どうも初めましての方は初めまして、お読みいただいてる方はありがとうございます、風来坊と申す者です
DASHと艦これが好きで見切り発進でスレを建てました。正直どうなるか見通しは立ってませんが頑張ります(一応SP的なのりやこんな企画的なアイディアはありますが)
ちなみに一応提督です。宿毛湾泊地に在籍しております。嫁艦は神通です、異論は認めません(キリ
注意や要望
●TOKIOメンバーが好き勝手やります(やらせます)
●艦娘が農業します(村並感)
●人型の体を成している深海棲艦が喋ります
●他の企画ネタも引っ張る可能性が大(特にDASH島あたり)
●荒らしはお止め下さい
●感想、意見。艦娘の矛盾点やTOKIOのキャラについての指摘などありましたらよろしくお願いします
~安価について~
どのレシピでどの艦娘が出るか安価で取って行きたいと思います
数値に関しては下二桁でとっていきます
また、何名かの艦娘に関しては固定で着任させますのでその点お願いします
こんな感じですがよろしくお願いします
前スレリンク↓
【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409752282
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411831643
DASH鎮守府メンバー紹介
TOKIO
城島茂
DASH鎮守府における提督の1人、ジャニーズ事務所所属TOKIOのギタリストであり皆のリーダー
普段はほんわかとしており、メンバーや艦娘のやりたいようにやらせるが締める時には締める男気のある古き日本男児の気概がある
クレーン等の工事車両の免許を持っており、物の運搬や建設でそのスキルをいかんなく発揮させる
山口達也
DASH鎮守府における提督の1人、ジャニーズ事務所所属TOKIOのベーシスト
頼れる男と言われる通り、万能型でスキルの高さで皆を支える。また、メンバーが好き勝手盛り上がり過ぎた時のブレーキ役
潜水士や一級小型船舶免許を持っており、遠征や食料調達等で活躍、また棟梁達也の二つ名を持ち、大工仕事では他のメンバーと艦娘を現場指揮している
国分太一
DASH鎮守府における提督の1人、ジャニーズ事務所所属TOKIOのキーボーディスト
テレビっ子になり中々こちらに来れない事が若干の悩み、適当な事を言う事が多いが事前に情報を仕入れたりアポなしの交渉術は高い
火周り関係を担当する事が多く、村の頃は班長太一と言われていた。主に炭や食器作りで火の管理を行う
松岡昌宏
DASH鎮守府における提督の1人、ジャニーズ事務所所属TOKIOのドラマー
決断力と行動力はメンバーの中で高いと言われ、影のリーダーとも言われている。執拗に同じことを言う事が多い
流れ板松岡の名の通り、料理はメンバー随一。他のロケでも自ら包丁を握る事があり、最近では鳳翔に対抗心を燃やしているとか無いとか
長瀬智也
DASH鎮守府における提督の1人、ジャニーズ事務所所属TOKIOのボーカリスト
メンバーの中で一番年下、ファンの愛称はベイベ。天然ボケを時々かまし、想った事をストレートに口にする。大の甘党
漁船の船舶免許を持っており、以前つれたか丸と言う船でマグロを追いかけていた。その影響か釣りが得意。また漁船を修復して使えないか思案中だと言う
今日の鉄腕DASH滅茶苦茶面白かったですね。手つかずだとあんな感じになるんだなって思いました
そして最後のトロッコのアレですけど復旧が心配ですね。また頑張って貰いたいです
紹介の続き投下しますね↓
艦娘
電
DASH鎮守府着任№1
おどおどしているがとても優しく、気配りの出来る暁型4番艦の末っ子駆逐艦
初期艦として一番最初にDASH鎮守府に着任した。着任当初はTOKIOのぶっ飛び具合に多々驚いていたが今ではすっかり慣れた模様
最近では次期棟梁川内の右腕になるんではないかともっぱらの噂
最近始めた事は大きくなるために牛乳を飲み始めた
川内
DASH鎮守府着任№2
夜戦バカと公式で謳われるほど夜戦大好きっ子の川内型1番艦の軽巡洋艦
達也が初期値で建造した初の建造で来た子。他鎮守府と比べるとあんまり夜戦夜戦うるさくないが本人曰く夜型
今では達也も認める大工の腕で今の北登の小屋も川内作。時期棟梁も期待されている
最近始めた事は農業関係の本とそれを料理するための料理本を読む事
暁
DASH鎮守府着任№3
一人前のレディーを自称する背伸びした、暁型1番艦の駆逐艦
ここでは比較的お姉さんしている、かもしれない。TOKIOのぶっ飛び具合にはもうすっかり慣れてしまったようだ
一人前のレディーになるには大工や農業が出来るようになるべきか悩んでいる
最近始めた事はレディーになる為の勉強(紅茶の入れ方、農業、大工etc…)
龍田
DASH鎮守府着任№4
姉想いのおっとり系の天龍型2番艦の軽巡洋艦
セクハラの無い影響か他の鎮守府の龍田に比べるとダークな部分が少なく、比較的ゆったりおっとり系のお姉さんとなっている
だが相変わらず偶にTOKIOが震撼するようなぶっ飛んだ発言をする。TOKIOの悪乗りは山口と同じ達観しているタイプ
最近の趣味は編み物
山城
DASH鎮守府着任№5
不幸と呟く純国産扶桑型2番艦の戦艦
DASH鎮守府初の戦艦娘、本人はTOKIOのようにならまいと必死で抗っているが抵抗空しく最近では大工仕事が特に板に付いてきている
妙に古鷹と仲が良い。またTOKIOの面々と一緒に過ごしている内に不幸と呟かなくなった、素直では無いが内心では結構居心地が良く思っている
最近の趣味は部屋で過去の鉄腕DASHをネットで見る事、偶に古鷹と一緒に見る時がある
初春
DASH鎮守府着任№6
古臭い口調で喋る初春型1番艦の駆逐艦
偶に鋭い指摘をするなど、駆逐艦らしくない大人っぽい部分がある。背中のファンネルを見た時に長瀬のテンションが上がったとか上がらないとか…それ以来本人は長瀬の精神年齢を疑っている
専ら暇なときは将棋、囲碁、五目並べ等々、日本のテーブルゲームに精通している
最近始めた事は海外艦の噂を聞いて以来、チェスも始めた
鳳翔
DASH鎮守府着任№7
着物がとても似合っているお艦の鳳翔型1番艦の軽空母
よくTOKIOと艦娘がワイワイやっている所一歩引いた所で見守っている艦娘きってのお艦
TOKIOの仕事を手伝っているが大工仕事は出来ない模様、料理している時城島と松岡の腕に驚いた
最近始めた事はTOKIOのCD集め、曲を聴いて以来すっかりはまった模様
高雄
DASH鎮守府着任№8
胸がデカい、しっかり者の高雄型1番艦の重巡洋艦
着任当初はTOKIOがどんな人達か分からず、戸惑っていたが自分を兵器では無く一人の人間として見てくれているTOKIOを信頼している
真面目な性格故か特に太一や松岡あたりからいじられることがある
最近の趣味は手料理を作る事
漣
DASH鎮守府着任№9
ネットスラングを使う不思議系少女、綾波型9番艦の駆逐艦
DASH鎮守府で初めて海域でのドロップ艦娘、割と直ぐにここに馴染めた。元々自分もつかみどころのない性格のせいでもあるのだろうか
ご主人様と言ってTOKIOの面々を驚かせた、ある意味凄い子なのかもしれない
最近の趣味はネットサーフィン
文月
DASH鎮守府着任№10
おっとりとした雰囲気の睦月型7番艦の駆逐艦
戦力強化の際に来た一人、ふわふわしていて現在DASH鎮守府に居る駆逐艦の中では一番子供らしい、が戦闘になると結構好戦的になる
一番最初に12,7㎝3連装砲が装備された艦娘でもある
最近の楽しみは皆と一緒に見る「ザ!鉄腕!DASH!」
最上
DASH鎮守府着任№11
ボーイッシュでボクっ子の最上型1番艦の重巡洋艦
戦力強化の際に来た一人、活発的だが偶に不注意で他の艦娘とぶつかる事があるドジっ子でもある
暇なときは割と畑などに立ち寄ったりしているらしい
最近の趣味は海辺で釣りをする事
祥鳳
DASH鎮守府着任№12
普段は物静かな祥鳳型1番艦の軽空母
戦力強化の際に来た一人、普段は物静かだが、戦闘で活躍したり褒められたりするとすごく喜ぶ、そしてTOKIOのノリにも乗る事が
後述の通り瑞鳳と早くに合流、艦船時代離れ離れで任務をしていた反動か高い確率で一緒に居る
最近嬉しかったことは瑞鳳に「お姉ちゃん」と呼ばれた事
古鷹
DASH鎮守府着任№13
全ての重巡の姉として知られている古鷹型1番艦の重巡洋艦
とても健気で謙虚な艦娘、TOKIOの5人を結構慕っている。最初こそ驚いていたものの、今ではすっかり慣れてしまった
重巡の姉として高雄、最上に結構頼られている、が結構面倒なことまで頼まれる事もあると苦笑いしながら語っていた
最近始めた事は部屋で魚を飼い始めた
瑞鳳
DASH鎮守府着任№14
姉と正反対で小柄な祥鳳型2番艦の軽空母
戦力強化の際に来た一人、姉譲りの真面目な性格で艦載機の整備をいつもしており、艦載機が大好きの様である
姉と長い間会えなかったせいか普段は祥鳳と一緒に居るどころか寝る時も偶に一緒の様である
最近嬉しかったことはもちろん姉に会えたこと
三日月
DASH鎮守府着任№15
真面目な性格でですます口調の睦月型10番艦の駆逐艦
製油所沿岸地帯でドロップした艦娘、個性派ぞろいの睦月型の中では真面目の方の性格をしている
姉妹艦である文月とは仲が良い様である、現時点ではまだ着任して間もない為、本人はTOKIOと早く仲良くなりたいと思っている
最近の趣味は裁縫をする事
鎮守府スタッフ
大淀
DASH鎮守府のスタッフの一人
主に任務、広報、本営との連絡など後方支援担当をしている
TOKIOが分からない事を初期艦である電と共に教える、また事務系の仕事をする場合は一緒に居る事が多い
最近の趣味は読書
明石
DASH鎮守府のスタッフの一人
主に艦娘のメンタル管理や艤装の点検、装備開発やアイテム管理などの艦娘達のバックアップをしている
割と呼ばれるのが遅かったためか要らない子じゃないかと思っていたらしいが最近立ち直って一緒に作業している
最近始めた事は土木工事の勉強
妖精
DASH鎮守府のスタッフの一人…というか何人も居る
明石の下、装備点検や開発、建造等いろいろな作業や雑用を行っている
工廠をガレージの如く作業場に使われている様子をいつも見ている
最近TOKIOのメンバーに良く懐いてきた
―――――
こんな感じですね、何か無理くり変な趣味捻じ込ませたりしてしまいました…お許しください!
そんなかんなで以上20名、以降増えていく方々がお送りするゆったりゆるゆる、偶に真面目な話をするTOKIOの鎮守府ライフをどうかお見守り下さい
今日はまだ投下できませんが次回の内容とすれば最後の西南諸島防衛線へ出撃したいと思います
艦むすが轟沈して沈もうが、海から残骸をサルベージしてメンバー5人全員協力で修理しそう(DASH感)
>>54
いやいやダメコン(山口)がいるから轟沈はないんじゃないかなww
近くに椿があれば遠征以外でも燃料の調達が出来るようになったなww
TOKIOが普通にアイドルしてるってか歌ってる映像見た艦娘たちの反応がみてみたい
楽器の扱いも万能なんだっけ
TOKIO所持資格一覧
城島→移動式クレーン運転士免許、車両系建設機械運転者の資格の区分の内、車両系建設機械、普通自動車免許
山口→一級小型船舶操縦士、潜水士免許、大工学校卒 、普通自動車免許、Cカード(国際ダイビング認定証)、大型自動二輪
長瀬→ニ級小型船舶操縦士、普通自動車免許、大型自動二輪
松岡→調理師免許、潜水士免許、普通自動車免許、Cカード(国際ダイビング認定証)
国分→炭焼見習い
>>88
とてもアイドルグループとは思えないな
開拓団みたいだな
どうしても国分の炭焼き見習いで笑ってしまう
国分は自動車免許すら持ってねえのかwww
えっと…こんばんわ風来坊です
ちょくちょく様子を見に来てましたが雑談だけでここまで伸びているのは驚きました
そしてすいません、長らく放置してしまった事に謝罪申し上げます、休み明けてから色々と学校で忙しくて…水曜日乗り越えれば一旦落ち着くと思います
とりあえず明日後編を投下するので一旦前半の出撃までの部分を投下しておきます
DASH鎮守府―――
今日はいよいよ鎮守府正面最後の海域、【西南諸島防衛線】へ踏み込む事となった
城島「今回は空母が新しく出てくるらしいからね」
山口「今日はうちに居る軽空母総出で対抗するしかないんじゃない?」
松岡「そうすると残り3隻になるね」
城島、達也、松岡の三人が頭を捻らせていた
今回の海域では敵艦隊に軽空母、空母が確認されたらしく、航空戦必須との事だ
山口「そうなると山城さんと重巡2人になるのかな」
松岡「単純にそうなるね」
城島「空母は夜間では飛ばせないらしいし最悪夜戦に持ち込めば勝てるで」
空母は夜間の間は艦載機を飛ばせないのには理由がある
単純に目が利かない為単純に艦載機の視界は夜の間は最悪だ、一部の水上偵察機以外は夜間での艦載機の発着は自殺行為に等しい
その為、相手も自分も夜の間は夜戦に参加できず、回避に専念するしかない
山口「古鷹さんには申し訳ないけど火力に勝る高雄さんと最上さんに今回入って貰おうよ」
城島「ん、せやな。古鷹さんには次の海域で頑張って貰うから」
松岡「やー、でも1ヶ月でようやくって感じだね」
山口「そうだなぁ、でも油断は大敵って言うからね」
城島「慢心はアカンからな」
作戦と編成を纏め終えた3人は下の会議室へ
~DASH鎮守府会議室~
城島「と言う訳で旗艦を山城さん、随伴艦に高雄さんに最上さん、そして制空権を取る為に鳳翔さん、祥鳳さん、瑞鳳さんの3人の軽空母で行く事にしたんやけど何かある?」
川内「特にな~し」
龍田「良いと思うわよ~、何せ正面海域と西南諸島海域を繋ぐ海域なんだもの。今結構私達が海域権を取り戻してきて敵の方も攻めて来てるって聞いたんだもの」
松岡「よ~し、大丈夫だね」
山口「一応今の内に言っておくけど倒し損ねた場合は夜戦も視野に入れてるからよろしくね」
川内「夜戦も想定!? 行きたかったなぁ~」
夜戦と聞いたとたんに顔を輝かせる―――
山城「こら、今回は我慢しなさい」
川内「チェー、分かってるよ~」
最上「今回の出撃で改装出来そうな感じがするから頑張らなくちゃ」
松岡「航空巡洋艦だっけか。戦術の幅が増えるからありがたいね」
早くも改装が楽しみの様だ
そしてここで城島、テーブルの下から何かを取り出す、それは―――
城島「はい、これ【零式艦戦52型】や」
瑞鳳「え!? これって…新しい艦戦じゃないですか!」
祥鳳「いいんですか? というか何時の間に」
山口「収録前に3人でちょこっとな」
そう、これは―――
収録前に3人で予め作って置いた物
城島『これをこうかな…』
松岡『お、い~い感じじゃな~い?』
山口『や~面白いねぇ、こういう風に手作りでやるって』
妖精『オシエルダケデツクレルノッテスゴイ』
妖精『スゴーイ』
零式艦戦52型は大戦初期に無双を誇った21型の後期として作られた
エンジンの排気を加速に利用する推力式単排気管を利用し、最高速度が上昇、航続距離もほとんど変わらないとされていた
欠点はロール性能が最低クラスだとされ、また急降下も軽量化の影響で苦手としていた
鳳翔「すいません、私のスロットはもう一杯なのでお二人にお譲りします」
瑞鳳「いいんですか!?」
祥鳳「ありがとうございます、提督、鳳翔さん! 私嬉しいです!!」
城島「おわ、いつも静かなのに祥鳳さん嬉しそうやなww」
松岡「頑張ったかいがあったもんだよww」
電「これで艦載機を装備できるだけ装備できたのです」
暁「私達の分も頑張ってね!」
鳳翔「ええ、もちろん」
祥鳳「活躍して見せます!」
古鷹「出撃できなくて悔しいけど私の分も頑張ってね」
高雄「行ってきますわ、古鷹さん」
最上「頑張って来ますね!」
漣「このメンバーなら大丈夫っしょ!」
文月「行けます行けます~」
三日月「最後の海域らしいですから気を引き締めて行きましょう!」
いよいよ正面海域最後とあってか鎮守府内での艦娘の士気は高まる
やる気は十分のようだ―――
城島「ほな何回も言うようやけど、最後の海域や。十分に強い敵が出てくるから気を付けて敵をしっかり倒してくるように!」
松岡「皆で頑張って行きましょう!!」
一同「おおーーー!!」
~鎮守府正面港~
山城「それでは行ってきます」
城島「うん、気を付けて来てね」
電「頑張って下さい!」
川内「期待してるよーーー!」
松岡「うん、大丈夫、大丈夫だよ」
山口「山城さん達を信じよう」
こうして6人を見送る一同
西南諸島防衛線での戦いの火ぶたが、切って落とされた―――
今日は一旦ここまでです、本当に申し訳ありません
明日実力試験がありまして…あんまり成績に関係ないんですが一応頑張らないといけないので…
乗り越えたら明日の夜と木曜は空いているのでそこで書きたいと思います
このssでまだまだ書きたいネタとか出したい艦娘とかたくさんいるので、何より読んでくださっている皆様の為に頑張りたいと思います
では今日の所はここまで…明日絶対に後編投下します
おつおつ
妖精さん工廠とはいえ艦載機を自力制作とか…TOKIOなら、うん。やりかねんな
リーダーならいずれ天山や彗星も作りそう
乙です
艦載機なんだけどTOKIOならまだ実装されてないのも開発しそうだなwww
そのうち震電とか開発しそう
そして開発されるオスプレイ
>>120
輸送機できちゃったら海上輸送の意味が……
こんばんわ、色々あって遅くなってしましたが投下開始します
―――――
~西南諸島防衛線~
山城「…」
羅針盤を眺める山城
現在指している邦楽は東寄りのルート
山城「この先を通って行けば敵の主力艦隊への確実なルートへは行けるわ」
高雄「そうね。その代り、確実に行くわけだから気を引き締めなきゃね」
鳳翔「艦載機を使っての索敵でなるべく早く敵艦隊を発見させますね」
最上「一応僕も水上偵察機を持っているから飛ばしておくよ」ブーン
祥鳳「助かります」
瑞鳳「訓練とか練度を上げる為の出撃ばかりだったけど初めての海域攻略ね」
祥鳳「フフ、気合入ってるね。頑張って行きましょ」
瑞鳳「うん、お互い頑張ろう!」
鳳翔「あらあら、仲が良いですね」
山城「はいはい、索敵をしっかりしないと痛い目見るからまじめにやって」
過去に索敵不足で負けた戦いは幾らかある事は艦娘の全員、嫌と言うほど分かっている様で…
山城「さて行くわよ」
・
・
・
鳳翔「艦載機から通信入りました! 前方2時の方向に敵の偵察部隊発見との事です!」
城島『あーあー、こちら城島です。鳳翔さんええで、敵の部隊は?』
鳳翔「はい、重巡リ級、軽巡ヘ級、駆逐イ級3隻の5隻です」
山城「重巡か、戦艦程でないにしろ被弾したら軽空母はマズイわね」
城島『よし、ここは相手を確実に倒してこう、複縦陣で相手にしっかり狙っていこう、ええかな?』
複縦陣は一般的に攻撃に重点を置いた単縦陣と比べると火力の補正は低いが命中率の上昇及び相手の回避率の低下の補正が掛かる
また、対空の値にも補正が掛かるとの事
山城「問題ないわね。艦隊の陣を複縦陣に変更、このまま右舷に修正しながら敵を迎え撃つわ!」
高雄「了解!」
最上「水上機戻ってきて!」
鳳翔「私達も艦載機を艦爆と艦攻に変えて戦闘準備しましょう!」
祥鳳「はい!」
瑞鳳「任せて!」
九六式艦戦「タダイマー」
九九式艦爆「ヨシ、イッテクルヨ!!」
山城「! 目視で確認! 敵は数百メートル先、艦載機お願いします!」
鳳翔「ええ、風向き、良し。航空部隊、発艦!」ブーンブーン
鳳翔達の艦爆や艦攻が敵艦隊に向かって行く
リ級「タイクウヨウイ!!」
ヘ級「グオオオ!!」
イ級「「「ギュアアア!!」」」
敵も負けじと対空砲や主砲で対抗する
艦爆が爆撃投下―――
ヘ級「グアアア!!」中破!
イ級1「ギュルアアアア!!」大破!
祥鳳「ヘ級中破、イ級1隻大破確認しました」
瑞鳳「先制攻撃は成功みたいね!」
山口『よっし、このまま押し切って行こう!』
松岡『頑張れ!』
山城「砲撃戦開始するわ! 主砲、狙って…うてぇ!!」ドォン!!
イ級2「ギギギギギ」ヒュン!!
リ級「クラエィ!!」ドォン!!
最上「危ないなぁ!」ヒュン!!
高雄「最上、どいて! 主砲撃てぇ!」ドォン!!
イ級3「ガアアアア!!」ドガァァァン! 撃沈!
最上「いくよ!」ドォン!!
ヘ級「ゴアアアア!!」ドガァァァァン! 撃沈!
松岡『いいよ! 3隻沈めた!』
城島『ええ調子やで』
ヘ級「グオオオオ!!」ドォン!
祥鳳「中破状態の繊細に欠けた砲撃に当たる訳無いです!」
鳳翔「私だって…やる時はやるのです!」ヒュン!!
イ級1「グアアアアア!!」ドカァン!! 撃沈!
祥鳳「攻撃隊、発艦始めてください!」ヒュン!!
瑞鳳「そうね、追撃しちゃいますか!」ヒュン!!
リ級「ウグァァ!?」中破!
山城「一巡終わってあなただけ…これで決めるわ」ガチャン!
リ級「グゥ…」
山城「装填完了、うてぇ!!」ドォン!!
リ級「ガアアアアア!!」ドォン!! 撃沈!
高雄「やりました!!」
山城「提督、終わったわ。こちらの損害は特になし。進撃する?」
城島『もう上々やんけ、もちろんこのまま行くで!』
山城「了解、進撃の指示があったから進むわ。単縦に戻して進むわよ」
鳳翔「了解しました」
瑞鳳「一旦お疲れー」
九九式艦爆「オツカレサマー」
祥鳳「索敵…開始ッ!」ヒュン!! ヒュン!!
・
・
・
山城「こちら第一艦隊、鋼材を回収してから東南方向へ進行を続けています」
城島『こちら城島、敵艦隊は?』
山城「まだ発見して居ません。この先に敵がいなければいいのですが…」
城島『了解、発見次第報告をお願いします』ブツッ
山城「ふぅ、どうかしら」
鳳翔「こちらはまだ何とも…」
山城「そう、もう少し進んでみて様子を見ましょうか」
と、その時!
最上「!? 零式!? 零式!?」
最上が突然騒ぎ出す
発艦した偵察機に何かあったようだ
高雄「どうしたの?」
最上「…たった今零式水上偵察機からの通信が途絶えました」
山城「!?」
最上「この様子だと相手の空母にやられたに違いありません」
鳳翔「直ぐに艦載機を水上偵察機が向かった方向へ!」
瑞鳳「はい!」
高雄「…気を引き締めないと」
最上「そうですね。やられてしまった零式の為にも」
山城「装填しておいて、直ぐに行けるように」
各自準備を進めるそこに
祥鳳「敵艦隊発見のお知らせです! 予想通り空母が敵艦隊に入っているようです、軽空母ヌ級2隻、重巡リ級、駆逐ロ級2隻の編成!」
山城「提督!」
城島『わかっとるで、さっきと同じ複縦陣で迎え撃てばええな。健闘を祈るで』
山城「了解! 先程と同じ複縦陣で! 各員戦闘準備、行くわよ!」
鳳翔「艦載機発艦!」
九九式艦爆「イキマスッ!」
九七式艦攻「オオーー!!」
一直線に敵艦隊へ、すると不気味な軽空母、ヌ級は
ヌ級「ア・・・アア・・・」ヒュンヒュン
同じく艦載機を飛ばすがあまり数は多くないようだ
零式艦戦21型「ウオオオオオ!!」ドドドドドド!!
そんな21型の活躍あってか―――
祥鳳「制空権優勢です!」
鳳翔「上々ですね」
瑞鳳「後頼んだわ!」
山城「了解、主砲、よーく狙って…撃てぇ!」ドォン!!
ヌ級2「アァァァァ…」大破!
リ級「キサマラァ!! クライナ!」ドォン!!
高雄「ああ!?」小破!
山口『大丈夫!?』
高雄「し、心配ないですいいわ、掠り傷です」
最上「おおおお! 零式の敵!」ドォン!!
イ級2「ギュルアアア!!」ドガァァァァン!! 撃沈!
高雄「次は…あなたですわ!」
イ級3「ガァァァァァ!!」ドガァァァァン!! 撃沈!
淡々と駆逐艦を処理する
そして軽空母の攻撃
鳳翔「演習じゃないわ、実戦よ!」ヒュン!!
リ級「グ…」ドガァン!! 小破!
瑞鳳「いけぇ!」ヒュン!!
ヌ級1「ア…」ドガァン!! 小破!
祥鳳「発艦始め!」ヒュン!!
イ級1「ギュルアアア!!」ドガァァァァン!! 撃沈!
ヌ級1「アアア…」ヒュン!
祥鳳「っ! よくもやったわね!?」ドォン! 小破
一巡を終え、残るはヌ級2隻とリ級のみ
こちらの損害は高雄と祥鳳が小破
山城「今の内にリ級を…撃てぇ!」ドォン!
リ級「グアアアア!!」ドガァァァァン!! 撃沈!
瑞鶴「ナイス!」
ヌ級1「ア、アアア…」
山城「気味悪いわね…ヌ級って…」ドン…
高雄「一気に決めるわ!」ドォン!!
ヌ級2「…」ドガァァァァン!! 撃沈!
最上「これで!!」ドォン!!
ヌ級1「アアア…」ドガァン!! 大破!
瑞鳳「追撃しちゃうわよ!」ヒュン!!
ヌ級1「…」ドガァァァァン!! 撃沈!
山城「ふぅ…少し薄気味悪かったけど何とかなったわね」
城島『よし、このまま突っ切るで!』
山口『あと一つだから頑張って!』
山城「了解、さ、このまま行くわよ」
―――――
すいません、今日中に終わらせたかったのですが明日に支障が出てしまうためここまでにします
焦って書くと変な文章になったりするので…おやすみなさいです、明日また投下するのとドロップ安価よろしくお願いします!
乙。零式水上偵察機は”水偵”って呼ぶのもありやで
零式、だけだと艦戦と紛らわしくなってくるし、フルネームだと野暮ったくなっちゃうからね
いよいよコレが終わったら赤城着任か…倉庫が広くなるな、備蓄的な意味で
乙です
艦娘ってコレが本来の仕事だったなと改めて思った
乙です。
零式水偵の略は「零偵」が宜しいのではないかと。(零式観測機の略は零観なので)
あと、零戦は普通に「零戦」表記でいいと思います。
いよいよ奴が来るのか……
好食う母艦赤字……じゃなくて赤城
アゴが長くなるな・・・
こんばんわ、安価が終わり次第、投下したいと思います
いつものドロップ安価です、よろしくお願いします!
―――――
00 ~ 24 駆逐艦
25 ~ 49軽巡洋艦
50 ~ 70重巡洋艦
70 ~ 90水上機母艦
90 ~ 99軽空母
―――――
こんな感じです下二桁で↓2でお願いします!
軽巡が来ました、次に艦種を決めます、ドロップについてはWIKIを参照します
―――――
00 ~ 24天龍型
25 ~ 48球磨型
49 ~ 71長良型
72 ~ 94川内型
95 ~ 99夕張型
―――――
計算同率にするの大変だ…
とりあえず下二桁で↓2でお願いします
球磨型が来ました、WIKI参照と言いましたが他の攻略情報も見ましたが一応大井さん以外はドロップするみたいです
と言う事で安価行きます
―――――
00 ~ 20球磨
21 ~ 50多摩
51 ~ 70北上
71 ~ 99木曾
―――――
安価は↓2でお願いします
球磨さん来ましたー
と言う事で今回のドロップは球磨型軽巡洋艦1番艦球磨となりました!
合流・帰還シーン書きながら投下しますね
本当にここは長女に好かれる鎮守府ですねww
投下するクマー
―――――
瑞鳳「…! 艦載機から通信が入りました! 敵主力艦隊を発見したそうです!」
山城「編成は?」
瑞鳳「空母ヲ級、軽空母ヌ級、重巡リ級、軽巡ヘ級、駆逐ニ級2隻です!」
山城「情報通りの航空艦隊ね、提督、どうする?」
城島『単縦でええ、火力で制圧して一気に押し込むで!』
山城「了解、単縦で迎え撃つわ。艦載機お願い!」
祥鳳「艦載機、発艦始め!」ヒュンヒュン!!
軽空母3人が一斉に弓を放つ、一方の相手の空母も負けていられない
ヲ級「ヲ…アレガウワサノアタラシイカンタイカ…マケテ・・・ランナイ」ヒュンヒュン!!
ヌ級「ア・・・」
ヲ級とヌ級も艦載機を飛ばず
空での戦いは…
ニ級「ギュルアアア!!」ドガァァァァン!! 撃沈!
最上「うわぁ! こ、これじゃあ戦闘続行は難しいよ…」ドガァァァァン!! 中破!
祥鳳「…今回は完全に制空権は取れませんでした。やはり空母と言うのは大きいですね」
山城「最上が中破…でもここまで来たからにはやるしかないわ!」ドォン!!
ヌ級「…」ドガァァァァン!! 撃沈!
リ級「カンムスドモメ!!」ドォン!!
鳳翔「!?」ドガァァァァン!! 大破!
瑞鳳「!! 鳳翔さん!」
鳳翔「だ、大丈夫です…このまま沈む訳には参りません!」
リ級の主砲が直撃、鳳翔が大破してしまった―――
松岡『これじゃあ鳳翔さんは…!』
山城「ええ、攻撃に参加できないわ。航空甲板がやられたから発着艦が出来ないから」
そう、空母は非常に強力なのだが中破以上の損害を出すと航空甲板の損傷で発着艦が出来なくなり必然的に攻撃に参加不可能になる
松岡『鳳翔さんは少し下がって回避に専念して!』
鳳翔「うぅ…すいません…」
最上「砲撃戦開始!!」ドォン!
リ級「チュウハゴトキニオクレハトラナイ!!」ガァン!!
高雄「だったら私が! 主砲、撃てぇ!」ドガァン!!
リ級「アマイ!!」ヒュン!!
砲撃をかわすリ級、尖鋭された動きにとまどう一同―――
瑞鳳「主力艦隊だけあって動きが違うわね」
祥鳳「だったら確実に倒せるところから行くだけよ!」ヒュン!!
イ級1「!! ギュアアア!!」ドガァァァン!! 轟沈!
瑞鳳「やぁぁぁ!」ヒュン!!
イ級2「グギギギギギ!!」ヒュン!!
瑞鳳「やばい! かわされた!」
あ、すいません、イ級じゃなくて二級でした。しかも一隻撃沈させてるのに…
脳内変換で二級、そしてイ級2は無かったことにしておいてください()
―――――
ヲ級「ヲ!」ヒュン!!
山城「うわ!? 弾薬庫に火は回って無い!?」ドォォン!! 小破!
城島『落ち着いて! 今攻撃終わって相手はどうや?』
山城「うう…相手はヲ級とリ級とヘ級、全員無傷よ、二巡目でかたを付けるわ」
山城が構えると共に2巡目へ入る
山城「お返しよ!!」ドォン!!
ヲ級「!!」
ヘ級「ギィ!!」
ヲ級に向かって行く弾丸の前にヘ級が飛び出す。そして庇うかのように―――
ヘ級「グアアアア!!」ドガァァン!! 轟沈!
ヲ級を庇って沈んで行った
山城「! 旗艦庇い…!」
ヲ級「ヲ、ヘキュウ…コノ…!」ヒュン!!
祥鳳「危ない!!」
瑞鳳「!」ドォォォォン!!
艦載機の一撃が直撃、瑞鳳は無事か!?
瑞鳳「うぅ、やられたぁ…でもエンガノ岬の様には…いかないん、だから!!」中破!
幸い中破どまりだがどの道艦載機は発着できない、徐々に攻撃の手数が減って行く艦隊
だがまだ猛攻は続く
高雄「喰らいなさい!!」ドォン!!
ヲ級「ウグッ!?」ドォォン!! 中破!
リ級「クラエッ!!」ドォン!!
山城「ッ!」ドォォン!!
山城に弾薬が当たったが中破に至るまでのダメージは行かなかったようだ
祥鳳「喰らいなさい!!」ヒュン!!
リ級「グアァァァ!」ドォォン!! 小破!
祥鳳「! 小破どまり!」
高雄「雷撃戦来るわ! 雷撃戦! よーい!」バシュン!!
リ級「!!」バシュン!!
最上「! 危な!」サッ
リ級「グア!?」ドォン!!
山城「2隻…ヲ級とリ級が残ったわね…どうするのかしら、提督」
山口『…追撃で残り2隻を倒しちゃおう、いいよね、リーダー、松岡』
城島『うん、ええで。このまま押し切って倒しちゃおう』
松岡『しっかり締めてこう、頼んだよ皆!』
山城「了解、このまま夜戦に突入するわ、私と高雄で決めるわよ!」
祥鳳「うぅ、すいません。被弾していないのに…」
高雄「仕方ないわ。艦載機を夜間に飛ばすのは自殺行為だもの」
最上「私も悔しいけど下がってるよ」
山城「他の3人頼んだわよ、祥鳳」
祥鳳「は、はい!」
こうして日が傾きかけていた戦場に夜が訪れる、追撃の為、山城と高雄は撤退する2隻を追うのであった
・
・
・
リ級「クソッ、シツコイ!」
ヲ級「ヲ…コノママジャオイツカレル…」
リ級「コウナッタラワタシガアシドメスル、ヲキュウハソノアイダニハクチニニゲロ!」
ヲ級「リキュウ!」
リ級「コレシカホウホウハナイ!! フタリシヌヨリハヒトリイキノビタホウガマシダ!」
ヲ級「…」
リ級「イケッ!!」
ヲ級「…ゴメン…」
ヲ級を逃がす形となり、リ級とヲ級の間数十メートル
そこに山城と高雄が到着する
山城「高雄、私はリ級を倒す。そうすれば進路上に居なくなる筈だから魚雷で決めて!」
高雄「分かったわ!」
リ級「コイ!」
山城「逃がさないわよ! 主砲!、撃てぇ!」ドォン!!
主砲から放たれる弾丸を一直線にリ級を捉える
リ級「! ムリカ…!?」ドォン!! 轟沈!
リ級「グ、ヲ…キュウ…」
高雄「次発装填完了、目標空母ヲ級、雷撃戦、てぇ!!」パシュン!!
ヲ級「!? リキュウ!(モウワタシモ…ダメ…!」ドォォォン!!
大きく水柱を立てた。魚雷は命中したようである
ヲ級の姿はそこに無かった…
・
・
・
祥鳳「あ、戻ってきました!」
山城「無事にヲ級とリ級を倒して来たわ…」
城島『お疲れ様、大破した祥鳳さんと最上さんは帰ったらすぐにドックによろしくね。瑞鳳ちゃんと山城さんはその次に順次入るようにしておいて』
山口『お疲れー、初めて夜戦に入ったけど本当に迫力あるね』
松岡『でもこっちも肉薄してるから危険なんだよね。そこんところ考えないといけないな』
山城「そういう事になるわね…まぁ話は後にしてとりあえず遅いし帰るわよ」
最上「…あれ? あそこにいるのって艦娘じゃない?」
山城「あら本当だわ。最近海域で良く会うわね」
高雄「すいませーん! どなたですかー!?」
高雄が手を振り合図を送る、こちらの存在に気付いたのかその艦娘はこちらに向かって来た
球磨「クマー、呼んだかクマー」
こちらに向かって来たのは球磨型軽巡洋艦1番艦、球磨だった
球磨型軽巡洋艦―――
米国艦のオマハ級を意識した天龍型の発展系。駆逐艦に合わせた高速性能を発揮できるように設計された
その中で北上と大井は雷撃を重点に置いた重雷装巡洋艦に改装され、また五番艦の木曾も同じく改装は予定されていたが結局改装は叶わず仕舞いとなった
ちなみに深海棲艦の出現に合わせその木曾の重雷装巡洋艦化の設計図を発掘、改装できるようにしたとか…
最上「球磨型軽巡洋艦だね」
球磨「その1番艦の球磨だクマ。よろしくクマ」
山城「早速だけどうちの鎮守府に来るかしら」
球磨「丁度いいクマ。路頭に迷ってたからお前達の艦隊についていくクマ」
山城「決まりね。全艦来た道を戻るわ、大破した鳳翔さんは高雄が、中破の瑞鳳は祥鳳が曳航して」
高雄「了解、さ、肩に捕まって下さい」
鳳翔「す、すいません。ご迷惑を…」
高雄「そんな事言わないで下さい、同じ艦隊なんですから」
祥鳳「大丈夫? 瑞鳳」
瑞鳳「大丈夫大丈夫」
祥鳳「よりあえずおぶるわ、よいしょっと」
かくして正面海域を全て制海権を取り戻したDASH鎮守府
一同は一旦の落ち着きを見せながら帰還した―――
・
・
・
~鎮守府正面港~
城島「おかえり~」
山城「ただ今帰還したわ。提督も指揮お疲れ」
山口「でも戦場で戦ってた皆には負けるよ」
松岡「はい、鳳翔さんに最上さん、バスタオル。妖精さん達には言っておいたからそのまま入渠してきて」
城島「そのあと順に瑞鳳さんと山城さんの順に入渠して行ってね」
山口「…そろそろ損害が目立って来たね」
松岡「ドック今2個だけだからね。その内増築しないとダメかな」
城島「そうやなー」
今現在DASH鎮守府にはドックが2つあるのだが段々と損害は増えてきている
ドックの数を増やす事は本営に依頼することで出来るのだが、大工仕事はこの男達ならお手の物である
山城「最後に新しい艦娘が来たわ。挨拶お願い」
球磨「クマー、よろしくクマー」
城島「この子は?」
高雄「球磨型軽巡洋艦の1番艦の球磨です」
松岡「球磨だからクマーって事かww」
球磨「む、馬鹿にするなクマ! こう見えてやるときはやるんだからクマ!」
城島「ハハハww 改めてよろしくなー、ボクは5人の提督の1人の城島 茂や。よろしくね」
山口「俺は山口 達也だよ、よろしく」
松岡「俺、松岡 昌宏。一緒にがんばろうぜ!」
球磨「ふふん、球磨の活躍に期待するクマ!」
ひとしきり挨拶し合った所にあの人が―――
大淀「すいませ~ん!」
大淀が走ってこちらに来る
城島「ん? なんや大淀さん」
大淀「城島さん、今回の任務で空母の撃破は行いましたよね」
山口「あ、そういや今回空母が出るからって空母撃退の任務を受けてたんだよね」
城島「そやそや。確かに任務はクリアしたで」
大淀「本部の方にそれを連絡した所、海域奪還と任務報酬で新しい艦娘を派遣するらしいんです」
松岡「お! 新しい人来るんだ」
山口「どんな人?」
大淀「まず今までの任務であった分なんですが本営がごたごたしていたせいで着任が遅れた2人の駆逐艦、白雪と深雪の二名」
松岡「白雪ちゃんと深雪ちゃんかー」
山口「どんな子たちだろうね」
大淀「そして次なんですが…空母撃破と言う事で本営から…正規空母、赤城が派遣されるとの事です」
城島「正規空母?」
祥鳳「簡単に言うと私達軽空母より火力や艦載機の搭載数が多い空母です。敵で言うとヲ級と同じです円」
高雄「すごいじゃないですか! 正規空母がこちらに来てくれるなんて!」
城島「はぁ~、なんか、凄い事は伝わったわ」
山城「これで戦力一気にアップね。次からの西南諸島海域は以前よりも厳しい戦いになるから丁度良かったと思うわ」
山口「よ~し、この調子で次の海域も突破して行こう!」
お~、と声高々と上がる薄暗くなった鎮守府
次回から新たな仲間が増えるのが楽しみの様だ―――
投下終了しました、とりあえずかいつまんでコメントレスしていきます
―――――
>>54 >>55
ダメコン(山口)って前どこかで見ましたねー、あれは逸材だと思いますww
>>56
椿油すごかったですね、あれもっとやれば行けるかもしれないです
>>57
いずれ彼女らの前で演奏はさせたいと思っています
>>58
ヒント:本職
>>88 >>93 >>94 >>95
この資格すごいですよね、いつ見ても。ちなみに太一は免許持っていたはずです、過去のロケで何回も運転してたんで
>>110 >>111
ちょろっと教えただけでものにするのがTOKIOです
>>118 >>119 >>120 >>121
応用を利かせればいけそうな気がしてならんですww
オスプレイについてですが一応軽空母の遠征任務があるんでそれ関連の装備として実装させてみます
>>139 >>141
すいません、アドバイスありがとうございます。中々略称が分からなくて大変ですが覚えて行きたいと思います
>>140
いよいよ艦娘までTOKIOと同じ様な目で…ww
>>142 >>143
赤城さんの事を赤字さんとか言うの止めろよぉ!
あと>>143さんのそれは違う人ですww
>>161
姉ばっかり来ますねぇ、正直不思議な気分に包まれてますww
―――――
雑談に関して改めて言いますが一応スレはいくらでも建てますし雑談はいいのですが節度を守る事だけを約束願いします
このssを呼んでいる皆さんが笑顔でいてほしいので…
馴れ合いかもしれませんが喧嘩は無い事に越したことは無いと思いますし…
と言う事で誠に勝手ながらこちらから雑談に関して言わせて頂きました
次回は日曜日までには投下できたらと思ってます、いよいよ任務達成着任組3人がいよいよ来ます
今回、お読みいただき、そして意見感想ありがとうございました! おやすみなさいです!
おつおつ、まぁ雑談は目立ちすぎやねぇ
あと細かいけど一ヶ所だけ最上の一人称が私になってるよ
乙です
赤城さん着任か。それなら畑の監視はしっかりしないとなw
むしろ長瀬山口赤城さんの3人で大食い同盟が結成される
現用機を運用するなら耐熱処理は勿論、強度とかその他諸々の関係で飛行甲板そのものを作り替えなきゃ行けないよね。
このスレはアニメ方式で矢が艦載機とかに変化するみたいだから空母の飛行甲板の改装は必要なさそうではあるけど個人的には無理がありそう。なんか体が受け付けないみたいな感じで
九州艦娘会を設立して芋畑を増やそう(提案)
赤城の着任は素直に嬉しいわ。
TOKIOの作った野菜をモリモリと一番美味そうに食ってくれそうな艦娘だもの。
この人らの場合普通の提督が課金するところを手作りするわけかwwww
結婚書類はともかく指輪は作れそうだな
>>184
リーダーの目が孫を見るおじいちゃんの目になってそう
那珂ちゃんがきたら一流アイドルとして色々教えてあげてほしいな
プロから教えて貰えるとか那珂ちゃんめっちゃ喜びそう
もう正規空母組は着任とか建造じゃなくて畑行ったら作物食い漁ってたみたいな感じでいいんじゃないかな
スイカ泥棒を捕まえたら赤城と加賀だったという可能性
い、一航戦の誇り…
>>197
そういう事するキャラではないだろ
赤城は大食いというか食べるのが好きなキャラで一航戦である事とかに誇りを持ってるキャラでもあるんだから
加賀は空母で一番の大食いだけど泥棒する様なキャラでもないし。
無農薬農薬ネタもお願いします
虫が苦手な艦娘って誰ですかね
イナゴを捕まえて佃煮にするまでがパターン、蜂の巣ではちみつや蜂の子採取も積極的にやりそう
養蜂やるならぜひ空母組メインでやってほしいな
そういや1-5とかの海域はどう表現するんだろうか?
やんないのかな?
DASH鎮守府…の前に
ここは防衛省が建てた海軍本営、そこを総括する元帥の部屋
元帥「横須賀の鎮守府が正面海域の突破、及び空母の撃破を達成したようだ。現地の通達員から報告を受けた」
部屋の豪華な執務机に座っているのは全国各地に散らばっている鎮守府の全てを統括する元帥
そして隣には秘書艦である大和型1番艦大和
大和*「はい、報告の通りです」
元帥「それで報酬として赤城君、そして派遣が遅れた白雪君、深雪君、以上3名を今日付けで横須賀の鎮守府への着任を命ずる事とする。いいかね?」
正面に立っているのは中央に黒髪の赤い色を基調とした道着を来た女性、赤城
そして一歩引いた左右に髪を2カ所に結った少女、白雪と少しボサボサの髪の少女、深雪
3人の艦娘が敬礼をし、答える
赤城「はい、一航戦赤城! 今日付けで横須賀鎮守府へ着任いたします!」
白雪「同じく特Ⅰ型駆逐艦白雪、今日付けで横須賀鎮守府へ着任します」
深雪「同じく特Ⅰ型駆逐艦深雪! 今日付けで横須賀鎮守府へ着任する!」
元帥「うむ、元気が良くて何よりだ。それでは横須賀へ赴きなさい。新天地での活躍、期待しているよ」
赤城「はい! じゃあ行きましょうか」
白雪「はい」
深雪「合点!」
3人は執務室を出て目的地、横須賀鎮守府…現DASH鎮守府へ向かって行った
執務室から出て行った3人を見送った2人はフッと微笑む
元帥「…全く元気のいいことだ」
大和*「良い事では無いですか、元帥さん」
元帥「あの鎮守府は艦娘を大切にしてくれておる。…流石TOKIOと言った所か。あの島田殿から話を持ち掛けられたときは驚いたが、どうしてどうして。上手くやっとるじゃないか」
大和*「ええ、やって居る事は突拍子もない事なのは確かですが…でも所属している艦娘の皆さんの笑顔は本物です」
元帥「…全く今社会問題であるブラック鎮守府の提督達にも見習ってほしいものだ。ごく少数とはいえ、居る事にはかわりせんからな」
大和*「少しでもあの方々みたいな提督さんが増えてくれればいいですね」
元帥「ふ、そうだな。…さて、まだ朝食をとっとらんし、食べに行くとするかの」
大和*「大和、ご一緒します」
そう言って2人も執務室を後にした
今日もDASH鎮守府は賑やかに始まろうとしていた
・
・
・
改めまして、DASH鎮守府―――
5月も半ばに差し掛かり、すっかり温かさも増した頃
今日は新しい艦娘、しかも正規空母着任とあってか鎮守府の正面港は艦娘とこの2人で賑わっていた
山口「やーすごいな。この賑わい」
長瀬「聞いた話だけど正規空母って何か大きな空母来るんでしょ?」
山口「そうそう」
長瀬「2倍くらいの大きさかな?」
山口「いや、それ軽く巨人だよそれじゃww」
何か勘違いしている長瀬を尻目に周りの声が上がる
電「あ! 来たのです!」
暁「駆逐艦と正規空母で3隻編成…あれね! 間違いないわ!」
長瀬「あれ?」
山口「そうそうあれあれ」
龍田「すごいわ~、何か貫禄あるわね~」
川内「一航戦を務めていたうちの片腕だからねぇ」
そして3人が陸に上がる。一応提督の2人は艦娘の集団から一歩手前に出る
敬礼をし、挨拶をする3人
赤城「本日付でこの横須賀鎮守府に着任する事となった赤城です!」
正規空母赤城とは第一航空艦隊を率いていた正規空母
当時、空母機動部隊は他国の空母部隊を追随を許さない非常に優秀な成績を残し、日本に勝利を与え続けていた
特にインド洋作戦までは500機近く敵機を撃墜したのに対し、損失は10分の1以下、艦艇への損害はゼロと言う破格の数字を残している
ミッドウェー海戦までは華々しい活躍を残していたが、その海戦で索敵の不足、及び装備換装を行っていた所の爆撃により赤城と加賀の第一航空部隊、飛龍と蒼龍の第二航空部隊は壊滅、日本は4隻の主力空母を一気に失う大敗を喫してしまった
ちなみにこの赤城、もともとは最上と同じ天城型航空巡洋艦として設計される予定だったがワシントン条約の影響により空母に改装する事となった経緯がある
白雪「同じく本日付で着任となった特Ⅰ型駆逐艦、白雪です」
深雪「同じく本日付で着任する特Ⅰ型駆逐艦の深雪だぜ!」
そして彼女達、特Ⅰ型駆逐艦は37キロノットの高速力をそのままに航続距離と航洋性を高め、かつ重武装化を実現させ、世界中を驚かせたと言われる睦月型の発展系の駆逐艦
武装は魚雷を3基9門、主砲は12㎝単装砲から12.7㎝連装砲6基に増やされ武装の配置によって重心の問題を解決したとされている
ここから特Ⅱ型の綾波型、特Ⅲ型の暁型…と続いていくことになる
山口「うん、赤城さんに白雪ちゃん、深雪ちゃんだね。俺の名前は山口 達也。よろしくね」
長瀬「長瀬 智也だよ。よろしく!」
赤城「一航戦の誇りにかけて艦隊を勝利に導きたいと思います!」
手を差し伸べる赤城。これに応えるように達也も握手する
山口「うん、一緒に頑張ってこう!」
長瀬「て、言っても今日は出撃は無いんだけどね」
赤城「えぇ、そうなんですか。てっきり早速出撃されるのかと思いました」
長瀬「うちの鎮守府そんなにそんな出撃無いからww」
山口「のんびりまったりゆっくり、それがうちのstyle」
長瀬「style!」
山口&長瀬「Yeah!!」
いつもの悪ノリ―――
山城「無駄に発音良いわね、て言うか赤城達が困ってるから止めなさい」
電「私達は慣れてますけど着任したばかりの艦娘の前で悪ノリはダメなのです~」
初春「やれやれじゃのう…」
赤城「い、いえいえ。大丈夫ですよ」
少し困惑気味に答える赤城―――
山口「まぁね。こうして人が増えたわけだし、みんな仲良くやってこうよ!」
白雪「はい、よろしくお願いします!」
深雪「よろしく…」ハッ
深雪の視線の先には電、咄嗟に彼女は近くに居た古鷹の後ろに隠れる
2人の異変に、達也と長瀬が気付く
長瀬「どうしたの?」
古鷹「長瀬提督、知らなかったの? …実は電ちゃん、そこに居る深雪ちゃんを沈めちゃったんだよ」
長瀬「え!? そうなの!?」
当時、演習中に電と深雪の衝突により、深雪は沈没してしまった
その為、現在建造可能な艦娘の中で唯一実戦を経験しないで沈んでしまった艦娘、それが深雪なのである
古鷹「ね、電ちゃん。大丈夫だから」
電「…」
高雄「ダメね、すっかり怯えてるわ」
必死で泣くのを堪えるように古鷹の服にすがる電
深雪が近づいて話そうとする
深雪「お、おい電…」
が―――
電「ひう!?」
深雪「!」
更に後ろに隠れる電、深雪が項垂れる
何とも気まずい空気が流れる中、動いたのはやはりこの2人だった
長瀬「ちょっと待っててね、深雪ちゃん」
深雪「え、長瀬司令官…?」
山口「電ちゃん、ほら落ち着いて。深雪ちゃん怒ってる訳じゃ無いんだからさ」
電「…でも、私…、ヒグッ…人の命を助けたいって言ってるのに当時の…ヒグッ、当時の深雪ちゃんを…沈めて…グスッ…しまったので…す」
泣き出してしまった電、宥めるように落ち着かせる達也
山口「誰にだって失敗はあるから。確かに取り返しのつかない事かもしんないけど、今はこうやって顔合わせる事で来たんだからさ」
電「ヒグッ…グスッ…」
山口「今は今でもう一回一緒に頑張ってみようよ。ね?」
電「ズズッ…は、はい…!」
>>242
天城型は航空巡洋艦じゃなくて巡洋戦艦です
因みに巡洋戦艦とは、戦艦並みの主砲を搭載した巡洋艦の事
健造当初の金剛型も巡洋戦艦だったが、改造されて戦艦に
山口「深雪ちゃんも話したいみたいだから」
長瀬「おっけー。ほら深雪ちゃん」
深雪「え、ああ…。えっと、電があの時ぶつかったのは事実だし覆しようのない事だけど…」
電「…」
深雪「今こうして姉妹艦の白雪ともまた会えたし」
白雪「深雪…」
深雪「こうして戦えるってことが嬉しいし、だから別に気にしてないからさ。一緒にがんばろうぜ、な?」
電「許して、くれるのですか?」
深雪「許すも何も最初っから恨んでなんかないよ」
そう言うと電は古鷹の陰から出て―――
電「…また謝るようですけど、あの時はごめんなさいなのです。でも今度こそ…今度こそ一緒に戦えるように頑張りましょう」
深雪「もちろんだぜ! よろしくな、電!」
山口「や~良かった良かった」
長瀬「一時はどうなるか分からなかったけど仲良くなれてよかった」
一件落着、と思いきや―――
電・深雪「改めてよろしく…あだっ!?」ガン!
お辞儀をした時に頭と頭をぶつけた様だ。よろよろとふらつく電と深雪
山口「ちょっとww オチ何ていらなかったのに!」
最上「うちの鎮守府に感動路線ってあると思うかい?」
長瀬「あ、それ言える」
山口「納得してんなよ長瀬ぇ!ww」
2人の仲も無事取り繕った所で活動を開始―――
・
・
・
~工廠~
と、その前に作業を開始する前にやる事が
山城、最上と、施設案内のついでに新任3人を連れて工廠へ
白雪「ここが鎮守府の工廠ですか」
山口「基本的に建造開発とか作業する時なんかはここだね」
最上「偶に関係ない事でも使うこと多いけどね」
長瀬「レンガ造りでもここ使ってるからな~、今太一どれくらい進んでんだろ」
深雪「レンガ? 何でそんなの作ってんだよ」
長瀬「食器作る為の窯を作る為に作ってるんだよ」
赤城「食器を作るって…しかもそれを作る為にレンガを作る…究極ですね」
山口「でも最高だよー、自分で作った食器で飯を食うの」
赤城「それはそれで楽しそうで良いですけどね」
長瀬「でしょー」
山城「話逸れて来てるわよ、本題は最上の改装でしょ」
最上「そうです! いよいよ航空巡洋艦に改装ですね!」ワクワク
長瀬「うわー、すげぇワクワクしてるよww」
前回から待ちに待っていた重巡から航空艦への改装、最上はそれを楽しみにしていた
艤装を取り外し、妖精に引き渡す
妖精「スグニオワルノデマッテテクダサイネー」
キーンコーンカーン ジリリリリリリ… プシューーー
妖精が最上の艤装を調節し、飛行甲板を作る
妖精「オワッタヨー」
妖精「ソウビシテタシカメテミテクダサイネ」
そしてあっと言う間に完成、早速装備してみる
最上「うわ~、すっごいよ! ありがとう、提督!」
山口「飛行甲板がついてまさに航空巡洋艦だね」
長瀬「すっげぇ、かっこよくなったじゃん!」
深雪「かっけー!」
キラキラしている長瀬と深雪、どこか似た者同士かもしれない―――
最上「ほら見て、瑞雲も配備されたから開幕航空戦も微弱ながら参加可能になったから」
山口「瑞雲って確か対潜性能と爆撃が出来る水上機だっけか」
長瀬「この間説明してもらった気がするんだよね、確か」
山城「おめでとう、最上。私も早く航空戦艦になりたいわ。」
最上「ありがとうございます、でも山城さんもあと少しじゃないですか」
山城「そうね。制空権確保の為に瑞雲と対空砲で補助は出来るでしょう。ねぇ、赤城さん」
赤城「航空打撃部隊みたいな感じでいいかもしれないですね、私達も楽になりますし」
白雪「私も一日でも早く改になれるように頑張りたいです」
深雪「そーだな! 私もがんばるぜ!」
最上の改装を経て戦力の幅が増えたDASH鎮守府
海域攻略へ大きな鍵となる改装、これから改装を迎える艦娘にも期待が膨らむ―――
>感動路線
なんでや!リーダーが舟屋でやらかした時は泣けたやろ!
>>247
まな板にしようぜ!
~畑~
青々として来た作物が増えてきた中、そろそろ植えないとまずい物があるようで
達也と長瀬、そして畑に集まった艦娘は2人の説明を受ける
川内「今日植えないとまずいって何なの?」
達也「リーダーから頼まれたのと、植えようとして遅れてしまった奴なんだけどね」
長瀬「今日はさとうきびと小麦を植えるよ」
さとうきびは以前、城島きっての希望で育てる事となった作物
あの砂糖の原料で、原産は赤道付近にあるパプアニューギニア。中国を経由して日本に伝わったとされている
そして小麦は…
長瀬「これ使います」ドサッ
漣「春よ恋?」
文月「面白い名前~」
三日月「どこからこれを?」
長瀬「以前収録で植えたんだけどまだ種が残ってたから残りを全部持って来たんだ」
そう、この「春よ恋」は北海道で生産されているブランドの小麦
その価値は世界最高とされ、世界各国でも使われている、もともとはラーメンを作る企画で分けて福島で育てているのだが、種が余ってしまったのでこちらでも育てる事に
早速種を触ってみる艦娘達
龍田「結構小粒なのね」
初春「これを植えるとあの麦になるんじゃな」
文月「さらさらしてるー」
和気あいあいとしながら小麦の種を触る中、新任の3人は驚いている様でいつものように山城がフォローに入る
白雪「えっと、なんなんですか? これ」
山城「農業、以上」
白雪「いや、それだけじゃ分かりませんけど!?」
深雪「じきゅーじそくって奴か?」
山城「まぁ、そんな所ね」
赤城「食器作りといい、畑と言い、いろんな事してますね」
山城「着任したてだと大体みんな驚くけど、龍田も古鷹も瑞鳳も皆結局慣れてあんな感じになってるわ。ここではこれが普通と思っても差し支えは無いわね」
白雪「はぁ…そうですか。でも皆さん楽しそうですね」
赤城「それは言えてるわね。私、結構食べるの好きなんですけどこういう風に食べ物の制作過程を見るって新鮮で良いような気はします」
深雪「お、そろそろ作業始めるみたいだし張り切っていっくぞー!」
山城「あ、こら! 走ったら危ないわよ!」
赤城「あら、じゃあ私達も行きますか、白雪さん」
白雪「そうですね」
そんなかんなで作業開始―――
まずは山口、さとうきびを担当
畝をある程度造り、まずは深さ30㎝に溝を掘る
山口「畝を作るよ」ザクザク
赤城「えっと、こうですか?」ザク
山口「あ、いいね。赤城さん、良い感じだよ」ザクザク
赤城「ありがとうございます♪」ザクザク
龍田「あら~、確かに言い感じですね」ザクザク
赤城「でも皆さんも異様に上手いですよね」
暁「そりゃーね…TOKIO仕込みの農耕技術だから」
高雄「嫌でもそうなりますよ」アハハ…
山口「え、嫌だったの?」
高雄「い、いえ! そういう意味で行った訳では無いですよ!?」
山口「高雄さんテンパり過ぎww」
高雄「もう! からかわないで下さいよぉ!」
古鷹「高雄さんって真面目だから良くからかわれますよねぇ」
最上「確かに特に松岡提督と太一提督からからかわれる事多いですよね」
高雄「う~…」
そうこうしている内に溝を掘り終え、次にさとうきびの苗を等間隔に置く
電「これがあの砂糖になるのですね」
山口「そうそう。また作る時は作業頑張ろうね」
電「はいなのです!」
暁「よいしょっと。これでいいかしら」
龍田「いいんじゃないかしら」
漣「追加持って来たよー!」
古鷹「ごめん、一旦そこにお願い」
漣「はーい」
一方こちらは以前に小麦を植えた経験を生かして長瀬が教えていた
麦は畝を必要としないが、真っ直ぐに植えなくてはいけないのでまず棒と棒を糸で結び、それを畑の端から端まで伸ばす
糸を辿りながら棒や指で深さ1㎝程度の溝を作り、そこに植えていく
長瀬「一粒ずつね。そうじゃないとちゃんと芽が出ないから」
白雪「結構デリケートなんですね」
長瀬「そうだよー、だから慎重に植えて上げないとダメなんだよね」
深雪「ムムム、こういう手先の作業はなかなか大変だぜ…」
瑞鳳「種自体も小さいからね」
長瀬「でも出来るとこれがまた世界最高ブランドだからね~。こういう手間は避けて通れないと思うよ」
鳳翔「小麦が出来れば色んな料理が出来ますからね」
文月「私、鳳翔さんの小麦粉料理食べたい!」
三日月「私も食べたいです。鳳翔さんの料理はおいしいですし」
長瀬「うちの松岡くんも料理上手いからなー。鳳翔さんと一緒に作らせたら絶対旨い物出来るって」
川内「確かに松岡提督って異様に料理の手際が良いからね」
鳳翔「ご期待に添えられるように頑張ります」
祥鳳「そのためにまず種まきを頑張りましょうか」
こうして小麦も数列、埋められていく
そして数時間後、どちらの畑の作業も完全に終了した
山口「とりあえず今年の春に植える分はここまでになるかな」
長瀬「後は秋に植えて冬を越すような作物かな」
山口「それは後々考えれば良いっしょ」
BGM(DASH VILLAGE)→ http://www.nicovideo.jp/watch/sm17519502?ref=search_key_video
こうして畑を見渡すと初めに植えたトマトを初め、キュウリや茄子、枝豆、今植えたサトウキビなど、いろんな作物が植えられている状態へとなった
これが夏になると青々とした葉に大きく実った実が収穫できるだろう
川内「やー、楽しみだなーーー!」
山口「こういう風に収穫を思うのも農業の醍醐味かもしんないね」
瑞鳳「何が凄いって、一応この畑の作物で海軍の代名詞、海軍カレー作れちゃうからね。肉以外は」
長瀬「海軍カレーかぁ、食ってみてぇなぁ!」
山口「お前いつも食いてぇ食いてぇばっかじゃんww」
長瀬「いーじゃんwwだって楽しみなんだもん」
古鷹「確かにそれは言えてますね」
高雄「…やっぱり長瀬提督って一番末っ子感出てますよね」
祥鳳「あ、それ分かります」
長瀬「え、急に何?」
高雄「いっつも何か、こう、はしゃいでるっていうか、キラキラしているって言うか…何か末っ子独特の雰囲気感じるんですよ」
山口「大丈夫、あながち間違ってないから。こいつ精神年齢物凄い低いから」
長瀬「山口くんひどいよww!」
山口「そのせいでファンの人達からベイベって愛称付けられているからww」
暁「ベイベww」
龍田「あらあら、ベイベですかぁ~」ニコニコ
瑞鳳「ベイベってww」
漣「ベwwイwwベww」
長瀬「もー止めろよーーーww!」
そんな長瀬の叫ぶ声は何処吹く風、笑い声が絶えない畑の中
風に揺られた作物がこれからの実りに備えて太陽の光を蓄えていた―――
>>252
軽鴨連隊編入の予感
折角海があるのだからシーフードも捨てがたいが……
ヲ級「ヲ?」牡蠣の殻むきしつつ
~DASH鎮守府艦娘寮3階~
そして本日最後の作業、補修工事を行う事に。明石も合流する
前回の球磨、そして今回赤城と白雪、深雪の介入で一気に19人
現在鎮守府の改修工事はまだ3階の途中。これではこの先の人員受け入れに間に合わない
山口「今日は比較的時間あるから一気に仕上げるよー」トントントン
球磨「クマー。こんな事もやっているのかクマ」木材8枚
長瀬「まぁねー、なるべく自分たちの手でやらなきゃいけないからさ」ギィコギィコ
球磨「難儀だなクマ」
山口「でもこういう風な事をやってるといつか大工技術が役立ったりとかそう言う風なときが絶対あると思うからさ」
川内「それにさ、やってて思ったんだけど結構達成感あるし自分たちでやったぞーっていう感じがね」トントントン
電「一生懸命やるのは良い事だと思うのです!」スンポウスラスラ
暁「最初は球磨みたいな事思うかもしれないし実際そうだったわ、でも今ではもうすっかり楽しくなったわよ」ギィコギィコ
明石「工作艦としては学ぶべき点がたくさんありますしね!」木材10枚
山城「いや、あんたの工作は船の修繕であって木工作業じゃないでしょ…」ギィコギィコ
川内「半ば工作艦になってる山城に言われてもねぇ」
山城「はったおすわよ」
川内「おお、怖い怖いww」
山口「あんま煽らない煽らない、ほら、作業しないと」
川内「分かってるよ」
三日月「炭入れて良いですかー?」
長瀬「あ、お願い!」
炭の方はこの間の土窯制作の際に燃えきれなかった数本の木が炭となったため、まだまだストックはある
TOKIO2人と艦娘20人、そしてスタッフも加わり、今日中に3階を完全に終わらせ、現在の寮の修繕を完全に終わらせようとしていた
・
・
・
いよいよ最後の一本
山口「…」トントントン
そしてついに―――
山口「うぇいし! 終わった!」
長瀬「完成したー!」
最後のくぎを打ち込んだ達也が手を上げて喜ぶ
こうして寮の補修工事は全て終わった
川内「お疲れ様!」
白雪「結構疲れちゃいました」
深雪「ヘトヘトだぜ…」
山口「慣れだから、慣れ。だからこれから何回もやれば出来るようになるよ」
山城「それは突っ込みを入れてほしいって事かしら…?」
窓を開けて外を眺める。傾きかけの夕日を皆で見ながら話す
山口「ま、これで第一段階って所だね」
長瀬「そうだね。これからが本番ってところかな。頑張って行きましょう」
こうして3人の新任艦娘と改修工事の完了。今日は大きな進歩となっただろう
まだこれでは艦娘の着任が出来なくなってしまう、次の段階へ移る覚悟を決めたTOKIOだった―――
投下終了しました。コメントレスしますね
乙アリです!
―――――
>>170
ご指摘ありがとうございます。脳内変換でお願いします
>>173 >>195 >>197 >>198
確かに空母で大食いのイメージはありますがそこまで意地汚くないと思います…食べるのが大好きなんだと思います
>>174
この3人は組ませたらあかんww
>>178
イケると思ったんですけどね…ダメでしょうか。空母版大発動艇みたいな感じにしたかったのですが
>>182
九州で建造された艦娘ってどれくらいいるんですかね?
>>184 >>188
容易に想像できますねぇww
>>185
課金アイテムは手作りします(錯乱
>>189
色々と関係ない事まで叩き込まれそうですがそれは
>>217
そろそろ頃合い的に虫が出る時期かなーなので出番は近いですよ
>>222
養蜂は…秋? ですかね。あんまり蜂を呼んだ時の覚えてないんですよ…あとで調べてみますがやる予定です
>>238
1-5はもう少し先になります、対潜装備がそろってないのと構成上そう決めたからです
>>244
ご指摘ありがとうございます。巡洋戦艦だったのですね
>>247 >>248
感動路線からのオチはたびたびあるのでww
>>253
シーフードカレー、成程そういうのもあるのか
カルガモは2年目の米に伴って編入します
>>254
普段やっぱりそういうの食ってるんですかね。羨ましい
―――――
コメレス終了します
また雑談について一悶着あったみたいですがあまりにひどい場合は制限を掛けるなどの処置を取らないと行けなくなってしまいます
最近雑談だけで50~80くらい進んでいるのでどこかマズイと内心では思っているのですが具体的にどうすればバランスを取れるか分からない状態です
もう少し様子を見ますが本当に改善や酷くなる場合は制限を設けたいと思います
皆様が笑顔でssを見れるようにご協力お願いします
それではまた今度の更新まで、お読みいただきありがとうございました。おやすみなさいです!
乙
制限つけるのは賛成だけど、所謂自治の為にとコメントする人いるからなぁ。
罵倒も自治も禁止にしとかないと、雑談の何が悪いって暴れる奴と自治の為にと暴れる奴でスレ消費激しくなるぞ。
次スレ建てる時の注意事項には記載した方がいい。
1って農業の知識あるのかと思うぐらい詳しいよな。
あと建築も。スゲーわ。
メシテロ的更新お待ちしてます
おつでした
ここからが本格始動…胸が熱くなるな(戦艦並感)
雑談は>>1がコメレスを返しやすい内容のモノを推奨、あたりが好ましいかな?
個人的にTOKIO雑談も楽しみにしてるから全撤廃になるとちょっと寂しい所
乙です
赤城の航空隊に無農薬農薬を散布してもらったら風で自爆しなくてよさそうww
>>260無農薬農薬ってなんやねんww
横須賀ゼロ円食堂もやってほしいね
道民だけどそんな小麦あるって知らなかった
世界最高級か……調べてみよ
>>261
明雄さんがTOKIOに教えたトンデモナイ激臭の汁
農作物にかけると害虫がボロボロ落ちていくスグレモノ
>>261
無農薬農薬知らんとか・・・
>>261
無農薬農薬
よもぎ(ひとつかみ)
タンニン、クロロゲン酸が抗菌に作用。
植物の葉には無数の酵母菌が生きている上、根には有用な微生物がたくさんいるため、摘んだら洗わないで入れるとなお有効。
しょうが(3個)
ジンセノール、ジテルペノイドが抗菌に作用する。
とうがらし(10本)
カプサイシン、サポニンが抗菌に作用する。
コーヒー殻(ひとつかみ)
コーヒーがらには、タンニンという植物フェノール類が含まれ、病害菌であるセンチュウやヨトウムシを寄せ付けないという。
酢(500cc)
製造工程より抽出する多種類の有機酸(ピルビン酸、リンゴ酸、クエン酸、酢酸)は、殺菌能力に優れる。また、酢を散布すると、葉の細胞が強く硬くなって活力がつき、病害虫に強くなる。 さらに、土中に染み込むと、根が太るため、養分の吸い上げがよくなり、活力がつくという。
焼酎(1リットル)
サポニン、有機酸、ミネラルのような植物の成長にかかわる水溶性の物質の場合、 水や焼酎のような含水アルコールで抽出するのがよい。
にんにく(3個)
アリインという含硫黄化合物がすりおろされることにより、酵素が働いて遊離型のアリシンという物質に変化。このアリシンは、優れた抗菌物質。
にら(100g)
成分の中の含硫黄化合物が、害虫駆除に作用するという。
茶殻(急須2杯分)
タンニン、サポニン、カフェインが抗菌に作用する。
牛乳(500cc)
特にアブラムシ退治に有効。
製法
とうがらし10本、にんにく3個、にら100gをすり鉢に入れ、よくすりつぶす。
コーヒー殻ひとつかみ、茶殻急須2杯分、よもぎひとつかみ、しょうが3個を加え、さらにすりつぶす。
大鍋で煮立った湯6リットルに、すりつぶしたものを入れ、30分煮る。
よく煮立ったら、焼酎1リットル、酢500cc、牛乳500ccを加え、さらに煮る。
煮立った液の上澄み液をとり、布でこす。
よく冷めたら噴霧器に入れて完成。
更新来てた! おつおつ
島田Pは元帥に直談判しに行ったのか……
ツイッターで毎週見所ツイートしてそうwww
乙です
休暇をとって伊香保グリーン牧場にいるヒツジとヤギに会いに行くってのも面白そうだな
乙
ぅゎ無農薬農薬っょぃ
大量生産出来ないのかね
無農薬農薬凄いけど畑広ければ広いほどコスト掛かるからコスパ良いと思えないなあ
でも効果は凄いから春よ恋とかデリケートな作物ならいいかもしれない
安価で量産化出来れば大儲け……農薬関係は農協がうるさそう
>>273
ヲ乳で代用する
蒼龍改2にすると、水牛っぽいし
乳もでかいし
なんとかなるんじゃね?
>>272
農薬は農薬取締法で企業だけでなく一般農家まで規制を受ける
無農薬農薬の材料では食酢のみ特定農薬に該当し正式に使用できるが
その他の材料は判断が保留されているため自己責任の範囲で使用している状態
無農薬農薬は防除効果を明記した農薬として売ることは出来ないが
無農薬農薬を使用して自分たちで作物を食べる事や
生産者の責任のもと他者へ作物の販売は可能
つまりは国で判断できない材料だから
後は自分の責任でやれと現状ではほぼ丸投げ
高翌雄は農作業をあの格好でするのかな…スカートのなかが見え…ゲフンゲフン
艦娘達は作業服とか着ないのかな?
高翌雄は農作業を制服でやるなら…スカートのなかが見えて…ゲフンゲフン
艦娘達は作業をするときは作業服に着替えているのだろうか
別にそんな描写ないのに平然と艤装外してジャージかツナギを来て作業してるのが容易に思い浮かぶ
主に山城が
たしかスパッツ説を採用したんじゃなかったか
でもジャージ姿のがしっくりくる気がするww
高翌雄はツナギを腰で袖結びして上は透けないTシャツ的な
>>249
時期的に砂糖ならビートも良いんじゃない?
大破姿とか映ったらお茶の間の空気死にそう
白抜きで山城と書かれた赤い円で隠されたりすんのかな
熱湯風呂とかあったからへーきへーき
リーダーはジャニーズで初めて股間にボカシの入った男
こんばんわ、風来坊です
ちょっと遅くなってしまいましたが投下に参りました
今回は西南諸島海域の攻略の準備、及び畑回+αみたいな感じとなっています
では投下開始しますー
DASH鎮守府―――
ここ横須賀は春の穏やかな日差しに包まれておりまして
今日はこの3人で―――
城島「今日はどうしようかな」
国分「次の海域に向けての準備でいいんじゃない? そろそろ皆新しい装備欲しいんじゃないかな」
松岡「畑の様子も見ておきたいね」
今現在、DASH鎮守府はまだ西南諸島海域の最初の海域、カムラン半島への出撃をしていない
装備を作ったとすれば艦載機数機と12.7㎝3連装砲のみである、また、艦娘の改装は駆逐艦や軽巡洋艦がそろそろ改装の時を待ちわびている
と、なるとやる事は決まった
城島「それじゃあ水雷戦隊を中心にして出撃で練度上げようよ」
松岡「それが良いかもしれないね」
国分「一通り改装が終わった所で畑行けばいいかな」
城島「それでええな。それじゃあボクが艦隊の指揮を執って出撃で練度上げながら遠征も並行してやってくから」
松岡「じゃあ俺等は装備開発?」
国分「何か、ガレージやってた頃思い出すなぁww」
松岡「流石に俺等だけじゃ不安だなぁ…適当に明石さんと他の人連れて行こうっと」
城島「ほな行こうか」
そう言って1人と2人に別れて行動開始
今回は城島の方は置いて起き、松岡と太一の方を見てみよう
~工廠~
工廠に着いた2人は途中で明石、そして高雄と赤城をつれた3人で話をする
明石「今日は開発をするんですか?」
松岡「とりあえずねー」
国分「次から西南諸島海域なんでしょ? 新しい所行くんだったら万全の態勢を取らないとダメじゃん」
赤城「そうですね。艦載機は私、ほとんど最初から装備している物しかありませんし」
高雄「個人的には魚雷が欲しい所ですね。今私、20.3㎝砲と水偵しかありませんし」
明石「電探もいいんでしょうけど結構リスク高いですしね」
国分「そっかぁ…」
高雄「後、軽巡の人達が言ってましたけどそろそろ潜水艦に対抗するために対潜装備が欲しいって言ってました」
松岡「うっへぇ、色んな物が必要なのかぁ…」
国分「でもそうしないと皆に負担掛けちゃうからね」
明石「手分けして開発しましょうか」
国分「じゃあ俺は対潜装備作るから松岡は赤城さんの手伝いで艦載機作って、高雄さんは魚雷とか作って置いて」
明石「私は?」
国分「見て回りながらサポートお願いします」
明石「了解です!」
作る装備品を分担し、作業開始―――
・
・
・
国分「やべぇ、ここどうすんの」
作業を始めて数十分、何回か失敗したものの、各々順調に腕を上げていっている
明石「あ、いいですよそのまま回線を繋げれば集音機能が働く筈です」
国分「あ、ここで音を伝えているのね、成程成程」カチャカチャ
太一はどうやらソナーが出来ている模様、一方の松岡と赤城は
赤城「こここうじゃないですか?」
松岡「いや、こここうすれば絶対に天山とか流星になるって」
妖精「コンキョガイマイチヨクワカラナイ…」
松岡のよく分からない感で制作を進めている、赤城はそれに従ってみると…
赤城「あ、何かそれっぽいです」カチャカチャ
松岡「でしょでしょ?」
高雄「勘で出来るってある意味凄いわね…」カチャカチャ…
高雄も本日3個目となる4連装魚雷完成に向けて作業をする
明石「皆さん良い感じですね!」
松岡「皆の要望には極力応えないとね~、頑張らないと」キリキリ…カチャ
国分「あ、やっべ。間違えた、回線繋ぎ直さないと」
・
・
・
2時間後―――
国分「じゃあ成果発表しようか」
松岡「じゃあ俺達から行こうかな」
そういい赤城は完成した艦載機を作業台に乗せる
赤城「完成させた艦載機は計6個、零式艦戦52型が1機、九九式艦爆が2機、彗星が1機、九十七式艦攻が1機、天山が1機でした」
まずは彗星の説明から
彗星は1944年、太平洋戦争末期に登場した艦爆で九九艦爆で搭載不能だった500キロの爆弾を搭載可能にした
電探やエンジンの開発の遅れなどにより、九九艦爆のすぐ後に開発を開始した影響により、末期の登場となってしまった
ちなみに同じ彗星の発展型に彗星一二甲があり、こちらの方が性能は全面的に優れている
次に天山、九七艦攻の後継機として使用されるようになったのだが不具合の多さや扱いの難しさにより本格的に使用され始めたのが彗星と同じ1944年頃
結局この2点のせいでいつまでも九七艦攻が使われてしまうようになったと言う
しかし性能面だけを見ると九七艦攻よりも火力が高く、また、高速機として知られる天山はロケットブースターを使用し、発艦していたとか
松岡「新しいのとしては彗星と天山かなー」
赤城「私達がミッドウェーで沈められてから開発された物ですね。彗星は偵察機として使われてましたが…」
高雄「そう言えば本格的に使われるようになったのは終戦間際だったからね」
松岡「これからはこれ使って頑張って貰うからね!」
赤城「はい! 一航戦として全力で頑張りますね」
新たな艦載機のお次は太一の対潜装備
ソナーの他にも対潜装備はもう一種類ある
それは爆雷という要は潜水艦を攻撃するための爆弾を投下する装備だ、何が出来上がったか
国分「時間掛かったけど…じゃじゃーん!」
そう言って太一が出したのは九三式水中集音器2つと三式爆雷投射機1つ
明石「すごいですね、始めてて対潜装備をこんなに備えるなんて!」
国分「ソナーは慣れたらすぐだったけど投射機だっけか? これがまたややこしくてねー」
妖精「デモツクレタダケスゴイ」
国分「ハハハww ありがとねー」
明石「ちなみに対潜装備はソナー2種と投射機2種の全4種類で太一さんはソナーの下位、投射機の上位の物を作りました」
国分「もっとすごいソナーがあるんだ、いつか作ってみたいなー」
まだ見ぬ装備に夢を膨らませる太一、次に高雄の開発品の発表である
高雄「まあ突飛したものは作ってませんけど、要望通りの魚雷、4連装の3個。その副産物で12.7cm連装砲1個と7,7mm機銃1個、12.7mm、単装機銃1個でした」
明石「12.7㎝連装砲はまた3連装砲への改装用に取っておきましょうか」
松岡「高雄さん結構4連装魚雷作ったねー、お疲れ様!」
高雄「ふふ、ベストを尽くしただけですよ」
そんな調子で今回の開発はそこそこの成功を収めることが出来た
工廠を出て出撃を一通り終えた城島と合流し、一行は畑へ行く
~畑~
すっかり青々と茂るようになった畑。実の実りにはまだ程遠い物の、植物たちは太陽を浴びる為に葉を生い茂らせていた
城島「やーすっかり伸びて来たなー」
城島が手に取って眺めている葉はきゅうり、3週間前に植えた頃と比べると青く、厚くなっていた
松岡「すげぇなー」
国分「レンガ造りで来る時があるけどさー、やっぱり改めてこう見ると育ってるなって実感がわくね」
電「私がここに来た時はトマトしかなかったのにここまで増えるとすごいのです」
一番最初に来ていたTOKIOと電はまだ何も無くてトマトしか植えていなかった畑を知っている
その内人も作物も増えて今では鎮守府も畑も同じくらい賑わって来た
川内「やー、楽しみだなぁ」
と、呑気に言っていると遠くで悲鳴が―――
瑞鳳「きゃーーーー!!?」
城島「!? どないしたん!?」
松岡「どうしたどうした!」
慌てて駆け寄るメンバー、怯えた瑞鳳がジャガイモ畑を指さす
瑞鳳「き、気持ち悪い毛虫!」
城島「毛虫…? あ、アカンわこれ」
国分「リーダー、どうしたの?」
城島「これ見てみ、マイマイガや」
祥鳳「マイマイガ?」
びっくりした瑞鳳を慰めながらマイマイガについて城島に聞く祥鳳
城島「マイマイガって言うのはな、簡単に言うと蛾の幼虫でこの頃になると出てきて畑の葉っぱを食べてしまうんや」
マイマイガ―――
それは以前、春よ恋の畑を訪れた時に城島が見つけた毛虫
見た目は黒褐色でには黒色の斑紋があり触角は櫛状となっており、「世界の外来侵入種ワースト100」に選ばれるほどの害虫
しばしば大量発生し、畑や果樹園の葉を食い荒らし、被害を与える
鳳翔「そ、そんなランキングに入っているんですね。どうにかしないといけませんね」
そろそろ5月半ば後半。マイマイガ以外にも小型のバッタや草食のテントウムシなども出始めてきており、そろそろ虫に対する対策もしなくてはならない
龍田「でも農薬には頼りたくないのよねー」
球磨「それは言えるクマー、美味しい野菜はやっぱり無農薬で育てたいクマ」
城島「安心してええで。科学性の農薬を使わんでも行ける方法があるんや」
松岡「あれ作るの?」
そうあれである―――
城島「もちろんやで。鳳翔さん、ちょっと食堂までええかな。材料取って来なきゃいけないから」
鳳翔「いいですけど、どうするんですか?」
城島「ふふふ、今からのお楽しみやで、ちょっと待っててな」
・
・
・
こうして10分後、材料を抱えた城島と鳳翔が戻ってきた
暁「しょうが、とうがらしに…」
初春「コーヒーの殻、酢じゃな」
漣「焼酎にニンニク…」
文月「にらと茶殻だね~」
三日月「そして牛乳ですか…一体何が出来ると言うのですか」
駆逐艦のメンバーは材料を見ながら首を傾げる。そんな中、城島は最後の材料を畑の隅で摘み取る
城島「ん、これで最後やな。よもぎや」
龍田「もはやゲテ物が出来る未来図しか予想できないわ~」
城島「まぁまぁ。見ててぇな」
まずとうがらし10本、ニンニク3個、にら100gをすり鉢に入れ、良くすり潰す
文月と三日月が3つの材料をすり潰す担当に、城島の指導と手伝いのもと、作業が進む
三日月「…強烈ですね、この時点で」
文月「きゅ~」
城島「頑張って! うん、ええでええで。次にこれを加えるんや」
そう言って城島はコーヒー殻一つかみ、茶殻2杯、よもぎ一掴み、しょうが3個を入れ、さらにすり潰す
文月「やばいよ~!」
三日月「目が痛くなってきた…」
城島「…そろそろええかな。はい、この大鍋に入れて!」
あらかじめ6ℓの水を沸騰させておいた大鍋にすり潰したものを入れて煮たてる事30分―――
松岡「開けるよー…うわぁ!?」モワッ
空けた瞬間にあのにおいが!
国分「うわーーー! やべええええ! くっせぇぇぇ!!」
電「強烈なにおいなのです!」
暁「形容しがたいわ…なによこれぇ…!!」
強烈なにおいが立つ中、最後に焼酎1リットル、酢500CC、牛乳500CCを入れて煮込んで完成―――
これぞ名付けて―――
松岡「無農薬農薬!!」
川内「無農薬農薬とか意味わからないんだけどww!」
漣「矛盾乙ww」
国分「でもこれしかあん時思い付かなかったみたいだからねー、今しっくりくるからこう言ってるけどww」
城島「実際これ人の食べれる物で作ったから飲めるんやで」
川内「うっそだーww」
城島「ホンマやって! 行けるから!」
と、ここでお約束。城島と川内が一口飲む、すると―――
城島「ゴホゴホッ!! ブゥーーーー!!」ペッペッペ
川内「おええええええ!! すっぱぁぁぁぁぁ! うげぇぇぇぇ!!」
龍田「何やってんのよ~…」
球磨「馬鹿やってるクマー!」
川内「ここはやるしかなって思って、ゲホゲホッ!!」
鳳翔「もー…はい、水ですよ。」
川内「あ、ありがとうございます…」グビグビ
城島「おおきに…」ゴクゴク
と、おバカ2人がお約束をした所で―――
散布、なのだが今年は新しい試みとして艦載機を使ってみる事にした
近年、ラジコンを使用しての農薬散布が増えてきており、この方法だと全体的に楽に農薬を撒ける
赤城「まさかこんな事に使うとは思いませんでしたよ」
瑞鳳「それは誰だって思うわよ。艦爆で農薬を散布するだなんて」
早速九九艦爆を散布用に仕様を変え、散布タンクを取り付けて操作することに
城島「じゃお願いします~」
鳳翔「行きますよ~」パシュン
発艦を始め、DASH鎮守府に居る空母4人で1機ずつ飛ばして散布
九九「イキマスヨー」
妖精がボタン操作で農薬を撒く、全体的に散布されており、狙い通りの結果となった
祥鳳「あ、なかなかいいですね」
鳳翔「本来だったら霧吹き等でやるらしいのですがこれなら楽でいいですね~」
国分「上手く行って良かった良かったww」
艦爆の新たな使い道を見出した一同は満足した結果を得る事が出来てご満悦の様だ
~食堂~
今日の遅めのお昼は久々にあの食材を振る舞おうと城島が張り切っていた
松岡「リーダー本当に好きだよねー、これ」
城島「カメノテ、ここの磯にもあって良かったよ」
国分「これ結構最初うわってなるけど意外と行けるんだよね」
鳳翔「これは一体…?」
城島「カメノテって言う甲殻類の仲間ですよ」
カメノテとは海辺の岩場に生息する見た目が貝の生き物。しかし城島が言ったように実は甲殻類であり、味はエビと貝の両方の不思議な味となっている
市場に出回るようになったのはごく最近だが、その土地土地ではその味を楽しんでいたようだ
鳳翔「貝に見えるんですけどね、甲殻類なんですか…意外です」
城島「最初ボクも驚きましたもん」
松岡「そろそろいいんじゃないかな」
城島「じゃあ皆に出すかなー」
そう言うと大量のカメノテをざるに出し、水気を切って食堂へ
城島「はーい、これがカメノテやでー」ゴトッ
古鷹「…」チーン…
最上「何か…すごいね、これ」
川内「斬新の一言に尽きるよ、これぇ」
松岡「やっぱ初見はそうだよねー、皆。でもこれ旨いんだぜ」
松岡は最初見た時からカメノテについては詳しかった
城島も松岡から食べ方を教わった口である
古鷹「え~、これぇ…」
恐る恐る殻を剥く古鷹。中身は確かに甲殻類の身のような感じである
松岡「そのままそのまま!」
国分「がぶっといっちゃえ!」
古鷹「…」パク…
古鷹が一口、すると―――
古鷹「あ、おいしい…」
城島「でしょ?」
古鷹「何かホントに貝とカニとかエビの…え、なんだろこれ。不思議…」パクッ…
国分「もう2個目行ったww」
最上「食べてみると案外イケますね、これ」モグモグ
鳳翔「あら、本当ですね。これ今度味噌汁にしてみましょうか」モグモグ
松岡「あ、鳳翔さんの発想はあってますよ。調理法は味噌汁がベストですからね」
鳳翔「そうなんですか」
料理人2人の料理談義を尻目に―――
古鷹「これわたし好きかもしれないです!」パクパク
城島「すっかりはまっとるがなww」
カメノテがすっかり気に入ったようで―――
他の艦娘にもおいしいと太鼓判を頂けた
装備品の充実とカメノテで元気を養ったDASH鎮守府
次回はいよいよカムラン半島への出撃だ―――
はい、今回はここまでとします
コメントレスは明日から3日間ちょっと遠くまで行くので帰ってきてから今回の分とまとめてやりたいと思います
では今回もお読みいただき、そしてコメントありがとうございます
おやすみなさいです!
川内はすっかりTOKIOが身についてしまってるな
この九九艦爆無農薬農薬Verって、もしかしたら実践でも使えそうな気がしてきた。
九九艦爆で激臭がする液体をばら撒くとか、ヲ級やル級なんかに効果ありそうww
鎮守府近辺のカメノテが獲り尽くされそうな
この鎮守府の艦娘達は常時キラキラついてそう
少なくともメンタル面と健康面は他の鎮守府とは段違い
58も出してもらいたい……でち
もうオリョクルは嫌でち…
そろそろ神通さんと那珂ちゃん呼ばないとかなー(第三艦隊的な意味で)
鎮守府運営的に呼びたい艦娘、TOKIOとの絡みが見たい艦娘、農工業ネタ的においしそうな艦娘……
くそっ、安価で誰を狙えばいいんだ!
>>317
おら58ァ!次は種蒔きだぞぉ!
乙
もう少しで潜水艦娘が来るかな
乙です
描写なかったけど赤城さんの食いっぷりを見てTOKIOはどう思ったんだろ
ふと思ったが、島風来た場合、
格好的にTV写せんよなあ。
島風全体を城島の赤○で隠したらイケる
>>319
種蒔き(意味深)だと?
いや島風は他所の鎮守府だけど演習の時にもうでてるから、中破姿はともかくとして大丈夫……なんだろ
まあこれSSだしそこら辺は、な?
しかし三連休>>1は遠出か、気を付けて
大破(露天風呂が)
こんばんわ。台風やばいですね。皆さんは大丈夫でしょうか?
さて、僕は3日間の遠出を終えて帰ってきました。約束していたのでコメントレスしていきたいと思います
乙アリです!
―――――
>>257
最近では皆さん節度を守ってもらっていて本当にありがたいです
あと、農業知識についてなんですが住んでいる所が田舎なのとDASH知識、足りない分(と言うかほとんどこれですけど)はネットで調べています。流石にあれを全部覚えては居ないので。でも調べてみると結構面白い知識も見れるので調べてみると面白いですよ~
>>259
西南諸島海域から本番ですからね…!
>>260
と言う事で今回やって見ました。如何でしたでしょうか?個人的にはものっそい気に入ってますww
>>261
鎮守府の運営が落ち着いてきたらですかね、具体的には沖ノ島諸島前後あたりからこういう企画やっていきたいです
>>262
確かそんな感じの紹介だったはずです、世界最高品質の小麦ってすごいですよねー
>>263 >>264 >>265 >>269
>>261さんのあれですけど無農薬農薬は明雄さんが紹介した人が食べれる物だけで作った農薬でぐっさん(だった気がする)が無農薬農薬といったのが始まりの農薬です。虫の撃退と植物の成長促進の両方を兼ね揃えた最強の無農薬農薬です
>>266
島田Pならやりそうだったので直談判にしましたww
>>267
あの子たち元気にしてますかね…企画の一つに採用しておきます
>>270 >>271 >>272 >>276
農薬取締法によっていろいろと規制受けてますから売り出しに関しては無農薬農薬は無理ですね。自分で責任を持って使って下さい…みたいな感じなので
>>274 >>275
>>277さん、こいつらです
>>278 >>279 >>280 >>281 >>282
確かにスパッツを採用しました。ジャージとかもいいんですけどそうするとほぼ外仕事しているDASH鎮守府だと正装をほぼ着ない事態になってしまうのでスパッツにしました。>>282さんが言ってた高雄さんの服装のイラストはニコニコ静画にあった様な気がします
>>283
北海道で主に制作されている砂糖ですね、2年目シーズンでやってみますか?
>>284->>289
艦娘の仕事の大変さを世間に広げようとしているスタッフの考えがあります(キリッ
>>290
長瀬のアレですね、分かりますww
>>291
島でドラム缶風呂の時でしたっけww あれは気持ちよさそうでしたね
>>300
いえいえ、大丈夫ですよ~
>>311
古参3人組はもうTOKIO色に染まり切ってます。仕方ないね
>>313
兵器転用の発想は無かった
>>314
あくまで獲りつくさない程度にやると思いますよ、あの人達なら
>>316
1-1出撃なしで常時キラキラってチートですねwwでも精神的に安定はすると思います
>>317 >>319
やめてあげてよぉ!!
>>318
入れてあげたい艦娘はいっぱいですからね~、すべては安価の神の下に…
>>320
レア軽巡レシピで狙って行きましょう!
続くで
―――――
>>321
赤城「おいしいですね!」パクパクパクパク
城島「ええな~、そう言う食べっぷりええで」
国分「うちの大食いコンビに突っ込んで大食いトリオの完成だよリーダー」
>>323 >>324 >>326
イケますって! …多分。マジレスするならssなんで大丈夫です!
>>325
憲兵さん、こいつもです
>>329->>337
これ以前に見ましたが滅茶苦茶拭きましたww そしてその後のコメントの安定さww
―――――
以上でコメレス終了しますー
明日学校やすみだー、おやすみなさいですー
乙なのだわ
???「きゅーそくせんこー」
DASH島(由利島)には旧海軍の監視哨なんかがあったらしい
調べてみると結構艦に関係するものが見つかって面白いなww(伊33とか)
どうも、こんばんわ風来坊です
平日書く暇がなかなかなくて結局週末になってしまいました
さて、本日はカムラン半島攻略なのですが投下の前にドロップ艦の安価を取りたいと思います
3分後に安価取りに来ますのでよろしくお願いします
さて安価をとります
―――――
下二桁が
00 ~ 19 駆逐艦
20 ~ 44 軽巡洋艦
45 ~ 59 重巡洋艦
60 ~ 74 水上機母艦
75 ~ 84 軽空母・正規空母
85 ~ 99 戦艦
―――――
↓2でお願いします!
軽巡洋艦になりました。次に艦種を決めます
―――――
下二桁が
00 ~ 24 天龍型(天龍)
25 ~ 49 長良型
50 ~ 74 球磨型
75 ~ 99 川内型
―――――
とします。↓2でお願いします!
天龍型になったので天龍型1番艦天龍となりました!
安価ご協力ありがとうございます!
それでは今回のカムラン半島攻略のご様子を投下します!
DASH鎮守府―――
5月もそこそことなり、春と夏の境目を迎えている頃
西南諸島の1番目の海域、カムラン半島を攻略する事となった
城島「今日も張り切って行くでー」
松岡「おー」
山口「今日はカムラン半島って所に行くんだっけ」
城島「せやで」
松岡「大淀さんから教えて貰った情報だけど、敵主力に戦艦と空母が一緒に居るらしいよ」
城島「ホンマか。今まで戦艦か空母って感じやったのに」
山口「それだけ敵も本気出してきてるって事だよ」
達也の言う通り、海域を進めるごとに敵の勢力も大きくなっていく
松岡「まぁ兄ぃの言う通りだよねー。で、リーダーどうする? 編成」
城島「赤城さんがこの間入って来たでしょ? だから早速出撃させてみようかと」
松岡「そうだね、軽空母と何が違うか見てみたいよね」
山口「あと古鷹さん、この間行けなかったから編成に入れようよ」
城島「そういえばそうやったな。で、戦艦に対抗するために山城さんも入れなアカンなー」
山口「そうすると山城さん、赤城さん、古鷹さんと来るとあと3人…」
城島「航空戦に備えて祥鳳さんと新入りの球磨ちゃんに…龍田さんでええかな? あと川内ちゃんは遠征の方に行かせようか」
山口「今日は鼠輸送任務だっけか。何か離れた所に食料とか物資を速やかに運ぶみたいな感じの任務だったよ」
松岡「だから鼠輸送って言うのかな?」
城島「そうかもしれんね。で、遠征の方はこの間入った白雪ちゃんと深雪ちゃん、後は漣ちゃん、文月ちゃん、三日月ちゃんで行って貰おうかな」
山口「よし、それじゃあ会議室に皆を呼んでそこでメンバーを発表しようか」
こうして男達は執務室を出る。西南諸島海域での戦いの火ぶたが切って落とされた―――
・
・
・
寝ようと思ってた矢先にこれだよ(歓喜)
~会議室~
艦娘19人を集めて城島、達也、松岡が作戦と編成を発表する
城島「…ってな具合で山城さんを旗艦にして以上6人で出撃するで」
松岡「指揮はリーダーと俺で」
山口「んで、その間遠征の方は俺が一緒に行くから川内ちゃんを旗艦であと漣ちゃん、文月ちゃん、三日月ちゃん、白雪ちゃん、深雪ちゃんの6人で鼠輸送任務をするからよろしくね」
川内「おっけー、了解了解!」
赤城「初の出撃、期待に応えられるように頑張りますね」
城島「お、赤城さん気合入っとるなぁ」
赤城「もちろんです!」
赤城、気合十分である―――
と、ここで松岡、あの疑問を唱える
松岡「そーいえばさ、正規空母と軽空母って何が違うの?」
先程も松岡達が言っていたがこの両者はどちらも艦載機の運用による攻撃は共通しているがカテゴリーは2つに分けられている
その違いとは―――
説明をかいでたのは鳳翔と赤城
鳳翔「そうですね。まず規模の違いが大きい点です、艦載機の搭載数を比べてみましょう」
そう言うと鳳翔はホワイトボードに現在鎮守府に居る空母の艦載機の搭載できる数を書く
すると
鳳翔 19機 → 42機
祥鳳・瑞鳳 30機 → 48機
赤城 73機 → 82機
このような数字が―――
鳳翔「左が改装前、右が改装後の数字となります。このように搭載できる艦載機の数が軽空母に比べると正規空母の赤城さんは倍近く搭載できると言う事になります」
松岡「成程、つまりたくさん艦載機乗っけれるって訳ね」
山口「そうするとそれだけたくさんの艦載機で攻撃出来るから火力も増すし対空戦も有利に進められるって事になるんだね」
赤城「そういう事になります」
正規空母は軽空母に比べると規模が大きく、それだけ艦載機を乗せられる
多く艦載機を積めばそれだけ攻撃を仕掛けられるので当然、火力も高くなると言う事だ
瑞鳳「どーしても正規空母には火力とか耐久力の面で負けちゃうんだよねー」
ちょっと悔しそうに瑞鳳が言う。彼女の言うとおり、火力と耐久面では正規空母には劣る
鳳翔「ただし、強力な火力には代償があります。戦艦程ではありませんが正規空母は多くの燃料、弾薬を使いますし、中破等、損害を受けた場合は入渠時間が凄く長いです」
赤城「軽空母は総じてコスト、入渠の面で優れています」
軽空母は燃費が良く、もし中破等をしても入渠の時間は正規空母に比べると比較的短い
祥鳳「ここいら辺の戦力と資材のバランスと折り合いを見て采配してくださいね」
城島「成程、火力の空母にコストバランスの軽空母やな。よっく覚えとくで」
山口「勉強になるなー。…あ、そうだ。遠征任務の鼠輸送ってどういう意味なの?」
今度は達也からの質問。この任務を多くこなしてきた駆逐艦が答える
初春「うむ、山口提督、良い質問じゃ。この輸送任務に何故【鼠】が付くか教えて進ぜよう」
漣「じゃ、その前にこの輸送任務について詳しく説明するよ~」
そう言うと初春が船と島の簡単な図を書き、説明を始めた
漣「元々輸送任務は輸送艦や低速艦とかで物資を本土から他の警備府や島の基地に運んでいたんだよ」
文月「でもね~、ミッドウェー海戦以降、制空権が取れなくなった日本軍は安心してゆっくりと輸送が出来なくなったんだぁ」
赤城「う、ちょっとそう言われると耳が痛いですね…」
ミッドウェーでの敗戦を思い出したのか赤城がばつの悪そうな顔をする
そこで松岡、すかさずフォロー
松岡「あああ、大丈夫だって! 昔の事なんだから! ね?」
赤城「あ、ありがとうございます…」
白雪「えっと、気を取り直して説明すると、そのようにゆっくりと輸送が出来なくなったと言う事で出番が出て来たのが私達駆逐艦です」
三日月「私達は輸送艦より速く移動できますからね。その性能を生かして素早く迅速に輸送任務をこなしていました」
城島「それが輸送任務の内容なんやな。で、そこに何で【鼠】が付くんや?」
電「それはですね。こっそりと任務を遂行するために夜間に行っていたのです」
山口「ほうほう」
暁「それを夜間に鼠の様にこそこそ、素早く行っている様子から軍内で鼠輸送って俗称がついたらしいわ」
城島「あ、そうなんやね。面白いなぁ」
松岡「これぜってぇ長瀬聞いたらアレだよ。鼠運ぶんスか!? って絶対言うよこれww」
山口「あっはっはww 確かに!」
城島「そしてさ、食うんですか!? って聞くんやろうなww」
川内「あぁww なるなるww」
山城「ハァ…確かにあの人なら戸惑いも無く言うわよね…」
龍田「天然丸出しですものね~」
山城「天然丸出しと言うか、馬鹿丸出しと言うか…」
この場に居ない長瀬がいじられる―――
高雄「あらあら、流石に馬鹿は言いすぎですよ、山城さん」
山城「えぇー…でも…」
高雄「天然って事にしておきましょうよ」
山城「う~ん、まぁ良いわ、そういう事にしておきましょうか…」
最上「ホントに天然だからね、長瀬提督は」
城島「ww …おっとそろそろ出撃の時間やな。作戦会議終了や、皆出撃の準備してなー」
球磨「了解だクマー! 腕が鳴るクマー!」
山口「遠征班も行くよー」
川内&駆逐艦’s「はーい!」
こうして西南諸島海域攻略へ一歩を踏み出すDASH鎮守府、はたして、海域を取り戻せるのか―――
・
・
・
~鎮守府正面港~
達也は台船に乗り込み、川内と共に遠征の準備に取り掛かる
先程説明されたように、鼠輸送作戦は本土から離れた地域に食料等の物資を高速で運ぶ作戦である。その為、積み荷を下ろす作業すらもカットする為、ドラム缶を用いて輸送する
目的地でドラム缶を陸地まで引っ張り、それで輸送完了だ
艦娘達は一人1~2個乗せるのに対し、達也の台船には
山口「…ざっと10個くらいかな」
島での資材運搬で大量に運搬していたようにドラム缶もまた、多く載せることが出来ていた
川内「これだけ乗せられれば島の守備隊の人達も喜ぶでしょ」
白雪「…すごいですね、こんな船を運転できるだなんて」
山口「ハハハ、まだ免許取って一年しか経ってないからまだまだだけどね。でもこの運搬能力は伊達じゃないよ」
三日月「元々台船は物を運ぶための船ですからね。あながち間違ってはいないと思います」
こうしてドラム缶に食料、日常品等々を詰め込んで準備完了
城島「遠征班の準備はええかー?」
川内「いつでも出撃できるわ!」
松岡「第一艦隊はどうだい?」
山城「燃料、弾薬満タン。いつでも行けるわ」
山口「よっし、行こうか!」
城島「出撃や!」
城島の一声でまずは川内が―――
川内「川内、水雷戦隊、出撃します!」
次に山城が―――
山城「扶桑型戦艦山城、出撃します!!」
声を上げて次々と港を出て行く様子を城島と松岡、そして留守番の艦娘達が見送る
電「はわわ、同時出撃ですけど迫力があって感動したのです!」
暁「なんたってうちの古参の川内さんと戦艦山城さん率いる第一艦隊だからねー。あ~、私も早く強くなって第一線で戦いたいわ」
高雄「ふふふ、きっとなれるわよ、暁ちゃんなら」ナデナデ
暁「もう、すぐに頭撫でないでよ~!」
頭を撫でる高雄と、どこか嬉しそうな暁
瑞鳳は姉の無事を心配している様で―――
瑞鳳「お姉ちゃんが無事に帰ってきますように…」
鳳翔「大丈夫ですよ。祥鳳さんなら無事に帰ってきます」
松岡「そーだぞー? 心配いらないって!!」
瑞鳳「…なら松岡提督のその言葉、信じてみましょうかね」
城島「さて、他の皆は待機な、ボク達は指揮に入るから」
松岡「よっし、張り切って行きますかぁ!」
見送りが終わったTOKIOと艦娘は鎮守府に戻り、各々の仕事へと戻って行った―――
・
・
・
~西南諸島 カムラン半島~
山城たちは出港してから数十分後にカムラン半島に到着した
南東に向かって進路を取る6人
赤城「艦載機を索敵に向かわせますね」パシュン!!
祥鳳「私も続きます」パシュン!!
2人の空母が艦載機を発艦させる
山城「こちら山城、カムラン半島に到着しました」
城島『こちら城島、うん、聞こえとるで。通信は大丈夫やな』
山城「戦闘海域に入ったので索敵に移ります」
城島『了解』
松岡『索敵を怠らない様にね、気を付けてよ!』
通信を切る山城、艦隊に指示を送る
山城「私達も索敵を開始するわ、周りを警戒して先に進みましょう」
古鷹「了解!」
龍田「了解したわ~」
球磨「クマー、水偵を発艦させとくクマー」
水上偵察機を積んでいる球磨は直ぐに発艦させた
・
・
・
しばらく進んだ後、艦載機から連絡が
赤城「敵艦発見の一報が入りました! ここから11時の方角に敵の前衛部隊と思われる艦隊を発見したとの事です!」
山城「編成は?」
赤城「重巡リ級2隻、駆逐ハ級3隻です!」
城島『まだ主力やないから複縦陣で敵を確実に倒してこう、ええかな?』
山城「それでいきましょうか、隊列を複縦陣にして敵艦隊を迎撃するわ!」
球磨「…! 見えてきたクマ、あれだクマ!」
目の前に敵艦隊の影が、すかさず赤城と祥鳳が迎え撃つ―――
赤城「第一次攻撃隊、発艦してください!」パシュン!!
先日新調した彗星を飛ばす赤城、続く祥鳳も九九式艦爆を発艦させ、先制攻撃を仕掛ける
リ級1「タイクウホウヨウイ!」
リ級2「ウオオオオ!!」ドドドドド
対空砲を避け、相手へと爆弾を投下する
ハ級2「ギュルアアアア!!」ドガァァァン!! 轟沈
赤城「やりました!」
先制攻撃を成功させた赤城と祥鳳、相手の駆逐ハ級が沈む
リ級1「クソッ!」
山城「このまま砲撃戦に行くわ! 主砲、狙って…うてぇ!!」ドォォン!!
ハ級1「ガアアアアアア!!」ドガァァァァン!!
リ級2「コノヤロウ!!」ドォォン!!
龍田「あらあら~、どこに目を付けてるんですかぁ~?」ヒュン!!
古鷹「私も続くわ! 砲戦、始め!」ドォン!!
ハ級3「ギュア!!」ヒュン!!
リ級1「クラエ!!」ドォォン!!
赤城「そんな攻撃じゃ、空母の装甲はビクともしないわ!」ガァァン!!
球磨「軽巡だからって舐めるなクマー!」ドォォン!!
リ級2「ウゴオオオ!?」ドガァァァン!! 小破!
球磨の持ち前の高い火力を発揮するも、重巡の高い耐久力のせいでわずかに小破で留まる
龍田「あらあら~、もう声も出ませんか~」ドォン!!
リ級2「グアッ!?」ドォォォン!
ここで満を持して空母の攻撃、新任の赤城が弓を構えて発艦させる
赤城「装備換装を急いで!」パシュン!!
天山「ウォォォォォ!!」バババババ!
同じく先日開発した天山がリ級1の頭上を通り過ぎ様に攻撃する
リ級1「ウガアアアアア!?」ドガァァァァン!! 撃沈!
球磨「おおー、流石正規空母クマ。一撃でリ級を沈めたクマー」
赤城「一航戦の誇りに懸けて中途半端な結果は残せませんからね」
祥鳳「私だって負けません! 艦載機の皆さん、お願いします!」パシュン!!
リ級2「!? グアアアア!!」ドガァァァン!! 大破!
1巡目にして敵を3隻沈め、こちらの被害は赤城の微小なダメージのみ
山城は止めを刺すべくリ級1へ主砲を向ける
山城「これで…終わりよ!」ドォォォン!!
リ級1「チクショー!」ドガァァァン!! 撃沈!
古鷹「今度こそ、撃てぇ!!」ドォン!!
ハ級3「グアアアア!!」ドガァァァン!! 轟沈!
流石に2度目まで避けられなかったかあえなく最後のハ級を沈めてこの海域での戦闘を終えたのであった
山城「ふぅ、やれやれね。赤城、大丈夫?」
赤城「ええ、大丈夫です。この程度、掠り傷ですよ」
山城「なら良かったわ。…こちら山城、応答と指示をお願いします」
城島『はいはい、こちら城島。うん、大丈夫みたいやね。安心したわ』
松岡『被害は赤城さんだけ?』
山城「ええ、といっても被害って言うほどの物じゃないけどね」
松岡『じゃあこのまま進撃して行こうよ、リーダーもそれでいいでしょ?』
城島『そうやな。よし! このまま気を緩めずに進撃や!』
山城「了解。進撃の指示があったわ、このまま行くわよ」
古鷹「分かりました!」
球磨「クマー! 次も頑張るクマー!」
こうして羅針盤が示す北へと進路を進めていく第一艦隊、はたして主力艦隊に辿り着けるのか?
・
・
・
山城「こちら山城、高速建造材を拾った地点から北西へ進路を進めています」
城島『こちら城島、周りに気を付けながら進んで下さい」
山城「了解です」ブツッ
そこそこ長い距離を進んでいるが中々主力艦隊に出会わない、と考えていると
祥鳳「! 通信が入りました! どうやら主力艦隊発見の様です!」
球磨「来たかクマ!」ガタッ
古鷹「すわ…じゃなかった、落ち着いて、球磨さん」
山城「全く…。祥鳳、編成は?」
祥鳳「えっとですね…戦艦ル級、空母ヲ級2隻、重巡リ級、駆逐ハ級2隻です!」
空母ヲ級が2隻、これは大丈夫だろうか?
山城「ちょっと厳しいわね…ヲ級2隻か。やれるかしら」
赤城「やって見せます!」パシュン!!
祥鳳「艦載機の皆さん、お願いします!」パシュン!!
しかし、ヲ級2隻でもこの2人は頼もしかった―――
艦載機を飛ばし、相手に果敢に立ち向かっていく
艦戦52型「イケェェェェ!!」
艦戦52型「ウラララララ!!」
2人の零式艦戦52型が相手に突っ込んで行く、お互いの艦載機が撃ち落とされていく中、制空権を優勢にしたのは―――
赤城「! 制空権優勢です!」
ヲ級1「クッ…シクジッタ…」
どうやら赤城達が制空権を優勢にしたようだ、このままの勢いで爆撃に移る
彗星「トウカー!!」パシュン!!
ハ級1「ギュアアアアア!」ドガァァァン!! 轟沈!
回避し切れなかったハ級1は爆撃を受けて一撃で沈んだ、そして砲撃戦へ移って行く―――
山城「主砲、狙って…うてぇ!!」ドォォォン!
リ級「グアアアア!!」ドガァァァン!! 轟沈!
ル級「オノレカンムスドモ!」ドォォン!!
球磨「クマーー!!?」ドガァァァン!! 大破!
古鷹「球磨さん!?」
まだ他の艦娘と比べて練度の低い球磨はル級の一撃をまともに受けてしまった
球磨「球磨をこんな姿にするなんて…屈辱だクマ…」プスプス…
龍田「戦線から少し下がって、回避に専念して頂戴」
球磨「チクショウクマ…」
艤装から煙を上げる球磨。流石に危ないので前線から引かせて後方から支援適度の砲撃を行う事に
古鷹「主砲狙って、そう…撃てぇー!」ドォォォン!!
ヲ級2「ヲ!?」ドガァァァン!! 小破!
龍田「ふふふ、砲雷撃戦、開始するね~」ドォォン!!
ハ級2「ギュアアアア!」ドガァァァン!! 轟沈!
球磨「こうなったら意地だクマー!」ドン!!
ヲ級2「ヲ…」パスン…
球磨「うわッ、しょっぱすぎるクマー!」
古鷹「無理しないで!」
赤城「第2次攻撃隊、発艦してください!」パシュン!!
天山「ウオオオオオ!!」バババババ!!
ヲ級1「ウグ!?」ドガァァァン!! 中破!
ヲ級2「イケ…!」ヒュン! ヒュン!
山城「くぅ!? 弾薬庫に火は回って無い!?」ドガァァァン!! 小破!
古鷹「もうすっかりトラウマなのかしらね…落ち着いて山城さん!」
祥鳳「第2次攻撃隊、随時発艦お願いします!」パシュン!!
ル級「フン…」ドォン
祥鳳「く…ダメージは微小…ですか」
1巡目が終わり、ル級とヲ級2隻、その内ヲ級2は中破状態になっており発着艦が出来ない
山城「主砲、撃てぇ!!」ドォォン!!
ル級「グウ!?」ドガァァァン!! 大破!
ル級に大ダメージを与える山城、次のル級の砲撃は砲身の深刻なダメージにより、標準より明後日の方向へ向かう
が―――
ヲ級1「ヲ…イケ!」ヒュン! ヒュン!
山城「!? きゃああ!!」ドガァァァン!! 中破!!
ヲ級1の艦攻の攻撃により山城が中破状態となってしまう。攻撃終了後が不幸中の幸いか
山城「うう…痛い…」プスプス…
古鷹「だ、大丈夫ですか!?」
山城「か、各艦は私を顧みず前進して! 敵を殲滅して下さい!」
古鷹「ッ…!」カチャン!!
山城の言葉を受けて古鷹は弾を装填、ヲ級1に狙いを定める
古鷹「良く狙って…うてぇぇぇ!!」ドォォン!!
ヲ級1「!? ヲ!?」ドガァァァン!! 中破!
不意を突いたせいかまともに受け切れずに中破状態となるヲ級1
そして龍田、赤城、祥鳳と攻撃が続く
龍田「トドメを刺しちゃうわよ~」ドォン!!
赤城「慢心はいけない…徹底的に相手を叩くわ!」パシュン!!
祥鳳「これで最後です!」パシュン!!
ル級「グアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!
ヲ級1「アアアア!?」ドガァァァン!! 大破!
残るはこれでヲ級一隻のみ―――
そして―――
古鷹「これで…最後です!」パシュン!!
古鷹、龍田から魚雷が放たれる。耐久が後微かのヲ級にまともに魚雷は命中し
ヲ級1「ウワアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!
ヲ級は沈んで行った
山城「ハァハァ…終わったわね…」
古鷹「もう、山城さん、あんな指示出すだなんて。無茶な作戦言わないで下さいよ」
山城「だって敵艦を倒さないといけないのだから当たり前よ」
古鷹「それで沈んだら意味ないんですから! 全く…」
山城「ハハ…さてと、連絡入れないと…こちら山城」
城島『大丈夫なんかいな、山城さん!?』
山城「そんな大声出さなくても大丈夫よ…こちらは敵を殲滅させたわ」
松岡『おお! お疲れ様! 後は気を付けて帰るだけだね』
城島『それじゃあ大破した山城さんは古鷹さんと赤城さん、中破の球磨ちゃんは龍田さんに曳航して貰いながら帰ってきてな』
山城「了解、悪いけど私を古鷹と赤城、球磨を龍田が曳航して帰るわよ」
龍田「…あら~、あそこにいるのって艦娘じゃないかしら~」
球磨「んあ…あ、本当だクマ」
赤城「誰でしょうか…おーい! 聞こえますかー!?」
天龍「なんだなんだ、俺様を呼んだのはお前達か?」
そこに居たのは龍田と同じ天龍型のネームシップ、天龍だった
ブレザーのような制服に手には刀を持っている
龍田「! 天龍ちゃん!」
天龍「! お、お前は龍田じゃねぇか! まさかここで会えるなんてなぁ!」
姉妹感動の再会―――
天龍「ヘヘヘ、まさか龍田が居る艦隊だなんてな…」
山城「あなたは天龍型1番艦、天龍でいいのかしら?」
天龍「おうよ、俺が天龍様だ! どうせ艦娘のスカウトだろ? いいぜ、お前らの艦隊に加わってやる!」
祥鳳「賑やかな人が来ましたね~。よろしくお願いします」
古鷹「あ、お久しぶり天龍!」
天龍「お、古鷹姉さんじゃないか。懐かしいなぁ! 三川艦隊で一緒だった時の事覚えてるぜ」
古鷹「ふふ、また一緒にがんばれるね。改めてよろしくね、天龍」
天龍「おうよ!」
・
・
・
~鎮守府正面港~
山城「あいつつつ…艦隊帰投しました…」
城島「あかんあかん! すっかりボロボロやんけ、ほれ、バスタオル」パサッ…
迎えに来た城島達、すぐさま二人にバスタオルを渡す
山城「あ、ありがとう…」
松岡「ほれ、球磨ちゃんも、このままドックに行っていいから」
球磨「かたじけないクマー」
そう言って今回、2人はドックへ歩いて行った―――
城島「うん? 見ない顔がおるな、君は一体?」
天龍「天龍型1番艦、天龍だ。フフ、怖いか?」
天龍はそういうとニヤリと不敵な笑みを浮かべる、すると―――
城島「迫力あるなぁ…、なぁ松岡?」
松岡「確かに。俺と同等かそれ以上だね」
…
城島「ああ、そうですか」
瑞鳳「そうかしら」
松岡「ひでぇよ、もー! ボケただけじゃん!」
天龍「なぁ、龍田」
龍田「何かしら? 天龍ちゃん」
天龍「こいつら…っていうと失礼か。提督達はこんな感じなのか?」
龍田「そうよー」
古鷹「いつも悪乗りの連続だからね~」
そういうと無理やり納得した様に天龍
天龍「そ、そうか」
と顔を引きつらせていた―――
城島「あ、ごめんな天龍ちゃん。えっと、ここの提督の城島 茂や」
松岡「俺も提督の松岡 昌宏だよ。よろしくね」
天龍「っと、よろしくな、城島提督、松岡提督」
城島「他にも3人おるけど、今一人は遠征の手伝い、2人は他の仕事でおらへんから後から慣れてってな」
天龍(遠征の手伝いだと!? どういう事だよオイ!)
松岡「さて、兄ぃ戻って来るまであともう少しかかるし、皆で旨いもん用意してようぜ」
鳳翔「いいですね。それ」
城島「それじゃあ魚とか捕まえて置くか。皆も手伝ってなー」
天龍「マジか…一体この鎮守府どうなってんだよ」
龍田「基本的に自給自足だからね~。さ、天龍ちゃんも手伝ってもらわないと」
天龍「お、おう…」
・
・
・
そして1時間後―――
達也たちが帰投した
川内「作戦終了! 艦隊帰投しました!」
城島「おー、お疲れ様」
山口「やー、俺がいったらあっちの守備隊の人達からすげぇ歓迎受けちゃってww」
文月「すごかったよー。皆TOKIOの山口だー!! って言ってたんだもん」
深雪「ありゃ向こう数日は戦意高揚だなありゃww」
白雪「本当にそんな感じでしたもの、凄いです」
松岡「兄ぃすげぇなww」
山口「まぁねww あ、良い匂いする」
鳳翔「遠征から帰ってきた皆さんの為にご飯作っておきました」
龍田「たくさんあるから食べてね~」
山口「マジすか! 楽しみ~」
そう言って食堂に入るともうすでに料理が並んでいた
ご飯、豆腐と海藻の味噌汁
そしてTOKIOと艦娘が釣ってきた魚を塩で焼いた焼き魚
香ばしい香りが食欲をそそる
城島「それじゃ頂きます!」
一同「いただきます!!」
一斉に食べ始める、相変わらず達也の御椀だけは
城島「大盛りやなww」
山口「うめぇ!」
松岡「兄ぃの一口デカいなぁww」
焼き魚がご飯のお供に
と、ここで天龍が達也に自己紹介する
天龍「俺、今日付けでここに入った天龍ってんだ。よろしくな」
山口「うん? おお、見掛けない子がいると思ったら新入りか。俺山口 達也。よろしくね」モゴモゴ
最上「口の中に物入れながら喋っちゃダメですよ」
山口「ああ、ごめんごめんww 飯が旨くてww」
城島「ホント食べるの好きやなぁww」
賑わいを見せるDASH鎮守府―――
龍田「ふふふ、どう? 天龍ちゃん。これが私の所属する鎮守府よ」
天龍「どうって。そりゃ変わってるな、って思ったぜ」
龍田「やっぱそうよねぇ」
天龍「でも面白そうじゃねぇか。早くここに馴染んであの人達とおもしれぇことやろうじゃねぇか!」
龍田「うふ、天龍ちゃんらしいわ。頑張って行きましょうね」
天龍「おう!」
こうして西南諸島海域最初のカムラン半島を攻略したDASH鎮守府
新たな仲間、天龍を迎えて進み続ける―――
これで今回の投下終了です。コメントレスは明日行います
今日はもう遅いので寝ますね…
お読みいただき、そしてコメントありがとうございます!
おやすみなさいです!
面白そうなスレを見つけてしまった。最初から見なくては。
ドックとか自力で増設しそうね。
乙
案外あっさり馴染んだな天龍も……出撃に関してぶつからせてみても面白いとは思ったけど、まあ実際の出撃でかなそれは
個人的にはちょっとそろそろ羅針盤にツンを見せてももらいたかったり
>>371
もう何度言われたことか
フフ怖天龍様は農業か大工か、どちらよりになるか楽しみ
捻りはちまき頭に巻いてのこぎりでギィコギィコしてる天龍が見えた
同時に麦わら帽子に腕まくりスタイルの天龍が鍬で畑掘り返すのも見えた
天龍ちゃんってば万能ね
深夜に窯の火を見つめながら、フフ、怖いか?と一人つぶやく天竜
ひざを抱えてすすり泣いているところまで幻視した
フフ…怖い(戦慄)
長瀬は絶対鼠食うのか聞くよね
やっと追いついた!
組み合わせシュールなのに意外と合ってて面白いなこれ笑
長瀬って軽いミリオタっていうか、軍服が好きとか見かけたが、どうなんだろうね。
>>380
そうなんだ…縫製はTOKIO的に新ジャンルなんじゃないか?(勘違い)
乙です
太一と長瀬は0円食堂の方(おそらく)だから天龍と会うのは今度の更新になりそうだな
乙!
当然のように台船で遠征についていく(ていうか一番たくさん運んでる)山口提督…
天龍の反応見て、そういや普通はできないんだった、と思い出した
ていうかメンバー(主に長瀬と松岡)が若い頃は躾に厳しかったという噂のリーダーなので、
「女の子がそない乱暴な言葉づかいしたらアカンよ~」と天龍にも言い出す可能性が微レ存
曙と霞が着任したらどうなっちゃうんだ…
曙ちゃんを助けてあげて……
曙は史実知ってるかどうかでその対応というか、印象が変わる子だと思う。
だから、事前準備というか、七駆(この場合は漣)の子が話してあげてたら、そう悪い印象にはならないと思う。
>>381
縫製ではないけど、リーダーが40歳を迎えた時の誕生会で手編みのセーターをプレゼントしてる。
編んだのはあんべちゃんかもしれんけど。
曙、霞に関しては最初のうちは真っ向から反論しようとする長瀬が目に浮かぶ
今日の出張DASH村観て思ったけど
出張先の作物をお土産で鎮守府に持ってくるとか面白いかも
>>391
あれは確か、村で飼ってた羊の毛をスタッフの女の子に毛糸に紡いでもらって
草木染するのと編むのはメンバー4人で分担してた
長瀬松岡が片袖ずつ、国分が前身ごろで山口が後ろ身ごろ担当
若い頃の躾というのも、社長から「若いメンバーの躾がなってない」と怒られて
飲みかけのジュースを床に置きっぱなしにすれば「蹴って零すからそんなとこに置いたらあかん」と叱り
肉ばっか食べてたら「野菜とか他のおかずもちゃんと食べなあかん」と叱り
長瀬に爪を噛む癖があったのでその手をぱちんと叩いてやめさせ、目上の人への言葉づかいを正し、
デビュー前はマネージャーのような事もし、合宿所ではごはんを作ってやり…みたいな感じだったらしい
でも年少組が大きくなるにつれて、口出しせずに見守るようになり、逆にいじられるポジションになった
今の「リーダー」は、昔は厳しかったカーチャンが、息子が育ったら歳とって丸くなった、的なモンなのかと
こんばんわ、コメントレスに参りました
昨日返そうと思ったら普通に忘れていました、申し訳ございません
寝る前数十分なので丁度いいと思いコメレスに来ました、では返していきます。乙アリです
―――――
>>341
アルペジオでしたっけ? あの作品、見た事無いので具体的にはどんな代物か分からないのですが実況動画でコラボイベントを取り上げた物を見た時に超重力砲を見ましたけどあれはヤバいものだとは分かりました。でももっとヤバイのはそれを作りそうなTOKIOと言う…
>>343
調べてみたら速報などでありました、軍関連で使っていたのが先か、島民が普通に生活していたのが先か…気になる所です
>>357
歓喜して貰えて感激です!(榛名感
>>371
面白そうと言って貰えてうれしいです、ゆっくり更新なのでゆっくり見返してもらえたら幸いです
>>373
あー、あの中破入渠のセリフで一悶着ありそうですね。明雄さんの事絡めながら命に関する事、天龍や他の艦娘に問うてみるのいいかもしれません
個人的に艦娘は本当に無茶して貰いたくない存在なので…ちょっと不謹慎かもしれませんが明雄さんの事交えながら少しだけ真面目な話で纏めてみたいと思います
>>374 >>375
天龍ならどっちでも馴染めそうですね、特に麦わら帽子被ってる天龍…アリだな。過去に麦の藁から麦わら帽子作っているので麦の収穫が終わったら夏の時期あたりにこのネタ使ってみます
>>376 >>377
天龍「フフ、怖いか…?」ヒザカカエシクシク
国分「大丈夫? 天龍ちゃん」
天龍「何か空しい気分になってな…」シクシク
国分「ちょっと、しっかりしてよww」
>>378 >>380
長瀬は戦争や軍関連に興味ある的な感じの事は聞いた事はありますが、どのジャンルに詳しいか分からないんですよ
一重に軍関連と言っても軍艦だけでなく服装とか、武器の方面とかいろいろあるので
>>379
お疲れ様です、そしてお読みいただきありがとうございます。基本的にゆっくり更新なのでご了承くださいね
>>381 >>391
糸からではなく毛糸からならセーターで確かに作りましたね。アレは心温まりました、心からリーダーの誕生日祝福してるなぁって
>>384
次回には2人ともう一人で3人で行きたいと思います
>>385
台船は物の運搬が目的としている船なので人力で引っ張っている艦娘より物は運べると思います
欠点はまだ武装が無いのと小回りが利かない所ですかね
>>386-390
あの2人は結構反発強いですよね。知った当初はなんだコイツらって思ってましたが霞は見ている内に愛着が湧きましたし、曙は史実知ってからああ、そうだったのか…って深く感銘しましたね
満潮も結構アレですけど満潮はツンデレ感が2人より強いですからねー
さて>>389さんのコメントを見て本当に助けなきゃと使命感が湧いてきましたので…コメントレスが終わったらこの件について皆さんに聞きたいことがあります
>>392
曙「このクソ提督!」
長瀬「な!? この~…言ったなぁ!!」
松岡「小学生の喧嘩かww!!」
山口「止めろ止めろww」
>>393
いいですね。番組の放送時期とSS内の時期を合わせてやってみようかと思います
>>394-399
>>399さんの記事を見てああ、ここからオカンだったんだなって思いました。メンバーの成長の為に礼儀作法や食事管理等をするっていうのはリーダーらしいなって思いました。24時間テレビでも松岡くんがその事に関して言っていたような気がします、相談相手って言ってましたし。
やっぱりリーダーはリーダーしかいない訳でTOKIOって家族のオカンなんだなって思います
―――――
コメント返し終了します、今回リーダーのオカンに関するコメントが見ててリーダーと言う人柄を改めて見ることが出来て良かったです
コメント、ありがとうございました。
さて、コメント返し中でもありましたが…駆逐艦【曙】に関する事です、史実を御存じな方は知っていると思いますが不当な扱いや責任を押し付けられた結果、艦娘になってからあのようになってしまった曙。コメントを見てもうこれはTOKIOの手で助けるしかないと思いました
個人的にも曙との絡みは見たかったし、何より自分も助けてあげたいと思っていました。丁度第7駆逐隊のメンバー漣もいますし、今回ちょうどいいかなって思いまして
で、前置きをだらだら書いて結局何が言いたいかと言うと曙を固定着任艦枠に入れたいと思うのですが…どうでしょうか?
今現在固定着任枠には5人居ますが、着任予定が沖ノ島海域の越えた先なんでまだ当分先の話ですし、固定着任枠だった山城さんは普通に建造で着任しましたので
もし、曙を着任させるのであれば沖ノ島海域までに着任させて真面目な話を1本書きたいと思います
え、固定着任は不平等だろ。みたいなのがあれば反対されても構いません、皆さんの意見をお聞きしたいと思います
コメント返し後の長文申し訳ございませんでした、曙に関して意見、よろしくお願いします。最後に注意喚起ですが賛成、反対の意見にお互いにいちゃもんを付けたり、暴言を吐く事の無いよう、お願いします
それではありがとうございました、おやすみなさいです!
もし金剛が来たら誰loveになるんだろうな
リーダーのオカン感にやられるのか
比叡「気合い入れて、いきます!」ザックザック
榛名「榛名、全力で参ります!」ザックザック
霧島「よくできましたっ!」メモメモ
金剛「妹達が逞しいデース・・・」
しおいちゃんが酸素魚雷に見えてぅえっ!?ってなった
ドロップ的に潜水艦達はもうちょっと後になりそうだな…
ゴーヤでち!うまそうな名前やな!お、おいしくないよぅ!?って会話しそうでほっこりするわ
台船武装させるより、台船にドラム缶と艦娘乗っけて周辺警戒した方が効率よくね?
台船の積載量って何トンなんだろ?
100キロ走ったおじさんを二日後に無人島で土木作業に駆り出すホワイトさだからね
ゴーヤ達潜水艦にはオリョクルの代わりにモリを持たせてぐっさんと漁をやらせたら良さそうだな
笑点にも出演してたし、師匠方も出してみようか(ゲス顔)
戦前生まれの歌丸師匠と木久扇師匠は目を光らせて喜びそう。
>>423
喜ぶ……んだろうか
戦中派の歌さん、木久ちゃんとも終戦時は小学生……うーん、ともすると一番「戦争」というものにナーバスになりそうな世代な気がする
まあ歌さんはハマっ子だから、親和性が高そうではあるな、うん
仮にやるとしたら正月SPの振袖大喜利とかかね?
TOKIOならお説教臭く慰めるよりも
一緒に農作業とかしながら徐々に心を開いていく感じが似合うかな
なんかここの12.7cm三連装砲の製作が公式化したとしか思えないシステムが実装されたんだが
こんばんわ、風来坊です
今半分くらい? 書いたので今晩仕上げて投下したいと思いますー。11時から30分の間に投下にもう一度来ますのでよろしくお願いします
今回はいよいよ新しい艦娘の寮の建設に取り掛かります
ではまた後ほど
あばー、30分過ぎてる!
申し訳ございません、今から投下開始します!
DASH鎮守府―――
本日はレンガ造りの様子から―――
以前放送した時から早1ヶ月、太一、そして交代で夜間の火を管理していた
国分「よいしょっと」ドサッ
まずは一回目のレンガ焼の様子。燃料となる木を運ぶ太一、火の番は電と暁だった
電「お疲れ様なのです…ふぁ~」
国分「大丈夫? 電ちゃん」
暁「もぅ、電ったらしっかりしなさいよ…ふぁぁ」
国分「暁ちゃんも眠そうじゃん、もーww」
2人とも、かなり眠そうだが、大丈夫か―――?
国分「艦娘だから夜戦するでしょ? だから川内ちゃんみたいに夜強いのかなーって思ってた」
暁「それはあの人が異常に夜戦に執着しているからでしょ」
電「川内さんの夜戦好きは凄いのです」
国分「ハハハ、いつも夜戦夜戦言ってるからねww」ポイッ
パチパチ・・・パチパチ・・・
燃え盛る高熱の炎が中にあるレンガを焼き続ける
そんな様子をただひたすら眺め続ける3人―――
太一はこの作業をやったことがあるので慣れているが2人は少々退屈そうだ
国分「…よっし、しりとりしようか、しりとり」
電「はわ! 突然ですね…」
国分「2人とも退屈そうだったからね。暁ちゃんもやろうよ」
暁「し、しりとりなんて子供っぽい事なんてしないしっ」
国分「そっかー、残念だなー。そうすると電ちゃんとだけになっちゃうんだよな~、3人だったら絶対に楽しいのにな~」
そういう国分、明らかに暁を煽っている、それにこたえるように暁
暁「し、仕方ないわね! 別に私がやりたいって訳じゃ無いんだからね、太一司令官が3人の方が良いって言うから私が付き合ってあげてるだけなんだから!」
電(素直にやりたいって言えばいいのに…暁お姉ちゃんも素直じゃなのです)
国分「じゃあ始めようか。しりとり!」
電「り、り…リス」
暁「す、スイカ!」
<カギ! ギョライ! イキュウ! …(フィードバック
こうして1回目のレンガ造りをやっていった太一。久しぶりのレンガ造りだったが失敗したのはほんの数個程度でまず成功と見て良い結果となった
ちなみにしりとりは暁が負けました
2回目のレンガ造りは龍田と太一の様子から
国分「ふぁ~…ってやべっ、収録中だってのに欠伸しちゃったよ」
龍田「はぁ~い、お疲れ様、太一提督。眠そうね」
国分「ついついうとうとしちゃってねぇ。この間駆逐艦の子達に言ったばかりなのにこれじゃ人の事言えねぇなぁww」ハハハ
この日、別の番組の撮影と新曲の打ち合わせなどで忙しかった太一、思わず欠伸が出てしまったようだ
そんな太一の様子を見て龍田はコーヒーを入れてきたようだ
龍田「はい、コーヒーですよぉ」
国分「ありがとー。…いやぁ旨いなぁ。眠気も飛ぶね」
龍田「ふふふ、ありがとうございます」
国分「コーヒーかー…コーヒー見ると思い出すなぁ…」
龍田「どうしたんですか?」
国分「DASH村昔やってたの知ってる?」
龍田「知ってるわよ~、偶にインターネットで見ている子も居るし私も一緒に見る時もあるわ~」
国分「原発事故で村に入れなくなっちゃう前にコーヒー豆育ててたんだよ。でも結局成果を出せずに終わっちゃったんだよね。もう少しで収穫だったのに…」
2011年にTOKIOは村でコーヒー豆を育てていた。コーヒー豆農家さんの助言の下に少しずつ苦労しながらもコーヒー豆は成長していった
しかし―――
3月11日、東日本大震災で原子力発電所で放射能が漏れる事故が発生、これにより村のある浪江町に立ち入ることが出来なくなってしまった
結果、コーヒー豆の収穫や成果について放送することが出来なくなったのである
国分「…よし! 村よりも南だし、2年目になったらコーヒー豆を育ててみよう。今度リーダーに言ってみようか」
龍田「あら、いいですね。是非自分たちの手で作った豆でコーヒーを作ってみたいわ~」
国分「夢が広がるなー。コーヒー飲むためのカップ作れるように今のこの作業も頑張らないとね」
龍田「うふ、そうですね」
1回目のレンガ造りから数日開けての2回目。1回目と比べるとひび割れのレンガも少なく、この調子で行けば大丈夫そうだ
あと4回程、この工程を繰り返す事となる、頑張れ、太一―――
・
・
・
そして改めて今日のDASH鎮守府はこの3人でお届け―――
今日は執務室からではなく、艦娘達が寝泊まりしている寮の隣から
と言うのも―――
山口「そろそろ着工しないとマズイからね」
長瀬「今皆で20人居るから今ある寮だともう10人しか入らないんだ」
国分「人手があるから舟屋の時よりは早く終わるだろうけど、それでもって感じだね」
そう、寮の増設。それが今、急がなければいけない事だった
量の最大収量人数は30人。後10人でもう一杯になってしまう
現在大工仕事が出来るのはTOKIOとスタッフ、艦娘でだいたい30人前後、即急に終わらせられるのだろうか―――
山口「大体設計図はこんな感じなんだけど」パサッ
長瀬「うわ~、本格的!」
国分「まぁ内装も構造もほとんど同じって感じかな。違う点はドアも窓もガラスも全部一からって感じだね」
山口「そういう事になるね、足場用の丸太も確保したし、材木は追加発注しているから」
国分「まずは予定地を囲う様に寸法図って平らにしないといけないね」
長瀬「これは本格的だね」
山口「そうなるよ、大変だけど皆で頑張って終わらせよう!」
国分・長瀬「おー!」
そして作業を開始しようとしていると―――
丁度北登の散歩帰りの電と川内がこちらにやって来た
電「こんにちはなのです!」
川内「よっす提督!」
北登「ワン!」
山口「電ちゃんに、川内ちゃん! おいっす!」
長瀬「おー、北登も元気そうじゃん!」ナデナデ
北登「ワフー」
川内「何? 設計図って…いよいよ着工?」
山口「そうだよー。ってかそろそろやんないとホントヤバイ」
長瀬「後10人で一杯になっちゃうからね。早め早めにやらないと」
電「そうですよね。もう2階まで一杯ですし…」
川内「よっし、一丁全員でやっちゃいましょうか! そうすれば早く終わるでしょ」
山口「良かった。これから頼みに行くところだったからさ。お願いできるかな?」
川内「任せて! よし、電ちゃん、行くよ!」
電「はわわ! 待って下さ~い!」
そういうと2人は寮へと駆け出して行った―――
長瀬「若いっていいねぇ」
国分「おめぇは十分若いだろww」
山口「でももう35でしょ? リーダーは今年で44なっちゃうからww」
長瀬「あっと言う間だなぁ、デビューしてからもう20年経つんだもん」
42歳、40歳、35歳のおじさん3人とうら若き艦娘達で新たな寮の建設に挑む―――!
・
・
・
TOKIO3人が前に出てそれから艦娘20人と明石と大淀、そして番組スタッフが加わり予定地の前に並ぶ
山口「え~、これからこの空き地に新たな艦娘の寮を建設したいと思います」
国分「作業は危険が付きまとうから細心の注意を払って作業するようにー」
長瀬「焦らずしっかりと、焦った時が一番危ないからね」
暁「任せなさい!」
山城「一から建設の話はチラホラ聞いたけど…まさかホントにやるとはねぇ…」ハァ
古鷹「まぁまぁ、後輩の為ですし、頑張りましょうよ」
山城「まぁ、一杯になっちゃってきているのは事実だからやるしかないんだろうけどね」
とここでこの間着任した天龍が―――
天龍「おいおい、俺達が新しい寮を建てんのかよ。普通こういうのって業者に頼むんじゃねぇのか?」
と不満を漏らす、それに対し、達也はこう言ってのけた
山口「天龍ちゃん」
天龍「な、なんだよ山口提督…」
山口「この番組に買うって発想は無い!」
以前、ゲストで登場した枡アナウンサーに向けて言った言葉を再び天龍に言う達也であった
川内「ww 確かにほぼ自給自足だしなぁww」
龍田「そういうことよ~天龍ちゃん、自分たちの手で出来る事は自分たちでやるのがここのやり方だから」
天龍「マ、マジかよ…」
項垂れる天龍を宥める龍田、姉妹としては妹だが鎮守府で見れば先輩にあたる龍田。もうすでにここのやり方と
長瀬「またそれっすか!!ww」
太一「枡君言ってたよ? あんなこと初めて真面目な顔で言われたってww」
山口「マジで!?ww」
このメンバーのノリにはすっかり、慣れてしまった―――
天龍「すっかり毒されてるって言うか、慣れちまってるっていうか…」
球磨「クマー、諦めろクマ。直に天龍も慣れるクマ」
そんな天龍を尻目に駆逐艦の子達は張り切っている様で
漣「さぁー頑張りますかー!」
初春「うむ、我も一肌脱ぐとするかのう」
三日月「精一杯頑張ります!」
高雄「あら、頼もしい子達ね」
最上「百人力って所ですかね。これは僕達も負けてられませんよ」
山口「それではみなさん、気を付けて新たな寮を建てましょう!」
一同「おぉーう!!」
・
・
・
早速建築…と言う訳にもいかない。まずは柱の位置を決め、そこに目印を付けなければいけない
まずは巻尺を使って距離を測る。設計図を持って指示を出すは達也。駆逐艦の子達が基準となる場所まで巻尺を伸ばす
山口「あ~…えっと深雪ちゃんもう少し左!」
角度がずれるといけないので達也が外野から指示を出す
深雪「これくらいかー?」
山口「OKOK! 白雪ちゃん目印の竹お願い」
深雪「白雪頼むぜー」
白雪「分かった、よいしょっと」ザクッ
柱を建てる位置に細い竹を指す事により目印にしようというのである
文月「司令かーん! ここでいいの~?」
山口「ちょっと待ってね…あ、いいね。そこに刺して」
三日月「ここか?」
文月「うん」
三日月「よい…しょっと」ザクッ
こうして順調に柱の位置に刺していく
こうして次に一直線に細い紐を間に張るのだがやはり目視だけでは心もとない
そこで達也はある道具を土木業者から借りていた
箱からそれを取り出し組み立てる
漣「なにこれご主人様」
山口「セオドライトって道具。これで柱と柱が垂直か調べられるんだ」
セオドライトとは、工事現場で使われているあのカメラのような計測機械の事である
元々、トランシットとセオドライト両方あり、アメリカで発達した『望遠鏡が水平方向に回転するもの』をトランシットと言い、
逆にヨーロッパで発達した『精度を優先し、望遠鏡が水平方向に回転しないもの』とされていた
今では精度をそのままに、水平方向に回転するようになり、バーニア読みの物をトランシット、マイクロメーター読みの物をセオドライトと呼ぶ
山口「基準点に立ってここから垂直かどうか数値に出るんだ、見ててね」
そう言うとまず竹の真上に置くようにセオドライトを置く達也、そこから正面の竹を基準点に設定し、そこから横の竹に台を回す
すると―――
山口「87.49°…これじゃ微妙に曲がってるね」
暁「これすごいわね」
初春「正確な数値をたたき出すようじゃの」
山口「悪いけど電ちゃん、あれ直してくれるかな。指示はこっちで出すからさ」
電「了解なのです!」
そして達也、指示を出し竹をずらしていく
山口「電ちゃんもう数センチ右…ああ、行き過ぎ行き過ぎ…もうちょっと…OK! そこでいいよ!」
電「分かりました! えいっ」ドスッ
こうして正確な値を測りながら修正していく…
・
・
・
約30分後―――
三日月「ここでいいですかー?」
山口「待ってね…うん、いいよ!」
三日月「それっ」ドスッ
こうして柱の場所に竹を刺す作業が完了し、紐を通し、土台となる場所の目印を作る
そして目印を付け終えた所で別な作業をしていた太一と長瀬が合流した
長瀬「お疲れ様ー」
山口「お疲れー、もう運んだの?」
国分「うん、足場に使う木材とりあえず正面入り口辺りに置いておいたから。流石に大型トラック入らないしそこから人力で運ぶしかないよ」
山口「OKOK、じゃあ軽巡以上の人達呼んでやっちゃおうか」
そう、2人の別作業と言うのは足場の運搬だった
運搬と言っても足場の為の丸太や板を頂く先で大型トラックに乗せる作業を手伝い、トラックの免許を持っている作業員さんに運んでもらったのだ
・
・
・
と言う事で駆逐艦の子達を一度休憩させ、入れ替わりで軽巡以上の14人の艦娘とTOKIO3人、17人で運び出す
山口「それじゃあ運びますかー、よーいしょっと」ヒョイッ
流石の達也でも丸太は1本しか運べない
国分「よっこらしょ」ヒョイッ
長瀬「よいしょっと!」ヒョイッ
他2人も続く、太一、ふらついているが大丈夫か?―――
そして重巡、戦艦、正規空母の4人は2本一気に運ぶ
山城「よっこらせっと」ヒョイッ
国分「ww 逞しいなぁww」
山城「逞しいって言わないでよ…仮にも女性よ?」
長瀬「だって丸太2本持つ女性って凄いと思うよーww」
達也「それは確かに俺もそう思うよ」
古鷹「もーデリカシーが無いんですからぁww」
軽巡5人と軽空母3人、明石は足場板を担当し、いざ運搬開始
球磨「ふぅ、重いクマ」8枚
川内「もうスッカリ慣れちゃったんだよね~、材木運び」10枚
龍田「ホントにね~、慣れって怖いわ~」9枚
古参である川内と龍田は割と多い枚数を運んでいるようだ
天龍「龍田ぁ、何でお前そんなにもてるんだよ…」7枚
龍田「慣れれば結構イケるものよ~、ねぇ川内ちゃん」
川内「そうだよね~。…って大淀さん大丈夫?」
大淀「ええ、何とか…デスクワークばかりでなかなかこういう作業参加してませんでしたからね…ふぅ…」5枚
明石「事務仕事もいいけど、あなたもたまには顔出して作業の手伝いもしていいから。体動かせるから良い息抜きにはなるわよ」15枚
大淀「か、考えておきます…」
デスクワークが多い彼女にとっては中々キツイ所があるようで
そんな中TOKIOはと言うと―――
長瀬「うぉぉおおお」
最上「!?」
何やら長瀬、雄叫びを上げて…
BGM 翔べ!ガンダム → http://www.youtube.com/watch?v=2c9nExYZSZU (0:15 ~ 0 ~ 20 辺り)
国分「オレガーンタンク!!」→ http://vfr.boy.jp/kblog/wp-content/uploads/2013/04/130416_03.jpg
山口「…やっぱ俺のいねぇじゃん」
瑞鳳「もー、ガンキャノンとか分かりませんけどしょげないで下さいよーww」
祥鳳「アハハ…、やっぱりキツイ作業の中でもTOKIOの皆さんって笑わせてきますね」
鳳翔「あら、いいではないですか。黙々とやるよりは雰囲気は良いと思います」
祥鳳「確かにそれは思います」
そんな中山城と古鷹は若干笑いをこらえながらひそひそと話をする
山城「…これなんか前にも無かったかしら?」
古鷹「こ、これって前の島の方でもやってたネタですよ」
山城「道理で…アレは初見ではズルいと思うのよ」
古鷹「2人で爆笑しましたからね…」
山城「…このやり取りオンエアされるのかしら」
古鷹「スタッフさん、一応カットお願いします」
しっかり、使わせてもらいました―――
・
・
・
そして全ての足場板を運び終え再び駆逐艦を呼び戻す
いよいよ足場を組む作業へ―――
と、その前に
山口「はーい、危ないから今まで通り何もなしって訳には行きません」
国分「ヘルメットと命綱付ける為のベルトを着用してね」
そう、これから高所での作業に入る、今まで通り室内での補修工事とは危険度は遥かに違う
高所作業に欠かせないヘルメットと命綱を支給される艦娘達はその場で装着していく。また、女性スタッフから事前にスパッツを支給されており、ちゃんと履いているので一応、撮影的な問題は無い筈
安全第一、万全の態勢で足場仕事に臨む―――
最後に長瀬が確認を取る事に
長瀬「全員した? ヘルメット?」
一同「着けました!」
長瀬「命綱?」
一同「巻きました!」
長瀬「スパッツは?」
山城以外一同「履きました!」
山城「待て待て待ておかしい、流れがおかしい! サラッと長瀬提督セクハラしてなかった!?」
長瀬「え、今してた?」
山城「スパッツ履いたって聞いてたじゃない!」
長瀬「マジで!? 今セクハラだった!? わ~! ゴメン、ホントごめん! そんなつもりじゃなかったんだよ!」
国分「あ~、長瀬ダメなんだー!」
長瀬「太一くん悪乗りしないでよ! もぉ~、ホントゴメンってば許してよぉ~!」
割と本気で慌てふためく長瀬に山城はすっかり毒気抜かれたようで
山城「あー、もう大袈裟に言った私が悪かったわ、自覚無いんだったらいいわよ。次から気を付けてね」
長瀬「ありがとう山城さん!」
許してもらって一安心の長瀬、そんな様子を見た彼女らは―――
高雄(末っ子…)
祥鳳(末っ子ですね…)
古鷹(末っ子オーラ…)
末っ子―――
ともあれ足場を組む作業にようやく入れた
まず丸太を刺し、カケヤで下から丸太の上を叩き、地面に刺し固定する
そして丸太と丸太の間を横に倒した別の丸太を通し、番線できつく固定する
しっかりと打ち込まなければ足場が不安定になり、事故につながる
また番線も緩いと足場の崩落事故に繋がってしまう、しっかりと固定しなければ!
まず丸太を刺し、カケヤで下から丸太の上を叩き、地面に刺し固定する
そして丸太と丸太の間を横に倒した別の丸太を通し、番線できつく固定する
しっかりと打ち込まなければ足場が不安定になり、事故につながる
また番線も緩いと足場の崩落事故に繋がってしまう、しっかりと固定しなければ!
BGM→ 天国の島(1:45辺りから) https://www.youtube.com/watch?v=YM8EKpE7MH4
高雄「そっち大丈夫かしら?」
天龍「ちょっと待ってろ。今番線で固定してるところだからよ」ギュッギュッ…ギリギリギリ…
スタッフも加わり総勢30人での大掛かりな作業―――
番組プロデューサー島田Pも加わっており―――
赤城「島田さーん、これどうぞ!」つ【足場板】
島田P「あ、ありがとう。赤城さん」ヒョイ
球磨「うお、軽々と受け取って持ち上げたクマ」
山口「島田さん格闘技やってるらしいからねー、うちの力自慢だよ」
声が飛び交う
龍田「そっちどうかしら?」
電「すいません、足場板が足りないのです!」
暁「今持ってくわ、少し待ってなさい!」
川内「太一提督、ここ終わったよ~」
国分「早いね、じゃあ今度あっちお願いできる? 大淀さん大変そうだったから手伝ってあげて」
川内「了解!」
賑やかな作業場―――
大淀「くぅ…番線がきつくて締まらないですッ…!」キリッ…キリッ…
川内「手伝いに来たよー」
長瀬「うわ! 何そのアーム、すげぇ! かっけぇ!」キラキラ
初春「ふふん、我のアームの活用所が来たようじゃな」
深雪「いいなー! 私もあんな艤装が良かったなぁ」
白雪「トップバランスが悪くなっちゃうよ深雪ちゃん…」
作業は一日かけて行われた―――
・
・
・
そして夕方、足場は組み上げられた
高さは約12メートルくらい。今までの足場は2階分だったが今回は3階分
今までよりも高い足場となった
夕日が見える寮建設現場では全員思い思いの場所に座っていた
地面や、2階部分、階段など―――
鳳翔「今お茶入れてきました」
電「ゆっくり休みましょう」
山口「ありがとうございます」
国分「いただきまーす」
長瀬「…うん、おいしーね。働いた後の一杯は」
夕日を眺めながら息抜きをする一同
しかし気を抜くのはまだ早い
瑞鳳「…ここからだもんね」
天龍「なっげぇ道の地になりそうだなーオイ」
龍田「でも最初にも言ったけどこれから入る後輩たちの為にも頑張りましょ」
川内「ふふん、次期棟梁と期待されている私の腕の見せ所ね!」
山城「誇っていいのかしらそれ…」
祥鳳「まぁまぁいいじゃないですか」
そうまだ足場を組んだだけ。ここから土台を作り、柱を立て、床、壁を張って行く
この先入ってくる艦娘の為にも頑張らなくては
山城「…ま、ベストを尽くしますか」
まだまだ時間は掛かりそうだが確実な一歩を踏むことに成功したDASH鎮守府であった―――
今日の投下終了しました。コメント返しにこのまま入りたいと思います
乙アリです!
―――――
>>405
リーダーに惹かれるんじゃないんですかね、やっぱり人を惹きつける力がリーダーにはあるんだと思います
>>407
そして着任した結果がこれだよ!(歓喜
>>413
ゴーヤちゃんはうちで初めて来た潜水艦なので思い入れがありますねー、ゴーヤ(伊58)が入ったらゴーヤを育てましょうか
>>415
この番組は効率よりロマンを追いかけるイメージがあるので武装するのかなーみたいな感じでした
ちなみに規格によって違いますが170t~2000tとピンからキリまであります
>>417-419
そうだね、もうすぐ44のおっちゃんを直ぐに島に送ったり小麦から作るといいだすからホワイトだね(錯乱
>>420-432
素潜り潜水艦はアリだと思います!
>>423 >>435
ある意味複雑だと思います、戦争を一番つらく感じている世代だと思うので…
でも艦娘の事(特に駆逐艦)は孫の様にかわいがりそうww
>>437
最後の一押しで説教では無いですが真面目な話を聞かせるみたいな流れで行こうかなと思います
>>438-442
流石に預言者では無いですww でも3連装あったらなーとか、14㎝単装だったら2連装にしてもいいじゃんみたいな軽いノリの想像から来ています。それを実現できそうなTOKIOにやらせているだけですww
―――――
コメントレス終了です。あ~^明石さん掘りにいくんじゃ~(改修工廠
最後に曙の事についてなのですが皆さん、承諾してくれたので暁を固定着任枠にいれたいと思います
纏めて申し訳ありませんがコメントをしてくださった皆様、ありがとうございました!
最後にお読みいただき、そして意見、感想等のコメントありがとうございました!
それではまた次の投下でお会いしましょう、おやすみなさいです!
毎度お疲れ様です
いつも楽しみにして見させてもらってます
乙
初春のあのアームは色々と便利そう
乙です 何だか敵と戦っている状況ではなくなっているような…
敵は深海棲艦よりも強敵な地球の自然だな
乙であります、相変わらず和むわぁ~
とりあえず気になった所をば
・リーダーはこの前のスペシャルでイギリスの薀蓄を語ってたから金剛と話が合うのではないか
・初春の一人称が間違っとる。×我 ○妾
・公式で武器改修が実装されてしまったので今後利用するならそれにすり合わせる必要があるかも?
→利用するには明石を旗艦にしなければならない
→ところがここの明石はまだアイテム屋としての明石であって艦娘としての明石ではなさそう
→何らかの形で艦娘としての明石(の艤装)を用意する必要がある
→そういえば期間限定で1-5で明石ドロップですね
→ここまで書いておいてアレだが今のまま何もしなくても「TOKIOだから」で解決できるあたりが彼らの恐ろしいところ
乙です!
駆逐艦の子たちより子供っぽくはしゃぐ平均年齢39歳のアイドル…うん、アイドル
映像から音声まで脳内再生余裕で吹いた
ていうか山城さん、過去の放送分ネットで見てるし、前スレでも「変なテロップ入れないでよ!」とか言ってたし
TOKIO色に染まらないように気を付けてるうちに、バラエティ色に染まってないか?ww
ワイ測量士補、トランシットとセオドライトの違いを今知る。(高校・大学で使ってたのはセオドライト)
てっきり古い方の言葉(とっくり→タートルネックのようなもの?)かと・・・。
平成20年以降の試験問題では平板測量も無くなったし、デジタル式が主流になる今、目盛版の目盛誤差とかの問題も無くなるんだろうなぁとしみじみ・・・。
いよいよ始まったな
しかし電工2種か1種をTOKIOメンバーか艦むすが取得しなきゃだな
各種資格持ち艦娘とか……就活しなきゃ
乙
>ここから土台を作り、柱を立て、床、壁を張って行く
この文章見ると本当にやってることすげえなwwwwwwww
ガンキャノン……時雨ちゃん登場まだですか
乙
やっぱり色々おかしい(賞賛)
乙です
ふと思ったけど空母の艦載機にロープ吊るして木材を運んだら上の方に楽に運搬できるんじゃね?
空中で静止できない固定翼機じゃ無理だね
吊るした木材を水平爆撃みたいに投下するようになっちゃうね
ちなみにカ号もヘリじゃなくオートジャイロなんで無理やね
>>467
既に大本営の意向で、明石あたりが取っている悪寒。>電工一種・二種
妖精さんによる各種資格講座(家具コイン100枚より)
城島の深海凄艦シミュレーション
「ブルルウゥ~うまそうなボーキの香りがするぜウゥ~どこだ!ウゥ~!」
「おぉ!こんなとこにDASH鎮守府のボーキだ!ウゥ~!」
「わしんと来い ボーキ来い(竹鳴子の音)何だ?これ何だこれは~!」
天龍、球磨「?」
「(竹鳴子の音)危険だ!危険だ!」
長瀬「…」
「退散!退散!」
川内、すっかりTOKIOサイドに・・・
しかし、この手のシーンだと提督を監督に空目するww
今更全開だが、鎮守府の増改築には上部の承認とかがいるのでは?
それか、こんな工事しましたみたいな報告書を送る必用があるのでは?
で全てが済まされそうな予感しかしない
そして今日も、戦闘部隊という事を忘れて土木建築と農作業に勤しむTOKIO鎮守府であった、まる
山城と古鷹は過去のDashをネットで見てるということは、ジャストミートアナと研ナオコがいた時を知ってるってことだよな。
思い出してちょっと懐かしくなった
>>493
あと明雄さんの存在も知ったはず
そういや農家の人がTOKIOじゃなくて明雄さんにサインお願いした回あったよね
農家の人にとっては明雄さんの方が有名だったりするのか?
そういやすっげぇ~今更感があるけどここって秘書艦は決まっているのかな?
秘書艦はいつだって茂子
こんばんわ、風来坊です
間結構空いてしまいましたけど何とか完成、10分後に投下します
今回の話を見るにあたって注意点を先に行っておきます
●真面目な話が入ります
●やりとりの部分が完全に中二かつ酷いキャラ崩壊の可能性
こんな感じなので嫌な予感がした方はブラウザをそっと閉じて頂くと幸いです、よろしくお願いします
DASH鎮守府―――
今日の予定は早くも西南諸島の第2海域、バジー諸島へ出撃をしようとしていた
~執務室~
城島「今回はバジー島やな」
長瀬「そうだね」
松岡「今回は7割重巡、3割で空母機動部隊が主力になるんだってさ」
長瀬「重巡かぁ。戦艦よりは多少は楽になるのかな」
松岡「いつも通り山城さんが旗艦やって…火力で押しきっちゃう?」
長瀬「じゃあさ、戦艦、重巡3、軽巡2で行こうよ」
城島「そうすると重巡はあの3人にするとして…軽巡は川内ちゃんとこの間入った天龍さんで行こうか」
松岡「メンバーはこれでいいかな」
長瀬「じゃあ会議室行こう!」
城島「よっしゃ、今日も頑張るで~」
今回も上手く行くのだろうか、DASH鎮守府の一日が始まる
・
・
・
~ミーティングルーム~
城島「…と言う事で今回の海域は以上のメンバーで行くよ」
メンバーの発表を終える城島
長瀬「質問ある人~?」
電「大丈夫なのです」
暁「はい質問、遠征の方はどうするのかしら」
松岡「あ、考えて無かったなぁ…う~ん。よし出しちゃおうか。いいよね、リーダー」
城島「ん、ええでええで」
松岡の提案を快く承諾―――
松岡「じゃあ球磨ちゃん旗艦にして…どうしようかな。大淀さん、何か無い?」
大淀「訓練系統の物ならありますね。本営から防空射撃演習を行って欲しいとの事です」
大淀から遠征内容を聞いて決定する松岡、防空射撃演習で艦娘の訓練を行うようだ
松岡「じゃー今回は電ちゃん、暁ちゃん、初春ちゃん、漣ちゃん、文月ちゃん。この6人で訓練を受けに行って貰うからね、よろしく」
球磨「クマ、了解クマ」
電「駆逐艦は対空に弱いので少しでも訓練で対空について学びたいです」
漣「遠征ktkr まぁ頑張るよ~」
遠征部隊の気合もさながら、出撃部隊も心の準備をする
山城「今回もしっかりと攻略しないと」
天龍「っしゃあ、初の出撃だぁ! 気合入れていくぜ!」
龍田「ふふふ、天龍ちゃん頑張ってねぇ」
天龍「おう!」
城島「頼りになるなぁ…よし、バジー島をバジッと攻略するでぇ!」
…
松岡「ダメだよリーダー、士気下げる様な事言っちゃあ…」
城島「アカンかった?」
山城「完全にアウトよ…」
気を取り直して…
ここで長瀬が思い出したように出撃メンバーに言う
長瀬「あ! そうだ。皆僕らが居ない間に練度が改造に必要な所まで行ったみたいだからこの期に改造するよ」
高雄「あら、もうそこまで行っていたのね」
古鷹「いつの間にかって奴だねー。でもこれでもっと戦えるようになるよ」
天龍「俺以外改造か~…まだ俺10前後しかないから何ともならねぇな」
松岡「天龍さんはまだまだこれからだからさ! 頑張ってこうよ」
城島「よっし、じゃあ今回出撃する天龍さん以外は改造してから行くから。遠征部隊はそのまま訓練受けてってな」
球磨「クマー! じゃあ一足先に行くクマー」
山城「私達も改造が終わり次第直ぐに行くわよ」
松岡「よっし、じゃあ解散! 各自やる事やって出撃するよー!」
川内「了解!」
最上「僕も急いで準備しないと…」
山城「あなた焦ったら絶対誰かとぶつかるからあわてなくて良いわよ」
各自の準備に入り、いよいよ本日の出撃が始まる―――
・
・
・
~鎮守府前正面港~
改装で山城は以前にも話していた航空戦艦に改造を終え、他の面々も改になり、一段階性能が伸びる
手には飛行甲板、しかし、この男には別の物に見えるようで
長瀬「いつ見ても飛行甲板って盾に見えるね」
山城「これじゃあ砲撃は防げないし、仮にこれで砲撃受けたら水上偵察機の発着艦が出来ないから」
高雄「スロットも増えましたし、主砲、魚雷、偵察機、そして開発の副産物の副砲を装備しました」
古鷹「まぁ…無いよりましな15,2cm単装砲ですけどね」
偶に居ない間にも開発を行っているらしく、15.2㎝単装砲を持ち込み装備した、また山城は瑞雲と改装前に取り外しておいた35.6㎝砲を装備する
こうして準備万端だ
城島「よし、出撃や!」
山城「扶桑型戦艦山城、出撃します!!」
球磨「出撃するクマー!」
山城と球磨が率いる艦隊12名の艦娘が出撃する、海域攻略なるか!?
・
・
・
~バジー島沖海域~
山城「今現在東に向かって進撃中、このまま進むわ」
城島『了解、気を付けながら行ってね』
長瀬『敵は突然現れる事もあるからね』
山城「了解、行くわよ皆」
最上「おっけー」
天龍「あーくっそ。俺だけ旧型だから載せてんのが機関銃、水偵載せられねぇんだよな…」
当時天龍型が建造されるとき、水上偵察機はまだ無かったため、カタパルト等の射出装置が無かったため、水上偵察機を積むことが出来ないのだ
高雄「この艦隊、山城以外1番艦だからほとんど水偵が支給されるのよね」
川内「私も最初水偵持ってたよ」
天龍「ッチ、所詮は旧型ってかぁ? まぁ性能呻いてもしかたねぇか」
刀を担ぎながら進む天龍―――
すると
古鷹「あ、ボーキサイトが落ちてる」
進んだ先にボーキサイトが落ちている
落ちている資材はもちろん拾って鎮守府の資材にする事に―――
山城「さて羅針盤は…南東ね」
山城が示す羅針盤は南東を示している
川内「じゃ、行こうかー」
艦隊は南東へ向けて進む、一体何が待ち受けているのか?―――
・
・
・
最上「あ、水偵が敵艦隊を発見したみたいです」
山城「発見した?」
最上が敵艦隊を発見したが嫌に落ち着いている
最上「発見したんですが…」
山城「どうしたのよ?」
松岡『何? 何があったの?』
最上「…敵主力艦隊じゃないみたいです、これは…戦艦ル級、軽巡ト級elite、駆逐二級、輸送ワ級2隻の編成です」
長瀬『輸送ワ級? 初めて聞くね』
城島『って事は…』
山城「ええそうね。これは輸送艦隊よ。残りの4隻は護衛艦ね」
大淀『どうやら進路が逸れてしまったみたいですね。しかし輸送艦隊を倒す事も大切な事です』
大淀が言うとおり輸送艦と言う事は敵の物資を運んでいると言う事、物資を運ばれるのを事を防がねば!
山城「そうね、外れの航路だからって手は抜けない。私達の役割は敵艦を倒す事。行くわよ、皆」
天龍「へ、誰が手を抜くっつった!」
古鷹「もちろん、やるからには全力です!」
城島『隊列は単縦陣で、頼むで!』
山城「了解!」
主砲を構え距離を詰めるDASH艦隊、相手もこちらに気付く
ル級「!? カンムスメカ。ワキュウヲサゲロ、ゲイゲキタイセイダ!」
山城「行くわよ、主砲狙って…撃てぇ!!」ドォォン!!
二級「ニギャアアア!!」ドガァァァァン!! 撃沈!
ル級「クッ…クラエェ!」ドォォン!!
最上「うわぁぁ!!」ドガァァァン!! 大破!
最上にル級の主砲が直撃! 大丈夫か―――
最上「くぅ…これじゃあ戦闘続行は難しいよ…!」ボロボロ…
高雄「主砲、撃てぇ!!」ドォォン!!
ト級E「!」ヒュン!!
ト級E「グオオオオ!!」ドォォン!!
古鷹「予想の範囲内です! 反撃します!」小破! ドォォン!!
ワ級1「アガアアアア!!」大破!
最上「く、敵艦発見、撃てー!」ドン
ル級「タイハシタカンノシュホウナゾマメデッポウダ!」カン!
大破などの損害を受けた艦娘の攻撃力は当然下がってしまう。他命中精度も悪くなってしまうので必然的に不利な状況となる
川内「砲雷撃戦、開始よ!」ドォォン!!
ワ級1「アガアアア…」ドガァァン!! 撃沈!
天龍「怖くて声も出ねぇか? オラオラァ!!」
ワ級2「アガァ!?」ドガァン!! 小破!
砲撃戦1巡目でル級、ト級elite無傷、ワ級が小破の3隻、倒しきれるか?―――
こうして2巡目の砲撃戦へ突入する
山城「弾薬装填完了、撃てぇ!」ドォォン!!
タ級「!? グアアアア!!」ドガァァン!! 撃沈!
山城「今まで一発で沈まなかった戦艦が…改造した実感が湧くわね」
高雄「続きます、主砲狙って、撃て!!」ドォォン!!
ワ級2「アガガガガ…!」ドォォン!! 大破!
ト級「ギュルアアアア!!」ドォォン!!
天龍「!? うわぁ!?」ドガァァン!! 中破!
川内「天龍! 大丈夫?」
天龍「フフフ…この俺をここまで剥ぐとはな、褒めてやるぜ…!」
完全に強がっているようにしか見えない天龍―――
最上「撃てぇ!」ドォン
ワ級2「アガ!!」ガキィン!!
古鷹「いけぇ!!」ドォォン!!
ト級E「ギュアアアア!?」ドガァァン!! 大破!
天龍「くそ、少しでもダメージ与えてやる!!」ドォン
ワ級2「ガア!?」ガキィン!!
今更だがワ級の耐久力は戦艦や重巡並みに高く中々倒せない
川内「トドメよ!!」ドガァァン!!
ワ級2「アガアアアア!!」ドガァァン!! 撃沈!
砲撃戦2巡目が終わり残りト級eliteが大破、雷撃戦が残っているが相手は魚雷が撃てず、大破状態
既に勝負は決まっているようなものだった
古鷹「魚雷装填、そう…撃てぇ!」パシュンパシュン!!
ト級E「…!? ギャアアアア!!」ドガァァン!! 撃沈!
最後にト級eliteを撃沈させ、輸送部隊を壊滅させることに成功した―――
山城「ふぅ…こちら山城。輸送艦隊の壊滅に成功したわ」
松岡『お疲れー、被害は最上さん大破、天龍さん中破、古鷹さんが小破か…』
山城「そうね。古鷹は大丈夫そうだけど他2人は曳航しないと」
松岡『じゃあ高雄さんが最上さんを、川内さんが天龍さんを曳航してあげて』
城島『帰りも気を付けてね。帰るまでが出撃や』
山城「了解、全員来た航路引き返すわ。帰還するわよ」
高雄「さ、最上さん、肩に掴まって下さい」
最上「す、すいません…」
川内「天龍もホラ」
天龍「いや、別に大丈夫だっつの、っとっとっと…」フラッ…
川内「フラフラじゃんか、ほら掴まって」
天龍「ッチ、クッソ…」
歯軋りしながら悔しそうに肩を掴まり海域を後にする天龍
この後、鎮守府で一悶着が…!―――
・
・
・
山城「艦隊帰投しました…」
城島「お疲れ、ほらバスタオル羽織って羽織って」パサッ パサッ
今回、遠征部隊の出迎えやその他の仕事のついでで全員が迎えに来ていた
最上「いつもすいません」
天龍「…」
松岡「海の上では君達しか戦えないからね、こういう風なことくらいはしないと」
長瀬「じゃあまずは最上さんと天龍さんの2人で入渠して。でどちらか出次第古鷹さんが入る形で行こうか。今日の出撃は終わりだからゆっくり休んで…」
天龍「おい、待てよ。まだ海域攻略できてないだろ。もう一回出撃しないのかよ?」
ここで天龍が出撃について意見する
城島「今日はもうええで。編成に何か問題点があったかもしれんし、何より最上ちゃんも天龍ちゃんもこのまま出撃させたらアカンやろ」
天龍「ハッ! だったら俺は残してても良い、他の編成を変えてもっかい出撃だ!!」
長瀬「待って待って、天龍ちゃん落ち着いてよ。今言ったばっかりじゃん、君も損傷受けてるんだから入渠しないと…!」
徐々にヒートアップしていく言い争いに他の艦娘は手を出せずにいる。唯一、冷静にこの状況を見ているのは山城だけだ
天龍「ふっざけるな!! 俺を第一線から下げるんじゃねぇ!! 損傷何て気にするんじゃねぇ、このまま押し切ってでも行くべきだ」
松岡「どうしてそんな事言うんだよッ!! 心配してるし40%で行くより100%で行った方が良いに決まってるじゃんか! 何よりそんな無茶な出撃させたら天龍さん、君が沈むんだよ!?」
そしてとうとう言ってはいけない事を天龍は口走ってしまった
天龍「俺達は艦娘だ! 兵器だ! だから人間と同じ道徳何て通じないんだよッ! だから俺を…俺を死ぬまで戦わせろッ!!」
城島「…それ本気で言っとるんか?」
天龍「当たりめぇだ! 早く次の出撃で…」
城島「ふざけた事言うのもいい加減にせぇよ天龍!!」
天龍「!!?」
城島が怒った―――
普段の温和な城島から想像できない姿に艦娘が固まった
城島「ボクは自分の命を軽々しく見る奴が許せないんや!」
天龍「言ったじゃねぇか、俺は兵器だ! 兵器に命なんて無い!!」
城島「そんな事無い! 今こうして血が通って、立って、感情を出しとるんや、命はあるし、ボクは君たちを兵器として見た事は一度も無い」
天龍「そんなのお前の価値観だろ!」
松岡「違うよ、天龍さん。何もリーダーだけが人として見て居る訳じゃ無いから」
長瀬「少なくとも僕らとあと2人。TOKIOの5人は皆を人として見てるよ。後スタッフさんも多分人として見てるんじゃないかな?」
松岡と長瀬のフォローに天龍が言い返せないでいる
さらに―――
天龍「く、でも…!」
高雄「天龍、少なくとも私は兵器扱いされていない事は実感しているわ」
天龍「高雄!?」
高雄「ここに入った時、兵器として使われることを覚悟していた。けど実際はそうじゃ無かった。あの時私を迎えてくれた提督…松岡提督と長瀬提督は畑に案内されたときに兵器じゃない、人間と同じだって言ってくれた」
松岡「覚えてくれたんだ」
高雄「えぇ、あの言葉はとても…嬉しかったわ。人と似ている様で似ていない私達をこうして迎えてくれたことがね」
天龍「…」
落ち着きを少し取り戻した天龍が押し黙る
そして…最後に城島が、自分たちの村で指導してくれた恩師の話を始めた
城島「…昔村をやっていた頃な、ボク達を指導してくれた恩師がおるんや」
電「指導してくれた人…ですか?」
おずおずと電が聞く、城島は頷き、静かに語り始めた
城島「名前は三瓶 明雄さん。村を始めた10年以上前からずっとボク達を指導して見守ってくれていた。実は村の周辺を戦後先頭に立って開拓したのも明雄さんなんよ」
城島「開拓が終わってからしばらくして…東京から突然やって来たボク達を優しく…農業の知識と昔ながらの知恵を教えてくれた。それに一緒に笑い合って涙流して…指導者って言うよりボク達のお爺さんみたいでとても心温まる人やった」
城島「せやけど…昔から住んでいた浪江町を原発のせいで立ち去らなきゃいけなくなってすごく辛そうだったんやけどそれも乗り越えていつか戻れる日を夢見てたんや」
城島「でも…それも叶わなかったんや…」
鳳翔「え…その御方、明雄さんはどうなってしまったんですか」
重く城島の口から続きが語られた
城島「1月に体調不良で入院…明雄さんなら病気を治して何時もの様にまだまだ、って言って笑顔で戻ってくれるって皆で信じてたんや…でも」
城島「…2週間前、明雄さんはこの世を去ってしまった…病名は急性白血病やって」
大切な恩師を失ってしまった―――
そんな事があったのを知った艦娘は絶句していた
城島「明雄さんが亡くなってからしばらくはホントに実感が湧かなくてアカンかった。でも皆で話をして決心したんや。前に進まないといけないって言うのと明雄さんに教わったことを生かしていく、そして後の世代に伝えて行くかないとって」
城島「…大切な人が命を落とすのを見るのはもう嫌なんや。それにボク達は他の命を奪って生きてるって事、その明雄さんに教えて貰ったんや。だから…色んな命に支えられているんやから少しでも命を軽く見てしまったら…ダメなんやで」
DASH村で見て来た命が回る光景…
一番初めに八木橋とマサヨが村に来て出産し命を繋ぎ、そして2人は子供を残してこの世を去ってしまった。しかしその次の世代がまた子を繋いでいく
里山も木が育ち、枯葉を落とし土の栄養となりまた木の栄養となり更に成長する
その土の中にも微生物やミミズなどの生物が住み、それを食べるモグラや鼠、さらにそれを食べる蛇や狐、鷹…こうして命は巡り巡って行く
この命の循環をTOKIOと明雄さん、村に滞在していた人々を誰よりも間近で見ていた
今回、天龍の一言に怒声を上げたのは命の重さを誰よりもTOKIOのメンバーが知っていたからだ
川内「…過去こうやって命の循環を見て来たからこそ言える事なんだね」
赤城「大切な人を失うのは…とても辛い事ですよね…」
誰かを想いながら言う赤城の表情は本当につらく、悲しい顔だった―――
長瀬「だからさ、そんな事言うの止めようよ、ね?」
天龍「…分かったよ。俺も悪かった。まさか提督にそんな経験が、出来事があったなんて知らないで軽々しく言い散らしちまった」
城島「良かった…これからあまり無茶な事言っちゃダメやで。さっきも言ったけど君らが沈むのは悲しいし、何より君の妹、龍田さんが悲しむんやから」
天龍「ああ…」
龍田「もう、天龍ちゃん。もうこんな無茶な事言っちゃダメよ? やっと会えたんだから…」
天龍「悪かったよ。龍田」
松岡「良かった…これで一件落着だね」
こうしてDASH鎮守府で一悶着を乗り越え以前よりも団結力が高まった様である―――
・
・
・
~畑~
城島「よいしょっと、少しゴタゴタしたらお腹空いたからねー」
松岡「早くも一ヶ月で収穫できる物だからね」
色々あって小腹がすいてしまったので早速畑で収穫できる物で料理を作る事に
それは―――
長瀬「ほうれん草!」
白雪「青々としていますね」
初春「ふふ、妾達で育てたんじゃ。育ちが良くて当然じゃよ」
瑞鳳「こうして収穫すると感慨深いですね」
松岡「だよね」
鳳翔「おひたしにすると良いかもしれませんね」
松岡「もう一品はバターソテーでいいかな」
赤城「あぁ、いいですねぇ…」
川内「楽しみだなー」
こうして収穫したほうれん草を早速調理―――
~調理場~
今回調理場に居るのは軽空母の方々と松岡の4人
まずはほうれん草を洗い、土汚れを落としてからおひたしから作る、まるまるとほうれん草を茹でる
食感がまだ残る程度に茹で加減を見て湯を切り、包丁で切る
鳳翔「いいほうれん草ですね」トントントン…
龍田「やっぱり鳳翔上手いですねー」トン…トン…
鳳翔「いえいえ、それ程でもないですよ」
次にほうれん草のソテー。他に入れる具材はしめじ。キノコもいずれ自分たちで栽培したい所だ
ほうれん草を大きめに切り、しめじは根の部分を切って一つ一つばらす
松岡「縮んじゃうから大きめに切るよ」トントントン…
瑞鳳「そっか、火を通すとちっちゃくなっちゃうもんね」トントン…
松岡「そういう事」
そしてフライパンを熱し、そこにバターを加え二つの具材を炒める
松岡「よっと!」ジュージュー
祥鳳「お上手ですね」
瑞鳳「あ~いい香り~。バターの香りがいいよぉ~」
こうしてほうれん草がしなっとなった所で完成、皿に盛り付ける
松岡「おひたしとほうれん草のソテー完成!」
鳳翔「早速皆さんの所に運びましょうか」
・
・
・
~食堂~
城島「ほな、いただきます!」
一同「いただきまーす!」
BGM (DASH VILLAGE)URL→ http://www.nicovideo.jp/watch/sm17519502
まずはほうれん草のおひたしから―――
城島「ん! おいしいね!」
電「シャキシャキしてておいしいのです!」
三日月「ホントですね。これはイケますよ」
文月「おいし~」
次々と上がる称賛の声、お次はほうれん草のバターソテー、お味は―――
長瀬「あぁ~うめぇ!!」シャキーン
腕を高々と突き上げる長瀬
深雪「うわ、ビックリした!」
松岡「長瀬がそれやるって事は本当に旨かったって事だからね。や~嬉しいね、料理人冥利に尽きるよww」
鳳翔「ふふ、そうですね」
赤城「いやぁ本当においしいですよ!」
城島「赤城さんすごい勢いで食べてるやないかww ゆっくり食べてええんやで、ちゃんと噛まなアカンで」
そんな風景を見ながら今回、全員でご飯を食べると言う事で最上と一緒に高速修復材でドックから出た天龍は全員と同じくほうれん草料理を食べていた
龍田「ふふ、私達で育てた野菜、どう?」
天龍「ああ、うめぇぜ。俺は来たばっかりだからアレだが。良かったら種植える所からやりたいな」
龍田「あら、そう言うだなんて意外だわ」
天龍「今回城島提督とかに言われて分かった気がするんだよ。俺がどんだけ無謀な事言ったかさ。まぁ…まだ言われた事全部理解したわけじゃねぇけどこれから先探してきゃ何時か見つかるだろ」
龍田「良かったわぁ、天龍ちゃんがあんなこと言うからもうどんな手を使ってでも止めるつもりだったもの~」
天龍「…ちょっと何しようとしたかは察しがついたわ。まぁともかく改めて頑張ってくとするぜ、無茶しない程度に…な」
松岡「良かったね、リーダー」
城島「そうやな、命はあって何ぼのもんやからな」
こうして本日の営業を終了したDASH鎮守府
しかしまだバジー島沖海域の攻略は終わっていない、はたして攻略なるのか―――
投下終了、お疲れ様でした。今日はこのままコメントレスに入ります
乙アリです!
―――――
>>460
ありがとうございます、書き手からしていただくと嬉しい限りです!
>>461
アームの有効活用です
>>462
ちゃんと戦ってますよ! 自然の驚異と!(マテヤ
>>463
彼らにとっては自然>>越えられない壁>>深海棲艦って感じですかねww
>>464
初春の一人称についてのご指摘ありがとうございます。今回から修正加えました
>>465
リーダーも言ってましたがいい意味で子供みたいですよね。あの時末っ子って思わせた描写は全員1番艦、つまり長女が思った事を描写しました
末っ子丸出しの長瀬をついつい世話焼きしたくなりそうじゃないですか?
バラエティ色だけでなくもう既にTOKIO色にも染まってますww
>>466
何と、本場の測量士がががが…
調べて書いた物ですからにわか知識に等しいです。試験の内容もそう言う風なのがあるんですね~…
>>467 >>468 >>474
これ見てあ! 電気工事士! って思ったんですけど他にも配管、つまり水道管整備の資格も必要なんですよね…もう少し後になるのですが早め早めに考えておきます
>>469
ここいら辺も調べながらと勝手な補完が入りますのでご了承を
>>470
時雨を見た太一と長瀬は絶対にガンキャノンだ! って言いそうですww
>>471
ありがとうございます! 最高の褒め言葉ですよウヘヘ()
>>472 >>473
これに関しては無理ですね。>>473さんが言うとおり滑空出来ないので無理なんですよね~…
>>475
妖精さんが資格講座だと…!? 面白そうですけど彼女達って逆に造船知識しかなさそう…あ、でも実際の艦には電線とかもあるのか…どうなんだろう
>>483-485
あれは反則です、すげぇ笑ってた記憶があります
>>487
徐々に皆こんな感じになって行きますよ(キチガイスマイル
>>490-492
いずれ漁もあると思いますがテロップ最後に流していると思って下さい
自前でやるにしても建設は許可が必要ですから
>>493
どこまで過去を見返しているかはご想像にお任せします
>>496-502
申し訳ございませんがこのssを書きためて居る事には既にお亡くなりになっていました…なので出演させるにさせられず、無理でした…
明雄さんファンの方、お許しください
>>503-506
あの人ほど農業や昔ながらの方法に詳しい人は居ないと思います。本当にすごい人だったと思います
>>508 >>509
茂子ではございません
特に指定と言う指定はしていませんが実質旗艦を毎回している山城だと思っていただいて結構です、てか僕自身も山城かな、って思っているので
―――――
改めまして今回もお読みいただきありがとうございました
明雄さんはTOKIOに残せることは残していきましたがやっぱりTOKIOとのツーショットが最高だと思います、自分の中では本当に尊敬できる人でした
さて、今回改めて内容を振り返ると酷い中二くさいような言い争いでしたので…もう少しまともな討論できるようにしたいですね
もう眠いので今日は寝ます、お読みいただき、そしてコメントありがとうございました!
おやすみなさいです!
乙です。
しかしこの時間のほうれん草料理はヤバイねww
飯テロ的な意味で。
乙です。
明雄さんの話で軽く涙腺崩壊しました。
乙
いい話だった… 掛け値なしに
乙です
リーダーは自称隠居した爺ちゃんor婆ちゃんで、特に最近はオカンの印象が強いけど
古き良き時代の男気をガッツリ持ってる熱い人だからな
実はメンバー内での認識はお母さん派(山口松岡)とお父さん派(国分長瀬)で2:2だし
必要なときにはしっかり叱る(怒る、ではなく)姿がとても説得力あった
そしてここで明雄さんの話は反則だろ…泣きそうになったじゃないか…
乙
今更突っ込むのもあれだけど、2-2はバ「シー」島・・・
テレビの企画で大学予備校に呼ばれた際に態度の悪い学生に「テレビとか関係あれへん、お前は男としてムカつくわ!!!」って怒鳴りつけたエピソードすき
こうなるとDASH鎮守府全体図みたいなのが欲しくなる・・・
作中の時間が2014年ってことは、このあとリーダー24時間走るのか
艦娘たちにも大丈夫なのか心配されたり、鎮守府でトレーニングしてみたり、
当日は艦娘みんなでテレビ見ながら応援してたりするんだろうか
何人かは路肩で応援まで行ってそう。
或はゴール前で待機とか。
そういやこれテレビ番組という体なんだよな
艦娘も言ってみればその存在が日本全国に思いっきり知れ渡ってるのか
五月蝿い市民団体とかが噛み付いてくるかもしれんからなぁ
艦娘は戦うだけの存在じゃないんですよーって宣伝の意味もあるんかね
まあその辺の政治的事情はTOKIO達までは伝わらず島田Pや大本営の管轄かもしれん
余計な心配させずに鎮守府運営の企画に集中してもらいたいからな
ほっぽちゃんが出たらどんな扱いなんだろ
公式4コマでも玩具あげて終わりだったし
ほっぽ「ダレモコナイ…」
時期的に24時間テレビと被っちゃってるからな
なぜか誰も来なくて退屈になってテレビつけたら相手の提督達がなぜか24時間マラソンやってたという事態に
今DASHって現行の企画6つくらいあるよな
スケジュールの都合でどうしても鎮守府に来れないこともあるだろうし
提督たちがいない間の鎮守府、というのもコーナーとしてウケるかも?
鎮守府定点カメラとか
>>542
・DASH島
・DASH海岸
・0円食堂
・ご当地PR
・出張DASH村
・ラーメン作り
主な企画はこの6つだな。
そういやこの間の放送でケチケチ茂子のコーナーが2年前にひっそりと終了したってやってたな。
だん吉今どうなってんのかね
来週は台風の補修工事だったな。
ここの艦娘は台風通過してると何してるんだろ。
空母の名前の法則って男心を擽られそう(龍とか鳳とか)
そうなったら天龍姉妹の名前もかっけーってなりそうだ
>>554
そりゃあやっぱ、深海棲艦そっちのけで大自然との戦いだろ
それと、毎回何とか辛勝しているがレベリングとかしてるのか、ここの鎮守府
皆の練度(レベル)とか見てみたい
今更こんなこと書くのもアレだけど、祥鳳のデフォの半裸姿には誰もツッコまなかったんだな。
TOKIOがどんな反応するのかちょっと楽しみだったんだがね。
ぼのぼのちゃんそろそろ来るっぽい?
黒部の鉄道マンズ登場してた…
何でもありジャマイカ
ラーメンが楽しみだ(ジュルリ
福島の最高小麦で作るら0面が楽しみだった しかし夏の台風の被害かなりのものだったんだな…
自分でやったわけじゃないけど、手作業を見てきた分農業機械の凄さがわかるな。
クボタとかヤンマーとかって凄い便利なもん造ってたんだなぁ
今日のはAKIOさんの回想多くて涙腺に大打撃だわ
あの人の教えがきちんとTOKIOの中で生きてるのがもうね
艦娘たちはこういうTOKIOを見たらどう思うんだろうか?
https://www.youtube.com/watch?v=X_cUrndhQjk
>>572
LOVE YOU ONLYがデビュー曲だっけ
金剛なんかに聞かせたらどんな反応するやら
レコード会社も2回移籍してるから昔のアルバム聴くと雰囲気違って楽しいよ
鳳翔さんはTOKIOのCD集めがマイブームらしいけど、どの時期の曲が好みなんだろう……
こんばんわ、風来坊です
すいません、本来土日投下する予定でしたが別な事をやってたせいで投下遅れてしまいました
今回は少し内容が薄いですが楽しんでいただけたら幸いです
それでは投下開始します
DASH鎮守府―――
本日は一足先に長瀬がDASH鎮守府へ来ていた、他にも達也と太一が来る予定だが他の仕事の為、遅れてやってくる
そんな長瀬、防波堤をぶらぶらと歩いていた
長瀬「やー、今日も良い天気だね」
歩いていると防波堤の先には艦娘が
球磨と漣のようだ、どうやら釣りをしているみたいである
長瀬「やぁ」
球磨「おー、長瀬提督かクマー」
漣「やっほー、ご主人様」
長瀬「釣果はどう? 釣れてる?」
球磨「いやー、まだ連れて無いクマー」
長瀬「そっかぁ」
見てみるとまだバケツに魚は入っていない
漣「偶に釣りしてるんだけどさ、贅沢言う訳じゃ無いけどおっきい魚釣って見たいんだよね」
確かに港で釣れる魚はメバルを始め、アイナメ、イワシ、アジ等の小さめの魚ばかりだ
浜辺だとチチブやヒラメ、カレイなど、一部大きな魚も釣れるが沖合に比べるとまだ少ない方だ
長瀬「うーん、沖合に行けば…だけど漁船が無いんだよね」
今現在、艦娘の艤装以外で沖合に出る方法は達也の台船のみ
長瀬も船舶免許を持っているが長瀬の持っている免許は2級、これでは台船を操縦できない
せめて漁船があればあの時みたいに―――
そうあれは2001年冬が始まり―――
長瀬が廃船を蘇らせてカツオやカンパチ、そしてマグロを狙いに釣りをしていた
蘇らせた船の名前は『つれたか丸』、かつての長瀬の相棒だった船だ
この企画は最後、長瀬がカジキマグロを釣り上げる形で終了。つれたか丸も役目を終え、再び眠りについた
長瀬「…懐かしいなぁ…色々と昔の企画思い出しちゃったよ」
球磨「どんな企画クマ?」
長瀬「マグロを釣り上げるって事で色々と漁船で釣りをしていた企画だよ。カツオやカンパチなんかも釣っていたなぁ」
漣「へぇ、すごいですねぇ。いいなぁ、私達もそんな大物釣り上げてみたいです」
長瀬「ハッハッハ、いいねぇ。でも漁船が無いから…」
しかし無い物は作ってきたのがこの男達、そうもう一度…あの時の様に―――
長瀬「決めた! そろそろ皆も来るし相談してみる!」
漣「へ? 何を決めたんですか? ちょっと! ご主人様~~~!!」
駆けだした長瀬、今日はどうやら騒がしくなりそうである―――
・
・
・
~執務室~
達也と太一が合流し、長瀬が早速提案をする
長瀬「…っていうのだけどどうかな?」
山口「いいんじゃないの? 今まで港とかで魚獲ってたけどだんだん足りなくなって来たしね」
国分「そうだね、久しぶりに長瀬の漁をしてるところ見れるのか」
山口「そうと決まったら早速行動開始だな」
国分「まずはここいら辺で最近使わなくなったもしくは処分しそうな船を探そうよ」
長瀬「前に収録した時みたいにだね」
と、言う事で早速近場の漁港に問い合わせて洗いざらい調べて行く
するとある漁港で数か月前に役目を終えて廃船となった船があるとの事
達也「じゃあ行こっか」
すぐさま車を回し、漁港へ向かう
・
・
・
~神奈川県内某漁港~
DASH鎮守府から車で約30分の漁港に辿り着いた3人は早速漁港の管理人の下へ向かう
長瀬「こんにちはー」
管理人「TOKIOの皆さんですね。初めまして、こんにちは」
山口「どうもですー」
管理人さんはこの漁港で40年以上漁師を務め、お年になり引退、今ではここの管理をしているのだと言う
管理人「廃船になりかけの船が欲しいと伺ったのですが」
国分「ええ、そうです」
管理人「話を聞いた時、また漁に出るのかなって思いましたよ」
長瀬「ええ、一応ですね~。まぁ皆の食料調達の面が色濃いですけどね」
管理人「成程、今鎮守府の方もやっていますもんね。沖合のデカくて旨い魚を食べさせてやって下さい」
長瀬「ええ。勿論ですとも」
山口「まぁその前に船の修理ですけどね」
国分「実際の船はどこにあるんですか?」
管理人「こちらです」
そう言って案内されたのは港のはずれ。そこの砂地に置かれている一隻の船があった…
その船はまるで砲弾に撃ち抜かれた様にもたれ掛る場所2カ所に大穴が開けられ、更に船底にも穴があけられていた
最後にスクリューはまるで原型を留めておらず、グニャグニャに曲がっていた
長瀬「…これは…」
長瀬が呟きながら船体に触れる、これほどまでの被害を一体―――
傷口を見るからに明らかに爆破物の類にやられている、これを見て達也は直ぐに気が付いた
山口「これは…砲撃でやられた物?」
国分「砲撃? それって…」
管理人「そうです、実は2月ほど前に深海棲艦にやられた物なんです」
深海棲艦は昨年2013年冬の辺りに目撃が始まり、各国で対応が求められていた
そしてそれからしばらくして艦娘の艤装の開発に成功し、何とか対応が出来ているがそれでも被害を抑えられている訳では無かった
漁船や貿易船の襲撃など数知れず、養殖場や油田の襲撃ももちろんあり、被害を全て食い止めて居る訳では無かった
管理人「護衛に依頼した艦娘も居たのですが…この船だけやられてしまいまして…奇跡的に怪我人はおらず、深海棲艦も撃退して帰って来れました」
山口「…そう、だったんですか…」
長瀬「…」
長瀬が思いにふける、この船だってまだまだ走れるはず、いや、走りたかった筈だ
なのにこんな形で終わってしまうのはあまりにも長瀬から見て可哀想だった
長瀬「もう一回、この船を海に出してあげようよ」
国分「そうだね。まだまだ働けるはずだもん」
達也「じゃあ早速やろっか」
長瀬・国分「おう!」
ここで一度3人は鎮守府に戻り、手伝いの艦娘を何人と修理用の木材及び機材を運び出す
もう一度3人に加え工作艦明石を筆頭に川内、山城、電、高雄が再び漁港に到着した
山口「うちの艦娘達です」
明石「どうもこんにちは」
管理人「はい、こんにちは。今日は船の修繕、よろしくお願いね」
川内「任せてください、ばっちり直して見せます」
電「精一杯頑張るのです!」
そして艦娘達が問題の船の下へ―――
高雄「これは…」
山城「酷いやられようね…よく曳航して持ったって言えるわ」
改めて目にすると酷い事が分かる漁船の状態
電「管理人さん…」
管理人「いいのいいの。元々深海棲艦が出て来てから危険な漁になる事なぞ承知の上だ。生きて皆帰って来れた事に感謝しなきゃならん」
電「もし…もしまた漁に出る時には私達の鎮守府も頼って下さい! 皆さんを…少しでも危険から守る為にもやれる事をやりたいのです」
管理人「ウム…、電ちゃんだったかな。本当に良い子だ。そうだね、今度もしかしたら護衛の方を依頼するかもしれんな」
国分「その時にはばっちり引き受けさせて頂きますよ!」
管理人「ハッハッハ! 最近の若い者は本当に頼りになる。年寄りには嬉しい事だ」
山城「まぁ提督達もそこそこ年いっちゃってますけどね」
山口「それは言っちゃダメだよ、山城さん!」
話もそこそこに切り上げ…
早速作業開始―――
まずは船を陸地に上げた際に載せる台の上に船を固定させてから壊れた場所を復元していく
幸いな事に前回の収録の時との違いは放置期間の違いだ
前回は割と長い間放置された船の修繕だったのだが今回はつい数か月前まで海を走っていた船である
全体の入れ替えをせずに済みそうだ
長瀬「えっと確かまずは壊れた部分を大きく切り取るだっけ」
まず始めに穴の開いた部分の周りを大きく切り取る
そのままでは修繕が出来ない為、事前にやらなければいけない事である
川内「…」ギィコギィコ…
高雄「切れるわよー」ギィコギィコ…
山城「分かったわ、よいしょっと…」バキッ
船底の高雄が切り出した木材を山城が下で受け取る
結構な大穴だった為、何度かに切り分ける事に―――
他のメンバーも各々の場所を切り出しの作業を行う
国分「木材持って来たよ!」
山口「オッケー、じゃあ寸法通りに切ってこう」
一方の達也と太一は予め塞ぐ分の寸法を測って置いたので木材を切り出して置く事に
国分「よーし、山口くんこれお願い!」
山口「サンキュー太一、じゃあ切り出しますか」
鋸とのみを用い、穴を塞ぐための継ぎ手を作る
・
・
・
こうしてただ壊れただけだった船体が正方形状にくり抜かれ、直ぐにでも板を嵌める事が出来るような状態に
次にみのを使い板の方に予めつけて置いた継ぎ手に対応する溝を掘る
今回は腰かけ鎌継ぎと呼ばれる継ぎ手を使用、蟻継ぎより丈夫な継ぎ方だ、始めてのみのに艦娘達は―――
川内「ありゃー…全然削れないや」ガツガツ
山口「もうちょっと角度着けて強く打たないと。こうやって…こう」ガツ! ガツ!
川内「うわー、余計な所までやりそうで怖いなぁ」
山口「大丈夫大丈夫、ほらやってみて」
川内「こうかな?」ガツ! ガツ!
山口「いいね! でももう少し強くてもいいかなー」
川内「ホント? よーし、この調子で掘って行くよ!」ガツ! ガツ!
船底を担当するのは達也と川内、どうやら上手く行ってるようだ
一方甲板部分は太一と山城と電で担当
山城「こんな道具扱えるかしら…」
国分「慣れればねー、何とかなるよー」ガツ! ガツ!
山城「適当ね…まぁやってみるわ」カツカツ
電「やってみるのです」
そして…
山城「出来るようになってしまったわ…慣れって怖い」ガツ! ガツ!
電「ちょっとまだコツを掴めてないかもしれないです…」ガツガツ
国分「まぁ少しずつでいいんだよ。僕だって村で建築やって少しずつ慣らして行った訳だしさ」
こうして溝を作り
電「入れますよー」
山口「うぇーい!」
山城「打ち付けるわよ」カンカンカン
板をはめ込み、徐々に元の姿に…
そしてここで一工夫、継ぎ手の間にシュロの繊維を敷き詰める
山城「これに何の意味が?」
山口「シュロは水を含むと膨らむから継ぎ目と継ぎ目の間に埋める事によって水漏れを防ぐんだよ」
それはDASH島で学んだこと―――
島でも水路などの隙間埋めに良く使っていた、今回はこれを船体に利用する
こうして作業を進めて行き、最後に色を塗り…
山口「終わったーーー!」
こうして半日を掛けて作業を終えた船体の修理
穴だらけだった甲板部分もすっかりと元の姿に戻り、船底の穴も元通りとなった
川内「そろそろ長瀬提督達来るかな?」
川内が呟く理由、それは少し遡る
・
・
・
長瀬、明石、高雄は一度鎮守府に戻って居た
理由はスクリューの作成。原型を留めていないスクリューでは海に出したくても出せない
エンジン部分は現在取り外し、管理人さんの方でメンテナンスをしている
明石「幸い規格の方を教えて貰いましたし、妖精さん達の協力を仰ごうかと」
長瀬「成程~」
スクリューを作り直す為、妖精たちに作業を依頼する事となったのだ
鋼材をいくばか渡し、妖精に依頼する
高雄「それじゃあお願いね」
妖精「リョウカイ!」
妖精「ソレジャアハリキッテイキマショー!」
妖精's「オオオーーー!」
そんな妖精たちの手によって作られたスクリュー
歪みも無く、正確に作られた羽の部分は水を捉えて大きく推進しそうだ
・
・
・
と言う事でほどなくしてから長瀬たちが到着し、スクリューの取り付け作業に移る
長瀬「じゃあ…頼んだよ!」
そう言いながら長瀬が願いを込めながらスクリューと軸に嵌め、固定する
高雄「立派なスクリューですね」
明石「これならいい走りが期待できそうですね」
長瀬「ああ!」
こうしてスクリューを取り付け、全ての作業を終えた
後はテスト走行を行うのみ―――
管理人さんによるとエンジン部分には特に支障は無く、オイル等の交換をやって置いたとの事
それではテスト走行―――の前に
長瀬「やっぱりこれはやっておかないと行けないでしょ!」
山口「進水式かぁ」
国分「簡易的だけどやっておいた方が良いかなって事で」
進水式は船を水に入れる際に行う式典で古来ローマ時代から行われている伝統的な物だった
それはこれから船乗りを乗せる船の無事を祈る為の儀式でもある
長瀬が酒瓶を手にしているようにローマ時代ではワインを船に浴びせて清めるなどの事をしていた
これから進水する船を目の前に艦娘達も自らが船だったころを思い出しているようだ
川内「懐かしいなぁ…みんなに囲まれて海の上に入って行ったっけ」
高雄「ええ、感慨深いわね」
山城「どんな船も始まりはいつもこうやってみんなの前で水の上に入って行ったわね」
電「懐かしいのです」
明石「今では船を直している身ですが…私にもこんな時期があったのを思い出させます」
山口「やっぱりみんなも船だったんだなぁ。こういう所見ると」
そんな船を見送っているメンバーの前でクレーンで徐々に水面へ近づく
長瀬「それでは船の無事を祈ってお酒を掛けて清めたいと思います!」
最初は良くある様な酒瓶をぶつけようと思っていたのだが流石に危険なので掛けるだけとなった
蓋を開けて思いっきりお酒を船に浴びせる―――
これからの漁の無事を祈って―――
そして着水と同時に管理人さんが思わず笑みを溢しながら呟く
管理人「いやぁ…まさかこいつも人生で二度、進水式を経験するだなんて思ってなかっただろうなぁ」
山口「ホントですねぇ~…」
あれだけ損傷した船が再び水に浮かぶ様子を見て感極まっているようだ
再び命を吹き込まれた船、そういえば―――
国分「あれ、まだ名前ないよね」
そう、まだ名前を決めていない。進水式の時に名前を与えられるのが一般的なのだが…
管理人「そうですねぇ。以前は第4大栄丸と言う名前でしたが…新しい名前の方が門出を祝えますよね」
山城「もう決めてるのかしら。名前は」
長瀬「勿論! あの時のつれたか丸の意志を継いで…第2つれたか丸! 安直だけど2代目って事でね」
第2つれたか丸。あの幾多の大波を越えた頼もしき長瀬の相棒―――その意志を継ぐ船になれそうだ
明石「いいんじゃないですか? でも改って付けても良かったのでは」
国分「あのね、明石さん。それじゃあ駆逐艦とかになっちゃうからww」
明石「あらそうですかww」
つれたか丸改―――
長瀬「名前の響きは悪くないんだけどやっぱりそれだと漁船ぽくないからなぁ」
高雄「良いと思いますよ。つれたか丸…うん、素敵です」
山城「安直な気が否めないけど悪くないんじゃないかしら」
国分「おお、山城さんが珍しく褒めた」
山城「それじゃあ何か私が普段あまりほめて無いみたいじゃないの!」
国分「えー、だってねー?」
川内「もう少し素直になっちゃいなYO!」
山城「く…川内、後で覚えてなさいよ…!」
話をしている内に着水を終えた船改め第2つれたか丸
早速長瀬が乗り込みエンジンを掛ける
ドルンドルン…ボッボッボッボ!!
山口「おー!」
高雄「動きましたね!」
エンジンは快調に動き出し、黒煙を煙突から出す
長瀬が久しぶりなせいか始めは覚束ない運転だったが管理人さんの指導と昔の感覚を取り戻したお蔭で綺麗に湾内を回るまでとなった
電「わぁ~…」
国分「電ちゃん、声が出ないってまさにこの事だねぇ」
高雄「そりゃあ一度沈みかけた船がああやって復活しているんだもの。驚くのも無理が無いですよ」
山城「そうね…、あの船がまるでもう一度動きたかった願いを私達が叶えて上げたみたいね」
明石「フフフ、あながち間違いでも無いかもしれませんね」
遠目で元気よく走っている漁船とその上で笑顔で手を大きく振っている長瀬を見て自然と笑えてきたのであった―――
投下終了です
スイマセン、急ピッチで書いたので内容が何か滅茶苦茶になってしまいました…
次回はもう少し内容を濃くしたいと思います
明日早いので今日はここまで。コメントレスは次回投下までにはやってしまいたいと思います
それではコメント、お読みいただきありがとうございました
おやすみなさいです!
乙
あんま無理しなさんな、極端な話落ちない程度でも良いんだからさ
……さすがに一月近く開きそうなときや開いたときは事前連絡とか生存報告してくれたら嬉しいけど
乙っす!
廃船を自分達で直して再生させる……
艦娘達にとっては感慨深い経験だろうなあ
因みにだが、明石と電も二代目
更に言うと、高雄は四代目
史実じゃ資材不足で修理も出来ないままドックで過ごして悔しい思いをした子もいるからなぁ…
乙です
漁に出るなら彩雲開発して赤城さんに魚群探知役任せるってのアリだな
兵器の平和利用…なんだろう、心にクルものがあるね
きもちわる
廃船を再びよみがえらせる なんとも懐かしい気分になったよ乙
乙です!
そういえば同じ船でも違う使い方あるんだよね
そして震災から半年の村人再会回を見て、昭雄さんが村に戻りたい的なことを言ってたから涙腺死にかけた
その後のコーナーで復活したが
Pixiv百科事典にリンク貼られてたので来ました
DASH島の放送で、台風で舟屋が崩れなかったことを受けて
「山城は頑丈」とかいじられる山城さんを思い浮かべてしまった・・・
>>606
説明細かかったねwwwwww
追記者の愛がすごかったわ
でも確かに全て作中でやりよったからなぁ…
ところでPixiv百科事典の「DASH島鎮守府」にリンク貼られているの>>1は知っているのかな?
さすがに自分でやるとは思わないんで気になったけど
向島ドックの方々「実船関係なら任せとけー!(高圧水流ビシャー)」
招かれざる客によってここの空気が悪くなるような事態が起こる前に消してしまうべきか悩む俺
それはともかくイベント報酬の艦娘ってここではどうするんだろう
今日の放送はアジの生態調査やるみたいだから>>1にとっては第2つれたか丸で漁やる場合の参考になりそうだな
冷静に考えてなんでアイドル出てるゴールデンタイムの番組で生態調査やってるんだろうな
北登も元気に長生きでなにより
>>624
思ったけどそっちの天龍じゃねえよww
こんばんわ、風来坊です。本日は投下前に一気にコメレスしたいと思います
乙アリです!
―――――
>>522
俺も実際腹を鳴らしながら文章書いてましたww
>>524 >>524 >>526
こんな文章力が欠損しているのにそう行って貰えて良かったです。少しでも皆さんに明雄さんが残していったもの(個人解釈ですが)を感じて頂けたら幸いです
>>529
指摘ありがとうございます、や、やっちまった…。今回は多分バシーになってる筈です…多分(オイ
>>528 >>530
ピクシブの記事を見てへぇーそうだったんだ、とすごく関心しました。でもリーダーって本当に古き良き男の気概を持ってますよね
>>531
あー、ですよねぇ…直接画像ファイルを張れる方法を探しておきます
>>532 >>534
24時間テレビ編はやっておきたいと思います、鎮守府全体で休みの日になると思いますねww 提督も来ませんし何よりリーダーの雄姿が放送されますから
>>535 >>536
ある意味賛成派ばかりではないと思いますからね…小さい子を戦わせるなとか、自分たちと違う存在を受け入れられられないとかで…
そういう意味で人間らしいところ、そしてこんな前線で皆を守ってるんだって事を伝えられたらって狙いも少なからず含まれていると思います
>>537
以前から北方棲鬼についてのコメントがありますが姫級あたりだと流石に話が通用しない感はありますから流石に交流の可能性は低いですかねぇ…
逆にル級とかヲ級あたりだったら…おっとこれ以上はゲフンゲフン
>>539 >>541
ツ級「アソコノチンジュフノテイトクノヒトリガニジュウヨジカンテレビニデテルトカデゼンコクノテイトクサンガチンジュフヤスミニシテユウシヲミテルラシイゾ」
北方棲鬼「…カエッテテレビミヨウカ」
ツ級「ソウシマスカ」
ツ級と北方棲鬼は仲が良いイメージがあります。イベント時の随伴のリ級とも仲が良さそうです
>>542 >>543
艦娘の許可取って定点カメラ設置して放送するのも面白そうですね! やってみます!
>>544-548
今コーナーそんなにやってるってのを再認識しました、茂子もこの間終わったって言ってましたしねー。母親曰く「あそこの土地が無くなったんじゃないのー」的な事言ってましたが真偽はどうなんでしょうかね
>>549-552
だん吉は終わった後もしばらく使われていましたが流石に改造しようとした段階で結構な年代物だったので最近になって流石に廃車になったんじゃないかなって思います。あくまで憶測ですが…もし廃車になっていたらお疲れ様です、楽しい旅をありがとう、だん吉
>>554
川内「窓を板で塞いじゃうよ!」
電「野菜を支柱で補強するのです!」
龍田「そういえばレンガ非難させないといけないわね~、皆手伝って~」
山城「何この迅速な対応」
>>555
ある意味皆さん少年ですからねww
>>556
練度ですか…大体の目安コメレス終わった後に出しておきます
>>558-562
祥鳳さんについては普段はちゃんと着てる事にしておいてください。四六時中流石にアレだと寒そうですから
戦艦については次回安価出してみたいと思いますー、今の内に安価の神様にお祈りを捧げておいてくださいww
>>564
そうですね、そろそろ来ます
>>568
後半しか見れませんでしたが鉄道マンズの元気な姿を見られて大満足でした
>>569 >>570
次週分の話も交じってしまいますが穂が倒れて赤カビ菌が感染しちゃってしまいましたからね…でも一部だけで良かったと思います 道具もその時昔ながらの道具を使っているのを見て本当に現代って凄い機械作ったんだなって思いました
>>571
そして小麦回でリーダーと長瀬がうどんを打つ時に教わった石臼のコツを覚えていたのが感動的でした
>>572
鳳翔さん以外あまり知らない状態ですね、今の所。アイドルやってるんだよー、程度の認識です。今の所アイドルのアの字もありませんけど沖ノ島海域までで完全にアイドルのTOKIOを見せたいと思います
>>573
金剛が聞いたらLOVE YOU ONLYデース言いそうですねww LOVE YOU ONLY中心にTOKIOの極滅茶苦茶聞きそうです
続きデース
―――――
>>576
鳳翔さんは宙船あたり気に行ってそうですね…と言うか艦娘全員宙船を絶対に気に入ると思うんですよ。鳳翔さんは宙船の前後辺り…調べましたがユニバーサルJの辺りかなーと勝手に想像。と言うより自分が気に入ってる曲が何曲かそこに入ってるってのが強いのですがww
>>589
スイマセン、ありがとうございます。遅くならない様に余裕をもって書き溜めておきたいです
>>591 >>593 >>594
船の修理はいい経験になったと思います。そして進水…これはとても感慨深い思い出でしょう、どんな出で立ちの艦でも誰もが絶対に忘れない記憶だと思います
>>596
彩雲にそんな使い道が…! ソナーとかねてシナジーを上げる的な感じですかね、やってみましょう
>>597
以前にも艦爆を散布に使ってましたからねー、こういう使い方はTOKIにしか思いつかないと思いますww
>>600
ウッ…(;ω;`)
>>601
使わなくなったものを蘇らせるのはDASHの基本ですからね、ある意味で原点復帰だと思います
>>604
そうですね、そう考えると感慨深いです。漁船を見た艦娘はどんな思いで役割の違う船を見るんでしょうか
>>605-610 >>612 >>617 >>620
自分も何となく検索かけてみたらこのコメントの一週間前に気付きました
自分もピクシブでオリキャラと東方で活動していましたが中々目に付けて貰えなくて最近ROM専になりつつあったんですよねー、そう考えると嬉しいです
ピクシブに来た方にも呼んでもらえてとても光栄です! こうなるとDASH鎮守府のイラストを描いてもらうのが次の目標かなーみたいな欲望が出てきてしまいました。でも初心を忘れずに読者の皆さんに喜んでもらえるような作品を作りたいです
>>611
史実だと色々と不安定な人だったんですけどね~、ネタは違いますがDASH鎮守府の山城さんはシスコン成分が薄く、ツンデレ成分マシマシなのですごく弄られます、主に同僚からww
>>618 >>620
ヤメテ!! 本当にあのおバカ企画は見てて笑うやらあきれるやらで…でもTOKIOらしい企画で爽快感すらも感じました、ある意味神回でしたねww
>>622
放送は今回は全部ちゃんと見ました~、海岸も久々に環境整備をして餌となる生物が増えてきて順調に良くなっていっているのが分かりました
でもここまで来ると後は成り行きが多いので中々コーナーとして組み込めるほど変化が訪れないのが頻度が低い理由なんでしょうかね…と個人解釈しています
>>625
それはTOKIOだからです(キリッ
>>626
北登14歳でいよいよおじいちゃんですからね…元気に余生を過ごして貰いたいものです。happybirthday北登!!
>>627
ぐっさんの声枯れが酷かったですからねww でもそれだけライブで全力だったって事でしょう
天龍源一郎見た時軽巡の天龍を思い浮かべたのは自分だけじゃ無い筈ですww
天龍「フフ、怖いか?」(源一郎声で
川内「wwwwwwww!!」バンバンバン(机叩き
球磨「てwwwんwwwりゅwwwうwww違いwww」ゲラゲラゲラ
天龍「持ちネタ確定だなこりゃww」
龍田「普通にイケるわよ~…プフッ」
―――――
と言う事でコメントレス終了しました~。うっは~溜まり過ぎちゃいましたね
所でコメントであったDASH鎮守府に所属している艦娘の練度なんですが今の所こんな感じです↓
電改 Lv24 川内改 Lv25 暁改 Lv23 龍田改 Lv21 山城改 Lv27 初春改 Lv20 鳳翔 Lv15
高雄改 Lv25 漣 Lv20 文月 Lv17 最上改 Lv24 古鷹改 Lv23 祥鳳改 Lv25 瑞鳳改 Lv25
三日月 Lv14 赤城 Lv18 天龍 Lv 13
新規介入の天龍や遠征中心になってる睦月型の二人は低め、鳳翔さんもすっかり前線から下がってしまったため15どまりとなってます。逆に旗艦担当で毎回出撃の山城さんは古参を抜いて堂々一番となってます
あんまり具体的に決めずにここいら辺だろうな~的な感じでやっておりますのでここで一つこれを参考にして貰えたらと思います
またレベリングに関しては、提督指導、演習、遠征、そして提督がいない間の艦娘のみでの訓練と実践を兼ねた今までの海域での哨戒戦でレベルを上げていると思って下さい
それではトイレ休憩したら投下開始します
DASH鎮守府―――
今日は前々回に攻略が出来なかった海域を攻略する事となった
バシー島沖攻略に向け城島、山口が頭を捻る
城島「今日は2人だけやからな」
山口「俺達だけで頑張らないとねー」
改めてバシー島沖に出撃する為編成メンバーを見直す
城島「前回は空母の皆さんの出撃は無かったんよな」
確かに前回は空母を出撃させてなかったが…
山口「そう言えば松岡がそれについて調べて来たんだってさ」
城島「ホンマかいな」
山口「渡された資料によるとバシー島沖では2隻の正規、もしくは軽空母を入れると主力艦隊に向かう確率がグンと上がるらしいよ」
城島「え! そうだったんだ」
山口「らしいよ。現にあそこを攻略した提督さんの話だし、統計で調べている本営のデータベースを基にしているから間違いないよ」
城島「はぁ…バカにならんなぁ。こういうデータも」
山口「先人に感謝しないといけないね、こういうのって」
城島「ほな空母は祥鳳姉妹に任せるとして…旗艦は山城さん、重巡は3人でええかな」
山口「うーん、今の所重巡で賄ってるけどやっぱり戦艦が山城さんだけなのが現状だね」
城島「重巡の皆さんは夜戦では強いけど純粋な火力だと劣るんやよなぁ」
山口「これからちょっと狙って行った方が良いのかな。最近建造していないし」
城島「次来た時、建造しとくかな。じゃあぐっさん今日頼める?」
山口「いいよ。今回ちょっとアテ見たいな所あるから遠征先でちょっと採掘してくるよ」
こうして2人は会議室へ向かう―――
・
・
・
~会議室~
ホワイトボードには今日の役割分担が書かれる
城島「と言う訳で今日はバシー島沖攻略に旗艦に山城さん、随伴艦に古鷹さん、高雄さん、最上さん、祥鳳さん、瑞鳳さんの編成で行くで」
最上「うーん…やっぱりいつまでも山城さんだけって訳には行かないね。戦艦」
古鷹「今の所、この鎮守府に在籍してる戦艦、山城さんだけだから…」
天龍「あんま人の事言えねぇけどよー、やっぱ火力がその内不足してくんじゃねぇか?」
山口「そこいら辺も踏まえて今日の遠征では鋼材を確保してくるよ。次来た時に戦艦が建造できるようにね」
赤城「空母は大丈夫でしょうか?」
鳳翔「どう、でしょうか…。この先の厳しい戦いが待ってますし…そう考えるともう一人必要になって来るのでは?」
瑞鳳「むぅ…悔しいけど全くその通りなんだよねぇ」
今の所、空母の方は人が居るのだが戦艦は山城唯一人
いずれはもう一人欲しい所だ
山城(…複雑な気分だわ、もう一人戦艦が来たらって考えると確かに楽にはなる。けど…私より優秀な戦艦が来たら? 私は…)
古鷹「山城さん」
山城(私はまた…ドック、いや、鎮守府でずっと…)
古鷹「山城さん!」
山城「!? え、あ、何?」
古鷹「もー、ボーっとしてるようでしたから。いつも真面目に聞いている山城さんなのに珍しいです」
山口「山城さん大丈夫? 体調悪いの?」
城島「いつも出撃させてるからなぁ。無理せぇへんでええで。疲れたら休ませるから」
山城「いや、大丈夫よ。調子が悪い訳じゃ無いから、少し考え事してただけ」
城島「そか? ならええんや。しかし山城さん、来てからずっと出ずっぱりやからなぁ」
山口「ホント、感謝しないとダメだね。ありがとうね、山城さん」
山城「え、べ、別にお礼言われても嬉しくないし…」
と言いつつソッポを向いて耳まで赤くしている―――
川内「うお? 照れてるの、山城ちゃ~ん?」ニヤニヤ
龍田「あらあら~、耳まで真っ赤よぉ~?」ウフフ
天龍「ツンデレか? ツンデレなのか?」ニヨニヨ
球磨「クマ~、初々しいって言うのはこの事かクマ~」ニマニマ
軽巡達から煽りが入る、こういう時息ぴったりになるのが不思議だ
山城「うわぁぁぁもー! うるさいうるさいうるさい!! さっさと出撃するわよ!! 早く着いてきてらっしゃい!!」
山口「山城さん、そっち窓側…」
山城「うるっさい! 分かってるわよ!!」
落ち着け―――
山口「えっと、じゃあさっきも指示したけど遠征組は天龍さん、龍田さん、電ちゃん、暁ちゃん、初春ちゃん、漣ちゃんで行くからよろしくね。外で待ってるから準備終わったら行くよ」
天龍「おっし、了解だぜ」
龍田「張り切って行きましょ~」
電「はいなのです!」
暁「ま、私がいれば成功確定よね」
初春「押して参るぞ!」
漣「遠征ktkr! 張り切って行きましょー!」
球磨「クマー、待機組は畑の方に行って雑草取りいくクマかー。最近梅雨が近くなってきたせいか伸びるのが心なしか早くなってきたクマー」
三日月「はは…少し目を話したらすぐに雑草だらけですからね、最近は特に」
川内「あぁ~でもやっぱり遠征でもいいから出撃したいなぁ、なんとかならない大淀さん?」
近くに居た大淀に質問する川内、大淀は手元の資料を見ながら答える
大淀「艦隊を増やすには川内型3隻の着任、そして金剛型4隻の着任が条件となっています、だからまだ許可できないんですよね」
川内「そっかぁ…」
廊下を並んで歩く川内と大淀―――
川内(全く、お姉ちゃんを待たせるとは…どこほっつきあるてるのかしら。那珂、神通…)
~鎮守府正面港~
大淀「皆さん揃いましたか?」
山城「第1艦隊出撃準備良いわよ」
天龍「第2艦隊遠征班、こっちも準備万端だぜ」
城島「それじゃあ皆頑張ってね!」
山城「了解、山城、出撃するわ」
天龍「天龍、水雷戦隊、出撃するぜ!」
こうして二つの部隊が一斉に出撃する、バシー島攻略なるか?
~バシー島沖~
以前と同じ場所まで移動する第一艦隊、ボーキサイトを回収する山城
山城「さて…後は羅針盤の指す先に任せるだけだけど」
古鷹「確か空母を艦隊に2人以上居ると主力艦隊の居る方向へ行く確率があがるとか言っていたけど…」
最上「まぁ祈るしかないね…」
山城「さてと…どちらに向くかしら」カラカラカラ…
羅針盤の結果は―――
山城「東…以前は南東だったから…」
高雄「あら、結果が変わったわね」
祥鳳「主力艦隊かどうかは分かりませんが…警戒するに越したことはありませんね」
瑞鳳「艦載機は東方向に向かわせておくよ」
山城「ええ、そのまま頼むわ」
はたしてこの先には主力艦隊が居るのだろうか―――!?
・
・
・
進む事数十分後―――
祥鳳「艦載機から通信が入りました! 12時の方角、敵の主力艦隊と思われる部隊を発見!」
山城「本当だったのね、あの話は。…それで編成は?」
祥鳳「旗艦は重巡リ級…ですがあのオーラから見るにeliteかと思われます」
古鷹「elite…、この間の軽巡と同じですね」
高雄「それの重巡…敵もいよいよ戦力を強めて来てるって事ね」
山城「随伴艦は?」
祥鳳「随伴艦はもう1体リ級、そしてヘ級eliteと普通のヘ級、そして駆逐二級が2体…」
最上「それじゃあ瑞雲を一旦戻していきましょう!」
山城「ええ! …こちら山城! 敵艦隊を発見、指示をお願いします!」
城島『うん、主力艦隊を見つけたようやな、単縦陣で迎え撃ってくれ。皆頑張りぃよ!』
大淀『山城さん、お願いします』
山城「大淀、あなた何で執務室に?」
大淀『何時も複数人で居るのですが今日は城島提督一人だったので』
山城「成程、まぁいいわ。皆、陣を単縦にして迎え撃つわ!」
古鷹「了解!」
最上「弾薬装填完了! いつでも行けます!」
山城「了解、突撃よ!」
バシー島攻略に向け、いざ―――!
・
・
・
リ級E「!! カンムスメカ!」
祥鳳「艦載機の皆さん、お願いします!」パシュンパシュン
瑞鳳「お姉ちゃんの艦載機に続いて!」パシュンパシュン
最上「微力ながら僕も加わるよ!」ヴーーーン…
開幕航空戦開始―――
リ級「タイクウヨウイーーー!!」
ドガァン!! ドガァン!!
ヘ級「グアア!!」ドガァン!! 中破!
二級1「ギュアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!
早速二級1体を沈める、開幕爆撃は成功の様だ
山城「砲戦開始よ! 主砲構えて、撃てぇ!」ドォォォン!!
ヘ級E「ギャアアアア!!?」ドガァァァン!! 撃沈!
リ級E「クソッ、クラエ!」ドォォォン!!
最上「当たらないよッ!」ヒュン!
古鷹「主砲、狙って…撃てッ!」ドォォォン!!
二級2「ニ!!」ヒュン!
高雄「砲戦開始よ!」ドォォォン!!
ヘ級「ウガァァァ!!」ドガァァァン!! 撃沈!
リ級「ウオオオオ!!」ドォォォン!!
古鷹「ッ!!」ドォン!! 小破!
瑞鳳「大丈夫!?」
古鷹「だ、大丈夫。小破どまりだから大したことないよ」
祥鳳「なら良かったです」
高雄「! 敵駆逐艦から攻撃が来るわ!」
二級2「ギュア!!」ドォォォン!!
瑞鳳「おっと! 危ないわね、これでも喰らってなさいよ!」パシュン!!
二級2「!? ニギャアア!!」ドォォォン!! 撃沈!
祥鳳「やるわね、瑞鳳。私も続くわ! 第2次攻撃、お願いします!」パシュン!!
リ級「グアア!?」ドォン!! 小破!
こうして1巡目が終了、状況はこちらが古鷹の小破のみ
あいてはリ級eliteが無傷、リ級は小破、それ以外は撃沈となった、そして2巡目が始まる
山城「勝ちは見えてるけど徹底的に叩くわ!」ドォォン!!
リ級E「ギャアアア!!」ドガァァン!! 大破!
古鷹「さっきのお返し!」ドォォォン!!
リ級「チクショー!!」ドォォォン!! 撃沈!
高雄「これで…お終いよ!」ドォォォン!!
リ級E「ココマデカ…! グアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!
こうしてバシー島沖の主力艦隊を壊滅させ、見事制海権を奪還した
今回での戦闘の被害は古鷹1人、しかも小破という上々の結果を残した
山城「城島提督、聞こえるかしら?」
城島『おー、聞こえてたで。お疲れ様』
山城「作戦完了したので、今から艦隊帰還します」
城島『了解や、じゃあ気を付けて帰ってきてな』
山城「了解、じゃあ鎮守府に帰るわよ。皆着いてきて」
古鷹「あー、疲れたぁ」
最上「帰るまでが出撃ですよ、古鷹さん」
古鷹「分かってますよ…うん?」
帰還している艦隊が遠目にとらえたのは艦娘―――
祥鳳「艦娘ですね」
高雄「呼んでみましょうか。そこの艦娘さーん!」
高雄が声を上げて呼ぶ
それに気づいてこちらに向かって来た
曙「何か用かしら?」
こちらに来た艦は綾波型駆逐艦8番艦の曙だった
祥鳳「綾波型8番艦、曙ね」
曙「ええ、そうよ」
高雄「早速要件を言うけど、うちの鎮守府に来ないかしら」
最上「まだまだ発展途上だから人手が足りなんだ。来てくれたら嬉しいんだけど」
曙「…ふん、仕方ないわね」
瑞鳳「着いてきてくれるの?」
曙「言ってあげるわ。仕方ないけど、私今宿無しだし。海の上彷徨ってるくらいなら碌で無い鎮守府で多少我慢した方がましだわ」
古鷹「は、ははは…随分な物言いだなぁ」
山城「さて、勧誘も終わったし…曙、私が旗艦の山城よ。とりあえず艦隊の最後尾についてきて。案内するわ」
曙「あんたが旗艦ね…分かったわ」
こうして新たに艦隊に仲間が一人増えたのだが…
この曙がしばしTOKIOの課題となるのは後々の話―――
・
・
・
時は少し遡り遠征班の話
天龍「しかし提督直々に遠征に着いてくるとはなぁ」
山口「ハハハ、俺達に手伝える事を手伝っているだけだよ」
電「台船が凄い迫力なのです」
暁「エンジン音がまた凄いからね…」
龍田「それでアテって言うのは何処かしら~」
山口「そろそろ見えて来る筈…あ、あそこ!」
そう言うと前方に島が見えてきた
初春「あれは…島?」
山口「前に寄ってみた時にに港があってさ。そこに鉄とか運んでいた形跡があったんだよ」
天龍「そこから鉄を失敬すると?」
山口「いや、鉄はあんまり残ってないと思う。でも深海棲艦に襲撃されたような跡があったから未採掘の物だったらあるんじゃないかなって」
漣「まさか…まさか掘るって言うのですか!?」
山口「勿論! 戦艦を作らなきゃいけないから大量の鉄が必要だからさ」
こうして港に停泊し、陸にあがる
そして港の奥に採掘所に入る穴があった
山口「よーし掘るぞー!!」
そう言った達也は台船に戻り、つるはしやドリルを持ってくる
ちなみに電源は鎮守府の工廠にあったバッテリーを借りて来たので抜かりはない
山口「ドリル何て化石発掘の時以来だなー」
天龍「そんな企画までやってたのかよ…提督ってマジで何でもやってんだな」
山口「何でもやって来た訳じゃ無いよ、やって来た事だけやってたんだよ」
天龍「いや、意味分かんないし」
体格的に心配だった駆逐艦の4人だったが普段から重い艤装を背負っているせいか大して苦になって居ないようだった
暁「じゃ頑張りますか。電」
電「はいです、お姉ちゃん!」
初春「採掘した鉄の運搬は妾に任せよ、アームの使い所じゃ」
漣「うー、頑張りまっしょい!」
龍田「皆やる気十分みたいよ~」
龍田もつるはしを持って準備万端―――
山口「それじゃあ始めるよー!」ウィィィン!!
一同「おぉーーー!」
作業開始―――
2時間後―――
山口「ふぅ…疲れたね…」
天龍「ヒィヒィ…いくら艦娘っつってもこれは疲れるぜ…」
龍田「私も疲れたわ~」
山口「全く疲れてる様に見えないよ龍田さんww」
龍田「あら~。こう見えて結構疲れてるわよー」ウフフ
天龍「あー、まぁ龍田は割とポーカーフェイスだからなぁ」
こうして気合で掘り出したり襲撃時にトロッコに乗せたまま逃げて残った鉄鉱石など諸々資材にして2000近くを獲得した
台船では駆逐艦の子達がドラム缶を背にすやすや寝ている、疲れ切ったのだろう本当にお疲れ様―――
龍田「すっかり寝てるわね~」
山口「起こすのも無粋だし、このまま台船に乗せて行くよ」
天龍「じゃあ俺等が左右で警戒してるわ、もしもん時はこいつら起こしてくれ」
山口「分かった、じゃあ行こうか」
こうして次の建造に向けての準備が終わり、遠征班も帰路につくのであった―――
~鎮守府正面港~
大淀「ああ、二つの艦隊、同時に帰ってきましたね」
城島「おかえりー皆!」
山城「ただいま帰還したわ」
山口「ただいまリーダー」
天龍「遠征終わったぜ。鋼材は確かに確保してきた」
城島「ホンマお疲れ様やで。…あれこの子は?」
城島、ここで曙に気付く。不機嫌そうな彼女を前に出す高雄
高雄「ほら、自己紹介して」
曙「…特型駆逐艦、曙よ」
城島「曙ちゃんね、ボクはここの鎮守府の提督、城島 茂や。よろしくな」
山口「同じく提督の山口 達也。よろしくね、曙ちゃん」
そう言って手を差し出し、握手をしようとする
が―――
パチン!!
山口「うえ!?」
曙「触んな! このクソ提督!!」
城島・山口「!!?」
曙から放たれる辛辣な言葉、思わず固まってしまう2人に慌てて彼女達がフォローに回る
古鷹「ちょ、ちょっと! いきなり提督さん達に何してるの!」
曙「何よ、文句あんのかしら?」
最上「目上の人の言葉づかいじゃないですって」
曙「ふん、クソ提督にクソ提督言って何がいけないのか分からないわ。それに何? 提督が2人とか意味分からないんだけど」
散々な事を言い散らす曙―――
山口「あって初めてだよね…? 何でこんな事言われるんだろ…」
山城「いい加減になさい、一応これでも提督なんだから」
山口「山城さん、何気にトドメさすようなこと言わないで下さいよww」
と、そこへ―――
漣「!? 曙! 曙じゃない!」
曙「! さ、漣。ここの鎮守府に居たのね。久しぶりだわ、元気にしてた?」
漣「まぁ提督さん達のお蔭様でねー」
元々、漣と曙は第7駆逐隊と言う駆逐隊に所属していた艦だったので面識がある。他にも同系艦の朧、潮もこの艦隊に所属している
曙「大丈夫? あのクソ提督達にセクハラにあってないかしら」
漣「大丈夫だよー、むしろセクハラとは縁遠い人達だし~」
城島「…曙ちゃん、女の子がそんな言葉づかいしたらあかんでー、せっかくかわいいっちゅうにそれじゃあ台無しやで?」
曙「うっさいわね…どうせ私の事、いずれ見捨てるつもりなんんでしょ」
城島「ちょ、ちょ何を言って…」
曙「先に工廠に行ってメンテナンス受けて来るわ…。着いてきたらセクハラよ、来ないでね」
そう言って曙は工廠のある方へと歩いて行ってしまった…慌てて電と古鷹が案内をするべく後について行った
城島「…なんちゅー子や…」
漣「ごめんなさい、曙ちゃん。本当はいい子なんですけど、昔の出来事で捻くれてしまって…」
山口「うーん、そっかぁ…どうリーダーから見て?」
城島「うん、ボクも曙ちゃんが根っからあんな性格やないってのは分かるで。漣ちゃんの言ったように過去に大きなショック受けた感じが見受けれるからね」
山口「それについてくわ…」グー…
城島「…腹減ったな」
山口「wwwごめんwww」
城島「ええんやええんや。ボクもお腹空いてたからね」
天龍「そーいやー俺も腹減っちまったぜ」
暁「晩御飯は何かしら?」
大淀「先程食堂で鳳翔さんがほうれん草カレーを作っていました。ほうれん草には疲労回復の効果がありますからたくさん食べて疲れを吹き飛ばしましょう!」
初春「おぉ、それはいいのぉ!」
漣「じゃあ私は工廠に立ち寄って曙ちゃん呼んできます。あいつの事はまた今度で」
城島「そうやな。皆いる時に話せばええやろ。それまでは少しでも心の距離を縮めて行くで」
高雄「それじゃあ行きましょうか」
すっかり暗くなってしまったDASH鎮守府の港、もうすぐ夕餉の時間―――
・
・
・
~食堂~
食堂は今日も賑わっていた。今日は鳳翔特製ほうれん草カレーだ
メンテナンスを終えて曙と迎えに行った漣も戻ってきた
城島「おぉー、おいしそうやな!」
鳳翔「以前こういうカレーを食べた事があると伺ったもので作って見ました。如何ですか?」
山口「あの時のカレーかぁ」
そう以前に村でとれたほうれん草でカレーを作ったことがあった
あの時も何杯もおかわりした思い出が今でも残っている
文月「早く食べようよ~」
赤城「待ちきれません」
文月、赤城を始め、いただきますを催促する、これを見た城島は皆の前に出て―――
城島「それじゃ、いただきます!」
一同「いただきまーす!」
こうして夕餉の時が始まった
早速スプーンで一口、お味は―――
城島「ん~~~! おいしい!」
山口「いやぁ、やっぱりおいしいね~。カレーって本当に何入れてもおいしいんだよね」
城島「しかも鳳翔さんの作ったカレーやしね」
鳳翔「ふふふ、私はまだまだですよ。松岡提督やそれこそ城島提督も料理お上手じゃないですか」
城島「ボクもまだまだですよ~」
山口「俺も料理できた方良いのかなぁ~」
各々のテーブルで賑わって食べる夕餉の時間はどこか心が温まる
そして例の曙と漣は少し離れた所で食べていた
漣「どう? おいしい?」
曙「まぁ普通においしいんじゃないかしら。でもカレーにほうれん草って…何で入れたのかしら。体に良いのは分かるけど」
漣「実はこのほうれん草、私達で育てたんだよ」
曙「はぁ? 本気で言ってんの?」
漣「マジマジ。明日明るくなってから寮の廊下から裏庭見てみてよ。畑があるからさ、そこで育ててるんだよ」
曙「何で鎮守府で畑持ってるのよ…訳分からないわ」
漣「んー…少し真面目な話になるけど、高雄さんから聞いた話だと戦う事以外にもこういう風な作る喜びや苦労を知ってもらいたいってさ」
曙「何それ」
漣「私達はただのバトルマシーンじゃない、人間と同じだって提督達が言ってたんだってさ。私はそう言う提督の下で仕事が出来て嬉しいよ」
曙「…どうだか…どうせ私達の事を見捨てるに決まってるわ」
曙(…あの時の様に…)
漣「まぁでも一緒に仕事してた仲間が来たし! 一緒に頑張って行こうよ、ぼのちゃん!」
曙「ぼのちゃん言うな! …まぁあんたが居る事だし、少しは頑張るかしら。クソ提督には何も期待しないけどね」
曙はこの時知らなかった。まさかあんな奇想天外な人達によって自分の心が開く事になろうとは―――
漣「あ、ちなみに今仕事の関係でいないけど、あと3人ここの鎮守府に提督さんいるから」
曙「!?」
・
・
・
鳳翔「…で、どうなのですか? あの子」
城島「曙ちゃん? …実際酷い目に遭ったのは事実なんやろ? 具体的な事は分からんけど」
鳳翔「ま、まぁそうですけど」
城島「絶対に曙ちゃんにはここの皆と馴染んで欲しいから。もし悲しい事あったらボク達で少しでも和らげてあげたいんや」
山口「まぁ口で言うと楽ですけど。大変なんですよね、実際は」
城島「でもやるしかあらへんやろ?」
山口「そうだね。他のメンバーにはあった時に話しておくよ。…頑張ろうよ、しげちゃん」
城島「そうやな、誰にも悲しい思いはさせたくないからな」
鳳翔「ふふ、素敵です。…私にも手伝えることがあったら言って下さいね」
城島「勿論です!」
山口「頼りにしてます!」
鳳翔「あら、思った以上に頼りにされてるようです」クスクス
こうしてDASH鎮守府に新たな仲間、曙が加わった。彼女の心の手助けとなるべく、TOKIO5人が力を合わせる―――!
投下終了ー、あるぇー本当だったら1時前に終わってる筈だったのに…まぁいいや
今回、曙が加入しました。彼女の心を開くまでには数話使いますが皆さんが思っているほど長くは引っ張るつもりはないです
なお、採掘に関しては突っ込みいれないで下さい。廃坑だからって言って無許可で行くわけには行かないので元の会社や管理している所から許可取って置いたって事にしておいてください
後、最後になりますが今日のDASHの感想ですけど今日も面白かったですね。ひさびさの海岸では海岸整備してアジのフライを豪快に食べてました。アレは食べたいww
そしてネギについても煮て良し焼いてよしの本当に食べてみたくなるねぎでした。あ~^ネギ料理食べたいんじゃ~
と言う事でここまでお読みいただきありがとうございました、コメントの方も本当に感謝感激です!
おやすみなさいです!
乙でした!
曙編楽しみすぎてワクワクが止まらない
乙!
リーダー、17日で44歳の誕生日おめでとう!
艦娘たちからもお祝いの言葉とかあるんだろうなぁ・・・
乙!
今日のネギ見てて延々とミクさんが頭の中でネギ振ってました
赤城さんと山城さんにもネギあげないとなー(中の人繋がり)
乙です
曙が心を開く過程どんな感じになるのか楽しみだな
>>644
「ギターからドリルまで」という名言が生まれたな
>>630
白雪「あのっ」
深雪「おーい」
球磨「クマー……」
乙です
昨日のネギの話で突然東郷平八郎元帥のことが出てきて吹いたww
乙です
申し訳ないけど、山口さんの呼び方が一部「リーダー」になってるけど…わざとってことかな?(汗
那珂ちゃんはTOKIOがテレビ局とかスタジオで拾ってきそうだ
乙
これから「曙よ、これがDASH鎮守府だ」状態に放り込む訳ですねわかります
アイドルとしての5人を語れるのは現時点で鳳翔さんだけなのかー
TOKIO楽曲をちょっとテンション上げながら喜々として解説する鳳翔さん……
あれなんだこの女将可愛いぞオイ!
それとほっぽは姫級よ
リーダーや太一あたりに結構懐きそうなんだがなぁ、公式4コマでも純粋なお子様だったし
まあ人の数だけキャラ付けはあるからとやかくは言わんが
ちなみに個人的に鬼・姫で聞く耳持ちそうなの:港湾、北方、駆逐
聞く耳持たなそうなの:装甲空母、南方三姉妹、戦艦、離島、空母
ボーダー:泊地、飛行場、中間
>>660
十分あり得そうな展開で困るwww
えっ!?キミ艦娘だったん!?
的な展開か……誰か気付けよって話ではあるけど
ぼのぼのちゃんキタコレ!
かんむすめじゃなくてかんむすなんやで
どうせTOKIO&DASHスタッフの事だ。ぼのぼのちゃんの件だってシリアスなのは5分程度で済ませて後はいつも通りの作業の様子を放送するにきまってるだろうさ(暴論&褒め言葉)
鳳翔さんは史実の食糧やら医薬品の空輸任務でadvance辺りも気に入ってそうだな。というか、ここ数年のTOKIOの曲(特に2003以降の紅白歌合戦使用曲)は応援歌的なのが多いから、史実を越えようとする艦娘にとっては勇気づけられそうな気がする。
TOKIOの歌で艦これっていうと宙船になるんだろうか?
個人的には花唄とかそれっぽいなあと思うけど
さらっと鉄を掘っていくスタイル
乙です
改めて読むと、曙ちゃんの様子って本当に痛々しいなあ…
ファーストコンタクトがオカンな城島とリアル二児の父な山口の二人でよかった
なあに、長瀬の反抗期に比べたらこのくらい可愛いものですよ、たぶん
TOKIOのアイドル面を推すなら、ぜひCDだけじゃなくPVも見てみてほしい
特に松岡監督のやつを見た艦娘たちの感想が知りたいww
長瀬の反抗期ってそんなすごかったの?
そういや山城改ニ実装らしいな
こいつら設計図自分で書きそうやな・・・
設計図(自作)
紅白の花は咲くの合唱にしれっと混ざってるDASH鎮守府の艦娘
そういやこのSS、建造とドロップでは同じ艦娘が出ないようにしてるけど
そもそも同じ艦娘が2人以上存在しない世界なのか
単にDASH鎮守府に複数来ないだけで、実は日本中に何人もいたりするのか
その辺曖昧だよな・・・
そこらへんは書き手の脳内設定の数だけあるんだから細かく言及しなくてもよくね?必要なら>>1が書くでしょ>同艦娘
TOKIOシスターズとしてユニット組んで紅白ゲスト出演はワンチャンありそうだな
大本営も艦娘達のイメージアップの見込み有りとしてDASH鎮守府にゴーサイン出したんだろうし
1スレ目>>497で他の提督との演習で出ても着任のチャンスあるって言ってるから
同時に存在できるだろう
不知火軍団だって貯め込めるさ
不知火壱型丙「不知火と聞いて」
不知火弐型「やって来ました」
不知火弐型フェイズ3「コンゴトモ ヨロシク」
やっと追いついた
ふと思ったんだけど SS部分=DASH番組内で放映されてる部分 だと思うけど
既にある程度は事情を知っている本部から派遣されてる以外の艦娘は
いきなりカメラ背負ったスタッフがいてびっくりしないものなのかな?
それともあまり気にしないほうが吉?
SS以外ある程度飛ばし飛ばしで見てたから、既に追求があったらごめんなさい
ひとまずざっと見てみたが・・・
こんな企画リアルであってもいいと思ったのは俺だけか?
戦うことを賛美する内容じゃないし、リアルであったら俺は絶対に見る
ただそれでも「一部の阿呆な」平和主義者は大騒ぎするんだろうな…
武器兵器が出てきて戦うシーンだけ抜き出して「戦争を賛美する残酷な内容だ!」とか
>>706
内気な艦娘がカメラに緊張したり逃げたりして、逆に必要以上にカメラに映ろうとする那珂ちゃんとか考えて
けど、考えてみたら別にこのSSでする内容でもなかったね
こんばんわ~、風来坊です。今日は投下じゃなくて安価とコメレスに来ました
明日投下するのでそれに向けて安価したいと思います
それじゃあコメレスから参りたいと思ます。また、コメレスしてすぐ安価入りたいと思いますのでよろしくお願いします!
―――――
>>664
ドリルの話出てましたね。あの化石調査懐かしいなぁ、小さい頃良く分からないまま見てた記憶がww
>>649-650
ありがとうございます、このままTOKIO5人を中心に突っ走って行きます
>>651
リーダー誕生日次の日言ってましたからね~、遅れましたがおめでとうございます!
>>652
中の人ネタでしたか~。ググって見たらミクの人だけで艦隊くんで攻略なんてのもありました
ネギ振ってる赤城さんと山城さんの絵無いかなぁww
>>653
振り回されて波にもまれて行きますww
>>654
[PC] ゜゜(Д )←これ見た時の自分
やらかした…ごめん3人とも…! →が3人の練度です! 球磨Lv18 白雪Lv16 深雪Lv16
>>658
あれ良く見て無かったんですけど、ネギの贈答品で東郷平八郎が関係していたって事ですかね。こういう所に繋がりがあるって面白そうですよね
>>659
リーダーだったりしげちゃんだったりだったような気がしたので…適当に呼び分けていますがぐっさんっていっつもしげちゃん呼びでしたっけ?
>>660 >>663
流石にスタジオドロップはww そうするとうちで那珂ちゃん来た時のネタが無くなってしまいますww
>>661
鳳翔さんの部分だけ抜粋して返信します
本格的に聞いているのは鳳翔さんだけですから…軽くネタバレ発言ですが後々実際そういう事になりそうです
そしてコメント見てそれを想像した自分も悶えましたww
>>667-670
>>669さんに言われて改めてあーそうだなぁって思いました。宙船=艦船って安直なイメージで言っていたので
確かに花唄も自分のためにもどれもこれも艦娘を励ます曲だなぁって思います。個人的にSONICDRIVEも好きですねぇ
>>671
そして持って帰って製錬するスタイル
>>672
史実見たら本当にかわいそうで痛々しくて…根の葉も無く、無茶な事を押し付けられてあんな不当な扱い受けりゃそうなりますよ
5人に囲まれて、少しずつ、楽しい事たくさんある事知ってもらいたいです
鳳翔さんがPV見せる様子が目に浮かんで思わずにやけてしまいましたww
>>673-688
長いレスの間に僕も知らなかったTOKIOの歴史が。見ててすごく感動しました、と言うかむしろ知らない事の方が多いと言う
皆最初はギクシャクしててどこかしっくりこない集まりだったのがぶつかりにぶつかり合って、そして和解し合って行って今こうやって仲良く20周年を迎えられたんだな…って考えると凄い事なんだなって思いました
太一とリーダーもそこまで仲が悪かったんだなぁ…でも音楽を通して仲が良くなっていったって聞くとやっぱり音楽のパワーって言われると納得します、また長瀬も親離れしないといけない感から反抗的な態度とって試行錯誤していたのかな、と思いました
松岡についてはたしか2人いる所に入れたらしいので多分2人の下で音楽したくて入って、その後ヤンチャやりまくったら2人に絞められた、と言う感じじゃないかなって思います
最後に始末書の枚数ナンバーワンに吹きましたww
>>689
DASH鎮守府で現在改二に移行可能なのは初春と山城さんだけですからねぇ。特別枠設けてTOKIO何人かとトークみたいなのやってみようかなぁ…
>>691 >>693
設計図まで手作りと言う発想は意外と思い浮かばなかったww 不覚ッ!
>>696
ステージ脇からどやどや出てきて歌うんですね分かりますww …やってみようかな(ボソッ
>>697 >>698 >>700
>>700さんの言った通り、同じ鎮守府でダブりが無いようにしているだけで他鎮守府とは同艦は存在しますって設定です
>>702
勝てるきしねぇ(小並感
>>704 >>709
カメラについてはカメラ回ってない部分や収録終了後に説明してるって事にしておいてください…てかあまりそこいら辺考えてませんでしたww
>>707 >>708
僕もそう思います、残りは艦娘だけ…TOKIOなら…! やってくれる筈…!(オイ
実際>>708さんの言った通りそう言う風な人達の風評被害改善も目的に入ってます、戦う事だけが彼女たちの存在意義じゃないっていう事と、全線で頑張って居る事を伝える為です
―――――
これでコメレス終了です! コメントと乙、ありがとうございました! 少ししたら安価取りに来ますのでよろしくお願いします!
安価取りに来ました。今回は作中で戦艦建造と言う事で戦艦レシピで行きます
今回は2回まで行い、もし一回目で戦艦が出たら終了します
また確率は戦艦が当たりやすいように補正かけておきます、ほんの少しですが…
それでは安価の神様にお祈りが終わったら安価お願いします
―――――
安価下二桁が
00 ~ 50 重巡
50 ~ 99 戦艦
―――――
で行きます ↓2でお願いします!
んが
自慢じゃないがうちでは基本長門と組んで出撃してます。
そのせいで扶桑の育成が中途半端なところで止まってたり…
戦艦が来ました! おめでとうございます
さて次に艦種を決めます↓
―――――
下二桁が
00 ~ 29 扶桑型(扶桑)
30 ~ 59 伊勢型
60 ~ 89 金剛型
90 ~ 99 及び ゾロ目 長門型
―――――
で行きます ↓2でお願いします!
伊勢型に決まりました! 最後です
―――――
下二桁が
00 ~ 49 伊勢
50 ~ 99 日向
―――――
で行きます! ↓2でお願いします!
と言う事で、建造は伊勢型2番艦日向に決まりました!
やー、キャラ的にTOKIOに何故提督をしているか聞いてきそうですねww
…さてさっき1回で出たら終了です、とか言いましたが日向さん出て来たんで何かもう一人行けそうな気がするんですww
と言うか純粋に安価をもう一回やりたいだけなのですがww ある程度意見聞いたら安価するか否か決めたいと思います
扶桑狙って「あ~残念だったなぁ」なんて言いながら「よしじゃあ次いってみよー!」って挑戦しそうwwww
まあ性能的には日向のが上なんだけどさ
安価についてですが皆さん、キャラが増えるの期待してるみたいなのでもう一回行ってみようかと思います
安価の神様にお祈りを捧げて…では行きます
―――――
下二桁が
00 ~ 49 重巡
50 ~ 99 戦艦
―――――
で行きます! ↓2でお願いします!
もう一度戦艦来ました。と言う事で艦種を決めます
―――――
下二桁が
00 ~ 29 扶桑型(扶桑)
30 ~ 59 伊勢型(伊勢)
60 ~ 89 金剛型
90 ~ 99 及び ゾロ目 長門型
―――――
で行きます ↓2でお願いします!
伊勢型が揃っちゃったか
山城さんぐぬぬ不可避
伊勢型1番艦伊勢さんに決まりました! まさか姉妹揃ってのご登場とは
扶桑姉さんと金剛姉妹はもう少し先ですねぇ。伊勢型が出るにあたって長門型の当選率は上げておきたいと思います
伊勢さんはテンション高い陽気なお姉さん、日向さんはクールで冷静な妹さん…て感じかな?
本日は安価ご協力ありがとうございます! 明日には投下したいと思いますのでよろしくお願いします
さて別ウィンドウで嫁の神通が放置ボイス言ってきてるのでイベント海域に乗り込んで行きたいと思います
では明日お会いしましょう!
寮がいっぱいになるからやめてあげて!
>>747
確かに伊勢型2人含めると所属艦娘23人だから、30人が限度の寮じゃそろそろ限界かも
>>744 これは久々に「不幸だわ…」がくるかも?
艦娘たちにゴジラFINALWARS見せたいな。
松岡出てるから。
だいぶ印象変わるんじゃね?
>>759
マグロ食ってる奴が吹っ飛ばされたシーンで「まな板にしようぜ」とか、ミュータントのMがまな板のMにされるとか想像してたけど、全然出なかったなぁ…
こんばんは、風来坊です。今書いている最中なのですが20M超しそうになってビックリしました
すみませんが前後分けて投下したいと思います。すみません、明日には後編投下しますので…
では投下開始します
DASH鎮守府―――
本日は少し早めにカメラを回していたスタッフが港前で白雪と深雪を発見した
深雪「走り~出したら♪ 何か答えが、出るだろうなんてぇ♪ 俺は期待はしてないさ~♪ してな~いさ~♪」
白雪「随分ご機嫌だね、深雪ちゃん」
深雪「ん? 今日来るんだろ、提督達。だから楽しみだな~って」
白雪「そうだね。普段居ないけど一緒にいてとても楽しいからね」
ここで2人、スタッフに気付く
白雪「あ、スタッフさん、こんにちは」
スタッフ「こんにちは」
深雪「提督、もう来たの?」
スタッフ「いや、まだだよ。もう少ししたら来るかなー」
深雪「ちぇー、まだかー。早く来ないかなー」
白雪「もう少ししたら来るから待ってようよ。ね?」
深雪「分かってるってーの」
ぷーっと頬を膨らませながら深雪が反論した
白雪「所でさっき歌ってた曲って何? 何処で知ったの?」
深雪「さっきの? あ~、何か昔この番組で使ってた曲らしいんだー。この間古鷹さん所遊びに行ったら昔の企画動画見てたから一緒に見てたらこの曲流れて来てさ」
白雪「へー」
深雪「で、スタッフさんに直接聞いたら【男たちのメロディー】って名前だよって言われて。フルで聴いたら結構気に入っちゃってさ」
スタッフ「ちなみに昔、俺たちは天使だ! って言うテレビドラマで使われてたんだ」
白雪「そうなんですか。今度聴いてみようかな…」
深雪「あたしの部屋に来ればいいよ、中古で何とか見つけたCDあるから」
白雪「じゃあ今日収録終わったら深雪ちゃんの部屋に行こうかな」
スタッフ「それじゃあそろそろTOKIOが到着するので出迎えに行きます。また後でよろしくお願いします」
白雪「それでは」
深雪「じゃーなー」
そんな感じで始まる本日のDASH鎮守府、久しぶりの建造はどんな艦娘が来るのか―――?
そしていよいよ、長瀬が海に出る―――!!
・
・
・
~執務室~
城島「今日も頑張って行くでー」
山口「頑張りましょー!」
長瀬「おー!」
城島「早速やけど、今日はどないする?」
山口「骨組みやっちゃいたいね、一階部分の」
城島「そうやなー…この間曙ちゃん入ったからなおさらはよう進めんと…今日は戦艦の建造もするんやろ?」
山口「そうそう」
長瀬「山城さんだけだと流石に負担でかいからねぇ」
城島「長瀬は何したいん?」
長瀬「じゃあ俺、建造終わったらテスト走行兼ねて沖合に行って魚獲って来るよ。この間、管理人さんからお古の網貰ったし、そっちも試してみたいんだ」
城島「えぇなぁ。あ、でも危ないから何人か護衛も兼ねて連れてかなアカンな」
長瀬「軽巡1隻駆逐艦2隻くらいでいいかな。…漁の手伝いもしてもらいたいしね」
城島「それじゃあ今日の指示出さなアカンから会議室行くでー」
~会議室~
龍田「最近会議室からのスタートが多いわね~」
天龍「そうなのか?」
川内「最初の方は適当にいる艦娘捕まえて流れでやる感じだったからねー」
球磨「そうだったかクマー」
鳳翔「あまりにも自然に提督さん達が来たので驚いてましたよ」
暁「え、来てたの? みたいだったわ、ホントに」
漣「いつもノリで来たかッ! ってやってたわぁ」
曙「それ、悲しいけど誰も見てないわよ」
会議室に集まっている艦娘達。そして前の扉が開く
ガラッ
城島「はーい、こんにちはー」
全員「こんにちはー(!」
長瀬「今日も皆元気だねー」
山口「今日のスケジュール説明するよー、よく聞いてねー」
城島がホワイドボードにさらさらと簡潔に書き込む
曙「!?」
城島「まずは前にとってきた資材を使って建造するで。今回は戦艦を狙ってこうと思う」
山口「その間に皆はとなりの新寮の建設をするからそれの準備ね。必要な物全部着けてくるように」
長瀬「それで今日は沖合に漁に出るから護衛とお手伝いで軽巡1人と駆逐艦2人お願いしたいんだけど行きたい人いるー?」
川内「んー、私は残って手伝いしたいしなぁ。今回はパス」
球磨「じゃあ球磨が行くクマー!」
城島「ほかおるかー?」
文月「じゃあ三日月と一緒に行く!」
三日月「え!? …まぁ姉さんが行きたいなら私も行きましょう」
長瀬「ありがとう3人とも!」
城島「そんな訳で今日一日頑張って行きましょう! 何か質問ある人おる?」
曙「は、はい!」
城島「曙ちゃん、何か聞きたい事ある?」
曙「おかしいでしょ!? 何で鎮守府が自ら寮の建設をするの!? 業者に頼む物でしょ、こういうのって!」
山口「何でって…そりゃあ人が入らなくなっちゃうから…」
曙「そう意味じゃなくて…!」
電「え、当たり前ですよね?」
山城「ま、まぁ他の所じゃ業者だけどうちじゃそう言う方針なのは確かね…頭痛くなるけど」
高雄「これが普通かと思ってたんですけど…え、違うんですか?」
曙「…そ、それに漁だって!」
球磨「前々から行きたいとは思ってたクマ」
赤城「おいしい魚を食べれればそれでいいと思ってます!」グッb
祥鳳「楽しみですね、瑞鳳」
瑞鳳「ねー♪」
曙「…」
漣「…うん、これがうちの鎮守府だから」
肩に手を置き、やれやれと首を振る漣、そして曙は席に静かに座る―――
曙「ク、クソ提督のせいで鎮守府がおかしい事に…!?」
長瀬「ちょ!? クソ提督ってどういう事だよ!!」
ここで長瀬が食って掛かる、一応、曙の事については事前に聞いてた筈なのだが…
曙「おかしい事やってる時点でクソ提督よ! このクソ提督!!」ガタッ
長瀬「なんだとぉ!? もっぺん言ってみろ!」
曙「もう一回どころか何回でも言ってやるわよ! クソ提督!」
長瀬「う、うるせー!!」
大淀「お、落ち着いてください、長瀬提督!」
城島「止めいやwwもー」
山口「小学生の喧嘩じゃねぇんだからww」
慌てて長瀬を止めに入る前に出ていた3人
古鷹「ほらほら、曙ちゃんも」
最上「落ち着いて落ち着いて」
曙「クッ…」
もう一度席に座る曙
城島「もー、落ち着いた?」
長瀬「ごめん、リーダー」
山口「長瀬の方が大人なんだから大人の対応しなくちゃ」
城島「まぁ、そんな訳で今日はこんな感じで行くからよろしくねー」
今日も動き出す鎮守府、まずは工廠へ―――
~工廠~
城島「それじゃあ早速行ってみよか」
工廠には3人の他、明石と大淀、そして山城が来ていた
長瀬「お姉さん、来るといいね」
山城「てか来てもらわないと困るわ」
城島「ハハハww まぁ、今まで山城さん一人で頑張って来たからなぁ。来てくれると、ええなぁ」
明石「…良し、こちらの調整は終わりましたので資材の設定お願いしますね」
山口「えっと…燃料400弾薬30鋼材600ボーキサイト30…よし、建造開始!」ポチッ
建造時間
4:30:00
長瀬「前山城さん建造した時は4時間20分だったよね?」
山城「と言う事は姉さまじゃないって事ね…」
山口「ま、まぁまぁ。幸い、資材には余裕あるし、もう一回やってみるよ」ピッピッピッピ ポチッ
建造時間
4:30:00
城島「…」
山口「…」
長瀬「…」
山城「…」
明石「…」
大淀「…」
…
山城「」チーン orz
城島「山城さん、落ち着いて、な?」
長瀬「そ、そうだよ! 元気出して!」
山城「ふ、不幸だわ…」
大淀「あぁ! 久しぶりの山城さんの不幸が!」
山口「完全に言わなくなるまではまだもう少しかかりそうだなぁ…」
明石「また次の機会狙いましょう!? ね?」
全力で山城のフォロー―――
長瀬「じゃあ気を取り直して高速建造材を使いますか!」カチャ
山口「おぅ!」チャキ
明石「改めて見るとすごいですね」
城島「さながら世紀末やな」
汚物は消毒だー―――http://dic.nicovideo.jp/oekaki/26239.png
長瀬「いくよー!」ボゥ!!
山口「あいよー!」ボー!!
見る見るうちに建造時間が無くなっていく、そして
城島「開けるでー」ガチャリ
中から出て来たのは―――
伊勢「超弩級戦艦、伊勢型の1番艦、伊勢。参ります!」
日向「あなたが提督?…ふぅん、いいけど。伊勢型戦艦2番艦、日向よ。一応覚えておいて」
伊勢型戦艦の1番、2番艦の伊勢、日向だった
伊勢型戦艦と言うのは扶桑型で見られた問題点を解決した扶桑型に継ぐ日本製の戦艦。速度は相変わらずな物の、耐久面で大きな改善を加える事に成功したと言われている
ミッドウェーの敗戦後、四航戦として航空戦艦に改装され、日本軍最後の成功を収めた作戦、北号作戦の立役者でもあった
ちなみにそれの功績を認められているのか若干、回避の値が戦艦にしては高いのはここだけの話
明石「おぉ、伊勢型ですか」
山口「前に演習で来た時に居た艦娘さんと同じだね。違う点はまだ改造していないって所かな」
城島「また近くで良く見てみると、えらい昔のお侍さんが来ていたような感じの和服着とるなって感じがするなぁ」
伊勢「ふふ、侍かぁ。そう見えちゃうんだねぇ、強そうに見られて嬉しいよ」
日向「調子に乗るな、伊勢。…貴方が提督かな?」
城島「ええ、そうです。でもボクだけが提督じゃないんですよ」
日向「ほう、それはどういう事だ?」
城島「ここの2人と…今仕事の関係で2人居ないんやけど5人で提督やっとるんや。で、その内の1人がボク、城島 茂や。よろしくな」
山口「5人の内の1人、山口 達也。整備関係なら任せて!」
長瀬「僕も5人の内の1人、長瀬 智也だよ。よろしく!」
伊勢「へぇ、ここの鎮守府には5人も提督さんが居るんだね、改めてよろしくね、城島提督!」アクシュ
城島「よろしくな~」アクシュ
日向「山口提督も、長瀬提督もよろしく」アクシュ
山口「よろしくね」アクシュ
長瀬「よろしくー」アクシュ
挨拶は済んだ模様、ところで―――
伊勢「そのー、言いにくいんだけど…」
山口「どうしたの?」
伊勢「あの項垂れている扶桑型の2番艦の子は…」
城島「あぁ、お姉さんが来なくてがっかりしてるだけやから気にせんといて。一応、フォローはした筈なんやけどなぁ」
山城「」orz
大淀「もー! いい加減に立ち直って下さいよー!」
そして一言―――
山城「不幸だわ…」
日向「まぁ、そうなるな」
・
・
・
~新艦娘寮建設現場前~
ここからは二手に別れての作業、まずは城島と山口率いる新寮建設現場から
つい先程新造された2人には一通りの建築に必要な物をスタッフから渡され、既に装着済みだ
日向「…いや、別にいきなりどんな仕事が来るかと思えば」
伊勢「ま~さか新しい寮の建築だなんてねー」E;ヘルメット
E:命綱付き作業用ベルト
E:スパッツ
E:各種工具
日向「何で我々が作るのか…」
山口「え、そう言う物でしょ」
城島「自分で作れるものは自分で作らな」
日向「…成程」
曙「いや、おかしいから。日向、何でそこで納得するの?」
伊勢「提督がそう言う方針なら仕方ないんじゃないの? …流石に後から先任の人達には話は聞くけどさぁ」
曙「はぁ…もぅ頭が痛くなって来たわ…」
山城「安心しなさい、時期に何も考えなくなるから」
そこには復活した山城、もちろん、他の艦娘同様の装備をしている
川内「よーし、建築だー!」
古鷹「張り切って行きましょう!」
祥鳳「後から入ってきた子達の為にも頑張らないと行けませんね」
鳳翔「微力ながらも頑張らせて頂きます」
赤城「私も戦艦程ではありませんが馬力には自信がありますので」
山口「おぉー、皆やる気十分だね!」
城島「士気は十分やし、怪我だけには気を付けて安全第一で頑張って行きましょう!」
艦娘&スタッフ「おぉー!」
曙「どうしてこうなった…」
漣「いい加減諦めなって、ここは自給自足なんだから」
曙「だからって建物まで自給自足は無いでしょ!?」
天龍「おーい! 漣、曙! 今から資材はこぶから手伝えー!」
漣「はーい! ほら、行くよ!」
曙「あ! ちょ、ま…!」
まず本日は予定に会った柱と土台作りから始まる
木造建築と言えど、土台までは木で作る訳には行かない。もし木で土台を作ると土から水を吸収し、腐ってしまう恐れが
なので通気性と頑丈さを考え、近年はコンクリートを使って土台を作っている、昔はセメントの代わりに石材を使っていた事も
まずはセメントを混ぜ合わせる作業、そしてセメントを固める為の土台を作る
セメントの混ぜ合わせは城島と駆逐艦たちで行う事に
城島「いやー、セメントは初めてやな」ドサドサドサ
電「城島さんも初めてなのですか?」
城島「今までは直接地面か、石材を使ってたかどっちかだったからなぁ」
暁「じゃあ慎重にやらないとね。暁に任せなさい!」
初春「いや、言いにくいのじゃが、そなたも初めてじゃろ」
深雪「全員初めてなんだから慎重にやってこうぜ!」
白雪「まぁそれが一番堅実ですよね」
と言う訳でセメントを買い取った会社から貰った資料を見ながら混ぜ合わせる。本来ならミキサー車を使えば楽なのだがここはDASH鎮守府、手作業でやらねば
漣「うんしょっと」ザクザク
城島「いやー、意外とキツイなぁ」ザクザク
電「なのです…」ザクザク
曙「ハァハァ…」ザクザク
暁「あれ、曙。もうへばって来たのかしら?」ザクザク
曙「! な、何言ってんのよ、余裕に決まってるでしょ! クソ提督より若いんだから!」ザクザクザク
暁「さて、私も負けてられないわねっと」ザクザク
深雪「あれー、あたしの知ってる暁ってこんな計算高いような奴だっけ?」ヒソヒソ
白雪「曙の性格を知った上での煽り…」ヒソヒソ
城島「初春ちゃんアームええなぁ」ザクザク
深雪「1袋大体2人でやってるのを1人でやってるもんなぁ…」
初春「ふふふ、妾のアームの活用は多種多様だからのぅ」ザクザクザクザク
一方の土台制作は軽巡と軽空母が中心となって動いている。戦艦と正規空母は別の作業をしている
山口「まぁあくまで型だからそんなに強く打ちこまなくていいよ」カンカンカン
川内「でも細かく部屋とか、階段とか訳無いと行けないから調節しないとね」カンカンカン
鳳翔「切り出し終わりました」
天龍「おう、じゃあ俺が持ってくぜ」
大淀「寸法、終わりました!」
祥鳳「では私が引き受けましょう」
軽空母の方々が切り出しし、流し込むための型を軽巡と山口で作る
祥鳳「ふぅ…」ギィコギィコ
瑞鳳「よい…しょっと」カランカラン
川内「…」カンカンカン
山口「…」カンカンカン
仕事慣れしてきている艦が多いせいか無言になる、作業は黙々と進められた
部屋の区切りに沿って作って行く型作り―――
そして同時並行で進められているのが柱の調整だ。こちらは先程言ったように、戦艦と正規空母、そして作業慣れしている明石が中心に行っている
山城「で、ここに溝をノミで掘って、ここから先はいらないからカットね」
伊勢「ノミの使い方が分からないんだけど…」
山城「それについては私が教えるわ。後明石さんもサポートお願い」
明石「はいはーい」
日向「うむ、こういう風に建築を経験する事は中々ないだろうからな。貴重な経験になるだろう」
赤城「まぁ私達にとってはこれが普通になってしまうんですけどね」ハハハ…
大きな柱の加工はスタッフも加わり、加工を行う
山城「…」カッカッカッ!!
伊勢「うへぇ、何で山城そんなに上手いの?」ガツ ガツ
山城「不本意ながらあの人達が来てからずっと大工仕事手伝ってたせいでこうなってしまったわ…」
明石「今すぐにでも工作艦になれますよ」
山城「だからならないって言ってるでしょ!」
赤城「まぁまぁ、そんなに強く言わなくてもいいじゃないですか」カッカッカ!
日向「何気に君も上手いよな、赤城…」
赤城「それを言うとスタッフの人達だって上手いじゃないですか」
スタッフ「…」カッカッカ!
伊勢「…テレビのスタッフなのに何でこんなに大工仕事が出来るのか分からないよ」
・
・
・
柱の作業が終わったのは開始してから1時間後、これで今日の工程を行うための準備はすべて整った
まずはセメントを流す前に柱を建てる
赤城「それでは艦載機の皆さん、お願いしますね」
零式52型「ハーイ」
艦載機にロープを括り付け、引っ張る作業を手伝わせる。そして足場の一番上に戦艦3人と赤城と山口、2段目からは重巡と軽空母と明石、下からは残ったメンバーで柱を押し上げ、予め掘って置いた穴に入れて埋める
スタッフも加わり、柱を建てる
山口「行くよーーー! せーーーのっ!!」
一同「おおおおお!!」
全員で一気に力を込める、艦載機も全力で上昇し、そして―――
城島「おー! 柱が立ったで!」
赤城「上手く行きましたね!」
続けてもう何本か同じように柱を立て―――
そしてセメントを流し込み、トンボで均す、その上に壁や床を張る為の木材を埋め込み土台が完成した
乾燥するのを待つのだが、本日の作業はここまでと言う事となった
山口「土台出来たね」
伊勢「いや~、家建てるのにこんなに大変だとは思わなかったよ」
日向「うむ、さっきも言ったがこれはいい経験だな…悪くは無い」
曙「はぁ~…疲れたわ…」
城島「お疲れ様ー! あとちょっとで長瀬帰ってくると思うからそれまで休憩しといてなー」
長瀬の方はどうなったのだろうか、少し時間をさかのぼる―――
・
・
・
前編はここまでとさせていただきます、ここまでお読みいただきありがとうございます
後編は明日投下したいと思いますのでよろしくお願いします
一応ここで締めますが次に自分が考えたCM的な悪ふざけを投下します、本編とは一切関係ない者なので飛ばして貰っても構いません
ではまた明日お会いしましょう。おやすみなさいです!
艦隊これくしょん!
城島「皆~艦隊これくしょん、艦これはやっとるかな?」
山口「今現在、艦これでは秋のイベント開催中!」
国分「期間は11月14日から12月1日の約2週間!」
松岡「無理して体調を崩さない程度のプレイを! 操作ミスして轟沈したら目も当てられないからね」
長瀬「これを見て艦これやってみたい方も今すぐ登録しよう!」
城島「登録すればあなたも提督!」
艦娘と共に―――進め!
TOKIO「さぁ、暁の水平線に勝利を刻め! 艦隊これくしょん!」
DMM.COM♪
―――――
…ごめんなさい、本当に悪ふざけなんです、勘弁してください(T◇T)
悪ふざけにお付き合いありがとうございます、では本当におやすみなさいです!
どうも、こんばんは。風来坊です
後半部分の投下に参りました。明日早いのでぱぱっとやっちゃいます。
それでは投下開始です
・
・
・
長瀬と護衛にあたっている球磨と文月、三日月
食料調達の為に鎮守府から数百メートル先の沖合まで来ていた
球磨「クマー、異常なしクマー」
長瀬「うん、もう大丈夫だよ。船に上がってもいいよー」
文月「ふぅ、一安心です~」
三日月「ソナーにも反応なし、潜水艦の心配もありませんね」
安全を確認し、甲板に揚がる3人
長瀬「よし、それじゃあ人数確認、番号1!」
球磨「2」
文月「3!」
三日月「4、ってこれやる必要あります?」
長瀬「ノリだよノリ! それじゃあ漁始めるかな」
長瀬がそう言って取り出したのは底引き網漁に使われる網、実は以前、船を譲ってもらった漁港で使われていたお古を頂いていたのだった
球磨「網かクマ」
長瀬「そう、これで一気に捕れるからねー」
底引き網は海底付近に生息する魚介類を狙うための漁、網を完全に海底に沈めてから一定の速度を保ち数メートル走行し、海底の魚を捕獲する
長瀬「均等に広げてね」
三日月「了解です」
文月「うんしょ、うんしょっと」
網を広げ、漁の準備に取り掛かる、艦娘達が網を広げ、長瀬は縄を固定する
長瀬「それじゃあ網を海に入れるよー」バサァ
球磨「了解だクマー」バサァ
文月「うりゃー」バサァ
三日月「…よし、全部入りましたね」
長瀬「それじゃあ引っ張るよー!」ボッボー
球磨「クマー、それにしてもいつも自分たちが海の上を走ってるから船の上から眺める海も新鮮だクマ」
三日月「そうですね。自分たちが船みたいな感じですから」
文月「潮風が気持ちいいよぉ~」
それから網を引き続ける事30分―――
長瀬「それじゃあ引き上げるから網に引っ掛かった魚を外して行ってね」
長瀬が操作するのは底引き網を回収するためのロールの操作盤。ロールに縄を引っかけて操作盤を教わった通りに操作する
ウィーン ゴゥンゴゥンゴゥン…
長瀬「おー、動いた動いた」
三日月「便利ですね、その機械」
長瀬「昔は回収も人力だったらしいからね。文明の利器って本当にすごいと思うよ」
そして網が海面から出てくる
長瀬「来た来た!」
文月「あっつめるよー!」
すると早速―――
球磨「おー、居るクマ」
球磨が魚を発見、この平べったい魚は―――
長瀬「カレイかヒラメだね」
球磨「どっちクマ?」
長瀬「左ヒラメ、右カレイだったかな。置いてみれば分かるよ」
置いてみると頭は右側を向いている。するとこれは…
長瀬「カレイだね。煮つけにすると旨いよ」
球磨「お~、それは楽しみクマ」
そう言って直ぐに生簀に放り込む、鮮度が下がらないようにするためだ
まだまだ網の回収は続く、続いては―――
文月「長瀬提督、これなぁに?」
長瀬「それはオコゼかな? 結構深い所にもいるんだよね、こいつ」
文月「へぇ~」
長瀬「でも同種にオニオコゼって言う毒を持った種類も居るから、何かこう…刺々しいの見掛けたら言ってね。他にもカサゴって居るんだけどそいつにも毒ある種類があるから」
三日月「へぇ、フグに毒があるのは知ってましたがこういう風な魚にも毒を持ってるのが居るんですね」
長瀬「外敵から直接身を守る為かな? フグもある意味そうなんだろうけど食べたから殺したんじゃ何か意味ない感じするんだよね」
三日月「勉強になりますね」
球磨「特に毒に関する魚には注意が必要クマね」
長瀬が番組で得た知識を他の3人に教えて行く。特に毒のある魚は気を付けなければいけない。最悪の場合、死に至る場合もあるのだ
そして一通り、網を回収し、説明も終えた所で釣りもやってみる事に―――
球磨「クマー、カサゴだクマー」
網で獲った程ではないが釣りの方もぼちぼちの結果のようだ
三日月「やった、カレイです!」
文月「またカサゴですぅ」
長瀬「うん、大漁大漁!」
そんな調子で本日の漁を終える、久しぶりの漁にしては上々だ―――
・
・
・
~鎮守府正面港~
長瀬と護衛についてた3人の艦娘が帰還した
城島と山口が迎えに行く
長瀬「ただいま~」
城島「はいおかえんなさい」
球磨「大漁だったクマ!」
文月「頑張ったんだよー! 褒めて褒めてぇ!」
山口「アハハハ、偉いぞー! 文月ちゃん」ナデナデ
三日月「み、三日月も頑張りました!」
山口「大丈夫だよー、忘れてないからさ」ナデナデ
三日月「はう…」
城島「流石2児の父親やなぁ。子供の扱いを心得とる」
球磨「まぁ実際あの2人も頑張ってたんだクマ。褒められても良いと思うクマー」
長瀬「まぁ球磨ちゃんも頑張ってたけどね」ポン
球磨「クマー! 頭に手を乗せるなクマー、球磨は人形じゃ無いクマー!」
長瀬「アハハハハ! ごめんごめん。それじゃあ厨房で料理しましょうか!」
城島「そうやなー。よし、行こうか」
今日一日動き回ってお腹が空いただろうTOKIOと艦娘達にお腹一杯の魚料理を…
・
・
・
~厨房~
厨房では夕餉の支度が始まっていた、TOKIO3人の他にも何人か艦娘が手伝いに来ている
まず獲れた魚を鱗を取り、3枚下ろしにする
城島「いやー、大量ですし人数も人数ですから大変ですね」ゾッゾッゾ
鳳翔「でも人数が多いと作り甲斐があるって事ですよ」ゾッゾッゾ
龍田「どうですか、これ」
城島「おぉ、上手くなっとるやん。龍田さん」
長瀬「最初やった時結構身が崩れてた所あったからねー」ゾッゾッゾ
鳳翔「綺麗な3枚下ろしになってますよ」
龍田「あら~、そう言われると嬉しいです~」
3枚下ろしにした魚を幾つかの料理に仕上げていく
ここで龍田がいくつかの調味料、片栗粉と油の用意をする
山口「龍田さん何作るの?」
龍田「竜田揚げをと思って」
山口「あれ、そう言えば竜田揚げの竜田と龍田って同じだよね。何か関係性ってあるの?」
龍田「あくまで一説なんだけどね~。私が艦だった時代に唐揚げを作ろうとしたら小麦粉が無くて片栗粉で代用した料理があったのよ。それで龍田から竜田揚げって言われるようになったんじゃないかって言われてるのよぉ」
山口「へぇ、そうなんだ」
あくまで一説なのだが龍田の乗組員が唐揚げを作ろうとした所、小麦粉を切らしていた。そこで乗組員は代用として片栗粉を使ったのだがこれはこれで中々イケた事から片栗粉でも鶏肉を揚げるようになった
その後、龍田の名前を取って竜田揚げと言われるようになった、とされている
龍田「そういう事なのよ~。と言う事で山口提督、手伝って欲しいのだけどいいかしら」
山口「あいよー」
まずは龍田がオコゼとカサゴの3枚下ろしにした身を一口大に切る。そしてその間山口はたれを作る
醤油、みりんを適量混ぜ、そこに切った身を投入し漬け込む。その間に油を熱しておく
山口「いいかな、龍田さん」
龍田「ありがと、それじゃあ片栗粉を付けて入れるわ」」
片栗粉にまぶし、順次入れていく
ジュワー ジュワー
山口「あー、いいねぇ」
龍田「ふふふ、お楽しみにしているといいわよ~」
長瀬と高雄、祥鳳は刺身と荒汁を作っていた
長瀬はオコゼ、高雄はカサゴ、そして祥鳳はタイを刺身にしていた。このタイも同じく網に掛かっていたものである
長瀬「全部白身魚!」
高雄「刺身を作るのは中々…ああ、ちょっと崩れてしまいました」
祥鳳「私もちょっと難航してますね~」
長瀬「ちょっと失敗したのはパクッと食べちゃいなよ!」
高雄「ええ!? いいんですか?」
長瀬「大丈夫大丈夫、一切れくらい問題ないから!」
高雄「そ、それでは…」パクッ
長瀬「どう?」
高雄「あ、おいしいです。でもつまみ食いなので何か悪い気が…」
長瀬「僕いっつもそんな感じだから問題ないよ!」
祥鳳「というか長瀬提督もつまみ食い癖あるんですね…」
そんな感じで刺身を何枚かの大皿に盛り付け、次に荒汁を作る
味噌を少し少なめにとかし、魚介の味を生かした味付けにする。そして酒と出汁を加えて荒を鍋の中に投入し、煮込む
長瀬「楽しみだなー」
祥鳳「そうですね。…あーでも本当に良い匂いがしてきました」
高雄「これは夕飯が本当に楽しみですね」
最後に城島と鳳翔。カレイを煮つけにする為に下ごしらえをしていた。
カレイの内臓を取り、大きさによって4切れか5切れに切り分ける、そして鍋に水、醤油、みりん、さとう、酒を加えて火に掛ける
そして煮立って来た所にカレイとネギ、生姜を入れて落し蓋をする。これにより少ない煮汁でも全体に味が染みわたる
鳳翔「落し蓋って本当に凄い工夫ですよね」
城島「そうですねー。昔の人、これを開発したの、凄いよなぁ」
仕上げにネギの青い部分を加えて今度は落し蓋を掛けずにスプーンでカレイに煮汁を掛けながら煮込む
そして器に盛り付けたら完成
城島「完成!」
鳳翔「それでは食堂に持って行きましょう」
山口「お腹空いたー」
長瀬「ホント、ぺこぺこだよ」
高雄「ふふ、それじゃあ行きましょうか」
祥鳳「ええ」
~食堂~
本日の献立はごはん、荒汁、カレイの煮付け、刺身の三点盛、魚の竜田揚げ
どれも出来たての湯気を立てておいしそうだ
伊勢「うっひょー、ここの鎮守府、毎日こんなの食べてんの!?」
日向「伊勢、少し落ち着け」
天龍「毎日じゃねぇけど、提督が来た日はこうやって食料調達に行くから豪華な物食えるのは間違いないぜ」
古鷹「その内私達だけの時もこういう風な魚を取れるようになれればいいんだけどね」
山城「私達が網引っ張ったり海上で釣り糸たらすだけでもいいような気はするけど…」
赤城「入口に居る人ー! 屯してないで配膳手伝ってくださーい!」
暁「あ、行かないと」
古鷹「それじゃあ早く食べたいですし行きましょうか」
配膳をし、各々のテーブルに料理が並べられる
城島「それじゃ、全員おるし…いただきます!」
全員「いただきまーす!!」
夕餉の時間―――
まずは刺身から…
城島「ん! 旨い!!」
長瀬「お~いし~!!」
電「獲れたてだから歯ごたえがあるのです~」
次にカレイの煮付け
山城「煮汁がしみてて良いわね。…あ~、一日働いた後だから余計に美味しく感じるわ」
三日月「自分で釣った魚だから感動的です」
最上「おいしいなぁ…」
そして荒汁は…
伊勢「あ~おいしぃ!!」
漣「かぁ~ktkr!!」
初春「漣、少し親父臭いぞ」
最後に竜田揚げ
山口「こりゃもうご飯のお供だよ!」パクパク
龍田「あら~そう言って貰えると嬉しいわ~」
<あ、おい! まだ俺一個しか食ってねぇぞ!
<早い者勝ちです
<赤城さん食べるペース落として!!
城島「ゆっくり食べてええんやで~!」
長瀬「リーダーがお父さんみたいww」
高雄「言えて妙、ですね」
荒汁のおかわりを取りに行った山口、そこに新しく入った伊勢と日向の姿があった
山口「伊勢さんに日向さん、荒汁のおかわりですか?」
伊勢「そーだよー、結構おいしかったからあっと言う間に食べちゃった」
日向「恥ずかしながら私もあっと言う間に食べてしまったよ」
山口「そっかそっかぁ。どう? 少しは馴染めた?」
伊勢「最初は驚いたけど今は大丈夫かなー」
日向「提督の優遇もいいしな。何より環境が伸び伸びとしていていい。他の艦娘を見て実感できる」
山口「そう言われると助かるよ。さ、お代わり盛るから器貸して」
伊勢「提督直々の配膳とは光栄だねぇ」
日向「伊勢、提督に任せるのは…」
山口「良いって良いって! ほら、日向さんも!」
日向「…悪いな」
山口「だから大丈夫だって。ほら、大盛りにしたから!」
日向「ありがとう、伊勢、戻るぞ」
伊勢「おっけー」
伊勢、日向共に少しでも早くDASH鎮守府に馴染めることを願うTOKIO
一方―――
曙「あー、普通に飯が旨い」
漣「環境良い所だし、いい加減認めなって」
曙「でも不定期なんでしょ? …その内来なくなったりして」
暁「もー、散々言ってるけどそういう人たちじゃないから」
初春「うむ、妾から見ても普通に人の良い提督じゃぞ」
曙「ぐぐ…何であんなへんてこな事やってるのにこんなに支持されてるのかしら…!」
漣(こりゃもうちょっと掛かるなぁ、これは)
曙の方はまだまだなのかもしれない―――
明日への英気を養うDASH鎮守府。次の海域、オリョール海攻略へ向けて走り続ける―――
―――――
注意!!
島、沖合での無断の漁は法律で禁じられております!
当番組(ss)では地元漁業協会から許可を得て撮影、及び漁を行っています!
―――――
投下完了しました。如何でしたでしょうか?
後半部分ちょっと萎んでないか不安ですけど書きたい事書けて良かったです
コメレスは次回までにやっておきます
お読みいただき、そしてコメント、ありがとうございました!
おやすみなさいです!
いっそ艦娘の作業服やらジャージやら、DASHのロゴ入りの渡せばいいじゃん?とおもった
>>1の趣味がスパッツなら申し訳無い
この時間の飯テロはきつい……乙
おつー
この時間に魚食べる方法は無いなぁ……
寂しいけど鯖缶でも開けるかー
乙です! 注意テロップワロタ
艦娘からミリタリーに限らず食の知識も得られるのはほのぼのしてていいね
収録が金曜日だとカレー作ったりするんだろうか……
おつおつ
冷凍庫に塩さばが残ってたの思い出して、お昼ご飯が味噌煮に決定したわ
ここの潜水艦達はオリョクルじゃなくて鎮守府正面海域で資源(海の幸)集めを頑張ることになるのね…
乙
しかし腹が減ってしまった。
そういえば川内も史実では結構メシウマな艦だったらしいですね。
>>824
おら、でち公!鎮クル行ってこいや!
ですね、きっと
この鎮守府に来た潜水艦は、他のどの鎮守府より笑顔が輝いているだろう
この鎮守府が一番ホワイトだと思います
乙です
伊勢、日向の順応は早いな
>>827
いやそんな強要する発言すら不要だろう
なぜなら
8「はっちゃん、出漁しますね」
401「漁場にどぽーん、してきます!」
58「ゴーヤ、潜りまーっす!」
168「ワァオ、大漁大漁♪」
19「食糧の補給は大事!なの」
まるゆ「もぐもぐ~」
きっとこんな感じでむしろ自発的にクルージングに向かうからだ
潜ってる最中にサヨリに刺されるとか、太刀魚に噛まれるとかあり得そうな予感が
乙
これはオリョールフィッシング待ったなしだな
>>831
それらより危険なのは夜に漁をしていたら明かりに反応して魚雷みたいにダツが突っ込んでくることだな
川内「やったぁー!待ちに待った夜釣りだぁー!」
神通「探照灯照射…いきますっ!私に続いてっ」
那珂「那珂ちゃんセンター、一番の見せ場ですっ!」
漁船上の川内型の会話が鮮明に想像出来る件
戦後、ひょっとしたら捕鯨船になってたかもしれない長門が来たら、
みんなで捕鯨かホエールウォッチングに行くのだろうか
長門が潜水艦娘にお願いされて大鯨掘りに行くとな?
>>801-802
それは中に仕込んだ鉄筋が錆びてしまうから、ってのが主な原因なので
鉄筋の入っていない無筋コンクリートなら問題ないよ
もしくは、鉄筋の代わりに竹筋コンクリートなら大丈夫だったはず
一昔前なら、一般的な住宅の基礎は無筋コンクリートが主流だったり
戦時中に作られた竹筋コンクリートの橋とかがまだ残ってたりするけど
現在の建築基準法的に、使ってもいいのかどうかは知らない
いつかはドイツ艦も来るのかな?
一応現代の設定だから総統閣下とかは
むりかねぇ(ようやく昨日e-4クリア)
日本におけるイルミネーションは1900年の神戸沖の観艦式で各艦船が発光し海面を照らしたのが始まりらしい
遠征で観艦式選んだら艦娘たちでイルミネーションとかやってるのかな
今年の紅白歌合戦に出場するTOKIOを見て艦娘たちはどんな反応するんだろう
テレビを見て盛り上がるか、それとも会場にまで行っちゃうか
>>848
TOKIO歌ってるところの後ろで流れた映像でDASH島とリーダーのマラソンの英祖が流れて思わずニヤっとしてしまったわww
乙。
那珂ちゃん人気が凄いな。
やはりアイドルだからか・・・
秋月を着任させてあげてください!
あの子に美味しいご飯を食べさせてあげたいんです!
>>852
鳳翔さんとリーダーのおふくろの味、流れ板の料亭の味、太一の男子ご飯
しかも食材は家庭菜園で育てた無農薬野菜や釣れたての魚など、自分たちで調達したものメイン!
改めて考えると、食育含む食事面がすっごい充実してるよなあ、この鎮守府
「…その内来なくなったりして」とぽろっと不安をこぼしちゃう曙ちゃんに、
田畑の世話をしにオフの日にまで自発的に村に行ってたほどの人たちだから心配無用!と言ってあげたい
音楽の祭典とか言う番組でTOKIOが出てたね
『TOKIOってまだ音楽やってたんだ』とちょっと驚いちゃったよ
雑コラができたでー
http://i.imgur.com/0vpNcx2.jpg
見上げた流星を聴いてたら曙の顔が浮かんだことを書きにきました
>>864
他に昨日見てて思ったけど鎮守府でぐるナイのゴチバトル見てたら赤城は参加したがるだろうなw
確かに赤城さんなら美味しそうに綺麗に食べるから、グルメ番組で人気出そうだwwww
TOKIOって今年は競馬で国家斉唱(長瀬の独唱)もしてたな
まな板にしようぜ、が流行語大賞候補になってるぜ
今日の放送は毎年恒例の米の収穫だな。
そういや鎮守府の裏って田んぼを作れるスペースあったっけ?
【朗報】TOKIOが新兵器開発へ【巨大弓矢】
米の収穫作業ではリーダーが一番率先してやってたからその分思いが深いんだろうなあ・・・今日の放送あ演出もあって涙腺にきたよ・・・
そういや、海の近くの土地ってたうえで来たのか?塩分とかがありそうだし
鉄腕ダッシュのバイトではサツマイモがやってたけど
http://i.imgur.com/H3rxU6y.jpg
http://i.imgur.com/hjowJYA.jpg
http://i.imgur.com/X21AMcK.jpg
爺ちゃんと孫の図
塩害が問題になるのは、干拓地に作った田んぼだとか、津波や高潮の被害を受けたとか、要は土が海水を被っちゃった、みたいな場合が多い
潮風だけなら防風林で防げるし、それこそ鎮守府の建物も風よけになるから、品種さえ選べば何とかなりそう
確か震災後、塩害に強い稲を!って東北大だかどこかで研究開発してたはず
米以外で海沿いの農地で育てやすい作物っていったら、上にも出てるサツマイモとか、メロンとかスイカとか?
>>894
3枚目はやめろ…泣くだろ…
塩害に強い作物はトマトか?
俺の海に近くに住むじいさんは、サツマイモ、スイカ、カボチャ、みかんを作ってたな
>>881
次回予告のアレか。形状的にバリスタ(コーヒーじゃないよ)だよな
造船所でトマト栽培してるの出張ダッシュ村でやってた
http://www.ntv.co.jp/dash/tetsuwan_new/past/2014/0518/02/
>>881
赤城さんに装備させよう(提案)
こんばんわ、風来坊です
コメント返しに来ましたがその前にお知らせです
うちの学校で今週テストに入ってしまうので1週間投下できません
本来だったら土日に投下予定だったのですがテスト勉強や所用で投下できませんでした…無理やり今日投下するのも視野に入れましたがオリョール海での戦闘シーン+αだったので雑に出来ず、このような形となってしまいました。誠に申し訳ございません
テストが開けたら当日にはもう速攻で投下したいと考えていますのでよろしくお願いします
ではコメント返し行います
>>817
スパッツ趣味では無いのですがなるべく艦娘そのままの服装でやらせたかったのでこういう形にしました
>>818 >>821 >>824
書いている自分も辛くなると言う罠、サバ美味しいですよね。うちの父親も釣りが趣味なので釣ってきたは食べる時もあります
>>823
こういう小ネタで笑っていただけるとこちらも嬉しいですww
>>825
小耳では聞いた事ありますね。しかも掛け軸も手掛けているので実際家庭的か機用なのかどちらかなんでしょうね、彼女は
>>827 >>828 >> 830 >>832
自発クルージングを見たら他の所の提督驚くでしょうねww 最も目的が全然違いますけど
DASH鎮守府の艦娘はほぼキラ付なってるんじゃないんですかね~ww 食べ物が旨いとやる気が出ますよそりゃあ
>>829
日向「まぁそうなるな」
>>831 >>833
これ見てググったらグロイ画像が…実際サヨリやダツの事故は起こっているらしいので長瀬くんには南方海域での漁には気を付けてもらいたいものです
>>835 >>836
捕鯨船計画なんてあったんですか…知らなかった
あ、長門さん、捕鯨に行かないで下さい、資材的な意味で死んでしまいます
>>837
適当にセメントと水混ぜれば出来るものだと思ってました…ちゃんと調べないとダメですね。こういうのは…
コンクリートに関してまた一つ詳しくなりました(オイ
>>840-843
ドイツ艦についてなんですがネタバレしてしまうと固定着任枠に入ってます、ただ沖ノ島海域クリアしてからどっかのタイミングなのでまだもう少し先になりそうです。着任の仕方についてはその時までにお楽しみにしておいてください
>>844
観艦式が始まりだったんですね、イルミネーションは。船に付けると華やかになりそうで絵が浮かんできますねー
ただ艦娘にそれをやると何か少しシュールですww
>>845-848 >>850
見ましたよー。リリックと新曲(名前忘れた)歌ってましたね。やっぱりDASHとしてのTOKIOも好きですが歌手としてのTOKIOも好きです
>>852 >>853
アイドルってすげぇ(小並感 いずれ神通も那珂も着任させたいものです
秋月の所見て調べましたが…ホントに最低限のものしか食べてないんですね…雲龍も同じくだったみたいですしこういう艦娘にお腹一杯の白飯を食わせてやりたいです。>>853さんの言う様にバリエーションがありますからね
>>854-857
アイドルですよ! …一応(ボソッ
>>858
これ見てすごい爆笑しましたww でもやっぱりTOKIOには着飾ったというか、制服みたいなのは似合わないですね。
いつものあのラフな服装か、スーツあたりが個人的に似合ってると思います
>>862
改めてベストアルバムの中にあったので聴き直してみたら成程、本当に曙がイメージされますね。歌詞一つ一つが過去受けた横暴とか出来事とか、曙自身の心情と重なっていて>>862さんの感性に驚きました。あれから何回も聞いてますww
>>866-870 >>873
食べすぎちゃってびりになる画を思い浮かべた自分はもうダメだと思いました。艦載機に撃たれてきます
それはそうと実際何時もの服から私服に変えてテレビに出れば完全にタレントになれますよね、赤城さん
>>875
競馬見ないから分かんなかったです。長瀬の国歌斉唱聞いてみたいなぁ
>>876
TOKIO力もノミネートされてて笑いましたww でもほんとに反響を呼んでいたので凄いなぁって改めて思いました
松岡はやっぱり名言(迷言)を生み出す天才だなぁww
>>877-880 >>882-885
あれ見て本当に泣きそうになりました。明雄さんの遺した最後の教えがこうやって実りに繋がったって考えると感慨深いです。そして「まだまだ」と言う明雄さんの持ち味がTOKIOやその周りの人たちに広がっているのを見てああ、こうやって後の世代に残していくんだなぁって実感して見ました
男米についてはもちろん艦娘にも食べさせる予定です。さて、寮が完成して、何人着任しているのだろうか…そうすると30人なったらSP企画やらないといけませんね
>>886-892 >>896
一応コンクリートの堤防とか鎮守府の陰になってるから塩害は大丈夫かなー的な感じでやってましたが潮風忘れてた!
次の年に植林以外にも生垣とか石垣とかこう、何か即席で作れそうなもの探してみます
>>894
これの3枚目見て、すっかり痩せちゃったんだな…って思いました
2枚目は保存して今、デスクトップの壁紙となってます、もう一度、あの村での活動見たいですね…
>>898-990 >>903
以前の放送でやってましたねー、あのトマト見た時、トマトって最初こんな形してたんだ! て衝撃を受けました
続きだにゃー
―――――
>>881 >>901
あれ見ておバカ企画キターって思いましたww 面白そうでしたし、来週も絶対に見ます
>>904
赤城「いや、積載オーバーで無理ですよ…」
城島「地上から固定なら行けるやろうか」
―――――
コメントレス終了です。
いや、本当に申し訳ありませんでした…早くお知らせすれば良かったのですがもたついていたせいでエター言われるのも仕方ないです
もしかしたら小ネタ(山城、古鷹、初春の改二実装インタビューwithTOKIO)見たいな数レス程度のネタ投下はあるかもしれませんけどあんまり期待しないで下さい
テストを無事に乗り越えたらお会いしましょう、それではおやすみなさいです
どうもこんばんわ、風来坊です。
テスト終わりました。やったー!!
と言う事で投下に来ました。午前中に終わったのに何故今なのかと言うと普通にモンハンと艦これやってました
ハンターと提督兼任しているので…ガルルガフェイク被って今日も提督してます
そんな訳で今日は提督の居ないDASH鎮守府(数レス程度の雑小話)と本編の投下をしたいと思います
なお、小話の方は数分で書いた低クオリティなので期待しないで下さい;
では投下します
DASH鎮守府―――
ここしばらくTOKIOのスケジュールが合わない、と言う事でスタッフが様子を見に行く事に―――
<撃てーーー!
<ドォン ドン ドン バババババ
どうやら訓練中の様だ。
戦艦の3人は長距離砲撃の練習をしながら駆逐艦の指導をしている、今は山城が指導している番だ
山城「深雪ー! 腰が浮いてるわよ。重心下げて安定させなさい」
深雪「お、おう!」
山城「暁はそうね…前に突出してる時があるわ。慌てて前に出て敵に狙われるなんて事もあるんだから気を付けないとダメよ」
暁「わ、分かってるわよ!」
山城「返事は?」
暁「は、はい」
山城「もう一回的に向かって砲撃を撃ちながらの回避行動を行うわ。的には近づきすぎず遠すぎず、砲撃が一番威力の乗る安全な位置で撃つように意識する事!」
熱心に教える山城。一度テレビで見せた教官っぷりは本物の様だ
と、重巡の3人がスタッフに気付いたようだ
最上「こんにちは」
スタッフ「あ、どうもこんにちは」
古鷹「今日はどうしたんですか?」
スタッフ「いや、最近TOKIOの皆さんがなかなか都合が合わなくて来れないから僕達だけで5人の居ない鎮守府ってどんなのかなーって言うのを撮影しにね」
高雄「成程、そうでしたか」
スタッフ「僕の事は気にしないでいつも通りでいいから」
高雄「分かりました。じゃあ練習に戻りますね」
そう言うと的となるブイを見ながら手に魚雷を持って話を再開した。どうやら魚雷を当てる練習をしていたようだ
一方、空母の面々は陸上から海上にある浮きの上にある的に向けて矢を放っていた。矢はいつもの艦載機に変形するものでなく、普通の弓矢の様だ
その様子を見るとその昔、源平の戦いの中、波で揺れる船上の的を射た弓の名手、那須与一を思い浮かべたのはきっとスタッフだけでは無いだろう
鳳翔「…」パシュン!! …スタン!!
祥鳳「…」パシュン!! …スタン!!
いつもふんわりとした雰囲気の鳳翔もこの時は凛とした表情で弓を持ち、矢を的に放っていた
瑞鳳は赤城に色々と話を聞いているらしく、赤城の話に熱心に耳を傾けていた
ちなみにこの場に軽巡洋艦が居なかったのは鎮守府から外に出て走りに出かけていたそうだ
・
・
・
お昼時
食堂に人が集まり賑やかな光景が広がっていた
食事当番である龍田と天龍が厨房で出来たおかずを表に出す
今日のお昼は竜田揚げ定食。おいしそうだ。
思い思い食事をしていてとても楽しそう
中にはカメラに向かって
漣「」ピースピース
深雪「」ピースピース
文月「」ピースピース
球磨「」ピースピース
なんて子達も
<今日の午後はどうするー?
<どうしますかねぇ
<赤城さん、人の皿から竜田揚げ盗ろうとしないで下さい
午後は自由時間。適当に廊下を見ているだけでも色んな事が
ドン!!
電「はわわ! 痛いのです~」
天龍「おいおい、電大丈夫かぁ? 気を付けてあるけよー。全く」
何を慌てていたのか電が天龍と衝突したり
曙「それであのクソ提督が…」
漣「うち5人いるよ。誰の事?」
曙「それは…えっとえっと…その…」
漣「う~ん? 早く名前で言いなよ~」ニヤニヤ
名前が言えない曙を弄る漣だったり
伊勢「今日19:○○に皆談話室集合だってさー」
日向「何かあるのだろう。行けばわかるさ」
何気ない話をする伊勢姉妹だったりと色々な事があった
・
・
・
~談話室~
談話室はちょっとした艦娘の遊び場みたいな場所で最初はテレビしかなかったのだが艦娘やTOKIOのメンバーが思い思いの物を置き始め今ではボードゲームやカードゲーム等色々な物が置いてある
そんな談話室に艦娘全員が夜7時に集合し、テレビを見ていた
見ている番組は…
TV『THE!鉄腕!DASH!!』
当番組を見ているらしい
あとから鳳翔から聞いた話によると毎週必ずここに集まって全員で見ているとの事、と言うのもテレビがここ1台しかないせいでもあるのだが
・
・
・
こんな具合で提督の居ない鎮守府ではこんな感じの日常を繰り広げています
しかし、これはほんの一部、新たに人が入った時にはもう一度、やってみたいと思います
本編投下
―――――
DASH鎮守府―――
今日は久しぶりの出撃となるDASH鎮守府、西南海域の3番目となるオリョール海攻略を目指す
城島「何か、えらい久しぶりに来た感じするなぁ、執務室」
松岡「最近作業続きだったからなぁ、仕方ないよ」
国分「東部オリョール海に出撃するんだっけ」
城島「そうやね。ここの制海権を取り戻せば西南海域は残すところあと1つや」
現在、DASH鎮守府は西南海域、バシー島まで制海権を取り戻している。残す海域は東部オリョール海と沖ノ島の2つ
しかし…
松岡「聞いた所によるとすんごい難所らしいよ。その沖ノ島海域って所は」
国分「他の提督さんの話を聞くと今も苦戦したり、中には艦娘を轟沈させたりする人も居る位らしいよ」
城島「なんやそれ…」
コンコン
城島「ん? ええでー」
大淀「失礼します。今回の東部オリョール海の海図を持ってきました」
松岡「おー、ありがとう!」
国分「ごめんね。わざわざ」
大淀「いえいえ」
城島「あ、そうや。ついでに沖ノ島海域の海図も持ってきてもらってもええかな」
大淀「いいですけど、どうしてですか?」
城島「ちょっと話で上がってきてな。気になったから予習ついでにと思て」
大淀「分かりました。資料室から持ってきますのでちょっと待ってて下さいね」
大淀が再び部屋から出て行く。その間に3人だけで作戦を練る
国分「うわ、少し航路が複雑になってきてるね」
松岡「こことここが通れる所か…主力艦隊は多分この奥の島の沿岸にいるよね」
航路の先を示す松岡、城島と太一が編成を考える
城島「まぁいつも通り山城さん旗艦やな。そんでこの間入ってきた伊勢さんに入って貰おう」
国分「あれ、日向さんは入れないの?」
城島「戦艦3隻入れるにはまだ早いやろ。次の沖ノ島海域では3隻で向かって貰おうかな思っとるけど」
松岡「うん、資料を見る限り、主力艦隊以外には最近出てきたeliteって言うのが居ないみたいだし」
城島「最悪夜戦で決められるやろ。それを見越して重巡を2隻入れて空母2隻って感じやな」
松岡「重巡は…どうしようか」
国分「今回制空権は空母2隻で完全に役割分担して最上さんには休んで貰おうよ」
城島「すると重巡は高雄さんと古鷹さん。空母は赤城さんと…瑞鳳ちゃんやな。これで行こうか」
と、そこへ大淀が再び戻ってきた
大淀「失礼します、言われた沖ノ島海域の海図を持ってきました」
城島「ありがとね、どれどれ… !?」
海図を見た城島は驚いていた。それもその筈
城島「何やねんこれは!?」
国分「え、え、えー!?」
松岡「これ間違いじゃないよね?」
大淀「いえ、正式な物ですから不備は無いと思いますけど…。でも沖ノ島海域で通過可能ルート、及び敵艦隊と遭遇すると思われる地点を加味するとこのようなルートになってしまうんです」
海図には複雑な航路と遭遇予測地点…これは3人も驚くのは無理は無い
城島「何か、分かった気がするなぁ。難所って言われている理由」
城島が珍しく難しい顔をする
しかし、今はまだ沖ノ島海域攻略では無い、まずは目の前の海域、東部オリョール海をクリアせねば!
松岡「リーダー、今はまだオリョール海をクリアしないといけなんだからさ」
国分「そうそう。それに沖ノ島海域に出撃する時は皆一緒に悩んでさ、制海権を取り戻そうよ」
大淀「そうですよ、城島提督。艦隊はあなた一人だけではありませんから、大丈夫ですよ」
城島「皆…。そうやな、うん。よっし、今日の東部オリョール海、敵艦におりょーっと言わせるような進撃見せるで!!」
…
大淀「ハ、ハハハ」
国分「大淀さん、無理して笑わなくていいんだよ」
松岡「ダメだよリーダー。大淀さん、滅茶苦茶顔引き攣ってるじゃん」
城島「アカンかった?」
松岡「アカンかったです」
気を取り直して一同、会議室へ―――
~会議室~
城島「…と言う風な感じで今日は東部オリョール海に向かって行こうと思います」
曙(あ、真面目に出撃はするのね)
国分「遠征の方は川内ちゃん旗艦で白雪ちゃん、深雪ちゃん、漣ちゃん、曙ちゃんの5人でタンカー護衛の依頼が来ているからそっちの方お願いね」
川内「今回提督は同行するの?」
松岡「残念だけど俺達は船舶免許持って無いから台船も漁船も出せないんだよ。ごめんね」
白雪「あー、それでは仕方ないですね」
深雪「ああ、仕方ないな」
曙「普通は同行出来るモンじゃないでしょーに…。ま、遠征は引き受けるけど」
漣「頑張るぞい!」
城島「それと…旗艦の山城さん、これ装備しといてな」ゴトッ
山城「! それは…!」
城島「対空電探21号や。それと伊勢さんはこれな」ゴトッ
伊勢「おー! 三連装20.3㎝副砲!」
国分「今日は早めに来て開発しておいたんだ」
そう、この日、早めに来た3人は工廠に赴き、装備を作っていたのだ
松岡「この間兄ぃが遠征行った時の余った資材で作ったんだよ。良かったら装備しておいて」
山城「でもこんないい装備…私には…」
城島「何言っとるん! 自信持ちぃって着任した時言ったやないか、それに何時も山城さん出撃させてるんやからこれ位の装備は作ってあげないとアカンやろ」
国分「そうだよー、それにこの電探。割と作るの苦労したから使って貰わないと困るよー」
山城「まぁ、そこまで言うなら貰うわ…ありがとう」ボソッ
松岡「ん? どうしたの?」
山城「何でも無いわ。第一艦隊、出撃準備よ」
伊勢「っしゃー! 張り切って行くぞー!!」
古鷹「頑張って行きましょう」
東部オリョール海攻略に向けて動き出す、いざ、出撃へ―――!
~鎮守府正面海域~
城島「ほな、頑張ってな」
赤城「勿論です、慢心はしません」
瑞鳳「赤城さんに負けない様に頑張って来ます!」
国分「瑞鳳ちゃん張り切ってるねー」
松岡「ハハハ! 頑張ってね!」
高雄「準備整いました!」
川内「こっちもいつでも出撃できるよー!」
山城「出撃するわよ、扶桑型戦艦山城、出撃します!」
川内「川内、水雷戦隊、出撃します!」
・
・
・
~東部オリョール海~
山城「こちら山城、東部オリョール海に到着しました、どうぞ」
城島『通信良好、うん。大丈夫やで、羅針盤は何処向いとる?』
山城「東を指してるわ。このまま進むわ」
城島『了解、敵艦隊を見つけたら報告よろしくな』
山城「了解。艦隊、このまま進路東に取るわ。艦載機と偵察機による索敵は引き続きよろしく」
赤城「分かりました」
瑞鳳「艦載機の皆、お願いね!」
高雄「さてと、私達も水上偵察機を使って索敵ね」
東部オリョール海を更に東へ進んで行く…
・
・
・
索敵をしつつ進む事数十分、ここで通信が入る
赤城「艦載機から連絡が入りました、敵艦隊発見だそうです!」
山城「相手の編成は?」
赤城「雷巡チ級elite、軽巡ト級、軽巡ホ級2隻、駆逐イ級2隻です!」
山城「こちら山城、敵艦隊を発見しました、敵旗艦に雷巡チ級eliteが居るようです」
城島『雷巡のeliteがおるのか…いつも通り複縦陣で迎撃、雷巡チ級は優先的に倒しといて』
山城「了解、艦隊の陣を複縦陣に変更、敵艦隊の居る方に向かい、迎撃するわよ!」
赤城「方向はここから2時の方向です」
古鷹「行きますか」
高雄「ええ」
そして相手の敵艦隊を目視で捉える所まで接近した所で赤城と瑞鳳の先制爆撃が始まる
チ級elite「! テキカンタイカ!」
赤城「装備換装を急いで!」パシュン!
瑞鳳「赤城さんの艦載機に続いて!」パシュン!!
赤城と瑞鳳の放った彗星と99式艦爆は敵の真上から爆弾を投下していく
ドガァァァァァァン!!
ホ級1「ガァァ…アア…」撃沈!
イ級1「ギュアアアア!!」撃沈!
赤城「うん、上々ね」
山城「私達も続くわよ、主砲、良く狙って…撃てぇ!!」ドォン
ト級「グアアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!!
流石に山城達の練度となれば装甲の薄い無印の相手は一撃で沈められる様になってきた
伊勢「沈みなさい!!」ドォン!!
ホ級2「グアアアアアアア!!?」ドガァァァン!! 撃沈!!
古鷹「主砲、狙って…そう、撃て!!」ドォン!!
チ級E「グアァァ!?」ドガァァン!! 大破!
高雄「喰らいなさい!!」ドォン!!
チ級E「クッ…」ヒュン!!
よろよろとしながら避けるチ級elite、しかし既に大破状態。攻撃に移るも…
チ級E「クソッ!」ドン
山城「何処に目を付けてるのかしら?」ヒュン
赤城「これでトドメです!」パシュン!!
チ級E「ガアアアアア!!」ドガァァァァァン!! 撃沈!
一戦目の敵水雷戦隊を軽く退けた第一艦隊
山城「こちら山城、敵艦隊を撃滅しました」
国分『お、お疲れー』
城島『まだこの先も相手は居るからね、油断しない様に進んでな』
松岡『頑張ってね』
山城「了解、羅針盤は北東…さて、気を緩めずに進撃するわよ」
一同「了解!」
・
・
・
艦隊は北東を目指して進行中、途中弾薬と燃料を拾いそこからさらに奥地へ進んで行く
瑞鳳「あー、何か資材ばっかり拾ってるなぁ」
伊勢「なーんか不安になっちゃうねー」
山城「もし主力艦隊じゃなくても出会った敵は倒すだけよ」
古鷹「それはそうですけど」
周りに気を配りながら進撃する
すると―――
高雄「! 水偵から通信が入りました。敵の主力艦隊と思われる部隊がこの先にいるみたいです」
伊勢「お、ビンゴ?」
山城「編成は?」
高雄「えっと…、戦艦ル級eliteと無印の戦艦2隻、空母ヲ級、重巡リ級2隻、軽巡ヘ級2隻です」
赤城「こ、これは…」
瑞鳳「中々に手ごわい艦隊だね」
山城「臆する暇なんてないわ。提督、編成は以上の通りです。陣形はどうしますか?」
城島『いつも通り火力全開の単縦陣で迎え撃つで。戦艦が2隻でもう一方がeliteやけど皆なら出来るから』
松岡『今までどおりで大丈夫だから!』
山城「了解、さ、単縦陣で迎え撃つわよ。陣形を整えて航空戦から開始するわ。赤城、瑞鳳、用意はいいかしら?」
赤城「装備換装は終わりました!」
瑞鳳「こっちも良いよ!」
山城「分かった、このまま敵艦隊を迎え撃つ、行くわよ!」
一同「おぉー!!」
・
・
・
ブゥーン ブゥーン…!
タ級E「カンサイキノオト…カンムスカ。ヲキュウ、ムカエウテ」
ヲ級「ヲ、リョウカイ」シュン シュン シュン ブゥーン…
こうして航空戦開始、東部オリョール海奪還に向けた戦いの火ぶたが切って落とされた!
赤城「艦載機の皆さん、お願いします!」
瑞鳳「やっちゃえ!」
ヲ級「クッ、クウボフタリニ、ヒトリジャブガワルイ…!」
タ級「タイクウホウデシエンダ!!」ダダダダダ!!
ドォン!! ドォン…!!
ヘ級1「グガ・・・ガ…」撃沈!
高雄「く…それで勝ったつもりかしら!?」中破!
相手側はヘ級撃沈、一方こちらは高雄が中破してしまった
古鷹「大丈夫!?」
高雄「ええ…でも砲身が…」
山城「無理しないで良いわ。敵の攻撃を喰らわない様に回避に専念しなさい
高雄「ごめんなさい…」
そして艦載機から赤城に通信が入る
赤城「艦載機から連絡! 制空権は優勢だそうです!」
古鷹「…着弾観測射撃が出来そうですね」
山城「一応訓練ではやってきたから問題無い筈…やってみましょう」
山城が35.6㎝連装砲を構え、電探で相手の位置を補足する
そして偵察機、ここでは瑞雲で砲弾の軌道を計算し相手に当たる位置に誘導する
山城「…」カチャリ…
瑞雲『モウスコシヒダリニシュウセイシテクダサイ、ヤマシロサン』
山城「了解」キリキリキリ…
瑞雲『…オッケーデス!』
山城「てぇーーー!!」ドォン!!
リ級1「チャクダンカンソク…!? グアアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈
タ級E「クソ…コレデモクラエ!!」ドォン!!
瑞鳳「!? 危ないなぁもぅ!」ヒュン!!
伊勢「私も出来るかな?」
水偵『…スイマセン、テキノカンサイキノセイデホソクシキレマセンデシタ…』
どうやら敵艦を補足しきれなかったようだ―――
伊勢「えー、うそーん」
山城「入ったばかりであんまり訓練受けてないんだから仕方ないわよ」
伊勢「ちぇー。しょうがない、普通に撃つしかないねっと!」ドォン!!
タ級E「ウグ!? アノセンカンノレンドガヒクカッタノガサイワイダナ…」ドォォン!! 小破!
タ級「eliteデハナイガワタシダッテセンカンダ!!」ドォン!!
伊勢「っと! まともに入ってないよ!」ガァン!!
古鷹「戦艦は山城さん達に任せて私達は重巡と軽巡を狙いましょう」
高雄「そうね。傷付いた船体でどこまで行けるか…主砲! 右弦の敵艦を叩いて!」ドン!!
リ級2「キカンナァ! ソラクラエ!!」ガァン!!
古鷹「うわ!?」ドガァァン!!
赤城「! 古鷹さん!」
古鷹「うぅ…やっちゃった…まだ沈まないよ!」中破!
高雄「やっぱり大したダメージ与えられませんね…」
古鷹「少しでも敵艦にダメージを狙って…撃てぇ!!」ドォン!!
ヘ級2「ギュア!?」ドォォン!! 大破!
順調に数を減らしていく山城達、更に攻撃は続く
赤城「第2次攻撃隊、発艦してください!!」パシュン!!
タ級「グアアアア!! クソ…! カンサイキメ…!」ドガァァン!! 大破!
瑞鳳「追撃しちゃいますか!」パシュン!!
リ級2「グ、ヤルナ…」ドガァン!! 中破!
損害こそ与えている物の、倒しきれていない敵艦が多い
一方こちらは重巡2人が中破となってしまっている
砲戦2巡目開始―――
山城(今度こそ…!)
瑞雲『ミギヘチョウセツシテクダサイ…オッケーデス』
山城「主砲、良く狙って…撃て!!」
タ級E「!? シマッ…!」
ヘ級2「ウオオオオオオ!!」ドガァァァン!! 撃沈!
リ級へ向かって飛んでいた砲弾の前にヘ級が現れ代わりに砲弾をその身に受けて沈んで行った…
タ級E「ク、ユダンシタ…コレデモクラエ!」ドォォォン!!
瑞鳳「!? キャアアア!」ドガァァン!!
リ級eliteの砲弾が瑞鳳に直撃―――!
瑞鳳「いったたた…でも…エンガノ岬の様には…いかないん…だから…!」大破!
赤城「大丈夫? 瑞鳳」
瑞鳳「何とか…でも発着艦は無理…」
赤城「大丈夫、私達で何とかするわ」
伊勢「瑞鳳の仇ーーー!」ドォォォン!!
瑞鳳「沈んでませんよ!?」
タ級「クッソォォォ!」ドガァァァン!! 撃沈!
古鷹「着弾観測射撃で落ちた火力をカバーしないと…!」
水偵『カクドアゲテクダサイ…モウスコシ…ソコデス』
古鷹「いっけぇぇぇ!」ドォン!
リ級2「ギャアアア!!」ドガァァァン!! 撃沈!
高雄「残るは旗艦のみ…! 撃てぇ!」ドォン!
タ級E「コシャクナ!」ドン!
赤城「もう一度…! 第3次攻撃隊、発艦!」パシュン!!
タ級E「グア!?」ドガァン!! 大破!
ここでならいつもは雷撃に入るのだが重巡2人は中破状態となってしまっている為、魚雷を飛ばすことが出来ない
タ級E「ウグ…」
山城「ハァハァ…敵艦は一隻大破状態ね。…こちら山城、戦闘終了しました。敵艦は旗艦以外全て殲滅、旗艦も大破まで追い込みました」
城島『こちら城島。お疲れさん、敵艦の動きは?』
山城「タ級eliteは…」
タ級E「グ…テッタイ…カ…」ザッザッザ…
タ級Eは足と艤装を引き摺りながら自らの泊地か本営へ戻って行く、海域権を手放す様だ
山城「敵旗艦のタ級eliteは撤退を始めました。どうしますか?」
松岡『前は追撃したけど流石にあそこまで追い詰めたんだから大丈夫でしょ』
国分『それに夜戦すると資材も多く使ってしまうからね』
城島『せやから追撃せんでええで。戻って来なさい』
山城「了解」
国分『あ、後怪我した人の曳航もよろしくね』
山城「分かってるわよ。…さて敵艦も逃げたし、海域権は取り戻したわ。艦隊帰投するから高雄は私、古鷹は伊勢、瑞鳳は赤城が曳航して帰るわよ」
高雄「了解しました」
瑞鳳「ふぃー、お疲れ様ー。赤城さん、帰りお願いしますー」
赤城「はいはい、しっかり掴まってて下さいね?」
こうしてDASH鎮守府は西南諸島第3海域、東部オリョール海を攻略した
しかし、激化していく敵艦隊にこちらも受ける被害が徐々に大きくなっていく、この先、どう対処して行くのだろうか―――
・
・
・
~DASH鎮守府正面港~
山城「艦隊が帰投したわ」
松岡「お疲れ様ー、大丈夫?」
国分「お疲れー、うわ、手ひどくやられたね。バスタオルほら」パサッ パサッ
高雄「ありがとうございます」
古鷹「すみません、いつもいつも」
松岡「瑞鳳ちゃんもバスタオル羽織って。お腹丸出しじゃん、冷やすとダメだよ」パサッ
瑞鳳「うぅ~、ありがとうございます」
松岡「じゃあドックまで連れてくよ」
国分「足痛い人言ってね。肩貸すから」
松岡と太一は大破した3人を連れてドックへ向かう、残ったのは城島、山城、赤城、伊勢の4人
城島「お疲れ様、今回大変やったね」
山城「ええ、戦艦2隻、その内一隻はeliteクラス…敵も本腰入れ始めて来てるわね」
伊勢「私も大したことないけど掠り傷受けたから3人終わった後、一応入渠していいよね?」
城島「かまへんかまへん、ベストな状態がええからね。怪我したままは嫌やもん」
伊勢「ハハハ、そうだよね」
山城「全くもう…呑気なんだから」
城島「焦ったってアカンしね。…次の海域は新人提督にとっては難関の海域らしいし、しっかりと準備しないとアカンからなぁ」
山城「もしそれでもダメだったら?」
城島「強くなってまたもっかい挑戦すればええんや。単純やろ?」
赤城「単純かもしれませんけど、私は嫌いじゃないですね」
山城「まぁ、確かに過去にいろんな事に挑戦した来た提督達だからこそ、言える言葉なのかもしれないわね」
城島「何事もトライ&エラーや。でも絶対に皆沈ませるような真似だけはせん。これは絶対に守る」
城島が決意を言葉にする、すると山城が…
山城「…でも時には沈む覚悟も必要な時があると思うわ」
城島「山城さんッ!」
伊勢「ちょっと、山城…!」
山城「…って昔の私だったら言ってたかもしれないわね」
赤城「!」
山城「ここに居る同僚の艦娘や提督達と居る内に考えが変わったのかしらね、死地に行けって言われても今の私だったら多分断ると思うわ」
城島「…良かったぁ、山城さん変な事言うのかと思ったわー」
山城「それこそ…あのレイテ沖海戦すら断ると思うわ」クスッ
城島&赤城「!!?」
伊勢「?」
山城「要はそれだけここでの生活も何だかんだ言って嫌いじゃないって事。…報告書書いてくるから先に戻ってるわね」スタスタスタ…
山城はそう言い残すと鎮守府へ戻って行った。こうして更に残ったのは3人
城島「…」
赤城「…」
伊勢「ど、どうしたのさ。茫然として」
城島「い、いや。山城さんが笑ったのって何か初めて見たような気がしてな」
赤城「私も着任してからあんまり笑った所見た事無いですから…正確には面白い物を見て笑うとはまた違う笑うですけど」
城島「笑うって言うか、微笑む? みたいな感じやったよな今…」
伊勢「アハハハハ! じゃあそれだけ山城はここの生活に満足してるって事だよ。やー、山城も可愛い所あるんだなぁ、少し無愛想かなって思ってた部分が多かったし」
赤城「ぷっ、じゃあやっぱり素直じゃない山城さんなりの精一杯の素直だったんですかね」クスクス
城島「そっかそっか…何にせよ満足して貰ってるんやったら提督として幸せや」
3人は歩き去って行った先を見て納得していた
余談だがあの話の後、彼女とすれ違った明石は彼女の顔が真っ赤だったと言うのはここだけの話―――
・
・
・
~入渠ドック~
場所は打って変わり入渠ドック、艦娘の医療施設みたいなのがここである
今現在、治療に専念するために高雄と古鷹は中に入っているのだがドックの数は2つ、つまり―――
瑞鳳「…」大破 チーン
待合所みたいな場所で瑞鳳は待たされているのであった
大破と聞いて駆け付けた姉の祥鳳が慰めているが大破状態でお腹が晒されている状態の為、なかなか精神的に来ている様で…
祥鳳「もう少しだから、ね?」
瑞鳳「お姉ちゃ~ん…」グスグス…
これを見て松岡と太一、どうにかならないかと話していた
松岡「どうにかならないかなぁ…」
国分「どうにかするにしても今はどっちも空いてないし、増設も今すぐ出来るものじゃないしねー…」
そもそも入渠ドック、と大仰に言っているが実際はお風呂場みたいなもので浸る液体に艦娘の体を治癒するための特殊な成分が含まれている
ちなみにこの成分、妖精しか製造、及び配合方法を知らない為、人間に作ることは出来ないと言われている
また、高速修復材はこのお湯の中に混ぜる事により、成分が促進され、高速治癒が促されるとの事
松岡「…あれ、て事はさ」
ここで松岡、気付く―――
国分「うん」
松岡「即席で湯船作ってお湯とこれぶち込めばいいんでしょ?」【高速修復材】
国分「え~、でも即席の湯船って…あー!」
松岡「あるじゃん。浜辺で偶に拾ってきては倉庫に放り込んで飽和状態になってる物」
国分「ドラム缶!」
松岡「そうだよ、ドラム缶風呂なら直ぐに治せるよ」
国分「そうとわかったら直ぐに準備しよっか。僕土台と火の準備するから松岡くんドラム缶とお湯の準備してよ」
松岡「おっけー、任して!」
そう言うと二人は入渠ドックの施設から出てすぐさま準備を始めた
・
・
・
と言う事で港にドラム缶風呂の施設一式が用意された。ドラム缶の底には火傷防止の為、丸く切った簀子を敷いている
少しぬるめのお湯をポリタンクからドラム缶に移し、太一が火を起こして温度調節する
国分「よし、良いかな」チャプチャプ
振り向いた太一の視線の先には松岡、祥鳳、そして―――
瑞鳳「こ、これってここでやる必要あるの?」モジモジ
バスタオルを体に巻いた瑞鳳が居た
松岡「や、景色良いからさ~。前も島の時リーダーが海を目の前にして入ってたからここかなって」
国分「海を目の前にってさ、絶景だよ。最高じゃん」
瑞鳳「絶景だけどさ~…」
祥鳳「あぁ、瑞鳳が人前で肌を…大人の階段を上るのね…」ホロリ
悪乗りの姉―――
瑞鳳「お姉ちゃん悪乗りしないでよ!? て言うか大破状態も同じ事だからね!?」
そんな事を言う瑞鳳だったが、結局入る事に―――
ザブン…
瑞鳳「はぁ~、気持ち良い~」
何だかんだ言っていたが、ドラム缶風呂に入るとリラックスした表情になっていった
松岡「でしょー、あ、ほら見てよ!」
国分「あー、夕焼けで照らされてるね」
山側からのオレンジの光が水平線に反射し、綺麗な景色を映し出していた
瑞鳳「これが日本海側だったら海に沈んでたんだよね~」
祥鳳「まぁ、良いじゃないかしら。十分いい景色だと思うわよ、瑞鳳」
瑞鳳「そうだね、お姉ちゃん」
姉妹仲むずましく話す2人を見て松岡と太一がにっこりと笑う
松岡「仲が良いって良いな」
国分「そうだね~」
夕暮れ時にオレンジ色に照らされた海を目の前にしながら談笑する4人
当面は海域攻略の準備と寮の建設で忙しくなるだろうDASH鎮守府は、今日も笑顔が絶えません―――
―予告―
最後の砦!
城島「沖ノ島海域―――行くで!!」
一同「おお!!」
気合十分! しかし―――
山城「eliteの数が段違い…」
荒れ狂う沖ノ島海域!
山城『大破3人! 中破1人!』
慌てる城島!
城島「どういうことやねん!?」
国分「flagshipクラス…それのヲ級…!?」
荒ぶる羅針盤!
伊勢「あぁ~~!! またそっちに向くの!?」
日向「まぁそうなるな…」
こわれる松岡!
松岡「お母さぁん…」
川内「しっかりして! それお母さんじゃ無くて城島提督!!」
そしてついに…
山口「もういい、俺が行く」ッザ E:銛
大淀「山口提督!?」
長瀬「ダメだって山口くん!」
松岡「誰か兄ぃ止めて!!」
山口暴走!?
どうなる!? DASH鎮守府!?
近日公開!! 沖ノ島海域攻略編!!
投下完了しました。久しぶりでしたが如何でしたでしょうか?
さてスレも残りわずかになったので明日には新しいスレを建てたいと思っています一応990台まで伸びるようでしたらリンクは貼りたいので残しておいてください、お願いします
それではテスト明けの睡眠に入りたいと思います。おやすみなさいです!
乙です
入渠ドックを自前で拡張とか、もう(課金いら)ないじゃんww
あと、細かい点だけど、
「着弾」観測射撃 → 「弾着」観測射撃
タ級 → ル級
「弾着」と「着弾」を間違えそうになったら、自衛隊の演習動画とかで「だんちゃーく、いま!」とか言ってるの思い出すとええで
あと、2-3でタ級eliteが出たら詰むww
乙!!!
次回予告に全部持って行かれてしまったwwwwww
誰かぐっさん止めてー!何とかできそうなあたりが一番怖いよ!
あと、松岡の「お母さん」発言は城島と一緒のロケのときに出てくるので、案外本気で城島のことかもしれない…ww
(ぐっさんと一緒のときは「お父さん」だった)
こんばんわ、スレを建てる前に謝罪が
言い訳では無いのですが編成でリ級が1隻多かったこと、そしてル級がタ級になっていたことに関してお詫び申し上げます
疲れ、かつ寝ぼけながら書いていたので大分誤字していしまいました。脳内変換でお願いします
そして最初の副砲に関してですが特に描写が無かったので15㎝副連装砲と言う事にしておいてください
本当に申し訳ございませんでした
謝罪が終わった所で次の投下に次スレのリンク貼ります
次スレ建てました!! リンクは↓
【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】その3
【ザ!鉄腕!DASH!!】DASH鎮守府~TOKIOは海の平和を守れるか~【艦これ】その3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418313978/)
一応HTML依頼は出しておきます。ここまでお読みいただきありがとうございました!!
このSSまとめへのコメント
瑞鳳と伊勢の組み合わせにレイテを感じてしまう。
というか地味にエンガノとかスリガオとかレイテの子が多いな