伊58「夏休みでち!」 (36)

伊58「夏休みが一日しかなかったからてーとくに『ブラック鎮守府として労基に訴えてやるでち!』って言ったら2週間ほど皆に夏休みくれたでち!」

伊168「わぁお!凄いわねー!これで久々に羽が伸ばせそうね」

伊19「なのー!」

伊8「ダンケ…いえ、ありがとう」

伊401「でも、イベ前だよ?」

呂500「休みが無いとやってられねぇ、ですって!」

まるゆ「ま、まるゆも一緒でいいのでしょうか…?」

伊168「同じ潜水艦の好じゃない!良いに決まってるでしょ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438327380

伊8「それで予定とかあるの?」シュトーレンパクー

伊58「そうでちねー、車借りて色んな所行くのはどうでち?山とか河とか!あ、都会に行くのも良いでち!」

伊168「このスマホももう型古いし買い換えたいのよねー…やろうじゃない!旅行!」

伊401「なら、車を借りてこよう!おー!」


数分後


伊58「てーとくがダメって言われたけど『セクハラしてること裁判所に言うでち!証拠も沢山あるでちよ!』って言ったら大人しく貸してくれたでち!」

伊8「さすでち!」

まるゆ「誰が運転できるのでしょうか?まるゆは少しだけ…」

伊168「ってかほとんど出来ないんじゃない?」

伊401「じゃあ中止かぁー…」

伊58「いや、ゴーヤが居るでち!まるゆは予備って事でいいでち?」

まるゆ「さすがゴーヤさんです!」

こうして、車(ハイエース)に乗り、潜水艦娘達の楽しくも短い夏休みが始まった…

BGM:夏の決心(フリーザ様が歌っているらしいのアレ)
https://www.youtube.com/watch?v=Pk3AgsMG2Qc

伊58「海…じゃなくてプールでち!」

伊19「どこかのスパーランドなのね!」

伊168「遊園地からプール…温泉まであるわ!」

伊401「プール、貸切状態だよ!」

伊58「珍しいでちねぇ…よっしゃ、遊ぶでち!」

呂500「思いっきり楽しんでやる!ですって!」


着替え中…


まるゆ「皆さん、着替え終わったみたいですね」E:タンキニ

伊19「まるゆは相変わらずなのね」E:パレオ

伊168「スク水よりこっちが一番ね!」E:ビキニ

伊8「でも、楽しめればいいと思う」E:チューブトップ

伊401「早くプールにどぼーん!したい!」E:パンツタイプのビキニ

伊58「でち!」E:パレオ

伊58「その前に場所を確保しておくでち。遊ぶのはそこからでち」


この後、めちゃくちゃどぼーんした

夕方 車内


呂500「ちょー楽しかった!ですって!」日焼け

伊401「そうだねー!久々に遊んだきがする!」日焼け

伊168「ろーちゃんとしおいちゃんは日焼けしてるか分んないわねぇ…ゴーヤ、どう?」not日焼け

伊58「イムヤとはっちゃん以外は皆焦げたでち。夏でちねー」日焼け

伊8「ま、イムヤの言うとおりかも」not日焼け

まるゆ「まるゆ、こんな楽しい事初めてです!」日焼け

伊58「ホテルはちゃんととってあるでち。そこは海のものをめーぶつにしてるみたい!」

伊168「見たけど、すっごい美味しそう!でも、お金ってどこから…」

呂500「今まで貯めたお金からですって!さすがでっち!太っ腹!」

伊58「あ、言い忘れていたでち。もし足りなかったら、皆にも払って欲しいでち」

伊168「しょうがないわねぇ~。まぁ、多少わね?」

伊19「えー…なのね!でも、了解なのね」

まるゆ「わかりました!」

呂500「でっち…」

伊401「じゃあ割り勘で良くない?皆で楽しんでるんだし」

「「「それだ!(ですって!)」」」

58「提督がしばらく休むから休んでていいって言われたでち!うわぁい!」

一週間後
58「提督が帰ってこないからまだゆっくりできるでちー」

二週間後
58「提督帰ってこないなあ…そろそろ退屈になってきたでち」



半年後
58「ごめんなさい…働きたくないなんて言ってごめんなさい…提督帰ってきて…(グスッ)」

ホテル


メニューはご想像にお任せ


伊58「うわぁぁ!」

伊401「伊勢海老に鯛…それとイカと鯵、鰻!…いただきまーす!」ガツガツ!

伊8「ちょ!早い!」

呂500「食い意地はってるんじゃあねぇ、ですって!でも、気持ちも分からなくもない!いただきます!」ムシャムシャ!

伊58「明日は山でキャンプと釣り!そして河で泳ぐでち!」ムグモグ

伊8「またー…」ハムハム

伊58「なんか、違うらしいよ。海と川だと」ムグムグ

伊168「ほうはんはえー(そうなんだね)」ハフハフ

まるゆ「はえー…川、楽しみですね!」モグモグ

伊58「その時はスイカ割もやるでち!それで食べる!」ムグムグ

伊401「スイカ割楽しみにしてるね!ゴーヤ!」ご飯てんこ盛り

伊168「よく食べるわねぇ…いいけど」ハフハフ





夏休み2日目


山奥:キャンプ場


伊19「自然がすごいのね!」

伊58「でち!さ、先になにやるでち?」


伊401「スイカ割!」

伊168「釣り」

伊19「釣りなのね!」

まるゆ「スイカ割がしたいです!」

呂500「泳ぎたい!」


伊58「他が1で釣りとスイカ割が2だから…そうでちねぇ…先にスイカ割するでち!でも、釣った魚を食べながら食べるスイカも良いものでちねぇ…」ゴクリ

呂500「じゃあ先に釣って、そこからスイカ割!でっちどーお?」

伊58「でっちじゃないでち(半ギレ)意見には賛成でち!」

伊19「釣り具は近くの子やで貸していたのね。後は釣るだけなのね!」

上流


伊401「沢山釣れるかなーっと」

伊19「ゼロだけは避けたいのね…」

伊8「まあ、そんな事ないだろうけどね…お、来ちゃった」アユゲット!


数十分後


伊168「わぁお!大漁大漁!」5匹

伊19「ふふーん!どうなのね!」3匹

伊401「やったぁー!」4匹

伊8「はっちゃん…やっちゃった」2匹

伊58「これだけあれば十分でちね」1匹


まるゆ「こうなったらガチン漁でも…」0匹

伊58「それだけはやめろでち」


魚焼いてる間にスイカ割


まるゆ「ふわぁぁぁ!」メカクシ

伊58「まるゆー、そこ右でち!」

伊168「いいえ、左よ!左!」

伊401「もう少し前だよ!」

伊19「違うのね!後少し後ろなのね!」

呂500「己の信じる道に進んでゆくんだ!ですって!」

まるゆ「はぁ!」バコン!

まるゆ「や、やったぁ!」


伊58「美味いでちね…アユの塩焼きの後にスイカを食べる…贅沢でち!」モグリンコ

伊8「そうだねぇ」ハグハグ

伊168「結構いけるわ…」



伊58「でちでち言わないとゴーヤのキャラが立たないでち」スイカシャクー

呂500「誰に言ってるの?」シャクシャク

伊58「何でもないでち」アユパクー


食後


伊401「どぼーん!」

伊168「ちょっと!かけないでよね!」

呂500「これが河の水…冷たくて気持ちいい!」

伊8「今頃鎮守府はどうなっているのかな」

伊19「知るかなのね」アイスティーゴクゴク



その頃鎮守府


提督「資源足りねぇ…」

明石「課金します?」

伊8「お腹空いた…」

伊58「テント張り終えたでちぃ…」フヒィー

まるゆ「みなさーん!カレー出来ましたよー!」

伊168「食材から調理器具まで…どこから?」

まるゆ「近くの小屋です!」

伊19「その言葉すごく便利な気がしてきたのね…」

伊401「カレーかぁ…」

まるゆ「隠し味にコーヒーとリンゴですよ!」

伊168「何それ美味しそう」

呂500「早く食べよっ!」

伊58「やったでち!」





伊58「ふわぁぁ…明日も早いでち…」

伊401「zzz…」

伊19「鎮守府の外は…楽しいのね…zzz」

伊8「アハトアハト…zzz」

まるゆ「米英鬼畜…zzz」

呂500「ですって…zzz…」

伊168「ねぇ、ゴーヤ。どうして皆を連れて行ったの?あなただけでも良かったんじゃ…」

伊58「そうでちね…皆、ゴーヤの戦友だから…かな」

伊168「そう…寝るわ。おやすみ」

伊58「おやすみでち」

夏休み3日目


伊58「都会でち!」

伊168「凄い!最新鋭のスマホまであるわ!」ムフー!

呂500「ザギンでシースーですって!」

伊19「神社に行きたいのね!」

まるゆ「まるゆ、お城見てみたいです!」

伊8「シュトーレンのお店発見!」

伊401「このコミックLOって何だろ?買おうっと!」

伊168「それはダメよ!」


お昼


伊19「パスタ美味しいのね!」ムグムグ

伊58「ワインも最高でち…」グビリ

まるゆ(帰りは私が運転ですか…)ピザモグモグ

その後、ゴーヤ達は大いに夏休みを楽しんだ。


五日目

ゲーセン

伊58「こうして…こう!」

伊19「ダメダメなのね」ゲット!

伊168「艦これのアーケード面白そうね(ステマ)」

六日目

映画館

伊8「きゃああああ!」ガクガクブルブル

呂500「そこですって!」コーフン!

まるゆ「不死身の兵士とは…」

伊19「それ敵」





十日目


車内

ラジオ『はい、今流した曲はラジオネーム「瑞雲大好き師匠」のリクエスト曲「花ハ踊レヤいろはにほ」でしたー』


伊58「次行くのは夜でち」

伊19「何でなの?」

伊168「肝試しでもするつもりなの?」

伊58「そうでち。この辺に廃墟となった病院が有るそうだよ」

伊58「そこは精神患者がおかしくなった挙句、皆殺しにしたそうでちよ…」

伊168「ヒェ…」ガクガク

伊58「何でも、前兆も何もなかったらしいでち…」

伊8「何時に行くの?」

伊401「えー、朝行こうよー」

伊19「それだと肝試しの意味が無いのね…」

伊58「時間は午後10時からでち」

呂500「その間はお昼寝?」

伊58「そうなるでち」

まるゆ「まるゆ、寝ます!…zzz」

伊168「早いわね…お休みー」


数時間後


伊58「時刻は午後10でちぃー…」

伊58「では、まるゆとしおいにはここに残ってもらうでち」

伊19「つまり行くのは…」

伊168「わ、私は嫌よ!」

伊8「ハチは行くよ。ほかは?」

伊58「じゃあイムヤをしおいの代わりに置いていくでち。それでいい?」

伊401「わーい!」

伊19「イクも覚悟決めたのね…!やってやるの!」

まるゆ「お、お気をつけて!」

伊58「では行くでち」E:懐中電灯


廃病院


伊19「怖すぎなのね…」ジョロロロ…

伊401「臭いよ」

伊58「改めてみると怖いでちね…」


パリン!


伊58「ヒェ…でも!行くでち!」

伊401「具体的にはどんな噂なの?」

伊58「確か患者が居たらしい3階の303号室を開けると…って奴でち」

廃病院内3階


伊401「やだ…怖いよ…おうち帰りたい…」グスッ

伊58「諦めろでち。さ、開けるでちよ…」

伊8「うん…」


「「ごくり…」」


伊58「それっ!」ガチャ!


シーン…


中を照らしてみる。

特に何も変わった様子は無い。

伊19「な、なんだ…変わった様子が無いのね…」

しかし、彼女だけは違っていた。

伊8「…!」



廃病院2階


伊401「何もなかったねー」

伊19「そ、そそそそそそうなのね!お化けなんてばからしい!」

伊58「でも、いい思い出にはなったでしょ?」

伊401「ま、そうだねー」

伊8は後ろをチラリと見ると何かが見えた。

手には光る何かを持っている。ゆっくりとだがこちらに近づいている気がした。

伊8「ゴーヤ、イク、しおい…急いで出るよ。ここ…ガチみたい」

「「「へ?」」」

思わず後ろを向く3人。

ペタリペタリと言うスリッパの音をたてながら、こちらへ殺意を持ちながらゆっくりと近づいてきている。

同時に---持っているのは鉄格子を鋭くした物だと分かった。

「「「きゃあああああああああ!」」」

駆け降りる。無我夢中で車が止めてあるふもとまで走った。

まるゆ「み、皆さん大丈夫ですか!?」

伊168「何か居たみたいね…さ、早く乗って!」

車に急いで乗り込み、元来た方向へと走らせた。



翌朝 夏休み11日目




伊19「まさか正体が連続殺人鬼だったとは…」シンブンヒロゲ

伊168「一番怖いのは人って事だったのね…」コーヒーウマー

伊401「さ、次はどこ行く?山はいいけど、川ももういいかな。都会も遊びつくした感じがあるし」モグモグ

伊8「買い物に肝試しに釣りと泳ぎにキャンプにスイカ割…後は何する?」

まるゆ「まだ…して無い事…無いですか?」

伊58「花火、でちね」

まるゆ「屋台でご飯食べたりしたいです!」

伊58「それは最後にするでち。今は…皆と目いっぱい過ごしたいでち!」

「「「「だね!(ですって!)」」」」

夏休み12日目





ピーシャララ


伊58「浴衣借りてきて正解だったでちね」

伊19「そうなのね!」

伊401「美味しそうなものばっかりだね!私、綿あめとチョコバナナとたこ焼きとリンゴ飴とポテトフライ食べたい!」

まるゆ「そんなに食べれます?」

伊401「大丈夫!」

呂500「帰りに吐くのだけはやめてほしい、ですって!」

伊8「私はシュトーレン…じゃなかった、たい焼きにしようかな」

伊19「じゃあ私は焼きそばにするのね」

呂500「ろーちゃんは、このたませんってのにしようかなって」

まるゆ「まるゆはイカ焼きと大判焼きにします!」

伊58「ゴーヤはクレープにするでち。あ、飲み物はどうする?」

「「「「ラムネとビール!」」」」

伊58「りょーかい。買ってくるから、花火見れる場所確保してほしいでち」


伊58「どこでちかねぇ…」

男「君可愛いね。一人?」

伊58「?そうですけど…」

男2「ならさ、俺らと一緒に花火見ない?場所も確保したしさ、な?」ユカタヒッパル

伊58「友達待たせているので!では!」

男「おい、待てよ」ガシッ

伊58「しつこいでち!」

男2「殴るぞ、ええのか、あ?」

伊58「くっ…!」

紳士「またせたね、君」

男「は?」

紳士「さ、行こうか」

伊58「え、あ、はい…」サレルガママ


伊58「さっきはありがとうございました!」ペコッ

紳士「いやいや。君、重たいのばかり持っているね。手伝おうか?」

伊58「ご迷惑おかけする訳には…」

紳士「良いんだ。俺、こう言う事好きだしさ」ニッコリ

伊58「~ッ!」///

伊58(顔が熱くて、胸が引き締められるでち!…これが…恋?)

紳士「さ、着いたよ。では、御嬢さん、これで」スタスタ

伊58「あ、あのっ!…お、お名前…聞いてもいいでちか…?」

紳士「その辺に居た紳士ですよ。ではこれで」

伊58(カッコいい…でちぃ…)ポー


花火見れる所


伊168「遅い!ってゴーヤ、どうしたの!?」

伊58「へ!?あ、何でもないでち!飲み物買って来たでち!」

呂500「この一杯のために生きている気がする!ですって!」プシュ!

伊19「ではでは!」


「「「「かんぱーい!」」」」


伊8「っぱー!美味い!」

伊168「私、ゴーヤが送れた理由分かったかも!」

まるゆ「へ?」

伊168「それは…ずばり!ナンパされたところを優しい王子様が駆けつけて助けたのよ!」キャー!

呂500「んなベタな…」ヒック

まるゆ「ろまんちっく!ですぅ!」ホロヨイ

伊58「へ!?あ、いや…」

伊19「花火が始まるのね!」


夏の夜空にあげられた花火は人の熱気かそれとも夏だからか分からないけれど、とても綺麗に見えた。

ふと、あの人を思い出してしまった。

伊58「はぁ…」

呂500「どうしたの、でっち?」

伊58「な、何でもないでち!」

伊401「うまうま!」モグガツ

夏休み13日目


伊58「昨日は楽しかったでちねー」

伊401「ねー」

まるゆ「後一日…何します?」

伊58「屋台食べ歩きでち!ラーメンから焼き鳥だとか沢山あるでち!」


夜 屋台街


伊19「昼は水上スキーや遊覧飛行したし、楽しかったのね!」

伊168「でも、まるゆがこんなに運動神経が良かったことが驚きよ」


~回想~


まるゆ「やあ!」チュウカエリ

まるゆ「とぉ!」コウホウチュウガエリ

呂500「アイ工工工…」

伊168「まるゆはニンジャだからこんなことが…」

伊19「いやそのりくつはおかしいのね」


~回想終わり~


まるゆ「えへへー」

伊58「何食べようかなーっと。あ、ここのラーメンにするでち!」

伊401「すみませーん!とんこつラーメン大盛りバリカタで!」

伊8「早っ!?私も…ラーメンにしようかな。私は塩バターで。麺は普通で」

伊19「イクは醤油ラーメンのやわで!」

伊168「私は魚介系ラーメンで。そうね…麺と量は普通でいいわ」

伊58「じゃあゴーヤはベトコンラーメンの大盛りで」

呂500「ろーちゃんは、味噌バターラーメンでお願い!麺は…大盛り普通!」

まるゆ「まるゆはカレーラーメンをお願いします。麺は少し硬めで」

店主「はいよ!」


人の騒ぐ声。風ととぎれとぎれに聞こえる車が通過する音。

かちゃかちゃとなる食器の音とずるずると啜る音が心地いい。

店主「醤油のやわと魚介の普通お待ち!」ドン!

伊19「にへへ!先に来たのね!いただきます!なのね!」パキリ、チュルチュル

伊168「悪いわね!いただくわ!」ツルルルルル!

伊401「あー!ズルい!」

店主「慌てなさんな、嬢ちゃん!とんこつ大盛りバリカタお待ち!そいで塩バターと味噌バター大盛りお待ち!」

伊401「やった!いただきまーす!」ズルズル!

伊8「美味しそう…いただきますね」チュルル

呂500「おー!んー!いただきます!」ズルルル!

店主「小さいお嬢ちゃん、カレーラーメンお待たせ!」ドン!

まるゆ「わぁ…!い、いただきます!」ハフハフ

伊58「どれも美味そうでちぃ…」グゥ~…

店主「ベトコンラーメンお待ち!」

伊58(赤いし少しツンと来る匂いだけど…逆に食欲をそそる!)

伊58「いただきます!」


ラーメン食後


伊401「美味しかったねー!」ゲプ

呂500「汚ねぇ、ですって!」

伊168「色んなラーメンがあったわね…台湾ラーメンってなんなのかしら…」

伊19「さぁなのね」

伊58「少し移動したらお腹空いてきたでち…」グゥー

伊8「えぇ…ま、私もだけど。次は焼き鳥?」

まるゆ「いいですね!」

伊168「なら早速行くわよぉ~!」


焼き鳥屋台


大将「らっしゃい!」


伊8「そうね…ぼんじりとハラミ3本お願い。ビールジョッキでね」

伊19「つみれ1本と皮の塩とたれを3本、冷酒でお願いするのね!」

伊168「私はハツ3本とネギマ2本、ハイボールでお願いね」

まるゆ「まるゆはもものたれと軟骨を5つ…焼酎でお願いします!」

呂500「串沢山あって迷うなー…えっと、この背肝とささみとつくねを3本づつ…ビールをジョッキで!お願いしますって!」

伊58「ゴーヤはふりそでとふんどし、ハラミを5本、お願いするでち!」

大将「あいよー!」

伊401「あ!大将!私はもも肉のたれ10本!後軟骨と皮の塩5本!飲み物はレモンサワーで!」

伊58「飲み物は冷酒で!」

大将「へい!」


しばらくして


大将「先、お酒の方!ビールジョッキ2と焼酎、ハイボールと冷酒2!それでレモンサワーお待ち!」

伊58「では…かんぱーい!」

「「「「かんぱーい!(ですって!)」」」


伊58「ぷはぁ!うめぇでち!」

伊58「ねぇ…皆はさ…夏休み、楽しかった?」

ふと、そんなことを思った。

伊19「んー、楽しかったのね!肝試しで追いかけられたこととか」

伊401「アレ怖かったねー…背筋が寒いや…はは」

伊8「スイカ割やプール…キャンプもしたよね。鎮守府に居たら出来ないことだらけだったよ」

呂500「ろーちゃんもすごく楽しかった!ですって!」

まるゆ「まるゆもです!」

伊168「私もよ。ゴーヤの癖に生意気なのよ!」

まるゆ「むー!」

伊168「ま、まぁ悪くわなかったわね…」プイ

呂500「ツンデレ!」

伊168「う、うるしゃい!」///

伊8「カラオケやゲーセン…お祭りや花火は特に、ね」

伊19「と言うかゴーヤとイムヤが歌上手いことに驚いたのね!」

伊58「多分声の妖精さんがお利口さんなのでち」

伊168「ねー」

呂500「私のもですって!」

大将「全員分の焼き鳥おまちぃ!」


伊58「また、来年の夏に!皆で!夏休みを過ごそうね!」

「「「「勿論!(ですって!)」」」」


---こうして、夏休みは過ぎて行った。



車内 夏休み最終日


伊58「いよいよ鎮守府に…」

伊401「いつか終わる日があるからね…しょうがないよ」

伊19「やけに達観してるのね…」

伊168「ま、休みが出来ただけいいじゃない!お土産渡せば皆黙っててくれるでしょ」

呂500「また来年!ですって!」

まるゆ「その時は正規の方法で、ですけどね」アハハ

伊8「あー…またオリョクルかカレクル…」

伊58「でちね…」


短いたった2週間の夏休み。

それは私たちをほんの少し成長させてくれたと思う。


「「「「ただいまー!」」」」

たまにはゴーヤ達に夏休みを与えてもいいと思ったんだ

俺も夏休み欲しいなぁ…(遠い目)

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このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月01日 (土) 01:19:12   ID: Jz4Qc1M8

夏らしい良い作品です。ただし、ようつべの歌を歌ってるのはフリーザ様の人ではなく、大江千里さんという歌手の方です。(秋歌という歌も少し後の季節に合うのでオススメ)長文失礼しましたm(__)m

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