乙坂「死んだ世界戦線…?」 (24)

☆AngelBeats!×シャーロットのSS。

☆ゆっくり進行です

☆事情によりもしかしたら誰かに進行を任せるかもしれません

☆書き貯めはしません

☆重複の場合教えてください。

★次の書き込みは遅くなります。ごめんなさい

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乙坂「………!」ハッ

乙坂(…あれ?)

乙坂「…何処だ…此処…?」

乙坂「…て言うか…何でこんな所で寝転がってるんだ…」ムク


??「目が覚めたかしら?」

乙坂「…!?」

??「ようこそ、死んだ世界戦線へ」

乙坂「死ん…、何だ」

??「死んだ世界戦線」

乙坂「死んだ世界戦線…?」

??「そう、それ」

??「唐突だけど、貴方にゅ…、ちょっと待って」

??「間違えた!死んだ世界戦線じゃなかったわッ!」

乙坂「は?」

??「正しくは“死んでたまるか戦線ね。覚えておいて…」

乙坂(…何だこいつ、新手の宗教の勧誘か?)

乙坂(言っている事も意味不明だし、頭がおかしいんじゃないか?)

??「ー世界なのよ…、ちょっと貴方、話聞いてた!?」

乙坂「あ、ああ勿論」

??「じゃあ今私が言った事、言いなさい。全てよ、完璧に」

乙坂「…」

??「……本当に聞いてたの?嘘ついてるんじゃないでしょうね?」ジトー

乙坂(クソ…面倒な女だな……!)

乙坂(そんな面倒話聞いてられな)

??「…いい!?もう一度言うわよ!!今度はちゃんと聞きなさい!」ビシィ

乙坂「…分かったよ…聞けばいいんだろ…」ヤレヤレ

??「はぁ…」ヤレヤレ

??「この世界に居るって事は」

??「貴方死んだのよ」

乙坂「…は?」

??「だから、死んだのよ、貴方」

乙坂「待て、意味が分からない…」

??「そりゃ最初は戸惑うかもしれないけど…」

??「私達は慣れているからもう驚いたりなんかしないわ」

乙坂「お前らからしたら有り得る事何だろうがこっちは…」

??「あー、はいはい煩い」

??「もう面倒…貴方と話すの」ハァ

「それはこっちのセリフだ…」イライラ

??「…で、入隊してくれるの?」

「何にだ」

??「…さっき言ったわよ」

乙坂「…確か、死んでたま」

??「そうそれ。で、入隊するの?しないの?」

乙坂「…しない」

??「そう、入隊す」

??「…は?しない?」

??「あんたバカなの!?そんなにこの世界から消えたい訳!?」

乙坂「…は?消える?何言ってるんだよ」

??「…そう言えばまだ“アレの事を説明していなかったか…」

??「ま、取り合えずこれ見なさいよ」

乙坂(いちいち態度を変えたりしやがって…)

??「ほら、何もしないとこいつに消されるわよ」カチ

乙坂「…何だこれ」

??「“天使よ」

乙坂「…は?」

乙坂「…あれが天使?」

??「そうよ」

乙坂「只の人間じゃないか!」

??「違うわ。アイツは見た目は人間だけど__」

乙坂「…だけど何だ」

??「人間じゃないわ」

乙坂「」

乙坂「…それさっき聞いたから、もう脳に焼き付いてますから」

??「は?言ってないわよ、ちゃんと聞いてた!?それといきなりの敬語はやめてよキモいから!」ズバ

乙坂「聞いてたよ!天使は人間じゃないだろ!?」イラ

??「そうだけど!あたしは“天使と言っただけ!誰も人間じゃないとは言ってないわ!」ダァン

乙坂「言っている事がめちゃくちゃじゃないか!もういい、僕はあいつのと」

「おーいゆりっぺー!」

乙坂「…!?」

??(以下女)「ひ、日向君?」

乙坂(…ゆりっぺ?…日向?)

男「新人勧誘の手箸はどうなってるんだ?人手が足りねぇ今だ。どんな汚い手を使ってでも……あ」

乙坂(…成る程)

乙坂「そういう事か」

女「あ…」

乙坂(さて、あのヒステリック女が言う“天使に会いに行くか…)ザッ


女「うわぁあーーー!!勧誘に失敗したぁあぁ!!」

男「え、俺のせい?」

女「お前以外に誰がいるんだあぁぁあぁああ」


乙坂(…そう言えば)

乙坂(この世界では超能力は使えるのだろうか…)

乙坂(…でもこんなおかしい世界だから…)

乙坂(使えるんだろうな…きっと…)



天使「…」

乙坂「あの…こんばんは…」

天使「…?」

乙坂「…あんたさっき狙われてたぞ、“天使を倒すとかどーの」

天使「…あたしは天使じゃないわ」

天使「…生徒会長よ」

乙坂「生徒会長…?」

乙坂(…こいつもしかして…)

乙坂「お前は僕の事を知っているのか?」

天使「…?貴方と会うのは今日が初めてよ」

乙坂「…そうなのか?」

天気「えぇ、そうよ」

乙坂(…じゃあただの思い違いか?)

天使「まぁ…『世界には自分に似た人が3人いる』とか…言われているけどね…」

天使「貴方が言うその人は…あたしにそっくりな人なのかもね…」

乙坂「…ああ、そうかもな」

天使「ところで…」

天使「貴方は何故こんな所に?」

乙坂「…?あ、あぁそうだった」

乙坂「この世界は一体何なんだ?」

乙坂「普通にライフルを構えている奴もいるし、お前は死んだとか言われるし」

乙坂「それに…」ハッ

乙坂(…待てよ)

乙坂(ここが死後の世界と言う確証はない…)

乙坂(でもここで何をしたかの記憶がない…)

乙坂「…僕は疲れているんだ、病院へ行く…」

天使「…」

天使「…病院なんてないわ…」


乙坂「…え?」

天使「…」

乙坂「…どういう事だ」

天使「…この世界では誰も病まない」

天使「…心も体も…」

天使「…だってここは」

天使「死んだ後の世界だから…」

乙坂「…っお前もグルなんだな!?」

乙坂「じゃあなんだ、記憶喪失もお前らが仕掛けたのか?」

天使「…記憶喪失はよくある事よ…」

天使「死因が事故死なら頭もやられてるから…」

乙坂「じゃあ証明してみせろ!」

乙坂「この世界では死なないと言う証拠を!」

天使「…」

天使「…ハンドソック」ヒュン

乙坂「!?」

乙坂(腕から何かが出てきた!?)

乙坂(こいつもまさ…

天使「…」グッ



グサッ

.
.
乙坂「…!」ハッ

乙坂「…またこの目覚めかよ」

乙坂「って、服は何処だ…」キョロキョロ

乙坂「あ、あった…って」

乙坂「!?」バサッ

乙坂「…んだよ…これ…血塗れじゃないか」

乙坂「…あの時の激痛は本物だったのか…」

乙坂「着れるのは上着だけか…」ハァ

乙坂「…にしても…あのヒステリック女の言う事は合っていたんだな…」

乙坂「まぁ色々おかしかったけど…」

乙坂「…あんまりここに長居はしていられないな」

乙坂「この世界から抜け出す方法を考えよう…」

ガラッ

乙坂「!?」

男「貴様か。ゆりっぺを侮辱し、入隊を断ったという輩は」

乙坂「何だおま」

乙坂「…え?」

乙坂(何なんだこいつ!?堂々と武器を担いでやがる…!)

乙坂(普通に考えてアウトだろ!捕まらないのか?いやこの世界では無意味なのか…?)

乙坂「取り合えず落ち着くんだ…」ドウドウ

男「死ぬか?」フッ

乙坂「はっ、このイカれた世界の冗談か?笑えないぞ…」

男「…[ピーーー]」ジリ

乙坂「」

乙坂(やばい!怒らせてしまった…)

乙坂(どうする…考えるんだ…)


1.能力使って窓へダイブさせる
2.窓から逃げる
3.諦める
4.取り合えず話し合う

安価>>19

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