【艦これ】提督「平和な鎮守府の日常」 陸奥「その3」 (537)

※艦隊これくしょんのSSです。

※スレタイが若干変わっていますが、下の作品の続きです。
 2作前:【艦これ】提督「この平和な鎮守府の日常」2
 【艦これ】提督「この平和な鎮守府の日常」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421932829/)

※荒らし、コメ上の喧嘩、批判等は控えてください。

※オリジナルキャラクター・設定・人名&実在の地名あり。

※口調崩壊・性格崩壊あり。

※誤字脱字、駄文、妙な改行あり(特にスマホ版の方には読みにくいかもしれません)


◇1つ前の話はこちら。
 【艦これ】那智「皆に慕われる提督」
 【艦これ】那智「皆に慕われる提督」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435667339/)


以上のことを踏まえて、それでも大丈夫だよという方は下へどうぞ。

暖かい目で見ていただけると嬉しいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436962792

【今現在のリクエスト状況】

・阿賀野型  ・瑞鶴  ・ケッコンできなかった艦娘達  ・皐月(戦闘)  ・白露型  ・五月雨&涼風

【起床】

 ―朝6時、提督の私室―

コンコン

陸奥「提督?提督ー?」

シーン

陸奥「失礼するわよー…」ガチャ

提督「ZZZZ……」

陸奥「もう…まだ寝ていたのね…」

提督「ZZZZ……」

陸奥「てーいーとーくー?早く起きないと、朝の点呼に間に合わないわよ~?」ユサユサ

提督「ZZZZ……」

陸奥「もぉ…………起きないとぉ~、イ・イ・コ・トしちゃうぞ~?」ササヤキ

提督「ZZZZ……」

陸奥「……………………」

提督「ZZZZ……」

陸奥「………………おや?第三砲塔の様子が―」ボソッ

提督「起きるから爆発はやめてっ!!」ガバッ


【続く】

【手段】

 ―数分後、廊下―

提督「ったく……すごく寝覚めの悪い起こし方だったぞ…」

陸奥「だって提督起きなかったから…」

提督「まさか、目覚まし時計の電池が切れてたとはな…。けど、もっと良い起こし方とかあっただろう?」

陸奥「うーん…そうねぇ…」

提督「思いつかないのか?例えば、頬を叩くとか……」

陸奥「砲撃するとか?」

提督「部屋が俺ごと消し飛ぶからやめろ」

陸奥「耳元で、メガホンで叫ぶとか」

提督「鼓膜が破れちゃうから。聴覚障害で提督クビとか嫌だから」

陸奥「提督のあそこを、こう、艶めかしくさすって…」

提督「朝っぱらから何させてんだ」

陸奥「なら、裸エプロンで―」

提督「ちったぁまともな起こし方を考えろや!!」


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪提督/雫石 縁(しずくいし えん)≫

本作の主人公。関東・逗子第参鎮守府の司令官。年齢は20代前半。海軍学校時代は頭は悪かったが、今は普通に常識人で知識も人並みにはある。ちなみに、

体力はある。根は真面目で仕事もほぼ完璧にこなすが、休日は割とのんびり過ごしている事が多い。艦娘からの信頼も厚く、提督本人も艦娘を信頼している。

艦娘とのケッコンカッコカリの件で、相手の艦娘を決めるのに1日悩んだ末、陸奥とケッコンカッコカリを果たした。本名はごく一部の艦娘しか知らない。

好きな言葉は『石橋を叩いて渡る』。

【舞台設定】

≪鎮守府≫

海軍直属の深海棲艦対策施設。海の無い県を除く各都道府県に、最低1ヶ所ある(最大で4か所)。福井・岐阜・愛知を境にして、西日本ブロックと、

東日本ブロックに分かれている。それぞれの鎮守府には番号が振られていて、本館、艦娘用の寮、入渠ドック、工廠、運動場、室内演習場がある。また、

奇数の番号の鎮守府には、海上演習場が併設されている。間宮や鳳翔の店は本人の希望で開業できる。今のところ海外に鎮守府は無い。

今日はここまでにします。

明日は>>1の都合上、投下する事ができません。次の投下は、明後日の7月17日、午後9時以降を予定しております。

次の投下からは、前作のリクエストを消化していこうと思います。


提督の本名(当然ながら>>1の考えた偽名)が挙げられましたが、ふーん、程度の認識で結構です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

皆様の期待に応えられるように、頑張ります。

それではまた次の投下で。



島風を持っている方…どうやって手に入れましたか?

朝霜持ってたら朝霜リクで、無かったら長波

島風は結構時間掛かったなぁ・・・北方か西方でドロップしました

乙です
島風も雪風もデイリーでレア駆逐回してたら出たし、潜水艦もでる

陸奥との結婚式リクお願いします

こんにちは、>>1です。


1つ、大きな間違いを犯してしまいましたので、報告します。

>>1に書いてある、日常編第二部のリンク先が、日常編第一部のものでした。申し訳ございません。

正しいリンク先は、以下の通りです。↓

【艦これ】提督「この平和な鎮守府の日常」2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428670137/)

ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません。


なお、本日の投下は21時過ぎ頃に予定通り行う予定です。

それでは後ほど。

こんばんは。>>1です。

今日は、阿賀野型の話+αを書いていきます。

>>11
 >>1は朝霜を持っていないので、長波で了解しました。

>>13
  前スレの、陸奥おめでたも含めて、この日常編はこのスレで完結するのかどうかがまだわからないので、保留とさせていただきます。

  申し訳ございません。


それでは、投下していきます。

【修羅場】

 ―14時、工廠―

阿賀野「きらりーん☆新しい阿賀野、どお?」ガシャコン

明石「はい、かっこいーかっこいー(棒読み)」

那珂(これは………)

阿賀野「ふんふんふーん♪」

那珂(ユニットデビューの予感!)

那珂「阿賀野ちゃん!」

阿賀野「あ、那珂ちゃん?どうしたの?」

那珂「那珂ちゃんと一緒に、アイドルデビューしない?」

阿賀野「アイドルデビュー?面白そう!」

那珂「それじゃあ、那珂ちゃんと一緒にアイドル目指して頑張ろー!」

阿賀野「おー!」

ガッシャアアン

那珂&阿賀野「?」

能代「阿賀野姉ぇ…ついに独立…?」

阿賀野「あっ…」

能代「そう…阿賀野姉ぇは、ついに独立するんだね…なんだかすごく悲しい…」グスッ

阿賀野「あ、ううん!これからも阿賀野には能代が必要で―」

那珂「えっ、阿賀野ちゃん…那珂ちゃんとのアイドルデビューの道を捨てるの…?」

阿賀野「いや、そうじゃなくって…ええと…」

那珂&能代「どっちなの!」

阿賀野「ううー…」


明石(何、この…ものすごくどうでもいい修羅場…)


【END】

【世話】

 ―16時、執務室―

能代「まったく阿賀野姉ぇはいつも…」

提督「はは…能代はいつも阿賀野の世話をしてる事が多いな…」

能代「まあ、阿賀野姉ぇは子供っぽいところがあるから…」

提督「でも、妹の能代が姉の阿賀野の世話をしてるんだから、変な話だよな。まるで能代の方が姉みたいだな」

能代「……そうですよね…能代は妹ですよね…」

提督「……まさか、忘れてたのか?」

能代「……さっきまで…」

コンコン

提督「はーい?」

阿賀野「うええ…能代ぉ…」ガチャ

能代「ど、どうしたの阿賀野姉ぇ!?泥まみれじゃない!」

阿賀野「外で走っていたら、転んでぇ…」

能代「もう…じゃあ服早く脱いで!早くしないと、服に汚れが染み付いちゃうから!」

阿賀野「うん…」ヌギヌギ

提督「おい!」

能代「あっ…しまったここ執務室だった!ほら、風呂へ行って汚れ落とそ!それじゃあ提督、失礼します!」

提督「あ、ああ…」


パタン

提督(あれ、姉っていうか母だな)


【END】

【夜】

 ―22時過ぎ、執務室―

矢矧「夜って、いいわよね」

提督「なんだ?お前も川内みたいに夜戦が好きなクチか?」

矢矧「そうじゃないわよ。ただ、夜の雰囲気が好きなだけ」

提督「?」

矢矧「夜になると、街は人工の光で彩られて、昼とはまた違う雰囲気を醸し出してくれる。それに海も、深海棲艦が怖いけど、スリルがあるじゃない?

   何が起きるかわからないって、スリルが」

提督「…艦娘のお前が言うと、リアルで怖いな」

矢矧「あら、あなたは夜の良さがわからないのかしら?」

提督「いや……お前の言う事が理解できないってわけじゃない。むしろ、共感できる。俺も、お前と同じような事を思っていたからな」

矢矧「ふーん、それは遠回しな告白かしら?」

提督「違ぇよ。そんなんじゃない。ただ、そういう話をするのは、それ相応の場を設けて話したいと思ってな」

矢矧「?」

提督「つまりだな」

矢矧「何かしら?」


提督「山のように積まれている未処理の書類を前にして、現実逃避の話をしたくないって事だよ」


矢矧「まだ終わらないのかしら?」

提督「まだ終わらないよ。っていうか、秘書艦のお前も手伝えよ」

矢矧「指がどうも痛くなっちゃって…」

提督「はい、痛いの痛いのとんでけー」

矢矧「雑!」

提督「ほら痛み飛んだだろ?早く仕事しろ仕事」

矢矧「はぁ…仕方ないわね…」


【END】

【クイズ】

 ―15時、執務室―

酒匂「酒匂クーイズ!」

提督「ん?なんだ唐突に」

酒匂「第1問!酒匂の好きな食べ物はなーんだ?」

提督「え?うーん…そうだな…能代の作ったカレー?」

酒匂「せーいかーい!」ピョン

提督「ふむ」

酒匂「第2問!酒匂の好きなものはなーんだ?」

提督「アバウトだな……えーと……すまん、分からないな」

酒匂「正解はー…秘密!」

提督「おいおい…」

酒匂「第3問!現在可視可能な宇宙の広さは直径何光年でしょーか!」

提督「分かるかそんなもん!つか、さっきまで酒匂についての問題だったのに何で急に高校生クイズ並みの問題になるんだよ!」

酒匂「正解はー、直径930億光年!約28ギガパーセクでもOKでしたー!」

提督(何でこいつ知ってるの!?)

酒匂「それじゃー、第4問!」

提督「はあ…これで最後だからな?」

酒匂「はーいっ♪問題はー、最近鎮守府でゲットできる家具コインの数が減ってきています。さて、誰のせいでしょう?制限時間は10秒でっす!」

提督「………………ん?」

酒匂「10~、9~、8~……………時間切れー!」

提督「……いやぁ、分からなかったよ。で、誰のせいだったんだ?」

酒匂「犯人は、夕張ちゃん!」

提督「ちょっと軽巡寮行ってくる」ガタッ


【END】

【夫婦】

 ―18時、執務室―

陸奥「提督、この書類にも目を通しておいて」

提督「ああ、分かった」スッ

陸奥「提督、工廠の阿武隈から新しい装備が開発できたって」

提督「分かった。後で工廠に行って確認してこよう」


伊勢「はえ~…提督と陸奥って、ケッコンカッコカリして夫婦になった割に普通に接してるね。倦怠期?」

提督「あほか。俺は、人目につくような場所でイチャつくようなバカップルじゃねえよ」

陸奥「そうよ。それに、そんな事したら皆が不機嫌になって出撃とかに支障が出るじゃない」

伊勢「まあ、それもそっか。あ、もしかして人目につかない場所でならイチャついているとか?」

提督「馬鹿な事言ってるんじゃない。それよりお前、もうすぐ室内演習場で演習だろ?」

伊勢「あ、そうだった!じゃあ行ってくる!」

陸奥「頑張ってね~」


 ―21時半、提督の私室―

陸奥「なーんて事伊勢が言ってたけど、案外間違ってはいないのよね~」

提督「………まあ、確かにな」


(陸奥を膝枕している提督の図)


提督「確かに、みんなの前でこんな事をしていたら、皆が嫉妬の念に駆られて出撃どころじゃなくなるからな」

陸奥「まあ、私は皆から愛されている貴方を独り占めできて、幸せなんだけど♪」チュッ

提督「ん……ったく…お前ときたら…」

陸奥「………今日は、夜戦する?」

提督「………………明日は仕事があるから、次の休日に、な」

陸奥「了解♪」


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪陸奥≫

長門型戦艦二番艦。艦娘No.2。第参鎮守府・雫石提督とケッコンカッコカリを果たす。駆逐艦の皆が憧れる、理想のお姉さん。意外としっかり者だが、

かつての戦艦・陸奥が謎の第三砲塔爆発によって沈んだせいか、爆発・ドッカーン系アクション映画を見る事ができない。完全にトラウマと化している。

提督に対しては元々誘惑するような仕草をしていたが、ケッコンカッコカリした後は提督に対してデレまくっている。姉の長門との仲は良好。

好きな言葉は『念には念を入れよ』。

【舞台設定】

≪深海棲艦≫

数年前に突如として全世界の海に出現した正体不明の敵。魚の姿を模したもの、魚と人が融合したような姿のもの、人型のものなど、容姿は様々である。

その正体は、かつて沈んだ船の怨霊、この世に蔓延る人々の負の感情が具現化したものとも言われている。一部の深海棲艦は人の言葉を話す事ができる。

エヴァン○リオンの使徒のように、通常兵器では倒す事は出来ず、深海棲艦に対抗できるのは艦娘のみである。

今日はここまでします。

阿賀野型をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?

島風の件につきましては、皆様の意見を参考に、探してみます。


明日はまた、>>1の都合上投下する事ができません。

次の投下は明後日の7月19日、21時以降を予定しております。

>>1の都合で投下する事が出来ず、申し訳ございません(不定期更新…に含まれるんですかね…これ?)。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた次の投下で。


大型建造の狙い目は翔鶴、長門、伊401、矢矧(大和型なんて知らない)。




これまでに>>1が作成した木曾編など、シリアス面のあるスレが他のサイトでは批判されているという事がわかりました。(話がつまらないなど)

そこで、皆様にお聞きしたいのですが、>>1は今後シリアス面のあるスレはやめて日常あるいはギャグ系の話を書いた方がいいですか?

正直に書いてくださると、嬉しいです。


別に悪くないがこの次の作品また選択できるなら木曾リメイク見たいな別にシリアスなくしてとかじゃなくて

あと、>>21で言ってた結婚式の保留だけどおめでたと違って別にその後の生活変わるわけでもないし
このスレの最期で区切りの一つとしていれるとかでいいんじゃないか?

ここのむっちゃんが可愛すぎるので
那珂ちゃんのファンやめます

こんばんは、>>1です。

多くのコメント、本当にありがとうございます。

>>1は、これからもがんばって書いていきます。


>>39
  なんでや!那珂ちゃん関係ないやろ!


今日は、リクエストにあった瑞鶴の話と、ケッコンできなかった艦娘達(吹雪、神通、青葉、妙高)の話を書いていきます。

では、投下します。

【和解】

 ―17時、執務室―

提督「……あっ、しまったな…」

瑞鶴「?どうかしたの?」

提督「いや、明日の出撃艦隊の編成なんだけどさ、シフトの関係で瑞鶴と加賀が同じ艦隊に組まれるんだが…」ポリポリ

瑞鶴「ふーん?」

提督「加賀は瑞鶴が嫌いだし、瑞鶴も加賀が嫌いだろ?だから、誰かと代わってもらって―」

瑞鶴「え?何で?」

提督「へ?」

瑞鶴「別に、加賀さんと同じ艦隊でも構わないけど?」

提督「ど、どうして…?だってお前…加賀とは…」

瑞鶴「仲直りしたわよ?」

提督「……え?」


 ―翌日10時、執務室―

加賀「ではこれより、旗艦・加賀及び瑞鶴、イタリア、ローマ、高雄、愛宕はアルフォンシーノ方面へ出撃いたします」

提督「わかった。頑張ってきてくれ」

瑞鶴「任せて!私と加賀さんが組めば、敵艦隊もイチコロなんだから!」

提督「お、おう…。それじゃ、行ってきてくれ」

加賀「はい、では出撃いたします」

パタン

瑞鶴『加賀さん、帰ってきたら一緒に間宮のアイス食べません?』

加賀『貴方が奢ってくれるのであれば良いけれど』

瑞鶴『えー?』

加賀『……冗談よ。一緒に食べましょう?』

瑞鶴『はいっ!」


提督「俺が見てない場所で何が…」

翔鶴「瑞鶴は、成長したんですね…」

提督「で、お前は加賀とどうなの?」

翔鶴「…………………」

提督「……瑞鶴に負けたのか」


【END】

【願い】

 ―15時、駆逐艦寮・吹雪&白雪の部屋―

深雪「おーい、吹雪ー!一緒に間宮さんトコ行こうぜー!」

吹雪「…………………………はぁ」

深雪「お?どうしたんだ?」

白雪「…ほら、司令官がケッコンカッコカリの相手に陸奥さんを選んだから、吹雪は少しショックを受けてるんです…」

深雪「あー、まだ落ち込んでんの?吹雪はホントに司令官が好きだなー」

吹雪「……選ばれなかった…私にはそんなに魅力がないのかな…」

深雪「あーもー!いつまでもウジウジ悩むなんて、吹雪らしくねーぞ?」

白雪「元気を出してください。それに、あくまでケッコンでもカッコカリです。本当の夫婦になるというわけではないというわけで…」

深雪「それに、もし司令官が吹雪とケッコンしたら、司令官はロリコンの犯罪者になって憲兵さんにしょっぴかれるかもしれなかったんだぞ?」

吹雪「…………でも………です」

白雪&深雪「?」

吹雪「…たとえ司令官がロリコン犯罪者になって逮捕されたとしても、私とケッコンしてほしかったです!!」

深雪「それじゃ逆に司令官がよくないぞ!?」


【END】

【動揺】

 ―14時、軽巡洋艦寮・神通&川内の部屋―

神通「…はぁ……」

川内「もー…神通がそんなに落ち込むなんて、そんなにショック?」

神通「…ええ。提督のケッコンカッコカリ候補に入っていたというのに、選ばれなかったという事がショックで……」

川内「まあ、候補だったのに選ばれなかったっていうのは少し悲しいよね…」

神通「候補に入っていなくて選ばれなかった、ならまだショックは小さかったですけど…」

川内「うーん……」

コンコン

川内「はーい?」

那珂「失礼するよー…」ガチャ

川内「那珂?どうしたの?」

那珂「いやー…駆逐艦の皆から神通ちゃんにお見舞いの品がたくさん来てて…」

川内「え?…あ、もしかして神通が落ち込んでいる様子を皆に見られて、みんなが心配したのかな…?」

神通「…へ?」

那珂「いや―」

川内「ほら、神通。駆逐艦の皆にも心配をかけちゃってるじゃない、もっとシャキッとしなさいよシャキッと!」

那珂「えっとね…そうじゃなくて…」

川内&神通「?」

那珂「駆逐艦の皆が、『訓練が温すぎるなんて、神通さんは病気になっちゃったの?』って心配してきて…」

川内「」

神通「グラウンド5周に10メートルの射撃訓練…そんなにぬるかったですかね?」

川内(温い!普段の神通の訓練に比べると、明らかに温い!神通ってば動揺しすぎ!)


【END】

【動揺②】

 ―13時半、中庭―

青葉「はー……夏ですねー…」

青葉「あ、セミの抜け殻が…。夏の風物詩って事で、カメラに写しちゃいましょう」パシャッ

青葉「でも…紫陽花は枯れちゃってる…この暑さじゃ仕方ないですね…」ションボリ

ワーキャー

青葉「ん?あ、駆逐艦の子達…水着で遊んでる…」

青葉「うーん……よし、写真に撮って次の『日刊青葉』の記事にしましょう」カシャッ

青葉「記事の名前は…えーっと…」

青葉「そうだなー………『夏真っ盛り!鎮守府プール開き!』にでもしますか」

青葉「あ、そういえば家具職人妖精さんが夏に向けて新しい家具を作ったって言ってましたね…」

青葉「じゃあ、妖精さんにも話を聞いて、おすすめの家具をピックアップして記事にしましょう」タタタ


衣笠「誰か助けて!!青葉がスクープ・ゴシップ・スキャンダルを求めない普通の新聞記者になっちゃった!!」


【END】

【動揺③】

 ―16時、重巡洋艦・妙高&那智の部屋―

妙高「あら、もうすぐ演習の時間…じゃあ那智、何かあったらお願いね?」

那智「分かりました。行ってらっしゃい」

妙高「はい、行ってきます」

パタン

那智「………ふむ…」

コンコン

足柄『足柄よ?開けて』

那智「どうぞ」

足柄「失礼するわね」ガチャ

羽黒「し、失礼します…姉さん」

那智「そんなに気を張らなくてもいい。姉妹なんだからな」

足柄「それは置いといて、最近の妙高姉さん、どう?」

那智「…どう、とは?」

足柄「……妙高姉さん、青葉のタレコミで提督のケッコンカッコカリ候補に入ってるって聞いたら喜んでいたじゃない?けど、選ばれなかったから、

   落ち込んでると思ったのよ…」

那智「………………」

羽黒「…でも、妙高姉さんは全然落ち込んでいる様子がありませんでしたし…それほど傷ついてはいないのでしょうか…?」

那智「…………そうだな…」

足柄「…妙高姉さんは強いわね…。私たちよりもずっと…」

那智「…………あまり、傷ついている様子はない。だが、動揺しているのは確実だ」

足柄&羽黒「へ?」

那智「……姉さんが、毎日個人の日誌を司令官に提出しているのは知っているな?」

足柄「え、ええ。知ってるわ」

羽黒「私も、知ってます。1日の何時に何をしたのかっていうのが、正確に書かれてるって、司令官が言ってました」

那智「だが、最近その日誌に異変が起きているんだ」

足柄&羽黒「?」

那智「昨日、姉さんが日誌を書いているところをチラッと見たら…」

足柄&羽黒「……………………」


那智「………書いている内容が全部、スペイン語になってたんだ……」


足柄&羽黒「」

那智「………明らかに、動揺してる」

足柄&羽黒「……動揺の仕方が…微妙…」


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪吹雪≫

吹雪型駆逐艦一番艦。艦娘No.11(改二はNo.226)。提督の初期艦で、頭の出来が悪かった提督に海の戦いや海軍に関する基礎知識を教えた。炊事、洗濯、

裁縫等が得意で、家庭スキルが高い。しかし他の艦娘が個性的過ぎて逆に目立たないのが悩み。吹雪型の皆とよく一緒にいる。鎮守府の駆逐艦の中では、

上位の戦闘能力を持っている。鎮守府創立からずっと一緒にいた提督とケッコンカッコカリできず、今は少し落ち込んでいる様子。

好きな言葉は『備えあれば憂いなし』。

【舞台設定】

≪艦娘≫

深海棲艦に唯一対抗できる者。彼女たちの記憶には過去に存在していた自らの名前と同じ軍艦の記憶が宿っている。出撃時以外は普通の女性と同じほどの、

非力な感じだが、艤装を装備する事で身体能力が格段に上昇する(一部の艦娘を除く)。艦娘の体の仕組みは人間とほぼ同じだが、どう生れるかは不明で、

妖精さん曰く『知らない方がいい』。艦娘である限り、(風邪などを除く)感染症にかかる事はなく、子供を孕む事もない。

今日はここまでにします。

瑞鶴をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?


>>31
  てっきり、カッコガチの方の結婚式かと思っていたのですが、カッコカリの方であれば、このスレの中盤か最後の方で書こうと思います。

 アドバイスありがとうございます。


明日は、ケッコンできなかった艦娘達(比叡、鳳翔、泊地水鬼)と、皐月の戦闘シーンの話を書いていく予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽どうぞ。

それではまた明日。




職場で上司にイヤミを言われて腹が立ったので、大型建造を3000/3000/4000/2000で回したら鈴谷(当然ダブり)が出てきました。

賢い提督は、イヤミを言われて腹が立った程度で無暗に大型建造をしないでね。


最近株が急上昇してる村雨か祥鳳の>>1が書きやすい方リクお願いします

なら最近ボイスが追加された朝潮ちゃんでオナシャス

こんばんは、>>1です。

>>49
  村雨の話は元々書く予定でしたので、村雨と祥鳳両方了解しました。

>>51-52
 朝潮、大潮了解しました。


今日は、ケッコンできなかった艦娘達(比叡、鳳翔、泊地水鬼)と皐月の戦闘シーンの話を書いていきます。

では、投下します。

【異変】

 ―13時、戦艦寮・榛名&霧島の部屋―

霧島「………ふむ…」

金剛「Hey,霧島ー?どうかしたんですカー?」

霧島「金剛お姉様……。いえ、ちょっと…」

榛名「霧島、どうかしたのかしら?」

霧島「……私が、司令からこの鎮守府の艦娘達の戦果を統計する係を任されたのは知っていますよね?」

榛名「ええ」

金剛「もちろんデス」

霧島「それで、先月のデータを集計していたところ…ちょっとした異変が…」

金剛&榛名「?」

霧島「…比叡姉様の戦果が、数か月前と比べて大きく下がっています」

金剛「………それは…」

榛名「やっぱり…」

霧島「司令とケッコンできなかった事が…尾を引いているのだと、思います」

榛名「比叡…吹っ切れたって言ってましたけど…やっぱりショックが引いていないのですね」

金剛「そんな事にも気づけないなんて…MeはSister失格デスね…」

霧島「いえ、そんな事は…」

榛名「やはり、提督も比叡と結婚した方がよかったんじゃ…」

金剛「イエ、榛名?それを決められるのはテートクだけデス。テートクが決めた事に対して私たちがうだうだ言う資格はありまセン…」

霧島「…………でしたら…」

榛名「どうして金剛姉さまは…そんな悔しそうな表情をしているのですか…?」

金剛「………………………」


【続く】

【会話】

 ―20時半、食堂―

比叡「…………ハァ…」

提督「…………………比叡?」

比叡「!………って、司令?」

提督「どうしたんだ、明かりも点けないで…」

比叡「いえ…ちょっと…」

提督「…………もしかして、まだ…」

比叡「…言わないで、ください……」

提督「………やっぱり、まだ…」

比叡「………………ぐすっ」

提督「……………比叡、少しいいか?」

比叡「…………?」

提督「…確かに俺は、お前を選ばなかった…。選ぶ事ができなかった…」

比叡「………………………」

提督「俺は…ただ1人の女性だけを愛したいって信念があったんだ…」

比叡「………………………」

提督「だから…俺は……信念を曲げたくなかった………。だから、俺の事をお前よりも長い間好いていてくれた陸奥と、結婚する事にしたんだ……。

   だから…それで……」

比叡「…………ふふっ」

提督「?」

比叡「………やっぱり、そういうところが司令のいいところなんだと思います」

提督「え……」

比叡「自分の信念を、どんな時も曲げない…。私は、そういうところにも惚れたんですよ」

提督「………………………」

比叡「司令が、陸奥さんとケッコンするって決めたんだから、私にはもう何も言う権利はありません。私の愛した司令が決めた事に従う……それが、

   いい女ってやつでしょう?」グスッ

提督「比叡………」

比叡「それに…ぐすっ…私には……お姉さまが…いるから……ぁ…」

提督「比叡………ッ!」ギュッ

比叡「司令……うわぁ…ああああ……」

提督「ごめん………本当に、ごめん……!」


 ―数分後―

比叡「ふぅ…司令の前で泣いたら、少しすっきりしました。もう大丈夫ですよ」

提督「本当に、ごめんな…。俺が良かれと思って選んだ結果が、お前を悲しませてしまうなんて…」

比叡「もう大丈夫ですって。それと、金剛お姉さまが言ってたけど、『あくまでカッコカリなんだから、カッコガチの相手も陸奥とは限らないネー!』

   って言ってたから、今度は司令を振り向かせられるように、頑張ります!」

提督「……比叡……」

比叡「ではっ!」パタン

提督「……………強い、な」グスッ


【END】

【仲間】

 ―21時過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―

隼鷹「んぐっ、んぐっ…プハぁ!!いやぁ、やっぱり戦いの後の酒は美味いねぇ~!」

鳳翔「………ハァ…」

隼鷹「……鳳翔さん?」

鳳翔「あ………いえ、すみません」

隼鷹「…もしかして、まだ提督の事を諦めきれないの?」

鳳翔「…………図星、です」

隼鷹「いや…結構鳳翔さんって、結構根に持つ方なんだね」

鳳翔「…うっ」

隼鷹「……でもさ、振られた女が振った男の事をいつまでも考えているなんて、それこそ男の方からすれば鬱陶しい事この上ないよ?」

鳳翔「!」ピクッ

隼鷹「根に持つタイプの女なんて、あまり需要がないし…それに、他の皆も鳳翔さんが落ち込んでるのを見たら、皆不安に思っちゃうよ?」

鳳翔「?」

隼鷹「鳳翔さんは、この鎮守府のお母さんみたいな人であり、大切な仲間でもあるんだから。そのお母さんであり仲間が突然落ち込むような事になったら、

   皆はさらに落ち込んじゃうよ。自分が、何かしたのかなぁ…って」

鳳翔「………仲間…」

隼鷹「だから、いつまでもウジウジしてないで、吹っ切れた方がいいと思いますよ?」

鳳翔「…………はい」

隼鷹「よっし、じゃあ鳳翔さん、もう一杯!」

鳳翔「もう、今晩はナシですよ?」

隼鷹「えー…」


【END】

【へだたり】

 ―17時、特別艦娘寮・泊地水鬼&港湾水鬼の部屋―

泊地水鬼「……………………ハァ…」

港湾水鬼「…なんだ?この鎮守府は最近ため息が流行ってるのか?さっきも比叡だの鳳翔さんだのがため息を…」

装甲空母姫「そういうのじゃないわよ。彼女、あの提督とケッコンしたかったのに、できなかったから落ち込んじゃってるのよ」

港湾水鬼「え、そうだったのか?」

泊地水鬼「……………………ハァ…」

港湾水鬼「…ていうか、そもそも深海棲艦と提督って結婚できるのか?」

泊地水鬼「」

港湾水鬼「前に、空母ヲ級とケッコンカッコガチした提督がいるっていう話を聞いたけど、あれはどうやら深海棲艦の力を失った上での結婚らしいし、

     純粋な深海棲艦のお前とあの提督がケッコンカッコカリできるとは思えないんだが……」

泊地水鬼「」

港湾水鬼「…まさか、考えていなかったのか?」

泊地水鬼「……考えてなかった」

装甲空母姫「ええー……」

泊地水鬼「てっきり、愛の力で何とかなる、って思ってた…」

港湾水鬼「どうにもならないだろ、それ」

泊地水鬼「……仕方ない、提督とケッコンするのは諦めようかしら…」

港湾水鬼「おや、随分と簡単に諦めるのね

泊地水鬼「愛人…あるいは寝取って……」

港湾水鬼「誰か泊地水鬼を止めろ!!」

装甲空母姫「させないわよ、全力でさせないわよ」

泊地水鬼「HANASE!」


【END】

【恨み】

 ―16時、カレー洋―

皐月「うりゃああああああああああああ!!」ダアァァン

ドゴォ

空母ヲ級elite「グッ!?」小破

扶桑「皐月ちゃん、あんまり1人で突っ込むと…」

皐月「ボクは平気だよ!それより…あいつらは…ボクの大切なものを…!」

千歳「皐月ちゃん……」

皐月「とりゃああああああああああああっ!!」

ズダァン

軽巡ホ級elite「グボッ!?」撃沈

皐月「よし、あと2体!」

空母ヲ級elite「!」ビシュシュ

古鷹「皐月ちゃん!敵機が―」

ザザザザザザザザザザ…

文月「すごい……敵機の攻撃を全部避けてる…」

千歳「さすが駆逐艦…機動力の良さは最高クラスね」

文月「えいやっ!」バシュッ

駆逐ロ級「グ……ッ!」撃沈

皐月「さあ…あとは君だけだね…」

空母ヲ級elite「……」ジリッ

皐月「やあああああああああああ!!」ドゴォン

空母ヲ級「グアアアア…アア…」撃沈

皐月「敵機、全滅!」


 ―数時間後、執務室―

提督「皐月がそんな事を……どうして?」

扶桑「それが……持ってきたおやつを食べられた、って言って…」

提督「えっ?」


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪比叡≫

金剛型戦艦二番艦。艦娘No.22(改二はNo.150)。自他共に認めるほど、金剛が大好きなシスコン。しかしそれは姉として好きなだけで、本当は提督が好き。

あっけらかんとした性格で、ポジティブ。鍋料理が得意で、カレーなどの料理は壊滅的な出来。彼女の手にかかればカップラーメンも殺人兵器になりうる。

提督のケッコンカッコカリ相手に選ばれなかった事がショックで、今も少し尾を引いている。おそらくこの鎮守府で、陸奥の次に提督と近しい存在の艦娘。

好きな言葉は『愛してその醜を忘る』。

【舞台設定】

≪寮≫

鎮守府の敷地内には、各艦種別に寮が用意されている。艦娘の寮は、駆逐艦寮、軽巡洋艦寮、重巡洋艦寮、空母寮、戦艦寮、特別艦寮に分かれている。

さらに、艤装などにくっついている妖精さん用の寮もある。各寮には、食堂の厨房ほどの大きさではないキッチンと、休憩室、シャワールーム、仮眠室、

ミーティングルームが設置されている。部屋割りは基本的に2人1部屋で、同型艦の艦娘が同室という事になっている(木曾&まるゆなど例外もある)。

今日はここまでにします。

皐月戦闘シーンをリクエストしてくれた方、いかがでしたか?


明日は>>1の都合上投下する事ができません。次の投下は明後日の7月22日、21時以降を予定しております。

>>1の都合で投下できず、申し訳ございません。


次回の投下で、白露型の話、それに付随して五月雨&涼風の話を書いていきます。そうなれば、過去スレのリクエストは全て消化したことになります。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



いまさらですが、提督の容姿は身長170㎝ほど、黒髪短髪といった感じで脳内変換お願いします。



このすれでやろうと思っているネタは以下の通りです。

・雫石提督と相性最悪の提督登場(100レス以降から登場予定)

・青葉のランク天国

・さらなるオリジナル艦娘(未定)

・海外からの敵情偵察者襲来(未定)


相性最悪のってあの嫌味提督か

乙でしたー

如月&夕雲でリクエストお願いします

乙です 飛鷹か鳥海を

こんばんは、>>1です。

今日は、白露型の話及び>>49の村雨、さらに五月雨&涼風の話を書いていきます。


>>64,>>66-69
 如月&夕雲、飛鷹・鳥海、阿武隈、秋月、金剛、了解しました(全部消化できるかどうかはわかりませんが…)。

>>63
  そいつとはまた別の人物です。


それでは、投下します。

【水着】※2レス以上続きます。

 ―14時、執務室―

提督「次の出撃は…天龍・イタリア・白露・時雨・村雨・夕立のバシー島沖出撃か…」

提督「にしても暑いな……。皆に飲み物持っていくように言わなくちゃな…」パタパタ

ガチャッ

提督「お、来たか―」


白露「白露が、いっちばーん!!」←水着


提督「」

白露「あれ、提督どうかしたの?」

提督「ちょっ、おまっ、なんちゅー格好してんの!?」

白露「だって、暑いし…」

提督「だからって水着はやりすぎだろうが!まさかその格好で出撃する気だったのか?」

白露「うん」

提督「着替えていつもの制服に着替えろ!」

白露「えー…でもー…」

提督「でもじゃ―」

ガチャッ


時雨「ふぅ…今日はまた暑いね…」←水着

村雨「ほんと…お肌が焼けちゃうわね…」←水着

夕立「それにもう梅雨明けしたなんて、早すぎっぽいー!」←水着


提督「」

時雨「あれ?提督、どうかしたのかい?」

提督「白露型は…狂ってやがる…」

村雨「へ?」

提督「いいかよく聞け。確かに今日は暑い。猛暑日なんて言われてる。けどな、だからって水着で出撃していい理由にはならない。まず第一に、

   そんなに露出が激しいと万が一傷敵の攻撃を受けた時に、けがをする事があるからだ」

夕立「むー…」

提督「第二に、皆は出撃の時は夏の制服で暑さを我慢して出撃してるっていうのに、お前たちは水着って、ずるくないか?」

白露「…確かに…」

提督「分かったか?分かったんなら、この前支給した夏服に着替えて、もう一度ここに集合な?それと、飲み物を持ってけよ?」

時雨「でも、提督」

提督「ん?」

時雨「僕たち以外にも、水着で出撃しようとしてる人はいるけど…」

提督「え?」

ガチャ


天龍「いやぁ、すまねぇ!つい遅れちまった…」←水着

Italia(以下イタリア)「ごめんなさい、提督…。着替えてたら…」←水着


提督「」

コンコン

提督「…はい?」

ガチャ


明石「すみませーん、提督?ちょっと予算に間違いが…」←水着


提督「お前らあああああああああああああああああああああああああああ!!!」


【END】

【イメージ】

 ―16時前、執務室―

提督「というか、お前が水着を着ていた事が驚きだったんだが…」

村雨「えー?そうかしら?」

提督「…ぶっちゃけ、俺がお前に抱いていたイメージは、普通に良い子だったんだけどな…」

村雨「あら……私としては時雨の方が水着を着たのが驚きだったけど…」

提督「あいつバレンタインの時エプロンで出撃しようとしたから、やりそうだなー…とは思っていたんでな」

村雨「ああ…確かに…ね」

提督「でも、お前が水着になるなんて、気でも狂ったのか?」

村雨「ひどい言い方ね…でも…そうかしら…」

提督「?」

村雨「艦娘としての夏じゃなくて、女の子としての夏を味わいたかったから、かな?」

提督「……………」

村雨「だって、艦娘+海といったら絶対血生臭い戦場での戦いでしょ?だから、ただ普通に海で泳ぐって事がわからなくって…それで、とりあえず、

   形から……」

提督「なるほどね……」

村雨「だからね、提督?海へ……行きたいな……?泳ぎに」

提督「…………………」

村雨「…………………」ジー

提督「…………今度、鎮守府の皆で行こうか」

村雨「やったー!それじゃあ、村雨頑張っちゃおうかな~?」

提督「…やれやれ…」


【END】

【同型】

 ―15時、駆逐艦寮・五月雨&涼風の部屋―

涼風「……………」ムスッ

五月雨「えと…涼風ちゃん、どうかしたの?」

涼風「……あたい達って、白露型だよな」

五月雨「そうだね。私が白露型六番艦で、涼風ちゃんが白露型十番艦だね」

涼風「…同じ白露型だっていうのに、何であたい達は、白露・時雨・村雨・夕立・春雨と、五月雨・涼風って分けられるのかな…」

五月雨「うーん……私たちは白露ちゃん達とは制服も違うし、あまり似てないし…」

涼風「…それでも、あたい達は白露型だってのに…ちぇっ」ムスッ

五月雨「あはは……こればっかりはなかなか…ね」

涼風「五月雨は、寂しくないの?」

五月雨「?」

涼風「同じ白露型だってのに、区別されるってのが」

五月雨「……寂しい、って事はあるかな」

涼風「五月雨も、やっぱあたいと同じように…」

五月雨「でも、今は大丈夫だよ?」

涼風「へっ?」

五月雨「だって、今は涼風ちゃんが一緒にいてくれるから」ギュッ

涼風「!」

五月雨「それでも、涼風ちゃんは寂しい?」

涼風「い、いやっ…寂しいわきゃねーよ!五月雨がいるから!」

五月雨「…ありがと、嬉しいな♪」

涼風「…ち、ちくしょーめ…///」


【END】

【実話】※2レス以上続きます。>>1がゲーム内で経験した事です。

 ―17時、カレー洋―

卯月「あっ、鋼材を見つけたぴょん!」

山城「…不幸だわ…」

飛鷹「ちょっと山城?資材を見つけたって言うのに、不幸は無いでしょ?」

山城「だって…扶桑姉さまのいない艦隊だなんて…はぁ…」

青葉「ではでは、今の心境をどうぞ!」

山城「!!」ギロッ


 ―数十分後、Hマス(敵空母機動部隊)―

弥生「…空母ヲ級flagship…強い…」

蒼龍「まさか…よりにもよって一番強い艦隊とかち合う事になるなんて…」

山城「不幸だわ…」

ズドォォォ

卯月「ぴょ~ん!?」中破

青葉「卯月ちゃん!やばいです!」


 ―数十分後、Dマス(東方主力艦隊)―

山城「羅針盤が逸れるなんて…不幸だわ…」

飛鷹「不幸不幸うっさいわね!この幻想殺しもどき!」

青葉「それよりどうしましょう…戦艦ル級flagshipの強さは相当のものですね…」

蒼龍「夜戦に持ち込んで、殲滅するしか…」

山城「仕方ないわね…夜戦しましょう…」

弥生「………………不幸型戦艦(ぼそっ)」大破

卯月「ぴょん!?」中破

 ―我、夜戦ニ突入ス!―

山城「主砲、てーっ!」ドォォォン

ドゴォ

戦艦ル級flagship「フン、ナントモナイ」損傷軽微

山城「ちっ…」

青葉「索敵も砲撃も雷撃も、青葉にお任せーっ!」シャッシャッシャッドーン

ドドドドドォォォォン

戦艦ル級flagship「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……」撃沈

青葉「やりましたっ!敵艦全機、撃沈確認です!」

飛鷹「やるじゃない青葉!」

卯月「青葉先輩、すごいぴょん!」

弥生「…おめでとう、です」

蒼龍「やるわね、ゴシップライター!」

青葉「その言いぐさはあんまりです…」


山城「…へ?私が、一番活躍したの?」←MVP


全員「」


 ―20時過ぎ、執務室―

飛鷹&蒼龍&弥生&卯月「山城のMVPを撤回し、青葉をMVPとする事を要求します」

提督「許可する」

青葉「やりました」

山城「ちょっと!?」


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪青葉≫

青葉型重巡洋艦一番艦。艦娘No.54。スキャンダル・スクープ・ゴシップなどが大好きなマスコミ根性艦娘。自分の新聞にゴシップ記事を載せては、

こっぴどく怒られる。しかし、実は皆と一緒にいたい、楽しい思い出を作りたいという気持ちの裏返し。人をおちょくるのは得意だが、根が乙女な故、

自分はおちょくられるのが苦手。提督の事が好きだが、ケッコンカッコカリができず、それによるショック症状を患っていたが今は回復に向かっている。

好きな言葉は『百聞は一見に如かず』。


[日刊青葉]

青葉が鎮守府内向けに自費出版している新聞。一部130円(税込)。記事の内容はスキャンダルやスクープなどの根も葉もないうわさ話だが、

最近では衣笠のアドバイスから日常系の記事も載せるようになった。この新聞に載っている写真はすべて青葉が撮影したもの。

今日はここまでにします。

白露型、村雨、五月雨&涼風をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?


【今現在のリクエスト状況】

・長波  ・祥鳳  ・朝潮  ・大潮  ・如月&夕雲

・飛鷹  ・鳥海  ・阿武隈  ・秋月  ・金剛


明日は、長波、祥鳳、朝潮の話を書く予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



白露型の全員(まだ来ていない春雨除く)は、趣味で全員>>1の手元に残しています。

だってかわいいから!

何、春雨が来てない?
そこに6-3のボス面があるじゃろ?
そこでS勝利(要はわるさめを倒す)してドロップすればいいだけさ(無茶ブリ

この流れにのって春雨ちゃんリクエストでオナシャス

こんばんは、>>1です。

間もなく100レスを迎えますので、少し予定を変更して今日は、長波、祥鳳、朝潮、如月&夕雲の話を書いていきます。


>>87-88
 春雨、吹雪、電、了解しました。

>>86
 >>1はカスガダマ越えられないんですよゥ!!


では、投下します。

【嫉妬】

 ―15時半、執務室―

長波「いやー…やっぱ田中少将の指揮は最高だったんだよな~」

提督「………………」

長波「何が最高って、スパッと指揮を下すのがよくって、それで…」

提督「…………………」

長波「…提督?どうかしたのか?」

提督「いや…俺の前で別の指揮官の話をされると…なんかこう…嫌な気分になるんだよ」

長波「え、何で?」

提督「ハァ…」

長波「……あ」

長波(もしかして、提督…嫉妬してる?あたしが田中少将の事褒めちぎるから、提督は悔しくて少将に嫉妬してるのか…つまりあたしは提督にとって…、

   大切な人だったのか…)

提督「なんというか…」

長波「あ…いや、その…提督……」

提督「なんというか…これは嫉妬…?」

長波「だから…ごめんな…」

提督「……俺の目の前で、あの指揮官の指揮が抜群ですげーすげーみたいな事言われると、俺の指揮はそこまでダメなのかっていうムカムカした想いと、

   その指揮官の事がめちゃムカつくって思って…」

長波(違う意味での嫉妬だった!)


【END】

【サラシ】※地文あり。

 ―14時過ぎ、カレー洋・Dマス(東方主力艦隊)―

祥鳳「やぁっ!」ビシュッ

ヒィィィィィン

ズドォォォ

空母ヲ級flagship「ガアアアアアアア……」撃沈

祥鳳「よしっ!」

霧島「それにしても…まさかボス艦隊に遭遇しちゃうなんて…」

飛龍「あ、祥鳳さん危ないっ!」

祥鳳「へ―」

戦艦ル級flagship「ハッ!!」ダァァァアン

ドドドドドォォォォン

祥鳳「きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!?」大破

飛龍「祥鳳さん!!」


 ―16時前、波止場―

提督「旗艦・祥鳳が大破で撤退か…少し無理をさせちゃったな…」

提督(そう言えば、最近敬礼をして皆を迎えてないな…。よし、次から敬礼をして迎えよう)


 ―同時刻、波止場近く―

祥鳳「…うう…大破してしまいました…」

飛龍「祥鳳さん…サラシがほどけて…」

祥鳳「あっ……いけない…///」サッ

霧島「司令に見られないようにしないとね」

提督「おお…皆よく頑張ってくれたな…」ビシッ

祥鳳「あっ、提督…出迎え、ありがとうございます!!」ビシッ


 祥鳳は提督に敬礼されて、つい反射で敬礼をしてしまった。

 そのせいで、両手で押さえていたサラシを手から離してしまう事になり、彼女の豊満な胸を覆っていたサラシは、

 はらりと地面に落ちてしまった。


祥鳳「あ……………ッ!?///」

 その瞬間、祥鳳の、隠されてもいない豊な胸が晒された。

 だが、提督は祥鳳の胸を見る事はなかった。

 なぜなら。

提督「んがぎゃああああああああああああああああああああ!!!目が!!目がぁああああああああああああああああああああああ!!!」

 祥鳳が敬礼をした瞬間に、目にもとまらぬ速さで、飛龍が目つぶしをしたからである。

 結局提督は、今後敬礼をして皆を迎えるのは控える事にした。


【END】

【勝負】

 ―数か月前、執務室―

朝潮「駆逐艦・朝潮です!勝負なら、いつでも受けて立つ覚悟です」

提督「うん、いい意気込みだ。これからも、よろしく頼むよ」


 ―現在、運動場―

朝潮「ぜ…は……」

島風「朝潮ってばおっそーい!」

提督「朝潮、また島風のかけっこ勝負を受けたのか?」

朝潮「は…はい……」

提督「勝てないってわかってるのなら受けなければいいのに…」

朝潮「ですが…吹っかけられた勝負はどんなものであろうと受けるのが、信条ですので…」

提督「いや、無茶するなって。この前だってお前…」


 ―1週間前、食堂―

清霜「朝潮ー、どっちがボーキたくさん食べられるか勝負しようよー!」

朝潮「勝負…はい、わかりました!」

赤城「貴方たちボーキ必要ないでしょう」


 ―数日前、駆逐艦寮・休憩室―

島風「朝潮、勝負だよ!明日の朝先にこの休憩室に来た方が勝ち!」

朝潮「やってやります!私が勝ちますから!」

 翌朝、朝潮は寝不足で朝礼に参加した。


 ―昨日、キス島沖―

白露「どっちがより多く敵艦を倒せるか勝負しよ!」

朝潮「望むところです。その勝負、受けて立とうじゃありませんか!」

 この後滅茶苦茶大破した。


 ―現在、執務室―

提督「その実お前勝てた事ほとんどないじゃん」

朝潮「悔しいです…でも、どんなくだらない勝負でも挑まれたら挑む覚悟ですので!」

提督「そんな覚悟は捨てるんだ」


【END】

>>89で書き忘れましたが、大潮の話も消化します。

【んちゃ】

 ―12時、食堂―

提督「大潮と霰は似てるな…」

大潮「えっ、そうかな?」

提督「服装と艤装はもちろんだけど、その頭の帽子?のせいかな…」

大潮「うーん、確かにそうだけど、髪型とかは違うから見分けがつくんじゃないの?」

提督「いや、確かにそうなんだけど…遠くからじゃすぐにはわからなくてね…この前も…」


 ―数日前、廊下―

??「……………」スタスタ

提督「あ、大潮~!」

??「……………」スタスタ

提督「あれ?大潮?大潮~!」

霰「……………?」クルリ

提督「あ、霰だったのか…」


 ―現在、食堂―

提督「だから、もっとわかりやすい見分け方をと思ってね…」

大潮「うーん…そうだな~…」

提督「帽子をとるってのは?」

大潮「それは嫌だな~…」

提督「あ、じゃあ…」

大潮「?」


大潮「きいいいいいいいいいいいいいいいん!!んちゃ!」

大潮「気持ちいい!この走り方すごい気持ちいい!」

提督「これだっ!」


【END】

【愛人】

 ―18時、駆逐艦寮・休憩室―

如月「司令官、陸奥さんとケッコンしちゃったわね…」

夕雲「そうね…まあ、薄々感づいてはいたけれど…」

如月「青葉先輩曰く、吹雪ちゃんもケッコンカッコカリ候補だったらしいけど、選ばれなかったわね…」

夕雲「やっぱり、駆逐艦の子とケッコンするとロリコン扱いで刑務所行になっちゃうからかしら…」

如月「そうよね…。つまり、私たちがケッコンできる余地なんてほとんどなかったって事かも…」

夕雲「こうなっては、提督の意思も硬いわよ…愛人なんて作る気も起きないかも…」

如月「ええ、そうね。愛人なんて、妻と過ごすだけじゃわからない何かを、愛人を通して学ぶ、とかそういうものだったけど…」

夕雲「提督ももうおバカさんじゃないから、愛人を作るなんて馬鹿な考えを起こすこともないだろうし…」

如月「それに、愛人は、夫の傷を癒す…だけど、陸奥さんは提督の傷・心痛みを癒してくれるような人よね」

夕雲「そうよ。あの人がいれば、提督に愛人なんて必要ないわよね」

如月「じゃあ、提督の愛人になるなんて話はもうおしまい」

夕雲「これからは、提督のそばで尽くせるように、頑張りましょうね?」

如月「ええ、そうね♪」


不知火(最近の……駆逐艦は……恐ろしき哉……)


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪祥鳳≫

祥鳳型軽空母一番艦。艦娘No.94。いつもは大人っぽく振る舞っているが、たまに子供っぽくなる事がある(MVPをとった時など)。非戦闘時の服装は、

白地の普通な着物だが、戦闘時になると邪魔になるからか、左半分をはだけさせて胸にサラシ1枚という露出度が非常に高い格好になる。しかし本人は、

まったく気にしていない。潜水母艦だったよしみで、潜水艦の皆とは仲が良い。妹の瑞鳳の、艦載機大好きな性格をどうにかしたいと悩んでいる。

好きな言葉は『花鳥風月』。

今日はここまでにします。

>>11,>>49,>>51-52,>>64
  長波、祥鳳、朝潮、大潮、如月&夕雲の話、いかがでしたか?


少し早めですが、間もなく100レスを迎えますので、恒例のキリ番安価を行いたいと思います。

このキリ番安価のルールは、

>>1が指定したレス範囲で、出演してほしい艦娘、あるいはやってほしい話を投稿すると、そのリクエストが優先的に消化されます。

・連取は不可。

・連取、あるいはリクエストが書かれていない場合は安価下。

といった感じです。

さらに、今現在リクエストを受けている艦娘は、飛鷹、鳥海、阿武隈、秋月、金剛、春雨、吹雪、電ですので、

これらの艦娘はリクエストしないようにしてください。お願いします。


また、100レス以降のイベントとしては、『提督と犬猿の仲の新たな提督登場』です。

感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



イベント、楽しみですね。[作戦名:第二次SN作戦]明石がドロップ可能であれば、全力で参加する所存です。


【キリ番安価範囲:>>100-101】

利根
熱いジェンガ対決とその罰ゲーム

こんばんは、>>1です。

キリ番安価の結果、利根とジェンガ対決、アイドル那珂ちゃんになりました。

今日は、この利根と那珂の話と、リクエストにあった飛鷹の話、そして+αの話を書いていきます。

では、投下します。

【ジェンガ】※2レス以上続きます。

 ―15時、執務室―

提督「ふぅ…これで一区切り、かな…」

ミーンミンミンミン…

提督「暑い……」パタパタ

コンコン

提督「どうぞー…」

ガチャ

利根「失礼するぞ、提督よ!」

提督「利根か、どうかしたのか」

利根「おぬし、今暇か?」

提督「んー…今ちょうど書類が片付いたところだから、少し暇だな」

利根「そうか…。実はな、≪甘味処・間宮≫でかき氷が始まったらしくてな?」

提督「ほう」

利根「そこで、提督よ」

提督「………………まさか」

利根「間宮のかき氷を賭けて勝負と行こうではないか!」

提督「……ふむ、まあいいだろう。で、勝負の内容は?」

利根「ジェンガじゃ!」

提督「ああ、あの一昔前に流行ったやつ?」

利根「そうじゃ!2人でジェンガをして、負けた方が勝った方にかき氷を2杯奢るのじゃ!」

提督「2杯か…分かった、受けて立つ」

利根「では、始めるとしようぞ!」

 ―数分後、休憩室―

利根「では、まず吾輩からじゃ」スイッ

提督(やっぱり真中から抜いてくるか。ま、基本だしな)

提督(だが俺はあえてこっちを選ぶぜ)スイッ

利根「なっ…!?」

利根(根本の、しかも端のを抜くじゃと…!?提督め…吾輩が崩しやすいようにするためか…!だが、そうはいかんぞ!)スイッ

提督(今度は上の方を抜いてきたか。ま、ここまでは予想通りだが…)スイッ

利根(ぐぬぬ…提督め…筑摩と戦い方がまるで違うではないか…!何故こやつはここまで露骨に端を抜いてくるのか!)


 ―数十分後―

ジェンガ「」グラグラ

提督(いかんな…端ばっかり狙ってきたが…そろそろ限界が近い…真中を狙うか)スイッ

利根(うぬぬぬ…しかし…先ほどからこの部屋冷房がきつい…)スイッ

提督(よし…次はここの…)ス…

利根「ハッ」

提督「え」スイ…

利根「はっくしょん!!」

提督「おわっ!?」グラッ

利根「あ」

ガシャアアアアアアアアン

提督「…………崩れた…」

利根「吾輩の勝ちじゃ!」

提督「いや、まて!今のはナシだろ!?」

利根「しかし提督が吾輩のくしゃみに驚いて自分から崩してしまったのは事実だぞ?」

提督「く…くそっ…!」

利根「さあ、吾輩にかき氷を2杯奢るのじゃ!」

提督「……わかったよ」


 ―16時、≪甘味処・間宮≫―

間宮「お待たせしました、間宮特性かき氷・いちご味とメロン味です」コトッ

利根「ふぉぉぉ…冷気が…顔に伝わって…気持ち良い…。では、提督。ありがたくいただくぞ?」

提督「……お好きにどーぞ」

利根「では、いっただっきまーす!んまー!」パクッ


 ―19時、食堂―

鳳翔「今日の夕飯は、冷やし中華ですよ~」

提督「お、美味しそうですね~」

鳳翔「?ところで提督、利根さんの姿が見えないのですが…」

提督「ああ、あいつならかき氷の食いすぎで頭痛と腹痛で部屋で寝込んでる」

鳳翔「あら…そうでしたか…。お気の毒に…」

提督(自業自得だな)


【END】

【アイドル】

 ―9時前、執務室―

那珂「では、那珂ちゃん率いる第二艦隊、タンカー護衛任務に行ってきます!」

提督「ああ…それで、ちょっと気になるんだが、その袋は何だ?」

那珂「あ、これ?これはねー、浴衣!」

提督「え、またどうして?」

那珂「実はね、また港でライブを開く予定なんだけど、いつもと同じ服じゃ華がないなー、と思ったから夏っぽい服にしようと思ったんだ!」

提督「なるほどね…。そのライブ、何時からやるの?」

那珂「えーっと…確か、15時から!」

提督「……俺も、見に行ってもいいか?」

那珂「えー…緊張するけど~、いいよっ!」

提督「分かった、川内と神通も連れていくから」


 ―15時前、港―

ザワザワ…

提督「で、まあ来てみたわけだけど…特設ステージまで作ってある…」

神通「どうやら、近くで夏祭りが開催されているらしいですし、それのイベント、といった感じなのでしょうね」

川内「広ーい!でかーい!テンション上がるー!」

神通「川内姉さん、静かにしてください…。一般の方々もいらっしゃるのですから…」

提督「お、そろそろ始まるみたいだぞ?」

~♪


那珂「じゃーん!みんなのアイドル、那珂ちゃんだよ~!よっろしくぅ~☆」


観客「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

提督&川内&神通「!!?」ビクゥ

那珂「今日は~、夏祭りという事で~、浴衣で来ましたっ!どうかなぁ?」

観客「かわいいいいいいいいいいい!」

観客「かっこいいいいいいいいいい!」

那珂「ありがと~!ではでは~、さっそく一曲目、いっちゃうよ~!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」


 ―19時過ぎ、第参鎮守府・食堂―

那珂「いやー…今日も歌い疲れちゃった~!」

提督「…もう、世界狙えるだろ」

川内「むしろ、何で艦娘やってんの、ってくらいだね」

神通「そこらへんのアイドルよりも、人気がありそうですしね…」


【END】

【絵画】

 ―16時、中庭―

提督「今日は比較的涼しいな~…ん?」

飛鷹「………………」シャッ、シャッ

提督「……飛鷹?」

飛鷹「あら、提督?どうかしたの?」

提督「お前、何やってんだ?」

飛鷹「見てわからない?絵を描いてるのよ」

提督「絵?秋雲みたいな?」

飛鷹「秋雲は漫画の参考に描いてるだけでしょ?私のは別、ちゃんとした絵画よ」

提督「そもそもお前、絵描くの得意だっけ?」

飛鷹「私って結構多趣味だからね。絵も得意よ」

飛鷹(個性を出すために、多趣味になったんだけど…)

提督「へ~…どれどれ?」スッ

提督「……ほぉ~…風景画か?なかなか上手く描けてるな」

飛鷹「そうかしら、ありがとうね」

提督「風景画が得意なのか?」

飛鷹「いえ、人物画も描けるわよ?鎮守府の皆の絵も描いた事があるし」

提督「あ、そうなのか」

飛鷹「ただ、描けない人もいるけどね…」

提督「誰?」

飛鷹「……隼鷹」

提督「姉としてそれは描けるようになれよ」


【END】

【土用丑の日】

 ―18時前、休憩室―

赤城「今日は、土用丑の日ですね!」

加賀「そうですね」

赤城「土用丑の日といえば、鰻ですねっ!」

加賀「まあ、土用丑の日に鰻を食べるというのがこの国の風習ですが」

赤城「つまり、今日の夕飯は鰻料理という事に!」

鈴谷「ならないねっ!」

赤城「鈴谷さん?」

鈴谷「今日は金曜日、つまり今日の夕飯はカレーという事じゃん!」

赤城「はっ…。確かに今日は金曜日…海軍は金曜にカレーを食べるのが習わし…。しかし、今日・土用丑の日は年に数日しかない日!ですが、

   金曜日なんて1年間で、いくらでもあるもの!よって、鰻が優先されると考えます!」

鈴谷「いーや!鈴谷たちは曲がりなりにも海軍の一員なんだよ?海軍の人間ならば、金曜にカレーを食べるのは常識!鰻なんて二の次だよ!」

赤城「鰻です!」

鈴谷「カレーじゃん!」

赤城「鰻!」

鈴谷「カレー!」

金剛「Hey,お二人サン!ココは間をとって、鰻カレーというのはどうでショウ?」

赤城&鈴谷「絶対嫌(です)!」

加賀(馬鹿馬鹿しい…。私は食べられるのであればどちらでもよいのですが…)


 ―19時、食堂―

間宮「え、鰻?そんな高いもの買えるわけないじゃないですか。というわけで、今日は金曜日なのでポークカレーです」

赤城「…………………………………………………………………………………………………」

鈴谷「んまーい!」パクッ

赤城「…………………………………………………………………………………………………」

加賀(カレー美味しいです)パクパク


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪那珂≫

川内型軽巡洋艦三番艦。艦娘No.48(改二はNo.160)。艦隊というか皆のアイドル。艦娘としての性能は姉の2人に若干劣ってしまうが努力は欠かさない。

非番の日は持ち歌を新しく作ったり、振り付けの練習をしたりとアイドルとしての練習に励んでいる。遠征任務などで、島の人や護衛船団の船員に向けに、

ライブを開いている。最近ではライブの規模が大きくなってきた。海を平和にした後の夢はトップアイドルになる事。前に、タンカー船員から告白された。

好きな言葉は『一念天に通ず』。

今日はここまでにします。

>>100-101,>>66
  利根、那珂、飛鷹の話、いかがでしたか?


明日は、リクエストの鳥海、阿武隈、秋月、金剛の話を書く予定です。

感想・リクエスト等がありましたらお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



どうやら、>>1の艦隊で一番最初に改二になるのは神通になりそうです。

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました鳥海、阿武隈、秋月、金剛と+αの話を書いていきます。

では、投下します。

【非番】

 ―14時、重巡洋艦・摩耶&鳥海の部屋(摩耶は演習中)―

鳥海「………………」ゴロゴロ

鳥海(やはり休日は、寝転がりながら本を読むに限ります…)ペラッ、ペラッ

鳥海「………ふわぁ…ちょっと、眠くなってしまいましたね…」ウツラ、ウツラ

鳥海「……あ…瞼が……」

カクン


 ―数十分後―

コンコン

鳥海「…………………ふぇ?」ゴシゴシ

コンコン

鳥海「はっ!うっかり寝てしまいました!?」

提督『鳥海~?いないのかー?』

鳥海(って、司令官さんが来ているではないですか!早く出ないと!!)バタバタ

提督『仕方ない…出直すか…』

鳥海「お待ちください!!」バン

提督「おわっ!びっくりした!!」

鳥海「はぁ…はぁ…何か…御用でしょうか……」

提督「あ、ああ…。実は今度の作戦についてなんだが―」


 ―数分後―

提督「…という事なんだ、分かるかな?」

鳥海「なるほど……分かりました」メモメモ

提督「…それと、済まなかったな。休日に突然来ちゃって…」

鳥海「いえいえ、大丈夫ですよ」

提督「後………」メソラシ

鳥海「?」

提督「…………さっきまで寝てたのなら仕方ないと思うけど、せめて寝癖は直して涎は拭いてほしかったな…」

鳥海「あっ………………………///」

提督「そ、それじゃあ……」スタスタ

鳥海「………ああああああああああ………」


 ―数十分後―

摩耶「いやー…疲れた疲れた…」

鳥海「」ゴーン

摩耶「うぉ、鳥海どうしたんだ!?」


【END】

【キス島】

 ―16時、キス島沖・Hマス(敵キス島包囲艦隊)―

阿武隈「はあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ズドォォォン

軽巡ホ級flagship「グファッ!?」中破

吹雪「阿武隈先輩!」中破

阿武隈「あたしは大丈夫!それより皆は?」

叢雲「ちっ…私とした事が…!」中破

漣「ふっ…はははははは!やられちまった!」大破

五月雨「漣ちゃん…虚勢は…」小破

電「追撃は難しいのです…」中破

阿武隈「なるほどね……」

吹雪「すみません…先輩…」

阿武隈「いいの、吹雪ちゃんは気にしないで。皆で軽巡ホ級elite一隻と駆逐二級elite一隻、それに輸送ワ級を一隻沈められたんだから」

五月雨「先輩…」

阿武隈「けど、皆は攻撃は無理か…………なら」

五月雨「?」


阿武隈「今ここで動けるのは、あたしだけって事ね!」ザザザザ


叢雲「無茶よ!夜戦に持ち込めば、私達でもまだチャンスがあるから!」

阿武隈「夜戦に持ち込む必要もないわ!てぇーい!!」ズドドドドォン

輸送ワ級「ゴハッ!」撃沈

阿武隈「次はあなたよ!」ドォォン

駆逐イ級elite「!!」撃沈

漣「すげぇ…………」

吹雪「たった一人で2隻も……」

阿武隈「あとは、あなただけね…」

軽巡ホ級flagship「……………」ジリジリ

阿武隈「逃がすと思う?やぁぁぁぁぁぁぁっ!」ドゴォォォン

バゴッ

軽巡ホ級flagship「ガアアアアアアアアアアアアアア…………!!」撃沈

阿武隈「勝利、よ!」


 ―数時間後、執務室―

阿武隈「…以上で、報告は終わります」

提督「はい、お疲れ様。しかし、ごめんな…。軽巡1、駆5で本当にキス島沖ボスに行けるか確かめるためだけに出撃させちゃって…」

阿武隈「大丈夫です。それに、私もあそこには一度行ってみたかったですから」

提督「…?」

阿武隈「まあ、色々あるんです」


【END】

【贅沢】

 ―19時過ぎ、食堂―

秋月「いただきます」パン

陽炎「またおにぎり2つと味噌汁?秋月ちょっと小食過ぎない?」

秋月「いえ…秋月はこれで十分ですから」

不知火「しかし、私達みたいにもっと食べないと、栄養も摂れませんし、日常生活に支障が出るのでは?」

秋月「特に支障は出ていませんけど…」

陽炎「でもねぇ~…これは流石に…そうだ!」

秋月「?」

陽炎「はい、どうぞ!」スッ

秋月「し、しかしこれは…!陽炎さんのアジフライでは?」

陽炎「私最近少し太り気味だから、我慢しようと思って、だからあげる!」

秋月「ですが、秋月は…!」

陽炎「いいからいいから!」

秋月「……………では、一口」サクッ

陽炎「どう?」

秋月「!こ、これは…!とても美味しいです!このサクサクとした歯ごたえ、最高です!これまで食べてきた中で一番美味しいです!こんな食べ物が…

   この世にあったなんて…!」パクパク

陽炎「そ、そう…」

不知火(この方は…どこまで質素な食事しか摂ってなかったのでしょうか…)


 ―数十分後―

黒潮「秋月がトイレから出てこない?」

雲龍「何かあったのかしら…」

陽炎(………………ごめん、秋月)


【END】

【ティータイム】

 ―15時、リランカ島沖―

古鷹「西の海も暑いね~…」

加古「くっそぅ…暑ぃ…眠気も起きない…」

金剛「Oh,もうこんな時間ネー!」

比叡「あ、そうですね、お姉さま!」

赤城「?」

金剛「では出撃の途中ですケド、ティータイムにしましょうネー!紅茶を魔法瓶に入れて来ましたから、みんなで飲みまショウ!」

加古「はぁ?こんな戦場のど真ん中で何言ってんだ金剛さんよ~?」

五十鈴「暑さで頭が狂ったのかしら?」

金剛「シャラップ!英国淑女たるモノ、決まった時間に紅茶を飲むのが嗜みデース!」

比叡「その通りです!お姉さまがそういうのであれば、私はどこでもティータイムに付き合います!」

赤城「まったく…で、お茶菓子はありますか?」

古鷹「ちゃっかり乗っかってる!?」

金剛「もちろんネ!比叡、持ってきましたカー?」

比叡「はい!スコーンとショートブレッドです!コップももちろん持ってきました!」

赤城「!!」キュピーン

五十鈴「だめだわ…懐柔されてる…」

古鷹「ま、まあ…息抜きにはちょうどいいんじゃないかな…?」

金剛「その通りデース!紅茶を飲んで、心を落ち着かせるがいいネー!」

トントン

金剛「What?誰デース?」



ボス艦隊「……………………」ヌーン



金剛「」

戦艦タ級flagship「………………覚悟ハ?」

金剛「……ジーザス」

ズドドドドドドドドドドドドドドゴゴゴゴゴォォォォォォン!!!!

 この後滅茶苦茶ボコられて、説教された。


【END】

【実話②】※>>1がゲーム内で体験した事をもとに作成しました。

 ―15時、執務室―

川内「夏と言ったら夜!夜と言ったら夜戦!というわけで提督、夜戦させてー!」

提督「ったく…ここ最近お前は夜戦夜戦とばかり言うな…」

川内「ねー、や・せ・ん!!」

提督「……ま、川内はほかの皆に比べて練度が少し低いし…分かった。夜戦させよう」

川内「YAHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」

提督「編成は、旗艦・川内、黒潮、潮、妙高、那智、千歳で行く。場所は、キス島沖だ」

川内「了解!じゃあメンバー集めて来まーす!」


 ―数十分後―

川内「それじゃあ、川内率いる夜戦艦隊、キス島沖へ行ってきます!」

提督「ああ、頑張ってくれ」


 ―17時前、執務室―

川内「艦隊が帰投しましたー……」

提督「あれ?随分早かったな。どうしたんだ?」


川内「……夜戦に入る前に、敵艦隊が全滅した……」


提督「ああ~………」

川内「なんなの一体!!いつもは倒せない軽巡ホ級flagshipを千歳先輩が先制航空戦で撃破しちゃうし!普段は一撃じゃ倒せない駆逐ハ級eliteも、

   妙高さんが一発で撃沈しちゃうし!それより一番の驚きは潮が一撃で雷巡チ級eliteを撃沈した事だよ!」

提督「……………………」

川内「もう!何で夜戦しようとする時に限って皆本領発揮しちゃうの~!!」

提督「…………川内」

川内「………………?」

提督「どんまい☆」←さわやかな笑顔

川内「むきーっ!!」


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪金剛≫

金剛型戦艦一番艦。艦娘No.21(改二はNo.149)。イギリスからの帰国子女で、英語は得意だが日本語は少し苦手。戦闘の実力は鎮守府でも上位クラス。

提督LOVE勢の筆頭で、提督の幸せが自分の幸せで、提督の不幸が自分の不幸。ところが、比叡が提督と一線を越えた関係になった時は、動揺のあまりに、

マルチリンガルになりかけた。フランスのオリジナル艦娘・マジェンダ(後に登場)とは、出合い頭に殴り合いをするくらい最悪。料理の腕はいい方。

好きな言葉は『明日は明日の風が吹く』。

今日はここまでにします。

>>66-69
 鳥海、阿武隈、秋月、金剛の話、いかがでしたか?


明日は、>>1の都合上投下する事ができません。次の投下は明後日の7月27日、21時以降を予定しております。また、投下する話の内容は、

リクエストにありました春雨、吹雪、電の予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた次の投下でお会いしましょう。



神通改二キター!!!カッケー!!!



>>1は軽巡のレベリング法として、3-2-1夜戦レベリングを行っています。要は、わざと夜戦に持ち込んで、普段MVPが取れない艦娘でもとりやすくする、

といった感じです(川内大喜び)。

編成は、軽巡1(旗艦固定)、駆逐2、重巡2、軽空1。低燃費で回せますので燃料はあまり減りませんが、弾薬は少し多く消費します。

よろしければ、お試しあれ。

乙&神通おめ
夜戦レベリングは考えたことなかったわ

リク消化してるっぽい?ならイケメン木曾お願いします

隼鷹さんおなしゃっす

乙乙
宗谷でお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました春雨、吹雪、電+αの話を書いていきます。

それでは、投下します。

【麻婆春雨】

 ―19時、食堂―

提督「今日の食事当番は春雨か……という事は…」

春雨「はい、今日のメニューは味噌汁と納豆ごはん、山芋の千切りに、そして麻婆春雨です!」

提督「やっぱりか……」

春雨「へ?」

提督「いや、お前が食事当番の時、メニューは絶対麻婆春雨だから、もう定番になってきたなーって」

春雨「あ、もしかして嫌でしたか…?」

提督「ああ、そういうわけじゃないんだ。美味しいから別に良いんだけど、たまにはほかの料理も作ったらどうなんだ?」

春雨「……実は、前に一度、白露型の皆に炒飯を作ってあげたんですけどね…」

提督「?」

春雨「……皆に出したら時雨姉さんが、『麻婆春雨以外の料理を作るなんて、君は本当に春雨かい?』って言われて……」

提督「………………」

春雨「麻婆春雨は、私の個性みたいなものですから…個性を失わないために、私は麻婆春雨を作り続けるしかないんです…」

提督「……麻婆春雨で存在を認めさせるって、悲しすぎるぞ…」


【END】

【夏場】

 ―15時、駆逐艦寮・吹雪&白雪の部屋―

ミーンミンミンミン

深雪「あっちー…」

白雪「確かに、暑いですね…今日はまた一段と…」

初雪「暑い…死にそう…」

吹雪「初雪ちゃんが引きこもってないなんて、珍しいね」

初雪「部屋に引きこもってると、暑さで死ぬ……」

吹雪「私達って、雪の名前を冠してるから、夏はきついのかな…」

白雪「それは関係ないんじゃ……」

吹雪「例えばの話だよ……」

深雪「あー…何にもやる気がしねー…」

吹雪(皆暑さでばてちゃってる…ここは、姉である私が何とかしないと!)

吹雪「皆!」

白雪&初雪&深雪「?」


吹雪「暑(あつ)は夏(なつ)いんだから、仕方ないんだよ!(漫才で昔流行ったネタ)」


白雪&初雪&深雪「」

吹雪「あ、あれ?」

深雪「…ちょっと、外出てくる」スクッ

初雪「部屋に戻って引きこもる…」ムクッ

白雪「あはは…あ、ちょっと司令官に用ができてしまったので、失礼しますね…」タタタ

吹雪「あれー?」


 ―数分後、執務室―

提督「…まあ、そうなるな」

白雪「ですよね…なんか、違う意味で涼しくなりました」


【END】

【アイス】

 ―16時、駆逐艦寮・簡易キッチン―

電「あれ…?取っておいた電のアイスが無いのです…誰か食べちゃったのですか?」

響「?私は知らないよ?」

雷「私も知らないわ」

暁「私も知らないわね」

雷「ちょっと待って!暁、昨日この冷凍庫からアイス取ったじゃない!」

暁「あ、あれは取って置いた私のアイスよ!そういう雷だって、昨日の夜冷凍庫からなんか持ってったじゃない!」

雷「あれはアイスノンよ!夜暑くて眠れないから!」

暁「そんな事言って、ほんとはアイスも一緒に取ってったんじゃないの?」

雷「な、なによその言いぐさ!それを言うなら、暁だって自分のアイスと一緒に電のアイスも摂ってったんでしょ!?」

暁「レディーはそんな真似はしないわ!」

響「私は冷凍庫はあまり使わないから、関係ないかな?」

暁「そうだ!そんな事言って無関係主張している響の方も怪しいじゃない!」

響「いやだな。私はそんな卑怯なまねはしないよ。仮にやったとしても、隠さないよ?」

雷「ひどい!」

電「ひどいのです…私のアイスを食べちゃうなんて…ひどいのです…」グスッ

暁「だからそれは私じゃないって!」

響「私じゃないよ」

雷「私でもないわ!だからその犯人はねー!」

提督「おいおい、どうかしたのか?」

暁「あ、司令官…」

響「実は、電のアイスが無くなっちゃって」

雷「それで、犯人は誰って事になって…」

電「ぐすっ…ううぅ…」

提督「アイス?それってもしかして―」


 ―昨日17時、駆逐艦寮・休憩室―

提督『失礼しまーす』

電『はむっ…。やっぱり、アイスは夏に食べるのが美味しいのです』パクパク

提督『やあ、電。休憩中かな?』

電『あ、いえ。少しおなかが空いちゃったので取っておいたアイスを食べていたのです。もしかして、電にご用ですか?』

提督『うん、ちょっとね。今ダメならまた出直そうか?』

電『あ、大丈夫なのです。もうアイスは食べ終えちゃうので』パクッ


 ―現在―

提督「あれじゃないのか?」

暁&響&電「…………………………」ジー

電「…………………てへっ、なのです」

暁「正座!!」

電「はいっ、なのです!」


【END】

【下着】

 ―14時、戦艦寮・リットリオの部屋―

コンコン

提督「リットリオ、今度の演習の事なんだけど…」ガチャ


リットリオ「あ、提督!チャオチャオー!」←下着


提督「」

リットリオ「?どうかしたの?あ、もしかしてこの格好?暑いからだよ?」

提督「お前さあ、暑いからって、下着になるこたぁねーだろうがよ…水着ですらないとか…」

リットリオ「え?でも、私の故郷では皆普通に下着になってたよ?」

提督「だがここは日本だ。すぐに服を着ろ。イタリアの方を見習え。あいつは水着だぞ」

リットリオ「えー、日本って私の故郷より暑いんだもん!」

提督「いやだからと言って下着はやりすぎだろうが!」

リットリオ「提督も脱いだら?」

提督「男の裸なんて誰得なんだよ」

リットリオ「私得」

提督「こいつ…ッ!」

ビスマルク「あら、提督?どうかしたの?」コンコン

提督「あ、ビスマルク!お前もなんかリットリオに一言―」


ビスマルク「って、提督そんな厚着で…暑くないの?」←下着


提督「…………………………………………………………………………………………………………………………いや、別に」

提督(暑いからって下着姿になる欧米って、何?)


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪リットリオ≫

リットリオ級戦艦。艦娘No.Error-1。工廠妖精さんの気まぐれによって生み出されたエラー艦娘の1人。雫石提督が伊401欲しさに大型建造をしたところ、

突然建造された艦娘。スキンシップが若干過剰だが、本人曰く『イタリア式の挨拶』。長い金髪と一本のアホ毛が特徴。戦場で深海棲艦相手に白旗振って、

命乞いするほどのヘタレ。ビスマルクは頼れる先輩でもあり友達。パスタやピッツァなどのイタリア料理が得意。

好きな言葉は『隣人を愛しなさい』。


[Littorioとの区別]

2015年4月28日に、公式で『Littorio』が実装されてしまったため、このオリジナル艦娘のリットリオと正式に実装されたLittorioとを区別するために、

このスレでは、正式実装された方の『Littorio』を改造後の『Italia(イタリア)』の名前で登場させています。

今日はここまでにします。

>>87-88
 春雨、吹雪、電の話、いかがでしたか?


>>133-136
  木曾、三日月&初霜、隼鷹、宗谷(オリジナル艦娘)、了解しました。

  上記のリクエストですが、先に『提督と犬猿の仲の提督登場』のイベントを消化します。リクエスト消化はそのあとでもよろしいでしょうか?


明日は、新提督のイベントを投下していきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



艦娘以外の、普通の人間には人名(もちろん偽名)をつける予定ですが、構いませんかね?(ほかの提督や大本営、憲兵さんなど)

こんばんは、>>1です。

投下する時間が、少し遅れてしまいました。申し訳ございません。

今日は『新しい提督登場』の話を書いていきます。

では、投下します。

【再会】※2レス以上続きます。

 ―10時、執務室―

陸奥「ええ、はい。わかりました。では、14時に。はい、失礼します」ガチャリ

ガチャ

提督「あれ、どこかから電話が来たのか?」

陸奥「ええ、演習の申し込みよ。受理しといたけど、よかったかしら?」

提督「ああ、別に構わない。で、どこの鎮守府だ?」

陸奥「確か…横須賀第弐鎮守府だったかしら」

提督「わかっ―え?」

陸奥「?」

提督「今、何て言った?横須賀第弐鎮守府?」

陸奥「そうよ」

提督「……はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ…」

陸奥「へ?」


 ―同時刻、関東・横須賀第参鎮守府―

五月雨「ええ、14時からお願いします。では、後ほど、はい」ガチャリ

ガチャ

??「あ、五月雨ちゃんどうかしたの?」

五月雨「あ、演習の申し込みをしていたんです。任務がありましたので…迷惑でしたか?」

??「ああ、別に大丈夫だよ。それで、どこの鎮守府に申し込んだの?」

五月雨「えーっと……逗子第参鎮守府です」

??「うん、分かっ―は?」

五月雨「?」

??「何?逗子第参鎮守府?」

五月雨「そ、そうですけど…」

??「……ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ…」

五月雨「ふぇ?」

 ―14時前、第参鎮守府・会議室―

??「ねえねえ大淀ちゃん。この後暇?ちなみに、僕は暇です」

大淀「あの…私はこの後書類を……」

??「大淀ちゃんもこの鎮守府の提督なんかの下で働くなんて、嫌じゃない?」

大淀「私は…別に…」

??「君も僕の鎮守府に来れば、最高のサービスを君にしてあげるよ~?」

大淀「ええと……」

??「こっちの鎮守府に来れば、未知の快感を君に与えて僕のベットに沈めちゃうよ~?」

大淀「なっ!?そんな―///」


提督「むしろ、お前は北方海域のど真ん中にでも沈んで氷漬けになっていればいいんだ」


??「だ、誰だそんな事をいう奴―!」

提督「………………………」

??「あっ、てめぇ!」

提督「やっぱりお前だったのか」

横須賀第参鎮守府提督(以下横督)「第参鎮守府って言ってたから、どうも嫌な予感がしたんだけど…やっぱりか…」

提督「俺も、第弐鎮守府って言うから、嫌な予感がしてたんだが…的中しちまったか」

五月雨「あ、第参鎮守府の提督さん…こんにちは!」

提督「ああ、こんにち―」

横督「五月雨ちゃん、こんな奴に挨拶なんてしなくていいよ。時間の無駄だから」

提督「陸奥、こんなクソ提督に挨拶なんてするな。時間と酸素の浪費にしかならない」

提督&横督「……………………………………………………」ギリギリギリギリギリ

五月雨「よろしくお願いします、陸奥さん」

陸奥「はぁい、こちらこそよろしくね、五月雨ちゃん?」

五月雨「ええと、よろしいでしょうか?」

横督「なんだい?」

五月雨「お二人って…お顔が似ておりますけど、もしかして兄だ―」

提督「ただの知人だ。それ以上でもそれ以下でもない」

横督「その通りさ。それに、こんな男が兄弟なんて、僕の評判がガタ落ちするじゃないか」

提督「五月雨ちゃん、この男の下で働くなんて、苦痛じゃないかい?」ギリギリ

五月雨「へ?いえ、私はこの提督に良くしてもらって…」

提督「こいつは基本女の子の体にしか興味がないから、だまされないようにしてね?」ギリギリ

横督「何も言わずに僕の耳をちぎれるほどに引っ張らないでくれるかなこのクソ野郎」

提督「ムシャクシャしてやった。反省も後悔もしていない」

横督「それに、僕は女の子の体にしか興味がないなんてわけじゃないよ。女の子の体と性格に興味があるんだ」

提督「体に興味があるって事は否定しないのか」

横督「失礼だな。大体、今のご時世彼女の体に興味がない彼氏なんて、存在しないんじゃないの?」

提督「お前最低だな」

横督「自覚はある」

五月雨(あるんだ…)

横督「むっちゃんも、こんな男が提督で、残念じゃないの?」

陸奥「あら、そんなわけないわよ。私、この提督の事が本当に好きで、ケッコンカッコカリしたんだから」

提督「陸奥……」

横督「おやおや、こんな男とケッコンなんて、むっちゃんもホントに不幸だね」ケラケラ

提督「ぶっ殺すぞてめぇ」

横督「やれるもんならやってみやがれ、返り討ちにしてやんよ」

提督「…………………………………………」ギリギリギリギリギリ

横督「…………………………………………」フンギィィィィィィィィィィィ

大淀「あの……そろそろ演習を…」

提督「大体お前の性格からして、お前全員とケッコンカッコカリしただろ」

横督「おや、その頭の割に察しがいいね。その通りさ」

提督「お前、女なら見境なしか。海軍学校の時だって」

横督「人聞きが悪いな。さすがに人の彼女や人妻に興味はないよ?」

提督「さっきお前大淀たぶらかしてたじゃねぇか。どの口が言ってんだ」

横督「大淀ちゃんはまだ僕の鎮守府にいないし、お前の鎮守府のならノーカンだと思ったから」

提督&横督「……………………………………………」ギリギリギリギリギリ

大淀「……演習、始めちゃいますね」

陸奥「ええ、やっちゃって」

五月雨「私の提督が…すみません……………」


 ―数時間後―

大淀「演習終了です。第弐鎮守府側は、旗艦・大和が大破、赤城、大鳳が中破、金剛、最上が小破、伊58が損傷軽微です。第参鎮守府側は、

   加賀、瑞鶴が大破、旗艦・比叡が中破、青葉、吹雪が中破、神通が損傷軽微です。従いまして、勝利判定は、第弐鎮守府がC、第参鎮守府がBです」

提督「Bか…」

横督「今お前、‶勝利できたぜやったー‶とか思っただろ」

提督「あ?」

横督「戦術的勝利なんて僕は勝利と認めないね。勝利するならせめて、A勝利だな~」

提督「B勝利だとしても、勝利した事に変わりはない。そして、俺の艦隊の皆が頑張ってくれた事にも変わりはない。たとえB勝利でも、俺は嬉しいよ」

横督「ふん、くだらないね」

提督「…というか、戦術的敗北した奴にそんな事言われても何とも思わないんだが」

横督「な、何だとぉ!」

提督「大体お前の艦隊力技的な要素が見え見えなんだよな。もっと雷装とかを気にして―」

横督「畜生!お前なんかに俺の艦隊の指図をされてたまるか!」

提督「俺はあくまで正論を言ったまでだ。そもそもお前のハーレムなんて―」

横督「く、くそっ!五月雨ちゃん、帰るよ!」

五月雨「は、はいっ」

横督「覚えてやがれ!今日の恨み、絶対晴らしてやるからな!」

提督「はいはい、頑張れがんばれ」

五月雨「し、失礼します!」

横督「いつかお前の鎮守府の女の子も、僕の鎮守府に編入してやるからな!」バタン

提督「最低の捨て台詞だな」

大淀「………ええと……」

提督「ああ、あいつの事は気にするな。ただのバカだから」

陸奥「気になるわねぇ

※途中投下してしまいました。申し訳ございません。

陸奥「気になるわねぇ~。よかったら、あの提督と何があったのか、聞かせてくれないかしら?」

提督「断る。あんな奴の事を話すなんて、口が腐る」

陸奥「そこまで嫌いなのね…」

大淀「あの、演習の報告書、お願いしますね…」


【続く】

【1日1人、キャラ紹介】

≪横督/天代 遊玄(あましろ ゆうげん)≫

関東・横須賀第弐鎮守府の提督。年齢は雫石提督と同じで、雫石提督とは海軍学校以来の付き合い。しかし、ちょっとしたいざこざから雫石提督とは、

犬猿の仲な関係にある。超がつくほどの女たらしで、目についた可愛い女性は手当たり次第にナンパする始末。というか、女性なら何でもありな感じ。

海軍学校時代は、学年トップの成績だったが、運動(夜の運動は除く)は少し苦手。容姿が雫石提督と似ている。頭は結構キレる方。

好きな言葉は『据え膳食わぬは男の恥』。

【舞台設定】

≪演習≫

2つの鎮守府の第1艦隊同士で行う、艦娘の練度向上を目的とした模擬戦闘。演習を行う場所は、奇数の番号の鎮守府に併設されている海上演習場。

演習を申し込む側の鎮守府が、申し込む相手の鎮守府に電話で依頼をして、その日のうちに演習を行う。演習艦隊の編成変更は、1時間前までなら可能。

この戦闘で艦娘が轟沈する事はありえず、使用される弾薬は全て模擬弾。勝利判定は、演習担当の艦娘と妖精が下す。

今日はここまでにします。

明日は、この横督と提督との間に起こったいざこざについて書く予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




入渠時間で腹が立つのは、50分以上1時間未満(高速修復剤を使うかどうか迷う時間だから)。

乙でしたー
香取リクエストしていいでしょうか?

こんばんは、>>1です。

>>162
  香取、了解しました。


今日は、雫石提督と天代提督の因縁の発端となる話を書いていきます。

では、投下します。

【因縁】※2レス以上続きます。

 ―11時、横須賀第弐鎮守府・執務室―

横督「あ、五月雨ちゃん。ちょっといいかな?」

五月雨「はい、どうかなさいましたか?」

横督「これ、鎮守府の回覧板だから、第参鎮守府に届けてくれない?」スッ

五月雨「はぁ、構いませんけど…こういうのは郵送か提督ご自身が届けるか―」

横督「あんな野郎のために金なんて使いたくないし、行くのも面倒くさいから嫌だ」

五月雨「は、はぁ……では、行ってまいります」

横督「ごめんねー。帰ってきたら間宮さんのスイーツ奢ってあげるから~」


 ―12時過ぎ、執務室―

第伍鎮守府提督(以下友督)「へぇ、あいつとまた会ったんだ」

提督「ああ。正直、顔も見たくなかったんだけど、陸奥がついあの鎮守府の演習依頼を受けちゃってね…」

陸奥「ごめんなさいね、提督とあの横督さんが仲悪いって事知らなかったし、電話してきたのが五月雨ちゃんだったから…」

友督「で、あいつは相変わらずだった?」

提督「ああ、相変わらずのクズだった」

陸奥「あら、友督さんはあの横督さんの事知ってるのかしら?」

友督「ああ、知ってるよ。同じ海軍学校だったからね」

コンコン

提督「どうぞー」

五月雨「失礼します、第弐鎮守府の五月雨です」ガチャ

提督「ああ、昨日の。どうかしたの?」

陸奥「こんにちは、五月雨ちゃん」

五月雨「こんにちは。えと、提督から回覧資料を持ってまいりました」

提督「ああ、どうも。ご苦労様」

友督「あれ?そういうのって大抵郵送とかじゃないのかな?」

提督「あいつの事だ。どうせ、『あんな野郎のために金なんて使いたくないし、行くのも面倒くさい』とでも言ったんだろう」

五月雨「はい…おっしゃる通りです」

提督「やっぱりか」

リリリン、リリリン

提督「はい、執務室。……ああ、分かった。よし、すぐ行く」

陸奥「あら、どうかしたの?」

提督「工廠でちょっとしたトラブルがあったと。すぐ行ってくる。陸奥と友督と五月雨ちゃんは、ここにいていいから」ガタッ

陸奥「そう、行ってらっしゃい」

提督「ああ、行ってくる」

パタン

陸奥「ねぇ、友督さん」

友督「ん?」

陸奥「友督さんて、うちの提督と、第弐鎮守府の提督との間に何があったのか、知ってるのかしら?」

友督「あー、うん。まあ知ってるよ」

陸奥「よかったら、教えてもらえないかしら?」

五月雨「あ、私も気になります」

友督「うーん…そうだな…。まあ、たぶん大丈夫だろうな…。うん、じゃあ教えてあげるよ」

陸奥「ありがとうね」

五月雨「ありがとうございます!」

友督「えーっと、あれは4年くらい前だったかな…。まだ俺たちが提督じゃなくて、海軍学校に通っていた頃の事だよ」

陸奥&五月雨「…………………」コクコク

友督「海軍学校は、普通の学校と同じように、20~30人のクラスが3つ、同い年の奴は大体90人ってところだな。それで、俺と提督、そして横督は、

   同じクラスになったんだ」

陸奥&五月雨「…………………」

友督「ここでちょっと話が逸れるけど、陸奥さんは提督が海軍時代頭が悪かったっていうのは知ってるかな?」

陸奥「え?ああ、そういえば吹雪ちゃんがそんなことを言ってたわね」

友督「実はね、提督は元々勉強ができる奴なんだけど、試験とかになると動揺したり緊張したりするからケアレスミスが増えて、間違いが多くなるんだ。

   ま、本番で失敗するタイプなんだな。だから、学年の成績では大体下の方になるんだよ。だから、提督はそこまで馬鹿じゃないんだ」

陸奥「そうだったの…じゃああの人は、ただ自分を卑下するような言い方をしていただけで…」

友督「ああ、提督は自分の事を過小評価する傾向があるからね。で、話を戻すけど、横督の方は体育系以外の成績は良かったんだよ。それと、

   今と同じようにプレイボーイだった」

五月雨「それは…私の提督から聞きました……」

友督「提督は真面目で、勉強は若干苦手だけど運動は得意。横督は軟派で、勉強が得意で運動が苦手。まあ、正反対の2人だったんだよ」

陸奥&五月雨「…………………」コクコク

友督「そんな2人は、まあ今みたいに露骨に侮辱しあうほどではないけどピリピリしていたんだ。ま、大体横督の方から絡んでくる感じだったけど」

陸奥「へぇ……」

五月雨「そんな事が……」

友督「それで、確か冬季試験の時……」

 ―4年前、浦賀海軍学校・教室―

[冬季試験 科目:通信]

カリカリカリカリカリ

雫石(現提督)「………………」カリカリ

雫石(くそっ…予習はしてきたはずなのに…分からない…くそっ!いつもこうじゃないか…俺は…)

雫石(ん?)

問20.『次のモールス信号を解き、文章を日本語で答えよ。なお、本文及び終了の符号は含まれていない。(配点10)

    ・-・・・ -・-・・ ・・-- --・-・ -・・- -・-・ ・-・ ・-・-・ -・・・ ・・-・ ・---・』

雫石(よっしゃ!モールス信号だけはわかる!えーっと…‶沖ノ島に難破船‶だな…)


天代(現横督)「………………」カリカリ

天代(やっぱり、予習の成果か結構簡単に解けるね。よしよし、楽勝だな)

天代(さて、次の問題は…)

問20.『次のモールス信号を解き、文章を日本語で答えよ。なお、本文及び終了の符号は含まれていない。(配点10)

    ・-・・・ -・-・・ ・・-- --・-・ -・・- -・-・ ・-・ ・-・-・ -・・・ ・・-・ ・---・』

天代(げ、これは問題解くのに時間がかかりそうだな…。後回しにしよう…)


 ―数日後、試験返却日―

ザワザワ

雫石「おおっ、点数がいつもより取れてる!」

天代「ありゃりゃ……点数があまり伸びなかったな…」


雫石「ん?」←53点

天代「あ?」←53点


天代「なんだ、君みたいなやつが53点も取れるなんて、大したもんじゃないか」

雫石「よく言うよ。お前みたいな頭のいい奴が53点しか取れないなんて」

天代「な、何だとぉ?大体お前、ほとんどの問題が解けてないじゃないか!なのに何でそんなに点数が取れてるんだ!イカサマでもしたのか!」

雫石「こっちは配点の高い問題を解く事ができたんだ!そっちこそ、配点の低い問題しか解けてない上にその程度の点数じゃねーか!」

天代「ごちゃごちゃうるさいな!こっちは寒さのせいで頭があんまり回らなかったんだ!」

雫石「そりゃこっちだって同じ事だ!」

天代「それにもともと、僕は勉強ができた方なんだ!長い目で見れば、成績は僕の方が上だね!」

雫石「ちっ、これだから頭の良さでしか優劣をつけられない奴は…!言わせてもらうが、俺は普通に勉強はできる方で運動や家庭科も得意だ。つまり、

   スペック的には俺の方が上だな!」

天代「お前は本番で失敗するタイプだろうが!海軍ならば、本番とはつまり戦場の事。戦場で本領を発揮できないような奴に、僕が負けるはずがない!」

雫石「てめぇそんな事言ってる割に女子をとっかえひっかえにイチャコラしてるじゃねーか!そんな軟派野郎が海軍にいていいものか!」

天代「ああああん???」ギリギリギリギリギリ

雫石「おおおおお???」ギリギリギリギリギリ

 ―現在、第参鎮守府・執務室―

友督「それ以来、2人は出会うたびに殴ったり罵倒しあったり」

陸奥&五月雨(下らないにもほどがある…)

友督「おまけにその冬季試験の学年順位は2人とも同じだったよ。点数が同じだったのは通信の科目だけだったけどね」

陸奥「どっちが勝ったって言えるのかしら…」

五月雨「微妙なところですね……」

提督「たでーまー…」

友督「お、お帰り。結局何があったんだ?」

提督「ああ、別に大した用じゃなかったよ。それより、何か話でもしていたのか?」

友督「ああ、お前と横督の因縁についてな」

提督「あー…話しちゃったのか…幻滅したか?」

陸奥「いいえ、結構面白かったわよ?」

五月雨「あ、あの…提督さん」

提督「うん?なんだい?」

五月雨「あの…冬季の試験が原因でうちの提督さんと仲が悪いって、本当なんですか?」

提督「ああ、あの時以来、俺とあいつは最凶最悪の関係になった。正直…あの時俺はどうかしていたとしか言えなかったが……。けど、俺は譲らない。

   あの試験で全体的に勝ったのは俺の方だ」

五月雨「あの…そこで、質問なんですけど…」

提督「?」

五月雨「提督さん達の因縁の発端って、あの通信の試験が原因なんですか?」

提督「んー…原因…と言っちゃあ原因だね」

陸奥「だったら、その試験を2人にもう一回受けてもらって、点数の高い方が勝ちって事にしたら?」

提督「…………………」

友督「そりゃ面白い。やってみたらどうだ?」

提督「……仕方ないな…ま、正直あいつとは決着をつけたいところだったからな…」

友督「よし、じゃあ横督呼ぶわ」ピポパポ

 ―数時間後―

横督「………………………………………………」ギリギリギリギリギリ

提督「………………………………………………」ギリギリギリギリギリ

友督「あー…暴行沙汰になる前に、試験始めちゃうぞー」

横督「ちっ…今夜は大和ちゃんと一緒に過ごそうと思ったのに…」

提督「はぁ…今日はてめぇの悪夢を見そうだよ…」

友督「はいはい、始めるぞー。問題は前回と同じで」


 ―数時間後、試験採点終了―

提督「………………………………………………」←97点

横督「………………………………………………」←97点

陸奥&五月雨「……………」

友督「あー………」

提督「あの時配点の高い問題を解けていたのは俺だから基礎知識を得てさらに盤石を強くした俺の方が成長してると言える!」

横督「いいや!あの時お前が間違えたのは基礎的な問題だから、あの時基礎的な問題を解けていた僕の方が成長したと言える!」

ギャースカ、ギャースカ

友督「……じゃあ、俺帰るね」

陸奥「はい、お疲れ様ね」

五月雨「私は……」

陸奥「じゃあ五月雨ちゃんは、私と食堂にでも行こうかしら?」

五月雨「は、はいっ!」


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪友督/交月 慶弥(まがつ けいや)≫

関東・九十九里浜第伍鎮守府の提督。年齢は雫石提督と同じで、雫石提督の親友。雫石提督とは中学校時代からの付き合い。趣味や性格が似ているせいか、

すぐに打ち解けあう事ができた。雫石提督に、よく余ったレア艦娘のおすそ分けをする(雲龍、高波、プリンツなど)。マジェンダを開発した張本人だが、

何が来るのか怖くて雫石提督に譲渡してしまい、後悔する。嫁艦は榛名で、あともう少しでケッコンカッコカリできるところ。

好きな言葉は『眼光紙背に徹す』。

今日はここまでにします。

明日は、リクエストに受けた艦娘の木曾、三日月&初霜、隼鷹、宗谷、香取の内の何人かを消化していく予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



那珂ちゃん改二が>>1鎮守府に来ました。滅茶苦茶可愛いので那珂ちゃんのファンになります。

艦これ夏イベントが…仕事のシフトでろくに参加できない…だと…?

こんばんは、>>1です。

今日は、木曾、三日月&初霜+αの話を書いていきます。

では、投下します。

【相棒】

 ―13時、キス島沖・Aマス(敵水雷戦隊)―

ドドォォォォン

まるゆ「ひえええええ…」

木曾「まるゆ!大丈夫か?」

まるゆ「は、はいい…何とか…」

バゴゴゴン

まるゆ「ふわぁっ!?」

木曾「くそっ、あの野郎…俺の相棒に手を出しやがって…!許さねぇ…!」

まるゆ「あ、相棒…?」

木曾「当ったり前だろ!お前は俺にとって大切な相棒だ!」

まるゆ「相棒…!かっこいいです!」

木曾「おっしゃぁ!テメェらかかって来やがれ!まとめて相手になってやんよ!」

軽巡へ級flagship「……………」ニヤリ

木曾「へっ、来な」クイクイ

ゾドドドドドォォォォォン!!!


 ―18時、鎮守府・厨房―

木曾「ええと…このジャガイモをこっちに…」

まるゆ「よかったんですか?損傷を負ったのに入渠したらすぐ夕食の準備だなんて」

木曾「気にするな、あんなの屁でもないさ。それより、まるゆは大丈夫か?」

まるゆ「あ、はい。まるゆは大丈夫です、木曾さんが守ってくれたから…まるゆは弱いですもんね…」

木曾「何言ってやがる!」

まるゆ「へっ!?」

木曾「弱いも強いも関係ねぇ!まるゆがどれだけ弱かろうが強かろうが、俺の相棒は一人だけ、お前だよまるゆ!」

まるゆ「き、木曾さぁん……!」グスッ

木曾「だから、これからもよろしくな、相棒!」

まるゆ「は、はいっ!」ガシッ


提督(……どれだけカッコいい言葉でも、エプロン姿に包丁持ったまま言われたら威厳も何もないが…)コソッ

天龍(馬鹿な……あいつの相棒は、同じ眼帯の俺じゃなかったのか…?)コソッ


【END】

【満月】

 ―深夜1時過ぎ、駆逐艦寮・トイレ付近―

初霜「早く部屋に戻らないと……」コソコソ

カタン

初霜「だっ、誰?」

三日月「あ、初霜ちゃん。こんばんは」

初霜「三日月ちゃん…?どうしたの、こんな夜に…」

三日月「なかなか眠れなくて…外をちょっと見たら満月がきれいだったから、つい部屋から出ちゃって……」

初霜「そうだったんだ…確かにきれい…」

三日月「……もっと、いい場所があるけど、来てみます?」

初霜「え?でも、大丈夫かしら…」

三日月「すぐに戻れば、大丈夫ですよ」

初霜「…そうね、じゃあ、案内してくれるかしら?」

三日月「お任せあれ」


 ―??分後、屋上―

初霜「…本当に、きれいですね……」

三日月「でしょう?でも、私は満月じゃなくて三日月が見たかったな…」

初霜「それは、名前が三日月だから?」クスッ

三日月「うーん…それもあるけど、三日月は形が面白いから、かな?」

初霜「ああ、それは確かに分かるわ。あの、曲がった感じがいいわよね」

三日月「でしょ?でも、やっぱり満月もきれいね~」

初霜「ええ、ほんと。時間が経つのを忘れちゃうくらい……」


加賀「なら、思い出させてあげますよ」


初霜&三日月「あ」

加賀「今は2時12分、消灯時間は23から6時まで。つまりあなたたちは消灯時間中に正当な理由もなく部屋から屋上へ出てきて怠けていたという事。

   屋上の方から何か声が聞こえると思ったら、貴方たちだったのね…」

初霜「………………もう、そんなに時間が経っていたのね……」

加賀「無断外出は懲罰に値するけど、普段貴方たちは行いがいいから、ここで説教をするだけに留めてあげるわ。満月は時間を忘れるくらいきれい、

   と言ってたわね?なら、長時間の説教も苦じゃないでしょう?」

三日月(…………初めて、月を恨みそうだわ…)


【END】

【大井さん】

 ―15時、軽巡洋艦寮・北上&大井の部屋―

提督(どうしよう……大井に新しい装備を上げようと思ったけど…北上は今遠征中…北上成分が不足してギスギスしている大井にあんまり近寄りたくは…

   しかし…渡すしかない…)

コンコン

大井『はい?』

提督「あー、提督だ。今、いいか?」

大井『構いませんよ、どうぞ?』

提督(あれ?意外と普通?)

提督「し、失礼しまーす…」ガチャ

大井「?何をそんなに怖気づいているのですか?」

提督「い、いや……」

提督(ん?部屋の中も普通だな…北上の机はあっちの方だろうけど、特に荒らされてもいないし…北上との写真があるくらいで、あんまり北上グッズで、

   埋め尽くされてるって感じじゃない…普通だな…)

大井「何部屋の中をじろじろ見てるんですか?」

提督「あ、ああ…大井は北上の事をとても…その…信頼してるから、てっきり部屋じゅう北上グッズで埋め尽くされてるかと思って…」

大井「いやですね、私もそこまで吹っ飛んではいませんよ?」

提督「そ、そうか。よかった…ところで、何をしていたんだ?」

大井「ああ、今日の個人日誌を書いていたんですよ。出撃とか、開発とかの事を書いたものです」

提督「え、そんなの書いてたのか。お前が」

大井「……さっきから、失礼な発言が多い気がするんですが…まさか提督は私が北上さんを束縛してるとでも思っていたんですか?」

提督「………………すまんが、そう思っていた」

大井「さすがに私も北上さんを完全に束縛したりはしませんよ。北上さんの意思もちゃんと尊重しています。それと、北上さんとじゃれあう時はちゃんと、

   北上さんの許可も得ています」

提督「あ、そうだったのか…。悪い、少しお前の事見直したよ」

大井「見直してくれて結構です。それで、何の用でしょうか?」

提督「ああ、甲標的をプレゼントしようと思ってな」

大井「え、本当ですか?ありがとうございます!」

提督「喜んでくれたようで何よりだ」

コンコン

阿武隈「大井さん、ちょっといい?」

大井「あら、阿武隈さん。どうかしたのかしら?」

阿武隈「工廠で、応援がほしいって。一緒に来てくれるかな?」

大井「いいわよ。じゃあ提督、少し失礼します。甲標的、ありがとうございますね」

提督「ああ、行ってらっしゃい」

パタン

提督「さてと、じゃあ俺も…」バサッ

提督「あ、やべぇ…本落としちゃった――ん?」


『北上さん北上さん北上さん北上さん北上さん北上さん北上さん北上さん北上さん北上さん提督死すべし北上さん北上さん北上さん北上さん北上さん』


提督(見なかった事にしよう)バタン


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪木曾≫

球磨型軽巡洋艦(重雷装巡洋艦)五番艦。艦娘No.41(改二はNo.146)。改二になってからは黒いマントと剣が特徴的な、中二要素満載の球磨型の末妹。

個性豊かな姉たちに日々ツッコミを入れているが、自分も個性的なので強く注意する事ができない。まるゆの保護者的な存在だが、最近ではまるゆの事を、

相棒と認識してきた。実は料理が得意。最も得意な料理はカレーで、味は鳳翔と間宮に匹敵する。最近、胸が小さいのを気にし始める。

好きな言葉は『正々堂々』。

今日はここまでにします。

>>133-134
  木曾、三日月&初霜をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?


明日は>>1の都合上投下する事ができません。次の投下は明後日の8月1日、午後9時以降を予定しております。

次の投下では、隼鷹・宗谷・香取の話を書いていく予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた次の投下で。



隼鷹の夜戦(意味深)シーンを考え付いたけど、このスレでは使いどころがなくて書くのをやめる事に。


ここで少し皆さんの意見を聞きたいと思います。

次、>>1が1人の艦娘を主役に話を書く場合、扶桑か隼鷹、どちらに主役になってほしいですか?

乙でしたー、天津風リクエストします

扶桑主役が見たいです

そういやいつぞやに着任したわるさめちゃんのリクエストをお願いします

こんばんは、>>1です。

皆様の意見を集計した結果、次の作品の主人公艦娘は扶桑になりそうです。


>>196
  わるさめ、了解しました。


今日は、200レスまで残り僅かなのと、>>1の仕事による赤疲労から、隼鷹の話だけ書いていきます。

それでは、投下します。

【朝チュン】※2レス以上続きます。

 ―9時過ぎ、提督の私室―

チュン、チュン

提督「………ん……ふわぁ……」

提督「徹夜明けはきついな…やっぱり…」

提督(陸奥、俺の事を考えて起こさなかったのかな…?お礼を言っとかないとな…)

グイッ

提督「ん?」


隼鷹「……すぴー…」


提督(な、何でこんなとこに隼鷹が…酒臭っ!)ツーン

提督(大方、鳳翔さんの店でしこたま飲んだ後で、自分の部屋だと思って俺の部屋で寝たんだろ…俺も、昨日の寝る直前の記憶が無いし…)

ムニュッ

提督「ん………………?この腕に当たる柔らかい感触は………まさか…………」

バサッ


隼鷹「くかー………すぴゃー……」←全裸。しかも提督の体に抱き付く感じで。


提督「」

隼鷹「くおー………」

提督(おいおいおいおいどういう事だこれは一体何で隼鷹が俺の布団で全裸で寝てるんだというかよく見たら隼鷹の脱ぎ捨てた服が俺のベッドの脇にある

   もしかして俺やっちまったのかやっちゃったのか隼鷹の胸柔らかいいや違う畜生何でこんな事になったんだ徹夜につかれてやっちゃったのかマジか

   どうしようどうしよう俺には陸奥っていう心に決めてきっちりかっちりケッコンカッコカリした相手がいるっていうのにこの責任どうすべきものか

   どう責任取るか責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任………)

提督「………………責任、取ろう」


 ―数分後―

隼鷹「ふ、あぁぁぁぁぁ~…」ノビー

隼鷹「ありゃ?ここはあたしの部屋じゃなくて、提督の部屋?あっちゃー…間違えてここで寝ちゃったのか…」

隼鷹「って、あたし服着てないじゃん!酔って暑くて脱いじゃったのか……」

隼鷹「ま、提督に見られてなければいい―」



提督「……………さらば、この世界よ」←首吊ろうとしている最中


隼鷹「は、はぁっ!?おい、馬鹿!何しようとしてんだ!」ガシッ

提督「離せ!俺は陸奥とケッコンカッコカリしたってのに別の女に手を出してしまったんだ!この責任、死して晴らす他に道はない!」グイグイ

隼鷹「いやいや、誤解だってば!だから降りなって!首吊るのやめろって!」グイグイ

提督&隼鷹「あっ!?」

ドッシャーン

陸奥「提督?お・は・よ♪昨日徹夜だったからよく眠れ―」


提督&隼鷹「あ」←提督が全裸の隼鷹を押し倒している構図


陸奥「」ハイライトOFF

隼鷹(あ、やばい。あの眼はマジでやばい)

提督「誤解だ!」

陸奥「全砲門、斉射。撃て」ガシャン

提督「声に抑揚がないのが逆に怖―!!!」

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

※何とか生存できました。


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪隼鷹≫

飛鷹型軽空母二番艦。艦娘No.66(改二はNo.208)。姉の飛鷹と同じく商船から空母へと改造された、数奇な運命を背負った艦娘。元商船だったからか、

日常の所々の所作に上品な気質が混じっているが、基本的に大雑把な言動が目立つ。超がつくほどの酒好きで、週四ぐらい飲み仲間の千歳や那智を誘って、

≪居酒屋・鳳翔≫で飲み会を催す。顔立ちもスタイルもいいので、髪を整えたら誰だかわからないほどの美人になる。商船への未練は断ち切れたらしい。

好きな言葉は『酒は天の美禄』。

今日はここまでにします。

>>135
  隼鷹の話、いかがでしたか?


>>187
 大変申し訳ございません。ただ>>1>>197に書き忘れていただけです。天津風、了解しました。


それでは、200レスを越えてしまいましたが、ここでキリ番安価をとります。キリ番安価の範囲は下に書いてあります。

現在消化できていないリクエスト艦娘は、香取、宗谷、わるさめ、天津風ですので、これら艦娘は選ばないでいただけたらと思います。


また、キリ番安価及びリクエストされていた艦娘を全て消化した後で、艦娘の内誰か1人を主役にして、少し長めの話を書く予定です。

その艦娘はまた安価で決める予定です。


感想等がありましたら、お気軽にどうぞ。

それではまた明日。



>>1の最も好きな軽空母は隼鷹に決まりました。

【キリ番安価範囲:>>207-209】

陸奥の新妻奮闘記

秋月の散財

五航戦

こんばんは、>>1です。

キリ番安価の結果、陸奥の新妻奮闘、秋月、瑞鶴&翔鶴になりました。

今日は、>>207の陸奥の新妻奮闘、>>208の秋月散財するを書いていきたいと思います。

それでは、投下します。

【新妻】※2レス以上続きます。

 ―10時、戦艦寮・休憩室―

陸奥(やっぱり、鎮守府は女の子ばっかりだから、あんなトラブルも起きるものよね…)

陸奥(……思えば、私、提督の妻として、やるべき事をしてるかしら…)

陸奥(……してないわ…。だから、皆に埋もれちゃうのかな…)

陸奥(ここは、奥さんらしい事をして、提督に喜んでもらおう!)


 ―12時過ぎ、執務室―

提督「ふぃ~…ちょっと休憩っと。ご飯にしようかな…」

コンコン

提督「はい?」

陸奥「失礼するわね、提督」ガチャ

提督「陸奥?何かあったのか?」

陸奥「トラブルじゃないわ。これよ、これ」スッ

提督「ん?それは……弁当箱か?」

陸奥「提督のために、作ってきたのよ?食べてくれるかしら?」

提督「えっ、本当か!そりゃ嬉しいな~。でも、言ってくれれば…」

陸奥「事前に言ってちゃ、何か意外性がないでしょ?だからよ」

提督「……ありがとうな。俺なんかのために」

陸奥「別に気にしなくていいわよ」

提督「じゃあ早速…」カパ

提督「おお、美味しそう……」

陸奥「でしょ?腕によりをかけたんだから。それじゃ…」ヒョイ

提督「ん?何を……」

陸奥「あーん♪」

提督「……あーん」パクッ

陸奥「味はどう?

提督「…………」ナデナデ

陸奥「あっ…何で頭をなでるの!?」

提督「それくらい美味しいって事だよ、うん。すごい美味しい」

陸奥「……ふふっ、ありがと」

 ―15時、洗濯機室―

陸奥「んしょっ……やっぱり洗濯物は多いわね……」ガサゴソ

陸奥「あら、提督の軍服……予備のかしら?」

陸奥「……………………」スンスン

陸奥「……少しだけど、提督の匂いが残ってる…いい匂い……」

陸奥「って、これじゃ私変態みたいじゃない!!」バッ

陸奥「あ……落としちゃった……また洗わなきゃ……」


 ―18時、執務室―

提督「ふぃ~……仕事もあと少しだな…」コキコキ

陸奥「お疲れさま、提督。お茶どうぞ」コト

提督「ああ、ありがとう」コキッ

陸奥「肩、揉んであげようか?」

提督「いいのか?それじゃあ………」

陸奥「了解♪」モミモミ

提督「……………なぁ、陸奥」

陸奥「なぁに?」モミモミ

提督「何かあったのか?」

陸奥「何が?」

提督「…なんか、急に弁当なんて作ってくれたり、洗濯もしてくれたり、今も……何かあったのか?」

陸奥「………改めて、提督の奥様カッコカリになってから何も奥様らしいことしてないな、って思ったから……」

提督「…………そんな事、ない」スクッ

陸奥「…提督?」

提督「いいか、陸奥」ギュッ

陸奥「あっ……」

提督「別に、特別奥さんらしい事なんてしなくてもいい。ただ、陸奥が俺のそばにいてくれるだけで、俺はもう十分だよ」

陸奥「提督……………んっ」

チュッ

提督「………………あ、今のは奥さんらしい事か?」

陸奥「……………考えていなかったわ///」


 ―同時刻、執務室のドア付近―

木曾「……今日の演習の報告書を出そうと思ったが……」ノゾキミ

木曾(………甘いッ、甘すぎるぞ…ッ!)


【END】

【汚染】

 ―15時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―

綾波「こんにちは~」

秋月「こんにちは!」

間宮「はい、いらっしゃいませ~。何にしますか?」

綾波「えーっと……私は、かき氷いちご味で!」

間宮「秋月ちゃんは?」

秋月「秋月は……ソフトクリーム、抹茶味でお願いします!」

間宮「分かったわ。それじゃあ、ちょっと待ってね~」


 ―16時前、≪万屋・明石≫―

明石「いらっしゃいませ、明石の酒保へようこそ!どれにしますか?」

秋月「そうですね…ボールペンをいただけますか?」

明石「ありがとうございますー!お代は、400円ですー」

秋月「はい、これでお願いします」スッ

明石「はい、1000円のお預かりで、600円のお返しですー」


 ―18時、駆逐艦寮・休憩室―

秋月「秋月…とんでもない事に気づいてしまいました………」

綾波「ど、どうかしたの…?」

秋月「秋月…最近金遣いが荒くなってしまった気がして………!」

綾波「え?そうかしら…」

秋月「今日の‶あいすくりーむ‶はもちろんの事、普段使っていた万年筆がまだ綺麗にすれば使えたというのに酒保で新しいボールペンを買ってしまい…

   挙句500円玉があるというのに、1000円札を躊躇なく使ってしまうという始末…!」

綾波「そ、そこまで思いつめる事じゃ…」

秋月「この秋月……自分の金遣いの荒さに失望してしまいました…。かつては質素な生活をしていたから、贅沢はなるべくしないよう心掛けていたのに…

   最近になってからはもう贅沢の限りを…………!」

綾波「そ、そこまで贅沢かなぁ…」

秋月「贅沢も贅沢です!暑い時なんて、‶あいす‶など食べず氷をなめればいいだけの事!万年筆も、インクが無くなるまで使えばよかったというのに…!

   この鎮守府の雰囲気にのまれてしまいました…迂闊…」

綾波「ええと………」

秋月「こうなっては……今月はもうお金を使わずに生活します!」ガタッ

綾波「1か月0円生活!?芸能人でもないのに無理ですってば!」ガシッ

秋月「離してください!この秋月、欲を断ち切ります!」

綾波「やめてー!」


【END】

【艦娘達の夜】

 ―21時半過ぎ、執務室―

提督「あー、やっと終わった!」バサッ

陸奥「お疲れ様、提督」

提督「さてと、消灯時間も近いし、仕事も片付いたし、陸奥ももう部屋に戻っていいぞ?」

陸奥「待って。もう少し、貴方のそばにいさせて?」

提督「……仕方ないな…」


 ―十数分後、提督の私室―

陸奥「……………」ギュー

提督「…そばにいてもいい、とは言ったが…抱き付いてくる事はないだろ……」

陸奥「いいじゃない、それとも、提督は嫌?」

提督「嫌じゃないが……って、もうすぐ消灯時間だぞ?ほら、戻れ」

陸奥「ちぇー…じゃあ、明日もまたよろしくね~」

提督「ああ、よろしく。それじゃ、お休みな」

陸奥「それじゃ、お休み♪」


 ―数分後、戦艦寮・長門&陸奥の部屋―

長門「む?また提督のところにいたのか」←寝間着

陸奥「まぁね。それより、長門姉はまだ起きていたの?」

長門「当たり前だ、まだお前が帰ってきてなかったからな」

陸奥「あら、待っててくれたの?ありがとうね」

長門「ふん、それより、もうすぐ消灯だ。寝るぞ」

陸奥「はーい、それじゃあお休みなさい」←寝間着

長門「ああ、お休み」

パチッ


陸奥の場合:寝る前まで提督のそばにいる。しかし寝る場所はほぼ毎日長門と同室で寝ている。だが、たまに提督と一緒に提督の部屋で寝る事も。

【1日1人、キャラ紹介】

≪秋月≫

秋月型駆逐艦一番艦。艦娘No.221。非常に優れた対空性能を誇る艦載機絶対殺すウーマン。その雰囲気と身長の高さから、駆逐艦の皆からは頼れる先輩、

少し年上のお姉さんといった感じで接されている。かつては質素な生活をしていたせいか、贅沢をする事に拒否感を感じていたが、最近は少し贅沢気味。

瑞鶴・翔鶴からは、着任当初恐れられていたが、軍艦だった頃の記録を見直し、2人とは仲良くなった。

好きな言葉は『衣食足りて礼節を知る』。

今日はここまでにします。

>>207-208
  ‶陸奥の新妻奮闘、‶秋月の散財‶の話、いかがでしたか?


明日は、>>209の五航戦の話と、リクエストにあった香取、宗谷の話を書いていきます。


また、>>219の【艦娘達の夜】は、『懺・さよなら絶望先生』のED『絶望レストラン』を見てふと思いつき、シリーズ化しようかなと考えたものです。

ちょくちょくはさんでいきますので、お願いします。


感想・質問等がありましたらお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




補給艦撃沈任務が中々達成できない…。


一応、今現在考えてるほかのネタ(いずれもやるかどうかは未定)。

・新人研修

・4人目のエラー艦娘

・艦娘達のシフト

・モブ提督たくさん登場!提督会談

・サキ、再来

・海外の視察団……?

こんばんは、>>1です。

今日は、>>709の瑞鶴&翔鶴の話、そしてリクエストにあった香取、宗谷の話を書いていきます。

それでは、投下します。

>>226に間違いがありました。>>709じゃなくて>>209でした。

【被害担当艦】

 ―15時、執務室―

古鷹「―翔鶴が大破、他は損傷軽微です」

提督「ふむ…翔鶴の被弾率が滅茶苦茶高いな…」


 ―翌日10時、執務室―

提督「次の出撃では、瑞鶴と翔鶴を同じ艦隊にしようと思う」

瑞鶴「あのさ、提督さん。ちょっといい?」

提督「なんだ?」

瑞鶴「どうして今まで、私と翔鶴姉を一緒の艦隊にしなかったの?」

提督「ああ、理由は簡単だよ。お前が翔鶴と同じ艦隊になると、翔鶴に甘えるだろ」

瑞鶴「あ、甘える~!?」

翔鶴「それは…確かにありますね…。艦載機発艦を手伝ってとせがまれた事もありますし…」

瑞鶴「翔鶴姉!それは言わないでって言ったでしょ!?」

提督「まあ、理由はさっきの奴のほかに、翔鶴にもほかの空母達と仲良くなってもらいたかったからだよ。瑞鶴は加賀と和解してからは、空母の皆と、

   仲良くなれたからな」

翔鶴「そう…でしたか……」

提督「さらに、だ」

翔鶴&瑞鶴「?」

提督「運のめちゃ高い瑞鶴と、運のめちゃ低い翔鶴が一緒の艦隊になったら、運がトントンになって翔鶴が被弾する確率も下がると思って」

瑞鶴「何その超絶理論」

翔鶴「信用性に欠けますね……」

提督「まあ、いいや。今日の11時に、翔鶴旗艦で、瑞鶴・長門・霧島・青葉・衣笠を連れて、アルフォンシーノ方面へ行ってくれ」

翔鶴「わ、分かりました…」

瑞鶴(この提督さん、頭がいいのか悪いのかどっちなのかわからないなぁ…)


 ―数時間後、アルフォンシーノ方面・Gマス(深海棲艦泊地艦隊)―

瑞鶴(まあ、翔鶴姉と一緒に出撃できるだけで、いいかな?)

翔鶴「瑞鶴!何をぼんやりしてるの!早くしないと制空権をとられて―」

瑞鶴「あ、翔鶴姉危ない!」

翔鶴「へっ?」

ドゴオオオオオオオオオン

翔鶴「やあああああああっ!?」中破

瑞鶴「翔鶴姉!」


 ―数時間後、執務室―

提督「まあ、そうなるだろうと思ったよ。薄々」

翔鶴&瑞鶴「ひどい(です)!!」


【END】

【蚊取り線香】

 ―14時、執務室―

提督「……………」カリカリカリカリ

プ~ン

提督「!!」ピクッ

トントン

提督「どうぞー」

香取「失礼いたします、提督。本日の演習の報告書を持ってまいりました」ギィ

提督「ああ、ありがとう。けど、ちょっと待ってくれ」ガサゴソ

香取「?」

提督「よいしょっと」コト

香取(それは…)

シュボッ

提督「うーん、やっぱりこれいい匂いだなぁ」

香取「……私の目の前で蚊取り線香をつけるとは…何かのジョークでしょうか?」

提督「いや、違うよ。さっき蚊の羽音が聞こえたから、ちょっと準備しないと、って思ったからだよ。決してお前を馬鹿にしたわけじゃない」

香取「そうでしたか……しかし、今時蚊取り線香ですか…ほかにもあるでしょう、蚊対策用品。アース○ーマットとか」

提督「けど俺は、この蚊取り線香の匂いが好きなんだよな」

香取「……まあ、確かに心地よい香りがしますが…」スンスン

提督「だろ?」

コンコン

提督「はーい」

球磨「失礼するクマ。キス島沖出撃の報告に来たクマ」ガチャ

提督「ああ、お疲れ様。けど、香取の報告が終わってからでいいかな?」

球磨「分かったクマ…って、この匂いは蚊取り線香かクマ?」

香取「ええ、そうですよ」

球磨「……香取が…蚊取り線香…ぷひっ」

香取「」ピクッ

球磨「あははははははははっははあはは!!か、香取っ、蚊取り線香の香取~ッ!!」

香取「…………これは、‶再教育‶が必要なようですね~…」ペッシンペッシン

提督(俺知ーらないっと)

球磨「ああははは、ははは―クマアアアアアアアアアアアア!!?」

香取「!?」ビクッ

球磨「刺されたクマ!蚊に刺されたクマー!!痒い痒い痒い痒い!!!虫刺されの薬ほしいクマー!!」ポリポリポリ

香取「……あげませんよ。私を馬鹿にした事を懺悔すれば、差し出してあげない事もないです」

提督(…再教育のつもりか…?)


【END】

【助っ人】

 ―15時、≪甘味処・間宮≫―

提督「こんちはー」

間宮「あら、提督。いらっしゃいませ」

提督「かき氷、頼めますか?味はイチゴで」

間宮「分かりました。では、少々お待ちくださいませ~」パタパタ

提督(この前は利根に奢っただけで食べられなかったけど…今日は普通に食べようかな)

宗谷「提督!お待たせしました!かき氷・いちご味です!」コトッ

提督「あれ、宗谷?」

宗谷「はい、宗谷です!」

提督「なんでお前、ここで働いてるの?」

伊良湖「実は、宗谷さん、アイスとかお菓子とかをを作るのがお上手なんですよ~。ですから、暇なときはこちらで手伝っていただいてるんです」

提督「そうだったのか…。じゃあ、一口」パクッ

提督「ん~!!美味い!」

宗谷「ありがとうございます。テレビでやってた美味しいかき氷の作り方をやってみたんですけど、褒めてくださって嬉しいです!」

伊良湖「それと、宗谷さんはかき氷の作り方も面白いんですよ?」

提督「ん?」


 ―数分後、厨房―

伊良湖「宗谷さーん、榛名さんにかき氷メロン味、1つでーす!」

宗谷「分かりました!」

ゴトッ

提督(ん?氷の塊?今からかき氷器にかけるのか?」


宗谷「せいやっ!!」ブン

ガッゴォォォォォォォォン!!!


提督(殴ったー!?そして砕いたー!?)

宗谷「続いて……」スッ

提督(今度は、包丁を2丁?)


宗谷「ららららららららららららららららら!!!

スパパパパパパパパパパパパパパパパパパ


提督「」

宗谷「ふう、これで氷は出来ました!」

宗谷「ここでメロンのシロップを…」トポトポ

宗谷「はい、できました!」

伊良湖「ありがとうございます!」

宗谷「…ふぅ。いかがでしたか?」

提督(……怖い……)


【END】

【1日1人、キャラ紹介】

≪宗谷≫

南極観測船(砕氷艦)。艦娘No.Error-3。工廠妖精さんの気まぐれによって生み出されたエラー艦娘の1人。伊401を建造する際、伊401建造確定と同時に、

2つ目の大型建造ドックで建造された。軍艦の時の出身地がソ連だったからか、たまに響と一緒にいる事がある。赤道を越えたり極寒の南極へ行ったりと、

寒さと暑さに耐え抜いてきた故、非常に忍耐強い艦娘。素の身体能力が滅茶苦茶高く、その強さは赤城の肩を少し叩いたで大破にさせるほど。当然ながら、

>>1のオリジナル艦娘で、2015年8月3日現在ゲームには実装されていない。

好きな言葉は『心頭滅却すれば火もまた涼し』。

今日はここまでにします。

>>209,>>136,>>162
 五航戦の話、宗谷の話、香取の話、いかがでしたか?


明日は、わるさめと天津風、そして場合によっては4人目のエラー艦娘の話を書く予定です。

感想・質問・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。


>>1は本日、あまりの暑さで頭痛になってしまいました。これから数日は猛暑日が続くようなので、皆さんも熱中症には十分注意してください。

それではまた明日。



翔鶴姉、来ないよ!



ここで、多数決をとりたいと思います。

↓3までで多数決

  ①新しいエラー艦娘(オリジナル艦娘)、見てみたい。(登場する場合は海外艦になります)

 ②これ以上エラー艦娘を増やすのはちょっと……。

乙ー

色々はみ出ちゃう蒼龍、でリクお願いします

乙乙
摩耶様でお願いします

こんばんは、>>1です。

本日は、不慮のトラブルで投下が遅くなってしまいました。大変申し訳ございません。


多数決の結果ですが、オリジナル艦娘は登場と言う事になりました。

今日はそのオリジナル艦娘登場の前段階の話に加え、リクエストにあったわるさめ、天津風+αの話を書いていきます。

では、投下します。

【仲間】

 ―13時、特別艦娘寮・駆逐棲姫(わるさめ)の部屋―

駆逐棲姫(以下わるさめ)「………はぁ、今日もまた暑いな……」

コンコン

わるさめ「どうぞー」

ガチャ

白露「わるさめちゃん、失礼するよ~!」

わるさめ「!?ど、どうしたんだ一体!?」

時雨「わるさめちゃん、この後って暇?」

わるさめ「?なんだ、唐突に」

村雨「いいから答えて?」

わるさめ「……暇、ではない」

夕立「じゃあ私達と一緒に水遊びでもしましょー!」

わるさめ「えっ…でも……」

春雨「でも、何?」ジッ

わるさめ「………いや、別に……」

春雨「もしかして、わるさめちゃん…私達と一緒に遊ぶの、イヤ?」

わるさめ「う………そういうわけでは……」

白露「じゃあ一緒に遊ぼう!」

わるさめ「う、うむ………………」


 ―数時間後、執務室―

提督「皆との水遊びは楽しかったか?」

わるさめ「……提督、少し聞いていいか?」

提督「ん?」

わるさめ「…なぜ、私は優しくされているんだ?」

提督「………………」

わるさめ「私は本来深海棲艦の1人…。人類の敵とされる存在だ…。一度はお前たちとも刃を交えた関係でもある…。それなのに、どうしてここの皆は…

     私に優しく接してくれる?」

提督「なんだ、そんな質問か」

わるさめ「……なに?」

提督「そんなの、当たり前だろ。お前は、俺たちの仲間だからだよ」

わるさめ「…………仲間?」

提督「そう、仲間だ。お前は、かつて沈んだ艦娘・春雨の生まれ変わりだと言ったな?そして、元いた鎮守府に戻りたいと。だから、俺たちはせめてと、

   お前を俺たちの鎮守府に新たな仲間として受け入れて、お前の心の傷を埋めたいと思った。そんな風に、お前を救いたい、助けたいと願うのは、

   お前を仲間だと思ってるからだよ」

わるさめ「…!!」

提督「お前は俺たちの仲間だ。かけがえのない仲間だ。仲間なら、助け合い、優しくし合うのが当然だろ?」

わるさめ「………そう、か」

提督「?」

わるさめ「………仲間、か。良い響きだよ。とても、暖かい」グスッ


【END】

【風】

 ―14時、執務室―

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ

天津風「…いい風ね…」

提督「ああ、そうだな。今、すごい暑いけど、こういう時の涼しい風って気持ちいいよな」

天津風「ええ…。それに、猛暑の暑さと風が合わさって、生暖かい風が顔に当たる…気持ちいいわね」

提督「それ気持ちいいのか?」


 ―15時、海上演習場―

島風「速い速―――――――――――――――――――――――――――い!!」

ザァァァァァァァァァァァァァァァァァ

天津風「離せっ、離しなさいっ、島風ッ!!」グイグイ

島風「いいじゃん別にー!一緒にこの風を感じようよー!スピードの向こうへぇぇぇぇぇぇ!!」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

天津風(痛いっ!!風がすごく痛いっ!!それに暑さと海水の湿気のせいで気持ち悪い!!)

島風「ねえ天津風ー!」

天津風「何ー!?」

島風「いい風来てるー?」

天津風「来るかッ!!」


 ―17時、執務室―

フォォォォォォォォォ

天津風「……ふぅ、落ち着く……とてもいい風ね……」

提督「クーラーの風がか?」

天津風「うっさい!!」


【END】

【一杯】

 ―20時過ぎ、執務室―

マジェンダ「ふぅ……」コクッ

マジェンダ「夜空には満月……こうして月を見ながらワインを飲むのも、いいものね…」

提督「マジェンダ……」

マジェンダ「みなまで言わなくていいのよ、提督。あなたも、あの月がきれいだと言いたいのでしょう?」

提督「そうじゃねぇ……」

マジェンダ「あら、じゃあ貴方もこのワインを飲みたいのかしら?それなら、部屋からグラスを……」

提督「ちょっと待てコラ」

マジェンダ「?どうしたのよ?もしかして、ワインよりも日本酒の方が好きだった?」

提督「いいか、マジェンダ」

マジェンダ「?」


提督「執務中にサボってワインを飲むな」


マジェンダ「だって、この書類片づけるの面倒くさいんだもの…」

提督「今はお前が秘書艦だ。秘書艦である以上、秘書としての仕事はしてもらわなくちゃならん」

マジェンダ「でも、こんな書類を何枚も何枚も書いてたら、腱鞘炎になっちゃうじゃない。手にインクも付いちゃうし、イヤな事ずくめじゃない」

提督「チッ…フランス人はストライキ大好きって噂は聞いていたが…ここまでとは…」

マジェンダ「まあ、ストライキはともかく、月を肴に一杯飲むのもいいものよ?」

提督「あのなぁ…今はまだ消灯時間前なんだぞ?執務室に駆逐艦の子たちが来る事だってある。せめて飲むなら、21時過ぎ頃から飲み始めろ」

マジェンダ「結局飲ませてくれるなんて、優しいのね」

提督「俺は、艦娘の趣味や楽しみを潰すような事はしない。というかそもそも、まだ鎮守府が動いている時間に、そんな鎮守府本館の中で、

   堂々と酒飲む奴がいるはず―」

バアン


ビスマルク「おーい、提督ー!仕事頑張ってるー?息抜きに、ビールでも一杯飲みましょー!!///」←完全に酔っている


提督&マジェンダ「」

ビスマルク「えー?あれー?何ー?マジェンダもいたのー?というか、何でそんな意外そうな顔してんのよー?///」

提督「…ビスマルク、お前は真面目で謹厳実直な奴なんだよなぁ?なぁ?」

マジェンダ(ビスマルクって、こんな人だったっけ…)


【END】

【ダ・カーポ】

 ―10時、工廠―

提督「頼む、明石。大型建造をしたいんだ」

明石「え?今度は誰を狙うんですか?」

提督「天城だ」

明石「ああ―え?」

提督「ん?何かおかしな所でも?」

明石「ありますよ!天城さんは2つ前の作戦の報酬艦娘で、建造はできないんです!それを大型建造で造ろうなんて無謀です!」

提督「いや、だって俺たちの鎮守府なんてリットリオやマジェンダ、宗谷なんてエラー艦娘を大型建造してるんだから、それくらいの艦娘を造るなんて、

   わけないんじゃないのか?現に、友督なんてプリンツの建造に成功したくらいなんだし」

明石「造るのは私じゃないですよ!」

提督「なあ、頼む!一回だけ!」

明石「……はぁ、まあやってみてもいいですけど。後悔しても知りませんよ?」

提督「やった!ありがとう!資材は、燃料と弾薬が3500、鋼材とボーキが6000。開発資材は20で頼む」

明石「分かりましたっと。工廠妖精さん、ちょっといいですかー?」

工廠妖精「はいはーい、お呼びですかー?」

明石「提督が、大型建造をしたいと仰ってます」

工廠妖精「はいはい、分かりましたー。では、さっそく始めましょう!」

ガラガラガラ

明石「錬成炉に入れましたか?」

工廠妖精「大丈夫でーす!」

明石「それじゃ……」

明石&工廠妖精「Let's Dancing!!」

ポチットナ


[1号建造ドック(大型建造):残り07:29:56]


提督「なんなんだよおおおおおおおおおおおおお!!!またかぁ!!またエラー艦娘かよおおおおおおおおおおおおおお!!!もう沢山だあああああ!!」

明石「……一応、止めましたからね?」

工廠妖精「楽しみですねー!次はどんな方が来るんでしょうかねー?」

明石「そうですねー…どんな人かなー?」

提督「ああああああああああ……うわああああああああああああああああああああ……」


【続く】

【1日1人、キャラ紹介】

≪マジェンダ≫

マジェンダ級装甲艦一番艦。艦娘No.Error-2。リットリオに続く、妖精さんのきまぐれによって生み出されたエラー艦娘の1人。建造者は第伍鎮守府の、

交月提督。基本的には仲間思いで優しい性格だが、彼女の出身国・フランスがイギリス大嫌いなせいか、イギリスからの帰国子女・金剛との相性は、

出合い頭に殴り合いをするくらい最悪。ストライキが大好き。胃袋は比叡のカレーを食べても結構頑丈。しかし磯風&比叡のカレーには敵わなかった。

当然ながら>>1のオリジナル艦娘で、2015年8月4日現在ゲームには実装されていない。

好きな言葉は『行ける所まで行き、然るべき場所で死ね』。

今日はここまでにします。

>>187,>>196
  わるさめ、天津風の話、いかがでしたか?

>>236-238
 蒼龍、摩耶、初春型、了解しました。


明日は、オリジナル艦娘の話と、リクエストにありました蒼龍の話を書いていこうと思います。

感想・リクエスト・質問等がありましたらお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



>>1の好きな駆逐艦ランキング。

1位:響  2位:浦風  3位:長波  4位:黒潮  5位:長月

異論は認める。


>>206で言ってた中編は無しって感じかな

そのうち村雨さんと皐月の魅力に気づくはず!
でも間宮さんリクいいですか



個人的「ご飯を食べさせたい艦娘」ランキング
1位:秋月(良いものを食わせてやりたい)
2位:早霜(痩せすぎ! もっと食えよ!!)
3位:赤城(いっぱい食べる君が好き)
4位:Верный(Хорошо……こいつは力を感じる)
5位:雪風(頬袋をパンパンにさせたい)
>>1の中ではどんな感じなんだろう……。

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました蒼龍の話と、新たなエラー艦娘の話+αを書いていきます。


>>247
  間宮さん、了解しました。

>>249
  2位と3位には同意しますが、雲龍さんがいないじゃあないですか。


それでは、投下します。

【大破】

 ―15時、カスガダマ沖・Aマス(敵前衛艦隊)―

ズドドドォォォォン

蒼龍「いきなりル級flagshipと対戦なんて……きつい…!」

長門「気をつけろ、蒼龍!お前はこの艦隊の要だ!だから簡単にやられるわけには―」

戦艦ル級flagship「オラァ!!」ゾッドドドドン

蒼龍「きゃああああああああっ!?」大破

利根「あ」

秋月「蒼龍先輩!」

蒼龍「皆…ごめんなさい……私が不甲斐ないばかりに……」

睦月「でも、蒼龍先輩…おっぱいは隠した方がいいと思います……」

利根「うむ、あと前の部分も、な。流石に何も隠さないでいると、ただの痴女だぞ」

蒼龍「あっ…!!す、すみません!!///」

伊勢「仕方ないね……。この戦闘が終わったら鎮守府に帰投しよう。その時になったら秋月ちゃん、鎮守府に連絡してね?」

秋月「了解しました」

長門「そういえば、今週の秘書艦は飛龍だったな」

利根「そうか…なら…」


 ―数時間後、執務室―

長門「…以上が、今回の報告だ」

提督「…そうか、ご苦労様。けど、1つ教えてもらっていいかな」

長門「?」


提督「なぜ俺は何かの布きれで目を隠されているんだ」


飛龍「見ちゃだめだからね!」

蒼龍「あの…こちらを見ないでほしいです……」

飛龍「今蒼龍は、色々アブナイところもはみ出ちゃってるから!下手大事なところとかも見えちゃうんだから!絶対に見ちゃダメなんだからね!」

提督「いや、目隠しのせいで見えないし、後何それ、フリ?」

飛龍「違うッたら!」

提督「というか、そこまで見せたくないんだったら、先に蒼龍を入渠ドックへ行かせてやれよ」

長門&蒼龍&飛龍「!!」ハッ

提督「そんぐらい気付け!!」


【END】

【エラー艦娘】※地文あり、2レス以上続きます。

 陽も傾いてきた頃。鎮守府の敷地内にある工廠には、夕陽の光が入口から差し込んでいる。

 その工廠で、提督と明石、そして工廠妖精は、建造ドックの大きな鉄扉の前に立っていた。鉄扉の上部には、タイマーが設置されていてその時刻は、

[00:02:47]と表示され、徐々に時間が減っていっている。そして、鉄扉の中では何が行われているのか全く分からない。

提督「まさか……またエラー艦娘を引き受ける事になるなんてな…」

 提督が、鉄扉から目を逸らさずにつぶやく。その言葉に、明石はあきれたような口調で返す。

明石「大体、任務報酬の艦娘を大型建造で手に入れようなんて、無茶な話ってもんですよ」

提督「だって、友督はプリンツをバグで建造できたっていうし…だったら何人もエラー艦娘をバグ建造できてるウチでもできるんじゃないかって思って…」

工廠妖精「でも、できませんでしたよねー」

 工廠妖精が、提督の言い訳を聞いた後で、満面の笑みで提督に言葉を放つ。妖精さんはナチュラルにキツイ発言をするタイプもいるのだ。

 そんな風に、しばし3人が冗談交じりにを談笑をしていると。

 ビーッ!ビーッ!というブザーが、工廠に鳴り響く。艦娘の建造が終了した合図だ。鉄扉上部のタイマーも、[00:00:00]と示している。

アナウンス『大型建造が終了しました。第1建造ドック、扉が開錠します。ご注意ください』

 そんなアナウンスと共に、大きな鉄扉が、ゴゴゴゴゴゴ、という音と共に開く。

提督「………………………」

 提督は、身構えた。一体、どんな艦娘が来るのか。

 明石は、鉄扉の向こう側をジッと睨む。

 工廠妖精は、期待のまなざしを鉄扉の向こう側へ向ける。

 そしてついに、鉄扉の向こうから、1人の女性が歩み出てきた。

 出てきたのは、黒髪をショートカットにした、長身の女性だった。身長は、金剛あたりと同じ程か。白と赤のツートンカラーの軍服を着ていて、

白い襷を左肩から右の脇腹にかけて掛けてる。珍しい事に、その艦娘は下もスカートではなくズボンだった。

 その女性は、ビシリと足を正し、腕をピシッと日本の海軍の挨拶に倣って構える。

 そして、挨拶を告げる。



ハプスブルク「Nagyon örülök(ナジョン ウルルク:初めまして)!私、ハプスブルク級戦艦ネームシップ・ハプスブルク!ヨーロッパの東欧の小国、

       オーストリア=ハンガリー帝国で奮戦いたしました!その時の経験を活かして、この鎮守府でも頑張ります!」



 提督、明石、工廠妖精の3人は、いまいちピンとこない表情を浮かべる。

明石「オーストリア=ハンガリー帝国……?」

 明石がつぶやくと、ハプスブルクと名乗った艦娘は誇らしげに言う。

ハプスブルク「はい!音楽の歴史が深い東欧の国・オーストリアより、やってまいりました!」

 ハプスブルクの説明を聞いても、提督たち3人の表情はまだ、ピンとこない。そして、提督がぽそりと、つぶやく。

提督「…なんていうか、微妙だな」

ハプスブルク「び、微妙!?」

工廠妖精「そうですねー…もっと有名な国ならまだしも、オーストリア=ハンガリー帝国なんて、何か微妙に覚えているような覚えていないような国…」

 ハプスブルクは、口をパクパクと開ける。

 それに加えて、明石がさらに続ける。

明石「というか、ハプスブルクさんて軍艦だった頃、ほとんど模擬戦や練習航海にしか出てないじゃないですか。微妙な経歴ですよね」

ハプスブルク「うぐっ!?」

提督「いや、ほんとに…総じて言うと…微妙」

 提督の一言に、ハプスブルクは声を上げた。

ハプスブルク「微妙って言うなぁ!!」

 こうして、微妙な感じのエラー艦娘、ハプスブルクが仲間に加わった。


【END】

【再試験】

 ―13時、講堂―

提督「お前たちが集められた理由はわかるかな?」

艦娘達『…………』

提督「前にやった2度の知識試験で、順位が上がらなかったために、皆には追試験を受けてもらう」

ざわ…ざわ…

天龍「ちょっ、そりゃかんべんしてくれよ!」

摩耶「そ、そうだぜ!あたし達だって頑張ったんだぞ!」

提督「しかし、お前たちは2度の試験を通してもドベかドベから2番目のどっちかじゃないか。ほかの皆も、成績があまり上がらなかったからな…」

扶桑(私は…ケアレスミスが多すぎてしまって……)

提督「まあ、安心してくれ。難易度は、あの時やった試験より少し優しいぐらいだからな」

ざわ…ざわ…

提督「それと、ささやかながら、追試験で1位になった奴にはご褒美も用意してあげたいと―」

艦娘達『何をもたもたしてるんだ。早く試験を渡したまえ』

提督「……どいつもこいつも…現金だな…」


【艦娘知識試験(追試)編へ続く】

【艦娘知識試験(追試)その①】

ジャンル:国語

問1.『次の文は、ある小説の冒頭の一文である。この小説の名前を答えよ。

    ‶メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意した‶』


・扶桑の答え 『走れメロス』

 提督のコメント:正解です。問題文に‶メロス‶と書かれていたので、簡単でしたかね?


・天龍の答え 『走れエロス』

 提督のコメント:あなたは小学生ですか。


・摩耶の答え 『迸れエロス』

 提督のコメント:太宰治氏への謝罪文を要求します。

【艦娘達の夜②】

 ―22時前、駆逐艦寮・吹雪&白雪の部屋―

吹雪「あ、もうすぐ消灯時間だね」←寝間着

白雪「あら、本当ですね」←寝間着

吹雪「じゃあ、ちょっと隣の部屋に行ってくるね?」ガチャ

白雪「はい、行ってらっしゃい」


 ―隣の部屋(初雪&深雪の部屋)―

吹雪「初雪ちゃん、深雪ちゃん?」ガチャ

深雪「おう、吹雪!どうしたんだ?」←寝間着

初雪「ZZZ……」←寝間着

吹雪「あ、初雪ちゃんはもう寝てるね…」

深雪「それがよー、もっとガールズトークしようぜーって誘ってもすぐに寝ちまってさ…いやー…」

吹雪「でも、もうすぐ消灯時間だから深雪ちゃんも早く寝なよ?」

深雪「へいへーい」

吹雪「それじゃあ、お休み」パタン

深雪「へーい、おやすみー」


 ―吹雪&白雪の部屋―

吹雪「うん、やっぱりまだ起きてた」ガチャ

白雪「まあ、深雪ちゃんがいますから…では、私達も寝ましょう」

吹雪「そうだね、ちょうど消灯時間になりそうだし」

白雪「では、お休みなさい」モゾモゾ

吹雪「うん、お休み」モゾモゾ

プツン


吹雪の場合:寝る前までベッドで白雪とおしゃべりをする。消灯時間直前になったら隣の初雪・深雪の様子を見に行って、寝るように言っておく。

      そして部屋に戻ってベッドに入り、そのころにはもう消灯するので寝る。

【1日1人、キャラ紹介】

≪蒼龍≫

蒼龍型正規空母一番艦。艦娘No.8(改二はNo.197)。実は正規空母の中でも小柄な方。そのため、他の空母勢より食べる食事の量は比較的少ない。飛龍は、

相棒でもあり、姉妹のような存在でもある。とっても仲良しで、基本的に一緒に行動をしている。ミッドウェーでの沈没がトラウマだったが、飛龍と共に、

リハビリに励んで何とか克服に成功した。大破して服が破けると色々なところがはみ出てしまう。胸の大きさは体型の割に合っているのか?

好きな言葉は『五風十雨』。

今日はここまでにします。

>>236
  蒼龍の話、いかがでしたか?


ハプスブルクは、まともじゃないエラー艦娘(スキンシップ過剰、イギリス大嫌い、怪力)達の中でも普通な方にしようと思いまして、微妙にしました。

リクエストする事は可能です。(ハプスブルクのイメージは、あの普通少女です)。


また、【艦娘知識試験(追試)】が始まりました。このシリーズは、ちょくちょくはさんでいくつもりです。

感想・リクエスト・質問等がありましたらお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



>>1の鎮守府にいない艦娘(エラー艦娘除く)の話を書いていると、なぜか涙が出てきてしまう…(島風、雪風、天津風etc...)



ここで報告です。

1人の艦娘を主役に少し長めの話を書くと、>>206に書きましたが、300レスまでに終わるかどうか微妙なところです。

そこで、先に誰が主役になるかを、安価で決めようと思います。この時、艦娘の名前と一緒にどんな話が見たいかを書いてくださると、

>>1としましては嬉しいです。


では、安価を取ります。

【↓4 誰が主役でどんな話?】

こんばんは、>>1です。

広島に原爆投下から70年。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

あの悲劇を忘れないようにしなければと思います。


>>1はハプスブルクをDisっているつもりは毛頭ないのですが…本当に、微妙なんです。


安価の結果、中編物語の艦娘は飛鷹(お嬢様)になりました。

今日は、リクエストにありました摩耶、初春型、間宮の話+αを書いていきます。

では、投下します。

【アイドル摩耶ちゃん】

 ―16時、執務室―

提督「ううむ……明日の駆逐艦の子たちの訓練を摩耶に見てもらおうと思ったけど…皆恐がっちゃってるからな……」

摩耶「どうすれば、いいと思う?あたしは別に、怖がられるような態度をとってるつもりはないし…しゃべり方が威圧的って言われても、

   これがデフォなんだよな…」

ガチャッ

那珂「そんな時にお任せ!那珂ちゃんだよ~☆」

摩耶「那珂……あたし、どうすればいい?」

那珂「ふっふ~ん。この那珂ちゃんにおっまかせー!」

提督(ダメな予感……)


 ―翌日10時、室内演習場―

大潮「どうしよー…今日の訓練監督、摩耶さんだよ~…」

荒潮「神通さんじゃないだけマシだけど~…」

夕雲「摩耶先輩、おっかないもんねぇ~…」

ガチャッ

摩耶「…………………」

漣(キタコレ!……悪い意味で)

雷(機嫌が悪くなければいいけれど…)

摩耶「あー…んんっ!」

全員(…………………………………………………)



摩耶「きゃっほ~☆みんなのアイドル、摩耶ちゃんだよ~♪」シャララーン


全員「!?」

摩耶「あっれ~?皆どうしたのぉ~?そんな顔しちゃってー…可愛い顔が台無しだゾ☆」

全員「」

摩耶「今日はぁ、神通ちゃんみたいに厳しくはないけどぉ、ビシバシ指導するからぁ、覚悟しといてね?」

全員「」

摩耶「じゃあ早速、グラウンド10週行っくよ~!」キュピーン

全員「」

摩耶「…………うわあああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」


 ―数十分後、鎮守府敷地内―

ズッドォン!バッゴォォン!!

摩耶「待てゴルァ!!」

那珂「那珂ちゃんが何かしたのおおおお!?」

摩耶「ぶっ飛ばす!!てめぇ絶対ぶっ飛ばす!!」


【END】

【夏の一コマ】

 ―14時、駆逐艦寮・初春&子日の部屋―

ミーンミンミン

初春「暑いのう……」

子日「子日…もう暑くて仕方ない~……」

若葉「若葉は、暑くても大丈夫…」

初霜「けど、皆水分をとらなくっちゃ駄目よ?」

初春「うむ…体中の水が、蒸発しそうじゃ…」ズズズッ

子日「こんな暑いのに、暑い緑茶飲む初春って変だよぉ~…」

若葉「…そうだ、聞いた事がある。暑い時こそ暑いものを食べたり飲んだりして、汗を流して新陳代謝を促すと、ダイエットにいいのだと!」

子日「え?じゃあ子日も暑いお茶飲むー!」

初霜「やめた方がいいと思うよ…私たちは冷たい緑茶で我慢しよう?初春ちゃん、取ってくるね?」

初春「うむ、好きにすると良いぞ」


 ―数分後―

子日「ぷはー!やっぱり冷たい飲み物が一番だねー!」

若葉「…ふむ。やはり、緑茶は良いものだ」

初霜「ホント…体が芯から涼しくなっていく…」

初春「お主らもたるんどるのう…妾は暑い緑茶でも大丈夫じゃと言うとるのに…」

初霜「初春ちゃん、汗が額から流れるように出てるよ…」

初春「う、うむ…少し、冷たい緑茶をくれぬか?」

若葉「………」スッ

初春「すまぬ……ふぅ。生き返るようじゃ…」

子日「じゃあなんでさっきまで暑いお茶飲んでたの~?さっき若葉の言ってた事信じてたから?」

初春「…………………」プイッ

若葉「…図星か」

初霜「あはは……き、気を取り直して、何か話でもしようよ…」

子日「じゃあ聞くよ~?今日は何の日?」

若葉「……今日も、猛暑日だ…」

全員「……………………………………………………」

ミーンミンミンミンミンミンミーン!!

子日「…やっぱり、暑いね…」

初春「うむ……」


【END】

【腰痛】

 ―15時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―

ガラララッ

明石「失礼します!」

伊良湖「明石さん、早いですね!」

明石「どうかしたんですか?間宮さんが危ない状態だって聞いたんですけど…!」

伊良湖「それが……」

間宮「痛い……痛たたたたたたたたた………」

明石「あー…またですか」

伊良湖「小麦粉の袋を持ち上げようとしたら…」

間宮「ぎっくり腰じゃないと思う…けど、痛い…」

明石「もう…昔は力持ちだったじゃないですか…」

間宮「昔と今は、違うのよね……」

明石「もー、腰が弱いなんて、おばあちゃんですね~」

間宮「」ピクッ

伊良湖「あ…………」

間宮「まだ、まだ行けますっ!!」ガバッ

明石「あっ、まだ起きるのは危険ですよ!」

間宮「何を言ってるんです!私だってまだうら若き艦娘!小麦粉の袋を持ち上げる事など、わけありません!」

伊良湖「やめた方が……」

間宮「問題ありません!私は」グッ

間宮「私はおばあちゃんなんかではありませんッ!!!」ガバァ

ゴキキッ


 ―翌朝7時、厨房―

提督「あれ?間宮さんは?」

鳳翔「間宮さんは…ぎっくり腰になってしまって…今日は間宮さんの店も休みだそうです…」

提督「あらら…」


【END】

【いじめ】

 ―19時、食堂―

龍驤「ほんでな、瑞鳳が九九艦爆と一緒じゃなきゃ出撃したくないってダダコネてな…」

提督「まったく…あの卵焼き空母め……」

TV『次のニュースです。都内の高校2年生の男子生徒が、自宅内で首をつって死亡しているのが発見されました』

龍驤「ありゃ…またこないな暗い事件かいな……」

提督「最近こんなのばっかだよな…」

TV『死亡した男子生徒の足元には遺書が置かれており、遺書には、いじめを受けていた事をほのめかすような文章が書かれておりました。警察は、

   この男子生徒が高校でいじめを受けていたかどうかを調査していく方針で―』

提督「…………………」ピクッ

龍驤「いじめ、か。いつの世にもそんなアホがおるんやな…悲しいもんや…」

提督「……………ああ、まったくだ」プルプル

龍驤「…提督?」

提督「…いじめなんて、人のやる事じゃない…。外道のする事だ…。いじめを受けた奴は、一生そのいじめの傷を負っていく事になるんだ…それを…

   考えないクソ野郎なんて、消えちまえば…」

龍驤「…キ、キミ?どないしたん?」

提督「…すまん、驚いたよな」

龍驤「……まさかキミ、いじめを…」

提督「……ああ、受けてた。中学の頃にな」

龍驤「…………」

提督「だから俺は、いじめなんて許せない。どんな理由だろうと、人が人をいじめる理由にはならない。たとえ下らない理由だとしても、だ。俺自身も、

   下らない理由でいじめられた。何でいじめられたのかを話すのが馬鹿らしくなるくらい、下らない理由だ」

龍驤「キミ……」

提督「だから、龍驤。お前も何かそういう事に心当たりがあったら、俺に言え。俺は、いじめた奴を絶対に許さない」

龍驤「……皆から、よく胸の事で馬鹿にされとるけど、それは親しみを込めての事やって、ウチは思うとる。いじめられたと、ウチは思うとらんわ。

   だから安心しいや。ウチは、大丈夫や」

提督「…そうか、よかったよ」

龍驤「…なあ、よければそのいじめられた理由、教えてもろてもええか?」

提督「……今は、話せない」

龍驤「……そか…。まあ、キミもあんまり1人で抱え込まん方がええで?ここには、キミの事を信頼しとる子が何人もおるんや。だから、ちいとばかし、

   頼ってもええねんで?」

提督「……ありがとう」


【続く?】

【1日1人、キャラ紹介】

≪間宮≫

給糧艦。鎮守府の敷地内で≪甘味処・間宮≫を営んでいる。戦線に出る事はないが、自分の作ったスイーツで鎮守府の皆を笑顔にするのが生きがい。

伊良湖は弟子であり、仲のいい後輩。最近では宗谷にも店を手伝ってもらっている。彼女の作るアイスは皆の戦意を高揚させる伝統メニュー。また、

定食系の料理も作れる。鎮守府の食事もほぼ彼女が作っている。昔はすっごい力持ちだったが、腰が弱い。おばあちゃんと言われると反発する。

好きな言葉は『医食同源』。

今日はここまでにします。

>>237-238,>>247
  摩耶、初春型、間宮の話、いかがでしたか?

明日は、飛鷹の話を書いていきたいと思います。

感想・リクエスト・質問等がありましたらお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



青葉編でもいじめの話を書きましたが、実は>>1は実際にいじめを受けたことがあります(小学校6年で1回、中学校1年で1回)。

いずれも、理由は果てしなく下らないものでした。いじめなんて、残虐非道で愚かなものです。誰も救われません。

絶対に、どんな理由であろうとも、他人をいじめるなんて事はしないでください。

おはようございます、>>1です。

昨日は、>>1のコメントで不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません。

>>1はただ、いじめとはいかなるものかを知ってほしかっただけでした。同情を促すような事をしたつもりは全くありません。


ここで、みなさんの意見を聞きたいと思います。以下の選択肢の中から、1つを正直に選んで書き込んでください(連取不可)。

多数決で、今後の方針が決定します。

>>1はこのSSを書くのをやめろ。

②まだSSを書くのを続けてほしい。

書き込み期限は本日21時までです。



①になった場合→このスレは即刻終了、今後SSを書く事もやめます。

②になった場合→本日の投下は行わず、キリ番安価を取る(範囲は10)。

        後日、飛鷹の話は1レス短編の話に変えて、雲龍&天城、泊地水鬼、アニメ三水戦(吹雪、睦月、夕立)、加賀の話を

        リクエストとして採用し、投下。



回りくどいと思いますが、>>1は少し自信を無くしてしまいましたので、このような形で決めさせていただきます。

>>1です。

このスレは、閉鎖する事にします。

これまで>>1の作品を応援してくれた方、ありがとうございました。

また、会う機会がございましたら。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月07日 (金) 00:29:49   ID: nREXNYIk

いじめの話、すごく心にきました。

2 :  SS好きの774さん   2015年08月12日 (水) 19:01:46   ID: -oevaWIp

艦これは荒らしが多すぎる

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