【咲-Saki-】京太郎「小ネタ?」ネリー「日和!」 (1000)
・咲-Saki-の非安価 京太郎メイン
・書き方適当 台本式の時もあれば地文ありのときもてきとー
・小ネタをただただ投下してくだけ感想に反応するときもしないときも
・適当にやって飽きたら落します
・シリーズものや単発ものなど適当に
・たまに小ネタ募集するかも知れない
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<美味しくなーれ♪>
ネリー「回すと美味しくなるの?」
ダヴァン「そうではナク」
臨海の部室でカップラーメンの作り方を探しているとネリーにそんな事を言われた。
ダヴァンは少しばかり苦笑しネリーに作り方を探していた事を伝えたが、ネリーは特に興味なかったのかふーん…と興味なさげに他に視線を向けた。
京太郎「色んなものがあるな」
明華「食べ比べとか楽しそうです」
箱の中には見たことのないカップラメーンが多く入っており興味津々に見ていく。
智葉「なら皆で食べてみるか」
ハオ「いいですね」
京太郎「よっしゃ!俺はこれで」
ネリー「んー……これがいいな」
それぞれが好き勝手に選び中身を開けて行く。
暫し雑談しながら待っているとラーメンが出来上がる。
皆で開き食べあっていく。
京太郎「ご馳走様でした」
智葉「たまにはこういうのもいいな」
ダヴァン「!なら毎にt「断る」残念です」
智葉に一言で断られダヴァンはシュンと落ち込んだ。
そんな先輩達の可愛らしいやり取りにくすりと笑いながら椅子に座っているとネリーが近づいて来る。
京太郎「なんだ、何時も通り座るのか?」
ネリー「………」
無言で近づいて来るネリーに京太郎は膝をポンポンと叩いた。
何が気に入ったのかよく京太郎の膝の上によく座るのだ。
今回もそれかなと思ったがどうやら違うらしい、ネリーは京太郎の座っている回転式のダイニングチェアを少しばかり机から放すと
思いっきり手に力を入れ回した。
京太郎「!?」
ネリー「それー♪」
智葉「なにしてるんだ?」
行き成り京太郎を回し始めたネリーに智葉は理解できなく質問するが、ネリーは答えずただただ回す。
京太郎「気持ち悪い!」
なんとかネリーを止めようとするもネリーは止めてくれず、思いきって飛び降りようとしても周りに
智葉達が居て飛び降りたら誰かにぶつかるだろう。
しょうがなく椅子にしがみ付きながら京太郎はただただ耐えた。
京太郎「……世界が回る」
ハオ「倒れましたね」
明華「ネリーは何がしたかったんですか?」
ネリー「………」
数分後ネリーは手を止める、その瞬間京太郎は眼を回し床に倒れこんだ。
ハオや明華が京太郎を心配するもネリーの不可思議な行動のせいでネリーへと視線を向けてしまう。
ネリーはその質問にも答えず、ひょこひょこと笑顔で近づき京太郎の顔を両手抱え自分と視線を合わせる。
そして………。
ネリー「ん~~っ♪」
京太郎「……きゅ~」
智葉「ぶはっ」
明華「あら」
ハオ「なっ!」
ダヴァン「大胆デスね」
京太郎とキスをし始めた。
いきなりの事で戸惑う智葉達を置き去りにネリーは舌をいれ絡めていく。
くちゅちゃぱと静かに卑猥な水音だけが部室に響く。
そんな大胆な事をされても京太郎は一切反応しない。
眼が回りすぎてそれどころではないのだ。
ネリー「ぷはっ」
京太郎「……気持ち悪くて帰りたい」
何分かしてネリーは満足したのか口を離した。
離した時にネリーの舌と京太郎の舌を繋ぐ糸が光に当てられ綺麗に輝く。
智葉「それで何がしたいんだ?」
ネリー「うん?回すと美味しくなるんだよね?」
智葉がなんとか声を出しそれだけ呟くと、今度は答えた。
どうやら先ほどのカップラーメンの話を真に受けていたらしい。
ネリー「京太郎も回せば美味しくなるかと」
ハオ「なんて羨まし……いえいえ、違くて羨ましい!」
ダヴァン「変わって無いですね」
明華「京太郎、もう一度椅子に座りません?」
京太郎「…揺らさないで寝かせて」
智葉「そういうのもありか」
悪気なく言ったネリーに若干呆れるものの羨ましかった。
あれやこれで他の人が騒ぐが京太郎はただただ気持ち悪いまま床で寝転んだ。
-数日後-
智葉「今日は椅子に座らないのか?」
京太郎「座ってますが」
あれから数日経つと何やら智葉達が椅子へと勧めてくるようになった。
正直前のことを良く覚えてなかったが回転椅子に座ると碌なことがないとだけ覚えており、パイプイスに座るようになったとか。
明華「ぜひ此方に座るべきです!」
京太郎「なんで背もたれに手をかけてるの?」
ハオ「ハヨハヨ」
京太郎「何で片言!?」
ダヴァン「必死デスねー」
アレクサンドラ「部活してくれないかなー」
ネリー「美味しくなーれ♪」
回転式の椅子を勧めてくる智葉達の横でネリーはカップラーメンを回していた。
カンッ
こんな感じで適当に書いたの投下します。
手紙スレ書いたりメイン書いてて気分転換に書いてたのを総合に投下してたんですが
気づいたら1スレの総投下数の半分を自分が書いてたという…
なんでここにぽんと書いたのを今後おいときやすー。
<大阪暮らしの京太郎 セーラ編>
「ハッハッハッハ」
セーラ「よしよし♪」
冬が明け春が来た4月半ばまだ少し肌寒い時期、公園の一角でセーラが愛犬である犬を構っていた。
大人しく座って待っている犬をセーラは優しくそれでいて少しばかり乱暴なぐらいに撫でる。
わしゃわしゃと撫でられると犬も嬉しそうに身を震わせた。
セーラ「よっしゃ!帰るか」
「ワンっ!」
暫くして体が冷えたのかセーラは、少しばかり体を震わした。
日が落ちたせいか肌寒くなってきたのだろう。
時間的にも夕食の時間帯だ、早めに帰るかと立ち上がると公園の出口へと軽く走った。
「だー……何処だよ!漫先輩の家って!!」
セーラ「うん?」
公園の出口へと着くと何やら頭を抱えている少年と出会った。
頭は不良のように金髪でありながらも愛嬌のある顔のせいか真面目に見えた。
姫松高の制服を着ており、まだ着慣れていないようで汚れにシワ1つなく綺麗だ。
たぶん1年生だろうなとセーラは辺りをつけた。
チラっと見た後、特に話し掛けず隣を通り過ぎる。
何やら嘆いているがセーラの知ったことではない。
「どうすりゃ…時間が…「なぁ…」…え?」
と思っていたのだが、案外自分はお人よしらしい。
少しばかり進んだ所で踵を返し、気づけばその少年に声をかけていた。
セーラ「さっきから何困ってんねん」
「えーと……高校の先輩から歓迎会をやると連絡があったのですが……場所が……」
そういいつつシュンとしメールを見せてくる。
セーラが覗き込み見ると簡潔に 漫の家の店に集合!とだけ書かれている。
あまりに大雑把すぎる内容に些か呆れた、そして何より呆れたのが名前の欄に愛宕洋榎と書かれていた事だ……知り合いだった。
セーラ「あー…ご愁傷様」
「ははは……入学してから振り回されっぱなしです」
洋榎にずいぶん気に入られているようだ、洋榎は育ちがいい為か基本気を許した相手以外に無茶振りをしない。
その点で言えばこの少年は好かれている事になる……好きな人を苛めるとか子供かと思ったが…。
セーラ「漫……漫……あぁ、漫屋か」
「知ってるんですか?」
どこかで見た覚えのある名前を頭の中で検索していると1件だけ心当たりがあった。
洋榎達がよく行くお店で後輩の名前と同じ店があるのだ。
間違いなくそこだろうとあたりをつける。
セーラ「帰る遂でにあるし、教えるわ」
「ありがとうございます!」
セーラの言葉に少年は思いっきり頭を下げた。
セーラ「やめーや、大したことやないしな」
「いえいえ、助かりました…これで遅れたら恭子先輩に御でこにペンで…」
何やら不穏な言葉が聞こえた、この少年は年上キラーなのだろうか?
どうやら末原恭子にも可愛がられているらしい、何処にそんな要素があるのかと少しばかりジロジロと見つめる。
セーラの視線に気づいたのだろう、少年は自分の服に何かついてるのかとキョロキョロと見渡した。
セーラ「あぁ…ちゃうちゃう、名前聞いとらんなって」
少しばかり見すぎたらしい、セーラは咄嗟に嘘をついた。
「あぁ……忘れてました、須賀 京太郎って言います、この春から姫松高に通ってる1年生です」
セーラ「ウチは千里山女子3年の江口セーラや、よろしくな須賀」
京太郎「はい」
二人は笑いあいお互いに自然と握手した。
なんとなくだがどうして洋榎と恭子が気に入ったか判った気がした。
セーラ「やっぱり他県から来たんやな」
京太郎「あー判りますか?」
セーラ「大阪にも標準語の人は居るけどイントネーションがな」
京太郎「……恭子先輩にも言われましたね」
そんなに自分の言葉はおかしいだろうかと首を傾げて考えるもやはり判らなかった。
セーラ「そこまで気にすることでもないから」
京太郎「まぁ…そうですね」
セーラ「せや、そんでな話の続きやけど」
京太郎「はい」
その後も京太郎とセーラは楽しげに話しを続ける。
高校のことやあの店が美味しいとかあの店はやめとけなど些細な情報も教えてくれた。
初対面とは思えないほどに話が弾みお互いに距離が近くなった、物理的にも精神的にもだ。
セーラ「ここや」
京太郎「ここかー……ってあれだけのメールで判るか!!」
セーラに着いて行きようやくお目当てのお店に辿り着けた。
商店街の一角にあるお店で結構繁盛している。
漫が味に自信があると言っていただけに人気なのだろう。
京太郎「ありがとうございました!江口さん」
セーラ「構わへん、構わへん、帰る途中やし」
京太郎「お前もありがとうな」
「ワン!」
セーラにしっかりとお礼を言うと膝を折足元に居た犬を撫でる。
もふもふしており愛嬌のある顔で撫でられると嬉しそうに顔を手にこすり付けてきた。
なんとなく家で飼っていたカピパラを思い出し少しばかり寂しくもなる。
京太郎「そういえば…名前ってなんていうんですか?」
セーラ「あぁ…アレクサンドリア・シュトローム・3世」
京太郎「………」
セーラ「アレクサンd…「…いや判ってます」…家族はアレクって呼んでるわ」
頬を赤く染めポリポリと顔を指で掻きながらセーラは明後日の方向を向いた。
そんなセーラの態度にあ…この人絶対適当につけたなと思った。
少しばかり呆れるも犬自身が気に入ってるのか名前を呼ばれるたびに元気に返事をしている。
案外合ってるのかも知れない。
京太郎「それじゃまたな、アレクサンドリア・シュトローム・3世」
「クゥ~ン」
セーラ「………なるほどな」
しっかりと名前を呼んでやるとアレクは悲しそうな声を上げた。
本能的に此処で京太郎とお別れだと判ったのだろう、賢い子だ。
じゃれ合う一人と一匹にセーラは、何かを納得し頷いた。
京太郎「それじゃ、俺はこれで」
セーラ「ん~……ちょいまちーや」
京太郎「なんでしょうか?」
時間も時間になり京太郎がもう一度お礼を言ってお店に入ろうとするとセーラに服をつかまれた。
京太郎が立ち止まりセーラの表情を見ると先ほどのアレク同様の表情をしているように見えた。
セーラ「お願いがあるんやけど―――って出来るか?」
京太郎「それぐらいでしたら」
セーラに首元を引っ張られ顔が近づく、先ほどまで意識していなかったがセーラも十分顔が整っている。
唇がくっつきそうになるぐらいの距離に京太郎は、顔を赤くした。
セーラも距離の近さに気づいたのか頬を染めるも直ぐに思考を切り替え用事を済ませる。
洋榎「おーおー遅かったなー」
京太郎「あんなメールで判るか!」
洋榎「えぇ…ツッコミや」
お店に入ると近くのテーブルに全員が揃っていた。
と…いうより既に何か食べている。
それに対して少しばかり怒りが湧くも1つだけ気づいた。
他の人のお皿には、お好み焼きが乗っているが洋榎のお皿は綺麗なままだ。
どうやら律儀に待っていたらしい。
京太郎「……はぁもういいです、お腹空きましたし食べましょうか」
洋榎「そ、そやな」
洋榎もお腹を空かしていたのだろう、京太郎の言葉に待ってましたと言わんばかりに鉄板の上にお好み焼きに手を出す。
勿論先に京太郎のお皿に置いてからだ。
京太郎(洋榎先輩ってこういうところキッチリ躾されてるよな)
洋榎は、所々に育ちのよさが出てくるときがあった、そこがまた可愛らしいのだが。
少しの間食事をし他の人と話しながら和気藹々としていると洋榎の携帯が鳴った。
洋榎は断りをいれ携帯を覗く、誰からかメールでも来たのだろう。
京太郎「……お込み焼きってどれも同じだと思ってましたけど、結構違いますね、美味しいです」
漫「家の自慢やしな~」
京太郎の言葉に漫は、嬉しそうに笑った。
自分の家を褒められ嬉しいのだろう。
洋榎「………」
絹恵「お姉ちゃんどないしたん?」
洋榎が先ほどから携帯を覗き込み険しい顔をしている。
携帯を覗き込み数分もの間、動かないので流石に絹恵も心配になった。
洋榎は絹恵の言葉に無言で携帯を見せてくる。
絹恵「どれどれ………なるほどな」
むす~としている洋榎に絹恵は中身を見て納得した。
メールはセーラからだった、そこには画像が張られておりセーラと京太郎が仲良さげに肩を組んでいる画像であった。
件名には、貰うわと書かれており宣戦布告までされている。
京太郎「末原焼き?」
恭子「ぶほっ」
漫「恭子先輩がこのあいだな~」
恭子「なっななな、何バラしとんねん!」
京太郎「なんだそれ…気になる」
絹恵「……(面倒事になりそうな予感)」
メールと画像、洋榎の機嫌の悪さに仲良く絡んでいる京太郎達を見て絹恵は、得体の知れない嫌な予感がした。
取り合えず……京太郎には、大人しくしてもらいたいなと思った。
カンッ
大阪暮らし~シリーズ物の予定
…総合の人、まぁ…書く時は一日に1投稿してたしな
手紙シリーズが上手くかけない!8割がたできてるのに!
暫くかかるなー…
<顔は口ほど物を言う 龍門渕ver.>
顔は口ほどに物を言う…本当は目なのだが俺こと須賀 京太郎はそれを実際に経験している。
どういうことだって?簡単な話だ、人の顔を見るとその人の心のうちが書かれているのを読めるようになったのだ。
今だってほら…
「何か用事ですか?京太郎君」
--
「……いえ、なんでもないですハギヨシさん」
見事に心の内が読めなかった。
ハギヨシは何時も通りのニコニコ顔で此方を威圧している。
「まだまだですね、どうやら勝手に見えてるらしいのでしょうがないですが、お嬢様達に失礼の無いように」
--
「はい!判りました!」
それだけ言うとハギヨシは京太郎の横を去っていく。
そんなハギヨシに京太郎は汗を流し敬礼して見送った。
流石は、完璧の名を持つだけある人だ、見事に心を制御していた。
「……うん、からかうのはヤメにするか」
この力を使い透華達をからかおうかと思っていたが冷めてしまった。
大人しく部屋に戻ったほうがよさそうだ。
「京太郎!」
「……思ってる傍からこれか…なんですか?透華さん」
後ろから透華に声をかけられ立ち止まる。
正直言ってこのまま部屋に戻りたかったのだが……呼び止められてはしょうがない。
諦めて後ろを向いた。
「こんな所にいましたのね」
-ようやく見つけましたわ-
「どうも…俺に何か用事ですか?」
透華の顔に見事に心の内が書かれている。
出来れば見えて欲しくなかったのだが…駄目だった。
「……なんで此方を見ませんの?」
-…何か嫌われるような事したかしら…京太郎に嫌われたら私は…-
「顔が綺麗すぎて直視が……」
悲しそうな声を出す透華に京太郎は思わずそんな事を言って顔を見てしまった。
なんとも辛い言い訳なのだが透華は嬉しそうに微笑んだ。
さながら花が開いたような笑顔だ。
「まぁ…綺麗だなんてそんな」
-嫌われてなくて良かったですわ!これで嫌われてたら監禁しなければいけない所でした-
「………」
両手で頬を押さえイヤイヤと身悶えるが顔に書かれている事で台無しだ。
透華ぐらいの資産家なら京太郎1人を監禁するぐらいな簡単だろう。
これからは付き合いを考えながらやっていかないとな心に決めた。
「それで…何の用事で」
「衣が会いたがってますわ」
-衣意外もですが-
「…判りました行きましょうか」
透華の手を取り京太郎は集まってるであろう、何時もの部屋へと向かう。
心臓がバクバクと鳴り始める。
透華でこれなのだ……残りの4人が怖かった。
「失礼します」
「連れて来ましたわ!」
-流石私京太郎を見つけることができるのわ、私意外にいなくてよ!-
「おかえりー透華に京太郎」
-むぅ~仲良く手を繋いでるよ、ボクもしたいな、いやむしろ縛って…-
「おーうお帰り、さっさとやろうぜ」
-相変わらず仲良しな事で暇だなー-
「…お帰り」
-京×ハギ…否、ハギ×京…今年はそれで行こう-
「……(一さんもしかしてって思ってたけどドMだよ、1人腐ってるよ)」
何時も通りのメンバーを他所に京太郎は皆の顔を読んでいく。
役二名意外案外普通だった。
「衣はどうしましたの?」
-一番会いたがってましたのに-
「あーおめかしだって」
-毎日会ってるのに毎回毎回大変だな-
「………」
透華と一の会話を聞きながら京太郎は考える。
透華意外は問題なさげだ。
一は此方に好意を持っているのか読んでいて少し恥ずかしいが透華より普通だ、ドMもまぁ許容範囲内だ。
純も特に何時もと大差ない、此方を友人と見てくれている。
智紀は……正直辞めて欲しいが特に害もないので頬って置く。
衣も問題ないだろう、あれだけ純粋な子なのだ。
「透華だけ気をつければ問題ないな」
「呼びました?」
-何かしら?-
「なんでもないですよ」
京太郎の声が聞こえたのか透華は、視線を向け可愛らしく首を傾げる。
そんな様子も先ほどと違い余裕を持って見れた。
結局の所、透華は此方に好意を持っているだけで普通に接していれば問題ない。
今までどおりにやっていけばいいのだ。
「京太郎!」
「あぁ…衣もようや……く、きた?」
衣がドヤ顔で新しい服を見せてくるが服より顔に書かれたことのほうに眼が行ってしまう。
「ふふん、どうだこの服は!」
-京太郎の事を考えただけで股が濡れてしまった-
「アウトォォォォォォォ!!!!」
衣が容姿的にも一番酷かったとか…
カンッ
ついでに小ネタ募集
↓1~3辺りで 何かあれば
むっつりのどっちと純情京ちゃん
乙~、さっきのセーラの続きっぽいのみたいな
豊音を村から連れ出す京太郎を
だんだんとお金より京ちゃんの方が大事になってくるネリー
乙です
意外といえるほど京太郎以外全うじゃないね
<むっつりのどっち&純情京太郎>
京太郎「あれ……和だけか?」
和「咲さん達は、遅れてくるそうです」
京太郎「そうかー……なら今の内に荷物片付けちゃうか」
和「あぁ…あの大量の……手伝いますね」
京太郎「いいのか?」
和「えぇたまには、私も雑用ぐらいしませんと」
京太郎「助かるよ」
-京太郎の場合-
京太郎「こんなもんか」
持っていた荷物を一番上へと置くと京太郎は一息ついた。
肩をぐるんと回し調子を確かめる、特に問題はなさそうだ。
京太郎(次はっと……こっちは終わりか)
京太郎「和ー!そっち手伝うよ」
そう言って京太郎が後ろに居る筈の和へと振り向いた。
すると……。
京太郎「ぶほっ」
一生懸命手を伸ばし荷物を棚に上げている和が眼に入る。
顔を真っ赤にさせ頑張っている姿は、可愛らしいのだがスカートが捲くれ下着が見えていた。
京太郎はその場面を見てしまい噴出すも直ぐに和の隣に移動し荷物を棚に押し上げた。
そして顔を赤くして一言和に注意する。
和「ありがとうございます」
京太郎「それはいいんだけど……和、スカート捲れてる」
和「!な、直しますね」
京太郎は和が直す間もじっとして視線を逸らし続けていた。
暫くして和から振り向いてもいいと許可を得て京太郎は一息ついた。
京太郎「ごめんな、和」
和「ふぇ?」
唐突に謝られて和はうろたえた。
別に京太郎に非がある訳でもないのだ。
それでも京太郎は、頭を下げる。
和「だ、大丈夫ですから!」
京太郎「でもなー」
京太郎(好きな男でもない人に見られて悲しいだろうに)
本来ならラッキーだなと思って喜ぶものなのだが京太郎が違った。
むしろ相手を思い喜ぶどころか胸が痛い。
和「なら……今度のお休みに荷物持ちお願いできますか?」
京太郎「それでいいのか?」
和「はい、2人っきりで……ですが」
京太郎「あっ…」
二人は顔を真っ赤にさせ暫くの間、見詰め合った。
-和の場合-
和「これで終わりですね」
持っていた荷物を棚へと置くと和は一息ついた。
肩を手で触り調子を確かめる、胸が重いせいで肩が少し痛かった。
和(次は……須賀君のほうが残ってますね)
和「須賀君、そちらを手伝い……」
そう言って和は後ろに居る筈の京太郎へと振り向いた。
すると……。
,∠、 / ヽ
/ |: :/ \へ
/ ̄¨ヽイ |:/ / / /||:! ! | ! .|
!: 〈〈: /:{: ': ,': ':::|::|: l::l: l::l ,ィ: ! l ,!
∨ ノ¨ト==イ: :! l斗十ナナノ.:|: /::l. /十ト、l: i〉
¨フ´/ !: : : :! 、トト、!ィチ^:丁:::}/ :::}'::::::!ノ :: !: l リ
. /: 〃 |: : : :|ミソ :::〈 l{::::::::| :::::::::::::::rf示、 ノ ノ/ /
レイ ト、_|: : : :l ヽ 弋:zソ !::::}l }イノイヽ
|.: : :|: : : : .: | :::::::: , 辷リ !:. :. :.:ト、 \
|.: : :|: : : : .: ト、 :::::: |: : : : | ⌒
/ : : :|: : .: .: lミ、Y ‐ - ノ: : :. :.|
. /, : : : |: : .: .: l ! ヽ イ|: : !:.|
// : :|: : : : :ハ | ` . _ x<: : |: :!: : :|:. :!
. // . :/!: : : : ∧. ! | |: : : :.|: :!: :. :.、|
// . ::/∧: : .: ∧`ヽ. l ヽl、:: : |: :l : : : : ト
. // . ::/厶 ヘ.: ∧ \ `ヽ. ヽl : l : : : : | ヽ
// , < \ \ \ ∨ `|: :. :. :.| \
和「……(ナイスなアングルですね)」
京太郎が背伸びをして荷物を一番上へと押し上げていた。
途中どこかで引っ掛けたのか後ろのYシャツが捲れ下着が見えている。
和はそれをじっくりと眺めた。
和「…(今日はシンプルに黒ですか…女性の場合黒だとイヤらしいですが男性だとかっこいいですね、何故でしょうか?)」
実にどうでもいい事を考えていた。
京太郎「ふぅ~終わった」
和「……(汗を手で拭う動作も実にいいです、見てるだけでこう……あそこがジュンっと)」
京太郎「……結構暑いよな」
和「えぇ……結構熱いですね」
頬を赤らめる和を見て京太郎はニッコリと笑いかける。
その笑顔に和もニッコリと笑顔で答えた。
和「そうだ、プールとかに遊びに行きません?」
京太郎「あー…プールとかいいな」
和の言葉に京太郎はプールを思い浮かべる。
暑くなって来たし屋内プールとかいいなと思った。
和「行きましょうか(2人っきりで最後は家でスッポリと……勝負下着でいきましょう)」
京太郎「おぅ!(咲と優希と……部長達も誘ってみるか)」
京太郎「楽しみだな!」
和「楽しみですね♪」
カンッ
や京和NO1!
<大阪暮らしの京太郎 泉編>
泉「……これでラストやな」
ゲームセンターの一角で1人の少女ががっくりと肩を落す。
少女の眼の前には、ガンシューティングゲームが有りcontinueと表示されている。
少女の名前は二条泉、千里山女子の1年生だ。
彼女は、麻雀と同時にFPS等のゲームも好きでこうやって遊ぶ事が多い。
今日もふらりと気分転換にゲームセンターに来たのだが、新しい卓が入っており遂々のめり込んでしまった。
泉「ふっ…まさかこれだけやって1面クリアが精一杯やなんて」
腕前は下手なのだが…。
麻雀はやればやるほど腕が上がり今では1年生にして千里山のレギュラーを勝ち取った。
FPS等のゲームは逆にやってもやっても腕が上がらず下手なままである。
泉「…あっ終わった」
そうこうしているとまたゲームオーバーになる。
既に結構なお金を使っておりこれ以上やるとお小遣いがやばかった。
まだやり足りないのだが泣く泣く持っていた銃を置く。
「ちょっとまった!まだ終わってない!」
泉「ふへ?」
突如横から男性の手が伸びゲーム機にお金が投入された。
その男性は2人分のお金を入れると泉が置いた銃を取って泉に渡す。
「横から見てたけど好きなんだな」
泉「…っ!」
男性の言葉に泉は顔を真っ赤にさせた。
自分の下手っぴな動きを見られていたのだ、正直恥ずかしい。
顔を真っ赤にさせ、うろたえる泉を横に男性は、continueを自分の銃で撃ち抜いた。
「好きなんだろ?ならさ…この先も見たくないか?」
泉「………」
そう言ってニカっと人の良い笑顔で言った。
泉は少しばかりポカーんと見とれるもおそるおそる差し出された銃を受取った。
泉「私は下手や!」
「判ってる!!見てたからな!」
受取った瞬間、ゲームが始まり銃撃戦が始まる。
敵が泉を撃ち抜こうとした瞬間に隣の男性によって倒された。
泉「足手まといになるで!」
「上等!サポートするから行け!!」
泉が撃ち、それを男性がサポートしていく。
2人の連携…いや、男性のサポートにより1人でやるよりスムーズに動ける。
泉「下手やけど…下手やけど!」
「………」
下手でよく負けるしラストまで行けた事すらない。
それでもやはり楽しいしやめようとも思わなかった。
だけど…それでも…。
泉「最後まで行きたい!最後まで楽しみたい!!」
「連れて行くさ!必ず!」
二人は背中合わせになり片手で銃を持ち2面のBOSSへと照準を合わせると敵を貫いた。
やはりゲーマーとして最後まで行きたかった。
泉「………」
「いけたな」
眼を見開き泉は、唖然と画面を眺める。
そこにはクリアの文字が書かれており全面をクリアしたことを示していた。
それに対して男性はパチパチと拍手して泉を祝った。
泉「やっ……やったーーー!!!」
「うぉ!?」
わなわなと震えた後、泉は勢い良く男性へと抱きついた。
恥ずかしさなどはなく、有るのは嬉しさと感謝の気持ちだ。
泉「私やったんやね!」
「あぁ…おめでとう」
泉「ありがとう!」
男性は少しばかり驚くも直ぐに優しく微笑みもう一度祝う。
それに泉は満面の笑顔で答えた。
暫しの間、二人は笑い健闘しあう。
ピリリリ……
「あー悪い」
泉「別にかまへんよ」
男性は携帯を取り出し誰かと電話をし始めた。
その横で泉は嬉々として初めて乗ったランキングを携帯に収める。
『京太郎!!!何処で何やっとんねん!!』
「……やべぇ、忘れてた」
携帯から大きな声が聞こえ、それを聞いた京太郎は顔を青ざめる。
今日は、恭子達の買い物に付き合ってきていたのだ。
女性達が下着や服を選び始めたので京太郎は断りをいれ暇つぶしに此処にきていたのだが、時計を見ればだいぶ時間が経っている。
「すぐ行きます!!」
泉「あっ……」
京太郎は泉に軽く手を上げ走り去ってしまった。
そんな京太郎に泉は手を伸ばすものの声が出ず京太郎を見送ってしまう。
泉「京太郎か……また会える、うん会えるはずや」
ランキングを収めた携帯を両手で優しく撫でながら泉はそう思った。
カンッ
これは千里山と姫松で争奪戦不可避ww
>>27 >>33-35
オツありん
>>22
むっつりのどちゃんと純情京ちゃん お届け~やで
>>23
大阪はシリーズ化の予定
大阪組全員を書いて共通パートかいてそれぞれED書く予定
飽きたら終わりやけど
>>24
どう考えても長編になるっぽい
あと手紙スレで考えてたのと被るので手紙シリーズとして豊音は出します
>>25
そのうち書いとくよ
>>28
京太郎もおかしくなってます
>>39
その予定
安価で小ネタ募集するのがめんどい…。
感想や乙ついでにこんなの見たいと!書いてくれれば 書くかも知れないことにする。
気分が乗らなければ書かないことも。
咏たんの手紙が筆のらないんじゃ~のんびり待ってな。
それじゃのー
…よく考えたら乙とか感想を強要してるように見えるね。
やっぱり小ネタは安価で募集します。
今日の21時ぴったりから2個ほど小ネタ募集します。
>>1は来ないので何か書いて欲しいもの あれば20時ぴったりから2個だけレスお願いします。
>>44
>あれば20時ぴったりから2個だけレスお願いします。
おぅ…21時で21時でお願いします
総合の人っていうのが気を害したなら申し訳ない
総合見るようになったのが最近だったし手紙スレの人とは気づかなかった
ネリーちゃんかわいいおつ
おつおつ
また夜中楽しみにしてるー
……我が儘承知で書きますが出来れば欝系は書かないor別スレでお願いしたい
>>44
基本的にどこでも終わる前にアンケとか案募集するスレは乙すらなくなりやすい
小ネタ募集は投下後はやめたほうがいいよ
投下から時間たってあらためて小ネタ募集だけかくとかわけたほうがいい
>>46
特に怒っても無いよー
総合で結構上げてたから やっちゃったぜ!と思っただけ
>>48
どこまでが鬱なんじゃろか
暗い話はあんまりかかんね
好みじゃないし
>>54
なるほど アドバイスありがとうです
今度から分けてやります
インターハイ会場を何時も通りに複数人の人が練り歩く。
一人は売店へ、一人は観客席へ、皆が皆意思を持って歩いていた。
京太郎「よっと」
そんな平凡な日常風景に京太郎がバッドを持って3階から降りてきた。
雑用の用事だろうかバッド片手にトントンと肩を軽く叩く。
京太郎「はぁ…減らねーな」
階段下にいる人の群れを見てため息をついた。
この間減らしたばかりなのにもう集まっている。
京太郎「邪魔だって!!」
ガン!!
と大きな音を立て京太郎が振り回したバッドが近くの男子生徒の頭を砕いた。
男子生徒の頭はバッドで軽く潰れ血を噴出し始める。
地面にばったりと倒れビクビクと痙攣させ、暫くすると悲鳴1つ上げる事無く動かなくなった。
傷害事件の発生である。
犯人になった京太郎は、地面に倒れた男子生徒の服を漁り始める。
目ぼしい物がないか探し京太郎はライターを見つけた。
普通の男子生徒がライターを持ってる訳がない。
どうやら不良だったらしい。
京太郎「儲けだな」
ライターを手に平で軽くポンポンと空へと飛ばす。
何度かそんな仕草をすると京太郎は、今日も生き残る為に次の獲物を探し始めた。
京太郎「はぁ……心が荒れるなー」
ある程度食料や水を確保し何時も通りに防火シャッターを開け部屋へと戻る。
部屋の前に着くとコンコンと2回ほどノックしてから入る。
この間は、ノックを忘れたばかりに頭に箒を打ちつけられたので慎重にだ。
京太郎「帰りましたよ、部長」
久「…おかえりなさい」
奥から久が出てくるとそのまま京太郎に抱き付く。
少しばかり痛いぐらいに抱きつかれ京太郎は頬を少しばかり染めるがすぐに久の頭を撫でた後
微かに震える久に京太郎もまた、ぎゅっと抱きしめ返した。
京太郎(なんでこうなったんだろうな)
脳裏にそんな事が過ぎった。
女子が麻雀の大会で優勝し東京へとやってきた。
大会を順調に突破し決勝戦まで行ったのが1ヶ月前。
決勝戦当日、大きな爆発があり東京は何処もかしこもパニック状態に陥る。
テロだと叫ばれていたが実際どうなのかは京太郎は知らない。
人の波に揉まれながら何とか落ち着ける場所を探し着いたのがインターハイ会場だった。
まばらに居る人を1人1人丁寧に見て知り合いを探していると更に混乱が広がった。
人が人を襲い始めたのだ。
中には、腕が千切れてたり、頭を半分をなくした人等が普通に起き上がり人を襲う。
まさにゾンビのようだった。
大慌てで京太郎も逃げ出し奥へ奥へと向かう。
向かった先で襲われている人が居り、助けるとその人は麻雀部の部長である、竹井久だった。
泣いている久を助け起し部屋に篭り何とか数日間をやり過ごす。
部屋に有ったTVなども見て状況を確認するも数日のうちに砂嵐になってしまった。
日が経つごとに外の状況がわからなくなり気づけば生きている人が皆無の世界になってしまっていた。
久「……京太郎君」
京太郎「あぁ…すいません、なんでしょうか?」
思い返していると久から言葉を投げかけられる。
自分の胸元に頭を押し付けている久に視線を向けると眼が合った。
潤んだ眼に赤く染まった頬、何時もの強気な彼女との違いに胸が高鳴った。
久「…京太郎君」
京太郎「…部長」
今ではたった2人だけの生き残り、お互いがお互いに必要としている。
自然と二人は視線を合わせたまま顔が近づき………。
久「…トイレ」
京太郎「うん?」
久「漏れるの!」
京太郎「あー………」
久の言葉に京太郎は、納得した。
防火シャッターで閉じこもってるとはいえ、1人で外に出るのが怖かったのだろう。
今まで我慢していたのか太股を内側にしぷるぷると震えている。
京太郎「歩けます?」
_
,. : . : . : . : . : . : . : . ,
, . : . : . : . : . : . : . : . : . : . .\
/: . : . : . :/;ィ. : . : . : . : . : . : . \
/. : . : . : .// {: . : . :ヘヽ: . : . : . : . : .,
. : . : . :.:./// ヽ{ヘ: . : }ヾヘ: . : . : . : . : ,
,ィ: . : . , ' 〃 ` `ニ..,,,_ ,: . : . : . : . : .
〃: . : ../ヽ、〃 / _ ,: . : . :}. : . :,
〃{: . : ./ /ヽ ´ ,.ィf苡¨ヾ ,: . : .i: . : .:
/ .!: . :.イ. ,ィf心、 ´ ら:::. } 》 }: . : . i: . : .:
,' .!: . 7:.! { ら:::.}` 乂少’〝 ノ: . : .ノ: . : ,
! : . :{: .!. 乂,ノ /: . /: . : ..,
i ,: .:!:.:.! , /:./: . : ./: .
ヽ ,: . : .i , ':.//: . : ../: .,
V: . .! {:.:/ ,'. : ./:.:/
ヽ:.入 ⊂ニ⊃ ヾ{ 7:./: .:./
ヽ: .>..、 ィ' ヽ{: . :../
ヘ: . : . .> __, < i }=={
〉=={ .} {``ノ: . :{
/: . : .}/,ノ _,,, /: . : .ヘ``,.<
/: . : . :.ノ;:;/ ´ /: . : . : . :.} ;:;:;:;::;;\
そう言ってふっと久は笑った。
限界なのだろう…京太郎は久をお姫様だっこすると勢い良く走り出した。
急がないと色々とやばい。
久「振動が!少し抑えて!でも早めで」
京太郎「無茶言うな!」
なんとも緊張感ない展開だが、これが2人の日常だ。
意外と逞しくのんびりと生きて残ってます。
<かいじょうぐらし! カンッ>
がっこうぐらし!見たことすらないけど
ゾンビものって定番だよね
安価とか楽しそうだ
下げたままでした!
人居ったりしないかな?
小ネタで登場人物に悩みましてー
↓1~3 ぐらいで相棒を誰か1人
ちなみに小ネタはポケモンなんよね
咏たん相棒か…
ネリーと哩も小ネタでも書くワー
ありがとなー
<未来予知東奔西走怜>
照「あっ……」
京太郎「と…大丈夫ですか」
インターハイの会場で照がお気に入りのドーナッツを食べ歩いていると何かに躓き転んでしまう。
そんな照を横から支える男性が居た。
フラグメイカー京太郎だ。
照は見られていたことと抱きしめられて居る事に顔を赤くした。
照「ドーナッツ…」
だが顔を赤くするのも少しの間だけ落としてしまったであろうドーナッツへと想いを馳せる。
そんな照の悲しみの表情に気づき京太郎は声をかけた。
京太郎「……ドーナッツでしたらしっかりと取ってあります」
照「素敵、抱いて!」
京太郎「抱きしめてるけど……」
照「あんなところにホテルが…」
京太郎「ちょっと!?ドーナッツは!!てかつよっ!力強いなこの人!」
怜「……なんやろ、これ」
横になっていたベンチから起き上がるとげんなりとした表情で先ほどの事を思い出す。
なんともツッコミ所の多い予知であった。
怜「ドーナッツ助けられて好きなるってなんやねん、チョロすぎるわ」
ぶつぐさと文句を言ってると怜の隣を照が歩いていく。
このまま行くと先ほどの予知と同じ事が起きるだろう。
怜はしょうがなく辺りを見渡しどうにかできないかと思索する。
予知に出てきた男性のことなんか知らないが、正直見てて可哀想だった。
菫「まったく照のやつは」
怜「ええところに…チャンピオンならあっち行ったで」
菫「本当か!ありがとう!」
丁度通りかかった白糸台の部長へと照を売る事にした。
菫は怜の話を聞くとすぐさま照を追いかけ始める。
照「~♪」
菫「てるーーー!!!」
照「ぴぃ!?」
菫「あれほど食べ歩くなと言っただろう!」
照「キイテナイヨ、ドーナッツガカッテニ」
怜「これでよしやな」
京太郎「……何か咲に似た人がすげー怒られてる…あどーも」
怜「どうもな~」
横を通り過ぎる京太郎に挨拶して怜も部屋に戻る事にした。
桃子「私の事見えるっすか!?」
京太郎「へ?見えるけど」
街角の一角で男性が……京太郎が買い物袋に荷物を入れ直していると桃子が嬉しそうにそんな事を言った。
たまたま外に出たらふら~としていた桃子にぶつかってしまったのだ。
倒れる桃子を慌てて抱きしめ転ぶの阻止すると京太郎は直ぐに平謝りをした。
そんな京太郎に桃子は別にいいっすよと答え、むしろ自分が見えている京太郎に興味津々である。
桃子「私が見えるってのは運命っすね」
京太郎「へっ?」
桃子「これはもう入籍待ったなしっす!」
京太郎「ちょっと!?」
桃子「あんなところにホテルが…」
京太郎「話し聞いて?!ホテルって!俺はまだ父親になりたくなーい!」
怜「………またか」
街角を散歩しているとまたあの男性の予知を見た。
一体何なのだろうか……見た予知には悲しそうにしながら働いている京太郎の姿が見えた。
流石に高校生で子供持ちはきついだろうに…。
怜「しょうがないなー」
ふら~と歩き前から歩いてくる京太郎に怜がぶつかった。
前もってぶつかると判っていたので転ばず京太郎の胸に収まる形になった。
京太郎「わっと、ごめんなさい」
怜「此方こそごめんな~」
桃子「漫画みたいっすね」
街角でぶつかると言う漫画みたいな状況に桃子は驚きつつも京太郎と怜の隣を歩いていった。
どうやら未来が変わったようだ。
怜「それじゃ、気をつけてな~」
京太郎「?はい?」
怜はほなな~と手を振り帰って行く。
そんな怜に京太郎は何に気をつければいいのかと疑問に思ったのだった。
久「須賀君…♪」怜「ごめんな~」
美穂子「す、須賀君!」 怜「通るで~」
咲「京ちゃん!」 怜「幼馴染はお呼びでないんよ」
和「須賀君…実は…」怜「親友に竜華って子がおってな」
爽「あ…ありがとうっ」怜「いえいえ、かまわへんで」
竜華「……京太郎君か」怜「ウチのやからな~」
怜「しんどっ!」
ふらふらと歩きながら怜はぐったりとしベンチへ倒れた。
あれから行く所行く所で予知が発動し京太郎のフラグを見ていった。
別段京太郎と相手が幸せになれれば別に怜も邪魔をしない。
だが見える未来が悉く不幸なのだ。
不憫に思いあちら此方で運命を変えていったが体力が持たない。
京太郎「大丈夫ですか?怜さん」
怜「あぁ…ええとこにおんぶお願いな~」
ぐったりとしていると元凶でもある京太郎がやってくる。
この間から邪魔ばかりしていたので今では顔なじみだ。
京太郎の背中に乗り怜はようやく一息ついた。
怜「京君…彼女作らへんのー?」
京太郎「行き成りなんですか」
怜の行き成りの言葉に京太郎は苦笑した。
京太郎が自発的に彼女を作ればこれも終わると思ったのだが上手くいかないようだ。
怜「ならウチが貰ってあげるわ」
京太郎「何がどうならなのだろうか……まぁ俺なんかでよければ」
怜「予約したからな~」
京太郎「予約されましたね」
怜の眼に映る未来には、お爺ちゃんになった京太郎とお婆ちゃんになった怜が今と同じように
おんぶされ幸せそうにしている未来が視ていた。
怜「しゃーないな~♪」
カンッ
やべぇ、怜が可愛すぎて爆ぜそう……
乙です。
乙です
怜は実際に病弱だからあんまり動かないけど、人が困ってたらしっかり動いてくれそう
良かったです
乙です
キャップと結婚してどう不幸になるのか想像もつかない!
>>83
ヒント:共依存
>>83
照や桃子の未来予知を見るに、強制的子作りで無理矢理父親にされて自由無しなんだろう
乙
だんだんと怜の判定が厳しくなっていった可能性
初回ならキャップとかスルーしてたんじゃね?
>>81
怜かわいい!
>>82
文句いいつつ助けてくれそうやね
>>83
美穂子が甘やかして京太郎がだんだんと……
>>84
そういうのもあるよね!
>>85
青春したかったのに……何故自分は働いているのだろか?
>>86
そういう解釈もありか
ちょっとだけ安価!
一番高いコンマでの子で連投ありで誰かお願いします。
↓1久 ↓2桃子 ↓3竜華 ↓4智葉
意外と居て驚いた…ありがとう!
<クリミナルサキーズ>
京太郎「やべぇ……お金がない」
大会も終わり夏休みを堪能するべく部活が2学期まで休みになったのだが、現在京太郎は困った事態になった。
東京に行って使いすぎたのか貯めていたお小遣いが全てなくなってしまったのだ。
折角の夏休みなのに無一文で過ごさなければいけない……?
それなら部活で皆と騒いでいた方がよっぽとましだ。
京太郎「……日給のバイトないかな」
残りの夏を満喫する為にも京太郎は、バイトをすることにした。
何かいいものはないかと探していると1つのバイトが眼に入った。
募集:高校生以上
時給:3000円~
日数:1週間程度 朝8時~夜18時 休憩2時間あり
動物の扱いに慣れている人歓迎。
初めてでも簡単に出来ます。
京太郎「……すっげー怪しいけど、3000円か」
一週間で10万以上稼げる、しかも高校生でだ。
少しの間悩むも京太郎は誰かに取られる前に自分が受ける事にした。
受付にチラシを持っていくと簡単な面接に入り、すぐに合格を言い渡される。
そのまま説明を受けるも今日の夜21時に寝ててくださいとしか言われなかった。
京太郎「……今思い返しても怪しいバイトだよな」
言われたとおりに21時にベットに入りそんな事を思った。
だが、既に受付は終了している。
ここでやっぱり俺は……なんていったら眼にも当てられない状況になるかもしれない。
京太郎「なるように……なるさ、ふぁ~」
色々考えるが先に眠気がやってくる。
目の前が徐々に暗くなり気づけば寝ていた。
「起きろ!」
京太郎「あいた!?」
気持ちよく寝ていると誰かに頭を叩かれる。
普通に叩かれるのと違いピンポイトで痛みが走った。
何か棒みたいなもので叩かれたようだ。
京太郎「誰だよ!何すんだよ!」
貴子「お前が起きないのが悪い」
眼を覚まし叩いた相手を睨む、相手は黒いと紫のを基調した服でマントや帽子をみると軍人を思い出す服装だった。
そしてその顔は、どこかで見たことがあるような気がする。
貴子「新人だからって容赦しない!ほら!お前達もさっさと出てこい!」
京太郎「こえー……てか-お前達-?」
立ち上がり改めて辺りを見渡す。
暗い闇の中に複数の鳥籠らしきものが天井から伸びる鎖に繋がりゆらゆらと揺れている。
眼を凝らして数えてみると7つあり、そのうちの3つは扉が壊れていた。
じーと見ているが一向に出てこない
貴子「最初の仕事だ、檻から出してきなさい」
京太郎「へ?仕事?」
貴子「バイトだバイト!募集しただろう?」
京太郎「……これバイトだったのか」
ようやく一歩だけ判り京太郎は納得した。
どうして此処にいるかなどわからないが取り合えず言われたとおりにする。
檻の中に動物が居るのだろう……それを新人の京太郎にやらせるのはいかがなものかと思うものの貴子が怖いのでしょうがなく檻へと近づく。
京太郎「……部長?」
久「須賀君?」
一つ目の檻を覗くとそこには白と黒のストライブ模様の服
囚人服を着ているが確かにその人は京太郎の知る人物……竹井久がいた。
お互いにお互いがポカーンとするも直ぐに先ほどの事を思い出し久に声をかける。
京太郎「なんでここに」
久「そっちこそ」
京太郎「……よく判りませんが出ませんか?」
久「う~ん………でも」
選択肢
1:ここにいても何も変わりませんよ
⇒2:ならここに居ていいですよ
京太郎「ならここに居てもいいですよ」
久「え?」
それだけ言って京太郎は、他の檻へと向かう事にする。
他にも3人ほど居るのだ、他の子を説得している間に考えも変わるだろうと思っての行動だ。
京太郎「うん?」
久「……私も出るわ」
出ようとすると服を久に捕まれた。
よく判らないが出る気になってくれたようだ。
京太郎は久と一緒に出ると次の折へと向かう。
京太郎「こんにちは」
竜華「……怜、怜~」
次の檻に居たのは、清水谷竜華だ。
竜華は京太郎に声をかけられても気づいていないか、誰かの名前を呼んでいる。
京太郎「こんにちは!」
竜華「……こんにちは、怜知らへん?」
京太郎「えーと………」
選択肢
⇒1:外に出れば居るかも
2:さっさと出ろや!
京太郎「誰か知りませんが外になら居るかも知れませんよ」
竜華「外出てもええの?」
京太郎「皆を呼んでいる最中なので」
竜華「なら出るわ」
竜華はふらふらと京太郎の後を着いてきた。
辺りを見渡しては怜を探して落胆している。
何がともあれ…あと2人だ。
京太郎「えーと………東横さん?」
桃子「……嫌っす、外出るの怖いっす」
次の檻に居たのは東横桃子だった。
隅っこで膝を抱え震えている。
無理も無い話しだ、京太郎自身状況をよく判ってないのだ。
こんな所で閉じ込められている彼女はもっと怖いだろう。
京太郎「あーと……」
選択肢
⇒1:怖くないから、ついて来い
2:怖いよな、俺も怖い
京太郎「怖くないから、ついて来い」
桃子「あっ…」
そう言って京太郎は桃子の手を取り立ち上がらせる。
それでも桃子はまだ動かない。
まだ一押しが足りないのだろう。
京太郎「………」
選択肢
1:皆がいるから大丈夫だ!
⇒2:心配ないよ
京太郎「心配ないよ」
桃子「……わかったっす」
ゆっくりと落ち着かせるように頭を数回撫でると桃子は目を瞑り、そう言った。
手を引いて2人で出ると桃子を久達の所へ連れて行き、最後の檻へと向かう。
智葉「来たか」
京太郎「えーと……外に!」
智葉「チッ!!!」
中に居たのは辻垣内智葉だ。
彼女は京太郎を見て不愉快そうにすると京太郎へ向けて思いっきり拳をかざした。
京太郎「!!」
選択肢
⇒1:パンチは……右からくる!
2:パンチは……左からくる!
京太郎「くっ!」
智葉「ッ!!!」
右から来たパンチを軽くいなし避けきる。
当たればかなり痛そうなパンチで女性の放ったものとは思えないほどだった。
智葉「これなら!!」
京太郎「……(どうするか)」
もう一度拳をこちらへと振りぬこうとしている。
京太郎は……。
選択肢
⇒1:歯を食いしばる
2:避ける
京太郎「くっ」
智葉「なっ!」
歯を食いしばり智葉のパンチを正面から受けきった。
かなり痛かったが覚悟も出来ていた事もありなんとか耐える。
智葉「……そこら辺の男とは違うようだ、外へ出よう」
京太郎「……そうしてくれると助かります」
京太郎の覚悟感じたのか智葉は、ふっと笑い外へと出てくれた。
京太郎「揃いました」
4人を見た貴子がムチをバシっと地面に叩きつけた。
バシンと響く音に京太郎は先ほどの痛みを思い出し見構える。
貴子「他の3人は……チッ脱獄したか」
京太郎「……あの~」
貴子「何んだ?」
京太郎「ここは一体?」
貴子「はぁ~……ここは地獄だ、そして彼女たちは罪人」
京太郎の問いにため息をつくも教えてくれた。
地獄と罪人……そう呟いた後もう一度久を見る。
京太郎「…部長やっぱり」
久「やっぱりって何よ!別に罪を犯した覚えないんだけど…」
そう言って久は腕組みをして考え込む。
別段罪を犯した覚えは無い。
久「それに……須賀君も地獄にいるじゃない」
京太郎「………そうだった…俺も罪を!?」
貴子「なわけないだろう、お前は-指導者-なんだから」
自分も地獄に居る事を指摘され慌て始める。
そんな慌てる京太郎を貴子はくだらなそうに見つめた。
京太郎「指導者?」
貴子「そうだ、ここに居る少女たちは正確には「半罪人」で罪人一歩手前の少女たちだ」
京太郎「半罪人」
貴子「本来ならそのまま過ごしていれば罪人となり地獄へと落とされる身、しかし更生の余地がありと判断された者が
ここの地獄の塔を指導者と上りながら更生する-ヨミガエリ-システム」
京太郎「……ちなみに失敗するとどうなるんですか?」
貴子「そのまま地獄行きだな」
無情に言い放った言葉に京太郎と少女たちは震えた。
なにやらとんでもないことに巻き込まれたなと思いつつ京太郎は項垂れる。
貴子「時間がないんだからきびきび歩け!」
京太郎「はいっ!」
バシンとなるムチの音で京太郎は敬礼を返す。
また叩かれるのはごめんだとばかりに出口へと進む。
貴子「それじゃ………訓練を」
京太郎「……すみません」
貴子「チッ……なんだ」
京太郎「あれってなんですかね?」
京太郎の指差す先に黒い渦巻きがあり、次第に形を作っていく。
貴子はそれを見て苦味潰したような表情をする。
貴子「あれは-クリミナル-ヨミガエリを阻む敵だ」
竜華「あんなん居るの!?怜大丈夫やろか」
久「うへー……とんでもないことになったわね」
貴子「本来なら2Fから出てくるんだが…本部め手を抜いたな」
京太郎「強そうなんだけど」
得たいの知れない怪物になった渦巻きを眺めながら皆がそれぞれ反応した。
京太郎は体が震えるものの唯一の男性ということもあり前と出る。
そのまま拳を握り相手に挑みかかろうとすると頭に痛みが走った。
京太郎「あいたっ!」
貴子「お前が戦ってどうする」
京太郎「……いや、俺男ですし」
貴子「それじゃ意味無いだろ、ヨミガエリはあくまで彼女達の為の物だ。お前は後ろで指揮をしろ」
首元をつかまれ京太郎は、後ろへと引きずられる。
流石にムチを受けるのもイヤなので大人しく指揮をしてみることにした。
<戦闘開始>
久<いやよ、戦うなんて
怜……怜、大丈夫やろか>竜華
. -=ニ 、 . -─ 、
/ \ / \
} f⌒Y } .
) | (___ノ , -==ニニ、 ・
2, | j: : : 〃::::::●::::::.ヾ : : ::
{ { {: : :《::::●::::::::::::::::::》: : :}
): ) ゞミ:.ヾ::::::●::::::彡'.:彡’
| ::ー=''.:.:.:ミミ三三三二ニ、:.:.:.ヽ
/| :| \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾY’.
| ( ̄''フ トー--一━=、 _ . :人
| ( ̄''フ |: : : . . : : : : : :ヽ
| | :| : : . : : : : : : : : :i
| | :| |i : : : : : : : : :|
| | :| ||: : : : : : : : : :|
桃子<嫌っす、怖いっす
何故私がこんな事を>智葉
京太郎「誰も戦ってくれません」
貴子「………はぁ~」
4人は、京太郎の命令も聞かず逃げ回るばかりだ。
そんな4人を見て貴子はため息をついた。
貴子「集合!!」
京太郎「集まって!」
しょうがなく4人を集め先ほどの監獄付近まで戻ってくる。
あんな化け物と戦うなんて聞いて無いと口々に少女達は批判する。
そんな少女を京太郎がなだめていると貴子が頷きポンと手を叩いた。
貴子が手を届くと近くに先ほどと違う渦巻きが出てきた。
貴子「1人選んで中に入りなさい」
京太郎「えーと…ソレは一体」
貴子「………」
京太郎「判りました!」
無言でムチを構えられたので京太郎は慌てて4人の中から1人を選ぶ。
誰にしようかと悩んでいると桃子と眼が合うが怯えきっており戦うのは無理だろう。
この中で一番お願いもしやすかったのだが、しょうがなく京太郎は他の人を選んだ。
京太郎「竜華さんで」
竜華「ウチ?」
貴子「ついて来い」
貴子の後ろに着いて中に入ると中には大きな柔らかそうなベッドと幾つかの部屋があった。
興味深く見ていると貴子が説明をしてくれた。
貴子「ここはプライベートルーム、お前たちはここで寝泊りしながら上へと進んでいくんだ」
京太郎「なるほど」
竜華「このベッドええな、ふかふかや」
興味深そうに辺りを見渡す京太郎とベッドの触り心地を確かめる竜華。
2人が思う思うに堪能していると貴子に呼ばれる。
1つの部屋に入るとベッドが1つだけ置いてある部屋だった。
貴子「そこに座れ」
京太郎「はい」
貴子「お前は須賀の膝の上に腹ばいになれ」
竜華「なんでウチが…あれれ?」
竜華は文句を言うが体が動き自動的に京太郎の膝の上にお腹を乗せる形になった。
それに驚いたのは竜華と京太郎だ。
竜華が慌てて手を振るも起き上がられずそのままになる。
貴子「この部屋では指導者が絶対だ、それとヨミガエリシステムが作動した今、指導者に怪我をさせることも出来ない」
竜華「なんやって!?」
京太郎「…(あー…殴られるとかはないのか)」
貴子の言葉に竜華は憤慨し京太郎は安堵した。
智葉のときのように殴られる事が無いことにほっとする。
いくら京太郎が男性であろうと複数人に囲まれたら抵抗なぞできやしない。
貴子「よし、須賀尻を叩け」
京太郎「は?」
竜華「やー!変態!」
貴子の言葉で京太郎は目が点になる。
何を言い出すのだろうかと貴子を見ていると貴子はため息をついて説明を始める。
貴子「命令を聞けない奴にはおしおきだ、命令を聞くようになるまでヤレ、動物の扱いには慣れているんだろ?」
そう言って貴子はニヤリと笑った。
バイトの用紙に書かれていた動物の扱いとはこういうことなのだろう。
なんてこったと頭を抱えるものの、このままでは先にも進めない。
意を決して叩こうと手を振りかざす。
竜華「いやー!外へ出たら訴えてやる!」
京太郎「……」
その言葉に手が止まった。
訴えられたら京太郎の人生が終わるのだ。
そう思うと手が止まってしまった。
貴子「やれ、外へ出て訴えようが証拠もないし誰もこんな話信じないだろう」
竜華「ッチ」
京太郎「……判りました、やればいいんでしょ!」
貴子の言葉に京太郎は手を動かし思いっきり竜華のお尻を叩いた。
叩いた拍子にお尻が揺れ柔らかい感触を掌で感じた。
気持ちがいいほどの感触に驚く京太郎の下で竜華が痛みに震える。
竜華「いったーい!」
貴子「ほれ、やれ」
京太郎「……はい」
貴子の視線に追われ京太郎は再びお尻を叩いた。
最初は可愛い女性を叩くというシチュに興奮もしたが、実際にやってみると興奮できなくなってきた。
竜華は本気で痛がって泣いてるし、無理矢理というのが京太郎には納得できなかったのである。
10回目
竜華「うー!うー!覚えてろや!」
京太郎「……(怖い!)」
貴子「………」
20回目
竜華「あぅあぅ……やめてくれへん?」
京太郎「……」チラリ
貴子「………」ギロッ
30回目
竜華「あー……あー……」
京太郎「手が痛い、心も痛い」
貴子「はぁ……ここまで欲望がない指導者も珍しいな」
貴子はそう言ってため息をついた。
他にも何人者指導者を見てきたが皆が皆喜んでおしおきをしていたのだが、京太郎は喜びもしない。
むしろ相手を想い胸をを痛めるぐらいに優し過ぎた。
しょうがなく貴子は竜華をベッドに寝かせると見ろと命令をした。
京太郎「……あれ?」
貴子「はぁ…良く見ろ、これが嫌がってる顔か?」
竜華「あふぅ…♪」
そこには、頬を赤く染め眼をぽ~とさせている竜華と眼が合う。
その姿はさながら和が麻雀で目覚めたときのようだ。
貴子「中にはやり過ぎる奴もいるからな、しっかりと対処もしてある」
京太郎「対処?」
貴子「ある一定以上の痛みになると快楽へと変わる仕組みだ、だからやればやるほど相手も喜ぶ。ついでに怪我もしない」
京太郎「………(おしおきになるのか、それ)」
貴子「……イケないがな」
京太郎の心を読んでいるのかそんな事を言った。
ご褒美を与え続けるも最高には達せ無い…もどかしさをおしおきとしているようだ。
京太郎「なんだかな」
貴子「痛がる姿を延々と見ているよりましだろが」
竜華「あー♪」
貴子がパシンと竜華のお尻を叩くと竜華が嬉しそうに声を上げる。
貴子の言葉に賛同も出来るが……何ともいえない気持ちになった。
貴子「まぁ…いい、今はこれで十分だろ、外に出て奴を倒すぞ」
京太郎「…はい」
竜華「わ、判ったわ」
ふらふらと立ち上がる竜華に肩を貸し3人は外へと出る。
外へ出ると久達がボケーと立っていた。
久「早かったわね」
京太郎「え?」
貴子「プライベートルームは時間の流れがゆるやかになるんだ」
久の言葉に貴子が答えた。
なんとも便利なものだなと思いつつ、もう一度敵へと向かう。
<戦闘開始>
久<いやよ、戦うなんて HP:70 MP:10
<ATTACK>
しょうがないな…やったるで!>竜華 HP:100 MP:9
. -=ニ 、 . -─ 、
/ \ / \
} f⌒Y } .
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桃子<嫌っす、怖いっす HP:100 MP:6
何故私がこんな事を>智葉 HP:80 MP:15
選択肢
久
⇒竜華
桃子
智葉
京太郎「清水谷さん!アタック!」
竜華「しゃーないな!」
京太郎の言葉に竜華が頷き腰に巻きつけていたヌンチャク-三節根-を伸ばす。
幾つ物鎖と木の棒で組みあがっていた武器は竜華が降ると一つの棒へと変化した。
変化した棒を確認すると竜華はソレを回し相手へと近づき振り下ろした。
追跡者に50のダメージ。
追跡者 HP:30
京太郎「よし!」
追跡者「!!!!!」
桃子「あわわ!」
智葉「しょうがないな!」
竜華の攻撃でよろける相手に京太郎は手ごたえを感じた。
そんな京太郎の隙をつき相手が詠唱し桃子へと魔法を向ける。
慌てて回避しようにも初めて見る魔法に体が動かない。
避けれない桃子の前に智葉が躍り出るとその魔法を自分自身が受ける。
智葉「油断するな」
京太郎「はい!」
桃子「ありがとうっす」
智葉に30のダメージ
智葉 HP:50
久<魔法とか初めて見たわね HP:70 MP:10
<ATTACK>
案外いけるもんやな♪>竜華 HP:100 MP:9
. -=ニ 、 . -─ 、
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} f⌒Y } .
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2, | j: : : 〃::::::●::::::.ヾ : : ::
{ { {: : :《::::●::::::::::::::::::》: : :}
): ) ゞミ:.ヾ::::::●::::::彡'.:彡’
| ::ー=''.:.:.:ミミ三三三二ニ、:.:.:.ヽ
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| ( ̄''フ トー--一━=、 _ . :人
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桃子<かっこいいっす! HP:100 MP:6
<SKILL MP3>
しょうがないな>智葉 HP:50 MP:15
選択肢
久
竜華
桃子
⇒智葉
京太郎「智葉さん!」
智葉「………」
追跡者はダメージを与えた智葉へと標的を変えた。
魔法をもう一度唱え始める敵を見て京太郎は智葉へと呼びかける。
だが、智葉ゆっくりと敵へと近づいていった。
京太郎「危ない!」
追跡者「????」
智葉「ふっ!」
京太郎が叫んだ瞬間、智葉消えた。
否、正確には3Mもの距離があった敵の後ろへと回っていた。
いつの間にか抜刀していた刀をカチンと音を立て鞘に仕舞う。
その瞬間、敵の体が横にズレ二つに分かれた。
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刹那 MP2消費
敵一体に大ダメージ+暗殺効果
追跡者に80のダメージ。
追跡者 HP:0
戦闘に勝利しました。
経験地を30手に入れました。
久Lv1⇒Lv2
竜華Lv1⇒Lv2
桃子Lv1⇒Lv2
智葉Lv1⇒Lv2
貴子「まぁまぁだな」
京太郎「すげー」
竜華「ウチの出番取られたー!お尻叩かれぞんやん!」
久「お尻?」
桃子「すごいっす!」
智葉「はぁ……先が思いやられるな」
皆が集まり健闘しあう。
最初は不安だったがこれなら何とかなるかもしれないと思っていると……。
-異常事態発生…いじょgggggggg-
何処からともなく不安を煽るような放送が聞こえる。
暫くの間流れ壊れたように音を立て消えていく。
皆が不安そうに貴子を見ると貴子も慌てている。
貴子「なんだこれは…くそっ!私は上へと登る!お前たちはここで待機してろ!」
それだけ言うと貴子は足早に其処から立ち去ってしまう。
急展開に着いて行けず唖然としていると竜華が歩き出す。
京太郎「おい!」
竜華「…怜が居るかも知れん、いかな」
久「ここに居ても蘇れないのよね」
智葉「じっとしてるのは性に合わないんでな」
そう言って3人が歩き始める。
そんな3人を見てどうしようかと悩んでいると服を捕まれる。
捕まれたほうを見ると其処には桃子が不安げに此方を見ていた。
桃子「どうするっすか?」
京太郎「………いくか」
暫しの間考えて京太郎も桃子の手を取って後を追う。
あの3人も任されているのだ、放置などできやしない。
これからどうなるか判らないが色んな困難が京太郎達を襲うのだと理解できた。
カンッ
元ネタ クリミナルガールズ
久=強欲(キサラギ)
桃子=異端(アリス)
智葉=憤怒(ラン)
竜華=耽溺(サコ)
怜 =怠情(ユコ)
淡 =傲慢(シン)
姫子=渇望(トモエ)
貴子=教官(ミウ)
美穂子=優等生(ヒメカミ)
的な配役 これも小ネタなのだろうか?
2が出るので楽しみです。
乙
これ専用でスレ立っても良いレベル
乙!
なんか魔物SSを思い出した
でも、此れは此で一本のSSとしてイケるんじゃね?
久保コーチとのフラグは立ちますか?(小声)
あれはいい意味で期待を裏切られたゲームだったな
>>113
ポケモンもやりたいし 松実旅館へようこそもやりたい
これもやりたい!やりたい安価いっぱいあって困ります!
>>114
クロス作品とか結構好きです。
麻雀ド下手で描写できないもので
>>115
原作では攻略できるんやで
>>116
おしおき目当てで買ったのにゲームのバランスが良くて面白いっていう
<お金よりも…>
京太郎「ネリー、何処かに遊びに行かないか?」
ネリー「今忙しいから行かない」
京太郎「何してんだ?」
ネリー「お金儲け!」
京太郎「……株?」
ネリー「うん、中々良い感じ」
京太郎「ふ~ん……良く判らんな」
ネリー「む~…忙しいからあっち行って」
京太郎「判ったよ…アイス買って来るけど何がいい?」
ネリー「…奢り?」
京太郎「ははは…好きな物選べ」
ネリー「ハーゲン○ッツ バニラ!」
京太郎「容赦ねーな」
-1週間後-
ネリー「ん~………」
京太郎「儲かってるか」
ネリー「わひゃぁ!?」
京太郎「うおっ!」
ネリー「な、何…何の用事!?キョウタロー!」
京太郎「あー驚いた、用事は特には暇だからネリーと話でもだな」
ネリー「……あ、後で!」
京太郎「しょうがないなー明華ー」
ネリー「ふぅ……」チラッ
男にモテない女性ランキング
1位:お金にがめつい!
2位:あらふぉー
3位:………
ネリー「………」シュン
-2週間後-
京太郎「ネリー遊びにいこぜ」
ネリー「何処いくの?」
京太郎「ありゃ……お金儲けはいいのか?」
ネリー「別にいいかなって」
京太郎「………熱でもあるのか?」
ネリー「ないよ?」
京太郎「だってな…」
ネリー「もう、いいから行こう!」
京太郎「お、おぅ」
ネリー「お金より大事なものがあるんだよ」ボソリ
京太郎「何か言ったか?」
ネリー「なんでもなーい♪」
カンッ
<大阪暮らしの京太郎 漫編>
京太郎「へい!お待ち!」
「おぉ!いいね、待ってたよ」
トンとタネを机に置くと忙しそうに京太郎は動き回る。
前来たときも思ったがやはり漫屋は、繁盛している。
常連客も多く地元で人気なのだと理解する。
京太郎「先輩こっち終わりました」
漫「ありがとーこっちお願い」
京太郎「はいよー」
漫に促されるまま京太郎は次のお好み焼きのタネを作っていく。
現在京太郎は、先輩である漫の家で手伝いをしている。
いつもなら夫婦とたまに漫が手伝い経営をしていたのだが、母親が体調を崩し急遽ヘルプが必要となった。
前にもあったことなのだが、その時は漫と親父さんだけで回したらしい。
前のことを思い出し漫が部活の時に落ち込んでいた。
そんな時だった、話を聞いた京太郎が手伝いを申し出たのだ。
特にバイトもしていない京太郎は時間が余っている。
いつもお世話になっている先輩が困っている事もあり申し出たのだ。
漫「はふぅ……本当にありがとな」
京太郎「特にやる事もなかったので」
漫「あぁ……そういえば1人暮らしやったっけ?」
京太郎「えぇ、マンションに1人暮らしですね」
漫「ん~ええな、1人暮らしとかって憧れるわ」
人が少し居なくなりようやく貰えた休憩時間に漫とのんびり話す。
話は1人暮らしの京太郎の話しとなった。
京太郎「楽でもないですけどね……掃除も洗濯も料理も全部やらないといけませんからね」
漫「上手くはいかないんやね」
京太郎「あぁ…でも」
漫「でも?」
京太郎「隣に住んでいる高校生の人が偉い美人で」
漫「………」
そう言って京太郎はニヘラとだらしくなく笑った。
そんな京太郎を見て漫はムカっとして京太郎の頭を軽く叩く。
京太郎「あいた!?」
漫「馬鹿なこと言ってないで仕事すんで」
京太郎「へーい(そういえば…他の女性の話は駄目なんだっけか)」
前に咲に注意された事を思い出し反省すると漫の後ろを追っていく。
戻ると大分客も増えており満席だ。
時間を見ると食事頃になっていた。
これから忙しくなるなと気合を入れなおした。
京太郎「あー疲れた」
肩を軽く叩き京太郎は時計を見る。
既に20時を越え、いい時間帯になってきた。
京太郎はバイトをした事がなかったが働くのがこれほど大変だったのだと理解する。
京太郎「……(仕送りのお金大事に使おう)」
漫「……困ります」
「いいだろ」
京太郎「うん?」
そんな事を思っていると慌ててる漫 の声が聞こえてきた。
なにやら焦っている声でそちらを見てみると客に絡まれているようだ。
親父さんを見ると客に話しかけられ気づいていないようだ。
京太郎「どうかしましたか」
漫「あっ……京太郎」
「あっち行け、俺らはこの子に用事なの」
漫に近づくと絡んでいる客は大学生ぐらいの人達でお酒に酔ってるようだ。
その上京太郎と同じく金髪でいかにもチャラチャラしているように見える。
京太郎(…他の人から見たら俺もこの人達と同じように見られてるんだろうな)
そう思い少しばかり悲しくなった。
京太郎の髪の毛は地毛なのだが、よく不良に間違われる事があった。
真面目にやっていてもやはり他人からしたら見た目で判断らしい。
京太郎「取り合えず漫先輩も困ってるので離してもらえますか?」
「んだよーうっせーな、こっちは客だってのによ」
漫を掴んでいる手を京太郎が握ると離すように諭す。
京太郎とて今日だけの店員だが迷惑をかけたいとは思わない。
出来れば穏便に済ましたいのだが相手は無理にでも漫に相手をして欲しいらしい。
「へへへ……俺はこれでも運動部に……あれ?」
男は京太郎に捕まれた手を外そうとするも京太郎の手が離れない。
むしろどんどん握力が強くなり痛くなってきた。
「ッ!」
京太郎「他のお客様の迷惑にもなりますのでおやめ下さい、もしくは、そういう事がお望みなら別のお店に」
「うっせー!お前ら立て」
穏便に穏便にと思うも上手くいかないものだと思った。
男は逆上して仲間と立つと京太郎の胸元に手を伸ばしてくる。
よけてもいいのだが残念ながら漫が京太郎の背中にしがみ付いていてそれも出来ない。
「おい、あんちゃん」
「なんだよ……おっさn……」
その伸びた手を横から入った手が抑えた。
男は面倒そうにそちらをむくと……。
そこには見るからに厳つい面の堅気ではない方々がいた。
「おぅおぅワレ何ウチらのアイドルに手を出そうとしとるんじゃ!」
「え……あれ?……いえ……あの」
「丁度ええわ……いいところ紹介してやるわ」
「いえ……いいです」
他の二人も別の人に肩を回されて縮こまる。
そしてそのまま会計を済ますと常連に捕まれ引きずられるように去っていった。
京太郎「なんとかなったか?」
漫「………」
一息つくと汗を拭う。
お店にも幸い迷惑が掛からずにすんでよかったとほっとする。
京太郎「先輩、大丈夫ですか?」
漫「………」
京太郎「先輩?」
漫「あわわわ……大丈夫や!大丈夫!」
背中に引っ付いている漫に話しかけると漫は顔を赤くし慌てて離れた。
京太郎は無理もないと思った、あれだけ迫られた怖いだろうとなと思ったのだ。
「おぅ!坊主今日はありがとうな!」
京太郎「いえいえ、いい勉強にもなりましたし」
あれから何事もなく仕事が終わり漫の親父さんに感謝をされた。
「そうだ!出来ればウチの漫の婿に……「お父ちゃん!」……はっはっは、何照れてやがる」
京太郎「あははは……考えておきます」
漫「京太郎君も!」
漫がぷんすこと顔を赤くし怒ると親父さんと顔を見合わせ2人で笑った。
その後、手を振り帰って行く京太郎を漫は最後まで見送る。
手を当てた胸が高鳴るのは間違いだと思いつつも見えなくなるまで京太郎を見ていた。
京太郎「はぁ……美味しかったな、お好み焼き……明日も食べれるとか幸せだ」
そんな漫の事をお構い無しに京太郎は手土産のお好み焼きに思いを馳せるのだった。
カンッ
22時半から小ネタ募集しやす
今のネタ
穏乃と山頂で一夜
だけなので今回は当分募集いらないぐらい募集します
22時半から↓1~10ぐらいで23時まで募集します。
>>128
へーえ、あなたって
「無人島漂流記」の
作者だったんですね(@_@)
22時30分からや!早いわ!
>>129
別段隠してなしいねー
手紙スレもやってるけどあっちは筆が進まなくて……
↓1~10ぐらいで小ネタ募集
自分が遅れたね、10個言ったけど これだけ書くわ
京太郎の標準語勉強会 新道寺編
うたたんのわがままをきく京太郎
こーこちゃんとはちゃめちゃいちゃいちゃ
朝目が覚めたら裸の揺杏と一緒にベッドに入ってた
恋するチカセン大暴走
おもち好きの京太郎をロリの魅力に目覚めさせようと頑張るロリ勢
うたたんがアラフォー達に恋人として京太郎を紹介
京太郎をご主人様に仕立て上げようと頑張る哩姫
京太郎とモモののろけっぷりにあきれるかじゅ
竜怜に隠れて京太郎と逢瀬を重ね、その度に友達を騙す罪悪感と女としての優越感に身体を昂ぶらせるセーラ
実は衣の弟だった事が判明した京太郎と、その事実に驚愕する清澄の面子
憧と勉強会(意味深)
ヤンデレ宥姉VS直情アコチャーの板挟み
洋榎とお互い奥手過ぎて進展しない安易なラブコメ
京太郎を取られまいと近づくおもちを威嚇するネリー
小ネタありがとなーのんびり書いて行きます
R-18ってどうなんだろ?
タイトルに入って無いけど書かない方がいいのかね?
それを書かないなんてとんでもない!
ちゃんとR-18って断りを入れておけば、大丈夫なのでは?
>>159-161
とりあえずR-15ぐらいにしときやす
書きたくなったら次のスレでも立てるときにつけますね
<穏乃と山頂で一夜>
京太郎「意外だ」
穏乃「何が?」
春の暖かい日差しを浴びながら2人はのんびりと山を歩いていた。
普段住んでいる街と違い、静かで風で揺れる葉っぱの音しか聞こえなかった。
そんな中を京太郎と穏乃が山頂を目指して歩いていく。
京太郎「穏乃の事だから走り抜けるかと思ってた」
穏乃「あははは、小さい山なら良いけどこれほど大きいとね、危ないよ」
京太郎の歯に衣着せぬ言い方にも穏乃は、気を悪くしなかった。
夏のインターハイが終わった後、和に紹介され時々遊ぶようになった短い中だが京太郎の事をすごく気に入っている。
正直ここまで心惹かれるとは穏乃も思っても見なかった。
京太郎「それもそうか、それにしても山好きなんだな」
穏乃「うん、お爺ちゃんに昔から色んな山に連れて行かれてたから」
そう言って穏乃は、軽く目を瞑る。
思い出すのは、何時もは愛想もない厳つい顔のお爺ちゃんだ。
そんなお爺ちゃんだが、山に一緒に登るときだけは楽しそうに優しく色々教えてくれた。
今は、足腰が悪くなり一緒に登れなくなったが穏乃が山へ登った話をすると笑顔で聞いてくれる。
京太郎「穏乃はお爺ちゃんっ子だな」
穏乃「そうかも」
京太郎の言葉に穏乃は笑顔で答えた。
穏乃「どう?」
京太郎「すっげーいいな、言葉にならねーや」
穏乃の言葉に京太郎は感嘆の声を上げる。
口をポカーンと開け山頂からの景色を眺めていた。
遠くに重なる緑の山々に微かにかかる白い雲、地上で見上げるだけでは見れない景色がそこにあった。
自分の力で登ってきた者だけが味わえる最高の景色-ご褒美-だ。
京太郎「……誘ってくれてありがとな」
穏乃「どういたしまして」
2人は自然と手を繋ぎ、2人だけの時間ゆっくりと楽しんだ。
京太郎「おぉ!すげー本当に山小屋だ!」
穏乃「人が居ないタイプの物だけどね」
暫しの間、山頂を堪能すると2人は少しばかり下山し今日泊まる所へと足を向けた。
着いた場所は、小さな山小屋だ。
中を覗くとトイレにお風呂に台所と一式が揃っている。
興味津々に辺りを見渡す京太郎と違い、穏乃は電気が点くか水にベッドにと確認をしていく。
京太郎「最初に払ったお金ってここの奴か」
穏乃「普通の宿泊施設でも良かったんだけど、こういうのもいいかなと」
京太郎「全部自分達でだよな?」
穏乃「勿論!」
京太郎の言葉に穏乃はカバンから取り出した野菜やお肉を見せてきた。
京太郎「ご馳走様でした」
穏乃「お粗末様でした!」
ご飯は意外にも穏乃が作ってくれた。
何でも山登りで作るのを覚えたようだ、本当に穏乃の基礎は山から出来てると思った。
ちなみにどれも美味しく山の上でというシチュエーションの御蔭もあり今までで一番美味しく感じられた。
京太郎「後片付けは俺がやっておくよ、穏乃はお風呂にでも入っとけ」
穏乃「うん?一緒に入らないの?」
京太郎「ぶほっ…流石にまずいだろ」
穏乃「ふ~ん……そっか、それじゃ先に入るね」
噴出し顔を赤くした京太郎を見て穏乃はニヤニヤと笑いお風呂へと直行した。
その際に少しばかり嬉しそうに鼻歌を歌った。
女性として見てくれてるのが嬉しかったのだ。
京太郎「あぁ……すっごい楽しかったな」
天井の小さい窓から見える星空を見ながら京太郎はベッドの中で呟いた。
周りに明かりもなく空気が綺麗な為、見たことが無いぐらいの満天の星空だった。
普通に生活しているだけでは出来ない経験に京太郎の心は晴れやかになる。
穏乃「京太郎……起きてる?」
京太郎「あぁ…起きて……穏乃?」
_
, . .―<_: :_: : :‐.、
,∠:_: : ; ―:、: : :\:.:\
/: : : : : : : : : : : : \: i :ヽ:.: \
/: : : : : : : ハ: : : : : : : :ヽ: : ハ: : : ヽ
,´: : : : : : : : / '; : : : : : : : : V: :}:.: : : :ヽ
/:/: : : : /: : ; !: :}: :ヽ: : : : ';.:/.:.:.:.: : : ヽ
//: : : : :ハ:.ハ:{ 川ヽ: ハ: :!: : }/:.:.:.:.:.:.: : : :',
{ハ: :!: : :l-l:l‐く 、j_j_レ V: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : :',
. { {: {: : :r弋芯, 示≧z}: :/⌒)\:.:.:.:.:.:.: : ハ
ヽ:ヽ:ハ ゞ┘ ゞ‐"/:.イ ノ V:.:.:.:.:. : : }
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V:', ゝ _ /〃:/::::} ハ:.:.:.:.:ハ: !
V:{ /::>┬< /: // 人 j:.ハ:.:.:.:ハ}
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穏乃は何時ものジャージ姿だ、だが前が肌蹴なにも着ていないか裸が露になっている。
京太郎「なっなにを!」
穏乃「……明日帰ったら、暫く会えないから…忘れられない思い出作ろう?」
京太郎「………」
穏乃「私じゃ駄目かな?」
何時もとは違い眼が潤み弱気な穏乃を京太郎は静かに抱き寄せる。
この想いは今だけの気の間違いだろう?
初めての山登りでテンションがおかしいせいだろうか?
否、最初会った時から元気な彼女-穏乃-に心惹かれていたのだろう。
京太郎「これかれも山に連れて来てくれよ」
穏乃「京太郎がよかったら」
2人は抱き合いお互いに静かに微笑んだ。
静かな夜、誰もいない山の上で満天の星空が2人を優しく見守っていた。
カンッ
穏乃は結構好きです!
意外と筆が乗って書きやすかったな
ちなみに自分の腕-文章-はこんなもんです
それじゃのー
乙です
乙です
リク消化ありです
新刊でのネタが入ってたり、穏乃の山への思いとか盛り込まれていて、とても良かったです
あと、テントで語り明かす程度を想定していたので、そっち方面に持っていくとは思ってませんでしたAAの穏乃可愛い
キンクリされた部分は次スレで書いてもらえるんですよね(ゲス顔)
おつー
やっぱ穏乃はかわいいわ
てかこのAA始めてみたこんなのもあるんだね
乙
しずもん可愛いよしずもん
<朝目覚めたら……揺杏ver.>
京太郎「どこまで覚えてる?」
揺杏「あーあー………昨日皆で大騒ぎしてっところから記憶無いわ」
朝起きるとと2人は痛む頭を手で押さえながら昨日の出来事を確認する。
昨日は、祝インターハイ出場という事で京太郎の家で大騒ぎしていたのだが、途中から記憶がなく起きれば裸の揺杏と一緒に自分のベッドに寝ていた。
何故か痛む頭を右手で押さえ、もう片方の手で勝手に胡坐をかいた京太郎の膝の上に寝ている揺杏を撫でた。
勿論、起きたばかりなので2人供裸だ。
京太郎「初めてだったのに……よよよ」
揺杏「それ私のセリフじゃね?」
おどけて泣く振りをする京太郎に揺杏は両手を伸ばし京太郎の頬を引っ張る。
男の癖にやわモチのように伸びた……それに些かイラっとしたのは内緒だ。
京太郎「いふぇーんだけど」
揺杏「男の癖によく伸びるな」
京太郎「別になんもして無いんだけどな」
揺杏「うーむ……勿体無い」
のんびりと会話を続けた。
仮にも幼馴染である揺杏が自分と同じく裸で寝ていたのだ、焦ってもいいはずなのだが、この2人にそんな思いは無い。
2人の心の内には、まぁいいかとそれしか浮かばない。
京太郎「下でまだ爽姉とか寝てんのかな?」
揺杏「たぶん、そーじゃね?」
どんちゃん騒ぎしていたのだ、下にまだいる可能性は高い。
そんな京太郎に揺杏が興味なさげに答えた。
京太郎「うーん……」
揺杏「あんっ♪」
京太郎「どうすっか」
揺杏「といいつつ私の胸揉むのな」
揺杏の脇に手を入れると自分と同じ位の高さまで持ってくる。
そしてそのまま京太郎は胸を揉み始めた。
京太郎の趣味に合わない小ささだが、胸は胸、やはり触り心地が良かった。
京太郎「やー…初めてで覚えて無いとか思っいないだろ、だから今度こそ記憶に」
揺杏「そういえば、勿体な!」
そういいつつ揺杏も楽しげに京太郎を受け入れた。
揺杏「しょうがないから、京太郎でいいや」
京太郎「しょうがないから揺杏を嫁に貰うわ」
2人はニヤニヤと笑い初めての行為を続けた。
カンッ!
-オマケ-
爽「やべー……初めちゃったよ」
成香「あわわわわわ」
由暉子「プラカード使いたかったです」
誓子「今更ドッキリとは言えない」
扉の外で大慌てする有珠山メンバーが居たとか。
カンッ
>>170-180
おつありん
>>178
自分のなかで一夜を共にする=そういう事になってました
次スレ…お望み?
>>179
穏乃は意外とAA多いですね
豊富でssに合わせて使うと楽しいです
>>180
可愛いよね!
何故この可愛さが判らぬか
そういえば、14巻のネタ皆あまり使わんよね
良いネタ多いのに何故だ
それじゃのー
乙
二回目のはずなのに血が出るんですね
乙です
乙
いい距離感
初めての行為のシーンはよ
乙
しかし京太郎は誰に服剥ぎ取られたんでしょうかね
乙です
周りから早く付き合っちゃえよっと思われているからイタズラ序でに後押ししたんですね
穏乃にしろ揺杏にしろ、次スレの為にネタをとっておくなんて、なんて賢いんだ(ゲス顔)
揺杏かわいい!
<松実屋報告書>
第一週目 晴 晴 晴 曇 晴 曇 雨
来客数 42組 98名
売り上げ/宿泊 784,000円
/飲食 201,600円
/その他 19,300円
第二週目 晴 晴 曇 曇 晴 雨 晴
来客数 42組 84名
売り上げ/宿泊 672,000円
/飲食 327,600円
/その他 26,500円
第三週目 晴 晴 晴 晴 晴 晴 曇
来客数 35組 91名
売り上げ/宿泊 728,000円
/飲食 126,000円
/その他 16,100円
第四週目 雨 晴 雨 晴 雨 曇 雨
来客数 26組 39名
売り上げ/宿泊 316,800円
/飲食 142,500円
/その他 9,200円
1年目 4月
来客総数 145組 312名
今月売上 3,369,600円
売り上げ/宿泊 2,500,800円
/飲食 797,700円
/その他 71,100円
今月の経費 -1,863,000円
今月のトラブル件数 1件
今月のトラブル損失 -163,700円
所持金11,342,900円
『今月の玄からのアドバイス』
・一月、三月、七月、十二月は稼ぎ時です!
・お客様の好みは色々ですのだ。
玄<部屋の稼動率 全体 86% 基本客室 86% 良い感じです!
宥<従業員の数は十分かな。
玄<食事の提供数はいい感じです!
食事提供可能数 1日85食分
玄<お土産売り場、売店は好評なのです!
宥<温泉施設は好評かな
玄&宥『京太郎君、一ヶ月おつかれ様でした。御蔭で黒字経営です』
ごめん、ミス 間違った
気にせんといてな
<がぶかぷ爽>
由暉子「じー」
京太郎「……なに?」
ある日、部室でのんびりと雑誌を読んでいると由暉子にじっと見られ続ける。
少しばかり雑誌に集中したかったから無視をしていたのだが、流石に20分も見られ続ければ気にもなる。
由暉子「京太郎君の肩にある痕が気になって」
京太郎&成香&揺杏&誓子「「「「あー……」」」」
由暉子の言葉に4人の声が重なった。
どうやら由暉子意外は理由を知ってるらしい。
揺杏「そっかユキは知らなかったか」
鳴子「最近爽さん落ち着いてますからね」
誓子「昔は頻繁にやってたけどね」
京太郎「そういえば、ユキが来てからはないな、あれ」
由暉子「あれ?」
皆が口々に言うアレに由暉子は首を傾げた。
何のことか聞こうとした時だった。
バンッ!と大きな音を立て扉が開き爽が入ってくる。
爽はなにやら不機嫌そうにしており表情だけでも怒りが伝わってきた。
由暉子「先輩、お疲れ様です」
爽「………」
他の皆(相変わらず空気読まないな)
由暉子の言葉に軽く手を上げるだけで答え、ズンズンと足を鳴らし京太郎へと近づく。
皆が爽に注目していると爽は、京太郎の前に来るとそのまま前から抱きつくようにして座った。
京太郎(すっげー不機嫌、何かしたっけか?)
爽「がぶ」
この怒り方は京太郎が何かしたときのものだ。
何をしたかなと考えていると爽が京太郎の肩を噛んだ。
爽は、がぶがぶと甘噛みを繰り返す。
由暉子「なんですか、あれは」
揺杏「爽って昔っから噛み癖あってなー」
誓子「手当たり次第、噛んで一番噛み応えが良かったのが京太郎だったみたい」
成香「何か機嫌が悪くなると、あぁやって噛むんです」
その言葉に由暉子は納得し、視線を爽と京太郎に合わせた。
そこではまだ、爽が京太郎を噛み続けている。
由暉子「美味しいんですかね?」
揺杏「美味しくは無いかと」
京太郎「んー俺のせいか……なんかしたっけか?」
爽「……8月2日」
京太郎「あっ……ごめんなさい」
爽「うぅ……」
爽の言葉で思い出した。
8月2日……爽の誕生日だ。
爽はそれだけ言うと泣きながら少し強めに噛んだ。
最近忙しくすっかり忘れてしまっていた。
京太郎「明日、暇なんだけど映画でも行かないか?」
爽「京太郎の奢りな」
京太郎「もちろん」
爽「ハンバーガーとポテトもな」
京太郎「…もちろん」
爽「それと…それと…プレゼントも」
京太郎「…リョウカイデス」
明日で今月分のお小遣いを殆ど使う事になりそうだ。
京太郎は未だに噛み続ける爽の背中に手を回し抱きしめると頭を抱えポンポンと軽く撫でた。
京太郎の腕の中、爽は今日も京太郎に自分の物だと痕を付ける。
カンッ
>>184
気づいてもまぁいいかってことで続けるんですね
>>185
おつありん
>>186
次スレで?
距離感はこのぐらいが好き
>>187
爽あたりがスパーンッ!と
>>188
後押しがマジに
次スレがエロスレになってしまうな
>>189
皆可愛い!
出来る限り気に入っている子の誕生日に何かしらss書くと決めてたんだけど
爽の誕生日忘れてた…すんません
それじゃのー
いわゆるひとつのマーキング乙
>>196 コピペミス
別のメモ帳に保存する為にコピペして移してがぶがぶ爽をコピーしたと思ったらそのままだったという…
ポンと此方に貼り付けて すぐにポチっと書き込み押して あぁーー!!!なった
ちなみに上のは、安価でシミュレーションとかって出来るのかテストで遊んでたもの
遊べたらお盆の休みの間だけやってみようかなと
<恋の大暴走>
誓子「………」
誓子は自分の教室で1つの雑誌を読んでいる。
タイトルは『恋のテクニック』と書かれていた。
誓子(恋か…私がね)
恋と言う単語で思い浮かぶのは、後輩であり幼馴染の京太郎の事だ。
特に意識せず、この年まで普通に仲良くしていた。
今だって同じ高校で同じ部活を勤しんでいる。
気づけば一番気になる男子になっていたのだ。
誓子「ふむふむ……なるほど」
暫くの間、誓子は雑誌を読んでいく。
恥ずかしい話だが、この年になるまで恋などした事がない。
親しい友人に聞こうにも周りに居るのは爽に揺杏……それに成香と由暉子である。
正直恋のこの字も知らないような面子だった。
誓子「よし……これで完璧ね」
結構な時間を使って雑誌を読み終えるとパタンと閉じる。
外を見れば既に暗くなっていた。
既に部活も終わり皆が帰る時間となっている。
誓子「しまった」
部活をさぼってしまった。
あちゃーと失敗した事を悟り、手で軽く拳を作ると頭を小突いた。
部活をサボってしまったのはしょうがない、明日謝ろうと思い雑誌を鞄に詰め帰ることにする。
京太郎「誓子?」
誓子「あれ、京太郎?」
玄関へと向かうと京太郎とバッタリと会った。
暫しの間、2人は見つめあいボーとしていた。
京太郎「部活来なかったし家に帰ったかと」
誓子「教室で本を読んでいたらいつの間にか」
京太郎「なるほどな」
心配そうな顔で見てくる彼に本当の事を伝えると京太郎は安心したとばかりに笑う。
そんな彼の笑顔に誓子は見惚れた。
やはり笑った顔も素敵だと改めて思った。
誓子「一緒に帰りましょ?」
京太郎「もちろん」
自分の提案に少しも考えず京太郎は答えてくれた。
ついでに先ほどの読んだ本の内容をやってみることにした。
<腕を組もう>
京太郎「……誓子?」
誓子「なに?」
外へと出るとすぐに腕を掴んでみる。
といっても腕すら組んだこと無いのだ、こうかなと雑誌に書かれていた絵を思い出しながら実践する。
あーだこーだやってるとようやく出来た。
京太郎「痛い!痛い!なんで技かけられるの!?」
誓子「あれ?」
腕を組んだと思ったら勢いがありすぎて京太郎に技を決めていた。
すぐに外そうと動かすと更に技が加速する。
京太郎「うごごごごg……ヘルプ!ヘルプ!俺の負け!YOU WIN!!」
誓子「やった!じゃなくて!雑誌に書かれてたのは…」
京太郎「読んでたのはプロレスだったの!?」
揺杏「なにこれ」
爽「私も混ぜろー!」
そうこうしていると揺杏と爽も追いついた。
揺杏は此方を不思議そうに見ている。
爽は眼を輝かせて此方に混ざってきた。
場は大混乱となり先生に騒ぎを気づかれ注意されるまで続いた。
<お弁当を作ろう&食べさせよう>
誓子「京太郎、昨日のお詫びにお弁当を作ってきたんだ、一緒に食べよう?」
京太郎「まじで!?食べる!」
お昼時になりお弁当を持って行くと京太郎は素直に頷き着いて来てくれた。
素直な所もやはり可愛いなと思い少し頬を赤く染め喜ぶ。
誓子「はい、あーん」
京太郎「えーと……あ、あーん」
手ごろな所を探しお弁当を広げると京太郎の口へとおかずを運んだ。
京太郎は暫しの間、誓子と箸を見るも恥ずかしげに口を開ける。
おかずを食べると京太郎は一言美味しいと言ってくれた。
それが嬉しくて誓子は次の料理を口へと運ぶ。
誓子「あーん♪」
京太郎「あーん」
今度は恥ずかしげなく口を開いてくれる。
それがまた特に嬉しかった。
誓子(良い感じね、雑誌に書いてあるのは当たりね)
京太郎「ち、誓子!?」
誓子(こうしていると恋人って感じがして)
京太郎「ふぉ!?そってぃはくひがーーー!!」
誓子(いえ……むしろ夫婦ね、夫婦!!)
京太郎「ほぎゃー!!!」
妄想にのめり込む誓子の手はあちらこちらへ動いていく。
勿論京太郎の口に箸を突っ込んだままだ。
京太郎が必死に抜こうとするもわざとかと思うほどに箸が動く。
誓子「いいわね♪」
京太郎「よくない!」
その日以降も京太郎は誓子に振り回されることになった。
誓子「京太郎!」
誓子「京太郎?」
誓子「京太郎♪」
京太郎「………なんか誓子に嫌われるようなことしたっけか?」
頑張れ誓子!負けるな誓子!雑誌は合ってるが行動は間違ってるぞ!
誓子「京太郎❤」
京太郎「………はい」
カンッ
<ヤンデレ宥姉VS直情アコチャーの板挟み>
ハロー皆さんこんにちは、須賀 京太郎です。
インターハイも無事に終わり、今現在旅館に泊まりに来ています。
和の友達である阿知賀の皆さんと交流を深める為に元部長が合宿を開きました。
まぁ……合宿とは名ばかりで皆で遊ぶ事がメインなんだけど……。
些か困った自体になっています。
憧「ねぇ京太郎!」
京太郎「何でしょうか……新子さん」
猫撫で声で憧が京太郎へと声をかける。
お風呂上がりなのか髪が少しばかり濡れ、シャンプーの良い匂いが鼻孔を擽った。
些か京太郎の趣味とは離れたスタイルだが、腕にぴったりと抱きつかれると嫌でも反応してしまう。
たらりと汗が頬を伝い顎へと渡り雫となって地面に落ちた。
憧「もう、憧でいいって言ったのに」
京太郎「そうでしたね」
好意を隠そうともしない憧にたじたじになり、京太郎は更に汗が吹き出た。
こんな所をあの人に見られたらやばいからである。
宥「楽しそうだね」
京太郎「………(来ちゃったよ)」
憧「こんばんは、宥姉」
何時の間に居たのか2人の後ろにマフラーをつけた女性が現れた。
この合宿で一番の注意人物である、この旅館の娘である松実宥だ。
宥は極自然に憧と同じように京太郎の腕を抱きこんだ。
その際に宥の豊満な胸が腕の形につぶれ感触がダイレクトに伝わる。
胸が大きな子が好きな京太郎だ、普段なら喜び踊る所だが今はここをどう抜け出すかを考えるので精一杯だ。
京太郎「………(胸よし!顔よし!性格よし!完璧なんだけど!)」
宥「………邪魔だな」
京太郎「………(この人の目が死んでるのはなんで!?)」
京太郎の何が彼女達をここまで駆り立てるのかが京太郎自身不思議でしょうがないのだが、
宥は京太郎の傍に自分以外の女性が居る事が嫌らしい。
その証拠に2人っきりの時なら輝かせている目が今は光なく死んだ魚のようで怖い。
ついでにボソリと呟いた言葉も怖い。
憧「ねぇ、京太郎…彼女いないなら私がなってあげようか?」
京太郎「ふぁい?」
宥「必要ないよ……京太郎君を迎える準備はもう出来てるから」
京太郎「へ!?」
二人の言葉に京太郎は固まる。
どちらを選んでもいい結果になりそうにもなかった。
カンッ
チカちゃんもええよな!
負けず嫌いな所とかいいな思ったわ!
阿知賀は病んでるイメージがつきやすい何故だ。
晩成もキャラ濃そうだよね
もう1個投下すんぜ
<大阪暮らしの京太郎 恭子編>
恭子「………」
部活が始まる時間になり、皆が思い思いに席に着いて行く。
そんな中ジャージ姿で腕を組み恭子は、2人目のお気に入りの後輩を探す。
だが、きょろきょろと辺りを見渡すも見つからない。
姫松高麻雀部の唯一の男子なので居ればすぐに判るはずなのだが……。
由子「京太ならいないのよー」
恭子「!」
探していると後ろから声をかけられた。
肩をビクっと震わせ恭子は後ろを向いた。
そこには、由子が居て何時も通りにのほほんとしている。
恭子「べ、別に京太郎のこと何か探してないし」
由子「そうなの、私の間違いだったのよー」
恭子の言葉に自分の間違いかと由子は席に戻ろうとすると恭子が慌てた。
その慌てようは誰が見ても判るものでいつも落ち着いている恭子にしては珍しいものだった。
最近は良くみかけるようになったのだが……。
恭子「そ、そやった、京太郎に用事があったんやったな、うん」
由子「………」
頬を染めそっぽ向きながらそんな事を言った。
誰がどう見ても気にしてるのが判った。
今もチラチラと由子の反応を見ている。
由子「今日は私的用事があるって休んでるのよー」
恭子「………用事って?」
由子「そこまでは知らないのよー」
恭子「そっか…そか、今日は来ないんか」
由子の言葉に恭子は、しょぼんと肩を落す。
眼の端には涙を溜め、覇気もなくとぼとぼと席へと歩いていった。
洋榎(わかりやす!)
漫(……八つ当たりされないとええな)
絹恵(あーあー…用事ってあれやな)
郁乃(どう弄くろう)
由子「ヤレヤレなのよー」
今日も姫松は平和だ。
-次の日-
恭子「………」
絹恵「今日は来るって言ってましたよ」
入り口で恭子がうろうろと待ち構えていると絹恵がやってきて挨拶がてらそう言った。
その言葉に心配そうにしていた恭子の顔が晴れやかになっていく。
絹恵(1日会えないだけでこれってこの人大丈夫やろか?)
恭子「そ、そうなん?い、いやーまだ京太郎は初心者やから私がしっかりと教えんと」
京太郎に会える会えないだけで一喜一憂する先輩を見て絹恵は心配になった。
この人は判ってるのだろうか?
京太郎のレベルでは大会を勝ちあがれない……つまり夏のインターハイに着いて来れないのだ。
絹恵(監督と相談せな、アカンな)
そう思いつつ絹恵はため息をついた。
京太郎「おはようございます!」
恭子「あぁ…おはよ「おはよーさん!須賀!」……」
京太郎「先輩どうも!」
恭子「ごほん……おh「よぉー!昨日はなんで来なかったんだ?」……」
京太郎「どうしても買わないといけない物があって」
恭子「きょ…「お久々やな~」………」
京太郎「郁乃さん、休んで1日しか経ってないんですが」
タイミングが悪いのか悉く恭子と京太郎の間に人が入ってくる。
皆が皆意図してではないのだろうが(約一名意外)あまりの間の悪さに恭子は震えた。
京太郎「えーと……恭子先輩はっと…おろ?」
恭子「………」
挨拶も終わり昨日の用事の物を渡そうと目当ての先輩を探していると後ろから服を引っ張られる。
ぐいっと引っ張られ少しばかり後ろへバランスが崩れるも何とか踏みとどまった。
そして、誰だと京太郎が後ろを振り向くとお目当ての先輩が顔を俯かせて服を握っている。
京太郎「あぁ…よかった、きょ「……えや」…はい?」
恭子「かまえや…ッ京太郎」
涙声で呟き、恭子が顔を上げる。
上げられた恭子の顔には涙が溢れ頬を濡らしていた。
まったく我慢する事無くポロポロと涙を流し続けるのだった。
京太郎「あーと…一昨日ぶりです」
恭子「……ぐすん」
当たり障りのない言葉を言って京太郎が振り向くと恭子はそのまま京太郎の胸元をぎゅっと両手で握り締める。
なんとも反応に困る行動にどうしようかと悩み、取り合えず頭を優しく撫であやす事にした。
そんな2人を周りは生暖かく見ていたとか……数名除いて。
恭子「それで…昨日の用事ってなんやったん?」
京太郎「これを……」
恭子「…リボン?」
京太郎は恭子の髪に手を伸ばし解くとポケットからリボンを取り出し髪を結んでいく。
自分以上に忙しいのに初心者である自分を構ってくれる先輩へのお礼だ。
恭子は驚いてリボンにおそるおそる手を触れた。
リボンの触り心地的に安いもので無いと判った。
恭子「これの為に?」
京太郎「いつもありがとうございます、恭子先輩」
恭子の言葉に京太郎は頷き笑顔でお礼を言った。
恭子「……ほんまに馬鹿やなぁ、別にええのに」
京太郎「麻雀の楽しさを教えてくれたのは先輩ですし、本当に感謝してるんですよ」
恭子「そかそっか……なぁ似合うか?」
京太郎「えぇ……可愛いいです」
京太郎の返しに恭子は満面の笑みで京太郎に答えた。
今日は、まだ姫松は平和だ。
カンッ
誕生日近いので恭子ちゃん
姫松で一番好きや~泣かしたい
それじゃのー
乙です
最後の「まだ」が怖すぎる
<京太郎を紹介>
健夜「それでさ、お母さんがね」
はやり「ふむ」
理沙「……」
良子「あー……」
居酒屋の一室で女性プロ雀士の4人がお酒を飲みながら会話を弾ませる。
今話題に上がってるのは健夜の事だ。
要約すれば結婚しないのと?といわれたらしい。
健夜「結婚なんて考えてないなー」
はやり「私もかも」
理沙「同じく!」
良子「私は考えてますけど…相手がね」
それだけ言うと4人はため息をついた。
健夜は、実家暮らしということもあり不便性を感じてない。
麻雀も国内無敗でお金も稼ぐだけ稼いである。
特に男性と付き合いたいとか結婚したいとかは皆無だ。
ただ……最近麻雀教室の子供を相手にしてると少しばかり羨ましくなる程度だろうか。
はやりは、トップアイドル雀士という事もあり男性とは距離を離している。
2代目牌のおねえさんとしてスキャンダルを起すなんてもってのほかだ。
その思いやアイドルとしての自覚が結婚や付き合うという選択肢を外させていた。
だが、最近年齢的にもアイドルを卒業すべきかと考えて結婚もいいかもと思っていた。
理沙は、単純に口下手な性格の御蔭で男の影がない。
昔からの性格でこのせいで男子に苛められた事もあるので些か男性が苦手なのである。
どうにかしたいと思うものの怒ってると思われ誰も近寄りもしないのだ。
休日に友達であるみさきの家でゴロゴロしてるところをみさきに
『彼氏もいないんですか?』
と言われ焦り始めた。
良子は、興味もあるし付き合い何度か致したこともある。
だが、全ての付き合いは手を繋ぐ所で破談となっていた。
問題は何個あるのだが、一つ目は巫女であるということだ。
付き合い始めた男性が霊現象に会い易くなったりしてみんなが怖がった。
二つ目は婿入りしなければいけないということだ。
婿入りは肩身狭くなり、プライド高い男性には不向きな点もある。
と様々な結果男性が長持ちしないのだ。
4人『はぁ~……』
其々が視線を合わせるとため息をついた。
咏「いや~ごめん、ごめん、遅れちゃったねぃ」
そんな所に襖を開け私服姿の咏が気軽に入ってきた。
何時も通りにのほほんとマイペースな咏に4人は疲れたような表情を見せる。
咏「なにこの空気」
健夜「咏ちゃんは、結婚とか考えてる?」
咏「結婚?」
健夜の言葉に咏は首を傾げた。
そして一言言った。
咏「彼氏居るし結婚できる年になったらするつもりだけど?」
4人『!?』
まさかの発言である。
この中でも一番程遠いと思われた咏がまさかのゴール手前だった。
4人は頷き咏を囲むと話を促す。
咏「うわわ……別に大したことないぜ?」
健夜「それでも聞きたいな」
はやり「画像あるかな☆」
理沙「見たい!」
良子「今後の勉強に」
好奇心の目に囲まれしょうがなく、咏は携帯を取り出し恋人である、京太郎の画像を見せた。
健夜「……この子、高校生だよね?」
はやり「えっと……無理矢理は犯罪に」
理沙「駄目!絶対!」
良子「私ならまだしも」
咏「その反応ひどくね?既に親に挨拶をして公認なのに」
4人の反応に咏は頬を膨らませた。
そんな反応に4人は流石に悪かったなと思い謝った。
咏「まぁ…別にいいけどさ」
健夜「……相手が高校生だとしても」
はやり「私達より進んでるね」
理沙「……どよ~ん」
良子「中々イケ面ですね」
そんな事を言いつつ4人は咏に根堀葉堀聞いていくのだった。
カンッ
オマケ-狙われた京太郎-
咏「そんじゃ、これから京太郎に甘えに行くから帰るわ」
ある程度飲み終えると咏はそんな事を言って両手で手を振って嬉しそうに駆けて行く。
その姿は本当に嬉しそうで幸せそのものだった。
健夜「いいな……京太郎君も良い子だし」
はやり「ノロケ聞いてたら欲しくなるね」
理沙「欲しい!」
良子「ん~……いいですね、血筋も問題なさそうです」
4人はそう言った。
健夜「欲しいな 彼氏」
3人『欲しいな、京太郎君』
健夜「………へ?」
はやり「タコス作れるのか……そのほかも直ぐに覚えれそうだよね、ケーキとかケーキとか☆」
理沙「優しい!」
良子「血筋も良さそうなので本家の人も満足ですね」
3人の言葉に健夜は目が点になった。
健夜「あれ?私がおかしいのかな?」
話し合う3人を横に健夜は、自分が間違っているかと悩むのだった。
カンッ
オマケ-if-
健夜「嬉しそうだね」
はやり「幸せそうだね」
理沙「虚しい」
良子「飲みに行きますか」
咏を見送ると4人は次のお店へとはしごすることにした。
健夜は少しばかり遅れ歩き、3人は前で彼氏やら結婚やらの話をしている。
健夜「………(京太郎君か)」
ぼーとしていると先ほど見せられた京太郎の顔が何故か思い浮かんだ。
思い浮かべるとお酒のせいか動悸が激しくなり頬が赤く染まった。
健夜「!(なにこれ!?)」
初めて味わう感覚に戸惑い健夜は立ち止まった。
京太郎の事を考えると胸が激しく高鳴る。
声を聞いてみたい、話をしてみたい。
趣味は……自分みたいな人はどうなのだろうかなど考えてしまう。
健夜「あれ?あれれ?」
だが、そこまで考え健夜の目に涙が溜まり頬を伝い落ちた。
京太郎の横には既に咏が居る。
そう考えると涙が止まらない。
初恋と失恋……それを同時に味わってしまったのだ。
遂には我慢の限界に達しその場で蹲り泣いてしまう。
はやり「……何処か痛いの?」
理沙「救急車!?」
良子「落ち着いて」
健夜に気づいた3人が近寄り声をかけてくれる。
そんな3人に健夜は先ほどの気持ちを伝えた。
はやり「思いっきり泣こうか」
そう言ってはやりは優しく健夜を抱きしめる。
理沙「良い子良い子!」
そう言って理沙は頭を優しく撫でた。
良子「今日はとことん付き合いますよ」
そう言って良子は優しく微笑みかけてくれた。
健夜「ひくっ……ありがとうっ」
泣きじゃくる健夜を3人の友達が優しく見守っていた。
<初恋健夜ん カンッ>
>>223-227
うへへーまだ4人も居るカらな!
部活クラッシャー京太郎や!
なお友達関係も壊す模様
すこやんは大好きです!
届かない想いとか切ない話も好きなんだよね
失恋話もいいものだ……このすこやんで1本ss書けそうやね
乙
直ぐに3人を浄化するとはさすがすこやん
白いすこやんは稀少だから好き
可愛い
乙です
一応すこやんは麻雀絡まなければポンコツな所もある可愛いお姉さんだから
乙です
<大阪暮らしの京太郎 にゃんにゃん編>
恭子「こ、これは…!」
郁乃「ええと思わない?」
部室の一角で恭子が郁乃に渡された荷物を見てぷるぷると震えた。
肩のには、郁乃の両手が乗っており黒い顔で後ろから見ていた。
恭子「なっ…なに考えてんねん!」
郁乃「えー……いい案やと思うのに~」
良い物を上げると言われ訝しげに見ながら開けると中は予想外の物だった。
こんなものを渡すとはこの人は何を考えているのだろうか…いや、考えてないのだろう。
恭子「要りません!」
郁乃「ええのー?誕生日に京太郎の家に呼ばれたんやろ?」
恭子「何故それを……」
郁乃言葉に恭子は後ろへと一歩よろける。
確かに自分の誕生日と言う事を教えると京太郎は祝わないと!と張り切り家に招待された。
気になる後輩から祝われる事を嬉しく思う反面、この隙に仲を進めようと思っていた。
郁乃「やれば進むで?」
恭子「うっ……」
郁乃「ほれほれ……どないする?」
郁乃は先ほどの荷物を持って恭子を壁際まで追い込む。
逃げ道がなくなり顔を青くしながらも恭子はおそるおそる荷物に手を伸ばし取った。
それを郁乃は、にっこりとした笑みで見ていた。
-京太郎のマンション-
京太郎「……こんなものか?」
台所で京太郎は本とレシピが書かれたノートを見ながら作業を進める。
1人暮らしをすることになって自分で料理を作るようになってはいたが、ここまで本格的な物を作るのは初めてだ。
料理本とハギヨシに電話して聞いた内容をメモしたノートを見つつ京太郎は料理を作る。
それもこれも今日誕生日である、恭子の為だ。
京太郎「……こんなもんかな!」
少しばかり形が悪いが何とか食べれるケーキを作り終え満足そうに頷く。
まさか自分がケーキを作る事になるとは思わなかった。
京太郎「ふふふ……これで俺もモテル男に!」
今の時代、料理がモテるステータスの一部となっている。
京太郎は自分の作った料理を見てニヤケ、モテる自分を想像しニヤニヤと笑った。
ピンポーン!
京太郎「と…来たか、はーい」
そんなこんなしているとインターホンが鳴った。
備え付けられた画面から見ると恭子が緊張した面持ちで扉の前で待っている。
京太郎は返事を返し扉を開けた。
恭子は手と足を同時に出しながら扉を通りエレベーターと乗る、これで数分もすれば恭子がやってくるだろう。
数分後、京太郎の予想通りにインターホンが鳴った。
念のために確認し扉を開け、親愛なる先輩を家へと入れる。
京太郎「お誕生日おめでとうございます、恭子先輩」
恭子「きょ、今日は、そのえっと……ありがとな」
開けると同時に挨拶をすると恭子は顔を真っ赤にさせ煙をぶしゅーと出しながら俯いた。
初めて入る男性の部屋に入りつつ歩くとリビングには幾つ物料理が用意されている。
1つ1つが本当に美味そうで緊張を忘れて唖然とした。
恭子「……全部京太郎が?」
京太郎「えぇ……先輩の為になんとか作りました!」
恭子「そか…そか」
京太郎の言葉に嬉しくもなるも自分より料理が出来る事に落ち込んだ。
少しばかりしおらしくなり椅子に座ると京太郎は用意していたグラスに飲み物を入れ渡す。
そして2人でカチンと鳴らし乾杯して料理を食べ始める。
京太郎「ふぅ……作りすぎましたかね」
恭子「どれも美味しかったわ……また作ってくれへん?」
京太郎「喜んで」
恭子の言葉に京太郎は笑顔で答える。
自分の作った物を美味しいとまた食べたいと言ってくれて嬉しかった。
恭子「あっと…私も渡すもんあってな…ちょっとええかな?」
京太郎「へっ……俺に?」
恭子の誕生日なのに何故自分がと思ったがくれると言うなら貰おうと思った。
恭子は、ほっと一息つくとなにやら荷物を持って移動した。
恭子「お、お待たせ」
京太郎「はー……い?」
恭子「どうやろか……にゃ?」
其処には髪を下ろしスカートを履き、ネコミミと尻尾をつけた恭子が居た。
しかもご丁寧にも語尾ににゃっと付けた。
京太郎は意味が判らず混乱する。
真面目な先輩なのだ、その先輩がこんな事を……それに何故猫?
京太郎「えっ…ちょっと!?」
恭子「……京太郎」
固まっていると京太郎に恭子が擦り寄ってきた。
何時もと違い潤んだ瞳に艶やかな唇、頬を赤く染め息使いが少し荒い。
何時もより距離が近いせいで匂いが鼻孔を擽った。
甘い香りに体が自然と火照ってくる。
恭子も熱に浮かされたように胸元に擦り寄って来た。
京太郎「あっとえーと……い、郁乃さんのせいですかね!尻尾も良く出来ていて…」
恭子「ふにゃっぁ、あん❤」
京太郎「はえ?」
これ以上は不味いと思い良く出来ている尻尾などの話題を振り尻尾を握ると
恭子は喘ぎ声を上げて体を震わせる。
京太郎はおそるおそる尻尾の先を確認する。
腰につけていたと思っていた尻尾はスカートの中で……。
京太郎「あー…おいおい」
恭子「いきなりにゃね♪」
京太郎「落ち着きません?」
気分が乗っているのか場に酔っているのか、恭子は軽く京太郎を押し倒すと馬の乗りになった。
そしてYシャツを肌蹴させると胸元を舐め始める。
普段の彼女との違いに京太郎は慌てながらも恭子に飲まれていく。
元よりちょっといいなと思っていた先輩に迫られ我慢などできやしなかった。
恭子「………えーとな」
京太郎「あぁ…起きましたか」
朝、恭子が起きると隣には京太郎が居た。
何故か京太郎の腕枕で寝ており裸だ。
京太郎「昨日の事どこまで覚えてますか?」
恭子「うーん……あー……あぁっーー!!!」
昨日の出来事を思い返し恭子は起き上がると頭を抱える。
顔を真っ赤にさせうーうー呻りどうしようかと慌てた。
布団が捲くれ恭子の白い肌があらわす。
その事に気づき慌てて布団を被りなおすと泣き出す。
恭子「わ、忘れてや!」
京太郎「いやいや……俺も初めてで忘れるのは」
恭子「うぅ……どないしよ、どないしよ」
京太郎はそんな恭子を見てくすりと笑い近寄ると布団ごと抱きしめる。
京太郎「よく判りませんけど……後悔してませんよ」
恭子「ほんまに?」
その言葉に恭子が布団から顔を出した。
恭子「あっ……」
京太郎「もしよければこれからも……」
恭子「……私より可愛い子いっぱいおるで?」
京太郎「先輩がいいです」
恭子「うーっ……な、ならしょうがないな、京太郎」
京太郎「よろしくお願いしますね、恭子先輩」
そう言って優しくキスを交わした。
オワレ
……ぼへーと考えもしないで書いてたらこんな事に…。
とりあえずオワレ
あと恭子誕生日おめでとう!本編は頑張れ!
それじゃのー
乙です
にゃんにゃん(意味深)
乙ー
そしてメゲハラさん誕生日オメ
乙です
尻尾を後ろに入れてたら、ワケわかんなくなっちゃうよね(白目)
<京太郎とモモののろけっぷりにあきれるかじゅ>
「むーっ!」
「うーっ!」
「何をしてるんだ?」
4校合宿中、泊まっている宿の一角で桃子と……確か清澄の部員の……あぁ、須賀 京太郎だ。
その2人が何やら呻り額を合わせている。
何時の間にこんなに仲良くなっていたのだろうか?
額を合わせているせいで顔が近くほんの数センチ近づけばキスできそうだ。
そこまで考えてゆみは、顔を赤くし、顔を振り妄想を振り払う。
「何をしてる、問題事はごめんだぞ」
「せんぱーい!」
「えーと………加治木さん?」
声をかけると2人が振り向く。
流石に異性との問題事はやめて欲しいなと思った。
ただでさえ、女性の中に1人の男性が入っているのだ、久がどれだけ他の人を説得したかも知ってる身としては大人しくして欲しい。
「聞いて下さいっす!京ちゃんさんがっ!」
「あっ……モモ!お前!」
「………(京ちゃんさん?モモ?)」
この2人は何時の間に親しくなったのだろうか?
ゆみがそんな事を思ってると二人がますますヒートアップしていく。
今度はお互いに向き合ってあーだこーだ言い合っていた。
ゆみは、ため息をつくと2人をなだめ様と声をかける。
「あー……お前達」
「むっー!約束したじゃないっすか!
「いやいや……それは帰ってからの話だ、流石に合宿中に一緒に寝れるわけないだろ!」
「あーんー?」
注意しようとした矢先に何やら凄いことを聞いた気がする。
自分の勘違いだろうか?
「えー……ならお風呂に…」
「余計に無理だろ、俺が捕まるわ」
「………」
あっ…勘違いじゃなかった。
「もう知らないっす!」
「落ち着けって」
「………」
プイっと後ろを振り向く桃子に京太郎は慌てて後ろから抱きしめる。
ぎゅーと力を入れ抱きしめると一瞬だけ桃子の顔がふにゃっと崩れたのが見えた。
すぐにキリっと怒ってますとばかりにプンスコ怒り出したが……。
「先輩もひどいと思うっすよね!」
「いや……合宿ではやめて欲しいのだが」
______
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|::::::::::::|ヽ|x==ミ \:::! x==ミ/!/|:::::/:::::::::::|
|::::::::::::;〃ん心ヽ ヾ んi心`ヽ:::/::::::::::::::|
|:::::::::::::|! {///r} {///リ |!.|:::::::::::::::::::|
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|:/ |:::::::/:::::|::::::个ト` ⌒ ´イ!ヽ:::::!::::::::::::::::::::::l::|
|:! !::::::|:::::::|::::::::|::|/ /`¨ .|-!';:::!:::::|:::::::::l::::::|::!
|! ヽ::::トレ::|斗イ/ / } _| ';|::l:::!:::://::::/:/
ゆみの言葉に京太郎は勝ち誇り、桃子は信じられないと肩を落す。
自分の後輩は何て事を考えているのだと頭を抱えたい思いになった。
「なら…なら、オヤスミのキスとおはようのキスは!」
「………そんな事もしてたのか」
桃子の鬼気迫る顔にゆみは、軽く引きながらおでこに手をやった。
「それぐらいなら、別にいいか」
「流石京ちゃんさんっす!」
それぐらいならと許可を出した京太郎に桃子は嬉しそうに機嫌を直した。
そして2人は顔を見合わせ良い雰囲気となっていく。
「モモ」
「……京ちゃんさん」
「はぁ…もう勝手にしろ」
このままここに居ると壁を叩きたくなるので足早にゆみは其処を去ることにした。
そして暫くしてから気づく、これから先何度も桃子から惚気話を聞くはめになると知りゲンナリとした。
カンッ
-オマケ-
「あー加治木さんも餌食に」
「あれは堪えますよね」
「タコスが甘くなったじぇ」
清澄の3人が遠くからゾンビのように歩いてくるゆみを見てお互いに言葉を交わす。
京太郎と桃子に充てられたのだろうと簡単に予測できた。
「………」
「1人犠牲がでとるがのぉ」
その隣には、机に突っ伏す、久とそれを見ているまこも居た。
暫くの間、あの2人には近づかないようにしようと皆で思ったとか。
カンッ
乙です
ありがとうございました
乙!これは砂糖吐く!すこやん、はやりんが爆発する。
京太郎と姉弟で(気力が充実して卓上の凶悪さが増した)すこやんの世界線は
乙です
>>233 >>234 >>235 >>237
すこやんは可愛いよ!
食い意地はってたり可愛いよ!
>>236 >>244-250 >>256
おつありん
>>244
にゃんにゃん!
>>245
めでたい!
>>248
ですよねー!
挙句の果てに一気に引っ張ったり!
>>254
いえいえ
次回もなにかあればよろしく!
>>255
あまいあまい話も好きです!
<大阪暮らしの京太郎 浩子編>
京太郎「……こんにちは」
浩子「……こんにちは」
浩子が何時も通りに家に入りリビングへと向かうと見知らぬ少年が苦笑いしながら座っていた。
確かに自分は、愛宕家へと来たはずだと思い1度断りをいれ玄関へと向かった。
外の表札を確認すると確かに愛宕と書かれており間違えてないと判る。
浩子「ウチはここの家の親戚の者やけど、誰や?」
京太郎「えーと……洋榎先輩と絹恵先輩の後輩で須賀 京太郎と申します」
一応泥棒やらおかしな人かと思いドアの隙間から浩子は、注意深く眺める。
派手な金髪に愛想笑いを浮かべてその男性は背筋を伸ばししっかりと挨拶をしてくれた。
どうやら後輩らしい、確かに前に気になる後輩が居ると洋榎から聞いた覚えがある、その名前も須賀 京太郎だった。
浩子「そっか、ウチは船久保浩子や、浩子でええよ」
京太郎「なら俺も京太郎でいいですよ、浩子先輩」
取り合えず、泥棒などの類でないと判りほっと一息をついて京太郎の傍へと座り炬燵に足を入れた。
まだ寒さが残る4月で外に居るのは寒かった。
そして、お互いに自己紹介すると浩子は何やら胸に来るものがあった。
今まで先輩と呼ばれたことはあるが男性からはない。
明らかに自分より身長が高い男性が羨まれるのは心地が良い物だった。
浩子「なるほどな~お爺ちゃんに言われてこっち来たんやな」
京太郎「えぇ……なんでも京太郎を甘やかすな!ってことらしくて」
あれから話を聞くとどうやら京太郎は、洋榎達に食事に呼ばれたらしい。
だが、家に招待すると肝心の食材がないことに気づき慌てて二人はスーパーへと駆け出したとのことだ。
慌てていたとはいえ、後輩を1人家に置いて行くのはどうなのだろうかと思った。
他人の家で居心地悪いのに一人置いてかれる……自分だったらお断りなシチュエーションだ。
浩子「なかなか苦労しとるなー」
京太郎「もう慣れましたけど……食事は早々に美味くなりませんからね」
そう言って浩子が持ってきた蜜柑を口に入れた。
蜜柑は程よく甘く炬燵との相乗効果もあり、とても美味かった。
心細かった事もあり浩子との距離はだいぶ近づく、お互いに話も合い今日会ったとは思えないほどだ。
京太郎「あれ、それってなんです?」
浩子「あぁ…これな」
京太郎が気になったのは浩子の荷物の1つだ。
それには、京太郎も見覚えがあったのだ。
浩子「どうせなら皆で何か見ようと思ってなー」
京太郎「映画ですか」
浩子「せや」
京太郎もよく使う有名なレンタルDVD屋の袋だ。
浩子「遅いし2人で見る?」
京太郎「いいんですか?」
浩子「かまへん、遅い2人が悪いんや」
そう言って浩子は袋からDVDを取り出すと何時も通りにセットし再生を始めた。
京太郎はわくわくしながら画面を見続ける。
映画も好きでよく家で見るのだ、何の映画か待っていると始まった。
浩子「あっ……」
京太郎「うん?」
画面が映り始まると浩子は口を開け一言呟く。
何事かと振り向くと浩子は軽くしまったと頭に手を置いていた。
何を失敗したのだろうかと思っていると後ろから音声が聞こえる。
『本当に申し訳ない』
京太郎「………」
浩子「………」
浩子が選んで持ってきたのは………『メタ○マン』だった。
3人でツッコミ入れながら見ようと思っていたのだが、一般人が見るような物ではなかった。
京太郎「これって……」
浩子「あーすまんな、違うの入れるわ」
反省をしつつ浩子は別の普通に受け入れられるDVDを持って入れ替えようとした。
京太郎「まって!」
浩子「ふぇ?」
浩子の手を横から京太郎が取ると目を輝かせて浩子と向き合う。
距離は近く数センチも近づけば容易にキス出来るだろう。
男性と接触した事が数えるほどしかない浩子にとってそれは、とても刺激過ぎる事だった。
頬を染め恥ずかしくなるものの京太郎の目から視線が離せなかった。
あぁ……もうこのまま……と思考が危ない方へと逸れる。
京太郎「これ見たかったんですよ!」
浩子「……なんやって?」
京太郎の言葉に浩子は自分の耳を疑う。
まさか……まさか……こんな所に自分と同じ趣味を持つ人が居るとは!!
浩子「京太郎もこういうの好きなんやな!」
京太郎「えぇ!!サメシリーズとか馬鹿らしくて笑って笑って!」
2人は顔が近かった事なんかを忘れ肩を組みDVDを見ていく。
洋榎「なんやこれ」
絹恵「なんやろなー」
洋榎と絹恵が戻ってくるとTVの前で京太郎と浩子が仲良さげに笑いあっていたとか
カンッ
こんなとこでメタ○マンの名前が見れるとはwwww
しかもそこからサメ映画とか、貴様見ているな?
乙です
b級映画だとザ・グリードとかトレマーズとかマーズアタックが好き
シャークネードっておもろいの?見そびれてるんだけど
おつー
>1はハローワールドなアレを見てる人か……面白いよねww
>>264
いい意味でクソ映画ッスww
<憧と勉強会(意味深)>
「あっ……やべぇ」
それに京太郎が気づいたのは、帰りの事だった。
部活も終わり後は、帰ってのんびりと過ごすだけになった時に思い出した。
「何がやばいのよ?」
「来週テストだなと」
隣を歩いていた憧は、京太郎の呟きに反応し京太郎もそれに返した。
あぁ…テストあったなと憧も京太郎の言葉で思い出す。
確かにあるが毎日ちょっと予習していればなんとかなるレベルだ。
特に慌てることもなく憧は頷いた。
「何、あんたそんなにやばいの?」
「………この前のテスト穏乃と同レベルだった」
「あー………」
憧は脳裏に能天気な幼馴染を思い浮かべた。
穏乃は、勉強もしないで明日も元気に走り回るんだろうなと容易に想像できる。
がっくりと肩を落としている京太郎を見つつ憧は、考える。
これはある意味チャンスではないかと……。
「もし良かったら勉強一緒にやる?」
「いいのか?」
憧の言葉に京太郎は縋る。
来週のテストでまた穏乃と同じだったらと考えると情けなく涙が出る。
「任せなさい、さてどこでやろうかしら」
そう言って意味深に京太郎をチラリと流し目で見てみる。
「なら俺ん家とかどうだ?憧最近来てないだろ」
「う~ん……判ったお邪魔するわね」
憧の思惑に京太郎は簡単に乗り、憧の思い通りに進む。
家に電話すると伝え京太郎から離れると憧は誰にも見られないところでガッツポーズをした。
「お邪魔します」
「おう………てありゃ、親父達いないのか」
「おじさん達お出かけ?」
「そうみたい……晩御飯どうするか」
「私が作るわよ?」
「えっ……作れるのか?」
京太郎の家に行くとご両親は出かけているみたいだ。
出来ればしっかりと挨拶をしておきたかったのだがしょうがないと諦めた。
その代わりに晩御飯を作りそれで京太郎の気でも引く事にしようと考える。
「これは……こっちの式を使えばいいのか?」
「そそ、これと……応用でこっちね」
晩御飯も食べ終え明日休みという事もあり2人は、夜に勉強を始める。
別段京太郎は、頭が悪いというほどでもないのでしっかりと教えればそれに応えてくれた。
「終わったー!」
「………(じ、時間的にも攻めるのは今よね!)」
夜23時ぐらいには、大体終わり後はテスト期間までに復習をしっかりとやれば問題なく終えることが出来るだろう。
京太郎を見つつ憧は心を落ち着かせこれからやる事を脳内でシミュレートする。
「まだ、終わってないわよ?(えっと……ここからどうするんだっけ!)」
「うん?まだやるのか?明日でも……憧?」
憧は姉に聞いた通りにことを進めていく。
太股に置いた手を次第にズボンの股間へと近づけチャックを下ろしいく。
「あ、憧!?何をやってるんだ!?」
「………ほ、保健がまだよ(ここから……ここから……きょ、京太郎の下着が!?)」
チャックを下ろすと京太郎の下着が見えパニック状態になる。
目をグルグルに回し顔を真っ赤にさせ湯気を上げた。
元々男性が苦手な憧だ、幾ら京太郎が振り向かないとは言え今回の事は急過ぎたのだろう。
途中までは、良かったが緊張が解けぐったりと京太郎に倒れ込んだ。
「きゅ~………」
「はぁ……一体なんだったんだ?」
倒れこんできた憧を自分のベッドに寝かせつつ京太郎は考える。
先ほどの憧の行動が判らず不思議そうに寝ている憧の顔を覗きこんだ。
そこには若干苦しそうにしながら寝ている憧が居り京太郎はほっぺたを突っつきつつ起きたら先ほどの事でからかってやろうと思った。
カンッ
>>261 >>266
暇なときに見てたりします
編集やらテンポやらコメントが良くて好きですね
>>262
乙ありん
>>263
そこらも辺いいね
B級映画ってなんで面白いんだろ?
いや……1人で見ると辛いのもあるけどさ
>>264 >>266
残念ながらそれは見てないな
よさげなのかね?DVD何処かに置いてないかな
あったら借りてみよう
乙です
アコチャーの(夜の)保健体育(実技)の成績は[2]ですね
乙です!
アコチャーこれは赤点ですね...
<憧ちゃん!if-成功していたら?->
「付き合い始めたの?」
「うん♪」
「………」
穏乃が休みを終え登校していると京太郎の腕に抱きついて嬉しそうにしている憧達に出会った。
それを見て穏乃はようやく付き合ったのかと思った。
昔から憧の好意に気づかない京太郎にやきもきしていたのだがこれからはしなくてよさそうだ。
「……京太郎やつれた?」
「……そんなことないんじゃないかな」
「………」
穏乃が一言も発しない京太郎を見ると頬がやつれ目に生気がない。
まるでミイラみたいだと思い声をかけると何故か憧が焦りながら頬を赤く染め否定する。
相変わらず京太郎は言葉を発しない心なしか口から魂が抜けているように見えた。
「う~ん?」
「ほ、ほら急がないと!」
「………」
憧が京太郎を連れ走り出す。
そんな2人の後姿を見るも穏乃はどうでもよくなり一緒に駆け出した。
余談だが、京太郎はそれからもやつれ続けテストは穏乃以下だったそうな。
カンッ
>>271-275
んっ?
乙ありん!
憧チャーはむっつり!
>>274-275
2人のレスでこんなif思い浮かんだ
5分程度で考え書いたものですまんな
<京太郎をご主人様に仕立て上げようと頑張る哩姫>
姫子「京太郎!京太郎!」
京太郎「なんですか?」
部室内を歩いていると姫子と出会った。
もし姫子が犬だったらぶんぶんと尻尾を振っているだろうなと思うほどご機嫌だ。
とことこと近寄ってくると姫子はぎゅっーと抱きしめ京太郎を見上げた。
京太郎「相変わらずですね、姫子先輩」
姫子「ハーレムとか興味なかと?」
京太郎「………」
目を輝かせ姫子はハーレムに興味ないかと聞いてくる。
一体この先輩は何を言い出すのだろうか。
毎回毎回この質問を投げかけてくるのだが京太郎の応えはいつも1つだ。
京太郎「いいですか?あれはアニメや漫画だけの話です。それに俺は一筋なんで」
姫子「えぇ~………」
京太郎の言葉に姫子はがっくりと肩を落とした。
そして京太郎から離れるとキリっとし宣言するのだった。
姫子「絶対……絶対……目覚めさせる!」
京太郎「部活してくれないかな~」
姫子「部長と相談してくる」
京太郎「………先生、姫子先輩が脱走しました」
先生「ほっとけ」
取り合えず姫子は何時も通りだ。
先生に姫子が脱走したことを伝え京太郎も部活に戻る事にした。
どうせ哩もすぐ来るだろうし問題ないだろう。
哩「京太郎」
京太郎「おはようございます、部長」
部活をしていると哩が姫子を引きつれやって来た。
……大会も近いのにこの人達は何をしてるのだろうか?
哩「これ、どう思う?」
京太郎「ん~~?」
哩はそう言って自分の首元を指差した。
其処には、黒い少々大きな首輪がかかっている。
ご丁寧にも鎖つきだ。
京太郎「それはっ!!」
哩「ふふん、そうk「オシャレなチョーカーですね!」……」
哩が何か言う前に京太郎は応えた。
流石の哩もそういうことを言われるとは思わず黙り込む。
何より京太郎の眼が何時もより輝き楽しそうにしている……純粋な目だ。
姫子「うぅ……部長ぉ~眩しかとです!」
哩「くっ……流石は私達んご主人様たい」
京太郎「誰がだ」
哩もオシャレするんだなと思っていると何やら光に怯える吸血鬼みたくなる2人に京太郎は突っ込む。
誰のご主人様にもなったつもりはない、胸をつけて出直せと思った。
哩「まて……放置プレイと思えばよか!」
姫子「えぇ~…部長はそいでよかですけど私は構ってもらいたかとです!」
京太郎「あっ……それロンで」
今日も哩姫の2人は京太郎を理想のご主人様にするべく頑張るのだった。
たぶん実らない。
カンッ
やっぱり哩姫の2人大好きだな
特に姫子!
方言といい容姿といいストレートど真ん中!
あと個人的には哩姫の2人は、エロネタに弱そうなイメージ
それじゃのー
おつやでー
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira084577.jpg
>>284-286
乙ありん
ちょいとごめんよー
地図、大丈夫そうやねー
夏季休暇貰ったんで試したい事をやります
安価でシミュレーション物を15-16日の2日だけやります
体験版みたいなものなのでここでやりますー
松実旅館経営物です
ご参加のほどお願いします
了解ー
雪鬼屋?
>>291
いえす
システムは全部雪鬼屋を採用してるのでおかしな所はないはずです
安価募集してこっちが実機でやるという試みです
シナリオは勿論、咲のシナリオです
「素晴らしいおもちで…」
「むーいきなりそれはひどいと思うのです」
私もおもちは好きだけどと呟きながら頬を膨らませる。
指でその頬を押すとぶすーと息が漏れ京太郎はそれに笑った。
「もう!」
「あはは…わりぃわりぃ、それじゃいこうぜ」
「うん」
2人は旅館へと歩き出した。
歩いている途中で様々な事を聞いていく。
「つまり……3年間で旅館ランキング100位に入らないと正式な経営者として迎えられないのか」
「うん、一応私やお姉ちゃんがサポートするけど…結構大変かも」
資金は1千万…部屋の構造、お店、宣伝費用、人手…様々な事を脳裏で考える。
もう少し経営について詳しい人が必要だと思い知り合いに頼むことにした。
親友でもあり師匠でもある、あの人が仕えるお嬢様ならノウハウを知っているだろう。
「経営は…知り合いに教えてもらうか」
「んーお土産屋とかは私の友達が経営してるから助けてくれるかも」
「後は…娯楽も必要だな、お風呂とかだけでもいいけど」
そんな事を話しつつ2人は旅館へと赴く。
旅館は、京太郎の記憶にある物と細部まで同じものだった。
懐かしさが込み上げて来て目に涙が少し溜まる。
それを玄に悟られないように京太郎は袖で涙を拭き、玄の紹介してくれた従業員1人1人に挨拶をしていく。
ある程度すると玄は何やらお風呂の設備の方へと京太郎を連れて行く。
そこにはボイラー施設があり、1人の女性が薄い灰色のつなぎを着て作業をしている。
「お姉ちゃん!京太郎君来たよ!」
「え?」
つなぎの女性は長い髪の毛を揺らし此方へと振り向いた。
その顔に京太郎は見覚えがある、彼女は……
「宥姉…お久しぶり」
「京太郎君?」
呼ばれた宥は目を見開きわなわなと震えだす。
暫くすると我に返りゆっくりと近づくとぎゅっと京太郎を抱きしめた。
「本物の京太郎君だ」
「宥姉は相変わらずちっこいな」
身長が低く京太郎の胸板の所までしかない宥の頭をゆっくりと撫でた。
玄が横でずるいと言ってるが今は無視だ。
「ここにいるってことは受けるんだ」
「あぁ…ここが他の人に手に入るのは嫌だしな、それに約束したろ?」
「覚えてくれてたんだね」
「勿論…ただいま、宥姉、玄」
「「おかえり、京太郎君」」
2人は綺麗な笑顔で答えてくれた。
-プロローグ カンッ-
取り合えず プロローグ 前に総合に投下したのと同じですね
目標:3年以内にランキング100位に入る。 体験版なのでいけるところまで
情報:京太郎は大学卒業済み で玄と宥とは幼馴染設定
他の咲キャラも成人なので働いてます
玄と宥メイン その他キャラも攻略可能+松実旅館で働いてくれる事も
それじゃ夜の20時ぐらいからやります
それじゃのー
いきなりそれをするのかwwwwww
<業務施設>
仲居部屋 業務施設 1×1 建設費 300,000円 維持費 50,000円
効果:この施設から3マス以内の宿泊施設の接客が可能。雰囲気が良くなります。
掃除部屋 業務施設 1×1 建設費 300,000円 維持費 50,000円
効果:この施設から3マス以内の宿泊施設の清掃が可能。雰囲気が良くなります。
洗濯部屋 業務施設 1×1 建設費 300,000円 維持費 50,000円
効果:この施設から3マス以内の宿泊施設の洗濯が可能。雰囲気がよくなります。
温泉管理部屋 業務施設 1×1 建設費 2,000,000円 維持費 50,000円
効果:この施設から3マス以内の入浴施設の管理が可能。入浴施設でのトラブルが減ります。
<サービス施設>
通路 サービス施設 1×1 建設費 100,000円 維持費 0円
効果:離れた施設と施設を連結します。
案内所 サービス施設 1×1 建設費 300,000円 維持費 6,000円
効果:施設評価が上昇します。
ロビー サービス施設 1×1 建設費 300,000円 維持費 6,000円
効果:施設評価が上昇します。
茶室 サービス施設 1×1 建設費 1,500,000円 維持費 100,000円
効果:施設評価が上昇します。
売店 サービス施設 1×1 建設費 500,000円 維持費 50,000円
効果:施設評価が上昇します。売り上げを得る事が出来ます。
癒しの空間 サービス施設 1×1 建設費 1,000,000円 維持費 50,000円
効果:施設評価が上昇します。
<遊戯施設>
遊戯室 遊戯施設 1×1 建設費 2,000,000円 維持費 100,000円
効果:施設評価が上昇します。売り上げを得る事が出来ます。
カラオケ 遊戯施設 1×1 建設費 3,000,000円 維持費 200,000円
効果:施設評価が上昇します。売り上げを得る事が出来ます。
土産店 土産施設 1×1 建設費 1,000,000円 維持費 50,000円
効果:施設評価が上昇します。お土産販売をする事で、利益を得る事が出来ます。
<客室>
基本客室棟 宿泊施設 3×1 建設費 1,000,000円 維持費 50,000円
効果:3組のお客様の受け入れ可能。内装は基本タイプ。
高級客室棟 宿泊施設 3×1 建設費 1,500,000円 維持費 75,000円
効果:3組のお客様の受け入れ可能。内装は高級タイプ。
豪華客室棟 宿泊施設 3×1 建設費 2,000,000円 維持費 95,000円
効果:3組のお客様の受け入れ可能。内装は豪華タイプ。
基本客室棟 宿泊施設 5×1 建設費 2,500,000円 維持費 70,000円
効果:5組のお客様の受け入れ可能。内装は基本タイプ。
高級客室棟 宿泊施設 5×1 建設費 3,500,000円 維持費 100,000円
効果:5組のお客様の受け入れ可能。内装は高級タイプ。
豪華客室棟 宿泊施設 5×1 建設費 5,000,000円 維持費 120,000円
効果:5組のお客様の受け入れ可能。内装は豪華タイプ。
2階建て基本客室棟 宿泊施設 5×1 建設費 7,000,000円 維持費 300,000円
効果:1組のお客様の受け入れ可能。離れ使用料収入を獲得。内装は基本タイプ。
2階建て高級客室棟 宿泊施設 5×1 建設費 10,000,000円 維持費 400,000円
効果:1組のお客様の受け入れ可能。離れ使用料収入を獲得。内装は高級タイプ。
2階建て豪華客室棟 宿泊施設 5×1 建設費 14,000,000円 維持費 500,000円
効果:1組のお客様の受け入れ可能。離れ使用料収入を獲得。内装は豪華タイプ。
離れ基本客室 宿泊施設 2×2 建設費 500,000円 維持費 10,000円
効果:1組のお客様の受け入れ可能。離れ使用料収入を獲得。内装は基本タイプ。
離れ高級客室 宿泊施設 2×2 建設費 1,000,000円 維持費 20,000円
効果:1組のお客様の受け入れ可能。離れ使用料収入を獲得。内装は高級タイプ。
離れ豪華客室 宿泊施設 2×2 建設費 1,500,000円 維持費 30,000円
効果:1組のお客様の受け入れ可能。離れ使用料収入を獲得。内装は豪華タイプ。
広間 特殊宿泊施設 2×2 建設費 3,000,000円 維持費 60,000円
効果:広間を使ったイベント実行可能。1組の団体客の広間での受け入れ可能。
<温泉施設>
拡張厨房 食事施設 1×1 建設費 500,000円 維持費 200,000円
効果:一日60食の食事提供が可能。料金設定帯の食事を提供します。
露天温泉 温泉 3×2 建設費 4,000,000円 維持費 100,000円
効果:温泉で、お客様の目的地の一つです。客室の近くにあると喜ばれます。
室内温泉 温泉 3×2 建設費 3,000,000円 維持費 100,000円
効果:温泉で、お客様の目的地の一つです。客室の近くにあると喜ばれます。
サウナ 風呂施設 1×1 建設費 5,000,000円 維持費 150,000円
効果:温泉で、お客様の目的地の一つです。客室の近くにあると喜ばれます。
足湯 風呂施設 1×1 建設費 2,000,000円 維持費 100,000円
効果:温泉で、お客様の目的地の一つです。客室の近くにあると喜ばれます。
<庭>
庭 景観施設 1×1 建設費 10,000円 維持費 1,000円
効果:施設評価が高くなります。
池 景観施設 1×1 建設費 200,000円 維持費 10,000円
効果:施設評価が高くなります。
<庭施設>
獣罠 庭施設 1×1 建設費 50,000円 維持費 100円
効果:施設評価が高くなります。獣害が減ります。
<従業員施設>
従業員部屋 従業員施設 2×1 建築費 500,000円 維持費 50,000円
効果:従業員の体力の回復量が増加します。
拡張従業員部屋 従業員施設 2×1 建築費 200,000円 維持費 20,000円
効果:従業員の体力の回復量が増加し、一ヶ月に来る求人の数が増えます。
ただし、効果を発揮するには隣接マスに従業員部屋が必要です。
とりあえず 初期で設置できる施設はこんだけ
<資金運用>
営業活動:挨拶月間の実地
営業活動:服装月間の実地
営業活動:笑顔月間の実地
<効果>
従業員の評判と、松実屋の雰囲気がよくなります。
<効果時間>
1ヶ月
<必要経費>
100,000円
営業活動:防災月間の実地
<効果>
災害や火災の発生率が低下します。
<効果時間>
1ヶ月
<必要経費>
300,000円
営業活動:防犯月間の実地
<効果>
犯罪率が低下します。
<効果時間>
1ヶ月
<必要経費>
1,000,000円
営業活動:健康強化月間の実地
<効果>
従業員の健康が守られます。
<効果時間>
1ヶ月
<必要経費>
1,000,000円
営業活動:ゴミゼロ運動月間の実地
<効果>
松実屋の設備が評価されます。
<効果時間>
1ヶ月
<必要経費>
500,000円
営業活動:声出し月間の実地
<効果>
松実屋の雰囲気が少し良くなります。
<効果時間>
1ヶ月
<必要経費>
100,000円
営業活動:温泉月間の実地
<効果>
松実屋の設備が評価されます。
<効果時間>
1ヶ月
<必要経費>
300,000円
福利厚生:『予防接種』の実地
<効果>
従業員の体力の減りが緩やかになります。
<効果時間>
2ヶ月
<必要経費>
500,000円
ビラ配り:吉野駅前でビラ配り
<効果>
松実屋の奈良県での知名度が上昇します。
<効果時間>
3ヶ月
<必要経費>
200,000円
ビラ配り:吉野山駅でビラ配り
<効果>
松実屋の吉野の周辺の知名度が上昇する。
<効果時間>
3ヶ月
<必要経費>
200,000円
<お店の設定>
<部屋の料金設定>
通常部屋 一拍一名様 8,000円
高級部屋 一拍一名様 10,000円
豪華部屋 一拍一名様 12,000円
団体部屋 一拍一名様 3,000円
離れ部屋 一拍一名様 5,000円
<食事料金設定>
朝食料金帯 一食 2,000円
昼食料金帯 一食 2,000円
夕食料金帯 一食 8,000円
<入浴料金>
宿泊客 0円
入浴のみ 200円
<客室関連>
ルームキー
〆レトロ
キー
カード式
指紋認証
客室設備TV
〆クラシック
重厚
薄型
薄型豪華
客室設備金庫
〆簡易金庫
しっかり金庫
頑丈金庫
万全金庫
客室空調
〆基本
上質
高級
最高級
客室お手洗い
〆基本
上質
高級
最高級
入浴セット
〆基本
上質
高級
最高級
※〆があるのが今現在の設定
<客室関連>
浴衣
〆基本
上質
高級
最高級
アメニティ
〆基本
上質
高級
最高級
お茶
〆基本
上質
高級
最高級
茶菓子
〆基本
上質
高級
最高級
飲料水
〆水道水
自家浄化水
湧き水飲料
お店関連はもっとあるけど やると面倒なので最適なのをこっちで設定します
施設を設置は設置するものを↓1~5で多数決もしくはコンマ反転で一番大きなもの
で決め手からどこに設置するか決めます。
まず施設を選びます。
施設を選んだら、置く場所を決めます。
置く場所は、G5 など表記してください。
2×1などは G5、G6と表記されると ■■ このように縦に設置します。
■
G5、F5と表記しますと■と横になります。
みたいな感じかね~
質問あれば夜にやるまでには答えるよ
仲居さん雇用とかは後で
……一晩寝て考えたら新しいスレでやったほうええね
18時ごろに新スレ立ててそっちでやります。
<大阪暮らしの京太郎 由子編>
京太郎「由子先輩?」
由子「京なのよー」
休みを満喫する為に外へと出ると高校の先輩である由子と出会った。
最近になり色んな人に名前を呼ばれるようになったがダントツでこの人が一番変わった感性の持ち主である。
由子「今暇してる?」
京太郎「特に予定はないですね」
京太郎の脳裏にゲームセンターが浮かんできたが今回はいいかと諦める。
そんな事よりお世話になっている先輩と仲を深める方が大事だ。
由子「付き合ってもらってもいい?」
京太郎「構いませんよー」
由子「ありがとう、こっちなのよー」
京太郎の言葉に由子は頷き腕を取ると、あるお店に入っていく。
京太郎「……ここですか?」
由子「そうなのよー」
京太郎の目の前には高級なお店が鎮座している。
間違っても今現在の京太郎の服装で入る場所ではない。
よく見れば由子の私服は上品に輝きそういうのに疎い京太郎でさえ高価なものだと判った。
「いらっしゃいませ、お嬢様」
由子「いらっしゃったのよー」
京太郎「………」
中に入るとキッチリと服を正した店員に丁寧に招かれた。
由子は何時も通りに京太郎はカチコチに固まっている。
由子「彼氏なのよー」
「そうでしたか、申し訳ありません」
京太郎「いえ、こちらこそ。このような格好ですみません」
店員も普通の私服で入ってきた京太郎に鋭い視線を向けるも由子の言葉に謝罪した。
それに大して京太郎も優雅に礼を返した。
これには、相手も驚いた。
どこをどう見ても普段相手をしている上流階級の人達と同じような気品があるのだ。
由子「こっちなのよー。それにしても京はどこで礼儀を覚えたの?」
京太郎「あぁ…父親に教わりましたね」
あの後、手を引かれ由子の後を着いて行くとネクタイを選び始める。
京太郎を連れて来たのは父親の誕生日のプレゼント選びだったようだ。
由子にどちらが良いか聞かれ、それに答えつつ京太郎は話し始める。
元々京太郎の家は、お金持ちだ。
京太郎の誕生日にカピパラとカピパラ用のプールを買い与えるぐらいなのだ。
家自体もでかくさぞ贅沢をしているだろうと思われるも特別そんな事はない。
お小遣いも平均レベルで食べてるものもスーパーの物だ。
贅沢等に興味なく家族と幸せに生活できてればいいとそのぐらいにしか思っていない上に
父親に社交界に出るかと聞かれ京太郎が面倒だからいやだと言って断った為、社交界にも出ていない。
由子「う~ん……お父様に紹介しても問題なさそうなのよー」
京太郎「うん?紹介ですか。お世話になってますしいいかもですね」
由子の呟きに京太郎はあっけらかんと答えた。
それに対して由子はニコニコと笑顔である。
由子(相変わらず好意に鈍いのよー。いえ、気づいてるけど男女の好意と気づいてないだけかしら)
京太郎「これとかってどうです!」
由子とは違った笑顔で笑いかける後輩に由子はまぁ、いいかと思い今京太郎を独り占めできる時間をを命一杯楽しむ事にした。
余談だがプレゼントを貰って狂喜乱舞してる所に男性と一緒に選んだと言われ血涙を流す父親がいたとか。
カンッ
乙です
婿入りなのか嫁入りなのか、とりあえず一直線ですね
真瀬 京太郎
いけるやん!
須賀由子、いけるやん!
<うたたんのわがままをきく京太郎>
咏「次はこれな」
京太郎「はーい」
どうしてこうなった。
京太郎の心内には一言それだけだった。
ことの始まりはインターハイに来てからだ。
最初は咲達なら楽勝だと思っていたのが、思いのほか敵が強かった。
咲達が苦戦しながらも勝ちあがってる中京太郎は見ていることしか出来ない。
それが物凄く歯がゆかった。
何時も通りに雑用で助けようと思い出かけていると見知った顔をみかけた。
それが咏だった。
初心者で麻雀の疎い京太郎でもTVや解説で出回っている咏の事は知っている。
京太郎はチャンスだと思った。
京太郎は咏とは初対面で面識もない、それどころかコネも強みも全くない普通の高校生だ。
そんな京太郎が咏に特訓を申し込んでも一蹴されるだけだろう、恥で終わるだけだ。
それでも……それでも京太郎は前に進んだ。
結果的に言えば何故かあっさりと受け入れられた。
咏曰く暇だったらしい。
咏「うわ~~っ!冷たい!」
京太郎「ぶへ!?」
その代わりに咏の我侭を一日の間受ける事になったのだが……水が冷たい。
楽しげにプールの中で此方に水をかけてくる咏はまさに子供で大人には見えなかった。
京太郎「……いいのかな」
咏が楽しそうにしてる中京太郎だけが浮かない顔をしている。
皆が頑張っている中、自分だけ遊んでいて良いのだろうかと思ってしまい、素直に楽しめない。
咏「真面目だねぃ~いいか、京太郎!今のお前の仕事は私を楽しませる事だ!」
咏「明日清澄の為に私の時間を使うんだ、今日ぐらい私を楽しませろ」
咏「お前がつまらなさそうにしていたら、こっちもしける」
京太郎「……そうですね」
咏に説得され京太郎は苦笑しながらも心を入れ替える。
京太郎「楽しみますか!」
咏「おう!へぶっ」
そう言って後ろに隠していた水鉄砲で咏を狙撃する。
浮き輪に乗っかりノンビリしていた咏は顔に水を受けひっくり返り落ちていった。
咏「ぷはっ!何処に持っていやがった!てか何処にあった!」
京太郎「あそこで貸し出ししてました」
そう言って浮き輪などを貸しているお店を指差す。
咏「えぇ~い!待ってろ!」
京太郎「うん?」
咏は駆け上るとそのままたったかお店に駆けて行った。
そして数分後……。
咏「じゃ~ん」
京太郎「ナニソレ」
咏の手には咏の身長ほどの大きな水鉄砲があった。
流石の京太郎もこれには顔を引きつらせる。
咏「一番高いの借りたぜ、大人の力思い知れ!」
京太郎「きったねー!!!」
水鉄砲とは思えないほどの威力に京太郎はたまらずプールに潜り込む。
それを上から咏が楽しげに狙うのだった。
咏「いや~遊んだ遊んだ♪」
京太郎「どれだけ……体力あるんですか」
ぐったりとしている京太郎の脇で咏は元気に騒いでいる。
咏「それじゃ明日そっち行くから説明しといてな!後お出迎え頼むわ」
京太郎「判りました、待ってますね。それと……楽しかったです」
咏「!」
咏「私もだ!」
2人はニッと笑いその日は別れた。
咲「……はふぅ」
優希「……ポケー」
和「……はぁ」
久「あっ~……」
まこ「なんじゃこりゃ」
まこがお風呂から上がり部屋に戻るとこのような状況だった。
全員が全員気が抜けやる気がない。
昨日までのやる気は何処へ行ったのだろうか。
………まこ自身が一番判っているのだが。
まこ「……京太郎かの?」
咲「京ちゃんどこ!?」
優希「犬っ!タコス買って来い」
和「いえいえ、須賀君なんて…あぁでもでも」
久「須賀君っ!?遅いじゃない!!」
まこ「……わかりやすいのぉ」
携帯を耳に当て京太郎の名前を呼ぶとすぐにこれだ。
まこはため息をつきつつ帰ってくるのが遅い後輩に本当に電話をするのだった。
これ以上遅れると暴走しかねないから……自分自身含め。
-次の日-
久「まさか、須賀君がね♪」
まこ「そういいつつ顔がニヤケとるぞ。……♪」
優希「はぐはぐ♪」
和「……プロと戦えるなんて須賀君に何かお礼を考えないと♪」
咲「むふふ、しょうがないなー京ちゃんはっ♪」
昨日帰って来た京太郎から咏の特訓の事を教えられ機嫌がよくなった。
自分達の為に頑張ってくれてたのだ嬉しくないはずがない。
京太郎「咏さん着ました」
咏「よぉよぉ!」
全員『………むっ』
扉を開け2人が入ってくると全員が顔を顰める。
視線の先では京太郎と咏が手を繋いでいたのだ。
咏「!(なるほどねぃ)」
咏「京太郎、ちょっとしゃがめ!最後の我侭だっ」
京太郎「はぁ?」
咏に言われるがままに京太郎がしゃがむと何やら目の前には咏の顔のドアップがあり唇に何やら柔らかいものがふれた。
久「……全力ね」
まこ「はぁ……やるかのぉ」
優希「タコスパワー満タンだじぇ」
和「おもしろくないですね」
咲「ゴッ倒す!!」
咏「はっはっは!よろしくねぃ」
全員が全員殺気立ち席に座る。
唖然としていた京太郎はそんな光景を見て思った。
京太郎「なんか間違った気がする」
カンッ
>>323
どっちだろうか京太郎はたぶん長男なんだよね…嫁入りしか無理かね?
思いは一直線!なお一方通行
>>324 >>325
須賀って苗字は漢字1文字の子と合わないよね
須賀咲 須賀怜 須賀衣 須賀……etc.
咏の我侭を聞くだけのはずが清澄とバトルロワイヤルになった、何故だ
清澄かわいいな
乙ー
うたたん一目惚れかな?
乙!
うたたんイェーイ!
<大阪暮らしの京太郎-何故京太郎が大阪で暮らしているのか->
京太郎「ふぁ~」
大きな欠伸と共に京太郎はベッドから起き上がる。
ぐぐーと腕を伸ばし体を整えながらカーテンを開けた。
京太郎「相変わらずいい眺めだな」
ため息混じりにカーテンの向こう側を見てそんな感想を抱く。
京太郎の住むマンションは梅田の高層マンションだ。
間違っても高校生が1人で暮らすところではない。
京太郎(うちの家族って本当に甘いな)
もう一度ため息をついて京太郎は項垂れた。
ここで京太郎が何故大阪の高校に通うはめになったのか説明しておこう。
ことの始まりは正月、親戚一同が京太郎の家に集まったときだ。
何時も通りにぐうたらな年上の親戚の姉を介抱もといお世話しているときだった。
京太郎「いい加減1人でやろうぜ?」
???「ダルダルッ……京太郎が居るからいい」
京太郎「はぁ……」
ダル姉父親「あっはっは!相変わらずだな、ウチに婿に来るか?」
親父「おいおい、うちの長男を連れて行くなよ」
京太郎「酔ってやがる、早過ぎたんだ」
, ―‐ ュ 、
〃///////ハ
///////////.ムz≠= ― ュ 、 ,. r≦三>、
{//////////>’ ¨:.<//////∧
∨//////// ヽ//////}
ゝ//// 〃 . -==≠=.ュ.、 丶 ////!
≠- " 〃 ..l 〈 \\ V//ソ
,' ,' / /| \ ∨ ヽ. ヾ'’
} l .-~/-| { \~ー 、' 」
{ ム . Ν__八{ | _\ ∨ l|′
j ,'.l ァ┼ ┬ \N┬‐┬ | | リ
,' ,:'. 从 乂゚_ノ 乂゚ノノ}∧l/}
{ ./ 入 、 ,,, ,′ ト、ノ
∨ ',..}\__ ′ |.j!
ヽ. \ 込、 ∠> .イ^| }八
\ \ . _}> . __ イ 八jノ )
__ j:、:. >ヘ Y∧∧|.j/
Y´///////>:、 \ュ!ー─ イ 〆
i///////.ヾ////二ニア ヾ r <///ヽ
∨///////ヘ///>"∠ 7レ'zゞ=、Y/∧
∨/////// Y>入___ イ ヽヽー '< ム
∨//////Y / / l l \
Ⅳ////〃: .ー' ヽ> 丶
|/////.八:.:. .._ . . : : . . . _ ..: :!
|///////.ゝ..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :./
だるいだるいと言いつつ抱きついてくる白m…げふん、ダル姉を構いつつ話し込んでいると……。
お爺ちゃん「京太郎を甘やかし過ぎている!」
京太郎「うん?」
何やら奥で自分の名前を呼ぶ人が居た。
父方の祖父だ。
其方に目を向けると祖父達が集まり話し合っている。
話と言っても酒が入っていて若干怪しいが、どうやら自分の事について話をしているみたいだ。
母方祖父「むむむ……でもなぁ」
父方祖父「ここは厳しくする為にも1人暮らしを……」
父親「何だって!?無茶です!お父さん!!」
母親「京太郎と別れるなんて……っ」
母方祖父「ぶーぶー!反対だ!京太郎に気軽に会えないではないか!」
父方祖父「えぇい!黙れ!家が近いからって何時もお前ばかり!ずるいわ!」
母方祖父「それが本音か貴様!」
京太郎「しょうーもねー…」
「ダルん、ならうちに来る?塞達も歓迎するってさ」
全員『!!』
ダル姉父親「それだ!」
父親「許すと思うか!ばかめ!!」
, - - ‐ ‐ - -、 _ ,、_
_, -‐'´ , ` 、 /└‐┘ .`>
/ , / ./ . \| _,'_∠二_
/ / / / // /\ ゙、 ゙、 | ゙、\ ,イ
/ // / / / // | ,| | .| !、_ ζ ヾ、
| / / .| ∧/∧ 、_|/ | / / | | l ゙、Y´ ゙、
V|/| | ./yト-∀‐' /~/フート/| ノ | | | |
ゝ||\|_ " __ / / .,イ ∧| |
|`| ((⌒)) ___ ((⌒))イ/ |_ / | | |
/>、____/ \___イ |Y `i| | |
/( ⊂⊃ ⊂⊃| | / |/ /
// ,ゝ、 r―------――┐ / /ァ‐' |、 /
|| /| \└--―‐--‐,=ニー' _人 |' |ハ |
ハ \ ` ー---,--- ξ \_\| || |
`ー-、), -―ァ'〈,イ,ィ \` / ̄\`ー-、 || |
「えっ……なにこれ!?」
そうこう話をしていると親戚の姉、その2である佳r…げふん幸運ガールこと幸運姉が入ってくる。
今到着したばかりなのだろう、あまりの喧騒に驚きながらも幸運姉の両親も話題に入っていった。
余談だが……他にも、もう1人生意気で同い年な親戚もいるのだが割合します。
-‐==‐-
´ `
/ ヽ
/ , ! : | | i
. / |i , ‐‐i| .:ト、_|‐‐ | :i| |
l :/:|i | |/八 .:| | | :i| |
|/ :〔!| N ○ \| ○ |ノ ,リ
. 〔 八! l圦 ,, ' ,, l // |
N | . v ァ . ∨/ .:|
ヽ|:| l_≧=ァ≦ト /_,′ 八
ノ厂| l 〔, / / `丶、 `
/∧ i| | 「⌒ / / /∧
/ イ′ j ト、∧ / ′´ .イ
:' / | |\ハヒ/| |ニニ/ 〉 :
/ ノ〈 i i >ニ| | ´y' ! |
.' / 〉 / j / ノ<i| | 〔___! ト、〕
. 〔′| `ー‐' /// | | i| Υ─| | .′
「あわっ!?出番は!?」
そして色々と話し合った結果、皆から平等に離れた大阪の高校に入ることになりましたとさ。
ちなみに家族や親戚は全員娘や息子やら孫に甘いので子供たちは自発的に甘えずしっかりと育つとか。
若干間違った方向に育った人も2人ほど居るが。
京太郎「……1人暮らしって事だからワンルームとかの部屋だと思ってたのにな」
朝食を食べながら京太郎は思い出す。
初めて大阪に来て渡された住所を元に此処に来たときは目を疑った。
まさか高層マンションを陣取るとは思わなかったのだ。
父親「大切な1人息子の為にセキュリティバッチリのところを用意した」
京太郎「……流石にねーよ」
思い出したせいでゲンナリとしつつ京太郎は着替え外へと出る。
京太郎「あっ……おはようございます!」
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/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
外へ出ると隣に住んでいる胸の大きな年上のお姉さんに会う。
これだけは両親や爺さんに達に感謝だなと思いつつ竜華の胸を見て照れる。
京太郎「さて…行くか」
竜華と少しだけ挨拶を交わし京太郎は高校へと向かうのであった。
カンッ
竜華編に続く
乙!
信じて送り出した可愛い一人息子、が大阪の女に拐かされるんですね!
乙です
この清澄は京太郎に頑張ってって言われたら普通に優勝出来ちゃいそう
須賀の姓は漢字よりも読みが二文字の名前が、姓二文字・名二文字で語感が悪いと思う
<京太郎を取られまいと近づくおもちを威嚇するネリー>
京太郎「なんだ着いてくるのか?」
ネリー「うん!大会も出番まだで暇だし」
智葉達の為に飲み物を買いに出かけるとネリーが着いてきた。
京太郎「別にいいけどさ…着いてこなくても着いてきても飲み物は奢るぜ?」
ネリー「ぶー……そういう事じゃないの!」
京太郎「なら、どういうことなんだよ」
ネリー「しらなーい!」
両手を上げて怒ってますとアピールをしてくる。
京太郎「うーん、判らん」
ネリー「もういいよ、いこ」
京太郎「わっと」
ネリーに腕を引っ張られ京太郎は前のめりになりながら歩き出す。
霞「あら」
京太郎「……!?!?!?(でかっ!!今まで一番でかっ!!)」
ネリー「むー」
歩いていると角で誰かとぶつかる。
ぶつかった相手は今までで一番大きく柔らかかった。
ネリー「……ふぅ」
だらしない顔で霞を支える京太郎にネリーはイラっとし京太郎の後ろで力を解放する。
霞「!?」
/ / | ハ | | i 、 ヽ \ \_
. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _>
| i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄
| | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ
| | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人
. !. r| i.|、!,,ィ'":::._iミi! |/ /彳:::: r:!ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´
. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ
! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、|
ノi \ヾi:.、、 i! i ノリ `
| ヽ__i |イ|/
ヽ i、 i ____...., |/
ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、!
i !i 、 \  ̄´ /!/ 人
|ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´
ト、! ゙、 `ー---'′ /|V
チャンスを逃さないと言わんばかりに京太郎は気合をいれ顔を決める。
それに対して霞は驚き目を大きく広げわなわなと震えだす。
京太郎(おお!いけるか?)
_,.. -- 、__, 、___
.⌒>.::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ、
. _,....::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
 ̄7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.
/イ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.{
_/_:::::::::::::::::::::::::::::O:::::::::::::::::::|!
.  ̄´ {∧ . :::::O:::::::::::::::::::::::::::::::ト\
{从.ハ::::::::::::::::::::::::::::::::ミ`
' ;.v ァ::::::::::::マ_
ヽ;:::::::::::::::::::::::::
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. ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::o:;
※霞視点 京太郎+ネリーのオーラバージョン
霞「……ごくり(なんてすごい力なのかしら!こんな人が居たなんて!)」
霞「…大丈夫です、それじゃ!(小蒔ちゃんに近寄らないように言わないと!)」
そう言って霞は慌てて京太郎から離れていった。
京太郎「………(残念だ)」
ネリー「ほらいこ!」
それからも……。
由暉子「ひぃ!?」
京太郎「怯えられた!?」
ネリー「いこいこ♪」
和「………近寄らないでもらえますか?」
京太郎「ひでぇ!?」
ネリー「ふふふ♪」
玄「ふぁーーー!!!食べないで!」
京太郎「……あぁ、逃げてく」
ネリー「てへ☆」
宥「寒い」
京太郎「真夏なのに!?」
ネリー「んーくっつくと暖かいよ?」
桃子「…………(リンシャンさんと同類!?)」
京太郎「誰かがいる気がする!」
ネリー「へ?いないよ?」
美穂子「………」
京太郎「笑顔で後ずさられた!?」
ネリー「美味しいね!」
京太郎「何がどうなってやがる!」
ネリー「なんでだろうね?」
この後、自棄になりネリーとくっついたとさ。
余談だが、ネリーがご機嫌になりオーラが消え、それを不思議に思ったオモチ少女達が
こぞって京太郎に愛に来るのだがネリーがいる為泣く泣く見送ったそうな
カンッ
ネリー可愛い
>>331
清澄が可愛いくなった!
何故だ?
>>332
一生懸命な所に惚れました
>>333-334
イェーイ!
>>339
むしろ京太郎が……
>>340
せやね 漢字じゃなくて読みのほうやったね
>>342
シロかわええよね
お世話したい
>>345
ネリー可愛い!
なんかSS速報だけ変になる
名前欄が黒くなったりAAが大雑把になったりなんでだ?
専ブラから見ると全く問題ないが
だいぶ小ネタ消費したので
23時ごろに小ネタ募集しやすー
>>349
ブラウザ3つとも駄目やね
専プラは無事やし そっち使うよ
>>346 >>353
VIPサービスのサーバにセキュリティ上の瑕疵があって、Chromeでアクセスするとそれを律儀に弾こうとするのが原因
view-source:【咲-Saki-】京太郎「小ネタ?」ネリー「日和!」 - SSまとめ速報
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(中略)
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(後略)
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>>354
なるほど そうだったのか PCのほうの問題でなくて良かったわ
ありがとう
23時から↓10まで小ネタ募集します
23時ぴったりからお願いします
インハイ決勝大将(咲・淡・穏乃・ネリー)が京太郎を取り合い
優希ネリー穏乃による京太郎の取り合い
京太郎の標準語勉強会 新道寺編
こーこちゃんとはちゃめちゃいちゃいちゃ
おもち好きの京太郎をロリの魅力に目覚めさせようと頑張るロリ勢
竜怜に隠れて京太郎と逢瀬を重ね、その度に友達を騙す罪悪感と女としての優越感に身体を昂ぶらせるセーラ
実は衣の弟だった事が判明した京太郎と、その事実に驚愕する清澄の面子
洋榎とお互い奥手過ぎて進展しない安易なラブコメ
年上として接する京太郎に大喜びでお姉ちゃん風吹かせる衣
京太郎に姫子をとられて拗ねる哩
アラフォー達に狙われる京太郎を守るうたたん
三尋木先生の個人授業
挙動不審のあらたそを尾行
インハイ決勝大将(咲・淡・穏乃・ネリー)が京太郎を取り合い
優希ネリー穏乃による京太郎の取り合い
清澄でむっつりネタ
成香の謎の乗馬テクニックに京太郎呆然
まいひめのSM講座
どうもです!
それとなんですが
京太郎の標準語勉強会 新道寺編 は >>1 の知識不足過ぎて出来ませんでした!
無人島の姫子達も方言怪しいぐらいだからね!
ごめんなさい!
おもち好きの京太郎をロリの魅力に目覚めさせようと頑張るロリ勢
なんですが……京太郎はおもちが好きなだけで身長とかは低くても高くてもいいと思うのですよ
由暉子とか由暉子とかロリだけどおもちたっぷりだし
てことで おもち好きの京太郎をロリ(貧乳)の魅力に目覚めさせようと頑張るロリ(貧乳)勢でお願いします
カリオストロ面白かった!
ついでに 大阪暮らしを投下します
ういうい
自分のが>>362と大幅にネタが被るという…
<大阪暮らしの京太郎 竜華編>
京太郎「ふむ……わからん!」
スーパーの一角で京太郎は悩み諦めた。
1人暮らしをするにあたって食事も作るようになったのだが、未だにどれが安いのかが判らない。
どれを買おうも送られてくる金額的に問題はないのだ。
それでも京太郎は1ヶ月に使う金額を決めそこから遣り繰りしている。
京太郎「…諦めてレトルトにしよう」
お肉を戻すとレトルト食品を取りに戻る。
京太郎「今日はカレーだな」
「あれ、須賀君?」
京太郎「へ?」
しゃがんで取っていると後ろから声をかけられた。
誰かと思い立ち上がると振り向く。
竜華「こんばんは」
京太郎「こ、こんばんは」
そこには竜華が立っていた。
少しばかり驚き声が裏返りそうになるもなんとか挨拶を返しす。
竜華「須賀君も買い物?」
京太郎「えぇ、1人暮らしなもんで」
竜華「1人暮らし……大変やな」
京太郎「これはこれで楽しいですけどね」
2人は少しばかり談笑をしていく。
今まで挨拶はしていたが留まり話し込むといったことがなかった。
竜華「それで今日は何を……」
京太郎「?」
話していると今日の晩御飯の話になり籠の中を見られる。
すると…竜華はそこで無言になり顔を険しくした。
竜華「これ……なんや」
京太郎「カレーですね」
竜華に指差されたものはレトルトのカレーだ。
最初は自分で作ろうと思ったが時間も時間だ。
慣れていない自分が作ると時間がかかるだろうと思いレトルトにした。
竜華「あかん、あかんよ。須賀君」
京太郎「え?」
竜華が籠の中のレトルトを棚に戻していく。
竜華「しっかりとした物食べな!しょうがない、今日はカレーやな!」
京太郎「え?え?」
そのまま京太郎の腕を掴み竜華は必要な食材を籠に入れレジで買うとそのまま京太郎を連行して家へと戻った。
竜華は京太郎の家に上がると料理を開始する。
竜華「待っててなー♪」
京太郎「なんでこうなったかな」
そんな感想を抱くもエプロン姿の竜華を見れたことに感謝をする。
新妻感が出てものすごく好みだ。
竜華「~♪~♪」
京太郎(こんな人が彼女だったらなー!)
鼻歌まで歌いご機嫌な竜華は料理を作っていく。
竜華「召し上がれ♪」
京太郎「頂きます!」
料理が出来上がるとテーブルにカレーとサラダを置く、京太郎はすぐに食べ始める。
先ほどから匂いが漂ってきてお腹が空いて堪らなかった。
京太郎「美味しい!!」
竜華「そーかそーか!」
久々に手作りのご飯を食べた事もあり京太郎は本当に嬉しそうに食べる。
1人暮らしを楽しんでいたとは言え京太郎もまだ高校生だ。
人恋しくもなる、食べてるうちに少し涙も出た。
竜華(本当に美味しそうに食べてくれるなー)
美味しい美味しいと食べてくれる京太郎を見て竜華も嬉しくなる。
やはり誰かの為に作った料理を美味しそうに食べてくれるのを見るのと嬉しいものだ。
竜華(こうしていると夫婦みたいやな~)
そこまで言って固まり頬を赤く染める。
口に入れたスプーンをもごもごと咥えるとチラっと京太郎を見る。
京太郎はカレーに夢中で口元にご飯をつけてまで食べていた。
竜華「ふふふ、ご飯ついとるよ」
京太郎「あ……どうも」
竜華は手でご飯を取るとそのまま……口に……口に……。
竜華「………」
京太郎「………ティッシュです」
竜華「どうもな」
流石に食べる事は出来ず、お互いに顔を真っ赤にさせて視線を逸らした。
京太郎「はははは……そういえば竜華さんのご両親は?」
竜華「今日は結婚記念日で………あっ」
京太郎「あ?」
空気を変える為に話を振ったのだが何やら竜華の顔が青くなってくる。
竜華「怜!!!」
京太郎「へ?」
竜華は誰かの名前を呼ぶと慌てて玄関へ駆けて行き下へと降りていく。
京太郎も気になり後ろを追った。
怜「私の名前を呼ぶ仲間が増えた~………♪」
竜華「怜っ!!」
京太郎「……なんだこれ」
1階に下りると防弾ガラス扉の前に一人の少女が膝を抱え歌を歌っている。
その歌は哀愁が漂っていた。
竜華は扉を開けると真っ先に走りぬけ怜と呼ばれた少女を抱きしめる。
竜華「ごめんなー!怜ー!!」
怜「……寒かったし、他の人に変な目で見られるし」
竜華「本当にごめん!!!」
虚ろな眼で此方を見てくる怜は些か不気味だった。
取り合えず、ここに居ても寒いだけなので家に上がるように進言した。
竜華「今日おかんもおとんも居らんから怜がお泊りに来ることになっててな」
怜「それでこの人は忘れとったんよ」
京太郎の家で怜は恨みがましい目で竜華を見るもお腹が空いてたのだろう。
手は止まらずカレーを口に押し込んでいく。
竜華「本当ごめんな」
怜「カレー美味しいし、もうええわ」
京太郎「えーと……俺は須賀 京太郎です」
怜「知っとる、セーラも泉も浩子も竜華でさえ、あんたの話してるわ」
竜華「怜!!」
京太郎(あぁ…そういえば皆千里山だったな)
怜の言葉に竜華は慌てるも京太郎は仲良いなと見ていた。
京太郎「あいたっ!」
竜華「どないしたん?」
怜「……モグモグ、変な奴やな」
京太郎「……なんでもないです」
何かが足を蹴っ飛ばした。
足を擦りながら竜華に大丈夫だと伝えると怜を見る。
怜は澄ました顔でカレーを食べていた。
京太郎「っ!?」
怜「~♪」
竜華「今日はよう食べるなー」
また足に痛みが走る。
今度は間違いじゃない、怜が京太郎の足を蹴っ飛ばしているのだ。
京太郎「………」
怜「ごちそうさん♪それじゃ竜華の家にいこか」
竜華「もう……ごめんな、出来れば片付けもしたかったんやけど」
怜「はーやーくー!」
京太郎「構いませんよ、ご飯ありがとうございます」
竜華「おやすみー」
怜「良い夢を」
京太郎「お2人もお休みなさい」
京太郎が去っていく二人に手を振ると怜が振り返り此方に舌を出しべーと馬鹿にした。
それに対して京太郎は苛立ちも怒りもない、ただただ何故怜に敵視されるのが不思議だった。
カンッ
>>369
なら1個↓で通い妻マホかね?
エプロンの竜華に デレデレじゃなくツンツンな怜 ええな~
デレデレもいいけどツンツンもいいよね!
それじゃのー
乙です
被ってるんで>>1の書きやすい方で
乙です
怜に敵視?されてるの珍しいというか初めてみた
乙です
新妻エプロン竜華もいいけど怜も似合うよね
乙
嫌いな男の家に入るわけが無いからこの怜は既に京太郎にデレてると思うんですけど (名推理)
>>361-362
優希参戦させればよくね
<大阪暮らしの京太郎 怜編>
怜「………」
怜は自分の病室で布を切り縫い、時たま携帯を覗き込み本を読み、また布を縫っていく。
時折手に針を刺すも懸命に縫ぐるみを作っていく。
既に何週間も続けて最近になり、ようやくコツが判ってきた。
怜「出来たー!!」
そう言って出来上がった縫ぐるみを両手で抱き上げ上下左右と見て行く。
どこからどう見ても京太郎だ。
怜「~♪」
それを1度ぎゅっと抱きしめると……全力で投げた。
怜「ていっ!!!」
これでもかと言うほど全力だ。
壁にぶつかった縫ぐるみは勢いで何度も何度も反動で床を跳ねた。
怜はそれを見てベッドから出ると縫ぐるみに近寄り……今度は殴った。
何度も何度も……ドゴドゴとサンドバックみたいに殴り続ける。
怜「はぁ……はぁ……満足や♪」
怜は、掻いた汗を拭う。
丈夫に作ったお蔭で縫ぐるみは幾ら殴っても問題なく戻った。
そんな縫ぐるみを怜は抱き上げるとベッドに戻る。
そしてマクラを退かすと代わりに縫ぐるみを置いてマクラ代わりにする。
怜「ふぅ~……良い夢見れそうやな♪」
京ちゃん縫ぐるみ「………」
怜は満足した顔で眠りに就きそのまま朝まで熟睡するのであった。
怜「ふぁ~……ていっ」
朝目覚ましで目が覚めると怜は一番に枕を……京太郎縫ぐるみを壁に投げる。
そして制服に着替えると髪をセットして運ばれてきたご飯を食べる。
余談だが歩き回るときは床に落ちた縫ぐるみを-わざ-と踏んだ。
ただ、踏むと汚れる為わざわざ靴を脱いでだ。
怜「ん~どないしよう」
食べ終え学校に行こうとし縫ぐるみを見る。
持っていこうか……持っていかないべきか……悩みのすえ鞄に押し込み持っていくことにした。
学校でイラついたら殴ることにしよう、そう思ったのだ。
怜「………」
怜は学校へ向かいながら憎き相手の京太郎の事を考える。
竜華とセーラ……2人の親友を奪った憎き相手だ。
いつもいつも2人の会話には京太郎が出てくる。
『散歩出たらまた会ってな!』『この間挨拶したんよ!』
怜「……(考えたらムカついてきたわ)」
2人は実際に会えば良さが判ると言ったが全然判らなかった。
むしろ抑えきれなくて蹴っ飛ばしたぐらいだ。
怜「何処がいいか、まったくもってわからんわ」
竜華「何が?」
怜「ん~どーもせーへんよ」
竜華「そか、おはようさん!怜」
怜「おはようさん、竜華」
やってきた親友に怜は笑顔で応えた。
竜華「なぁなぁ聞いてな!」
怜「んや~?」
竜華「須賀君がな…♪」
怜「………(またお前かい!!京・太・郎!!!!)
怜は笑顔のまま鞄をバンと1度叩いた。
叩かれた鞄の中では縫ぐるみが潰れただろう。
怜はそれで胸がすぅーとした気がした。
怜(これええかもな)
竜華「なんかしたん?」
怜「なんも」
前は藁人形を作ってみたが何の面白みもなかった。
だから縫ぐるみを作ったが結構効果がありそうだ。
これでストレスとおさらばだと怜は大いに喜んだ。
セーラ「さー!今日も部活や、泉入れ!相手してやるわ!」
泉「ひぃ~!!」
浩子「うへへ……ええデータが取れそうですわ」
怜「ん~……ちょっと出るわ」
竜華「具合悪い?」
怜「そっちは問題あらへん、トイレや」
竜華「そか、いってらっしゃい」
部活が始まり皆が皆騒ぎ始める。
そんな中トイレに行き忘れた怜は席を外した。
竜華「あー……怜の鞄も片付けな」
竜華「あれ…これって?」
怜「ふぅ~……気分ええな、殴ったせいやろか?」
怜「ただいまー」
全員『………』
怜「え……なんやこの空気は」
ドアを開け部室に入ると全員から無言で視線を向けられる。
流石の怜も一歩後ろに引いた。
竜華「怜……コレなんや?」
怜「……ん~?…げっ」
皆が集まっている中心に竜華が居て怜の鞄から零れ落ちた京太郎縫ぐるみを抱きかかえていた。
それを見て怜は顔を真っ青にする。
怜「そそそそ……それはなぁ」
竜華「………」
なんと言えばいいのだろうか。
殴る為に作りました!……どう考えても変人だ。
しかも親友の好きであろう人物の縫ぐるみなのだ、色々とまずい。
怜は言葉に迷いに迷い声が小さくなっていった。
竜華「そっか……怜もか」
怜「なんやて?」
怜は竜華の呟きに自分の聞き間違いかと疑った。
竜華「怜……ライバルやね!」
怜「どうしてそうなった!?」
これには怜も頭を抱えた。
竜華「ええよ……勝負や!怜!…………それはそれでこの縫ぐるみくれへん?」
怜「や!」
竜華「……」
怜「はっ!?」
竜華の言葉に反射的に答え縫ぐるみを奪い取ってしまった。
これでは自分が京太郎を好きだと言ってる様なものではないか。
実際の所何週間もかけて作った力作だ、親友といえども簡単に渡したくないだけだったのだが。
周りはそうは思わず、がんばれー!とか部長に賭けるとか好き勝手言ってくる。
怜「うわーーん!!!!京太郎なんて!大嫌いやぁーー!!!!!」
竜華「京太郎!?名前呼び、ウチなんて苗字呼びなのに」
「おぉう!怜のほうが一歩リードか!」
「えー!なら怜に賭ける!」「いやいやここはセーラに賭けるわ」
セーラ「勝手に賭けるな!アホ!」
怜はついに我慢できず大きな声を出し泣きながら校内を走り回る。
その際に縫ぐるみを持っていた為、千里山の全員に知られたとか。
怜「………」
竜華「ええなーええなー!ちょっと抱かせな!」
怜「ヤダ」
セーラ「……確かにええな」
怜「……」ベシベシ
泉「叩くぐらいならくれても」
怜「……」床に叩き付け
浩子「データを取るのに」
怜「……」壁に投げつけ
怜は開き直っていつも縫ぐるみを抱き抱えるようになったとか……勿論いつでも叩けるようにだ。
恋と憎しみは表裏一体、どちらも胸の内をその人でいっぱいにするのだ。
怜の心は京太郎一色であった。
余談だが京太郎はたまに悪寒を感じようになったとか。
カンッ
>>375-386
乙ありん
>>375 >>383 >>384
せっかく小ネタもらえたしなんとかするわ!
>>377
ツンデレでなくツンツンも好きです
恋姫でも桂花が一番好きです
>>381
結果 どちらも似合う!
>>382
……どうやろな(ニヤ
>>383
世界線は特に考えてないかな
怜はあまりデレない予定
悪友というか…喧嘩友達というかそんな感じでくっ付けたい
それじゃのー
乙です
好きの反対は嫌いではなく無関心で、好きと嫌いは表裏一体ってヤツですね
京太郎が悪寒を感じてるのは、ぬいぐるみに京太郎の髪の毛でも使われているのだろうか…
乙
怜が竜華相手に百合百合したり落とし穴を掘って京太郎を埋めようとしたりヘビに遭遇して錯乱したりするって?
竜華かわええ
乙ー
これは他の人からはどう見ても京太郎のこと好きなように見えるわ
<まいひめのSM講座>
姫子「今日はSMについて講義します」
京太郎「………」
哩「んっ!ちゃんと聞くように」
京太郎「帰りたいです」
姫子「まずは-S-について」
姫子「京太郎はSってどんなイメージがあっと?」
京太郎「えー……と叩いたり冷たく当たったり人の嫌がるようなことをする人かね」
姫子「ぶっぶー違います」
京太郎「違うの?」
姫子「ドSんSはサービスのS!」
姫子「人が喜ぶ事ばすっと人!」
京太郎「へー」
姫子「相手ん嫌がっことすっと人はただの嫌な人です」
京太郎「確かに」
姫子「相手に喜ばれたい!と言うある意味奉仕の精神とです」
姫子「よく本当んドSはMん心を知らなかと出来なかと言われとっとのはそのせい」
哩「次はMやね」
哩「Mはどんなイメージがあっと?」
京太郎「……苛められて喜ぶ人?」
哩「おおまかはそうやね」
哩「ドMんMはまごころのM!」
哩「自分が喜ぶ事が好いとーな人」
京太郎「なるほど」
哩「そいけんSとMはお互いがお互いを知り合ってなきゃ出来ん」
京太郎「…相手のして欲しい事を悟ってやるってことか」
哩「んっ!大事な関係やね」
¨¨  ̄ ̄ 、 / `
´ \ / / \
/ ∠ / ヽ
| ∧ /__/ ̄∨ / ,
/ │ l | / ̄ ̄ ̄ ̄___ /ー=ミ / | ′
, ===| lト、│ | / ´ ̄ ̄/ ̄/ / // \/ / | | }
ト、 l|│|l| |=ー-- { / // /l{/___/∧/ | l| | |
i | jレ―{‐l ト| |. 乂 / // /レ'/l -=斧xィ彡'} /| /l | |
{ N{\- ∨ノ | |ミ、 _ {/ /ー Vハ} ん~'癶 /_/`j7ヽ| リ==|
| l | |l{,ァ‐t无x, | 「`V f⌒ヽ /| /∧ '^辷フ / j}/ l |
N、lト、lN、 以ノ jノ / { | l{/ 〕ーi , , , , 芹r癶// l |
\|}iヾ} , , , _ノ \ \ |\ l }ト 、 {ヒソ/レイ ト、
|l ノ / ミ、 \,ノヽ厂|\ト、/ 「 \ ,`, / / | l l l!
|l |h、 \___廴(__{ / ̄ ̄\ヽ ー' _/ / } l l !ノj
. |l |l }〕ー ___ / ̄ ̄\ | 「 / ̄ ̄\ \ー‐ァ≦ __/ !l| i|/
. |l |l |l! }ヽ--< / / ̄ ̄`ヽ l / \ 「ト、 ̄ ̄ /}ノハ l|
. |l j l | ___/} / ∨ }\jレ| ∠ イ リ
. ∨ {ハ! 人 }/l/ \L j_/
Vi! { / / ゜ { |
. \ /⌒j´ ', j/ ーヘ
〈__/ / ̄ ̄∧ / \',
/ / 、 / ∧ / ヽ
. / / \ \/ / ̄ ̄ ',´ }
姫子「Sは相手に何かばしてあげようという性格」
哩「Mは誰かに何かばしてもらいたいという性格」
姫子&哩「こいがSとMん本質(定義)!!」
姫子&哩「京太郎!判った?」
京太郎「やべー……普通に勉強になった」
カンッ
>>393-397
乙ありん!
>>393
それっすね、こういう関係もなかなかおつなものです
たぶん竜華あたりのコレクションから抜き取ったのでしょう
>>395
最後には誰よりも早く京太郎の子に恵まれるのですね
>>396
可愛いよね!
怜竜のコンビはバランスいいよなー
>>397
本当は嫌いなのに周りはそう感じる、こういう勘違いも素敵やね
SM談義は数年前にまとめサイト見てなるほどとなったお話。
上の性格は誰でも持っているものなので誰しもSとMの要素を併せ持っているというらしいです。
結局はどちらに傾くかの割合みたいですね。
乙!
つまり、京ちゃんにベットヤクザになって調教して下さいと言いたいんですね!
この二人もうダメだ………
乙
こんなことしりとうなかった
これは京ちゃんはちゃんとサービス出来る人にならんといかんね
それと
>>393
>京太郎が悪寒を感じてるのは、ぬいぐるみに京太郎の髪の毛でも使われているのだろうか…
>>400
>たぶん竜華あたりのコレクションから抜き取ったのでしょう
……えっ
なにそれコワイ
乙です
ここから派生して実践編とかで京ちゃん覚醒かな
乙です
それでも哩姫は何でも受け入れる変態なイメージが強いという…
> たぶん竜華あたりのコレクションから抜き取ったのでしょう
竜華が既にダメになってたのか(白目)
乙
つまり相手に潜在的なNTR属性があるかどうかを見極め
その子のパートナーを寝取るのもSMプレイの一種になるわけだな
そういうわけで姫子を哩から寝取る京太郎はよ
<こーこちゃんとはちゃめちゃいちゃいちゃ>
健夜「はぁ……また遅刻かな」
時間を見れば約束の時間から1時間ほど経っている。
相変わらず自分の相棒は時間にルーズだ。
健夜「いい加減本気で怒ろうかな」
空を見上げ少しばかりそんな事を思った。
それも良いかもしれないなと思い今度麻雀に誘うかなと危ない方向へとシフトしていく。
うふふふ……と黒い顔で笑う健夜を不気味に思いまわりの人はあからさまに避けられるが健夜は気づかない。
恒子「ごめーん!すこやん、遅れちゃった」
健夜「もー!遅いよ、こーこちゃ……ん?」
覚えのある声に健夜は怒りながらも振り向いて固まった。
恒子「どったの、すこやん」
健夜「えーと…その人誰?」
恒子「あぁ……」
健夜の言葉に納得し隣を見る。
そこには1人の男性が立っていた。
恒子「親戚の子で京太郎って言うの。ほれ」
京太郎「っと、いきなりだなーはじめまして須賀 京太郎です」
健夜「は、はじめまして……小鍛治健夜です」
自己紹介をして握手を求めてくる京太郎に健夜もおそるおそるだが手を取った。
そして直ぐに離すと恒子に詰め寄った。
健夜「こーこちゃん!?なんで…なんで!?」
恒子「いやーすこやんに出会いをと」
/ ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、 .:.::::::::::::::::. / // //
.,′. ..: .:: :::::::::::::/|:::::/|:::::/|:| }::ト、:::|::| :::i / /
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. . . . . 《{`Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y´|..》.. .Y..│ \\ \
. . . . . . 《{ 爻=====}><{====|.》 . . } . | \ \\ \ \
恒子「てへ☆」
恒子は舌を出しコツンと自分の頭を拳で軽く叩いた。
恒子「あっはっはー冗談だよ冗談!」
健夜「もうー……」
京太郎「すいません。恒子さんの様子を見てくるように叔母に言われてまして」
恒子「あーちなみに叔母は私のお母さんね」
健夜「そうなの」
恒子「どうせそこら辺歩くだけだしいいじゃんって事で連れて来た」
京太郎「ごめんなさい」
健夜「ううん、私は大丈夫だから」
相変わらずのテンションの恒子を他所に京太郎と健夜はお互いに謝罪をしあう。
恒子「それじゃ撮って見ようか!」
健夜「また撮るの?」
京太郎「ビデオカメラ?」
恒子はバックからビデオカメラを手に取ると近くの椅子に足を置き立ち上がる。
上からの構図を取りたいのだろう。
京太郎がいるせいか何時もより少しばかりテンションが高い。
恒子「あわわわ……!」
京太郎「まったく」
ハイヒールで登ったせいでバランスを崩し手を大きく振り地面とへ落ちる。
それを受け止めたのは京太郎だ。
恒子をお姫様だっこの格好で受け止めるとため息をつく。
恒子「てへへー失敗失敗」
健夜「まったくもー駄目だよ、こーこちゃん」
京太郎「判りやすい失敗するなー」
恒子「あははーそれにしても大きくなったねー」
京太郎「いきなり何を」
恒子「私を軽く持ち上げられるぐらいになるなんて」
そう言って恒子はお姫様だっこの格好のまま京太郎の首に腕を回しむふふ…と笑った。
恒子「暫くこれでいこー♪あっち!あっち!」
京太郎「はいはい」
健夜「………」
京太郎は恒子の言葉通りにだっこしながら目的地に歩いていく。
そんな2人の様子をポカーンと健夜は見ていた。
それからも恒子がテンションに任せて暴れるたびに京太郎がフォローに回った。
恒子「えへへー……♪」
健夜「寝ちゃったね」
京太郎「そうですね」
京太郎の背中で恒子はぐーすかとのんびりと寝ている。
それでもビデオカメラを離さないのは意地なのだろう。
涎を垂らしながら気持ち良さそうに寝ていた。
健夜「今日のこーこちゃんすごかったね」
京太郎「ストレスでも溜まってたんでしょうね」
健夜「そうなの?」
京太郎「昔っからそんな感じなときありましたから」
健夜「そうなんだ」
健夜は寝ている恒子を見て、まだ知らないことが多いなと思いクスっと笑った。
京太郎「どうかしました?」
健夜「ううん、親友でも知らないこと多いなって」
京太郎「………これからもお願いします」
健夜「うん、大事な親友だもの」
そう言って2人は笑いあうのだった。
恒子「うへへー……きょうたろうーすこやーん……大好き♪」
カンッ
オマケ
恒子『私達結婚しました!』
健夜「ぶふー!!?」
健夜は電話からの声でお茶を噴出した。
健夜「だ、誰と!?」
恒子『京太郎とー!』
健夜「……えっと…おめでとう?」
恒子『ありがとー!すこやんにも貸すからね!』
恒子『なーんて今日はエイp「本当!?」リル……』
健夜「今日はエイプリルフールだったから冗談だと思ったけどもう午後だもんね」
恒子『すこやーん?』
健夜「ありがたく京太郎君借りるね!準備しなきゃ!」
恒子「……切れた、嘘なのに」
恒子は電話を置くと時計を見る。
時計の針は未だに午前10時を指し示していた。
健夜の事だから部屋の時計の電池を変えていないのだろう。
恒子「…ん~どうしよう」
恒子の頭の中でさきほど言ったことを思い浮かべる。
自分が居て京太郎が居て健夜も居る。
毎日が楽しく幸せそうだった。
恒子「3人でもいいか」
うふふと笑い恒子は京太郎へと呼び出しの電話をするのだった。
後1時間もすれば健夜もやってくるだろう。
楽しい事になるなと思いつつ今日も今日とて恒子は日々楽しく生きるのだった。
カンッ
>>410-407
おつありん
>>401
なしてそうなった!?
ご希望か
>>402
なんかすまん、何があったのだろうか
>>403
京ちゃんはSだろうね
雑用的な意味で
竜華コレクション絶賛増えてます
セーラは怜の縫ぐるみを見て頑張って自分も作ってます
泉は似たような物がないか探してます
浩子は発注しました
怜は相変わらず敵視してます、でも縫ぐるみは放しません
>>404
覚醒でご主人様ですね
>>406
そういうイメージ多いよね
自分は純情なイメージかな
無人島もそのイメージでいってるしね
>>407
なしてそうなった(2回目
待っててなー
すこやんと恒子ちゃんは好きだな!
良い関係だよね
学生の頃すこやんにサインを貰った恒子ちゃん……そして2人ともそのことを忘れてるっていう、それでも仲良しなのはいいなー
それじゃのー
乙です
乙!
>>413
希望と言うより、あの二人の願望だろ?
続きは安価取れたらてことかな?
乙
実は京太郎をすこやんに貸すところだけがエイプリルフールで
結婚 (を前提にした付き合いを) するところは本当だという可能性が……?
おつよー
大泥棒K(京ちゃん)姫様を盗みにいくとか面白そうじゃない?(唐突)
<セーラ、セーラ、セーラ!>
怜「京君♪」
竜華「京太郎♪」
京太郎「あはは……はぁ」
纏わり着いて来る2人をかわしつつ京太郎は持っていた荷物を落さないように地面に置く。
怜「なーなー日曜日暇やったりしない?」
京太郎「残念ながら用事ありますねー」
竜華「なら今日とか部活終わった後どうやろ」
京太郎「それもちょっと……」
相変わらずに猛烈アピールしてくる2人を京太郎は苦笑しながら断っていく。
2人は不満そうにするもそれ以上は言わず京太郎に纏わり着いた。
結局の所今一緒に入れればこの2人はそれで良いのだ。
セーラ「………」
京太郎「はぁ…はぁ……ふぅ~…時間的に丁度いいかな」
セーラ「せやな」
京太郎「わっ!」
セーラ「驚きすぎやろ……なぁ、アレクサンドリア」
「ワン!」
部活終わりの夕暮れ時の公園で京太郎とセーラは落ち合った。
京太郎「よしよし♪」
「わふん」
セーラ「相変わらず好きやな-」
犬と楽しく戯れる京太郎をセーラは少し呆れながら見る。
京太郎とよく会うようになったのはこの間からだ。
犬の散歩をしているとジョギングしていた京太郎と会いこんな関係になった。
夕方の犬の散歩に京太郎が着いて来る様になったのだ。
セーラ「動物好きなんか?」
京太郎「家でカピパラ買っているんで」
セーラ「か……ぴぱら?」
京太郎「流石に専用のプールとかないのでこっちには連れて来れませんでしたけどね」
セーラ(プールが必要とかどないな動物なんやろ、てか金持ちなんやな)
京太郎の知られざる一面を見れて少しばかり嬉しがりながらも散歩を開始した。
2人でのんびりと歩きながら談笑する散歩がセーラは気に入っている。
いつもなら走り抜けている道も今日は終わってしまわないようにゆっくりと歩いた。
怜「んぁー……京君と帰りたかった」
竜華「しょうがないやん、京太郎にも用事あるやろし」
セーラ「………」
京太郎(……セーラさんもやっぱり女性だよな、体柔らかいな)
怜と竜華は喋りながら歩いていく、暫くすると2人は街中へと消えていった。
セーラ「もうええな」
京太郎「なんだったんだろな」
「ワン!」
セーラから開放されると京太郎はしゃがみ先ほどから構って貰いたそうにしていたアレクサンドリアを撫でる。
セーラ「……(竜華と怜か)」
京太郎「よしよし」
「わふわふ♪」
これまた犬と戯れる京太郎を見つつセーラは考える。
今度考えるのは怜と竜華の事だ。
親友とも言える二人を差し置いて自分は京太郎と逢瀬を重ねている。
あの2人が京太郎を好いているのは知ってる為、心が痛んだ。
それでも体が熱に浮かされたように火照るのは何故だろうか?
それはきっとあの2人より女性らしくない自分が京太郎を独り占めしているからなのだろう。
セーラ「………(それでも勝てるのは今だけやろな)」
京太郎「セーラさん?」
ボケーと考え込みそんな事を思った。
あの2人が本気になれば自分に勝ち目はないだろう。
: : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : / }: :/ |: : : : : : : :}i: : : : : ゚。: : :ト :_:_:
` …‐- :_:_: : : : : : : : : ト .,_ : :  ̄ `ヽ/: / : : : : : : : :ハ: : : : : |: : :゚。
/: : : : : : : : :..|―/―: : : :/ /: :\ |: : : : : : // !: |: _,. : : :.|: : : : ゚。
/:: : : : : : : : : : -|: /: : : : /__/ィ′ \ | : : : : : : : : : //,.斗|'"´: : : : : :j |: : : : : ∧
. /.: -‐…|: : : : :/ |/ |: : :. イ¨んィi:≧=ュ、 !ハ: : : : : : ://´ j八: : : : : :ハ:!--== 、:
´ ̄ ∨: : :{ |: :./ { |:.:{lilノ:.:::::/∧ j′|: : : : :/斗:f斤「㍉}: : : : /: ||: : : : : : : {
∨{:∧ } / 乂: : ::jソ │: :/ んィilノ:::/ /.|: : : /:..:.リ: 、: : : : : :,
∨:ハ ″ `¨¨´ |/ {: : : :ソ /:.:|: : /: :ハ:.i| \: : : : :
〉: :\__ `¨¨´ /:..:.:|/: : :| Ⅵ \: : :
/ニリ : / ヽ :.:.:':':':.: 、 /⌒:, : : : : :.l リ \
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ィニニニ∧ 、 `ー-- .,,__ /.| ヽ ∨: : /
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. /二二二ニニニニニ∧ / > -- <二二二二// \
/ニニニニニニニニニニ∧ / }ニニニニニニ// |
<二二ニニニニニニニニ∧__ / |二二二ニニ// / |
ニ> <ニニニニニニニニ∧ ` /|ニニニニ/イ / \
セーラ「まぁ……奪い返せばええか」
京太郎「麻雀の話ですか?」
セーラ「そんなもんやな」
セーラ「ほないこか!」
京太郎「はい!」
「わふぅ」
そんなことを思いセーラは2人の分も今の時間を楽しむのだった。
カンッ
>>414-418
おつありん
>>416
続きご希望なら取ってなーって事で勿論次スレでやけど
>>417
そっちかそっちなのか、なお結果的には替わらない模様
>>418
貴様見ていたな!
自分も見てましたが名作は何度見ても楽しいものだと思いました
何十回も見てるのに飽きない上に楽しいとかすごいよなー
同人届いたー!
読んだら宮守も書きたくなった!
…と思ったけど手紙で既に書いていた!
何を言ってるかわからねー……以下テンプレ
それじゃのー
下げてた……セーラはいつもはアレなのに乙女モードありとか卑怯だよな
好きなんだがそういうのも
乙です
ギャップがいいね
乙!
髪をセミロングぐらいに伸ばしてちゃんとした女性用の服着て、乙女モードで京ちゃんに迫ればイチコロなんじゃね?
おもち?京ちゃんに育て貰えば良いんだよ!
乙です
乙女セーラはよ
<洋榎とお互い奥手過ぎて進展しない安易なラブコメ>
洋榎「なぁ……京太郎」
京太郎「なんですか?」
絹恵(ようやくかー)
恭子(長かった)
由子(やっとなのよー)
漫(これでイライラせずすむなー)
部活も終わり皆が帰りの準備をしていると洋榎が顔を赤く染めロボットのように手足を動かし京太郎の元へと向かう。
そんな洋榎を見て他のメンバーはようやくかとため息をついた。
洋榎が京太郎に恋をしているのは皆知っている。
そして京太郎もまた洋榎が好きなのだと皆は知っている。
公然の秘密と言う奴だ。
両思いなのだから直ぐにくっ付くだろうと思ってたのは遠い昔の事、
今尚くっ付く所か一緒にすら出かけない始末である。
洋榎「あっ……あーと、えっとー……」
京太郎「は、はい」
絹恵(いけーいけ!)
恭子(そこや、主将!)
普段の洋榎の様子とは違い、はっきりとせず視線を空中に彷徨わせる。
後ろで絹恵や恭子が応援するが、京太郎も洋榎も気づかない。
2人の世界に入っているのだろう。
洋榎(落ち着け……大丈夫や、大丈夫!イケんでー!洋榎ちゃんファイトや!)
/: : :______/ / : : : : : / /: / |: : : : : :|ヽ: : : : :ヽ\
/: ''7´: : ∧: : :/:/ : : : : : / ∨ / :|: : : : .:.: ||',: : : : :‘,\
,'/ /: : : : |: :\:||: : : :/ /Χ : : : : / || ',: : : : : ‘,: :
(:( /: : : : : |: >┘|: : :.:/ _,,x====ミ \ ′ : // :リ ': : : : : :.|ヽ |
\/_: : : /: : _: :∧: : |⌒ん::::::l | /: : /厶斗<| : : : | ト | |、
. / ̄: : : / : / |: :|V\| | {::::: リ ,厶イ 宍ミ、 |: : : : :| |: |∧ヽ
/: : : :.:.:八: 圦 |: :|: 乂_少' ん::l|\./|: : : : :| |ノ ': i
. /: : : : : : : :.:\(ヽ|: :| ////// | {:::リ {/: : : :./l/ }ノ
/ : : : : : : : : : / \|: :|ヘ ヒ少 _/ : : :/ノ _/
/: : : : : : : : : :./ __.|: :「`,>、 l⌒ 、 //// TTТヽ\
/: : : : : : : : : : :/ |: :|Y \ ., 乂 \ ||:| ) )
: : : : : : : : : :.:〃 八::l | \≧x._ ‐---‐' ,.ィ: |:| /
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: :/{ \ /| | ノ }/ T /|
京太郎「は、はい………きょ、恭子先輩も誘いましょうか!」
恭子「なんでや!?」
絹恵「ふぁ!?」
洋榎「ええな」
洋榎(………なんで絹恵も恭子も入ってんねん!!!そこは2人っきりやろがー!!!)
京太郎(なんで恭子先輩を入れた俺!)
勇気を出して言った言葉は途中で勝手にヘタれ妹の絹恵を混ぜ込んでいた。
勢いで返事をした京太郎も嬉しがりながらもしっかりと頭の中で言葉を反芻しうろたえた。
恭子は驚愕し絹恵は絹恵でいきなりの事に驚き、洋榎は笑顔で嘆く。
洋榎「そ、そういうことで明日な!帰んで絹恵!」
絹恵「お姉ちゃん!?」
京太郎「あー………はい」
由子(今日も駄目だったのよー)
漫(明日からもじれったい思いしないといけないのかー)
郁乃「何してるの~♪」
洋榎と絹恵が帰った後、京太郎が沈み込み項垂れている所に郁乃が後ろから乗ってくる。
いつもならここで振り払うのだが今回ばかりはその気にもならない。
京太郎(俺ぇ……そこは出来れば2人っきりでって言う所だろ!はい、じゃねーよ!?)
郁乃「構ってくれへんな~」
漫「いろいろあったんです」
由子「何時も通りなのよー」
恭子「はぁ……帰ろ帰ろ、明日な京太郎」
今日も今日でまったく進展しない2人であった。
………遊びに誘えただけでも御の字か?
カンッ
>>425
キャップがいいねと見えた
>>426
揉めば大きくなるという都市伝説、本当なのかね
>>427
大阪暮らしで見れると思う
>>425-430
おつありん
洋榎は育ち良さそう
所々の描写がいいね
乙です
出かけた先で二人きりにされても進展がないんだろうなぁ
乙!
いっそのことお互い両想いて事を誰かがカミングアウトしちゃえば良いんじゃないんですかね?
主にメゲ原さんとかメゲ原さんとかメゲ原さんとか………
オマケ >>434 >>436
恭子「そや、京太郎」
京太郎「なんですか?」
恭子「主将、お前の事好きやで」
京太郎「へー…………へ?」
洋榎「ぶふっ!!!??」
漫「目ガーー!!!目がー!!」
皆で囲んで食事をしていると恭子がなんでもないかのように発言した。
その言葉に洋榎は飲んでいたお茶を前の漫へとぶっ掛ける。
洋榎「な…な…なっ!!!」
絹恵「ちなみに京太郎もお姉ちゃんのこと好きやで」
京太郎「ぶふーー!!!」
由子「ガードなのよー」
洋榎「ほえ?」
今度は絹恵が暴露する。
京太郎の吹いたお茶は由子が近くにあった鞄……漫の鞄で防いだ。
京太郎「………っ!」
洋榎「………あーえー…はえ?」
恭子「もう面倒ですし」
絹恵「さっさとくっ付いてな?」
漫「あぁ……鞄が」
由子「ごめんなのよー」
恭子「それじゃいこかー」
絹恵「お邪魔虫は退散や」
京太郎「………」
洋榎「………」
2人を残りし4人は去っていく。
漫「あの2人大丈夫ですかね」
恭子「あれだけやれば流石になー」
絹恵「いくら奥手な2人でもあれだけすれば」
由子「ご飯美味しいのよー」
洋榎「なぁ!なぁ!聞いてな!」
あれから数日が経ち4人が部室で待機していると洋榎が入ってくる。
なにやらハイテンションの洋榎を見て皆は成功したと喜んだ。
洋榎「京太郎とメール始めた!」
恭子「………」
絹恵「………」
漫「……ん?」
由子「お茶も美味いのよー」
そう言って洋榎は携帯を見せてくる。
恭子「待て待て……主将、付き合ったりとかはしとるんですよね?」
洋榎「え?………流石にまだ早いやろ、メールとかでもっと知り合ってからで…」
絹恵「……京太郎が来て数ヶ月も経つんやけど…まだアドレス交換してなかったんかい!」
漫「これって付き合うまで見守らないといけませんか?」
由子「私は降りるのよー」
まだまだ時間がかかりそうやった。
カンッ
乙です
告白して両思いになったらまずは交換日記からやろ
安易な京洋もっと見たい…
手をつなぐまで何年かかんだろ
乙
なんとすばらなオマケ
いっそ酒でも飲ませて二人っきりにしたろかなんて意見が麻雀部からあるかもしれぬ
オマケ乙!
ふたりは、ピュアピュアですね!(洋榎の卒業あたりには、ほっぺチューぐらいかな?)
乙ー
>>443
そこには第二ボタンを貰って満足する洋榎ちゃんの姿が……
乙です
ファーストキスは結婚式かな?
乙です
付き合うまで何年かかるのか…
<牧場で有珠山>
京太郎「わっとっと」
成香「初めてにしては上手いですね」
京太郎「そうですかね?」
京太郎は馬に乗りバランスを取りながら横につけてきた成香と会話する。
なんとかバランスを取るも歩くのが精一杯で走る事は無理だ。
京太郎「成香先輩は上手いですね」
成香「くすっ…これでも牧場主の娘ですから」
現在京太郎達が居るのは成香の父親が経営する牧場だ。
インターハイ出場が決まったお祝いに皆で遊びに来たのだ。
京太郎「他のみんなはっと」
他の人を教えに言った成香と別れ歩きながら辺りを見渡す。
揺杏「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお」
成香「あー………」
京太郎「なにしてんの!?」
京太郎の横を一つの影が通り過ぎた。
それは馬と一体になり風のように緑々しく広い草原を駆け抜けていく。
揺杏は馬にしがみ付き、馬の思うままに走らせる。
人それを暴走と呼ぶ。
京太郎「揺杏!?」
成香「あー…何時もの事なので迎えに行ってきます」
京太郎「いつもなんだ……てか成香先輩はやっぱり上手いな」
横に来て説明してくれた成香は颯爽と馬を操り駆け抜ける。
揺杏のように暴走ではなくしっかりと制御しての走りだ。
見る見るうちに成香は揺杏に近づいていき横並びになった。
あの様子ならほっといても大丈夫だろう。
誓子「わっとっと……なになに、揺杏どうしたの?」
京太郎「……普通ですね」
誓子「!?」
騒ぎを見ていたのか誓子がゆっくりと馬に乗り近づいて来る。
その様子を見て京太郎は思った事をそのまま言った。
誓子「普通って……」
京太郎「ん~……他の2人はどこだ」
爽と由暉子が居ない事に気づき京太郎はまた辺りを見渡す。
すると由暉子を見つけた。
……貸し出された馬から50Mほど離れた馬小屋の影で此方をじーと見ている。
京太郎「何してんだ?」
誓子「馬が怖いんだって」
京太郎の呟きに復活した誓子が教えてくれた。
心なしか誓子との距離は近くすぐ触れ合いそうになる。
馬の制御が上手くいってないのか馬同士が仲が良いのか……それとも。
京太郎「後ろの馬は怖くないんですかね」
誓子「気づいてないんじゃないかな?」
成香「ただいま戻りました!」
揺杏「…………」
そんな事を思っていると成香が揺杏を前に乗せ帰って来た。
後ろには先ほどの馬が静かについてきている。
揺杏は顔を青くしぐったりとしている。
京太郎「あー……揺杏預かるよ」
成香「すみませんがお願いします」
揺杏「うげー……気持ち悪い」
京太郎「俺が気持ち悪いみたいに言うなよ」
馬から降り成香から揺杏を受取るとお姫様だっこで受取った。
成香「あっ……ユキちゃんが」
由暉子「○×▼‘:@%&#$~~~~!?」
京太郎「髪喰われてるな」
成香「臭い取るの大変なんですよね」
そう言って成香ため息をつくと馬を歩かせ由暉子の元へと急いだ。
遠くから見ても由暉子は判るほど手をバタバタと動かし涙目になっている。
いや……泣いているなあれはと思った。
京太郎「んで…一番の問題児さんはっと」
揺杏「は~……良くなってきた。それと爽はあっちだ」
お姫様だっこされていた揺杏は指をある方向へと向けた。
そこには確かに爽が居る。
馬と対峙してじりじりとお互いに近寄ったり離れたりを繰り返している。
馬は興奮し何度も足で地面を叩く、興奮してるようだ。
京太郎「何あれ」
揺杏「爽は昔っから動物に嫌われてな、いっつも馬に蹴られてんの」
京太郎「蹴られるって……大丈夫なのかよ」
揺杏「直撃しても大した怪我もしないし大丈夫じゃね?」
京太郎(麻雀といい馬の事といい、本当に人なのだろうか)
爽「………!!」
馬「!!」
そうこうしていると2人?が動き出す。
お互いにフェイントを駆使し右へ左へと動く……そして……。
爽「あぁ~~~~~~~~っ!!」
京太郎「まじで蹴られた」
揺杏「大丈夫だと思うけど様子見に行こうぜ」
京太郎「俺が運ぶのかよ」
揺杏「私は京太郎に乗るのがいいや」
誓子「!?」
成香「あわっ!?わ、私も……」
由暉子「何の話ですか?」
にししと笑いながら楽しげに此方を見ている揺杏を見て何時も通りだなと思った。
揺杏の冗談に誓子が怒り顔になり成香は顔を赤く染め、由暉子は訳がわからないと不思議そうにしていた。
爽は服を馬に噛まれ此方へと運ばれている。
手足をバタバタと動かしている所を見ると無事らしい、無駄に頑丈だ。
爽「………誰か助けろよ」
わいわいと5人で騒ぐ中、爽の虚しい声が牧場に響いた。
カンッ
乙です
タイトル見て一瞬有珠山メンバーを牧場で飼育するのかと思ってしまった
乙
能力的に蹴られてもクリーンヒットは実はしてないとかそんな感じかな
乙
絵でも見たいなこれ
乙です
追加設定が生かされてるな
乙
成香さんかっけー
馬は爽のアレに怯えて興奮してるのか
オマケ
揺杏「美味しいな!」
爽「あっ肉取るな!」
誓子「私が焼いたものだもの」
由暉子「野菜も美味しいですよ?」
京太郎「なんで俺の肉を取っていきやがる!」
成香「まだ、ありますから……」
大いに遊んだ後は夕食だ。
成香の父親と母親がバーベキューの用意をして待っていた。
全員が感謝しつつ食べ始めるとそれぞれが勝手気ままに動き出す。
揺杏、爽と誓子は勝手に取り合いをし由暉子はのんびりと野菜を食べ、京太郎は嘆き成香は京太郎を慰めた。
成香父「ふむ」
成香「どうかしたの、お父さん」
京太郎「?」
暫しの間、談笑し食べ満足した頃成香の父親が京太郎に寄り添う成香を見て考え込んだ。
じーと見られてることもあり、2人はお互いに顔を見合わせ不思議そうに首を傾げた。
成香父「動物は好きか?」
京太郎「好きですね」
父親の言葉に京太郎は間を置かずに答える。
京太郎の脳裏には今日触れ合った動物達に家のカピーが出てきた。
成香父「うちに婿入りしないか?」
成香「ふへぇ?!」
京太郎「えっ……」
父親の言葉に2人して頬を染めうろたえた。
最初は冗談かと思ったが父親の顔を見るに本気ようだ。
京太郎「えーと……」
成香「………」
どう答えようかと迷い視線を彷徨わせていると成香と目が合う。
成香の目は期待に満ち少しばかり潤んだ眼で見てくる。
本気で答えなければいけないようだ。
京太郎は意を決し口を開いた。
京太郎「俺は……「危ない!」…はえ?」
爽「ドーん!!」
京太郎「ぐへっ」
開こうとしたら後ろから声が飛び爽も飛んでくる。
全力で飛び体重を全て京太郎へと預ける。
京太郎は必死に状況を理解し爽を支えた。
京太郎「なにすんだ!」
爽「遊ぼうぜ♪」
成香母「もう、あなたも何答えに困る事聞いてるのよ」
成香父「いてて……本気なのに」
揺杏「なんだ……成香も京太郎の上に乗るのか?」
誓子「乗り方はね」
成香「あわわわ……」
由暉子「どう乗るのでしょうか?」
京太郎は爽をかわし、父親は母親に連れて行かれ、成香は皆に囲まれた。
そんなどんちゃん騒ぎの中でも皆は笑い楽しそうにしていた。
成香「やっぱり皆と一緒が楽しいです♪」
カンッ
>>440-446 >>450-454
おつありん
>>440
それもそうだな
定番やね
>>441
安価取ってとしかいえんな
>>442
それって20歳になるまで付き合わないフラグじゃ
>>443
たぶん……付き合うのかな?
>>444
大いに予測できるな!
>>445
この2人はありそうやね
初夜がマジで初めてか
>>446
成人すればきっと?
>>450
どこのエロゲだ
飼育物好きだけどな!
>>451
ありそうやね、神のご加護かもしれん
>>452
絵かー……時間あれば描きたいな
>>453
14巻はまじネタの宝庫!
ゲームの資料集も300ページあるとか……ネタ祭りの予感や!
>>454
神々が居たら怯えるわな
成香成分少ない気がした!ならオマケだ!
そして残りの小ネタが以下に
おもち好きの京太郎をロリの魅力に目覚めさせようと頑張るロリ勢
実は衣の弟だった事が判明した京太郎と、その事実に驚愕する清澄の面子
年上として接する京太郎に大喜びでお姉ちゃん風吹かせる衣
アラフォー達に狙われる京太郎を守るうたたん
三尋木先生の個人授業
挙動不審のあらたそを尾行
インハイ決勝大将(咲・淡・穏乃・ネリー)が京太郎を取り合い
優希ネリー穏乃による京太郎の取り合い
清澄でむっつりネタ
姫子を取られて拗ねる哩
この間募集したばっかりなんだけど消費激しいな
それじゃのー
爽君は馬に乗られそうですね
なるかわいい
京ちゃんに乗るのは馬に乗るより簡単そうだよね♪
乙です
オマケ乙です
リクエストをちゃんと消化してるなんて素敵です♪
リクエストを取ったにも関わらず、音沙汰の無いスレとかありますし…
ゲームは本体を持ってないから手が伸びないな…
PS3とクロスプラットホームで出してくれればいいのに…
乙です
婿入りすると成香が上で腰を振ってくれるのか… 卑猥です♪
乙です!
成香といえば、以前リッツがHPに載せてた成香の髪伸ばした絵があわあわにしか見えないのは僕だけだろうか…
<貧乳会議2015>
-初美の場合-
優希「これより第13回どうやったら京太郎を振り向かせる事が出来るか会議始めるじぇ」
全員『わー』
初美「……私は、わざと服を肌蹴てみたのですよ!」
ネリー「何時もじゃ?」
灼「……しー」
優希「それで?」
初美「………顔を赤らめる事無く服を正されたのですよー……」
-ネリーの場合-
優希「次だじぇ」
ネリー「ネリーはギャップを利用してみた!」
もこ「(゚ー゚)」
優希「ギャップ?」
ネリー「いつもお金お金言っているネリーが奢ってみた」
胡桃「なるほど……それで?」
ネリー「熱がないか心配されてそのまま布団送りに……その後?何も無いよ」
-マホの場合-
優希「次だじぇ」
マホ「マホは抱きついてみました!」
優希「有罪」
灼「有罪」
もこ「ヽ(`⌒´メ)ノ」
初美「有罪」
穏乃「えーと……?(私も普通にやってんだけど駄目なの!?)」
衣「ハギヨシ」
マホ「はわ!?なんですか!?何処に連れて………」
胡桃「悪は去った」
優希「次だじぇ」
-灼の場合-
灼「これを作ってみた」
優希「!!」
穏乃「!!」
ネリー「!!」
もこ「∑( ̄Д ̄;)」
胡桃「!!」
衣「ハギヨシ!」
ハギヨシ「はっ此方に」縫ぐるみ渡し
優希「1万!」
穏乃「2万!」
もこ「∑ヾ(≧□≦*)ノ」
胡桃「5万で」
ネリー「10万出すよ!」
灼「う、売らないから」縫ぐるみ抱きしめ
灼「この子を持って京太郎に会ってみた」
優希「勇気あるじぇ」
穏乃「優希なだk…もがっ」
胡桃「しー!」口押さえ込み
灼「……何の縫ぐるみか聞かれて終わった」
ネリー「自分とは思わないよね、普通」
灼「うん」
-もこの場合-
もこ「(ノ゚⊿゚)ノ」
優希「ふむ」
もこ「("▽"*)」
初美「うん?」
もこ「(´ω`)」
ネリー「へー」
もこ「∑(`ω´)」
衣「大変だったな」
もこ「(ノT∇T)ノ ))))))」
優希「解んないから、次いくじぇ」
もこ「( ̄△ ̄;)」
-由暉子の場合-
全員『デストロイ』
由暉子「何も言ってないのですが」
-衣の場合-
衣「一つ思い浮かんだ」
優希「ふむ……言ってみるがいいじぇ」
衣「全てを合わせてみよう」
全員『!?』
衣「まずは……縫ぐるみを抱きながら抱きついてみて」
衣「離れた拍子にスカートを肌蹴させ下着を見せる」
衣「下着はこれだ!」捲り上げ
胡桃「なっなっなっ!?」
ネリー「ビューティフォー」
穏乃「黒で紐のTバック!?」
優希「死ぬ気か貴様!」
マ二ニニニ|
マ二二二|
マニニニ|
マ二二|
,へ ヤ二ニ|
<二二\ l、ニニ!
<二二ニ, -‐ニ`ヽ .ト、ニ./
<二二二ニ/ー<ニニ\. __|二/__
<二二ニ>‐… ' >、ニヽ|./ `
<二> ¨ / >ニヒ二ミ、 ヽ
/> ¨ / /´ / ヽ 、 :.
/ / ./ .| | | | ヽ ::. ト、
/ / .l. |ハ .| λ|/|、| | ::. .八 ヽ
. / || .l‐ト 、ト、 /j斗也、j :::. ヽ \
/ / ヽ!、l、 ヤ作芯 ソ 代_リ'| | ::::. マ \
、 _ ____ / / ヾ ヽミゞ-' '''' | | ::::. ヤ ヽ
_ ̄ ̄ ̄ ̄____/ / / ハ`''' 、`_-ァ _イ!. ′ :::. マ ,
 ̄ ̄ ̄ / . イ / ./ ′ ` ァ‐r- ´/ / ム、 _ ::::、 ヽ
. イ 才´ / / γ⌒フ´`ヽ、><´,.-/ ./::/ ヽヽ ヽ j\. Y
 ̄ ̄ ̄__ / 厶' / / {::::::::::ヽYY::/ /::::〉 Y \. | ヽ |
 ̄ ̄ / ー‐=ニ ̄ / 厶 .r':::::::___ノレ’ ./-、{⌒ 、! \ \. | マ
. / / / /.ノ___≦ヲ// /‐ァベ__ヽ 〉 \ \.l. ハ
/ / イ ,イ,ベ:ー=ニ二´,イ / //へ`ぅ/込_{ \ | ',
. / / ´/___∠/;イ入:::ヾ:/「`/ / ./「 ‐くーァ`ヽ}/ \ \ !. ト、
――‐- 、 ´ ィ千―ァ‐チi´ | Уx'_ィ、/ / /::|ー┴¨´ ./ー' \ l | \
. \ | / j / `i _/ / lミx!、 / |, イ ̄| \ .l | ヽ
\ \ |. ′ .// `丁千|.∧ ト、:! ` ー '_ノ .| \ ノ |\ ,
____\. `| ト、__ ′ ノ {. !′、 |/〉 ̄ ̄入彡 _/ / / \
l | 「¨l\ ヾ `ー-ュ―‐ムイ .|! ヽ ヾ / >、_}_ _rイ / ヽ |
l |.八. ! \ ` γ´ マ% ヽ 寸==- x夕’ `ヽ、 /、. ヤ
. 八 l ヽト、 |\__>- _. マ% |::〉 x夕 ノ‐- 、_ イ ヽ |
.... ヽ| | ヽ .| _/  ̄ ̄ ̄アヽ. ___|/_ノー―――一 ´ /∧ 〉、 |
. ヤ| 「 / | | ////∧ / ) /
. |.|ヽ ヽ / | ノ//////〉 / / /
優希「やばいじぇ……これは!?」
ネリー「いける……かも?」
灼「悔しいけど……検討祈る」
衣「任された」
衣「京太郎ー♪」抱きつき
京太郎「うおっと……どうした衣」
衣「なんでもないぞ!」
京太郎「あれ……それって灼さんと同じ縫ぐるみ?」
衣「ハギヨシに言って作ってもらったのだ」
京太郎「へー……似合ってるな(流行ってんの?)」頭ナデナデ
衣「むふー♪」満足
衣「………(と下着を見せねば)」無言で離れる
京太郎「!!」
京太郎「おまっ!その下着!!」
衣「………おっと見えてしまったか(さぁ!衣に酔いしれろ!)」
京太郎「お腹壊すぞ?」
衣「えぇい!!貴様は下着にも興味ないのか!」
京太郎「いや……行き成りそんな事言われても……穿いていない人居るし」指差し
一「失礼な!ボクは穿いてるよ!」通りすがり
衣&京太郎「嘘だ」
一「衣まで!?ほら!穿いてるでしょ!」巻くり上げ
京太郎「ぶふっ………!?!?!??!?」
衣「ま……前張り?」
一「ふふん♪どうだ!穿いてるでしょ」
京太郎「ごふっ……」
衣「京太郎、大丈夫か!」
京太郎「は……鼻血が」
一「ボクの魅力のせいだね♪」
次回会議
衣「前張りが有効らしい」
全員『なるほど』
インターハイで穿いてないように見える子が続出し放送禁止になったとか
オワレッ
>>461-467
おつありん
>>458
伏兵爽!寝床では攻められそう
>>459
なるかわ……語呂いいね!
>>460
乗るまでが大変じゃないかな、乗るまでが
>>463
リクエストが反映されない…悲しいよね
終わるにしても急病や死なない限りは消化してから終わるよ
いや…終わらんけどね?
>>463
咲の為に買った
姫子をいち早く育てるんだ
>>464
………14巻の由暉子の騎乗位 成香版?
滾って来た
>>467
あれは確かに淡だったね
大人しい敬語のほんわか淡?
ネタとしては面白いかもなー
これ書いてる途中で何書いてんるのだろうかと一瞬賢者になった
あの世界に下着という概念があるのか?
前張りエロいよねー
そういえば下着の色で人気なのはやはり黒らしい……青が最下位でした
青好きなんだけどな
乙です
紐では反応せずに前張りで反応するとは…
もしかして紐とかこの京ちゃんは見慣れてるから反応していないのか
オマケ >>473
一「それにしても……衣の下着で駄目で前張りはいいのか」
先ほどの京太郎の反応を見て一は不思議そうに首を傾げる。
前張りも紐も似たような物だと思うのだが……特殊な趣味なのだろうか。
一「う~ん?」
誰もいない部屋で一は鏡の前に立ちスカートを上げてみる。
一「………あれ?」
そして気づいた。
前張りとして張ったシールの色が肌色だ。
しかも汗でビッチリとくっ付いてる為、形もくっきりとしている。
何処からどう見ても穿いてないようにしか見えない。
一「………」
その場で少しばかり体を回転させる。
ふわっとスカートが浮き肌色の下半身が露出した。
.// |:::::|:::::::::::::/::小::::/:、|ハ||::|:.|:::::::::::||||:::::::::::::::|:.ヽ::::|: : : :ヽ_;;|;;;:ヽ_::
|:| .|::::|::::::::::::;イ:::||ハ:::|: : |`ト:|、ヾ::::::::ハ:ヘ::::::::::ト:|: ヽ:: |_>:´:|::|: : :.ヽ:
.|:| |:::|:::::::::::::ハ:::ハ|:ヽ:|: :_|;;ト,上`_ヽ:::ノヽヽ::::::::::|`宀.ヽ_,,,〟ソ;_: : : ヽ
.|| .|::|::::::::::::/∧:|:ヾ: 》 ´ ,〟ト、`ヾ、:ヽヽヽ、:::ヽ: ,´"y =ト.、〝ヽ、`
.|| .|:|:::::::://::::::トヘ /´ .,'::::::::::::ヽ : `'ヽ`: :ヽ、:ヽ: /::::::::::::::ヽ ヾ
| .|;:::::::://::::::::::|ヽ| .|::::::::::::::::::| : : : : : : : : : `ヽ |::::::::::::::::::::|
.ヽ .|::::::://:::::::::::::| .| .|::''''::::::::'''::| ' ' :. ':. '' .|::::::::::::::::::::::|
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.`、 .|:::::/::::::::::::::::::| ヾ、 .ヾ:.. '''..ソ く´:. ''' ..::/ /,
|:::::/:::::::::::::::::::| ``.` ` ''.´ , ` ''' ´ イ´
.|::::/::::::::::::::::::::| ∧
.|:::ハ:::::::::::::::::::ヘ 寸.' `'
.|:::|.|:::::::::::::::::::::ヽ、 ,ィ=' ' = ' ヽ.、 冫 .《
.|::ハ::::::::::::::::::::::::トヽ、 ヽ_,,〟=-宀.、._.l '〝.`>
.|::| .|:::::::::::ヘ:::::::::ハ:::ト;`::....,,_ _,,〟 '´
. |:| ヽ:::::::∧|;:::、:| 》ト〟::::;;_::`、=.......〟 , , 〟 _,ナ ヽ〟 〟 ,、
一「ぎ……ぎにゃぁぁ~~~~~!!!」
そして一息つくと絶叫した。
オワレッ
>>473
確かにおかしいな てことで補填だ
ちなみにおもち好きの京太郎をロリの魅力に目覚めさせようと頑張るロリ勢でした。
タイトル代えたら判らんね
それじゃのー
乙です
一ちゃんの評価が穿いてると言いながら穿いてないのを見せつけてくる痴女になってしまった
乙!
初期のDBのブルマと亀仙人とのやり取りを思い出したオレはオッサ~ン……
乙です
マホが即ギルティされてワロタ
恥女ちゃんは流石デスネ
<姫子を取られて拗ねる哩>
哩「………」
煌「ありゃりゃ……こんな所で何をしてるのですか?」
煌が部室に入ると隅っこで体育座りをしている哩がいた。
煌の声にも反応せず困っていると小さく呟くように哩が答えた。
哩「……姫子取られた」
煌「はい?」
そんな事を聞いて最初に思ったのはそんな馬鹿なという気持ちだった。
煌の知ってる限りでは姫子と哩の仲は絶対だ。
一緒に遊び、一緒に出かけ、一緒にご飯を食べ、麻雀でも繋がってるほどの絶対的な絆、
よほどの事がなければ哩を優先するような姫子を知っている煌に取っては嘘だと断定できるほど2人の絆は深い。
それなのに誰に取られたというのだろうか。
哩「んっ……ぐすん」
煌「あっちですか」
哩は重たそうに腕を上げ一角を指差した。
そこには確かに京太郎と姫子がいる。
だがそれは最近では見慣れた光景だ。
初心者の京太郎を姫子が何時も通りに教えているのだ。
姫子は哩一筋と思われがちだがあれはあれで中々の面倒見のよさがある。
煌「ん~……昨日までは普通でしたけど今日は異常ですね」
哩「うん」
煌の視線の先では京太郎が卓について先輩達相手に奮闘している。
後ろに付いて点数を確認していると結構均等でよく戦えているなと言えた。
それもそのはず、京太郎の前には姫子が座っている。
………座っている京太郎の膝の上に姫子が座っているのだ。
京太郎「…えーと、これだ」
姫子「ぶっぶー…隣でした」
主に麻雀を打っているのは京太郎だ、相手の捨て牌を見てないのか危険牌を打ち込もうとすると姫子が手をだし押さえた。
これが京太郎が戦えている理由だ。
姫子は哩とのコンビネーションで良く知られているが素の力も強く校内ランキングで哩を押しのけ1位を射止めるほどである。
京太郎というハンデがあっても対等に戦えている。
煌「仲良いですね」
哩「…先週ん休みからやね」
煌「ううん?」
仁美「昨日デートしてたしな」
哩「………」
煌と哩の間ににゅっと仁美が出てきて一言呟いた。
その言葉を聞き哩はまた座ると今度は壁に向かって落ち込み始める。
煌「すばらくない」
仁美「どうせ後で知ることになるし」
慌てる煌の横でマイペースに仁美はジュースを口にする。
仁美の話を聞くと姫子と京太郎が仲良く買い物をしていたらしい。
煌「ふむ……でもそれだけでは」
哩「そやね!」
仁美「腕組んでたのに?」
哩「………」
煌「あぁ…また落ち込んで」
姫子「京太郎~♪」
哩「オノレ……須賀メ」
京太郎「………なんだこれ」
暫くの間、姫子は付きっ切りで京太郎の傍を離れず
哩が恨みがましく壁際から見ていたとか
カンッ
乙です
姫子にしろ哩にしろ、NTRが似合うというか風潮
乙です
恨みがましく壁際から見てる姿に合うなあ
乙です
この後のろけられてさらに拗ねるのが想像できる
<さきにゃん・さきわん>
この世界にはさきにゃんとさきわんと呼ばれる生物が居る。
彼女達は、人間の形をしていながら一部の生物の力を保有していた。
俺が生まれる前に人間に近い姿をしている為、色々と問題があったらしい。
だが、それも昔の話今では普通にペットとして飼われている。
飼うには国家試験に合格しなければいけないのだが……。
この話はひょっとした事からさきにゃん・さきわんを飼う事になった 須賀京太郎(俺)のお話。
<さきにゃん・さきわん 哩姫編>
京太郎「咏さん、なんの呼び出し?」
家で休日を満喫していると近くでペットショップを開いている『三尋木屋』の主人をしている、三尋木咏に呼ばれた。
彼女には今は居ないカピーのことでよくお世話になっていたので今でも頭が上がらない。
咏「ん~ペット飼わないかって相談、てか飼え」
京太郎「カピー居なくなってからペット飼いたくないんだけど」
幾ら愛情を注ごうが動物の寿命は人間より短く先に居なくなってしまう。
そう気付いたのがカピーが寿命で亡くなった時だった。
それ以来動物とはこうやってペットシャップや友達の家に居る子を構ってあげる程度に抑えている。
咏「いやー……少々困った子達を仕入れちゃってな」
京太郎「しかも厄介払い!?」
咏は悪気なく笑うと一角を持っていた扇子で指差す。
京太郎はなんだかなと思うものの『あの暴虐武人の咏が困るほどの子』がどの様な動物かが気になり見てみる。
京太郎「ライオンか……虎。……パンダかな?」
咏「お前は私を何だと思ってるんだ」
呟きながら近づくと咏に飽きられた。
京太郎「………熊とかかもな」
姫子「………」
哩「………」
京太郎「………」
どちらにしても珍しい動物が見れるだろうと思い見るとガラスケースの中には2人の女の子がいた。
京太郎は、目を見開き固まった。
京太郎「人身売買?」
咏「アホ、よく見ろ」
京太郎の呟きに咏は自分の頭の上を扇子で指差す。
そこには動物の耳が生えており、ぴこぴこと主張するように動いていた。
言い忘れていたが三尋木咏もさきにゃんの1人だ。
何故お店を開けるのか、主人は誰かなど気になるところだが未だに教えてくれない。
咏の注意に京太郎は、もう一度ガラスケースの向こうの2人を見た。
2人の頭の上には猫と犬の耳がついている、お尻のほうを見ると尻尾まで生えていた。
京太郎「さきにゃんとさきわん。珍しい子達ですね」
咏「んっ数も少ないし珍しいなと思って仕入れたんだけど問題あってな」
京太郎「問題?」
姫子「~♪」
京太郎は咏の言葉を聞きながらガラス越しに指で叩いてみる。
すると犬耳の子のほうが楽しそうに指を合わせてきた。
見ている限り問題ありそうな子ではない、何があるのだろうか。
咏「その子ら2人居ないと駄目なんだわ」
京太郎「2人?」
咏「そそ、仲が良過ぎてな」
京太郎「2人一緒に飼わないと駄目ってことですか?」
咏「うん、ちなみに2人の値段はこれな」
京太郎「どれどれ……」
咏が電卓で見せてきた値段を見て京太郎は口を大きく開いた。
家が2個ほど買えそうな値段だったのだ。
京太郎「うわー……」
咏「まぁ…買った時は、もう少し安かったんだけど…訳アリとはな」
京太郎「買える人少ないですね。これじゃ」
咏「国家資格も必要だしな」
京太郎「それを俺に買えって言った人が何を言ってんだか」
咏「うちの顧客じゃお前さんが一番適任だったし」
京太郎「確かにそうだけど…」
京太郎の家はカピパラを買っていただけに大きなプール付きの庭を保有している。
基本1人では外で行動できないさきにゃん達にとってはストレスなく暮らせるだろ。
(身体能力が動物と同じな為、訓練された子しか外で1人で行動できない)
しかも大金を持っている為、一応買える値段ではあった。
京太郎「親の遺産なんですけど」
咏「独り身だしいいと思うんだけど」
京太郎「う~ん……」
姫子「~♪」
哩「………」
もう一度ガラス越に指で突っつくと先ほどと同じようにじゃれ付いてくる。
猫の子もさきほどは興味なげであったが今度はチラチラと此方を見ていた。
尻尾を大きく振っており興味を示していた。
京太郎「………」
咏「どうする?」
心が大きく揺らいだ。
親とカピーに先絶たれ、あの大きな家で1人っきりだ。
まだ、高校生になったばかりの京太郎も寂しいという気持ちは大いにある。
京太郎「俺は……俺は……」
咏「………」
京太郎「ただいま」
≡─ヾ ≡ ─
\::::::::::\ ゞ:::::::::::\
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│::::::::::\││:::::::::::::::\
-ーー----- -- ::::::::::::::::::::::::::`...、ー―ー- ,.... :::::::::::::::::::..........、ノ
彡'_ :::::::, ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`..、
ゞ、:::::::::/::::::/::::::::/:::::::::::::::}:::::::::::::ヽ::::://::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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i::::::/::::::::_」::-┼-:/、::::::::::::::/:〃::|::::::::::::::::::::|:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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∠::::::::::/::::::::::::∧::レ'芹ミ刈/ ィ芹ミV} '´符ミメ /∧\:::::\:::::::::::::::::::::::;
|:::::/::::::::::::/\ト! 以り 以 /::} 以 // V⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::,'
|: /:::::::::::∧ '^¨^::: 、¨ヾ{ノ ::::::::/'´ ,ノ:::::::::::::::::::::::/
j/::{::::::::::|:::ヽ-へ r―‐ァ 八 r-/:::::::::::::::::::::::/
{ハ::::: i:ト、:::::::::::::! こ´ .イ/ハ` `ヽ:::::::::\:::::::::/
ヽ \N \|ヽ:} ` ‐-<j/::::::∧__,. 、 L_::ヽV´ ̄|
V :ト、 `ヽ./ /´ l { } 只._j
,. ´ ̄ `ヽ { :} } { { j / ̄`ヽ}::::}
/ ト、′ 八 ヽ / ヽ / V
哩「……おかえり」
家に帰ると2人に出迎えられた。
あの日、結局京太郎は飼う事にした。
まだまだ打ち溶け合っていないがこれからだろう。
京太郎は3人のこれからの生活に期待するのだった。
カンッ
>>484-487
おつありん
>>484
竜怜とか桃かじゅとかコンビの子達は言われてるよね
>>485
確かに似合う
光景が思い浮かぶね
>>487
オマケで二人が買い物をしにいったのは哩の誕生日の為だったってオチ
哩「そっかそか!付き合うわけなかか!」
姫子&京太郎(付き合ってんだけどね)
てのは考えた、考えただけですが
無人島で姫子の犬耳AA作ったら(改変)哩も!って人がいたので
哩姫の2人のを改変してみた!
ついでに前に書いたネタで合わせてみる。
元ネタは某エロゲですね、ほんわかで泣けたな
そのうちAAを最初っから作ってみたいな
あと咲達を育てる京ちゃん安価とかやってみたい。
それじゃのー
-オマケ-
姫子「こんにちはー」
哩「こんちには」
咏「……やつれたな」
京太郎「………」
咏のお店にやってきた瞬間、京太郎はゲッソリとした顔で机に寝そべった。
2人を買ってから数ヶ月経った。
人懐っこい姫子と警戒心が強い哩との生活は楽しいが苦労の連発であった。
その苦労を乗り越え今では信頼関係をしっかりと築き上げ楽しい暮らしをしていた…数日前までは。
咏「2人は辛いだろうね」
京太郎「薬でなんとかなりません?」
姫子「わんわん♪」
哩「………ニャー」
姫子は柵の中にいる子犬を抱き上げ、哩はケージ越しの猫に猫じゃらしで遊んであげていた。
それぞれが今では馴れしんでいる。
咏「あまり好きじゃないんだよね、これでもさきにゃん(わん)だから辛さは判るしさ」
京太郎「やっぱり体に悪いですか?」
咏「オススメしない、生きていく上で必要な事だし。無理矢理抑えるのはいただけないな」
京太郎「そっかー……そっかー……」
咏の言葉に今まで通りしかないと判ると起していた顔を力なく机につけた。
頬から伝わってくる机の冷たさが気持ちよかった。
咏「…そんなお困りな、アナタにこれ」
京太郎「!」
京太郎「何かあるんですか!?」
咏「ただの精力剤」
京太郎「あぁぁぁぁ~~~」
姫子「京太郎?」
哩「どげんしたと」
希望からの切望、京太郎は大きく嘆き声をあげる。
ご主人様の声を聞いたから哩姫の二人は京太郎のところへとやってきて体を摺り寄せる。
姫子は京太郎に触れるのが嬉しいとばかりに腕に抱きつき、哩は後ろから澄まし顔をしつつ抱き付く。
京太郎「やー……その姫子達の事を相談してて……」
姫子「私達ん……」
哩「こと?」
京太郎は哩と姫子にどう説明しようかと悩む。
高校生真っ盛りの京太郎にとってそれは口に出すのが少しばかり恥ずかしかった。
そんな口ごもる京太郎に咏が代わりに答える。
咏「お前さんらの発情期の相談だねぃ」
姫子「発情期?」
哩「なんで?」
京太郎「うっ……」
咏の言葉に哩姫の2人は不思議そうに首をかしげた。
そんな2人と違い京太郎は頬を染める。
人間と動物の違いが露骨に出た。
哩姫達にとって発情期とは普通にあることで赤ん坊を作る事と認識しており、恥ずかしさがない。
数日前から2人に発情期がやってきてご主人様の京太郎によく擦りついてくるようになった。
それが京太郎が困ってる原因だ。
京太郎とて資格を持ってる身でどう処理すればいいかなどは知っていた。
だが、知っていると実際にやれるかはまた違う問題である。
発情期の世話も主人がどうにかしなければならないと事で京太郎が致しただのが…問題は数だった。
数ヶ月に一回訪れるさきにゃんと万年発情期の人間。
発情期薄い京太郎と違い姫子達は数年に数回なので激しさが違った。
京太郎「もたねー……」
咏「取り合えず……体とかテクニックとか鍛えろとしかいえねーな」
京太郎「咏さんは平気なの?」
咏「私は長く生きてるから抑える感覚知ってるし」
京太郎「姫子達に……「ムリ」」
咏「私の場合は長く生きてるからだ、男の甲斐性みせろや」
京太郎「うぐっ…」
咏「ついでに言っておくとだな…」
京太郎「なーに?」
咏「発情期の時にここにこないほうがいいぞ」
京太郎「へ?」
姫子「きょ、京太郎❤」
哩「……んっ❤」
京太郎「ほわ!?」
咏「ここにはオスもいるからな、匂いでこうなる」
気付いたときには遅く、哩姫の2人は太股を摺り寄せ、もじもじとし頬を赤く染めていた。
姫子「んっ!家帰ろう!」
哩「昨日ん続きやね」
京太郎「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
咏「ドリンク付けとくわ、後日支払いお願いな♪」
咏が袋いっぱいに精力剤を要れ渡すと引きづられていく京太郎を見送ったのだった。
咏「毎度あり~♪」
さきにゃん(わん)の発情期 カンッ
……獣耳相手だと真っ先にこんなことが思い浮かぶ。
続きはないぜ★
23時から小ネタ募集します
↓1~10ぐらいで 23時ぴったりからお願いします
ありがとなー
残り小ネタ
実は衣の弟だった事が判明した京太郎と、その事実に驚愕する清澄の面子
年上として接する京太郎に大喜びでお姉ちゃん風吹かせる衣
アラフォー達に狙われる京太郎を守るうたたん
三尋木先生の個人授業
挙動不審のあらたそを尾行
インハイ決勝大将(咲・淡・穏乃・ネリー)が京太郎を取り合い
優希ネリー穏乃による京太郎の取り合い
浮気(誤解)を疑って病みかける誓子
まいひめのSM講座実践編
京太郎のオカズを発見して読み耽る豊音
Mな智葉とSな京太郎
淡のおもち育成日記
通い妻マホ
おもちおもち言って、実はひんぬー好きな事を隠してる京太郎
ネリーと二人で夜のコンビニバイト
玄と旅行
ガイトさんとキスまみれないちゃいちゃ
発情期のうたたんに襲われる展開
美穂子さんと一緒に弁当を作りながらイチャイチャ
になりました のんびり書いていきます
乙です
乙です、やっぱ哩姫いいね。
そういえばあこちゃーのフィギュアも前張り(絆創膏)らしいね。
これは誘ってるんだな…
乙
体つきのえっちぃケモミミに擦りつかれるとか裏山
<初めてのプレゼントは……>
憧「うわぁぁ~~~~~!!!」
東京の街を1人の女性が走り抜ける。
元より体を鍛えてない為か既に息は上がっている。
それでも彼女……憧は走らなければいけない。
憧「あんの馬鹿~~~!!」
和と遊ぶ為にインターハイへとここにやって来た。
あれからその目的も達成し大会も終わった頃、改めて交流を深めようと話になり、清澄と阿知賀で
東京の観光巡りをしようとなったのである。
昨日の夜にしっかりと目覚ましをかけ親友である穏乃にも念を押したのに朝起きたら目覚ましは止まっており誰も居なかった。
どうせ穏乃の事だ目覚ましがうるさいと止めて、遊ぶ事への気持ちが逸り憧を忘れたのだろう。
皆も朝は用事があると言う事で各自で現場直行にしたのが仇になった。
憧(それにしても……何か忘れてるような)
走りにながら考える。
どうも何かを忘れてるような……それも大事なことをだ。
憧(う~ん?)
憧「あっ!!」
走ってる途中で気付き大慌てで駅のトイレへと駆け込んだ。
その時の憧の顔は真っ青であった。
憧(ふきゅ………やっぱり!?)
トイレに駆け込みおそるおそるスカートを捲りあげると……そこには……。
憧(よりによって!下着穿き忘れた!!)
素っ裸であった。
別段憧は露出の癖があるわけではない、寝るときも下着は穿いている。
なのに何故今は穿いていないのか……考えていると思い当たる節があった。
玄『いえーい!脱衣麻雀なのです!』
憧(玄かぁぁぁぁぁ!!!!)
昨日の夜なにやらハイテンションになっていた玄に押され皆でそんな事をしていた気がする。
そして疲れてそのまま寝てしまっていた。
憧は頭を抱えどうしようかと思い悩む。
鞄を漁り何かないか…何かないかと探すと1つだけあった。
憧「………絆創膏」
憧(ないわ!余計変態っぽいし!)
顔を真っ赤にさせ顔振るった。
ないないといいながら憧はじーと絆創膏を見つめ、決めた。
憧「しょうがないよね」
-京太郎side-
京太郎「………はぁ」
京太郎はぼーと空を見上げ、まだかまだかと待ち人を待っていた。
和の友達である阿知賀と観光に行く事になっていたのだが、友達の1人が遅れたらしい。
最初は皆で待とうと話になったが一緒に居られる時間は今日だけと言うことで1人だけ残り他の人には先に行ってもらうことにした。
それで残る事にしたのは京太郎だ。
元よりこの観光には来るはずではなかった。
女子だらけの所に男子である自分がいても変な気を使うだろうと断っていたのだが、阿知賀(穏乃、玄)と
清澄メンバーに説得され着いてきたのである。
京太郎(……俺が残ったのは失敗だったかもな)
ポケーと空を見ながらそんな事を思った。
残ると言った時に阿知賀の人に注意された事を思い出していたのだ。
宥『憧ちゃん、男の人苦手だから気をつけてね?』
京太郎「………」
自分から言い出したのでやっぱり辞めときますといえない雰囲気だった。
後は意地があったのもある、やはり女性の手前良い格好をしたいというのが男性だ。
宥と玄と言うダブルおもち姉妹の手前引くに引けなかった。
京太郎「遅いなー」
憧「はぁはぁ……あなたが…げほ、須賀君?」
京太郎「そうです、新子さん」
そんな事を呟いていると憧が咳き込みながら自分の前に滑り込んで来た、京太郎は前もって買っておいた水を渡しながら挨拶をする。
憧「あ、ありがと」
京太郎「いえいえ、落ち着いたら行きましょうか」
憧「う、うん」
京太郎の提案に憧は水を飲みながら京太郎の一挙一挙に反応する。
心なしか距離も離れ怯えているようにも見えた。
京太郎(うわー……ここまで男性苦手だったか)
京太郎は憧の挙動を見て己の失敗を悟った。
顔を赤くしているものの水を飲んでいる憧は警戒心バリバリであった。
憧(……よりによって男性か、ま…まぁスカートなんて捲れないし大丈夫よね)
憧は別のことで警戒していたのだが……。
そのことを京太郎は知らない。
京太郎「それじゃ行きましょうか」
憧「え、えぇ…」
京太郎の提案に憧も頷き歩こうとした瞬間……神様はイタズラ好きのようだ。
2人の足元を強い風が通り抜け、ごく自然に憧のスカートをふわりと浮かばせた。
もちろん京太郎の前でである。
_,. : : ''¨¨ ̄ ̄¨¨'' ミ
,. : .´: : : : : : : : : : : : : : ⌒゙rr' :_二ニ: _: :¨丶、
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./: :/.: : : : : :.:.l : : \: \:ヽ: : : : /.:|:〉: :.',: : \ \: \
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: : |l\_ヽ,x=ミ  ̄ 乂_.ソ ' |Y(⌒ | l: : :| : : : : : : : : :\:\ `丶、: : : `: : .、
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八V ∧:.个: . ..,_ / :||二/: : : / `<⌒マニニニ/: : : : : : : : : : : : : :`丶、: :.:l: : : |
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/ / 人_ /ニ\ニニニニ|‐┐ | Vニニ/
i / , ´ / l /-=ニ/⌒ヽ ̄ ̄=/ l ∨=/\
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八 / 〈/ / /
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京太郎「………絆創膏?」
憧「………ぐすん」
2人は暫しの間固まっていたが京太郎の呟いた言葉に憧は泣き出してしまう。
これに慌てたのは京太郎だ。
まさかのまさかこんなハプニングが起こるなんて思っても見なかった。
どうしようかと慌てながら悩み1つ思いついたことがあった。
京太郎「だ、大丈夫ですよ!俺、長野出身ですし!」
憧「……なんで長野?」
京太郎の脳裏に思い浮かんだのは、龍門渕の一であった。
京太郎「いいですか、長野には長野スタイルというのがありまして!」
憧「くすん……なにそれ」
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: |ミ |: : : |//ア⌒ヾ / :}: / '|: r :| : :.| : : : l: /\: :\
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: |ゞ |: : : | ~ ー~ヘ⌒ 从: |: : :| |: : :|
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八:.:.|: : : ト l | /:|: : : : :|: : :| |: : :|
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これには泣いていた憧もビックリである。
冗談かと思い京太郎を見るも本気のようだ。
京太郎「正確にはあるんですけど穿いてる人が少ないんです」
憧「う、嘘だ!」
京太郎「本当です、龍門渕の一さん何てもう痴女レベルで逮捕されないのが不思議なぐらいで」
(ごめんなさい!一さん!!)
衣「どうかしたのか?」
一「何処かでボクのセンスを馬鹿にされた気がした」
純「むしろそれ普通じゃね?」
京太郎「咲も優希も穿いてませんし!和だって私服すごいですよ?」
憧「えぇ!?」
京太郎「胸元パックリで服といえないぐらいで……女性がそういう人達ばかりなので長野の男性は見慣れています」
京太郎「なのであまり気にしないで下さい」
憧「でも……」
京太郎「ほ、ほら!そんな事より時間もないですし!そこら辺のお店で下着買いましょう!」
憧「そっか…その手があったね」
京太郎の言葉に驚愕させられ憧は泣き止み、京太郎の提案を聞いて頷いた。
確かに下着を買えばよかったのだ、慌てていると思考も纏まらないなと憧は反省する。
憧「あっ……」
京太郎「どうしました?」
憧「……サイフない、忘れた」
憧は鞄の中を漁るもサイフは無く、電車に乗るときに使った小銭入れしかなかった。
京太郎「……不可抗力とはいえ見てしまったので俺が出しますよ」
憧「今度何か奢るわ」
京太郎「楽しみにしています」
男性に下着を買ってもらうのは如何なものかと思うものの今の状況ではしょうがないかと思った。
憧「それと同い年だし、タメ口で良いわよ?」
京太郎「んっ?そうか、ならこれでよろしくな憧」
憧「名前は……まぁいいか、よろしく京太郎」
2人は改めて自己紹介し下着屋へと入って行くのだった。
ちなみに心配になって戻ってきた久にこの光景を見られていたのはいうまでもなかった。
カンッ
-オマケ-
久「そういえば……皆は男性から何かプレゼント貰った事あるかしら」
まこ「なんじゃ、いきなり」
玄「……お、お父さんからなら」
宥「さむい」
灼「特には興味ないし」
穏乃「えーと……えーと、あ、あります!」
憧「あんたのはお客さんからでしょ」
和「憧は貰った事ありそうですね」
憧「私?」
憧「私は……下着?」
全員『!?』
憧「……はっ!今のなし!!」
全員『話を詳しく』
憧「ふきゅっ」
咲&優希「京ちゃん!京太郎!」
京太郎「んあ?」
咲「初プレゼントはよっ!」
優希「寄越すだじぇ」
京太郎「……何言ってんの?」
京太郎「咲には既にブックカバーあげたろ」
咲「あぁ!?」
京太郎「優希にはタコスあげたじゃん」
優希「だじぇ!?」
和(甘いですね、普段から甘えてるからそうなるんです)
和「須賀君、今度私と一緒に下着を……」
京太郎「え?和って下着着んの?」
和「………」
撃沈した3人娘がいたとか。
久「あはははははははは」
まこ「笑いすぎじゃろーて」
カンッ
長野県住みの人すまん、あれこれも長野スタイルがいけない
練習試合のときは私服じゃなかったからね一ちゃんは…
乙です
長野スタイルが多いということは久やまこももしかしたら穿いてない?
あこちゃーアザっす!
堂々と付けてる感じより恥ずかしがってるのが可愛いね
乙!
やはり長野は魔境……チョーオッカナイヨー
俺…就活が終わったら長野に引っ越すんだ
俺長野出身だけど長野スタイルに出会えた事ないんだ…チクショーめ!(閣下
乙です
NAGANOスタイルの様に露出はしないけど、スカートの中は絆創膏ってのがNARAスタイルの可能性
乙です
>>543
長野出身だけど同級生が下着穿いてなかった所なら何度か見た事あるぜ
男子寮での話だけどな!
つまり京太郎もNAGANOスタイルの可能性があるのか!
<美穂子さんと一緒に弁当を作りながらイチャイチャ>
京太郎「えっと……材料あるし出来るな」
深夜のホテルの厨房で京太郎は買って来た材料を確認しエプロンをつけ手を洗うと作業に取り掛かる。
前に執事の人に教えてもらったように手際よく作っていく。
京太郎「……俺って麻雀部員だよな?」
作ってる最中にふとそんな事を思ってしまう。
麻雀ではなく料理作りが上手くなっている気がする。
美穂子「あら?」
京太郎「あれ?」
美穂子「こんばんは、須賀君」
京太郎「こんばんは、福路さん」
少しばかり自分の立場に思い悩んでいると扉が開き美穂子が入ってきた。
胸が大きく美人という事もあり、京太郎は覚えていたのだが美穂子が自分を知っていたのには驚いた。
特に目立つ事も無く合宿にも参加していなのによく覚えていたものだ。
京太郎「何か作りに来たんですか?」
美穂子「えぇ……お弁当を」
京太郎「お弁当?」
美穂子「今阿知賀の人達がゆみ達と麻雀をしてて」
京太郎「なるほど、お腹空きますからね」
美穂子の言葉に納得した。
それにしても他人の為にそこまで考える事ができ、行動に移せるのはすごいなと感心する。
自分も他人の為に料理を今しているがそれは相手が仲間だからだ。
自分なら決して作ろうとは思わない。
京太郎「すごいですね。他の人の為にそこまで出来るのって……」
美穂子「やっぱり変かしら……私昔からこうで友達にもうざいとか言われたし」
なにやら素直に賞賛すると美穂子がどんよりと落ち込む。
確かに受けてによってはうざいとか余計なお世話に感じるのだろう。
京太郎「俺は良いと思いますよ」
美穂子「本当に?」
京太郎「えぇ……素晴らしい事だと思います。友達に関しては福路さんとその人が合わなかっただけかと」
美穂子「……ふふふ、ごめんなさいね、気を使わせちゃって」
京太郎「全然、本当に思った事ですし……お弁当手伝います」
美穂子「えっと……お願いします」
ふと目に入った時計は結構な時間が経っており、これから1人で弁当を作るとなると皆が帰ってしまう。
京太郎は自分のが作り終ってる事もあり、手伝いを申し出た。
美穂子自身時計には気付いていたのだろう、頬を少しばかり赤く染め申し出を受け入れた。
京太郎「………出来ました」
美穂子「ありがとう、こっちに詰めてくれる?」
京太郎「はい」
最近料理を始めたばかりの京太郎は手伝いながらも気を使い邪魔しないように動く。
料理と同時にするのは些か疲れるが美穂子といられるという事もあり苦痛ではなかった。
美穂子「~♪」
京太郎(機嫌いいな……てっ!)
手際よく作っていく美穂子に少しばかり見惚れていると後ろに足元に調理器具が落ちている事に気付いた。
慌てて注意をしようにも時既に遅く、美穂子が調理器具に引っかかりバランスを崩している所だった。
美穂子「っ!」
美穂子はぎゅっと眼を瞑り来るであろう痛みに備える。
美穂子「?」
だが幾ら待っても痛みは来なかった。
そのことに不思議に思い目を開けると自分のとは違った金色に輝く髪の毛が目に入る。
京太郎「間に合って良かったです」
美穂子「須賀君?」
京太郎が美穂子の腰に手を回し抱きかかえる事によって転ぶのを阻止していた。
男性に抱きとめられるという経験は初めてで美穂子は暫くの間、固まってしまう。
京太郎「福路さん?」
美穂子「あっ!ご、ごめんなさい、重いわよね」
京太郎「やー…重くは無いです、むしろ軽いぐらいで」
美穂子は慌てて立ち上がりペコペコと頭を下げる。
そんな美穂子に京太郎は気にして無いと少しばかり笑った。
京太郎(腕に胸が当たった!やわっけー!!)
とか思ってたりするのでむしろ役得だったりする。
まぁ…それは置いといて京太郎は改めて美穂子を見た。
驚いた拍子に美穂子は両目を開けていた。
京太郎「その眼……」
美穂子「!!」
京太郎の呟きに美穂子は慌てて眼を瞑り手で押さえた。
油断していた、まさか見られるとは思い美穂子は体を竦める。
美穂子の脳裏には数々の目に関して言われたが掠めていく。
それは全て良いことではない……悪い事ばかりだ。
京太郎になんて言われるか美穂子は言葉に耐えるかのようにもう片方の目も瞑った。
京太郎「綺麗な眼してますよね」
美穂子「え?」
自分の聞き間違いだろうか、試しに両目を開け京太郎を見てみると彼は嬉しそうな表情で此方を見ている。
京太郎「やっぱり綺麗だ。オッドアイって言うんでしたっけ」
美穂子「変じゃない?」
京太郎「髪の色に合わさって天使みたいです」
美穂子「ッ~~~~!!」
特に何も考えずに自分の思った事を素直に口にした。
これには美穂子も赤面し両手を頬にあて悶える。
目を異端だと言われず、ただただ褒められる事がここまで嬉しいものだとは思わなかった。
胸が高鳴り、苦しいほどになり続ける、だがその苦痛がとてもとても嬉しくて幸せだった。
美穂子「あ……ありがとう」
京太郎「いえいえ、それじゃ残り作っちゃいますか」
美穂子「はい、京太郎君」
京太郎「へ?」
取り合えず、今度お礼に彼の好きなものを作ってあげよう。
その為に親友(久)に彼の事を聞いておかなければいけない。
美穂子はこれからの楽しみが増えたと喜ぶのだった。
カンッ
>>538
そういえばそうやね
阿知賀の人はアレを見てどう思うか……と持ったら穏乃がいたな
>>539
まこはともかく久はノーパンスットキングになるんやけど…エロくね?
>>540
恥じらいは大事!
ないと変態だー!!になるわ
あるとエロイね!
>>541
魔境ぐわいがおかしい あそこだけ全国決勝でしょ
>>542
就職頑張れ
そして引っ越すのだ
>>543 >>546
自分もない!
見たことない
なにその地獄
>>544
全員が絆創膏を常時持っているのか?
>>545
ありがとう
>>547-553
何故にそんな話に!?
好きやねー君らも!
キャップかわいすぎ
乙です
これが天使か…
-オマケ-
京太郎「………」
美穂子「………」
通路を歩く京太郎の三歩後ろを美穂子がニコニコと笑いながら着いて歩く。
特にそれを気にせず京太郎は部屋へと足を進めた。
京太郎「部長、買ってきましたよ」
久「ありがとねー」
美穂子「お茶入れます」
まこ「お客さんにそこまでさせるわけにも」
美穂子「好きでやっているので」
買って来たお弁当を皆に分けていく。
京太郎「あれ……俺の分が無い」
咲「京ちゃんもドジだよね」
京太郎「お前にだけは言われたくなかったぜ」
配ると自分の弁当だけ無いのに気付いた。
確か弁当の注文は美穂子がしてた筈なのだが忘れてしまったのだろうか。
特に怒りも湧かずどじっこもありだなと思っていると服をくいっと引っ張られた。
服を引っ張られた方へと視線を向けると美穂子が頬を染め席を勧めてくる。
何だろうかと思いつつ席に座ると美穂子が待ってましたとばかりに嬉しそうに準備を始めた。
京太郎「………」
久「………」
まこ「………」
和「………」
優希「私達より豪華だじぇ」
咲「……うー」
目の前には美穂子が作ってきた些か豪華なお弁当が用意されお茶も出された。
これが美穂子が京太郎の弁当を注文しなかった理由だろう。
普通なら嬉しい事なのだが、京太郎は何故こんなことされるのか判らず困惑していく。
京太郎「美穂子さん、これは」
美穂子「……あ、あーん」
京太郎「むぐっ」
困惑した表情でいつの間にか座った美穂子に顔を向けると口にお弁当を運ばれた。
取り合えず口に入った物を租借してみる……美味しかった。
美穂子「美味しい?」
京太郎「……美味しいです」
美穂子「よかった……もっと食べてね?」
京太郎「……はい」
次々に運ばれてくる料理を京太郎はただただ食べる事しか出来ない。
美穂子が本当に幸せそうで口が挟めなかった。
優希「なんだじぇ、あれ」
久「……お弁当が美味しくない」
まこ「あれと比べたら天と地の差があるしの」
和「しょぼく見えますね」
咲「…なんで、どうしてああなったの?」
美穂子「あーん♪」
京太郎「あ、あーん」
嬉しそうな美穂子と困惑気味の京太郎を見つつ清澄のメンバーは自分の弁当を突っつくのだった。
カンッ
策士なのね
かわいい
や京キャップナンバーワン!
すばら
キャップ可愛いなあ
キャップが可愛すぎて俺の美穂子が京太郎
可愛いのう
乙です
やはり、キャップは良妻ナンバーワンで女神ですわ
やはり京キャップは至高
すばらっ!
「わーわたがしだー!」
京太郎「綿菓子じゃなくてしんどうくんだよ」
女の子がどう見ても綿菓子にしか見えないふわふわな着ぐるみに抱きついてくる。
中の人こと新道寺麻雀部唯一の男性である京太郎は間違いを正す。
まぁ、正した所でオリジナルのキャラなので知る由もないのだが、子供が手を振って離れると一息ついた。
京太郎「あっち~………」
季節は10月、夏も終わり草木が紅葉し始めた頃、京太郎が通う新道寺女子高校では文化祭を開催していた。
共学へのサンプルとして通う事になったのは春頃のお話、最初は女子校と聞いて戸惑ったがいつの間にか慣れていた。
京太郎「友清の奴…こんなのを押し付けやがって」
「~~~~!!」
秋とはいえ、着ぐるみの中は暑く、汗を大量にかく。
京太郎は後ろを開け何か飲み物を飲もうかと手を伸ばしペットボトルを取った。
暫く飲んでいると何やら周りが騒がしい事に気付く。
京太郎「なんだろ……またウチが何かしたのだろうか」
「………そっちいったぞー!」
「やーー!!」
騒ぎで思い出すのは京太郎が所属している麻雀部だ。
様々な所で目立つ存在として在校生には知られている。
京太郎(後で聞けば言いや)
「~~ッ京太郎!」
京太郎「は?」
後で聞こうと思い着ぐるみを着なおすと後ろから聞きなれた声が聞こえ衝撃が背中にくる。
一瞬驚くものの自分の前に女性の手が伸び、勢いよく抱きつかれたのだと判った。
「っし!」
京太郎「何してんの姫子先輩」
後ろを向くと抱きついてきたのは部活の先輩でよくお世話になっている鶴田姫子だ。
何やら慌てていて人差し指を口に当て静かにしろと言っている。
何事かと見ていると姫子は着ぐるみを閉めて口を閉ざした。
友清「京太郎!」
京太郎「今度は何したの?」
友清「ひど!いつも私が何かしてるみたいじゃん!」
京太郎「してるでしょ……差し入れをロシアンルーレットにしたり、仁美先輩の飲み物を青汁に変えたり…」
友清「あー……いや、それはどうでもいいんだけど姫子知らない?」
京太郎「どうでもいいのか」
友清に反省の文字はないらしい、最近起した仁美先輩噴出し事件もなかった事にされていた。
京太郎の脳裏には仁美が口から青い液体を垂れ流しぶっ倒れている姿が思い出される。
同時に友清が楽しそうにチョークで人型を取り殺人事件のようにしてたのも思い出せた。
京太郎「……知らないけど今度はなんだ」
友清「姫子にバニースーツ着せる!」
姫子「がるるるる」
京太郎「はぁ?」
自信満々に胸を張って言い切る友清に京太郎は呆れ、姫子は威嚇した。
友清「……姫子の声しなかった?」
姫子「!」
京太郎「気のせいだろ…んでなんで?」
友清「我高校には文化祭のアンケートで1位を取ると豪華景品がもらえるというルールが」
京太郎「ありがちだな」
友清「我麻雀部もそれを狙っているのからさ、姫子を着飾ろうと」
京太郎「意味が判らん」
友清「文化祭には男性もすっごいやってくるでしょ?」
京太郎「まーな」
女子高という花園に文化祭の時だけ入れるということで入場者数は結構多い。
何より新道寺の麻雀部は強豪で知られていてこの時に見学しようとする輩が多いとの事。
そこでもっとも有名であるシローズと鶴姫の2人を着飾り人を釣ろうとしたらしい。
京太郎「……姫子先輩嫌がったろ」
友清「うん」
姫子「んっ!」
京太郎の言葉に友清と姫子は頷いた。
リザベーションというオカルトのせいでエロっぽく見られるが案外初心だ。
男性は苦手で付き合ってみると清い関係を望む事も多い。
京太郎「姫子先輩はこっちで見てないぞ」
友清「そっか……しょうがない」
京太郎「諦めるのか?」
友清「余った部員と友達総出で捕まえる」
京太郎「ひっでー」
姫子「ひぅっ」
友清の言葉に後ろにいた姫子が震えた。
京太郎は振り回される姫子に同情し黙っている事にする。
友清はそれじゃねと手を振りその場から立ち去り消えていった。
京太郎「……いなくなりましたけど、これからどうします?」
姫子「外出れなくなったからこんままでよか?」
後ろを振り向き姫子に問うと上目遣いでそんな事を言われた。
確かに着ぐるみの中にいるとは思うまい、隠れるところとしては問題ないだろう。
問題あると言えば暑い事と京太郎が入っていると言うこと位だ。
京太郎「この狭い中俺と一緒に動く事になりますけど」
姫子「んっ!京太郎なら大丈夫」
笑顔でそんな事を言われた。
男性として見られてないのか信頼されているのかどちらにしろ微妙な気持ちだ。
お世話になって事もあり、追い出せずそのまま一緒に行動することにする。
姫子「ぬっかにゃあ」
京太郎「……暑いって意味でしたっけ」
姫子「そそ、汗が…」
京太郎「秋だってのに密閉されていて暑いですもんね」
足を合わせて動いているとすぐに汗だくになってくる。
動くのも大変でふらふらと揺れながら歩くせいか不気味で誰も近寄ってこない。
哩「京太郎!」
京太郎「どうも部長…ぶふっ!」
姫子「部長は結構ノリやすか」
声をかけられ振り向くとバニー姿の哩が立っていた。
さしもの京太郎もコレには噴いた、後ろの姫子は疲れたような顔をしている。
哩「姫子ん奴見んかった?」
京太郎「見てないです」
哩「ん~こっちじゃなかとね」
京太郎「行ってもいいですかね?」
哩「すまんな、宣伝頼む……あと姫子」
京太郎「了解です」
京太郎はもう少し見ていたい気持ちになるも2人で入っているせいか汗が止まらない。
すぐにでも休みたいと思い、休憩室へと向かった。
京太郎「どう座ればいいんだ?」
姫子「ぬっか……ぬっか……」
何とか休憩室に着くも椅子を前にどう座ろうかと悩む。
2人で座るにしても幅がなく不自然になってしまう。
姫子を外にだそうならば近くの部員に見つかってしまうだろう。
暫しの間、考え込んでいると姫子が京太郎の背中にぎゅーと抱き着いてきた。
そろそろ限界のようだ、しょうがなく京太郎は自分が先に座り姫子を膝の上に乗せた。
美子「あれ……京太郎君、その着ぐるみおかしくない?」
京太郎&姫子「ギクッ」
座っていると美子に指摘された。
確かに2人で重なって座っている為、普通より2倍盛り上がっている。
見る人から見れば不自然だろう。
京太郎「あーあー膝を曲げてるからな」
美子「そうなんだ、休憩しっかりしてね」
姫子「ほっ」
首を傾げるものの忙しいのか美子は飲み物を飲むとすぐにカーテンの外へと出て行った。
そのことにほっとするもやはりこの体制はムリがあるかと思いなおす。
京太郎「んーどうしたら」
姫子「………こうすればよか」
京太郎「ひ、姫子先輩!?」
姫子「しー!」
姫子は体を回すと京太郎に正面から抱き付く形となった。
先ほどより体が密着しお互いの鼓動が聞こえてきそうなほどだ。
密着している為か姫子の柔らかいお尻が太股に当たる。
なるべく反応しないように我慢するが、姫子の汗の匂いが重なり嫌でも反応してしまう。
京太郎「………」
姫子「はぁ……はぁ……」
暑いせいで姫子は肩で息をしている。
頬を赤く染め濡れた瞳はすっごくエロかった。
京太郎はごくりと唾を飲み込みおそるおそる手を姫子の背中へと伸ばした。
仁美「京太郎こい差し入れ」
京太郎「うわっと!?」
姫子「………」
しようとしたところで後ろのジッパーが開き冷たいものが頬に触った。
どうやら仁美が差し入れを持って来てくれたようだ。
油断していた事に驚き腰を浮かしかけるほどに飛び跳ねた。
仁美「あー…ごめん?」
京太郎「いえいえいえ、あ、ありがとうございます!!」
仁美「そいじゃ行くわ、こいからメインイベントで暫く人が必要になっし」
京太郎「すみませんが俺はもう少し休んでいます」
仁美「ん、任せた」
そう言うと仁美はジッパーを戻しふらりと離れていく。
見えなくなると京太郎は一息ついた。
京太郎「姫子先輩、飲み物です」
姫子「ん~……」
貰った飲み物をぐったりとしている姫子に渡すと姫子は嬉しそうに声を出し飲み始める。
京太郎はそれを羨ましそうに見ていた。
貰ったものは一本だけだったので姫子にあげたが、自分も飲みたかった。
姫子「はふ……あい、京太郎ん分は?」
京太郎「……俺は大丈夫なんで」
姫子の問いに京太郎は強がりで答える。
自分より姫子の方が大事だと言い聞かせ京太郎は無理な笑みを浮かべた。
そんな京太郎を姫子はトロ~んとした瞳で暫く見た後、自分が飲んだペットボトルと京太郎の顔を暫しの間彷徨った。
そしてペットボトルに口をつけ飲み物を流し込むと……。
姫子「ん~~~ちゅ」
京太郎「っ~~~!?!?!?」
京太郎に口づけをした。
行き成りの事で驚くも姫子は首に手を回しガッチリと掴んでくる。
姫子の口の中から含まれた飲み物が京太郎へと流し込まれた。
姫子の舌が京太郎の口の中へ入り込みたどたどしく動かしていく。
慣れてないせいと京太郎が固まっているせいで飲み物が口と口の隙間から零れ落ちる。
姫子「ちゅ……っ、ん~」
京太郎(もうどうでにもなれ!)
姫子「んっ~~♪」
折角の飲み物がもったいないと京太郎も思い切り姫子へと舌を差し込む。
誰もいない休憩室の中、密閉された着ぐるみの中で京太郎と姫子はお互いに抱き合いお互いを貪りあうのだった。
飲み物が空になるまで水音だけが聞こえていく。
姫子「……ぐすん」
京太郎「いい加減、立ち直りましょ?」
教室の一角で姫子は膝を抱え壁にを向いている。
あれから姫子は逃げ切り、文化祭最後の種目のキャンプファイヤーが校庭で始まっている。
窓から下を覗けば軽快な音楽が流れ思い思いの人が好きな人と踊っている様子が見える。
姫子「うう~~ぬっかせんとしてもあいはなかよ!」
京太郎「あはははは……」
あの時暑さで朦朧とし凄い事をしていたのだが、落ち着けば頭をかかえるほど自己嫌悪が襲った。
京太郎「ふぅ……ほら最後の種目ですし」
姫子「あわわわ」
京太郎は姫子に近寄ると腕を取って抱き寄せる。
気付けば姫子は京太郎に抱きしめられている様態だった。
京太郎「俺と踊ってくれませんか?」
姫子「っ~~~!!」
京太郎の真剣な眼差しに姫子は顔を真っ赤にさせ静々と頷いた。
音に合わせぎこちなく動きを合わせ踊っていく。
誰にも邪魔されない教室で揺らめく火をライトに2人は動いていった。
暫くする音が止み大きな拍手が聞こえてきた。
京太郎「姫子先輩、俺は-------------」
姫子「!」
目を見開きまじまじと見つめると恥ずかしげに視線を逸らした。
それにくすっと笑い両手で頬を掴み正面を向けさせると先ほどの激しいものとは違った口づけ行なう。
姫子「私も---------」
京太郎「!」
すぐに離された口から流れ出た言葉に今度は逆に驚き目を見開く。
暫しの間2人は見つめ合い、コツンとお互いのおでこを合せるとくすくすと笑いあったのだった。
<きぐるみの中の事情 カンッ>
おつー
姫子のバニーも捨てがたいがこれはこれですげえかわいい
-オマケ-
京太郎「なにあれ」
姫子「あははは……」
次の日姫子と手を繋いで登校すると部室の一角で昨日の姫子のようになっている哩を発見する。
なにやらどんよりとしており物凄く落ち込んでいた。
煌「昨日は文化祭でテンション上がってましたからね、今更昨日の事を思い出して恥ずかしいとの事です」
京太郎&姫子「あー……」
昨日の哩は確かに普段と比べておかしかった。
始終テンションも高く最後のほうではバニー姿でありながらノリノリで写真を撮っていた…勿論ポーズつきでだ。
京太郎「南無」
姫子「やんなくてよかった」
哩「うぅ……」
新道寺に新しく哩バニーガール事件が加わったとか。
カンッ
>>559 >>564 >>567 >>569
可愛いよね!
>>560
これが天使だ
>>563
案外策士!本人は気付いてない模様
>>565
や京キャップ…長いな
>>566 >>573
すばらばら
>>568
どんな状況なんだそれ
>>570
ありん
>>571
良妻だろうね、確実に!
>>572
至高は人の数だけ存在する
数日に1度姫子をむしょうに書きたくなる
……姫子大好きだー!
乙です
しっかり者と思いきや意外と抜けてる哩っていいよね
僕は奈良王者さんが好きです
乙です
音声のみだと物凄い状態なんだろうなあw
乙です
バニー哩いい
乙ですー
姫子可愛い!
ぎうにうのきぐるみっくすのシチュエーションじゃねーかww
<実は衣の弟だった事が判明した京太郎と、その事実に驚愕する清澄の面子>
まこ「○%&#$%&%&~~~~!!!」
久「解読班いるかしら?」
優希「流石にわかんないじぇ」
和「すっごい慌ててますね」
咲「なにがあったんだろう」
部室で何時も通りにのんびりと麻雀を打っているとまこが扉を開き入ってくる。
何やら騒がしく言葉になってない言葉を言い口をパクパクと開けていた。
何かを伝えようと必死に指を何処かに向けているが意味がわからない。
久「なんなの?」
和「取り合えず深呼吸したほうが……」
まこ「……はぁはぁ!龍門渕が!」
久「龍門渕……?龍門渕さん達がやってきたの?」
まこの言葉に久は龍門渕メンバーを思い浮かべる。
大会以来、衣が咲を気に入ったこともあり、よく遊びに来きている。
別に珍しい事ではない。
透華「お邪魔しますわ!」
久「いらっしゃい、また急ね」
そうこうしていると龍門渕透華が顔を出した。
久は知らない仲でもないので手をひらひらと振って挨拶をする。
後ろみは相変わらずのメンバーがいた。
和「なんで龍門渕さんがウチの制服を着ているんですか?」
久「そういえばそうね」
一「今日から通う事になったからね」
純「俺は前とあまりかわんねーけどな」
久「は?」
透華「そういうことでこれお願いしますわ」
久「え!?」
驚く久に透華は5枚の紙を差し出す。
それを慌てて受取って読んでみると入部届けと書かれていた。
久「はぁ!?」
優希「まじだじぇ?」
透華「まじですわ!」
まこ「…いきなり転校生としてやってくるから驚いたわ」
智紀「噴出してたね」
咲「えーと……どうして急に?」
透華「衣が此方にお世話にならないといけなくなりまして」
一「それで衣1人じゃ…ってことで皆で転校してきた」
久「……天江さんが?」
透華達の言葉に清澄メンバーは疑問符を浮かべる。
何故、どうして、衣がこちらにこないといけなくなったのだろうかと。
咲「それで肝心の衣ちゃんは?」
透華「弟と帰りましたわね」
久「弟?」
優希「弟がいたんだじぇ?」
純「最近判ったんだよ」
和「よく漫画とかであることですかね?」
智紀「そんな感じ」
よく漫画やドラマであるような出来事に些か現実味が失われていく。
久「なるほどね~……それで弟って誰なのかしら?」
一「京太郎だね」
咲「え?」
久「は?」
和「………」
優希「あ~……」
まこ「そういえばあやつも金髪じゃな」
5人は驚きながらも部員である京太郎を思い浮かべる。
確かに似ても……いや、似てるのは金髪である髪ぐらいであった。
透華「衣のお父様が……まぁ京太郎様の父親なのですが」
一「秩序の乱れと言うか…なんというか」
純「まぁ、腹違いって奴だな」
智紀「それで今は皆で京太郎の家にお世話になってる」
清澄『………!?』
龍門渕メンバーの言葉に清澄一同は更に驚いた。
衣「~♪」
京太郎「機嫌いいな、衣」
衣「う~!!」
京太郎「………衣姉さん」
衣「うむ!弟と帰れるからな!」
京太郎と衣が手をつなぎなら家へと足を進める。
機嫌が妙にいい、最近出来た姉に戸惑いながら声をかけるも姉扱いしないと駄目なようだ。
正直背も低く態度も子供な衣相手だと妹を相手にしてるようにしか思えない。
今も不機嫌になるも姉と呼んだだけでこれだ。
衣「明日は休みだったな!」
京太郎「そうだな」
衣「なら衣と出かけよう!今までの分、仲を深めなければ」
京太郎「そうだな……」
チラっと横を見ればハギヨシが何やら遊園地と書かれたプラカードを持っていた。
京太郎「遊園地かな?」
衣「!………しょ、しょうがないな。京太郎が行きたいとなれば行かねば」
京太郎の言葉に衣は嬉しさを隠しきれていない。
澄ました顔をしているが口元がひくひくと動いている。
必死に嬉しさを隠している表情だ。
京太郎「どうしてもいきたいなー」
衣「なら行こう!」
素人からみても棒読みな京太郎の言葉に嬉しそうに頷き衣は機嫌よく歩いていく。
そんな姉を見て京太郎はこれもありかと微笑み一緒に帰るのであった。
カンッ
>>582
バニー姿も見てみたい!
可愛いよね
>>585
あの人は抜けていると思う
すばっ……すばらしい は笑った
>>585-591
おつありん
>>587
ちょい役だけどすっごい影響でかいよね
自分も好きです 結構な上位で好きです
>>588
きぐるみの中からびちゃびちゃと…ホラー?
>>589
哩が人気だ
哩も好きだけどね
>>591
姫子はかわいい!
これは真理だ
>>592
おっ判る人がいたか
あれ読んで書きたくなったから書いた
あの人の女の子可愛いしエロいしいいよね!
あったかさんが好きです!…あれのヒロイン宥姉に似てね?
そういえば今回のように他の人のシチュを使う場合って一言書いておいた方が言いのかね?
たまに読んでいてこのキャラで書きたいなと思ってパクッ…ごほん、お借りするのだけどどうなんだろか
乙です
京太郎と血が繋がってるなら、青いキャンディ食べたばりに急成長する可能性も…?
んで、見た目だけしか変わらないから…
「………」
ふと自分の人生を振り返ってみる。
子供の頃から病弱で入院ばかりの生活、まともに外で遊べた試しもない。
学校にもあまり行かないのでいじめと言うほどではないが友達もいなかった。
中学に上がり親友を2人できたのだけは僥倖だったともいえる。
何の役にも立たなかった自分、親友のように家庭的ではない自分、親友のように麻雀が上手いわけではない自分。
倒れ死を彷徨い獲得した力に舞い上がったのも束の間、結局は本物の才能の前に砕け散った。
自分の存在価値とは一体何なのだろうかとベッドの上で思い悩む。
「怜さん?」
そんな事を思っていると手に暖かい物が触れた。
ボーと考え込んでいたので不思議がられたのだろう。
要らない心配をかけてしまった。
「大丈夫、ちょっと人生を振り返ってただけや」
「………まだ十代なんですけど」
本当の事を言ってみると彼に苦笑された。
此方としては本気に思い悩んだ事なのだが何処となく馬鹿にされた気がして軽く彼を叩いてみる。
病弱なせいか力も出ず、彼に笑われるだけで終わった……その笑い顔で更にイラッとしたのは内緒だ。
「なにかして欲しい事とかあります?」
「なんや、行き成り」
「これでも怜さんのお世話係りですから」
「まだ、数ヶ月の付き合いの癖に」
「それでもいっぱい、いっぱいあなたの事を知っているつもりです」
少しばかり拗ねてみると彼に言い返された。
彼は指を1本1本折りながら知っているという自分の事を伝えてくる。
好きな料理に味、好きな事、嫌いな事、趣味に得意な事……結構知られていて顔を赤らめてしまった。
「それで何かして欲しい事は?」
「………ん~」
ベッドを両手でぼふぼふと叩きながら考えてみた、して欲しい事……欲しい事。
1つだけ思い当たり提案してみると彼は微笑み少しばかり席を外す、許可を貰いに行ったのだろう。
「結構大胆や」
「いやでした?」
「これでいいわ」
許可を貰ったきた彼と一緒に外へと出る。
久々の外は暑く汗が出てくる、それでもあの何もない病室よりはましだ。
彼におんぶされながら景色を楽しんでいると身に覚えのある建物が遠めに見えた。
数日前まで自分がいた会場だ。
「……ここまで歓声聞こえるんやね」
「決勝戦ですから」
木陰で休みながら飲み物を飲んでいると大きな人の声が複数聞こえてくる。
暑さと先ほどのせいでボーとしていると準決勝の事を思い出してしまう。
「………」
「また自分の価値について考えてます?」
「……京君はエスパーかなにか?」
考えていた事を当てられ少しばかり怪訝な視線を送ってしまった。
そんな自分の視線にも彼…京太郎は軽く笑って答えてくれた。
「怜さんの事、知ってるって言ったじゃないですか」
「そやった」
病室で話していたことを思い出し、少しばかり笑ってしまった。
暫くするとお腹が鳴り、手を当てた。
「何か食べたい物ってあります?」
「………」
そう聞いてきたので頭の中でお好み焼きを思い浮かべ、ぐぬぬっと両手を京太郎にかざして念じてみた。
そうしているときょとんとした表情をされた……当たり前か。
「お好み焼きは……ここが美味しいみたいです」
「ほんまに当てよった」
驚いて京太郎を見ると嬉しそうにしている。
しっかりと考えて当ててくれたみたいだ。
「なー京君」
「なんですか」
「私も京君の事いっぱい知ってんで?」
「ほー」
おんぶされながら病室でされたように自分の知っている京太郎の事を指折って伝えていく。
好きな料理に味、好きな事、嫌いな事、趣味に得意な事……最後に……。
「最後に私が大好きやろ」
「それ自分で言いますか」
「はずれてる?」
「当たってますね」
「私胸そんなないで?」
「……これから育つかも」
「そこは胸がなくてもー!言うところやろ」
「胸は大事です」
何やらキリっといい顔していう京太郎は少しばかり変態だと思った。
それでも自分が好きなのだと判ると、とてもとても嬉しい。
「私も好きや」
「牛丼にします?」
「そこでボケはいらんわ」
しょーもないボケに頭をポカポカと叩くと笑われた。
後ろから見た横顔は赤く染まっており、そう言う事なのだろう。
「とりあえず京君を幸せにするわ」
「とりあえず?」
「うん」
お調子者で寂しがりやで胸が大好きで私が大好きな彼を幸せにしていく、それが今の私の存在価値のようだ。
「大好きや」
私の存在価値 カンッ
-オマケ-
「………」
「………」
「………」
「………」
木陰から4人の女性が男女を見守る。
最初は楽しそうだという事で尾行していたのだが、今は楽しくない。
むしろ砂糖を吐きそうだ。
「……うえ、胸焼けしそう」
「いつもあんななんやな」
「部室に居る時とかわらんですね」
「……サンプル用に映像撮ってる自分が一番くるんやけど」
浩子は持っていたビデオカメラを下ろし確認しながら胸を押さえる。
「怜……大丈夫そうやね」
「視線を逸らしながら言うセリフじゃないなー」
視線を逸らしながら言うもセーラに突っ込まれた。
「だってなー?」
「……歩く人も視線逸らしてますね」
遠めに歩く2人を見ていると皆が胸を押さえ視線を避けた。
「とりあえず…どうします?」
「ここまで来たしな」
「怜ーー!!!」
「ウチらが入ればあれも収まるやろ」
4人は頷くと怜と京太郎に駆け寄って行った。
カンッ
<挙動不審のあらたそを尾行>
京太郎「何やってんだ、あれ」
灼「………ん」
昼休みに廊下を歩いていると辺りをキョロキョロと警戒しながら歩く灼を見かけた。
普段なら声をかけるところなのだが、あまりに挙動不審で声をかけずらい。
暇つぶしになるかと思い、京太郎は灼を尾行することにした。
灼「………」
京太郎(何か抱えているな)
遠目から見ても判るほどの物を抱えていた。
大事な物なのかしっかりと抱えている。
灼「誰かいるの?」
京太郎「やべぇ」
ポケーと考えながら追いかけていると近くのドアに足をぶつけて音を鳴らしてしまった。
咄嗟に辺りを確認するが扉を開ければ扉の音で気付かれてしまう。
京太郎(隠れる場所は!!)
灼「………」
流石に気になったのか後ろを振り返り見てみるも窓が開いているだけで誰もいない。
風が窓から入り込んできていて些か寒かった。
灼「神経質になりすぎかな」
灼はそのまま部室へと足と進めた。
京太郎「あぶねー!二重の意味で危ねー!」
灼が去った後、窓縁に捕まりぶら下がっていた京太郎は冷や汗をかく。
手に力を込め廊下に降り立ちながらも灼の後を追っていく。
少しばかり何をしているんだろうかとも思ったが此処まできたら引き返せなかった。
京太郎「部室?」
後を着けると部室へと入っていく。
ドアを少しばかり開け中を覗くとロッカーの一部に荷物を入れていた。
京太郎「何を……」
灼「ふふふ……ハルちゃんコレクションが増えた」
京太郎「はい、撤収」
灼の言葉を聞いて京太郎は静かにドアを閉め自分の教室へと戻っていく。
真実とは時に価値のないものだったりするのだ。
灼「………やっぱり着いてきてた」
京太郎が去った後、ドアを開け京太郎の帰る背中を見て一言呟いた。
窓を見たときに縁に指が掛かっていたのでもしかして思ったが当たっていたらしい。
むしろ当たってないと何故窓にぶら下がるのかと言う話にもなるのだが。
灼「~♪」
改めてロッカーを開けハルちゃんコレクションを除けると置くの板を引き離す。
すると更に奥があり、様々なものが置いてあった。
灼はその中から1つ選ぶと取り出しも元通りにする。
そして袋の中から(密閉していた)取り出したYシャツをぎゅーと抱きしめると顔を近づけ息をする。
灼「はふ……落ち着く」
そのまま椅子に座りだらーんと背もたれに背中を預けた。
灼(ハルちゃんも好きだけど異性では京太郎だよね)
何時もならこんなことをしないのだが、今日は何故か我慢が出来なかった。
その為、急遽コレクションを取りに部室へ来たのだが、京太郎につけられていると知ったときは冷や汗をかいた。
こんな所を彼に見られるわけにはいかない。
灼「~♪」
灼はそのまま誰も来ない部室で昼休みが終わるまで堪能するのだった。
カンッ
-オマケ-
穏乃「京太郎は?」
灼「今日は休み」
穏乃「う~ん……そっか残念、灼さん!」
灼「なに?」
穏乃「コレクション借りますね」
灼「え?」
穏乃の言葉に灼が振り返ると既に穏乃はロッカーを開けハルちゃんコレクションを除け奥へと手を突っ込む。
そしてお目当ての物を取り出し満足そうにするのだった。
灼「なっ!何を……」
憧「あ~……私も」
玄「なら私も」
宥「あったか~い」
おどくろ灼の後ろから次々に阿知賀勢がやってきては物色していく。
宥に至ってはすでにYシャツを着込んでいる。
灼「あわわわわ……服に他の匂いが!そっちは駄目!」
全員『えー………』
灼の京太郎コクレションは京太郎以外には知られている。
晴絵「……ナニコレ苛め?」
余談だが………地面に転がるコレクションを見て泣いた人もいたりする。
カンッ
灼が変態になった!ついてでに穏乃達もなった!晴絵が泣いた!後悔はしてない!
それじゃのー! 怜は……ね、不幸にはならんで欲しい要素いっぱいやからね
乙
傷心のレジェンドが裏切って京太郎に全てをチクる展開はよ
「きょーちゃんさん!きょーちゃんさん!」
「なんだ」
カンカンと音を鳴らし湯気を噴出すヤカンを眺めていると後ろから声が聞こえた。
その声に答えながらも振り返らずヤカンを見続ける、そろそろいいだろうか。
「辛いっす、とてもとても辛いっす」
「だろうなー……沸いてるな」
適当に相槌を打ちながらヤカンの中身を用意していたカップに入れていく。
自分の分も入れておいたので味見がてら飲んでみる、うん美味い。
「ほれ飲め」
「何すかこれ」
カップを持って自分の寝床を陣取っている同級生へと向かう。
ベッドの前に行くと桃子はむくりと起き上がる。
カップを受取り中身を見ながら呟く、しょうが湯を飲んだ事ないだろうか。
「しょうが湯、風邪にいいからな」
「へー……これが」
「飲んだ事ないのか」
「ないっすね。うまうま」
桃子は渡されたしょうが湯に目を輝かせて飲み始める。
昔に母親に作ってもらったのを覚えていて作ってみたが口に合ったらしい。
ついでにおでこに手を当てて熱を測るも変わらず高い。
「病院行くか?」
「外出たくないっす」
「そうだな」
外を見ると雪が深々と降り続け家の周りを白い壁で囲んでいっていた。
この雪で大学が休講になったのは嬉しいが外にも出れない。
頭の中で残った食料を考えつつどうしようかなと悩んでいると手を引かれた。
見てみると桃子が潤んだ眼で此方を引っ張っていた。
「どうした?」
「眠くなったっす」
すっかりと飲み干したカップが机の上に置かれていた。
喉が渇いていたのだろうか。
「なら寝とけ」
「1人じゃ嫌っすね」
「………はぁ、カップ片付けてくるから先に寝てろ」
「はいっす」
1度立ち上がりカップを洗いに台所へと運び洗い戻ってくると寝ている桃子と目が合った。
あれほど辛そうにしていたのに寝ていなかったらしい。
「まったく、寝てろよ」
. - ─ ─ - .
. ´. :: ::::::::::::: :: ::::::::::::::.` .
_ / . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
 ̄  ̄ ` X . '. :: :/ .::::::. ' . :: :::::/.:::::::/. :::::::::::::::\
/ \ /.:: :: l:l、:: :/:: ::: . :. ' . ::::/ |:: :: ::::::::::::: ::: ヽ
/ \´ ̄ |:! \:: :::/::/:::::::/ .! :: ::: リ :: :: ::::::: .
. / ヽ リ. Y:::/.:: /⌒ヽ |.:::::::/!: :: :: ::: ::: .
/ ∨ }::i:: :/ ___ !:::::/ li :: :: ::: :: : i
. / 人. /:::l::::i´ ̄`ヾ .|:::/ リ. :: ::: ::::::: |
/ / ∧ /::::::l::::| xxxx 人{ / !:: ::i :: :::::: !
/ ' ∨.::::: l::::| __ l:: :::l:::::::|::八
X 入:::::从リ . ⌒ヾj:: :::l::: ::レ' \
: :\ / \::::〈 c / 从 :: l::::: { )
: : : :.\ ' `> - - , ' .イ:::ハ::l:::::人
: : : : : : \ / `\::リ::/:::::i::lイ.:: ::ヽ
: : : : : : : : :\ / ` <:::ルi j :: :: ::::)
「……しょうがねーな」
「やった!」
嬉しそうに声を挙げ布団を捲った。
京太郎はしょうがなく中に入るとぎゅーと桃子を抱きしめる。
そうしてやると桃子も嬉しそうに抱きしめ返してきた。
桃子の胸が京太郎の体の形に潰れ柔らかい感触を味わう。
………相変わらず柔らかい。
「ほれ寝ろ」
「…しないっすか?」
「するかよ、寝ろ寝ろ」
「しょうがないっすね、おやすみっす」
「おやすみ」
桃子の頭をゆっくりと撫でていると桃子はすぐに寝に就いた。
幸せそうに寝ている桃子を見ていると眠くなってきた。
欠伸を1つし京太郎もまた眠りに就いた。
<病気の看病 桃子編 カンッ>
-オマケ-
___
...:::::::::::::::::::::::::::::..
/::::::::::/:::::::::::::i:::::::::::\
/:::::::::::::::i:::::::::::::::|:::i::l::::::::::.
/:::::::::/::l:::i:::|::::::::/|:::i::|::::!::::::.
/::::/::/:::ハ::l:::i::l::::i }:ノリ::::|:::::::!
/::::/:::ix竓ミヽi八ハx竓ミ:::j:::::::|
/::::::!:::::K{.:J:i i.:J:}〉イ::::::::!
|:::i::::!:::::i、i`¨ , `¨ ! ,:::::::::|
|:::|:::i::::::゙ヘ| ''' ''' |小:::::::|
|:i八|:::::|::::ト、 ^ ィ/:/:::i/:::!
乂 ハ:::K//i iト -- "ノ!':/:::/::::::|
〃: : ヽ//: : : `==彡': i厶イ`ヽ/
i: : : : //: : : : : : : : : : :| |: : : : : \
r 、 ノ: : : ∧\ : : : : /: : : :j ',: : : : : : :i
i⌒' 〈: : ∨ \\_:_: !:_:_//∧: :/ :ノ
V `ヽ }: / `ー===一'/ ∨: : /
} i V l/ i: : /
丶 γ_i| / |: 〈
i'’ / /|乂 =彡' 乂: :}ヽ
| i//{:!: : :`:ーr--=ニニ -=彡: : : : |//〉
| i/∧: : : : : :i ニ=-- /: : : : : ///{
| i///\: : : :| \ /: : : : :.////7
i //////》: : :.| ヽ二ニ= /: : : : :./////
《//////T: : :.| `== /: : : : :/⌒Y/
i`ーr…┤: : :| ./: : : : :/ /
丶 '. !: : : | /: : : : :/ /
「ごほん……ごほん……うつされた」
あれから数日後、今度は京太郎がベッドの上で寝ている。
どうやら桃子にうつされたらしい。
モモぐうかわ
「しょーがないっすね。私が看病するっす♪」
「なんで嬉しそうに……てかなんで俺の着替えを漁る」
____
..:::::::::::::::::::::::::::::::..
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/:::/:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
〃::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
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|i:::|::::::|:::::::::::::|::::::::::::::::::::::::|:::::::|
八:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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|:|:::::::|:::::::::::::::::|::::::|::|::::::|:::::::|
|:|:::::::|:::::::::::::::::|::::::|::|::::::|:::::::|i _
|:|:::::::|:::::::::::::::::|::::::|::|::::::|:::::::|iヽ /〔
|:|:::::::|:::::::: !:::!::!::::::!::!:::: |:::::::|i| _ -ニ/ }
_ -―ァハi::!::::|i::::::: !:::!::!::::::!::!:::: |:::::::リ| __ - ニニ...:::::::::::ヽ_ノi
/`Y´ ニニア _}从八::::: |:i:|::|i:::i:|::|i:::::|:::::/`ノー---― 、ニニニ...-‐:::::::::::::::::::::::::::::}__/
/: : i:.∧-/ / /  ̄`ヽ}从八从八ノj/ i::::::::::::::::::::::::::::::::::::: -‐ ´
i: : : \:.Y 「 / ‘, __ } i:::::::::::::::::::::::::-‐
|: : : \「i,ノ-' ! 〔〔 / ノ-―  ̄ ̄
|: : : : :{/ | //_ --一
ノ: : : / } / /´
{: -/´{ / / /
. ∨: : :.\ / /
‘: : : : : >イ ‘, /
\_,:イ .i ヽ /
/ ハ | /
/ { i | /!
. / | ノ / i
,′ | }\___ / {
,′ | .′--、 / ‘,
, | ' \ ‘,
\___! / \ \
|__/ }
.′ ノ:.
/:\_ __/:::::::::.
/::::::::::::::`ー――――一:::::::::::::::::::::::::::::.
横になりながら桃子の方へと視線を向けると嬉しそうにタンスを漁っている。
そして気に入ったのがあったのかそれを自分で着込んだ。
俺に着せるんじゃないのかよ思いつつ口に出さない。
突っ込む気力もないのだ。
かわいいいいいいい
「撮り合えずお粥っすかね」
「頼むわ」
「治ったらデートっす!」
「……それでいいから」
「やった!それじゃしっかりと看病するっす!」
「……承諾しなかったらしてくれなかったのかよ」
京太郎の言葉に桃子は振り返り笑顔で答えた。
_________
....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::\
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::: |:::::i::i:::l:::i:::::\:::}
′::::::::::::::::::::::: :::::ト、::::::::iヽ::::::::::i::::|i::i:::i:::|::::::::::ヾ
i::::::::::::::::::::::::::::::|::::{ ‘:::::|斗‐:::/:::::リリ:::i:::|::::::! i:::〉
|:::::::::::::::::::::::::::八::::, }::リ__}::::/::/ ,ィ斤ト::::}::}/
|::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::i i/,ィ芹斤´ }.:i i::::/::\
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|i 〈{ _}.::| ゞ' {:/:/:::::::\
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::八 ゞ゚ .:::.∨:::::::::\\
|:::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::\ .::::::. ' /:::::::::ト、::::\\
|:::::∧::::::::::::::::::::::::::::::\:::\ ,-, ∧:::::::::|:::i\:::::. ヽ
::::/ ‘::::::::::::::::::::::::::\:::\:::\ `’/:::::}::::::::|:::| ヽ:::i }
. /:/ Ⅵ::::::::::::|\::::::\::::\:::\__ ィ:::::::::|::::::::|:::i ‘:|
i::{ ‘i:::::|i:::::l:::::i\::::::ヽ⌒ヽ::::\:i::::::::::|::::::::|:リ ,リ
|::i |:::::|i::::リ:::リ´ }\:::i__,}:\:::\:::::リ::::::::/ /'
. 八::.、 |:::::|i::///ノ--i:リ __> ヽ::::Ⅳー一'
. \:::::....__リ:::::リ'´ / /---- }:::i\
 ̄__/:::::/ / / ノノ\ \
 ̄i ̄{ // / ' \
/ `ー /
〈 _/
`ー―┬┬
i 〕
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桃子AA豊富で楽や
姫子、怜と書いたら次は桃子な自分 やっぱり可愛いな
作中だと無個性なくせにこっちだと個性てんこ盛りな桃子いいね!
それじゃのー 阿知賀は変態!あとおつありん!
>>625
みたいのか
乙です
モモ可愛いよモモ
乙
「俺に着せるんじゃないのかよ」で笑っちまった
モモ可愛いねえ
<ネリーと二人で夜のコンビニバイト>
「いらっしゃいませー……お前かよ」
「いらっしゃった!」
深夜のコンビニでバイトをしているとネリーがやってきた。
確かに彼女も今日のシフトに入っていたが些か早い気もする。
「早くね?」
「暇だし、遊びに……「帰れ」えー」
遊びに来たとのたまうネリーを追い返そうとしっしと手で追い払う。
だが、意を返さずネリーは楽しげに雑誌を読み始めた。
「いい所だから黙ってて」
「……店員が立ち読みかよ」
「もったいないし」
「なんだそりゃ」
相変わらず金にがめつい。
しょうがなくネリーを置いといて仕事をすることにする。
「………じー」
「………なんだよ」
品出しをしているといつの間にか隣でじっと見られてることに気付く。
何が楽しいのかネリーはずっと一言も言わずに見続けてきた。
「ネリー……?」
「ねぇ、京太郎?」
もう一度ネリーに視線を合わせて彼女の名前を呼ぶと潤んだ眼で此方を見た。
何時もは悪友として見ている彼女が今だけは女性として見てしまった。
「ここじゃないよ?置く場所」
「はぁ!?」
ネリーに指摘され見てみると確かに違った。
「早く言えよ!?」
「いつ気付くかなと……気付かなかったけど」
がっくりと肩を落とし気だるげに直していく。
それを隣でネリーが楽しげに見ていた。
「さー!仕事だ!」
「元気だな」
時間が来るとネリーが元気に仕事着に着替えてきた。
これから朝まで仕事なのに元気な事だ。
「ありがとうございました!」
「ました!」
先ほどまでいた客が帰るとネリーがぽつりと呟く。
「眠い」
「先ほどまでの勢いはどうした」
ボケーと真っ直ぐ視線を向けている、正面から見ると視線が彷徨っている、限界が近いみたいだ。
そんなネリー見てしょうがなく抱き上げると後ろへと戻っていく。
品出しも終わってるし客が来るまでは大丈夫だろう。
「放せよ」
「やー……」
椅子に座らせて寝かせようとするもネリーが服を掴んで放さない。
暫く格闘するもネリーの力は強く放れない。
しかたがなく椅子に座り、抱きかかえるとそのまま眠らせた。
「稼いだね」
「お、おぅ」
朝が来て仕事から解放されるとネリーは元気にはしゃぐ、お金がもらえて嬉しいのだろう。
それ比べてこっちは眠かった。
「お前は……な、まぁいいか」
「?」
寝ていたくせにと言いそうになるもやめた。
数時間眠った後、自分をフォローしてくれていたことを思い出したからだ。
「そうだ!1万円ね!」
「何がだよ」
手を出してお金を要求してきた。
この手はなんだろうか?
「私を抱きしめてた分」
「お前が放さなかったんだろう……あーもういいや、それでいいから寝かせて」
「う~ん……」
そう言いつつ自分のベッドに倒れこむ、何故か着いてきたネリーはこの際無視だ。
布団に倒れこむと心地よい冷たさが伝わってくる。
その冷たさも次第に暖かさに変わってきた。
「……何してんの」
「代金代わり、一緒に寝よ」
「そうか」
「うん♪」
殆ど動かない頭でネリーを抱き寄せるとそのまま抱き枕にして眠りに就く、今度は安らかに眠れそうだ。
カンッ
>>636-642
おつありん
>>631 >>633 >>638-639 >>643
モモ可愛いよね!
依存されたい
>>642
笑ってくれてなによりです
ギャグとか苦手なんよね
場面転換が少しばかり急すぎたかねー
それじゃのー
乙です
乙!
抱き枕ネリーとか……抱き心地良さそうだな!
尚、別verでころたんを始めロリ勢の抱き枕があるとかないとか………
乙です
この後、寝てるのが店長にバレてこってり絞られて、しょんぼりしてるのを慰めるのですね
消し忘れorz
他スレで安価取る前に埋まったんで書き込まずにそのままだった……
乙ー
やはり抱き枕はちっちゃい子が良いよね
乙です
京太郎の添い寝それも京太郎のベットでの添い寝がたったの1万円でご提供
これは売れる(確信)
有料オプションが色々つきそうだな。
<てるるん>
「へ……照さんですか?」
「そそ、咲と幼馴染なら知ってるんじゃない?」
合宿所で朝ご飯を作っていると部長にそんな事を聞かれた。
何でも朝風呂の時に照さんのお話になったそうだ。
「咲には……?」
「あの子、名前が出たら何も言わずに出て行っちゃって」
「あー……そういえば喧嘩してるって言ってたっけか」
前に照さんから連絡があった時に怒ってると聞いた覚えがあった。
結局何が原因で怒ってるか教えてくれなかったが喧嘩をしていたのか。
「それでどんな人なの?」
「んー……クールな人ですね」
「うん?」
ポツリと思い出に残る照さんを思い浮かべるとそれが出てくる。
それに対して久は首を傾げていた。
「どうかしました?」
「いやー……インタビューとかの時のを見ると全然というか」
「あぁ……あれ作り笑いですし」
「……あれが?」
. . .-‐…‐-. . .
... ´. . . . . . . . . . . . . \
/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
/. . ./. : : : : : : : : : : : i: . . . . ハ
/. ./. . ./: : i: :i: : : : :i: : : i: ',: : : :i: : :,
′ー―ァ: :/: :从: : : ト--ミ: i: : : :|: : :'
′: : : ://⌒/ }: : :リ }: :ハ:|ト: : :i: : : ,
. /: |l: : : |l ∨__|{ }: : / レ' }| }: : i: : : :i
/: :从: : 八《´んハ. j/ r==ミ /: ::/| . . .|
// _ }ト: : :ハ 弋 ソ :::::: 厶イ: |: . . |
/^ / }|l: ≧ゝ} :::::: ′__ /-' i: :|: . . |
. ' .i / / }: : ::::::人 f ノ ./:::::: i: :|: : i |
. i し' ./ .i} i: ::::i:::::>o。.. < i::::::::/::/: :/: |
ノir―-ミ |:∧:::八::::::::::r'ス´ / ゝ-、 :/}: / }/
f入 `ー 〉 /' V_ゝ/.〈 Ⅹ / i`/イ、_
辷ーく / / / rヘ/__rヘ_/ | ヽ
{ ̄` 入 i / | /:::| / . / ハ
. Y i 圦 |. `> 1 /::::|l ∧ _彡 /
ハ. // ‘, 」:::/ / |/::::::|l/ \ / |
. /八_// ‘ {:::;′〈 . |ト、/ 〉__ i \/
《`ーイ::: V:::{ ‘, |i i/ / | | 〉
ヽ:::::::::::::.. L::i ..........ゝ. У_彡 .........| | ./
マ:::::::::::. 八:::::::::::::\く L:::::::::::::| ′ {
`マ::::::::. :∧:::::::::: ヽ} ::::::::::::::::::::/ .j
マ::::::: }i :::i Oj ::::::::::: /
「………」
2人の脳裏にこの前の雑誌に載っていた照が出てくる。
クールとはかけ離れた印象だ。
「あの人、咲と違って人付き合いとか得意なんで」
「へー…姿しか似てないわね」
「ですね。クールだけど困っていると助けてくれてかっこいい人ですね」
「何々初恋の人なの?」
「……その通りだったりします」
部長の言葉で思い返し頬が熱くなる。
頼りになるかっこいい年上のお姉さんで今でも憧れなのだ。
-白糸台-
「へっくち」
「うわ!きったな!」
「………風邪とか引くなよ」
照は鼻をずずと啜るとチーンと鼻紙で拭取る。
そしてポケーとしてお菓子を頬張るのだった。
「本当に風邪じゃないだろうな」
「違う、たぶん京ちゃんが私の事話してる」
「だれそれ」
隣に居た淡の言葉を無視し照は自分の世界へと入る。
照の脳内では花束を持って白いタキシード姿の京太郎がお出迎えをしてくれている。
「だれ?」
「照の妄想だ」
菫は一刀両断する、こんなポンコツに彼氏が居てたまるかと思うのだった。
-清澄-
「会いたいなー」
「そんなに素敵な人なのね」
「えぇ……今ならたぶんこんな感じですかね」
,. . : : : : :  ̄ ̄ ̄: : : : . . .、
,. : ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `: . 、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
.' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : :\: : : : : \
.': : /: : :/: : : : : : : : : : :ヽ: : : :ヽ: : : : ヽ : : : ∨: : : ∧
/: :〃: : :|: : : : : |: : : : : : :|、: : : :|、_: :|: : : : :|: : : : : :.
,: : :':|: : : :|: : : : : {: : : : : : :| \イ:l´\: : |: : : , :|: : : : : : .
/: : :|:|: : : :|: : : :_,∧: : :| : : { \},.ィtr‐、: : /}/: : : : : : :|
′: : |:{: : : :{:´「´: | 从:{\: :\ ィ雹(_心 イ: /⌒Y: : : |: : |
': : : : 从: : :∧:{ 从{ \` ー` 乂こソ |:/ ) } : : : : : |
/: : . :イ: : :\: :{ ,イ¨雹芯 /' ,..-_ノ: : : :|: : |
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ー ´ : : : : : : |: : ∧ ' ム: |: |: : : : :|: : |
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Ⅵ: : : :|: : |: :个:.. < |: : |: |: : : : 从: !
∨ : : ∨ |: : {: : : : : :≧=-r ´ /⌒|:/: : : :/ Ⅵ
\: : :\}: : \: ヽ : / ∧ _,/ /'/: : ,.く
\: } \>:,.イ /⌒\/ ,.- /:/、 \
\ // ,' / / /イ- 、 \ ∧
/,イ / / //´ \ \∧
_/// / ̄/ /,.イ/ ∨ } ∧
「{ / ,:.:/ / / _,/:.:// }/∧ .
_ | | { /{:.{ / ´ ̄ ̄:.:.:.:.:// ,′ ∧ }
/ Y| | Ⅳ ィ介、:.:.:.:.:.:.:.:.:.イ / /////∧〉
r ¨´ 、 Ⅵ V:.://:.:.} ̄ ̄ / {//// /
「´ ヽ ヽ}|) {:./ {:.:.:.| 乂 ´∨_/
「京ちゃんに会いたい」
-‐──‐-
. ´ `ヽ、
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〔 |/ 八〔\ .' \ /
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\ヽーヽ └─ー/─' \
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| | |
-現実-
時の流れとは非情である。
その後、照に会って打ちのめされた京太郎がいたとか……。
カンッ
>>649-658
おつありん
>>650
抱き枕はスレあったしなー
さすがに……
>>653
2人の写真を撮ってから起して怒る
>>655
別にかまへんよ
自分もよーやる
>>656
ぎゅーと抱ける身長が好み
>>658
ネリー「はっ!思い浮かんだ!」
京太郎「やだ」
>>659
ネリー「今なら添い寝+好きなセリフつき!」
「買います!いえ飼います!」
「タコスを我慢すれば……」
「た、たまには後輩とのスキンシップ必要よねー!」
「……いいかも知れんの」
「わ、私が!幼馴染権限で!」
てるーてるー!ポンコツ
それじゃの
乙です
京ちゃんの前でクールでカッコイイお姉さん演じられないほどになってしまったのか……
乙
思い出はいつだって綺麗で、現実とはいつだって残酷なものである
乙です
現実のAAを見ながら「照はポンコツ」を頭の中で繰り返していたら、いつの間にか「照はトンコツ」になってた
ポンコツ風味な不思議さんかわいい
乙
憧れは理解からもっとも遠い感情って言うし仕方ないね
ぽんこつが京太郎を呼ぶのか、
京太郎がぽんこつを呼ぶのか
<ガイトさんとキスまみれないちゃいちゃ>
「ふられた!!」
「……ん?」
大きな声で後輩が扉を開け入ってくる。
すぐに机に抱きつくように滑り込むとそのまま動かなくなった。
先ほどの話だけで考えるに彼女に振られたという事だろう。
確か京太郎の彼女は高校からの付き合いで長い間、仲良く付き合っていたはずだ。
それなのにいきなり、どうして……?
「京太郎?」
「うう……好きな人ができたからって、なら俺はなんだったんだよ」
「………飲みに行くか」
「はい」
取り合えず飲んで忘れさせよう。
京太郎の肩をポンと叩くと私は荷物を纏め外へと一緒に繰り出した。
「ちくしょー……」
「………」
さめざめと泣く京太郎の横で私は静かにグラスを傾ける。
何時もは男なら泣くなと言う所だが、今回ばかりは見逃す。
ずっと好きで寄り添っていた人に捨てられたのだ、今回ばかりはいいだろう。
「うぅ……やべぇ、うえっぷ」
「飲みすぎだな」
肩を貸しながら歩いているとバランスが取れず少しばかりフラつく。
このまま京太郎を連れて歩くのは危険だと思い辺りを見渡す。
丁度いいところがあった、京太郎を連れふらふらと其方への建物へと歩いていく。
「……何処だここ」
目が覚めると知らない天井が見えた。
耳を澄ますと水の音が聞こえてきた。
一体此処はどこだ。
「………ホテル、てかラブホじゃね?」
何度か足を運んだ事もあり、何となく雰囲気で判った。
ピンクや紫といった怪しい雰囲気の部屋作り、ランプも淡い光を灯しており尚一層雰囲気に貢献にしていた。
「起きたか」
「あーあー……俺飲んで飲んで」
「んっ、流石に連れて歩くのは無理だからな」
シャワールームから出てきた大学の先輩の智葉を見て思い出す。
酒を飲みすぎたのか……何時も世話になっている先輩に醜態を見せてしまった。
申し訳なさで一杯になり謝罪を………いや、お礼をした。
「ありがとうございます」
「別に構わない」
何時もは後ろで束ねている髪もお風呂上りのせいかそのまま流していた。
滅多に見れない智葉についつい目をやってしまう。
だが、すぐに視線を逸らし頭を振った。
先ほど彼女に振られたばかりなのだ、それなのに他の女性に目に行くのは何事だと自分を叱責した。
「……どういうこと?」
「なに、お礼を貰おうかと……な」
そう思ってたのにいつの間にか智葉に押し倒されていた。
視線の先には目を爛々と輝かせた智葉が居る……何処となく肉食獣に見えた。
「彼女と最初に会ったのは?」
「えっ……」
質問の意図が掴めず一瞬間が空いた。
そのまま黙っていると智葉がもう一度同じ質問をした。
「高校の麻雀部に入って……それから2回目の大会の時に……」
「そうか、んっ」
「えっ……」
彼女との思い出を話すと智葉に口付けをされた。
意味が判らない、智葉も酔っているのだろうか?
「私達が会ったのは合宿の時だったな」
「そうですね」
言われて思い出したのは智葉の出会いだ。
最初の大会が終わった後の合宿で智葉と会った、会ったと言っても2、3回ほど話した程度だ。
その後大学で会った時に智葉が京太郎の事を覚えていた事には驚いた。
「初のデートの時は?」
「………大会後の8月中に遊園地に」
「んっ…」
また質問をされ口付けをされた。
その後も何度も彼女との思い出を聞かれ、答える。
そして口付けをされた。
何度も何度も口付けした為か口周りが少々汚れてしまった。
それでも貪るように………思い出を上書きするかのように続けていく。
「…………」
「ちゅ、はむ……ん~♪」
最後にはお互いに舌を絡め激しいものへと変わった。
最初の抵抗なぞ紙の様に破れ、今では智葉との口付けが普通の事だと思うほどに……。
「京太郎……お前は私の物だ」
「……そのようですね」
最後にはそんな事を言われた。
智葉の問いにごくごく普通に当たり前のように答えた。
まだ2人の夜は始まったばかりだ……いや、二人の時間がここから一生続いていくのだろう。
カンッ
>>665-673
おつありん
>>665
気力が……ね?
>>667
知らなければ言いこともあるよね
>>669
何を言っている?
ラーメン食べたくなった…でも眠いな
>>671
ポンコツって加護欲出るよね
守りたい、構いたい
>>672
せやね、自分の憧れを勝手に押し付けてるだけだしね
>>674
たぶん、両方やね
今回の話を書いてて、ゼロ魔思い出した。
最終巻まだですか?
それじゃのー
「……恭子、大丈夫か?」
「……問題ないです」
夕食時、主将にそんな事を言われてしまった。
反射的に大丈夫と答えたが今の自分の顔は正反対だろう。
鏡を見れば顔色を真っ青にし視線を定まっていない。
これで大丈夫だと言って信じてくれる人はいなかった。
「部屋に戻ります」
「……明日は準決勝やからな~、ゆっくりな~」
「………はい」
……止め刺さないで欲しかったです。
口元を押さえながら自分の部屋に戻るとそのまま布団に倒れこんだ。
「明日は準決勝やな」
口で言葉にすると実感が湧いてくる。
それだけで真夏と言うのに体が震え止まらない。
怖い…怖い……怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い……。
明日の準決勝が怖い。
(なんやねん、あの宮永咲っていうんは!)
宮永と言う苗字で警戒をしていたが予想以上の化け物だった。
宮守や永水も十分化け物だが清澄のは格が違う。
よくもまぁ…あの中で生き残れたと自分の幸運に感謝をすると同時に準決勝はあれ以上のが増えるのかと思うと
胃が痛くなってきた。
「あかん、泣けてきた」
気持ちが治まらず、不安定になっていき涙が出てくる。
自分はこんなにも弱い存在だったのかと改め思い知らされた。
(誰でもええ、助けて)
枕をぎゅーと掴み抱きしめ震えて祈っている時だった。
コンコン と控えめなノックの音が聞こえた。
「………だ、だれや?」
ノックの音にビクっと体が反応した。
そして、またもや反射的に答えてしまい、しまったと思った。
今の顔を誰にも見せたくない。
「恭子先輩?」
「……きょ、京太郎か」
今年の春にふらりとやって来た後輩だった。
最初は男性という事もあり、遠めに見ていただけだった。
それが、何時からか気になり気付けば誰よりも近くを陣取っていた。
たぶん、初心者の彼に自分を重ねたのだろう。
「何のようや?」
「気分が悪そうだったので……心配で」
「そか……なら問題ないから戻ってな」
「……ならなんでそんなに泣きそうな声なんですか?」
どうやら私の声は震えていたらしい。
余計に心配を重ねてしまったようだ。
「………」
「よいしょっと」
「京太郎?」
どうしようかと黙っているとドアからドンと音が聞こえてくる。
おそるおそる近寄るとドアが開かない。
どうやら京太郎がドアを背にしてるらしい。
「何のつもりや」
「不安が解けるまでここにいようかと」
「……あほ」
持って来てしまった枕をぎゅーと抱きしめドアに背中を合わせる。
そうしていると何となく京太郎の温もりを感じれるようで落ち着く。
「やっぱり怖いですか?」
「怖い…物凄く、特に宮永っちゅーのは化け物やね」
「………へ?」
「うん?」
一番の恐怖対象を言ってみると不思議そうな声で返された。
なんだろうか……何かおかしなことでもあったのだろうか?
「…なるほど、なら咲を見ても怖くならない話をしてあげます」
「……咲?」
「えぇ、俺って中学は長野だったじゃないですか」
「そうやったね」
「中学の時の腐れ縁なんです」
「そっか」
なんだろう、彼からそんな事を聞かされると胸がムカムカとし始める。
枕を更に抱きしめるも治まらなかった。
「あいつってしょっちゅう道に迷うんですよ」
「ほんまに?」
「その度に俺が手を引いて」
「……手繋いたん?」
「?えぇ…」
頭の中で京太郎と宮永が手を繋いでいる様子を思い浮かべる。
余計嫌な気持ちになった。
その後も京太郎と宮永のポンコツな話をされていった。
不安が消えた変わりに嫌な気持ちが胸に溜まっていった。
「これでええな~♪」
「これに何の意味があるんです?」
嬉しそうにする郁乃に呆れながら鏡を見る。
そこにはスカートを履いて髪をリボンで後ろに縛っている自分がいる。
鏡の中の自分は何時もより女の子らしく、違和感が強い。
「似合ってるやん」
「いいと思うなー」
「可愛いのよー」
「わー……先輩いいですね」
「そうか?」
皆が皆、自分を褒めるが鏡の自分は嫌そうな顔をしている。
こんな事で本当に勝てるのだろうか?
騙されている気がする。
「ジュース買ってきました……恭子先輩?」
「…ん、お疲れ、似合う?」
ドアを開け京太郎が入ってきたのでふわりと出来る限り優雅に回り振り返った。
そして少しばかり微笑む。
「…………可愛いです」
「そかそっか♪」
「…私達と反応が違うのよー」「現金やな」「ポッキリ?」「………つっこみませんよ?」
うるさい、少し黙っていてもらいた。
後ろのギャラリーを他所に顔を赤くしうろたえる京太郎へと近づく……そして……。
「んっ」
「むぐっ!?」
『やった』
京太郎を抱き寄せて口付けをした。
「……これは宮永にもされてないやろ」
「………」
唖然としている京太郎にそう告げた。
真っ赤になりこくこくと頷く京太郎見て満足するとそのまま飲み物を1つ貰い外へと出る。
昨日嫌な気持ちにさせた罰だ、これぐらい貰わないと気がすまない。
「まずは……勝ってデートからやね」
昨日聞かされた宮永との思い出を振り返る。
この試合に勝ったら宮永がされたことと同じ事をしてもらおう。
上書きするように私を刻み込むのだ。
カンッ
眠い…眠い…
ゲームのPV出ましたねー
恭子も能力あって驚いた、はよゲームはよ
それじゃのー
あとおつありん!感想も! ガイトさんは……どうやろね、手を回したのかね?
乙です
嫉妬かわいいよ嫉妬
乙
まさか・・・ガイトさんまでコークスクリューツモを!?
<時を翔けるリチャードソン>
耕介「ん~予約入れなくて泊まれるってのはいいな」
慕「うん!観光も良かったし宿もいいね」
玄「ようこそ、お越しくださいました」
松実旅館では予約以外にも飛び込みの泊まりも出来るようにしている。
以外にもそういうお客様が多いのだ。
今日も2人のお客様がやってきた。
成人の男性と小学5年生ぐらいの女の子だ。
若いが父親と娘だろうか?
玄「まずはフロントで記帳をお願いします」
仲居「お荷物お持ちしますね」
耕介「ありがとう」
慕「私が書いてもいい?」
耕介「あぁ頼んだ」
玄「ふふふ、ここにお名前お願いしますね?」
慕「はい!」
女の子は嬉しそうに記帳に名前を書いていく。
チラっと横目で確認すると 白築耕介 白築慕 と書かれていた。
やはり親子らしい。
玄「お父さんと観光かな?」
慕「え?」
玄の言葉に女の子は不思議そうに首を傾げた。
慕「お父さんじゃなくて……」
玄「あわわ……ごめんなさいね」
どうやら父親じゃないらしい、ならお兄ちゃんだろうか?
慕「うんと……私がお嫁さんでおじちゃんは夫なの!」
玄「………」
京太郎「………」
耕介「ちょっと!?」
仲居「若。10番ですか?」
京太郎「10番かな」
耕介「えっ……なにその不穏な会話!?叔父と姪ですから!?」
慕「えっ~~」
叔父?の言葉に女の子は不満そうだ。
まぁ…流石に嘘だとわかってるので実際に通報はしない。
女の子はませてるなと思いつつ二人のお客様を迎えるのだった。
カンッ
>>701-705
おつありん
>>704
可愛らしい嫉妬はいいね!
>>705
さすが3位さんだ!
そしてその書き込みだと遊戯王の黒崎さん思い出す
京太郎要素薄いですが供養という意味で
前にやろうとした松実旅館のネタです。
ちなみに10番とは通報って意味らしい
なんと言う爆弾発言wwwwww
10番にそんな意味があるのか...
乙です
<京太郎のオカズを発見して読み耽る豊音>
「それじゃー飲み物取ってきますね」
「うん、わかったよー」
そう言って京太郎はドアを閉め1階へと降りていく。
京太郎がいなくなると辺りをそわそわしながら物珍しそうに視線を彷徨わせた。
男性の部屋に入るのが初めてでどうにも興味が尽きない。
(ちょこっとだけならいいよね)
先ほど部屋から出る際に見回っても言いと次げていたので問題ないはずだ。
漫画や麻雀の雑誌が置かれた棚に洋服が詰め込まれたタンス、ベッドにPCにと自分の部屋と変わらない
それでも異性の部屋だというだけで新鮮だ。
.. -―━━―-...
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「これなんだろ?」
色々と探していると雑誌の中に一冊だけ異様な気配を放っている雑誌を見つけた。
表紙には綺麗なお姉さんが写っており少々過激だ。
豊音は不思議がりながらも躊躇なく開いた。
「これでいいか」
下に降り冷蔵庫を確認しジュースがあったのでそれを選ぶ。
コップを二つだし注ぐと適当なお菓子をトレイに載せ持っていく。
(ふふふ……今頃必死に探している頃だろう)
豊音が来るという事で既に様々な所にお宝本は隠してある。
絨毯の下、枕の中、布団の中に本を隠すなら本の中、雑誌を一冊、普通に混ぜた。
勿論端や真ん中に置かず端から少しだけ中心よりの所にだ。
(まぁ……見つかったとしてもグラビア雑誌だけど)
所謂おかずネタの物は全部PC内に鍵をかけて置いてある。
豊音の事だからPCまでは手を出さないだろう。
「豊音さん、持って着ましたよー……よぉ?」
扉を開け中に入ると京太郎は固まる。
-── -
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|:::|::::|:{ :::| \:::ト;::::::\テミ !::::::::|:::::::|::::::::::::::.
|:::|::::|::';:::|{ テミヽ{ \::::::ヽリ|:::::::,':::::::,':::::::::::::::::.
ヾヽ{:::::ヾ 乂リ ゜ 、::::\::/::::::/:::::::::::::::::::::ヽ
}:::::::|:::.//' /// `7、::',:::::/::::::::::::::::::::::::::::::.
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「あっ……」
「………」
何やら人のYシャツを着てポーズを取っている豊音がいた。
お互いがお互いに固まり沈黙が続く。
視線を下に向けると雑誌が開いて豊音と同じポーズを取っている。
豊音はこれの真似をしたのだろう。
「あ、あのね……京太郎君?」
「………がふっ」
豊音が何かを伝えようと焦りだすと急に京太郎は前のめりに倒れた。
「きょ、京太郎君!?」
「我人生に悔いなし」
抱き起こされ豊音に向かって親指を立て京太郎は意識を失った。
「きょうたろうくーーん!」
カンッ
我が人生に一片の悔いなし!
-if 今いいところなの-
「と、豊音さん?」
「………」
部屋に戻ると隠していた雑誌を黙々と読み続ける豊音が居た。
驚いて声をかけるも聞こえてないのが返事もない。
「と、豊音さん?」
もう一度だけ呼ぶと気付いたのかこちらに顔を向けてくれた。
__
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「………」
笑顔を向けられるもすぐに視線は雑誌へと戻る。
「やめて!?黙々と読まないで!?」
「………」
黙々と読まれ恥ずかしくなり、雑誌を取り返そうとするも力が強く取れない。
「くそっ!なんだこの力」
「………」
必死にアレコレと京太郎が取り返す案を考える中、豊音はずーと読み続けたとか。
カンッ
イケナイ気分になる豊音なんておらんかったんや
乙ー
>>1は無垢な豊音に無修正のポルノを突きつける様な事は出来なかったかw
乙です
豊音にもっと過激なの読ませる展開早よ!!
なにこれかわいい
乙です
ちょーかわいいよー乙
このスレがきっかけで雪鬼屋始めました。
倒産が怖くてまったくランクテンに入らないけど。
ちょーかわいいよー
<二人乗り自転車>
桃子「青春したいっす」
ゆみ「なんだいきなり」
桃子「漫画読んでたら二人乗りとかいいなと思ったっす」
智美「わはは……そういうことか」
ゆみ「あー……自転車の二人乗りか」
桃子「こういうのって憧がれるっすよね」
ゆみ「確かに……だが」
桃子「だが?」
ゆみ「自転車の二人乗りは禁止だ」
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ト、.:.:|/:/\ ___ ,. -|/.:.:/.:.:./.:./.:.:/.:./.:./
ヽ:|: !: /7:::::}ー-‐ '",|:.:.:/.:.:./.:./.:.:/.:./.:./
//: / ノ:::; -} _, 厶イ.:/|.:/!.:./!:/!.:/
/:/: /イ::/ _!. :': : : : : :|/ : :|/: ∨ i' .i/
桃子「……そうだったっす」
智美「わはは………あーあれならできるかも」
桃子「どれっすか?」
智美「京太郎と前に乗ったことあったし、ちょっと聞いてみる」
ゆみ「なんの事だろうな」
桃子「さー………?」
京太郎「持って着ましたけど……乗るの?」
桃子「これはっ!?」
ゆみ「……なるほどな、これなら問題ないのか」
智美「いいだろ?思う存分青春してくれ」
桃子「………」シャーコシャーコ
京太郎「………」シャーコシャーコ
京太郎「なぁ……モモ」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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:::::::|::::|::::|::::::::|i::| | ′{ノ厶イ
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:::::::|::::|::::|::::::::|i::| | c-、ノ
:::::::|::::|::::| }:::::|i::| iノ´::!!
:::::::|::::|::::|/::::/i::厂::::/::||
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::厶イi:/⌒メ、:::i::!:::/:::/ ヽ
/: : :ノ': : :\)从!:/:::/
: : : : : : \: \ノ'i:::/
: : : : : : : : `:-、メ'"
: : : : : : : :〉 : : \:\
: : : : : : : iノ: : :_彡': : .
桃子「なんすか、きょうちゃんさん」シャーコシャーコ
京太郎「青春出来てる?」シャーコシャーコ
桃子「………たぶん」シャーコーシャコ
京太郎「……甘酸っぱい青春…なのかな?」
桃子「信頼関係は確実に育つっすね」
京太郎「あっ……次右曲がるから体倒してくれ」
桃子「はいっす」
野崎くんかww
京太郎「………」シャーコシャーコ
桃子「………」シャーコシャーコ
京太郎「なぁ……モモ」
桃子「なんすか」
京太郎「周りの視線めっちゃ痛いな」 トウカ、アレノリタイ コロモニハ、ハヤイデスワ
桃子「そりゃ………タンデム自転車に乗っているからっすね」
桃子「むしろなんでこんなものがあるんっすか!」
京太郎「あー……中学まで一緒だった幼馴染を学校へ運ぶ時に使ってた奴でな」
桃子「遅刻っすか?」
京太郎「そそ、迎えに行かないと遅刻する奴で時間もないからどうしようかと悩んで見つけたのがこれ」
桃子「これって公道走れたっすね」
京太郎「長野は認められてるから」
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八:l:.:ハ:|:.:l八//:.:l / /i:i:i:l ', /: ∨:./ ̄: :`: : . . _
∨,斗<: : /: : :!/ ,:i:i:i:i| ∨: : : ∨: : : : : : : : /: :\
/:/: : : : : :〈: : :/| /:i:i:i:i:i| /: : : :_:_:〉: : : : : : :./: : : : !
i:∧: : : : : : :7: :.l i:i:i:i:i:i:il /: : :∨:./: : : : : : : /: : : : :.|
|:/∧: : : : :/: : : :Ⅵ:i:i:i:i:i:l,': : : : ∨: : : : : : : /: : : : : :.|
/:/:.∧: :/: :\: : : Ⅵ:i:i:i:/: : : :/: : : : : : :.∨: : : : \ !
}: : : : : ∨: : : : :.\: :Ⅵ:i/: : :/: : : : : : : : : :.i\: : : : : :.
|: : : : : /: : : : : : : : \∨: /: : : : : : : : : : : : |: : \: : : : :.
京太郎「すごいな」
カンッ
※タンデム自転車は長野県、兵庫県、山形県、愛媛県、広島県、宮崎県では一般公道も走れます。
長野まじすげー。
元ネタは野崎君 全巻大人買いしちゃったぜ
-オマケ-
桃子「へーい!きょうちゃんさん!乗ってかないっすか!」
京太郎「気に入ったんだそれ」
2人の登下校はタンデム自転車になったとか
>>716
むしろ黙々と読んでそう
>>718
R-18スレじゃないっすから
>>719
今度かなー?
>>720 >>723 >>725
可愛く書けているようでなによりです
>>721-723
おつありん
>>724
ソフトハウスは全部やってたり
倒産は周回やってれば平気平気!
>>728
野崎君やね 恋愛ssを書くにあたって恋愛を勉強しようとマンガを買ったんだけどラインナップが
赤頭巾チャチャ 全巻 きんぎょ注意報 全巻 鬼灯の冷徹 全巻 野崎君 全巻 名探偵夢水清志郎事件ノート 全巻
恋愛ってなんだろね?
乙です
自分の地元もタンデム自転車OKなのを今知った
モモかわ
長野すげえや
これもある意味NAGANOスタイルだよな
乙です
周りにモモ見え無いだろうから、京ちゃん一人でタンデム自転車こいでるように見えるんだろうな...
乙
これ中学時代から最低3人と乗ってるんだろ。ちょっとした地域の名物になってそうだ
乙 タンデム自転車ってテーマパーク内とかでしか使えないものだと思ってた
格好良くはないけどなかなかインパクトあるな
豊音もモモもすばらだなあ
そういや鶴賀って中高一貫らしいですね(露骨なネタ提供)
<アラフォー達に狙われる京太郎を守るうたたん>
はやり「はやや~ん☆」
はやり「あっ……(京太郎君だ♪)」
はやり「京太郎君!今時間あ……」
デーデン!デーデン!デデ!デデデデ!デン!
京太郎「電話だ」
京太郎「もしもーし」
はやり「電話出ちゃった……待ったほうがいいよね」
咏『よーよー!今東京にいるんだろ?良い物食わせてやるからダッシュな!』
京太郎「まじですか!すぐに行きます!」ダッシュ
はやり「あっ………」
はやり「★」
理沙「あっ……京太郎」プンスコ
理沙「あ、あの(チャンス!)」プンスコ
咏「ドーン!!」
京太郎「うぶえ……タックルはやめて貰えませんか?」
咏「平気平気、私小柄だし痛くないだろ」
京太郎「いつも小柄だとか言うと不機嫌になるくせに」
咏「自分で言うのはいいんだよ。それより飯食いにいくぞ!」
京太郎「やったー!」
理沙「………」ぷん…
みさき「理沙さん、いきなり居なくなるの……」
理沙「ここにいたよ!!!」マギギレ
みさき「!?」
健夜「あの後ろ姿は京太郎君♪」
健夜「京太郎君!き、奇遇だね(変じゃないにゃね!)」
京太郎「あっ……こんばんは、健夜さん」
健夜「う、うん……時間あったら食事でも……」
京太郎「よかった、健夜さんなら知ってますかね?」
健夜「何を?」
京太郎「咏さん、寝ちゃって……部屋知りません?」振り向き
咏「ぐー……」
健夜「右に曲がって突き当たりの階段を下に下りて左に10歩歩いた所だよ」
京太郎「ありがとうございます!」
健夜「……お姫様だっこ…羨ましい、沈め」
京太郎「あれ!?温泉に着いた!?」
咏「すぴー」
はやり&健夜&理沙「「「京太郎君!!!」」」
京太郎「ふぁい?」
部屋で寝ていると誰かに起された。
いい夢を見ていたのに台無しだ。
はやり「私と朝ごはんを!」
理沙「私!」プンスコ
健夜「今日こそは私!」
京太郎「えー……」
??「ううーん」
3人『え?』
京太郎「あー……そうだ、昨日結局場所判らなくて」
咏「すぴー……」
3人「……またお前か!」
その後、5人で食事をしぶしぶとしたとさ。
カンッ
>>731-735 >>738-743
おつありん!
>>731
以外に知らないよね
>>733
モモ可愛い!
ゲームはよ!!
>>736
長野はいろいろとすごいよね
調べてビックリ
>>737
露出でタンデムに乗りながら公道を走るの?
>>738
あの人すげー……
体力ぱねぇ
>>739
ふ、2人乗りもあるから
あー……咲と照を乗っけて京ちゃんが漕ぐのもありか
なお、2人は漕げない模様
>>743
実際に走った人いるんかね?
>>744
さんきゅー!可愛く書きたい!
>>745
あー言ってたね
中学は男女混合だろうし
京太郎「モモごめん、俺高校は別の所いくわ」
桃子「何で!?」
京太郎「やー…鶴賀の高校って女子高だし」
桃子「あーそうだったっす」
京太郎「と言うわけで俺は清澄にいくよ」
桃子「あっ……なら、なら!私も一緒にいくっす!」
京太郎「やー……何処に住む気だよ」
桃子「京ちゃんさんの家に住めばいいっすよね!」
京太郎「!?」
ありだな……今度詳しく書いてみよ
乙です
うたたんって夜九時には布団にもぐってそうだよね
はやりんかわいい
> 桃子「京ちゃんさんの家に住めばいいっすよね!」
このネタではよ
乙です
この「守る」は意識的にではなく無意識的にやってるのか…?
乙ー
うたたん可愛い
乙!
うたたんイェーイ!
乙です
うたたんかわいい
乙です。
毎度思う。はやりんの★は何を意味してるのか
マジギレに笑った
乙です
そりゃうたたんと一緒にの布団で寝てたんだからいい夢見れますよね
どんな夢を見てたんだろう……
わっかんねー
京太郎「ぐー……」
_____
...::´:::::::::::::::::::::::::::::`::...、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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/八::l::::|:::::l:::::/::::::::// / ゞ= _彡イ:://:/
 ̄ ̄\___/ ̄ ̄ ̄ ̄\:|:::::l::::l::::::::/l' | ー=彡//:/
. /―― `丶::::l::::::/ | , ゞ∠彡:::/
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京太郎(何か柔らか)
朝が来たのか眩しい日差しが顔にかかる。
夢から覚めまどろみながらも起きると体に柔らかい感触があたった。
あぁ……今日もかと思いつつ目を開けるとパッチリと開いた目とあった。
京太郎「……おはよう、モモ」
桃子「おはようっす」
何故か抱きつくように一緒に寝ている桃子の頭を撫でると起き上がる。
ほどよく暖かい布団と柔らかい桃子を手放すのは嫌だがこればかりはしょうがない。
京太郎「てか、今日もか」
桃子「別にいいじゃないっすか。昔からなんっすから」
京太郎「一応高校生になったし、こういうのは……」
桃子「……駄目っすか?」
京太郎「うっ……」
あざといほどの上目遣いに心が揺れる。
結局の所すぐに京太郎が音を上げた。
京太郎「問題になったらでいいか」
桃子「やったっす!」
ガッツボーズをしている桃子を見ると何だがハメられた気がした。
まぁ……此方も役得なのでいいかと思い改めて起き上がる。
京太郎「ほら、出てくから先に着替えとけ」
桃子「はーいっす」
ドアを開け外へ出るとそのままトイレへと向かった。
身支度を済ましている間に桃子も着替え終わるだろう。
京太郎(待て…なんで俺の部屋に桃子の着替えが置いてある)
京太郎と一緒に清澄に通う事になって桃子にも部屋が与えられたハズだ。
そちらで着替えればいいのに何故俺の部屋なのだろうか。
京太郎「まぁ……いいや」
考えるのも面倒になりそのまま、仕度をしてしまう事にした。
『いただきます』
母親「はい、よく噛んでね」
カピー「ぬぼー」
準備を整え朝ごはんを食べると丁度いい時間になる。
いつもどおりの朝に朝ごはんに風景、これがこれからも続くのだろう。
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京太郎「1-……2-……3-……」
桃子「ん~」
咲「……迎えに来るのはいいけど時間を数えるのはやめてよ!?」
待ち合わせ場所でのんびりとしていると咲がやってきた。
高校生になり同じクラスになった彼女だが、なんと桃子が薄っすらと見えるらしい。
そのせいで幽霊と思われ色々とあったのだが此処では割合。
, ::::¨  ̄ ̄ ̄ ̄` 丶、
/:.:.:.:.:.:.: :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ヽ
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/ /:.:/:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.小 丶 !.:.l:.:.:l
. / /' /:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.从 _ ノ:.:.:l:.:.:!
/ / {.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:{ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:l::\ ヽ_.ノ .ィ´/:.:/:.:/
{ { l.:.:.:/i.:.:.:/:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:} > . <.:.:.:/:.:/:.:/i
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ヽ l:.:.l l:.:.:.lヽ:.:.:.ヽ:.:.:.l_ ,,::::´l\ `ー-ァ_rヾ\ ̄:::::ヽ/
\ヾ/:. :. :. :\:. :. :. :.l. :. :. \\::::/ i、:. /:. :. :. l.:ヽ
/:. :. :. :. :. :ヽ:. :. :.L:. :. :./ヽ i:::ヽi:. :.\:. :. l:. :.ヽ
/:. :. :. :. :. :. :. ',:. :. :.  ̄::/:. :.ヽl:::::::',i:. :. /:. :.丶:.:.:.丶
{/:. :. :. :. :. :. :. }:. :. :. :. :. ヽ、:. :.\:::::i:. :/:. :. :. :.\:.:.:丶
桃子「おはよっす」
/ : : : : : : |i : : : |i : : : : : :|i : : :|i :| : : : :| : : : : : : : : : : :∧
. : : : : : : : : : |i : : | |i: :|: : :|: :|i : : :|i :| : : : :| : : : : : : : : : : : : :.
/: : : : : : : |: : : |i : : |_||__|_:|ノ|i: : : |\,.___: :ト、 : : : : :|: : : : :.
. /: : : : : : : : |: : : |/´l.八_|: : :| |i : : :||八: : : :|/|/\ヽ: :i: :| : : : : :.
/: : : : : : : : : |: : : |ヽ:斗====ミ|.八: : : | 斗====ミ、 Ⅴ: i|: : : : : :i
. / : : : :__|: : :i|: : : |〃 ,イ斧心 ′ \: | 笊i心. ヾ | : リ: : : : : :|
´ ̄ ̄ il : :八: : :|″ ._)::::::hi} ヽ ._)::::::h} |: /: : :/ : : |
|i: : : |r\| 乂___ツ 乂___ツ . |/: : :/: : : :j
|i : : :|l`ハ `ー , ─‐ :' /: : ,イ: : :|: ,
|i ,: :∧ """" """" 厶イ'/:|i /|/
l/|: : :人__ ,__/: ル' '′
{ |: 八: : 从 ー─ /: : /'′
|/ \: : \ /´ ヽ ,イ: /
' \ ト、: , _, ─ ノ , : : /
ヽ \:> _ <: /
ヽ: : 〕 ─ 〔: :/l: /
京太郎「いい加減慣れろよ」
桃子「微妙に傷つくっす」
咲「ご、ごめんね」
京太郎「まぁ、いいや。それじゃ行こうぜ」
『はーい』
右に本を読みつつ歩く咲を左に喋りかけてくる桃子の2人を連れ今日も歩く。
これが朝の日常だ。
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京太郎「ちわーす」
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::::::::::::::::iィ竓芹芋ミi/i/ノ' ノ'__/!:::://::::}
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{ i::::::::::::| |V辷ヅ __).:::}i//::::/
:::i::::::::::::| |,,, 辷ヅ!/::::/
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从::::|:::::トi ` -- ,イ:::::i:/
}八::::| > ._.........-‐:::::::!:::::/
ヽ:|__∧::::::::/::/i:::::::::/
_/:i:i }ハ{:/ /::::/ _
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、: : ' |:i:{/: // 〈`ヽ. / /// ) )
: \: ', !:i:|:./: { } }´ ∠//
:_: : :\ノi/: : :|, ―ァノ ノ ー―一ァ
: : : : : O}: : : : :!: :/〈 ノ 、 、 ̄
: : : : : : :i: : : :.八:{ \く__ ヘ__〉
: : : : :.o/: : :./: : :.\__/:.}
: : :/ : /: : : /: /: : : /
桃子「っす!」
久「でた」
和「……っ」ビクっ
高校になり入った麻雀部に顔を出すと部長にそんな事を言われる。
相変わらずひどい扱いだ。
京太郎「流石にそれはひどい」
/: . : . : . : . : . : . :-‐: . : . : . : . : \
. : . : . : . : . : . :イ: . : . : . :.,イ: . :、.ヘ: . : . ,
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/: . : . : . : / : . : . : . /〃 { 从: . リV: . : . : .
. : . : . : . : . : . : . : . / 〃 ヽ ヽソ ∨: . : . : .
: . : . : . :/. :/: . :, ' / V: . :ヘ: .,
{: . : . : . : .レ': . : ./-‐''7 -‐'''゚'''ー∨: . :.Ⅳ,
: . : . : . : . {: . : , ,' }: . : .} い
: . : . : . : . :!: .:/zzzzュ、 ,ィ==ォ、 ∧: . :i }:}
: . : . : . : . :{: 《 ら :::.リ ` ら :::.} ノ ,: .}: . :} ii
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.V: .ヘ: . : . : . ) __ ノ: . :/
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``}:==:{ .} ` __ ィ ' ゝ:==:{
7: . : .i ,ィ'} i__ {: . : . ',
_,,,>'" {: . : ..ヘム }:;:;λ: . : . ヘ<
久「入部初日にイチャイチャと目の前でされたらねー」
まこ「それも毎日」
桃子「えへへ……」
京太郎「えー……」
和「S……SOA、SOA」
優希「いい加減現実見た方がいいじぇ」
今日も今日で楽しく部活に励んだ。
若干一名ほど桃子に怯える子も居たがそのうち慣れるだろう。
-------
-----
---
母親「今日のお味噌汁何か違うと思わない?」
桃子「!!」
京太郎「ん~……いつもどおりの味だな」
桃子「やったっす!」
母親「おめでとう」
京太郎「は?」
食事時になにやら質問され答えたら桃子が喜んだ。
いったい何だと言うのだろうか。
母親「そのお味噌汁、ももちゃんが作ったのよ」
京太郎「へー……いつもどおりの味だな」
母親「家の味を完璧に覚えたわね!」
......:――――::.....
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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/::::::::/:/::/::/}:i::i:::: i::i:::::::::::::::::::::::::::::.
.::i:|:i/i/i:/i:/ i:i::i:::: i::|:::::::::::::::::::::::::::::|
l:::l:|:| 芹 ノ' ノ'i::i:::/i::|:::::::::::::::::::::::::::::|
i::从{ __} 芹ミ刈:::::::::::::::::::::::::::::|
.::::::′V __}しト!::::::::::::::::::::::::::::::|
':::::::| ′ Vi:ツ i:::::::::::::::::::::::::::i|:|
|:::::八 、_ ''|i '::::/:: /::::::::::::i:i|:|
|::::::::::i\ |i /:::/:: /:::::::/:::i:i:|{{
|::::::::::|::::::`ー‐..、ノ' /:::/::::/::::: /:::: l:i:|ヾ
|::::::::八::::::i:::::i::::} 厶厶イ:::::::/:::/::川 }}
八::::/ ヽ:从::!斗--=ミ.._j//::〃:/ iリノ'
∨ / ̄: : : : :\ : : : 厶仏イ /
/: : : : \: : : :.\: : : : : : \
/: : : : : : : : : : : :ヽ: : /: : : : : : : :{
/: : : : : : : : : : :/ : : ∨: : : : : : 、:_ノ:、
__/: : : : : : : : : : :/: : : : : i: : : : : : : : : :ノ
/: : : : : : : : : : : :./: : : : : : ヽ: : : : : : : /
/: : : : : : : : : : :./: : : : : : : : : \:_:_:_;イ
/: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :!
母親「これで何時でも嫁入りに来れるわね!」
『ぶほっ』
母親の言葉に2人して噴出した。
,. --- 、 ____
/, ´ ̄ ̄` '⌒´ \
、_/_/⌒ヽ , / ヽ
,---、 / // : ヽ :.
, / ̄-/ /' { | | | :
/ __  ̄,./ /-' l| l | |___ l | |
.:' / ,イ _| | |ア__l { { | / }`| | |
/ ,:´ | { | l\{从 ∨ィ斧ミ、 | |
/\'´ /{ | 从{__,. \∨Vソ }イ ト、 ∧{
////\ r--- ´八 !∧  ̄ ,: :.:.: }/ノ/ リ
. ///////\ \}∧ u 八/
//////////〉 込、 __ ,.: /
///////// / }>、 ` イ |从
,'//////// / _ /--、l ` ̄ :, |--、
.///////// / イ/////\ {////} / 「///|
'//////// /´// {////////ー '|////| , |///l|
///////////// |l///////////ヽ// \ |////> 、
////////{/////{!/////////////////}--- /////////> 、
京太郎「………」
桃子「………ん」
チラっと桃子の顔を見ると顔を真っ赤にさせならがもこっちにチラチラと視線を向けてくる。
………そのうちな。そのうち。
桃子(意気地なし!)
京太郎(もう少し待って!)
見たいなアイコンタクトもしてみる。
当たってるかは知らない。
-------
-----
---
桃子「ふかふかっす♪」
京太郎「今日干したからな」
お風呂から上がり部屋へと戻ってくると桃子はすぐさま布団へとダイブする。
そして気持ち良さそうに寝転んだ。
京太郎「ほれほれ、寝ないで宿題やっぞ」
桃子「はーい」
桃子は布団から立ち上がるとラジオをつけテーブルへとやってくる。
ラジオを聴きながら2人はのんびりと宿題を終わらす。
桃子「恒子ちゃんはいいっすね」
/\-――‐- 、
, --=7 丶 `ヽ
/, ヽ ヽ
∠/ / 、 、 丶 i
/ i ! l. l i. i |
/ ,/ ! ! l|| ! |、 ll ! | ヽ、
/_ -7 , | l ト、| |ヽ! N , 斗 r ,'_ ト--`
 ̄ //! ! Nヽ!\|,//l/ l/! N ,ハ !|
´ / ,i丶 {=== l/ == =l/ ' ノ リ
´ {ハ!ヽ{ ′ /!}/ ′
丶 ー ―‐ ' / |′
\ / |
__ i ー ' ! __
, ィ'´:.:/-‐ ´} / `Y´:.:.\
, -‐'' ´:.:./:.:.:./― - 、 ,/__ /:.:.:.:.:.:/`丶、
ハ:.:.:.i:.,:.:,′:.:i `  ̄ /:.:.:.:.:../:.:.:.:.:.:.:.丶、
/:.:.:.i:.:.:|,':.:i:.:.:.:.:! ヽ / /:.:.:.:.:.:/:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:,.ヽ
京太郎「いつもあのテンションなのかな」
宿題が終われば2人揃ってベッドに寝転びのんびりとラジオに聞き入る。
京太郎「相変わらず小鍛治プロ弄られるな」
桃子「この2人会って間もないはずなんっすけど」
京太郎「仲良いよな」
桃子「いいっすね」
そんな話をのんびりと交わし時間が過ぎれば眠くもなってくる。
桃子「ふぁ~」
京太郎「寝るか」
. - ── - .
. ´ . :::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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/{:::::/:::::::::/l:::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::ハ
/ /::::|::::/::/ l:::::::::::::::/ マ:::::::::::::::::::::::::::::::::
{{/::::::|::/|::|⌒マ::::::::/ ___ マ:::::::::::::|::::::::::::::::
{::/l:::ル,ィf芹ミx乂::::| `ヽト、::::::::::|::::::::::::::::
/i::{ lゞ八 _):J:} ヽ{ ,ィ斧冬x、::::::::|:::::::::::::/
マ/::::::::ト 乂ツ )::J:i! 》::l::::|:::::::::::〈
/|:::::::::} ,,,,, , 乂ツ! |::;i::::|:::::::::::::{
/ .|:::::::八 ,,,,,,,i! _}:;':i::∧:::::::::::{
| }::::::::l:::::\ r , i!ノ};':::::::::::ゞ::::::::{
| }::l:::::l:::::::::::\__ , イ_}!::/:::::::::::::::::)::::ハ
| }::|:::::リ`ー/゙7′ / ji:/::::/⌒ ヽ.::| ゝ、
ゝ,リ::ノ / / ノ ji//l/ }マ \
/ ´/ /⌒ハヽ , -/⌒ i!ム { /
} ,ー´ /∧/⌒/ ̄__/´i!マ / /
, ィ´ 》〉/冫 ̄ `ヽ 〉 /
/ }ア´ ∧
/ /{ / 〉
/:. .: / /
{:::::..... .::::::{{::::..... ..::::::} /
:::::::::..... ...:::ーft-:::::::::::........ ....::::::::/ /
‘、::::::::::::::::::::>〈ー-::::::::::::::::::::::::::::::イ /
`iー- イ /ノ > ‐ ‐ 7´ ∧
| { }} / / ハ
/| ,' }〉 /〉 / 〉
/ ,イ 〃 イ /
ト、 》 / | {
__/⌒ヽ、`> __ 〃 ト、 l
, '~ミ_ >~ ´ノ ____ ∨ 〉 l
> ´ `ヽ ,〃⌒{.{´ __ └-、\ ∨' / }
> ´ ___マ/__ ! _// --´ー 、 \〉 ヽ / .}
> ´ -‐ … = `ヽ }′ }
> ,' ∨ ∧ }
/ ∨ /、 〉 i\
i , i > }
i ハ ' , i ´\_________ノy‐、
〉 / }ー ‐- _,. 人_ 〉》_》_》_》》⌒ーァ
‘, =…‐- _ , イ } /込__, , ^ー,’
∨ ノ `≧…≦´ } / `ー '
/ , }/
京太郎「……今日も一緒なのね」
桃子「当たり前っすね」
京太郎と桃子の1日はこんな感じで進み終わりを迎える。
爆ぜて、京太郎!
カンッ
おつありん!
>>749
あー……休みの日は寝そうである
仕事あるときは我慢してるのかね
うとうとしている咏ちゃん…ありやね
>>750
お待たせっす
>>751
無意識やね
>>752 >>755
かわいい!
>>754
うたたんイェーイ!
>>756-758
無言の抗議
怒り心頭やね
>>759-760
二度美味しいやろ?
マジギレ!ワロタ!⇒マギギレやないかい!
まぁー普通に間違っただけですけど
1度これ消えてるから……
>>761
ふかふかのふわふわの幸せな夢でしょうな
>>762
わっかんねー!全てがわっかんねー!
何だが精神的に疲れてるので好きな子を好きなように書いてみた
AA盛りたくさんで楽しい!
寝るか
乙!
おやす宮永~モモたんイェーイ!!
モモ
かわいすぎ
や京モモNO1!
なんじゃあこの破壊力...
捨てるっすモモの独壇場じゃないか
> 桃子(意気地なし!)
>
> 京太郎(もう少し待って!)
この辺り雰囲気でてていいね
京桃すばらだわ
咏たんに縁側で膝枕されながら月見したり、花火を見たい。
もしくは日向ぼっこ
破壊力やばい
京桃すばら
<ゲームだよ!全国編-咲編->
ハギヨシ「龍門渕グループでゲームを作られましたのでどうぞ」
京太郎「へー……咲-saki-全国編、あいつが主人公なんだ」
ハギヨシ「得意な役や生い立ちが主人公らしいので」
京太郎「あー……見た目以外は確かに……まぁいいやテストプレイすればいいんですね?」
ハギヨシ「よろしくお願いします」
京太郎「まずは……育成要素からだな!」
京太郎「ありゃ……ポイント全部振れるんですね」
ハギヨシ「えぇ…テスト版なので」
京太郎「最初から育てるのが楽しいんだけど……まぁいいか」
京太郎「冴えないアイツを強くしてやるか」
宮永咲 育成
能力:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
精神力:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
威圧:
抵抗:☆☆☆☆☆
自摸:☆☆☆☆☆☆☆
配牌:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
運:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
京太郎「これで対局を選んでっと……」
/: : : : : : : : : : : : : `丶、 ---- 、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ \
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . / 楽 い
. : : : : : : : : : : : : .: : : .: .:: :. : : : : : : :. ′ し っ
. /: : : : : : : :i: ,:i: : : :ト、:,」L{i_:ハ:i: : : : : ::i も し
厶イ: : : : : .:|i:八: : :.|.:ハ:i: :l|ノ州: : : : : .:| う ょ
|.:: : : : :才Zノ\:|( 斗笊ミメ|: _: : -=j よ に
| i: : : : ;抖笊ミ Vーり l/ }: :/:八 !
l人: : : :::.乂_り  ̄ .ノ.:// 、
乂: {:八 、、 '__ ``.刈乂 ー-----‐
ヾ( ヽ ノ イリ
>r‐ 乂}ト。.
Y^} _./ 、
___ / |`` '"´ / __:.
. / 、Vn ∧ :|  ̄ ̄ / _/. ;ミメ、
〈 ュ`Yノ ノ ′ト、 :| / ..:::イ :!′ } Ⅵ \
. }⌒;´イ {:!.!:.\ ; ′ ....::::::/ ; | / ∨\ ハ
ハ 人 八 ;、:::.:\l 厶イ.:.::/---マ:!.:// . } ヾ|
[__フ_彡ヘ/ | ー‐ミ以r‐… ´ |// {:八
{ 【 ハト、 ! )___{ j/ ≧=- 、
∨\ } ⅵ /:.:.:.ハ 〈 \ }
___________________________ __
│二│二│二│二│三│三│三│三│四│◎│◎│◎│伍│|伍|
│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│◎│◎│◎│萬│|萬|
京太郎「………」
京太郎「なんだこれ」
ハギヨシ「配牌と能力のお蔭ですね」
京太郎「………」
咲『麻雀って楽しいよね!!カン!もう1個カン!!ツモ!!リンシャンカイホー!!!』
;,.:;,.:;,:;:;,:.;:,.:;,...:...;:;.....:;::;;... ....:;.:,:;,:.:.:,,,:;:;,,,,.,:;::,.,:;;:.,.:;::,;.:;,:.;:,;,.;
:;.:;,.::.,::,:;:,;,:.,;.;;.,:.;,:,::.;..:;.. ,,.:.:.::. ̄:.:.:.. .、 :;:;:;:;:;; rァ ,,.,:;:;:;:;:;;:;:;:;::;,.:;
:;,;.:;,:.;,:,:..;,.:.:,;.:,,;.;.:,;..: ー-=‐''" ......::..:.:.:..:.:.:..::.:...丶 ,.:;.,:.,:,.;.,:.;,:,;.:;
:,;.;.,:.;;.;..,;.:.;,:;..;:,:,:;.. `¨ラ..:. .:. .:.: .:.:.:.: : : :..::.:.:::ヾ 、 :;,:.;,:;.;,.;,::;,.:;
:;:,:.;.:;,:.;,:;:;.;,;.:,;.:.:;,.. /.:::/::.. :i]:..:::.:::::i: .::...:.:::.::.:..:' ヽ . -イ ,:.;,:.;::,;.:;
:;.,:;.;;.,;:.;,:;,::,:.:;..:..:;,:;.. ./..::/..:.:::..|A .:::::: |:::ハ::::::::::::l:l } / .l :;,;:;,.:
:;,.;,...:;,:.;,:;.:,,.;..;:,;.:;;:;,.:; 厶イ::/:::::::'.ニ\::::|/○}イ:::ィ:N .l ノ ,.;:,;.,.
:,;.:;.;.;;.:,;.:;,::,:::.;,:..;:,;.,:.; |Λ:〔ト、'.ニニヽ|-ニニノイノ .ノ }. 斗' ::;:;,.
:;,.:,;:,:.:.;.:.;:;,:;.:,;:;.:,:,:.;: ノ) `}:入 /ン ´ ;:,.;:;
:.;,:.;:,:.,::.:,:.;,:;.:,;:;.:;: ` }Λ{:.>r--- ´l<_ ,:,;.:;
:,;:.;..;,:;.:,;:::.;,:;.:;: ___ r--y''"´ | ノ  ̄二二ヽ . -‐'フ .,:.;:,
:,;.:;.:,::.:,;.::,;...:; ./ ) .| ‘. ̄´ / .ィ⌒ 、 ヽ'く / '',,::
:,;:.;.;,:;.:;,:;,:;:,;:.. l 厂 ̄ Λ ‘. ./ .イl7 、 ` ァ ;:.,:;.
:,;:;.:;,:;...:.:.:...:,;:,.. ヾ イ \ ‘ / .ィl|:|ル \/ ,.....,:,:;.:,
:;,:.;;.......;,:;,:;.:;,,,.;:,:.,,... く\ .|弋≧=彡□≦=-彡 、 /ム ,..,:.;,:.;,:,;.:;
:,;.:.;;.;,:::;,:,:.;.;;.,:;:,:,:,:;..;.;,:;. \\ :|  ̄ /liノ心 〕ト、//ヽl ,.,,:;,.:;,:;.,:;.:,:.,.:,;:
京太郎「やめたげてよ!?」
咲「なんだろ……最近京ちゃんが余所余所しい」
和「私も怯えられるのですが……」
久「う~ん、何かしたかしら?」
優希「さー?」
まこ「特にないがのぉ」
京太郎(やべぇよ!?ウチの麻雀部人外しかいなかったよ!)
ゲームに影響され暫くの間、京太郎は麻雀から逃げ回ったとか
カンッ!
おつありん!!
>>772
おやす宮永…初めて聞いたわ
>>775 >>777
かわいいよ!モモ!
>>778
なかなかの破壊力やろ?
これを書いた後、見直して読むんだぜ?(白目
>>779
あの時のモモ可愛かった!
>>781
そう言っていただけると嬉しいっす!
>>782
次回の時に頑張って安価取ってくれ!
楽に取れるから
>>783
京桃いいよね!
ラジオネタとかも結構好きです
今日ゲームやってたらマジで上のようになるんだよね
しかも毎回
怜も強くすると1順先だけで楽に相手を飛ばせるという
ナンダコイツラ
ちなみにしおりは永水でした!
うん……新道寺か千里山が……うん。
それじゃのー
乙ー
小ネタ安価数秒で埋まってるんですが……
乙
清澄の場合、京太郎の部内対局は可愛がりでしかないのだから、いつもと同じでそんなショックを受けるとは思えないのだけど…雑用だけで打たせて貰えないのなら反応はこんなものかな。
乙
地和蹴ったらスッタンとかクソゲーすぎる
初めてだけじゃなくいくら京ちゃんの京ちゃんを模したものでも本物以外イヤと言う子はおらんのか
乙
89000点とかもはや別ゲー
>>785
楽しそうですねww
いつも思うんだけど「一緒に楽しもうよ!」って言われても煽りにしか聞こえない
全国編買ったよー。正直描写と大差ないよー……咲で天和出たし(震え声
<通い妻マホ>
「……きて」
「う~ん」
「起きて下さ~い!」
「あー……?」
「ひぅ!?」
部活もない休みの日にゆっくり寝ていると誰かに起された。
母親は、今日のこと知っているので起さないはずなので誰だろうか。
取り合えず……うるさいので頭を鷲掴みにしてみる。
「あ~……マホか」
「何処で判断を!?」
「リボン」
/: :.:.:;:.:.:.|:.:.i:.:.;、:.ヽ:. :゙、{::::::::::_;::--‐┘
/: : ./:.:.i:. :.:| :.|、..! ヽ:.ハ:.:.:.Y´ ̄:::`ヽ、
/;.:.:.;イ:|:.:.|:|:.:.|、:.!、!ナ´i:.|ー!:.:.:゙、:::::::::::::::/
i:イ i i|:A:.川:.:.!ヽ! ;=≠ミ、リi:.:.:ト、::::::/
|:!|.:.|:.!リ ,.ゝ=ミ、! f:::::i ゙i |ノ-、:.Y
!|.!:人:|イ f::ヽ....:::::..弋ン. ⌒ }:.|
.f'i 「ト、 メレ:.:.ヾ ! ゞン::;:::::::::: " " __ノ:.:|
n i | i i | |:|:.:.:.:.:.:.i " " _,..-‐'^ヽ 人:.i:.ト:!
.| U ゛ |、 | |.:.:.:.:.:.:.!、 ! ,.--┘ / ヽノ
.ヽ ! 〉レ|.:.|:.:.:.:.:.|`ー-二´,.==ミ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
_!,..--、_.| |:/!:.:.:.:ト! / ̄`ヽ ヽヽ `ー、
|::::::::::::::::i |ハ:.:.:.:! /-‐ニ二 \ヽヽ \
.!_;:--―┴、 \:|! !-‐'´ ゙、゙、゙、 \
| rへ ゛ / ,..--― 〉 ゙、゙、 ヽ
ボケーとしながら目を開けるとやっぱりマホだ。
何やらあわあわと自分の頭を抱えて慌てている。
………そういえば頭を鷲掴みにしたままだった。
「ふぁ~……相変わらず早いな」
「お邪魔でしたか?」
「いや、別にいいけど」
「なら良かったです!」
目を覚まし起き上がるとそのまま脱衣所へと向かう。
そんな自分の後ろをマホは何が嬉しいらテクテクと着いて来た。
「朝ご飯は下に準備してますので」
「………マホが作ったのか?」
「………」
後ろを振り向き聞いてみるとマホは露骨に視線を逸らした。
どうやら今日のご飯は美味しく食べられそうだ。
「ご、ご飯ぐらいマホだって……」
「イカタコス作る奴が何を言うか」
「先輩もタコスミタコス作ったじゃないですか」
「………」
「………」
少しばかり言い返されお互いに黙る。
忘れた方が言い事も世の中にはたくさんあるものだ。
「忘れるか」
「忘れましょう、なかったことにしたほうがいいです」
「マホの場合は多いけどな」
「………ひゅ~ひゅ~」
口笛吹けてないぞ。
---------
------
---
「いただきます」
「は~い、召し上がれ」
「………」
「カピー♪」
着替え終わり朝食を食べ始めるとマホはカピーを構い始めた。
カピーの上にはマホの天竺鼠が乗っており仲良さそうだ。
鼠同士思うことでもあるのだろうか?
(そういえばカピーのせいでマホが通い始めたんだっけか)
いつの間にか自分の家のように通い詰めるマホを見つつそんな事を考える。
最初は男性という事もあり此方を警戒してたくせに今は警戒心0だ。
大丈夫なんだろうかコイツは……。
「先輩!食べ終わりましたか?」
「おぅ」
「なら、こっちで一緒に遊びましょう!」
「……まぁいいか」
マホに手を引かれカピー達を構う為に庭に出る。
なんだかんだこのチンマイ後輩と一緒に居るのも楽しくはある。
こんな日々もまぁ……悪くはないのだろう。
カンッ
おつありん!
>>792
そういえば……そうやったね
前は結構時間かかったから忘れてたわ
がんば!
>>793
内側にいると意外と見えないものです
外側から改めて見て恐怖したのでしょう
>>794
そこらへんは……咲だしなー
>>796
どこのスレの話やろ
スレ建て始めてから他のスレ見れないのよね
>>798
まじおかしい
>>799
こっちは楽しいね
他の人と対戦するとどうなるやら
>>800
楽しいのは勝ってるお前だけだろうがー!思うね
>>801
しっかり育てれば能力無しでも無双できるという
ところでマホ胸あるのね
照とかの水着見ると格差が……
<穏乃ジャージ 阿知賀編>
穏乃「これプレゼントします!!」
全員『…』
そう言って渡されたジャージはいつも穏乃が着ているジャージであった。
全員が無言で受け取り、中身を確認する。
どこで仕立てのか大きさがピッタリであった。
穏乃「明日これ着て部活をしましょう!」
全員『え……』
全員に冷や汗が垂れる。
穏乃が言いたいことは判る。
同じものを着て絆を深めようと言うところなんだろう。
それでもこれを着るのは些か戸惑う。
_. . ―: :―: : .、
.-‐ァ: /: :/: : : : : : : \
/://: :/: : :/:/: :、:/: : :ハ: : :ヽ
//: : :{: : ハ : ハハ彡: \:ノ }: : : :ヘ
__. -:/: : : : : :r‐v: :Vん芯≦´ jト、: : ハ
. . .―: : : : ̄: : : : :彡: : : : : : : :ハ! {: : { 辷ソ z_彡イ: }:ハ
/: : :――彡: :二:/: : : : : : : : / ヽ ! : { "" んfハ/: :ノノ ノ
/:/ /: :/: : : : : : : :/: :/ ヘ: ', / 、´ ゙='/:イ
/:/ /: /: : : : : : : 彡:´: / f三ヘ:ト ー' _"ィ: :/
(:( // /: : : : :/ /: : :/ /:::::::::::::ヾ〉 ̄ /: / rユ_
ヾ ( / : : / /: : :/ /::::::::::::::::::::\ 彡∠三ミ<
(: / /: : :/ /:::::::::::::::::::::::::::::>―'::::::::ヾヽ〉
V ハ: : ; 〃::::::丶:::::::/:/:::::::::::::〉::::〉´
{ハ: :{ /;i::::::::::_::::―:':::::::::::::::::/::/
ヽヽ:', /;〈:::/:::::::::::::::/::::::::::::イ ̄
ヾ、 /:;:;:{::::::::::::::::::::_:::‐::´:::::!
/;:;:;:;:ゞ::_;:;‐;´:::::::::::::::::::::{
/:;:;:;:;:;:;:;:/};:;:;:;::::::::::::::::::::::::|
/:;:;:;:;:;:;/ 〉;::::::::::::::::::::::::::::{
/;:;:;:;:;/ /:::::::::::_::::::::::::{{:|
/;:;:;:/ /::::/::::::::::::::丶::{{::',
〈:;:;:;:;:;ノ /::::::/::::::::::::::::::::::::::::、::::',
く三ヲ /::::::_::::::::::::_:::::::::::::::::::::::ヘ
//7ノ {:/:::二i三三二二三::‐::、:::::::ヘ
└' /:ィ‐´ ̄'、 ̄ ̄ ̄ ` ―ミ\\::〉
〈::::ゝ ゝ  ̄\ミ、
全員(き……際どい)
京太郎「へー………まぁいいか」
穏乃「でしょー!」
憧「え……まじ?」
玄「さ、さ、流石にこれは……」
京太郎「なんでだ?別にいいんじゃね?」
灼「………きょ、京太郎がいうなら?」
宥「さ、寒そう」
結局の所、反対する事も出来ず頷くしかなかった。
-次の日-
憧「うーうー………」
玄「もう開き直るのです」
宥「さ、さむいよー」
灼「っ」
全員が全員、穏乃のジャージを着て恥ずかしがる。
憧は涙目で裾を掴み引き下げる。
玄は諦めながらも頬を赤く染めた。
宥は角で丸まり震えている。
灼は顔を真っ赤にし耐えていた。
穏乃「こんにちはー!………うわっ」
そうこうしていると扉が開かれ穏乃が入ってくる。
そして皆を見て驚きの声をあげた。
憧「しず!あんたね!自分で着て来いって言ってナニソレ!」
穏乃「えっ……だって」
京太郎「どうかしたのか………うわっ」
憧が穏乃に食い掛かっていると京太郎がふらりと現れ部室の中身を見て驚いた。
全員『あっ………』
京太郎「なんで下、着てないの?」
全員が見た先では京太郎が穏乃とお揃いのジャージを着ている。
もちろん、下もズボンを穿いている。
穏乃「えーと………私としては下を穿いて来るとばかり……」
京太郎「お、俺も……てか胸がー……際どい、ぶはっ」
全員『い、いやーー!!!』
その日の部活はなしになったとか
カンッ
通信チャレンジなにあれ……咲&照 鬼畜すぎる
しょっぱな地和とかふざけんな!
怜でクリアできたから良いけど……
シナリオは哩姫のが一番気に入りました
あと穏乃ジャージエロい 皆エロいです
<浮気(誤解)を疑って病みかける誓子>
最近怪しい………。
彼氏である京太郎が怪しいのだ。
雑誌を参考に押せ押せでようやくゲットできたのだが、最近怪しい。
何やら自分の知らないところで何かをしているらしい、これは浮気だろか……浮気だと思う。
(ということで尾行するのも普通の事よね)
能天気に前を歩いていく京太郎をこそこそと追いかける。
ここ数日、京太郎の動向を探っている。
寝ている時間に食事に………全ての事を把握してると言っても他言ではない。
(彼氏~彼女なら普通の事よね~♪)
うふふ……と笑い、誓子はご機嫌に追いかけていく。
「うぃーす」
(部活もないのに部室に?)
今日はお休みのはずだ、それなのに何故部室に……これは、いよいよ確定だろうか。
そろーと扉に近づき、少しばかり開けると中を覗く。
「………そっか、浮気相手は…」
「爽ー着たぞ」
「遅いなー……だめだめだな」
『爽か』
部室の中には爽と京太郎だけらしい。
これで浮気相手は確定した。
さて………どうしようか。
「それで例の件だけど………」
「あー………うん?」
『………』
京太郎から例の件について相談をされている。
別にそれは構わないのだが、悪寒がするのは何なのだろうか。
(何か嫌な予感がする)
そんな事を思ってると突如後ろから肩をツンツンと叩かれる。
後ろを振り向くと大きなタコのような生物が爽の肩を叩いていた。
爽についている アッコロカムイ-大章魚-所謂巨大タコだ。
アッコロは爽が気付いた事を知ると扉を示す。
ふいっと其方を向いて爽は顔を引きつらせる。
(うげっ)
「………」
扉が少し開き、此方を見つめる目があった。
その目は、大きく瞳孔を開き真っ黒な瞳が暗闇の中じーと見つめていた。
正直夜に見たらチビる……てか今も少し漏れそうになった。
(あー……やばいやばい)
「あーあー………ち、誓子へのプレゼントの相談だな!!」
「うん?」
「!!」
爽は危機感を覚え思いっきり声をあげた。
もちろん、誓子に聴こえるようにだ。
チラッと見ると誓子の目に生気が戻り嬉しそうに顔を綻ばせている。
どうやら自分の命は助かったようだ。
(そっかー………そっか♪)
何だかんだ言って京太郎が自分の事を想って動いてくれていたことが嬉しい。
頬を赤く染め誓子は手に持っていた包丁を鞄に仕舞う。
どうやら使わずにすみそうだ。
「京太郎!!」
「あれ………誓子なんで?」
「私は京太郎から貰えるなら何でも嬉しいわ」
「うわっぷ」
扉が開かれ誓子が入ってくると、そのまま京太郎に飛びついた。
そんな誓子に京太郎は驚きつつも付けていた事を知り呆れるも少しばかり笑った。
(………うげ、こいつ鞄になんてもの入れてるんだ)
チラっと見ると鞄に物騒なものが見えた。
顔にだらだらと汗が流れる。
(それにしても)
爽の前では未だにイチャイチャとしている2人がいる。
「家でやれよ」
「そうね!爽の言うとおりね!」
「あれ………待て待て!何処に……てか力強いな!!」
爽の言葉に誓子は感激しズルズルと京太郎を引きずっていった。
それを見送りつつ爽は一言呟いた。
「ばかばっかりだな」
自分含め、そう言った。
カンッ
だいぶ小ネタも減ったなーそろそろ補充かね
あと次スレも近いな、意外に書いてるね
あと訂正:爽のセリフの「あーあー………ち、誓子へのプレゼントの相談だな!!」
↓
「あーあー………チ、チカへのプレゼントの相談だな!!」
で脳内変換よろしくです
呼び方間違えた。
それじゃのー
乙
携帯チェックは当たり前にやってそうですね
乙
包丁はどっちに使うつもりだったんですかねぇ
>>836
そりゃ……爽やね
ヤンデレって本来は独占が目的の為だから本人に危害を加えないんよ
まぁ………危害がないだけで生き地獄を味わうやろなー
乙こーわーいー
まあ爽のことだから何だかんだで死にはしないんだろうけどな
乙
この誓子から京太郎を奪うのは簡単ではないぞ爽君
<いたずら>
「わひゃ~~~っ!」
竜華「またかー」
浩子「………今日はどんな事したんですかね」
部活に勤しもうと部室で準備をしていると声が聞こえてきた。
毎日のように聞こえてくる声に他の部員も苦笑する。
怜「りゅーか~~ヘルプ!」
竜華「あーもう!今日は何したん!」
怜「ちょいとラクガキをしただけや!」
セーラ「………ちょいと?」
泉「そういえば、教室で京太郎寝てました」
竜華「………はぁ、そこに隠れとき」
怜「おおきにな~!愛しとるよ!竜華!」
竜華「はいはい」
竜華の指差したダンボールを見て嬉しそうにし隠れていく。
それを更に呆れた顔で見た。
病弱だった怜が元気になった事は嬉しい、だが元気になったらなったでこれだ。
怜的には、今までの分を取り返そうと楽しんでるのだろう。
それは理解できる、それでも犠牲になる此方の身も少しばかり考えて欲しかった。
そんな事を思っていると遠くから誰かの叫ぶ声が聞こえてきた。
「怜先輩は、どこだ~~~~!!!!」
(犠牲者が来た)
京太郎「こんにちは!!怜先輩何処ですか!!」
竜華「知らんな~」
セーラ「せやね、知らんな」
浩子「知りませんね」
泉「まったくこれっぽっちも」
と言いつつ、やって来た京太郎に判るように皆でダンボール箱を指差した。
なるべく京太郎の顔を見ないように顔を背ける。
顔は真っ黒に塗られていて、見てるだけで笑いが込み上げている。
京太郎「怜先輩!!」
怜「なんでや!なんで見つかったん!?」
京太郎「正座!」
怜「わぷっ」
ダンボールの中から怜を追い出すとそのまま怒りの形相で命じる。
いかに温厚な京太郎でも今回ばかりはお怒りだ。
京太郎「別にラクガキはいいです!………いや、よくないけど」
怜「定番やしな」
京太郎「書く内容が駄目です!」
怜「バカとかアホとかはありきたりやからな~」
京太郎「自分の名前書くとかアホですか!お蔭で道行く人にどんな誤解が!」
怜「あははははは、特に思いつかんかったんや。竜華とかのほうがよかったやろか?」
竜華「やめて」
京太郎「えぇい!そこで反省しててください!!」
怜「足崩してもええ?」
京太郎「駄目」
いつもどおりに張り紙を怜の御でこにくっ付けるとそのまま部活に戻っていく。
怜は、不満そうな顔をするも言いつけを守りそのまま正座していく。
京太郎「………えーと、これか」
泉「丸わかりやな、ロン」
怜「………」
京太郎「ツモ!………点数は」
セーラ「安いな~」
怜「………」
京太郎「こっちの運びは」
浩子「そこ置いといて~」
怜「………」
京太郎「………」
竜華「………」
怜「………」
京太郎「はぁ………」
ひたすらにニコニコと見てくる怜に罪悪感が湧いてくる。
ため息をついて、しょうがなく怜へと近づく。
そして張り紙-反省中-を取った。
京太郎「もういいです」
怜「そっか~ごめんな」
京太郎「………はぁ」
結局の所、この笑顔には敵わない。
張り紙を剥がされた怜は、にしし……と軽く笑い此方を見てくる。
そんな怜に手を指し伸ばし、怜もその手を取った。
京太郎「今度からは少しお手柔らかにお願いします」
怜「善処はするわ~」
京太郎「まったく」
まだ、暫くイタズラは続きそうだ。
カンッ
あとゲームの話題振ったのは自分やけどほどほどになー
今日の22時に小ネタ募集します
22時ぴったりから ↓1~6 ぐらいでお願いします
例によって仕事中で来れない為、22時から6個選びますんで
それではこれにて
総合に出てたネタで
ネリーがジョージア出身の力士の活躍を見守るうちに大相撲にハマって、
京太郎にぶちかましと称して抱きついたり、
「ヨリキリ、ヨリキリー!」とはしゃぎながら体すりつけてきたりするシチュ
ところで今更だけど安価で小ネタとるなら安価ってしたほうがいいんじゃないか
>>1がただ気に入った小ネタとっていくだけならともかく
放置して人いるかどうか本人は分からず待つのにその安価が変なのだったり加速だったらどうすんだ
小ネタありがとうございました 書いていきます
>>869
のネタは総合で出されたネタなのでこちらでなくあちらに投下したいと思います
ご了承下さい
>>885
確かにそうですね、次のスレからは注意書きしとこうと思います
ご指摘ありがとうございます
>>886
そのときはスッパリ諦め自分の好きなの書いていきます
とは言うものの放置はやはり非常識ですかね
次からは自分が書き込める状況の時に募集致します
不快な思いをさせて申し話ありませんでした
まあまあ。あまり難しく考えず好きにやればいいと思うでよ
というか普通に小ネタ募集して>>1が好きなのとっていくってほうが気楽にできそう
安価でもいいけど
<年上として接する京太郎に大喜びでお姉ちゃん-先輩-風吹かせる衣>
「ええい、どいつもこいつも!」
自慢の金髪を風が向くままに揺らせ歩き出す。
髪が散らかるようにわざと荒く歩く。
『衣ちゃん!』
『衣!』
(衣は皆よりお姉さんなんだ!それなのに……)
衣がプンスコと怒る理由は、皆の子ども扱いだ。
こんな身長だが、れっきとした高校2年生だ。
生まれた年も龍門渕では誰よりも早い。
「納得遺憾!!」
「おわっ!?」
「むっ………」
「はぁ~驚いた」
何やら声をあげたせいで近くにいた男性を驚かしてしまったようだ。
学生服に身を包んでいるので学生と判る。
何処かで見た顔だが、忘れてしまった。
忘れたという事は、記憶するに値しなかったのだろう。
「んっ、すまぬ」
「いえいえ……(すまぬ?)」
「それじゃ、衣は忙しいから」
「あー………夕飯近いので気をつけてくださいね」
「むっ………!」
その男性はそんな事を衣に言ってきた。
なんとなく子供扱いをされた気がして気分が余計に拗れた。
『天江先輩』
「うん……?」
「どうかしましたか?」
今なんと呼ばれただろうか?
確か………この男性は先輩と衣につけた。
衣が先輩?
Ⅶ::::::| ./:::::::::/
∨::::| /::::::/
_.. -‐∨:「 7:::/-.、
/ x≦Ⅵ/;.くx \
./ ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` ヽ
./ / / ハ
// ! ハ | ト. ハ ヽ ',
i,イ / / |r‐ T! |!TT ヽ i! ! !
{ | |! |イハ .ハ ト、!ヘ `ト} | |
! i! | |.,イ乞ぅヘ { ィ乞ぅxリ .,' !
ト从 N《 う:::r} `ーヽう::::r} 》イ !
| \{_.乂zン 乂zン || ∧
l 圦 ' .小 ∧
./ /' \ ‐ . イ |∧ ∧
/ / `ト -‐ .i´ i! i! ∧ ∧
. / / /^ ァ v ャ ^\ i! |./ ∧ ∧
「衣は先輩なのか?」
「えっ………だって高校2年ですよね?」
問いかけると逆に不思議がられた。
相手の言葉に頷くと相手は極自然に笑いこう答えた。
「なら先輩ですよ、身長見た目関係なく敬いますよ(変に威厳あるし)」
「!!」
この言葉には驚いた。
他の人は、衣の年を聞いても年上扱いなどしないのだ。
それなのにこの男性は………。
「―――っだ」
「え?」
「天江ではない、衣と呼べ」
「………はぁ、なら衣先輩と呼ばせてもらいます」
「うむ!……と名前を聞いてなかった」
「清澄の部員の須賀京太郎です」
「清澄に部員が他に居たのか」
「………ですよねー」
大驚失色。折角衣を大人扱いしてくれる相手に非礼を働いてしまった。
慌てて、フォローをする、ここでフォローできるとは衣はやっぱり大人だ、うん!
「い、今覚えたから!忘れないぞ」
「ははは………覚えてくれて嬉しいです」
「時に京太郎は、今暇か?」
「ご覧の通り、手が空いてますね(いきなり呼び捨てだ。まぁいいか)」
マ二ニニニ|
マ二二二|
マニニニ|
マ二二|
,へ ヤ二ニ|
<二二\ l、ニニ!
<二二ニ, -‐ニ`ヽ .ト、ニ./
<二二二ニ/ー<ニニ\. __|二/__
<二二ニ>‐… ' >、ニヽ|./ `
<二> ¨ / >ニヒ二ミ、 ヽ
/> ¨ / /´ / ヽ 、 :.
/ / ./ .| | | | ヽ ::. ト、
/ / .l. |ハ .| λ|/|、| | ::. .八 ヽ
. / || .l‐ト 、ト、 /j斗也、j :::. ヽ \
/ / ヽ!、l、 ヤ作芯 ソ 代_リ'| | ::::. マ \
、 _ ____ / / ヾ ヽミゞ-' '''' | | ::::. ヤ ヽ
_ ̄ ̄ ̄ ̄____/ / / ハ`''' 、`_-ァ _イ!. ′ :::. マ ,
 ̄ ̄ ̄ / . イ / ./ ′ ` ァ‐r- ´/ / ム、 _ ::::、 ヽ
. イ 才´ / / γ⌒フ´`ヽ、><´,.-/ ./::/ ヽヽ ヽ j\. Y
 ̄ ̄ ̄__ / 厶' / / {::::::::::ヽYY::/ /::::〉 Y \. | ヽ |
 ̄ ̄ / ー‐=ニ ̄ / 厶 .r':::::::___ノレ’ ./-、{⌒ 、! \ \. | マ
. / / / /.ノ___≦ヲ// /‐ァベ__ヽ 〉 \ \.l. ハ
/ / イ ,イ,ベ:ー=ニ二´,イ / //へ`ぅ/込_{ \ | ',
. / / ´/___∠/;イ入:::ヾ:/「`/ / ./「 ‐くーァ`ヽ}/ \ \ !. ト、
――‐- 、 ´ ィ千―ァ‐チi´ | Уx'_ィ、/ / /::|ー┴¨´ ./ー' \ l | \
. \ | / j / `i _/ / lミx!、 / |, イ ̄| \ .l | ヽ
\ \ |. ′ .// `丁千|.∧ ト、:! ` ー '_ノ .| \ ノ |\ ,
____\. `| ト、__ ′ ノ {. !′、 |/〉 ̄ ̄入彡 _/ / / \
l | 「¨l\ ヾ `ー-ュ―‐ムイ .|! ヽ ヾ / >、_}_ _rイ / ヽ |
l |.八. ! \ ` γ´ マ% ヽ 寸==- x夕’ `ヽ、 /、. ヤ
. 八 l ヽト、 |\__>- _. マ% |::〉 x夕 ノ‐- 、_ イ ヽ |
.... ヽ| | ヽ .| _/  ̄ ̄ ̄アヽ. ___|/_ノー―――一 ´ /∧ 〉、 |
. ヤ| 「 / | | ////∧ / ) /
. |.|ヽ ヽ / | ノ//////〉 / / /
「なら衣のお供をしろ」
「別に構いませんよ、何処へ行きましょうか。衣先輩」
「まずはー………」
初めての後輩を手に入れて気分上々。
先ほどの鬱々しい気持ちも晴れ渡り爽快だ。
とりあえずは………。
「まずは麻雀だ!」
「え゛っ」
先輩の威厳を見せてやろう!
カンッ
「ぶしゅ~………」
「京太郎は弱いなー」
「うごごご、こ、これからです!」
「!その心意気や良し!衣が教えてやろう!」
取り合えず、教えずらいので京太郎の膝を借りよう。
膝の上に乗っかると何やら、京太郎が慌て始める。
どうかしたのだろうか。
「どうした?」
「い、いきなり乗っかって来たので驚いて」
「む~駄目だぞ、京太郎常に『意気自如』を心がけよ」
「い、いきじじょ?」
「物事に驚き恐れたりせず、気持ちがふだんと変わらず平静なさまの事だな」
「なるほど」
上を見上げると衣の言葉に関心したのかしきりに頷く京太郎が見えた。
むふふ……これは気分がいいな♪
「まずは………」
「はい!」
「―――ということだな。どうかしたのか?」
「!」
麻雀を教え暫くし、上を見ると生暖かい目で見てくる京太郎が見えた。
「い、………」
「い?」
「いー………! いいお姉さんがみたいだなと!(妹みたいといいそうになった!アブねー!)」
「お姉さん………衣が………」
姉、お姉さま、お姉ちゃん………いいな。
うん、京太郎にも頼れる姉が必要であろう。
./::::::::::::::::::::::::/ / \:::ハ /:::/ \ i::::::::::::::::|
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./::::::::::::::::::/ ./ //´-―`´―- ≧x ヽ ∨:::::::::::|
':::::::::::::::/ / / / / / / / } ! ヾ i ∨::::::::|
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:::::::/ i ハ i i .,' __イ_i!_|_ i | | ハ ! | i | | ∨:::|
::::/ .|{ { | | i「 / {八{ ハ | `!ト! ,!_ ,! } ! | ∨:|
:/ || ヘ ト. i!{,ィチ卞ミヘ |ヘ{ _}'_」/} /ト ,' l ! ヽ}
{' ヘ{ヘ |《 ん:::::リ \_{_ ん:うミxi! / ハ |
i ヘ{ヾ乂zン r'::::::::リ》/ ハ !
l /.八 xxx 、 ゞ= < /'! | | |
〃 /\ ___ xxx / | | ',
/ /^\|_> . `ー ’ . イ! L⊥、 ∧
.// //〃 iー-― フ´ ヽi' | \ ∧
./ く´ ̄ ̄ ̄\ヽ.r‐'´,ィ―‐‐| | ヽ∧
「え゛」
部活の合宿で………今日、何故か姉が出来ました。
京太郎の部活日記より。
カンッ
乙です
ころたんイェイ~
(良かったロリコンだった)
乙ー
先輩は敬わないとね
乙!
お姉ちゃん風吹かしてるころたんかわゆい!
ころたんイェーイ!
乙です
京太郎の持ってる表紙にお姉さんと書かれた本を見て、オカルトパワーでナイスボディに変身するのはまだですかね?
<???>
京太郎「………」
「………○×▼@@@@!?」
こんにちは京太郎です。
部活の皆が全国大会に出場するということで東京に着いて来たのですが些か困った状況になっております。
散歩がてら歩いていると黒い人影が目の前にふらふらと歩いているのを見つけた。
昔から霊感があるのか、こう言った幽霊らしき者を見ることもあったが大抵無視していた。
だが、今回ばかりは避けて通れなかったのだ。
京太郎(なんだ………あれ)
それを見た瞬間、体が固まる。
汗が噴出し、ガクガクと震える。
あれは違う………今まで会った幽霊などど格が違った。
「l;a8uy32;\a;l,a:」
京太郎「…………あっ」
気付けば目の前までに人影が迫っていた。
女性らしき姿をしているが、何処か歪で禍々しい黒で覆われている。
間違っても良い神様でないことが判った。
京太郎(う……うごけ、うごけ……)
何度も何度も体に命令を送るもビクともしない。
視線を逸らそうとしても影を見続けて動かなかった。
京太郎「―――!」
ついに影は此方へとゆっくりと
手
を
の
ば
し
て
き
た
京太郎の意識は真っ黒に潰れ、微かな希望を他所に消えていった。
と思ったのは数十分前の事。
京太郎はあれから何事もなく、スタスタと東京の街を歩く。
後ろには先ほどの影が寄り添うように着いてきていた。
「………っ!!」
京太郎「お前が探してる人見つけてからな」
何か興味を惹くものがあったのか『パコロカムイ』がぐいぐいと服を引っ張る。
京太郎に断られるとしょぼんと落ち込み、何度も後ろを振り向いていた。
京太郎(誰だよ、カムイを連れてきたの)
「♪♪」
結局の所、こちらに敵意を示さない所か懐かれてしまった。
呪われても困るので手探りでコミュニケーションを取ってみると人を探しているらしい。
神様でも迷子になるのかと思いつつ手伝う事にした。
このまま頬って置けるわけもない。
京太郎「………」
「!!!」
『―ーー』
待ちを歩いていると今度は大きな蛇に会った。
大きな体でスカイツリーに巻きついている。
正直折れそうで見てるだけで怖い。
京太郎「ええと……大きな蛇で翼が生えていて……『ホヤウカムイ』か?」
『―――』
京太郎の言葉に大蛇は頷く。
その瞬間異様な悪臭が京太郎を襲った。
思わず鼻を摘んだが、臭くて涙も出てくる。
京太郎「まひがいない、あくひゅうがするってことはホヤウだ」
「!!!」
『―――』
涙目で鼻を押さえているとカムイ同士が何かを喋りあっていた。
暫くすると悪臭もなくなり普通に息を吸えるようになった。
京太郎「はぁ………それでこいつも人を探してるのか?」
「!!」
『―――』
2人?2匹?2柱が同時に頷いた。
京太郎「となると………残りは海だな」
ここまで来れば何処にいるか判った。
中二病に罹った時に調べた記憶が此処まで役に立つとは………なんとも言えない気持ちになった。
???「あ~~~~~!!!」
京太郎「いたし」
「!!!!」
『―――』
2柱を連れて海に来ると大きなタコに遊ばれている女の子を発見した。
その大きなタコの周りの海は赤く染まっていることからコイツが『アッコロカムイ』だろう。
京太郎「てか………」
爽「あははははは……ひぃー」
京太郎「触手プレイ?」
見ているとアッコロは遊んでるつもりなのだろうが、見てるこっちには触手に襲われてるようにしか見えない。
なんとも奇妙な光景だ。
今まだ体を弄られて笑っている女の子が居るのだからだ。
京太郎「う~む、エロい」
爽「あはっははははは、し、死ぬ~!!」
京太郎「いけねー助けないと」
流石に笑い疲れたのか次第に勢いがなくなってきた。
このままでは危ないと思うもののどうしようかと悩む。
とりあえず………自分の靴を蹴り飛ばしてみた。
京太郎「ていっ」
(!?!?!?!?!?)
爽「げほっ………た、助かった」
見事に靴は目の部分に当たり、アッコロカムイが悶え女の子が此方に飛んでくる。
それをなんとか受取ると一息をついた。
爽「ありがとな!」
京太郎「それはいいですけど………こいつ等のこと見張っていて下さいよ」
「!!!」
『―――』
(?????)
取り合えず助けた女性………爽と自己紹介をした後、会話を続ける。
こんなに神様を連れてくる人とかすげーなと思いもしたが喋ってみたら案外普通であった。
むしろサバサバしてて喋りやすさすらある。
爽「やー………初めての東京でテンション上がっちゃって」
京太郎「それでカムイをばら撒くのは勘弁で」
爽「あははは、それにしても本当に見えてるんだな」
京太郎「幽霊とかは見えてましたけど神様も見れるとか初めての経験ですね」
爽「私以外に見えた人が居ないから新鮮だな」
京太郎「そうなんですか?」
爽「私に何か憑いていることは判る人は判るらしい」
何やら興味津々の視線を浴びせられる。
何処となく嬉しそうでもあった。
京太郎(まぁ………気持ちは判るけど)
京太郎とて昔から幽霊などが見えていた存在だ。
誰にも相談できず、相談しても変な目で見られる。
共感できる人間など誰も居なかった。
京太郎(胸ないけど可愛いし、話しやすいし友達とかになら)
爽「これはもうカムイのお導きだな」
京太郎「案外そうかも知れませんね」
爽の言葉に京太郎も同意し笑った。
気が合いそうだ。
爽「なんとしても連れて帰らないとな」
京太郎「うん?」
今爽はなんと言っただろうか?
連れて帰る?誰を………。
京太郎「あれ?」
爽「良かった。良かった………これで私はヒトリジャナイナ」
京太郎が見た最後は、ニヤリと下弦の月のように歪んだ口をした爽だった。
意識が沈む………ずぶずぶと暗い暗い底へ………。
――――――
――――
――
揺杏「なんだ爽機嫌いいな」
爽「共感できる人が傍にいるといいものだなと」
由暉子(………なんで人の気配が爽先輩からするのだろう)
誓子「暗く沈んでたから心配したのよ?」
爽「もう大丈夫だ!私は1人じゃないからな!」
成香「そうですね!皆いますしね!」
爽「やー………そういうことじゃないのだけど」
全員『???』
その日から清澄の唯一の男性部員の姿が見えなくなったとか。
<爽(アッコロカムイ)と触手プレイ+清澄京太郎、東京市街にて爽とはぐれた迷子のカムイと遭遇し、これを保護する カンッ>
おつありん!
>>898
ころたんいぇい~♪
>>900
自分をロリコンと申すか
………タブンチガウヨ
>>901
京ちゃんは運動部に居たし、しっかりしてそう
>>902
小さいなりで胸張ってるの可愛いよね
>>903-904
せやな。そうなるところたんじゃなくなるよね
迷子のカムイを保護して爽の触手プレイを見た結果、お持ち帰りされました
お終い
乙です
京ちゃん何処にお持ち帰りされたんだ…
乙です
ここでは珍しいホラーかな・・・
乙
NAGANO KAMUIか…
乙
持ち霊にされてしまったか
>>919
自分で書いといてあれやけど 準決勝で京太郎のカムイとか出されたら咲さんぇ………
BADエンドやね(白目)
乙
>>923
準決大将は全員おもちが無いから京ちゃん力半減かな
<帰省 姫子編>
「~♪」
はばたいて~♪
「電話だ」
機嫌よく釣りをしていると電話が鳴り響く、と言っても釣りをしていたのでマナーモードなのだが。
誰からだろうと思いつつ携帯を見てみると高校の先輩からだった。
「なんだろ、何か用事かな」
取り合えず出ない訳にもいかず、座り込み電話を片手に持ち出てみた。
カチャリと音が鳴り、あちらとすぐに繋がる。
『京太郎?』
「もしもし、姫子先輩ですか」
『繋がった!』
「そりゃ繋がるでしょ」
前にも此方に連絡をした事がある為、繋がる事は知っているはずだ。
それとも先輩のは、時折別の誰かに繋がるのだろうか。
『今何しとっと?』
「長野に帰ったは、いいのですが誰も居なくて釣りしてます」
『釣り……健康的でよろしい!』
「はぁ………」
何がどうよろしいのかが判らない。
というより、暇なのだろうか?
「そっちは何を?」
『こっちは部長と迎えば待っよっところ』
「あぁ……そういえば御二人は一緒の出身地でしたっけ?」
『うん!』
シローズと鶴姫の片割れのシローズこと哩の事を思い出す。
相変わらず仲がよろしいことで。
「っ!!」
『京太郎?』
そんな話をしていると竿が傾き大きく引っ張られた。
どうやら大物が掛かったようだ。
「すいません!!切ります!」
『へっ?なん………』
「うぉぉぉぉ!!!」
何か言っている気がしたが、構っている暇はない。
京太郎は気合を入れて竿を引っ張り挙げるのだった。
「すげー!初めてこんなの釣った!」
数分の間の攻防でようやく引き上げた獲物は、何時も以上に大きい物だった。
初めての大物に興奮し何度も何度も携帯で写真を撮った。
「あっ………そういえば姫子先輩から電話あったんだ」
写真を撮っているとそんな事を思い出す。
履歴を見ると何度も掛かってきていて少しばかり悪い気がした。
(ん~……お世話になってるし今度何かしてあげるか)
結局、時間も経っていたので電話をせず帰路に着いた。
お土産でも豪華にしようかと考えながら歩く。
今思えばこの時、電話をしとけばと後で後悔する。
「おろ、電話だ」
お風呂から上がり、部屋でのんびりとしていると電話が鳴った。
履歴を見ると姫子からであった。
「こんばんは」
『こんばんは!』
出てみると元気な声で返される。
どうやら先ほどの件はあまり気にしてないようだ。
「さっきはすみません」
『別によかよ~。釣りしてたんだもんね』
姫子の優しげな声にほっとしつつ話を続ける。
「それでどうかしたんですか?」
『京太郎何やっとっとかなって』
「部屋でのんびりとしてます」
『あはは、私と一緒だ』
「そうなんですね」
当たり障りのない言葉を返していく。
何時もは哩と一緒の部屋であったから暇で寂しいのだろう。
自分も少々新道寺の皆が恋しかったので丁度良かった。
結局、話はだらだらと過ぎて明け方近くまでしてしまったのは、やりすぎた。
-次の日-
「あれっまた姫子先輩からだ」
それからも姫子の電話は良く掛かってくる。
「どうも」
『京太郎!あのね?』
「………こんばんは」
『んっ♪えっとね!』
「………」
『京太郎!京太郎!宿題ん問題の………』
姫子の電話は途切れることもなく幾度なく続く。
京太郎が新道寺に帰るまで………。
「おやっ、何かやつれましたね」
「………」
新道寺に帰えって来た、後輩を見てそんな感想を抱いた。
煌の目には、最初の頃よりげっそりとしている京太郎が居て少々驚く。
「煌先輩」
「なんです?」
「俺………今度から帰省しないことにします」
「はぁ?」
意味が判らない、何かあったのだろうか?
「京太郎~♪」
「…………」
姫子にじゃれ付かれガクガクとなすがままに首を振っている後輩を見て疑問に思うのであった。
カンッ
>>916-926
おつありん
>>916
きっと幸せな所でしょう
>>917
そういえばそうやね
基本のんびりやしね
たまにヤンデレ
>>921
君に~とどけ~♪
オーバーソウルでもするんかね?
>>924-925
あわあわだけ犠牲になるんですね
微妙なヤンデレチックに!
このぐらいならまだ可愛いよね!
それじゃのー
こんな可愛い子になつかれとるんやからええやん!
乙です
どんな姫子でもかわいいよ京太郎への愛があるなら
ただし自己犠牲はノーセンキューで
おつー
この位ならまだ大丈夫……多分
<インハイ決勝大将(咲・淡・穏乃・ネリー)が京太郎を取り合い>
淡「ねぇ、何か賭けようよ」
咲「へ?」
ネリー「なになにお金?」
淡「流石にそれは………」
穏乃「それじゃ何を?」
淡「えーと……えーと……」
咲(考えてなかったんだ)
淡「あーと………あ!」
咲「い」
ネリー「うー!」
穏乃「お?」
淡「京太郎!!」
咲「ふぁ?!」
ネリー「ん~………まぁいいか」
穏乃「えーと……よく判らないけど勝てば貰えるんだね?」
咲「え?え?」
淡「うん!私とお揃いの金髪だし!結構お似合いかも!」
ネリー「前にブログでカピパラ飼ってるって書いてあったなーお金持ち?」
穏乃「すごい大きな荷物持ってたし、山登りも一緒にできそう!」
咲「ちょ、ちょっと!?」
淡「本気でいくから」ゴゴゴゴ
ネリー「ネリーも勝たないといけないし!ついでに貰ってく!」ゴゴゴゴ
穏乃「まだまだ遊び足りない!京太郎とも!!」ゴゴゴゴ
咲「わ、わたさないもん!!」ゴゴゴゴ
三三三三ニ≠三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三=\
三三三ニ≠三三三三三三三_,.-、 f=|´|三三三三三三三三ニf!三三三r‐‐ュ、
三三ニ≠/三三三三ニ_,..-'´ | | |_,.!: : : : : : : : : : : : : : : : :| {: : : : / ィ ヘ \
三三/|//三三三r‐'´ _,..-! |:`¨:__,..--レ' ̄~7: : : :\: : : ヽヽ: :(='==! ̄!=\/
三r-、/ヘfー‐、: : :| _,..-'´: : : | |: : ::j | |; /: : : : :__,ヽ::ノ! } }: : :==キ fニニ、ハ
ニニフ rュ、) f! !_fl: レ'´: : : : : _,..' |: : : |__j--7 /、: : : :{ f´:!.ヽ`¨ro': :=r==、 r、_ィ=ニハ
ニァ=f |=ノ===、¨: : : :__,.-‐'´ |: : : |: : : ゝ≠}. .:i!ト、ゝ、'⌒V__ノ: : :=、=キ=、| i! /ニハ
ニ: / ,. r、_) v く: : : :/_ _,..: :': : : :|ヽⅥj.. :i!l. ..:i!:.:!( (: : : : ::=ゝノレ'=| iK三ニヽ
ニゝ'^|_|__,ィ ヘ、__ァ: : : :! ,..: :'!: : : : : : : ::! Ⅵ|.. :!|. :.:i!_.jゝ‐、 ノ::r、: : :|`¨rュネ| f!ヽ三ニ
ニi:、___コ`ヽ=、:Ⅶ|: ::レ': : : ::|: : : : : : :i: !..::..Ⅵ_j レ'リ´ |: ムノ/ |/ ∨: |__,=、__j__j=='三ニ
三!: : {ゝ' }: : : : :Ⅵ: : : : : : : :!、..、 、: : :ハ: !::..::!| フセイ: : _:ソハ 心 |: : : :∧三三三ハ
三: 、__ノ_ノ: : : : : :Ⅵ、: : : : : : ト、 \、: : 、:| レ' i! i、ゝ'_ノ | ソ. |: : :/ |三三三|ハ
三ニ` ̄=、r=、: : : : Ⅵ\: : : : :',..:...::::\: : 、 ゝ、 ` ノノ // ,:/ /三三=|ⅵハ
三三} /:.| /: : : : :.ヽゝ'\: : : :\.: \`ヽ `¨ ¨ / | /三三三| リ
三三|_/: :|_/: 、丶、: : :ヽ‥'`ー ヽ .レ'三=ト三リ
三ハr=、 r=、、: :\\ゝ: : 、::' ` /三≠V∨/
三!、ゝ': :ゝ'\`ヽ:\ :.: ̄` , ∧三≠ |/
Ⅵl \三三∧:: :: :.,:' ` / /ノ
和「これ全国放送なんですよね」
久「あはははははははは………ひぃー御仲痛い!」
京太郎「………どう反応すればいいのだろうか(白目)」
全国大会決勝で男性の取り合い!やはり、麻雀が強いと男性と付き合えないのか!
ということが新聞やら雑誌に載ったとか。
カンッ
<その頃の哩さん>
『お掛けになった電話は――』
「………出ない」
家に帰省したまでは良かった。
問題は、やることがなく暇だった事だろう。
このままでは堕落してしまうと思い、姫子に電話したが幾ら掛けてもでない。
「……京太郎ない」
『お掛けになった――』
「………ぐすん」
後輩の京太郎に掛けてみるも無駄だったようだ。
「うー………暇、ひまー」
結局その日、寝る直前に姫子から掛かってきてなんとか明日遊ぶ約束を取り付けることが出来たとか。
-次の日-
「どがんしゅう………」
「で、電話で聞きましょう!」
「そん手のあったか!」
ファミレスで宿題を忘れたことに気付き慌てて他の人に電話を掛け始める。
「あっ!京太郎!京太郎!宿題ん問題の………」
「へ?」
誰に掛けようか悩んでいると姫子が京太郎へと掛けた。
そんな姫子に哩は目を開き驚く。
昨日自分は、何度掛けても出てくれなかったのに姫子からの電話にはすぐに出たのだ。
心にぐさりと何かが刺さる。
『……2年生の宿題なんか知りませんよ、煌先輩に聞いて下さい。てか寝たいです』
「そっか!」←原因です
「………しょんぼり」
哩は靴を脱ぐとそのままソファーの上で膝を抱えた。
「姫子んに出て、私んには出なか」
「部長?美子先輩に電話するんじゃ?」
「そやった、少しかけっと」
姫子に指摘され電話を掛ける事にした。
忘れていた、自分にはまだ他の部員達が………。
「美子出てくれ!」
『お掛けになった電話は―――』
「………ぐすん」
「ぶ、部長!?」
更に膝を抱えて引き篭もったとか
カンッ
この哩さんめんどくさそうだけど可愛い
乙です
相撲ネタは総合にしました~小ネタで募集してくれた人はそちらを確認してくださいな
あとできれば総合ネタは勘弁を!
一応他の人のネタやしね、こっちに載せていいかわからんし
それじゃのー
見てきたネリーかわいい
次からは気をつけます
乙です
>>938
リク消化ありです
咲ちゃん、勝ったら勝ったで全国的に「魔王」って呼ばれる様になりそうですね
哩さん、「イインダ イインダ ジブンナンテ」って呟きながら部屋の隅でどんよりしてそう
哩さんポンコツ可愛い!
<三尋木先生の個人授業>
咏「捨てるの違うぜ?ロン!」
京太郎「あー………こっちでしたか?」
咏「そうそう、しっかりと相手の河を見ないとねぃ」
京太郎「うー………自分の和了役に集中しちゃいますね、これ」
咏「最初はなー、役を覚えれば自然と余裕ができるさ」
京太郎「覚えるしかないか」
咏「むしろ何度も打ったほうがいいな」
京太郎「座学のほうがいいのでは?」
咏「うんにゃ、お前さんの場合は数を打ったほうがいい」
京太郎「………数ですか?」
咏「そそ、麻雀始めたばっかなんだ。座学ばかりなんてつまんねーだろ」
京太郎「それもそうですね……咏さん」
咏「ん~なんだー?」
京太郎「確かに咏さんのいうとおりです、こうして打ってるのも楽しいですし」
咏「だよなー!それローン!満貫8000な」
京太郎「………でも」
咏「でも?」
京太郎「勝ったらもっと嬉しいし楽しいと思うんですよ」
咏「だなー結局は勝ってなんぼの世界だしな」
京太郎「勝たせてくれません!?」
咏「やだー♪」
京太郎「ちくしょー!これで30連敗だ!勝てねー!!」
咏「うははは♪初心狩りとか楽しいねぃ」
京太郎「うわっ、この人ひでぇ!」
咏「いやいや、これも愛のムチだから」
京太郎「初心者狩りっていいませんでした!?」
咏「気のせい!気のせい、ほれほれ振り込まないように気をつけろよ」
京太郎「くっ、やってやらぁー!!」
咏「あはははは♪ロォーン!」
京太郎「NOOOOOOOOOO」
<大会当日>
京太郎「結局この数ヶ月一度も勝てなかった」
咏「これでも日本代表の先鋒様だぜ?私に勝てたらすげーよ」
京太郎「えっ、咏さんってそんな凄い人だったの!?」
咏「むしろ知らないお前に驚いたわ」
京太郎「……いつもふらふらと家に来てたから暇人かと」
咏「むっ失敬な!これでも師匠として仕事の時間を縫って遊んでたのに!(指導してやったのに!)」
京太郎「声が逆じゃないですか!?」
咏「あーあー……ごほん、まぁ大丈夫じゃね?」
京太郎「……露骨に話し変えやがった」
咏「イケる!イケる!」
京太郎「ですかねー?」
咏「防御に関してはピカイチだ!そこは自信もて」
京太郎「………」
咏「………」
咏「しゃーないな、自信をつけてやろう!しゃがめ」
京太郎「何を?」
咏「ほいこれ」
京太郎「なんですか、この無駄に長い猫の縫ぐるみは」
咏「私が小学生の頃、身に纏っていた奴さ」
京太郎「咏さんが?」
咏「一種のゲン担ぎ………さ」
京太郎「俺が受取っても……」
咏「私にはもう必要ないしな」
京太郎「ありがとうございます。似合いますかね?」
受取った縫いぐるみを首に巻いてみる。
無駄に長いのでマフラーみたいだ。
咏「うわー………に、似合う!似合う!」
京太郎「うわーっててか引きながら言わないで!?」
『予選が始まります、選手の方は――』
咏「ほ、ほら、時間だ」
京太郎「たくっ……行ってきます!『師匠』!」
咏「おぅ!行って来い!『弟子』!」
京太郎(落ち着け……俺)
卓に着いて目を瞑り一呼吸置く。
『にゃーん』
京太郎「!」
一瞬猫の鳴き声が聴こえ、辺りを見渡す。
だが何処を見ようと猫の姿はない。
京太郎(お前か?)
『………』
軽く首に巻いていた猫の縫いぐるみを撫でるも返事はない。
それでも先ほどより気持ちが楽になった。
京太郎(………うん、楽しもう)
ふっと笑い、最初の一打を卓へと置いた。
その後、京太郎が何処までいけたか次のお話で………。
続かないよ……? カンッ
おつありん!
>>945
めんどいけど可愛いだろうね
>>947
へいよー!
>>949
誰が勝っても不名誉な称号がつきそうやね
哩は隅っこが似合う
>>950
ポンコツは可愛いよね!
今日はこれにて サラバダー!
そろそろ次スレ建てんとな
<久が嫉妬する話>
「京ちゃ~ん!」
「ほいほい、これな」
いつもどおりの日常、今日も咲が一言彼の名前を呼ぶ。
長い付き合いのせいか彼は、名前を呼ばれただけで理解した。
「………」
「ありがとう!」
「おぅ!」
嬉しそうに彼から飲み物を受取っている。
「須賀君」
「何ですか?部長」
「………何でもないわ」
「?」
ふと思い名前を呼んでみた。
彼は私のほうを見て不思議そうな顔をしている。
どうやら何で呼ばれたか判らないようだ。
「犬!タコス!」
「あぁ………タコスな!」
「おぉ!これは新しいお店の奴か気がきいてるじぇ!」
「お前の好み覚えちまったからな」
ふと見ると優希に彼がタコスを渡している。
これまでの積み重ねか、優希の好みを完璧に覚えているらしい。
「ねぇ……須賀君、私の好物判る?」
「えっ………」
ふと気になって彼に聞いて見た。
彼は此方を向いて困ったように視線を彷徨わせる。
「えっと……コーヒー……とか?」
「ぶっー」
彼の言葉に私は不貞腐れた。
残念ながらコーヒーは苦くて飲めない。
彼は私の好みを把握していない。
「こっちはこれで……」
「なるほど、なら……この待ちでやったほうが」
「そうですね、それがいいです」
気がついたら和に彼が麻雀を教わっている。
と言っても彼の視線は、和の豊満な胸に注がれているのだが。
「………」
「えへへ~♪」
「……須賀君、何処を見てるんですかね」
「すみません」
自分の胸を寄せてみる。
彼は振り向きもしない。
………私の胸って平均よね?
「染谷先輩」
「おーなんじゃ」
ベッドで寝ていると私の親友に彼が話しかけているのが見えた。
「次のシフトなんですけど」
「あぁ、また手伝ってくれるんか」
「えぇ、先輩にはお世話になってますし勉強になりますし」
「ほほ~言い心がけじゃな、常連にも評判ええしのぉ」
「本当ですか!」
どうやら彼はまこの家でお手伝いをしているらしい。
ふと彼のウェイター姿を思い浮かべ少し頬を染める。
「………そういえば、私には何もないのかしら」
「何か言いましたか?部長」
「なんでもないわ~」
「………まったく」
話の呟きが聴こえたのか、彼が此方を振り向いた。
それに対して私は、気だるげな声で答える。
少々落ち込んでしまった。
そんな私を見てまこは、やれやれと首を振った。
この気持ちは何だろうか。
最近彼と他の女の子が喋っているだけでムカムカといらつき心が荒れる。
そんな事を思いつつ、今日も部室へと足を運ぶ。
-名前を呼ぶだけで通じ合える関係が―
いつもどおりの道を通り階段を登る。
-彼に好みを覚えられている関係が―
誰もいない旧校舎を歩き部室の扉を開けた。
-彼に視線を向けられる彼女が―
『………』
-彼に感謝される親友が―
ベッドに彼が寝ていた。
辺りを見渡すも他には誰も居ないようだ。
暢気に眠っている彼を―――京太郎を見てふつふつと湧いてくる感情がある。
『妬ましいわ』
軽く京太郎の頬を撫でようやく理解した。
私は皆に嫉妬していたらしい。
「これじゃいけないわねー」
ようやく自分の感情を理解しどうしようかと悩む。
これではいけない、ようやく得た仲間に向ける感情ではない。
だけど、この気持ちは治まらない、なら……どうすればいいだろうか。
「まぁ………簡単なんだけどね」
そう言って私は、行動に移す事にした。
「京ちゃん、首どうしたの?」
「え?」
「赤くなってるよ?」
「あぁ~虫にでも刺されたかな?」
起きて部活をしようとしているとそんな事を咲に言われた。
手渡された手鏡を見ると確かに赤い。
虫にでも刺されたのかと思い、頬っておくことにした。
「部長がご機嫌だじぇ」
「ですねー?」
「~♪」
優希達の言葉に振り向けば確かに部長が楽しげに打っている。
此処最近、不機嫌そうだったので心配していたが自分で解決してしまったらしい。
「相変わらずだな。あの人」
「京ちゃん!」「犬!」「須賀君さきほどの事ですが……」「京太郎、次なんじゃが」
「………」
いつもどおりの日常、彼が皆に名前を呼ばれている。
あぁ……『羨ましい』、『妬ましい』じゃなくて羨ましい。
「羨ましいから私も行動をしましょう」
ポツリと呟き彼の後ろに近づいた、そして……。
「京太郎君♪」
「え?部長!?」
「「「「!!」」」」
抱きついてみる
彼は、目をパチクリとして慌てている
嫉妬は言い換えれば『向上心』
この気持ちを収めるのは簡単だ、自分が彼に見てもらえるように努力すればいい
たった、それだけのことだ
そしてその努力が報われた時は………それはきっと――
「今度デートしましょ♪」
素晴らしく幸せなことだと思うから
カンッ
<大阪暮らしの京太郎 if~京太郎が千里山所属だったら~>
怜「えいえい」
京太郎「………」
怜「えいえい、はふぅ……満足や」
京太郎「どっからツッコメばいいんだ?」
いつもどおりに部室に来ると怜が日課の縫いぐるみ叩きを行なっている。
前までは隠れ隠れでやっていたが、最近では本人が居ようとお構い無しだ。
怜「別にツッコまんでええよ、ノリに乗られると困るしなー」
京太郎「泣いてもいいですか?」
怜「えっ……泣くん?写メ!写メ撮らな!!」
京太郎「ぜってぇー泣かねぇ」
怜「はよ!泣き顔はよ!」
カメラを生き生きと向けてくる怜を見てそう誓った。
そんな怜に京太郎は特に悪い感情もなく、相変わらずだなと思うだけだった。
なんというか、堂々と此方に嫌悪を向けてくる怜が京太郎にとっては新鮮なのだ。
それにやってることも子供みたいで微笑ましい。
竜華「たまには怒ってもいいと思うんやけどな」
怜「京太郎め!」
京太郎「やめて!竜華さんが俺の味方すると『京太郎人形』にダメージが!!」
竜華「あっ、ごめん」
見るに見かねた竜華が此方へとフォローをしてくれると怜の顔が歪み、人形を叩き始める。
それにしても……あの人形いつも叩かれてるのに解れ1つもないな。
京太郎「あの人形丈夫だな」
泉「1日の終わりにしっかりと点検してるとか」
京太郎「あれ……俺よりも待遇いい?」
怜「人形に罪はないしな~自信作やし、枕にもなるしな」
京太郎(枕なんだ、あれ)
セーラ「いい加減譲ってくれへんやろか?」
怜「やや、これ以上の作れる気せーへんし」
セーラがソロ~と人形に手を伸ばすも人形を持ち上げられ阻止された。
そんなにあの人形はいいのだろうか?
浩子「ん~オーダーメイド品として作れば……」
竜華「こことか頼めそうやない?」
浩子「龍門渕……えぇかもしれませんね」
セーラ「写真送ればいええやろ」
泉「わ、私の分も!」
怜「あっ……髪の毛貰うわ」
京太郎「あいたっ!?」
PCの前に集まるレギュラー陣を見ているといつの間にか後ろに居た怜に髪の毛を取られた。
毎回のように取ってくけど何に使ってるのだろうか。
怜「最近竜華の所厳しいんよ」
京太郎「なんで竜華さん?」
竜華「怜が勝手に持ってくのが悪い」
怜「え~」
京太郎(………なんとなく聞いてはいけないような)
浩子「あっイケルみたいやね」
竜華「予算はどのぐらいで………」
セーラ「服とかも変えられるんか?」
泉「うぅ………少しお小遣いが足りひん」
怜「ん~大きいと不便やな、今度は手で握れ潰せるぐらいの作らな」
京太郎「とりあえず、怜さんはやめて」
わいわい、ガヤガヤと今日も平和に賑わうのだった。
雅枝「いい加減、麻雀しろや」
カンッ
怜は嫌いじゃないです むしろ大好きです
ぶらぶらと町を歩いているとお腹が空いた。
腹が鳴るお腹を押さえ、辺りを見渡すと一軒の蕎麦屋が目に入る。
そのお店は個人営業らしく見たことがない名前をしていた。
本来なら冒険などせず、安定のチェーン店などに入るのが一番いいのだろうが、京太郎は違う。
京太郎は戸惑いなく、そのお店に入っていく。
これが京太郎の趣味なのだ。
町を探索し美味しいお店を見つけて美味しいく食べる、所謂食べ歩きが趣味であった。
店員「いらっしゃいませ」
京太郎(さてさて、ここは美味しいのかな)
お店に入り少しばかり辺りを見渡すと結構な人が入っていた。
どうやら地元でも愛されているお店のようだ。
京太郎(これは当たりかな♪)
お絞りで手を拭きながら上機嫌で注文表を覗いた。
時に失敗しまずいお店に当たる事もある。
失敗したと後で悔しがるのも粋なのだが、やはり美味しい物が食べたいと思うのもしょうがないであろう。
桃子「すいませーん!!!注文いいっすか!!」
京太郎「!!」
何を食べようかと思っていると大きな声が聞こえた。
京太郎は、その声を聞くと咄嗟にメニューで顔を隠し、おそるおそる其方へと視線を向ける。
そこには、京太郎の(京太郎が勝手に認定した)ライバルである、東横桃子の姿があった。
京太郎(くそっ!また被っただと!?)
桃子「えっと……」
嬉しそうに注文をする桃子を横目で見ながら京太郎は顔を歪めた。
ここ数ヶ月、趣味の食べ歩きで行くお店に悉く桃子が居て、毎回のように京太郎は負けているのだ。
京太郎にとってこれは趣味であり、勝負でもあるのだ。
初めて入ったお店で一番美味しい食べ方をする、それが出来た時の達成感が堪らない。
なのだが……毎回のように桃子のほうが自分より上手い(美味い)食べ方をして悔しい思いをしていた。
京太郎(くそっ………何を頼んだ?ここからじゃ判らないな)
桃子「~♪」
店員「―――」
京太郎(ここは偵察に出よう。敵を知らなければ勝利はない!)
京太郎は、シャツの襟を立てるとこそこそと桃子達に近づく。
どうにかバレないように近づけ無言で声を聞いていく。
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桃子「板わさ――」
京太郎(聴こえないな……しょうがない戻るか)
このままではバレてしまう確立が上がる為、撤退を余儀なくされた。
それでも収穫があったのが幸いだ。
京太郎(板わさって!板わさって!平凡すぎるぜ!東横さんよぉ!)
音を立てないように机を叩き、お腹を抑える。
笑いが堪えきれない。
ここまで苦渋を味わらされた相手が平凡な注文をしたのだ、これは今日こそ勝てる。
京太郎「くっくっく」
店員「お待たせしました。『焼きのり』と『蕎麦味噌』になります」
京太郎「ありがとうございます。追加注文で『だし巻き玉子』と『焼き鳥』お願いします」
店員「ハイ」
京太郎(ふっふっふ、この見事な連携!流石は俺だ)
すぐに出てくる、物を先に頼みのんびりと味わっていく。
匍匐前進の如く、蕎麦を追い詰める。
これが戦略!これが知恵と言うものなのだ。
京太郎「く~~!美味い!」
勝利を確信しいつもより美味しく感じる。
京太郎(俺は!!俺は生きている!)
この実感、これがなによりも良い物だ。
京太郎(蕎麦味噌に焼き海苔を合わせる複合技!ふっふっふ、東横さんもこれには適うまい)
そう思い、水を飲みつつチラっと相手側を見てみる。
京太郎「な!なに~!?!て、天ざる!?」
桃子「~♪」
京太郎「美味い手打ち蕎麦屋の天ぷらにハズレなし!し、しまった……総攻撃だ」
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/: : : :/:/: : : :i /_∧__ / /: : : /: : : : : : : : :\
/: : : : i:/: : : : :|/イ:i:i:i:∧ /: : : /: : : : :/: : : : : :∧
桃子「海老にナス、さつまいもにキスさん…最後にシシトウ、完璧っすね♪」
京太郎「く~っ此方が徐々に攻めてるのに何て大胆な奴だ」
京太郎は悔しそうに美味しそうに食べる桃子を見ているしかない。
まさに油断が生んだ結果である。
店員「だし巻き玉子と焼き鳥です」
京太郎「ふっ……そうだ、俺には援軍があった!俺は俺の道を進むだけだ!」
店員(へんな客だな)
京太郎「だし巻きの大根おろしに醤油をたらし…串に刺していない焼き鳥に七味……星が生まれた!」
口の中でだし巻きと焼き鳥が混ざり合い、星が生まれる。
これこそ、正しき融合と呼ぶべきものであろう。
京太郎(それで敵は……順調だな、畜生いい音たてやがる!しかも可愛いし!)
桃子「~♪」
チラっと横目で見た桃子は、髪を手で上げ美味しそうに食べている。
その姿は、妙に此方を誘う美しさがあり、可愛らしくもあった。
京太郎「って相手に嵌ってどうする!……俺も本番といこう!『かけそば』お願いします!」
店員「お待たせしました」
京太郎「勝った……熱い蕎麦をたぐって!冷たい水で追っかける!美味しいな……本当に」
これだ、これが京太郎が求めていたものだ。
最後の締めに『ニシンの棒煮』と『もり蕎麦』で〆だ。
どうだ、この完璧な布陣は!
京太郎「東横さんはっと……『蕎麦湯』でしめてる…早い帰りで」
こっちは正に祭りと言っても他言ではない。
静かに去っていく桃子にようやく勝った。
桃子「あれっ……よく会うっすね」
京太郎「ぶほっ……ど、どうも」
夢中で食べていると横を通りかかった桃子に声をかけられた。
桃子は、嬉しそうに頬を軽く染め挨拶をしてくれる。
それに驚きながらもなんとか答え手をあげた。
桃子「……少しお話したかったっすけど『蕎麦屋で長居するもんじゃないっすからね』それじゃ……」
京太郎「………ずぞぞぞ」
桃子は名残惜しそうにそれだけ言うと去っていった。
それを京太郎はただただ蕎麦を啜り見送る。
京太郎「………ちくしょ!!そうだよな!長居は無用だよな!腹いっぱいにしたければ他の店でいいよな!!」
京太郎は泣きながら蕎麦を食べ終え、最後に机に突っ伏し泣き入った。
京太郎「また負けた」
今回の対決
京太郎 ● 桃子○
<食の京太郎 カンッ>
<オマケ>
桃子「………それにしても『満腹セット』っすか、いいっすね」
お店を出た桃子は先ほどの事を考える。
桃子「私も食べたいけど、あれだけは食えないっす」
そう言って満腹になったお腹を擦る。
桃子も趣味で食べ歩きをしているが大食いというわけでもない。
普通の女子と同じ位しか食べれないので泣く泣く今回も見送った。
桃子「いつか食べてみたいなー………あの人と」
数ヶ月前からよく一緒になる彼を思い出す。
彼には、自分が見えているらしく、よく挨拶などを送ってくれる。
趣味も合う、自分も見えると興味が尽きない人物であった。
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桃子(ここは勇気を出して誘ってみるのもいいっすね♪)
少し後ろを振り向き蕎麦屋へと視線を送る。
暫くし、踵を返すと今日も満足できたと幸せを感じながら帰路に着いた。
カンッ
京太郎と桃子は食べ歩きとか似合いそう
そしてドラマ面白かったな
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【咲-Saki-】京太郎「小ネタ」怜「日和!」2【たまにR-18】
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