P｢なんだと！？逆らうのか、風花｣

風花｢は、はい！何時までもプロデューサーさんの思い通りにはさせません！｣

P｢…｣

風花｢…｣

P｢そうか、わかった｣

風花｢えっ…｣

P｢他の子に頼むよ｣

P｢誰に頼もうかな…｣

風花｢あ、あの、プロデューサーさん｣

P｢困ったなぁ…誰にしようかな…｣

風花｢あ、あの｣

P｢うーん…困ったなぁ…｣

風花｢…｣

風花｢や、やっぱりやります！｣

P｢よーしOK！風花！これが撮影で使う水着だ！｣

風花｢ふ、ふぇぇ…｣

風花｢うう…プロデューサーさんはどうしていつも私にセクハラするんですかぁ…｣

P｢面白いから｣

風花｢ひ、ひどい！？｣

P｢というのは半分冗談で風花はスタイルがいいからな、仕事を頼みやすいんだよ｣

風花｢うう…胸なんてあっても良いことなんかないのに…｣

ｶﾞｼｬｧｧｧｧﾝ

ﾁ､ﾁﾊﾔﾁｬﾝ!?

ﾐ､ﾐｽﾞｷｲｷﾅﾘﾄﾗﾝﾌﾟﾆｷﾞﾘﾂﾌﾞｼﾃﾄﾞｳｼﾀﾝ!?

P｢騒がしいな｣

風花｢私は清純なお仕事がしたいのに…｣

P｢安心しろ、ちゃんと考えてあるから｣

風花｢ほ、本当ですか!?｣

P｢ああ！だから待っててくれ｣

風花｢はい！｣

風花｢って言う話をしたのが半年前なんだけど…｣

元同僚｢音沙汰無し、と…もうさ、そのプロデューサー訴えちゃえば？｣

風花｢えっ｣

元同僚｢だってセクハラで困ってるんでしょ？｣

風花｢う、うん…｣

元同僚｢がつんとやらないといつまで経ってもおもちゃにされるわよ？｣

風花｢そ、それは嫌｣

元同僚｢だったら動いて辞めさせちゃえば良いのよ｣

風花｢で、でもプロデューサーさんも良いところはあるし…｣

元同僚｢はあ、あんたは…とにかく、何か行動しなさい｣

風花｢うう…どうしよう｣

風花｢で、でも何時までもおもちゃにされるのは嫌だし…私はプロデューサーさんと対等でいたいから｣

風花｢ゆ、勇気出さなきゃ！｣





風花｢プロデューサーさん！｣

P｢風花ァ！ちょうど良いところに来たな！｣

風花｢えっ？｣

P｢今日誕生日だろ？ほら、プレゼントだ｣

風花｢あ、憶えててくれたんですね｣

P｢ああ｣

風花｢開けてみても良いですか？｣

P｢もちろん｣

風花｢…わぁ、とっても清楚な服｣

P｢似合うと思ってな｣

風花｢プロデューサーさん…｣

風花｢ふふ、どうですか？｣

P｢ああ、よく似合ってるぞ｣

風花｢よかった…｣

P｢やっぱり風花は清楚系もいけるな｣

風花｢！｣

P｢…｣

風花｢プロデューサーさん！｣

P｢ん？｣

風花｢私、どんなお仕事も頑張りますね！｣

P｢ああ！｣