと順序立てて説明をしたかったけれど、
けれどもうダメみたいだ。


自分の憎さに。
自分の弱さに。
自分の甘さに。

支配されたのは僕の方だ。

それでもどっか頭の片隅で、
なんか違うんだって綺麗事叫んでる自分がいて、そのせいで頭が痛くって痛くって。






ある少女は言いました。

「その禍々しいイキモノは、確かに私達を傷付けたのですが、しかし、おかしいんです。」

「あのイキモノ、まるで自分を傷付けているように苦しんでいるから。」





「………何だよ、つまんねぇな………」



結果クソだったのは僕って訳だ。はは。
濁った笑いしか出ないよ。


「さようなら、【可能性を捨てた子】」




その後僕はどうやらあの目玉の親玉に操られたりしてたみたいだけど、あいにく覚えてないんだよね。
そりゃそうだよなぁ。
僕の体を使ってあいつがなんやかんやしてたんでしょ?
それに僕にはもうどうでもいい話だし。

だって結局、あのアメノサギリってやつは僕の望んだ破壊者じゃなかったんだ。

なんだよつまんねぇ。

霧も晴れるってさ。

もっとつまんねぇ。

しかもマガツイザナギもいなくなったし。

ちょーつまんねぇ。

でもなんでだか、どっかホッとしてる自分がいたのが悔しい。


「…僕を殺しに来たんだろ?」

満身創痍で、僕はそれでも強がった。
世界が消えないなら僕が消えればいい。

けれど力ももう出なくってさ。


「………行けよ、お前は僕とは違うんだろ」

「そんな事するかよ…あんたには罪を償ってもらうぜ」


絶望する気力ももう残ってやしない。


「それが俺らの生きる世界だろ」


「ああ……」

死なない事は、果たして救いなんだろうか。

拝啓、堂島家の皆さん…と、ハイカラなヒーロー君へ。


おかげさまで僕は結局生きている。
このクソみたいな世界で。

はああ、これでよかったのかな?

やっぱりあの時、君に殺してもらえばよかったよ。

なんてったってここ飽きちゃうんだよね。
すっごい飽きちゃう。
なんにも面白い事ないし。

これなら堂島さんのしごきの方がまだ大変だったかな?
あはは。

……僕は謝らないよ。
絶対に。
僕自身のためにも。
僕の世界のためにも。


それにこんな世界なんだから、第二・第三の足立が!って展開もありじゃない?
え?
……無し?
またまたご冗談を。

色々あったけど、言えなかった事ばっかりだ。

でもそう言う時はこう表現するべきなんだろう。


ありがとう。

シリアスここまで
「本当に足立がエリートなら左遷されないのでは?」
「なんでマガツイザナギを使ってる時に頭抱えてたの?」
とかその辺りを盛り込んでみた結果がこれだよ


ここからはギャグ
むしろこっちが本編

「私はアメノサギリ」




アメ「………」

クニ「………」

アメ「………クニノサギリよ」

クニ「どうしたアメノサギリ」

アメ「我々は霧散したのではなかったのか」

クニ「………」

アメ「………」

クニ「………謎の呪文を聞いた」

アメ「どのような呪文か教えよ」

クニ「…【ニシュウメ】…と言うらしい」

アメ「………【ニシュウメ】?」

クニ「つまり2011年を無事に過ごしたはずのあの新たな可能性の子が再び2011年を過ごすそうだ」

アメ「………なんと面妖な」

クニ「故に奴は我々を知っているそうだ」

アメ「話が早いな」

クニ「………ああ」

足立「あっれぇ?何してんの?」

クニ「お前何故ここに」

アメ「アダッチーか」

足立「…その呼び方辞めて」

アメ「む、しかしあの元シャドウがそう呼んでいたが」

足立「あのねぇ…一応のラスボスが僕に向かってアダッチーはないんじゃない?」

アメ「そう硬い事を言うなモブッチー」

足立「ならまだアダッチーの方がマシだったよ」

クニ「ところで何故ここにいるアダッチー」

足立「当然のようにアダッチー呼びだね!世紀末だよ!…そうそう、僕も気付いたらここだったんだ」

アメ「これもあの術の仕業か」

クニ「恐ろしいな【ニシュウメ】」

足立「あ、二周目なんだ…」

アメ「お前ニシュウメを知っているのか!?」

クニ「お、教えろアダッチー!ニシュウメとは何だ?!」

足立「あー、やめてやめて怖いから」

アメ「時に足立」

足立「…何?また僕の体使って何かする気?」

クニ「また?お前以前に何かされたのか?」

足立「え?いや、しゃべっ…た?」

アメ「そういえばそうだな」

クニ「私もその位ならやった」

足立「何その張り合い方」

アメ「我々は合体して巨大な目玉となり目から怪光線も出したぞ、なぁ足立」

足立「そうなの?って言うかそんな事してたの?!」

クニ「わ、私だって生田目を使ってせ、銭湯に行ったりした!」

足立「シャドウ外出れたの?!あ、霧の日?!」

アメ「やむを得ん、足立………我らも銭湯に行くぞ」

足立「何の張り合いなのこれ?!」

P4G流の悪ふざけ


ちょっちおーふろ
これ前半と後半のテンション差がえぐい

キャベツ祭り開催中


足立「」キャベツなでなで

鳴上「………」

>そっとしておこう………



シリアスとギャグはどっちが需要あるのか悩む日々
おやすみキャベツさん

ななこえにっき


今日もお兄ちゃんがおみまいにきてくれました!
もうげんきだから、お家にかえりたいと言いましたが、おいしゃさんがまだかえっちゃダメだよと言うのでかえれません。
だからななこは、お兄ちゃんがおみまいにきてくれるととてもうれしいです!

お兄ちゃんが、わるい人はつかまったんだよ、と言っていました。
わたしがよかったね!とわらうと、お兄ちゃんもわらっていました。

そのかわりお父さんがちょっとさびしそうでした。






「…気付いてたのか、菜々子」

「………そりゃ、そうだろ」

「………だって、あいつは………」

サギリ劇場・弐



クニ「アメノサギリよ」

アメ「どうしたのだ、クニノサギリ」

クニ「いやな、私のこの格好の話なんだが」

アメ「………(目を逸らす)」

クニ「アメノサギリよ」

アメ「なんだクニノサギリ」

クニ「私のこの格好について新たに分かった事がある」

アメ「……一応聞こうか」

クニ「生田目が教えてくれたのだが…」

クニ「その…【アヘ顏ダブルピース】と言うらしい」

アメ「アヘ顏…ダブルピース…?」

クニ「ああ…」

アメ「マハ◯◯ダイン系の魔法のようなものか?」

クニ「分からん…」

アメ「そうか…」

クニ「今、人間の世で流行っている…ハイカラなポーズだそうだ…」

アメ「ハイカラなのか…」

クニ「人間とは意なものだな」

アメ「ああ………」

クニ「………」

アメ「………」

クニ「滅ぼすか………」

アメ「そうだな………」

常にノンジャンルなP4Gネタを投下し続ける予定、又の名を俺得スレ。私だけが見てる

こまけぇ事突っ込んじゃいけないサギリ劇場のだいたいのイメージ
アメノサギリ→人によってはラスボス様。戦闘時の半分位の大きさのイメージ。このロリコンどもめ!
クニノサギリ→アヘ顏ダブルピース。一回死んだくせに生田目に寄生するニート。
足立→好物?はキャベツ、アメノサギリの人柱。まさかのツッコミ…一応常識人。
マガツイザナギ→裏番。「んー」「あだちー」「まかすわー」の3語で回す。赤い。
生田目→名前しか出ない。
マリー→2周目だから色々開き直ってる。
クマ→クマはクマクマ?
完二君→多分バイ。


今後
もぶっちーのサボり話色々
俺の嫁千枝の話

一発落ち複数…続きなんてない


1
鳴上「(シャドウ)コロシアイ学園生活?」


生田目「私も参加していいのか…」
クニ「アヘ顔ダブルピースwwwww」

りせ「………うわぁ………」


2
日向「犯人はお前だ…花村」

花村「ちょっ……ま、待てよ!俺が小西先輩を殺す訳ねぇだろ?!」


3足立「俺ら大人Gays」

足立「おとながいっ!がいっ!がいっ!」ぽいぽい

足立「待ったなーしーのかいーものー」ぽいぽい

足立「………」

>ヒランヤキャベツ
>ヒランヤキャベツ
>ヒランヤキャベツ


足立「……あれ?」

アメ「たまには浮上して人間の世界を見るぞ足立」

足立「なんで僕に言うわけ?それ」

アメ「何故って私、腕が無いから浮上出来ないし……」

足立「あ、ああ……」

アメ「………」

夜中に目が覚めたからとあるバレンタインの嫁のはなし





「鳴上君」

優しい声がする。
いつもは聞かせてはくれなさそうな、ふんわりとした声がする。
チョコみたいに、あまったるっくて。

幸せが胃もたれしてしまいそうな。

「私ね……君が自慢出来るような女の子になりたいんだ」

そう言って、彼女は海を、もしかしたらもっと遠くを、じっと眺めた。
チョコのフレーバーが、2月の海にほのかに香って心地いい。
あとはこれで、チョコを作るのがもう少し上手ければね。
なんで湯せんで、チョコに直接お湯を入れちゃうんだろうなぁ。
…こりゃお返しには、ちゃんとしたチョコ作ってやらないと。

「信じられないんだ。君が私を選んでくれたって事が」


あはは、バカ言うなよ。


お前じゃなきゃ嫌なんだ。
>だが、それを言う勇気はない………。
例えステータスがカンストしてても。
きっとちょっと俺は怖いんだろう。

この幸せは、果たしていつまで続くんだろうかと。

もっと言うと、本当にあのサギリ達がもう現れないのかも曖昧だ。
今回はいいだろうけれど、もし。
もしも、これから未来。
何かあったら。

千枝………。


「このまま、」

段々、心音が大きくなって、

「…一緒になっちゃえばいいのに」

ふたり重なって、

「とくん、とくんって」

…そして終わりが来なければいいのに。




そして来るべき3月の終わりの日。
その予感が的中してしまうのが、俺の最後の不幸だったのかもしれない。
最初で最後の甘ったるいチョコレートみたいな日をごくりと飲み込んで、俺は最後のダンジョンに足を踏み入れた。

僕が警察になった理由?
ああ、簡単なもんだよ。

だってさ、拳銃持てるじゃない?

法的にさ、必要なら拳銃撃てるし。
いい職業だよねぇ。
あ、だからさぁ、拳銃が全員ちゃんと働いてるなんて思わないでよ。
きっと誰かしら、僕みたいに不純な動機でやってるやつっているって。
拳銃がかっこいいから入りたいと思いました!
…何が悪いの?
学校の部活に「先輩のなんちゃらがかっこいいから入りたいと思いました」って言うのと、大した差はないんだ。
言ってる事のレベルで言ってしまえば。

それこそさ、よく見かけない?
ほら…、路上でバカみたいにスピード違反ばんばん捕まえてる警察のヒトとか。

あれだって僕から、あるいは周りの大人から言わせりゃ、何らかの諦めた人間なんだぜ?
よく言うじゃない?「あんなのばっかり捕まえて点数稼ぎしやがって」って。
つまんない事してるなぁって、たまーに思ったりしない?

実際やってる事ってつまんないと思うんだよね。


理想と現実があんまりにも乖離しすぎてて、

それでなにやったらいいか分かんなくなっちゃってさ、

………ほんとウケる。腹痛い。

生きて行かなきゃいけない世界の片隅で、出来もしない事をやりたくってちょっと足掻いたりもがいたり、してみてるだけだよ。
ほんとつまんねぇよ。そんなの。

でも、世界ってのは案外残酷だ。

君達は子供だからまだ知らないのかもしれないんだけど。
あるいは、君達には既に予約席が用意されているから、僕の話なんかには耳を傾ける必要がないのかもしれないけれど。

普通の大人には、そんな席はないし、大した能力もない。

だからこれは本当に幸運だった。
天啓だった。
恵まれない大人代表になれた事は本当にラッキーだったよ。
お陰様で、こんな悪の親玉と同調も出来たんだ。
お礼だけじゃ済まないね?

君達の意思を僕が折らなきゃ。
総意を「私」が確かめなければ。
だって世界は君達だけのものじゃないんだ。

したくない事が多くて、
見たくない物が多すぎて、
………知りたくない事が、増えすぎて。

だから紛れてしまえばいい。
全部、霧の中に。
消えてしまえ、全て。
影の中へ。

世の中、何もかもが知るべき事実なわけじゃない。

好奇心が猫を殺すように、時に、その好奇心は人をも殺す。
「ペロッ……これは青酸カリ!」なーんて出来るのは結局漫画だけなんだ。
ねぇ、君達はその辺分かってるの?

「だからって人を殺していいわけねぇだろ!」
「あなたの言ってる事は、ただのガキの言い訳よ!!」

ああ、はいはい。
わかった………分かった。

あと僕、人は殺してないんだけど。
そんながっつり法律違反するわけないじゃない。


「寂しいのは、どっちだろうな」


………君には言われたくなかったよ。


本当はああなりたかった。
そんな事は言えなかった。
言ってしまえば、地面がもろく崩れてしまいそうで。
僕だって、やりたいんだよ。
全力出してさ、こう…何て言うか、やんなきゃなんないんだろうって思うし。
頑張りたいよ?
頑張ってみたいよ。
でも、なんだかんだ理由付けて出来ないから僕は大人なんだろう。

どうにかこうにか自分を上手に騙くらかして、何とか自分を取り繕って、現実といい感じに折り合いつけて、



………で、結局僕がしたかった事って何だったんだろ?

始めからからっぽだから、何にもないのかな。

そんな言い訳が通用する程、世界は甘いものじゃないって僕は知っている。
学校の先生も、あるいは家族も、すぐに将来の夢って言うものを持てと言うけれど。
その夢ってのは輪郭のぼやけた、本当に大した事のないもんで。
それをいつまでも振りかざしていると、強制的に現実を見ろと叱咤される。
かと言って夢がなければ、現実から一度目を逸らせと言われる。

ねぇ、結局どっちなの?

今時のヘドが出そうなヒットチューンには、そんなのがゴロゴロあるんでしょ?
なんかさぁ。
愛がどうとか、お前を一生離さないとか、会いたくて会いたくて震えるとか。
夢がどう、大きくなったらどう。
真実がどう。

ありふれたワード書き並べて、ちょっと歌って、何か男性ラッパーとコラボなんかしちゃったりして、
それ聴いてやれ「感動しました!」「今年一番好きな曲です!」とかって。


あーあ。

…世の中クソだな。

「世界の総意は」

霧の中の悪魔が一つ目で僕を睨んだとしても怯む事ってのは全くなくって。

「みんな思ってるさ、こんな世界は」

悪意に満ち足りていたこの世界に受け入れてもらう事なんて、容易かったし。

「…なくなっちゃえばいいって」

学生でさえ、学校がなかったらいいのになんて思うんだし。
その学校への思いが横道にそれて、この社会に対するヘイトに変わっただけなんだ。
小物でもいい。
間違っててもいい。

それでも僕は声高らかに言ってあげるよ。

やっぱり、世の中はクソだなって。


「第一さ、現実受け入れられないからやってるんでしょ?…ゲーム。」

そこに目を伏せて善悪語る時点で、どうかしちゃってるんだよ。君は。

改めて読み直したけど、どうかしてるのは私だ(ギロッ)



アメ「…足立」

足立「何だよ化け物…」

アメ「私は現世を常に見届けている」

足立「うんああ、なんかそんな事言ってたね」

アメ「………ろりこん、とはなんだ」

足立「」アムリタソーダブーッ


なんかこんな感じてアメノサギリに日本語教える「アメといっしょ」近日公開、俺得

ー序章


菜々子「あっ、足立さんだ!こんばんは!」

足立「あ、菜々子ちゃん。珍しいね…って」

鳴上「………どうも」

足立「なんだ、君も一緒だったんだ」

鳴上「ほら、菜々子」

菜々子「あ、そうだ………はい!」

足立「………なにこれ」

菜々子「えっとね、お兄ちゃんが「友達いなさそうな足立さんにピッタリのゲームだよ」って言って渡したらよろこんでくれるって!」

足立「子供ってのは残酷だねえ、ずかずかと僕の気にしてるとこに踏み込んでくるじゃない」

鳴上「」ぷーくすくす

足立「君もねあんまり大人をバカにするんじゃないの!」

鳴上「…だって、友達いなさそうじゃないですか」

足立「」

菜々子「………きらいだった?ゲーム」

足立「…え?あ、ああ、そんな事ないよ?あはは」

菜々子「じゃあ!やったら教えてね!」

足立(50円のシールが貼ってあるんですがそれは…)


足立(って言うかPS用?!今の時代?!)

菜々子「じゃあね!またね!」

鳴上「やったら教えてください(笑)」

足立「それ以上やったらほんと留置所に送るよ?!」




足立「PS用で50円ってひどいな!変だなとは思ってたけど!…まぁいいや、暇するよりは…」



ーそして



ういーん


足立「とても都合よく部屋の押し入れからPSが出てきてよかったなー(棒読み)」

足立「…ん?画面真っ暗だな…壊れちゃった?」



くわっ!

アメ「故障ではない!私のどアップだ!」

足立「」

アメ「ふん…人間よ、可能性をもたらす人間よ、よくぞこのアメノサギリに目をつけたな」

足立「お前が目だろ…」

アメ「目ではない、私はアメノサギリだ!」

足立「………会話成立しちゃったよ、すげぇな」

アメ「それはそうであろう、私はお前と話をしているのだから」

足立「」

P4Aを見たので





クマ「ハートを撃ち抜くぞ(はぁと)」

ずっきゅううううんっ

菜々子「」ぱあああっ

堂島「どうした、菜々子?」

菜々子「………菜々子も出来るかな」

堂島「ん?」

菜々子「菜々子もハートをうちぬくの出来るかな?」

堂島「」

菜々子「おとなになったら出来るのかなぁ」

菜々子「クマさんもおとななんだねぇ」

堂島「お、おう」

菜々子「はーとをうちぬくぞー!」


ずっきゅううううんっ



鳴上「堂島さん、俺…菜々子と結婚します」

堂島「」

花村「馬鹿野郎!菜々子ちゃんは俺と結婚すんの!毎日行けるぜ、ジュネス!」

クマ「ベイビーちゃん…大人の魅力に目覚めたんだね?クマもハートを撃ち抜くクマ!」

一条「じゃ俺も菜々子ちゃんの花婿に立候補しちゃおうかなー?」

長瀬「なんでお前も混ざってんだよ?!」

小西弟「俺は…別に…撃ち抜かれてない、ですから」

足立「僕も」

菜々子「みーんな大好きー!」

うおおおおななこおおおおっ

足立「あの、な、菜々子ちゃ」

菜々子「でも菜々子、お父さんが一番好きだよ!」

堂島「………な、菜々子…!」

足立「僕も………」

鳴上「そっとしておこう………」

イゴール「ベルベットルームへようこそ………ふぉっふぉっふぉっ」


鳴上「チェンジで」

イゴール「?!」

ダンガンロンパとのクロスを何個か考えた結果



鳴上「ペルソナっ!」バキーン

苗木「」

鳴上「?!」

花村「すっげぇ…それがお前のペルソn…いや人じゃね?!」

苗木「………あ、ごめん鳴上クン、着てくるの忘れちゃった」

鳴上「着て来る?」

苗木「イザナギ」

鳴上「イザナギなのか」

苗木「うん」

花村「どう言う事だおい!これ!」

鳴上「花村、お前も出して見てくれ」

花村「ああ、意味わかんねぇもんな…ペルソナ!」パキーン

桑田「」

花村「また知らねーやつ出た?!」

そして続いた




足立「すごいすごい、よくここまで来れたね!褒めてあげるよ!」


~中略~


花村「テメーは選ばれたんじゃねぇ…ただの人殺しだ!」

鳴上「行くぞみんな!」

りせ「これできっと最後…全力で行こう!」


鳴上「ペルソナっ!」パキーン

苗木「」

花村「またかよ?!」





千枝「あ、苗木君」

雪子「直斗君のダンジョン以来だね」

花村「」

直斗「そういえばあなたにはあの時のお礼を言い忘れていました…ありがとうございます」

苗木「そんな別に…ボクは」

足立「この世界は間も無く変わるっ!新しい世界には(ry」

雪子「そう言うのが子供の癇癪なのよ!」

苗木「希望は前に進むんだ!」

花村「会話も普通に進んでるぅー?!何これ、違和感あんの俺だけ?!」

完二「先輩…」

花村「完二、まさかお前も」

完二「違和感がどーの言ってねーで足立の野郎をひっ捕まえましょうよ!」

花村「」

足立「マガツイザナギィィィィっ!」バキーン

りせ「えっ!?な、なんで…ペルソナ?!」

狛枝「」

花村「」

苗木「」

狛枝「………来ちゃった。」


花村「………は?」

苗木「鳴上クン!」

鳴上「ああ!ジオだ!」

苗木「ボクに任せてー!」バリバリバリ

花村「普通に技使っちゃったよ?!」

狛枝「ぐっ!」

足立「だが!」

狛枝「この程度の絶望で!」

足立「僕達は止まらないよ!」

アッハッハッハッハ!!



花村「何だろう、勝てる気しねーんだけど」

◯モノクマがもしペルソナ陣を閉じ込めてたら
◯あだっちーのシャドウまじヤバイ
◯キャベツの妖精さん出ておいで
◯サギリ劇場・参
この辺そのうち書く

「お前は僕で…僕はお前なんだ…」


足立「はは、まさか…」

影足立「ま、そこに座ってよ!」

影足立「あ、ごめんごめん!人が来てるのにお茶も出さないで!」

影足立「カバンとか適当に置いてさぁ!」

鳴上(これがシャドウ…だと…?)

影足立「ほんといっつも大変だよねお仕事、今日も徹夜でしょ?」

影足立「ああ鳴上君も!来年受験なんだから今の内に勉強しなきゃだめだって」

鳴上「」

影足立「たまには自炊しなきゃダメだよ?ああ僕はいいのいいの、僕より君の事が心配なんだから」

鳴上「もうこっちが足立さんでいいんじゃないかな」

足立「鳴上君?!」

ギャグ漫画日和的なノリで書きたい



足立「めんどくせぇ…何だよキャベツの妖精って舐めてんのか人間」

千枝「うおっ!なんか出た!!」

足立「あー?ああ、ども」

千枝「喋った!」

足立「キャベツの妖精でーす(真顔)」

千枝「えっ?よ、妖精…いやキャベツの?!何それ?!」

足立「こっちが聞きたいよ!なんだよキャベツの妖精って?!ほんと世の中クソだな!」

千枝「うげ、初対面のおっさんに愚痴られた…」

足立「もー!おっさんって呼ばないで?!まだそんなに年食ってないから!」

千枝「いや知らないけど!?」

足立「あのー…うん、僕と契約して魔法少女になってよ!」

千枝「?!」

足立「あれ、おかしいな、この言い方が最近流行ってるって聞いたんだけど」

千枝「ちょ、色々とおかしいんだけど!!?」

足立「あのさぁ、なんかいちいち突っかかって来てるけど?ねぇ、魔法少女だよ、なれるんだよ?なりたくない?」

千枝「その前に色々と!!」


…つ、続かない

鳴上「そう言えば俺達何でペルソナ使いになれたんだ?」

クマ「それ聞くクマ?」

花村「勿体ぶってねーでさっさと教えろよ!」

クマ「ダメ人間だからクマ」

花村「」

って感じのペルソナ量子結晶はよ

鳴上(ああここは普通の人間には見えない世界だからあそこにいるエビのスカートの下が見えてしまっても仕方が無ーーー)
がっ
鳴上「あーっとつまづいたー!」
>ブフ
クマ「何してんクマァァァ?!」

とか

鳴上「なん……だと……?」

花村「眩しい!眩しい笑顔で立ちくらみするぜ!」

マスター「そう、これが」

リア充時間(ふわふわタイム)!!

とか

生田目「私を忘れるとは何事だぁ!?」

とか

足立「でもあれかなー!?そこまで言うなら霧とか晴らしちゃおっかなー?!」

鳴上「」

とかはよ!!

みんなもやってみよう


1パーティを男子だけにします

2マガツイナバに突っ込みます

3衣装を着替えます

鳴上「行くぞ!」

花村「つか何で女装!?このタイミングで?!」

完二「先輩!最後にパッと花ぁ咲かせましょうよ!」

クマ「そうクマ!あのずっこけデカのアダッチーをビビらせるクマ!」

花村「女装の使い方がおかしいんだよお前らは!!」


4そのまま最終戦に入ります


足立「……あれ、もう世界変わった?」

花村「いろんな意味でな……」

鳴上「行くぞみんな!」

花村「なんでお前はそんなにやる気なんだ?!」

足立「まぁいいや、お前らみんなここで死ね!女装のままで!」

花村「い、いやだ!女装で死ねるか!!」

完二「うらぁぁっ!!」


結果:みんな死にたくないので全力で頑張ります。

鳴上「ペルソナといっしょ」



鳴上「……」

鳴上「ここは現実世界だよな」

鳴上「……」ちらっ

イザナギ「」

鳴上「……」

鳴上「……なんで?」

イザナギ「俺の事はナギとでも呼んでくれ」

鳴上「」

ナギ「俺は人間になりたくてテレビから出て来たんだ」

鳴上「」

映画p3→初夏
PQ→6月
P4UU→夏
P4D→秋
P5→冬

センター試験→1月

うごごごごごご

P4UUにキャベツ参戦おめでとう!マガツイザナギもきっと出るよね!
そしてPQの時点では足立さんはまだ生きてるし!

シャドウに呼ばれて目覚めるマヨナカ

>>73
きっとシャドウシステムがあるからシャドウ足立も出るよね!
あの金色の目のカッがまた見れますよね!でもまずはUから始めます

あとPQですがもしかしたら事件後1年経ってる可能性が出て参りました
U2やG後日談よりももっと後…?
つまり既にタイーホされてるかも…うーんこの

今後の霧の王スレ
◯キャベツとサギリの漫談
◯キャベツの独白
◯キャベツ祭り
◯他幾つかの4G・4Aネタ

アメ「で行こうと思うが」

足立「だから何でそれを僕に言うの」

アメ「……」

足立「見たいものだけを見ればいい…ってやつ?」

アメ「……足立、ここまで言えば分かるな」

足立「分かるわけないよね?」


要約すると「この世界を見てるやつよ!何か見たい話があるなら教えろよ!このナナコン共!」とアメノサギリ談

キャベツ祭りに先駆けまして



花村「やるしかねーな……」

千枝「やる、って何が?」

花村「いや、それはあれだ」

【祝P4U2参戦決定!足立さんのイメージアップ作戦】

花村「……だろ」

足立「」

雪子「確かに(黒幕的な意味で)イメージ悪いかもしれないけど…でも自機だよ?」

クマ「そうクマ!タイーホされてるから追加は来ない来ないと言われてたのに、その予想を遥かに裏切っての追加だクマよ?」

直斗「つまり、足立さんを待ち望んでいた人が一定層いたと言う事です」

足立「…そうなの?」

直斗「ええ。でなければ参戦の理由が分かりません」

千枝「足立層恐るべしだよ………」

雪子「ドラマCDの時を思い出すね」

(P4無印のドラマCDになんで足立がいないの?と言う声が多かった事から、Vol3にして初登場した件。
なおP4AのドラマCDには同じような理由で足立主役回が存在する。以上どうでもいい豆知識)

完二「こんなヘタレデカの出番なんざ無くたって構わねぇってのにな」

アメノサギリ「」ギロッ
1「キャベツに謝れ」

雪子「……あれ一定層なの?」

直斗「いえあれはバカ軍団です」

ちょっと君真夜中に僕起こすのやめてくれないかなぁ
………折角ちょうどいいんでどーでもいい考察投下

P4Aにおけるマガツの解釈について

こないだようやく見終わったんですよ、アニメ版。
…ええ……何かが引っかかってるんです。重要な何かが。
僕から質問があります。
…24話と25話について、足立さんの目の色が金色ではない事が分かりました。
足立さん……何か知りませんか?

「う、うるさいなぁ…僕が知ってるわけないだろ?」
「どうせそんなの、岸監督が「こっちの方がいい」って考えたに決まってる!」


というわけで
Aでは24話・25話のマガツイザナギ戦の足立は「目が金色じゃない」わけです。え?金色だった事もあるかな?
いやね、それでも少なくとも序盤(入口とか増殖した時とか)は金目ではなかった。これには何か重要な理由があるんじゃないかなと。
コメンタリー聞いてないのでこの辺の監督の解釈は分からないのですが考察だけでもしてみます。

P4・P4Gにおける足立は、主人公達が部屋到着時には既にシャドウと一体化?しており、その両目は金色だった。
そして本体もまた同じように金色の双眸を持ち、いかれた理屈とともに銃をぶっ放してくるわけです。
「世界の意思に好かれた元々の足立」よりも「向こう側の世界に生まれたシャドウの足立」あるいは「悪意ある世界のシャドウたち」が優った結果が金目であり、
同時に己を…強制なりなんなりで受け入れた結果生まれたのがマガツイザナギ。
ただしその能力自体は本人の意思を超えているが故に、反動が頭痛という形で現れる。
(本人の姿を保ったままペルソナ発動と言う辺りが割と重要。足立自身がどこまでを望んだかは不明ですが、少なくとも自分の意思ではないだろうと言う感じ。)
…と言うのが私の感想、と言うか解釈。このスレの序盤も大体はそのイメージで進めてます

一方Aの足立はと言うと、基本普段の足立…が数倍ラスボス臭漂わせるイケメン化していたわけで、両目は金色ではなかった。
………と言うか金だった?もっと金でよかったよ?あれだとふつーに足立が世界の意志と同調して強くなってる。
「世界の意思に好かれた足立」が優った?あるいは、単に金目足立=マガツイザナギ?
でもそれだとマガツイザナギ登場シーンの頭痛に対する理由付けが……。
ソファに寝てるし。増えるし。馬鹿野郎ひとりください。
あと「めんどくせぇ…」と言いながら自害しそうになるシーンとかあるんですが、あのタイミングで足立は自害するんかな?と言うのがひとつ。
この辺りは納得行ってないのです。
ハライタァイの言い方は可愛かったけど。
……すいませんね、ながながと。とりあえず現時点での考察まとめたくて落としておきますです。

「ながながと意味の分からない事を…バカ軍団ですか?」

スレ立てるまでもない短編、次回どれか
足立「もう働きたくない」鳴上「」
菜々子「ペルソナ・ラブリーン」
生田目「もしも私がラスボスだったら……」
モノクマ「オマエラには殺し合いをし…あれ、間違えた」
テッド「俺の家に何しに来た?デリヘル以外は頼んでねぇぞ?」鳴上「」
花村「俺だって主役になりたい」
完二「な、直斗!そ、その……す」直斗「………す?」

モノクマ「オマエラには殺し合いをしてもらいます!」



花村「………は?」
雪子「く、クマがwwwww動いてるwwwww」
江ノ島「ありえなくね?」
菜々子「かわいいー」
小夜子「そうね、食べちゃいたいわ…」
堂島「あんまりふざけても仕方ないぞ、警察だ」つ手帳
足立「ああー……そうだ!留置所に送るよ!」つ手帳
マリー「何このクマキモい」
キツネ「コン?」
クマ「クマ?」


モノクマ「どう言う事なの……」

モノクマ(高校生だけと思ったらふつーに大人いるし)

モノクマ(子供もいるし)

モノクマ(と言うかキツネいるし)

モノクマ(ましてクマお前はダメだ)

モノクマ(つーか残姉!馴染んでる場合じゃないよねぇ?!)

モノクマ(え?苗木とかは?どこ行っちゃったの?!)

江ノ島「」遠い目

モノクマ(え?なんか間違えたの?なんなの?バカなの?死ぬの?)



~中略~


モノクマ「と言う訳でDVD見やがれ!」

モノクマ(よく用意出来たなこの短期間で!私様頑張ったマジ頑張った)


クマ(街は滅んでるクマ?!ホームランバー食べられない…でも確かショクドーにあったクマ…)

クマ「くまぁ~」ぽわんぽわん

モノクマ「えっ」

足立「なーんだ滅んじゃったんだ外…まぁいっか」ぽわんぽわん

モノクマ「えっ?」

マリー「………意味わかんない。これなに?投げて飛ばすんじゃないの?」ぽわんぽわん

モノクマ「えっ??」


>コロシアイが始まらない………
>そっとしておこう………

ぽわんぽわん=花みたいなエフェクト

~中略~


モノクマ「えーと、オマエラの秘密を外の世界でばら撒きます」

クマ「」
マリー「」

モノクマ(さすがに堪えてるな)

鳴上「俺達は屈しない!」

完二「それにあんなもん見られた後だしな…別に今更秘密のひとつふたつどーって事ねーよ」

りせ「………うん、そう信じてる」

菜々子「ええっ!菜々子がお兄ちゃんの「そこうちょうさ」してたのバラしちゃダメだよ!」

堂島「自分でバラしてるぞ、菜々子」

直斗「バラす………そうですね、あまり卑劣な事をするようなら貴方を分解(ばら)します」

モノクマ「上手いこと言ったつもりかい?!」

千枝「って言うかさー………」


千枝「外にばらまくんなら、中にはバレないんでしょ?じゃいいじゃん」

モノクマ「えっ」

江ノ島「でも外に出たいっつーの!」

鳴上「落ち着け!」

江ノ島「鳴上、離せよ!止めるな!」

鳴上「落ち着け!!」

足立「ま、どうせ外は滅びてるしね」ぽわんぽわん

鳴上「えっ?」

足立「え?」

モノクマ「え………?」


>コロシアイ…始まるかなぁ?
>そっとしておこう………

どうあがいてもキャベツ

~中略~


モノクマ「ひゃっくおっくえーん」

花村「おっ、か、金!?」

クマ「百億円あったらホームランバー何個食べられるクマ?」

花村「むしろジュネスまるまる一店舗買えるんじゃねーか?」

千枝「あ、はいはい!牛買って見ない?まるまる一頭!」

菜々子「菜々子はラブリーンの帽子がほしい!」

鳴上「菜々子、お兄ちゃんが買ってやるからな」
ハガネノシスコンバンチョーー!!

足立「あれだけあれば働かずに暮らしていけますね、堂島さん」

堂島「おいお前なんで俺に振った?面白くないぞ」

完二「あんだけありゃあみぐるみショップ作れんだろーな…」

キツネ「コーン」くるくる

モノクマ「金もダメですか!?」

マリー「………ねぇ」

モノクマ「なに?!」

マリー「これ何?紙切れ?こんなもの欲しい人なんているの?」

モノクマ「」

マリー「ほんとにわかんないよ、人間はこんなの欲しいなんて」


>始まりません殺るまでは…

>そっとしておこう………

嫁は千枝

~中略~


モノクマ「あれからしばらく経った」

モノクマ「なんだか分からないけどたまに学園の中がもくもくしている」

モノクマ「しかも何人かいなくなりやがるし」

モノクマ「原因が分からない…」

モノクマ「その上残姉があいつらと仲良くしてやがる」

モノクマ「仕方が無いので」


~中略~


モノクマ「と言うわけで内通者はその江ノ島さんだよ!」

モノクマ「つーかなんなら江ノ島じゃなくて戦刃!別人だよ!」

花村「知ってたぜ?」
キツネ「こん」
クマ「ジュンチャンがお着替えしてたとこを見てたクマ」
菜々子「あのね、髪の毛はうぃっぐって言うんだって!」

モノクマ「」

もくもく………

モノクマ「ん?何この霧…」

鳴上「………また霧が出てきたな」

千枝「あっちゃー…向こうもバタバタだね」

戦刃「………あ、あの、あのね、私」

直斗「行きましょう、戦刃さん。…クマ君の世界を助けに」

堂島「おう、無理はするんじゃないぞ」

モノクマ(あっれぇ?ボク抜きで普通に話進んでる?)

足立「くそ、霧の王…僕だって殺してやりたい位だよ………!」

モノクマ(お前一番ボクに近かったのにパーティインしたのかよ)

戦刃「私も協力する。…任せて」

モノクマ(えっ残姉も?)

ね、がんばるよ

~中略~


モノクマ「そうだよ、ボクが犯人だよ」

江ノ島「江ノ島盾子ちゃーん!」

クマ「ジュンチャン…ここにいたクマね…!」

戦刃「ようやく会えた!」

鳴上「いや、何か様子がおかしい……」

江ノ島「へ?」

シャドウ「我は影…真なる我…」

江ノ島「」

鳴上「お前が黒幕か!」

花村「大事な部分もあったけど色々すっ飛ばしすぎて訳わかんねーなおい!!けどやるぞ!相棒!」

鳴上「もちろんだ!」

りせ「これが最後だよ!先輩!」

ペルソナっ!


花村「ジライヤ!」
雪子「燃えてしまいなさい!」
足立「マガツイザナギぃぃぃっ!!」
戦刃「行くよ!カストル!」パキーン
菜々子「そこうちょうさはへいしゃにおまかせ!」


江ノ島「なんかとりあえず私の負けでいいからみんな落ち着こうぜ?オーケー?」

鳴上君だけニューゲームしても面白くないから鳴上と足立の強くてニューゲーム考えたけど話がまとまりませんでしたまる

足立×直斗の小話は世間的に需要あるのかどうか…

戦刃のペルソナ、勝手にカストルにしてまいました
神話としては双子座のかたっぽ、人間で、軍事に優れたとされるひと
神話ってありだったよね?ね?
なお盾子ちゃんはポルックスの模様

ただ神話によれば、ポルックスさんは「なんでうちの弟死んでん!生き返らせてーや!」と激おこ
仕方が無いのでゼウスさんがポルックスさんの不死の能力を半分カストルに分けて、なんやかんやあって、そのあとふたりで星座になったみたいな
そんな話があった気がしました
あんまペルソナとは関係のない話ですけどもまぁいいじゃないという事で堪忍してください

アテナだとさすがにフェザーピンクと被るし、ワルキューレももういるし…

足立「あー…そのごめんね、稼働初日から僕が使えるわけじゃないんだ。ほんとごめんね」

鳴上「CPUでは出てくるんですかね?そしたらP4U2でもオヤジ狩り出来ますね、足立さん」

足立「」ガタガタガタ

直斗「でも3000円しか持ってませんよ」

足立「買いすぎたんだよ!キャベツ買いすぎたんだよ!!みなまで言わせるなよ!!」

鳴上「どこの大人が3000円で街中うろつくんですか」

雪子「でも確か…Gだと10000円に増えてたよね」

花村「って事はもしかして」

クマ「3000円、3000円ってバカにされすぎてお金下ろして来たクマか」

足立「それはその……」

完二「よし足立お前ジャンプしてみろ」

足立「」

千枝「愛屋の肉丼大盛りでお願いします」

足立「」

鳴上「ころしてでもうばいとる」ちゃきっ

足立「」ガタガタガタ

世の中には5000円しか持ってないのに東京でうな重食って北海道に返ってくる俳優がいてな…

ここは日記帳じゃねーっつーのと皆月くんに煽られそうなのでそろそろ何か書くけどネタがない…






サギリ劇場・参

アメ「クニノサギリよ」

クニ「どうした」

アメ「遂に格闘ゲームなるものが始まったそうだ」

クニ「それを言い出したら随分前から始まっていたのだが、アメノサギリ」

アメ「………」

クニ「ところでやつが何者か知っているか」

アメ「否、私には関係のない話」

クニ「………」

アメ「………」

クニ「………と言っておいて家庭用のストーリーモードで我々がでたらそれはそれで美味しい、とか思ってやしないだろうな」

アメ「」ぎくっ

神話ってーとアイギスもラビリスも?かな?謹んでお詫び申し上げます
P3やりたいです

こうなったらP4U2やりこんでやるぜ!突☆入!

早朝に目覚めたらペルソナタイム

独白、あるいは何かしらの絶望と後悔




こんな街は消えてしまえばいい、と。
僕はそう信じて、そう思っていた。
こんな世界は、なくなればいいんだと。

けれど、それは…正しいのだろうか。

そう思ってしまったのは、
12月に入ったばかりの日の事だ。


最初は、自分に全く疑いがかかっていない事もあって安心していた。


生田目のやつが、いい感じに胡散臭く振る舞ってくれたし、何よりあの手記が決め手だ。
これでもう、今までの事件が全て生田目の仕業と信じて疑わないだろう。
それに色々情報も流しておいた。
謎を解くふりをした遊びももう終わりだよ。
僕はそんな事を思いながらにやにや、唇の端を歪めて探偵ごっこをこっそりと覗き見ていた。

彼らは事件が終わったと思っていたのに、当の生田目を捕まえてからというものの、この街の霧はどんどん濃くなって行く。
街の人間がどんどんおかしくなっていくのを見て、複雑な笑いが止まらなかったよ。
あれはもう人の形をしただけの、ただのシャドウに成り果てているに違いない。

自分のしたいようにする、自分のなりたいようになる。
周りに不安と不信を抱きながら。

やがて世界は反転する。
霧の中に沈む。
ぜーんぶ、ぜんぶ見なくて済むんだ!

あはは!


そう、思っていた。

あの日まで。

「おにい、ちゃ………」

「大丈夫、お父さん………来るから…、だから、だから…」

「おに、…ちゃ………こ、わい………よ………」

「………なな、こ?」




12月の厳しい冷たい風が隙間から入り込むような、そんな、沈黙。

そして、直後、咆哮。


慟哭が病室を突き上げる。








そんな事僕は知らなくって。
いや、ほんとに知らなくって!
こればっかりは事実だよ?本当に、後生だから。


僕はこんな事になってたなんて知らなくって。
………また堂島さん、病室を抜け出したんだって思って、菜々子ちゃんのところを目指したんだ。

堂島さん、看護師さんに言われた事分かってんのかなぁ。

自分だって重症なのに、なーに無茶してんだよ!全く…。


あんまり、無茶しないでくださいよ。
また倒れたらどうするんですか!
早く元気になってほしいんです。

そりゃあれですよ?
生田目は逮捕出来たし、あまつさえ容疑を全部かけられたのは結果的によかったんですって。
でも、それで堂島さんが怪我してたら………そんなの、僕にとっては逆に失敗とも思えてしまうんです。

毎日張り合いないんですよ。
生きてる感じがしないんですよ。

そんでそこに刺激くれたのは、あるいはこんなど田舎でも多少は我慢出来てたのって言うのは、多分きっと堂島さんがいたからだと思いますし。

ああもう、柄でもないなぁ!

でも………。


僕、堂島さんがいないと…。


ん?

何これ。
僕、堂島さんがいないと、何だよ?
嘘でしょ、何これ。

寒い寒い!
ヌルいヌルい!
…世界ぶっ壊すって言ってる人が、たかだか一人の上司を何だと思ってるって?

それに、何かあれだ、僕が堂島さんを…あの、その、に、人間として好きみたいなそんな風になっちゃってるし!

複雑だった。
正直、僕にとっての堂島さんはどんなものなのかを真面目に考えたのはその時が初めてだったかもしれない。

果たして僕は、この人に消えて欲しいと思うだろうか。

そして菜々子ちゃんの病室に向かったら、既に空気は最悪だった。


がらり、室内から生気を…正気を?失った顔で堂島さんがよろよろと出て行く。
僕は鈍感にも、何が起きたのか分からない。


「あれ…みんな、どうしたの…?」


人なんて、他人なんてどうでもよかった。

だから、気付かなかった。


「………」


けれど、空気を察した。

あのガキどもが、廊下で嗚咽を漏らしている。
こんな状況が出来上がるのは、

まさか。

可能性を頭で否定したいがそれは出来ない。
しちゃいけない。

それは、僕が望んでいた結末においての過程で、きっとどうにもこうにもならない、回避のしようがない事件なのだ。
いずれみんな形無く、等しくみなシャドウになってしまうんだから、関係ないはずなのに。


何だよ、この感じ。


「まさか、堂島さん…」


最悪の結末が待っている。


「………! ま、まずい、あっちは生田目の病室…!」


けれど、そんな事を口にしながら、

どこかで生田目に全てを背負わせられればと思った僕の、最後の毒がゆっくりと僕の心を壊して行く。
良心なんてものは、そこに欠片もない。
被害者面ってもんだ。

そうだ、あいつが悪いんだ。

偶然だった。

生田目と堂島さんの病室を確保出来なくて、同じ稲羽の病気に入れられたのは。

と言うか、田舎だからデカイ病院がなかった。
だから田舎は嫌いなんだ。
普通、被害者と加害者の病院ってのは分けるもんだろう?
なんで一緒の建物なんだよ。
僕が昔いた本庁ではねぇ…え?この話はいいって?

それは僕にとっては好都合で、
いや、あるいは僕だけが好都合だったのかしれないけど。
どこかでこんな…堂島さんが生田目を殺しに行くような、そんな光景を僕は望んでいたんだ。

間も無くそれは現実となり、全てが終わる。
この稲羽の事件は、容疑者死亡で終わるんだ。

…それじゃつまらないから、霧は街を滅ぼすんだろう。


何と無く分かっていた。
この霧がおかしいのも。この世界が反転してたのも。
向こう側が危ない事も、
それに…シャドウ?あれの事だって探偵ごっこをこっそりと覗き見ていれば全部分かる。
僕って案外秀才でしょ?あはは。

テレビの中なんて望まず、入らずでもこの位は分かるんだ。

入ってしまえばどれだけ分かって、どれだけ出来るようになるのか。
ワクワクはするけれど、僕自身がここに入るなんて最終手段すぎやしないかい?

間も無く世界は変わる。

テレビに入るより前から…そう、ずっと前から、この霧はどうも僕を迎え入れてくれるみたいに思えた。

僕だけはこの霧で体調を崩さなかった。

みんな霧に消えてしまえばいいのに。

そうすればきっと僕の願った世界になるんだろう。



なのに、なんでだろう。

なんでこんなに。






…虚しいんだろう。





巽完二に解放されて、苦しさで悶える廊下でひとりきり、その胸の虚空の訳を探していた。

程なく。

生田目の病室に堂島さんが突っ込んで、僕がそれを止める。
大事な娘を殺された父親の怒りは収まらない。
真夜中の病院では二度も聞けない程の怒号が飛び散らかしていた。
けれどすぐさま、まだ塞がっていない傷口が開き始めて、堂島さんが苦しそうに病室前でしゃがみ込んだ。

「だから無理しないでくださいって言ったのに…!おい、早く医者を!」
「あ、は、はい!」

病室の警護をしている警官を使って、堂島さんを運んでもらう。


廊下に倒した、松葉杖。

それを拾いながら、虚空の訳を問いかける。


…何だよ、この感情。
なんでだよ。
何でこんなに、いきなり、この霧や、向こうの世界が憎く感じたんだよ。
なんでこんな事するんだよ。
どうしてこうなったんだよ。
何も殺す必要なんてないじゃないか。

それに…こっちの世界もクソだ。
なんで女の子ひとり助けられない?
彼女は…菜々子ちゃんは頑張ったのに。
あんなにも、未知の存在と戦っていたのに。


僕の、何だかもう説明の付けられない、もはや責任転嫁にもほどがあるこんな思考回路はどんどん焼き切れて行って。


思わず、歯を食いしばった。

堂島さん…。


「僕だって、殺してやりたいくらいだよ…!!」


誰に向けて言ったのか、どうにも整理がつかなくなって漏れ出した怒りは。

それは、何よりもこんな僕自身に向けられたセリフ、だったのかもしれない。

P4A24話のあの台詞の訳を考えたらこうなったよの巻
と言うのも、足立が本心からあれを言ってるように思ったので、じゃあどういう心境だったんだって事を考えてみました
しかしたちの悪い事にこれ全部妄想である

直斗「先輩達が笑えないアホになってきた」




鳴上「花村!セ(ピー)させてくれ!」

花村「」

雪子「」

千枝「」ビフテキクシブーッ

鳴上「………なあ花村」

花村「聞こえてたよ!つか、いや、はあ?何言ってんの?!」

鳴上「ならいいよな!まずは屋外で」

花村「待て待て待て待て!なんでオッケー前提?つかそれ以前になんで俺?!」

鳴上「………思い出してしまったんだ、俺は男が好きだ」

花村「」

雪子「みなぎるね」

千枝「なんで?」

りせ「あ、先輩ー!」

鳴上「りせか」

完二「うーす」

鳴上「完二ぃ!」ぱああ

千枝「ほんとだ、明らかリアクション違う」





直斗「敵ペルソナのメパトラがまだ残っているんじゃないですか?」

雪子「そん、な…わ、私回復したよ?」

直斗「ですが他に可能性は……」

鳴上「何の話だ」

直斗「ああ、先輩。いえ、先輩が突然男好きになったのは混乱しているか「大きなお世話だ直斗、お前が男ならよかったのに」

りせ「」

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それは、完結の物語。



ミナヅキ「俺があの程度の男と共犯…?はは、笑わせるな」

ゆかり「何?どう言う意味?!」

謎の青年、ミナヅキショウ。

足立「僕はちょっと上に用があるんだ……それじゃね」

鳴上「あ、ま、待ってください…!」

かつて稲羽を混乱に導いた連続殺人犯。


交わるはずがない意図が交わる時、
稲羽を襲う事件ーーー

順平「………ありゃ、停電か?」

変貌する街。
そして………。


千枝「師匠!今助けますから!」

真田「だから師匠と呼ぶなと言ったはずだが…?」

ラビリス「何でなん!?だってあの時は…」

クマ「まだ消えてないクマ?!」

皆月「とりあえず消えちゃいなよ!」

りせ「先輩、ダメ!テレビの中は危険なの!」

風花「私達、捕まってしまって……」

ゆかり「あの人…この事件に関係ないんじゃないのっ?!」



ミナヅキ「この世界は……!」


ーーー謎はまだ、残っている。


P4U2大絶賛!稼働中!
足立?あー、多分タイムリリースじゃない?(適当)

直斗「先輩達のバカ軍団化が止まらない」




ここまでのあらすじ
花村が鳴上に拉致されて数日、久しぶりにあったらバカになってた


鳴上「花村!いや、陽介!」

花村「悠!」

>だいしゅきホールド


直斗「何ですかあれ………」

雪子「たまらないね」

千枝「何が?!」

りせ「なんかこういうのも…あり、なのかな…?」

千枝「ち、違うと思うよ!?目ぇ覚ましてりせちゃん!?」


花村「なぁ愛棒、次はどんな事すんだ?」

鳴上「ああ、今度はこの小瓶を飲んだ陽介を放置しようと思ってる」

花村「すげー面白そうじゃんそれ!」

鳴上「ははははは」


…稲羽警察署

堂島「最近やけに家に男友達を連れ込むと思ってたが…悠、あいつは…」

千枝「なんとかしましょうよ、堂島さん!」

堂島「ああ、勿論だ。これはまずい」

りせ「ほんとですよ、先輩がおかしくなっちゃったんですし…」

堂島「俺以外にもいやがったな…」

千枝「………」

りせ「………」

雪子「………ありだね」

直斗「ナシです」

直斗「まさか、警察までバカになるなんて…」


ここまでのあらすじ
鳴上と花村がホモになったから堂島さんに相談しにいったらもうホモになってた



…堂島家

鳴上「ただいま」

堂島「おうおかえり。今日はひとりだな?」

鳴上「勿論です」

堂島「菜々子、俺と悠はプロレスごっこをしてくる(真顔)」

菜々子「う、うん」

鳴上「堂島さん強いからなぁ(震え声)」

堂島「バカいうな、若いお前の方が強いだろ(歓喜)」



…さらに数日後

堂島「ただいま」

鳴上「おかえりなさ…あ」

足立「こんばんはーっと…ああ、ごめんね邪魔しちゃって」

堂島「………どうだ?」

鳴上「………」

堂島「………」

鳴上「ありですね」

堂島「だろ?」

足立「え?な、な、何ですか?」

鳴上「恨むなら」

堂島「自分を恨めよ」

足立「な、なんの事ですか?(震え声)」

鳴上「菜々子、俺達プロレスごっこしてくるから!」

菜々子「う、うん(これが小学校で流行ってるホモォ…だね…)」

アンガールズ田中「マヨナカテレビって何ぃ~?ねぇ~!」


菜々子ポジションがアンガールズの天使こと山根になります
山根「お兄ちゃん」

基本は足立とサギリさん
ほんとは足立とサギリがほのぼのと会話するスレのつもりがなぜかこうなった

もちろんあれです
見たいものを見ようとする外の世界の力が働いたら、もしかしたらそれ以外もあるかもしれません
千枝ちゃんそのうち

家庭菜園ネタはアンソロではかなり弄られてました
さすがに足立にキャベツぶちかますのはなかったですね
私も!足立戦の時!ヒランヤキャベツ余らせてました!!

直斗「この街にはバカしかいないんですか?」


ここまでのあらすじ
ヘタレキャラが花村と足立で被ったと気付いた鳴上が次は完二を狙ってる


鳴上「完二」
完二「何スか先輩」

鳴上「完二っ!」
完二「うっす、先輩」

鳴上「かーんじ!」
完二「何なんスか?!」


ジュネス フードコート

完二「最近先輩にちょくちょく誘われんだけどよ…何か背筋がぞわぞわすんだよな…」

りせ「ど、どうしよう…完二のやつ、どんどんおかしくなってってる…」

千枝「やっぱ鳴上君達を止めなきゃね…!」

雪子「え?いいじゃない、完二君も楽しそ」

直斗「迷惑そうですよ?!どこに楽しさを見出しました?!」

千枝「とにかく完二君を鳴上君達から離せば…」

「ああ、やっぱりここかぁ」

千枝「…え?」

足立「やあ、お揃いのとこ悪いけどさぁ、巽完二?ちょっと事件があってね、任意同行してもらおうか」

完二「はぁ?!俺は何もしてねーよ!」

足立「はいはい、詳しい事は署で聞くから…」

完二「そもそも任意同行なんだろ?行かねーぞゴルァ!」

その後なんやかんやあっておっぱらった



直斗「迂闊でした…堂島さんがおかしいんだ、部下の足立さんにその影響が出ないわけがない!」

鳴上→花村

堂島→足立

直斗「かくなる上は鳴上先輩を殺すしか…」

千枝「物騒な話になってきた!?」

直斗「こうなったら、バカ軍団を始末するしか…」



ここまでのあらすじ
突入☆



直斗「結局巽君も救えませんでした」

雪子「薄い本がさらに厚くなるね」

千枝「?!」

直斗「…とにかく今は、早く彼らを元に戻す事を優先します」

りせ「って言うかバカクマどこ?こないだからどこにもいないんだけ」


↓こんな感じで歩いていく軍団一行
鳴巽クマ足花


りせ「………ど?」

りせ(間違いなく連行されてる………)

直斗「まあクマ君の場合、今までが女性に手を出しすぎでしたから。お灸を据えてもらえばいいでしょう」

千枝「男好きになるのがお灸なの?おかしくない?!」

雪子「クマさんと堂島さんって言うのもありだね」

千枝「?!」

直斗クンも男が好きなんだろう?
先輩達も男が好きだから、きっと話し合えば分かりあえるよ!

>>130


やってみた


直斗「ち、違いますよ!僕は確かに女性ですから男性の事が好きになります、ええそれは。間違いなく…普通の女子高生とそこは余り変わりませんよ?でも僕はそう言う事ではなくて、男性同士の恋愛だとか性行為はおかしいんだと言うのを言いたくてですね」

足立「はぁ…これだから無知なガキは困るよ。いいかい?かつて江戸時代に武士の間で流行った本があってね。これ「葉隠」って言ってさ、かつては全部読んだら燃やしたって位、当時の禁書なんだけど…この中で30そこらの男性が、50歳にもなろうという老武士に宛てた詩とか出てきちゃうんだよ…何が言いたいかって言うと」

直斗「貴方は論点をズラしすぎです足立さん、僕が言っているのは倫理観の問題ですよ!もしも倫理的に問題がないと言うのであれば明確に分かるように証明が欲しいですね…証拠はあるんですか?それに、生命活動を行うと言う点においてもやはり男性同士の性行為というのは」

足立「白鐘君、ほんとに分からずやだねぇ!あのね、倫理観の問題で言えばそれって君の視点でしか物事を見てないからそんな風に言うんじゃないか。それにとあるアンケートでは、男性の実に約7割が同性との性行為をしてみたいと答えたって言う結果だって出ちゃって」

直斗「第一誰に需要があるんですか!」

雪子「」ノシ

直斗「」

足立「」

雪子「いいよね…裸と裸のぶつかり合い!私も最近飢えててさ、これからてるたいみたいな濃厚な描写のあるものとかやらないかな?」

直斗「」

足立「」

独白、あるいは自分に対する自制と後悔





ずっと一緒だった。

何をする時も一緒だった。

ふたりはきっと仲良く出来てるんだって、
そんな事、思ってたんだ。


結局、そうでもなかった。


そりゃね?
そりゃさ…雪子は、綺麗だから。

あの子がモテるのって普通だと思うんだよね。
なんで彼氏のひとつも作んないかなー。
花村がイヤなのは分かるけどさ。

あー、そうだ!雪子の弱点知ってるかも、あたし!
えーっとね、そう……雪子は料理出来ないんだよ!

え?

………あ、はい…スイマセン……。


あたしも出来ません……。

それはいいんだよ!そんなのは!


けど、たまに思う時はあった。

なんで雪子なんだろって。


雪子にはあたしに無い物が全部ある。
容姿、家柄、お金、人気、知恵、勇気、ちょっとのプライドと周りへの気遣い。

全部ある。

振り返って自分を見たら、それはどれひとつとってもあたしには無かった。


隠れ人気がある?いや、隠れてないで出て来なさいよ!
家柄だって普通だしさ、あたしん家。
だから当然お金だってない。
そしてさらに人気もない。
ましてチエなのに知恵がない!
ううー、バカって言わないでよ。

だから思う、
なんであの子には全部あるんだろうって。


それは確かにあたしが選んだはずの道なのに、それでも、なぜか疑問がある。

あたしはどうしてあたしなんだろう。

だからあんなものが来て、焦った。
……シャドウ。


あたしがずっと忘れようとした事、あるいは、雪子への嫉妬や欲望が膨れ上がってしまって、
それは……止まらない。



「守ってやるなんて言って」

やめて、やめて。

「守られてるのはあんたの方でしよ」

……お願い、やめて。



雪子様々なんでしょ。


その言葉が銃になり剣になり。





「………雪子っ!!」

あなたは自分を籠の中の鳥に見立てた。
けどね、
違ったんだよ。

結局自分を盛り上げて、奮い立たせて、なんとか嘘ついて塗り固めて、変なプライドの真上に立ってたのがあたしだ。

知らない世界を知らないまま。
見たくない現実を見ないまま。

あたしは籠の中の鳥みたいに、アホみたいに、狭いところで喚いていた。


こんな場所にいるから、飛べないんだとか。
こんな自分だから、飛べないんだとか。
………言い訳がましく爪を立てていた。
そんな現実が嫌いで、この霧に紛れそうになった。

でもね雪子………



「信じてくれるなんて思ってないけど、」

「あたしは雪子を親友だと思ってる!」



炎逆巻くその部屋で、声を張り上げても結局届かない。

届けたいわけじゃないから、
自分にそう言い聞かせて意識を集中した。


「……行くよ!ブフ!」


氷の壁がフロアに乱立し、大きな鳥が音を立てて倒れた。
無様に。

無様に。


そのずっと奥の方に、着物の雪子は衰弱して倒れている。
無様に。

…無様に。



それを果たして笑おうとするのが、私の本心なのだろうか?


最後まで結局分からない。

でも無様だったのはあたしだって同じだ。
だから今、こうして億劫もなく立ってられるし、助けに来れたんだ。

そうだよね?



隣から暖かい雰囲気を感じた。

もう、ひとりじゃない。

ふたりきりじゃない。


……行こう?雪子。あたし達はずっと、自分に嘘ついてたから。

チエは私の嫁

やっぱりチエチャンはいいよね
お転婆に見えて、本当は女の子らしさに憧れててさ
素直で不器用な所が実にいい。愛でながら、こう、時々歪めたくなる衝動が…


あと、ホモに対する造詣が深そうでびっくりしました(小並感)

NEXT
◯妄想以外何もないキャベツの幼少時代
◯堂島「本庁から来たヤツが危険すぎる」
◯皆月翔君の質問に答えて見た
◯完二「ぶっこんでくんでヨロシクぅ!」
◯ペルソナ達だってマガツイナバ市で普通に生活してる
◯キツネ
◯P4Qの練習をする番長
全部ひどい

>>138
千枝の可愛さはワールドエンド
パーティで一番好きです、戦闘に出す機会が…WEAK取りにくい終盤は辛いですけど

足立はほら、所内一の頭脳派ですから…

直斗「まもなくこの世界は変わります」



ここまでのあらすじ
ジュネス王国が攻めてきた(迫真)


直斗「………ふう、こう言う事でしたか」

鳴上「そう!今までのは色々あって俺に擬態したシャドウが起こしていた事件だったんだ!」

雪子「な、なんだってー(棒)」

千枝「なんでそんな残念そうなの?!」

直斗「あとはあのシャドウ達を消せばいいんですね」

鳴上「ああ…まさかクマ以外にもシャドウが人の形をとる事があるなんてな」

雪子「奇跡が起きたんだね」

りせ「……シャドウ来るよ!」

鳴上「くっ、おじさん達を返せ!」

影鳴上「それは出来ないなぁ~ん!花園にはオトコが必要n「黙れシャドウ」ターン

鳴上「えっ」

花村「うおお!助けに来てくれたのかよぉ!」

完二「ありがてぇ…ありがてぇ…」

直斗「」かちっ

花村「えっ」

ッターン


直斗「悪は滅ぶべし、慈悲はない(激怒)」

雪子「やめてぇぇ!まだクマ×完二本書き終わってないからやめてぇぇ!!」

千枝「??!」

もっと言うと最初足立の名前は「保(たもつ)」だったわけで
CV真殿さんによる自己紹介セリフも音としてあるそうなんですが、保だとヤスと読めるからボツったとか
ゲーム発売前にCV真殿?おいおいボスじゃね?とメタ的なところでバレてたとか
ドラマCDの話とか
足立は話題の尽きない男です

ここはベルベットルームみたいなものなので好きに使ってください

12/5はキャベツ祭りの予定

NEXT
足立「ここはマガツアンカ市」鳴上「?!」
ペルソナ安価スレ、だがまだ立てる勇気はない

花村「超ジュネス級の幸運、ってか?」
鳴上「ペルソナといっしょ」
足立「アメノサギリが幼女だったら」
千枝「カメハメ波出た…」
イゴール「クックック…これはまだ私の第一形態にすぎません」鳴上「?!」
堂島「ペルソナ?何か分からんが撃ったら消えたぞ」足立「」
雪子「分かった、私BLにハマったんだ」

足立の幼少期、ガチ妄想のみ版は5日に出来たら



稲羽市にお住まいの 皆月翔君からの質問

皆月「ははっ、それペルソナ会話って言うんだろ!?どこにいても会話出来んでしょ?!どこまで使えるんだよ!」



実際にやってみた
~ペルトーク!~



花村「おーい、クマ?」

クマ「およ、ヨースケ?むむ、どこにもおらんがな…」

花村「いや俺はお前に話しかけてる、クマ」

クマ「幻聴じゃないのぉー?!」

花村「ほんとに使えたぜ…なぁ、これどうやって話しかけてるか知ってっか?」

クマ「うーん…ペルクマ?」

花村「そうなんだよ!ペルソナ使えばこんな風に会話出来んだ!」

クマ「これはびっくりクマ…」

花村「なぁ、これテレビの外でも使えっかな?」

クマ「………ヨースケ」

花村「ん?」

クマ「ダンジョン連れて行かれなくて暇だからってクマに話しかけるのやめちくれー」

千枝「もう!クマ吉!あんたのターンだよ!?」

完二「直斗…そ、その…す…」直斗「す?」




完二「………す、寿司食わねぇか?ほら、最近愛屋で食ってばっかだったしよぉ…シャドウぶっ倒してっから、か、金はあるぜ」

直斗「なるほど…確かに一理ある、愛屋の丼だけだと栄養が偏るかもしれないからね。食べようか」

完二「お?お、おう…んで直斗はど、どんなネタが好きなんだ?」

直斗「………鯵、とか」

完二「分かってるじゃねーか」

直斗「巽君は?」

完二「ハンバーグ」

直斗「………そう」

アメノサギリが幼女だったら



アメ「あだちー」

足立「呼び捨てしないでよ」

アメ「おなかすいたぞニンゲン」

足立「今度は名詞が抜けてるかな?」

アメ「とにかくはらがへった」

足立「………なにすればいいのさ」

アメ「ごっはん!ごっはん!」

足立「ああはいはい」

アメ「ごはんたべたらニンゲンほろぼそーね!」

足立「はいはい」

ボス戦

足立「あーあ……つまんねぇ」

足立「まぁいいや、どうせ帰るところもないし」

花村「終わった…のか?」

アメ「あだちー」

とてとて

りせ「なんか来るよ?!」

アメ「かたぐるまー」

足立「はいはい」

がしーん

アメ「きゃっきゃっ」

完二「………何スか、この微笑ましい光景」

>分からない

アメ「このたいらかなるせかいに、わたしがこうりんするのだー!」

足立「だってさ」

千枝「他人事ー!?」

直斗「お前は………何だ!?」

アメ「わたしは…アメノサギリ」

アメ「改め」

千枝「え?改めるの?今?」

アメ「足立アメ(8) 職業:きりのおう、好きなものはきりとあだち、嫌いなものは真実とあだちいがいのニンゲンだよー!」

雪子「………連れ帰っちゃダメかな」

>落ち着け

>菜々子といい友達になれそうだ

花村「お前も落ち着け!!」

ボス戦中

アメ「くらえニンゲン!」

アメ「アグネ◯ヤストラ!」

ちゅどぉぉん
オッカノウエー ヒーナゲシーノ

花村「何か違ぇ!?」

足立「かかってこいよア◯ネスっ!間もなく世界は変わる!!」

千枝「ダメな方にね!?」

>ハイカラですね

花村「お前もう黙ってろ!!」

ボス戦後


足立「行けよ………お前と僕は違うんだろ」

花村「いろいろとな」

>いいや、足立さん

>俺達は何も違いません

足立「君………」

>やっぱりいいですよね

足立「ああ、小学生は最高だよ…」

アメ「このろりこんどもめ!!」

今日は12/5


さあ、終わらせようか。
ねぇ、足立さん。



本日はキャベツ祭りです
開催までしばらくお待ち下さいませ。

キャベツ祭・開会式


>ジュネス フードコート

足立「今日は僕による僕の僕のための記念日でーす!」

花村「知らねーよ!つか、何またサボってんですか!?」

足立「もはやいなくても気付かれなくなったよ、こんど七里海岸まで行ってくるね」

花村「あんたが毎回サボるから当てにしてないんですよ!しかも毎回どこにいるんだかサッパリだし!」

足立「あはは、僕は一応頭脳派なのに?」

花村「話噛み合ってねぇ!?」

足立「とにかくね、花村君」

花村「………いや、何すか。いきなり真面目な顔されても困りますよ」

足立「ビフテキないの?」

花村「………ありますけど」

足立「ひとつ」

花村「ありがとうございまーす!」

花村「………はっ!いや働けよあんた!?」

足立「あのねぇ、真面目に働いてどうなるの?お金がもらえる?だから何?」

足立「………こんなつまんねー場所………」

足立「…お金があってもビフテキかキャベツしか買わねーよ」

花村「あの?何かいきなりどす黒くなるのやめてもらっていいですか?」






花村「つか、キャベツも買うのかよ?!」

サギリ10変化
君はどのサギリが好きかな?


1・ふつうのサギリ
アメ「このナナコンどもめ!」くわっ

2・IN足立
アメ「クソガキがぁぁっ!」ぱんぱん

3・ちっちゃいサギリ
アメ「アグネヤストラ!」カッ
完二「お、これ肩いてーのに効くっすよ、先輩」

4・ふわふわサギリ
アメ「ぽわぽわ」
千枝「何かぽわぽわしてるー?!」

花村「これってあれか?おしろい食うとかって言うあれか?」

>瓶に詰めよう

5・いいサギリ
アメ「足立よ、ゴミ拾いだ。そのあとはジュネスの手伝いをしろ。あと神社前のおじいさんを家に返してやれ」
足立「」

6・うっかりサギ兵
アメ「クエイク!」どんっ
りせ「?! な、なんか違うとこ叩いてる!何か狙ってるのかも!」
アメ「………」混迷の霧
りせ「あ、違う!あれ技外して恥ずかしいだけだ!」

3を瓶に詰めたい

7・エロサギリ
アメ「どうせお前達、私を倒して酷いことをするつもりだろう!エロ同人のように!エロ同人のように!!」
花村「どうやってですかね?!」


8・実はサギリ
>行くぞ花村

アメ「おう、相棒!」

千枝「って違う!それアメノサギリだよ!」

>!?

アメ「私だ」

>お前だったのか


9・ロリサギリ
アメ「あだちー、いますぐほんちょーかえるかー?」

足立「むしろ帰りたいくらいなんだけど」

アメ「きゃっきゃっ」

雪子「あはははは」

花村「悪い、いまのどこが笑いどころか全く分かんないんですが…」


10・保護サギリ
足立「間も無く世界は変わるっ!」

アメ「よしよしよく言えたぞ、透」

足立「もう、なんだよっ!あっち行ってろよっ!」

アメ「ほら透、お友達が来てるよ」

足立「アメノサギリには関係ないだろ!」

~その後なんやかんやあって

>ひとりぼっちは寂しいですよね

足立「ううん、僕には…アメノサギリがいるから」

アメ「透…」うるっ

>>161
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アメ「私は霧の王、アメノサギリ」

ちょこん

雪子「飼っちゃダメかな」

>そもそも飼えるのか?
>生態が分からない…


足立「そしてうまく育てるとこんな風に!」

アメノサギリ「」ずももももも

雪子「………飼わなくてよかった、ほんとによかった」

>雪子に全面的に同意した。

千枝「なんか花村が増えた」
※U終わった直後とかの雰囲気




花村?「おいおいおい誰だこいつ」

花村?「お前こそ誰だよ…つか、なんでこうなってんだよ?」

雪子「変な格闘大会は終わったんじゃなかったの!?」

>そのはずだ

完二「じゃどっちか赤の他人なんすか?」

千枝「にしては似すぎじゃない?」

「似すぎじゃなくて」「本人なんだよ!」

>だが、どう考えてもおかしい…
>P-1グランプリなる、クマの偽物…シャドウラビリスが行っていた大会は終わったはずだ…

>………

完二「どっちが本物だかわかんねぇっすよ」

「相棒、信じてくれよ!」「俺が本物だって!なぁ!」


>………


>迷った時はどっちもぶっとばす

千枝「ナイス判断」

「ま、マジかよおい」「いやいや、やめようぜ?」

雪子「そうだよ。どっちもニセモノの可能性もあるし、それ賛成」

「えっ」「えっ」

>だそうだ

どんどん大人になるにつれて、夢とか希望って言葉を忘れて行った。

ゲームや漫画の主人公のほとんどが高校生に設定されてる理由が分かった気がする。
高校生ってのは、夢も希望も持ってるもんなー。
そこにちょっとだけ、現実が足りてないだけで。


高校生活も、あるいはその後に控えていた大学生活も…
そっから先の警察学校とか、実務とか、稲羽の勤務とか。
全てで思い知らされたのは、要は僕には才能がないって事だった。

ねえ、知ってる?
警察官って割と簡単だよ、なるの。
筆記とか、そんなんばっかりだし、
体もそれなりに鍛えてりゃなんとかなる。
「どんな警察官になりたいですか?」って作文作らさせられるから、それっぽい事書いときゃ受かる。

そんで警察ってのは、学歴重視しないって言うから安心してたんだけどね。


拳銃持ちたいなーってのはずっと前からの夢だった。
この「夢」は、いわゆる高校生が持てるような現実味がない夢じゃなくて、その実現方法が分かっている、叶えられる夢だ。

それで、その夢叶えたら、どうなったかって。

同僚との揉め事が絶えなくってさ。

同僚は、僕の仕事ぶりが気に入らないそうだ。

ああ、まぁ…、僕ってやっぱり人付き合い悪いっぽいのかなぁ。
だいぶ反省して、だいぶ人懐っこくなる、ような努力はしたとと思ったけど。
なってなかった?

とにかく、僕のこののらりくらりとしてるところが気に入らないそうだ。

歩く機密漏洩なんて不名誉なあだ名はその頃から。
すいません、これは半分素です。



ちなみに上司は、その同僚をとある事情でかばった。
揉め事、争い事絶えない僕と同僚の事を知っていた上司は、同僚をかばった。

僕だけが掴んだ情報とか、色々あったのになぁー。
そういう、好かれる才能すら僕にはなかったようで。


結果?
知ってるでしょ、飛ばされたよ。
ド田舎。

ようやくエリートと肩並べたと思ったんだけどな。
やっちゃった。

そっから先は割愛。
どうせみんなそれも知ってるでしょ。

もちろん僕の、僕だけの不利になるような事を僕が言うわけないじゃない?
だからこの話で何にもわからない、って思うんなら、それはしょうがないよね。

…まさかと思うけどさ。
今の話、全部鵜呑みにするわけじゃないよね?

あはは!
半分は嘘だよ。
もう半分はほんと。

僕に才能がない事とか。
才能がない人間が憎いのとか。
その辺はほんと。

試験が簡単ってのは嘘だよ。
え?あはは、僕エリートだって言ったじゃない?
地方公務員だよ、一応。


ほんとに言いたい事なんて、もう忘れたよ。
霧ん中に置いてきちゃった。


夢なんて。
希望なんて。
もう、どこにもない。

僕のゲームは終わった。




…はず、だったんだけどなー。
おかしいなぁー。

今?

ああうん、落ち着いて聞いてね。

ちょっとなんやかんやあって、只今稲羽市に来ております。


しっかし、めんどくさい事になっちゃったね。
なんでかなー。

霧がないのが幸いってとこだけど。

さてと。

どうしよっか?
とりあえず、この原因を探らないとね。

僕が、こんな僕が守りたいものもまぁ多少はあったりなかったりするし。




………そしてそんな稲羽で格闘大会が行われている事を知ったりするんだけど、それはまた別の話。

学生時代の明確なエピソードを割愛したのは諸事情
主に1のトラウマ的な意味で

今回ばかりは設定と違う事書いてる気がする

…ジュネス フードコート



花村「あのー、足立さん?俺も仕事が」

足立「えー?もう話終わり?ちょっと、薄情だねぇ!」
花村「薄情とかじゃねーんだって」

足立「だから!僕の僕による!僕のためのお祭りなの!」

花村「それは最初に聞きましたよ」

足立「何で花村君しかいないわけ?そもそも話を聞いてくれるのが」

花村「それは俺が聞きたいんです」

直斗「」!!

花村「あ、直斗!お前ちょうどいいところに」

直斗「」さっ

花村「お前帰るな!俺の気苦労もしれっ!!」

足立「白鐘君、ビフテキ奢るから話そうよー」あはははは



直斗(ダメだ…バカになる、捕まったらバカになる!!)

鳴上「1レスでスピード解決、稲羽事件」






>天城屋旅館



鳴上「そぉい!」

足立「」


ぼちゃん



鳴上「よし!」






花村「相棒、さすがにそれはどうだろうか」

雪子「そもそもその時点で鳴上君、まだ足立さんの事も知らないよね」

直斗「と言うかあなたが人殺しになってどうするんですか」

>いやでもほら、足立さんはイザナミから直接能力もらってるし?
>ね?ワンチャンあるかなって

>自分の時もそうだったはずだ…

>シャドウと戦わずにペルソナを出しただろう?

完二「それ以上に、それだと色々と矛盾ないっすか?」


>…完二にまで矛盾を指摘されるのはなんだか悔しい

12/5


バミューダトライアングルで
海軍の戦闘機が消息を絶った日


そして

モーツァルトが
亡くなった日



足立「鳴上君、ここまで言えば分かるよね?」

鳴上「何も分かりません」

まだまだぁ!
足立「むしろめんどくさい事になった」



鳴上「………」
足立「………」

堂島「からかってるなら怒るぞ」

鳴上「そんな、僕が堂島さんをからかうような事すると思います?」

堂島「いや、だが」

雪子「………少なくとも、この転校生君はそんな事しません!」

>そんな風に思ってくれるとはありがたい話だ

鳴上「でもさぁ、なんでこんな事になったんだろ」

千枝「それはあたしらが聞きたいですよっ!」




~数分前

千枝「え、ここで事件うんぬん」

雪子「死体がうんぬん」

堂島「あの校長め…ここ通すなって言ったろ…」

うんぬんかんぬん

足立「オエー…げほっ、げほっ…」

堂島「顔洗ったら行くぞ足立ー」

足立「げほ、あ、は、はい…」

たたたたっ

足立「ったく…なんでこんな事に」

ぐきっ

足立「あ」

よろよろ

鳴上「え」


どんがらがっしゃん



足立「」
鳴上「」

堂島「何やってんだ足立!?」

鳴上「って…あ、ええとすいま…せ……あれ?」

足立「う………っ」

鳴上「………ええっと?」

すげぇどうでもいいけど、パチスロのペルソナにアメノサギリの出番はありますか?なかったら私マガツイナバに引きこもろうと思ってます」

花村「これ本人だー!?」

キャベツ祭り・閉会式


BGM:ホタルの光



花村「ほら足立さん、もう閉店ですから」

足立「えー?結局花村君しか聞いてくれなかったよ……」

花村「俺はあんたに時給を奪われたよ…」

足立「はぁ…まぁいいや、明日からもどうせこの霧スレでネタ投下するし」

花村「はぁ?まだやんの?」

足立「するに決まってるでしょ?スレ立てるまでもないネタ投下だよ」

花村「いや、立てれそうなのは立ててくださいよ足立さん」

足立「善処するよ。…さて」




足立「堂島さんに…説教されてくるね…」

花村「すげぇ爽やかな顔でかっこ悪ぃ事言ってる…」

マリー「明日は晴れるでしょう」



マリー「…つまんない」

マリー「明日ドカ雪にしてもいい?」

>やめてくれ
>雪の掃除は自分の担当なんだ

NEXT


鳴上「逆転の発想で、先に事件起こしてみる」
まさかの真犯人は俺でした編

花村「なぁ知ってたか相棒、もう10周目だぜ?」
花村だけ強くてニューゲーム編

鳴上「カメオ出演しかいないペルソナ4」
中の人同一の別キャラしかいない編

足立「アメノサギリに全部持ってかれたよ」
記憶喪失の足立さん編

マリー「…飽きた、安価で天気決める」
まさかのマリースレ?編

千枝「真のヒロインはあたしだって事を体に教えてあげる!」
ただの乱闘編

りせ「完二が迷走し出したんだけど…」
直斗に好かれたくて、冬編


他、なんか電波拾ったらそれ書く

ペルソナ

それは他人に対し現れる、もう一人の自分なんすよね

つまり俺はこう考えたんっす

ペルソナもどっかで暮らしてたりとかしたら面白いんじゃねーかって……。







ペルソナ4G外伝~ぺるそならいふ~


>ここはマガツイナバ市
>ペルソナ達は大体ここで生活している


イザナギ「………」

>俺はイザナギ
>番長とか下半身丸出しとかバカにされたが
>一応主人公だ


ぴんぽん

イザナギ「」!

エンジェル「お兄ちゃーん、おともだちがきたよ!」

>今のはエンジェル、この家のひとり娘だ
>………急いで部屋を出る

コウリュウ「おはよう、イザナギ」

>この人はコウリュウさん
>俺を家に住まわせてくれている

>玄関に行くと…

ジライヤ「よーっす相棒!」
トモエ「今日、学校休みだから」
サクヤ「………みんなで遊びに行こうかって話になって」

イザナギ「」

タケミカヅチ「俺は止めましょうって止めたんすよ?」
ヒミコ「もう、タケミカヅチのくせにウソつかないでよ!」
スクナ「すいません、バカ軍団が来てしまって」
キントキ「誰がバカ軍団クマぁ?!」

イザナギ「」

>………そっとしておこう

エンジェルって両性具有なんだよな
つまりこの家のエンジェルちゃんは7歳の両性具有

………ごくり

あだっちーのどこが好きかって言われたら、そりゃー当然やってる事は畜生同然だしただの人殺しなのは全くもって擁護出来るものじゃない
と思うんだけど
そこに至るまでの小物感がいいんですよ…上手く説明出来ないけど

あと普段のヘタレなところが好きです。人間味があって。そしてキャベツはみんなのおやつです



NEXT
イゴール「愚者以外は事故は起こらないのですがねぇ……?」
起こるはずのない合体事故祭り編

鳴上「ジャックフロストっ!」足立(えっ)
アダチフロスト編

雪子「私…レディース目指す」
グレ雪子編

完二「あみぐるみの限界を目指すっす」
頂点を目指してみる編

鳴上「しばらく千枝を無視してみる」
可愛いだろこいつ編

直斗「連続盗難事件ですか……」
学園の事件も解決編

クマ「センセイってモテるクマ?」
ギャルゲ編

鳴上「………パンツもらった」
どこぞのなんとかロンパ編

タイトル一発落ちから内容考えるのも楽しいです(白目

>>186
足立の魅力はあの「どうしようもなさ」だと思ってる
人を陥れたりするのは大好きだけど直接手を下せない
拳銃を突きつけて脅す事は出来ても人を狙って引き金を引く事が出来ない

そういう「どうしようもなさ」が魅力に思える
逆に直接手を下せる、引き金バンバン引ける奴だったら魅力も何もないような…


個人的には女子力(物理)でヒロインの座を勝ち取るチエチャンに興味があります

まぁ足立は実際言い訳ばっかりでヘタレなんだけどね…

でも、引き金を引いても誰にも裁かれない世界に逃げたにもかかわらず
最後まで番長達を狙って引き金を引けなかった
そこがイイんですよ!
色んな言い訳を用意しているのに、最後の一線は越えられない。誤魔化せない
あの良心とも弱さとも見える、あやふやだけど守り切った部分が!
あれがあるから足立なんですよ!


アニメでも番長が「撃てやしない!」って言ってるのは、足立のそういう所を
理解した上での台詞だったと解釈してる
だから「帰ろう」に繋がったのだと。実際はどこまで意図していた演出かは分からないけど…



どうも足立の事になると霧が出てきていかんな。長々とスマン
色んなキャラの妄想楽しみにしてるので、書きたくなったらぼちぼち書いて下さい
チエチャンも思いついた時に書いてもらえれば

足立「赤が似合うって、言ってくれたから」鳴上「」




千枝「いやそれあたしと雪子のエピソードだし」

足立「違うの、言ってくれたんだよ?そこの鳴上君がさ」

鳴上(全然オボエテマセン)

千枝「………嘘でしょ…まさか君」

鳴上「>落ち着け」

雪子「人間って何ゴミかな」

鳴上「物騒だぞ?!」

千枝「ひっどい…」

りせ「先輩のファン辞めます………」

鳴上「え、ファンだったのか?」

りせ「」

足立「君も女泣かせだねぇ」

鳴上「あの、えーと、とにかくウソ言わないでもらえます?」

雪子「………でも鳴上君と足立さんもぐっとくるね」

千枝「??!」

鳴上「ズレている、何かが」


>夜、ジュネス
花村「よぉ相棒、また会ったな」

鳴上「……また?」

花村「おう、さっきも来ただろ?買い忘れか?」

鳴上「………?」

花村「おいおい、やめろよそう言うの!俺をからかったって何も出ねーぞ?」

鳴上「………ああ」

花村「何だったんだ、あいつ?……まぁいいか」

クマ「ヨースケ!大変よー!!」

花村「ぁあ?!んだよクマ、テメーサボってないでバイトしろ!」



>ジュネスの帰り道


雪子「え……、鳴上君!?」

鳴上「天城か」

雪子「そ、んな…ウソ、何で鳴上君がここに?!」

鳴上「?」

鳴上「………それはどう言う」

雪子「来ないで」

鳴上「………」

雪子「………鳴上君、なの?ほんもの?」

鳴上「俺は俺だ」

雪子「………」

鳴上「天城、教えてくれ。何が起きてる?」

雪子「………言えない。」

鳴上「………?」

>商店街、本屋前


直斗「………」

鳴上「ん?あれは……直斗か」

直斗「!?」バッ

鳴上「!?」

直斗「………」

鳴上「…な、なお」

直斗「おかしい………」

鳴上「…?」

直斗「この街はズレている…何かが…」

鳴上「…ズレている?」

直斗「………」

鳴上「直斗?」

直斗「………」

>………そっとしておこう

>…何が起きている?
>ズレている?何が?

>俺に対するこの扱いはなんだ?

>……ガソリンスタンド前

「迷ってるよね、困ってるよね」

鳴上「………あなたは」

足立「わかんないでしょ?何で悩んでるのか」

鳴上「……何がズレている?何が起きているんですか?」

足立「あはは、簡単には教えないよ」

>くるり、背を向けてその人は行ってしまう。

鳴上「………待ってください」

>立ち止まる事も無く、行ってしまう。
>………俺は何か忘れているのか?

>何がズレている?

>……とりあえず家に帰る事にした。

>堂島家


がらがら

鳴上「ただいま」

菜々子「………おにいちゃん?!」

鳴上「菜々子、ただいま。叔父さんは…」

菜々子「まだ帰ってきてない…」

鳴上「………そうか」

菜々子「おにいちゃん、もうかえってきたの?」

鳴上「………もう?」

菜々子「菜々子、泣いちゃったのに…かえってくるのはやいよぉ」

鳴上「………??」


>………話がかみ合わない………
>少し話を聞く事にした…
>今の伝達力なら、自分の状況を説明出来るはずだ


菜々子「………そうなんだ」

鳴上「菜々子…今は何日だ?」

菜々子「3月の…24日」

鳴上「!」

>カレンダーを見ると、2012年になっている
>つまり自分が帰ってから数日後だ

>……菜々子の反応の理由はわかった

>じゃあ、他のメンバーの反応は?
>足立さんは何か知っているのか?
>何が起きている?


>………もう夜だ、寝る事にした。

あ、間違えた
数日後じゃなくて翌日じゃね…?
まぁいいや、続きはちょこちょこ

陽介「ヤンデレ?違うよな、相棒」


陽介「確かに俺は相棒のスケジュール知ってるけど」

陽介「それはあれだよ、ほら、いっつもそばにいんじゃん?だからだし」

陽介「メールとか電話とか、いつすりゃ相棒にすぐつながるかわかんねーしさ」

陽介「それに!稲羽は狭いからすぐ分かんだよ、相棒が何してっか」

陽介「ちなみに今日は登校が普段より2分きっかり遅かったぜ、何してたんだ?」

鳴上「」ガタガタガタガタ

「ねぇ、あの時の話をしようよ」

彼はそう言ってソファに腰掛ける。
どうやら今日はそれなりに機嫌がいいみたいで何よりだ。

「何度考えても分かんないんだよ。なんであの仲良しこよしやってた探偵ごっこを捨てて、僕にけかまうのか」

けれど、俺の喉からはそれに対する言葉が、出てこなくて。
そのせいでこの人の不安を煽ってしまう。
何かにつつかれたように癇癪玉を炸裂させる。

「だって君は疑っているんだろ、いたんだろ?」

「どうなんだよ…ほんとは僕を犯人だと、そう思ってるんだ」

「はっきり言えよ……」

「なぁ、そう思ってるんならそう言えって言ってるだろ!?」

ぱきん。
何かが割れた。

「どうせそうなんだ、お前も……お前も見下してるんだろ!?「俺」を!なんでお前なんだって!なんだよ!なんなんだよ!!」


どうにも情緒不安定なところは治らないし、
興奮すると一人称も変わる。
けれどこの人を置いて行くのは、俺にはひどく難しい。

知ってしまっているから。
もう俺とこの人は、切れない鎖で繋がっている。
どうしようもない。
どうにも出来ない。


「………ぁあ、ところで君さ、逃げようなんて思うなよ?」

「僕は頭脳派だからね」


ふう、と息を切らしながらその人は言う。
どうもアンバランスなその景色は、なんでか分からないが美しく見えた。

………大丈夫ですよ。
あなたと俺は、もう共犯者。

陽介「ははは、また負けちったぜ」

陽介「ははは……」

足立「そんなに弱いのに何でゲーセン行くの?バカなの?なんなの?死ぬの?」

陽介「………聞いてくださいよ」

陽介「俺の事ボコってきたやつ……彼女持ちでした」

足立「あー、はいはい。よくあるよねー。自分だけ必死なの、ウケるウケる腹痛い」

陽介「………」

陽介「なんつか、」


陽介「世の中ってクソっすね…」

足立「だーから言ったのに…」



はい私の事です

真田「レベルを上げて物理で殴ればいい」



真田「ペルソナが使えるからペルソナを使う、と言うのは短絡的だと思わないか?里中」

千枝「はい、師匠!その通りです!」

真田「やれるからやった、と言うのは稲羽の真犯人と同じ結論だ」

真田「だから俺は……」

真田「己を鍛える」

千枝「さすが師匠!そこに痺れるゥ!憧れるゥ!」

真田「まずはスクワットからだ、里中。俺に着いて来れるか?」

千枝「師匠がいるならどこまでも!!」




数ヶ月後





陽介「で、お前誰?ほんとに」

千枝「ワシが特別捜査本部長、里中千枝である!」どんっ!

鳴上「作風まで変わってるぞ……」

真田「すまん、やりすぎた」

陽介「あんたか!あんたがやったんすか!?」

真田「だが今の里中ならペルソナを使わずにペルソナの体を砕く事も出来(ry」

>>195らへんから
鳴上「ズレていく、何かが」




>翌日

菜々子「おはよう、おにいちゃん」

鳴上「ああ、おはよう」

堂島「おはよう悠。昨日突然帰って来たらしいな…部屋がそのままでよかったろ」

>…叔父さんと菜々子の中ではそうなっているらしい
>かと言ってそれを否定する術はない

鳴上「はい、ありがとうございます」

堂島「全く…お前の行動力には驚かされてばかりだな…」

>日付は…やはり2012年の3月だ
>………

>もしかして、学校がある?

>…とりあえず行ってみる事にした。


>通学路、鮫川付近…

千枝「おーっす、鳴上君!」

>千枝は自分がいる事に違和感を感じていない…

千枝「って言うか、犯人の目的って何なんだろうね…」

鳴上「…犯人」

千枝「鳴上君…犯人だよ犯人、テレビに人を入れてる!」

鳴上「?!」

>日付からして間違いない、
>俺達はあの事件を解決したはずだ。

>生田目さんも、足立さんも
>そしてその裏で糸を引いていたイザナミも
>全て倒したはずでは…

千枝「とにかくマヨナカテレビには気をつけないとね」

鳴上「…ああ、そうだな」


>…何が起きている?

>学校

>いつも通りの学校だ
>………?

鳴上「………里中?」


>学校に着いた途端、隣にいたはずの千枝の姿がなくなっていた
>どこに行ってしまったのだろうか…

>中に入ると……

完二「………」

>完二?

完二「先輩、テストどうでした?」

>開口一番にそんな事を聞いてくる
>というか、テスト?
>もう何が何だか分からない

鳴上「テストなんてやったか?」

完二「それってもしかして、あんなもんテストのうちには入らないっつー余裕の現れっすか?かっけーっす!」

>違う

完二「追試とかあるんすかね…はぁ…」

鳴上「恐らくあるはずだ」

>………しかし、テストとは
>いつごろのテストの話だろうか…

>………

>千枝はテストの話はしてこなかった…


>だめだ、考えても分からない
>せめて直斗に会えれば…
>彼女なら何か推理してくれるだろう

P4U2の足立さんはこんな感じで参戦してほしいからアップデートはよ


1・自キャラ化
「これがペルソナ…?」

??「ははっ、ガキのなかにおっさんが混じってる!ウケるウケる腹痛」

足立「国家権力バカにしないでもらえないかなぁ」

??「いやあんたもうクビじゃ…」

足立「うるせぇ死ねガキ」パンパン

相変わらず煽り耐性ゼロ


2・アーケードモードで殴れる
ゆかり「この矢は外さない!」
順平「ペールーソーナーァ!!」
鳴上「慈悲はない」

と言うか最初から殴れると思ってた


3・まさかのナビ立さん
足立「ま、向こうも様子見してるし、攻めればいいんじゃない?」

足立「あー、もうなに当たってるの?ちゃんと攻撃見なきゃ」

足立「君ほんと弱いよね、ゲーセン来るの辞めれば?」

足立「だから言ったじゃない、才能ないんだよ君って」

煽りせちーなんて目じゃないレベルでストレスフル


花村「いや一番最後の!」

クマ「実況ってなんだったんだクマか…」

りせ「これはひどい!」

>>208らへんから
鳴上「ズレている、それらは」




>廊下には誰もいない…
>静かすぎて不安になる…

>…教室に着いた。
>生徒はどこにもいない…

>………一度出るしかなさそうだ。


完二「追試か……はあ、おふくろに何て言やぁいいんだ…」

>学校の入口付近でまた完二を見た
>完二はまだ追試の事を気にしている…


>学校の校門を出た…

直斗「………」

鳴上「直斗!?」

直斗「………いきなり他人の事を名前で呼ぶのはあまり褒められる行動ではありませんよ」

鳴上「あ、ああ…すまない」

直斗「僕に何かご用ですか?」

>………?
>なぜか直斗はよそよそしい………

鳴上「直斗。お前に聞いて欲しいんだ」

>今まであった事を話した。
>今の伝達力なら問題無いはずだ…

直斗「……僕も侮られましたね」

直斗「あなたのそんな話を聞いて信じるとでも思ったんですか?」

鳴上「………!」

直斗「でも確かに、この街は何かズレている…」

鳴上「な、直斗…」

>明らかに直斗のリアクションがおかしい
>なんだかこれじゃあまるで…

>初めて出会った頃のような…

「先輩!」

>この声は…


りせ「先輩!ああもう、ようやく見つかった!」

鳴上「りせ?どうした?」

直斗「久慈川りせ…この街にいたんですか」

りせ「みんなの様子がおかしいの!」

鳴上「!」

>と言う事はもしかして…

鳴上「お前は…りせは気付いたのか」

りせ「うん…稲羽の街全体が変になってるみたい…」

鳴上「どうしてこんな事に?なぜ俺はここに…」

りせ「それは今調べてるけど…分かんない」

直斗「一体何の話ですか?稲羽市がおかしい?それはこのズレと関係あるんですか?」

りせ「直斗!もう、一緒にあんな頑張ったのに覚えてないの!?」

直斗「な、…何を言っている?お前は本当に…久慈川りせなのか…?」

>直斗は目に見えて混乱している…

>俺にももうよく分からなくなってきた
>これは一体…?

りせ「とにかく、先輩!この稲羽市は今」

















花村「よぉ相棒、また会ったな」

>ジュネス

鳴上「………?!」

花村「どうした相棒、買い忘れか?」

鳴上「お、俺は…いつからここに!?」

花村「おいおい、やめろよそう言うの!俺をからかったって何も出ねーぞ?」

鳴上「違う、違うんだ陽介…」

花村「ったく、ああそうだ!クマ見なかったか?」

花村「あいつまたサボってやがんだよ…人出足りねっつのに」

鳴上「陽介…」

>時間はいつの間にか夜になっている…

>………

花村「………なあ相棒」

鳴上「…どうした?」


花村「知ってたか?もう10週目だぜ?」


>………は?

ミナヅキとトレーニングモード解禁されたらしいね
足立ももうすぐ…だよな?

ミナヅキ「俺がタイムリリースのミナヅキショウだ……」

皆月「そして僕がいつもの皆月翔だよ。この言い方、ショウもない?」

ミナヅキ「ふたり合わせて」

皆月「え?何その鬼振り」

ミナヅキ「………」

皆月「僕は別にお前と一緒なんて思ってないっつーの、キャラ枠も別なのに」

ミナヅキ「ふん、ペルソナも出せないお前に話す事はない」

果たして皆月とミナヅキの関係は!?真相はゲーセンで確かめよう!(ステマ)


ラビリスさん「なんて言うか…それうちのパクリやん」
シャビリスさん「ぶち壊されたいの?」

皆月「パクリじゃねーよ、お前らはペルソナ出せるんだろ!バーカバーカ!!」

◯◯さん「普段は一人称が僕でキレたら俺になるって僕のパクリじゃん…ほんと世の中クソだな…」

皆月「それは知らね」

>>216
祝ミナヅキタイムリリース&トレモ追加
これで毎日500円ほどかかっていた費用がかなり抑えられそうですね!やったねダベミ!

しかし足立については全く情報なしなのでもしかしたらこのまま触れられず終わる可能性も…
ほんとに追加になったらP4U2のプレイヤー名変える、ダベミ嘘つかない

千枝「名探偵っすか!直斗君!」




完二「はーあ、あみぐるみ作りてぇな、あみぐるみたすぎてムラムラして来るぜ」

直斗「そうなんだ、死んでください巽君」

完二「まだ何もしてねぇよ!早い早い!!」

直斗「じゃあ君の好きなあみぐるみにくるまれて、何分で窒息死出来るか実験しましょう」

完二「だからなんで俺が死ぬの前提なんだよ!」

りせ「きゃーっ!!」

直斗「ど、どうしたんですか、久慈川さん!?」

りせ「わ、私の水着が盗まれちゃったみたいなの!」

完二「あ?お前の水着が?」

直斗「」カッ

完二「あっ!直斗の目がすごい事に!」

りせ「推理する時は目がカッとなるんだよね、直斗君!」

直斗「」カッ

完二「しかしひでぇ事しやがるヤツもいるもんだ…」脱ぎ脱ぎ



完二「犯人は一体誰なんだ…?」りせビキニ



直斗「」ビキニかよ…

りせ「」




ファンファンファン

堂島「お前なぁ…おふくろさん泣くぞ」

完二「違ぇ!俺はやってねーよ!!」

足立「はいはい、話は署で聞くから…」

完二「やったのは俺じゃねぇ!その…」


完二「りせの水着に……やらされたんだ……」


りせ「こうして直斗君は事件を解決した。ありがとう、名探偵直斗君!あとビキニは燃やして捨てた」

>>215らへんから
足立「ズレている?僕らが?」




>ジュネス、夜

花村「もう10週目、いや、なんつか、10周目?」

>……陽介が何を言いたいのかさっぱりだ

花村「とにかく…俺がお前に会うのがもう10回目だって事だよ!」

鳴上「え?」

花村「俺も意味分かんねっての…」

鳴上「………」

>ズレている……
>もしかして陽介の言う事に何か関係があるのか?

>10週目…10周目、10回目
>俺はそんなに陽介に会っているのか?

花村「どうなってんだ?何回見ても…時計が進まねーんだよ…」

花村「なんつーの?時間が巻き戻ってる、って言うのか、あー…」

鳴上「………」

花村「ぶっちゃけ、俺もいつまでこの事覚えられてるか自信ねぇよ…相棒」

鳴上「陽介…」

>陽介の目は真剣だ……
>今の話が到底嘘だとは自分には思えない。

>………なぜジュネスだけがこんな事に?

>真相を確かめるため、ジュネスを出る事にした。


>そしてジュネスの帰り道

>もしかしたらまた雪子に会えるのだろうか…


雪子「鳴上君?」

鳴上「天城!」

雪子「近付かないで」

>雪子は相変わらず警戒している…

鳴上「………何でだよ、天城」

雪子「動かないで!」

鳴上「天城…?」

雪子「だって、さっき鳴上君は…学校に向かったじゃない…」

雪子「と言う事は、あなたは鳴上君のシャドウよ。騙されない!」

>シャドウ?
>自分の姿をしたシャドウが現れた事なんて、直近ではあの時しかあり得ない。
>……まさかとは思うが……

鳴上「今はP-1グランプリの真っ最中か?」

雪子「?…あ、そんな事…確か、偽物のクマさんが言ってたかも」

鳴上「なるほどな…」

>………もしかして

>自分の中にあった可能性のひとつが浮上する…
>しかし………
>それ以外にはあり得ないだろう。

>一体誰が?
>何のために?

>………ダメだ。
>自分ひとりでは分からない事が多すぎる…

>さらにこの街のズレの原因は依然不明だ……

>四目内堂書店前


直斗「…………」


>……いた。直斗だ。
>だが直斗は物思いに耽っている…


鳴上「……直斗」

直斗「…………」

>こちらに見向きもしない…

直斗「おかしい…やはり稲羽で何かが起きている」

直斗「でも…一体何が…」

>………
>少し強めに呼んでみる事にした。

鳴上「直斗!」

直斗「……? あ、あなたは…?」

鳴上「鳴上悠。…今はそんな事はいい、稲羽市がおかしくなっている」

直斗「あなたも何か気付いているんですか?」

鳴上「………」こくり

鳴上「この街は……ズレている」

直斗「やはりあなたもそう思っていましたか…」

直斗「僕もです。警察に連続殺人の捜査協力を要請されたので来たのですが…」

鳴上「ああ、知っている」

直斗「知っている?…一体誰から聞いたんですか?」

鳴上「……お前だよ、直斗」

直斗「?!」

>直斗は明らかに驚いている。
>……やはり、初対面のようなリアクションだ。

>直斗に今分かっている事を説明して見た……
>今の伝達力なら可能なはずだ……

>今分かっている事をかいつまんで説明した……

直斗「……なるほど」

鳴上「もちろんお前が信じないだろうと言うのは分かっている」

直斗「いえ、探偵は常にあらゆる可能性を選択肢に含んで捜査するものです」

直斗「今の話は確かに信じられない部分も多いですが、しかしだからと言って可能性を全て否定するつもりはありません」

鳴上「……直斗」

直斗「僕とあなたは共闘までした仲と伺いました。今の僕が覚えていなくても、僕にしか分からない情報をあなたが持っている」

直斗「もちろんあなたが嘘をついているかもしれませんが…何故でしょうね、あなたの言葉に偽りがあるとは到底思えません」

鳴上「……ありがとう」

直斗「礼には及びません。事件を解決するのが僕の役目です、が……その前にこの状況をどうにかしないと……」

鳴上「そうだな…」

直斗「今の話で一番興味深いのが、そこでした。僕達が……まるで生きている時間が別のようだと言う話が」

直斗「ジュネスの時間が巻き戻っている、と言うのもよく分かりません…」

直斗「………」

鳴上「………誰の仕業なのか、それが問題だ……」

直斗「………?」


>この場を離れようとふたりで歩き出した瞬間、
>何故か直斗が止まった………


鳴上「………直斗?」

直斗「すみません、鳴上さん………」

鳴上「え?」


直斗「どうやら僕は、そちらに行けないらしい」


>そちらに行けない?
>一体どう言う意味だ、と聞こうとした途端……



>ガソリンスタンド前




>そこまで来たところで、直斗の姿が、

>………消えた。

>ガソリンスタンド前

足立「あれ?どうしたの?こんな時間に。子供は寝る時間だよ?」

>開口一番にそんな事を言われた……

>…と言うかいたんですか、足立さん
>そう言えば最初に通った時もここでサボっていた……

足立「ひどいなぁ、ちょっと外の空気を吸いに来ただけだって…あ!僕がここにいるのは内緒にしてね!あはは…」

>明らかに仕事をサボっている……
>そっとしておこう

>………
>ここの時間はどうなっているのだろうか……

>さりげなく携帯電話を取り出して見た。

鳴上「………あれ?」

>ジュネスでちらっと見た時計とほぼ変わらない時間だ……
>だが、それよりも問題がある……
>確認しなければならない………

足立「何?門限過ぎちゃった?堂島さんに見つかる前に帰りなよ」

鳴上「………足立さん」

足立「ん?ど、どうしちゃったの、そんな思い詰めた顔して……」


鳴上「今は何月何日ですか?」


足立「え?あ、あー……今日?……っていや、自分で今確認したじゃない!」

鳴上「……」

足立「…何その無言のプレッシャー…今時の高校生は怖いね、君もそう言うタイプなんだ?ちなみに…10月26日だけど」

鳴上「………」

>………足立の答えた日付は間違いない。
>先程携帯電話で確認した日付は間違いなく10月26日だ…

>だがそれだと直斗の態度や、
>雪子の言っていた証言と食い違う…


>つまり…


鳴上「空間が分断されている…?」


足立「………へぇ、突然何言うかと思ったら………」


>………
>稲羽の夜はまだ明けない………

24日25日は
マガツ記念日(予定)


鳴上「共犯者、見守るのは俺」
ずっこけデカを監禁する主人公編
って言うの書く予定だけど明らかに後戻り出来ないレベルで鳴上さんがきゅるってる



クマ「クマダヨー(裏声)」陽介「えっ」

雪子「どっきり大作戦2013」

陽介「リア充を」完二「キュッと絞める」クマ「賛成クマ」

足立「そろそろ僕もP-1に…」皆月「ダメ、あんたに入られたらややこしいから」

堂島「むしろ俺が事件を解決する」鳴上「」

足立「すごいすごいよく来たね………ってみんなで来たの?」鳴上「え?」

アメノサギリ「3年1組アメ八先生」

ガソスタの店員「間違えておっさんと握手しちゃった」堂島「」

予告(大嘘)




「クリスマスだね」

「………私の誕生日でもあるんだけど」

「へぇ、ロマンチックでいいじゃない」

「まさか、反吐が出る」

「…さて、あと少し…だねぇ。シャンパン飲む?」

「よくぞここまで絶望を蔓延させた。褒めてやろう」

「まぁ、とりあえずは受け取る事にしておくよ」

「そう、貴方は誰でもなく、貴方でないといけなかった…絶望の使徒」

「………くだらないけど、それでいい。それが、いい」




モノクマ「ねえねえ!一緒に八十稲羽を滅ぼそうよ!」
足立「何それ、プロポーズ?」
モノクマ「だったらどうするの?」



千枝「ねぇ、マヨナカテレビって知ってる?」

苗木「マヨナカテレビ…?」



P4G×ロンパ
やりたいけどやる気配なんてどこにもなかったし
中の人的に言うとP3の方がコラボ相手には相応しいっていう悪循環

2日あったけど2日とも潰れたしリポビタン3本飲んだせいで寝れなくてこっち更新


陽介「リア充を」完二「キュッと絞める」クマ「はずだったクマ」




陽介「………」

完二「………」

クマ「………」

美津雄「………」

生田目「………」

尚紀(小西弟)「………」

足立「何このメンツ…濃すぎるよ……」

陽介「仕方ないですよ!リア充撲滅のためにかき集めたんっすから!」

完二「年上相手だとなんか話し方変わるんスね」

生田目「す、済まないね、君達…」

陽介「ああいや、生田目さんは何も悪くないんです!」

クマ「それもこれもセンセイが…センセイがレディ達にバステかけるのが悪いんだクマ…」

完二「魅了状態ってやつか」

クマ「くぅー…、あっちの世界なら治してあげられるのに…」

尚紀「あの、正直これが何の集まりか分かんないんですけど」

陽介「とりあえずな、尚紀君!今から相棒を殴りに行こう」

尚紀「いやなんで」

美津雄「あ、あいつを…ふふ、僕の雪子をたぶらかす男を殴れる…んだね、最高だよ…」

完二「てめぇはサイコだよ」

足立「あ、それ上手い」

尚紀「座布団一枚…ですね」

陽介「何でいつの間にか和やかに笑点やっちゃってんの!?あのなぁ、とにかく!行くぞ!」


しかしそこで見たものは、7股(雪子・千枝・りせ・直斗・エビ・マリー・マガレ。菜々子は別枠)番長が全員に愛されながら
みんなでデートする姿だった…
その後の彼らの事はお察しください

足立「栄養剤バンバン飲むのはオススメしないよ。危険だからみんなやらないでね」

足立「というのも、3月の中頃…連続殺人で忙しかったでしょ?そしたら堂島さんが「これ効くぞ」ってレッド◯ル出してきたんだよ」

足立「ただ、堂島さんさぁ…」

足立「疲れてるからって、1日でレッ◯ブル3本飲んでさ…」




堂島「どうだ?効いたか?」

足立「いや、まだちょっと…」

堂島「俺はもう寝ずに100時間は働けそうな気分だぞ」

足立「…何言ってるんですか?」

堂島「ほら足立wwwパトロール行くぞwww」

足立「テンション上がってる!?」

堂島「ほらぼさっとするな、刑事は足使ってナンボだぞwww」

堂島「足立ぃ、お前「足」付いてんだから行けるだろ?」

足立「ちょっと一回落ち着きましょうよ堂島さ」

堂島「まぁ、男はナ(菜々子には聞かせられないので割愛)だけどな」

足立「」




足立「ってな具合におかしくなったから!ほんとだから!」

足立「栄養ドリンクは、寝不足の人間を壊す道具だよ!!」

拝啓、霧の街のみなさん


いつの間にか年が明けていたそうですね。
こちらはカレンダーなどないので、全く気付きませんでした。
後から看守さんが
「あ、そういやもう2014年だぞ」
とドヤ顔で言ってきてようやく気付きましたが、もう2014年なのですね。
看守さんもカレンダーくらいくれていいのに…なんだよ、世の中クソだな。
まあどうせ一生ここから出られないので、世の中の流れは関係ないと言う事なのでしょう。

ところで、そちらはいかがお過ごしですか?
また訳の分からない格闘大会が開催されたりしてはいませんか?
新作が発売される事になったものの、vitaだけRPGじゃないなんて事は起きていませんか?
もし何かあったらこっそりと見に行きたいと思います。
その時はまた迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします。

大丈夫大丈夫、もう犯罪犯しちゃってるから怖いものないし!

堂島さんにもよろしくお伝えください。あと菜々子ちゃんにも。


追伸
一応模範囚なんだよ僕。





鳴上「というネタなのかマジなのか分からない手紙が来たんだが」

花村「捨てていいんじゃね?」

足立「またかよ!またアップデートしても入れてもらえないのかよ!」

皆月「だってさ、高校生ばっかのなかにおっさん入ったら可哀想じゃん?」

足立「だからおっさんじゃないってば!アラサーだけど!アラサーだけどね!」

雪子「家庭用に有料DLCなのかしら…」

クマ「そもそも家庭用買えない層もいるんだから考えてほしいクマ……」

鳴上「その前にまず菜々子のプレイアブル化を…いや、相手が菜々子だと俺は戦えないっ……!」

皆月「何の話?!」

まさかP4U2の足立の出番ってストーリーモードでチョロっと出て終わりなの!?
トレーニングモードのサンドバッグ役みたいなのでもいいから
そろそろ出してくれよ!!

ふと思いついたネタスレにも落とせなかったふと思いついたネタ


花村「相棒、実は俺には腹違いの弟がいるんだ」

>陽介はかなり真面目な顔で言っている…
>にわかには信じがたいが…

花村「俺も随分前に離れ離れになったから覚えてなくってさ、悪ぃ」

>むしろそんな事を自分が聴いてしまっていいのだろうか…

花村「いや、お前にはちゃんと言っておきたくてな」

>その弟とやらはどこにいるんだ?

花村「んふふ、ここにいるよ?」

> ! ?

花村「こいつが弟だ」

花村「パクパク行っちゃうよ!」

>………
>夜はパスで


×スーダン
どっちも花村なのは悪意でやった、反省はしてない

>みんなにこんな質問をしてみた

Q:「攻撃」の反対は何?


千枝「え?反撃」

陽介「ああ、反撃だな」

完二「いや、先制攻撃っすよ」

雪子「復讐じゃなくて?」

>どうしてそうなる

クマ「攻撃の反対なんだから逃げるクマ!すたこらさっさー!」

>反対ではないだろう

直斗「バカ軍団ですか?答えは簡単ですよ」

直斗「攻撃は最大の何とやら、と言うじゃないですか」

>ナイス直斗

千枝「分かった!攻撃は最大の攻撃だよ!」

直斗「………はぁ?」

>待て直斗怒るな、里中に悪気はないんだ!

>>241
サンドバックにされてもそれはそれで!



鳴上「………」

ナビりせ「あ、足立さん?なんでこんなところに?」

ダミー「」

鳴上「………えーと」

>ひとまずコンボ練習

ナビりせ「先制攻撃成功だね!」

ダミー「」

ダミー側のナビりせ「ちょっと動き硬いんじゃない?」

ナビりせ「いっけー!決めちゃえー!」

>りせの方が気になる


どうでもいいけどネシカ台ゲーム中にリセットされすぎ

私のなかでCV真殿キャラは悪落ち系ヒロインに任命されました
え?ヒロインじゃない?何いってるんですか?




Next

クマ「シャドウを育ててみるクマ」
デビルサマナー編

陽介「ペルソナ?はぁ?」
主人公の言う事が信じられなかったら編

足立「僕はまだ前座に過ぎない!」
5人いる四天王編

鳴上「ペルソナの名は安価」
やってみたいね安価スレ編

明日はアップデートだね記念思いついた限りの小ネタ投下祭り



千枝「花村!あたしダイエット始めたんだ!」

千枝「だから今日もゼリーしか食べてないし!」

陽介「どうせすぐ我慢出来なくなってビフテキ串食うんだろ?」

千枝「ビフテキ串は一週間に一回食べてるからいいの」

陽介「もう食ってんのかよ!つかダイエット始めて何日目だよ?」

千枝「3日目」

陽介「あと4日だな」

千枝「ううん昨日食べたから」

陽介「あと6日だな」

千枝「ほんと辛いね!ビフテキ串が食べられないのがこんなに辛いと思わなかったー…」

陽介「………里中、今食ってるのは」

千枝「ヒールゼリー」

陽介「使った体力回復してどうすんだよ!それ以前にヒールゼリーを飯にすんな!」

千枝「案外イケるぞよ?あんたも食べる?」

陽介「いらね…あの、里中さん?それ何個目ですかね」

千枝「ん?5個目」

陽介「お前痩せる気ねーだろ」

堂島「最近の都会っこは遊び方が地味だな」

堂島「電車乗って隣町行くだとか、海岸行くだとか…」

足立「そうですか?遠出するなんてむしろ派手に思いますけど」

堂島「足立、俺がガキの頃はな」

堂島「カエルのケツに爆竹を刺して爆発させてたぞ」

足立「えげつなっ!そんな事してたんですか!?」

堂島「昔の子供の7割は経験してるぞ」

足立「かなりの割合じゃないですか…」

堂島「お前もやってみるか?」

足立「え?カエル爆竹ですか」

堂島「いや、爆竹刺される方」

足立「仮にも警察の発言とは思えませんね」

堂島「お前、本庁で働いてたんだろ?何とかなるんじゃないか?」

足立「どの辺からそう思いました?」

堂島「あー、爆竹がねぇな…拳銃でもいいか?」

足立「いきなり難易度が跳ね上がりましたね、と言うか拒否します。やりたくないです」

堂島「…そうか…」

足立「………堂島さんが落ち込んでいる…」

堂島「これで悠のやつを喜ばせてやれると思ったんだがな」

足立「………やっぱり世の中クソだな」

鳴上「………」

鳴上「………」

りせ「せんぱーい!」

直斗「…こんなところで会うなんて珍しいですね」

鳴上「………」

雪子「………鳴上君?」











直斗「………し、死んでる………」


鳴上「」

>>225辺りから
千枝「ズレている、それらは」



>ガソリンスタンド前


>空間が分断されている。
>………それが今の自分が出した結論だった。

>直斗が初対面のように振る舞うのも、

>雪子がこちらを警戒するのも、

>そして、四目内堂書店前で直斗が消えたのも。

>………そう考えれば、合点が行く。


足立「何を言い出すかと思ったら…」

鳴上「………そうとしか思えません」

足立「あのね、鳴上君?訳分かんない事言ってないで、さっさと帰らないと。堂島さん、心配す……」

鳴上「足立さん」

足立「……だから、あのね」

鳴上「とりあえず聞いてください」

足立「あー…僕の意見は無視ってわけ?ははは…」


>足立はまだ猫を被っている……
>それはともかくとして、今まであった事を話して見た。

>自分の頭の中でも整理してみよう。

>ジュネスでは日付を確認出来ていないが
>陽介はクマがサボっていると言っていた
>クマが働いている…と言う事は、中身がある状態…
>7月10日以降のはずだ

>雪子は自分の事をシャドウだと言っていた
>そしてPー1なる格闘大会が開催されている
>それはゴールデンウィークの話だったはず

>直斗は自分と面識がなく、りせとも初対面のような口振り
>そして事件解決に協力するために来たと言った
>自分達が最初に直斗を見たのは確か5月
>完二と接触しているのを目撃したのが最初だ
>あの時はまだ直斗とほとんど接点がなかった

>足立は今、自分で日付を言ってくれた
>10月26日…
>つまり足立はこの時まだ、欲望を隠している状態だ
>ただ気になるのは、最初に会った時の言葉だ…

>その後堂島家に帰った
>堂島家のカレンダーは自分で見た
>2012年の3月24日、間違いない
>自分が稲羽市を出た翌日だ

>しかしそのあと会った千枝は
>テレビに人を入れている犯人を探していた
>あの様子だと生田目に容疑を向けているわけでもなさそうだ
>菜々子の誘拐も発生していないと考えると
>11月よりは前だろう
>………この情報だけでは日付を絞り切れない

>さらに学校にいた完二はテストの事を気にしていた
>完二と一緒にやったテストと言えば、7月の期末テストだろうか?
>となるとあれは7月23日……
>期末テスト最終日なのかもしれない

>………。

>………りせは。

>そうだ、りせは?

>あの時会ったりせは、何かを知っているような素振りだった。
>直斗の事も覚えていた。

>そう信じたい、と言うだけだが。
>きっと自分と同じ時間軸から来たのだ。


鳴上「………つまりこう言う状態で………」


>直斗(5月?)

>陽介(7月10日以降)

>完二(7月23日?)

>千枝?(日付不明)

>足立(10月26日)

>菜々子・堂島(2012年3月24日)

>雪子(2012年ゴールデンウィーク)

>りせ(2012年夏休み)


>千枝がいつ頃なのかにもよるが、時間軸はこんな風になっている。
>………オレは、どうしたら彼らを救えるんだろう?

陽介「スカウトされた」



鳴上「!?」

千枝「は?ど、どう言う事!?」

雪子「誘拐じゃない、よね?」

直斗「物好きもいるんですね」

陽介「うるせーな!」

完二「つーかスカウトって、何にスカウトされたんすか」

陽介「学園」

鳴上「………?」

陽介「………き、希望ヶ峰学園」



って感じのクロスは誰得

陽介さんを主役にして差し上げたかったんや……


さーて次回の霧スレは?
○ 「恋にまつわる幾つかのお話」
○あだっちーのなんか(適当
○鳴上足立逃避行(ホモではない
のどれか

皆月「やーいやーい三十路ー」

皆月「三十路の記念なのにP4U2ではさらっと称号プレゼントくらいで、結局ゲーム参入しなかった三十路ー」

足立「黙れクソガキ…」

皆月「タイミング結構あったよね?12/5に12/25…一ヶ月位空いて2/1」

皆月「これさぁもうほんとに家庭用までお預けなんじゃ」

足立「ほんとやめて!凹むから!」

クマ「どうするクマか?最悪家庭用にすらお呼ばれしない可能性も…」

足立「やめて!!ほんとにそうなりそうでしょ!!」

霧の王とニンゲンのおはなし
~こないね~



足立「ねぇ、アメノサギリ」

アメノサギリ「どうした、人の子」

足立「………来ないね」

アメ「………ああ」

足立「もうすぐ12月25日になっちゃうのにさー」

アメ「人の子…お前、可能性の子らに何かしたのか?」

足立「ううん、別に」

アメ「ならば何故来ない」

足立「だから僕も不安でさー、昨日ちゃんと鳴上君に電話したんだよ?」

アメ「したのか」

足立「うん」

アメ「何と言っていた」

足立「確かねー…『はい、勿論分かっ……あ、今行く。すいません、マリー待たせてるんで』って言って切れちゃった」

アメ「………」

足立「………」

アメ「………人の子よ」

足立「何?アメノサギリ」

アメ「そのマリーとか言うの…もしかして」

足立「猫じゃない?」

アメ「猫なのか」

足立「なんか鳴上君、猫じゃらすの趣味って言ってたし」

アメ「それは面白いのか?」

足立「わかんない」

アメ「そうか………」

足立「うん………」

アメ「………」

足立「………」

アメ「………」

足立「………来ないね………」

アメ「………ああ………」

~人の子~


足立「ねぇ、アメノサギリ」

アメ「どうした、人の子よ」

足立「その、人の子って呼ぶの辞めてもらっていい?」

アメ「なぜだ」

足立「だって人の子、ってさぁ…」

アメ「お前は人であり子だろう」

足立「三十路に『子』ってどうなの?」

アメ「ひっかかっているのはそこか」

足立「いや、それよりもふつーに足立!って呼べばいいじゃん」

アメ「しかし人の子よ、私が現世を見ている限り、お前はそんな呼ばれ方はあまりしていないようだが」

足立「えっ?なんか知ってるの?」

アメ「ああ。私が見た限りでは、お前は『あだっちー』もしくは『ズッコケ刑事』、『歩く情報漏洩』…」

アメ「もしくは『さぼりっちー』とか『へたれっちー』、『ネクタイ曲げ男』」

アメ「それから『アホ毛刑事』に『キャベツ』に『3000円さん』『ジュネスっちー』『ゲロ刑

足立「もうやめてもらっていいかな」

アメ「で、どれで呼べばいい?」

足立「………」

アメ「………」

足立「………なら、人の子でいい」

アメ「そうか………」

足立「………」

アメ「………そんなに怒るな」

足立「別に怒ってない」

~もしかして~



足立「ねぇ、アメノサギリ」

アメ「今度はどうした、人の子よ」

足立「なんでアメノサギリはそんな格好してるの?」

アメ「私は現世を見回し、見通し、そして世の流れが望むものを見極める必要がある」

アメ「故に私は目となり、この世界から見つめているのだ」

足立「なるほどねー」

アメ「参考になったか」

足立「じゃーさ、その…もうひとりの」

アメ「…む?クニノサギリの事か?」

足立「あ、そうそう。なんか鳴上君に聞いたんだけどさ」

アメ「お前可能性の子とどれだけ仲がいいのだ」

足立「とにかく!…あのさ、そのクニノサギリ?ってやつ、見た目がヤバかったらしいんだけど」

アメ「………」

足立「アメノサギリ?」

アメ「………嫌な事件だったな」

足立「アメノサギリ…なんか知ってるの?」

アメ「私は何も知らない」さっ

足立「って言うか僕もちゃんと聞いてないんだけど、具体的にどうヤバイの?」

アメ「………」目を逸らす

足立「アメノサギリ?」

アメ「………人の子よ、お前には今シャドウの力が」

足立「話逸らさないでよ」

アメ「………人の子よ」

足立「なに?」

アメ「世の中には、知るべき事実と…知らない方がいい事実があるのだ……」

足立「………なにそれ、怖い」

~まちがってる~


アメ「人の子よ」

アメ「………」

アメ「………?」






足立「はい、八十稲羽シャドウズ対敏腕あだっちーズのドッチボール始めるよー」







アメ(あいつ何やってるんだ)

シャドウ達「」ワーイワーイ

アメ(シャドウも結構いるな、なぜ来た)

足立「じゃ僕も人数揃えないとねー」

P4Aばりに増殖する足立

アメ(このト書きに恐怖と殺意を覚える時が来ようとはな)

影足立1「これで足りる?」

影足立2「さぁ?足りてんじゃない?」

影足立3「ちょっとちょっと、みんなやる気出してよー」

アメ(そしてお前の分身、協調性ゼロじゃないか)

シャドウ「」ボール投げ

足立「うわっ、と」ばいんっ

審判「アウトー」ぴぴーっ

影足立1「はぁ?何してんの?」

影足立2「そんなのだからガキに舐められんだよ、バーカ」

影足立3「いいよ、もう死ねば?」

足立「(;_;)」

アメ(人の子が…普段は不敵な笑みを浮かべる人の子が、まるで顔文字のような半泣き顏に……!)

アメ(いや、それ以前にお前達、全員同じニンゲンなんだから仲良くしろ)

アメ(人の子!能力の使い方間違ってるぞ!!)

~きりのまち~


足立「アメノサギリ」

アメ「なんだ、人の子」

足立「アメノサギリはここから出られないの?」

アメ「私はこちら側の世界に存在するものだからな」

足立「でも稲羽に霧が立ち込めてるでしょ?」

アメ「ああ」

足立「あの霧って、こっち側とあっち側の境界をなくすものでしょ?」

アメ「そうなるな」

足立「じゃあ今出られるんじゃないの?」

アメ「………人の子よ」

足立「何さ、いきなり改まって」

アメ「そんな事をしたら可能性の子に不気味がられて泣かれるだろ!」

足立「」

アメ「………」

足立「………」

アメ「………いいか、人の子」

足立「いや、あんまり心構えが…なんか複雑なんだけど…」

アメ「………」

~おこさましこう~


アメ「人の子よ」

足立「………」ぽけー

アメ「………?」

足立「………」ふわぁ

アメ「……人の子」

足立「………」うーん

アメ「………人の子、よ」

足立「………」

アメ「………」

足立「………」

アメ「………」ちらっ

足立「………」

アメ「………人の子」

足立「………」ぽけー

アメ「いい加減にしないか人の子、街を霧に沈める覚悟は出来たのか」

足立「………」うとうと

アメ「………」

足立「」はっ

アメ「………」

足立「………ん?どうしたの、アメノサギリ?」

アメ「 危 機 感 を 持 て 」

足立「」びくぅ

アメ「お前は可能性の子らに追われる立場、いわゆる悪役なのだぞ…分かっているのか」

足立「いや、ちょっと眠くなってきちゃった」

アメ「話聞いてたか」

足立「だってー、鳴上君達がシャドウとの戦闘禁止のフロアでひっかかりまくってるんだもーん」

アメ「何が、だもーん、だ。いつ来るか分からんのだぞ?いつでも戦闘出来るようにしておかないと、後悔…」

足立「僕ちょっと仮眠するね」

アメ「話聞いてたか人の子」

~つんでれ~


足立「ねぇ、アメノサギリ」

アメ「どうした人の子」

足立「まぁ昔話に付き合ってよ」

アメ「いいだろう」

足立「僕さ、昔は結構勉強出来てさ」

アメ「ふむ」

足立「友達はあんまりいなかったけど、それなりにやってきたわけ」

アメ「………」

足立「でもある日気付いたんだよ。」

アメ「……」

足立「………僕には才能がない。この世界に適応する力がない。生き抜いて行くだけの資格が…ない」

アメ「………人の子………」

足立「ま、そう思ってた結果こうなったんだけど」

アメ「………そうか」

足立「こう、もっとさ。僕の事を分かる人が周りにいたら」

足立「………なんか、変わってたのかな」

アメ「………」

足立「………」

アメ「………」

足立「………まぁ、無理か…。人に好かれる才能だってきっと、ありはしないんだから」

アメ「………人の子」

足立「………なぁに、アメノサギリ」

アメ「私は、この真実を霧に隠した世界の中でだけれど、お前を好いているぞ」

足立「………はは、何それ」

アメ「………」

足立「………」

アメ「………」

足立「………ありがと、アメノサギリ」

アメ「礼には及ばない」

~どーん~


マガツイナバにて
千枝『いっくよー!』

千枝『どーん!』

シャドウ『』キラーン


アメ「可能性の子らにはこんな可能性があったのか」

足立「どんな可能性かはあえて聞かない方がいいよね」

アメ「………」

足立「って言うかあれ、すごいよねー。里中さん、だったっけ」

アメ「ああ」

足立「いくらペルソナがあって身体能力が強化されてるったって、あんなに蹴りが強くなるものなのかな」

アメ「恐らく、元々の身体が強いのだろうな」

足立「………」

アメ「………どうした、人の子」

足立「いや、向こう側で蹴られなくてよかったなーと思って」

アメ「ストーリー上のラスボス不在は確かに問題になるからな」

足立「そしたらマガツイザナギだって出せなかったし」

足立「アメノサギリにも会えてなかったもんね」

アメ「………足立」ほろり

足立「全体的に赤くなるのやめてよ、気持ち悪い」

アメ「」

~きたけど~


鳴上「遂に辿り着いた…」

足立「すごいすごい!よくここまで来れたね!褒めてあげるよ!」

鳴上「………」

足立「………」

鳴上「………はい」

足立「…えーと?」

鳴上「………もういいですか?」

足立「えっ、なんでそんな冷めてるの?」

鳴上「いい加減あなたの茶番に付き合うのも面倒なんですよ」

足立「茶番って言わないでよ……」

鳴上「とりあえず>ゴッドハンド」

足立「それとりあえずで使う技じゃ…痛い痛い!」ぽかっ

鳴上「俺ももう疲れたんですよ、あの戦闘禁止フロアで何時間も足止めされて」

足立「そのわりにひとりじゃん!」

鳴上「ええ、疲れるから一人で来ました」

足立「へ?」

鳴上「イザナギ」パキィン

イザナギLv99

足立「」

鳴上「……覚悟はいいですよね?」

足立「………あー、僕もレベル上げの旅に出て……」

鳴上「問答無用」




アメ(強く生きろよ、人の子………)ほろり

霧の王とニンゲンのおはなし
~やっぱり~


足立「ねぇ、アメノサギリ」

アメ「どうした?人の子よ」

足立「鳴上君、帰っちゃったね」

アメ「お前が途中で「あっ、ちょっまっ、違うし!これまだ本気じゃないし!」とかなんとか言って、あの可能性の子を困らせるからだろう」

足立「だってまだ本気じゃないし」

アメ「ではお前の本気とは何なのだ」

足立「んー………」

アメ「………」

足立「………」

アメ「………」

足立「………わかんない」

アメ「そうか」

足立「そもそもあんまり本気で何かに取り組んだ事ないしね」

アメ「そうか」

足立「大体なんでも出来たし」

アメ「そうか」

足立「………」

アメ「………」

マガツイザナギ「………」

足立「………増えてる」

マガツイザナギ「………?」

~ぎもん~


アメ「人の子よ」

足立「なに?アメノサギリ」

アメ「ひとつ聞きたい事があった」

足立「聞きたい事?僕で答えられる?」

アメ「お前は………」

アメ「………」

足立「………?」

アメ「………いや、よしておこう」

足立「ちょっとやめてよ、そう言う意味ありげなの」

アメ「いや、本当にどうでもいい事を聞こうとしていた」

足立「余計気になるよ!何聞こうとしてたの!?」

アメ「………その、何故ネクタイが曲がっているのかと」

足立「………」

アメ「………」

足立「………アメノサギリ」

アメ「………なんだ」

足立「ネクタイ、知ってたんだね」

アメ「そのくらい知っている」

~かんじくん~


足立「ねぇアメノサギリ」

アメ「どうした人の子」

足立「シャドウってのは、その人の内に抑圧された部分が出て来るんだよね?」

アメ「当たらずも遠からずだな」

足立「あのガキ共のシャドウってどんなのだったのかなーって」

アメ「………」

足立「………?」

アメ「見たいか?」

足立「………」

足立(そう言えば以前ジュネスで立ち聞きした時は………)



完二「すいません、何か先輩に色々世話んなっちまって…」

陽介「お前やっぱりそっちのケあんじゃねーの?」

完二「だから違うっつってんだろうがぁ!」

クマ「照れなくてもいいクマよ?人には人のカンセーがあるクマ」

完二「違うから!マジで違うから!」

鳴上「完二……夜はパスで」きりっ

完二「あんたもですよ、ほんと勘弁してくださいッス!勘違いされたらどうすんすか!?」



足立「………」

アメ「どうした?」

足立「………いや」

アメ「シャドウはその者の内面がより強調された部分、自分でも認めたくない部分だ」

足立「!」はっ

アメ「…どうした?」

足立「…ちょっと大変な事に気付いた」

アメ「そうか」

足立「……興味本位で見たら襲われそうだね」

アメ「………そうか?」

足立「うん」

足立の「認めたくない自分の内面」ってどんなのだろう…
誰よりもヒーローや才能や仲良しゴッコに憧れている、とか?

>>278
○本当は主人公達となかよくなりたい

○本当は素直になりたい

○自分が世界を変えられるとか思ってる

○堂島さん!堂島さぁん!ああああ!!もふもふ!堂島さああああん!!


アメ「どれでも好きなのを選ぶといい!」

足立「いや一番最後」

バレンタインはチョコの味




今日はバレンタイン、なんだってね。

その、君も知ってると思うけど…私、あんまり料理が得意じゃないんだ。
板前さん達に教えてもらってはいるけど、彼らに比べたら本当に…まだまだで。

でも、今日のこれは、自分で作りたいなと思ったの。

学校に持って行ったのは、試作品…と言うか、その、失敗しちゃった分だから。
だ、大丈夫!多分完二君なら食べられると思うし、うん。
…うん。

………色々あったね、この1年。
もうすぐ帰っちゃうんだよね、君。
なんだか、そんな風には思えないな。
今までもそばに居たような気がするし、これからもずっとそばに居て………、

………って、ちょっと!
私、何を…その、ごめんね?変な事言っちゃって…。
………。



「それは、プロポーズか?」

笑顔で君がそんな事言って、からかうから。
私は、さっと顔を赤くしてしまう。
すごく気まずくて恥ずかしくて。

…でもね、ずっとそばに居て欲しいって言うのは、本心。
プロポーズ、なのかな?
こんな時間がいつまでも続けばいいのにと願ってしまう。

でも、そんな大それた事は結局起こらないからーーー


「はい、君のためだけに作った…チョコレート。手作り、だから」


愛情たっぷりで、ちょっとウィスキーを入れたらいいって本に書いてあったから入れて見たの。
さぁ、召し上がれ。



>…酒の匂いがプンプンする…。

チョコレート?いいえ、殺人兵器です





あのさ、今日なんの日か知ってる?
いや、あたしも昨日花村から聞くまですっかり忘れてたよ。
あいつ、すっごい遠回しに請求してきたんだよね。
チョコレート。

普段わーわー言ってるくせにさ、チョコだけは欲しいんだね。
はっずかしいやつ。

…でもさ、君がこっちに来てからゆっくりする時間ってあんまりなかったでしょ?
来て早々だったもんね、事件が。それに…スキーの時だって結局バタバタしてたし。

だから、こう言うイベントで君の事考えてウキウキ出来るのって、もしかしたら最後かもしれない。
そう考えたら…なんだろ、胸の中がもやもやーっとするって言うか、なんて言うかさ…。



「肉の食べ過ぎか?」

いや、ち、違うって!そんなんじゃ…ちょっと、笑わないでよ!
確かに昨日ビフテキ串買って帰ったけどね!
…食べながら色々考えてたんだよ。

君に感じてるこの気持ちって、なんて表現したら一番いいんだろう?
あたし、バカだからさ…あんまり、言葉にして表現出来ないんだけどさ…。
えへへ、だから代わりに物でこうやって表現する事にしました!


「あたしの好きなものを合わせて見たよ!」


絶対美味しい、はず…だから!味見はしてないけど…うん!
さぁ、召し上がれ!


>ビフテキにチョコがたっぷりとかかっている…。

バレンタインってなんだっけ




せーんぱい!
…もう、またそうやってクールに振る舞っちゃって。あ、そっか、あれは私の前でしか見せてくれないんだ?
あはは、嘘だよ嘘っ。そうやって困ってる先輩の表情って、なかなか見れなくて楽しいんだよね。

ふたりっきりの時間ってどうしてこんな早く流れちゃうんだろう?
ねぇ先輩、ペルソナ能力で時間の流れとか遅く出来ないのかな?
そしたらその長くなった時間分だけ、りせを独り占めしてもいいよ、なんて。

私…私を、「りせちー」じゃなくて「久慈川りせ」として見てくれたの、すっごく嬉しかった。
最初から最後まで、先輩は私をひとりの人間として見ててくれたよね。
ほんと、初めてだったから、そう言うの。


「りせのおかげでここまで来れたんだ」

もう、先輩ったらよく分かってるじゃん。
そうよね、私のナビがあったからここまで順調に来れたんだよっ!
…そんな事ない。私はただの、ちょっと弱い学生だっただけだよ。
でもその弱さも私。自分自身を一番認めてなかったのは私だった。

それを教えてくれたのは、先輩。
あなたなんだ。
…責任、取ってくれる?


「りせちー特製だよ!食べてくれるよね?」


大人の階段、先輩となら登りたいって思ってるから…今回もアダルティな味付けです!
さぁ、召し上がれー!


>…真っ赤だ…。普通チョコレートは茶色いはずだ…。

バレンタインですか?




先輩、今日は何の日かご存知ですか?
…先輩は聡明ですから、既にご存知だとは思いますが、バレンタインだそうです。
バレンタインの起源はローマ帝国まで遡るそうですね…元々は祭の前日だったとか。

いえ、こんな豆知識をお話しするためにお招きしたわけではありません。
誓って、当然じゃないですか。
僕と知り合ってからは短いですが…間も無く先輩は都会にお戻りになると聞いています。
どうも名残惜しい、と思ってしまった僕がいて、ですね。

おかしい、ですか?
探偵は常に、全てを公平な目で見る事が必要とされます。
その僕が、あなたにひとり肩入れしてしまっては…いけないんです、探偵として。


「自分自身は、どうしたいんだ?」

…はは、やっぱりあなたはすごい。僕の胸中を全て見透かされている気さえします。
僕自身は、まだ戸惑っているんです。
先輩と過ごした時間の一秒も忘れたくない、と思っている自分がいて…初めての事に動揺しているんです。

だ、だから!なんと言えばいいか分からないこの感情をですね、いわゆるイベントに合わせてあなたに見せてみたいと思います。
今更こんな事するのも、ちょっと恥ずかしいような気がしないでもないんですが…。


「その、本を見たまま作ったので…お口に合うか分かりませんが」


は、ハート型に、してみました…ちょっとはそれっぽく見えますか?
さぁ、召し上がれ。


>…よかった…、どこからどう見てもチョコレートだ。

バレンタイン?何それ。



あのさ、最初に言わせてもらっていい?
人間ってバカだよね。何のためにチョコ作ってあげて食べさせるの?
そんなの、食べたかったら自分で買えばいいじゃん。お金があるんだからさ。

全然興味ない。知らない。そんなの初耳だし。
でも、教えてもらったからにはやった方がいいんでしょ?
鼻にそう言ったら笑われたんだけど。なんで?

…キミは、甘いものとか好きなの?全然聞いてなかったから、知らなかった。
あれ、なんでだろ。私、キミの事もっと知りたいって思ってる。
キミの事知りたい。キミともっと色んなところに行って見たいなって、思ってる。
あの時助けてもらったからとか、そんな理由じゃなくって…。


「分かってる」

………そっか。
短い言葉だけど、安心するね。
分かってる、って言ってもらえると。

あの霧からも、役目からも解放された。キミがそうしてくれたから、私は今ここにいる。
何で諦めてくれなかったのか、まだ納得行ってないけど…今はキミと一緒にいたいって思う。
だからさ、包んで見た。


「早く食べないと、逃げる…から」


部屋に「こんせんと」無いから大変だったけど、出来た。
さあ、召し上がれ。


>!?
>う、動いている…もはやチョコレートではない!

そしてバレンタインの男子と言えば




陽介「」そわそわ

完二「」そわそわ

>…ふたりがそわそわしている…。

クマ「」そわそわ

>…なぜかクマまでいる…。

陽介「…なぁ、まだかな?」

完二「もしかしたら、すっげー恥ずかしがりなのかもしれないっすよ」

陽介「だよな?そうだよな?」

クマ「そうクマよ…クマ達がチョコレートひとつももらえないなんてありえんクマ」

陽介「だよな!?まだ期待してていいんだよな!?」

>雪子や千枝、りせからチョコレートをもらっていなかっただろうか?

陽介「バカ、あれは全員に配布するやつだろ!」

完二「バレンタイン特別プレゼントっすよ」

クマ「クマ達ひとりひとりに渡してくれる人を待ってるんだクマ!」

>…あまり放課後残っていない方がいいと思うが…。

>……!

>誰かからメールが来たようだ……行かなければ。

陽介「…お前、まさか抜け駆けか!?駆けるっつったら俺の技だろーが!」

完二「そんなの知らねっすよ!?」

クマ「センセイの薄情者ー!」

>こうしてバレンタインは過ぎて行く…。

陽介「相棒!勝手にバレンタイン終わらすな!!まだ俺は諦めてねーから!!」



…バレンタイン?
ああ、ヴァレンティヌスの死んだ日でしょ?
興味ないよ。
どうせ義理ですらもらえないしさ。

…え?くれるの?
いいの、ほんとに?
でもなぁ、こんなものもらっても…お返し出来ないよ?

…うん、うん…。

義理じゃない、の?

またまた、そんな事言ってみんなに渡して…え?ほんとに?

…。

ま、ありがたく受け取っておくけどさ。
お返しとか、期待しないでよ?
お金ないんだからさぁ。









「おいお前!何をひとりでぶつぶつ言ってる!お前は逮捕された身なんだぞ…分かってるのか!」

「…今日くらいいいじゃないですか…年下の後輩からチョコレートもらった設定で妄想したって…」

「よくない!それにどうせチョコレートもらえないだろう!!」

「」

僕今日カラオケ連れてかれてさ
P4Aの2期OPが歌われてるのを見たんだけどさ
あれ生田目戦メインで作ってんだね
僕一瞬しか映んなくってね
かと言って1期OPはカラオケになくって
泣きそうになるっていうさ


陽介「その……まぁ、ほらあんたってサブじゃん?」

鳴上「そんな細かい事気にしてたら男になれませんよ」

霧の王とニンゲンのおはなし
~ところで~


足立「ねぇ、アメノサギリ」

アメノサギリ「どうした、人の子」

足立「いや、もう3月だなと思って」

アメ「こちらの時間はまだ12月だ足立」

足立「そうだっけ?」

アメ「メタファーな発言はよしておけ」

足立「いや、ところでさぁアメノサギリ」

アメ「…どうした、人の子。やけに表情が暗いが」

足立「僕…いつになったら格闘ゲームの本編に出れるのかな」

アメ「………」

足立「家庭用、家庭用ってひどくない?」

アメ「………」

足立「それにひとこと、二言しかまだ喋ってないしさぁ」

アメ「人の子、お前外を歩けているだけでも御の字なんだからな?」

足立「それにあのモデリングひどくない?」

アメ「だからメタファーはよせと言っている」

足立「パソコンサイトで見ると、コマンド表がひとり分くらい空いてるんだけど…あれ僕の席だよね?」

アメ「格闘ゲームの話の前に本編の話をしろ」

足立「アメノサギリ…メタファーはダメだよ」

アメ「どの口が言っているのだ人の子」

足立とマーガレットが隠しキャラだと思っていた時期が俺にもありました…
ミナヅキなんて二人もいらないっつーの!

寝たいけど寝れない夜はペルソナスレを更新する日

>>291
皆月とミナヅキは面白かったけど1枠でよかったと今なら思います
ちくしょう散々期待させやがって…

陽介「俺さ、お前に出会えてよかったよ」

>どうした?藪から棒に

陽介「いや、だってもうすぐ帰っちまうんだろ?その」

陽介「……なんつーかさ、言っときてーじゃん?最後に」

>陽介は優しく微笑んでいる…

陽介「お前を相棒にして…いや、お前が相棒で、よかった」

陽介「………俺、ずっと退屈だった。こんな田舎で、何にも変わんなくって、そのまま終わってくのかと思ってた」

陽介「でも、いきなり事件が起きて…お前には見られちまったけどさ、ちょっとわくわくして、選ばれた人間だなんて舞い上がって」

陽介「…バカだよな、ほんと。自分が好きな人殺されて、わくわくしてたんだから…最低だった」

>「だった」…過去形じゃないか

陽介「ああ…わくわくしてた自分も、それも素直に自分だって受け入れるのが一番自然だったんだよ」

陽介「肩肘張ってさ、カッコ付けたり、誰にも不安なとこ見せたくねぇってなったり…するじゃん、お前見てると余計にさ」

>…そっとしておけ
>ともかく、そんな感情は当たり前のものだ

陽介「…はは、最後までかっけーなぁ相棒」

>そんな事はない

>…俺だって、空っぽだった

陽介「………相棒」

>もしかしたら、都会に戻ってまた空っぽになってしまうかもしれない
>その時は…

陽介「大丈夫だっての。俺らは友達だろ?」

>…ああ、ありがとう

陽介「どこでだって繋がってるって!…だから、たまには顔出しに来いよ」

>………ありがとう


>けれどそんな平穏も期待も踏み砕いて
>俺達はすぐさま、集まる事になる

>それはゴールデンウィーク

>…クマの偽物が主催した大会から全ては始まったんだ

もう寝る、寝れなくても寝付いて見せる



足立「僕は、このどうしようもない世界でどうしようもなく生きている」

>それがあなたの、背負う罪だから

足立「……ねぇ、これで僕を反省させられるとか思ってる?」

>捻くれなくたって分かってるのに

>あなたは何を言ったって、

>いつだって俺と表裏一体だった

足立「………ばーか。自惚れ?」

>違う、そうじゃなくて

>まるでコインの裏表

>俺とあなたは、きっと真逆だったんです

足立「どうだか?僕は君の立場でも、きっと同じ事を考えたさ」

>でも、きっとしなかった

>………出来なかった

足立「どのみち今回だって未遂だし、捕まったし、ゲームオーバーだし」

>自分に嘘つくのも、もう止めましょう

>ゲームオーバーなら、またスタートすればいい

足立「君さ、諦め悪いって言われない?」

>人生がゲームなら、神ゲーだと思いたいだけですよ。

足立「課金しても課金しても、レアアイテムは全くドロップしないのにね」

>けれど時たま、気まぐれにチャンスが訪れる

足立「…それを生かすか殺すかは、そいつ自身だ、って話かい」

>そしてあなたがそれに恵まれなかったと言うのも分かる

>………分かるから

足立「…何だよ、なんでも知ってるような口ぶりで…ズルくない?」

>それでも人生は、平等には流れてくれない時間だ

>だからこそ分かりたい、だからこそ分かっていたい

>その切なさも、その寂しさも。

そういえば今更だけどホワイトデーやエイプリルフールのネタはやらないの?

>>295
ホワイトデー→忘れてたから諦めた
エイプリルフール→某スレで燃焼した
状態でなんもネタだししてませんでした
思いついた時はがんがん書けるんですけどね……うーん……

足立「エイプリルフールなんて大嫌い、なんちゃって」




>4/1の朝、日曜

>鳴上は前日からこの街に戻ってきていた


鳴上「実は俺、女だったんだ」

菜々子「えぇーー!?」

鳴上「しかも鳴上悠って名前も嘘だ」

菜々子「え、えぇーー!?」

鳴上「ほんとはフェザーブrおっとうっかり言うところだった」

菜々子「お兄ちゃんフェザーブルーなの!?」

鳴上「みんなには内緒だぞ」

堂島「お前真顔で嘘を言うからどこまで本気か分からんぞ?悠」

鳴上「嘘じゃありませんよ、正義の味方ですから」きりっ

堂島「お前の自信はどこから来るんだ」

菜々子「お父さん!聞いた?お兄ちゃん、フェザーブルーなんだよ!?」

堂島「………あぁ、そうらしいなぁ」

菜々子「フェザーブルーって女の子なんだって!」

堂島「女の子なのにあんなに強いのか、すごいなぁ」

鳴上「とんでもないですよ」

堂島「ところでなんでったって稲羽に戻ってきたんだ?帰ってまだ何日しか経ってないだろ?」

鳴上「みんなにエイプリルフールのジョーク仕掛けたくて」きりっ

堂島「そうか………そ、そうか………(最近の子供の考える事は分かんねぇなぁ)」

千枝「な、鳴上君?!なんで!?」

クマ「センセイが戻って来たクマ!?」

陽介「なんだよ水くせぇなぁ、帰ってくるんなら言えよお前ぇ!」

鳴上「」

りせ「………先輩?」

鳴上「………ククク……」

クマ「くっ、クマぁー…?」

鳴上「いつから「僕」が鳴上悠だと思ってたんだい?あはは、バーカ」

直斗「この人を嘲るような軽口…飄々とした態度…まさか!」

鳴上「そうだよ!僕だよ!」

完二「いやいやそれはさすがにねーんじゃないっすか?そもそも原理が」

雪子「とりあえず殴って目を覚まそう」

鳴上「すまん俺が悪かった」

もっと危ない嘘を沢山つこうよ!
菜々子ちゃんと結婚したいとか、実は足立さんと共犯だったとか

>>300
>全て事実だ

陽介「そんなに自信満々に言われてもおぉ!?」

菜々子「………? お兄ちゃん、菜々子とけっこんするの?」

堂島「ほう…お前死にたいらしいな」拳銃ガチャリ

>叔父さん、僕を撃っても物理反射しますよ


>ランダの物理反射には中盤まで世話になったなぁ…

鳴上「P4GAだそうです」




陽介「なんだって!?」

足立「何クールくらいやるんだろうねぇ」

マリー「どう考えても……4クールくらいやらないと終わんないよ?」

鳴上「そこはきっとアニメイズム枠がなんとかしてくれる」

クマ「なんか………キタ」

一条「って事は次は長瀬のコミュか?」

長瀬「なんでそうなるんだ?前がお前だったからか、一条」

小沢「鳴上君…前回は私、完全にスルーだったけど…今回は出れるかな?」

鳴上「>そっとしておこう」

雪子「でもGのアニメって事はもしかして、追加エピソード中心になるのかな?」

完二「え?んじゃ、海とかっすか」

マリー「なら、私のコミュってやるよね」

足立「当然だけど僕のコミュも」

中島「それ以前にかなりカットされてる僕のコミュを先にやってくださいよ、先生」

小沢「鳴上君ッ!私の声優さんは誰になるかなッ!(台本片手に)」

鳴上「>そっとしておけ」

店長「………俺は」

鳴上「知らん」

鳴上「豆しばっ!」パキーン




>ジュネスのフードコート

陽介「わりーわりー、相棒!出来たて待ってたら遅くなっちまって」

鳴上「仕方が無いだろう」

陽介「ほら、ビフテキ!今日は俺の奢りって事で……」

鳴上「そうか…済まない、花村」

じゅうううう

鳴上「いただきま」

<くるっ

鳴上「………?」



>鉄板の上に何かが乗っている…
>豆だろうか?


豆しば「ねぇ、知ってる?」


鳴上「」!?
(BGM:そこにいるのは誰?)

>………!?

>豆がしゃべっている…!?


豆しば「ビフテキは、フランス語で【ステーキ】って意味なんだよ」

豆しば「ビーフステーキだからビフテキじゃなくて、【ビフテック】が訛ったって説が有力だよ」



鳴上「……花村、お前いつからこんなペルソナを使えるように」

陽介「ん?何の話だよ?」

豆しば「………?」



♩まーいーにーちー ひとーつー
まーめちしーきー
らんらんらーん

鳴上「嫁にするならリリス一択」


>やっぱりリリスが一番いい

陽介「いきなりなんだよ」

>リリスのあの胸、あの蛇、あのエロスがたまらないんだ
>リリスを嫁にしたい

美津雄「ば、ばかだな……雌雄同体のエンジェルちゃんが最強に決まってるじゃないか」

>なん……だと……?雌雄同体、そんなのもあるのか

美津雄「ペルソナ図鑑もまともに読んでないの?ふ、ふへ……」

陽介「つーかお前はなんでここにいるんだよ、自宅謹慎かなんかじゃねーの?」

>でもそんなの関係ねぇ

陽介「なんだそのテンション!?」

クマ「クマ的にはアリスがオススメ、って感じクマ?」

陽介「お前まで混ざるな!」

クマ「」しょぼぼん

>確かにアリスはかわいい……だが、
>あれは「嫁」より「娘」に欲しい!

陽介「お前さぁ………」

>もう一周回って逆にスライムでもいい

陽介「……目を覚ませ、相棒」

やっとだよ…長かったよ…



足立「武器は銃、ペルソナはマガツイザナギ」

足立「初回DLC(?)、しかも個別シナリオあり」

足立「僕の時代、来たかもしれないね」

>それは違うよ

>P4GAも決まって、ペルソナ周りが活気良くなってきた
>嬉しい限りだ

陽介「っつか、オリジナルなんて何年前のゲームだと思ってんだ、相棒?ここまで人気あるってすごくねぇか?」

>確かにな
>今もなお新規プレイヤーを増やし続ける、
>まさにお化けゲームだ

千枝「君も、ペルソナは4が初めてなんだっけ?」

>恥ずかしながらそうだ……

クマ「むしろ羨ましいクマ!こんな面白いもんを、今からまっさらの状態で出来る人ってのは!」

陽介「あ、それは分かるぜクマ。面白いからこそ、なんの知識もなくやれるってのが羨ましいよな」

雪子「キャラクターの強さも弱さも描写されるから、没入感もすごい強いしね」

>ペルソナのカスタマイズの自由度も魅力があるんじゃないだろうか

直斗「仲間はペルソナが固定……これもまた頭を使う要素だったんですが」

足立「聞いたよ君達、P4Qではペルソナ付け替え出来るらしいじゃん」

>この人どこから湧いたのだろうか…
>と言うか多分P4Qでの出番はない…

雪子「その分、相性を気にせず好きなキャラクターを使えるようになりますよ」

陽介「全員レベル上げしねーと気ぃすまねぇ1みたいなタイプは作業ゲー化すんだろうな」

クマ「電波がコンセントレイトしてるクマ」

>確かに一理ある
>好きなキャラクターを使えるのは魅力だ

千枝「でも3DSじゃん!あたし持ってないよ!」

完二「うっす、何してんすか、先輩方?」

直斗「ああ、巽君。P4Qの話を」

完二「んな事よりP4U2っスよ!なんでこのヘタレ刑事が追加DLCなんっすか!」

足立「仕方ないでしょ?今回のストーリーモードの謎解きに必要なピース握ってんだから」

陽介「よく言うぜ、お前全然反省してねぇくせに!」

足立「……何?発売は8月だけど今からでも殴り合いしていいんだよ?」

陽介「いいっすよ、こっちは殴る理由もあるんだ…!」

>落ち着け

クマ「エピソード足立とか優遇されすぎクマぁぁぁ!」

>1が得するからそのままで頼む
>夏までにPS3買うからそのままで!

雪子「誰?その人」

鳴上「インフレしすぎたペルソナ4」




>雪子城

クマ『敵、一体!勝てるクマ!』

鳴上「弱点は!?」

クマ『その敵は、電撃属性に弱いクマ!』

鳴上「分かった!…イザナギッ!」ジオ!

シャドウ『!?』
>72ダメージ!WEEK!

クマ『敵シャドウダウンっ!』

鳴上(よしっ、ダウンした!そしてここからふたりで叩けば…)

陽介「オラァ!」

ごすっ

鳴上「えっ」

>ダメージ999

鳴上「えっ」

シャドウ『!』
>気絶状態になった!

鳴上「えっ」

陽介「くっそ、倒れねぇのか!?」

鳴上「じ、ジオ!」80ダメージ

シャドウ『』

陽介「オラァ!」999ダメージ

鳴上「えっ」

>シャドウは消えた…




陽介「相棒、随分お優しい攻撃じゃねぇ?」

鳴上(え?)

陽介「最初に見た時あんなにかっこよかったのによ…どうしたんだよ?」

クマ『そうクマよぉー?』

鳴上「いや、弱点突いた…」

陽介「今回は大丈夫だったけど、もしかしたら弱点突かれただけじゃ倒れねぇのシャドウがいるかもしんねぇだろ?」

鳴上「あ、ああ……」

千枝「あたしも協力するよ!」鳴上「そうか、強力なのか」


>雪子城2階


影千枝「我は影…真なる我…!」

クマ『およよ……あれはチエチャンのシャドウクマ!』

鳴上「くそっ……」

陽介「相棒、行けるか…?」

鳴上「ああ、シャドウの攻撃で体力の8割持って行かれるが大丈夫だ!」

陽介「それって大丈夫って言わな…」

影千枝「つべこべ言わずにかかってきなさいよ!」

鳴上(……さっき手に入れたペルソナ!あれを今試してみるか……)

鳴上「ペルソナチェンジ!ウコバク!」シャキン

クマ『おぉっ!あのシャドウの弱点、分かったクマか!?』

陽介「やれ、相棒っ!」

鳴上「アギ!」ひゅぼっ

影千枝「なっ!?なんであたしの弱点が炎だと分かって---」

ちゅどおおおんっ!

影千枝「うわああああ!」


>95ダメージ!WEEK!


クマ『ナイス当たりクマ!』

鳴上(手応えはあった!よし、これならあのシャドウも倒れて…)

もくもくもく…


影千枝「誰に当たったって?」


鳴上「!?」

陽介「な……弱点突いたのに倒れねぇ!?」

クマ『随分とタフクマね』

影千枝「消えなさい!」ぱしんっ

鳴上「えっ」

>2400ダメージ

鳴上「えっ4ケタ」

>鳴上は倒れてしまった

鳴上「えっ」

陽介「相棒!どこが8割だよ!全然足りてねぇじゃん、体力!?」

鳴上「えっ」

影雪子『我は汝』鳴上「……」


>雪子城最上階


クマ『チエチャンを仲間に加えたクマ達は翌日なんとかお城の一番上まで来たクマ』

陽介「あー…相棒、大丈夫か?」

鳴上「………なんとか」ぼろぞろ

千枝「危なかったら防御してていいからね?キミの代わりに、あたしが行く!」

鳴上「里中…心強いよ」涙ほろり


影雪子『そんな悠長におしゃべりしていていいのかしら?』ひゅん


鳴上「なっ…こいつ、どこから!?」

千枝「うっそ、背後に!?」

陽介「こ、こいつ…天城なのか!?」

鳴上「いや、これは天城のシャドウが暴走して---」

鳴上(……ん?シャドウの暴走は確か、本人に拒絶されないと起こらないんじゃないのか?)


影雪子『アギ!』ぼうっ

鳴上「し、しまった!」

クマ『! センセイ!チエチャン!!』

千枝「………オオオオオオオッ!」

>蹴り

クマ『む、無謀クマ!』

鳴上「里中!避けろぉぉおぉ!!」



ばしゅうっ



鳴上「………えっ」

影雪子『!!』

千枝「…鍛え上げたあたしの蹴りが、あんたみたいなのの火柱ひとつ消せないわけないでしょ!」

鳴上「えっ」

雪子「うぅっ…」

陽介「サンキューな、里中!時間稼ぎご苦労!」

千枝「あ、花村ずるいっ!」

雪子「みんな……来てくれたの……?」

影雪子『なによ…偽物のあんたは寝てなさいッ!アギ!』ぼっ

千枝「っ…それはもう効かないんだから!」蹴り

鳴上「えっ」

鳴上(まてまてまてなんか俺だけ置いていかれてる)

クマ『センセイ!ユキチャンのシャドウは氷が弱点クマ!チエチャンも氷が使えるけど、今はそれどころじゃないクマ』

クマ『今こそセンセイの隠された力を解放する時クマよぉ~!』

鳴上「えっ」

どおおおんっ

千枝「きゃぁぁぁあ!?」

陽介「里中ァ!」

影雪子『今のはアギラオではない、アギだ』ぼっ

鳴上「えっ」

千枝「うぅ……っ」

雪子「千枝……!」

影雪子『あたしが待ってたのはあんたじゃない…、ここから外へ出してくれる王子様なのッ!!』

鳴上「ま、まさか里中が押し負けるなんて…」

雪子「もう……もうやめてみんな……いいよ、私のために……!」

陽介「そうはいかねぇよ!お前を置いて逃げるなんて出来ねぇ…!」

影雪子『ぴーぴーうるさいわね…これで終わらせてあげる!』

>雪子のシャドウは強い魔力を練っている!

クマ『あわわわわ…なんかすごいのくるクマ!?』

影雪子『茶番は終わりよ!!』ゴゴゴゴゴ


陽介「くそっ!これでも喰らえ!」


ぽいっ


>角氷


鳴上「そ、それは……」

クマ『氷属性のアイテムだクマ!』


パキンッ


影雪子『っぁぁああああ!?』


ばきばきばきばき…


鳴上「えっ」


影雪子『』ぴきーん


鳴上「えっ」

クマ『勝ったクマ』

鳴上「えっ」

雪子「………私の……醜いところ、見られちゃったね……ごめんね」

陽介「みんなそんなもんだろ…はぁ、今回は死ぬかと思ったぜ……」ぺたん

雪子「………これも、私なんだもんね」

千枝「ごめん、雪子…あたし、あたし気付いてあげられなかった!」

雪子「ううん、私こそごめん…」


鳴上(これもう俺要らないんじゃないかな)

鳴上「ここはもう魔界なんじゃないかな」


>サウナ


クマ『次はきっとカンジって子が襲われるカンジ?って言ってたらほんとにクマの世界の中に新しい場所が増えてたからみんなで来たらサウナだったクマ』

鳴上(解説ご苦労)

陽介「で、ここがその一番奥だよな?」

雪子「なんかサクサク来ちゃったね」

千枝「なーんか張り合いないよね?みんな弱い弱い」

鳴上(いや、あの、俺だけ異常に手応えがある強い敵だと思うんだけどな、レベルはお前達と一緒なのに)

雪子「とにかく完二君が危ない。ここにいるよね?きっと……」

陽介「開けるぞ」

ぎいぃぃ




影完二「うほぉぉおっ!素直になっちゃいなよォォォ!!」がきんがきん

完二「オラァァァァ!!ちげぇ!オレはオレだァァァァ!お前なんかオレじゃねぇぇぇぇ!!」がきんがきん


鳴上「えっもう始まってる」

影完二『あはははは!それならボクがキミをガチムチ♂にやってあげるよ!』むきむきむき

完二「るせぇゴラァ!」

>頭突き

鳴上「えっ」

ごすぅっ!

>シャドウの仲間は消滅した

影完二『!? タフガイ!ナイスガイ!?』

鳴上「えっ」

陽介「おい!お前が巽完二か!?」

完二「…!? ちっ、へんなとこ見られちまいましたね」

雪子「完二君っ!無事だったのね!」

影完二『おしゃべりしてていいの?ボクの仲間を倒した罪は重いよ…!』

完二「っ、くそ…オレぁ…」ふらっ

陽介「無茶しやがって……お前はそこで寝てろ!」

千枝「あとはあたし達に任せて!」

雪子「アギっ!」1020ダメージ

千枝「暴れまくりー!!」ばきばきばき

影完二『ふんっ!デッドエンド!』

どごぉぉっ!

千枝「っ!?」3000ダメージ

鳴上「」

陽介「里中ァ!ディア!」ぽうっ

千枝「!」1800回復

鳴上「」

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