あるところに、鎮守府があったそうな。

その鎮守府は、他の鎮守府とちがってすこーしおかしな鎮守府だったそうな。

T提督「みんないるかー？」

電「いなづまなのです」

電2「になずまなのです」

電3「みなづまなのです」

電4「しなづまなのです」

電5「ごなづまなのです」

電6「むなづまなのです」

電7「ななづまなのです」

電8「やなづまなのです」

電9「このづまなのです」

T督「よし全員居るなー」

電「司令官、今日はごなづまちゃんが遠征なのです」

電5「行ってくるのです！」

T督「おー、気をつけてなー」

電4「司令官、他の司令官さんから演習の依頼が来ているのです」

T督「あー、またアイツかー、ウチの電ばっかり目的にしやがってよー」

電2「どうするのです？」

T督「受けないとうるさいから受けといて」

電「わかったのです！」

T督「んじゃ、しなづまとななづまは昼飯当番、みなづまとむなづまは洗濯、になづまとやなづまとこのづまは掃除な」

電's「りょうかいなのです！」

電「電はどうするのです？」

T督「今日はアイツの艦隊と演習な」

電「わかったのです！」

ごなづまちゃん

電5「今日は遠征なのですー」ｽｲｰ

駆逐イ級「ｷｼｬｰ」

電5「あ、イ級ちゃんなのです！今日はお友達は居ないのですか？」

イ級「ｼｬｰ」

電5「ふむふむ、おやつ食べられてケンカしたのですか…」

イ級「ｷｭｰ…」

電5「わかったのです、じゃあこのお菓子をあげるので、お友達と仲良くするのです！」

イ級「ｼｬｰ！」

電5「気をつけていくのですよー」ﾉｼ

イ級「ｼｬｰ!」

電5「いつ見ても可愛いのです」

演習

T督「演習って言ってもなぁ」

電「なのです？」

T督「まーいいか、で、あいつ何時来るんだ？」

電「もう居るのです」

イケメン提督「やぁ」

T督「どぅわっ！おま、来てるなら挨拶ぐらいしろよ！」

イケ督「まぁまぁ、落ち着きなよ」

T督「落ちついとるわ！」

電「はわわ、エセ関西弁なのです」

T督「…たまに電が辛辣になるんだよな」

イケ督「そこも可愛いじゃないか」

電「口ばっかりなのです」

イケ督「これはつらい言葉だね」ﾊﾊﾊ

T督「何でもいいけど、演習するんだろ？」

イケ督「そうだね、僕の所の艦娘も演習場で待たせてあるし行こうか」

T督「おう」

T督「で、今日は誰と演習すんだ？」

イケ督「今日はこの子達さ」

比叡「気合！入れて！行きます！」

初春「らしいのぉ」

叢雲「空回りしなきゃいいけど」

瑞鶴「はぁ、大丈夫かしら」

T督「戦艦連れてきたのか」

イケ督「ああ、いい経験だからね」

T督「で、ハンデは？」

イケ督「いつもどおりで頼むよ」

T督「はいよ。んじゃ位置につけー」

電「はいなのです」

瑞鶴「ねぇ提督、今日の演習相手ってあの子1人なの？」

イケ督「そうだよ？ああ、瑞鶴は初めてだったね」

比叡「駆逐艦なんか一ひねりです！司令、見ててください！」

イケ督「うん、頑張ってね」

T督「電、頑張れよ」

電「電の本気を見るのです！」

電「もう終わりなのです？」

比叡「ひえー…」ﾌﾟｽﾌﾟｽ

初春「相変わらず強いのぉ…」

瑞鶴「ありえない…駆逐艦なのに…！」

叢雲「くっ…また勝てなかった…！」

イケ督「やれやれ、まだ錬度が足りないか」

T督「よくやった、電」

電「なのです！」

瑞鶴「あの強さなんなのよ…」

イケ督「ああ、言ってなかったね、彼女達は錬度がMAXなのさ」

瑞鶴「MAXってちょっと…」

初春「どうしたらそうなるのかの」

T督「まぁ愛のなせる業だな」

電「違うのです」

比叡「…ちょっと待ってください、達ってどういうことですか？」

T督「ん？俺のとこの電は9人居るんだ」

比叡「ひぇ…」

こんだけ
ごなづまは深海棲艦と話せる
他の設定考えてないしなんかいいの考える

電が9人…
ゴ(5)ーリキショーライでサナギマンになりそうだ
というより、元の性格からサイボーグ009が合うか
ごなづま(005)は自然と語り合えるし

になづまとやなづまとこのづまちゃん

にのづま「お布団干すのです！」

やなづま「重いのです…」ﾌﾗﾌﾗ

このづま「まかせるのです！」ｸﾞｲｨ

にのづま「さすがこのづまなのです！」

やなづま「力持ちなのです」

このづま「重巡洋艦さんにも負けないのです！」ﾃｸﾃｸ

やなづま「戦艦さんには勝てないのです？」

このづま「まだ勝てないので…最近努力してるのです！」

にのづま「このづまは強いのです」

このづま「電には勝てないのです…っと、ここに干すのです」

になづま、やなづま「分かったのです！」

しなづまとななづまちゃん

しなづま「んー、こんなとこですね」ｽﾞｽﾞ

ななづま「ご飯できたのです？」

しなづま「なのです！自信作なのです！」

ななづま「いつも美味しくて凄いのです」

しなづま「鳳翔さんのとこで修行したおかげなのです！」

ななづま「私も行きたかったのです」

しなづま「ななづまは間宮さんと修行したのですから、うらやましいのです」

ななづま「役割分担なのです！」

しなづま「今日のデザートはなんなのです？」

ななづま「ななづま羊羹なのです！」

しなづま「あれは美味しいのです…」ﾎﾜﾜ

ななづま「ご飯食べた後に皆で食べるのです！」

しなづま「なのです！」

T督「さて、土産にこれ持って帰れ」

イケ督「いいのかい？いつも悪いね」

T督「渡さんとお前のとこの赤城がうるさいからなぁ」

イケ督「あはは」

T督「あははじゃねぇよ、こないだなんか一人で来て「くれるまで帰りません」とか言うし」

イケ督「それだけ美味しいからね」

T督「本人にいってやってくれ」

瑞鶴「ねぇ、何の話？」

イケ督「ああ、ここのななづまちゃんが作った羊羹の話さ」

瑞鶴「へぇ…美味しいの？」

イケ督「赤城が独り占めするくらいには」

瑞鶴「あー、行くときにキラキラした目だったのはソレなのね」

T督「ああ、なんなら食って帰るか？」

瑞鶴「いいの？」

T督「ああ、もうすぐ飯できるだろうしななづまに言ってくるわ」