京太郎「……頑張ろう」(231)

京太郎ss

時系列バラバラ

では書いてくぞ

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授業も終わり皆一様に席を立つ。大抵の生徒たちは放課後に何処かに遊びに行ったり、部活に精を出している。
そして須賀京太郎とて例外ではない、誰よりも早く麻雀部の部室へと足を運び他の部員達が直ぐに始めれるように慣れた手つきで掃除していく。

ある程度片付いたら今度は部室にあるパソコンの電源をつけた。

パソコンが立ち上がる間に本棚から麻雀の教本を手に取り、またパソコンの前に座る。丁度パソコンも立ち上がり、いつもの様に一人で出来る麻雀の学習ソフトをクリックした。

皆さんレスありがとうございます。


一人でパソコンの前で座っていると、扉が開く音と同時に騒がしい声が部室内に響いた。

優希「いっちばーん!」

和「優希騒がしいですよ……それに須賀くんもいますから」

京太郎も一旦席から立って皆に挨拶する。

京太郎「よう。和に優希。咲は?」

和「咲さんは掃除当番ですから遅れて来ます」

優希「おーい京太郎! まだ皆来てないしタコス一緒に買いに行くぞ」

京太郎「はあ? 何で一緒なんだよ。それぐらいだったら一人で行ってくるぞ」

そう言うと優希はため息をつきを大げさに「分かってないな」と呆れたように言う。

優希「そんなパシリみたいな事私はしないじぇ。部長じゃあるまいし」

京太郎「……おう。だったら早く行くぞ」

少し顔を赤くしながら先に部室から出て行く、優希も京太郎に着いて行く為に部室を後にした。

和「ふふ。本当に仲がいいですね」クスクス

友人が青春しているのをみて楽しいのか。誰も居ない部室で口元を抑えて笑う。

咲「こんにちは……ってあれ? 和ちゃんだけ?」

遅れてやってきた咲が少し不安げに言う。

和「いえ優希と須賀くんは二人でタコスを買いに行きました」

咲「あ、そうなんだ……仲が良いね本当に」

和「そうですね。友人としては嬉しい限りです」



優希「帰ったぞー!」

扉を勢い良く開け帰還報告をする優希。そしてその後直ぐに京太郎も部室に入る。

京太郎「お、咲もいたのか。ほらコレ和とお前の飲み物」

咲「あ、ありがとう」

和「ありがとうございます。でも良かったんですか?」

京太郎「気にすんなよ! もう大会も近いし皆に頑張ってほしいしな」

和「そうですか……」

京太郎「そうだ。丁度四人いるんだし麻雀しないか? つっても俺がすぐ飛んでゲームにならないかもしれないけど」タハハ

咲「ふふそうだね」

京太郎「ってツッコミ無しかよ!」

期待
くれぐれも臭いあとがきなどは残してくれるなよ

ちょっと大会まで駆け足で行くゾイ。


~対局後~

京太郎「だー! また飛んだー!」

優希「もうちょっと持って欲しいじぇ」

京太郎「やめてーそれ以上死体蹴りはやめてー」

優希「きもいじぇ」

京太郎「淡々と罵倒するのをやめろよ……」

咲「京ちゃん……」

和「須賀くん……」

京太郎「ちょ! なんだよお前ら。やめろよ、その哀れんだ目をやめろよ!」

そんな漫才をしていると誰かが吹き出したのか分からないが、皆一様に笑い始めた。

京太郎「ちょっと席はずすわ」

優希「だったらタコス買ってきてくれ!」

京太郎「分かった分かった。お前らはどうする?」

咲「私は良いかな。まだ飲み物余ってるし」

和「私も遠慮しておきます」

京太郎「そうか。んじゃな」

>>11コピペになるような後書きなんて私にはかけませんwwwwww

京太郎「いつまでやるんだろうな……こんな事」

部室に居た時とは一変して暗い表情になる京太郎。そして思い足取りで売店へと足を運ぶ。
タコスと自分の飲み物を買った後、中庭へと歩いて行く。
特に理由がある訳ではないが、なんとなく一人でジッとしていたかった。

京太郎(あー麻雀ってつまんねえな)

入部してそれなりに経つが最近はあまり麻雀が楽しいとは思えない京太郎。
最初は何でもないような事でも楽しかったし、それが力になると思ったら、やる気も出てきた。だがそれだけでは強くなれなかった。

京太郎「所詮才能か……笑っちまうぜ」

自嘲気味に笑い、腹が立ったので優希のタコスを食べた。

スマンが今日はここまでにしよう。また来ます。

遅れてすまない。今から書いていくぞい

腹いせに優希のタコスを空腹と苛立ちを紛らわせた後、重い足取りで部室へと歩いて行く。

正直もう退部したい勢いだが、咲を誘って、誘った本人が辞めるなんて何と無く気分が悪い。

そんなことを考えていると、いつに間にか、部室の扉の前についていた。

京太郎「あーいくかぁ」

気だるさ満点の声で呟き、扉を開ける。

縺ィ繧閣st

京太郎「ただいま帰りましたー」

優希「おー待ってたじぇ犬」

優希にタコスを渡すと、犬のガツガツと食べ始める。

京太郎(どっちが犬だよ……)

久「ねえ須賀くん」

京太郎「はい何でしょう?」

久「私達今週の土曜日曜を使って合宿をしたんだけど……須賀くんはどうする?」

京太郎(どうするって……来いって言われても行きたくねーよ)

京太郎はしばらく考える振りをする。

京太郎「予選が近いのに初心者がその合宿に行くのもあれなんで、俺は行きません」

そう言って作り笑いをする。

久「そう……ごめんなさい。土日はゆっくりしてらっしゃい」

京太郎「アイマム」

そう言って作り笑いをまた一つ。

京太郎「合宿かぁ……まあ仕方ねえよな。俺サイノー無いし!」

誰も居ない部室で叫ぶ。

京太郎「仮に行ったとしても! 弱いから練習にもなりゃし無いんだろうよ!」

さっきまでやっていた牌磨きも、やる気が出ないので並べるだけ並べてさっさと片付けて行く。

京太郎(あームカつく。何なんだよクソッ!)

入部した時の自分に言ってやりたい。
「こんな部活やめておいた方が良い」と
、京太郎の心の中は劣等感で満ち溢れていた。

久(いやーな事聞いちゃったわね……)

京太郎の心情を理解していなかった自分に、腹が立った。

久(でも今この忙しい時期に彼の面倒を見切れるかしら?)

京太郎の強烈な心情の吐露に動揺を隠しきれない久であった。

今日はここまでにしたいと思います。
読んでくれてありがとうございました。
今後も投下出来ない日が続きますのでご了承ください。

遅れてすまない。今から書いていくぞい

目を覚まし携帯で時間を確認すると午前9時になる頃であった。京太郎はベッドからゆっくりと半身を起こした。

京太郎(あー休日かぁ)

どうせ部活も無いのだから、二度寝をしようと枕に頭を預けた所で、携帯が着信を知らせる為に音を鳴らした。

着信者は高校に鳴ってから出来た友達であった。

何故こんな早い時間にかけて来るのかは謎であったが、とりあえず電話番号にでた。

京太郎「もしもし?」

友「おー起きてたか。今日さ暇だったら遊ばんか?」

京太郎「……ああいいぜ」

友「分かった。でも珍しいなお前が暇だなんて……いつもだったらもう部活なんでねーの?」

京太郎「今日から合宿だよ。そこら辺の話しはめんどいから、会ってからだ。じゃあな」

そう言って返答を待たずに早々にぶち切った。

京太郎(あー合宿かー。俺の居ない合宿は気を遣わなそうで、さぞ楽しいんでしょうよ)

心の中で毒づき出掛ける準備に取り掛かる京太郎であった。

京太郎「……よし」

出掛ける準備が終わり、空いた時間でペットのカピバラと戯れていると、また携帯が着信を知らせた。

発信者は友では無く、中学からの付き合いである咲からであった。
思わず顔をしかめるが、嫌々ながらも電話に出た。

京太郎「……もしもし?」

咲「あ、京ちゃん?」

京太郎「何だよ。言っとくけどな迷子になったからって俺は探せないぞ」

咲「もうそうやって茶化さないで!」

京太郎「冗談だよ。で、何だよ?」

咲「どうして合宿来なかったのかなって思って……電話したんだ」

京太郎(何で報告してないんだよ……あの生徒会議長!)

思わず舌打ちをしそうになるが、グッと堪えて、理由を話した。

咲「……そっか。ごめん」

京太郎「咲が謝る事じゃなねえよ。謝るのはこっちだぜ。貴重な雑用が居なくてすいませんでしたってな」

咲「そんなことあんまり言っちゃダメだよ! 京ちゃんがいてみんながあってこその、麻雀部なのに……そんな悲しい事言わないでよ……」

京太郎(お前は良いよなカンしてりゃ勝てるんだから)

京太郎「そっか……お前がそういう風に思ってくれてたのは嬉しいぜ。合宿頑張れよ」

自分の思惑とは全く違う事を言い、電話を切った。

京太郎「あーアホらし。さっさと出掛けるか」

そう言って玄関に向かい靴を履く。

京太郎「行ってきます」

誰もいない家に一言言って家を出た。

すまないが今日はここまでにしたいと思います。近い日に書きダメを投下したいと思います。

皆の衆久しぶりデスな。今から行くぞい

友「おー来たな」

京太郎「おう。まだ来るのか?」

友「……それがよ。他の奴らは全員予定が出来たとかで……」

尻すぼみになって行く友人に、フォローする。

友「すまん。何だったら、彼女でも呼ぼうか」

京太郎「大丈夫だ。ま、立ち話も何だしどっか適当な店にはいろうぜ」

友と二人でしばらく街を散策していく、その間にとりとめのない会話をする。

京太郎(……それにしてもこいつに彼女がいたとは……何か負けた気分。それに比べて俺は浮いた話もなくただただ雑用に使いっ走り……やだねえ、ほんと)

そんなことを思いため息をつく。

友「……とりあえず、適当な店はいろうぜ」

京太郎「? ああそうだな」

促されるまま店に入っていった。

やべえ……やべえよ……やらかした。

どれぐらいやばいっていうと、親にオナホを洗われて、机においとかれるぐらいやばい。

きにせず書くけど

取り敢えず友が指差した喫茶店に入る。
中は俗世とは切り離された、古めかしい雰囲気であった。

二人は空いている席に座った。

京太郎「一体どうしてこんな所に来たんだよ?カラオケとかでも良かったんじゃないのか?」

友「そういう訳にも行かないんだなそれが」

ここでウェイトレスが注文を聞きにやって来た。二人は昼食も兼ねて各々好きな物を注文した。

すいません。迷惑をかけます

注文した物をあらかた食べ終えて、食後のコーヒーを飲む二人。
コーヒーのすする音だけが、二人を支配して行く。

友「あのさお前最近元気無かったからさ、パァーとやって発散させてやろうと思ったんだよ……本当はな」

京太郎「本当は? ってどういうことだよ」

友「俺さツレから聞いたんだよ。昨日だか一昨日ぐらいに麻雀部の部室でお前が騒いでた事」

京太郎「……!」

心臓を鷲掴みされたような感覚に陥る。
上手く呼吸が出来ない。

友「だからさ??ってお前顔色悪いぞ。
大丈夫か?」

京太郎「ああ……大丈夫だ。続けてくれ」

友「お前が気にしてる事を解決出来ないかもしんねえけどさ、ちょっと話してくれてもいいんじゃねえかって思ったんだよ」

京太郎(言って麻雀が上手くなるなら、もう話してるっつーの)

京太郎「そうか……ありがとな」

また一つ嘘を重ねる。

京太郎「でもやっぱ自分で決めた事だし、できる限り自分でやるよ」

そして作り笑い。

友「そうか? だったら何かあったら直ぐにいえよ。俺が退学まで追い込んでやるからw」

冗談めかして言う友の顔は、少しばかり寂しそうな顔をしていた。

今日はここまでにしたいと思います。
途中色々あってお見苦しい所もありましたがご容赦くだちい

いやーすみません。何か色々言われてますけど取り敢えず書いていきますぞい

友と別れ自宅に帰る。
家に帰っても特にやることも無い。親も帰っていないので当然夕飯の準備もない。
自分で食事を作ろうと思えば出来るのだが、イマイチ気が乗らない。

だが腹は減る。

京太郎(メンドクセー何もかんもがメンドクセー)

気だるさに身を任せ、寝ようとリビングのソファーに体を預ける。


……寝苦しい。


京太郎「あー! もう!」

弾かれたように起き上がり早足で台所へ向かった。

取り敢えず冷蔵庫の中を物色、特にめぼしい物はない。冷蔵庫を閉め、インスタント食品がある所の扉を開ける。

中にはラーメン、ラーメン、ラーメン。

京太郎(他に何を選べと言うのだろうか)

迷いなく袋ラーメンを取り出し準備を始めた。

お湯沸かす空き時間で携帯をいじる。内容は麻雀であった。気休めではあるが、なんとなく調べてしまう。
お湯が沸いたので麺を入れる。そしてまた、携帯に目を向ける。

携帯で調べている時に急に着信を知らせる為に携帯が震えた。
発信者は麻雀部の部長である、竹井久であった。

電話を取ろうか一瞬迷ったが、一言ぐらい文句を言おうと思い電話に出た。

久『もしもし? 須賀くん』

京太郎「どうしました? 流石に今から雑用はできませんよww」

久『そうじゃないわよ……明日の事なんだけど』

京太郎「明日も合宿じゃないんですか?」

久『そうよ。でも朝で切り上げて、昼から部室やるって言う段取りなの』

京太郎「そうですか。では」

久『ちょっと! まだ切るのは早いわよ。本題はここからよ』

京太郎「……まだ何かあるんですか」








久『須賀君、麻雀面白い?』





京太郎「……楽しいですよ」

久「そうかしら? その割には部室で言ってたじゃない」

京太郎「……知ってたんですか?」

久「偶然にも……ね」

京太郎「だったら何でそんなに冷静何ですかねぇ……もしかして、俺一人が悩んでても大会の方が大事……とか考えてませんよね?」

久「…………考えて無いわよ。私の大事な後輩なんだから」

京太郎「……大事だったら何で!! 何で!! 教えてくれなかったんだ! 俺はあんたのそういう所が大嫌いだよ!」

久「…………ごめんね須賀くん」

京太郎「謝るくらいなら何で早いうちに手を打たないんだよ……クソ」

電話越しでも久が泣いているのは分かった。だが一度心の中を言ってしまえば止まることは無い。

京太郎「俺は雑用しながら考えてたんだよ。もっと長い時間教えてくれるだろうって思ったけど、そんなに教えもらって無いし、やろうと思ったら買い出しだのタコス持ってこいだの舐めてんのか畜生!」

久「……そんなつもりじゃなかったの……許して」

京太郎「許すも糞もねえだろ。もういいです。まだ言いたい事は色々ありますが、それはまた明日顔を合わせて話し合いましょ竹井先輩」

言い終わると久の声を聞かずにブチ切った。

京太郎「クソッ! 何なんだよいきなりあんな事言いやがって! ラーメンも伸びてるしよぉ!」

見るとさっきまでガチガチに固まっていた麺が、見る影もなくドロドロになっていた。

京太郎はため息をつき流しに捨てた。
そこから新しく作る気にもならずに、自室へと戻ってしまった。

ちょっと風呂はいってきます。

しょうシリアス流れでラーメンの下りはいらんかったと後悔したが、思ったより反響があって思わず笑ってしまった。

それでは書いて行くぞい

京太郎の心情を否応無く見せつけられた久は大きくため息をついた。
ここまで問題を先送りし続けた自分のせいであるから、なおさら後悔の念に駆られてしまう。

久(どうしようかしら……本当に)

京太郎の育成にも時間を割きたいが所だが、大会と生徒会など様々な事を請け負っているために満足に教える事が出来ない。

まこ「おーいどうした? そんな顔しおって」

久「あ、まこ……じつわね」

久は先の京太郎との電話の内容を話した。

まこ「ほーん京太郎がのぉ」

久「これから忙しくなるから本当にどうしようかって……」

まこは腕を組みしばらく逡巡していた。
やがて何か思い付いたのか、ぽんと手を打った。

まこ「うん。京太郎をうちで働かそう」

久「はあ?」

久は思わず素っ頓狂な声をあげたが、まこは我関せず理由を話し始めた。

まこ「うちで接客させつつ客と対局させるんじゃよ。んでお前さんが休憩中に色々教えりゃええんじゃねえの?」

久「でもいつもはそんな事できないわよ……」

まこ「当たり前じゃ。これは休日の話じゃ。平日は客とひたすら対局と接客。閉店になっても多少は融通が効くからワシが教えたる。当面はこれでよかろう」

久「……本当に良いのかしら?」

まこ「大事な後輩なのはワシだって同じじゃよ。だがこうやって提案しても本人次第だからどうにも言えんがの」

まこは快活に笑い、久の肩をバシバシ叩いた。

すいません今日はここまでにしたいと思います。毎度まいど短くてイライラさせてすいませんでした。

今から書くぞおう。待たせてすまない

今更何を話すことがあるのだろうか? 頭のなかで考える。話す事など何も無い。どうせ心の、誠意の篭っていない謝罪がある程度だろう。
彼女たちからしたら体の良い雑用だ、切ったりはしないだろう。それに大会も近いだろうし滅多な事はしないと歪んだ考えをする。

母「おはよう。今日は早いのね」

京太郎「何か早くに目がさめてさ」

母「そう。だったら早く顔を洗ってきなさい。酷い顔だわ」

母に促され洗面台へ向かった。

京太郎(……本当に酷い顔だ)

目には光がなく全体的に覇気が感じられない。こんな顔じゃあ流石に外には出れても部活には顔を出せない。
顔を洗い歯を磨く。朝の始まりとも言える行動である。
そんな一連の行動を終えた後、またリビングへと戻る。

心配してか分からないがカピバラもよって来た。朝食まですこし時間があるようだしすこし戯れていようか。

放置してすまない。今からかくぞう

適当に身支度を終え、適当な物を口に入れて空腹を満たす。時刻は午前11時半。
気が乗らないままローファーを履き、学校を目的地に歩を進めて行く。

京太郎(ちょっと言いすぎたか……)

昨日の出来事を思い出し少し自己嫌悪。
久も泣いていたから尚更そのように感じてしまう。

京太郎「あー行きたくねー」

気だるげに言いながら、学校へと歩いて行く。

行きたくないとぼやきつつも、結局は学校についてしまった。
そこから手慣れた感じで職員室にある部室の鍵を借りて部室棟まで歩いて行く。

京太郎は部室棟にある部室に続く階段が嫌いであった。この階段を登ると嫌でも才能の無さを披露しなければならない場所に続いているからだ。

京太郎「ま、それももうちょいか」

自分に励ましにもならない言葉を言い一段づつ上がって行く。

階段を登り終え鍵を使って解錠する。
一日誰も使わなくても、既に埃臭い。
京太郎は掃除ぐらいしておけばよかった、と若干後悔した。

とりあえず窓を開けて換気する。
これで他の部員が来るまでには、何とかなるだろう。

京太郎「あーやることないなー」

何時もなら掃除をしたりするのだが、今はそんな気分になれず、ベッドへ向かう。

京太郎「たまにはこういうのも良いな」

何もせずただベッドに寝転ぶ。誰にも邪魔されない至福の時間である。

全く関係ないけど今回の半沢直樹みた人います?僕もああやって上司には向かってみたいもんです。

やっぱり視聴率30%は伊達じゃねえですな。次から書いて行きますぞ。

個人的に香川さんの役のハマりっぷりには笑いが堪え切れませんな

咲「京ちゃん起きて」

体を揺すられ、快眠を妨害される。

京太郎「……咲? 何でここに」

咲「寝ぼけてないでちゃんと起きて!」

耳元で大きな声をだされて、頭が嫌でも目が覚めた。

京太郎「……おはよう咲。合宿はどうだった?」

咲「楽しかったよ。部長達とも更に仲が深まったって感じ。京ちゃんも来れば良かったのに……」

京太郎「それは悪い事したな。まあ時期的にも仕方が無いだろ? そう言うワガママはインターハイで優勝してから言いなさい」

そう言って咲の額を小突く。
咲は何か言いたげな顔をしていたが、諦めたのか、大袈裟にため息を着いた。

今日はここまでにしたいと思います。速度が亀すぎて申し訳ない

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