男の娘「さぁ~起きないと君の貞操奪っちゃうゾ~♪」スリスリ 関西弁「アホか」 (58)

―AM 08:34 [関西弁 宅]―


男の娘「嫌だったら早く起きるのをおススメするよ」

関西弁「起きとーやろ。俺の上からどけアホ」ネボケー

男の娘「了~解♪」
男の娘「朝勃ちすごいね♪」ボソ

関西弁「しょーもない事言うとらんとはよ部屋から出ろ」ネボケー

男の娘「どうして?」

関西弁「着替えんねん。考えたらわかるやろ」ネボケー

男の娘「なんで?男同士なんだからいいじゃないか」
男の娘「それとも同性なのに僕の事意識しちゃっt」

関西弁「しばくぞ。はよ出ろ」ネボケー

男の娘「はいは~い♪」ドアガチャ
男の娘(ほんとにいつも寝起きは機嫌悪いな~)

関西弁「ふ~。もうちょい寝るか・・・」ニドネー

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438526690

書き溜めてるからドンドン行く


―AM 09:18 [関西弁 宅]―


関西弁「ふぁ~。よー寝たわ」

男の娘「なんせ人に着替えるって嘘ついて30分も寝てたからね」

関西弁「ええやんけ休日やねんから」
関西弁「てか10分くらいで気づけよ」

男の娘「僕のためにおめかししてるのかと思ってたんだよ」

関西弁「なんでやねん」

男の娘(あはっツっこんでもらっちゃった♪)

関西弁「なに黙っとんねん」

男の娘「なんでもないよ。それよりご飯作ってあげよっか?」

関西弁「マジ?頼むわ」

男の娘「寝ちゃだめだよ?」

関西弁「は?なんでよ」

男の娘「当たり前じゃん。君起こすのに10分かかるんだよ?わかってる?」
男の娘「それにご飯冷めちゃうじゃん」

関西弁「ほいほい、わかりましたがな」

男の娘「じゃあ待っててね♪」ルンルン

関西弁(あいつ前から思ってたけどホンマ女みたいやな・・・)

―AM 09:19 [関西弁 宅]―


男の娘「軽いのでいっか・・・」

男の娘(サラダと・・・トーストとかかな~)
男の娘(ツっこまれて満足してちゃだめだよな~)
男の娘(ツっこまれてってすごいいやらしいな///)

関西弁「できた~?」

男の娘「まだに決まってるだろ?さっき作り始めたばっかだぞ?」

関西弁「急ぎたまえ!」

男の娘「はいはい」

―AM 09:48 [関西弁 宅]―


関西弁「いや~うまかった」

男の娘「それはよかった」

関西弁「ごっそうさん。あんだけうまかったらええ嫁さんになれんで」

男の娘「お粗末さま。あと残念ながら僕、男なんで」
男の娘(お嫁さんだって♪)

関西弁「そういえばそやったなww」
関西弁「ちんことって女なれば?ww」

男の娘「馬鹿な事言ってないで早く食器洗ってきてよ」

関西弁「え~片付けまでが料理やねんから男の娘洗ってーや」

男の娘「作ってあげただけ感謝してほしーね」

関西弁「じゃんけんしよじゃんけん」

男の娘「い~や~だ~」

関西弁「お願いやって(‘人‘ )」

男の娘「いy、あっ」
男の娘「僕のお願い何でも聞いてくれるならいいよ♪」

関西弁「え~めんどくさいな~」
関西弁(まぁ食器洗うよりはええか)

関西弁「ええよなんでも聞いたるわ」

男の娘「じゃあ早速僕の変わりに食器洗って♪」

関西弁「なんでやねん!!!ww」

男の娘「なんでも聞いてくれるんでしょ?」

関西弁「食器洗ったらじゃ!」

男の娘「はいはい洗いますよ」

関西弁「頼んだ」

男の娘(何お願いしよっかな~♪)

―AM 10:13 [関西弁 宅]―


関西弁「やっと洗い終わったか」

男の娘「君が非情にも手伝ってくれなかったからね」

関西弁「その代わり言う事一個聞いたんねんからええやんけ」

男の娘「え?1個じゃないよ?」

関西弁「は?」

男の娘「誰も1個なんて言ってないしそもそも昨日もその前も僕が無償で家事してたんだから10個くらい聞いてもらっても足りないんじゃないかな?w」

関西弁「こういうのは普通1個やろ!」

男の娘「じゃあ今までの分も合わせて30個にしようか?」

関西弁「っく・・・せめて五個くらいにしてや」

男の娘「う~ん・・・それじゃあ7個で妥協してあげるけど明日以降家事1回につき1願いね♪」

関西弁「じゃあ俺が洗ったらお前も俺のお願い聞いてや」

男の娘「君が僕にお願いする事あるの?」

関西弁「・・・・・・ないわ」

男の娘「残念だったね♪」

関西弁「お前こそ俺に7個もお願いする事ないやろ?」

男の娘「さ~?どうかな♪」

関西弁「怖いわ~ホンマ怖いわ~子悪魔やわ~」

男の娘「小悪魔でも何でもいいけどちゃんと『お願い』したら聞いてね?」

関西弁「約束は守る男。それが俺や」

男の娘「ワーカッコイー」

関西弁「やろ?惚れてもええねんで?www」

男の娘「はいはい」
男の娘(もう惚れてるよ♪)

男の娘「で、これからどうするの?」

関西弁「せやな~ゲームするか?マリカ」

男の娘「やだ」

関西弁「なんでよ?」

男の娘「君手加減しないでぶっちぎりな上に、飽きたらわざと順位落として僕に甲羅とか色々ぶつけるじゃん」

男の娘「他もゲームも全部ぶっちぎりで勝つのに飽きたたら僕に集中砲火」

男の娘「そんなの楽しいと思う?」

関西弁「俺は楽しいで?w」

男の娘「僕が楽しくないのさ。ほんと君は自己中だね」

関西弁「しゃーない。そういう人間やから」

男の娘「だから彼女はおろか友達も僕くらいしかいないんだよ」

関西弁「なっ!高校のときはおったし、お前かてたいしておらんやろ!」

男の娘「君よりはいるよ?同性も異性もね♪」

関西弁「くっ・・・」

男の娘(あはぁ♪関西弁イジるの楽しいなぁ♪)

男の娘「急に黙ってどうしたんだい?」

関西弁「なんも無いわ!友達多いくらいでイキんなや!」

男の娘「ふふっ♪イキるもなにも普通は友達いるもんなぁ~♪」

関西弁「・・・もうええわ」

男の娘「何がもういいんだい?ん?」
男の娘「ゲームするんでしょ?ほら、しないの?」

関西弁「・・・へん」

男の娘「聞こえないな~♪」

関西弁「せーへんわ!」

男の娘「そうかい残念だなぁ。ゲームでは沢山友達のいる君とゲームがしたかったな~♪」

関西弁「別に友達おらんでもお前とかおるしええねん!」
関西弁「俺は上辺だけの友達は作らんのじゃ!」フンッ

男の娘(ふふふ♪拗ねてるの可愛いな~もう♡)

関西弁「おい!何ニヤニヤしとんねん!」

男の娘「ごめんね意地悪して。怒ってるよね?」

関西弁「怒ってへんわ!」

男の娘「怒ってるじゃん」

関西弁「怒ってへん!」

男の娘「じゃぁ許してくれる?」ウワメヅカイ

関西弁「許すも何も怒ってへんからな!?」

男の娘「やったぁ!嬉しい!」ダキッ

関西弁「ひっつくなや暑いやんけ」

男の娘「いいじゃんちょっとくらい♪」
男の娘(ほんと関西弁はチョロいな~♪)

男の娘(まっそこがいいんだけどね♪)

男の娘「ゲームしないんだったら僕の買い物付き合ってよ」

関西弁「しゃーなしな」

男の娘「『友達』だもんね?」

関西弁「そうやな!友達やもんな!」パァ

男の娘「じゃあ行こっか?」
男の娘(友達って言うと喜ぶんだよね~♪ほんと単純)

関西弁「おん、何買いに行くん?」

男の娘「う~ん、色々?」

関西弁「ふ~ん」

―AM 11:04 [デパート 衣服階]―


関西弁「服買うん?」

男の娘「うん」

関西弁「また女物?」

男の娘「う~んどうしよっかな」

関西弁「のわりにわあんまスカート履かへんよな」

男の娘「君の前でスカートはちょっとね~」

関西弁「別に襲わへんで?ww」

男の娘「でもなんか履きたくない。自分ルール的な?」

関西弁「へ~変わってんな」
関西弁(女装まがいな格好してる時点で変わってんのか・・・)
関西弁(それをすんなり受け入れた俺も変わってんな・・・)

男の娘「あっ、そうだ下着買ってみたい」

関西弁「は?」

男の娘「下着」

関西弁「ぱんつ&ぶらじゃーでごじゃいますか?」

男の娘「そうでごじゃいます」

関西弁「俺も店入んの?」

男の娘「当たり前じゃん」

関西弁「実際男二人でランジェリーショップはやばない?」

男の娘「はたから見たらぶ男とボーイッシュな可愛い女の子のカップルだからいけるよ♪」

関西弁「誰がぶ男じゃ」

男の娘「お願い聞いてくれるんでしょ?それとも約束破るの?『友達』なのに?」

関西弁「わかった行けばええんやろ!行けば!」

男の娘「ありがと」

関西弁「あと6個な」

男の娘「君がすすんで付いて来てくれるんだからノーカンでしょ?」

関西弁「マジかよ・・・」

男の娘(なしにしてくれるんだ)

男の娘「じゃあ早速行こうよ」

関西弁「待って、まだ心の準備が・・・」

男の娘「僕はワクワクが止まらないよ♪」

―AM 11:36 [デパート 衣服階『ランジェリーシタギー』]―


関西弁(来てしまった・・・目のやりどころが・・・)

男の娘「うつむいてないで一緒に可愛いの選んでよ」

関西弁「え?おう」
関西弁「(お前乳ないやろ)」

男の娘「心の声聞こえてるよ」

関西弁「事実や」

男の娘「も~夢がないな~」

関西弁「俺は巨乳派なんで」
関西弁(ほんまは乳よりも尻が好きやねんけどな)

男の娘「・・・そっか」ムネサワリ

関西弁「お前が落ち込む要素ないやろw」

男の娘「うるさいな~もう向こうで可愛いの探してきて!」

関西弁「ほいほい」
関西弁(何を怒っとんねん)

男の娘(やっぱりそういう関係にはなれないのかな~)

―AM 11:40 [デパート 衣服階『ランジェリーシタギー』]―


関西弁「可愛いのね~」
関西弁「うわ、何これエロ。こんなんAVでしか見ーひんやろ」

関西弁「・・・」
関西弁「これ持っていったろww」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

男の娘(ほんと関西弁って空気読めないって言うか鈍感って言うか・・・)
男の娘「可愛いやつ買って気分なおそ」

女「あれ?男の娘君?」

男の娘「え?」

関西弁「おい男の娘これでどうや?ww」ニヤニヤ
関西弁「え?」

女「え?」

女「・・・」
男の娘「・・・」
関西弁「・・・」

女「ひ、人違いでしたすいません」

関西弁「いやいやいやいやいや!待って!」

男の娘「」ポカーン

女「いや、ほんと、ごめんなさいっていうか、人違いなんで」
女「誰にも言わないんでほんと、付き合ってるとかそういうの言わないんで」

男の娘「」ポカーン

関西弁「ちゃんと説明するから聞いて、とりあえず場所変えよ。頼むわ」

女「・・・そういうなら」

男の娘「」ポカーン

関西弁「おい!行くぞ男の娘」

男の娘「もう終わりだよ僕ら」

関西弁「俺も入れるな」


―PM 12:03 [デパート 飲食階『カフェ オチャ・ティー』]―


女「・・・」

男の娘「・・・」

関西弁「え~と」
関西弁「まぁ簡単に言うとやな」

関西弁「大学入ってすぐの時にここのデパートで俺一人で買い物してたら今回みたいな事が男の娘と俺の間であってやな」

関西弁「そん時もこいつが『もう僕の大学生活お終いだ(鬱)』みたいになってたからとりあえず話し聞いて落ち着かせて、」

関西弁「まあ俺は特に抵抗とか偏見も無かったからそっから仲良くなってたまに買い物付き合ってるわけ」

女「ふ~ん」
女「関西弁君はホモなの?」

関西弁「ちゃうよ。こいつとは友達」

女「男の娘君はなんで女のこの格好してるの?」

男の娘「これは・・・その・・・」

女「誰にも言わないから教えてよ」

男の娘「趣味というか、こっちのほうが似合うかなって・・・」

女「ふ~ん」

男の娘「あ、あの!」

女「なに?」

男の娘「だ、誰にも言わないでください・・・」

女「やだっていったら?」

男の娘「それは・・・」

女「嘘よ。ちょっと意地悪したくなっただけ」
女「そもそも私そんなに言う相手がいないの」

女「あなた達みたいに仲のいい友達がね」

男の娘「そ、そうなんだ」

関西弁「まあそういう訳やねん」

女「黙ってる代わりといってわなんだけど一つお願いを聞いてもらってもいいかな?」

男の娘「是非是非!何でも言って!」

女「私も下着を買いに来てたんだけどせっかくだから一緒に買い物付き合ってもらってもいいかしら?」

男の娘「うん!全然いいよ!むしろお願いしますだよ!」
男の娘「ね!いいよね関西弁?」

関西弁「え?おう」

男の娘「じゃあ決まりだね!早く行こ!」

関西弁(一応言わへんって事になってテンションあがってんな)
関西弁(こいつがええ奴でよかったな男の娘)

―PM 18:26 [デパート 正面玄関]―

女「今日はありがとう。とても楽しかったわ」

男の娘「僕もとっても楽しかったよ!」

関西弁「男の娘今日晩どうする?」

男の娘「ちょっと待って、女さんとLINE交換するから」
男の娘「あ、女さーん待って~」

女「どうしたの?」

男の娘「女さんLINEやってる?」

女「してないわ」

男の娘「そっか・・・じゃあなんか連絡先教えてよ」

女「メールアドレスと携帯の電話番号でいいかしら?」

男の娘「うん」

ポチポチ

男の娘「ありがとうまた洋服買うとき付き合ってもらっていいかな?」

女「いいけど関西弁君とは行かないの?」

男の娘「あいつ変わった服ばっか選ぶんだもん。女の人と行った方が可愛いの選んだり楽しそうじゃん?」

女「・・・そうね是非呼んで頂戴」

男の娘「うん!バイバイ」ノシ

女「さよなら」ノシ

関西弁「あいつなんて?」

男の娘「また遊ぼって言ったらいいよって」

関西弁「よかったやん」

男の娘「うん」

関西弁「で、飯どうする?」

男の娘「う~んどうせ君んちだと作るの僕だしどっかで食べようよ」

関西弁「せやな」

男の娘「ねえ」

関西弁「ん?」

男の娘「今日女さんに説明とかしてくれてありがとね」

関西弁「どういたしまして」

男の娘「ふふ、照れてる?」

関西弁「うっさいわ」

―AM 11:30 [大学 正門]―


女(あら関西弁君だわ)
女(ここ最近よく見かけるけどなかなか話しかけれないのよね)
女(男の娘からの情報を頼りに会話できるかしら)

女「・・・友達を増やすチャンスよ私」


女「か、関西弁君。こんにちわ」

関西弁「ん?おう」

女「授業?」

関西弁「そう」

女「・・・」テクテク

関西弁「・・・」テクテク
関西弁(気まず過ぎやろ)

関西弁「お前男の娘と連絡とったりしてんの?」

女「週に一回くらいの頻度で会うわね」

関西弁「へ~結構仲良うしてんねんな」

女「ええ私の唯一のお友達ですから」

関西弁「お前友達おらんの?」

女「ええ。態度がでかく上から目線に見えるそうよ」

関西弁「言われてみればって感じやな。俺はそうでもないけど」

女「そう言って貰えると助かるわ」

関西弁「事実やからな」

関西弁「お前男の娘と連絡とったりしてんの?」

女「週に一回くらいの頻度で会うわね」

関西弁「へ~結構仲良うしてんねんな」

女「ええ私の唯一のお友達ですから」

関西弁「お前友達おらんの?」

女「ええ。態度がでかく上から目線に見えるそうよ」

関西弁「言われてみればって感じやな。俺はそうでもないけど」

女「そう言って貰えると助かるわ」

関西弁「事実やからな」

女「あなたも友達が少ないと聞いてるのだけれど」

関西弁「まあそんなにおらんな大学やと男の娘くらいちゃう?」

女「私と同じね」

関西弁「・・・そうやな」

女「『こいつと同じか・・』って顔に出てるわよ」

関西弁「悪気は無い」

女「否定はしないのね」

関西弁「嘘がつけへんねん」

女「変わったポリシーね」

関西弁「ポリシーちゃうわ性格や」
関西弁「何でも思ったこと隠さずドンドン言うから知らん間に人が周りから居なくなっててん」

女「『誤魔化す』とか『嘘をつく』ってのが出来ないのね」

関西弁「そんな感じ」

女「私もよ」

関西弁「似たもん同士やな」

女「そうね」

関西弁「・・・」

女「・・・」

関西弁「あ、俺こっちやから」

女「私もよ」

関西弁「あ、そうなん」

女「ええ。」

関西弁「・・・」

女「・・・」

女「・・・授業のあとお茶でもどうかしら」

関西弁「へ?」

女「いいえなんでもないわ」

関西弁「いや聞こえてるけど、急やったから。ええよ全然」

女「ありがとう。じゃあまた」

関西弁「おう」

―PM 13:45 [デパート 飲食階『カフェ オチャ・ティー』]―


関西弁「すまん遅れた」

女「私も今来たところよ」

関西弁「まさかまたお前とここに来る事になるとか思わんかったわ」

女「ここお気に入りなの?」

関西弁「まあ近いしお気に入りってほどでもないけどよう来るかな」

女「そう」

関西弁「・・・」

女「・・・」

関西弁(気まずいわ~なんで俺誘われてん。ホンマ謎過ぎやわ)

女「一つ質問いいかしら?」

関西弁「物による」

女「割とディープな質問よ」

関西弁「そんな言い方される時になるやんwwなんよ?ww」

女「引かないでくれるかしら?」

関西弁「やから物によるって」

女「・・・ホモってどう思うかしら?」

関西弁「・・・は?」
関西弁「あ、お前まだ俺と男の娘の事疑ってんのか?」

女「そうじゃないのだけれど聞いてみただけよ」

関西弁「どうって聞かれてもな~」

女「なんとも思わないとか気持ち悪いとかそういうのよ」

関西弁「あ~なるほどね」
関西弁「別にキモいとかはないけど本人たちって言うかそういう人たち同士で愛し合ったりとかは別に個人の自由やからええんちゃう?」

女「ふ~ん」
女「じゃああなたが同性愛者の人に気持ちを持たれて告白されたらどうするの?」

関西弁「う~ん・・・わからん」
関西弁「断るんちゃう?俺そっち系ちゃうし」

女「・・・そう」

関西弁「なんで?」

女「友達に相談されたのよ」

関西弁「俺ホモかもしれんって?」

女「ええ。そうよ」

関西弁「へ~」

関西弁「え?」
関西弁「お前の友達て男の娘だけって言ってなかったっけ?」

女「ええそうよ。覚えててくれたのね」

関西弁「ってことは男の娘が相談したってこと?」
関西弁「ホモかもしらんって?」

女「そうね。そういうことよ」

関西弁「( ゚д゚)ポカーン」

女「正直言わなくても良い事よこんなこと」
女「でも相談してきたのが男の娘で気持ちの相手があなただから言ったの」

関西弁「黙っててって言われとんちゃん?」

女「ええ。」

関西弁「何で言うてん」

女「あなたってきっと言わないと一生気づかないだろうし、男の娘もこれくらいの事がないと絶対自分から気持ちを伝えないじゃない」

関西弁「・・・マジかよ」
関西弁「likeじゃなくてloveってこと?」

女「ええ。」

関西弁「俺にいってどうせいと?」

女「真剣に悩んで答えを出してあげて欲しいんだけれど」

関西弁「お前こんな事して男の娘に嫌われたらとか考えんかったん?」

女「考えたわ」
女「でもあなたならちゃんと考えてくれて男の娘も何かしらの結果が出て悪いほうには行かないと思ったからよ」

関西弁「悪いほう?」

女「あなたが男の娘を嫌ったり避けるようになり男の娘が落ち込むという結果よ」

関西弁「俺と話した事も無いのに?」

女「勘よ」

関西弁「すげー博打やな」

女「言いたい事は言えたわそろそろ帰らしてもらっていいかしら?」

関西弁「・・・おう」

女「私が男の娘に嫌われるような結果になるのはいいけどあの子を傷つけたらあなたもそれなりの覚悟をしてて頂戴ね」

関西弁「怖いな」

女「私の唯一の友達だもの」

関西弁「俺も友達に入れてくれてええねんでww」

女「そうね。でも男の娘を傷つけたら絶好よ」

関西弁「一歩間違ったら友達二人居なくなるやん」

女「二人(全員)ね」

関西弁「言うね~」

女「じゃあ頑張るのよ『関西弁』」

関西弁「おうありがとな『女』」

翌日

―PM 15:45 [男の娘 宅]―


男の娘「珍しいね君が僕んちに来るなんて」

関西弁「たまにはな」

男の娘「まあいいけど。僕の部屋行っといて」

関西弁「お前は?」

男の娘「ジュースとか取ってくる」

関西弁「手伝わんでいいん?」

男の娘「お母さんがいるけど?」

関西弁「部屋行っとくわ」

男の娘ママ「あら!関西弁君やん!!!」

関西弁(うわ最悪や)

男の娘ママ「久しぶりや~ん!全然うち来ーへんかったやん!!元気やった?!」

関西弁「ええまあ」

男の娘「お母さん関西弁返してもらってもいいかな?」

男の娘ママ「あらごめんあそばせwww関西弁君ゆっくりして行き~なww泊まって行ってもいいねんよ?!ww」

関西弁「泊まるのは流石に申し訳ないっす」

男の娘ママ「いつでも遊びにk」
男の娘「お母さん?!」

男の娘ママ「はいはい邪魔者おいとましますよwww」

関西弁「ほんまお前のオカン疲れるわ」

男の娘「そんなに?」

関西弁「関西の血強すぎやろ」

男の娘「そうかもね」

関西弁「俺のオカンもあんなんやでマジ疲れる」

男の娘「僕のお母さんの話しはもういいんだけどなんで急に僕んち来たの?」
男の娘「お母さん居るって言ったら来ないのに」

関西弁「ん~気分?」

男の娘「ふ~ん。まあ深くは聞かないけどさ」

関西弁「特に深い意味は無いで?俺が嘘ついた事あるか?」

男の娘「・・・そうだね」

関西弁「そんなに来てほしくなかったん?」

男の娘「そうじゃないけど、いつも僕が頼み込まないと来てくれないから何かあったのかな?って」

関西弁「なるほどね。特になんも無かったと思うけど」

男の娘「・・・そっか」

関西弁「あ、今日女と話してん」

男の娘「どうだった?」
男の娘(前から話したい言っていってたしやっと話せたんだ)

関西弁「似たもんどうしやなって話しした」

男の娘「仲良く出来そう?」

関西弁「気合うと思うで」

男の娘「女さんも喜ぶと思うよ」

関西弁「お前のこと唯一の友達言うてたわ」

男の娘「君と同じだね♪」

関西弁「そうやな」

男の娘「やけに素直だね」

関西弁「お前さ」

男の娘「ん?」

関西弁「俺になんか言う事無い?」

男の娘「え?どうしたの?wwいきなりww」
男の娘「ないけど?」

関西弁「ふ~ん。ほんまに?」

男の娘「??うん」

関西弁「今やったら何言っても真剣に話聞こうと思ってんねんけど」

男の娘「ほんとどうしたの?ww今日おかしいよ関西弁ww」

関西弁「ほんまに言わんねんな?」

男の娘「まず何の事かわかんないよ」

関西弁「わかったじゃあ何の事かまず教えたるわ」


関西弁「お前俺の事どう思ってんの?」


男の娘「え?」

関西弁「俺の事どう思ってんの?って聞くいてんねんけど」

男の娘「・・・どうって友達でしょ?」
男の娘(女から聞いたのかな・・・でも言わないって女も・・・)

関西弁「ふ~ん友達?普通の友達?それ以外に何も思う事はないと?」

男の娘「・・・女から聞いたの?」

関西弁「俺が質問してんねんけど?友達としか思ってへんのか?って」

男の娘「女から聞いたんでしょ!僕が君の事好きだって!それでホモだって馬鹿にしに来たんでしょ!」

関西弁「人の話し聞いてますか?最初に真剣に話聞くって言うてんのにお前が何の事かわからんって言うから言いやすいようにと俺なりの気遣いで質問してんねんから答えろや」

関西弁「ただの友達としか思ってへんのか?」

男の娘「・・・」

関西弁「・・・」

男の娘「・・・」

関西弁「どうやねん。言わなわからんやろ?幼稚園ちゃうねんから」

男の娘「・・・き」

関西弁「聞こえませんが?」

男の娘「・・・好き・・です」

関西弁「・・・そうか」

男の娘「・・・引いた?」

関西弁「知ってたから別に」

男の娘「女から聞いてたんだね」

関西弁「昨日な。真剣に男の娘が悩んでるからあなたも真剣に答えてあげて欲しいのって」
関西弁「女のこと責めんなよ?」

男の娘「・・うん。たぶん女が関西弁に言ってくれなかったら僕も今までみたいに誤魔化したままだったろうから・・・」

関西弁「返事もちゃんと考えて来てんねんけど聞く?」

男の娘「・・・ちょっとだけ待って。ほんのちょっと」

関西弁「はいはい」

男の娘「・・・」
男の娘(・・・もう泣きそう)
男の娘(せっかく関西弁も真剣に考えてきてくれたんだからちゃんと聞かないと)

男の娘「・・・いいよ」

関西弁「・・まあ付き合うとかそういうのはちょっと無理かな」

男の娘「・・っう・・・っひぐ・・・ぞう"だよ"ね"・・・」

関西弁「最後まで聞いてくれるか?」

男の娘「・・・う"ん"」

関西弁「付き合うのとかは無理やけどお前の事は嫌いにはならへんし今までよりも仲良くしていきたいと思ってる」

男の娘「・・・・・う"ん"」ボロ

関西弁「でもお前も嫌われるんちゃうかってビクビクしたり辛かったやろ?」

男の娘「・・う"ん"」ボロボロ

関西弁「やから頑張ったお前にご褒美でもないけど」


・・・・チュ

男の娘「え?」

関西弁「ほら、泣くな。な?」

男の娘「何"でそん"なに僕に優じぐずるのさ!!」ボロボロ

関西弁「だいぶ勇気振り絞ってんからありがたく受け取っとけよww」

男の娘「・・・今まで通りにしていいの?」ボロボロ

関西弁「当たり前やん。俺の数少ない友達やからな」

男の娘「・・・あ"り"がどう"」ボロボロ

関西弁「ほら~泣くなってwwチュ~くらいいつでもしたるから。な?」

男の娘「ほんとに?」ボロボロ

関西弁「ほんまほんま。やから泣き止め。な?」

男の娘「う"ん"」フキフキ

関西弁「落ち着いたか?」

男の娘「うん。沢山泣いたからすっきりしたかも」

関西弁「そうか。」

男の娘「それより関西弁さっき言った事覚えてる?」ニヤニヤ

関西弁「?」

男の娘『ほら~泣くなってwwチュ~くらいいつでもしたるから。な?』

関西弁「いや、それは、ほら、あれやんあの・・・」

男の娘「嘘だったの?」ウルウル

関西弁「いや・・・嘘ではないけど・・・」

男の娘「じゃあ今してよ」

関西弁「それは急過ぎって言うかほら、何かちゃうやろこういうの」

男の娘「やっぱり適当にその場しのぎして楽になりたかっただけなんだ」ウルウル

関西弁「あーー!!もう!!します!させていただきます!!」

男の娘「やった!!」

関西弁「こっち向きぃ」

男の娘「うん」

関西弁(おでこに・・・)

男の娘「えい!」

ちゅ

関西弁「っな!!!」

男の娘「ふふ♪これからもよろしくね♪関西弁♡」


[終わり]

終わった

イントネーションで楽しんでもらえればって感じです

おつ
凄い好きだわ

>>44あざす

そのうちまた書き溜めて続き書くかも

いい


会話で草生やすとイメージよくないよ

>>47

気をつける

男の娘ってもっと女の子っぽく書いたほうがいいん?

自分はこのままでいいと思う

>>51

意見あざす

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom