勇者「zzz」
??「♪」スリスリ
勇者「zzz………んっ」
??「……勇者くん、そろそろ起きないと」ツンツン
勇者「んー………もう少しだけ………………んっ!?」ビクッ
??「おはよ、勇者くん」ニコッ
勇者「ど、どちら様!?」
??「えー、勇者なのに私のこと分からないの?しっかりしてよ!」プンスカ
勇者「ご、ごめんなさい」
??「……あっ!この姿じゃ分からないのも当然かー」
勇者「はい?」
??「ちょっと待っててね………………んっ♡」バサッ
勇者「つ、翼!?」
??→魔王「初めまして勇者くん、魔王です!」ニコッ
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勇者「…………………え?」
魔王「だから君が倒そうとしてる魔王だって!」ブイッ
勇者「……な、なんで、ま、魔王が俺のベットに……」
魔王「んー、魔王が勇者を待ってなきゃいけないなんてルールはないじゃん?そもそも勇者が強くなるの放っておくとかドMじゃん」ケラケラ
勇者「…」
魔王「だから君が勇者として旅立つ日、つまり勇者が一番弱いときにやっちゃえば楽ちんでしょ?」ドヤッ
勇者「……つまり俺を殺しに来たってことか?」
魔王「あれ?思ったよりも冷静だね」
勇者「勇者に選ばれたんだ、そんくらいの覚悟がなきゃ逃げ出してるだろ」
魔王「ふーん、なんかつまんない、死ぬの怖くないの?」
勇者「……怖いに決まってんだろ?でもこの状態でお前に勝てると思うほどバカじゃないんでね……ほら、ひと思いにやってくれ」スッ
魔王「……おいで、デスサイズちん」スッ
勇者「……」
魔王「さよなら、勇者くん……」ブンッ
勇者(せめてモンスター数匹くらい倒してから死にたかったなー)
勇者(……あとは仲間も欲しかったなー、辛い時は助け合い、嬉しい時は喜び合う的な)
勇者(…………魔王とはもっと違う立場で会いたかったなー、めっちゃ美人だったし)
勇者(………………あれ?俺もう死んでるの?気づかなかっただけ?)
勇者「……………………生きてる!?」
魔王「だって今ここで殺してもつまんなそうだし」ケロッ
勇者「……え?」
魔王「待っててもつまんないけどこっちから行くのもつまんなかったからさ……」
勇者「な、なんだよ…」
魔王「私が勇者くんを私の相手に相応しい勇者になれるように育ててあげるよ!」ニコッ
勇者「……………はい?」
魔王「だから!私も一緒に旅に出るのよ!」
勇者「………」
魔王「そうすれば退屈もしないし、自分好みのそこそこ強い相手を作ることができるでしょ?」ニシシ
勇者「………さ、さよですか」
魔王「相変わらず反応が薄いねー」ツンツン
勇者「これでも頑張ってリアクションしてるつもりだけどね」
魔王「まあそーゆーことだから…………んっ♡」ボンッ
魔王→魔娘「ふぅ……しばらくのあいだよろしくね!」ニコッ
勇者(殺されるよりはましだよな……)
勇者「おう、よろしくな、魔お……魔娘」
魔娘「うんっ♪」
・ パーティー
勇者、魔娘(魔王)←new
こんな感じでだらだらと駄文を投下していくんで温かい目で見守ってください
魔娘「ということで、まずは勇者くんの実力を実力を図りたいと思います!」
勇者「図るも何もまだ旅に出て数分なんだが……」
魔娘「甘い!甘ちゃんだよ勇者くん!」
勇者「……」
魔娘「本当に強い人は最初から強いんだよ!」
勇者「は、はぁ」
魔娘「大丈夫、大丈夫、最初の方のモンスターはそんな強くないから」
勇者「そーゆー問題じゃないんだが……」
魔娘「では早速バトっちゃいましょー」
『スライムが現れた』
勇者「さすがにスライムなんかには負けねーよ」
魔娘「ふーん、じゃあ早く倒しちゃってよ!」
勇者「いくぜっ」タッ
スライム「」ポヨヨン
魔娘「ピオラ、バイキルト、スカラ♪」ボソッ
『スライムの素早さ、攻撃翌力、守備力が上がった』
勇者「くらえ!」スッ
『勇者の攻撃、しかしスライムは攻撃をかわした』
勇者「へ?」
『スライムの攻撃、勇者に50のダメージ』
勇者「うげっ」
魔娘(ほほーん、一発じゃやられないのか)
勇者「いてーな、こんちくしょー!」スバッ
『勇者の攻撃、スライムに5のダメージ』
勇者「へ?」
『スライムの攻撃、勇者に48のダメージ』
勇者「ぐはっ」チ-ン
『勇者は力尽きた』
魔娘「あれれ?勇者くん、スライムなんかに負けないんじゃなかったの?」ニコニコ
魔娘「ザオリク♪」
『勇者は復活した』
勇者「………おい、魔娘!お前スライムに補助呪文かけただろ!」
魔娘「ナンノコトカナ」
勇者「ふざけやがって!」
魔娘「よそ見してるとまたやられちゃうよ?」
勇者「ん?」
『スライムの攻撃、会心の一撃、勇者に100のダメージ』
勇者「どげらはっ」チ-ン
魔娘「……まだまだ私の理想の勇者には程遠いね♪」ニコニコ
勇者「……身体中が痛い」
魔娘「その傷たちは勇者くんが頑張ったって証拠だよ」グッ
勇者「誰のせいで初日からこんなに辛い思いをしたと思ってるのさ」
魔娘「まーまー、その分レベルも上がったんだし結果オーライじゃん♪」
勇者「……確かに魔娘と旅してなかったら初日からこんなレベルは上がらなかったかもな」フムフム
魔娘(勇者くんはちょろいな♪)
魔娘「今日はもう寝よっか!」
勇者「そうだな、早く寝て疲れ取らないと……」
魔娘「ちなみに明日から朝は私と特訓だからね?」ニコッ
勇者「…………………は?」
魔娘「当たり前でしょ?魔王と稽古できるなんて勇者くん幸せ者だね♡」
勇者「まてまてまてまて!そんなこと毎日してたら死んじゃう!」
魔娘「勇者くんに拒否権はありませーん!ラリホーマ♪」
勇者「この……スパル……タ……」zzz
魔娘(最初の方は一方的にやられてたけど最後の方はほぼ互角にやりあってた……)
魔娘(これはもしかするとなかなか強い勇者が育っちゃうかもね……)フフフ
魔娘「勇者くん、おやすみ♡」
>>1です
不快な気持ちにさせてしまって申し訳ありません
パクッたつもりはありませんが似たのがあるのならその作品には到底及ばないような駄文になると思うので、見てもいいよという人だけここからも見てもらえると嬉しいです
では続けてます
魔娘「朝だよ勇者くん!起きて!」バッ
勇者「……あと5分……」zzz
魔娘「しょうがないなー」
勇者「……」zzz
魔娘「二度と目が覚めないようにしてあげようかな♪」ニコッ
勇者「さあ特訓を始めようか」キリッ
魔娘「素直でよろしい♡でもその前に朝ごはんは食べようね!」
勇者「うぅ、そのうち過労死しちまうよ」ボソッ
魔娘「そしたらまた生き返らせてあげるよ!」ニコッ
勇者「ガンバリマス」
魔娘「よし!それじゃあ初めよっか♪」
勇者「おい、待て」
魔娘「んー?」
勇者「さすがにその姿のお前を相手にするのは気が引けるんだが」
魔娘「おおー!勇者くん紳士さんだね!……………んっ♡」バサッ
魔王「これでいいよね♪」
勇者「お、おう……」
勇者(やっぱりこいつは魔王なんだよな……プレッシャーだけで押し潰されちまいそうだ……)
魔王「じゃあ早速こっちから行くね!」
『魔王はヒャドを唱えた』
勇者「ひぃぃぃぃ」
『勇者に70のダメージ』
勇者「クソいてぇ……」
魔王「おおー、さすがにもう一撃じゃ死なないよね」
勇者「くそっ」ダッ
魔娘「ふふふ、ご褒美に私のとっておきをプレゼントしてあげる♪」
『魔王はメラゾーマを唱えた』
勇者「……!」シュッ
魔王「……え!?」
『勇者は攻撃をかわした』
勇者「……よ、避けれた?」
魔王(待って待って待って、まだ勇者くん旅立って二日目だよ?確かに無理やりレベル上げてるからそこらの奴よりは強いかもしれないけど……)
勇者「よ、よくわかんないけど、チャンスッ!」ズバッ
魔王「!」
『魔王に1のダメージ』
勇者「…………やっぱり無理ですわ、攻撃通じないんすもん」ズーン
魔王(攻撃翌力はまだこんなに弱いのに……メラゾーマを避けたなんて……)
勇者「でもさ!さっきの魔王の攻撃避けれたとか俺実はすごいんじゃね?」キラキラ
魔王「……ふふふ、わざと外してあげたに決まってるじゃん♪」
勇者「ですよねー」ズ-ン
魔王(きっと私の狙いがズレただけだよね……そうだよね、きっと……)
勇者「こんなんじゃいつまでたっても魔王に勝てる気しないわ」ズ-ン
???「あ、あのー」
勇者「!?」ビクッ
???「もしかして旅のお方ですか?」
勇者「そ、そうですけど……なにか?」
???「もしよろしかったら私を仲間にしてもらえないでしょうか?」
勇者「…………へ?」
???「い、いきなりごめんなさい!無理ですよね……」
勇者「いやいや、何も言ってないっすよ?」
???「連れてってくれるんですか?」キラキラ
勇者「そうとも言ってないです」
???「そうですよね……迷惑ですよね……」
魔娘「なんで連れてって欲しいの?」ヒョコッ
???「ひっ!」ビクッ
勇者「おい!どこ行ってたんだよ」ボソボソ
魔娘「この姿じゃないと怖がられちゃうじゃん!それに私が魔王ってことは二人だけの秘密でしょ?♡」ボソボソ
???「あ、あのー」
勇者「あっ、ごめん!確かにもし良かったらなんで連れてって欲しいのか教えてもらってもいいかな?」
???「それがですね……」
勇者「……っとごめん、その前に名前教えて貰ってもいいかな?」
???「あっ!ごめんなさい!まだ名前も申し上げてなかったですね、私は僧侶といいます!」
勇者「俺は勇者だ」
魔娘「私は魔娘!よろしくね!」ニコッ
僧侶「こ、こちらこそよろしくおねがいします!」ペコッ
勇者「それじゃ僧侶ちゃん、理由を教えて貰ってもいい?」
僧侶「はい、実は私が住んでる村はこの近くの洞窟からの湧き水を使って生活しているんですが、その洞窟に魔物が現れてしまって水が汲めなくなってしまったんです」
魔娘「なんて迷惑なやつ!許せないわね!」プンスカ
勇者(いや、あんたはそいつらの親玉だろ……)
僧侶「それで村で少しだけ呪文が得意な私に魔物をどうにかしてくれとお願いされてしまって……」
勇者「なるほど……」
僧侶「でも私が得意な呪文は回復系や補助系の呪文ばかりで私ひとりでは何もできないんです、手伝ってもらえませんか?」
勇者「えっと……」
魔娘「もちろんいいですよ!」
勇者「へ?」
僧侶「ほんとですか!?」パアァ
魔娘「そんなやつは経験値稼ぎの練習相手にしちゃうよね、勇者くん!」ニコッ
勇者「ソ、ソウダネ」
僧侶「ありがとうございます!!」ペコリ
勇者「おい、今度こそちゃんと一緒に戦ってくれるんだよな?」ボソボソ
魔娘「勇者くんがピンチになったらねー♪」
勇者「人の気も知らないで……」
僧侶「それじゃあ少しの間かもしれませんがよろしくお願いします!」
勇者「おう!よろしくな!」
魔娘(僧侶ちゃんには悪いけど勇者くんの技量を図り直すちょうどいい機会……勇者くん、君のポテンシャル見せてもらうよ?)
・ パーティー
勇者、魔娘、僧侶←new
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