エレン「............ハッ！？」

アルミン「おはようエレン、すごい汗だね」

エレン「また親父の夢を見たんだ.......最後に親父と会った時の夢を....」

アルミン「どんな夢だったの？」

エレン「ハーレムが築ける薬ってやつを打たされた.......」

アルミン「は？」

エレン「いや俺だって意味わかんねぇよ....でも」

アルミン「現にあれからエレンは無意味にモテまくる」

エレン「！？」

アルミン「昔は異性の友達はミカサだけだった....いや、ミカサは家族だから女友達はゼロか...」

アルミン「でも今は違う、訓練兵団一の夜の暴れん坊将軍」

エレン「やめろっ！」

エレン「俺はそんな気ねぇよ！いつもあっちの方から誘ってくるんだ！」

アルミン「それがモテるってことだよ、多分お父さんの薬でね」

エレン「.........やっぱりあれが原因かぁー」


ガチャ

ライナー「エレン、話がある」

エレン「ライナー....ベルトルトも...」

ベルトルト「君達の話を勝手ながら聞いてたけど、これで確信が持てたよ」

ライナー「前々から怪しいと睨んでたがな」

ライナー「お前が座標だったんだな」


エレアル「？？？」

エレン「俺が座標？.....座標って？」

ライナー「まぁわからなくて当然か、詳しく話すから聞いてくれ」


ライナー「俺が鎧の包茎で...」

ベルトルト「僕が超小型素チンなんだ」


ライナー「俺達の故郷が今壊滅の危機にある」

俺達の故郷は壁外にある小規模な村だったんだ、貧しい村だか人情温かく良い村だったらしい。

でも奴が来て幸せな生活は崩れた、獣（けだもの）の巨人って奴が村に突然やって来たんだ。

獣の巨人は村の女を犯し続けた。男達は奴にアソコを全員引っこ抜かれた。

獣は暫くして村を出て行ったが、村の悲劇はここから始まったんだ。



生まれてくる子供全員が恐ろしい程モテない

エレン「........」

アルミン「........」

ベルトルト「僕達はその子供達の一人だよ」

ライナー「このままでは俺達の代を最後に故郷が消滅しちまう！！助けてくれ！」


エレン「........どうやって？」

ライナー「俺達故郷に来てくれ」

エレン「やだよ」

ライナー「一生のお願いだ！」土下座

エレン「うーん、お前等の故郷かぁー.....土下座までされたらなぁ....でもなぁ」

ベルトルト「なら座標を渡してくれるだけで良い」

エレン「座標ってモテる薬のことか？打たれただけで持ってるわけじゃないぞ」

ベルトルト「大丈夫。効果だけを移すことができるんだよ」

エレン「まじかっ！！」