--金曜 夜 真姫自室--
真姫「ふぅ…今回は体調管理もバッチリねっ!」
真姫「にこちゃんと穂乃果との動物園デート…」
真姫「先週は、うっかり風邪で行けなくなっちゃったけど…」
真姫「同じミスを2度と繰り返しはしないわっ!!」
真姫「それに…また前日にわくわくしすぎて眠れないといけないから…」
真姫「その対策に熟睡するための子守歌まで作曲したし、その曲の効果も昨日までに実証済みだし…」
真姫「うん…明日着ていく服の準備も、荷物の準備もバッチリ!」
真姫「これで安心して寝れるわね」ワクワク
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437494872
真姫「でも…先週末の後から、にこちゃんと穂乃果がすごく仲良くなってるのよね…」
真姫「しかも、穂乃果の方が積極的ににこちゃんのことを…」
真姫「このままの感じだと二人は…」
真姫「…って、弱気になっちゃだよめよっ!西木野真姫っ!!」
真姫「逆に考えるのよ…いままではそんなに2人とも仲良く話してるのを見てないから個別攻略しか道が思いつかなかったけど…」
真姫「あれだけ、仲良さそうにしてるなら同時攻略ができるんじゃないかって…」
真姫「つまり、真姫ハーねっ!!」パァッ
真姫「って、寝る前にテンションあげてどうするのよ…」
真姫「うん、早く寝ないとね…」
真姫「それじゃ、子守歌をおやすみタイマーで…」ピッ
♪~~~♪~
真姫「………zzzz」スヤー
ということで、前スレ
真姫「にこちゃんと穂乃果…どっちかひとりなんて選べないわっ!!!」
真姫「にこちゃんと穂乃果…どっちかひとりなんて選べないわっ!!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425740304/)
真姫「にこちゃんと穂乃果…どっちかひとりなんて選べないわっ!!!って3日前に…」
真姫「にこちゃんと穂乃果…どっちかひとりなんて選べないわっ!!!って3日前に…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430926403/)
の後日談です。
■このスレから開いた人向け
前スレでにていろいろ人間関係が動いています。
過去作とかめんどいからこのまま読んでみる!っていうスタンスならばこのままでも大丈夫だと思いますが、
いろいろ込み入った状況になっているので、前スレを読破することを推奨です。
どうしても前スレを読むのめんどいなら、需要あれば前スレのあらすじ頑張ってみます。
■前スレから読んでもらってる人向け
前スレからのご愛読ありがとうございます&お待たせしました!
むこうでの執筆が落ち着き始めたのと、せっかくの7/22なので、スレ立てしときました。
前スレほどの更新ペースは出せないと思いますが…続きも控えてるので、引き続き完結目指してまったり執筆して行きたいと思います。
乙ありです!前スレあらすじの需要はないみたいなので、このまま始めさせてもらいますね
--土曜 朝 動物園前--
真姫「ふぅ…さすがに1時間前は早すぎたかしら…」
真姫「でも…うん、遅刻するなんて絶対できないものねっ!」
真姫「それに、きっとにこちゃんの性格からして早めに来てくれるだろうし…」
真姫「まあ、穂乃果は時間ギリギリに遅刻しそうな感じで来そうなイメージだけどね」フフッ
真姫「うん、こうやっていろいろ考えながら待つのも…悪くないわね…」
真姫「………」
真姫(でも、なるべくはやく来てほしいわね)ワクワク
--土曜 朝 動物園最寄駅前--
にこ「ったく…なんで、迎えに行く時間までちゃんと決めといたのに、準備できてなかったのよ…」
穂乃果「ごめ~~ん」
穂乃果「でもでもっ!他の準備はちゃんと終わってたんだよ?ただやっぱり服が気になっちゃって…」
にこ「………服も前日までに決めときなさいよ?」
穂乃果「ちゃんと決めたよ~~~」
穂乃果「でも、こう…もうすこしでにこちゃんに会えるな~とか、真姫ちゃんはどんな服装で来るかな~?とか考えたら…もっと気合いいれないと!って思って…」
にこ「そ、そう…///」
穂乃果「うんっ!」
にこ「でも、結局…前日選んだ服を着て出掛けることになったんだから、悩んだ時間ムダだったじゃないのよ…」
穂乃果「え~~~穂乃果、本当に一生懸命、悩んでたんだよっ!?」
穂乃果「…………でも、にこちゃんがこの服かわいいって言ってくれたから…///」ボソッ
にこ「ん?ちょっと後半聞こえなかったんだけど?」
穂乃果「う、ううん!なんでもないの!ほ、ほらっ、最初の予定時間よりちょっと遅れちゃってるんだし、早くいこっ!?」
にこ「だから、それはあんたが出発前に急に服を選びなおし始めるから…」
穂乃果「だ、だからあやまったじゃんっ!!ほらっ、もしかしたら真姫ちゃんがもう待ってるかもしれないし、はやく~」
にこ「だあ~~~~わかったから引っ張るんじゃないわよっ!?」
本日投下分以上となります
前スレのペースが速すぎだったと思うんで、今回は無理せずちょっとゆっくり目に更新させてもらいます
どんなに間隔が空いちゃっても最低週1、平均は週2~3くらい目安、ペースのればもっと早め、くらいのスタンスで行こうと思います。
みなさん待っててもらってありがとうございます!&本日分投下していきますね
--土曜 朝 動物園前--
穂乃果「あ、真姫ちゃんだ!」
にこ「え?まだ45分前よ?真姫ちゃんもういるの?」
穂乃果「うん!あそこで待ってるの真姫ちゃんだよっ!!」
にこ「あ~…そうみたいね…っていうかまだ結構遠いのによくわかったわね…」
穂乃果「うん…待っててくれてるなら、急がないとねっ!!」
にこ「へ?」
穂乃果「よ~~し、今から全速力で行っくよ~」
にこ「ちょ、ちょっと!?穂乃果っ!?」
穂乃果「さすがに全速力だとにこちゃんの手を引きながら走るのは難易度高いから…」
穂乃果「よしっ!穂乃果が先に行くからにこちゃん、ついてきてねっ!?」
穂乃果「おーーーーーーーーーーーーーーい、真姫ちゃーーーーーーーーーん!!」ダッシュ
にこ「ちょっ!?………ってもう行っちゃったわね…」
真姫「ん?向こうから走ってくるような人影が…」
穂乃果「おーーーーーーーーーーーーーーい、真姫ちゃーーーーーーーーーん!!」
真姫「って、穂乃果?」
穂乃果「おまたせ~真姫ちゃん」ゼェゼェ
真姫「いや…別にまだ集合時間までだいぶ余裕あるし…そんなに焦らなくても…」
穂乃果「いや~でもでも、真姫ちゃんがもう待ってるんだもん!急がないわけにはいかないよっ!」
真姫「ほ、穂乃果…///」ジーン
真姫「え、えっと…これで後はにこちゃんだけね…」
穂乃果「ふぇ?にこちゃんなら、穂乃果のすぐ後ろに…」
真姫「え?」
穂乃果「え?」
真姫「…………いないけど?」
穂乃果「あ、あれっ!?」
穂乃果「おかしいな~…さっきまで一緒だったのに…」
真姫「え?」
ちょっと短めですが本日投下分ここまで
かけもち執筆の影響もあって、ペース配分が…
乙乙
以前は違う地域名だったと思うけどもしかしてあっちで魔女として書いてる?
乙ありです!
>>25
あのスレだけ最初の書き込みの時に魔女に変えて投下しちゃったから、そのまま魔女でやってます(ぁ
向こうがサブのつもりで手を出したのに、結構ガッツリ書く流れになったので、このスレをあわせて長編並行進行になってますけど…
一応どっちも進めるように、ややこっちに力をいれつつ交互に更新していく予定です
ともあれ、本日分投下していきますね
真姫「ちょ、ちょっと待って穂乃果…」
穂乃果「ふぇ?どうしたの?真姫ちゃん?」
真姫「えっと…その…さっきまでにこちゃんと一緒にいたの?」
穂乃果「うん、そうだよ~」
真姫「そ、そうなのね…」
穂乃果「うん!」
真姫(えっと…私は今日、ここで待ち合わせって話をしたわよね?)
真姫(……うん、ちょっと不安になったけど…確かにそう言ったハズだわ…)
真姫(…でもそれなら…どうして二人は一緒に…)
真姫(はっ!?まさか…穂乃果とにこちゃんは出掛ける時は必ず一緒に行くのがあたりまえの仲にっ!?)
真姫(……いやいや、落ち着くのよ西木野真姫…)
真姫(来る途中に偶然会って、そこから一緒に来た可能性もあるじゃないの…)
真姫(それでも………途中からとはいえ一緒に来るのって…ちょっとうらやましいかも…)
真姫(まったく…二人が来るのを考えながら待つのもいいとか言ってたのは誰よ…)
真姫(どうみても一緒に来た方が仲が良さそうじゃないの…)
真姫(って、そう言ったの私だったわっ!?)ガーン
穂乃果「あ!にこちゃんやっと来た~」
真姫「っ!?」
穂乃果「もうっ、遅いよ~にこちゃん」
にこ「あんたが勝手に全力疾走したんでしょうがっ!!」クワッ
にこ「あ、真姫ちゃんおはよ~」
真姫「…おはよ」
にこ「ふ~ん、今日は風邪ひかないで来たのね?」
にこ「それもこんなに早い時間に~」ニヤニヤ
真姫「なっ…///と、当然よっ!!先週寝込んでた時から、ずっと楽しみにしてたんだものっ!今回も風邪ひくわけにはいかないわっ!」
にこ「そ、そう…///」
真姫「へ?どうしたの?」
にこ「いや、その…真姫ちゃんってば、そんなに楽しみにしてたんだな~って…///」
真姫「え?…………あ////」カァッ
穂乃果「ほ、穂乃果もすっごく楽しみにしてたよっ!!」
真姫「そ、そう…///」カミノケクルクル
にこ「………いや、あんたは別に言葉にしなくても見てればわかるわよ…」
穂乃果「おおっ!言葉にしなくても通じ合ってる感じっ?!」
にこ「………あんたが単純なだけよ…」
穂乃果「ちょっ!?にこちゃん、ヒドいっ!?」ガーン
真姫「…まあ、穂乃果だものね…」
穂乃果「ちょっとっ!?真姫ちゃんまでっ!?」ガガーン
にこ「まあ、穂乃果はおいといて…」
穂乃果「おいとかないでよっ?!」
にこ「真姫ちゃん、その…ありがとね?」
真姫「え?」
にこ「動物園の優待券、にこ達を誘ってくれて」
真姫「べ、別に…///」カミノケクルクル
穂乃果「あ、穂乃果もお礼いわないとっ!」
穂乃果「ありがとね♪真姫ちゃんっ!」
真姫「だ、だから!///余ってるからもったいないって思って…それで…///」カミノケクルクル
にこ「はいはい…まったく~真姫ちゃんも素直じゃないんだから~」
真姫「に、にこちゃんに言われたくないわっ!!///」
穂乃果「うんうん」コクコク
にこ「にこだって、真姫ちゃんに言われたくは…」ムスッ
にこ「てっ、穂乃果はどさくさに紛れてなにうなずいてるのよっ!?」ガーン
本日投下分、以上になります
乙ありです&本日分投下していきますね
にこ「はあ…まあ、みんな集まったんだし、入り口の方に向かいましょ?」
穂乃果「うん!」
真姫「そうね…」
穂乃果「じゃあ、さっそく!れっつ…」
真姫「あ、穂乃果…そっちじゃ…」
にこ「はあ…………穂乃果、待ちなさいっての…」グッ
穂乃果「ぐぇっ!な、なにするのにこちゃんっ!?」ジタバタ
にこ「いやいや、あんたどこ行くつもりだったのよ?」
穂乃果「え?だから動物園に…」
にこ「そっちはチケット売り場の方よ…」
穂乃果「あれ?それならあって…」
にこ「ないわよっ!!はあ…真姫ちゃんの優待券があるから、直接入場ゲートに行けばいいのよ?」
穂乃果「お~~~!そうだったねっ!!!」
にこ「で、いいのよね?真姫ちゃん?」
真姫「へ?う、うん…それでいいわ」
穂乃果「よ~~し、それじゃあ、あらためて~~」
穂乃果「入場ゲートの方へれっつごー!」ダッシュ
にこ「ちょっ?!穂乃果っ!!っていっちゃったわね…」
真姫「穂乃果らしいというかなんというか…」
にこ「まったく…私たちをおいてくんじゃないわよ…」
真姫「っ!?」
真姫(偶然とはいえ…いまはにこちゃんとふたりっきり…)
真姫(も、もしかしてこれって…チャンスなのかしら?)
真姫(………)
真姫(そうね…今日は穂乃果を含めて3人で行動する予定なんだから、2人っきりになれる時間は少ない…これはチャンスに違いないわ!)
真姫(3人いる時ににこちゃんか穂乃果のどっちか1人だけ仲良くしようとするのも不自然だものね…)ウン
真姫(2人との仲を進展させるためにも、2人っきりになれた時にこそ仲良くならないとね!)
真姫(よし…そうと決まれば…)
真姫(まずはにこちゃんと手をつなぐあたりからはじめましょう…)
真姫(あくまで自然に…さりげなくやらないと…)
「…きちゃーん?」
真姫「っ?!」
にこ「どうしたの真姫ちゃん?」
真姫「な、なんでもないわっ!///」
にこ「そう?ならいいけど…」
真姫「ところでにこちゃん…」
にこ「ええ…そうね…」
真姫「っ!?」
真姫(えっ?!わたしまだ何も言ってないのに…どういうことなのっ!?)
真姫(…ひょ、ひょっとして…にこちゃんも私と手を…///)
にこ「ここで話しててもしょうがないし、早く穂乃果を追いかけましょ?」
真姫「ええっ!………って、あれ?」
真姫(手をつなごうとしてくれるんじゃないのっ!?)
にこ「ん?どうしたの?」スタスタ
真姫「な、なんでもないわ…」
真姫(って、しかも、もう歩き始めちゃってるじゃないのっ?!)ガーン
真姫(うう…今回はタイミングを逃して失敗しちゃったけど…)
真姫(作戦の方針としてはこれで間違ってないはずだわ…)
真姫(それにまだ今日のデートははじまったばかり…)
真姫(次のチャンスが来たら…その時は、2人の距離を縮めて見せるんだからっ!)グッ
今回投下分以上となります
誕生日SS書く余裕あるかな…
乙ありです!
&
週に1回目標とか書いたのに、投下できそうになくてすいません…
ちょっと今週は時間とれない中、3日遅れのほの誕SSとか執筆してたら、このスレの内容が全然書き溜めれなくて…
まだ動物園に入ってすらいないので、次回投下時とかはできるだけ多めに投下できるようにしますね
--土曜 開園時間前 動物園入場ゲート前--
穂乃果「む~…チケット売り場に並ぶ必要がなかったのに、それなりに人が並んでる…」
にこ「まあ…私たち以外にも前売り券を買ってたり、年間入園券みたいなの持ってる人いるでしょうし、こんなもんでしょ…」
真姫「そうね…」
穂乃果「もっとこう…一番乗りっ!!って感じだと思ってたに…」
にこ「週末の動物園ですもの、そんな甘くないわよ…」
穂乃果「そっかぁ…」
にこ「まあ…待ってる間に雑談でもしてれば、そのうち順番になるでしょ…」
穂乃果「あ…うん、うんっ!そうだよねっ!!」
穂乃果「待ってる間にいっぱいお話ししようね~」
にこ「はいはい…」
穂乃果「もちろん、真姫ちゃんもねっ!?」
真姫「ええ…」
--土曜 開園時間後 動物園入場ゲート内--
穂乃果「いや~本当に話してたらすぐだったね~」
真姫「そうね」
にこ「だから言ったでしょーが…」
穂乃果「えへへ…それに、今回はにこちゃんが係員のお兄さんに…」
真姫「ん?にこちゃんがどうしたの?」
穂乃果「んっとね!実は~…」
にこ「…………」ジトッ
穂乃果「っ!?」ビクッ
穂乃果「あ、あ~~~な、なんでもなかったかな~~~」アハハ
真姫「ヴェェッ!?い、いやでも…確かににこちゃんの名前を…」
穂乃果「え、え~っと…き、きのせいじゃないかなっ!?」アセアセ
穂乃果「よしっ!それじゃあ、さっそく動物園をっ!!」
にこ「だから落ち着きなさいっていってるでしょうが…」グッ
穂乃果「ぐぇぇっ!!にこちゃん、今日2回目だよ…」
にこ「あんたが後先考えずに行くからでしょ…」
にこ「えっと…真姫ちゃん?」
真姫「ん?なに?にこちゃん」
にこ「今日の巡回ルートとかは、どういう順番でまわるとか考えてる?」
穂乃果「おおっ!そういえば巡回ルート決まってなかったねっ!」
にこ「はあ~…まったく…まあ、穂乃果だから仕方ないとして置いといて…」
穂乃果「ちょっ!?だからおいとかないでよっ!?」
にこ「どうなの?真姫ちゃん?」
真姫「え、ええ…もちろん考えてるわっ!!」
穂乃果「おおっ!さすが真姫ちゃんっ!!」
真姫「ふふん」ドヤァ
にこ「…それならそのルートを私たちにも教えてほしいんだけど?」
真姫「ええ、まかせてっ!」
真姫「私が考えた巡回ルートはこうよっ!!!」
真姫「まずは最初にパンダっ!」
真姫「次にきつね、たぬき、しか、ヒョウ、ライオンとつづいて」
真姫「うさぎ、ひつじ、くまでフィニッシュよっ!!」ドヤァ
穂乃果「あ~…もごっ!?」クチフサガレ
穂乃果(こ、この口をふさいでるちっちゃい手の感触は…に、にこちゃん?)チラッ
にこ「…」ジトー
穂乃果(っ!?そ、そうだった…)
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--朝 穂乃果宅から動物園へ行く途中--
にこ『あ、そういえば穂乃果?』
穂乃果『ん?なににこちゃん?』
にこ『もしもの話なんだけど…こういう展開になったら注意してほしいことがあるんだけど…』
穂乃果『ふぇ?なになに?』
にこ『今日の動物園の巡回コースなんだけどね』
穂乃果『うん』
にこ『多分、真姫ちゃんのことだから自分でコースを考えてくると思うのよ…』
にこ『それでね、その真姫ちゃんが考えたコースがもし前回私たちが行った時のコースと似たようなコースだった時なんだけど…』
にこ『そんな場合でも、似てるコースっていう事実を真姫ちゃんに言うのはやめておきましょ?』
穂乃果『ふぇ?なんでなんで?』
にこ『もしじっくり考えたコースが既に巡回したコースと一緒だってわかったら真姫ちゃんはどう思うか…って考えてみなさい』
穂乃果『あ~…うん…ちょっとショックうけちゃうかな…』
にこ『…というわけで、そうならないようにその話題は出さないこと』
にこ『それに加えて、そう感づかれるように態度に出さないこと…いいわね?』
穂乃果『う、うん!わかったよ!』
にこ『まあ…一応あんたがうっかりしゃべりそうになったら私がフォローしてあげるけど…』
穂乃果『ふぇ?よ、よろしくお願いします』
にこ『って言っても最初っからにこをあてにするんじゃなくて、ちゃんと穂乃果も気をつけなさいよ?』
穂乃果『うんっ!!』
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穂乃果(って相談したんだったよね…)
穂乃果(うん!)
穂乃果「…」コクコク
にこ「…」コクリ
真姫「それでね!なんでこの順路にしたかというと…」パンフレットペラペラ
真姫「ん?どうしたの?ふたりとも?」
穂乃果「ううん!なんでもないよっ!?」
にこ「ええ、説明つづけて?」
真姫「それならいいけど…」
真姫「…コホン」
真姫「この順路はことりが作ってくれた動物衣装をもとに考えてるのよっ!!」
穂乃果「えっと………おおっ!ということは最後のクマは穂乃果ってことだねっ!?」
真姫「そのとおりよ、穂乃果っ!!」フフン
穂乃果「えへへ…ということは、パンダはにこちゃん、ヒョウは真姫ちゃんだね~」
真姫「そういうことになるわ」
真姫(ん?)
真姫(発案者は私なのに、穂乃果があげた動物の例が穂乃果、にこちゃん、私の順番だったわね…)
真姫(やっぱり…穂乃果は私よりもにこちゃんのことを…)
真姫(いや…落ち着くのよ西木野真姫…)
真姫(穂乃果の事だし、そんなに深い意図は…)
穂乃果「って、あれ?」
真姫(っ!?)
真姫「ど、どうしたの?穂乃果?」
穂乃果「いやね、ライオンの衣装なんてあったかな~って」
真姫「ああ…それは…」
穂乃果「それは?」
真姫「凛の猫がどうしてもなくてね…同じネコ科のライオンで代わりを…」
穂乃果「ふぇ?ここの動物園、ねこのイベントやってなかった?」
真姫「え?よく知ってるわね?」
穂乃果「いや~それはね…」クイックイッ
穂乃果(ん?)チラッ
にこ「…」ジトッ
穂乃果(ハッ!?)
真姫「それは?」
穂乃果「え、え~~~っと………」ダラダラ
穂乃果「そ、そうっ!!前にここの動物園のホームページを見た時にみつけたから、たまたま知ってたのっ!!」
真姫「そうだったのね…」
穂乃果「う、うんっ!そうだよっ!!だから不思議に思っちゃって~…」アハハ
真姫「残念ながらそのイベントは昨日までのイベントでね…残念ながら終わっちゃったのよ…」
穂乃果「そ、そうだったんだ…」
真姫「ごめんなさいね…穂乃果…先週私が風邪をひかなければ行けたのに…」
穂乃果「わわわっ!?」アセアセ
穂乃果「ね、ねこちゃんならペットショップでいつでも見れるから大丈夫だよっ!!」
穂乃果「それに穂乃果ライオンも見たいと思ってたところだし、むしろライオンでよかったな~なんて…」
真姫「ふふっ…穂乃果がそういってくれるなら助かるわ…」
穂乃果「あはは…」
穂乃果(ふぅ~なんとかなったぁ…)
にこ「ところで、真姫ちゃん?」ハイ
真姫「なに?にこちゃん?」
にこ「ん、お昼ご飯どうするのかな~って」
真姫「………………あ」
穂乃果「ふぇ?」
にこ「真姫ちゃん…まさか、お昼ご飯のこと忘れて…」
真姫「そそそそ、そんなことあるわけジャナイッ!!」
真姫「え、えええっと…」パンフレットガンミ
真姫「そ、そうよっ!このきつねのエリアとたぬきのエリアの間にあるフードコートで…」
にこ「…そのタイミングだとさすがにお昼ご飯には早過ぎよ…」
真姫「うう………」
にこ「はあ~…仕方ないわね…」
にこ「ほら、鹿のエリアの近く…広場があるでしょ?ここでお昼にしましょ?」
真姫「えっ!?私、広場で食べれるような荷物もってきてないけど…」
真姫「フードコートでご飯を買って、売店でレジャーシートとか買って食べるの?」
にこ「はあ…真姫ちゃんが聞いてこなかったから答えるタイミング逃しちゃってたけど…」
にこ「なんのために、にこがこんなに大荷物だと思ってるのよ…」
真姫「あ…」
にこ「今日のお昼用のお弁当…持ってきたから…」
にこ「たぬきを見た後か、鹿を見終わった後にお昼にしましょ?」
真姫「に、にこちゃん…///」パァッ
穂乃果「よーしっ!!お昼の事も決まったし…じゃあさっそくパンダの方へっ!!!」
にこ「いやいや…勝手にひとりで行くんじゃないわよっ!?」ガーン
穂乃果「だって、にこちゃんを見に行くんだよっ!?じっとなんてしてられないよっ!!」
にこ「いやあんた…にこがパンダ衣装だからってパンダにするんじゃないわよ…」
真姫(っ!?)
真姫(にこちゃん…パンダ…動物園…穂乃果…何かどこかで…この単語で話を聞いたような気が…)
穂乃果「ほらっ!真姫ちゃんも早くいこっ!?」
真姫「へ?え、ええ…」
穂乃果「よしっ!それじゃ~しゅっぱーつっ!!」ダッ
にこ「ちょっ!?だから無駄に急ぐんじゃないわよっ!?」ガーン
にこ「はあ…仕方ないから…私たちも穂乃果を追いましょ?」
真姫「え、ええっ!そうねっ!!」
今回投下分以上になります。
向こうの方がスレの保持期間が短いのでペース配分が難しいですが…
こちらの執筆も頑張って行こうと思います
乙です
まさか前回とほぼ同じコースになるとは…
そういえば真姫は2人が先週動物園に行ったことは知らないんだっけ
乙ありです!
>>61
真姫が土曜日の出来事で把握してるのは
2スレ目 102の
>穂乃果「こねことふれあったり、にこちゃんのお弁当食べたり、クレープ食べたり、真姫ちゃんへのおみやげを買ったり…」
+α程度になってます
それでは本日分投下していきますね
--土曜 朝 動物園(パンダ)--
真姫「あ、すぐに来たつもりなのに…もう結構人が集まってるのね…」
にこ「ふふ~ん、さすが、にこのモチーフになった動物よねぇ~」
真姫「………キモチワルイ」
にこ「ぬわぁんでよっ!?」クワッ
真姫(…ハっ!?)
真姫(つ、ついいつものくせでにこちゃんに挑戦的なセリフを…)
真姫(だ、ダメよ…西木野真姫…にこちゃんと仲良くなるのが目的なんだからそんなことじゃ…)
真姫(え、え~っと…)
真姫「…っていうのは冗談で…さ、さすがにこちゃんよねっ!」
にこ「…………え?」
にこ「ど、どうしちゃったの?真姫ちゃん?熱でもある?」ピトッ
真姫「っ!?///」
真姫(に、ににににこちゃんの小さい手がっ!私のおでこにっ!?///)
真姫(それに…私を気遣うように見上げてくるから顔が近い…///)
真姫(こここ、これは作戦成功かしら?///)
にこ「ん?ちょっと熱っぽいかしら?」
真姫(っ!?)
真姫「だ、大丈夫よっ!!///」
にこ「そう?」
真姫「え、ええっ!!///」
--土曜 朝 動物園(パンダの檻の前)--
穂乃果「あっ!」パァッ
穂乃果「ふっふっふっふ…今回はどうやらにこちゃんが寝てるみたいだよ…」ニヤニヤ
穂乃果(前に来た時は穂乃果のモチーフのクマさんが寝てて、残念な思いをしちゃったうえに…)
穂乃果(にこちゃんが起きてたのをいいことに、穂乃果だけ寝てる~みたいな言い方してきたんだもん!)プンスカ
穂乃果(今回はもうにこちゃんが寝てる姿をバッチリみてるし…前回みたいには、いかないんだから!)フンスッ
穂乃果(ふふっ…にこちゃんってば、どんなリアクションしてくれるかな~)ワクワク
穂乃果「ほらほらっ!にこちゃん?あれだけガッツリ寝てるけど、何か言いたいことある?」クルッ
穂乃果「…って、え?…あれ?」
穂乃果(と、隣ににこちゃんがいないっ!?)ガーン
穂乃果(えっ!?あれっ!?もしかして…これって迷子っ!?)ガーン
穂乃果(えっ、えっ!?だって…さっきまではにこちゃんも真姫ちゃんも後ろに…)オロオロ
穂乃果(っ!?)ハッ
穂乃果(うしろだっ?!)クルッ
にこ「…」ピトッ
真姫「…///」
穂乃果「ふぇ?」チクリ
穂乃果(……………あ、あれ?)
穂乃果(な、なんで?なんで?)
穂乃果(え、えっと…さっきまでは確かに3人一緒で…)
穂乃果(その後、穂乃果がにこちゃんを見るのを楽しみにしてて…)
穂乃果(あ……)
穂乃果(そ、そっかぁ…穂乃果だけ先に2人を置き去りにして前にいっちゃったから…2人だけ後ろの方に…)
穂乃果(うん…そうだよね…それだけだよね…他に変な意味はないよね!)
穂乃果(…)
穂乃果(で、でも~…だからといって…)ムー
穂乃果(おでこに、にこちゃんの手をあててもらってるなんて…真姫ちゃん、ずるいよ…)ムスー
にこ「本当に大丈夫なの?先週末の風邪をひきずったりとかは…」
真姫「だ、大丈夫だってばっ!!」
にこ「ほんとでしょーね…」ジトー
真姫「だから本当だって…」
真姫(うう…にこちゃんが心配してくれるのはうれしいけど…///)
真姫(このままの流れだと…仲良くなるのとはまた違う気がするわ…)
真姫(……よしっ…ここは流れを変えるために…)
真姫「えっと…に「にーーーーーーこーーーーーーーーちゃーーーーーーーーーーーーんっ!!」…」
にこ「ん?」
真姫(っ!?)
穂乃果「そんなうしろのほういないでーーーーもっと近くにきてよーーーーーーーっ!!!」
にこ「ちょっ!?あほのかっ!!周りの人のことを考えなさいよっ!?」
穂乃果「ほらーーー真姫ちゃんもーーーーーー!」
にこ「はあ…穂乃果のところいきましょ?」テクテク
真姫「え、ええ…」テクテク
真姫(うう…せっかくのチャンスを逃してしまったわ…)
真姫(それに気になるのは穂乃果の呼び方…)
真姫(最初、呼ぶときはにこちゃんの名前しか…)
真姫(ううん…穂乃果のことですもの!きっとそんな深い意味はないわよね!)ウン
にこ「…って寝てるじゃない…」
穂乃果「そうだねっ!!」フフン
にこ「………パンダはそういう生き物だって言ったでしょ?」
穂乃果「でも、寝てるのは事実だもん!」フンスッ
にこ「はいはい…今回は寝てるわよ…」
穂乃果「えへへ~」
真姫「??」
にこ「まったく…へんなところで意外と根に持つんだから…」ボソッ
にこ「って…寝てるパンダみててもしょうがないでしょ?次行きましょ?」
穂乃果「え~…にこちゃんは寝顔もかわいいよ~」
穂乃果「ね?真姫ちゃん?」
真姫「えっ!?え、ええっ!!にこちゃんは寝顔もかわいいわっ!!」
にこ「なっ…////」
にこ「そ、そそそそりゃあ~宇宙No.1アイドルですものっ!!///寝顔だってかわいいに決まってるわよっ!!」
にこ「でも、寝顔見られるのは恥ずかしいんだから、次いくわよっ!?」
穂乃果「え~…そうやって恥ずかしがるにこちゃんもかわいいのに…」
にこ「だあーーーーー///いいから行くのっ!!行くわよっ!!」
穂乃果「わわっ!!ひっぱらないでよーーーー」
にこ「ほらっ!真姫ちゃんもぼさっとつったってないで、次行くわよっ!?」
真姫「え、ええ…」
穂乃果(あ、にこちゃんが手を握ってくれてる!///)
穂乃果(なんか嬉しいかも♪)
真姫(あ………穂乃果だけ手を握ってもらってる…)シュン
真姫(お、おちつくのよ西木野真姫!まだ今日ははじまったばっかり!)
真姫(私だってにこちゃんと手をつなぐんだからっ!!)グッ
本日投下分ここまでになります
乙ありです!それでは今回分投下していきますね
--土曜 朝 動物園(キツネ)--
にこ「ん、ついたわね~」
穂乃果「うんっ!クールな感じがする絵里ちゃんだねっ!!」
にこ「ちょっ!?それだと絵里がクールじゃないみたいじゃないっ!?」ガーン
穂乃果「ん~絵里ちゃんはこう…見た目はクールに見えるけど、実際に一緒に過ごしてみると、どちらかというとカワイイよ?」
穂乃果「ねーーー真姫ちゃん?」
真姫「ヴェェェッ!?え、絵里が可愛い?」
真姫「そ、そういわれると…絵里ってば意外と可愛いところとかお茶目なところもあるけど…」
穂乃果「ほらっ!真姫ちゃんもこう言ってるっ!!」フンスッ
にこ「まあ…そういわれれば…そうかもしれないけど…」
にこ「はあ~…絵里だってBiBiっていうクール系なユニットにいるんだから…そういうこと言うのやめてあげなさいよ…」
穂乃果「え゛っ!?」
にこ「…………なによ?」ジトッ
穂乃果「い、いや~…その…」アハハ
にこ「…言いたいことあるんなら言いなさいっての…」
穂乃果「じゃ、じゃあ言わせてもらうけど…」
にこ「うん」
穂乃果「にこちゃんってクールなの?」
にこ「…へ?」
真姫「…そうね…私と絵里はともかく…にこちゃんはBiBiの中ではマスコットポジションだから…クールではないわね…」
にこ「はぁっ!?」
にこ「ちょっとっ!?穂乃果に言われるのにも納得いってないけど…」
にこ「同じBiBiメンバーの真姫ちゃんまでなんてこと言ってくれるのよっ!?」クワッ
真姫「…だって、事実じゃない?」カミノケクルクル
にこ「な゛ぁっ!?」
穂乃果「そうだよね~にこちゃん可愛いもんね~」ニコニコ
にこ「な、なっ……………///」カァッ
にこ「あんた達ね~~~…………///」プルプル
にこ「こ、こうなったら!にこにー渾身のクールにこにーを特別に見せてあげるから…覚悟しときなさいっ!!」
ほのまき「「えっ!?」」
にこ「ちょ~~~っと待ってなさいね…」クルッ
にこ「ん~~っと…雰囲気作るためにちょっとリボンはほどいといて…」シュルッシュルッ
にこ「そして…クールなセリフ…クールなセリフ…」
にこ「よしっ!それじゃあいくわよっ?」
ほのまき「「う、うん…」」
クルッ
にこ「あら?あなたたちってば…そんなに熱いまなざしで見つめてきちゃって…」ウフフ
にこ「わたしに惚れると火傷しちゃうわよ?」セクシィポーズ
ほのまき「「………////」」
にこ「ふふっ…あなたたちには刺激が強すぎたかしら?」フフッ
穂乃果「………か、かわいい…///」
にこ「…………え?」キョトン
真姫「……ええ、せいいっぱい背伸びして、頑張ってクールっぽく振舞おうとして、ちょっと失敗してる感じがとてつもなく可愛いわね…///」
穂乃果「うん!うんっ!!///」コクコク
にこ「ぬわぁんでよっ!?///」クワッ
穂乃果「あはは…まあまあ~にこちゃんはカワイイってことだよ~」ナデナデ
にこ「だあーーーーーーっ!?さりげなく、頭なでるんじゃないわよっ!?///」ウガーーー
にこ「くっ…屈辱だわ…///」ナデラレ
にこ「…い、いまに見てなさい…必ずあんた達にクールって言わせられるようにクールビューティー属性も極めてみせるんだから…」
真姫「まっ…無理でしょうけど…」
にこ「ぬわぁによっ!?」クワッ
真姫(ハッ!?だ、だからいつもどおりじゃダメなのよっ!?)
真姫(え…え~っと…)
真姫「に、にこちゃんは…その…普通に生活してても、たまにかっこいいところあるから、それでいいじゃないっ!?///」
穂乃果「っ!?」ナデナデ
穂乃果「そういえばそうだよっ!ちゃんとかっこいいときもあるじゃんっ!!」ナデナデ
にこ「なっ…////」ナデラレ
にこ「あ、ありがと…////」ナデラレ
ほのまき((やっぱりかわいい…///))
にこ「はあ…なんか無駄に疲れたわ…」ナデラレ
にこ「それと…いい加減なでるのやめてもらえる?髪なおしたいんだけど…」ナデラレ
穂乃果「ハッ?!わわっ!?ごめんっ!?///」パッ
にこ「はあ…べつにいいけど…」
真姫(えっ!?なでてても、べつにいいのっ!?)
真姫(そ、それなら私も…チャンスをうかがって…)
にこ「ん~…せっかくリボンほどいて本気出したのに…」片テールムスビチュウ
ほのまき「「………」」ジーーー
真姫(な、なんか…///ツインテールを結んでる姿のにこちゃんって新鮮ね…///)
穂乃果(ツインテールを結んでるにこちゃんも可愛いな~…///)
にこ「…ん?…あによ?」リボンクワエ
穂乃果「ふぇっ!?///な、なんでもないよっ!?」
真姫「そ、そうよっ!!///…ただにこちゃんがツインテールを結びおわるのを待ってるだけよ…」
にこ「…そう?…もうちょっとで終わるから…」モウ片テールムスビチュウ
にこ「ん~…」テカガミデカクニン
にこ「よしっ!待たせたわねっ!ちゃんときつね鑑賞しましょ?」
真姫「えっ!?ええ…」
穂乃果「そうだねっ!!絵里ちゃん、ガン見しようねっ!!」
にこ「だから、その言い方はやめなさいよっ!?」ガーン
今回投下分以上になります。
乙ありです!本日分投下していきますね
にこ「きつねうどんってあるじゃない?」
真姫「へぇ~きつねって食べれるのね…」
ほのにこ「「え゛っ!?」」
真姫「え?」
穂乃果「ま、真姫ちゃん?それ本気で言ってる?」
真姫「へ?」
真姫(あ、あれっ!?何か間違ってるのかしらっ!?)ダラダラ
真姫「ちょ、ちょっとした冗談よっ!?」
にこ「ふ~ん…」
にこ「それじゃ…きつねうどんはどんなうどんなの?」
真姫「ヴェェッ!?」
にこ「冗談できつねが入ってるなんて言ったんなら~わかるんでしょ?」ニヤニヤ
真姫「と、とうぜんよっ!!」
真姫(わ、わたしのばかぁーーーーーー)
真姫(つ、ついつい…いつもの流れで反応しちゃったけど…)
真姫(こ、これじゃあ自分で自分を追い込んでるだけだわ…)
真姫(落ち着いて…落ち着くのよ…西木野真姫…)
真姫(逆に考えれば、ここで正解しておけば、にこちゃんと穂乃果の評価があがるチャンスと考えるのよ!)
真姫(そうね…きつねは入ってないけど、きつねうどん…)
真姫(色…そうっ!色じゃないかしらっ!?…そうと仮定すると…それに該当する食べ物は…)
にこ「真姫ちゃん?」
真姫「い、いま答えるわよっ!!」
にこ「ふ~~ん…」
にこ「それじゃ、あらためて~」
にこ「きつねうどんはどんなうどんなの?」
真姫「きつねうどんは…そうっ!」
真姫「フレンチトーストがはいってるうどんのことよねっ!!」フフン
ほのにこ「「………」」
真姫「…………あ、あれ?」
にこ「…なんで、うどんにパンをいれないといけないのよ…」
穂乃果「おおっ!!パンっ!!!」
にこ「ちょぉっ!?なんで穂乃果は、そこに反応するのよっ!?」
穂乃果「いや~パンの話題だし、反応しといた方がいいかな~って…」エヘヘ
にこ「そんな義務ないわよっ!?」ガーン
にこ「っていうか…やっぱり知らないじゃないのよ…」
にこ「しかも、フレンチトーストって…100歩ゆずったとしても、色しかあってないじゃない…」
真姫「い、色はあってるのねっ!!」パァッ
にこ「100歩ゆずって、色・だ・けよっ!!基本的に全部まちがってるわよっ!!」クワッ
穂乃果「あはは…でも回答は真姫ちゃんっぽいよね…」
真姫「そ、そうかしら…///」
にこ「今のセリフのどこに照れる要素があったのよっ!?」ガーン
にこ「はあ~そうよね…お金持ちの真姫ちゃんはうどんとかそばなんてのは縁がなさそうだものね~」
真姫「し、失礼ねっ!私だってお蕎麦くらいならたまに食べるわよっ!!」
にこ「ふ~ん………」
にこ「………ちなみにどんなお蕎麦食べるのよ?」
真姫「へ?て、天ぷら蕎麦とかだけど?」
にこ「…いくらの天ぷら蕎麦を食べてるのよ?」
真姫「え?3000円くらいだけど?」
ほのにこ「「……………」」ポカーン
真姫「え?えっ!?」
にこ「きいた?穂乃果?3000円の天ぷら蕎麦ですって…」
穂乃果「うん…さすが真姫ちゃんだよね…」
にこ「ええ…恐れ多くて、まず注文できわないよね…」
穂乃果「うん…そうだよね…」
真姫「もぉ~~なんなのよ~~~」
にこ「まあ…話をもどすと、きつねうどんって油揚げがのってるうどんのことを言うんだけど…」
真姫「へえ~油揚げがのってるうどんのことをきつねうどんって言うのね~」
にこ「ん、そうよ~」
にこ「で、なんで"きつねうどん"っていう名前の由来でよく言われてるのが…」
にこ「きつねは油揚げが好きだから、その油揚げがのってるうどんをきつねうどん」
にこ「っていう説をよく聞くわよね?」
真姫「…だからきつねうどんなのね…」
穂乃果「うん!穂乃果もそういう話、聞いたことあるっ!!」
にこ「それでね?そもそも、なんできつねが油揚げが好きかっていう話をしようと思ってたんだけど…」
穂乃果「おおっ!そう言われると!!」
真姫「…ふ~ん」
にこ「真姫ちゃんへきつねうどんを説明するのに疲れちゃったから、別に説明しなくてもいいわよね?」
真姫「ヴェェェェェエッ!?」
穂乃果「ちょっ!?そんなっ!?前振りしといて話さないとかズルイよっ!?穂乃果、気になっちゃってるんだけどっ!?」
にこ「ほら、なんか結構長い時間きつねのところいるし…次いきましょ?」
穂乃果「その前におしえてよ~~~」グイグイ
にこ「だあーーーーーひっぱるんじゃないわよっ!!
にこ「はあ~~~しかたないわね~」
にこ「細かく語るとインドの神様とか仏教の話とか出てきちゃって小難しくなっちゃうから、簡単に説明するけど…」
にこ「稲荷神社ってよくあるでしょ?」
穂乃果「ん~神社の名前とかよく見てないや~…」アハハ
真姫「私もそんなに神社とかは行かないから…」
にこ「あんた達ね~…」ハァ
にこ「あ~…」
にこ「こまいぬの代わりにきつねの石像が立ってる神社があるでしょ?あれが稲荷神社よ?」
穂乃果「おおっ!それならなんか見たことあるかも!」
真姫「…そうね」
にこ「で、稲荷神社の神様がお稲荷さま」
穂乃果「おおっ!おいなりさんっ!!…美味しそう」ジュルリ
真姫「…」
真姫(穂乃果…神様がおいしそうだなんて…挑戦者ね…)
にこ「神様の稲荷のことを言ってるのに食べ物の話題にするんじゃないわよっ!?」クワッ
にこ「まあ…まわりまわっておいなりさんにも、つながってくるっちゃ、つながってくるんだけど…」
にこ「えっと…その稲荷の使いがきつねで、そのきつねに対するお供え物が…」
穂乃果「あぶらあげなんだねっ!!」
にこ「んと…最終的にはそうなんだけど…」
穂乃果「ふぇ?」
にこ「もともとは油揚げじゃなくて、"ねずみの天ぷら"だったらしいわよ?」
ほのまき「「え゛っ!?」」
にこ「それがいろいろあって油揚げに落ち着いたみたいよ~」
穂乃果「う~~~油揚げになってよかったよ~」
穂乃果「ねずみの天ぷらのうどんなんて食べることにならなくてよかったよ~」
にこ「ちょっ!?穂乃果なんてこと言うのよっ?!想像しちゃったじゃないっ!?」ガーン
穂乃果「ちょっ!?にこちゃんっ?!にこちゃんがそんなこと言うから、穂乃果も想像しちゃったよっ!?」ガーン
真姫「わたしは想像できない…」シュン
にこ「こ、こんなおぞましいうどん想像できなくていいわよっ!?」クワッ
穂乃果「うん、うんっ!!」コクコク
にこ「だーーーもうっ!!こんな光景忘れるために次行くわよ?次っ!?」
穂乃果「そ、そうだねっ!!」
真姫「え、ええ………」
今回投下分以上となります。
特に量を気にせずに書き進めたら、きつねだけなんかすごく長く…
残りの他の動物はここまで長くする予定はないので、ペースあげれるよう善処します…
乙
書きたいように書いてええんやで
乙です
前にも似た話したな~と思って読み返したらうどんの話は希の時で絵里の時は狐の嫁入りとウェディングドレスの話だったわ
乙ありです!&投下間隔あいちゃって、すいませんでした…
>>101
そう言ってくれたこともあって、長さを気にせずに書き溜めてたら、たぬきもだいぶ長く…
>>102
あ、読み返してくれてありがとうございます
一応前スレのネタとは被らないように配慮してるつもりですが、ほぼ同じ動物を見て回るっていうストーリーの流れなのと
>>1のネタの引き出しの広さの限界のせいもあって、今後も似たような話になっちゃうかもしれませんがご了承ください…
むしろ今日投下分のたぬきも(ぁ
ということで、キリのいいところまで書き溜めてたらそれなりな長さになっちゃいましたが投下していきますね
--土曜 午前 動物園(タヌキ)--
にこ「希ね…」
穂乃果「また先越されたっ!?」ガーン
真姫「また?」
穂乃果「あ、そういえば"緑のたぬき"!確認してみたけど、にこちゃんのいうとおりだったよ~」
にこ「あ、確認したのね~あれ、びっくりするわよね…」
穂乃果「うんっ!」
真姫「へぇ~…私は見たことないけど…緑色のたぬきなんているのね…」
ほのにこ「「え゛っ!?」」
真姫「え?」
真姫(あ、あれっ!?こ、この反応ついさっきも…)ダラダラ
穂乃果「ま、真姫ちゃん?それ本気で言ってる?」
真姫「え、え~っと…」ダラダラ
にこ「はあ~そうよね…お金持ちの真姫ちゃんはカップうどんとかそばなんてのは縁がないでしょうね…」
真姫「し、失礼ねっ!!たしかにうどんやそばはないけど…カップめんなら食べたことあるわよっ!!」
にこ「………どうせ、凛の影響で食べたことあるだけでしょ…」
真姫「う゛っ…そ、そうだけど…」
にこ「…まあ、そんなことだろうとは思ってたわよ…」ハァ
真姫「な、なによっ!?わるいっ!?」
にこ「べつに~悪いとは言ってないでしょーが…」
真姫「う゛~~~…」ムスー
にこ「ん、まあ真姫ちゃんのために説明すると…」
にこ「"緑のたぬき"っていう呼ばれてるカップのお蕎麦があるんだけどね?」
にこ「それが"たぬきそば"に関係してるんじゃないか~って話なんだけど…」
にこ「え~っと…これも説明が必要よね…」
にこ「さっき"きつねうどん"の話をしたと思うけど、"たぬきそば"っていうあげ玉をのせたお蕎麦があるのよ~」
穂乃果「にこちゃん、それは関東だけの話じゃ…」
にこ「そもそも、たぬきそばを知らない真姫ちゃんに、そこまで話したら余計混乱しちゃうでしょーが…」
穂乃果「ああ…そういわれればそうだね…」
にこ「というわけなんだけど…これでたぬきそばは大丈夫かしら?」
真姫「えっ~~~と…あげたま?」
ほのにこ「「え゛っ!?」」
真姫「え?」
真姫(あ、あれっ!?ま、またなのっ!?)ガーン
にこ「あ~…そういえば、あげ玉が高級な料理に使われるイメージないわね…」
穂乃果「あはは…そういわれるとそうかも…」
真姫「う、うっかり忘れちゃってただけだってっ!!」
にこ「はいはい、見栄はらなくても教えてあげるわよ~」
真姫「べ、べつに見栄を張ってなんかないわよっ!!///」
穂乃果「まあまあ、真姫ちゃん…にこちゃんが説明してくれるっていうし~」
真姫(っ!?)
真姫「そ、そうね…にこちゃん、お願い…」
にこ「へ?え、ええ…教えてあげるわっ!」
にこ(真姫ちゃんにしては素直ね…)
にこ「え~っと…あげ玉を知らないなら、天かすも知らない?」
真姫「…知らないわ」シュン
にこ「あ~…確認しただけなんだから…そんなんで落ち込むんじゃないわよ…」ナデナデ
ほのまき「「っ!?」」
真姫(にこちゃんが撫でてくれてるっ!?///)ジーン
穂乃果(真姫ちゃん…ずるい…)ムスー
にこ「んで、まあ話をもどすと~」スッ
ほのまき「「っ!?」」
真姫(にこちゃんが撫でるのをやめちゃったわ…)シュン
穂乃果(あ、真姫ちゃんを撫でるのやめてくれたっ!)ホッ
にこ「…って、真姫ちゃんも穂乃果もどうしたのよ?」
ほのまき「「っ!?な、なんでもないよ(わ)っ!?」」
真姫(え?穂乃果"も"?)
穂乃果(ふぇ?真姫ちゃん"も"?)
にこ「………2人ともなんでもないなら話戻すわよ?」
真姫「え、ええ…」
穂乃果「う、うん!どうぞどうぞ~」
にこ「えっと…天ぷら食べる時に、天ぷらの衣がはがれたやつが下に敷いてある紙にこぼれてたりするでしょ?」
真姫「ああ…食べる時にもちょっとはがれたりして、こぼれちゃうわよね…」
にこ「そう、そういう衣の破片のことを天ぷらの"かす"ってことで天かすって言うのよ?」
真姫「へえ~そうなのね…」
真姫「いつも何も気にせず捨ててるから名前とか気にしたことなかったわ…」
ほのにこ「「っ!?」」
にこ(い、言えない…揚げた時に出る天かすをとっておくついでに、お皿の上の天かすももったいないから、一緒にとっておくとか言えない…)
穂乃果(い、言えない…お皿の上の天かすももったいないから、残さず食べちゃうとか言えない…)
真姫「?ふたりともどうかした?」
ほのにこ「「っ!?な、なんでもない(わ)よっ!?」」
真姫「?…そう?」
にこ「こほん…で、え~っと…まあ、正確に言うと違いがあるんだけど…」
にこ「天かすとあげ玉は、ほぼ同じもので~」
にこ「そのあげ玉をのせたお蕎麦を"たぬきそば"っていうのよ~」
穂乃果「えっ?!天かすとあげ玉って何が違うのっ?!」
真姫「あげ玉をのせた蕎麦がのたぬきそばとして…なんでそれがたぬきそばって名前になるの?」
にこ「………同時に別の質問するんじゃないわよ…」
にこ「え~っと…とりあえず穂乃果の方から行くわよ?」
穂乃果「うんっ!」
にこ「"天かす"は天ぷらを揚げた時にでる切れ端を集めたやつ」
にこ「"あげ玉"は天ぷらの衣になる部分の材料を、天ぷらとは別に球状に揚げたやつ」
にこ「だから、"天かす"は形がバラバラだけどものによっては元の天ぷらの味が染みてたりする」
にこ「"あげ玉"はきれいに球状になってるけど、特に味がすることはない」
にこ「あとは…"あげ玉"は主に関東の方、"天かす"は主に関西の方が主流」
にこ「こんな感じね~」
穂乃果「ほぇ~」
にこ「で、次は真姫ちゃんね?」
真姫「ええ…」
にこ「えっと…これはいくつか説があるんだけど…」
にこ「よく言われてるのが天ぷらの"タネ"…えび天でいう所のエビのことね?」
にこ「その"タネ"が抜いてある天ぷらをのせたお蕎麦、"タネヌキ"蕎麦からてんじて"タヌキ"蕎麦って呼ばれるになったってのがよく言われてる説ね~」
真姫「へえ~だからたぬきそばなのね…」
にこ「そうみたいよ~」
にこ「なんかたぬきそばの話がすっごく長くなっちゃったけど…」
穂乃果「あはは…そうだね~」
穂乃果「でもでもっ!!穂乃果としては聞いてておもしろかったよっ!!」
真姫「わ、私もよっ!」
にこ「そ、そう…///」
にこ「コホン…え~っと…で、もともと穂乃果と何を話してたかっていうのが…」
にこ「"緑のたぬき"なんて商品名してるから、てっきり"たぬきそば"のカップ蕎麦と思わせつつ」
にこ「正式名称が"緑のたぬき天そば"だから、"たぬきそば"じゃなくて、"天そば"のカップ蕎麦だった!」
にこ「っていう話を以前にしたのよ~」
にこ「ついでに言っとくと…姉妹商品の"赤いきつね"は、普通に"きつねうどん"だったりするのがまたね…」
真姫「え、えっと…お、奥が深いわね…」
穂乃果「だよねっ!!」
にこ「いや、奥が深いとかの問題じゃない気がするけどね…」ハァ
にこ「まあ、いいけど…」
にこ「それでまあ…きつねうどんの話題が出て、たぬきそばの事も話したからこれもついでに話そうと思うんだけど…」
にこ「あげ玉とあぶらあげがのったおそばとかうどんがあるのよ?」
穂乃果「おおっ!きつねとたぬきの合体だねっ!!」
穂乃果「ハッ!?つまり絵里ちゃんと希ちゃんのがっt…「言わせないわよっ!!」…ふぇ?なんで?」
にこ「そ、それは…///」
真姫「…////」
穂乃果「それは?」ハテ?
にこ「そ、そうっ!!あげ玉とあぶらあげがのったうどんの名前に問題があるのよっ!!」
穂乃果「なっ…なんだってーーーーっ!!」
真姫「………そうなの?」
にこ「そ、それを今から話すわ…」
にこ「え~っと…何種類か呼び方があるんだけど…」
にこ「むじなうどん、おばけうどん、ばかしあいうどんとかこんな感じね~」
穂乃果「はいっ!にこちゃんっ!!」
にこ「はい、穂乃果」
穂乃果「むじなってなに?」
にこ「…そこに質問来ると思ってたわ…」
穂乃果「えへへ~…///」
にこ「いや…別にあんたが照れるような要素なんてなかったわよね?」
にこ「ま、まあ話を進めるけど…むじなっていうのは、地方によって変わるらしいんだけど…だいたい"アナグマ"か"ハクビシン"のことをさすみたいで~」
穂乃果「はいっ!にこちゃんっ!!」
にこ「………"アナグマ"と"ハクビシン"なら説明するわよ?」
穂乃果「おおっ!?まだ何も言ってないのに、にこちゃんがわかってくれたっ!!」
にこ「いや…まあ…あんたが聞きたいだろうってことくらい予想がつくわよ…」
穂乃果「えへへ…なんか言葉にしなくても穂乃果の考えてることがにこちゃんに伝わってるのって…なんかうれしいなぁ~」ホワァー
にこ「なっ…///」
真姫(っ!?)
真姫(なんでこの会話の流れで、2人はいい雰囲気になってるのっ!?)ガーン
真姫「わ、私もっ!!」
ほのにこ「「っ!?」」
真姫「わたしもその…むじなについてはよく知らないから説明を聞きたいわ…」
にこ「そ、それを今から説明しようかな~ってところだったのよっ!?」
穂乃果「そ、そうだよねっ!!」
にこ「え~っと…にこの記憶と主観で説明しちゃうから、正確にはちょっと違うかもしれないけど…」
にこ「"アナグマ"が外見とか体型はたぬきによく似てはいるけど、顔だけがほっそりしていてイタチみたいな感じの動物で」
にこ「"ハクビシン"が全体的にほっそりしたたぬきみたいな感じの動物よ?」
穂乃果「つまり顔だけがほっそりしたイタチ顔の希ちゃんと、痩せてスリムな希ちゃんだねっ!!」
真姫「えっ!?」
にこ「……………希に言うわよ?」
穂乃果「わーーーーわーーーーあ、あってるよねっ!?ねっ!?」
にこ「はあ…まあ話進めるわよ?」
穂乃果「の、希ちゃんに言わないよねっ!?」
にこ「あ~…はいはい…」
にこ「で、その"むじな"なんだけど…きつねとたぬきと並んで、人を化かす動物としてあげられることもあるのよ?」
にこ「そこから、油揚げ以外ものってるからきつねとは呼べない、あげ玉以外ものってるからたぬきとは呼べない…」
にこ「でも、油揚げがのってるからきつねの要素がある、あげ玉がのってるからたぬきの要素もある…」
にこ「そんな性質を持つきつねでもたぬきでもない動物ってところから、"むじな"って言葉を使ってむじなうどん」
にこ「おばけとばかしあいの2つは、きつねもたぬきも両方とも人を化かすってところからこの名前」
にこ「っていうそれぞれの由来があるみたいよ~」
穂乃果「ほえ~」
真姫「なるほどね…」
穂乃果「で、それがなんで絵里ちゃんと希ちゃんのがっt「だから、言わせないわよっ!!」…って言ったらダメになっちゃうの?」
にこ「はあ~…むじなだと、2人が一緒になった結果、絵里でも希でもない別の人物になっちゃう…」
にこ「おばけだと、絵里も希もおばけになっちゃう…」
にこ「ばかしあいだと、絵里と希の2人がお互いをばかしあってる感じになっちゃうでしょーが…」
穂乃果「なんか…全部、悲劇的な結末にしかならないっ!?」ガーン
にこ「って、ことよ~」
穂乃果「な、なるほど…」
にこ「まあ、このあたりの知識も希からの譲り受けだったりするんだけどね~」
ほのまき「「………」」
にこ「あ、希と言えばね~」
真姫(…)
真姫(………希の方が付き合いが長いせいもあるんだろうけど…)
真姫(にこちゃんってば…やっぱり希とよく会話してるみたいね…)
真姫(私たち1年生や穂乃果たち2年生、あとあの感じだと絵里もそうね…)
真姫(希以外のみんなは、にこちゃんとの付き合いはμ'sに入ってからの期間しかないのに…)
真姫(やっぱり…希はズルイわ…)シュン
穂乃果(む~~~~~)
穂乃果(にこちゃんってば…また希ちゃんの話を始めちゃったよ…)ムスッ
穂乃果(いまは穂乃果と…あと真姫ちゃんと一緒に動物園の最中なのに…希ちゃん、希ちゃんって…)ムスーーー
にこ「その時の希ったら~…「「にこちゃんっ!!」」…へ?」
にこ「え、えっと…穂乃果も真姫ちゃんもどうしたのよ?」
ほのまき「「えっ!?」」
穂乃果「あ、真姫ちゃん、先どうぞ~」
真姫「ほ、穂乃果の方がちょっと早かったし穂乃果からでいいわよっ!?」
穂乃果「え、え~っと…そ、それじゃあ…」
穂乃果「う、うどんとかおそばのお話ばっかりしてたから、そろそろお昼にしたいな~~~…とか?」
真姫「そ、そうっ!!私も似たようなことを言おうと思ってたのよっ!?」
にこ「…いやそれはいいけど…なんで疑問形なのよ…」
穂乃果「い、いや~~~そんなことなかったと思うけどな~~~ねっ?!真姫ちゃんっ!?」
真姫「えっ!?え、ええっ!そうよっ!!にこちゃんの聞き間違いじゃないかしらっ!?」
にこ「はあ~まあいいけど…」
にこ「ん~そうね…」
にこ「ちょっと早いかもしれないけど…鹿まで行っちゃうと半端な時間になっちゃいそうだし…」
にこ「うん、広場の方でお昼にしましょっか?」
穂乃果「わ~~~い!!それじゃあ、先に行って場所とってくるねっ!!!」ダッ
真姫「ちょっ!?穂乃果っ!?」
にこ「はあ~…しかたないわね~」
穂乃果「えへへ~にこちゃんのお弁当が食べれるんだから、いてもたってもいられないよね~」
穂乃果「それに、穂乃果が作ったお弁当で、真姫ちゃんをびっくりさせたいしっ!」
穂乃果「だからこそ!にこちゃんと真姫ちゃんよりも、ちょっとでも先にいって、場所をキープしとかないとだよね~」
穂乃果「ん?…にこちゃんと真姫ちゃんよりも…先に?」
穂乃果「なにか…そんな光景…さっきもあったような~…」
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にこ『…』ピトッ
真姫『…///』
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穂乃果「っ!?」ズキッ
穂乃果「………」ピタッ
真姫「あれ?穂乃果?」
にこ「ん?急に立ち止まったりしてどうしたのよ?」
穂乃果「…」クルッ
真姫「穂乃果?」
穂乃果「い、いや~~~せっかく3人で来てるんだから、みんなで一緒に行った方がいいかな~~~って…」アハハ
にこ「はあ~~…そう思うなら最初っから走るんじゃないわよ…」
穂乃果「あはは…走ってる途中に思ったから~」
真姫「なんか穂乃果らしいわね…」フフッ
にこ「そうね~」フフッ
穂乃果「だからさっ!食べるところまでは一緒にいこっ!?」ギュッ
にこ「へ?手をつなぐまでしなくていいと思うんだけどっ!?」
穂乃果「え~、せっかく一緒に行くんだし、手をつないだほうが仲良しな感じがするでしょ?」
にこ「ま、まあそうだけど…」
穂乃果「ほらっ!真姫ちゃんもっ!!」スッ
真姫「え、ええ…///」ギュッ
穂乃果「それじゃ!このまま、みんなでお昼食べる場所へしゅっぱーつっ!!」
にこ「ちょっ!?まだ早い時間だから人は少なめとはいえ…他の人の目もあって恥ずかしいから、できればやめてほしいんだけどっ!?」
真姫「わ、わたしは別に…///」
にこ「ええっ!?真姫ちゃんに裏切られたっ!?」ガーン
穂乃果「ふっふっふ~、2対1で手をつないでいく方向で決定だねっ!!」
にこ「はあ~…しかたないわね…///」
真姫「…///」
真姫(穂乃果が手を差し出して、握ってくれたわ!)ジーン
真姫(それにちょっと前はにこちゃんが頭を撫でてくれたし…///)
真姫(なんか、こういうスキンシップの積み重ねで少しずつ仲良くなれてる気がするし…)
真姫(うん、この調子で…今日は、もっと2人と仲良くなっていくわよっ!)グッ
にこ(はあ~…ハシャいでるせいだか、なんだかわからないけど…)
にこ(穂乃果のやつってば、急に手を握ってくるんじゃないわよ…//)
にこ(しかも恋人つなぎだし…////)
にこ(ま、まあ…穂乃果はすっごい楽しそうだし…真姫ちゃんも楽しそうだし)
にこ(そして、私もなんだかんだで楽しんでるし…ここは穂乃果にあわせてあげるしかないわね)フフッ
今回の投下分、以上となります。
ああ…2週間以上間隔あいちゃってすいません… 最低でも週1更新とはなんだったのか…
ちょっと多忙だったのと、次のシーンより後の展開のネタは浮かんでも、肝心の次のシーンがうまくネタがまとまらないという…
ちょくちょく書き溜めはじめてはいるので、なるべく今週中投下を目指して書き溜め進めます
応援ありです&先週にまにあってなくてすいません…
本日分投下しますね
--土曜 昼前 動物園(広場内木陰)--
にこ「よしっとこれで食べる準備が完了ね?」
穂乃果「にこちゃん!お弁当がまだ出てないよっ!?」
にこ「これから出すっての…」
真姫「にこちゃんのお弁当…楽しみだわ」
穂乃果「だよね!」
にこ「いや…"だよね!"じゃなくて、穂乃果も準備するのあるでしょ?」
穂乃果「ふぇ?………おおっ!そうだった!!」
真姫「え?」
穂乃果「ふっふっふ…真姫ちゃん?実はお弁当を用意したのは、にこちゃんだけじゃないんだよ?」
真姫「えっ!?」
穂乃果「じゃじゃ~~~んっ!穂乃果が作ったサンドイッチだよっ!!」
真姫「えっ!?穂乃果の手作りなのっ!?」
穂乃果「うんっ!是非とも真姫ちゃんに食べてほしくて頑張ってみたんだよっ!!」
真姫「穂乃果…///」ジーン
真姫「あれ?でも穂乃果の手料理って………」
穂乃果「む~~~…真姫ちゃん…なんか失礼なこと考えてない?」ジトー
真姫「ヴェェェッ!?そ、そんなことないわよっ!?」
真姫「せっかく穂乃果が作ってくれた料理ですものっ!!仮に美味しくなかったとしても、完食するわっ!!」キリッ
穂乃果「やっぱり失礼なこと考えてたじゃんっ!?」ガーン
真姫「ハッ!?」シマッタ
穂乃果「たしかに…ちょっと前の穂乃果の手料理ならそうだったかもしれないけど…」
穂乃果「今回はなんと…にこちゃんからのお墨付きだもん!味には自信があるんだからっ!!」
真姫「それなら安心ね」
真姫「って…なんでにこちゃんのお墨付きなのっ!?」
穂乃果「え?それはにこちゃんからじっくりと料理を教えてもらったからだけど?」
真姫「そう、にこちゃんから料理を…って、いつそんなうらやましいイベントがっ!?」ガーン
にこ「"いつ"っていうのは真姫ちゃんが穂乃果に電話してきた時よ?」
真姫「ヴェェエッ!?そうだったのっ!?」
穂乃果「ちょっ!?にこちゃん、それを言っちゃうのっ!?」
にこ「そうよ~」
にこ「っていうか…うらやましいって言われても…ただ料理を教えただけだっての…」
にこ「それと、そもそも日曜日に穂乃果の家ににこがいたのはそれが目的だったんだし…」
にこ「当初の目的の"穂乃果が料理を作って真姫ちゃんを驚かす"は達成したんだからそれでいいでしょ?」
ほのまき「「う゛~~~~」」
真姫(にこちゃんに料理を教わるっていうシュチュエーションがうらやましいのに…)
真姫(にこちゃんもそういうところ、鈍いんだから…)
真姫(っ!?)
真姫(で、でも…もし気づかれたらってことを考えると…それはそれで恥ずかしいわね…///)
真姫(そう考えると…にこちゃんが鈍くて助かった…ってことになのかしらね…)
真姫(でも…恥ずかしくても気づいて欲しい部分もあるし…)
真姫(いろいろ難しいわね…)
穂乃果(にこちゃんが言ってることも正しいけど…)
穂乃果(せっかく、穂乃果がにこちゃんと2人っきりで特訓したんだから、2人だけの秘密にしておきたかったのになあ~…)
穂乃果(でも真姫ちゃんのためを思って料理を教えてもらったのは事実だし…)
穂乃果(でもでも!日曜日もにこちゃんと過ごしたいな~って気持ちもちょっとあったし…)
穂乃果(う゛~………自分でもよくわかんなくなってきちゃった…)
にこ「真姫ちゃんも穂乃果も急に黙り込んでどうしたのよ?食べ始めましょ?」
ほのまき「「っ!?」」
真姫「え、ええ…そうね!」
穂乃果「う、うん!そうだよねっ!!!」
にこ「ほら、せっかくだし、穂乃果が作ったヤツから披露してあげなさいよ?」
穂乃果「えっ!?あ、うん!」ゴソゴソ
穂乃果「って、あれっ!?な、ないっ!?」アセアセ
にこ「いや…さっきバッグから出してあんたの目の前に置いてたでしょーが…」
穂乃果「あ、あ~そうだったね…」アハハ
穂乃果「ということで~」カパッ
穂乃果「穂乃果が作ったBLTサンドとハムチーズサンドだよっ!!」
真姫「穂乃果のBLTサンドっ!!」
穂乃果「あはは!やっぱりそっちに反応してくれるんだね~」
真姫「べ、別に…その…トマト好きだから…///」カミノケクルクル
穂乃果「うん!そう思ってのBLTサンドだよ~」ニコニコ
真姫「穂乃果…////」ジーン
穂乃果「ほら、次はにこちゃんだよっ!」
にこ「はいはい…」
にこ「はい、右からチキンカツサンド、ツナサンド、それとタマゴサンドよ~」
穂乃果「おおっ!チキンカツサンドっ!!」
真姫「さすがにこちゃん、美味しそうなサンドイッチね…」
にこ「ありがと…っていうか…なんで穂乃果が先に反応してるのよ…」
穂乃果「はっ!?い、いや~…ついつい美味しそうだったから…」アハハ
にこ「はあ~…しょうがないわね…っと、あと1品ちょっと作ってみてきたんだけど…」
ほのまき「「えっ!?」」ワクワク
にこ「トマトとモッツァレラチーズをあわせただけの簡単なやつだけど…」
穂乃果「おおっ!なんかおしゃれなうえにおいしそうっ!!」パァッ
真姫「っ!!カプレーゼねっ!!」
にこ「え、ええっ!そうよっ!!」
にこ(あ~…そういえばそういう名前だったわね…)
にこ(料理番組ながめながら、なんとなく作れそうだからで作っちゃったから正式名称まで覚えてなかったのよね…)
にこ「んっとまあ…真姫ちゃん、トマト好きだしいいかな~って思ってね…」
真姫「に、にこちゃん…///」ジーン
にこ「っていうか穂乃果もあるでしょ?」
穂乃果「あっ、そうだった!!」
穂乃果「え~っと…」ゴソゴソ
穂乃果「はいっ、スライストマトだよっ!!」
穂乃果「にこちゃんほどおしゃれじゃないから、申し訳ないけどね…」アハハ
真姫「そんなことないわっ!!うれしい…////」ジーン
穂乃果「えへへ~そういってくれると作った甲斐があるな~」
にこ「で?」
穂乃果「ふぇ?」
にこ「いや…"ふぇ?"じゃなくて…フォークとか割り箸とかピックとかなんでもいいけど、そういう食べるのに必要な道具は?」
穂乃果「あ…」
にこ「にこは、"穂乃果が全部ちゃんと持っていくから、にこちゃんは何も持ってこなくていいよっ!"っていう言葉を信じて何も持ってこなかったんだけど?」
穂乃果「え、え~っと…」ダラダラ
にこ「あんた…まさか…」
穂乃果「うわーーーごめんなさいっ!!ほらっ、朝あわててたから…」
にこ「はあ~…どうすんのよ、これ…」
穂乃果「ごめん…穂乃果が今から売店で…」
真姫「それなら私が行くわっ!!」
ほのにこ「「真姫ちゃんっ!?」」
穂乃果「いやいやいやいや!穂乃果の責任だし、私が行くよっ!?」
真姫「ううん…穂乃果もにこちゃんもお弁当を用意してくれたのに、私は何も用意できてないんだもん…」
にこ「それは、私と穂乃果が勝手にやってるだけだから、真姫ちゃんに責任はないけど?」
真姫「それでもよっ!むしろ、私にも用意できるものができたなら、そっちの方が好都合よっ!!」
穂乃果「で、でも~…悪いのは忘れちゃった穂乃果だし…」
真姫「私が用意したくてするんだから、穂乃果が気にすることはないわっ!」
真姫「ってことで、売店、行ってくるわね!」ダッ
穂乃果「あっ!真姫ちゃん!!」
にこ「行っちゃったわね…」
穂乃果「う、うん…」
本日投下分以上になります
乙ありです!&楽しみにしてくださってる方、おまたせしてすいませんでした
本日分投下していきますね
にこ「まったく…こういうところは抜けてるんだから…」
穂乃果「あはは…ごめん…」
にこ「いや、まあ忘れちゃったものはしょうがないし…真姫ちゃんが率先して売店にいってくれたからいいけど…」
にこ「穂乃果も、ちゃんと真姫ちゃんに感謝するのよ?戻ってきたら、ちゃんとお礼言いなさいよね?」
穂乃果「う、うんっ!それはもちろんだよっ!!」
にこ「ん、わかってるならいいわ」
穂乃果「うん」
穂乃果「え~っと…にこちゃん?」
にこ「ん、なに?」
穂乃果「んっと…その…真姫ちゃんが売店に買い物に行ってくれたから、今は穂乃果とにこちゃんだけだね?」チラッ
にこ「そうね~」
穂乃果「だからね?…その…」
にこ「ん?どうしたのよ?」
穂乃果「えっと…その………」
穂乃果「…えいっ!!」ギューーー
にこ「へ?///」
にこ「ちょっ!?なんで急に抱きついてくるのよっ!?///」アセアセ
穂乃果「だって、今って2人っきりでしょ?2人っきりの時なら、抱きついてもいいってにこちゃん言ってくれたでしょ?」エヘヘ
にこ「いや…たしかに今はふたりっきりだし…抱きついてもいいとは言ったけど…//」
にこ「だからって…なんでこのタイミングで抱きついてくるのよ…///」
穂乃果「だって~…今日はにこちゃんに抱きつけてなかったんだもん!」
にこ「…いや、なんで最低でも1日1回、にこに抱きつくのが義務みたいな感じに言うのよ…」
穂乃果「ふぇ?だから、にこちゃんの抱き心地がいいからだよ?」
にこ「あ~…そうだったわね…」
にこ「まあ…今なら、抱きついててもいいけど…」
穂乃果「えへへ~、じゃあ遠慮なく~」モギュー
にこ「いや…さらに強めに抱きしめろとは言ってないわよ…///」
穂乃果「でも抱きついていいって言ってくれたじゃん!」
にこ「はいはい…」
にこ「それはいいけど…真姫ちゃんが戻ってくる前にはちゃんと離すのよ?」
穂乃果「ん~…穂乃果としてはできるだけ長い間抱きしめてたいんだけどな~…」
穂乃果「あ!真姫ちゃんなら話せばわかってくれたりしないかな?わかってくれるんなら、抱きしめ続けてもいいかなっ!?」
にこ「へ?いやいやいやいや、あんた何て説明する気よっ?!」
穂乃果「え?にこちゃんの抱き心地がいいから抱きしめてるんだよ?って?」
にこ「いや…その発言を聞いて真姫ちゃんまで抱きついてきたらどうしてくれるのよ…」
穂乃果「………え?」
にこ「いや真姫ちゃんの性格を考えると、それはない気もするんだけどね?」
にこ「ただ、真姫ちゃんってば…たま~に妙な方向に対抗心燃やしてきたりするから…」
にこ「穂乃果に対抗して抱きついてくる可能性もなきにしもあらずだと思うのよね…」
にこ「別に…そんなこと穂乃果は気にしないかもしれないけど」
にこ「あんた達に抱きつかれるにこのことを考えて、もっとこう…配慮というものをね…」
穂乃果「…」スッ
にこ「ん?なんか穂乃果にしては、いつもより抱きしめる時間が短い気がしなくもないけど、よかったの?」
穂乃果「う、うん!強めににこちゃんを抱きしめたから、にこちゃん成分が補充できたかな~ってね?」
にこ「………いや、にこ成分ってなによ…」
穂乃果「にこちゃんを抱きしめることで補充できるなんかいい感じの成分だよっ!!」
にこ「そ、そう……」
穂乃果「そうだよ!」
穂乃果「それに…その…」
穂乃果「やっぱり真姫ちゃんまで、その…だ、抱きついたら…にこちゃんも大変かな~って…」
にこ「あ、一応にこが言ったこと考えてくれたのね?」
穂乃果「むっ!にこちゃんのことなら、最近いつも考えてるよっ!!」
にこ「ふぇ?///」
穂乃果「ふぇ?」
穂乃果「ハッ!?」
穂乃果「…///」カァッ
穂乃果「そ、そのちがっ!…い、いや…違くないけど…じゃなくてーーーーっ!!///」
にこ「っ?!」ビクッ
穂乃果「そ、そう!にこちゃんのお話しをちゃんと聞いてるよっ!ってことだよっ!」
にこ「そ、そうよね!」
穂乃果「うんっ!!」
ほのにこ「「………」」
にこ(はあ~…まったく…穂乃果のヤツ…いちいち発言がまぎらわしいのよ…)
にこ(私ですら…その…ちょっと勘違いしそうになったのに…)
にこ(こんなセリフを海未やことり…それに真姫ちゃん…絵里もなんかあやしそうね…)
にこ(このあたりのメンバーが聞いたら絶対勘違いして、取り返しのつかない展開になりそうよね…)ゾッ
にこ(はあ~…穂乃果のこれもなんとかならないかしらね…)
穂乃果(う゛~~~…)
穂乃果(にこちゃんが真姫ちゃんに抱きつかれる…ってことを考えると…なんかもやもやするよ~…)
穂乃果(って…え?)
穂乃果(あれ?そもそもなんでそんな気持ちになるんだろ?)
穂乃果(ん~…どこかで似たようなシチュエーションがあったような…なかったような…)
穂乃果(む~~~~………)
真姫「おまたせっ」
ほのにこ「「っ!?」」
本日分以上となります
乙ありです!&今執筆してる部分の構成に悩んでたら、こんなに間隔が空いてしまった…
悩んで構成がまとまらないから、気分転換に某所で短編ss書いてたせいもあるけど(待
本当はもうちょっと書き溜めてから投下したかったけど、そこまで書き溜めちゃうとまた間隔が空いてしまいそうなので、
現時点で書けた分だけ投下しますね
真姫「カトラリー…買ってきたわよ~」
真姫「…って、2人ともどうしたの?」
穂乃果「ふぇっ?!な、なんでもないよっ?!ねっ?!にこちゃんっ?!」
にこ「えっ?!う、うん…別に普通に会話してただけだけど?」
真姫「そう?それならいいんだけど…」
真姫「私がさっき見た感じだと…なんだか気まずそうに見えたからね…」
穂乃果「っ!?」
穂乃果「穂乃果がにこちゃんと気まずいことなんてないってっ!!」クワッ
真姫「えっ!?」
穂乃果「ほらっ!こんな感じに気まずくないよっ!!」モギューーー
にこ「へ?」
真姫「ヴェェェッ!?な、なんでにこちゃんに抱きつくのっ?!」ガーン
穂乃果「え?真姫ちゃんに、穂乃果とにこちゃんは気まずくないっていうのを伝えるためだよ?」モギューー
にこ「なにそれ…意味わかんないわよ…」
真姫「トラナイデッ」
真姫「ハッ!?」
真姫「じゃ、じゃなくてっ!も、もう穂乃果とにこちゃんが気まずくないのはわかったから、離れても大丈夫よっ!!」
にこ「ほら、穂乃果…真姫ちゃんもこういってるんだし離れなさい?」
穂乃果「…うん、わかった…」スッ
真姫「…」ホッ
穂乃果「で、真姫ちゃんは何を買ってきてくれたの?」
真姫「え?カトラリーだけど?」
穂乃果「…え?そんなの必要だったっけ?」
真姫「へ?必要も何も…カトラリーがないから私が買いに行ったんだけど?」
穂乃果「ふぇ?」
真姫「え?」
ほのまき「「………」」
にこ「あ~…お互い、会話がかみ合ってないわよ…」
ほのまき「「っ?!」」
にこ「まず真姫ちゃん」
真姫「な、なにっ!?」
にこ「普通の人にカトラリーなんて言っても通じないわよ…」
真姫「ヴェェェッ!?そ…そうなの?」
にこ「そうよ~現に穂乃果に通じてないでしょ?」
真姫「え…」
穂乃果「え…え~っと…」アハハ
にこ「そして穂乃果は、意味がわかってないのに、なんとなくで会話を進めるんじゃないわよ…」
穂乃果「い…いや~…なんか聞いたことある単語に似てたからそれかと思ってたからつい~」
にこ「…ちなみに、どんなのを考えてたのよ?」
穂乃果「ほら!よく海賊のキャラとかがもってる剣の名前っ!!たしかそんな名前だったような…」
にこ「へ?……………っ?!」
にこ「カットラスじゃないわよっ!?」クワッ
穂乃果「おおっ!カットラスだったか~」
にこ「いやいやいやいや、全然似てないでしょうがっ!?」ガーン
穂乃果「それで、真姫ちゃんが買ってきたカットラスってなんなの?」
にこ「だから、カットラスじゃなくてカトラリーよっ!!」
穂乃果「おおっ!そうだったっ!で、カトラリーってなに?」
にこ「はあ~…えっと…フォーク、スプーン、ナイフとかの料理を食べるのに使う道具があるでしょ?」
穂乃果「うん」
にこ「それをまとめてカトラリーっていうのよ?」
穂乃果「え?え~っと…」
にこ「あ~…そうね…」
にこ「りんご、みかん、いちごは果物」
にこ「じゃがいも、にんじん、たまねぎは野菜」
にこ「フォーク、スプーン、ナイフはカトラリー」
にこ「これでわかった?」
穂乃果「おおっ!さすがにこちゃんっ!!やっとカトラリーがわかったよっ!!」
にこ「そう、よかったわ」
穂乃果「うんっ!」
全然ストーリーが進んでないですけど、本日分は以上です
まだお弁当を食べ始めてすらいないとか…
こう、全体の構成は決まってても、個別の細かいパートの構成が詰まってないので時間かかってますが、
遅筆でも完結までは持っていくつもりなので、細々と頑張って行こうとおもいます
酉つけわすれてしまったので、念のため酉つけて発言しときます
乙ありです!&待っていてくださった方お待たせしました
今週の終わる間近になってしまいましたが、本日分投下していきますね
にこ「それで…真姫ちゃんはどんなカトラリーを買ってきたの?」
真姫「ふふっ、よくぞ聞いてくれたわっ!」
真姫「それは…これよっ!!」
\[当園限定]動物柄お弁当道具セット(フォーク、スプーン、はし)全24種類/
ほのにこ「「………え?」」
真姫「フォーク、スプーン、はしと3つも揃ってるうえに、ちゃんとヒョウ、パンダ、クマの絵柄のを買ってきたわ!」ドヤァ
穂乃果「え、え~っと…」
にこ「…なんで、真姫ちゃんはこのセットを買おうと思ったの?」
真姫「…………え?」
真姫「いや…普通に食べるための道具がないから、とりあえずひととおり買ってきたんだけど…」
真姫「そ、それにっ!動物柄で24種類もあったから、私たちの衣装のモチーフになった動物をっ!」
にこ「いや、動物モチーフの話は、にこたちだってわかるわよ…」
真姫「へ?…それじゃあ…」
にこ「…………これ、高くなかった?」
真姫「え?別に…普通に1800円くらいだったわよ?」
ほのにこ「「………」」ポカーン
真姫「…え?」
穂乃果「え、え~っと…」アハハ
にこ「真姫ちゃん…そういうのは普通おみやげ用に買うやつよ…お弁当を食べるためには買わないわよ…」
真姫「ヴェエエエエエッ!?」
真姫「えっ!?で、でも…フォーク、スプーン、はしって3種類入ってて手頃な値段だったから…」
穂乃果「…ほ、穂乃果のおこづかいだとちょっと手頃な値段じゃないかなぁ~…」アハハ
真姫「っ!?」
にこ「えっと…こういう時はわりばしとかプラスチックのフォークとかでいいのよ~売店に売ってたでしょ?」
真姫「でも…それだと1種類しか…」
にこ「お弁当箱と一緒に自分で持ってきてるなら、こういうセットでいいかもしれないけど…」
にこ「そうね…凛が帰りに寄り道してコンビニとかでカップラーメンを食べる時とかあるでしょ?」
真姫「へ?う、うん…」
にこ「その時って、凛は自分で箸をもってきてたりしないで、わりばしで食べてるでしょ?」
真姫「あ…そうね…」シュン
にこ「え、えっと…別に真姫ちゃんがお土産用のものを買ってきたのを攻めてるわけじゃないのよ?」
にこ「ただ真姫ちゃんがちょっと勘違いして覚えちゃってる部分を指摘させてもらっただけだから…」
にこ「次に同じような場面があった時に気を付けれればいいと思うのよ?だからそんなに落ち込まないで…ね?」
真姫「にこちゃん…」ジ-ン
にこ「ん、それじゃあ…1800円でいいのよね?」
真姫「え?」
穂乃果「あ!穂乃果もはらうねっ!」
真姫「え?えっ!?………ど、どういうこと?」
にこ「どういうこともなにも…もとはといえば私たちがフォークとかを忘れたのが原因なのに真姫ちゃんにこんな買い物させちゃったなんて申し訳ないでしょ?」
穂乃果「だよね!だから、穂乃果もにこちゃんも自分の分は買い取ろうかと…」
真姫「っ!?そ、それこそ私が勘違いしたのが悪いのよっ!」
穂乃果「でもぉ…」
真姫「…そ、そう!そもそも先週、私が風邪をひいちゃったせいで迷惑かけちゃったんだし!」
真姫「そのお詫びもかねて2人にはプレゼントとして受け取ってほしいのっ!!」
穂乃果「ふぇ?別に迷惑じゃなかったけど…」
真姫「それでもよっ!」
真姫「むしろ私の事を考えてくれるなら、プレゼントとして受け取ってくれた方が助かるわ…」
穂乃果「真姫ちゃん…」
にこ「はぁ~…真姫ちゃんがそこまでいうなら受け取るしかなさそうね…」
穂乃果「え、えっと…じゃあ、ありがたく受け取ることにするね?」
真姫「ええ!」
にこ「それじゃあ、にこも穂乃果もプレゼントとして受け取るから…真姫ちゃんもこれ以降は先週の風邪の事を気にするのは禁止ね?」
真姫「にこちゃん…///」ジーン
穂乃果「よしっと、それじゃあ穂乃果はこのパンダのセットをもらうね!」ヒョイ
穂乃果「ありがと!真姫ちゃんっ!大事に使わせてもらうねっ!!」ニコッ
真姫「え、ええ…///」
にこ「………じゃあ、にこはクマのセットね…」ヒョイ
にこ「ありがと、真姫ちゃん」
真姫「ど、どういたしまして…///」
穂乃果「ねねっ!これで準備は万全なんだし、さっそくお弁当食べようよっ!!」
にこ「はいはい…しかたないわねぇ~」
にこ「真姫ちゃんも準備はいい?」
真姫「ええ、ちゃんとヒョウのフォークの準備もバッチリよっ!!」
真姫(………あれ?私はヒョウのフォーク使ってるわよね?えっと、さっき穂乃果は…)
にこ「それじゃ、食べ始めましょ?」
穂乃果「うんっ!」
真姫「っ!?」
ほのにこまき「「「いただきます!」」」
穂乃果「ん~~~~っ!今日もパンがうまいっ!!!」
にこ「そうよね~あんたパンが好きだからね…」
穂乃果「むむっ…それだけじゃないよ!にこちゃんが作ってくれたサンドイッチだからすっごい美味しいんだからっ!!」
にこ「へ?」
真姫「そうよね、このカプレーゼもすっごく美味しいわっ!」
にこ「そっ、そう…///」
にこ「ま、まあ…///ふ、2人が喜んでくれるなら、作った甲斐があるってもんだわっ!!」フフン
穂乃果「うん!ありがとね、にこちゃん♪」ニコッ
真姫「にこちゃん…ありがとう///」
にこ「…///」
にこ「…ど、どういたしまして…///」ボソッ
にこ「そ、それを言ったら穂乃果のサンドイッチだって美味しいわよっ!!」
穂乃果「ほんとっ!?」パァッ
にこ「ええっ!ね、真姫ちゃん?」
真姫「ええっ!サンドイッチは美味しいし、スライストマトもいい感じだわっ!!」
穂乃果「やった~!」
にこ「やったわね、穂乃果っ!練習した甲斐があったじゃないっ!」グッ
穂乃果「うんっ♪」
穂乃果「これもにこちゃんのおかげだよっ!ありがとっ!!」モギューーー
にこ「だあーーーーー、食事中に抱きついて来るじゃないってのっ!」
穂乃果「ごめぇ~ん、うれしくてつい…」アハハ
真姫「…」
にこ「はぁ~…ほら、真姫ちゃんもあきれちゃってるじゃないの…」
穂乃果「ふぇっ!?ご、ごめん…真姫ちゃん…」
真姫「わ、私は…べ、別に…」
にこ「ほら、もとの位置にもどってちゃんとご飯食べなさい?」
穂乃果「は~い」
本日投下分以上となります
乙
真姫ちゃんに言われて気づいた
ほのにこはそれぞれの動物を使っているのね
少しにこちゃんの はぁ〜 が多い気がするのでご考慮の方お願いします!
今追いついたけど真姫か登場するだけでほのにこSS?
最終的にはにこまき、ほのまきはなしなの?
乙ありです&待っててくださってた方はお待たせしてすいませんでした…
>>189
そこでひっかかってくれると、穂乃果が違和感なくパンダのお弁当セットを受け取るようセリフまわしを考えた甲斐があります
ありがとうございます
>>190
1回の投下の中では同じセリフまわしにならないようには気を付けてるつもりなんですけどね…
あとそういう流れになりがちな展開が多めなのでアレですが、ちょっとセリフまわしとかの表現に気を付けてみますね
>>191
そのあたりの方向性どうしようかと迷ってた時期があって、前スレの終わりの方で話の方向性のアンケート取ったんですよね…
執筆途中に結末の話をするのもアレなので、前スレのアンケート結果の参照をお願いします
それでは投下していきますね
* * *
真姫「ふぅ…にこちゃんと穂乃果のサンドイッチ…」
真姫「とっても美味しいからいつもより食べ過ぎちゃった気がするわ…」
穂乃果「えへへ…にこちゃんのサンドイッチはともかく、お世辞でも穂乃果のも美味しかったって言ってくれるとうれしいな~」
真姫「っ!?お、お世辞なんかじゃないわ!本当に美味しかったわよ!」
穂乃果「そ、そうかな?」
にこ「そうよ~私が食べても美味しかったって言ったじゃない」
にこ「自信もっていいわよ?」
穂乃果「わぁ、ありがとっ!」パァァ
にこ「はいはい…それで一応デザートも用意したけど…」
ほのまき「「食べる(よ)(わ)っ!!」」
にこ「………2人とも即答なのね…」フフッ
にこ「まあ、そういうことなら…」
にこ「じゃ~~~ん!にこ特製っ「プリンだっ!!!」………」
穂乃果「にこちゃん特製プリン持ってきてくれたんだねっ!!」パァァ
真姫「これがうわさの…にこちゃん特製プリン…」ゴクリ
にこ「…にこに料理名くらい言わせなさいよ」
穂乃果「あはは…うれしすぎてつい…」
にこ「いや…まあいいんだけどね…」
にこ(真姫ちゃんならプディングで覚えてくれると思ったのに…結局、プリンになっちゃったわ…)シュン
真姫「それじゃあ…いただきます…」パクッ
真姫「あ…ほんとにおいしい…」パァァ
にこ「ふふ~ん、なんてったて、にこの自信作だからね~」ドヤァ
穂乃果「うん!おいしいよねっ!!」ガツガツ
にこ「…いや、あんたはがっつき過ぎでしょ…すこしは味わいなさいよ…」
穂乃果「2つ目の時に味わうよっ!今は美味しいからはやく食べたいのっ!!」ガツガツ
にこ「あんたねぇ~…」
穂乃果「ぷはっ!ごちそうさま~」コトッ
穂乃果「おかわりくださいっ!」グイッ
にこ「………当然のようにもう1つあると思ってるのね…」
穂乃果「えぇっ!?もしかしてないのっ!?」ガーン
にこ「…」
穂乃果「うう゛ぅ…それなら…もっと味わって食べればよかったよぉ…」シュン
にこ「…いやまあ…あんたが食べると思って1個余計に持ってきたけどね?」
穂乃果「っ!?ほんとっ!?」パァァ
にこ「ほんとだっての…」ゴソゴソ
にこ「ほら、今度はちゃんと味わいなさいよ?」スッ
穂乃果「わあぁ~」キラキラッ
穂乃果「ありがとっ!にこちゃんっ!!」ガバッ
にこ「ちょっ!?穂乃果っ!?今、抱きつこうとなんてしたらっ!?」
真姫「っ!?」
コテッ
穂乃果「あああああああっ!?穂乃果のスプーンがっ!?」
真姫「…穂乃果が立ち上がった拍子に…カラの容器ごと倒れて、地面に落ちちゃったわね…」
にこ「あ~…だから言ったのに…」
穂乃果「うぅ…せっかくもう1個食べれると思ったのに…」
穂乃果「スプーンがダメになっちゃうなんて…」シュン
穂乃果「これじゃあ…せっかくのにこちゃんのプリンが…」ショボン
真姫(…穂乃果の自業自得とはいえ…すごく落ち込んじゃったみたいね…)
真姫(そうね…こんなに美味しいにこちゃんのプリンがおかわりがあるのに食べれなくなるなんて…)
真姫(っ!?)
真姫(スプーンが汚れてダメになったなら、スプーンの汚れを落とせばいいじゃないっ!?)
真姫(さすが私ねっ!)ドヤァ
真姫(えっと…そうと決まれば何か汚れを落とすものを…)ゴソゴソ
にこ「………………ほら」スッ
穂乃果「えっ!?」
真姫「っ!?」
にこ「にこのスプーン…使っていいわよ?」
穂乃果「えぇっ!?でも、まだにこちゃんのプリンも半分くらい残ってるよっ!?」
にこ「この残り半分も食べちゃっていいわよ?私はほら…自分でいつでも作れるし…」
にこ「それに…」
穂乃果「それに?」
にこ「穂乃果のサンドイッチ…予想以上に美味しくって食べ過ぎちゃったからね~」
にこ「お腹いっぱいで、もうプリンは食べれそうにないから…」フフッ
穂乃果「…///」ポー
真姫「っ!?」
真姫「…」スッ
真姫(優しげな微笑みをうかべるにこちゃんと、ほめられて照れている穂乃果っ!!)
真姫(この2人のこんなレアな表情が見れるなんて!)
真姫(こんなこともあろうと準備しておいた無音シャッターのカメラアプリでこの光景をおさめないとねっ!)
真姫(…)
真姫(…)
真姫(…)
真姫(…よし、ツーショットに個別のアップも撮影できたわね!)ホクホク
真姫(…ちょっとだけ映り具合を確認してみようかしら?)チラッ
真姫(…)ジー
真姫(うん、微笑みながらも自分のプリンとスプーンを穂乃果に渡す準備をしているにこちゃんがバッチリ撮影できてるわね…///)
真姫(…ん?にこちゃんのスプーン?)
真姫(そういえば…さっきも穂乃果が使ってるフォークに何か違和感を覚えたのよね…)
真姫(む~…なんで違和感があるのかしら…)ジー
穂乃果(…////)
穂乃果(に、にこちゃんが穂乃果が作ったサンドイッチを改めて美味しいって言ってくれたっ!!)パァァ
穂乃果(…////)
穂乃果(最初に行ってくれた時と違って…普段みせてくれないような笑顔をむけてくれてるし…////)
穂乃果(な、なんかすごくうれしい…////)
穂乃果(…///)
穂乃果(…それにプリンも)
穂乃果(前食べさせてもらった時と変わらず美味しかったから、思わず1つめを完食してから"おかわりくださいっ"なんて言っちゃったけど…)
穂乃果(…ちゃんとおかわり分のプリンをすぐに取り出してくれたよね…)
穂乃果(…つまりこれって…私がおかわりすると思って、わざわざ1個多く作ってきてくれてたってことだよね?)
穂乃果(…それに…スプーンを地面に落としちゃった私のために…まだ半分のこってるプリンもくれるなんて…)
穂乃果(はぅ…////)キュン
穂乃果(あ、あれ?…///こうやって、にこちゃんのことを考えると…///なんだか…///)
にこ「穂乃果?」
穂乃果「ふぇぇっ!?///」ビクゥッ
にこ「だから、私はお腹がいっぱいだから…私の残りの分も気にせず食べちゃっていいんだけど?」
穂乃果「ふぇ?え、えっとっ!?///」アセアセ
にこ「あ…さすがに1個と半分だと多い?それなら…」
穂乃果「た、食べるっ!!にこちゃんの食べかけの半分も、用意してくれた1個も両方食べるよっ!!」
穂乃果「だから、しまわないでくださいっ!!おねがいしますっ!!」ガバッ
にこ「い、いや…そんなに頭下げなくたってあげるわよ…」アタマアゲナサイッテ
にこ「あと…食べかけって…あんたねぇ…///」
真姫「っ!?」
にこ「…コホン///」
にこ「ほら、いいから…食べるなら、プリンとスプーン受け取っちゃいなさい?」スッ
穂乃果「あ、ありがとっ!」ウケトリッ
にこ「今度は味わって食べるのよ?」
穂乃果「うんっ!すっごい味わって食べるよっ!」
にこ「スプーンも落とすんじゃないわよ?」
穂乃果「大丈夫だってっ!にこちゃんからスプーンまで貸してもらってるんだもん!絶対、落とさないっ!!」
にこ「ふふっ…それならいいわ」クスッ
穂乃果「あ…///え、えっと…///そ、それじゃあもらうねっ!?」
にこ「ん、どうぞめしあがれ~」
穂乃果「それじゃあ~」スッ
真姫(ま、待ってっ!?)
真姫(こ、これってにこちゃんが使ってたクマのスプーンが穂乃果の口に…)
真姫(つまりこれって…)
真姫(っ!?)
真姫(そ、それよりもっ!!い、違和感の正体がわかったわっ!!)
穂乃果「あむっ…」パクリ
穂乃果「う~ん♪今日もにこちゃんのプリンがうまいっ!!」モグモグ
真姫「待ってっ!なんで今、穂乃果がクマのスプーンを使ってるのっ!?」
穂乃果「ん?」スプーンクワエ
今回投下分、以上になります
乙ありです、本日分投下していきますね
穂乃果「だって、クマだから穂乃果のだよ?」モグモグ
真姫「でも、穂乃果がいま使ってるのはにこちゃんのスプーンでしょっ!?」
穂乃果「ふぇ?」モグ
穂乃果「…」
穂乃果「~~っ!?///」モゴモゴ
にこ「あ~…穂乃果のヤツ…なんかパンダが好きみたいでね…」
穂乃果「っ!?///」ビクッ
真姫「っ!?」
にこ「私は…真姫ちゃんがそれぞれのイメージの動物を選んで買ってきてくれたのはわかったんだけど…」
にこ「穂乃果がまっさきにパンダを嬉々として取っていったから、否定できずにそのままにしたのよ…」
にこ「ね?穂乃果?」
穂乃果「…////」カァッ
にこ「…穂乃果?」
穂乃果「っ!?///」
穂乃果「…///」コクコク
真姫「そ、そうだったのね…」
にこ「そそ、たいした理由じゃないでしょ?」
真姫「ええ…」
真姫(ふぅ…にこちゃんも穂乃果も迷わずとったから、何かあるか疑っちゃったけど…)
真姫(にこちゃんは私の意図をわかっててパンダを取ろうとしたけど、仕方なくクマを…)
真姫(穂乃果はただ単にパンダが好きだったから、取っただけだったのね!)
真姫(それなら安心ね!)ウン
真姫(それにしても…)
真姫(穂乃果はパンダが好きだったのね…)
真姫(…)
真姫(よしっ!今度穂乃果に何かをプレゼントするときはパンダのやつをあげるようにしましょう!)グッ
穂乃果(~~~っ////)
穂乃果(ま、真姫ちゃんに言われて気づいちゃったけど…)
穂乃果(このスプーン…さっきまでにこちゃんがくわえてたヤツだよぉ~~////)
穂乃果(…///)
穂乃果(さっきまで…にこちゃんが…)ゴクリ
穂乃果(…)レロッ
穂乃果(っ!?////)
穂乃果(わわわわ、わたしっ!?なんで改めてスプーンなめなおしたのっ!?いまっ!?////)
穂乃果(お、おちついてわたしぃっ!?)
穂乃果(そ、そうだよっ!雪穂が使ってたスプーンとかで、ひとくちもらったりとかよくするじゃんっ!)
穂乃果(そ、それにことりちゃんや海未ちゃんとも…最近はないけど、前にはあった気がするしっ!)
穂乃果(す、スプーンを同じの使うくらい大丈夫だよ…うん…)
穂乃果(こんな気持ちになったのは…にこちゃんが初めてな気もするけど…)
穂乃果(…///)
穂乃果(えっ、えっと…えっと…)アセアセ
穂乃果(あ…にこちゃんは、穂乃果がパンダが好きだってきづいて…)
穂乃果(…………え?)
穂乃果(あれっ!?ちょ、ちょっと待ってっ!!///)
穂乃果(穂乃果はパンダが好き…にこちゃんはパンダ…ってことは…つまり…えっと…その…///)
にこ「穂乃果?」
穂乃果「はいいいいいいっ!?///」ビクッ
にこ「あんた、私があげた残りのプリンを食べてる途中でボーっとし始めたみたいだけど…」
にこ「おかわりはいらないの?お腹いっぱいになっちゃった?」
穂乃果「っ!?」
穂乃果「た、食べるよっ!あ、味わってただけだから!!」アセアセ
にこ「ん、それならいいんだけど…」
にこ「まあ、焦って食べなくていいけど、そのペースだと多分おかわりする穂乃果が最後になると思うから~」
にこ「穂乃果が食べ終わったら、シカを見に行きましょ?」
穂乃果「うん!」
にこ「真姫ちゃんもそれでいい?」
真姫「ええっ!」
今回投下分以上です、やっとランチが終わった…
乙あり&約1ヶ月更新できなくてすいませんでした
このSSの構成案につまる→気分転換に短編SSを書こうとする→短編じゃすまない長さになる→更新が滞る
のダメな連鎖が…
ようやく案がまとまって書き溜めできたので、今回分投下していきますね
--土曜 昼過ぎ 動物園(鹿)--
穂乃果「午後一は花陽ちゃんからだねっ!!」
にこ「…そうね…」
穂乃果「ふっふっふ…真姫ちゃんは知ってる?」
真姫「へ?何を?」
穂乃果「花陽ちゃんは女の子だから衣装にもツノがなかったんだよっ!」ドヤァ
真姫「え?…ああ、確かに花陽の衣装にはツノがなかったわね…」
穂乃果「ふふん、そういうことなんだよ~」フフーン
にこ「………」
穂乃果「それでね!なんでツノがついてないかっていうのは~」フフン
真姫「ええ、鹿はオスしかツノがはえてないからでしょ?」
穂乃果「そうそう………………あ、あれ?」
真姫「え?どうしたの?」
穂乃果「え゛………い、いやぁ~………」ダラダラ
にこ「はぁ~………穂乃果?」
穂乃果「っ!?」
穂乃果「な、なにかなっ!?」アセアセ
にこ「満足した?」ニヤニヤ
穂乃果「~~っ!?///」
真姫「?」
にこ「シカと言えば…」
穂乃果「ん?なになに?」
にこ「奈良ってシカがたくさんいることで有名でしょ?」
真姫「えっと…奈良公園のことね?」
にこ「そうそう、さすが真姫ちゃんね」
真姫「べ…べつにそれくらい…///」
穂乃果「お、おおっ!ならこうえんっ!!」
にこ「へ?穂乃果も奈良公園になにか思い出とかあるの?」
穂乃果「え゛?べ、べつに何もないけど…」
にこ「いや、それならなんでそんなリアクションとったのよ…」
穂乃果「えっ!?え~っと………な、なんとなく?」
にこ「…………まあ、いいわ」
にこ「それでまあ、あそこのシカたちなんだけど…」
にこ「あれって異様に人に慣れてる感じだけど、飼われてるわけじゃなくて野生のシカなのよね…」
穂乃果「ほぇ~そうなんだぁ~」
真姫「ええ、そうみたいね…」
穂乃果「っ!?そ、そうみたいだねっ!!」
にこ「…なんで穂乃果は言い直したのよ?」
穂乃果「い、言いなおしてないよっ?!」
にこ「………別に変に真姫ちゃんに対抗しなくてもいいのよ?」フフッ
穂乃果「ふぇっ!?///」カァッ
穂乃果「そ、そんなことしてるつもりはないよっ!?///」アワアワ
にこ「はいはい、そういうことにしといてあげるわ…」ニヤニヤ
穂乃果「う゛ぅ~~///」
にこ「それでまあそのシカなんだけどね?」
にこ「飼育されてるわけじゃないから、意外と凶暴だったりするのよ…」
真姫「まあ、野生動物ならそういう部分もあるでしょうね…」
穂乃果「えっ!?野生の花陽ちゃんは凶暴なのっ!?」ガーン
にこ「いやっ!?だから花陽を勝手に狂暴化するんじゃないわよっ!?」ガーン
にこ「そして野生の花陽ってなによっ?!」ガガーン
にこ「それでまあ…これはにこ達の学年で修学旅行で奈良に行った時の事なんだけど」
穂乃果「えっ!?にこちゃん達って修学旅行は奈良だったのっ!?」
にこ「そうよ~まあ正確にいうと奈良と京都だったんだけどね」
穂乃果「ほぇ~いいなぁ~…」
真姫「穂乃果たちは沖縄に行ってきたじゃない?」
にこ「そうよ、沖縄の方がうらやましいんだけど?」
穂乃果「修学旅行中に台風がきたんだよっ!?全然楽しめなかったんだけどっ!?」クワッ
にこ「ああ…そんなこと言ってたわね…」
真姫「まあ、運が悪かったわね…」
穂乃果「うわ~~~ん」
穂乃果「う゛ぅ…なんか思い出したら悲しくなってきた…」シュン
真姫「えっ!?そんな、穂乃果っ!?」アワアワ
にこ「もう…いまは私達で動物園に来てるんだから、素直にそれを楽しみなさいよ」
穂乃果「でもぉ…せっかくの沖縄だったのに~…」
にこ「あ~…」コホン
にこ「ねえ、穂乃果?私達ってまだ高校生じゃない?」
穂乃果「へ?う、うん…そうだけど?」
にこ「でしょ?まだまだ人生長いんだから、修学旅行の時に満喫できなくても、また沖縄に行って楽しめばいいだけでしょ?」
にこ「それに…」
穂乃果「…それに?」
にこ「にこがアイドルデビューすればあんた達を沖縄旅行に連れて行くなんて簡単にできちゃうんだから!」
にこ「今日は大人しく私たちとの動物園を楽しみなさいっ!いいわね?」
穂乃果「…にこちゃん///」パァァ
穂乃果「そうだよねっ!今はにこちゃんと真姫ちゃんとの動物園を楽しまないとねっ!」
にこ「ふふん、そういうことよ~」
穂乃果「うんっ!それとにこちゃんとの沖縄旅行すっごい楽しみにしてるからねっ!!」モギューーー
にこ「だあーーーーいちいちひっつくんじゃ…………って、今…にことの沖縄旅行って言った?」
穂乃果「え?うん、そう言ったけど?」
にこ「え?」
穂乃果「え?」
真姫「え?」
にこ「いや、修学旅行のリベンジになるんだから、普通、海未とことりと一緒に行くんじゃないの?」
穂乃果「えっ!?でもにこちゃんが連れて行ってくれるって…」
にこ「えっ!?あ、あ~…あれはその…あんたを励ますための例えというかなんというか…」
穂乃果「え…つれてってくれないの?」シュン
にこ「い、いや…旅費としてにこのアイドルデビュー後の収入を当てにするんじゃないわよ…」
穂乃果「っ!?ち、ちがうよ、にこちゃんっ!!」
穂乃果「にこちゃんにおごってもらえるから沖縄に行きたいんじゃないの!にこちゃんと旅行に行きたいだけなのっ!!」
にこ「へっ!?///」
真姫「っ!?」
にこ(え、え~っと…)
にこ(あ、あぁ…これはあれね…)
にこ(私とだけ一緒にとかじゃなくて、私を含めてμ'sのみんなと一緒に!って意味よね…)ウン
にこ(はぁ~…まったく紛らわしいんだから…)
真姫(えっ!?)
真姫(な、なんでいつのまにか、穂乃果とにこちゃんが旅行に行く流れになってるのっ!?)ガーン
真姫(旅行先が沖縄なら、2人とも水着になると思うし…)
真姫(沖縄という遠くの土地で水着姿の仲のいい女が2人っきり…)
真姫(しかも夜はきっと2人で1つの同じ部屋…そんな状況で何も起きないはずがなく…)
真姫(…///)
真姫(だ、ダメよっ!そんなうらやま…じゃなくて、破廉恥な状況っ!!///)
真姫(ここは是非とも私も連れていってもらわないとっ!!)ウン
にこ「そ、そこまでにこと旅行に行きたいっていうなら行ってあげるわよ…」
穂乃果「ほ、ほんとっ!?」パァァ
にこ「別に旅行に行くくらい、いいっての…」
穂乃果「わぁっ!私、にこちゃんと旅行に行けるのすっごい楽しみにしてるからねっ!!」
にこ「はいはい、わかったわよ…」
真姫「あ…あの…穂乃果っ!」
穂乃果「っ!?」ビクッ
穂乃果「え、えっと…真姫ちゃん、どうしたの?」アセアセ
真姫「その…旅行の話なんだけど…」
穂乃果「えっ!?…あ、あ~…そうだよね」ウン
真姫「えっと…私もその旅行に……………え?」
穂乃果「にこちゃんがシカの話をしようとしたところで、私が旅行の話題に変えちゃったんだよね…」
穂乃果「なんか勝手に話題を変えちゃったうえに、勝手に盛り上がっちゃっててゴメンね?真姫ちゃん…」
真姫「え?それは別にいいんだけど…」
穂乃果「ささ、にこちゃん元の話をっ!!」
にこ「えっ!?あ~…わかったわよ…」
真姫「あ………」
真姫(話を切り出し損ねたわ…)ズーン
にこ「それでまあ…これは修学旅行でにこ………のクラスメイトが実際に体験したことなんだけどね?」
穂乃果「ふぇ?にこちゃんのクラスメイトのお話?」
にこ「そ、そうよっ!断じてにこ本人じゃないからねっ!?」
穂乃果「う、うん…」
真姫「…っ!?」
にこ「で…まあそのクラスメイトがせっかく奈良公園に来たから、シカに鹿せんべいをあげようとしたのよ…」
穂乃果「しかせんべい?」
にこ「あ、奈良公園で売ってるシカにあげるエサのことよ?」
穂乃果「おお、なるほどっ!」
にこ「でも…その行動が間違いだったのよ…」
穂乃果「ええっ!?いったいなにがっ!?」
真姫「…」
にこ「鹿せんべいを買ったにこ………のクラスメイトに対してね…」
穂乃果「う、うん…」
にこ「そのあたりにいたシカがいっせいに群がってきたのよっ!!」
穂乃果「えーーーーーっ!?」
にこ「しかもそれだけじゃないの!」
にこ「服や荷物を噛んでくるわ、ツノでつついてくるわ、鹿せんぺいをねらって突進してくるわ…」
にこ「さらには立ちあがったような体勢になって前脚でたたいてくるのよっ!?」
にこ「看板にかいてあった注意事項のフルコースを浴びさせてくるなんて…」
にこ「あんな恐ろしい体験は2度とゴメンだわ…」ガクガクブルブル
穂乃果「ええっ!?そんなことになって、にこちゃんのお友達はどうなったのっ!?」
にこ「えっ!?にこの友達っ!?」
穂乃果「え?にこちゃんのクラスメイトの人のお話でしょ?」
にこ「え?………あ、あ~そ、そうよっ!うん、クラスメイトの話、クラスメイトの話…」アハハ
穂乃果「だよね!」
にこ「え、ええ…」ダラダラ
真姫「……」
にこ「え、え~っと…」コホン
にこ「結局その子は帰りの切符まで食べられそうになって泣きそうになってたところをのぞ…他の友達に助けられて何とか助かったのよ…」
穂乃果「おお~…なんとか助かったんだ…良かったね!」
にこ「ええ、まったくよ…」
にこ「あんな大量の鹿に包囲されるうえに、鹿せんべいだけじゃなく、エサをあげようとした本人まで襲いかかってくるなんて…」
にこ「あんな体験…もう味わいたくないわよ…」
穂乃果「えっ!?」
穂乃果(大勢の花陽ちゃんに包囲されて襲われそうになるにこちゃん…)
穂乃果(…)
穂乃果(っ!?///)カァッ
穂乃果「に、にこちゃんっ!!///」
にこ「えっ!?ど、どうしたの、穂乃果っ!?」
穂乃果「も、もしも大勢の花陽ちゃんに囲まれちゃいそうになったらすぐに穂乃果を呼んでねっ!」
穂乃果「すぐに助けに行くからっ!!」
にこ「お、大勢の花陽って………あ、ああ~シカね…」
にこ「大丈夫よ~もう2度とそんなことにならないように、気を付けてるから~」
穂乃果「それならいいんだけど…」
穂乃果「ん?もう2度と?っていうことは…「わ、わ~~~~」」
にこ「あんなヒドイ目にあったクラスメイトみたいにはなりたくないって意味でちょっと言い間違えちゃっただけよっ!」アセアセ
穂乃果「ほっ…それならよかった~」フゥ
にこ「あ、あ~うん!ほら、次いきましょ、次っ!!」
穂乃果「へ?う、うん!」
にこ「ほらっ!真姫ちゃんもっ!!」
真姫「え、ええ…」
真姫(にこちゃん…修学旅行の時に鹿に襲われたのね………)ホロリ
今回投下分、以上となります
全然更新できてなくてスイマセン&期待してくている方はありがとうございます
執筆時間が取れなくて更新できていませんが、今月中までには更新しようと思います
ということで本日分投下していきます
--土曜 午後 動物園(豹)--
穂乃果「真姫ちゃんだぁっ!」
真姫「へ?突然なんなの?穂乃果?」
穂乃果「今日も真姫ちゃんはつり目でセクシーだねっ!」
真姫「ヴェェェェっ!?///」
にこ「………ええ、そうね…」
真姫「に、にこちゃんまでっ!?///」
にこ「ヒョウの漢字あるじゃない?」
穂乃果「へっ!?え、え~っと…ど、どんな文字だっけ?」アハハ
真姫「むじな偏に勺でしょ?」
穂乃果「ふぇっ!?え、え~っと…」ダラダラ
真姫「だから、むじな偏に勺よ?勺はこう…お酒の単位とかに使われる…」
穂乃果「う、う~~~~ん………」ダラダラ
にこ「ったく…」
にこ「穂乃果?」
穂乃果「な、なにっ!?にこちゃんっ!!」
にこ「むじなへんっていうのは…上からカタカナの"ノ"、"ツ"、"ノ"、"ノ"、"レ"の逆バージョンて書いていって…」
にこ「勺っていう漢字は、"平均"の"均"の右側の部分から下の"、"を抜いたやつよ?」
穂乃果「お、おおっ!!なんとなくわかったよっ!にこちゃん!!さすがだねっ!!」パァァ
にこ「っていうか…そこの看板に漢字も書いてあるでしょーが…」
穂乃果「へっ!?」
穂乃果「あ、あ~!これがヒョウなんだねぇ~!にこちゃんの言った通りだ!」
真姫「ほ、穂乃果っ!…そ、その…私の言った通りでもあるんだけど…」
穂乃果「えっ、えっと…」ダラダラ
にこ「………豹の左側のへんが"むじなへん"、右側のやつが"しゃく"って漢字になってるのよ…」
穂乃果「お、おおっ!なるほどっ!!さ、さすが真姫ちゃんだねっ!!」
真姫「べ、べつに…///わかってくれればいいのよ…////」
にこ「ヒョウの漢字ってこんなに伝えづらかったのね…」
真姫「そうね…」
穂乃果「だ、だいじょうぶわかったからっ!!」
にこ「それはよかったわ…」
にこ「っていうか…その話で置き去りにしちゃってたけど…元の話に戻すわよ?」
穂乃果「お、おねがいします…」
にこ「"海"に"豹"って書いて"あざらし"って読むのよ?」
ほのまき「「へぇ~」」
穂乃果「つまりμ'sの歌はあざらしが作ってるんだねっ!!」
にこまき「「っ!?」」
にこ「いやいやいやいや、はんぱに混ぜるんじゃないわよ…」
真姫「音楽を作るあざらしってなんか可愛いわね…///」
にこ「まあその路線でいくと…」
にこ「"海"と"星"で"ひとで"って読むのよ?」
穂乃果「じゃあ、じゃあ!"海"に"鹿"はっ!?」
にこ「あ~…あるにはあるけど…」
穂乃果「なになにっ!?」
にこ「"うみしか"って読み方でアメフラシの別名よ?」
穂乃果「あめふらし?」
にこ「あ~…言い方が悪くなってもいい?」
穂乃果「ふぇ?別にいいけど?」
にこ「………………海にすんでるでっかいナメクジみたいなやつよ?」
穂乃果「ええええええええええええええええええっ!?」
穂乃果「ま、真姫ちゃんっ!!」ガシッ
真姫「な、なにっ!?///」
穂乃果「海未ちゃんと1年生で一番仲良しなのは真姫ちゃんになってねっ!」
真姫「へ?まあ、海未とは曲作る時に話したりするけど…なんで急に…」
穂乃果「凛ちゃんとはともかく…花陽ちゃんはダメだよ?」
真姫「だからなんでよっ!?」
穂乃果「だって…海未ちゃんと花陽ちゃんが一緒になっちゃったら…」
にこ「………しょーもない理由でμ'sメンバーの仲を勝手に引き裂こうとするなじゃないわよ…」チョップ
穂乃果「いたいっ!?」ガーン
にこ「ほら、アホなこと言ってないで次行くわよ?」
穂乃果「は~い…」シュン
真姫「な、なんだったのかしら………」
今回投下分以上となります
か
&乙ありです
本日分投下していきますね
--土曜 午後 動物園(ライオン)--
穂乃果「ライオンっ!!あ…り、凛ちゃんか…」
にこ「別に無理しなくてもいいわよ…」
真姫「…なんかごめんね…」
穂乃果「えぇっ!?ま、真姫ちゃんがあやまらなくてもいいよ~」ワタワタ
穂乃果「穂乃果がつい流れで勝手に間違えちゃっただけだから…」
真姫「穂乃果…///」ジーン
にこ「いや…真姫ちゃん、穂乃果たいしたこと言ってないわよ?」
にこ「さっきも漢字の話してたから、似たようなネタで続けちゃうけど…」
穂乃果「ん?なになに?」
にこ「ライオンって漢字で書くと"獅子"になるみたいね」
穂乃果「ええっ!?"雷"に"音"でライオンとかじゃないのっ!?」ガーン
にこ「いやいや、そんな雷属性持ちっぽい厨二じみた漢字じゃないわよっ!?」ガーーン
穂乃果「あはは…だよね~…」
真姫「…にこちゃん、ちょっといい?」
にこ「ん、なに真姫ちゃん?」
真姫「質問したいことがあるんだけど…」
にこ「別にそんなところに気を使わなくても、普通に質問してくれていいわよ?」
真姫「それなら聞かせてもらうけど…」
にこ「うん…」
真姫「雷はともかく、"属性持ち"ってなに?あと、穂乃果は中2じゃなくて高2よ?」
にこ「あ、あ~…」
穂乃果「え、え~っと…」
真姫「それに…中2なら穂乃果というよりもむしろにこちゃんじゃない?」
穂乃果「ぶふぉっ!」プルプル
にこ「どういう意味よっ!!」クワッ
にこ「はぁ…まぁいいわ…」
にこ「え~っと…真姫ちゃんはそんなにゲームで遊んだり、マンガを読んだりはしないんだっけ?」
真姫「ゲーム?ゲームなら…チェスやオセロ、ジェンガとかモノポリーとかなら…遊んだことあるわよ?」
にこ「あ、あ~そうじゃなくて…スマホのアプリとかテレビゲームとかそういうやつ」
真姫「…デジタルなやつってこと?…そうね、それなら…」
真姫「っ!?」
真姫「私、ソリティアとかマインスイーバーで遊ぶわっ!!」ドヤァ
穂乃果「あは…あはは…」
真姫「あ、あれ?」
にこ「あ~…うん、わかったわ…」
にこ「えっと…言いたかったのは凛とか花陽がやってるようなゲームなんだけど…」
真姫「…え?…ああ、それなら最近ちょっとだけやってみたことがあるけど…」
にこ「どんなゲームをやったことあるかがわからないからアレだけど…」
にこ「雷とか炎とか出たりするようなシーンとか見たことない?」
真姫「えっと…でっかい敵を倒したりするようなやつ?」
にこ「そそ、そういうゲームで雷の技ばっかり使ってくるようなやつが雷属性持ちよ?」
真姫「…なんとなくそれはわかったけど…」
真姫「じゃあ、中二っていうのは?」
にこ「中二は………そうね…」
にこ「…穂乃果」
穂乃果「なに?にこちゃん」
にこ「…やるわよ」
穂乃果「っ!?わ、わかったよっ!」
真姫「?」
にこ「ということで…いまから穂乃果と厨二をやってあげるから…しっかり見とくのよ?」
真姫「え、ええ…わかったわ…」
にこ「みんなには秘密なんだけどぉ~実はぁ~にこの正体は~~」
にこ「異世界のお姫様の現代での生まれ変わりなのっ♪」
にこ「しかもしかも!実は私だけじゃなくて…」
にこ「将来を約束した王子様や私の命を狙う暗殺者まで現代に生まれ変わってるみたいなのよね…」
にこ「はっ!?あのクラスメイト…さっきっからにこのことをずっと見てるっ!?」
にこ「やだっ!?わたしの正体がバレちゃったのっ!?」
にこ「あの子…王子様かしら?暗殺者かしら?それとも…まったく他の人っ!?」
にこ「と、とにかく…正体がバレちゃったなら…むこうから接触があるだろうし…」
にこ「油断しないように注意しとかないとね………」
真姫「…」
穂乃果「私は高坂穂乃果…」
穂乃果「かつては強大な力を持っていたんだけど…」
穂乃果「その力に振り回されるのがイヤで右手にその力を封印して…今では普通の高校生として暮らしているの…」
穂乃果「あの荒れていた時代とは全然違う…今の生活にもだいぶ慣れてきたよね…」
穂乃果「っ!?」
穂乃果「くっ………ちょっと油断した隙に…右手に封印された力が…っ!?」
穂乃果「くそっ!暴れないでっ!わたしの右手っ!!!」
穂乃果「くぅ~~~~っ!?」
穂乃果「…」ハァハァ
穂乃果「ふぅ…どうやら収まったみたいだね…」
真姫「……」
にこ「ふぅ…なかなかの厨二っぷり…やるじゃない穂乃果…」キリッ
穂乃果「にこちゃんこそ!なかなかの出来だと思うよっ!」キリッ
にこ「どう?真姫ちゃん!これが厨二よっ!」
穂乃果「すっごくわかりやすくできたと思うよ!!」
真姫「い…」
ほのにこ「「い?」」
真姫「イミワカンナイッ!」
ほのにこ「「っ!?」」ガーン
にこ「け、結構自信あったのに…」ズーン
穂乃果「わ、私もだよ…」ズーン
真姫「わ、わからないものはわからないんだからしょうがないでしょっ!?」
にこ「あ~…」コホン
にこ「つまり…小説とか映画の主人公って特殊な設定を持ってたりするでしょ?」
真姫「え、ええ…」
にこ「そういう特殊な設定がもしかしたら自分にもついてるんじゃないか?」
にこ「って思い込んで、そんな風に自分で行動しちゃうのが厨二よ?」
真姫「その説明でまあ…なんとなくわかったけど…」
真姫「なんで中二なの?」
にこ「えっと…たしかそういう風になる傾向が高いのが中学2年くらいだから…とかだった気がしたけど」
真姫「………私の中学二年生の時はいたって普通だったけど?」
にこ「いや…別に中学二年生がみんな厨二病ってわけじゃないからそれで普通よ…」
にこ「それにまあ…実際の厨二病患者は表に出さないように脳内で考えてることが多いからそんなに目立たないのよ」
真姫「えっ!?待って…中二って病気なのっ!?」
にこ「あ~…あんまし一緒にするのもアレだけど…恋の病とかと似たようなニュアンスよ?」
にこ「だから厨二病とか患者っていう表現があっても一般的な病気ってわけじゃないわよ?」
真姫「そ、そうなのね…」
真姫「あれ?もしかして…」
ほのにこ「「?」」
真姫「にこちゃんも穂乃果もやたら気合いをいれて中二の説明をしてくれたけど…」
真姫「あれって…実際ふたりが考えたことがある設定だったりするの?」
ほのにこ「「っ!?っ!?」」
にこ「ななななな、なにを言ってるの真姫ちゃんっ!?」
穂乃果「そそそそそ、そうだよっ!そんなことあ、あるわけないよっ!?」
真姫「………それにしてはやけに具体的だったような…」
にこ「そ、それはあれよっ!」
穂乃果「そ、そうっ!ちょうど厨二病をとりあつかったマンガがあってそれをもってきただけで!」
にこ「そ、そうなのよ~だから具体的に…」
真姫「………あやしい」
にこ「え、え~っと………そ、そろそろ次いきましょうかっ!?」
穂乃果「だ、だよね!ほ、ほらっ!真姫ちゃんもっ!!」グイグイッ
真姫「ひ、ひっぱらなくても行くわよぉ~」アセアセ
今回更新分以上になります
できればGW中にある程度まとめて更新したいなあとは考えています
乙ありです!&GW中に更新しようとしたPCが壊れるという…
ともあれ本日分投下していきますね
--土曜 午後 動物園(ライオン→うさぎ移動中)--
真姫「ん?あそこに人が集まってるわね」
穂乃果「あ、クレープ屋さんだねっ!」
にこ「ん~、おやつの時間だし行ってみる?」
真姫「わ、私は別に…」
穂乃果「え~行こうよっ!真姫ちゃんっ!?」グイグイッ
真姫「ヴェェェェっ!?わ、わかったからまた引っ張らないでっ!?」ヒッパラレ
穂乃果「む~~~迷うなぁ~…」
真姫「えっと…あ、トマトのクレープってあるのね…」
にこ「さすが真姫ちゃんというかなんというか…」
真姫「べ、べつにいいでしょっ!?///」カァッ
にこ「はいはい、悪かったわよ~…で、穂乃果は何と何で迷ってるのよ?」
穂乃果「えっと…いちごスペシャルとカスタードチョコスペシャルの2つなんだけど…」
にこ「ん、りょ~かい…買ってくるわね?」
真姫「えっ!?にこちゃん、穂乃果がまだ迷ってるけどっ!?」
穂乃果「あ、にこちゃんならたぶん大丈夫だと思うよ?」
真姫「穂乃果?」
穂乃果「こういう時のにこちゃんは頼りになるから!」
穂乃果「ぜったい大丈夫だよ!」
真姫「まあ、たしかに…普段はアレなのに、たまにすっごい頼もしいわよね…」
穂乃果「え?普段だってかわいいよ?」
真姫「それはまあ…普段も可愛いけど…」
真姫「…って、え?」
穂乃果「え?」
にこ「買ってきたわよ~」
ほのまき「「っ!?っ!?」」
にこ「はい、真姫ちゃんはツナトマトね?」スッ
真姫「あ、ありがと…///」ウケトリ
にこ「で、穂乃果はとりあえずいちごスペシャルね?」スッ
穂乃果「うん、ありがとう!」ウケトリ
真姫「そういえば…にこちゃんは何を買ってきたの?」
にこ「ん?私はカスタードチョコスペシャルよ?」
真姫「へぇ~見事にみんな違う味なのね」
穂乃果「うん!」ニコニコ
ほのにこまき「「「いただきます!!!」」」
真姫「あ…トマトってクレープにしても美味しいのね…///」モグモグ
にこ「ん、新たな魅力に気付けたようでなによりだわ」モグモグ
穂乃果「う~ん、今日もクレープがうまいっ!!」モグモグ
にこ「うん、あんたもいつも通りでなによりだわ…」モグモグ
穂乃果「あ、にこちゃん!穂乃果、もうそろそろ半分食べ終わりそうだから~」
にこ「ちょっ!?早いってのっ!」ガーン
にこ「もうちょっと待ってなさいっ!」モグモグ
穂乃果「は~い」ワクワク
真姫「?」
にこ「ほら…半分食べ終わったわよ…」スッ
穂乃果「待ってました~」スッ
真姫「へ?」
にこ「それじゃあ、今度はいちごスペシャルを…」
穂乃果「穂乃果はカスタードチョコスペシャルだね!」
真姫「待って!なんでにこちゃんと穂乃果でクレープを交換してるのっ!?」
ほのにこ「「へ?」」
にこ「ほら、穂乃果が2つの味で迷ってたでしょ?」
にこ「私もその2つの味ならどっちも気になったから…」
にこ「こうして半分食べ終わった段階でお互いのを交換してるのよ?ね、穂乃果?」
穂乃果「うん!」
真姫「そ、それなら、私とも交換しましょっ!?」
にこ「ごめん真姫ちゃん…にこ的には、お昼ご飯に似たようなメニュー食べたのもあるし…」
にこ「今はツナトマトはいらないわ…」
真姫「ほ、穂乃果はっ!?」
穂乃果「ごめん…私もちょっといいかなぁ~…」アハハ
真姫「そう…」シュン
にこ「あ~…でも真姫ちゃんがいちごスペシャル食べたいなら、ひとくちあげるわよ?」
真姫「に、にこちゃん…///」ジーン
にこ「んじゃ、はい」スッ
真姫「へ?私の方にクレープをむけて…どういうこと?」
にこ「どういうこともなにも…ひとくちだけならこのままかぶりついちゃいなさいよ?」
ほのまき「「っ!?っ!?」」
真姫「ヴェェェェェェッ!?////」カァッ
にこ「あ…真姫ちゃんってば他の人が食べた後だと気にする感じ?」
にこ「それならまだ穂乃果がくちをつけてないところを…」
真姫「食べるっ!食べるわっ!!!」
にこ「そ、そう?」
真姫「ええっ!」キリッ
穂乃果「…」
にこ「それじゃ、はい」スッ
真姫「…///」
にこ「真姫ちゃん?」
真姫「た、食べるわよっ!!///」
にこ「それなら…」
真姫「あーもうっ!わかってるってっ!!///」
真姫「…////」パクッ
にこ「どう?美味しい?」
真姫「…///」ポー
にこ「真姫ちゃん?」
真姫「…///」コクコク
真姫(え、えっと…///)
真姫(にこちゃんからクレープを食べさせてもらったけど…)
真姫(このクレープはさっきまで穂乃果が食べてたやつだから…)
真姫(これは穂乃果との間接キスになるのよね…)
真姫(…///)
真姫(っ!?)
真姫(つまりこの流れのまま穂乃果からクレープをひとくち貰えれば、にこちゃんとも間接キスできるじゃないっ!!)
真姫(よ、よし…)
真姫(そ、そうと決まればさっそく…)
真姫「穂乃果っ!!」
穂乃果「ん、ふぁに?まきひゃん」モグモグ
真姫「………え?」
真姫(既に食べられてたわ…)ズーン
穂乃果「まきひゃん?」モグモグ
真姫「あ…えっとできればひとくちもらいたいなぁ~って…思ったんだけど…」
穂乃果「ん、いいよ~」
穂乃果「はい」スッ
真姫「そ、それじゃあ…///」パクッ
穂乃果「おいしい?」
真姫「え、ええ…///」
真姫(ん~…)
真姫(にこちゃんとの間接キスチャンスは逃しちゃったけど…)シュン
真姫(穂乃果と2回できたしヨシとしましょう…)ウン
真姫(それに結果的に…)
真姫(このあとにこちゃんがあのクレープを食べてくれるから…)
穂乃果「あ、にこちゃん!いちごスペシャル、もうひとくちちょうだいっ!!」パクッ
にこ「ちょっ!?穂乃果っ!?」
真姫「っ!?」
にこ「いや…あんたねぇ…そんなにいちごスペシャルがいいならそのままひとつ食べちゃいなさいよ…」
穂乃果「いやいや~あとひとくちだけちょっと欲しいな~って思っただけだよ~」アハハ
にこ「………まあいいけど」ハムッ
穂乃果「あ…////」カァッ
にこ「ん?ぁによ?」モグモグ
穂乃果「っ!?///」
穂乃果「な、なんでもないよっ!?さ、さ~て!のこりのチョコバナナスペシャルを食べようかなっ!?////」パクッ
にこ「いや、カスタードチョコスペシャルだからねっ!?」
穂乃果「あ、あはは…そ、そうだったね////」モグモグ
真姫「…」モグモグ
真姫(にこちゃんとの間接キスを完全に逃したわ…)ズーン
真姫(ま、まあ穂乃果のきまぐれ行動のせいじゃしょうがないわよね…)
真姫(…)
真姫(………本当にきまぐれなのかしら?)
真姫(って、穂乃果に限ってそんなことあるわけないわよねっ!)ウン
穂乃果「真姫ちゃ~ん?」
真姫「っ!?」
真姫「な、なにかしらっ!?」
穂乃果「え、え~っと………なんだっけ?」
にこ「なんで話しかけといて、忘れてるのよっ!?おばあちゃんかっ!?」ガーン
にこ「…コホン」
にこ「みんなそろそろ食べ終わりそうだし、もうちょっとしたら次行きましょ?」
穂乃果「おおっ、そうだった!」
にこ「いや…そうだったって…」
穂乃果「あはは…いや~ごめんごめん」
にこ「はぁ~…ってことで穂乃果は置いといて、食べ終わったらいきましょ?」
真姫「ええ」
穂乃果「ちょっ!?穂乃果を置いてかないでよっ!?」ガーン
真姫(ふふっ…いつも通りの穂乃果ね)クスッ
真姫(やっぱり私の考えすぎだったようね…)ウン
本日投下分以上になります
乙ありです、本日分投下していきますね
--土曜 午後 動物園(うさぎ)--
穂乃果「海未ちゃんだねっ!」
にこ「はいはい…」
真姫「えっと…ふれあいコーナー?」
穂乃果「おおっ!そうだ、ふれあいコーナーっ!!」
穂乃果「…って、ふれあいコーナーは時間が決まってたような…」
にこ「そう思って時間見てきたけど、大丈夫みたいよ?」
穂乃果「おおっ!?さすがにこちゃん!じゃあ、さっそく行ってみようっ!!」グイグイッ
にこ「ちょぉっ!?だから、引っ張るんじゃないわよっ!?」ヒッパラレ
真姫「ちょっとぉっ!?ふれあいコーナーがまず何かわかってないんだけどぉっ!?」ヒッパラレ
穂乃果「おおっ!今日は海未ちゃんにさわれるっ!!」
真姫「ええっと…」
にこ「ようはこの広場の中限定で、うさぎにさわることができるよ?」
真姫「そ、そうなのねっ!」パァッ
にこ「そうよ~だから真姫ちゃんも…」
ピョンピョコピョンピョンカーワイイー♪
にこ「あ、こころから電話だわ!」
にこ「真姫ちゃんと穂乃果はここでウサギとふれあってて!」
にこ「にこはちょっと電話でてくるから!」ピッ
にこ「もしもし、こころ?」タッタッタッタッ
穂乃果「あ、にこちゃ~ん!」
真姫「いっちゃったわね…」
穂乃果「うん、まあにこちゃんのいうとおり、先にふれあってよ?」
真姫「そ、そうね」
真姫「あ…でも私…ウサギにどうふれあえばいいか解らないわ…」
穂乃果「あ…そういわれると穂乃果も自信ないな…」アハハ
真姫「………どうするのよ?」
穂乃果「え、え~っと…そ、そうだ!あそこの係員さんに聞いてみようっ!!」
穂乃果「すいませ~~~ん!!」
:
* * *
真姫「ふふっ…可愛いわね…///」ナデナデ
穂乃果「そうだねぇ~」ナデナデ
真姫「そういえば、ウサギといえば…」
穂乃果「ん?なになに?」
真姫「にこちゃんってウサギみたいよね…」
穂乃果「え?」
真姫「え?」
穂乃果「違うよっ!にこちゃんはパンダだよっ!!」
真姫「ヴェェェェっ!?」
真姫「ほ、穂乃果っ!?そんなに大声を出さなくたって聞こえてるわよっ!?」
穂乃果「ご、ごめん…」
穂乃果「で、でもでも!にこちゃんはパンダだよっ!」
穂乃果「ウサギは海未ちゃん担当なんだからっ!!」
真姫「いや…確かにことりの衣装はそうだったけど…」
穂乃果「だよねっ!!」
真姫「………いいわ、私がいかににこちゃんがウサギっぽいかを説明してあげるわっ!」
穂乃果「っ!?」
真姫「そうね…私の抱いてるウサギを見てくれる?」
穂乃果「普通のしろいうさぎさんだね?」
真姫「ええ…この真っ白なボディに赤い瞳…」
真姫「にこちゃんの白い肌と赤い瞳に通じるものがあると思わない?」
穂乃果「…」
真姫「ふふん、どう?」
穂乃果「うぅ~…確かにそうかもしれないけど…」
真姫「それに…まだまだあるわよ?」
穂乃果「っ!?」
真姫「穂乃果が抱いてるその黒いロップイヤーの子…」
穂乃果「ん?この子?」
真姫「ええ、そのたれみみの部分…にこちゃんのツインテールみたいに見えない?」
穂乃果「っ!?っ!?」
真姫「さらに!」
穂乃果「ま、まだあるのっ!?」
真姫「にこちゃんのソロ曲、にこぷり女子道では"ぴょんぴょこぴょんぴょん"というウサギを彷彿させる歌詞!」
真姫「もぎゅっとloveで接近中!ではうさみみメイドをイメージしたようなあの衣装!」
真姫「どうよ!にこちゃんのこのウサギらしさっ!!」フフン
穂乃果「うぅ~~~~…」
真姫「ふふん、穂乃果にはにこちゃんのパンダらしさを私くらいのレベルで説明できるかしら?」
穂乃果「に、にこちゃんはパンダみたいに人気者だもんっ!」
真姫「それ以外は?」
穂乃果「そ、それ以外っ!?え、え~っと…え~っと…」
穂乃果「パ、パンダが可愛いようににこちゃんも可愛いよっ!!」
真姫「ふ~ん、それならウサギが可愛いようににこちゃんも可愛いわよ?」
穂乃果「ちょっ!?ずるいよ、真姫ちゃんっ!?」
真姫「別にずるくわないよ?ほら、他には?」
穂乃果「ほ、他にはその…え、え~っと…」ウゥッ
真姫「ふふん、その程度で悩んじゃうようじゃ、やっぱりにこちゃんはウサギっぽさが上回るようねっ!」ドヤァ
穂乃果「う"ぅ~~~~~」ムスゥー
にこ「おまたせ~思ったより長電話になっちゃって~…って、ふたりしてなにしてんのよ?」
ほのまき「「っ!?っ!?」」
穂乃果「に、にこちゃんっ!にこちゃんはパンダだよねっ!!」
真姫「ちょっ!?ずるいわよ、穂乃果!」
真姫「にこちゃん、にこちゃんはウサギよねっ!?」
にこ「い、いやっ!?ちょっと落ち着いてっ?!まったく状況がわからないんだけどっ!?」オロオロ
ほのまき「「いいから、答えてっ!!」」
にこ「に、にこぉ…………」
にこ「え、え~~~~っと…」
ほのまき「「……」」ジー
にこ「んっと…パンダ…かしら?」
穂乃果「っ!?」パァッ
真姫「ど、どうしてなのにこちゃんっ!?」
真姫「"さみしくて死んじゃうにこ~"とか言ってた時もあったじゃないっ!!」
にこ「え、え~~~…でも今日の巡回コースって…真姫ちゃんがにこをパンダとして組んでくれたコースでしょ?」
にこ「それならパンダって答えた方がいいのかなぁ~?なんて…」
真姫「………あ」
穂乃果「おおっ、そうだったねっ!」ホクホク
にこ「っていうか説明なしにパンダを選んじゃったんだけど、これでよかったの?」
穂乃果「うん、よかったよっ!」ニコッ
にこ「う~ん…それならいいんだけど…」
にこ「って真姫ちゃん大丈夫?」
真姫「だだだだだ、だいじょうぶよっ!」
にこ「………それならいいけど…」
にこ「まあ、真姫ちゃんが落ち着くまでもうちょっとウサギとふれあってから次いきましょうか?」
穂乃果「うん!」
真姫「べ、別に私はっ、落ち着く必要なんて…」
にこ「はいはい、悪かったっての~」
にこ「じゃあ、にこがウサギとふれあえてないから、もうちょっとだけ付き合って?」
真姫「そ、そういうことなら…」
にこ「うん、ありがと、真姫ちゃん♪」ニコッ
真姫「に、にこちゃん…///」ジーン
本日投下分、以上になります
乙ありです&本日分投下していきますね
--土曜 午後 動物園(ヒツジ)--
穂乃果「ことりちゃんだっ!!」
にこ「………そうね」
真姫「へぇ~…ここでもふれあえるのね…」
穂乃果「そうなのっ!ことりちゃん、すっごいモフモフなんだよっ!!」
真姫「えっ!?たしかに…ことりはフワフワでモコモコな服が好きだって言ってたけど…」
真姫「ことり自身がモフモフなわけじゃないでしょ?」
にこ「あ~…穂乃果の言ってる意味が解らないときはスルーしといた方がいいわよ?」
真姫「………そうね」
穂乃果「ちょっとっ!?穂乃果の扱いがひどいっ!?」ガーン
* * *
穂乃果「おお~やっぱりもふもふだっ!!」サワサワ
真姫「も、もふもふね…///」モフモフ
にこ「もふもふを堪能するのもいいけど、エサをあげることとかもできるわよ?」
真姫「へぇ~、そうなのね」
穂乃果「う"っ…」
真姫「穂乃果?どうかしたの?」
穂乃果「あ、あはは…な、なんでもないよ…」
真姫「?」
にこ「ふふっ」ニヤニヤ
真姫「うん、せっかくだし餌を買ってみるわ!」
穂乃果「ええっ!?真姫ちゃん、本気っ!?」
真姫「へ?…べ、別に本気も何も…ただ餌をあげてみようと思っただけだけど?」
穂乃果「えっ!?あ、そ、そうだよね…」アハハ
真姫「?そうだけど?」
にこ「ん、エサを買うなら向こうの方よ?」
真姫「あ…ありがとう、にこちゃん…」ジーン
真姫「よし、さっそく行ってくるわね!」テクテク
にこ「いってらっしゃ~い」ヒラヒラ
穂乃果「あ、ああ………真姫ちゃんが…」ガクブル
にこ「っていうか…あんたは、なんでそんなにヒツジのエサやりに過剰反応してるのよ…」
穂乃果「ええっ!?だ、だって…」
穂乃果「ことりちゃんにエサをあげると、穂乃果…また大勢のことりちゃんに囲まれて食べられちゃう…」
にこ「ちょぉっ!?///だから、そこはせめてヒツジで言いなさいよっ!?///」
穂乃果「ふぇ?」
にこ「はぁ…まあいいわ…」
にこ「まあ…あんなにヒツジに囲まれるのは穂乃果ぐらいしか…」
真姫「ヴェェェェェッ!?そんなに集まら…ちょっとっ!?…な、なんなのよぉ~~~」
ほのにこ「「………」」
穂乃果「ほらほらっ、真姫ちゃんも囲まれちゃってるよっ!」パァァッ
にこ「いや、真姫ちゃんの不幸を喜んでるんじゃないっての…」チョップ
穂乃果「はぅぅ…ご、ごめんなさい…」イテテ
にこ「って、穂乃果と漫才やってる場合じゃなかったわね…」
穂乃果「漫才だったのぉっ!?」ガーン
にこ「はいはい、冗談よ…ほらっ、とっとと真姫ちゃんを助けに行ってあげないと!」
穂乃果「ふぇ?にこちゃんが…真姫ちゃんを?」
にこ「ん?そうよ~穂乃果の時も私が助けてあげたでしょ?」
穂乃果「あ…穂乃果の時って…あの時の…」
------
------------
------------------
にこ『穂乃果っ!!こっちよっ!!つかまりなさいっ!!!』テノバシッ
穂乃果『にこちゃんっ!!』パァッ
穂乃果『うんっ!!』ガシッ
にこ『とりあえず、このままふれあい広場から離れちゃうわよっ!いいわねっ!?』ギュッ
穂乃果『うんっ!』ギュッ
穂乃果『…/////』
------------------
------------
------
穂乃果(あれを今度は…にこちゃんと真姫ちゃんで…)
穂乃果(………)チクッ
にこ「穂乃果~、どうしたの?」
穂乃果「ふぇっ!?」ビクッ
真姫「ヴェェェェェェェェッ!?ちょっと、何で私を食べようとしてるのよっ!?やめなさいってっ!!」
ほのにこ「「っ!?っ!?」」
にこ「ああ、もうっ!ちょっと目を離した隙に、真姫ちゃんがさらにピンチに…」
にこ「はやく助けに行かないと…」
穂乃果「に、にこちゃんっ!!」
にこ「へっ!?ど、どうしたの、穂乃果っ!?」
穂乃果「真姫ちゃんは、穂乃果が助けにいくよっ!だからにこちゃんは待っててっ!」
にこ「へ?え、う、うん…」
にこ「で、でも大丈夫なの?あんた前回の…その…」
穂乃果「あ、穂乃果のこと心配してくれるんだね?」エヘヘ
にこ「そ、そりゃあ…さっきまであんた怖がってたみたいだったし…」
穂乃果「あ、ありがとう…//」
穂乃果「でも大丈夫だよ…」
穂乃果「前回は、穂乃果がにこちゃんに助けてもらったんだもん!」
穂乃果「今回は、穂乃果が真姫ちゃんを助ける番だよっ!」
穂乃果「だから大丈夫だよっ!!」
にこ「穂乃果…」
穂乃果「それにさ…」
にこ「ん?」
穂乃果「前みたいにさ…穂乃果がピンチになったらにこちゃんが助けてくれるでしょ?」
穂乃果「だから、私は安心して真姫ちゃんを助けにいけるんだよ?」ニコッ
にこ「ええ、そうね…」
穂乃果「えへへ…///」
にこ「そんな2人とも助けなきゃいけない面倒な展開になるくらいなら私が助けに行くわ…」スッ
穂乃果「ええっ!?ま、待ってにこちゃんっ!!」ガシッ
にこ「………なんで止めるのよ?」
穂乃果「う"うぅ~…にこちゃん、ひどいよぅ~」
穂乃果「流れ的にあれは穂乃果に任せてくれる展開でしょっ!?」
にこ「いや、穂乃果でもにこでも…どっちが助けにいっても変わらないでしょ?」
穂乃果「変わるよっ!!」
にこ「へっ!?いやっ、そもそも、なんでそんな必死なのよっ!?」オロオロ
穂乃果「ふぇっ!?///そ、それはその…」アワアワ
穂乃果「そ、そう!最近いろいろにこちゃんにはお世話になりっぱなしだから!」
穂乃果「それに穂乃果の方がにこちゃんより体力あると思うし、こんなときこそ活躍しないとってね?ねっ!?」
にこ「あ~~~わかった…わかったわよっ!」
穂乃果「それに…にこちゃんが真姫ちゃんを格好良く助けるのを見るのは…なんかイヤだったというか…」ボソッ
にこ「それなら真姫ちゃんを助けるのは穂乃果に頼んだ………って、いま何か言った?」
穂乃果「ふぇっ!?///な、なにも言ってないよっ!?」アセアセ
穂乃果「え、えっとっ!真姫ちゃんを助けに行ってきますっ!」
穂乃果「にこちゃんは先に広場の出たところで待っててねっ!!」ダッ
にこ「う、うん…お願いするわね…」
穂乃果(あっ!こないだの穂乃果の時とほぼおんなじ状況だね!)
穂乃果「お~い!真姫ちゃ~~んっ!エサを前の方に投げ捨てちゃってっ!!」
真姫「ほ、穂乃果っ!?わ、わかったわっ!!それっ」ポイッ
(エサ)ミ メェ~メェ~メェ~メェ~メェ~メェ~メェ~メェ~ミ
真姫「あっ、離れて行ってくれたわっ!」
穂乃果「真姫ちゃんっ!穂乃果の腕につかまってっ!!」キリッ
真姫「ほ、穂乃果…///」ポー
穂乃果「はやくっ!!」サラニテノバシッ
真姫「っ?!わ、わかったわっ!!」キュッ
穂乃果「それじゃあ、広場の外まで行くよっ!?にこちゃんも待ってるからっ!!」ダッ
真姫「え、ええ!」ダッ
真姫「…///」
本日投下分、以上になります
ようやくこのスレで執筆予定の話の終わりが見え始めてきたので、
スレたててから1年を超える前までにはなんとか完結させる方向で頑張ってみます
乙あり&期待してくれている方々ありがとうございます
ペース上げようと思った矢先に更新できない状況に陥るという…
ようやく書き溜めれたので、本日分投下していきますね
--土曜 夕方 動物園(ひつじ→クマ移動中)--
真姫「穂乃果、さっきは助けてくれてありがと…///」
穂乃果「ううん、真姫ちゃんが困ってたんだもん!助けるのは当然だよ!」
真姫「穂乃果…///」ジーン
真姫「あ、にこちゃんも、その…服を整えてくれるの手伝ってくれてありがと…////」
にこ「あ~いいわよ気にしなくても」
にこ「っていうか、にこがタオルを取ろうとしたタイミングで穂乃果がすっごい勢いでタオルを取りに来たから…」
にこ「そんなに手伝えなかったし…」
穂乃果「あはは…え、えっと…それは…急いでふいてあげないとって思って…」
にこ「いや、タオルで拭くくらいにこにまかせてもよかったのに…」
真姫「にこちゃん…穂乃果…///」ジーン
穂乃果「それにね…」
にこ「ん?」
穂乃果「なんでかはよくわからないけど…」
穂乃果「にこちゃんのタオルを真姫ちゃんに使ってほしくなかったというかなんというか…」ボソッ
にこ「ごめん、ちょっと後半の方聞こえなかったんだけど?」
穂乃果「っ!?」
にこ「穂乃果?」
穂乃果「え、えっと…ほら!最後はクマでしょっ!?だから早く行きたくてっ!!」
にこ「あ~…そういうことね…」
穂乃果「う、うん!そ、そうなのっ!!」アハハ
にこ「ん?でもその理由なら"なんでかはよくわからない"なんて…「わーーーーーーっ!?」…穂乃果?」
穂乃果「は、早くいこ、にこちゃんっ!」グイグイ
にこ「だあーーーーーっ、引っ張るんじゃないってのっ!?」
穂乃果「ほらほら!真姫ちゃんもっ!!」
真姫「へっ!?」
真姫「ちょ、ちょっと待ちなさいよ~~~!」
--土曜 夕方 動物園(クマ)--
穂乃果「クマーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
にこ「いや…だから、その発言はどうかと思うわよ?」ヤメナサイヨ
真姫「よほど楽しみだったのね…」
穂乃果「おおっ!ちゃんと起きてるっ!動いてるよっ!!!」
真姫「ふふっ…あんなにはしゃいじゃって…」
にこ「あ~………そうね…」
穂乃果「…」チラッ
にこ「?」
穂乃果「…」ドヤァ
にこ「……………はいはい、わかったわよ…」
真姫「ん?どうしたのにこちゃん?」
にこ「ううん、何でもないわよ~」
真姫「そう?それならいいんだけど…」
にこ「そういえば、クマといえば…」
穂乃果「ん、なになに?」
にこ「世界的に有名な夢の国の住人のハチミツ好きな黄色いクマいるでしょ?」
穂乃果「あ、フ○ーさんだねっ!」
にこ「真姫ちゃんも知ってる?」
真姫「○°ーさんでしょ?そのくらい知ってるわ!」
にこ「うん、そのプ○さんなんだけどね?」
にこ「本当の名前はサンダース…」
ほのまき「「っ!?っ!?」」
真姫「な、なんでそんな男らしい名前なのよっ!?」
穂乃果「えぇっ!?フ○ーさんってポケ○ンだったのっ!?」
真姫「え?」
穂乃果「え?」
にこ「……………………って誤訳した絵本があるのよ?」ニヤリッ
ほのまき「「っ!?っ!?っ!?っ!?」」
にこ「まあ、流石ににこも、初めてその画像を見た時はとんでもない衝撃だったけどね~」フフッ
真姫「なんだ…誤訳だったのね…」
穂乃果「ごやく?」
真姫「そう、間違った翻訳のことよ?」
穂乃果「え、えっと…」ダラダラ
にこ「あ~…プ○さんってもともと外国の絵本なのよ」
にこ「だからもともと絵本自体が英語とかで書かれていて、その英語を日本語に翻訳した人がいるだけど~」
にこ「その人が翻訳の仕方を間違っちゃって、そんな日本語になってるってことよ?」
穂乃果「おおっ、なるほどっ!!」
真姫「ちなみに原文はどんな感じだったの?」
にこ「へ?え~っと…たしか…」
にこ「プ○さんが住んでる森の中の家がもともとサンダースさんって人が住んでいた家で…」
にこ「その表札がまだかかってる家に住んでます」
にこ「とかそんな感じだった気がしたけど…」
真姫「へぇ~そうなのね…」
穂乃果「そ、そうなんだねっ!」
にこ「いや、穂乃果はムリして入ってこなくてもいいわよ…」
穂乃果「そ、そんなムリして入ってたりしないよっ!?」アセアセ
にこ「あ~はいはい、クマが起きててよかったわねぇ~」ナデナデ
穂乃果「へっ!?あ、うん…///」ナデラレ
真姫「…」
にこ「そういえば、真姫ちゃん?」
真姫「ヴェェッっ!?な、なにっ!?私の頭も撫でてくれるのっ!?」ワクワク
にこ「え?」
真姫「………え?」
にこ「いや、そうじゃなくて…今日の夕食って…」
真姫「へっ!?ゆ、夕食?」
にこ「そう、真姫ちゃんが確か"楽しみにしておいて"って言ってくれてて…」
真姫「そ、そうよっ!レストランのディナー券もあったから3人で予約してるのっ!!」
穂乃果「おおっ!ディナーっ!!」
にこ「あ、やっぱりそんな感じだったのね?」
真姫「そうだけど…」
にこ「そのディナーの開始時間って、いつでも大丈夫なの?」
真姫「え?」
真姫「そ、そういわれると…ちょっと確認してみるわね…」
真姫「え~っと………うん、まだ余裕はあるけど、開始時間は決まってるわ…」
にこ「うん、そんな予感がしたから聞いてみたの」
にこ「それで…今の時間だとまだお土産買うくらいの時間の余裕はある?」
真姫「えっと…ええ、それくらいなら問題ない時間よ」
にこ「うん、それなら、そろそろ切り上げてお土産とか見に行きましょ?」
穂乃果「うん!」
真姫「え、ええ…」
にこ「あ、そうそう、真姫ちゃん?」
真姫「な、なによっ!?」
にこ「真姫ちゃんってば~…にこに頭を撫でてほしかったの?」ニヤニヤ
真姫「なっ!?///」カァッ
穂乃果「っ!?」
真姫「べ、別ににこちゃんに頭を撫でてほしくなんてないわよっ!!////」カァッ
にこ「うん、そうよね~ごめんごめん、冗談よ~」ヒラヒラ
真姫「あ…」シュン
穂乃果「…」ホッ
にこ「ん?真姫ちゃん?どうしたの?」
真姫「べ、別に…」ムスッ
にこ「はぁ~…仕方ないわねぇ~」
にこ「ほら、軽い冗談なんだから機嫌そこねないで…ね?」ナデナデ
真姫「に、にこちゃん…///」パァッ
穂乃果「…」ムスゥ
にこ「落ち着いた?」ナデナデ
真姫「落ち着いたけど…その…///」
にこ「ん?」ナデナデ
穂乃果「…え、えっと!真姫ちゃんが落ち着いたんならはやくお土産買いに行った方がいいんじゃないかなっ!?」
にこまき「「っ!?」」
にこ「ん、そうね~」スッ
真姫「あ…」
穂乃果「ほら、いこっ!にこちゃん、真姫ちゃん!ディナーも待ってるしっ!!」ギュッ
にこ「手を掴まなくてもちゃんと行くっての…」
真姫「も、もう…穂乃果ってば…///」
本日投下分、以上になります
乙ありです&本日分投下していきますね
今回は結構書き溜められたので多めに投下できそうです
--土曜 夕方 動物園(おみやげ売り場)--
にこ「それじゃあ、おみやげは各自で見て回ることにしましょ?」
穂乃果「うん!」
真姫「そうね…お土産は各自で買った方が良さそうね…」
にこ「それで買い終わったら、あそこの自動販売機のコーナーに集合ね?」
穂乃果「おっけー」
真姫「ええ、わかったわ」
にこ「さってと…今回は何を買っていこうかしらね…」
にこ「またパンダクッキーってのはちょっと芸がないし…」
にこ「ん~前に見た動物耳のヘアバンドコーナーあたりをもう一度見てみるとか?」
にこ「でもチビたちはお菓子だ~って喜んでたし…」
にこ「そうなると…やっぱりお菓子系で何か美味しそうなのを…」
ヴェェェェェェェェェェェェェェェッ!?
にこ「っっ!?」ビクッ
にこ「ま、真姫ちゃんっ!?いったいどうしたのっ!?」ダッ
穂乃果「あ、にこちゃん!」
にこ「ん、穂乃果も真姫ちゃんの叫びを聞いたのね?」
穂乃果「うん、ちょうど会計も済んだところだったし、どうしたんだろうって…」
にこ「私はまだ悩んでる途中だったけど…って、あんたもう買ったの?」
穂乃果「へっ!?う、うん…そうだけど…」アセアセ
にこ「ふ~ん、何買ったの?」
穂乃果「え、えっと………って、そ、そうだよっ!そんなことより真姫ちゃんのとこに急がないとっ!!」
にこ「へっ!?あ、あ~…そうだったわね!」
にこ「あ、あそこねっ!」
穂乃果「ほんとだっ!」
ほのにこ「「どうしたのっ!?真姫ちゃんっ!!」」
真姫「こ、このおみやげ…」プルプル
穂乃果「ふぇ?おみやげ?」
にこ「へ?え~っと…」
\誰だって始まりは1本 簡豹巻/
真姫「…これって、先週、穂乃果がくれたお土産よね…」
穂乃果「あ、あはは…見つかっちゃったかぁ…」
にこ「まあ、これは気づくわよね…」
真姫「…………んで……………よ…」
ほのにこ「「??」」
真姫「このお土産ってこの動物園限定って売り場に書いてあるじゃないっ!」
真姫「つまり、にこちゃんと穂乃果は先週この動物園に来たってことでしょっ!?」
真姫「なんでそれを言ってくれなかったのよっ!!!」
にこ「えっ!?穂乃果言ってなかったの?」
穂乃果「えっ!?穂乃果言ったと思うよ?」
真姫「えっ!?穂乃果から聞いてないわよ?」
穂乃果「え?」
真姫「え?」
にこ「………とりあえず、状況を整理しましょうか…」
にこ「まず…真姫ちゃんと穂乃果って先週電話で話してたわよね?」
真姫「ええ、そうね…」
穂乃果「うん!だからその時に言ったよっ!!」
にこ「って、穂乃果は言ってるけど?」
真姫「…私は動物園に行ったなんて聞いてないわよ?」
穂乃果「ええっ!?言ったよっ?!」
穂乃果「ほら、真姫ちゃんが凜ちゃんと花陽ちゃんと合流する前にどんなことしてたかって聞いてきたでしょ?」
穂乃果「その時にちゃんと答えたんだけど…」
真姫「えっ!?」
真姫「でもあの時の穂乃果の回答って…」
穂乃果『こねことふれあったり、にこちゃんのお弁当食べたり、クレープ食べたり、真姫ちゃんへのおみやげを買ったり…』
真姫「としか聞いてないんだけど…」
穂乃果「ほら、ちゃんと言ってるよっ!!」
真姫「え?」
穂乃果「え?」
にこ「このあほのかっ!ぬぁんで、動物園じゃなくてもいい要素だけしかピックアップしてないのよっ!?」クワッ
穂乃果「へ?…え、えっと………そ、そういわれると~…」アハハ
真姫「えっ~と…」
にこ「うん、私から説明するわ…」
にこ「結論から言うと確かに穂乃果が言ってることはみんな動物園での出来事なの…」
真姫「ヴェェェェェっ!?でも、子猫って…」
にこ「ほら、真姫ちゃんも知ってるでしょ?昨日までやってたイベントの…」
真姫「っ!?…だから、穂乃果がイベントのことを知ったのね…」
穂乃果「あは…あはは…」
真姫「でも、それなら………ライオンの話をしてる時に言ってくれてもよかったんじゃない?」ジトッ
穂乃果「う"ぅっ!?そ、それは…」ダラダラ
にこ「それについては私に原因があるの…だから、説明するわね?」
真姫「…ええ」
にこ「私としては、真姫ちゃんは穂乃果との電話で、私達2人で動物園に行ったことを知ってると思ってたのよ」
真姫「うん、それはさっきまでのにこちゃんの態度でわかるわ」
にこ「ん、それなら話は早いわね…」
にこ「だからこそ真姫ちゃんには私達の巡回ルートとかの前知識とかなく純粋に楽しんでほしかったのよ」
真姫「…どういうこと?」
にこ「そうね…たとえば…」
にこ「真姫ちゃんがにこ達が動物園に行った時のコースを知ってたらどうする?」
真姫「それはもちろん!にこちゃんと穂乃果が見てない動物を選びなおしてコースを考えるわっ!!」
にこ「うん…真姫ちゃんならそう答えてくれると思ったの…」
にこ「でもそうなると、もうそのコースは最初に考え付いた真姫ちゃんのコースじゃなくなっちゃうでしょ?」
にこ「それに…考え直すことで少なからず私たちに気を遣っちゃうでしょ?」
にこ「真姫ちゃん、あんなに楽しみにしてたんですもの…そういうのを抜きに純粋に楽しんで欲しかったの…」
真姫「にこちゃん…///」ジーン
にこ「でも私がそう考えて穂乃果にまで協力して隠したとしても、肝心の真姫ちゃんにイヤな思いをさせちゃダメよね…」
にこ「ごめんね、真姫ちゃん…」
穂乃果「わわっ、それなら穂乃果もあやまらないとっ!」
穂乃果「ごめんね、真姫ちゃん…」
真姫「にこちゃん…///穂乃果…///」
真姫「ううん、そういう事情があったならそれでいいの…」
真姫「にこちゃんも穂乃果も私の事を考えてくれての行動なのよね…その…ありがと…///」
ほのにこ「「真姫ちゃん…」」
にこ「…」チラッ
穂乃果「…」コクリ
ほのにこ「「どういたしましてっ!」」ニコッ
にこ「うん!真姫ちゃんとの誤解もとけたし!お土産の買い物を再開しましょ?」
真姫「ええ、そうね!」
真姫「思えば、にこちゃんと穂乃果がふたりっきりで動物園に行ったからってそれだけで…」
真姫「ふたりの間に何かあったわけじゃないものね♪」
真姫(ふたりの間に何かあったのは日曜日だものね、うん…)
ほのにこ「「っ!?っ!?/////」」
真姫「ん?どうしたの?穂乃果?にこちゃん?」
穂乃果「ななななな、なんでもないよっ!?///ほら、お土産買わないとっ!!」
にこ「そ、そうねっ!!///穂乃果は買い終わったみたいだし、私たちも急がないとっ!!」
真姫「えっ!?ええっ!そ、そうね!」
--土曜 夕方 動物園(自動販売機コーナー)--
真姫「ふたりともお待たせ」
にこ「あ、真姫ちゃんも買い物終わった?」
真姫「ええ、ちょっといろいろ迷っちゃったけど…待たせちゃったわよね?」
穂乃果「ううん、にこちゃんとお話ししてたから大丈夫だったよっ!」
真姫「そ、そう?」
穂乃果「うん!あ、それよりも真姫ちゃん、あれ見てっ!!」
真姫「え?」
\当園限定、メダル自動販売機とプリクラ連動機能!/
\\プリクラで撮った写真をそのままメダルに出来るよっ!!//
\\\さらにプリクラと連動させれば、メダルの種類も選べるよっ!!!///
真姫「へ?え、え~っと…」
真姫「見たけど?」
穂乃果「記念にあれやろっ!」
真姫「え、えっと…それはいいけど…その…」
にこ「あ~…そこの箱の中で撮った写真を使って、自分の好きな絵柄の動物のメダルを作れるのよ」
真姫「っ!?」
にこ「ついでにそのメダルを使って、ネックレスやキーホルダーとかも…」
真姫「是非やりましょっ!!」ダッ
穂乃果「おおっ!真姫ちゃんってば走っていくなんて、やる気満々だねっ!」ダッ
にこ「ちょっ!?にこを置いていくんじゃないわよっ!!」
--土曜 夕方 動物園(プリクラ筐体内)--
筐体<メニューから選んでね!
真姫「ヴェェェッっ!?え、え~っと…」ダラダラ
穂乃果「あ、操作なら穂乃果にまかせてよっ!!」
真姫「穂乃果…///うん、お願いするわね?」
穂乃果「うんっ!」
穂乃果「え~っと…真姫ちゃんはネックレスとキーホルダーのどっちがいい?」
真姫「えっ!?う、う~ん…」
真姫「!」
真姫「にこちゃんはどっちがいい?」
にこ「へっ?!にこ?」
にこ「ん~個人的にはキーホルダーの方がいいと思うけど…」
真姫「それならキーホルダーにしようかしら?」
にこ「でも思い出のアイテムとしてはネックレスの方がいいんじゃない?」
真姫「っ!!」
真姫「穂乃果っ!!」
穂乃果「うん、まかせてっ!!」ピッピッピッ
筐体<何個作るのかな?
穂乃果「さんこっと~」
筐体<メダルの動物を順番に選んでね!
穂乃果「パンダとクマ、それにヒョウっと~」
筐体<この内容でいいかな?
穂乃果「おっけーっと~」
筐体<全部で3枚撮影するよ!3枚の撮影が終わったら使う写真を選択してね!
筐体<それじゃあ、1枚目を撮影するよ!
穂乃果「真姫ちゃん、にこちゃ~ん、準備できたよ~」
にこ「りょ~かい」
真姫「え、ええ!」
にこ「そういえば、真姫ちゃってプリクラはわかるの?」
真姫「し、失礼ね!凛と花陽と一緒に撮ったことあるわよっ!!」
穂乃果「じゃあ、問題ないねっ!」
にこ「うん、それなら1枚目はにっこにっこにーで行くわよっ!?」
穂乃果「うん♪」
真姫「ヴェェェェッっ!?////」
にこ「ほら、1枚目がちゃんと撮れたら、2枚目は真姫ちゃんの好きなポーズでいいから」
真姫「わ、私の好きなポーズっ!?////」
にこ「ほら、行くわよっ!」
真姫「わ、わかったわっ!!」キリッ
にこ「せーのっ!!」
ほのにこまき「「「にっこにっこにー」」」
パシャッ
にこ「うん!なかなかの出来じゃないっ!!」
穂乃果「おお!本当だ!」
穂乃果「真姫ちゃんはちょっと照れちゃってるけど…」アハハ
真姫「しょ、しょうがないでしょっ!!///」カァッ
にこ「ん、まあ真姫ちゃんにしては頑張った方だし、別にいいと思うわ?」
真姫「あ、ありがと…///」
筐体<それじゃあ、2枚目を撮影するよ!
真姫「2枚目は…その…私の好きなポーズでいいのよね?」
にこ「ええ、1枚目の出来もバッチリだったし!」
穂乃果「穂乃果もいいよ~」
真姫「そ、それじゃあ…///」
真姫「にこちゃんは私の左側に、穂乃果は私の右側に立ってくれる?」
にこ「ここ?」
穂乃果「立ったよ~」
真姫「そうしたらその………///」
ほのにこ「「??」」
真姫「私の腕に抱き着いてくれる?///」
穂乃果「ん~…こんな感じ?」ピトッ
にこ「ん、こんな感じでいいの?」ピトッ
真姫「っ!?///」
真姫「そ、そうよ!///それで笑顔で…おねがい…////」
穂乃果「うん!」ニコッ
にこ「笑顔ならまかせないさいっ!」ニコッ
パシャッ
真姫「…///」ポー
穂乃果「あ………この反対側の方って………」モヤッ
にこ「うん、なんか真姫ちゃんがすっごい幸せそうな顔でいい感じじゃない♪」
ほのまき「「っ!?っ!?」」
真姫「で、デッショ~っ!///」
穂乃果「あ!え、えっと…3枚目は穂乃果の好きなポーズでいいんだよねっ!?」
にこ「あ~まあ、流れ的にそうね…別にいいわよ?」
真姫「…///」ポー
にこ「ね?真姫ちゃん?」
真姫「へっ!?///え、ええ!そ、そうねっ!!///」
筐体<それじゃあ、3枚目を撮影するよ!
穂乃果「じゃあ、にこちゃんは前の方のこのあたりに立ってて~」
にこ「……………わかったわ」
穂乃果「で、真姫ちゃんがちょっと間をあけてこのあたりでお願いね?」
真姫「へ?間を空けちゃうの?」
穂乃果「うん!立っててそのままにしといて~」
真姫「ええ、わかったわ…」
穂乃果「そのままだよ~動いちゃだめだよ~」
真姫「ええ!」
にこ「………はいはい」
穂乃果(よしっ!前回はちょっと失敗…)
穂乃果(っ!?///)カァッ
穂乃果(え、えっと…///失敗しちゃったけど…///)
穂乃果(撮影する直前くらいに、後ろからにこちゃんと真姫ちゃんに抱き着いて~)
穂乃果(二人の照れてる1枚を撮っちゃうぞ~)ワクワク
にこ(あ~…またやる気なのね…穂乃果のやつ…)
にこ(前回はあんな失敗を…)
にこ(っ!?///)カァッ
にこ(あ、あんな失敗をしたってのに…///)
にこ(うん…まあ、今回はまた同じ失敗なんてしないわよね…)ウン
真姫(ん~~~穂乃果は立ったままでいいとは言ったけど…)
真姫(プリクラなのにただ立ったままの写真っていうのはちょっと…)
穂乃果(よ~し…そろそろ抱き着き準備だね…)
真姫(やっぱりポーズとっていいか確認してみようかしら?)
穂乃果(いまだっ!!)バッ
真姫「穂乃果?やっぱりポーズ何かポーズを…」クルッ
穂乃果「えっ!?ちょっ!?なんで真姫ちゃん、ふりかえっちゃったのっ!?」ビクッ
真姫「ヴェェェェッっ!?な、なんで飛びかかる寸前みたいになってるのっ!?」ワタワタ
穂乃果「わわわわわわ!!このままだとこの前みたいにっ!?」
真姫「へ?この前っ!?」アタフタ
穂乃果(真姫ちゃんのくちびるから少しでも離れるために、にこちゃんの方へ行かないとっ!!)グイッ
にこ「へっ!?なにやってんのよっ!?あほのかっ!?」クルッ
穂乃果「えぇっ!?そこでにこちゃんが振り向いちゃうのっ!?////」ギューーーーーーーーーーーーーーー
にこ「へ?ムグッ!?」
ホッペニチュッ
にこ「っ!?っ!?…//////////////////」カァッ
穂乃果「っ!?…//////////////////////////////////////////////////////」カァッ
真姫「っ!?っ!?」
パシャッ
穂乃果(…////ま、またにこちゃんと…/////////)カァッ
にこ(…////ま、また穂乃果と…/////////)カァッ
真姫(えっ!?ちょっとっ!?何が起きたのっ!?)アワアワ
にこ「…///」プルプル
真姫「なっ…なっ…////」フルフルフルフル
穂乃果「え、えっと~…/////////////」
穂乃果「…あっ、ばっちり撮れてるねっ!///////////」
真姫「ば、ばっちり撮れてるねっ!じゃないわよ~~~~~~////////////////////////」
真姫「なんで、いきなり穂乃果がにこちゃんとキスしてるのよっ!?////」
筐体<3枚目の撮影が完了したよ!
穂乃果「い、いや~///こ、これは事故で…////」
真姫「事故…ね…///」
にこ「…///」プルプル
筐体<使用する写真を選択してね!
穂乃果「…ん~っと…//////」
穂乃果「えいっ!えいっ!えいっ!えいっ!」
筐体<1つ目…2つ目…3つ目…これで…メダルの作成中だよ!
真姫「へ?」
にこ「ちょっとぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!////////////////////」
にこ「なんでまた連打しちゃってるのよっ!?////////」
穂乃果「だ、大丈夫!真姫ちゃんのは2枚目のを選んどいたからっ!!」キリッ
にこ「そういう問題じゃないわよ~~~~////」
筐体<メダルとネックレスはメダル自動販売機の方から出てくるよ!
にこ「だあーーーーーっ、あれ見分けがつかないのにっ!!なんてことしてくれるのよっ!?」ダッ
穂乃果「あっ、にこちゃんっ!?」
真姫「えっと…私はにこちゃんを追ってくるわね?」ダッ
穂乃果「うん、お願い~」
筐体<ネックレスの作成が完了したよ!
穂乃果「あ、今回も無事終わったみたいだね…///」エヘヘ
筐体<次はどうする?
穂乃果「え、えっと…///前回と同じ感じで…///」イソイソ
--土曜 夕方 動物園(自動販売機コーナー)--
にこ「ああ…やっぱりキャンセルボタンは実装されてないのね…」
ゴトンッ ゴトンッ ゴトンッ
にこ「はぁ…まったこっぱずかしいアイテムが…///」
真姫「……にこちゃん?」
にこ「っ!?///ま、真姫ちゃんっ!?」
真姫「さっき…穂乃果とその…///」
にこ「あ~~あれは事故なんだから気にしなくていいわよ?」
真姫「………でも大丈夫なの?」
にこ「へ?ケガなら…「そうじゃなくて!」…真姫ちゃん?」
真姫「相手は穂乃果とはいえ、女の子よ?気分が悪いとかそういうのは…」
にこ「あ~…別にそこは私は気にしないから大丈夫よ?」
真姫「っ!?」
真姫(つ、つまり…//にこちゃんは女の子同士のキスもOKってことよねっ!?///)グッ
にこ「思えば、こころやここあがほっぺにしてきたりするからね~」
にこ「それに穂乃果とはもう…」ボソッ
真姫「ん?にこちゃん?いまなにか…」
穂乃果「おっまたせ~~~!!」
にこまき「「っ!?っ!?」」
穂乃果「はい、にこちゃん!1枚目のやつ!」ニコニコッ
にこ「ん、ありがと…」
穂乃果「はい、真姫ちゃんにも!」
真姫「え?これは?」
穂乃果「さっき撮影した写真はね、メダルだけじゃなくてこんな風にプリクラにもなるの!」
真姫「へぇ~そうなのね」
穂乃果「だから、記念に!ね?」
真姫「あ、ありがと…////」
穂乃果「あ、にこちゃん!ネックレス回収した?」
にこ「へ?あ、ああ…そうね…」ゴソゴソ
にこ「あ…どの動物のメダルかわかるようにシールがつくようになったのね…」
穂乃果「ほぇ~」
にこ「はい、真姫ちゃん!ヒョウのメダルネックレスね」スッ
真姫「あ、ありがと…///大切にするわっ!!///」
にこ「ええ、にこも大切にするわよ~」
にこ「それで次は…」
にこ「クマのメダルネックレスだけど…」
穂乃果「は~い!」
にこ「へ?今回はクマでいいの?」
真姫「え?」
穂乃果「うん♪」
にこ「じゃあ、はい」スッ
穂乃果「ありがと♪」
にこ「それで最後に………あ、キーホルダーって言ったつもりだったんだけど…」
穂乃果「ふぇっ!?ご、ごめ~ん…」エヘヘ
にこ「はぁ…まあネックレスでもいいけど…」
真姫「あ…にこちゃんもネックレスってことは…」
真姫「これって私達3人でお揃いのネックレスってことよねっ!?」キラキラッ
にこ「ん、そうね~」
穂乃果「え?そ、そうだねっ!!」
真姫「うん、肌身離さずつけとくようにしようかしら?」
にこ「いや…自販機のネックレスだし、ずっとつけとくとすぐ壊れちゃうんじゃないの?」
真姫「っ!?じゃ、じゃあ、つけずに大事にとっておくわ!!」
にこ「…うん、そうしときなさい…」
穂乃果「お気に入りの小物入れとかにしまっておくといいよっ!!」
真姫「うん、そうね…そうするわ!」
にこ「よしっと!そろそろいい時間だと思うんだけど?」
真姫「ん…そうね」
穂乃果「ふぇ?なになに?」キョト
にこ「…あんたの楽しみにしてたディナーの時間だけど?」
穂乃果「おおっ!ディナーっ!!」キラキラッ
にこ「えっと…お店の位置は真姫ちゃんにまかせてもいいの?」
真姫「ええ、ませておいてっ!!」
真姫「それじゃあ、いきましょうか?」
穂乃果「うんっ!」
にこ「ええ、案内お願いね?」
本日投下分、以上となります
うまくまとまればあと1回、まとまらなくても2回くらいの投下でこのスレを完結させたいと思います
乙ありです!&宣言通りなんとか1回でまとまったので、今回の投下で完結させます
それでは投下していきますね
--土曜 夜 某所レストラン入口--
穂乃果「おおっ!なんかすごい豪華な場所だ…」
にこ「えっ!?これドレスコードとか大丈夫なの?」
真姫「ええ、見た目はちょっと立派に見えても中は普通のレストランよ?」
穂乃果「ふぇ?ドレス…コード?」
穂乃果「穂乃果もにこちゃんもドレスじゃないし、コードなんてスマホの充電用のやつしかないよ?」
にこ「真姫ちゃんもドレスじゃないうえに、コードってそういう意味じゃないっての…」
穂乃果「だ、だよねっ!!じょ、冗談だよ!冗談っ!!」アハハ
にこ「………じゃあ、説明しないけど?」ジトッ
穂乃果「っ!?」
穂乃果「ついごまかしちゃったけど、ドレスコードがわかりませんっ!だから教えてください!」モギューーー
にこ「ぬわぁんで抱き着いてきたのよっ!?//」ガーン
にこ「えっと…まあ、簡単に言うと服装のルールのことよ?ここに来るならそれにふさわしい服装をしてくださいってこと」
穂乃果「え、え~っと…」
にこ「レストランだと、高級レストランなのに相応しくない私服なんて着て来店しないでくださいとかそういう感じなんだけど…」
穂乃果「っ!?」
穂乃果「にこちゃんの服も可愛いし穂乃果の服もにこちゃんが可愛いって褒めてくれた服だもん!」
穂乃果「高級レストランにふさわしくないなんてこと絶対ないよっ!!」
にこ「なっ!?///」カァッ
にこ「そういう意味じゃないっての!///」
にこ「あ~…もっとわかりやすく説明するわ…」
にこ「えっと…代表的なのだと結婚式とかお葬式だろうけど…穂乃果は参加した経験ある?」
穂乃果「ん~…小さい頃に連れていかれたような気もするけど…」
にこ「まあそうよね…えっと…それじゃあ身近なところだと…」
にこ「あ!音ノ木坂の入学式とかあるでしょ?その時の保護者の人の中で私服とか作業着で来てる人とかいた?」
穂乃果「えっと…そういわれると…みんなスーツとかだったかも…うちのお父さんとお母さんもそうだったし…」
にこ「ん、つまりはそういうことよ~」
にこ「まあ、すっごく簡単に言うと~」
にこ「うちの店はお客様にスーツやドレスで来てもらうようなルールになっています」
にこ「だから、ルールを守れない方はお店に入らないでください」
にこ「っていうのがドレスコードよ?」
穂乃果「おお、わかったよっ!!」
真姫「………穂乃果がわかったなら、抱き着くのをやめてもいいと思うんだけど?」
ほのにこ「「っ!?っ!?///」」パッ
真姫「だいたい…なんで穂乃果はドレスコードの質問するだけでにこちゃんに抱き着くのよ…」
穂乃果「へっ!?い、いやぁ~にこちゃんが説明しないって言って焦らせるからぁ~…」アハハ
にこ「にこのせいにするんじゃないわよ!あんたが冗談とか言って誤魔化そうとしたからでしょーが…」
穂乃果「うぅっ…ご、ごめんなさい…でもつい勢いで…」シュン
真姫「…勢いって………穂乃果らしいといえば穂乃果らしいけど…」ハァ
にこ「まあ穂乃果の自業自得ってことよね~」ヤレヤレ
真姫「そういうにこちゃんもよっ!」
にこ「へ?」
真姫「なんで穂乃果に抱き着かれてそのままだったのっ!?」
にこ「え?」
真姫「どうなのっ!?」
にこ「いやそれは…」
真姫「…それは?」
にこ「別に無理して引き剥がす理由もなかったからだけど?」
真姫「え?」
にこ「逆に真姫ちゃんなら引き剥がすの?」
真姫「ヴェェェェッっ!?そ、それは…」
にこ「それは?」
真姫「引き剥がさないわっ!!」キリッ
にこ「………まあそういうことよ」
真姫「えっとそれじゃあ…確認するけど…」
真姫「穂乃果はつい勢いでにこちゃんに抱き着いて…」
穂乃果「う、うん!そうだよっ!」
真姫「にこちゃんは穂乃果を引き剥がす理由がなかったからそのままにしておいただけなのね?」
にこ「そうだけど?」
真姫「…」
穂乃果「ま、真姫ちゃん?」
にこ「どうしたのよ?」
真姫「ううん、なんでもないわ!………ちょっと考えすぎちゃったみたいね」
にこ「考えすぎ?」
真姫「へっ!?え、えっと…な、なんでもないってっ!ほ、ほらっ!早くお店の中にはいりましょっ!?」
穂乃果「だ、だよねっ!!いやぁ~どんなご飯が出てくるのか今から楽しみだよ~」
にこ「…まあ、真姫ちゃんがそれでいいならいいんだけどね…」
--土曜 夜 某所レストラン内--
ほのにこまき「「「ごちそうさまでした」」」
穂乃果「うん!すっごい美味しかった!!」キラキラッ
にこ「そうねぇ~コースで出てきた料理、全部美味しかったものね~」ウットリ
真姫「ええ、なかなか良かったわ」
にこ「ねえ、真姫ちゃん」
真姫「なに?にこちゃん?」
にこ「今日は動物園だけじゃなく、こんなに豪華で美味しいディナーまでご馳走してくれて本当にありがとうね」ニコッ
真姫「!」パァッ
真姫「べ、べつにっ!///たまたま無料券があったからその…」
真姫「っ!?///」
真姫(だ、だめよ私っ!!ここは仲良くなるために素直に!素直によっ!!)
真姫「…///」コホン
にこ「真姫ちゃん?」
真姫「わ、私こそ…///その…今日は私の誘いを受けてくれてありがとう…///」
真姫「それにお弁当だって嬉しかったし、私にとっても今日は凄くステキな思い出になると思う…///」
にこ「真姫ちゃん…」フフッ
穂乃果「ほ、穂乃果もっ!!穂乃果もすっごい楽しめたよっ!!真姫ちゃん!ありがとっ!!」
真姫「穂乃果…///」
真姫「うん…にこちゃんも穂乃果も喜んでくれて本当にすごく嬉しいわ…///」
真姫「だからね…その…また機会がある時はね…できれば…その…今度はふた…////」
穂乃果「うん!また3人一緒に遊びに行こうねっ!!」
にこ「ええ!そうね!」
真姫「え、ええ…///」
真姫(…)
真姫(できれば…にこちゃんと穂乃果は先週ふたりっきりで出かけたんだから…)
真姫(私もふたりっきりで出かけれたらとも思ったんだけど…)
真姫(そうよねっ!今日は3人だからこんなに楽しかったんだものねっ!)
真姫(穂乃果の言う通り、また3人で行くのが一番よね!)ウン
真姫(ふふっ…次はいつパパから無料券をもらえるかしら?)
--土曜 夜 住宅街(とある十字路付近)--
にこ「ん、そろそろ真姫ちゃんとはお別れね」
真姫「えっ!?」
にこ「いや…真姫ちゃんちはあっちでしょ?」
真姫「あ…もうここの十字路までついてたのね…」
穂乃果「おおっ!本当だ!!なんか早かったねぇ~」
にこ「そうね~なんだかんだでずっとしゃべってたからね」
穂乃果「それじゃあ、またねっ!真姫ちゃん!」バイバーイ
にこ「じゃあね、真姫ちゃん」フリフリ
真姫「え、ええ…」
にこ「真姫ちゃん?」
にこ「!」
にこ「なぁ~に、真姫ちゃん?」ニヤリ
にこ「もしかしてぇ~…にこ達と別れるのがイヤで寂しくなっちゃったの?」ニヤニヤ
真姫「……///」コクリ
にこ「………へ?そ、そうなの?」
真姫「………///」コクリ
にこ「はぁ~仕方ないわねぇ~…」
にこ「ってことで、穂乃果?にこは真姫ちゃんを家まで送っていくから…」
穂乃果「穂乃果も一緒に行くっ!」
にこ「へ?でも結構時間も遅いし…先に帰ってくれてても…」
穂乃果「こんな状態の真姫ちゃんを放っておけないよっ!穂乃果も一緒に行くっ!」
真姫「…穂乃果///」ジーン
にこ「ん、それならにこと穂乃果で真姫ちゃんを送ってから2人で帰るわね?」
真姫「なんかごめんなさい…私の我儘で…」
にこ「珍しい真姫ちゃんのわがままですもの、それに真姫ちゃんの家に送るくらいどうってことないわよ~」
穂乃果「うん!気にしないでいいよ、真姫ちゃん!」
真姫「にこちゃん…///穂乃果…///」
--土曜 夜 真姫宅前--
真姫「本当にここまで送ってくれてありがと!にこちゃん、穂乃果!」
にこ「だから、気にしなくっていいって言ってるでしょ?」
穂乃果「そうだよ~気にしないで!」
真姫「………うん、ありがと…///」
真姫「それじゃあ、ふたりも気を付けて帰ってね?」フリフリ
にこ「ええ、それじゃあね、真姫ちゃん」フリフリ
穂乃果「またね~真姫ちゃん!」バイバーイ
:
--土曜 夜 穂乃果宅付近--
にこ「ん、もう穂乃果の家の近くについたわね」
穂乃果「あ、ほんとだ…」
穂乃果「もうちょっと穂乃果の家が遠ければよかったのにな…」
にこ「今日は真姫ちゃんを送ったりしてだいぶ遅い時間だし、これ以上遠かったらたまらないわよ…」
穂乃果「む~、だから、そういう意味じゃないんだけどなあ…」ボソッ
にこ「ん?なにかいった?」
穂乃果「へ?ううんっ!なんでもないよっ!?」
にこ「それじゃあ穂乃果、おやすみ~」
穂乃果「あ!待ってっ!にこちゃんっ!!」
にこ「ん、どうしたのよ?」
穂乃果「えっと…その………明日って空いてたりしないかなぁ~なんて…」
にこ「へ?明日?別に空いてるけど?」
穂乃果「ほんとっ!?」パァァッ
にこ「空いてるのはいいんだけど、何するの?」
穂乃果「ほぇ?」
にこ「いや…"ほぇ?"じゃなくて…空いてるかどうか聞いたってことは何か用事があるんでしょ?」
穂乃果「え?穂乃果はただにこちゃんと………~~~っ!?////」カァッ
にこ「へっ!?」ビクッ
にこ「えっ!?穂乃果っ!?なんでにこの名前を言った後に急に真っ赤になって黙っちゃったのっ!?」
穂乃果「えっとっ!?いやっ!そのっ!?あっ、あれっ!?あのっ!///」ワタワタ
にこ「なんで慌て始めちゃうのよっ!?」ガーン
穂乃果「へっ!?いや、慌ててるわけじゃなくってそのっ!えっと~~~っ!?///」
穂乃果「そ、そうっ!」
にこ「っ!?」ビクッ
穂乃果「この前、にこちゃんにいろいろ教えてほしいって言ったでしょっ!?」
穂乃果「だからね…明日も教えてほしいなぁ~って思ったんだけど…」
穂乃果「だ、ダメ?」ウワメ
にこ「え?そのくらい別にいいけど?」
穂乃果「!」パァァッ
穂乃果「ありがと!にこちゃんっ!!」モギューーー
にこ「だあーーーーーっ///だから急に抱き着くんじゃないってのっ!?///」
にこ「あ~…でも明日の午前中はちょっと忙しいから…午後からでいい?」
穂乃果「うん!それでも全然いいよっ!」
にこ「ん、それなら明日行けそうな時間がわかったら連絡して向かうわね」
穂乃果「うん!!にこちゃんからの連絡楽しみに待ってるねっ!!」
にこ「ええ、それじゃ、また明日ね、穂乃果」フリフリ
穂乃果「また明日ね!にこちゃん!!!」バイバーイ
にこ「おやすみ~」クルッ
穂乃果「にこちゃんもおやすみ~」バイバーイ
にこ「…」テクテク
穂乃果「明日のデ……~っ///あ、明日も楽しみにしてるからねっ!!!」
にこ「はいはい」フリフリ
--土曜 夜 穂乃果自室--
穂乃果「えへへ~///」ベッドボフッ
穂乃果「明日もにこちゃんと遊ぶ約束しちゃった♪」エヘヘ
穂乃果「うん…すっごくうれしいかも…///」ニヘラ
穂乃果「…」
穂乃果「それにしても…さっきはちょっと焦っちゃったなぁ~…」アハハ
『え?穂乃果はただにこちゃんと一緒に過ごしたいだけだよ?』
穂乃果「…///」ボフッ
穂乃果「うぅ~///もう少しでにこちゃんに恥ずかしいセリフをいっちゃうところだったよ…///」アハハ
穂乃果「あっ!そうだっ!!」
穂乃果「~♪」ゴソゴソ
穂乃果「えへへ…動物園で買ってきたパンダのぬいぐるみとクマのぬいぐるみ♪」
穂乃果「仲良しな感じで2つ並んでたから、ついつい買ってきちゃったけど…」
穂乃果「やっぱりいい感じだなぁ~♪」エヘヘ
穂乃果「それに…」カパッ
穂乃果「今回のネックレスで、ネックレスもパンダとクマで揃えることができたし♪」
穂乃果「中の写真も両方ともにこちゃんとお揃いだし♪」
穂乃果「~♪」エヘヘ
穂乃果「うん…はやく明日になってくれないかなぁ~♪」
--土曜 夜 真姫自室--
真姫「っていう感じで、私はにこちゃんと穂乃果とまた一歩仲良くなってきたわっ!」ドヤァ
ことり『う、うん…よかったねぇ~』アハハ
海未『ええ…真姫が穂乃果とにこと仲良く動物園を満喫してきたのはすごくよくわかりましたが…』
真姫「ええ、当然よっ!」デッショー
海未『そうではなくてですねっ!!』
真姫「へ?」
海未『穂乃果とにこはどんな様子かを見てくる…第6回ほのにこ会議の時にそう頼みましたよね?』
ことり『真姫ちゃんも"まかせてっ!"って言ってくれたと思ったんだけどぉ…』
真姫「あ…」
真姫(し、しまったわ!ふたりとの動物園がおもしろすぎてうっかり忘れちゃってたわっ!)ガーン
海未『………いま…"あ"とか言いませんでしたか?』
ことり『うん、ことりもそう聞こえたなぁ…』
真姫「あ、あたりまえでしょっ!忘れてるわけないじゃないっ!!って言うところだっただけよっ!」
海未『…それなら聞かせてもらいましょうか』
ことり『うん♪真姫ちゃん、おねがぁ~い♪』
真姫「そうね…にこちゃんと穂乃果は…」
海未『穂乃果と…』
ことり『にこちゃんは?』
真姫「うん、ちょっとした事故とかはあったけど…いつも通りの二人だったと思うわっ!」
ことうみ『『っ!?っ!?』』
海未『事故っ!?事故ってなんですかっ!?』クワッ
真姫「へ?えっと…プリン用のスプーンを落としたり、勢い余った穂乃果が転びそうになったりとか…」
真姫「あ、でも両方とも2人にケガはなかったし、心配することはないわ!」
ことり『いつも通りっ!?いつも通りだったのっ!?』
真姫「ええ、最近のにこちゃんと穂乃果、そのままの感じだったわよ?」
海未『その"最近の"穂乃果とにこの様子がおかしいから様子を見てほしいと頼んだのではないですかっ!!』クワッ
ことり『そうだよ~先週あたりから急に穂乃果ちゃんとにこちゃんの仲が良くなったから様子をみてほしかったのに!』ピィッ
真姫「っ!?そ、そうだったわね…」
真姫「その…ごめんなさい…」シュン
海未『はあ…まあ、過ぎたことはしょうがありませんね…』
ことり『そうだよね…穂乃果ちゃんとにこちゃんと一緒に遊びにいったら楽しくてつい忘れちゃうよね…』
真姫「…////」
真姫「ふたりとも本当にごめんなさい…」
真姫「またにこちゃんと穂乃果を遊びに誘うからその時には絶対…」
海未『…いえ、それにはおよびませんよ』
真姫「っ!?………どういう意味かしら?」
ことり『それは~』
真姫「…それは?」
海未『来週は私とことりが穂乃果から直接話を聞こうと思います』
真姫「えぇっ!?そんなっ!ずるいわよっ!」
ことり『それを言ったら今日穂乃果ちゃんとにこちゃんを独占してた真姫ちゃんだってずるいんだからねっ!』
真姫「うっ…そ、それは…」
海未『真姫…今回は事前に言った通り、私たちは真姫の邪魔を一切しなかったでしょう?』
海未『そのためのほのにこ会議なのですよ?』
真姫「それはそうだけど…」
ことり『だからぁ~来週は私と海未ちゃんにまかせてほしいの♪』
真姫「………そうね、そういう約束だものね…」
真姫「ええ、わかったわ…」
海未『はい、それではそういう手筈で…』
海未『それでは第7回ほのにこ会議はこれにて終了とします!』
ことり『おつかれさま♪』
真姫「おつかれさま」
海未『はい、おつかれさまでした』
:
真姫(そうだったわね…)
真姫(来週は穂乃果と遊べないのがちょっと残念に思うけど…)
真姫(そこは海未とことりと決めたことだものね!)ウン
真姫(来週はとりあえず二人に譲りましょう…)
真姫(それに来週以降にもチャンスはあるだろうし!)
真姫(今日は私だけじゃなく、にこちゃんも穂乃果も楽しそうだったし!!)
真姫(うん、まだまだこれからなんだからっ!!)グッ
~真姫「ついに明日ね…にこちゃんと穂乃果との念願のデートっ!!」 完~
ということで、去年のにこ誕に建てた前作の続きスレですが、今年のにこ誕1週間前になんとか完結です。
更新ペースが遅すぎて、読んでる人もだいぶ減ってる気もしますが…
ここまで読んでくださった方はありがとうございました
特に乙コメントを投下の度にくれた方には感謝です!
前作の1/3の長さなのに完結までに2倍かかってるというダメなペースだったのだけすいませんでした…
ただでさえ前回と展開が被り気味になるから構成が難しかったうえに、
かけもち長編SS持ちながら、間に短編SS書いてたからこんなことに…
ちなみに前スレのアンケート結果通り、次スレは以下を予定です
海未「幼馴染同士で出掛けませんか?」ことり「うん、いいよ♪」穂乃果「にこちゃんもどうかなっ?!」にこ「へっ!?」
※ただし、スレタイの文字数制限の関係でスレタイ自体は短めに変わってしまうのでご了承を
よろしければ、次スレ以降もお付き合いいただければ幸いです
次スレ誘導っていります?
必要なければ、そろそろhtml化依頼かけようかなと思うんですけど
需要あれば、次スレ立てる時まで残しときます
>>417お願いします
>>418
了解です、それならとりあえず次スレ誘導用に依頼かけずに残しておきますね
ほのにこイベが来てしまったのと、他に1作書く予定があるので更新遅れそうです…
10月末あたりを目標に投下できれば…できなくても11月中には投下できるようにはします
自己保守
次スレたててきました
海未「久々に私達だけで出掛けませんか?」穂乃果「うん、にこちゃんも一緒にね!」
海未「久々に私達だけで出掛けませんか?」穂乃果「うん、にこちゃんも一緒にね!」 - SSまとめ速報
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