【艦これ】扶桑「安価で幸せになる」 (193)
山城「はぁ…今日も不幸だったわ」
山城「出撃すれば羅針盤は逸れるし、索敵にも失敗して、戦闘ではいつも大破…」
山城「提督にもバケツ消費量が多すぎるって怒られるし、ホント不幸…」
山城「この不幸から抜け出すには一体どうすればいいのかしら?…」
どうする?
安価↓
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440664139
山城「そうよ、運のいい艦娘と仲良くなれば私の不幸も改善されるかもしれないわ!」
山城「そうと決まればさっそく、幸運艦と仲良くしましょう!」
山城「…でも、どの娘と仲良くなればいいのかしら?」
どの幸運艦?
1.雪風
2.まるゆ
3.その他(要艦娘指定
安価↓
スレタイ扶桑なのに山城なの?
エアプだから違いがよくわからねえんじゃねえのか?
>>6>>7
あ、素で間違えてた。ごめんなさい。
山城「そうね、やっぱり幸運艦といえば雪風よね」
山城「早速、駆逐艦寮へ行きましょ」
駆逐艦寮
山城「え~と…雪風はどこかしら?あ、いたわ。雪風~」
雪風「」
雪風の山城に対する好感度は?
↓コンマ1桁(0~9)
主人公を扶桑にして再スタートでオナシャス
>>15
そのアイディア頂き
8(大親友)
雪風「あ!山城さん、こんばんわです!(ギュー!」
山城「ゆ、雪風…いきなり抱き着かれると恥ずかしいわ///」
雪風「そうですか?」
山城「そ、そうよ」
雪風「でも、山城さんとは今日一日ずーっと会えなかったのでとってもうれしいんです!」
山城「今日は私が出撃と入渠であなたは遠征だったものね」
雪風「はい!雪風とっても寂しかったです!」
山城「そうね。でも、とりあえず離れなさい。雪風」
雪風「むぅ…分かりました」
雪風「それで山城さんはどのようなご用件なんですか?」
山城「それが…」
山城説明中
山城「と、いうわけなの」
雪風「なるほど、私と一緒にいれば山城さんも幸運になれるというわけですね!」
山城「そういうことよ」
雪風「分かりました!山城さんが幸運になれるよう雪風全力を尽くします!(ギュー!」
山城「…それでなんで私にひっつくのかしら?」
雪風「山城さんの側を一時も離れないためです!」
山城「別にくっつかなくても…(正直暑苦しいわ…)」
???「その話聞かせてもらったわ」
山城「その声は…姉様!?」
扶桑「その通り。扶桑型超弩級戦艦、姉の扶桑よ!」
山城「ね、姉様何故ここに?…」
扶桑「貴女が駆逐艦寮に行くのを見て気になってつけてきたの。そうしたらやっぱり」
山城「やっぱり?」
扶桑「山城…私たち姉妹でしょ。一人だけ幸せになろうなんて…ずるいわ」
山城「え!姉様、私そんなつもりは!」
扶桑「いえ、いいのよ山城。幸せになりたいのはみんな同じ。でも」
山城「でも??」
扶桑「一人だけ幸せになるのはやっぱりズル。この話これからは私が仕切らせてもらうわ」
山城「ええっ!?」
扶桑「一緒に幸せになりましょう、山城」
山城「ええと、あの、はい…分かりました、姉様(これでいいのかな~?)」
扶桑「ありがとう。それじゃ山城、雪風ちゃんの独り占めはズルいわ。さ、こっちにおいで雪風ちゃん」
雪風「」
雪風の扶桑に対する好感度は?
↓コンマ1桁(0~9)
2(敵意)
雪風「なんで私が扶桑さんのとこに行かなきゃいけないんですか(ムー」
扶桑「なんでって、山城にはもう十分くっついたでしょう。次は私の番よ」
雪風「私は山城さんを幸せにするために抱き着いたんです。別に扶桑さんを幸せにしたくないです」
扶桑「そう、それならしょうがないわね…(スッ」
山城「…?(あきらめたかしら…?)」
扶桑「実力行使よ!(ムッギューーー!!」
雪風「きゃあ!扶桑さん抱き着いてこないでくださいよ!!」
扶桑「あなたが幸運を渡さないからよ!おとなしく私にも分けなさい!(ギュー!」
雪風「いーやーでーすぅーー!!(ジタバタ」
山城「…うー…(どうでもいいけど暑苦しいわ…)」
どうする?
安価↓
山城「ね、姉様。雪風も嫌がってますし、ここは一旦諦めて」
扶桑「また幸運を独り占めする気!?(キッ」
山城「い、いえ、そうではないですけど、でも、私たちは曲がりなりにも戦艦なわけですし、万一駆逐艦の雪風に大怪我をさせたら…」
扶桑「」
説得の結果は?
↓コンマ(偶数なら成功、奇数なら失敗)
扶桑「…そうね、幸せになることに気を取られてそこまで気が回らなかったわ。ゴメンナサイネ、雪風ちゃん」
雪風「いえ、いいです。許しませんけど」
山城「雪風、姉様を許してあげて」
雪風「むぅ~、山城さんのお願いなので今回は許してあげます(ジトー」
扶桑「ありがとう、雪風ちゃん(ギロリ」
雪風 パチパチパチパチ 扶桑
山城「…(二人の間に火花が…)」
山城「この分だと扶桑姉様の幸運化に雪風の協力は望めそうにないわ、どうしたものかしら?」
どうする?
安価↓
山城「仕方ないわ、他の幸運艦に手伝ってもらいましょ」
雪風 パチパチパチパチ 扶桑
山城「(まだやってる…)姉様、雪風には協力してもらえそうにありませんから他の幸運艦に協力してもらいましょう」
扶桑「そうね、それしかなさそうね」
雪風「え!ま、待ってください。扶桑さんは嫌ですが、山城さんを幸福にするのは私がやります!」
山城「そう言ってくれて嬉しいけど、私たち二人を幸せにしてくれる幸運艦を探しているの(スッ…」
扶桑「そういうことなのよ、ごめんなさいねぇ(ササーッ」
雪風「まって、待ってくださぁ~い!それなら二人でも…行っちゃった。むぐぐぅ…扶桑赦すまじ」
山城「さて、駆逐艦寮を出ましたが次はだれを頼りましょうか?」
扶桑「そうねぇ…」
1.瑞鶴
2.まるゆ
3.その他(要艦娘指定
安価↓
扶桑「ここは…まるゆちゃんね」
山城「まるゆ…ですか?あの三式潜航輸送艇の」
扶桑「そうよ」
山城「姉様、何故まるゆなんですか?特に運が高いわけではないですよ」
扶桑「山城、まるゆにはある都市伝説があるの」
山城「都市伝説!?(なんて胡散臭い…)」
扶桑「まるゆを[ピーーー]したものは運が上がるのよ!」
山城「[ピーーー]ってなんですか?」
扶桑「それは明らかになっていないわ」
山城「(…ダメじゃん)じゃあ、実際まるゆをどうしたらいいか分からないんじゃ?」
扶桑「まぁ、適当に色々やればどうにかなるんじゃないかしら」
山城「…そんなことでいいのでしょうか?」
扶桑「案ずるより産むが易しよ。さ、潜水艦寮へ行きましょう」
山城「はい…」
潜水艦寮
山城「いましたね、まるゆ」
扶桑「一人で空を見上げて…星でも見ているのかしら」
山城「どうします、姉様」
扶桑「そうねぇ」
どうする?
安価↓2
一旦ここまで、SN作戦最終攻勢行ってきます
E-7だけで資源各5万が溶けた…orz
安価なら↓
再開
道半ばで資源尽きる。俺の夏が終わった…
扶桑<ダッ!
山城「へ?」
まるゆ「え?何?きゃあっ!<ドガッ!バタン!」
山城「!?姉様の華麗なドロップキックがまるゆの後頭部に!いきなり何してるんですか!」
扶桑「山城、戦場では見敵必殺。先に相手を倒したものが勝ちなのですよ」
山城「姉様、これは明らかにフレンドリー・ファイアでしょう」
扶桑「…さて、このまるゆちゃんをどうしましょうか?」
山城「(無視された…)うーん、そうですね…」
まるゆをどうする?
安価↓
山城「うーん…ん?まるゆの顔がだんだん青く…」
扶桑「あら、どうしたのかしら?」
山城「はて?<スッ…!?息をしてない!」
扶桑「あら?少し強く蹴りすぎたかしら??」
山城「姉様!そんな呑気なこと言ってる場合じゃないです!助けないと死んじゃいます!」
扶桑「えーと…こういうときは、明石さんかしら」
山城「もう小破ってレベルじゃないですよ!轟沈寸前です!!」
扶桑「応急修理女神がいるわね」
山城「こうなったら!<チュ」
扶桑「あら?山城ディープキス?」
山城「人工呼吸です!ふざけてないで姉様も心臓マッサージしてください!」
扶桑「分かったわよ、山城。そんなに怒鳴らなくてもいいじゃない<ドンッドンッドンッドンッ」
山城<スーハースーハー
扶桑<ドンッドンッドンッドンッ
山城「はぁー、なんとかまるゆの呼吸と顔色が元に戻りました」
扶桑「よくやったわ、山城。私たち姉妹の努力の賜物ね」
山城「原因は姉様なのですが…」
扶桑「…でも、この状態じゃ今日はもう幸運の手伝いはしてもらえそうにないわね」
山城「(また無視…)そういえば元々はそういう話でしたね」
扶桑「他の娘を探しましょうか…」
どの艦娘?
1.瑞鶴
2.時雨
3.その他(要艦娘指定
安価↓
山城「瑞鳳にしましょう」
扶桑「あら、づほちゃん?」
山城「(づほ?)雪風ほど有名じゃないですが、瑞鳳も運が良かったはずです。行ってみましょう」
空母寮・瑞鳳の部屋
瑞鳳「そうですか…幸せを探して私のところに回ってきたと」
山城「どうにかならないかしら?」
扶桑「お願いよ、づほちゃん」
瑞鳳「」
瑞鳳の山城に対する好感度は?
↓コンマ1桁(0~9)
瑞鳳の扶桑に対する好感度は?
↓2コンマ1桁(0~9)
山城8(大親友)
扶桑7(親友)
瑞鳳「勿論!山城と扶桑のためなら何でも協力しちゃいますよ!」
山城「ホント!ありがとう瑞鳳」
扶桑「ありがとうね、づほちゃん。恩に着るわ」
瑞鳳「いえいえ、いいんですよー。それで何をすればいいの?」
扶桑「私たちの不幸を幸運に変えてほしいの」
瑞鳳「うん、それでそのために何をすればいいの?」
山城「えーと…」
扶桑「それは…」
扶桑・山城・瑞鳳「… … …」
瑞鳳「…二人とも何も考えてなかったと」
扶桑・山城「はい…」
山城「とりあえず幸運艦に出会えば何か変わるかと思って…」
扶桑「会ってどうするかは深く考えていなかったわ…」
瑞鳳「そうだったの…」
扶桑・山城・瑞鳳「… … はぁ~…」
どうする?
安価↓
瑞鳳「あ!そうだ!玉子焼き食べませんか?」
扶桑・山城「玉子焼き?」
瑞鳳「お夕飯でみんなに作った分が余っちゃって…とっても美味しいんですよ」
扶桑「そう、それじゃあ頂こうかしら(幸運艦の作った玉子焼きなら何か福があるかも!)」
山城「そうね、姉様がそうおっしゃるなら私も頂こうかしら」
瑞鳳「良かった、余らせなくて。さ、どうぞ召し上がれ」
つ●<コトッ
扶桑・山城「!?」
扶桑(な、なんなのこの黒い塊!これが…玉子焼き?)
山城(黒くてカサカサしてところどころ尖ってて…本当に食べ物なの?)
扶桑「…こ、これは?」
瑞鳳「玉子焼きよ(ニッコリ」
扶桑(玉子焼きというよりは…ダークマター)
山城「これが…玉子焼き?」
瑞鳳「ええ、どこからどうみても玉子焼きよ(ニッコリ」
山城(かわいそうな玉子の成れの果てだわ…)
瑞鳳「どうしたの?食べないの?(ニッコリ」
山城(これを食べろと!?)
扶桑(食べたら一体どうなることか…想像できないわ)
山城「お、お腹いっぱいで食べられないわ」
瑞鳳「どうして?さっきは食べたいって言ったのに?」
扶桑「わ、私ちょっとお腹の調子が…って、え?<グッ」
瑞鳳「逃がさないよ(ギュッ」
扶桑・山城<ゾクッ!
瑞鳳「加賀も、赤城も、祥鳳まで私の玉子焼きを見たら逃げるの。こんなに美味しそうなのに…」
扶桑・山城<ゴクリ
瑞鳳「だから無理やり食べさせた。でも、皆食べた後私に嫌がらせして動かなくなっちゃうんだ」
扶桑・山城<ブルブルブル
瑞鳳「でも、扶桑と山城は私のお友達だからそんな意地悪はしないよね?(ジロリ」
扶桑・山城<ガタガタガタガタ
瑞鳳「さ、召し上がれ(ニッコリ」
扶桑・山城<ガタガタブルブル
どうする?
安価↓
扶桑「ええい、ままよ!」<パクリ
山城「姉様!姉様がやるなら私も!」<パクリ
瑞鳳「やった!やっぱり二人は私の親友よ!ねぇ、美味しい?」
扶桑・山城<モグモグモグ…
食べた結果は?
↓コンマ1桁(偶数なら良い結果、奇数なら悪い結果、0は偶数として扱う)
扶桑「もぐもぐもぐ…あら、そんなに悪くないわね」
山城「もぐもぐもぐ…うそ!味は普通の…いえ、結構美味しいわ」
瑞鳳「良かった~、皆見た目で差別して敬遠するのよ、こんなに美味しいのに」<モグモグモグ
扶桑「そういうものかしら?…あら、体の中で何かが」
山城「姉様も感じますか?私もさっきから体が妙な感じに…」
ぱ~ぱらぱぱっぱっぱー
山城と扶桑は運が上がった!
山城「ほ、ホント!玉子焼きで!?」
扶桑「まさか本当に上がるなんて…」
山城「やりました!姉様!私たちついに不幸を脱したんです」
扶桑「ええ、山城。これからは誰にも不幸艦とは言わせないわ」
瑞鳳「お二人の役に立てたようで私もうれしいです!」
山城「ええ、改めて本当にありがとう瑞鳳」
扶桑「ありがとう、づほちゃん」
山城「姉様今なら、いくら出撃しても大破しない気がします!」
扶桑「そうね、久しぶりに姉妹で出撃しましょうか」
山城「そうしましょう!どこに出撃しましょうか?」
扶桑「そうねぇ…」
どの海域?
安価↓
今日はここまで
おやすみなさい
再開
E-7再挑戦に向けて備蓄中
扶桑「東部オリョール海が良いと思うわ」
山城「オリョール?いつも潜水艦たちが周回してる海域ですか?」
扶桑「そうよ、潜水艦でも無傷で周回できる海域なのだから今の私たちなら安泰よ」
山城「潜水艦は仕様が違うと思うのですが…」
扶桑「そうと決まれば出撃よ、山城」
山城「あ!待ってくださいー!姉様!!」
出撃ドック
扶桑「戦艦扶桑、出撃いたします」
山城「扶桑型戦艦山城、出撃します!姉様…必ず無傷で帰りましょうね…」
扶桑「そうね山城、必ず」
フゥオオオオオンガシャンガシャンバッビョーン
東部オリョール海
山城「姉様、久方ぶりの姉妹そろっての出撃ですね」
扶桑「そうね、山城。前回は出撃早々で姉妹で大破してから、そろっての出撃は禁止されていたのよね…あ」
山城「どうしました姉様?」
扶桑「姉妹出撃が禁止されていたのを忘れていたわ…」
山城「あ…(汗」
扶桑「… … でも、出撃してしまったのだから仕方ないわね」
山城「そ、そうですよ!姉様!きっと私たちが無傷で戻れば提督も許してくれます」
扶桑「そうね、山城。きっとそうよ」
山城「あ!前方に敵影発見!敵巡洋艦隊だわ!」
扶桑「諒解。行くわよ山城!」
山城「はい!姉様」
戦闘結果
↓コンマ1桁(0-2で大破、3-9で無傷)
扶桑「主砲、副砲、撃てぇ!」
山城「主砲、よく狙って、撃てぇー!」
ドドーンドカーンズドドーンズブズブズブ
山城「これで止めよ!全主砲斉射!」<ドドーン
リ級「」<ズガガーンバリバリバリ
山城「やったわ!姉様、敵旗艦撃沈よ!見ててくれた?」
扶桑「ええ、山城。よくやったわ。扶桑型戦艦姉妹、完全勝利よ」
山城「この調子でどんどんいきましょう!」
羅針盤
↓コンマ1桁(偶数なら海域ボス、奇数なら逸れる、0は偶数として扱う)
山城「順調に勝ち進んでいますね!姉様!」
扶桑「そうね、山城。でも、重巡や軽巡相手では少し張り合いがないわね。私たちも戦艦なら戦艦と戦いたいわ」
山城「そんな贅沢な。そんなこと言ってると簡単に大破しますよ」
扶桑「良いじゃないの、山城。それでこそ運の見せ所よ」
山城「そうでしょうか?…ん、再び敵影発見!」
扶桑「あれは…」
戦艦ル級elite<ズズーン
山城「せ、戦艦ル級elite…海域ボス旗艦だわ!」
扶桑「空母ヲ級まで…戦艦と戦いたいと言ったけどまさか、海域ボスなんて…」
山城「し、仕方ありません、姉様!砲戦、用意して!」
戦闘結果
↓コンマ1桁(偶数なら無傷、奇数なら大破、0は偶数として扱う)
海域ボスには勝てなかったよ…
ドドーンドカーンズドドーンバリバリバリ
山城「ウウ…戦艦山城大破だわ」<ボロ
扶桑「私もよ、山城」<ボロ
撤退→入渠
カポーン
扶桑「ああ、良いお湯ね、山城」
山城「はい…ハァー」
扶桑「あら、元気ないわね?山城」
山城「…だって、無断で出撃したことがバレて、しかも大破したから提督にコッテリ絞られたのよ、へこむわー」
扶桑「山城、艦娘がそんなことでへこたれてはいけないわ。私にとってはこんなこと、日常茶飯事よ」
山城「(…姉様は一体日常で何してるんですか?)…そう言われても」
ガラガラガラ
誰が入ってきた?
安価↓
ガラガラガラ
時雨「あ、扶桑さん、山城さん」
扶桑「あら、時雨ちゃん。お風呂先に頂いてるわよ」
山城「時雨、お先ー」<ベター
時雨「山城さん、見事にへこたれてますね」
扶桑「そうなのよ」
時雨「聞きましたよ、なんでも勝手に出撃したあげく大破して怒られたって」
山城「ああー、折角幸運になれたと持ったのに…」
時雨「幸運?」
扶桑「実はね…」
カクカクシカジカ
時雨「なるほど、幸せを探した結果こんなことに…」
扶桑「そうなのよ」
時雨「うーん…幸運か」
どうする?
安価↓
ちなみに時雨の扶桑・山城に対する好感度
↓2コンマ1桁(0~9)
1(内心で心底嫌っている)
時雨「幸運ね…(これは二人に嫌がらせをする良い機会だね)」
扶桑「何か良い方法はないかしら?時雨ちゃんは幸運艦だから何か思いつかない?」
時雨「そうだね…ウサギの足とかどうかな?」
扶桑「ウサギの足?」
時雨「西洋では幸運のお守りとして人気なんだ、今度僕がプレゼントしてあげるよ」
扶桑「あら、本当?嬉しいわ、時雨ちゃん」
時雨「いえ、良いんだよ(フフフ…これが不幸の始まりとも知らずに…)」
数日後
時雨「ハイ、これがお二人のウサギの足だよ」
扶桑「これが、ウサギの足。これでついに私も幸運に…!」<キラキラ
山城「お守りで本当に幸運になれるのでしょうか?…(懐疑的)」
時雨「それはもう保障しますよ(不幸をだけどな)」
扶桑「さ、行くわよ山城。幸運になったか確かめなくては!」
山城「ああ!待ってください姉様!」
時雨「フフフ…オシアワセニ」
駆逐艦寮前
ざわざわざわ
扶桑「あら?寮の前で駆逐艦の娘たちが集まってるわ」
山城「何かあったのでしょうか?」
卯月「うーちゃんの、うーちゃんのうさぴょんがー!(ウワーン!!」
弥生「泣かないで、卯月(ヨシヨシ」
睦月「一体誰がこんなことを…」
如月「酷すぎるわ…」
扶桑「みなさん、何かあったのかしら?」
山城「一体どうしたの?」
睦月「あ!扶桑さん、山城さん!実は睦月型のみんなで飼っていたウサギが…」
扶桑「ウサギ?…」
如月「そのウサギが昨日誰かに殺されてしまったの…」
扶桑・山城「ええっ!?」
皐月「しかも、何故かウサギの足を切り取ってね」
菊月「許せん、鬼畜にも劣る所業だ!」
扶桑(ウサギの足って…)
山城(まさか…)
長月「それでウサギを一番かわいがっていた卯月が泣き通しでな…クッ、可哀そうに…」
三日月「犯人は絶対に見つけ出してやります!」
文月「地獄の底まで追いかけるんだからね!」
扶桑(ヤバイ…)
山城(ここはすぐに逃げなくては…)
望月「あれ?二人が首にかけてるのって…ウサギの足?」
扶桑・山城<ギクッ!
睦月型「「「「「「「「「「え!?」」」」」」」」」」
卯月「う、うさぴょんの…うさぴょんの!返して!うーちゃんのうさぴょん返してぇ!!<ガシッ」
扶桑「キャッ!」
卯月「返して返して返して!うーちゃんのうさぴょん返してよぉ!!」
弥生「卯月!落ち着いて」
睦月型「まさか、扶桑さんと山城さんが…」「戦艦のくせになんて奴らだ」「許せません!」
扶桑・山城(どうしよう?)
どうする?
安価↓
扶桑「こ、これは貰い物よ」
山城「そうよ!これは時雨から」
嘘だ!
山城「え!?」
扶桑「何!?」
時雨「それは嘘だよ、睦月型たち」
山城「時雨、あ、貴女!」
時雨「僕見ちゃったんだ、昨日二人がウサギを殺すところ」
扶桑「なんでそんな嘘を!」
時雨「証拠もあるよ!」
山城「しょ、証拠って!?」
時雨「ほら、ここ。ウサギ小屋の網戸に金色の金具が引っかかってるでしょ」
長月「…確かに金具があるな」
時雨「山城の上部構造の一部だよ。ホラ、ピッタリ合う」
山城「な、なんでこんなものが!」
時雨「きっと小屋から出るとき引っかかって取れたんだね」
山城「そんな嘘よ!捏造よ!」
卯月「やっぱり二人が…最低!死んじゃえぴょん!」
睦月型「罪を擦り付けようなんて最低…」「時雨可哀そう」「ますます許せん、万死に値する!」
扶桑「困ったわ…」
山城「ウウ…信じてよぉ…」
戦艦寮・扶桑と山城の部屋
扶桑「結局、あの後も誰にも信じてもらえなかったわ」
山城「睦月型の罵倒…駆逐艦たちの蔑む視線…不幸だわ…」
扶桑「すっかり嫌われてしまったわ、駆逐艦寮にはもういけないわね…」
山城「不幸だわ…ホント不幸だわ…」
どうする?
安価↓
雪風はいなかったのか
>>110
雪風は山城への好意とウサギ事件の狭間で絶賛困惑中です
扶桑「時雨…同じ西村艦隊なのにどうして?」
山城「西村艦隊…仲間なら何か知ってるかもしれませんね」
扶桑「そうね、最上にでも聞いてみようかしら?…」
山城「そうしましょうか…」
巡洋艦寮・最上の部屋
最上「」
最上の扶桑・山城に対する好感度
↓2コンマ1桁(0~9、ウサギ事件により-1)
4-1=3(不信感)
最上「扶桑さん、山城さん…ボクに何か用?」
山城「(ヴ…突き刺さるような視線)ちょっと時雨のことで話したいことが」
最上「時雨の?…忙しいので手短にお願いできる?」
扶桑「仕方ないわね…」
カクカクシカジカ
最上「ふーん、時雨に嵌められたわけね」
扶桑「時雨が何故こんなことをしたか、最上ちゃんは知らないかしら?」
最上「そんな事ボクは知らないよ。時雨に直接聞いてみたら?」
山城「それができたら苦労しないわよ…でも、今は駆逐寮には行けないし」
最上「それじゃあ諦めるしかないね」
山城「そんな…」
最上「話は終わりですか?終わりならもう帰ってください」
扶桑「そんなつれないこと…」
最上「ボクは忙しいんです、帰ってください」
扶桑・山城「うう…」
どうする?
安価↓
扶桑「そんなこと言わずにお願いよぉ」
山城「頼れるのは最上しかいないの、お願い!」
最上「」
最上の反応は?
↓コンマ1桁(偶数なら渋々承諾、奇数なら拒否、0は偶数として扱う)
最上「しょうがないな、それとなく時雨に聞いてきます」
扶桑「本当に!嬉しいわ」
山城「良かった。ありがとう最上」
最上「それじゃ、行ってきます」
駆逐寮・時雨の部屋
最上「って、扶桑さんと山城さんは言ってたけど、実際どうなの?」
時雨「言いがかりだよ、自分でやったくせに私に濡れ衣着せるなんて最低だよ」
最上「ふーん、やっぱりそうなんだ。でも、今二人私の部屋に居座って帰りを待ってるんだよね。どうしよ?」
時雨「分からなかったって言えばいいよ。どうせ、あの二人には何もできないんだし」
最上「そうだね、私ももうめんどうだし。それで帰ってもらうか」
巡洋艦寮・最上の部屋
最上「やっぱり分からなかったよ」
扶桑・山城<ズーン
戦艦寮・扶桑と山城の部屋
扶桑「最上に相談してもダメだったわね…」
山城「もうどうしたらいいか分からない…西村艦隊のみんなにこんなに嫌われてるなんて思いもしなかったわ…」
どうする?
安価↓
二人とも僕っ子……
あれ?僕っ娘じゃなかったっけ
>>124>>125
間違えた、再掲
最上「しょうがないな、それとなく時雨に聞いてきます」
扶桑「本当に!嬉しいわ」
山城「良かった。ありがとう最上」
最上「それじゃ、行ってきます」
駆逐寮・時雨の部屋
最上「って、扶桑さんと山城さんは言ってたけど、実際どうなの?」
時雨「言いがかりだよ、自分でやったくせに僕に濡れ衣着せるなんて最低だよ」
最上「ふーん、やっぱりそうなんだ。でも、今二人ボクの部屋に居座って帰りを待ってるんだよね。どうしよ?」
時雨「分からなかったって言えばいいよ。どうせ、あの二人には何もできないんだし」
最上「そうだね、ボクももうめんどうだし。それで帰ってもらうか」
巡洋艦寮・最上の部屋
最上「やっぱり分からなかったよ」
扶桑・山城<ズーン
戦艦寮・扶桑と山城の部屋
扶桑「最上に相談してもダメだったわね…」
山城「もうどうしたらいいか分からない…西村艦隊のみんなにこんなに嫌われてるなんて思いもしなかったわ…」
山城「そうよ、雪風なら…雪風ならきっとなんとかしてくれるはず!」
扶桑「でも、駆逐艦寮には入れないのよ。どうやって雪風ちゃんに会うの?」
山城「うーん…」
どうする?
安価↓
山城「思いつかない…雪風はあきらめるわ」
扶桑「そうすると後は?…」
どうする?
安価↓
扶桑「金剛さんはどうかしら?年長だし、頼りになるわ」
山城「そうですね、そうしましょう」
金剛の部屋
扶桑「金剛さん、いらっしゃいますか?」
<ガチャ
金剛「」
金剛の扶桑・山城に対する好感度
↓コンマ1桁(0~9、ウサギ事件により-1)
西村艦隊の+補正とかないものか
>>134
考えてなかった…。これまで出てきた西村艦隊に補正がなかったので今回はナシで…
9-1=8(心から愛しているがウサギ事件について心配している)
金剛「バァーニング・ラァーブ!!<バッピョーン!!」
扶桑「キャアッ!<ドサッ」
山城「ふぎゃあ!<ドゴォッ」
金剛「二人ともー、ウサギを虐めるなんてどうしちゃったデスカァー?二人はそんな悪い子じゃないはずデース!!」
扶桑「いえ、金剛さん、それには訳が…あといきなり飛びつかれては困ります…」
山城「困ります…(は、腹にニーキックが…)」
金剛「Ohー!アイムソォーリィー!(てへっ」
一時後
金剛「なぁーるほどでぇーす。二人は時雨に嵌められてしまったわけですねぇー。ベリーベリーサドネスでーす」
扶桑「金剛さん、信じてくれるのですね?」
金剛「モチロンでーす。二人は私のとてもとても大切なベストフレンド!信じないわけがアリマセーン」
山城「良かった、金剛さんにも疑われたらどうしようかと…」
金剛「二人とも考えすぎでーす。でも、時雨はベリーベリーバッドガールですねー」
扶桑「ええ、どうしてあの娘があんなことをしたのか…?」
山城「見当がつかないわ。一体どうして…」
金剛「うーん、考えても埒があきませんネー。ここは…」
金剛の提案は?
1.二人の濡れ衣を晴らす
2.時雨に嫌われている理由を突き止める
3.その他(自由安価)
安価↓
金剛「時雨がナゼ二人を嫌っているか突き止めるデース。和解すれば時雨も皆に真相を語って誤解が解けるはずデース」
山城「うーん、そんなにうまくいくかしら?」
金剛「ダイジョーブ!時雨もきっと何か理由があるんデース、本当は悪い子じゃないはずデース!」
扶桑「でも、どうやって突き止めるのかしら?ちょっとやそっとでは話してくれそうにないわ」
金剛「心配ナッシングネー!私には頼りになる姉妹がイマース!それは…」
金剛が頼る姉妹
1.比叡
2.榛名
3.霧島
安価↓2
今日はここまで
いつの間にか西村艦隊の仲が険悪になってしまった…
安価なら下
乙
2で敵意、1でこれなら0だとどうなってしまうんだ
乙
0なら存在すら認知されてなさそう
金剛「コーイウ時は四姉妹一のブレイン霧島に頼むのがイチバンでーす!」
山城「なるほど、霧島さんの頭脳なら確かだわ」
金剛「それデワー、カモーン霧島ー!」
霧島「御用命承りました!金剛型四番艦霧島、参上です!」<ガラッ!
山城「うわ!早いですね…来るの」
霧島「ふふ、金剛お姉様の御用命にいつでも応えられるようこの部屋にはいくつもマイクが仕掛けてありますから」
山城「いや、それ盗聴…」
金剛「流石霧島デース!姉思いの良い子デース!」
山城「いいんかい!」
扶桑「金剛さん、羨ましいわ…。山城も…」<チラッチラッ
山城「姉様…私に期待の眼差しを送るのやめてください…」
扶桑「あら、山城ったら照れちゃった?」
山城「…ハァ~、それは置いといて本題ですが」
霧島「おっと、みなまで言う必要はありません!事情はすべて聞かせて頂きました!」
山城(盗聴でね…)
霧島「私に良い考えがあります!それは…」
霧島のアイディアとは?
1.盗聴
2.盗聴
3.盗聴
安価↓
霧島「マイクチェック、ワン、ツー…よし。国民の皆さま、喜ばしいご報告があります。私はただいま中共を永遠に葬り去る法案に署名しました。核攻撃は5分後に始まります」
山城「え?あ、あのー一体何をしてるんです??」
霧島「ああ、ちょっと盗聴器のマイクチェックを。これから時雨の部屋を盗聴しますから」
山城「やっぱりそうきますか…」
霧島「時雨も人の子、一人になれば本心をポロッと漏らすこともあるかもしれません」
金剛「それをマイクで拾い聞きしようというワケですネー」
霧島「流石、金剛お姉様!お察しの通りです!」
山城「でも、どうやって時雨の部屋に盗聴器を付けるんです?」
霧島「心配ご無用、こういうこともあろうかと鎮守府の全室には事前にマイクを仕掛けてあります」
山城「え!それって私たちの部屋にも…」
霧島「当然仕掛けてあります」
山城(…後で探して取り外そう)
霧島「では、早速時雨の部屋の音を聞いてみましょう。このヘッドホンを装着してください」
扶桑・山城・金剛<ガチャガチャガチャ
霧島「では、音声スタート!」
ザーザザザー…カツー…フザーツーンソ…ザザカツーン…ヤマザシロ…カツーン…カツーン
山城「?何の音でしょう?何かをたたくような?…」
扶桑「待って、山城。声も聞こえるわ」
霧島「ふむ、もう少し音を大きくしてみます」
時雨「扶桑、山城、扶桑、山城…」<カツーンカツーン
山城「これは、私とお姉様の名前だわ…」
扶桑「それに、この音は、もしかすると…」
時雨「扶桑ー、山城ー、死ねー!!」<カツーンカツーン
山城・扶桑(やっぱり丑の刻参りだーー!!)
金剛「二人の名前を呼びながら釘打ちデスカー、この怨みは相当ネー」
霧島「ふむ、何が時雨をこのような凶行に走らせているのでしょうか?…」
金剛「もう少し聞いてミルネー」
時雨「…<カツーンカツーン……うん、今日はこれくらいでいいかな」
金剛「終わったみたいデスねー」
霧島「お静かに、これから独白が始まるみたいですよ」
扶桑・山城(もう聞きたくない…)<ブルブルブル
時雨「扶桑、山城、許せないよ」
時雨「いつも自分たちだけ不幸な面して…僕だって辛いときはあるのに…」
時雨「僕が幸運艦だからって…悩みも何も無いみたいに言って…」
時雨「僕の悩みや苦しみなんて…少しも気にしてないんだから…」
時雨「あんな不幸戦艦なんかいなければいいのに…」
金剛「Ohー、時雨は二人が不幸風を吹かすのが気に障ったようですネー」
霧島「扶桑さんと山城さんの不幸ばかりクローズアップされて、自分の悩みや苦しみが無視されていることがコンプレックスになったようでね」
扶桑・山城「時雨…」
時雨「でも、今回はちょっとやりすぎたかな…」
時雨「卯月があんなに悲しむなんて、思わなかったよ」
時雨「どうしようかな、このうさぴょん」
時雨「流石に殺すわけにはいかないから食用の死んでるウサギとすり替えたんだけど…」
時雨「このままここで飼ってるわけにもいかないしな…ハァ」
山城「うさぴょん生きてた!」
扶桑「良かったわぁ、時雨ちゃんが一線を越えてなくて…」
金剛「ヤッパリ時雨は良い子デシター。私の思った通りネ」
霧島「流石金剛お姉様です!ですが、これからどうしましょうか…?この事実を踏まえてどう幕引きをするか…」
扶桑・山城・金剛「ウーン…」
どうする?
安価↓
扶桑「時雨ちゃんに謝りましょう」
山城「本気ですか!?姉様!あんなことをされて…」
扶桑「でも山城、聞いたでしょう。時雨ちゃんの話」
山城「はい…でも」
扶桑「時雨ちゃんにあんなことをさせてしまった原因は私たちにもあるわ。時雨ちゃんに謝って、皆で睦月型の娘たちに謝りましょう」
山城「…そうですね、姉様の言う通り、それが一番ですね」
金剛「どうやら話は決まったヨウですネー。良い方向に向かったようで一安心でーす!」
霧島「では、後はどうやって時雨に謝るかですね。お二人は駆逐艦寮には入れないのでしょう?」
山城「そうだったわ…」
扶桑「時雨ちゃんに会えないんじゃ、謝りようが無いわねぇ…」
どうする?
安価↓
山城「雪風に頼みましょう。雪風なら時雨を連れ出して会わせてくれるわ」
扶桑「でも、駆逐艦寮には入れないのよ。どうやって連絡を取るの?」
山城「それは…」
どうする?
安価↓
山城「思いつかない…(前にも同じことがあったような、デジャヴ?)」
扶桑「そうすると後は?…」
どうする?
安価↓
霧島「金剛お姉様に手紙を届けて頂いてはどうでしょう?」
金剛「イエース、私なら駆逐艦寮に入っても問題ナッシングねー」
山城「それしか方法は無さそうですね…お願いします」
扶桑「よろしくお願いします」
霧島「それでは…」
どっちにする?
1.雪風に時雨を連れ出すよう手紙を書く
2.時雨を直接呼び出す手紙を書く
安価↓
霧島「時雨を呼び出す手紙を書きましょう」
扶桑「分かったわ。それじゃ書きましょう、山城」
山城「はい、姉様」
駆逐艦寮・時雨の部屋
<コンコン ハーイ
時雨「あれ?金剛さん。珍しいね。僕に何か用?」
金剛「時雨にお手紙を持ってきたデース!」
時雨「手紙?僕に?誰から?」
金剛「それは読んでみてからのお楽しみデース!ドーゾでーす!」
時雨「えっと…金剛さんがそういうなら…」
金剛「必ず読んでくださいネー!私とのプロミスですヨー!」
時雨「は、はい…」
<バタン
時雨「一体誰からだろう…?」<ペラリ
時雨「これは…扶桑と山城の!」
時雨「こ、こんなもの!…」<グシャ
時雨「…」<ペラリ
時雨「あの二人が…謝りたい?…」
時雨「… …」
↓コンマ1桁(0-6なら行かない、7-9なら行く)
鎮守府裏
山城「そろそろ時間ですが…」
扶桑「時雨は来るかしら?」
ガサガサ
時雨「…」
山城「来た!」
扶桑「時雨…」
時雨「私に…謝りたいそうだね」
扶桑「ええ…私たち時雨に酷いことをしてきたわ」
山城「時雨の気も知らないで自分たちばかり不幸不幸言って」
扶桑「時雨の苦しみに気付こうとしなかったわ…」
山城「本当にごめんなさい!」<ドゲザ
扶桑「私たちが悪かったわ。ごめんなさい!」<ドゲザ
山城「これからは自分たちのことばかりじゃなく、時雨の、いいえ、西村艦隊のみんなの気持ちに寄り添えるようにするわ」
扶桑「だから、時雨…仲直りしましょう」
時雨「…」
↓コンマ1桁(0-2なら許さない、3-9なら許す)
時雨「今更、今更許せないよ…」
山城「時雨…」
時雨「もう事件は起きてしまった後なんだ!取り返しはつかないんだよ!」
扶桑「そんなことは無いわ!みんなで謝れば!」
時雨「そんな事!今更できるはずないじゃないか…」
時雨「僕は、僕は、二人への怨みでとんでもないことをしてしまった…。もう後戻りはできないんだよ」
山城「後戻りできないなんて…そんな悲しいこと言わないでよ」
時雨「何を言っても無駄さ…、後は僕か君たちかどちらかが地獄に落ちるしかないんだ」
扶桑「そんな…」
時雨「話は終わりかい?…それなら僕はもう帰るよ」
扶桑「待ってまだは話は!」
時雨「なんだい?この上僕の気持ちを翻せる話があるっていうのかい?」
山城「それは…」
時雨の気持ちを翻せる言葉を!
よく考えるために
安価↓3
怨みを持った私たちに「とんでもないことをしてしまった」と吐露できるならきっとやり直せる
戻りたいって気持ちが私たちにも時雨にもあるならきっと取り返しはつく
だってやまない雨はないんでしょ?
扶桑「やり直せるわよ…」
時雨「だから、無理だって…」
扶桑「だって貴女…「とんでもないことをしてしまった」って言ったじゃない!」
時雨「っ…!」
扶桑「怨みを持った私たちに「とんでもないことをしてしまった」と吐露できるなら、きっとやり直せる」
山城「そうよ。戻りたいって気持ちが私たちにも、時雨にもあるならきっと取り返しはつくわ」
扶桑「だって」
山城「だって」
扶桑・山城「「やまない雨はないんでしょ?」」
時雨「…!」<ドザァ
扶桑・山城「時雨!?」
時雨「ウウ・・・うわぁぁあーーーー!!」
山城「大丈夫!時雨」
時雨「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…」
扶桑「良いのよ、時雨ちゃん。時雨ちゃんは悪くないわ」
山城「そうよ、時雨。貴女は悪くない」
時雨「ごめんなさい、僕のこと…許してくれますか?」
扶桑「勿論よ、時雨ちゃん。私たちもみんなも貴女のことを許してくれるわ」
山城「時雨は何も心配しなくていいのよ」
時雨「ウウ・・・ウワァァァァアアアアーーーーン!!!」
コンマ判定ねえのかよ
山城「その後、何時間も時雨は泣き通しでした」
山城「私たちは時雨を慰め、翌日一緒に睦月型の子達に謝りに行きました」
山城「最初は睦月型の子達も時雨を責めましたが、何度も誠心誠意謝ることで許してもらうことができました」
山城「この事件で私は分かったことがあります」
山城「不幸不幸と自分を憐れんでいるだけでは幸せにはなれないということを」
山城「他者を羨んでいるだけでは、自分だけでなく周囲も不幸にしてしまうのです」
山城「周囲の不幸を共に悲しみ、幸運をともに喜ぶ、それが自分が幸福になる一番の方法なのです」
山城「今は西村艦隊のみんなと、鎮守府の仲間と幸せを共有できています」
扶桑「山城ー、西村艦隊のみんなとお茶会よー!」
山城「はい、分かりました!姉様!」
山城「山城は今とっても幸せよ!」
END
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