提督「MS娘?」【安価】(88)

MSの強さに関しては割と適当、ゆっくり書いていきますのでご了承ください


20××年、人類は滅亡の危機に晒された。

宇宙から訪れたとある群体。デスアーミーと名付けられた彼女たちによって、地球上のあらゆるところで虐殺が繰り広げられたのだ。

各国は軍隊を使ってこれを迎撃するも、高機動、高火力の強力な人型兵器であるデスアーミーの前になす術もなく敗北。彼女たちデスアーミーが地球にやってきてから三年もしないうちに、地球で国と呼ばれるものは消滅した。

国の統率は失われ、細々としたレジスタンスが生まれては滅び、人類はついに絶滅寸前まで追い詰められた。

そんな時、デスアーミーたちが唐突に現れたように、彼女たちも唐突に現れた。

MS娘。彼女たちはハロ妖精というものによって建造され、基本的に人間に近い感性と感情を持って生まれる。また、デスアーミーたちと同じように人型の兵器であり、デスアーミーと違って人類に友好的な、まさしく人類の守護者とも呼ばれるような存在だった。

彼女たちをもって、人類の反撃は開始された。

そしてMS娘が生まれてから二年、日本には東北を中心として新たな政府が誕生していた。

元提督「ナナヤ。ご飯できたぞ」

ナナヤ「ありがと、元提督。いつもごめんね」

元提督「それは言わない約束ですよ」

ナナヤ「はは、そうだったね。ごめん」

元提督「ほら、あーん」

ナナヤ「ん」

ナナヤ「美味しい」

元提督「光栄です」

ー食事中ー

ナナヤ「ごちそうさまでした」

元提督「ごちそうさま、さて、食器を洗うから少し待っててくれ」

ナナヤ「うん、待ってるよ」車椅子



ナナヤ「平和だね、元提督」

元提督「そうだな、平和だ」

ナナヤ「でも、今頃茨城奪回作戦が始まってるよね」

元提督「.......」

ナナヤ「....ごめんね、元提督、私の怪我なんかに」

元提督「ナナヤ」

元提督「それは、言わない約束だろ?」

ナナヤ「....ごめん、元提督」

元提督「謝らないでくれ。これは、俺が決めたことなんだから」

元提督「それに、ナナヤの怪我は俺の指示が原因なんだ。責任くらいは俺にとらせてくれ」

ナナヤ「元提督.....」

ナナヤ「.....ありがと」


ナナヤ(でも、私はあなたの荷物になりたくないよ...)




元提督『福島、ついに奪回....か』

元提督『.....ッ』コブシ ギュッ



ナナヤ(私は知ってるんだから。元提督の、本当の気持ち)

ナナヤ(だから、私は....)

市場

元提督「やっと、物が買えるようになったんだな...」

元提督「急がないと、あまりナナヤを一人にさせてはいけない」

ドガーンッッ

ザワザワ ドウシタ!? バクハツシタ!? デスアーミーカ!!?

元提督「この方角....まさかっ」



元提督「何で....何でなんだよっ!!?ナナヤっっ!!」

家に置かれた遺書

元提督へ
私は一度消えます。
だから、あなたが一番望むことをしてください。

追伸
私の妹たちがきっとあなたの力になってくれます。ぜひたくさん建造してください。

下っ端A「あの提督さんが戦線復帰するって聞いたかっ!?」

下っ端B「まじかよ!?あの青森奪回作戦から山形奪回作戦までで大活躍したあの提督さんか!?」

下っ端A「マジだ!俺、ついさっき生で見ちまったからな!」

下っ端B「まじかよっ、いいなー!提督さんとかまじで生きる英雄じゃねえか。一度でもいいからジムⅡとかじゃなくてガンダムを建造したいもんだな~」

下っ端A「おまっ、ガンダム建造とかできたらまじリスペクトだわwwありえねーww」

下っ端B「だよなww」

下っ端A(でも、提督さんって負傷したガンダムの面倒を見るために戦線を退いてたんだよな?ガンダムってどうなったんだ?)

茨城前線基地

提督「基地に来るのも、随分久しぶりだな....」

提督「ひとまず建造をしよう。建材は期待されてるからかたくさんもらったしな」

安価ルール
建造の際に安価をします。好きなMSを書きましょう

ルールその一
作者はユニコーン以降を知らないのでその世代はなしです

ルールその二
ナナヤ(ガンダム)の祝福(呪い)があるのでガンダムとつくものしか建造できません。フリーダムみたいなのはありです。

ルールその三
最初は弱いのででます。Wガンダム0カスタム(EW)と安価してもWガンダムが出ます。

建造安価>>11

ガンダムマックスター

>>11 なんでや!?

ハロ妖精「ハロ!ハロ!デキタ!デキタ!」

提督「お、できたのか」


提督「久々だから、少しドキドキするな」


マック「初めまして、提督。俺はGF13-006NA、ガンダムマックスターだ。気軽にマックと読んでくれ」

提督「お、おう、よろしく」(女の子なのに俺、か。不思議な娘だな)

提督「とりあえずマックでいいのか?少々女性らしくないと思うんだが...」

マック「マックが女の名前で何が悪いんだよっ!!俺は女だよっ」

提督「それは違う人のネタ、ゴポォッッ」

提督(アッパー、クラッタ。ソラトンデル)

ドシャッ

ハロ妖精「テイトク!?テイトク!?AED!AED!」

建造安価>>14

ミス、建造安価>>16

愛宕

サイコガンダム

>>17採用


提督「次の建造が終わったようだ」鼻ティッシュ


??「アナタガ、テイトク」

提督「! ぁぁ、そ、そうだ」

提督(で、でかいっ。な、なんてでかい胸部なんだ...)

サイ「ワタシハMRX-009、サイコガンダム。コレカラ、ヨロシク」

提督「あぁ、よろしく」

提督(誰かが言っていた。万有引力の質量が大きければ大きいほど引力により引きつける力が働く法則のように、乳も大きければ大きいほど視線を引きつけて止まない。

そう、万乳引力の法則と)

提督(乳トンさんは偉大だったんだな)

とりあえず今日はもう寝ます。
建造はひとまずあと4回します。
マイナーがやつが多いので主人公機体をできればお願いします。

建造安価>>25,>>26

陸戦型ガンダム(リッキー)

ブルーディスティニー2号機

無理ならデンドロビウム(ステイメン付き)

ヴァーチェ娘とかどうなるんだ?キャストオフ?

陸戦型ガンダムを元にブルーディティニーは作られるので、統合し、ブルーディティニー2号機を建造します。



ハロ妖精「テイトク!テイトク!デキタ!デキタ!」

提督「おや、建造が完了したか。では行こうか」



??「初めまして、私はRX-79BD-2、ブルーディスティニー2号機。あなたが提督か?」

提督「ああ、そうだ。よろしくたのむ」

BD2「よろしく」


提督(特に何もなく顔合わせができたな。よかった)

提督「ああ、おはようサイ。調子はどうだ」

サイ「サイ?」

提督「ああ、愛称みたいなものだ。流石にサイコガンダムというのは普段から呼ぶには長い名前だからな」

サイ「アイショウ....ウレシイ」

提督(喜んでくれたか。愛称、つけるのは二度目だな...)


提督『RX-78 ガンダムか。じゃあ78ということでナナヤというのはどうだ』


提督(懐かしいな)

BD2「あ、おはよう提督。そちらにいるのが同僚となる.....」

BD2「っっ」

BD2「っ、まずい、提督、ここから離れ....」

提督「!? どうしたんだ!」

BD2「ああああっっっっ」

サイ「ッッ!!?」

ズドーンッッッ

サイ「....タダノパンチ。ソレジャアワタシ二、イヤ、サイニハキカナイ」

BD2「ころすっ、ころすっ、ぐっぅぅっっ....」フッ

シュキュンッ、ガンッ

サイ「ハヤイ。ケドカルスギル」

BD2「ちっ、ぁぁぁぁあっっっっ!!!!」パンチパンチパンチパンチ

サイ「ウットオシイ....」ガシッ

サイ「ツカマエタ」

BD2「ぐっ、はなせっ!!!くそっ」

提督「EXAMシステム?」

BD2「そう。私の中にあるシステムの名前だ」

BD2「このシステムの一つとして、サイコガンダムのようなニュータイプの反応を捉えるとそれの排除のために暴走してしまう特性があるんだ」

提督「っ、それは.....」

BD2「今日のは不意打ちだったからね、次からは理性で抑えられるけど、もし弱ったサイコガンダムを見たりしたら抑えれるかは分からない」

BD2「すまない提督」

提督「いや、謝ることではない。その件はハロ妖精と相談してしっかり対策を練るから安心して欲しい」

BD2「いやいいんだ提督。私のような欠陥品はさっさと解体した方が良い」

提督「お前.....」

BD2「役に立たないなら、死んだ方がマシだ」

提督(.....っ、ナナヤ)

提督(妹...か。確かに、そっくりだ)

提督(過ちは、繰り返さない)

提督「ディーツ。これからお前をそう呼ぶ」

ディーツ「提督?」

提督「俺にはお前が必要だ。絶対に解体なんかしない」

提督「システムの問題はハロ妖精が何とかしてくれる。ダメでも、対策のしようはいくらでもある。必要ないなんて自分を卑下しないでくれ」

ディーツ「.....」

ディーツ「ディーツ、か」

ディーツ(ただ生産された兵器じゃない。私を私として認めてくれた)

ディーツ「姉さんも、こういう気持ちだったのか....」

提督「?」

ディーツ「.....提督、これからよろしくな」

提督(ハロ妖精にディーツのことをお願いしたら40秒で問題は解決した)

提督(もうハロ妖精だけでいいんじゃないだろうか)

提督(それにしても、今まで建造した全てのMS娘がナナヤに似ている)

提督(気質や装甲、体格は違うが、顔立ちは非常にそっくりだ)

提督「それにしても、サイの燃料消費が激しいな」

提督(普通のMS娘の数倍はある。これでは訓練もまともにできないな)

提督「性能は素晴らしいんだがな....」

提督(マックやサイ、ディーツはどれも非常に高い戦闘力を持っている。現在の主力量産機のジムⅢを遥かに上回る戦闘力だ)

提督(ディーツは性能は劣るものの、新兵とは思えないほど練度は高く、瞬間的な爆発力は非常に強力だ)

提督「提督として、彼女たちに相応しい働きをしないとな」

建造安価>>37

ガンダム

>>37 ナナヤはサイコフレームで進化して戻ってくる予定なので、初期メンバーとしてしては登場できません。

建造安価>>39,>>40,>>41

サンダーガンダム

ガンダムシュピーゲル

アストレイレッド

>>39 すみません、サンダーガンダムは知らないです、すみません。ジージェネレーションはNEO、クロスドライブ、オーバーワールドまででお願いします。あとガンダム無双で武者ガンダムはいくらか知っていますが、三国志の方は知らないです

フェニックスガンダムを誰か安価しませんかね。擬人化したらWゼロ並に可愛いと妄想できるんですがね

建造安価>>43

スーパーガンダム

>フェニックスガンダムを誰か安価しませんかね。擬人化したらWゼロ並に可愛いと妄想できるんですがね

安価頼りじゃなくても出してもええんやで

安価スレなのに作者が安価指定要求するとか斬新だな

>>40,>>41,>>43 採用します。書かねば。

>>28 MS娘は基本モビルスーツと同じような装甲をまとった可愛らしい女の子です。つまり、ヴァーチェの場合は装甲から一気にレオタードになります。

>>44 そうか、ドロップがあったか!

>>45 すみまん

ガンダム娘の容姿設定

ガンダム
愛称 ナナヤ
髪色 白
年齢 高校生ほど
特徴 愛が深い(暗喩)
「私が一番提督のことを理解できるんだっ」

ガンダムマックスター
愛称 マック
髪色 青
年齢 大人
特徴 アメリカン
「提督?まぁ、いいやつだよ」

誤字 >>45 すみません

サイコガンダム
愛称 サイ
髪色 黒
年齢 大人
特徴 色々でかい。二メートル以上ある。たまに暴走する。
「テイトクスキ」

ブルーディティニー2号機
愛称 ディーツ
髪色 青
年齢 中学生ほど
特徴 特攻が得意
「提督か...姉さんが認めただけはある人だよ」


提督「さて、そろそろ建造が終わる時間か」



提督「おや、もうできているようだがMS娘がいない?一体どこに....」

??「拙者はここにいるでござる」

提督「ぅぉ!?」

シュピーゲル「ドーモ、テイトク=サン、拙者はGF13-021NG、ガンダムシュピーゲルでござる。今後何卒よろしく頼むでござる」

提督「お、おう、よろしく」

提督(アイェェェエエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?)

提督「ところで、格好を見る限り君は忍者なのかな?」

シュピーゲル「いえ、拙者は忍者ではござらん」

提督(あっ、流石忍者。いくら正体が確定的に明らかでも自分から正体を明かしたりはしないんだな)

シュピーゲル「拙者はゲルマン忍者でござる!」

提督「.......そうか」

提督「建造が終わったようだ。最近濃いメンツが多いからな....常識的な子が来てくれるといいな」

??「オラオラオラっっ!!」

提督「....」

??「ん?あんたが提督か?提督だな、どれどれ」

提督(なんだこのMS娘...すごく小さい)

??「んー、よし、オッケー。気に入ったぜ」

アスレッド「私はMBF-P02、アストレイ レッドフレームだ!名前は好きに呼べ、これからよろしくな!」スッ

提督「ああ、よろしく。じゃあそうだな、レムと呼ばせてもらおう。これからよろしくな」ニギ


提督(レムと握手をしたけど、かなり硬い手のひらだった。もしかしたら彼女は剣でも使うのだろうか)

提督(ともかく、濃いのがまた増えたな....)

提督「マックとレムが喧嘩をしてヒヤヒヤしていたらいつの間にか仲良くなってた」

提督「お互いボロボロで、やるな、お前こそ、みたいなやり取りをしていた。修理にけっこう物資を使ったが、必要な犠牲だったのだろうか」

提督(本気で常識的な子が欲しい。ゲルマン忍者は逆に喧嘩を煽るし、サイは面白そうに見てるだけで止めようとはしない、ディーツは目を輝かせてハイレベルな近接戦を観戦していた)

提督(ジム娘たちってすごい良い子たちなんだよな。本当に。あの頃が懐かしい....)

ハロ妖精「ケンゾウオワタ!ケンゾウオワタ!」

提督「分かった、さて、部隊を組む最後のメンバーだ。良い人だといいな....」




超ガン「提督さんですね。私はRX-178+FXA-05D、通称スーパーガンダムです。これからよろしくお願いします!」ペコ

提督(建造に完全勝利した提督くんUC)

提督「ああ、これからよろしく頼むな」


マック「おい、提督。部隊ができるだろ?指揮官って誰がやるんだ」

提督「? そうだな、冷静な視点と、後方支援の方が視野が広く保てるという点でいけば、スンが一番だと思っているな」

マック「.....そうか。ところで、提督は秘書機を決めないのか」

提督(秘書機....か。ナナヤが前はやってくれていたからな。.....今は、いいかな)

提督「今は必要ないな。俺は戦場に出れないから、せめて書類仕事くらいは俺がやらなければならない」

マック「....そうかい。邪魔して悪かったな」

提督(一体何だったんだ....?)

シュピーゲル「提督!」

提督「!? 急に現れるな、驚くだろ....」

シュピーゲル「提督、提督!拙者にはまだ愛称がないでござる!聞いたところ、まだ着任して間もないマック殿やサイ殿、ディーツ殿にレム殿には愛称があるのに、拙者にはないのでござる!」

提督「あ、そういえばそうだな」

提督「よし、じゃあこれから君をゲルニンと呼ぼう」

ゲルニン「やった!ありがとうでござる!!」

ゲルニン「やった、やった~♪」ダダダダ

提督「すごい速度で走り去ったな....」

提督(しかしゲルニンであれほど喜ぶのか。名前をつけてもらえるのなら何でも良かったのかな)

超ガン「提督、お茶です」コトッ

提督「ああ、ありがとう」

超ガン「提督、肩をお揉みします」

提督「ああ、すまない」

提督(ぁぁ、本当に彼女は良い子だな....)

提督「そういえば、スーパーガンダムというのは長いから、スンと読んでも構わないか?」

スン「愛称ですか!?ありがとうございます!ありがとうございます!」

提督「愛称くらいで大袈裟だな、そういえばナナヤとかもかなり大袈裟な反応をしていたけど、愛称って何か特別な意味でもあるのか?」

スン「MS娘にとって愛称というのは、個の存在を認め、生涯共に戦い続けるという意味を持っています。だから、その....ありがとうございます」

提督(ファッ)

提督(あれ、じゃあそう意味で言うと最初から愛称を求めたマックって....)

スン「.....?どうかしましたか、提督?」

提督「いや、何でもない」

スン「何かあったら言ってくださいね、私は提督のお役に立ちたいので」

提督「ああ、ありがとう。....しかし、スン。俺はそこまでスンに好意的に思ってもらえるようなことをしたか?いや、好意は非常にありがたいんだが....」

提督(MS娘と提督の立場は提督≧MS娘といったものだ。だから俺は無条件でスンに好意的に思われるようなことはないんだが、ここまで慕われているとつい疑ってしまう)

提督(ってああ、これは拙い。青春時代に銃を握ってレジスタンスをしていた弊害か、自分でも思った以上に女性慣れしてないな。これじゃあまるでスンが俺のことを好きみたいじゃないか....。くっ、童貞の自意識過剰か....)

スン「私は提督のことが好きですよ?」

提督「え」

スン「私、いえ私たちはガンダムを起源とするMS娘なので、ガンダムの性能を引き継ぐと同時に感情や経験、僅かな記憶なども引き継がれているのです。だから、その、提督のことはみんな何となく知っているというか...」

提督「えっ、お、ぉう、そうか。うん、なんかすまんな」

スン「いえ、はい、こちらこそすみません!その、提督のお役に立ちたいですっ」

提督「おぅ、ぁ、はい、あぁありがとうございます」

ゲルニン(何でござるかこの空気)天井裏

提督「レムが突撃、マックは射撃で牽制しながら突撃し、それを援護する形でディーツとスンが射撃で敵の注意を引きつけ、ゲルニンは遊撃。マックとレムの接近後はディーツとスンは他の敵へ牽制射撃をしーーーー」

提督「戦略はこんなものか....さて」

サイ「タタカイタイ」

提督「!? 急に何だサイ。びっくりしたじゃないか」

提督(サイの身長は2メートル以上あり、何というかその、あれだ。普通の状態でサイを見るとちょうど胸部が眼前にあるというか....うむ、ハレンチだ)


サイ「テイトク、タタカイタイ」

提督「ああ、分かった。分かったから少し落ち着いて距離を保て。近いから、近いから」

提督(胸が近づいてるてるてる)

サイ「ムゥ」

提督「いいか、サイ。サイは秘密兵器なんだ。近い内に大規模な領土奪回作戦があるから、サイは敵側にあまり情報を与えてはいけないんだ。それにサイはものすごく強くて役に立つ。だから偵察くらいでサイの力は過多なんだ」

提督(最近、MS娘は役に立つという言葉に弱いと気づいて意図的に使っているクズな俺がいる.....)

サイ「ムムム、ジャア、ショウガナイ。ガマンスル」

提督(近い近い近い)

サイ「テイトク、ゴミツイテルヨ」スッ

むにゅ

提督(近い近い近い、かゆ、うま。はは、おっぱいおっぱい)



レム「おお、提督じゃねぇか。なにしてんだこんなところで?」

提督「ん?レムか。少し月見をしてたんだ」

レム「ほぅー、何か風流だな。分かるぜ、夜の竹林とかで刀振ってっと気が引き締まるもんな」

提督「いや、それは違うだろ....」

レム「で、浮かない顔をしてたけど実際どうなんだ?何か悩みでもあんのか?」

提督「何でもないさ。ただ眠れなかった」

レム「嘘だぜ」

レム「提督が嘘をつくと少しだけ鼻がヒクッとするんだぜ。ガンダムも、そのくせは見抜いてイいたらしいぞ」

提督(そういえば、ナナヤには嘘が通じなかったな....そういうことだったのか)

提督「そうだったのか...自分でも知らなかったな」

レム「そりゃそうだろうな、嘘だし」

提督「まじか」

レム「ふっふーん、自分で嘘だって証明したな?早速何を考えていたのか話してもらおうか」

提督「.....何でもない、ただ少し家族のことを考えていただけだ。本当にそれだけだよ」

レム「んー.....。何かあったら相談しろよ?人は私たちに比べたらずっと弱いんだからな、お前は一人で背負いすぎる必要はないんだぜ」

提督「おお、そうか。ありがとな」

レム「へっへーん、いいってことよ。提督はもう寝な、良い子はお寝んねの時間だぜ」

提督(いや、見た目的にはそっちの方が子供なんだがな....)

提督「ああ、そうするよ。おやすみレム」

レム「おう、おやすみ」


提督(情けないな、部下に心配されるとは。俺もまだまだだな、もっと頑張らないと)


昼 演習場

提督「ディーツ、調子はどうだ?」

ディーツ「おお、提督!大丈夫だ、問題はないよ。EXAMもあれから特に暴走はしていない」

提督「そうか、それは良かった」

提督「それにしても相変わらず凄いな、射撃の成績。ほぼ100発100中じゃないか。それに反応は現存するMS娘の中では最速だ」

ディーツ「戦いの技量は、私の腕じゃないよ。姉さんの実力だ。私は姉さんと近いから、継承できるものも多いんだ」

提督「そうなのか?でも、ディーツがすごいことに変わりはないだろ。頼りにしているぞ」

ディーツ「.....ああ、頼りにしてくれ提督。私もその方が頑張れるから」


ディーツ(EXAMシステムで例えこの身が壊れようと、必ず期待には応えてみせる....)

ガンダムシュピーゲル
愛称 ゲルニン
髪色 黒
年齢 高校生くらい
特徴 ゲルマン忍者。口元を布で覆っている。
「提督でござるか、非常に人が良いお方でござるな」

アストレイ レッドフレーム
愛称 レム
髪色 赤と白
年齢 小学生くらい
特徴 野生的 性格イケメン
「提督は良い奴だな、良い奴だから色々抱えていやがるから、そこんところ支えてやらねえと」

スーパーガンダム
愛称 スン
髪色 白
年齢 中学生くらい
特徴 常識人 癒し要員
「提督さんのお役に立ちたいです」

とりま今日は寝ます。

イベント安価
安価したキャラクターとのイベントが発生します
1.マック
2.サイ
3.ディーツ
4.ゲルニン
5.レム
6.スン

7.ナナヤとの思い出が見たい
8.提督のことが知りたい

>>65,66

7

7.ナナヤとの思い出

ーー過去ーー


提督「建材が揃った?」

ハロ妖精「ソロッタ!ソロッタ!ケンゾウ!ケンゾウ!」

提督「そうか....あと少しだな....ハロ妖精さん、頼んだぞ」

ハロ妖精「マカセテ!マカセテ!」

ズドーンッッ!!

提督「!?」

提督「まさか、敵襲か....あと少しだというのに....くそっ。ハロ妖精さん、あとどれくらいで完成するんだ!?」

ハロ妖精「イチジカン!イチジカン!」

提督「.....俺が、やるしかないか」

デスアーミー娘「....」

デスアーミー娘「....生体反応」

提督「....」対戦車ライフル、チャキッ

提督「....っっ」ズドォンッッ

デスアーミー娘「....」ダッ

ズガーン

提督(外したっ...。まずい、どうする....)

デスアーミー娘「最後の生存者を確認。抹殺します」

提督(対戦車ライフルの反動で肩がヤバイ....ちくしょう、まだだ)

提督「あああっっっ」ズドォン

デスアーミー娘(弾道予測。...回避不要)

提督「....ッッ」ダッ

デスアーミー娘(敵、物陰に退避。壁、防御性C。そのまま掃射します)チャキッ

デスアーミー娘(ーーーー!!!?)

デスアーミー娘(....超上位命令受理。目標、抹殺から捕獲へ変更)

デスアーミー娘「....」ゴォッッ

提督(....銃撃じゃなくて接近!?用意した盾が、ちっ、やばいっ)

デスアーミー娘「.....」ズシャァァッッ

デスアーミー娘「....捕獲」ダッ

提督「.....シッ」パシンッ

提督(っ...掴みかかってきた?一体なぜ?だが手は弾けた、チャンスっ)

提督「ハッ」パンチ

デスアーミー娘「.....!?」ドゴッ

提督(痛い、硬いっ!)


提督(でもっ、間合いができたっ。足元の対戦車ライフルを拾って...)

デスアーミー娘(...させない)ダッ

提督「当たれっ」ズドォン

デスアーミー娘「ぅっっ」バキィンッッ

提督(っっぅ、右肩が逝った。脱臼か....?)

提督(この程度じゃ奴らは死なない、最低あと一発は撃ち込まないと....)

提督(もってくれよ.....)チャキッ

デスアーミー娘(胸部装甲破損、動力炉破損、活動限界。自己再生開始)

デスアーミー娘(増援要請発信。座標発信完了、到着時刻、およそ40分ーーーー)

ズドォンッ

提督(左肩も、逝ったな...ハロ妖精さん、治療できるかな?)


提督(一旦、休もう。肩、めっちゃ痛い....)

提督「両肩が痛くて身じろぎもできないな....ちくしょう」

提督「そろそろ一時間経つのか....。戻らなきゃな」

提督(...肩を動かすと痛いから、立つのも一苦労だ)

デスバーディ娘A「目標発見」

デスバーディ娘B「任務を遂行します」

デスバーディ娘C(セリフがない...)

提督「えっ」

提督(増援を呼ばれた!?馬鹿な、今までの傾向からこんなに早く増援が来ることなんてなかったのに...!)

提督(それに、上位種...)

提督(無理、だろ)


隊長『ここは俺に任せて先に行け。無理?まあ分かってるよ。だがおめえはまだわけえだろ。こういうのは大人の役目だ。おめえは生きろ』


提督(隊長....ちくしょう)

提督「諦めるわけにも、いかないだろっ....」

走る。とにかく走る。

肩は凄い痛いし、動かないから全然上手く走れない。情けない、とても不恰好な走りだけど、それでも俺は生きるために必死で走る。

デスバーディ娘B「目標の足止めをします」ズキューン

目の前が爆発する。肩が満足に動かない俺は踏ん張ることもできず、なす術もなく吹き飛ばされた。

提督「ぐっ、くそ、死んでたまるか....」

デスバーディ娘A「目標の無力化に成功、捕獲します」

提督「....ちくしょう」

肩は動かず、痛みで頭はまともに働かない。

終わった。もう、終わったんだ。隊長、隊員のみんな、ごめん。ハロ妖精さん、今まで楽しかった。妹、守れなくて、ごめん。

ああ、悔しいな。ちくしょう。

ズキューン


デスバーディ娘A「....馬鹿な」

光線。

ドシャァ

目の前の敵が崩れ落ち、そして倒れた。胸部には大きな穴が空いていて、その穴は動力源をしっかり貫いていた。

???「間に合って良かった....」

そこにいたのは真っ白な髪の女の子。白や赤、青の色で構成された装甲を身につけ、見たことないような大きな銃を構えている。

デスバーディ娘B「新手を捕捉。データ該当なし、....何者?」

???「あなた達に名乗る名はない」ダッ

彼女の脚部のブースターが火を噴くと同時に、気がついたら彼女は上位種の敵の前へいた。

デスバーディ娘B「は、早い」

ザンッ

光で作られた剣の一振り。ただその一撃で敵は真っ二つとなった。

デスバーディ娘C(逃げるんだぁ...) 逃走

???「逃がさない」チャキッ

敵が逃げるのを察知した彼女は、銃を構えた。

ズキューン!

光線が空に線を引いた。

デスバーディ娘C(無念....)ゴフッ

ズドォーン!!

激しい音と共に敵は落下した。そのまま敵はピクリとも動かなかった。

提督(上位種を、またも一撃で撃墜した....)

???「あなたが、私を作った人?」

提督「あ、ぁあ、たぶん、そうだ」

???「ふーん、あなたが....」

???「それじゃあ自己紹介ね」

ガンダム「私はRX-78、ガンダム。これからよろしく」

8.提督の過去

ーー過去ーー

提督「新潟防衛作戦か....絶望的過ぎる」

隊長「全くだ。中部からの侵攻を食い止めるので精一杯なのに、その上さらに日本海から上陸だ。本気で奴らは関東を落としにきてるぜ」

提督「奴らには人口が多い場所を優先的に狙う性質があるようですからね。インドや中国、ブラジルは真っ先に壊滅です」

隊長「自衛隊の頃から中国にはヒヤヒヤさせられたからな。滅んだのはある意味喜ばしいことなんだが、今侵攻に来てる奴らの大半は中国から来てんだよな....。そう思うと複雑だぜ」

提督「隊長、不謹慎ですよ」

隊長「おっと、すまねえ」

提督『妹、お兄ちゃんは必ず帰ってくるから、お母さんと良い子にしているんだよ?』

妹『いや、いや!いかないでおにいちゃん!おとうさんみたいに帰ってこなくなるのはいやだよ!』

母『妹、聞き分けなさい』

妹『いや!いや!』

提督『母さん、ごめん』

母『.......行ってきなさい』

提督『ありがとう、母さん。....行ってきます』

提督「何にしても、関東を死守になくてはいけませんよ。例えそれがどんなに辛く、先が見えないことだとしても」

隊長「.....ガキがいうセリフじゃないんだがなー、そういうセリフ。時代か、それとも俺たち大人の責任か。すまねえな」

提督「いえ、俺にだって守りたいものはありますから」

隊長「ふはっ、立派な志だ。いいぞお前。意志は人を強くするからな、その気持ち、大切にしろよ」

隊長「さて、そろそろ着くぞ。死ぬなよ、お前」

提督「当たり前ですよ。隊長こそ死なないでくださいよ?いくら独神で身軽と言っても、死なれたら困るんですから」

隊長「独神言うな馬鹿」

現在状況

東北、及び栃木、茨城が日本政府の領土。

主に北海道、日本海、新潟から定期的に敵が攻めて来る。

各地にレジスタンスはあれど、日本ほど領土は広くない。

デスアーミーは時間と共に徐々に性能を増しているため、量産機が優秀になっても戦況に決定的な影響はない。

日本の人口は一万分の一以下に減っている。世界的に見るともっと減っている。

イベント安価
安価したキャラクターとのイベントが発生します

1.マック
2.サイ
3.ディーツ
4.ゲルニン
5.レム
6.スン

7.ナナヤとの思い出が見たい
8.提督のことが知りたい
9.妹のことが知りたい
10.ハロ妖精さんとの出会い

>>85>>86

安価終了後、千葉攻略戦

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