──独房:昼前
男「文句垂れてると殴るぞ」
少女「い、いや……」
男「はい口答え。腹パンな」ゴスッ
少女「かはっ!……おげぇぇオボボ」ボトボト
男「うわ汚ねえ」
少女「……ひどい」
男「ひどいのはてめえの母ちゃんだろ」
少女「……っ!」ズキン
男「まあその母ちゃんもバラ売りされたんだけどな、あっひゃっひゃ」
少女「なんで……なんで……私がこんな目に……」
男「さあな、恨むならバカ親を恨め……よ!」ゲシ
少女「ぎゃっ!」
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ボス「おい、あまり商品を傷めるな」
男「分かってますって」
ボス「ふん」
少女「けほけほ……あの、私……どうなるんですか?」
ボス「聞きたいか?」
少女「……はい」
ボス「2択だ」
少女「……」ゴクリ
ボス「1つ、腹をかっさばいて内臓を売り飛ばす」
ボス「2つ、客にそのままを売り飛ばす」
ボス「好きな方を選べ」
少女「も、もしいやだと言ったら……」
ボス「目玉くりぬいて犬の餌にしてやる」
少女「ひっ……」ゾワッ
男「あっ、もう12時っすよ」
ボス「そうか。昼飯はここでとれ」
男「マジすか」
ボス「こいつにもちゃんと食わせろ、いいな?」
男「了解っす」
男「食えよ」クッチャクッチャ
少女「食欲ない……です」
男「知るか。食え 」
少女「でも……」
男「はあ……しゃーねえなあ」
少女「……?」
男「俺の特性ソースかけてやるよ」シコシコ
少女「ひっ……食べます!食べますから!」
男「あー出る」ドピュ
少女「え、早」
男「あ?おら食えよ」グリグリ
少女「うっ……臭、お゛ぇ゛」
男「食ーえーよー」
少女「うぇぇ……」パクッ
男「おっ、食ったな。じゃあ俺は小便行ってくるからその間には食っとけよ」
少女「は、はぃ……お゛お゛っ……」
──便所
男「ふぃぃ」ジョボボボ
同僚「よう」
男「うっす」
同僚「あの子どうだったよ?」
男「まだ手ぇ付けてねーよ」ジョボボボ
同僚「え?早漏野郎のくせに」
男「うっせえ」
同僚「てかお前いつもマックくせえよな」
男「金無えんだよ」ジョボボボ
同僚「あっそ。子守り頑張れよ」
男「おう」カチャカチャ
少女「おえ……こんなの食べれるわけないよ……」
少女「でもどうしよう……もう戻ってきちゃう」キョロキョロ
トイレ「」
少女「……捨てよ」ポイッ
男「おい」
少女「ひっ!」
男「それ俺の自腹なんだ」
少女「す、すみません」
男「なら責任取って食えよ!!」バシャーン
少女「ぶはぁっ!……やめ、おぼれ……おごご」ジタバタ
男「うまいか?俺の精液より糞の方がうまいか?ああ!?」グリグリ
少女「うげぇ……!やめ……食べ……た、ごはっ!」
男「はぁはぁはぁ…………次同じことやりやがったら容赦しねえからな」
少女「ごふっ……分かりました……ゲェェェ」
──独房:夜
ボス「なんだ……この臭いは?」
少女「すみません……」
ボス「またあいつか」
少女「はい……でも私が悪いんです」
ボス「そうか。だがそんなことはどうでもいい」
少女「え……?」
ボス「あいつにはきっちり落とし前つけさせてやる」
少女「……」
ボス「だが俺には他にも仕事がある。この件はまた明日だ」
シメ
男(やっべえこれは殺られる)コソコソ
──独房:深夜
少女「Zzz……」
男「おい起きろ」ヒソヒソ
少女「んん……なんですか?」
男「ここから脱出させてやる」
少女「……!」
男「その代わり俺の脱出にも協力しろ」
少女「はっ、はい……!」
以前から「商品」を虐待していた男。
そんなクズ達のボスは男を見限った。
同類にすら見放されたクズに未来はあるのか。
次回、アジト脱出編
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