やよい「貴音さんのとっぷしーくれっと、私に教えてください!」 (17)

 ―とある日の765プロにて―

貴音「どうしたのです、やよい? 何か私に話があると――」

やよい「お願いします! 貴音さんのとっぷしーくれっと、私に教えてください!」

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貴音「……やよい」

やよい「は、はい!」

貴音「なぜ、突然そのような――」

やよい「貴音さんのとっぷしーくれっとがわからないと死んじゃう病]

やよい「にかかっちゃった人がいるんです!」

貴音「は……?」

やよい「私その人が死んじゃうの、絶対にいやなんです!」

貴音「……ちなみに、どなたが?」

やよい「小鳥さんです!」

貴音「…………」

貴音「申し訳ありませんが、お答えできません」

やよい「え、ええっ!? ど、どうしてですか!?」

貴音「いえ……おそらくその病気は、小鳥嬢の出まかせかと――」

やよい「このままじゃ、小鳥さんが死んじゃうんです!」

貴音「やよい。まずは落ち着いて、私の話を――」

やよい「うぅ、しょうがありません……」

   ニジリッ

貴音「やよい……?」

やよい「こんなこと、したくないですけど……」

貴音「な、何を……」

やよい「小鳥さんに、貴音さんの弱点は教えてもらいました!」

貴音「私の……弱点?」

やよい「どうしても言わなかったら、身体に聞いてみてって!」

   ワキワキッ

貴音「ま、待つのですやよい! その手つきは――」

やよい「ごめんなさい貴音さん! こちょこちょこちょ!」

貴音「ひあ、ひあぁぁぁっ!?」

やよい「こちょこちょこちょこちょ!」コチョコチョ

貴音「あ、あはっ、あ、あははははははは!」

やよい「教えてください貴音さん!」コチョコチョ

貴音「や、やめてくださいやよい! あひ、あひひひひひ、ひぃぃ!」

やよい「小鳥さんは、特にここが弱いって言ってました」コチョコチョ

貴音「そ、そこは! わ、腋の下はらめ、ひははははは、ひひひひひぃ!」

やよい「私、小鳥さんにも貴音さんにも、苦しんでほしくないんです!」コチョコチョ

貴音「ほ、ほんとにそこは勘弁してくだははははひひひひひぃ! ひぃぃぃ!」

やよい「貴音さん! 貴音さん!」コチョコチョ

貴音「ひぃあぁ! もう、もうくすぐらないでくださいぃ!」

やよい「お願いです! お願いしますから!」コチョコチョ

貴音「やめてえっへへへへへへ! も、もうらめれすぅぅぅぅひひひひ、ひあぁ!」

貴音「わ、わかりました! 言う言う言いますからぁ!」

やよい「は、はい! お願いします!」コチョコチョ

貴音「ひぃひひひひ! わ、私の! 私の家の!」

やよい「貴音さんの家の?」

貴音「お、お手洗いは、和式なのです……っ!」

   20分後……

P「これは……どうしたことだ」

貴音「この様な手口、あまり感心しませんね……小鳥嬢」コチョコチョ

小鳥「あーっはっはっはぁ! も、もうやめてぇ!」

P「貴音が小鳥さんを背後から押さえつけ、上半身をくすぐりまくってるぞ……」

貴音「これに懲りたら、もう私のとっぷしくれっとを詮索するのはやめるのです」コチョコチョ

小鳥「ご、ごめんなさいぃ! 謝るからやめてぇ! きゃはははは!」

P「あ、あの……貴音。一体何がどういう」

貴音「小鳥嬢の自業自得です」コチョコチョ

P「なんだそうか。それじゃちかたないね」

小鳥「プ、プロデューサーさん助けてぇ! あっはっはっはぁ!」

貴音「それでは、あと10分少々続けましょうか」コチョコチョ

小鳥「きゃはははははぁ! し、死ぬ死ぬ! そんなの死んじゃうぅ!」

貴音「ふふふ……自業自得ですよ、小鳥嬢」コチョコチョ

小鳥「い、息ができなぁい! ひゃっはっはっはぁ! もうやめてぇ!」



社長「うむ! 今日も765プロは平和だね!」

P「あの……社長」

社長「何かね?」

P「隆起してます」

社長「ちかたないよ。それにキミもだ」

P「……ごもっとも」



  ―おしまい―

以上でした。

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