【艦これ】提督「この平和な鎮守府の日常」 (993)
※艦隊これくしょんのSSです。
※安価またはアンケートはある予定。
※荒らし、批判、コメ上の喧嘩等はやめてください。
※口調崩壊、性格崩壊はしていないはず。
※過去作の鎮守府とは別のお話。
※誤字脱字、駄文、妙なところで改行あり。(地の文は少な目)
上記のことを踏まえてそれでもかまわないという人はどうぞ。↓
温かい目で見ていただければ幸いです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421932829
【過去作品】
・1作品目:【艦これ】木曾「スキンシップをしてこない提督」
【艦これ】木曾「スキンシップをしてこない提督」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419426357/)
・2作品目:【艦これ】青葉「仮面をつけた提督」
【艦これ】青葉「仮面をつけた提督」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419743288/)
・3作品目:【艦これ】神通「優しすぎる提督」
【艦これ】神通「優しすぎる提督」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420348867/)
・4作品目:【艦これ】間宮「四季を愛する提督」
【艦これ】間宮「四季を愛する提督」 - SSまとめ速報
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・5作品目:【艦これ】空母ヲ級「私ヲ救ッタ提督」(BADENDあり)
【艦これ】空母ヲ級「私ヲ救ッタ提督」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420964459/)
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【着任】
とある島国の海沿いのどこかにある煉瓦造りの古い建物。その建物の扉の前に、1人の男が立っていた。
提督「ここが、第参鎮守府…俺が着任する鎮守府か…」
??「あの~…」
提督「ん?君は…確か…」
吹雪「はい!初めまして、吹雪です!よろしくお願いします!」
提督「ああ。俺が、この第参鎮守府に新しく着任する提督だ。よろしく頼む」
吹雪「はい!」
提督(…こんな幼い子が艦娘?セーラー服とこの背丈から、年齢は大体小学生高学年から中学生ぐらいか…?)ジロジロ
吹雪「あの…提督?何か…?」
提督(あれ…?こんな小さい子を海軍で働かせるって、犯罪じゃね?)
【続く】
【身の上】
鎮守府の執務室。
提督「えーと、君は本当に深海棲艦と戦えるのか…?」
吹雪「当たり前です!私だって艦娘なんですから!それと、私のことは『君』じゃなくて、『吹雪』って呼んでください」
提督「ああ、じゃあ吹雪。君は見た目から察するに歳も幼いし、それゆえに実戦経験も少ないと思う。それでも、大丈夫
なのか?」
吹雪「言いたい放題ですね…。ですが、私は正式な艦娘です。私の戦闘の経験は、過去に軍艦であった頃の記憶がそのまま
残っています。ですから、ある程度実戦経験は積んでいるのと同じです」
提督「…そうか、よかったよ」
吹雪「そう言えば、提督は海軍学校を卒業したんですよね?」
提督「当たり前だ。じゃなきゃ、海軍の提督なんかに就けないし」
吹雪「ちなみに…学生時代の成績って、どれくらいだったんですか?」
提督「学年でワースト3位」
吹雪「…OH」
【続く】
【それから】
提督が着任してからしばらくは、吹雪に艦娘、深海棲艦、海の戦い等の基本的なことをみっちりと叩きこまれて、人並み
には仕事をこなせるようになった。
そして着任から2年。第参鎮守府は100人を超える大所帯となった。
鎮守府からは常に笑い声が絶えず、平和なところだった。
そこで、提督はある悩みに直撃する。
クイニゲダー!
ギンバイダー!
パパラッチダー!
提督「トラブルが多すぎる…」
【続く】
【1日1人、キャラ紹介】
《提督》
本作の主人公。年齢は20代前半。海軍学校時代は学年ワースト3位という位い頭が悪かったが、吹雪にいろいろ教えて
もらって人並みに仕事をこなせるようになる。普段はだらけてふざけている様子が目立つが、戦闘の時は真剣になる。
その性格から、艦娘からの信頼も厚い。
好きな言葉は「石橋を叩いて渡る」。
今日はここまで。また明日時間は不明ですが更新します。
こんな感じでのんびりとした描写を書いていきますので、お願いします。
今回は、平和な面が多め、鬱展開は少なめです。
こんにちは。1話だけ、投下します。他は夕方以降の予定です。
【疑惑】
朝の朝礼。
皐月「司令官!相部屋の文月が具合が悪いって言って、それで朝礼には出られないって…」
提督「…そうか、文月は体調不良か…」
皐月「うん…」
提督「…皐月、文月は本当に体調不良なのかな?」
皐月「な、何言ってるのかな!?」アセアセ
提督「文月は、あまり早起きなどは得意ではないが、病気になったことはほとんどない。そんな文月が、具合が悪くて朝礼
に出れないなんて逆に怪しい。大方、起きれないから体調不良で出れないってことにして、とでも頼まれたんだろう?」
皐月(やっば…ばれてる…)
提督「皐月、お前は仲間のために一生懸命戦い、そして『ウソなんてつかない』優しくて真面目な奴だって信じてる」
皐月「…う、ウソなんてついてないよ…」ダラダラ
提督「そうか、なら俺はそう言うお前を信用するよ?本当に、文月は体調不良なんだね?」
皐月「……ごめんなさい。ウソです。文月が、眠くって起きられないから具合が悪いってことにして、って」
提督「あいつ!」
そして、提督は朝礼進行を赤城に任せ、提督自身は文月の部屋に押し入り、30分間正座させて説教をしました。
【続く】
午前中はこれだけ。短くてすみません。
ではまた後ほど。
改行に関しては、スマホで見たことが無いのでわからないです。すみません。
アニメスタッフ!アニメでなんで如月を轟沈させた!言え!
こんばんは。再開します。
【球磨型】
木曾「なあ提督…ちょっと相談があるんだが…」
提督「何だ?」
木曾「俺の姉貴たちの事なんだが…」
球磨『クマー!』
多摩『にゃあ』
北上『駆逐艦うざー』
大井『北上さーん!』
木曾「まともじゃないのばっかで…俺、どうすればいいと思う?」
提督「…眼帯に俺っ娘、黒いマントでおよそまともに見えないお前が言ってもな…」
木曾「…かっこいいだろ…?」
提督「そうだが、中二臭い」
木曾「」ガーン
【続く】
【映画】
陸奥「ねえ長門姉」
長門「何だ?」
陸奥「今日は非番で用事もないし、映画でも見ない?」
長門「ああ、構わんぞ」
陸奥「映画は長門姉が選んでいいから」
長門「では、『ダイ・○ード』を―」
陸奥「それはやめてぇ!もっと、別のにして!」
長門「む?なら、『ミッション・イン・○ッシブル』を…」
陸奥「だから、そう言うのはやめてぇ!もう、私が選ぶから!」
長門「だが、私が選んでいいと―」
陸奥「いいから!選ばせて!」
その後2人が見たのは恋愛系の映画だった。
【陸奥「爆発ドッカーン系は、トラウマなのよ…」】
【1日1人、キャラ紹介】
《吹雪》
吹雪型駆逐艦一番艦。提督の初期艦。健気で献身的、そして家庭的というTHE女の子な性格だが、個性的すぎる艦娘達の
せいで最近目立たなくなってしまい落ち込んでいる。だが、最近改二が実装されて機嫌がよくなった。この鎮守府で提督の
ことを最も尊敬している。好きな言葉は『備えあれば憂いなし』。
今日はここまで。また明日の夕方以降に再開の予定です。
それではまた明日。
吹雪「ネタ募集などもしておりますので、お気軽に!」
提督「目立たないからって、ここに来るか」
こんにちは。投下します。
【幸せ】
扶桑「はぁ…空はこんなに青いのに…」
提督「どうしたんですか?急に」(※扶桑等特定の相手には敬語を使う)
扶桑「いえ…私って、他の娘に比べて運が低いでしょう?だから、戦いではよく被弾するし、日常でもついてないし…。
昨日なんて、お財布を失くしてしまって…。それで、憂鬱だな、って」
提督「それは…残念でしたね…すみません、こんなことしか言えなくて」
扶桑「いえ、お気になさらず」
提督「…そうだ」ゴソゴソ
扶桑「提督?」
提督「はい。これ、よかったら受け取ってください」スッ
扶桑「…お守り、ですか?」
提督「こんなもの、何の足しにもならないと思いますけど…。少しでも、貴女に運がつけばいいなって思って」
扶桑「…私なんかに…ありがとうございます」
提督「いえいえ」
扶桑「…提督、私、今はほんの少しだけ、幸せです」
提督「…それはよかったです」
その後、扶桑が戦闘で被弾する回数は少し減り、日常の不幸も少しだけ減った。
【END】
【響き】
響「失礼するよ、司令官」ガチャ
提督「おう、どうした?」
響「私達、第六駆逐隊がオリョール海出撃から帰ってきたよ」
提督「そうか、どうだった?」
響「旗艦の暁が中破して、ドッグに行ってる。だから、代わりに私が報告に来たんだ。雷と電は無事さ」
提督「被害はそれだけか…。よかった」
響「それと、私はMVP判定をもらったよ」
提督「お、やったじゃないか!じゃ、ご褒美に間宮のタダ券をプレゼントしよう」
響「Cпасибо(スパスィーヴァ:ありがとう)、司令官」
提督「そう言えば、響はMVP取ったの初めてだよな?」
響「そう言えばそうだね」
提督「どうだ、感想は」
響「…MVPか、いい響きだ。嫌いじゃない」
提督「名前が"響"なだけに、いい"響き"ってか?…なんて―」
響「……(氷のように冷たい目線)」
提督「すまん」
【END】
【殺し文句】※2レス続きます
―執務室―
提督「参ったな…ここ一か月で資材の中でもボーキの減りが特に激しい」ポリポリ
吹雪「そうですね…。四つの資材の中でも、ボーキサイトだけが一番少ないです」
提督「空母が増えた事で、艦載機整備や開発も増えたからなぁ…」
吹雪「遠征任務でボーキサイトの輸送を急いでいますが、ウチには赤城さんがいますからね…」
提督「あの、ボーキサイトの女王め…。最近、出撃してもいないのにボーキを食ってる、って報告をたびたび聞くな」
吹雪「そう言えば、深雪から『赤城さんが倉庫からボーキを運び出そうとしているのを見た』って聞きましたけど…」
提督「何だと?」
吹雪「それで深雪が『そのボーキをどうするんです?』って聞いたら、赤城さんが『こ、これは提督に工廠へ運ぶように、
言われたのよ!』って返したそうです」
提督「俺、そんな事頼んでないんだが…」
吹雪「…あー、ギンバイですか」
提督「…頭に来た。ちょっと、アイツに一言言ってくる」
吹雪「お説教ですか?」
提督「それよりももっといい言葉がある」ニヤリ
―鎮守府食堂―
赤城「……」ムシャムシャ
提督(あいつ…やっぱりボーキをこんなトコで食ってやがる…。他の娘がいないのをいい事に…)
赤城「ん~♪美味しい♪」モキュモキュ
提督「やあ、赤城」
赤城「ひぃぇっ!?提督!?」ビクッ
提督「あー、怒らないから。食べてて食べてて」
赤城「は、はぁ…(あれ?怒られない?)」
提督「……」ニコニコ
赤城(…まあ、怒られないなら好きなだけボーキを食べちゃいますけどね♪)モグモグ
提督「…赤城」
赤城「ふぁい?ふぁんでふか、ふぇいふぉふ?(はい?何ですか、提督?)」
提督「…そんなにボーキばっか食ってると、ボーキの供給止めるぞ」ボソッ
赤城「ご馳走様でした」カチャ
その後3日間、赤城はボーキのみならず普通のご飯のお代りを止めた。
【提督「たった3日間かよ…」】
【1日1人、キャラ紹介】
《赤城》
赤城型正規空母一番艦。戦闘での腕は確かだが、戦闘で負傷する度に長時間の入渠と大量のボーキサイトを補給するため、
ほとんど怠けているイメージが強い。最近では、出撃していないのに勝手にボーキサイトを食べるまでに意地汚くなった。
しかし根は心優しく、大らかである。ミッドウェー海戦のトラウマか、『慢心』『誘爆』といった言葉が嫌い。
好きな言葉は『油断大敵』。
今日はここまで。
明日は時間が不明ですが、少し時間が取れるので3話以上書く予定です。
改行について、スマホの人にとっては見にくいと思いますが、>>1の通り作者はPC目線で妙なところで改行をしています
(書き込み欄の端で改行しています)。それについてはホントすみません。
話のネタや出してほしい娘のリクエスト等があればお気軽に下さい。
それではまた明日。
扶桑さんとか、陸奥とか、運の低い娘を救ってあげたい(使命感)
初雪望月綾波北上でぐったりほのぼのな日常とかどうですかね?
こんにちは。少しだけ投下します。
リクエストにはなるたけ応えていきます。
【飲兵衛の姉】
提督「…なあ飛鷹」
飛鷹「何かしら?提督」
提督「飛鷹ってさ、お酒よく飲む?」
飛鷹「急にどうしたの?」
提督「いやさ、お前の妹の隼鷹ってよく酒飲むじゃん?だから、姉のお前はどうなのかなって」
飛鷹「そうね…、私は隼鷹ほどじゃないけど飲むわよ」
提督「ほ~…意外というかやっぱりというか」
飛鷹「それに、私が飲むのは隼鷹の飲む焼酎とか熱燗とかの日本酒じゃなくて、ウイスキーとかワインとか、外国の酒よ」
提督「へえ、そこは上品な飛鷹らしいね」
飛鷹「だって元商船だもの、私」
提督「それを言ったらお前の妹もそうなんだが。それは置いといて、日本酒とかは飲まないのか?」
飛鷹「そうね。飲まないわけじゃないけど、ウイスキーには日本酒とかとは違った味わいがあるから、私はウイスキーの方
が好きよ。でも、もう一回言うけどお酒は隼鷹ほどは飲まないわ」
提督「そっか……じゃ、俺の部屋に保存してある日本酒が日に日に減っていってるのは隼鷹とか飲兵衛連中のせいか」
飛鷹「…私はやってないわよ。愚妹がすみません」
提督「禁酒令でも出そうかね」
その後、提督の私室から日本酒を盗んでいったことを白状した隼鷹、千歳には1週間の禁酒令が提督から宣告された。
その時の2人の表情は絶望に満ちていたという。
那智「…私は参加しないでよかった…」
【END】
【メガネっ子】
―海域攻略時―
提督「鳥海、ここを攻略したいんだが、どういう編成にしたら効率とか燃費とかがいいだろうか」
鳥海「そうですね…、私が思うにここは重巡洋艦の娘達に火力を重視した装備を搭載させて、それから正規空母の方を1人
減らして、軽空母の方を1人編入すれば、ボーキサイトの消費と燃費も抑えられます。さらに、戦艦は1人にして、
軽巡洋艦の娘を2人ほど入れれば、さらに燃費は良くなります」
提督「そう言うことか、ありがとう」
―レア装備開発時―
提督「鳥海!あの装備が開発できないんだが、どうすればいいんだ!?」
鳥海「ちょっと、開発レシピを見せてください。…ああ、鋼材が少し多めですね。ここは、鋼材の量を少し減らした方が
もう少し捗りますよ」
提督「どもー!」
―近代化改修―
提督「ふーむ…どの娘を強化すればいいか…?鳥海、なんかいい案ある?」
鳥海「それでしたら、夕立さんなどどうでしょうか?彼女は既に改造を2回終えていますし、火力は駆逐艦の中でも屈指の
数値です。この娘でしたら、今後の艦隊の戦力にもなり得るでしょう」
提督「いやー、いつもありがとう!」
鳥海「提督、少しお聞きしたいんですが…」
提督「何?」
鳥海「…何故、少し頭を使うような状況になると私を頼るのですか?」
提督「いや、お前ってさメガネかけてるでしょ?だから、頭よさそうだよなーって」
鳥海「…それは偏見です。それに、眼鏡の方なら大淀さんとか霧島さんとかいるでしょう」
提督「だって、大淀はいつも任務通達とかで忙しいし…それに霧島は…」
鳥海「…何です?」
提督「…なんだかんだであの金剛の妹だし」
鳥海「…何となく、わかってしまいます…」
【霧島「偏見ですっ!」金剛「その通りネー!】
【犯人はあいつだ】
―執務室―
長門「提督。これより、長門、加賀、利根、筑摩、飛鷹、夕張、以上6名の第1艦隊は、珊瑚諸島沖に出撃する」
提督「全員、燃料の補給は大丈夫か?」
加賀「問題ありません」
提督「損傷は全て治っているな?」
利根「大丈夫じゃ!カタパルトもばっちりじゃ!」グッ
提督「そこは心配だが…他の3人は大丈夫か?」
筑摩「ええ。利根姉さんが大丈夫なら私も大丈夫です」
飛鷹「私もOKよ」
夕張「珊瑚諸島沖のデータもばっちりです!」
提督「そうか、了解。全員、健闘を―」フッ
突然、椅子に座っていた提督の姿が消えてしまった。
長門「なっ!?提督が消えたぞ!?」
加賀「ど、どういうことですか!?」
利根「神隠しにでもあったのかのう!?」
提督「いやー、すまんすまん」ガチャ
そんな風に狼狽えている6人の背後にあったドアが開き、そこから入ってきたのは何と提督だった。
筑摩「ひぃ!?て、提督!?何で、なんでぇ!?」
飛鷹「ちょ、どういうことよ!?」
提督「あー…ちょっと飛ばされた」
夕張「どこに!?」
【エラー娘「通信エラーが発生しました!」テヘペロ】
一旦ここで切ります。次の投下は夕方以降の予定です。
それでは後ほど。
>>46
初雪・望月の話と、綾波の話、北上の話は考えてありましたが、4人全員が一つの話に登場する、と言うわけでは
ありません。それでもいいでしょうか?
>>51
願わくば4人一同だと嬉しいですけど、無理なら初雪望月のダウナーコンビだけでもOKです
こんばんは。再開します。
※>>1の鎮守府に熊野が着任したので熊野の話を1つ書きます(口調はおかしいかもしれません)
【やっぱりお嬢様】
―執務室―
提督「桜か…もうそんな季節だな…」
提督が緑茶を飲みながら窓の外の桜の木を見ていると、ドアがノックされる。
提督「どうぞ」
熊野「失礼しますわ、提督。休暇での旅行から帰ってきました」ガチャ
提督「おう、熊野か。お帰り。どうだった、吉野の桜は?」
熊野「とても綺麗でした…。あのような景色は、またいつか見てみたいものですわね」
提督「そんなに良かったのか」
熊野「ええ、とても。提督、貴方も一度は見た方がよろしくてよ」
提督「…そうだな、今度、鎮守府の皆で見に行くか。今年は無理だけど…」
熊野「それより提督、お土産ですわ」スッ
提督「お、ありがとう。これは…桜餅か?」パカ
熊野「ええ。向こうで食べて美味しかったので、買って参りました。他の皆さんにはお菓子を用意してあります」
提督「丁度良かった。お茶請けが欲しかったんだ。それに、皆も喜ぶだろうな」
そう言いながら提督は桜餅を1つ食べてみようと手を伸ばしたところで、少し気になったことがあったので熊野に聞いてみた。
提督「ちなみにこの桜餅…4つでいくら…?」
熊野「4000円ですわ」
提督(こんの…お嬢様め!)
【END】
【ダウナーコンビ】※2レス続きます
―駆逐艦娘寮・望月の部屋―
初雪「……(マンガ読んでいる最中)」ペラペラ
望月「……(マンガ読んでいる最中)」パラパラ
初雪「…望月、お菓子取って…」
望月「あいよー」サシダシ
初雪「…ありがと」ポリポリ
初雪「……」ペラペラ
望月「…あ、初雪、そこのマンガ取ってー」
初雪「…ん」サシダシ
望月「どもー」ウケトリ
初雪「……」ペラペラ
望月「……」パラパラ
初雪「…外は、いい天気…」
望月「…あー、そうだねぇ。雲一つない青空、春を感じさせる風、いい気分だねぇ」
初雪「…眠い、昼寝しよう」ゴロン
望月「さんせー」ゴロン
初雪「…こんな昼下がりには、やっぱり昼寝…ZZ」
望月「ホントだよねー。こんないい天気の日に昼寝しないなんて、もったいないよねー…ZZ」
初雪「……」クークー
望月「……」スースー
―3時間後、執務室―
提督「…で、結局寝すぎて出撃とか演習を忘れた、と」
初雪「…はい」セイザ
望月「…その通りです」セイザ
提督「アホ!」
【END】
【ラジコン】※2レス続きます
―執務室―
提督「そう言えば空母って、自分の艦載機を自在に操るよな」
赤城「そうですね」
加賀「操る方法は言葉を呟いて操作する方法とか、艦載機の妖精と意識をリンクさせて飛ばす方法とかがあります。
因みに、私と赤城さんは後者の方です」
提督「そっか、意識をリンクさせるってことは、艦載機を操縦しているのと同じだよな」
赤城「まあ、そうですね」
提督「つまりは、飛行機とかの操縦も得意ということか?」
加賀「そうですね…」
提督「じゃ、このラジコン飛行機とかも自在に飛ばせるのか?」
赤城「多分できますけど…」
提督「じゃ、試しにやってみる?運動場で」サシダス
加賀「いいんですか?」
赤城「じゃ、早速やってみます!」
提督「説明書とかはその箱の中にあるから」
加賀「分かりました」
提督「あ、それ高い奴だから、壊すなよ!…まあ、加賀がいるから大丈夫か」
―数十分後、執務室―
ラジコン「」タイハ
提督「」
赤城「誤って木にぶつけてしまいました…やはり、艦載機とは勝手が違いますね…」
加賀「すみませんでした、私が少し目を離したスキに、赤城さんが…」
提督「…俺の、20万の結晶が…」
赤城「…提督、お詫びと言っては何ですが…烈風を―」
提督「いらんわ!」
【加賀「では、彗星を―」提督「種類を変えればいいってわけじゃない!」】
【1日1人、キャラ紹介】
《加賀》
加賀型正規空母一番艦。いつも冷静沈着で表情を表に出さないが、ただ感情表現が苦手なだけ。本当は感情表現豊かな方。
五航戦の翔鶴と瑞鶴を毛嫌いし、赤城の事をとても信頼している。常に規律と秩序を守り、自分にも相手にも厳しい。
そして提督の事は上司として『も』尊敬している。
好きな言葉は『鎧袖一触』。
今日はここまで。また明日の夕方以降に再開する予定です。
>>53
結局初雪と望月のダウナーコンビだけの話になってしまいましたが、これでよろしかったでしょうか?
北上さんの話は明日に書く予定です。
感想、リクエスト、出演希望艦娘等があればお気軽にお書き下さい。
それではまた明日。
那智さんとか隼鷹さんとかと一緒に酒を飲みたい。本音を語り合えそう。
こんばんは。再開します。
リクエストには追々応えていきます。
【北上さん】
春の昼下がり、今日は非番の北上は鎮守府の遊歩道を散歩していた。
北上「いや~、いい天気だねぇ~。独り言が自然と出てくる位いい気分だ~」
キャイキャイ
北上「ん?あれは……げ、駆逐艦の子だ」
ワイワイ
北上「…遊んでいてこっちには気づいていないな…?見つからない内に遠ざかろう…」
キャー!!
北上「…お?何だ?」
ダイジョウブ!?イ、イタイヨ…
北上「ただ事じゃなさそうだな…、しょうがない。助けるとするか。おーい!」
睦月「あ、北上さん!」
北上「どしたの、ただ事じゃなさそうだけど」
如月「それが、皆で鬼ごっこしていたら文月ちゃんが転んじゃって…」
文月「…痛いよぉ~…」グスッ
北上「あーもー、そのくらいの擦り傷でみっともない…。ほら、消毒するから、動かないでー」ゴソゴソ
文月「ふぇ?北上さん、私達駆逐艦の事嫌いなんじゃないの…?」
北上「そんなこと言ってられる場合?私達は仲間なんだから、困っていたら助けてあげるのは当然の事っしょー?」
文月「北上さん…ありがとう」
北上「この程度の事で、お礼なんていらないよ。ほら、消毒するから。ちょっと沁みるけど、我慢してねー」
文月「うん…」
大井「…北上さん…ステキ…ッ!」
【END】
【対空特化】
―執務室―
提督「渾作戦で見つけた娘の整備が終わって、そろそろ正式に挨拶に来るはずだけど…」
??「失礼致します!」コンコン
提督「どうぞー!」
秋月「秋月型防空駆逐艦、一番艦、秋月。ここに推参致しました!お任せ下さい!」
提督「ああ、よろしく。この鎮守府を代表して、君を心から歓迎するよ」
秋月「ありがとうございます!」
提督「じゃ、早速君のデータを見せてもらおうかな…っと」カサカサ
提督「ほぉ…対空値が凄い高いな…」
秋月「はい!私は、対空に特化した駆逐艦ですので、艦載機の殲滅はお任せ下さい!」
提督「…艦載機の殲滅、か」
秋月「…提督?」
提督「秋月…。1つだけお願いがあるんだが…」
秋月「はい、何でしょうか?」
提督「…君は空母寮に行かないでくれ。頼む」
秋月「へ?何ででしょうか…?」
提督「そんな事したら…」
龍驤『ひい!?空母の敵や!』
加賀『敵の艦載機のみならず、私達の艦載機も根こそぎ滅ぼすつもり…?』
飛龍『艦載機が無くなったら、多門丸の顔に泥を塗っちゃう!』
提督「…空母連中が泣くし」
秋月「?」
【END】
【キャラ付け】
川内「夜戦だー!夜戦ー!」
那珂「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー!よっろしくぅー!」キュピーン
神通「川内姉さん、那珂、少しお静かにして下さい…皆さんが迷惑そうですよ…」
―川内・神通の部屋(川内は提督からの説教中の為神通のみ)―
神通(はあ…毎日毎日、姉さんと那珂を宥めるのは疲れますね…)
神通(私は…、川内姉さんの事も那珂の事も性格を含めて好きですけど、少しは自重して欲しいです…)
神通(でも、あの2人に"テンションを少し自重して"、って言っても無理でしょうし…)
神通(…三姉妹の内長女と三女が少し変わった性格なら、最後の次女の私も新しいキャラをつけなければならないのでは…?)
―翌朝・執務室―
提督「―と言うのが今回の作戦だ。川内型のお前達3人には、交代で艦隊の旗艦をしてもらいたい」
川内「了解!」
神通「はい!」
那珂「オッケー!」
提督「で、今回の作戦に当たって、何か質問はあるか?」
神通(提督が私に聞いてきたら、あの言葉を言うしかない…!)
提督「神通、何か質問はあるか?」
神通「はいぃ!?」
提督「いや、真剣そうな表情で作戦を聞いていたし、いつもお前は作戦要綱を説明した後質問をしてくるから、あるのかなーって」
神通(言います…!)
神通「……つ」
提督「つ?」
神通「…つまんねーこと聞くなよっ!!///」ビシィ
提督・川内・那珂「!!?」
神通「……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ///」
【提督「キャラ付け?訓練が厳しいのはキャラじゃないのか?」神通「え?そんなに厳しいですか?」】
今日はここまで。また明日の夕方以降に投下の予定です。
リクエスト等はいつでも募集していますので、お気軽にどうぞ。ですが消化するのに少し時間がかかりますので、それは
ご了承ください。
それではまた明日。
サバサバ系女子って、いいよねぇ~(北上を見ながら)
こんばんは。投下します。
何話書けるかはわかりません。
【駆逐艦離れした駆逐艦】
―執務室―
提督「うーん…」
不知火「何でしょうか?不知火に落ち度でも?」
提督「いや、不知火って何だか駆逐艦離れしているよなあ、って思ってさ」
不知火「そうでしょうか?私は別に、大人のように振舞っているつもりはありませんが」
提督「そうなのか…。だけど、そんな大人な感じでいると、何だか違和感を感じるんだよな…」
不知火「違和感…ですか?」
提督「ああ。不知火、お前は可愛いんだけど―」
不知火「!?」
提督「あくまで子供として可愛いわけで、そんな子供に大人の口調は合わないって言うか、何と言うか…」
不知火(指令が私の事を可愛いって…うわああああああ///)
提督「つまり、だ。不知火はまだ姿は子供だから、そんな大人の口調は似合わないと思うぞ。もっと子供らしく振舞う方が
可愛いと思うぞ」
不知火「…そうですか///」
―休憩室―
不知火(…もっと子供らしく、ですか…)
陽炎「あ、お帰りー。秘書艦の仕事はどうだった?」
不知火(やってみますか…)
不知火「うん!何だか、すっごく難しかったぁ!」ニコッ
陽炎「!?」
黒潮「うわぁ!何か、いつもはオバハン臭い不知火が子供っぽい笑顔でそんな口調で喋ると気持ち悪いわ!」ヒキッ
不知火「表へ出なさい。その根性を叩き直します」ギロッ
【陽炎「あの時の不知火の笑顔…私が男だったら惚れてたわ…///」】
【毛量】
―執務室―
提督「そろそろ、綾波の改造が終わる時間だよな…」
コンコン
提督「どうぞー!」
綾波「失礼します!綾波、改造が終了して、改二になりました!」ガチャ
提督「おお、おめでとう!これからも頑張ってくれよ」
綾波「はい、ありがとうございます!」
提督「それにしても…髪長ぇな…」マジマジ
綾波「そうですね…正直、こんなに長くなるとは思いませんでした」
提督「切ったりはしないのか?」
綾波「一応ポリシーなので、このままにしておきます」
提督「でも、髪が長いと色々大変だよなぁ」
綾波「でも、これは私が強く慣れた証です。だから、このままにしておこうと思います」
提督「そっか…、分かった。ていうか、その髪の毛の長さはウチの艦隊1だろうな…」
綾波「そうですね…。でも、私より長い髪の人はまだいるかもしれませんけどね」
提督「そうかな…。いないと思うけどな…」
―数日後・執務室―
初春「駆逐艦・初春、改造が終了し、改二になったぞよ。なんぞ、めでたいのう」モッサモサ
提督(いちゃった)
【END】
一旦ここで切ります。
こんばんは。再開します。
【憲兵さん】※地文・2スレ以上続きます
―執務室―
提督は1人で書類を片付けていた。いつもは秘書艦も一緒に手伝うはずだが、今秘書艦の加賀は工廠へ行って、新装備を
開発している。
提督(書類処理だるい…。仕事が一段落したら、加賀と一緒に≪甘味処・間宮≫に行こうかな…?)カリカリ
コンコン
提督「どうぞー!」
??「失礼する!」ガチャ
入ってきたのは、提督より少し年上な感じの男。上下がモスグリーンの軍服に、同色の制帽を被った屈強そうな男。
その男の制服に、提督は思った。
提督(憲兵か…?俺のロリコンな知り合いも、何度かこいつらのお世話になったって言ってたな…)
提督「憲兵さんですか。何の御用ですか?」
憲兵「…そんな事を言って、しらばっくれる気だな?」
提督「…はぁ…?」
憲兵「覚えていないようなら、思い出させてやる。お前が犯した罪について、だ」
提督「…罪?」
憲兵「貴様が街で、幼い子供を連れ回していた事だ!」ビシッ
提督「街を…幼い子供を…あ」
提督(そうだ思い出した…。睦月型の奴らがパジャマを新調したいって言ってきたから、街のショッピングモールに連れて
行ったんだった…。あの時、憲兵に見られていたのか…)
憲兵「その顔、思い出したようだな」
提督「…ええ。確かにあの子達は見た目は幼い子供ですけど、あの子たちは艦娘であって軍艦の生まれ変わりであって…」
憲兵「だが、幼女である事に変わりはない。それに、近くに居た方々も、軍服の男が幼女を連れて街を歩いていたのを見て
皆奇異に思っていたようだぞ」
提督「いやですから…」
憲兵「そしてショッピングモールで、髪飾りをつけた連れの女の子は、貴様の前でスカートを捲ろうとしていたじゃないか」
提督「あれはですね、いつものやり取りと言うようなモノでしてね…」
憲兵「あんな事をいつもやらせているというのか!」
提督「い、いやそう言う意味じゃなくてですね、あれはアイツからやってきている事で―」
憲兵「何だと!?貴様はあんな女の子に、スカートを捲るように強要しているのか!?」
提督「そうじゃなくって!いいから、私の話を聞いて下さいよ!」
憲兵「ああ、聞いてやる。憲兵の本部でな!」
提督「何で!?」
憲兵「事情がどうであれ、貴様は軍のイメージをダウンさせた。これは由々しき事態。軍で真意を聞くまでだ」
提督「ああもう!この堅物め!俺の話を聞けよ!」
憲兵「だから、憲兵の本部で聞いてやる」
提督「ちくしょう!話の分からない奴め!」
提督と憲兵の男がぎゃあぎゃあ言い合っていると、工廠から帰ってきた加賀が執務室に入ってきた。
加賀「提督、装備開発の結果が―って、何してるんですか?そこのお方は、憲兵ですか?」ガチャ
提督「あ、加賀!助けてくれ、何か憲兵の男にいちゃもんつけられて憲兵の本部に連れていかれそうなんだ!」
加賀「はあ…提督、貴方また何かしたのですか?」
憲兵「ああそうだ!いいか聞いて驚け、コイツは何と―」
提督「テメェは黙ってろ!早く、加賀、何とかしてくれ!」
加賀「…しょうがないですね…」
加賀はため息をつきながら懐から2つのサングラスと何か棒状の黒い機械を取り出し、サングラスを1つ提督に投げる。
加賀「提督、それをかけて(サングラス装着)」カチャ
提督「お、おう」
加賀に言われて提督もサングラスをかける。憲兵の男は、提督を離すと今度は加賀に向かって足を進める。
憲兵「貴様、何をする気か知らんが邪魔立てするようならお前も憲兵の本部へ―」
憲兵が近寄ってくるのを物ともせず、加賀は棒状の機械を憲兵の男の目の前に突き出し、根元にあるボタンを押す。
すると次の瞬間、その棒の先端から強い光が発せられる。男はそれを直に見てしまい、目を抑える。
憲兵「ぐあっ!?目がぁっ!?」
憲兵は目を押さえながら、意識が少しずつ遠のいていくのを感じた。
―第参鎮守府・正門―
憲兵の男は、正門の前で目を覚ました。どうやら、立ったまま目を閉じていたようだ。
憲兵「あ…れ?私は確か、あの男の執務室に…」
憲兵の男は自分の記憶を呼び覚まそうとしたが、何も思い出せない。
憲兵「…あの男って、誰だったっけ?何で、第参鎮守府に来たんだっけ…?」
男は頭を押さえて多くの疑問を抱えながら、憲兵の本部へと帰って行った。
―執務室―
提督「加賀、あれは何だったんだ?」
加賀「この光を直接見た人の記憶から、3時間前からの記憶を消す装置です」
提督「…どうやってそんなモノを…」
加賀「私が発明したものです。やりました」ブイサイン
提督「お前はМIBか」
【続く?】
【1日1人、キャラ紹介】
《神通》
川内型軽巡洋艦二番艦。>>1のお気に入り艦娘の1人。自由な姉妹に振り回され気味で気苦労が絶えないが、姉妹の事を誰
よりも応援しているし、そんな2人が好き。駆逐艦娘達からは訓練がかなり厳しいと言われ、ついたあだ名が鬼教官である。
自分は地味な子だと思っているが、提督は十分可愛いと思っている。しかし神通自身はそれに気づいていない。
好きな言葉は『堅忍不抜』。
今日はここまで。また明日の夕方以降に投下する予定です。
【予告】
キリ番安価を>>99->>101で取ろうと思います。それまでに1、2話は書く予定ですので、そこはあしからず。
それではまた明日。
>>1の艦隊に改二が来るのはいつの日か…。
こんばんは。再開します。
【コーヒー】
―執務室―
提督「……」カリカリ
提督「……」ズズッ
提督(…なんか、書類を書きながら飲むコーヒーって、いつもより美味しい気がする…)カリカリ
暁「失礼するわ、司令官」ガチャ
提督「おう暁、どうした?」
暁「昨日の出撃の報告書を提出しに来たのよ」ガサッ
提督「…その艦隊の旗艦は隼鷹だったはずだが」
暁「何か、『疲れたからとりあえず暁に任せる』って。まあ、レディとして快諾したわよ」
提督「…あいつめ…また禁酒令を出すか」ズズッ
暁「ところで司令官、何を飲んでいるの?」
提督「コーヒーだけど。…一口飲んでみる?」
暁「へ、へぇ…コーヒー、ね。ま、レディとしてはコーヒーぐらい飲めないとね!」エッヘン
提督「じゃ、ほれ」
暁「い、いただきます!」ゴクッ
提督「あ、言い忘れてたけどそれ…」
暁「」
提督「…ブラックだぞ」
暁「…苦い」ダバー
提督「…ココア飲むか?」
暁「飲む!」パァッ
【暁「朝の一杯のココアはとっても美味しいわよ!」】
【二航戦の絆】※2スレ続きます
―戦闘中―
飛龍「蒼龍!そっちに数機行った!」
蒼龍「任せといて!うりゃーっ!」ババババ
ズッドーン
蒼龍「やった!全機撃墜!」
霧島「蒼龍さん、危ない!戦艦タ級に照準を合わせられています!」
蒼龍「へ?」クルッ
蒼龍「やば…この距離じゃあっちは外しようがないか…」
飛龍「喰らえー!」キィィィィィン
ドゴーン
戦艦タ級「グオオオオオ…」ズズズズズ
蒼龍「え?飛龍?」
飛龍「大丈夫!?蒼龍!」
蒼龍「え、うん!ありがとう!」
飛龍「さ、次いくよ!」
蒼龍「了解!」
―風呂場―
飛龍「蒼龍ー、シャンプー取ってー」ワシャワシャ
蒼龍「はーい。あ、石鹸取ってくれない?」ゴシゴシ
飛龍「どーぞ」
蒼龍「ありがとう」
霧島「お二人は本当に仲がいいですね、姉妹艦でもないのに…」
飛龍「そう?」
蒼龍「そんなに仲がいいかな?」
霧島「だって、戦闘中でも息の合ったコンビネーションを決めておられましたし、さっきだって…」
飛龍「…なんかね、相方の蒼龍がいなくっちゃ調子が出ないって言うか…。私と蒼龍は一心同体って感じで…」
霧島「相方…一心同体…ですか…」
蒼龍「私もそうね…。なんか、飛龍がいてこそ私も頑張れるって思うんだ…。飛龍と一緒に居たいって…思って」
飛龍「蒼龍…///」ジッ
蒼龍「飛龍…///」ジッ
霧島(え…?何ですかこの雰囲気は…なんか、これ以上はイケナイ気が…)
飛龍「これからもよろしくね!これからも頑張ろ!」ダキッ
蒼龍「こっちこそ!私達はずっと一緒だよ!」ダキッ
霧島(…ですが、本当に仲が良さそうです。これはもう、"相方"ではなく"親友"って言うのでしょうね…)
【END】
今日はここまでにします。話が少なくてすみません。
間もなくこのスレも100を超えるので、>>99-101さんに話を決めてもらおうと思います。
この2人の話を優先的に書きます。
また、皆さんのリクエストにも応えていきます。(今現在、まだ消化できていないキャラは磯波、大和型)
他にもリクエストがある方はどうぞ。
それではまた明日。
大和型なら大和派?それとも武蔵派?(>>1は武蔵派)
乙です
大和型どっちか選べってことなら武蔵
違うなら下
春雨ちゃんとわるさめちゃん
こんばんは。
>>100
少し>>1の書き方が悪かったですね。すみません。
春雨&わるさめ編、電編は書きます。あと1つだけ、改めて>>104さんからリクエストを取ります。
投下は21時以降、2話ぐらい書く予定です。それまでに、>>104までいかなかった場合は、また今度リクエストを取ります。
それでは後ほど。
秋月ちゃんに餌付け
こんばんは。投下します。
餌付けって…どういう状況…?
【矛盾】
電「あっ、司令官さん、おはようございます!」
提督「ああ、おはよう」
提督(電…暁型駆逐艦四姉妹の末っ子…。『なのです』口調と『はわわわ』と言う優しい声で数多くのロリコ…おっと、
子供好きな提督が堕ちたと聞く…)
提督(それはさておき、この子はとても健気な子で、吹雪と同じくらい平和を何よりも望んでいる…)
電『沈んだ敵も、できれば助けてあげたいのです…』
電『なるべくなら…戦いたくないですね…』
提督(といった感じで、敵も助けたいと思っている優しい子だ。実に健気だ)
提督(だが…)
―戦闘中―
電「命中させちゃいます!」ドォン
駆逐イ級「グエアアアアアア…」111damage(Critical Hit!!)
電「魚雷装填です!」バゴォ
戦艦タ級「ヒエエエエエエエエ…」80damage(Critical Hit!!)
電「なのです!」ズドォン
空母ヲ級「グオオオオオオオ…」65damage(Critical Hit!!)
提督(言っている事とやっている事が矛盾している…。特に最後のセリフなんて、『なのDEATH!!』と言っているようにしか聞こえない…)
電「?」キョトン
【END】
【わるさめ】※2レス以上続きます
―『第二次渾作戦』南西海域方面・Gエリア―
長門「提督に報告!警戒部隊撃破!第一艦隊損傷、依然無し!これより、海域中枢部へと突入する!許可を」
提督『おお、すごいじゃないか!そこまでダメージ無しなんて!』
夕立「褒めるのは後にしていいっぽい!」
提督『よし、海域中枢部への突入を許可する!くれぐれも、慢心しないように。もし重度の損傷を負った場合は、
後の事を考えずに帰ってこい!無理な攻撃、夜戦は控えるようにな!』
隼鷹「提督ぅ~、もしボスを撃破できたら祝賀会しようぜ~!」
提督『…わかったよ!ただし、撃破できたらな!』
隼鷹「ひゃっはー!やる気湧いてきたぁ!!」
夕立「やったね!春雨ちゃん、パーティ楽しみだね!」
春雨「う、うん…」
春雨(…なんだろ、この気持ち…。何か、やな予感がする…)
長門「よし!じゃ、帰還後のご褒美もできた事だし、頑張ってボスを撃破して鎮守府に帰るぞ!」
皆「おー!」
―『第二次渾作戦』南西海域方面・中枢部―
長門「これより、中枢部に侵入する。全員、気を引き締めろ。…特に隼鷹はな」
隼鷹「分かってるってぇ~」
夕立「静かにしなきゃ…」
春雨「…うん」
春雨(やっぱり、何かが…迫ってきているような…)
夕立「むっ!2時の方向に敵影っぽい!」
長門「全員、戦闘準備!」
ザバァ…
駆逐棲姫「ヤラセハ…シナイ…ヨ……ッ!」
夕立「…え?」
隼鷹「なあ…あいつって、春雨にすっごい似てない…?」
春雨「…あ…あ…」
夕立「…まさか、あれって元春雨ちゃん…?」
長門「何を躊躇っている!あれが誰に似ていようが元春雨だろうが、あれは深海棲艦!敵だ!ここで倒さなければ―」
駆逐棲姫「仕掛ケテ来ナイナラ、コチラカラ、ヤル…ッ!」
ズドォォォォォン
長門「ぐあっ!」小破
夕立「長門さん!」
隼鷹「あのビッグセブンの長門が…一撃で…?」
春雨「……攻撃、できませんよ…」
夕立「春雨ちゃん…」
―鎮守府・執務室―
提督「春雨そっくりの深海棲艦がボスだと?」
長門『ああ。そのせいで、皆攻撃を躊躇してしまっている。このままでは、奴にダメージを与える事ができない』
提督「…お前だけでも攻撃できないのか?」
長門『それが攻撃しようとしても、夕立が艤装の前に立ちはだかって、「どうしても、あの子は倒したくないっぽい…」
と言ってどかないんだ』
提督「…今、その深海棲艦…駆逐棲姫はどうしてる?」
長門『こちらの様子を怪訝に思ったのか、距離を少し離している。だが、私の砲撃の射程内だ』
提督「一度、春雨と変わってくれ」
長門『分かった』ガチャ
春雨『変わりました…』
提督「春雨、その駆逐棲姫は本当にお前とそっくりなのか」
春雨『ええ…。髪の色と服の色が若干違うだけで、他は私と瓜二つです』
提督「そうか…。お前は、そいつを倒したくないんだよな』
春雨『…はい。何だか、私自身を殺すような感じがしてならないんです』
提督「だから…他の皆にも攻撃して欲しくない、と」
春雨『……』
提督「…夕立、聞いているか?」
夕立『聞いているっぽい!』ガチャ
提督「お前も、その駆逐棲姫を倒したくはないんだな?」
夕立『…うん。何か、あの子に春雨ちゃんの面影を見ちゃって、それで、倒したくないって思っちゃったんだ』
提督「…隼鷹と長門も聞いたな?」
隼鷹『もちろん。まあ、アタシも夕立と同意見かな』ガチャ
長門『…実を言うと、私もアイツを攻撃するのは少し気が引けていたんだ』ガチャ
提督「つまり…第一艦隊のお前達は、その駆逐棲姫を倒したくないと言う事でいいんだな?」
皆『はい』
提督「そうか…。……これより、お前達第一艦隊に新たな任務を言い渡す』
長門『何だ?』
長門(まさか、私達に撤退するように命じる気か?)
提督「…どんな手段を使ってでも駆逐棲姫を確保しろ!そして、第参鎮守府へ連れて来い!」
皆『ええええええええええええええええええええええええええええ!?』
長門『提督貴様正気か!?』
提督「倒したくないなら仲間になってもらう!それが、俺の結論だ!」
隼鷹『すげぇ自分勝手な結論だなオイ!』
夕立『でもでも、提督さんらしいっぽい!』
提督「春雨、お前の意見も聞く。お前は、自分そっくりな駆逐棲姫が俺達の鎮守府で暮らすのが嫌か?嫌だったら、
さっきの命令は撤回する」
春雨『…私は、あの子を助けてあげたいです…』
提督「…?」
春雨『なんだか、さっきと同じような言葉ですけど…あの子は赤の他人と思えなくって、だから、見捨てたくないんです』
隼鷹『そうだねぇ…。何か、このままあの子を沈めるって言うのもスッキリしないような感じで…』
提督「…なら決まりだ!その春雨のそっくりさんをウチの鎮守府で保護するぞ!」
長門『了解!』
ブツッ
提督「…さて…また賑やかになるな…。まずは、上層部を説得しなくちゃね…」
―『第二次渾作戦』南西海域方面・中枢部―
長門「ビッグセブン・チョップ!」ビシッ
駆逐棲姫「ハウッ!」ガグッ
長門「よし、駆逐棲姫の無力化に成功!これより、コイツを第参鎮守府へと曳航するぞ!」
皆「りょ、了解!」
隼鷹(…チョップ1つで、戦艦並みの装甲の駆逐棲姫を気絶させるって…やっぱりビッグセブンだな…)
駆逐ハ級後期「エ…?チョット…」
軽巡ト級「私達ハ…?」
駆逐イ級後期「無視デスカー?」
長門「だまらっしゃい!」ズドォ!!
隼鷹「ちょっと黙って沈んでいやがれ!」バルルルルル
夕立「勝手に素敵なパーティしてて!」ドォン
春雨「さよーならー!」バゴォ
ハ級後期「ホゲエエエエエエエ!?」轟沈
ト級「何コノ…」轟沈
イ級後期「…ゾンザイナ倒サレ方ハ…」轟沈
駆逐棲姫のお供達はこの世の理不尽さを悔やみながら沈んで行きました。ちなみに第一艦隊の勝利判定はBでした。
【続く】
今日はここまで。また明日の夕方以降に投下します。
わるさめ編はまだ続きますので、よろしくお願いします。他のリクエストはわるさめ編終了後に書きます。
それではまた明日。
こんばんは。投下します。今日もまた、2話ぐらい書く予定です。少なくてすみません。
※少しのオリジナル設定が入ります
【わるさめ・続】
―鎮守府・医務室―
駆逐棲姫「……」パチッ
駆逐棲姫「…ベッド…?ココハ…?」
提督「お、気が付いたな」
駆逐棲姫「…オ前ハ…、提督…海軍ノ人間…我々ノ敵…ッ!」グイッ
駆逐棲姫「…腕ガ…動カナイ…?」
提督「悪いが、手錠でベッドの柵と繋がせてもらった。一筋縄じゃいかないようだからな」
駆逐棲姫「…ココハドコダ?海軍ノ本部カ?」
提督「いや、俺の鎮守府の医務室だ」
駆逐棲姫「…ナンデ、私ヲ沈メズニ捕マエタ?」
提督「…俺の仲間の要望だ」
駆逐棲姫「…?」
提督「…お前が気絶する前にお前と戦っていた艦隊の奴らが、駆逐棲姫がウチの鎮守府の春雨って子に似ているから、
攻撃するのに気が引けて倒せない、と言ったんだよ。だから、俺はあいつらの意を汲んで、お前を攻撃せず、
捕まえる事にした」
駆逐棲姫「…ツマリ、オ前ニハ私ヲ捕マエル理由ガ無イト?」
提督「そう言われると、少し違う」
駆逐棲姫「…何?」
※言い忘れてましたが、2レス以上続きます
提督「俺は、お前が春雨に似ているって報告を受けた時に、少し疑問を抱いたんだ」
駆逐棲姫「……」
提督「…基本的に深海棲艦に、俺達提督が指揮する艦娘と似ている奴や、瓜二つな奴もいない。そう言う話だ。だから、
お前みたいに、艦娘に似ている深海棲艦って言うのは初めてなんだよ」
駆逐棲姫「…私ミタイナ特異ナ奴ニ興味ヲ持ッタトデモ?」
提督「そうでもあるし、まだ理由がある」
駆逐棲姫「…回リクドイ。早ク結論ヲ言エ」
提督「長門達の言った通り、お前は春雨にそっくりだ。髪と服の色が若干違うぐらいで、他は全くと言っていいほど同じだ。
そこで俺は、ある一つの疑問を抱いたんだ」
駆逐棲姫「?」
提督「…お前は、過去に沈んだ艦娘の春雨じゃないのか?」
駆逐棲姫「!?」
提督「もちろん、それが本当の事なのかはわからない。俺の勝手な想像だとも考えられる。だが、俺の考えは1つの推測だ。
でも、考えられない事もない」
駆逐棲姫「……仮ニ私ガ元・艦娘ノ春雨ダトシテ、ソノ春雨ヲ沈メタノハオ前カ?」
提督「それは違う。俺は着任してから誰一人として沈めたことは無い。書類にもそう書かれている。証人もいる」
駆逐棲姫「…ソウカ…」
提督「…もし、お前が元春雨だとしたら、なんで春雨に近い容姿になってしまったんだ?元春雨じゃなかったなら、
お前が春雨に似ているのは偶然ってことになるけど…」
駆逐棲姫「……」
提督「……」
駆逐棲姫「…多分、私ハ元々、艦娘ノ春雨ダッタンダロウナ…」
提督「…やっぱりか」
駆逐棲姫「…何デ、私が春雨ニ近イ容姿ニナッテシマッタノカハ…ワカル気ガスル。コレハ予測ナノダガ…」
提督「…予測でもいい。聞かせてくれ」
駆逐棲姫「…アア」
駆逐棲姫「…恐ラク、艦娘ダッタ頃ノ私ハ、鎮守府ノ仲間達ト仲良クヤッテイタンダロウナ…」
提督(やっぱりか…。俺のところの春雨も、皆と仲良くやっている…。あの性格からか、皆付き合いやすいんだろうな…)
駆逐棲姫「ダケド、私ハ難シイ海域ヘノ出撃デ沈ンデシマッタノダロウ…」
提督「……」
駆逐棲姫「私ハ沈ムノガ嫌ダッタ…。ソシテ、鎮守府ノ皆ト離レタクナカッタ…。ソンナ気持チガ、私ノ姿ヲコンナ風ニ、
春雨ニ近シイモノニシテシマッタンダロウナ…」グスッ
提督「…お前は推測のように言っているけど、もしかしてそれって、本当にお前が体験した事なんじゃないのか?」
駆逐棲姫「…ソウカモシレナイ。私ハ、本当ニ春雨ダッタノカモシレナイナ…」
提督「そうか…」
駆逐棲姫「…戻リタイ…」グスッ
提督「……?」
駆逐棲姫「…皆ノイル鎮守府ニ戻リタイヨ…」グスッ
提督「……」
駆逐棲姫「…ダケド、コンナ、深海棲艦ノ姿ニナッテシマッタ私ヲ誰モ受ケ入レテハクレナイダロウ…」グスッ
提督「……あのさ」
駆逐棲姫「…何ダ…?」
提督「…もしよかったら、ウチの鎮守府で俺達と一緒に暮らさないか?」
駆逐棲姫「…何?」
提督「いや、お前が元居た鎮守府と同じような環境とは言えないけど、この鎮守府は平和だし、ここの皆は優しいし、明るい。
だから、お前の事を拒絶する奴なんていないと思う。お前が良いって言うなら、俺達はお前を快く受け入れるよ」
駆逐棲姫「…何故、コンナ私ニ優シクスルンダ?」
提督「…これについては、深い理由なんてない」
駆逐棲姫「?」
提督「ただ、お前を助けてあげたい。また皆がいる鎮守府に戻りたい、そんなお前の願いを叶えてやりたいだけだ」
駆逐棲姫「…ッ!」ドキッ
提督「まあ、お前が元居た鎮守府の事なんて分からないから、ただいつも通り平和に―」
駆逐棲姫「……」ギュッ
提督「お?」
駆逐棲姫「…アリガトウ…。コンナ私ノチッポケナ願イヲ叶エテクレルナンテ」
提督「…礼を言われるほどの事でもないよ」
【続く】
今日はここまでにします。2話書くとか言いつつ1話しか書けないですみません。
明日でわるさめ編は完結です。そして、キリ番安価にあった秋月に餌付けを書きます。
それではまた明日。
こんばんは。少しだけですが投下します。
【わるさめ着任】
―翌朝:鎮守府・講堂―
提督「―と言うわけだ」
駆逐棲姫「…ヨロシク」
『そんな事が…』
『本当に…春雨だったの…?』
『奇妙なものだな』
提督「…コイツは、俺達と同じようにまた皆と一緒に暮らしていきたいんだ。俺は、そんなコイツに新しい居場所を作ってやりたい。
だから―」
加賀「…提督」
提督「加賀…」
加賀「…この駆逐棲姫さんが、普通の人間、艦娘と同じように居場所を求めているのならば、私達は喜んで助けますよ」
提督「………」
加賀「これは、私だけの意見ではありません。他の皆さんも同じようですよ?」
提督「皆…」
皆「…」コクッ
提督「…よし、駆逐棲姫。これでお前も、俺達の仲間だ。俺達と一緒に、楽しくやっていこう!」
駆逐棲姫「…ウン!」
提督「でも…駆逐棲姫って名前はなんかなぁ…」
夕立「それならさ、悪そうな春雨ちゃんて事で―」
"わるさめちゃん"ていうのはどう?
【わるさめ着任】
【餌付け】
―執務室―
瑞鶴「提督助けてよぉ!」バァン
提督「何だ唐突に」
瑞鶴「あの最近来た秋月って子、ここ最近毎日空母寮の前に姿を見せてくるのよ!」
提督「それが何―あ」
瑞鶴「そうよ!あの子は駆逐艦でも対空特化型、アンチ艦載機、つまり空母の敵よ!そんな子が空母寮の前苛めか何か!?」
提督「そう言うわけじゃないと思うんだが…」
瑞鶴「あの子が来る度に赤城さんは艦載機の妖精を我が子のように抱いているし、加賀さんは体育座りでビクビク震えているし、
飛龍さんは『多聞丸多聞丸多聞丸』って何度も呟くし!とにかく怖いのよ!」
提督「あのクールな加賀がそこまでになるとは…」
瑞鶴「とにかく!あの子を今後空母寮の近くに行かないようにして!」
提督「何で俺が…」
瑞鶴「ここで一番偉い人でしょ!?」
提督「…まあ、一応やってみるけど…」
提督(頭ごなしに行くなって言っても多分聞かないだろうし…ここは…)
―数日後・空母寮前―
秋月「……」キョロキョロ
提督(やっぱりあいつ、空母寮の前をうろついてやがる…。ここはコイツで…)ガサッ
提督「おーい、秋月ー!」
秋月「あら司令、どうしたんですか?」
提督「新しい対空装備を開発したから、試してみないか?」つ12㎝30連装噴進砲のカード
秋月「!喜んで、させてもらいます!さ、早く試験場へ行きましょう!」パァ
提督(チョロい)
【END】
一度ここで切ります。
わるさめ編、秋月編、ご期待に応えられたでしょうか?
今日は後2、3話ほど書きます。
それではまた後ほど。
こんばんは。再開します。
【ツンデレ】
―駆逐艦寮・叢雲&磯波の部屋―
ピピピピ
磯波(37度5分…完全な風邪ですね…)ゴホゴホ
磯波(叢雲ちゃんは…私が風邪っぽいって言ったらどこかへ行ってしまったし…。風邪が移るのが怖かったのかも…)ケホッ
磯波(当然と言えば当然かもしれないけど…少し寂しいかな…)
磯波「…うっ」グスッ
磯波(…分かってても、悲しいな…)グスッ
ガチャ
叢雲「磯波、大丈夫?」
磯波「…叢雲ちゃん?」ゴシゴシ
叢雲「どうしたの?どこか痛いの?」
磯波「ううん…咳がひどくって、涙が出ちゃっただけ…」
叢雲「…そ。あ、司令官から風邪薬を貰ってきたわよ。市販のヤツだけど。それと、間宮さんからリンゴを貰ってきたわ。
食べられる?」
磯波「…食べれるけど…。…もしかして叢雲ちゃん、今まで私の為に…?」
叢雲「あ…か、勘違いしないでよね!私に風邪を移されるのが嫌だっただけで、別に磯波の心配なんてしていないんだからね!」
磯波(うわあ露骨なツンデレ発言…)
叢雲「そ、それと、駆逐艦の皆が磯波が風邪ひいたって聞いたら、皆がお見舞いの手紙を書いてくれたわ。読んでみる?」ドサッ
磯波「こんなに沢山…」
磯波(あ…叢雲ちゃんの字の手紙がある…)
叢雲「……」リンゴカワムキ
磯波(叢雲ちゃんは、普段はクールな一匹狼的な感じだけど、本当は心優しいんだよね…)
磯波(…ありがとう)
【END】
【正反対】
―執務室―
提督「…大型建造で8時間だと?」
明石「はい。建造時間8時間は、大和型の大和または武蔵が建造されます」
提督「そうか…。ウチの鎮守府には大和はいるけど武蔵がまだいないな。武蔵が来てくれたら、嬉しいけどね」
明石「そればっかりはわかりませんからね…」
提督「ま、建造が終わったら連れてきてくれ」
明石「分かりました」
―8時間後・工廠―
明石「お、建造が終わりましたねー?」
??「…私は…?」
明石「おおおおお…お?」
??「む?どうした?」
明石(…え?この人が、大和型…?あの大和さんの妹…?)
―執務室―
提督「楽しみだなあ。大和の妹、武蔵」
大和「そうですね。私も会うのが楽しみです」
提督「明石から、武蔵さんでしたって報告を聞いた時は嬉しさで飛び跳ねたからなあ」
コンコン
明石「失礼しまーす。武蔵さんを連れてきました~」ガチャ
提督&大和「おお!」
武蔵「随分待たせたようだな……。大和型戦艦二番艦、武蔵。参る!」ヌッ
提督&大和「」
提督(大和が艶やかな黒髪柔らかそうな白い肌に対し、コイツは一応手入れされているっぽい銀髪に浅黒い肌…。銀縁の眼鏡…)
大和(私の着ている服とは全然違い胸にサラシが巻いてあるだけ…というか首から垂れているのは私と同じ服の切れ端…?)
提督(そんで、おしとやかな大和とは違って勝気な口調…)
提督&大和(こんな奴が本当に大和/私の妹!?)
武蔵「明石とやら。この鎮守府は面白そうな所だな」
明石「そうですよ~。この鎮守府は、提督さんも他の皆さんも面白いですからねぇ~」
明石(それより面白いのは同じ大和型の大和さんと武蔵さんのギャップですけどね)
【武蔵「うおっ!深海棲艦がいる!」わるさめ「ア、ドウモ」】
【1人っ子】※2レス続きます
―夜・提督の私室―
提督「……(読書中)」ペラッペラッ
コンコン
提督「…ん?誰だ、こんな遅くに」
ガチャ
島風「…やっほ。提督」
提督「どうした島風。枕なんて抱えて」
島風「…今夜だけ、一緒に寝てくれない?」
提督「…何かあったのか」
島風「ちょっとね」
パタン
提督「?」
島風「…寂しくなっちゃって」ベッドニスワル
提督「…」
島風「私ってさ、姉妹艦がいないじゃない…?だから、毎晩寝る時に1人で…寂しくてね…。もう、我慢できなくなって。
それで、提督のとこへ行こうって思ってね…」
提督「…そうか」
島風「だからね…その」
提督「…分かった」
島風「?」
提督「ほら、隣に来い」ポンポン
島風「…ありがと」ポスッ
島風はそう言うと、ベッドの上の提督の横に寝転がる。
提督「電気消すぞー」カチッ
島風「ん…」
提督「…島風」
島風「…何?」
提督「…さっき、お前は"今夜だけ"って言ってたけど、これからも、寂しくなったらいつでも来ていいからな」
島風「…ホント?」
提督「…俺も1人っ子で、正直兄弟が欲しかった。だから、誰かと同じ部屋で寝るって事が無くて寂しかったんだ」
島風「…ふーん」
提督「…だから、島風は俺の妹みたいな感じかな?」
島風「…つまり、提督は私のお兄ちゃん、って事?」
提督「ま、そう言う事になるね」
島風「…そっか。でも、提督がお兄ちゃんって言うのも面白そうだなぁ…」
提督「そりゃどうも」
島風「…それに…私は…提督の事を…」
提督「…島風?」
島風「………」スースー
提督「…寝たか」
提督は島風が寝たのを確認すると、自分も瞼を閉じて眠りに就こうとする。そこで提督は、島風が自分の手を握っているのが分かった。
さらに、なぜ島風が他の駆逐艦娘の1人部屋に行かずに自分の部屋に来たのかを起きたら聞いてみようと考えながら眠ったが、
朝起きた時に提督はその疑問を忘れてしまっていた。
【END】
【1日1人、キャラ紹介】
≪駆逐棲姫/わるさめ≫
元・深海棲艦上層部の1人。春雨に酷似した容姿をしている。第二次渾作戦において、第参鎮守府の敵として出現したが鹵獲され、
第参鎮守府の提督から『駆逐棲姫は元々艦娘の春雨だったのかもしれない』と言われ、自分が駆逐棲姫になる前の記憶を思い出す。
そして、また皆と一緒に暮らしたいという自分の願いを提督が聞き入れて、第参鎮守府に所属する事になる。"わるさめ"という名前の由来は、
夕立曰く『悪そうな春雨ちゃん、略してわるさめ』。何だかんだで第参鎮守府に溶け込む事ができた。
好きな言葉は『光陰矢の如し』。
今日はここまで。また明日の午後に投下する予定です。
とりあえずリクエストは一通り消化しましたので、感想・リクエスト等があればまたお書きください。
それではまた明日。
駆逐艦娘で好きなのは響、黒潮、浦風、夕立、涼風。
ロシア語、大阪弁、広島弁、ぽいぽい、江戸っ子口調…。まともな言葉を喋る子がいない…だと…?
こんばんは。2、3話だけ投下します。
【シスコンゆえに】
―沖ノ島海域―
ズドォォォン!!
扶桑「きゃぁぁぁ!?」
山城「姉さま!?大丈夫ですか!」
扶桑「大丈夫…ちょっとした損傷よ。私の事は構わないで…!」HP80→76
長門「おい山城!どこを見ている!敵は正面だ!」
ヲ級elite「…沈メッ!」
バルルルルルルルルル
陸奥「すごい数の艦載機…!何とか落せるだけ落とす!」ガガガガガガ
ドンドォンドゴォ
長門「チィッ…!完全には落とせないか…!扶桑、山城!そっちに行ったぞ!」
扶桑「ああ…避けきれません…」
山城「ク…ッ!」
バッ
扶桑「山城!?何を―」
山城「姉さまを狙うなら…私を狙えええええ!!」
ズドォン
山城「イヤァァッ!」大破
―執務室―
提督「で、旗艦の山城が大破したから強制的に妖精さんによって帰された、と」
山城「…はい」セイザ
扶桑「あのね山城…」ガチャ
山城「姉さま!?」
扶桑「…少し、迷惑よ」
山城「」グサッ
【END】
【デュエリスト】
―執務室―
<ブレイブ・クロー・レボリューション!!
提督「へえ…こういう戦略だったのか…」
コンコン
夕張「提督、前回の遠征の報告書の提出に来たわ」ガチャ
提督「おう、ありがと」
夕張「さっきまでPCで何してたの?」
提督「アニメ見てた」
夕張「…執務時間中に堂々とサボり…」
提督「失礼だな。ちゃんと仕上げるべき書類は片付けたぞ」
夕張「…で、何のアニメ見てたの」
提督「某TCGアニメ。しかも、俺は今もあれやってるぞ」
夕張「…提督って、20歳過ぎだったわよね?その歳でまだやってるなんて…」
提督「いやあ、これはいくつになっても止められないよ。アニメも面白いしね。なんかこう、子供心をくすぐる感じ?」
夕張「ふーん…私にはわからないわねー」
提督「…と言いつつ、俺はお前が非番の日にカードショップに行くのを知っているぞ」
夕張「んなっ!?」
提督「しかも、お目当ての物は、俺が今やっているのと同じものだとか。夕張もやっているって意外なようなそうでもないような」
夕張「ど、どこでそれを!?」
提督「青葉から聞いた」
夕張「あのパパラッチめ…」
提督「それはともかく、俺海軍に入って以来戦った事ないんだよね。できれば、お前と戦ってみたいなーなんて」
夕張「…面白そうね。いいわよ、また時間があれば、ね」ニヤッ
提督「決まりだな」ニヤッ
【続くかもしれない】
※提督と夕張のデュエルが見たい人はどうぞお気軽にリクエストして下さい
可能ならライディング、無理ならスタンディングでお願いします
出来れば世界の命運を賭けて戦ってください
【一人称】
―執務室―
Z1(以下レーベ)「僕の名前はレーベレヒト・マース。レーベでいいよ、うん」
提督「ほぉ…君がドイツの艦娘か…」
レーベ「珍しいかい?」
提督「ああ…。ウチの鎮守府に海外の子が来たのは初めてだし、それに…」ジッ
レーベ「?」
提督「…君、本当に女の子?」
レーベ「な、挨拶から1分も経ってないのに随分失礼だね!?」
提督「だって、一人称が"僕"だし、髪短いし、胸無いし、顔立ちが男の子っぽいし…」
レーベ「僕は女の子だよ!しかも、何か失礼な単語が混ざっていたし!」
提督「でもなぁ…君みたいな子は初めてな感じがするし…」
コンコン
最上「失礼するよ、提督。今日の開発の報告をまとめたよ。目を通しておいてね」ガチャ
提督「ああ、ご苦労さん」
レーベ「あ、Guten Tag」
最上「…君がもしかして、ドイツから来た子?」
レーベ「うん。レーベレヒト・マース。レーベって呼んでね?」
最上「ボクは航空巡洋艦・最上!よろしくね、レーベ!」
レーベ「…何か僕、あなたとは仲良くやっていけそうな気がするよ」
最上「…奇遇だねっ!ボクも、君とは馬が合いそうだよ!」
レーベ&最上「よろしくっ!」ガシッ
提督(ボクっ子…アリだな!)
その後レーベは、時雨、皐月、利根、初春と友達になる事ができました。
レーベ「自分の事を"吾輩"とか"わらわ"って呼ぶのなんて初めて聞いたよ!流石Japan(ヤーパン)だね!」
利根&初春「そ、そうかの///」
【天龍&木曾「何で俺とは仲良くなれないんだ!?」 提督「俺っ子とボクっ子は何か違うんだよなあ」】
一旦ここで切ります。次の投下は9時過ぎの予定です。
それではまた後ほど。
>>145
>>1の語彙力ではスタンディングが精いっぱいですし…それに、ライディングデュエルを艦これの世界でやるのは少し…
>>146
世界の命運を賭ける…まさか、深海棲艦と戦えというのか!?
こんばんは。再開します。
【酒癖】※2レス続きます
―特別海域攻略記念祝勝会―
提督「えー、では!渾作戦、完全遂行おめでとう!乾杯!」
皆「かんぱーい!!」
ワイワイガヤガヤ
妙高「提督、渾作戦遂行、おめでとうございます」ペコッ
提督「ああ、妙高。それに那智、足柄、羽黒もか。ありがとう」
那智「しかし、この作戦を完了する事が出来たのも、全て貴様の作戦のおかげだな」
提督「いや、俺はただ作戦を立てただけだ。一番頑張ったのはお前達の方だよ。お礼を言いたいのはこっちの方さ」
足柄「あら、提督ったら言うようになったじゃない。私が着任した時とは大違いね」
提督「そこまで俺はひよっこだったかね?」
羽黒「あ、あの…その…司令官さんは、全然ひよっこなんかじゃないです…ご、ごめんなさい!偉そうな口利いてしまって!」
提督「いやいや、そんな弱気になるなよ…」
足柄「それで、後でまた私達四姉妹で二次会をやろうと思うんですけど」
提督「二次会?」
那智「ああ、ここでは駆逐艦の子達がいる手前、好きに酒を飲むわけにはいかないんだ」
妙高「ですが、このような祝い事の時に酒が飲めないというのは少しもどかしいと言いますか…」
羽黒「あの、それでですね…私達だけでお酒を飲もうかなって…事で」
提督「へーそうなのか」
妙高「ですから、提督もご一緒しませんか?」
提督「お、いいのか?俺なんかが」
那智「もちろんだ。貴様と飲む酒はまた一段と美味いからな」
提督「じゃ、ご一緒させてもらおうかな?」
足柄「分かったわ!じゃあ、また後でね!」
羽黒「で、では!失礼しますっ!」
提督(そう言えば、妙高や羽黒と飲んだ事は無かったな…。那智と足柄みたいに酒癖が悪いのかな…?)
提督(少し楽しみだな)
―居酒屋・鳳翔―
提督(―と思っていたのだが、ホントに酒癖が悪すぎる)
那智「どうした提督!猪口に酒が入っていないじゃないか!しょうがない、私が注いでやる!はっはっは!」トクトク
提督「あ、ああ。ありがとう」
提督(まず那智。こいつはいつもと同じように少し気が大きくなるだけで、特に変りがないように見えるが、実は内面は、
完全な酔っ払いだろう。だが、いつも通りだ)
足柄「う…うぇええ…何で…世の男はどいつもこいつも…私の事を見てくれないのよぉ~…」シクシク
提督「あーあーそうだなー。皆見る目がないよなー(一応本心)」
提督(次に足柄。酒が入るとコイツは大抵の割合で愚痴って泣き出す。これもいつも通り、よく見るものだ)
提督(問題なのは、後の二人だ…)
羽黒「もう!なンなンですかァ!皆私の事を臆病者だの小動物だのと呼んでェ!私だってェ!こンな感じに怒れるンですからァ!!」バンバン
提督「どうどう…落ち着け羽黒」
提督(まさかの羽黒は怒り上戸。普段から溜め込んでいる不満とか怒りが酒を飲んで気が大きくなってしまった事で解放されたんだろう…。
今度から、ちょくちょく話を聞いてやろうかな…?)
提督(だが…最大の問題は…)
妙高「うふふ…提督ぅ~…」スリスリ
提督「あの、妙高…?少しくっつき過ぎなんじゃ…」
妙高「そうですかぁ~?でも私はぁ、提督の温もりを感じる事ができて気持ちいいんですよ~」スリスリ
提督「そ、そうか…っつーか、色々当たっているんだが…」
妙高「当ててるんですよ~」グイグイ
提督(なんと妙高は酒が入ると色っぽくなる。いつもは真面目だったはずなのに、ここまで乱れてしまうとは…変わりすぎだろう…。
っつーか、妙高一番飲んでいる量が少ないのに…もしかして酒に弱いのか?)
妙高「何だか…暑くなってしまいました~…」シュル
提督「ぶっ!?なんで服を脱ぐ!?」
妙高「だって、暑いじゃないですかぁ~」プチプチ
提督「だからって服を脱ぐ事は無いだろう!早く着なさい!というかどこ触っている!」
妙高「そんな事より提督ぅ~、私とイイコトしませんか~?」パサッ
提督「このタイミングで!?とにかく誰か助けて!おい、そこの酔っ払い三人組!」
那智「何だって?聞いていなかった!いやあ、すまないなあ!」ハッハッハ
足柄「ふええええ…誰か、私を嫁に貰ってぇ…」グスッ
羽黒「なンですかァ!?人が気持ちよく酒飲ンでるって言うのにィ!それを邪魔するんですかァ!」ガンガン
提督「クソッ!もう妙高型はあてにならん!鳳翔さん!ヘルプミー!」
鳳翔「お任せくださーい」
【妙高「この後滅茶苦茶夜戦―」 提督「しねーよ!」 川内「夜戦と聞いて!」】
【1日1人、キャラ紹介】
≪妙高≫
妙高型重巡洋艦一番艦(ネームシップ)。温和で真面目な性格で、重巡洋艦娘の中では一番提督の秘書艦としての業務を、
そつなくこなす。普段はニコニコ笑っているが怒らせると怖い。酒にはとても弱く少し飲んだだけで出来上がってしまう。
さらに飲む量が増えると、色っぽくなり脱ぎ癖が出る。提督に密かに思いを寄せているような仕草がたまに出るが…?
好きな言葉は『平穏無事』。
今日はここまでにします。明日の投下は行いますが、時間は不明です。
感想、リクエスト等があれば、お気軽にお書きください。
それではまた明日。
妙高さんの中破絵、もう少しどうにかならんのか…可愛いのに
こんばんは。遅くなりましたが投下します。
【航空戦艦だからこそ】
―執務室―
提督「…と言うわけで今回の作戦は、日向、君に旗艦となってもらう」
日向「私がか?」
提督「ああ。日向は砲の扱いが上手いという話を皆からよく聞く。だから、日向になら今回の作戦を任せられると思ってね」
日向「それはつまり、君が私の事を信じてくれていると言う事かな?」
提督「…まあ、そう言う事になるかな」
日向「…そうか。ならば、君の期待に応えられるように頑張るよ」
提督「…頑張ってくれ」
日向「では、航空戦艦の真の力をアイツらにお見舞いしてやるとするか」
提督「…あー…その事なんだけど…」
日向「?」
提督「今回の作戦では、瑞雲を積まないで零式水上偵察機を積んでほしいんだけど…」
日向「な…に…!?」
提督「いやあ…先の大規模作戦で赤城とか空母勢が酷い損傷を負ってね、ボーキサイトが大分減っちゃったんだ」
日向「」
提督「だから、ボーキの消費をなるべく節約するために、瑞雲は積まないでほしいんだ」
日向「…わかった」グスッ
―作戦中―
日向「ずいううううううううん!!!」ドドドドドドドド
ズドゴォン!!
夕張(何あれ…怖っ…)
【END】
【乙女なお艦】
―執務室―
コンコン
鳳翔「提督、失礼しま―」ガチャ
提督「……ZZZ」コタツムリ
鳳翔「…もう、提督ったら…。こたつで書類仕事をすると眠くなるってあれほど注意したのに…」
提督「……ZZZ」
鳳翔「……お隣、失礼しますよ…」コソコソ
提督「……ZZ…」
鳳翔「…こうして改めて間近に見てみると、可愛らしい顔立ちですね…」
提督「……………」
鳳翔「…私は、他の艦娘の方達とは少し年が離れているように見られがちですが、それでも私は皆さんと同じような感じですよ」
提督「……………」
鳳翔「…美味しいものが好きですし、噂話も少し興味があります…それで、おしゃれも好きです…。そして…」
提督「……………」
鳳翔「…貴方の事を、皆さんと同じくらい…いえ、皆さんよりもお慕いしているのですよ…。
提督「……………」
鳳翔「…私は、貴方に惹かれてしまったのです…。私は、貴方の事が…好きなんです…」
提督「……………」
鳳翔「…私も、少し眠くなってしまいました…。ここで眠らせてください…」
提督「……………」
鳳翔「…おやすみなさい」
チュッ
提督「……………」
鳳翔「……スゥ…スゥ…」
提督(…どうしよう…起きられない…///)
提督(と言うか、告白されたり頬っぺたにキスされたり…鳳翔さん乙女すぎるだろう!!///)
提督「……………」チラッ
鳳翔「……スゥ…スゥ…」
提督(…着物の間から鎖骨が若干見えている…すごくエロい…ちくしょう可愛いすぎるぞ!///)
鳳翔「……てい…とく…」
提督(…返事は、ちゃんとした告白を受けた時に返します)
提督(今は、おやすみなさい)
【END】
【憲兵さん2】※2レス続きます
―執務室・作戦会議中―
提督「俺が思うにここの海域はかくかくしかじかこれこれうまうま何だよな」
わるさめ「ダガ、深海棲艦ダッタ私カラスレバ、ココハアアデコウデコーデアーデ」
明石「ですけど、皆さんの損傷具合を考慮するんでしたら、編成はうんたらかんたらうんたらかんたら」
バァン!!
??「失礼する!」
提督「誰だぁ?今は大事な会議中だからノックを―」
憲兵「また会ったな、ロリコンよ」
提督「あ、あの時の、憲兵…だと…っ!?バカなっ!お前の記憶は消したはず…っ!」
憲兵「いや、あの日第参鎮守府から海軍本部に帰って自分の机に戻ったら、お前がロリコン疑惑に関する書類を見つけてな。
それから全て思い出したのだ」
提督(やっぱ、MIBみたいに完全に記憶を消す事はできないのか…)
憲兵「それより聞いたぞ。貴様また幼女を手籠めにしたようだな」
提督「俺が何度もやっているような言い草はやめろ」
わるさめ「提督、コノ男ハ?」
提督「憲兵だ。ようは、海軍直属の警察みたいなものか…」
わるさめ「…ろりこんトイウノハ?」
提督「コイツが俺にかけているあらぬ容疑だ」
明石「えー、提督ロリコンなんですか?」
提督「断じて違う」
憲兵「しかも、今回手籠めにした幼女は深海棲艦だという話じゃないか」
提督「…手籠めとか幼女とかいう話は置いといて、それがこの子だ」
わるさめ「……」ペコリ
提督「確かにこいつは元深海棲艦だが、海軍の許可は得ている。俺の友達を通してな」
憲兵「だが、幼女である事に変わりはない。結局、貴様は幼女にしか発情しない変態だと言う事が分かったよ」
わるさめ「………」ピクッ
明石(何あの言い草…ひどいわね…)
提督「いや、だから俺は別に幼女が好きとかそう言うわけではなくてだな」
憲兵「だが、なぜこんな小さい奴にしたんだ?どうやらお前は海軍に、敵の情報を聞き出すため、と言ったらしいが、
同じ深海棲艦なら他にもヲ級とか港湾棲姫とか大人っぽい奴もいるだろうが」
提督「それは…」
憲兵「それでもこいつを選んだのは、お前の下衆な趣味なんじゃないのか?」
わるさめ「………」ピキッ
明石(…おや?わるさめちゃんの様子が…?)
提督「違う!こいつを捕まえたのは…」
憲兵「ん?」
提督(だめだ…俺の艦隊の奴らが『わるさめが春雨に似ていて倒したくない』っていう理由だけで捕まえたなんて言えない…。
それは、わるさめとの約束なんだ)
わるさめ『提督ノ艦隊ノ奴ラガ私ニ春雨ノ面影ヲ見テ、私ヲ倒サズニ捕マエタト言ウ話ハ伏セテオイテホシイ。
ソンナ事ガバレレバ、コノ艦隊ノ皆モ、提督ニモ、世間カラノ批判ガ来ルダロウ。深海棲艦ニ同情シテ、
人間達ノ海ノ平和ヲ軽ンジタ、ト。ダカラ、コノ事ハ内密ニシテクレ。私トオ前トノ約束ダゾ?』
憲兵「何だ?理由が言えないのか?ならば、よほど吐き気のするクソッたれな理由なんだろうな」
提督「それは絶対違う!」
憲兵「ならば、どんな理由なんだ?」
提督「…それは」
憲兵「そこでちゃんと理由が言えないというのが、お前が下衆な理由でこの子捕まえたという証拠。この子も可哀想だ。
こんな男の捕虜にされるなんて」
明石「ちょっと!あなたいくらなんでも―」
※3レスになってしまいました。すみません。
わるさめ「……」ツカツカ
提督「わるさめ…」
憲兵「…ああ、君は大変だったろうね。安心しろ、これからは君は我々憲兵と海軍が―」
わるさめ「私ノ提督ノ悪口ヲ言ウナァ!!」
スッ(わるさめが憲兵の両足の間に綺麗な右足が滑り入る音)
ヒュッ!(わるさめのほっそりとした足がそのまま勢いよく上に上がる音)
グキャ!!(わるさめの華奢な足の丸みを帯びた膝小僧が憲兵の股間にめり込む音)
提督&明石「!?」
憲兵「オゴオオオオオオオオオ…」
わるさめ「セイッ!!」ヒジテツ
ゴスッ!!(わるさめの白くキメ細かな肌で覆われた肘が憲兵の後頭部に直撃する音)
憲兵「ぎへっ」
提督「あ…」
憲兵「」チーン
わるさめ「成敗ッ!」
提督「…わるさめ…何て事を…」
わるさめ「…スマナイ…。ダガ、コイツガ提督ノ事ヲ悪ク言ッタラ、ナゼカコイツニ対シテドウシヨウモナイ怒リヲ覚エタンダ…」
明石「…それは、それだけ提督の事を信頼しているっていう事ですよ」
わるさめ「…信頼…?」
明石「信頼している提督の事を悪く言われたから、それに対して憤りを覚えたって事ですよ」
提督「…わるさめ、ありがとう。俺なんかの為に怒ってくれて」ニコッ
わるさめ「……///」コクッ
明石(さーって、このクソ憲兵はとっとと外へ放り出しときますか)
―数時間後、第参鎮守府・正門前―
憲兵「…あれ…?一体、何があったんだっけ…?」
わるさめの攻撃は、記憶を失うほどの威力がある事が証明された。
【続くかも】
【1日1人、キャラ紹介】
≪鳳翔≫
鳳祥型軽空母一番艦。第参鎮守府の空母組の最古参で着任当初はバリバリ出撃していたが、空母が増えていった事により、
前線から退き訓練担当となる。それと同時に、鎮守府の敷地内で第参鎮守府の人専用の店、≪居酒屋・鳳翔≫を営み始める。
皆のお母さん的な存在だが、おばあちゃん扱いされる事はとても嫌っている。提督の事を鎮守府の誰よりも好いている。
好きな言葉は『温厚篤実』。
今日はここまでにします。また明日、更新日時は不明ですが、夕方以降を予定しています。
感想、リクエスト、登場希望艦娘等がありましたら、お気軽にお書きください。
それではまた明日。
特注家具職人がいないからこたつが買えなかった…無念。
リクエストで隼鷹さんお願いします
こんばんは。投下します。
>>168
元々隼鷹の話は考えていたので、それを書くことにします。
また、この話は少し長いので、今日はこの1話だけにします。
【改造空母】※地文・2レス以上続きます
ある日の夜。第参鎮守府の敷地内にある≪居酒屋・鳳翔≫に2人の来客がやってきた。その2人のうち1人が、
店の扉を横に開いて入ってくる。
鳳翔「いらっしゃい―あら」
店で働いている鳳翔は、入ってきた二人を見て、納得の表情を浮かべる。
提督「や、鳳翔さん。こんばんは」
隼鷹「こんばんは~、鳳翔さん、今夜も飲ませて~!」
その2人は、鳳翔が想いを寄せている人物と、場の雰囲気を賑やかにしてくれる艦娘だったからだ。
鳳翔「こんばんは、お2人さん。今日はまた、何かおめでたい事でもあったのですか?」
提督「いやあ、今日1回目の改造をこいつに施しましてね。コイツが"アタシの改造祝いに2人だけで飲もうぜ~!"、
って言ってきたから、それに付き合う事にしたんです」
隼鷹は、何かめでたい事があると決まって祝賀会を開いて酒を飲もうとする。新しい艦娘が着任すれば祝賀会を開こうと言い、
新しい海域が解放されればまたパーティを開こうと提案し、特別作戦を完了すれば記念会を催そうと言い出す。その度に、
隼鷹は酒を持ち出して皆と喜びを分かち合うのだ。
隼鷹「今回は改二になったんじゃなくて1回目の改造が済んだだけだから、改造してくれたお礼に提督を誘おうと思ってね」
提督「…まあ、誰かが改二になったら皆でパーティを開こうかと思ってるんだがね」
この鎮守府で改二記念パーティを開いたのは、夕立が改二になった時の事である。
隼鷹「おおっ!それはつまり私が改二になれば、またパーティ開いて酒が飲めるって事か!」
提督「…ま、そう言う事かな」
隼鷹「ひゃっはー!そう考えるとやる気出てきたー!明日から頑張るぞー!」
そう言いながら隼鷹は腕を上に突き上げたが、すぐに腕を下ろして空いているカウンター席の椅子を『音も無く』引き、
そこに座る。
隼鷹「だけど、今日はアタシの最初の改造祝いに飲む事にするよ」
提督「まったく、しょうがない奴…」
そう呆れた調子で言いながら、提督は隼鷹の横の椅子を引いて座る。
2人が座ったのを確認すると、鳳翔は2人にお通しを差し出す。今日のお通しはしらすおろしだった。
隼鷹「おっ!美味そー!」
隼鷹はしらすおろしを見ると、箸の入っている箱から割り箸を2つ取り出し、1つを提督に差し出す。
隼鷹「ほい提督」
提督「どもー」
隼鷹は箸を渡した後、割り箸を『静かに』割り、しらすおろしを一口含み、『音を立てずに』咀嚼する。
隼鷹「ん、やっぱ鳳翔さんの作るのは何でも美味いねー!」
鳳翔「そう言ってもらえると、ありがたいです」
提督は、これまでの隼鷹の所作を見て、静かに思った。
提督(隼鷹は、元々商船だったからか、音を立てないで椅子を引いたり、静かに割り箸を割ったり、音を立てずに食べる、
っていったお嬢様っぽい感じがあるよな…)
そんな事を考えている横で、隼鷹はさっさと酒を注文する。
隼鷹「黒ビール1つ!」
鳳翔「はい。分かりました」
隼鷹「提督はどうする?」
提督「あ、ああ。俺はコーラでいいよ」
隼鷹「何だー酒飲まないのかよー」
提督「俺は明日にも仕事があるから二日酔いとか勘弁だよ。それに、一杯飲んだら止められない可能性が高いからな」
隼鷹「そうなったら、アタシと一緒に朝まで飲み明かそうぜー」
提督「それはまたの機会にな。まあいいや、鳳翔さん、俺はコーラで」
鳳翔「分かりました」
そして少しした後、提督の前にはコーラの入ったグラスが、隼鷹の前には黒ビールが入ったジョッキが置かれる。
2人は目の前に置かれたグラスとジョッキを持ち、構える。
隼鷹「そんじゃ―」
提督「隼鷹の改造を祝って―」
提督&隼鷹「かんぱーい!」
そして2人は自分の飲み物をぐびっと心地良い音を立てて飲む。
隼鷹「いやぁ~美味いねぇ!提督もビールにすればよかったのに」
提督「悪いが俺は、コーラで満足しているんでね。お前みたいに飲兵衛にはなりたくないんだよ」
隼鷹「何を~!」
そんな感じで言い合うと2人は声を上げて笑う。
その後は、2人で他愛もない話をしながら飲み物を飲んだり、おつまみを食べる。
そして、乾杯をしてから数時間後。
隼鷹「うにゅ~…もう飲めにゃーい…」
提督「まあ、こうなるか…」
隼鷹はカウンターの上に突っ伏していた。
結局隼鷹は最初の黒ビールの後にまた黒ビールを2杯飲み、さらに別の種類のビールを2杯飲んだのだ。
こうやって大量の酒に溺れてだらしない体制をとっている姿からは、もう元商船特有のお嬢様っぽい感じもクソも無かった。
提督(最初の所作は綺麗だったのに…)
隼鷹「うにゃ~…」
提督「…鳳翔さん、勘定頼みます。俺のツケで」
鳳翔「あら、いいんですか?」
提督「いいんです。元々、俺が払う予定でしたし」
鳳翔「では後日請求しますので」
提督は鳳翔の言葉に頷くと、未だに突っ伏している隼鷹を起こそうとする。
提督「ほら隼鷹、帰るぞ」
隼鷹「ヴあー…歩けない…提督おぶってー」
提督「まったく…しょうがねーなー…」
隼鷹の言葉を聞くと、提督はよっこいしょと言いながら隼鷹を背中に背負い、店を出た。もう空には星空が広がっている。
≪居酒屋・鳳翔≫から鎮守府本館への帰り道、隼鷹は提督に言った。
隼鷹「提督ぅ~、また今度一緒に飲もうぜ~」
提督「今日あれだけ飲んでまだ飲み足りないのかよ」
隼鷹「そう言うなってぇ、今度は那智とか千歳とかも誘ってさ~」
隼鷹が言葉を告げる度に、提督の耳には酒臭い隼鷹の息がかかる。
夜の道を、女の子を背中に背負って歩いている。これで隼鷹の吐く息が酒の匂いなどせず甘い匂いでもすれば、
ドキドキするシチュエーションだったのだが、背中に背負っているのが酔っ払いだからそんな雰囲気は皆無だった。
提督「まったく、そんな酒ばっかり飲んで…姉の飛鷹を見習えよ。アイツみたいにもっと御淑やかにだな…」
隼鷹「飛鷹は飛鷹、アタシはアタシでいいじゃんかー。これがアタシ、隼鷹なんだぜー」
提督は隼鷹のにべもない返事を聞いて、はぁ、と溜め息をついて半ば冗談気味に言う。
提督「お前ホントその口調とかガサツな感じとかよく酒飲むのとかやめた方がいいと思うぞ。お前シラフの時は可愛いんだし、
スタイルだって良いんだし。まさに美女って感じなんだから」
隼鷹「…………」
提督「俺はお前の事が嫌いってわけじゃない。けど、所々がさつだし、口調が少し男勝りって感じだし、酒ばっか飲むし、
そう言うのは女の子としてどうなのかなぁ―って」
隼鷹「…………」
隼鷹が返事をしないのを不審に思って、提督が隼鷹の顔を見てみると、隼鷹は目を閉じていた。定期的に酒臭い息を、
スースーと立てている。
提督「…なんだ、寝ちまったか…。ホント、こうして静かにしていると可愛いんだけどな…」
提督は急いで、飛鷹と隼鷹の部屋へと向かった。
この時提督は、寝ている隼鷹の顔が赤かったのは、ただ酒のせいだろうとしか考えていなかった。
【続く】
今日はここまでにします。隼鷹編、書ききることができなかった…すみません。
続きは明日、夕方以降に投下する予定です。
それではまた明日。
沖ノ島海域で羅針盤の陰謀にはまってヲ級2、ヌ級elite2のお仕置き部屋へ連れていかれた…。畜生。
こんばんは。投下します。
【驚異の変身】※地文・2レス以上続きます
翌朝6時30分。提督は執務室で今日の予定の確認をしていた。
提督「えーと、今日は9時30分から出撃、13時から第拾鎮守府と演習…」
そう言葉に出しながら予定を反芻していると、提督はふと今週の秘書艦の欄を見た。
提督「そうか…今週の秘書艦は隼鷹か…」
この鎮守府では、週毎に秘書艦を変えている。主な秘書艦となるは戦艦、空母、重巡洋艦、軽巡洋艦の艦娘だが、
出撃等のローテーションで秘書艦の任に就けない場合は極たまに駆逐艦の艦娘が就く事がある。
提督「…昨日飲みまくってたからなぁ…二日酔いとかで仕事に集中できないとか言わなければいいんだが…」
提督が思い出すのは、昨日二人で飲んだ時の事。しこたまビールを飲んで酔いつぶれ、結局部屋まで提督が運んだのだ。
提督「…マジで仕事サボったら禁酒令を出してやる…」
提督が小さな声で言うと同時、ドアがノックされる。
提督「どうぞー」
提督はそう返す。こんな朝早くに来るのは隼鷹だろうと提督は考えていた。
提督(寝坊しなかったのは褒めてやるか)
そう提督が思っていると、ドアがギィィ…と音を立てて開く。
そこに立っていたのは―
隼鷹「提督。失礼致します」
提督「……………………え」
提督は一瞬、自分が見ているものが信じられなかった。
長く綺麗な薄紫色の髪。薄く化粧が施された整った顔立ち。特徴的な、金色の刺繍が入った白い上着と赤の袴。
その服の上からでも分かる女性的なスタイル。そして、丁寧な言葉遣い。
提督は、その服装や髪の色から隼鷹だと考えたが、明らかに雰囲気が違う。まず、いつものように髪がはねておらず、
普段はしていない、化粧をしている。そして、口調が男勝りな感じではなくてちゃんとした敬語だった。
提督「隼鷹…なのか…?」
隼鷹「はい。私は、商船改造空母、飛鷹型軽空母二番艦の隼鷹です。それが、何か?」
提督「…俺をからかっているのか…?」
隼鷹「からかう…?なぜ私がそのような事をなさる必要があるのですか?」
提督「…ええぇ?」
どうやら隼鷹は本気のようだった。いつもと違う雰囲気の隼鷹に、提督はただ慌てるしかない。
提督(どうしよう…調子が狂う…と言うか、こいつホントはこんな風に綺麗になれるのか…)
隼鷹「提督?どうかなさったのですか?」
提督「い、いや!ナンデモナイ!」
隼鷹「そうですか…」
提督は声が一瞬裏返ったが、隼鷹は気にしていないようだった。
隼鷹「ところで提督」
提督「な、何だ?」
隼鷹「本日のご予定のご確認をお願いしたいのですが…」
提督「お、おう」
そんな感じでぎこちない感じで予定を確認していると、時間は朝礼の7時前になっていた。
隼鷹「あ、もうすぐ朝礼の時間ですね。では、運動場へ参りましょう」
提督「あ、ああ」
こう言う時間とかの細かい事に最初に気づくのは提督だが、今回は隼鷹が先だった。
提督は隼鷹と共に部屋を出て、執務室のドアに鍵をかけると運動場へと向かう。その道すがら、提督は隼鷹に聞いた。
提督「隼鷹、ホントにどうしちまったんだ?突然そんな、変わっちまって」
隼鷹「…ちょっと、普通の喋り方になっていいか?」
提督「あ、ああ」
隼鷹「昨日さ、鳳翔さんの店から帰る時に提督に背負われてさ、アタシには女性らしさが足りないって言ってたじゃん?」
提督「ああ」
隼鷹「それで、アタシは曲りなりにも元商船だから、少しは女性らしくした方がいいんじゃないかって思ったんだよ。
元商船だったのに今こうなっちまってるって思うと、何か、商船の顔に泥を塗るような感じがしてね…。だから、
少し変わってみようって思ったんだよ」
提督「…そっか」
提督(あの時起きてたのか…って言う事は…可愛いとか言ったの聞かれちまったのかよぉ~!//)
提督は心の中で昨日言った言葉を思い出して、自分が何と恥ずかしいことを言ったのかと嘆く。
一方隼鷹は、心の中でだけ思う。
隼鷹(でも、あんな感じで話すのも少し新鮮だねぇ。今日一日は、この口調で行こうかなっと)
案外楽しんでいた。
運動場に着くと、艦娘達が全員整列していた。その艦娘達は、提督と一緒にやってきた謎の美女(艦娘と提督評)を見て、
驚きの声を上げる。
『ねえ、あの人だれ?』
『すっごい美人…』
『また胸か…』
隼鷹は、皆の反応を見て隠れてニヤッと笑う。その隼鷹からは、口を呆けたようにぽかんと空けたままの姉の飛鷹には気づかない。
提督「えーっと…」
提督はそんなざわざわした雰囲気の中で話し出す事もできず、少し艦娘達が静かになるのを待ってから、朝の挨拶をした。
そんないつもと違う朝礼の中、隼鷹はただニコニコと笑っていた。それは普段浮かべるような、豪快な感じの笑みとは違う、
柔和な笑みだった。
朝礼を終えて、朝食を食べた後、本格的に鎮守府は動き始める。
隼鷹は朝の感じに戻ると、せっせと仕事を始める。
隼鷹「提督、コチラの書類ですが」
提督「あ、ああ」
隼鷹「提督、資材の事ですが、弾薬の減る量がいつもより多くなっている傾向に―」
提督「お、おう」
その隼鷹が仕事をそつなくこなす姿は、いつものガサツな感じの隼鷹とは違う、新鮮な感じだった。
提督(確かに、俺の隣で美人が仕事をしているって言うのは何かいい感じだが…何かな…)
そして、艦隊が出撃する時。
夕張「ではこれより、夕張率いる第一艦隊、北方海域モーレイ海の残党討伐任務に出撃します」
提督「ああ。頑張ってくれ」
隼鷹「皆さん、どうかご無事で」
提督の言葉の後、隼鷹がいつもの投げやりな感じとは違う、優しい口調で皆をで送るのを見ると、第一艦隊の面々は、
若干引き気味に笑い返してそそくさと執務室を出ていった。
提督が驚いたのは昼食の時。提督が昼食を食べるために食堂へ行こうとした時の事。
提督「さって、食堂にでも―」
隼鷹「あの、提督」
提督「お?」
隼鷹が呼び止めたので振り返ると、隼鷹は手に小さな箱を持っていた。
隼鷹「これ、よろしかったら、どうぞ」
提督「え、これ、お弁当?」
隼鷹「はい。提督の為に作りました」
そんな言葉を優しい笑顔で言われると断れない。
提督「あ、ああ。じゃ、いただこうかな…」
隼鷹「ありがとうございます」
隼鷹は一礼すると、執務室を出ていった。それを見て、提督は執務用の椅子に座って弁当箱を開く。すると中には、
色とりどりのおかずが盛られていた。
提督「おお…すげぇ美味そう…と言うかアイツ、料理できたのか…」
執務室を出た隼鷹は、指先がズキッと痛んで、顔をしかめる。
隼鷹「あー、くそぅ…指の傷が痛ぇ…」
元々隼鷹は簡単な料理ができたが、提督に渡した弁当のように本格的なおかずを作るのは初めてだった。だから、
慣れない包丁さばきなどで指を切ったりしてしまったのだ。
隼鷹(でも…アイツ喜んでくれるよな…)
隼鷹がそう思っていると、後ろから声がかかった。
祥鳳「あの、隼鷹さん?」
隼鷹「はい、何か?」
祥鳳「い、いえ…」
瑞鳳(ホントに…別人みたいだ…)
【続く】
一旦ここで切ります。
こんばんは。再開します。
【結局】※地文・2レス以上続きます
隼鷹が完全なるレディになった日の夜。隼鷹は仕事にまつわる書類を持って執務室へと向かっていた。隼鷹は、
提督に仕事とは別の件で呼び出されていたのだ。
隼鷹(しっかし、千歳と那智には悪いことしちまったかもなぁ~…)
昼食の時、千歳と那智に酒を飲もうと誘われたが、隼鷹は、
隼鷹「申し訳ございません。今夜は控えさせていただいてもよろしいですか?」
そう言うと、2人は白くなってしまった。
隼鷹(今度酒でも奢ろうかなぁ)
そんな事を考えながら執務室にドアを開けて入る。
隼鷹「失礼いたします」
提督「おう」
隼鷹「こちらは、今日中に仕上げる予定だった書類です」
提督「どもども」
提督も一日付き合っていれば慣れたのか、もうぎこちなさは失くなっていた。
提督は隼鷹から渡された書類をパラパラと眺めて、全て見終えると頷く。
提督「よし、オッケーだ。ありがとな」
隼鷹「いえ、お気になさらず。それより提督、話とは…」
提督「ああ…」
提督は小さく咳払いをして話し始める。
提督「今日一日、おしとやかな隼鷹と一緒にいて思ったんだがな…」
隼鷹「?」
提督「…やっぱり、いつもの調子に戻ってくれないか?」
隼鷹「…それはつまり、この今の感じが気に食わないと言う事ですか?」
提督「いや、そう言う悪い意味じゃなくてだな…」
提督は少しうーんと唸ってから話し始める。
提督「いや、今のおしとやかな感じのお前も良いと思うんだけどさ、どこかとっつきにくい感じがするんだよな」
隼鷹「………」
提督「だけど、いつもの感じのお前なら、気兼ねなく話し合うことができるし、酒を飲む時は笑い合える。そんな感じの隼鷹が、
俺は好きだな」
隼鷹「……ッ!///」
提督の告白を受けて、隼鷹は顔を紅くする。ちなみにこの告白は、愛・好意の意味での告白ではなく、仲間としての意味、
つまり信頼の意味だったのだが、隼鷹はその意味を履き違えてしまった。
隼鷹「ば、バカ言ってんじゃないよ!///」
隼鷹は口調を元に戻し、顔を赤らめながら髪をガシガシと掻く。そのせいで、長く整えられた髪がぼさぼさになってしまった。
隼鷹「はー、やっぱこの方が性に合うね」
提督「あーあ、もったいない…。綺麗な髪が…」
隼鷹「う、うるさい!あーもー、今日はもう寝る!お休み!///」
提督「お、おう」
提督は、なぜ怒って(提督にはそうとしか見えない)出ていってしまったのかがわからなかった。
しかし、次の日以降、たまに髪を整えた隼鷹が目撃されたとかなんとか。
そして、その時の隼鷹の表情は少し恥ずかしそうだったらしい。
隼鷹「綺麗な髪…か。……ひひっ///」
【END】
【普段が普段であるから】
―14時・演習時間―
大淀「ではこれより、第参鎮守府と第拾鎮守府との演習を行います」
提督「では、よろしく」アクシュ
第拾鎮守府提督(以下拾督)「ああ、よろしく頼む」アクシュ
隼鷹「どうぞよろしくお願いいたします」ペコリ←おしとやかモード
大和「こちらこそ」ペコリ
拾督「…ところで、提督さん」
提督「はい、何か?」
拾督「そちらの、貴方の秘書艦の方は、どちら様ですか…?」
提督「…信じられないかもしれませんが、飛鷹型軽空母二番艦の隼鷹です」
隼鷹「どうも、隼鷹です。以後、お見知りおきを」ペコリ
拾督&大和「えええっ!?」
拾督「いやいやいや!だって、隼鷹って言ったら髪ぼさぼさで、酒飲んでばっかの飲んだくれ空母じゃないんですか!?」
大和「それが、そんな私よりおしとやかで煌びやかな感じで、そんな丁寧語を使うなんて、あり得ません!」
拾督「そうだ!きっと隼鷹の服を誰か別の艦娘に着せたに違いない!きっとそうだ!」
大和「そうです!さあ提督さん!その方は本当は誰なんですか!?さあ!教えてください!」
提督「…隼鷹、酷い言われようだな」
隼鷹「……誠に遺憾です」プルプル
大淀「…そろそろ演習を…」
【隼鷹「アタシだって、やる時はやれるんだぜ?」】
【1日1人、キャラ紹介】
≪隼鷹≫
飛鷹型軽空母二番艦。商船から改造されて空母になったからか、日常の所所の所作に上品な気質が混じっているが、基本、
女性らしからぬ言動が目立つ。超がつくほどの酒好きで、何かめでたい事がある度にパーティを開いて酒を飲もうとする。
那智、千歳は飲み仲間。顔立ちもスタイルもいいので、少し頑張れば誰か分からないくらいにまで美人になれる。
好きな言葉は『酒は天の美禄』。
提督「ホント、元々可愛いから普段からおしゃれしていればいいのに」
隼鷹「うるせー!///」
今日はここまでにします。次の更新は明日の夕方以降の予定です。
>>168
ご期待に応えられましたでしょうか?
そして今さらながら訂正です。
>>164
鳳祥型→鳳翔型で脳内変換お願いします。
また、このスレももうじき200を超えるので、またキリ番安価を取ります。
キリ番安価は、>>198,>>200,>>202にします。
それではまた明日。
どうすれば、沖ノ島海域を突破できるのだ…?
2-4なんて一週間で突破出来るでしょ
それよりキス島がしんどかった
祥鳳さんに出番を
RJ
こんばんは。投下します。
キャラクターはマックス、祥鳳、龍驤でやっていきます。
ですが、今日はマックス、祥鳳の話+αで行きます。龍驤は明日にします。
【典型的】
―執務室―
Z3(以下マックス)「Guten Tag.(グーテンターク:こんにちは)私は駆逐艦マックス・シュルツよ。マックス……
でもいいけど。よろしく」
提督「君が2人目のドイツ艦か…よろしくね」
マックス「2人目?」
提督「ああ、もうレーベは先に着任しているからね」
マックス「ふーん…」
提督「同じドイツの駆逐艦だから、部屋はレーベと同じにするけどいいかな?」
マックス「別に構わないわ」
提督(コイツは元気なレーベと違って不愛想で静かな感じだな…)
提督「君は、レーベと違って静かな感じだね」
マックス「そうかしら?」
提督「ああ」
マックス「そう…まあ、別にいいけれど」
提督(何か取っ付きにくい…というか、こいつ無表情で静かって日本人ぽいな…。俺が思っていた勤勉でムキムキな、
ドイツ人とは違うな…)
マックス「…ところで、この鎮守府にニンジャはいないの?」キョロキョロ
提督「……………………は?」
マックス「いえ、ドイツではニンジャが人気でね。今の日本にも、どこにでもニンジャは潜んでいると思っていたのだけれど…」ソワソワ
提督「……いないよ。現代の日本に、君達の想像するSHINOBIソルジャーなんて」
マックス「いないの!?Mein Gott(マインゴット:なんてこった)…」ガクッ
川内「そんな貴方こんにちは!夜戦忍者、川内だよー!」←改二装備
マックス「何だ居るじゃない!はぁ…これがニンジャ…かっこいいわ…」キラキラ
提督(こいつ典型的な外国人だわ)
【マックス「あ、サムライもいる!」 神通「ど、どうも…」】
【露出】
―執務室―
祥鳳「軽空母祥鳳、本日より一週間、提督の秘書艦として、その使命を全うします!」
提督「ああ、よろしく」
祥鳳「はい!」ペコリ
提督「…じゃあ早速頼みたい事があるんだが…」
祥鳳「はい、何でしょうか?」
提督「…せめて、服をちゃんと着てくれ。その格好だと目のやり場に困る」
祥鳳「え、でも…」
提督「左側をはだけさせた巫女服に、胸にサラシだけって言うのは露出が多すぎる。風邪でも引かれたら困るし、何より、
年頃の女性がそんな恰好をしないでくれ」
祥鳳「ですが、こうしなければ何だか落ち着かなくて…」
提督「しかしだな…」
ガチャ
武蔵「失礼するぞ提督よ!」
提督「ああ、どうした?後ノックしろよ」
祥鳳「」
武蔵「―、――!」
提督「―。――、――」
武蔵「…分かった、では失礼する」
バタン
祥鳳「提督!私よりも露出度が高い人がいたじゃないですか!まずあの人を注意してくださいよ!」
提督「だがな…」
祥鳳「…?」
提督「…アイツはもう手遅れだ」
祥鳳「…何か、言っている意味が分かる気がします」
提督「…お前も手遅れになりたくなかったら、ちゃんと服を着てくれ。頼む」
祥鳳「…はい」モゾモゾ
【END】
【ラッキースケベ】※2レス続きます
―執務室―
コンコン
島風「提督ー!」ガチャ
提督「んー?どうした?」
島風「入渠ドックの蛇口が壊れちゃって、直してくれない?」
提督「しょーがねーなー…直せるかは分からんが、やってみるよ」ガタッ
テクテク
島風「ところで提督ー」
提督「何だ?」
島風「ラッキースケベって、何?」
提督「……唐突過ぎるぞ。どこで聞いた」
島風「何かね、夕張が『あの提督って、こんな女の子だらけの鎮守府にいるんだから、ラッキースケベとか起こしそうだよね』
って青葉と話してたんだよ」
提督「夕張よ…何故その話をよりによって青葉とするんだ…」
島風「そしたら、青葉が『もし本当にあったらスクープですよね!』って大はしゃぎで」
提督「アイツ今度マジで真剣に説教するか」
島風「ねえ、ラッキースケベってどういう意味?」
提督「そうだな…ラッキースケベって敢えて言うなら…」
島風「?」
提督「女の子の着替えとか風呂シーンに"謝って"出くわしちまう事だ」
島風「ふーん。なんで"誤って"を強調したの?」
提督「そうじゃなきゃ確信犯だからだ。偶然出くわしちまう、つまり予想しえない幸運だからラッキースケベなんだよ」
島風「なんで幸運なのかは聞かないけど、提督はやった事あるの?」
提督「ない。あれは基本的に二次元の主人公がやるようなもんだ。だから、俺はそう言う事をするキャラが嫌いなんだよ。
そんな現実にはないような素晴らしい事に簡単に出くわして、それを不幸だなんて言うから心底腹立つんだよ畜生」
島風(なんか…言葉の端々に恨みが…)
提督「要するに、ラッキースケベなんて現実には起きる事なんてないよ、っと話してるうちに入渠ドックに着いたか」
ガララッ
提督&島風&夕張「あ」
夕張「………」←着替え中で素っ裸
提督「……島風」
島風「……何?」
提督「……今がさっき言ったラッキースケベの状況だ」
島風「……そうだね」
提督「……ラッキースケベのオチには二通りあってだな」
島風「……うん」
提督「……一つ目は、"あの…その…///"みたいな感じで少し恥ずかしがるって感じで有耶無耶になるパターン」
島風「……二つ目は?」
提督「……二つ目は…」
夕張「何冷静に説明してんですか提督のエッチィィィィィィィィ!!!」ブン
提督「げぶるぁっ!!」ボグッ
ドスッ
夕張「このバカっ!///」ピシャン
提督「……こんな感じで、シバかれるパターンだ」ピクピク
島風「……よくわかったよ、ありがとう。それより、提督はさらなる絶望を味わいそうだよ…」
加賀「…入渠ドックの前で何しているんですか」フルフル
提督「あ」←加賀の胸に顔をうずめている状態
島風「……これもラッキースケベ?」
提督「……泣きっ面に蜂とはこの事だ…」
加賀「人の胸に顔を押し付けて何が泣きっ面に蜂ですか変態提督!」ヒュン
提督「げぶらっ!」ドゴォ
加賀「フンッ///」プンスカ
ピシャッ
提督「……これが俗に、アンラッキースケベだ…ガクッ」チーン
島風「提督、ご冥福を…」
【END】
【1日1人、キャラ紹介】
≪島風≫
島風型駆逐艦一番艦。姉妹艦がいないため一人ぼっちなので少し寂しいが、提督や他の艦娘達がいるからちょっと平気。
寝る時に寂しい時は、提督の部屋で一緒に寝たり他の1人部屋の駆逐艦娘の部屋で一緒に寝たりしている。足が速いのが自慢で、
よく他の駆逐艦娘を誘ってかけっこをしたりする。恰好は完全に痴女だが、本人は気にしていない。連装砲ちゃんは相棒。
好きな言葉は『疾風迅雷』。
今日はここまでにします。また明日、夕方以降に投下します。
それではまた明日。
沖ノ島が突破できないのは羅針盤のせいだと言う事に気づいてしまった。
(編成は陸奥、蒼龍、金剛、伊勢、榛名、加賀。いずれも改造済み。近代化改修は装甲と火力が全員Max)
こんばんは。
艦これのサイトに繋がりにくくなったので腹いせに投下していきます。
【ゼロ】
―鎮守府廊下―
提督「いやぁ…これ結構おもしろかったな…」スタスタ
龍驤「おー提督はん、こんちは!」
提督「おう」
龍驤「何持ってるん?」
提督「夕張から借りた映画。『永遠の0』ってヤツ」
龍驤「何やそれ?」
提督「ああ、ミッドウェー海戦とか真珠湾攻撃とかの特攻隊が出てくる映画だよ」
龍驤「…それって」
提督「…一応、俺も海軍の提督だから、過去の戦いの事はよく知っておいた方がいいと思ってね」
龍驤「…そっか」
提督「内容は詳しくは話せないけど、見ておいた方がいいと思うぞ」
龍驤「…ほんなら、それウチに貸してくれへん?」
提督「俺は構わないけど、ちゃんと夕張に許可取れよ?」
龍驤「分かってるって」
提督「…にしても…」ジロッ
龍驤「な、なに?どこ見てるん?」
提督「…ゼロ、か」
龍驤「アホォ!」
【END】
【司令】
―執務室―
提督「……」カキカキ
コンコン
提督「どうぞー」
雪風「失礼します!しれぇ!」ガチャ
提督「!!」ビクッ
雪風「?どうしたんですか?」
提督「い、いや。なんでもない…」フゥ
雪風「?」
―食堂―
提督「空いてる席ねーかなー?」キョロキョロ
雪風「あ!しれぇー!ここ空いてますよー!」
提督「ひぃっ!って、雪風か…」
雪風「?しれぇ、大丈夫?」
提督「あ、ああ」カタカタ
―散歩中―
提督「いやぁ~いい天気だな~」スタスタ
雪風「しれぇー!!」タタタタッ
提督「ヒィッ!!!」
雪風「しれぇ!?」
提督(雪風の『しれぇ!』が時々『死ねぇ!』に聞こえてならない…)
【END】
【突然の試験】
―講堂―
提督「…と言うわけで、この鎮守府の艦娘全員を対象に、知識調査試験を行います」
ザワザワ
天龍「ちょっと待てコラ。どういうわけだ」
提督「いや、皆は兵装とか戦闘に関する知識は備わっているじゃん?だけどさ、一般常識とかは備わっているのかなって思ってさ」
加賀「確かにそうですけど…。それより提督の方はどうなんですか。確か海軍学校では成績がワースト3位だったとか」
提督「ああ、吹雪に色々教えてもらったから、人並みの知識は得ているつもりだ。ありがとな、吹雪」ニコッ
吹雪「いやぁそんな…」テレテレ
加賀「イチャつくなら他所でしてください」
提督「あれ、嫉妬?」
加賀「………」ギロッ
提督「…まあ安心しろ。何も、超一流大学の入試問題をやらせようってわけじゃない。一般レベルのテストだ」
天龍「ちょ、ちょっとまてよ。それってつまり、ペーパーテスト、なのか?」
提督「そうだけど」
天龍「実技は!?」
提督「無い。身体能力によって差がつくようなものをやる気は無いんでね」
天龍「…終わった…俺のテスト終わった…」ガクッ
提督「そこまで頭が悪いのか。ああ、言っとくけど、特に結果が今後の待遇に反映されるとかそう言うのじゃないから。
気軽にやってくれ」
ヨカッター
ヤッター
提督「けど、満点をとれた奴には何かプレゼントでもやろうかな―」
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!やったるぞおおおおおおおおおおおお!!!』
提督「…ま、頑張ってくれ」
【続く】
【第1回・艦娘知識試験~採点~】
問1『空気中の8割を占めている気体は何か。』
・吹雪の答え 『窒素』
提督のコメント:その通りです。
・川内の答え 『酸素』
提督のコメント:酸素は人が生きていく上で重要な気体だから、という推測でこの答えにしたのでしょうか?
ですがこれはよくある間違いです。私もやった事がありますので、正しい答えを覚えましょう。
・天龍の答え 『水素』
提督のコメント:砲撃戦で火炎地獄待ったなし。
【続く】
今日はここまでにします。リクエストの龍驤、雪風は消化しました。いかがでしたでしょうか?
今回から、『憲兵さんシリーズ』に続く新シリーズ『艦娘知識試験シリーズ』が始まりました。
このシリーズはちょくちょく挟んでいきますのでよろしくお願いします。
また、リクエスト等があればまたお書きください。
それではまた明日。
イベント海域に初めて行こうとしたけど、連合艦隊とかルールがわかりにくいから結局行かないという結論に…。
誰かルール教えてくれー。
こんばんは。投下していきます。
イベント海域E-1のボス面で流れたBGMがアニメ艦これのEDで驚いた。
【夜食】
―深夜、軽巡洋艦寮・川内&神通の部屋―
川内「夜だー!夜戦だー!」ガバッ
神通「…スゥ…スゥ…」←慣れたのでこの程度では起きなくなった
川内「…でも、小腹が空いちゃったな…」グゥゥ
川内「食堂の戸棚に何かあるかなー?」ガチャ
―食堂―
川内「…失礼しまーす…」ガチャ
比叡「おや?」
川内「あ、比叡先輩。こんばんは」ペコリ
比叡「こんばんは。どうしたんですか、こんな夜遅くに?」
川内「実は小腹が空いちゃって…比叡先輩も?」
比叡「はい…。お腹が空いちゃって眠れなくって、何か食べてから寝ようかなって」
川内「へ~、そうだったんですか…」
比叡「それで、カップラーメンを作ったんだけど…一口食べます?」
川内「え、いいんですか?」
比叡「ええ、どうぞ」スッ
川内(比叡先輩って、金剛先輩が関わる時に作る料理は不味いけど、今はいないし、それにカップラーメンぐらいなら、
問題ないよね…?)
比叡「どうしたんですか?」
川内「い、いえ何でもないですよ」
川内「じゃ、一口いただきます!」パクッ
―翌朝、食堂―
提督「……で、こうなったと」
比叡「……はい」
川内「」チーン
提督「昨日の夜が静かだったのはこれが原因か…」
神通「姉さん…何て事…」
提督「…カップラーメンを不味く作れるってどういう事だよ…」
比叡「あ、あはははは…」
【END】
【遅延】
―深夜、都市部―
吹雪(こんばんは、吹雪です。今日は提督と、南関東ブロック鎮守府会談に秘書艦として出席するために、都市部へ来ました)
提督「やべー…だいぶ遅くなっちまった…」
吹雪「会談後の宴会で最後まで参加するからですよ…」
提督「けどね…俺より階級が一つ二つ高い提督がいたからさ、一応参加しないと面子がね。それにチクチクいびられるし」
吹雪「そんなものですか…」
提督「世の中はこんな風に世知辛いんだよ」
吹雪「第伍鎮守府の提督と随分と話し込んでいたようですけど?」
提督「ああ、アイツは中学時代の同級生さ。今度また会ったら、紹介するよ」
吹雪「はい、わかりました」
提督「それより、まだ電車残っているかな…?」
吹雪「確かこの時間であれば、まだ終電が一本残っているはずです。歩いて行っても十分間に合います」
提督「よかった。じゃ、ちゃっちゃと鎮守府に戻るか」
―駅―
提督「…………」
吹雪「…………」
[運転再開見込み:東海本線は、御田原駅での人身事故の影響で、上下線で運転を見合わせています。運転再開見込みは、
翌朝6時頃を見込んでいます]
提督「…なあ吹雪」
吹雪「…はい?」
提督「…俺ってさ、電車が遅れる時、自然災害とかで遅れる分にはいいんだけど、人身事故とか線路内人立入とかで、
電車が遅れるのってすっげームカつくタチなんだよな」
吹雪「…艦娘である私が言うのもアレですけど、同意見です」
提督「…しゃーない…どっかのホテルに泊まるか…」
吹雪(結局私達は、鎮守府に連絡をした後、近くのビジネスホテルに一泊しました。…や、夜戦はしてませんよ!?)
【END】
【何でも】※2レス続きます
―工廠―
明石「ダメですね…また失敗しました」
提督「そうですか…クソッ」ガンッ
レーベ「提督、落ち着いて…」
提督「…だけど、もう何度も大型建造しているのにビスマルクが一度も来ないなんて…」
レーベ「ビスマルクを建造する条件は、僕かマックスを秘書艦にして大型建造をする、だからね…」
提督「もう、資材も底を尽きそうだし…。ここは一旦マックスを秘書艦にしてやってみるかな…」
レーベ「そうだね。流石に僕も連日建造に付き合わされて少し疲れたからね…」
提督「ありがとう。ゆっくり休んでくれ」
―翌日、執務室―
提督「と言うわけで、秘書艦になってくれ!」
マックス「イヤよ」スッパリ
提督「何で!」
マックス「普通に秘書艦としての仕事を任せたいって言うならともかく、私をビスマルク入手のための手段としか使わないなんて。
正直不快だわ」
提督「じゃ、秘書艦の仕事も任せるから!」
マックス「どうかしら。ただ口先だけかもね」
提督「間宮のタダ券もつける!」
マックス「私はモノで釣られるような性格じゃないわ」
提督(クソッ!これでもダメなら、あの言葉を使うしかないか…!なるべくなら、使いたくはなかったが…)
提督「マックス!」
マックス「何?」
提督「頼む!何でもするから!」
マックス「…………」
提督(…って、こんな言葉には釣られないか―)
マックス「ん?」
提督「」
マックス「今、」
提督「」
マックス「何でもするって言ったわよね?」
提督「…………はい」ビクブル
―翌日・工廠―
明石「提督!来ましたよ!」
提督「マジで!」
Bismarck(以下ビスマルク)「Guten Tag.私はビスマルク型戦艦のネームシップ・ビスマルク。よおく覚えておくのよ」
提督「おお…やっと来てくれたか…!」アクシュ
ビスマルク「…これが日本式の挨拶かしら?随分と馴れ馴れしいのね」
提督「あ、いや、これは、君が来てくれてとっても嬉しくて。ありがとう。よく来てくれたね」
ビスマルク「…っ、な、よくそんな歯の浮くセリフが言えるわね…///」
提督「ああ、すまない」
マックス「てーいーとーくー…」ガシッ
提督「!?」
マックス「何でもするって約束、忘れてないわよね…?」
提督「な、何を望む気だ…?」
マックス「さあ、何かしらねぇ…?」クックック
ビスマルク「ねぇレーベ。あの2人は何を話しているの?」
レーベ「あー…あの、力の代償って言うか…何と言うか…」
ビスマルク「?」
提督「ちょちょちょちょっと待って!それは―」
マックス「この程度で音を上げるなんて、日本人は貧弱ね。私が鍛え直してあげるわ」
提督「やああああああああ!待ってぇああああああああああ!」
※何をしているかは皆様の判断に任せます。
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その2】
ジャンル:家庭科
問2『包丁の切り方で、玉ねぎやニンジンを1~2mm角に細かく切り刻む切り方を何と言うか』
・鳳翔の答え 『みじん切り』
提督のコメント:その通りです。流石鳳翔さんですね。説明文だけで切り方が分かるというのは、料理好きならではと思います。
・陸奥の答え 『木っ端みじん切り』
提督のコメント:細かすぎです。
・川内の答え 『飛雷神切り』
提督のコメント:卑劣な切り方だ…。
【1日1人、キャラ紹介】
≪川内≫
川内型軽巡洋艦一番艦。皆から夜戦バカと言われるくらい夜戦が大好きで、日々の出撃でも隙あらば夜戦をしようとする。
そのせいか極度の夜型で、昼の間は元気がない。自らの改二姿が忍者に似ている事を知って、忍者を意識するようになり、
忍者マンガも好きになる。妹達の事は放っといているような振る舞いだが、本当は妹達の面倒をよく見ているお姉さん。
好きな言葉は『我レ、夜戦ニ突入ス!』。
今日はここまで。また明日、投下します。
※リクエストでビスマルクを選べるようになりました。
それではまた明日。
イベント海域はE-1だけクリアしました。艦これ始めてから半年で初めてイベント海域に参加したら結構面白かった。
けど、明石さんは欲しかったな…。ああ、2-5へ行かなければ…その前に沖ノ島を…(遠い目)
だけど時津風と浦風がドロップできたのは収穫。会いたかったよ浦風…。
こんばんは。投下していきます。
【持つべきものは友達】
―特別作戦発令中、執務室―
提督「だーめだ…この海域を突破できない…」
吹雪「そうですね…。まだ私達の戦力では、あのヲ級flagshipの体力を減らす事すらままならないですからね…」
提督「あの海域を突破できないと、海域解放報酬でもらえる正規空母の奴がウチに配属されないし…」
吹雪「ええ。と言うか、その新しい正規空母は雲龍型、私達はそのネームシップすら配属されていないですし…」
提督「だけど、そのネームシップを見つけることができる海域は2つ先だし…無理なのか…」
吹雪「そうですね…残念ながら…」
電話「」リリリリン
提督「はいもしもし。南関東ブロック第参鎮守府の提督ですが」ガチャ
吹雪(長い…)
??『どもー。元気?』
提督「その声、友督か?久しぶりだなー!」
第伍鎮守府提督(以下友督)『ああ、久しぶり。提督会談以来だな』
提督「どうしたんだ?電話してくるなんて」
友督『いやあ…ちょっと頼みごとがあってね』
提督「頼み?」
友督『今さ、特別作戦が発令されているじゃん?そこでさ、正規空母を見つけたんだけどね、そいつ2人目だったんだよ。
近代化改修の素材にするにも、解体するにも、貴重な奴だから、お前に譲ろうと思ってね』
提督「貴重な奴って、誰よ」
友督『雲龍って言うんだけど…』
提督「マジで!?」
友督『その反応、お前の所にいない奴?』
提督「いないよ!それに、丁度そいつが欲しかったんだよ!」
友督『じゃ、そっちに送るけど、いいか?』
提督「…そんなあっさりいいのか?それに、そいつの意見も聞かないと」
友督『ああ。俺の所はそろそろ保有限界になりそうだし、それにお前なら、彼女の力を十分に引き出せると思ってね。
そして、「第参鎮守府提督はとても信頼できる」って言ったら、彼女はOKしてくれたしね』
提督「…そっか。ありがとう」
友督『じゃ、またいつか会おうぜ?』
提督「ああ!」
ガチャ
吹雪「雲龍さんが配属されるんですか?」
提督「ああ。やったぜ!まさに、"瓢箪から駒"だな!」
吹雪「それより、艦娘の転属には大量の書類に記入する必要が…」
提督「…徹夜決定か」
【続く】
【ショック】
―数日後、執務室―
雲龍「雲龍型航空母艦、雲龍、推参しました。提督、よろしくお願いしますね」
提督「ああ、よろしく。向こうの第伍鎮守府に発見されてから早々に第参鎮守府に転属になって大変だっただろうけど、
よく来てくれたね。これからも、よろしく頼むよ」
雲龍「はい、こちらこそ、よろしくお願いします」
吹雪(…大きい…色々と…はうぅぅ…)
提督「君の荷物は、空母寮の部屋に運んであるから」
雲龍「お気遣い、ありがとうございます」
提督「ウチは比較的規則が緩いから、3日ぐらいは自由にしてていいから」
雲龍「え?そんなにいいんですか?」
提督「まあ、ウチの鎮守府の皆と仲良くなってもらったり、この鎮守府の勝手になれてもらうためにね」
提督「あ、そう言う事ですか。分かりました」
提督「それと、君の装備を見せてもらえるかな?」
雲龍「装備…ですか…?構いませんけど、なぜ?」
提督「ああ、君は特別作戦でしか見つけられないっていう貴重な艦だから、それほど特別な装備も持っていると思ってね」
雲龍「はあ、確かに特別な装備は持っていますけど…」ガサガサ
提督「ありがとう」
提督(どんな特別な艦載機なんだろ…流星とか…紫電とかかな?だとすれば、加賀とかが喜びそうだな…)
雲龍「どうぞ…」
つ25mm三連装機銃のカード&12㎝30連装噴進砲
提督「……あの、艦載機は?」
雲龍「あ、申し訳ありません。私、艦載機は持っていなくって…」
提督「」
雲龍「ですから、ここにある艦載機を少々お借りしてもよろしいでしょうか?」
提督「…ああ。そう言う事なら…ウチの艦載機は自由に使ってくれ。はい、ありがとう」
雲龍「ありがとうございます。では、失礼いたしますね」
ガチャ…バタン
提督「」ズーン
吹雪(ああ…)
【雲龍「え!?なんでこんな所に深海棲艦が!?」 わるさめ「ア、コンチハ」】
【羅針盤の悪夢】
―執務室―
大淀「提督、敵補給艦を3隻撃破する任務が通達されていますけど…」
提督「おお、そうか。じゃ、妙高型と翔鶴型を編成して、バシー島沖へ出撃させるか。あそこなら補給艦が出るエリアが、
2つぐらいあるし、羅針盤に踊らされても多少は平気だし」
大淀「そうですね」
―バシー島沖―
羅針盤妖精「回すよー」ジイイイイイイイイ
東→東、敵通商破壊艦隊エリア(F)
翔鶴「きゃああああっ!」中破
瑞鶴「翔鶴姉!」
―別の日、執務室―
吹雪「提督、南西諸島海域の中枢部を撃破する任務が通達されていますけど…」
提督「バシー島沖に行かせよう。あそこなら中枢部に行ける確率が他の海域より高いし。編成は空母と重巡洋艦を基準として」
吹雪「分かりました」
―バシー島沖―
羅針盤妖精「えー、回すのー?」ジイイイイイイイ
東→南東、敵運送船団エリア(G)
高雄「何て事…」
―また別の日、バシー島沖―
羅針盤妖精「早く早くー!」ジイイイイイイイ
北東→東→北西、資材エリア(C)
古鷹「何か、資材が増えるのに素直に喜べない…」
―そのまた別の日、バシー島沖―
羅針盤妖精「回すよー」ジイイイイイイイ
北東→東→東、敵運送船団エリア(D)
利根「何と言う事じゃ…」
―沖ノ島海域攻略時―
羅針盤妖精「回せ回せー」ジイイイイイイイ
1回目:敵空母機動部隊(N)、2回目:敵空母機動部隊(P)、3回目:敵空母機動部隊(P)、4回目:中破撤退、
5回目:敵空母機動部隊(N)、6回目:敵空母機動部隊(N)、7回目:資材エリア(E)、8回目:敵空母機動部隊(P)、
9回目:資材エリア(E)、10回目:中破撤退、11回目:敵空母機動部隊(P)……31回目:敵侵攻中核艦隊(J)
提督「お前ら悪魔か!何とか沖ノ島突破できたけど資材がオジャンだよ!攻略艦隊の疲労度もMAXで当分出撃できないし!
そもそも羅針盤は回すもんじゃねぇし!」
羅針盤妖精「えーでも回した方が面白いじゃないですか?それに、そんな簡単にボス倒されたら私達のギャラが減るし…」
提督「テメェらのギャラなんざどうでもええわ!!」
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その3】
ジャンル:数学
問3.『底面の直径が12㎝、高さが10cmの円柱の体積を求めよ。なお、円周率はとする』
・雲龍の答え 『360πcm³』
提督のコメント:その通りです。円柱の体積の求め方は、底面積×高さ=半径×半径×円周率×高さです。
とても基本的な公式ですので、覚えておくとよいでしょう。
・大鳳の答え 『1130.4㎝³』
提督のコメント:円周率が問題文で指示されている場合は、それに従って解いてください。
・龍驤の答え 『1130.4㎝³』
提督のコメント:一部の艦娘に対して不快な思いをさせてしまった事をお詫び申し上げます。
※色々書き忘れていましたので再投下します。
【第1回・艦娘知識試験~採点~その3】
ジャンル:数学
問3.『底面の直径が12㎝、高さが10cmの円柱の体積を求めよ。なお、円周率はπとする』
・雲龍の答え 『360πcm³』
提督のコメント:その通りです。円柱の体積の求め方は、底面積×高さ=半径×半径×円周率×高さです。
とても基本的な公式ですので、覚えておくとよいでしょう。
・大鳳の答え 『1130.4㎝³』
提督のコメント:合っていますが、これは円周率を3.14とした場合です。そして、この問題には円周率がπと指示されています。
円周率が問題文で指示されている場合は、それに従って解いてください。
・龍驤の答え 『1130.4㎝³』
提督のコメント:一部の艦娘に対して不快な思いをさせてしまった事をお詫び申し上げます。
【1日1人、キャラ紹介】
≪雲龍≫
雲龍型正規空母一番艦。第伍鎮守府から第参鎮守府に転属された艦娘。その独特な服装と杖、雰囲気から仙人と思った艦娘も多かった。
飛龍の改良型なので、飛龍を母のように慕っている。しかし、着任時に艦載機を持っていなかったため、少し自分でも残念に思っている。
軍艦だった頃の艦内食が質素だったせいか、豪華な食事を食べるとよく胃がびっくりして痛くなる。色々デカい。
好きな言葉は『待てば海路の日和あり』。
今日はここまでにします。また明日更新します。
リクエスト等は随時消化しますのでお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
公式四コマの雲龍が可愛過ぎる。
こんばんは。投下していきます。
【女心】
―執務室―
提督「対潜水艦任務が発令されてね、お前にも参加してほしいんだ、曙」
曙「何で私なのよ?」ブスッ
提督「お前は俺に対して辛く当たっているが、実は繊細な奴だって事は知ってる。日常の色々な面から見てもな。そして、
対潜水艦用の装備・爆雷と水中探信儀は普通の砲とかと違って繊細な操作が必要なんだ。だから、お前なら上手く、
対潜装備を使いこなせると思ってね」
曙「…日常の色々な面から見てるって、何それ!私の私生活を覗いているの!?プライバシーの侵害だわ!」
提督「そう言う意味じゃないんだがな…」
吹雪「ええと、要するに司令官は、曙ちゃんの事を信頼しているってわけですよ」
曙「ッ!そ、そう…こんなクソ提督が私を信頼しているって…?へー、ふーん…」
提督「…嫌だって言うならそれでもいい。綾波とかに頼むけど…」
曙「やるわよ!やってやるわ!」
提督「お、おう…そうか…。ま、頑張ってくれよ」
曙「フンッ」
提督「じゃあ早速対潜装備に改装をしよう。さ、工廠へ行くぞ」
曙「なっ!?改装とか言って、私の裸が見たいだけなんでしょ!?」
提督「何をバカなことを言ってる。そんなわけないだろう」スパッ
吹雪(あちゃー…)
提督(俺は別にロリコンじゃないから曙みたいな小さい子の裸なんて大して興味はないし、それに俺の最大の目的は、
曙の装備を変更するための立ち会い。曙の裸なんて二の次だ)
曙「………」プルプル
提督「?曙、どうしたん―」
曙「死ねこのクソクズ提督!!」ブン
提督「何でだげばっ!」バキッ
曙「ふん!」
提督「なぜ殴られたし…」ピクピク
吹雪「女の子の気持ちは、複雑なんですよ…」
【END】
【ヲ級】※2レス続きます
―日没、特別海域―
ドゴォォォン
加賀「昼戦終了。戦果の報告を」
赤城「敵艦隊は空母ヲ級Flagshipを除いた随伴艦の内、軽巡ホ級一隻と駆逐イ級四隻を撃沈。戦艦タ級は損傷軽微。
空母ヲ級は無傷です」
神通「対してこちらは、私と隼鷹さんが小破、伊勢さんと日向さんが損傷軽微。他は無傷です」
加賀「そうですか…」
伊勢「流石はヲ級Flagship。装甲も軟じゃないし、高い火力。初めて見たけど、やっぱり噂通りの強者だね」
隼鷹「でも、ここは夜戦をした方がいいんじゃない?」
赤城「そうですね。空母は基本、夜戦に参加できません。私達がそうであるように。たとえ火力がどれだけ高かろうと、
ヲ級は艦載機を飛ばせなければ脅威ではありません。夜戦に入ればこちらのものです」
日向「今現在夜戦に参加できるのは私と伊勢と神通。火力については申し分ない。損傷もまだ轟沈するレベルじゃない。
全員でヲ級を狙えば倒せるかもしれないが、戦艦タ級には十分注意しないとね」
加賀「では皆さん。夜戦に突入すると言う事でよろしいですね?」
全員「はい!」
加賀「分かりました。では、鎮守府に電文を打ちます」
戦艦タ級(以下タ級)「ドウヤラ奴ラハ、夜戦ヲスルツモリノヨウデスガ、イカガナサイマショウカ?」
空母ヲ級Flagship(以下ヲ級)「ヲヲヲッヲヲーヲ(訳:だから何だって言うの?)」
ヲ級(おそらく奴らは、夜戦に参加できない空母である私を集中砲火するつもりなのでしょう。だけどそれは、大きな間違いよ)
ヲ級「ヲヲ、ヲヲーヲヲヲッヲヲ(訳:タ級、あなたは敵の最初の攻撃が終わった後に向こうにありったけの攻撃をなさい)」
タ級「御意」
―我レ、夜戦ニ突入ス!―
加賀「さあ、気を引き締めて行きますよ」
全員「はい!」
ヲ級「ヲッ!」バッ
加賀「え?何を…」
ブウゥゥゥゥゥゥゥン ドオォォォォン
赤城「きゃっ!?」中破
伊勢「え、ウソ!?」
神通「あのヲ級は…夜戦でも艦載機を飛ばせると言うのですか…?」
日向「そんな事が…あり得るのか…?」
ヲ級「ヲッヲッヲッヲ!ヲヲヲッヲッヲヲヲ!(訳:はっはっはっは!これが私の力、私は夜戦でも艦載機を飛ばせるのよ!」ドヤッ
加賀「」イラッ
伊勢「何か語ってる…」
ヲ級「ヲヲヲヲヲヲーヲ!ヲヲヲーヲヲーヲ!(訳:この私こそが空母の進化系!あなた達みたいな陳腐な空母とは違うのよ!」フフン
加賀「」プチン
隼鷹「…言ってる事はわからないが…こっちをバカにしてるって事だけは分かるぞ…」イライラ
日向「確かに…」
赤城「ですが加賀、空母ヲ級が夜に攻撃できるというのは予想外の事態です。ここは一度撤退を―」
加賀「頭に来ました」
赤城「え?」
※やっぱり3レスになります。すみません。
加賀「秘儀・飛行甲板ショット!」ブン
伊勢「なっ!?飛行甲板を投げる…だと!?」
ヲ級「プゲラッ!?」バキャ(Criticalhit!!0Pt)
タ級「ヘッ!?」
赤城「クリティカル0ポイント!?」
ヲ級「」チーン
神通「あ…気絶したようです…」
加賀「さて…」ツカツカ
タ級「!」ジャキッ
加賀「」ギロッ
タ級(目が『撃ったら殺す』と言っている…)ビクビク
加賀「神通、近辺に普通の艦娘の姿は見えますか?」
神通「へ!?あ、いえ、零式水上偵察機から艦娘を見つけたという報告はありません…」
加賀「そう。では、赤城さんも中破してしまったし、進撃は厳しいです。よって、これより鎮守府に帰還しましょう」
伊勢「え、あの、その脇に抱えているヲ級は?」
加賀「中枢部で中破してしまった上に手ぶらで帰るのは後ろめたいです。ですから、戦利品としてコイツを連れていきましょう」
隼鷹「…まあ、敵の情報を仕入れるという目的で持ち帰る事もできるだろうね」
日向「ああ。じゃ、さっさと鎮守府に戻るか。ここの連中には色々手こずらされたからな。」
赤城「そうしましょう…。お腹減った…」
タ級(今がチャンス…!)
加賀「」チラッ
タ級「」ビクッ
加賀「別に撃っても構わないけれど、そうなれば、貴方達深海棲艦を末代まで呪いますから…それでもいいならどうぞ」
タ級以外「」ジー
タ級(全員が私達深海棲艦よりも暗く澱んだ目をしてこっちを睨んでいる…めちゃんこ怖い)
タ級「…スミマセン…」ブクブク
【続く?】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その4】
ジャンル:保健体育
問4.『道を歩いていると、ケガをして倒れている人を見つけた。その時に取るべき行動を答えよ』
・響の答え 『大声で助けを求め、119番で救急車を呼び、できる場合は応急処置を行う』
提督のコメント:そうですね。応急処置をすれば、命が助かる可能性は格段に上がるという報告もあります。
様々な応急処置を覚えておきましょう。
・雷の答え 『ケガ人を励ます』
提督のコメント:実にあなたらしいですね。ですが、それは応急処置をした後にするべきものです。
・暁の答え 『神に祈る』
提督のコメント:神に祈ってケガが治るほどこの世界は甘くありません。
・電の答え 『遺言を聞く』
提督のコメント:助ける気すら無いんですか。
【1日1人、キャラ紹介】
≪曙≫
綾波型駆逐艦八番艦。提督の事を"クソ提督"と呼ぶ、提督に対してタメ口を利く、よく殴るなど、あるまじき言動が目立つが、
実は提督への信頼の裏返しである。しかも本当は繊細な性格で、提督に対して辛く当たった後には大抵自責の念に囚われる。
料理や掃除、洗濯などが得意で吹雪には劣るが家庭的。ツンデレ?
好きな言葉は『後悔先に立たず』。
今日はここまで。また明日、投下します。
ちなみに、『空母は夜戦できないだろうと思って夜戦したらヲ級Flagshipが艦載機飛ばして来たのを見て驚いた』というのは、
>>1の実話です。
感想・リクエスト等があればお気軽にお書きください。
それではまた明日。
※言い忘れていましたが、『艦娘知識試験シリーズ』には一部オマージュが含まれています。ご了承ください。
誰か見てくれているかな?寂しい…。
こんばんは。>>1です。
正直、ここまでたくさんの方が見てくれているとは思いませんでした。多くのコメント、ありがとうございます。
それでは、投下します。
【ヲ級着任】※2レス続きます
―執務室―
加賀「―と言うわけです」
提督「…許可も得ずにヲ級を連れてくるとは…」ハァ
加賀「ついムカッときてやりました。反省はしていません」
ヲ級「…………」キョロキョロ
ヲ級(あ…ありのまま起こった事を話すぜ!『飛んできた飛行甲板を喰らって気づいたら鎮守府の部屋でロープで縛られていた』
な…何を言っているのか分からねーと思うが、私も何をされたのかわからなかった…)
提督「ちょっと加賀、席を外してくれ」
加賀「…いくら敵とはいえ、このヲ級に何か良からぬ事をしたら、タダじゃ済ましませんからね」
提督「わーってるって」
バタン
提督「さて、俺の言葉は分かるか?」
ヲ級「ヲヲ…?(訳:わかるけど?)」
提督「…お前は分かるんだろうけど、俺は分からないんだよな。わるさめちゃんカモーン」
わるさめ「ホイホーイ」ガチャ
ヲ級「ヲ!ヲヲヲヲーヲ!(訳:あっ!駆逐棲姫ちゃん!)」
わるさめ「エ?何デココニ空母を級Flagshipガ?」
提督「さっき加賀がコイツにムカついて腹いせに戦利品として持ってきた」
わるさめ「…大方コイツガ、加賀ガムカツクヨウナ態度ヲ取ッタンデショウ」
提督「そうらしい」
ヲ級「ヲッ!(訳:そうその通り!)」
わるさめ「…デ、コイツヲドウスルツモリダ?」
提督「そうだな…もうウチで引き取るか」
ヲ級「ヲヲッ!?(訳:ええっ!?)」
わるさめ「イイノカ?ソンナアッサリ決メテ」
提督「何かこいつ見るからに敵意が無さそうだし、それにもうわるさめもいるから大して変わらねーと思って」
わるさめ「オ前ガ良イナラ私モソレデイイガ…」
ヲ級「ヲヲッ?ヲヲヲヲ、ヲヲーヲヲヲヲッ(訳:おや?もしかして、駆逐棲姫ちゃんてばこの提督に惚れてる?)」
わるさめ「黙レカス」
ヲ級「ヲッ!?(訳:ひどっ!?)」
わるさめ「…提督、ドウナッテモ知ランゾ?」
提督「分かってる。一応、コイツにはしばらくの間監視をつける。それで問題ないと判断したら監視は外す」
ヲ級「ヲヲヲッ!ヲヲッヲヲーヲヲ!(訳:大丈夫です!私もう戦う気ありません!)」
わるさめ「…ダソウダ」
提督「…信用できないが、コイツの部屋は俺の隣の部屋にするか」
結局、ヲ級を引き取る事を皆に行った結果、皆も提督と同じような反応をしました。
ちなみに、ヲ級の監視役は大和型2人になり、提督は吹雪から説教を受けました。
【END】
【スキャンダル】
―鎮守府廊下―
提督&吹雪「青葉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダダダダダダ
青葉「おやぁ、どうしたんですか司令官と吹雪さん?」ニヤニヤ
吹雪「その顔…絶対何があったか知ってるでしょう…」プルプル
青葉「サー、ナンノコトデショウネー」
提督「今朝の『デイリー青葉』のこの一面は何だ!!」
『スクープ!提督、夜中に幼女と密会!か?』
青葉「えー、だって昨夜吹雪さんが執務室に顔を紅くしながら入って行ったんで、こりゃ疚しい事なんじゃないかなー、
って思ってつい」
提督「そんな事するわけないだろ!///」
吹雪「そうですよ!別に司令官さんとは、別に、何とも…」
吹雪(そうです…夜中に呼び出されて、もしかしてケッコンカッコカリの話かと思ったらただの大規模作戦の話で…。
ちょっと期待していた自分が恨めしいです…)ズーン
青葉(あー自分の発言で自分の首を絞めてる…)
提督「おかげで朝は大変だったんだぞ…食堂では変な目で見られるし、空母連中や戦艦連中からは冷たい目線を向けられるし…」
吹雪「駆逐艦の子達からは質問攻めにされるし…とにかくひどい目にあったんですよ!何でこんな煽るような記事にしたんですか!」
青葉「だって、面白そうだったから!」キリッ
提督「この野郎、悪びれもせずに…ッ!ええい、もうお前なんてもう知らん!好きにしやがれ!ただの女の子に戻るなり、
海で勝手に沈むなり自由にしやがれ!とっとと去るがいい!」
青葉「えっ…この雰囲気、もしかしてマジギレ…?ちょ、ちょっと待って!青葉の事見捨てないでぇ!」
吹雪「あれだけの事しといて、当然の報いですよ!私だって…本当は…」
提督「吹雪…?」
青葉「何だ、ホントは吹雪さんも疚しい事したかったんじゃないですか?」
吹雪「そう言うわけじゃないですよもう!」
衣笠「…え…?」
【続く】
【スキャンダルとは誤解から生まれるもの】
―夜、重巡洋艦寮・青葉&衣笠の部屋(青葉は説教中)―
衣笠「今日の昼…鎮守府の廊下で…」モンモン
提督『もうお前なんて知らん!』
青葉『ちょ、ちょっと待って!青葉の事見捨てないでぇ!』
吹雪『あれだけの事しといて、当然の報いですよ!私だって…本当は…』
衣笠「今朝の青葉の新聞と、あの会話からして…もしかして提督と青葉と吹雪の三角関係?」
衣笠「それは…同じ新聞記者(鎮守府限定)として、見逃すわけにはいかないネタねッ!」キラリ
―翌朝、鎮守府掲示板―
ワイワイ、ガヤガヤ、ザワザワ
『衝撃の事実!提督、青葉、吹雪は三角関係にあり!?』
『昨日12時頃、提督、青葉、吹雪の三名が廊下で逢引をしており、何やら不穏な会話を…』
『筆者が思うに、今回の三角関係は、提督―好き?→吹雪―恋のライバル→青葉―好き→提督だとされている』
提督「」
吹雪「」
青葉「」
『サイテーね…2人も手籠めにするなんて…』
『やっぱり憲兵に突き出した方が…』
『と言うか、堂々と逢引なんて、人として、艦娘としてどうよ?』
提督&吹雪&青葉「衣笠ちゃァァァァァァァァァァァァァァン!!!」
衣笠「テヘペロッ♪」
その後数日間、『デイリー青葉』と『日刊衣笠』は発行停止となった。
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その5】
ジャンル:社会
問5.『日本最長の海底トンネルは何トンネルか』
・明石の答え 『青函トンネル』
提督のコメント:正解です。ちなみに青函トンネルには吉岡海底駅と竜飛海底駅があり、この2つの駅は予約すれば、
降りる事ができます。このような豆知識も覚えておくと面白いですよ?
・夕張の答え 『新関門トンネル』
提督のコメント:同じ鉄道のトンネル繋がりで間違えてしまったのでしょうか?ですが、区別して覚えておきましょう。
・金剛の答え 『ドーバー海峡トンネル』
提督のコメント:受験者で外国のトンネルを書いたのは貴女だけです。
【1日1人、キャラ紹介】※今日は2人
≪青葉≫
青葉型重巡洋艦一番艦。スキャンダルやスクープ、噂話などが大好きなマスコミ根性。よく煽りまくった記事を書いては、
話のネタにされた人(主に提督)にこっぴどく怒られる。だけど本当は提督の事が好き(色々な意味で)。そして乙女。
新聞『デイリー青葉』を1部130円で販売している。戦闘では記録係、イベント行事では司会を勤めることが多い。
好きな言葉は『百聞は一見に如かず』。
[デイリー青葉]
青葉が自費で鎮守府内でのみ発行している新聞。主な記事はスキャンダルやスクープ。そしてそのほとんどがゴシップ。
≪衣笠≫
青葉型重巡洋艦二番艦。マスコミ根性の青葉とは違い、ほのぼのとした雰囲気を愛する。おしゃれ等の生活面では青葉に勝るが、
戦闘では青葉に頼りがちな所もある。青葉がトラブル等の噂話を好むのに対し、衣笠は恋愛等の噂話に興味がある。
新聞『日刊衣笠』を1部110円で販売している。たまに1人っ子と勘違いされてしまうのが悩み。
好きな言葉は『火のない所に煙は立たぬ』。
[日刊衣笠]
衣笠が自費で鎮守府内でのみ発行している新聞。主な記事は新造艦や≪甘味処・間宮≫の新メニューなどのほのぼのとしたネタ。
駆逐艦娘や軽巡洋艦娘に人気。
今日はここまで。また明日に投下します。
リクエストとか、書いてもいいんですよ?
それではまた明日。
『デイリー青葉』と『日刊衣笠』、あなたはどっちを買う?
こんばんは。投下します。
今日はリクエストにあった比叡と提督の話を書いていきます。(長め)
【温泉】※2レス以上続きます
―執務室―
妖精「一泊2日ペア温泉旅行?」
提督「ああ、商店街の福引きで当てた」
妖精「運がいいですねー」
提督「そうなんだよな。俺って変なところで運がつくんだよね」
妖精「で、誰と行くんですかー?」
提督「それなんだよ…俺の両親はもう死んじまってるし…友督と男二人で行くってのもむさ苦しいし…。"アイツ"とは、
気まずいし…」
妖精「アイツってー?」
提督「いや、何でもない。となると、やっぱりこの鎮守府の誰かにするか…」
妖精「吹雪さんとか大淀さんとかはー?吹雪さんは着任時からの付き合いだし、大淀さんはよく働いているしー」
提督「いや、アイツらには俺がいない間に業務を代わりにしてもらいたい。だから、あの2人は無しだ」
妖精(提督自身が行くのは決定事項なんですねー…。そしてサラッと2人を働かせる発言しちゃったー…)
提督「誰にすっかな…」
妖精「提督さんが勝手に決めちゃうと、暴動が起こりますよー」
提督「そうだよな…扶桑さんとか北上とかにしたら、山城とか大井とかが黙っちゃいないだろうし…」」
妖精(そう言う意味で暴動が起こるんじゃないんですけどねー。まあ、その2人は確実にキレるでしょうけどー…)
提督「となると…」
―講堂―
提督「突然ですが、一泊二日のペア温泉旅行が福引で当たりました」
皆「おおー」
提督「そこで、俺と行く1人をここで発表しようと思います」
皆(自分が行くのは決定なんだ…自己中心的…)
大井「北上さんとだったら…提督を沈める…」
山城「扶桑姉さまだったら…私もう…」
加賀(提督…私とであれば…)
提督「えー、正当なる審議(くじ引き)の結果、俺と温泉旅行に行くのは―」
皆「…………」ゴクリ
提督「比叡になりました」
皆「」
提督「…?」
皆「ヒエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!?」
比叡「ええっ!?ちょっと、何でですか!何で正当なる審議で私なんですか!」
提督「悪ぃ。もう決定事項なんだわ。上にも書類出しちゃったし、今さら変えるのもめんどくさいから」
比叡「何勝手に本人の意思関係無しで話を進めてんですか!」
提督「そんなわけで、明後日の朝6時に出発だから。準備しといて」
比叡「ちょっとぉぉぉぉ!」
ガシッ
比叡「へ?」
金剛「比叡…オネーチャンは嬉しいよ…」
比叡「お姉様、目が笑っていませんよ…」
鳳翔「比叡さん、何事もなく楽しんできてくださいね(訳:何かあったらタダじゃ済まさない)」ニコッ
比叡「は、はい…」
―当日・列車―
タタンタタン ガタンゴトン
比叡「何で…私が…」
提督「すまないな。くじ引きで決めちゃったんだよ」
比叡「くじ引き…それのどこが正当なる審議なんですか…」
提督「いや、誰が出るかは俺にもわからいし。それにお前は山城とか大井とかより話が分かる奴だから大丈夫だと思って。
でも、気を損ねたなら本当にごめん」
比叡「ホント、私のテンションはダダ下がりです…金剛お姉様と一緒に行けないなんて…」
提督「いや、ホントごめんな。この旅行で、俺ができる事なら何でもするから」
比叡「…そうですね、今さらぼやいても仕方ありません。今回は金剛お姉様とじゃないのは残念ですが、戦いの事を少しの間忘れて、
司令と温泉旅行を楽しむ事にします」
提督「おお、ありがとうな」フッ
比叡「え、何で笑うんですか?」
提督「いやさ、だって比叡が金剛型の姉妹以外の人とあっさり旅行に行く事が、何か不思議だなって」
比叡「…まあ、私も司令の事を多少は認めているつもりですけど。ですから、今回は仕方なく、です」
提督「多少って…」
提督(まあ正直、コイツには少し聞きたい事があったから、くじ引きで比叡になった時はチャンスだと思ったけど…)
ゴォッ
比叡「…あ、海…綺麗」
提督「ん?おお…本当に綺麗な海だな」
比叡「むっ…。そこは、『比叡の方が綺麗だよ』って言うところですよ」
提督「…そうだな…比叡の方が綺麗だよ」
比叡「………///」
提督「……照れるくらいなら自分から言うな///」
【続く】
【旅館にて】※2レス以上続きます
―旅館―
女将「お待ちしておりました」
提督&比叡「どうも」
女将「お部屋の方はこちらになります」
スタスタ
比叡(…何か、とっても静かだな…町はずれの海沿いにあるからなのか…それとも…)
提督「あの、今日ここに他の人は泊まっていないんですか?」
女将「ええ、本日この旅館に宿泊するのは、お二方だけでございます」
提督「そ、そうですか…」
比叡(え…?もしかして、この旅館て実はメチャクチャサービス悪いんじゃ…)
女将「この旅館は知る人ぞ知る旅館でして、年に20組程しか利用しないのです」
提督「そ、そうなんですか…」
比叡(福引の人よくこんな旅館見つけたな…)
女将「お部屋はこちらになります」
ガラッ
提督「おお…すごいオーシャンビュー」
比叡「本当です!綺麗ですねー!」
提督「比叡の方が綺麗だぞ」
比叡「あ、司令!不意打ちは卑怯です!///」
提督「はっはっは」
女将「もしかしてお二方は、付き合っていらっしゃるんですか?」
提督&比叡「ち、違います!!///」
女将「あら、そうでしたか…。とても仲が良さそうでしたので…。それより、先ほどから気になっていたのですが、
もしかしてそちらの女性の方は、"艦娘"と言われる方ですか?」
比叡「あ、はい。そうですけど…」
女将「まあ…それはそれは…。服装からそうだろうと考えていたのですが…貴方が艦娘…。深海棲艦と言われる怪物から、
貴方達艦娘が海を守ってくれているのですね?本当にありがとうございます」
比叡「…どうも」
提督「……」
女将「これからも、頑張ってくださいね。私達のようなただの一般人には、こうして遠くから応援する事しかできませんが…。
私達は貴女達の事を応援していますので、それをお忘れなく」
比叡「…はい」
女将「では、何かありましたらそこの内線で申し付け下さい。それでは」
ピシャリ
提督「比叡…」
比叡「はい、なんですか?」キョトン
提督「…いや」
提督(今は聞くべきじゃないな…)
―夕食後・館内廊下―
提督「結構食ったな…」ケプッ
比叡「そうですね…少し量が多かったです。でも、美味しかったですね。お刺身とかが」
提督「そうだな。お前が作るのより何百倍も美味しいよ」
比叡「その言い草はひどいです!」
提督(だって、比叡の作る料理って言ったら食えたもんじゃないし…)
比叡「…魚料理が多かったのは、旅館の主人が漁師でもあるからだそうです」
提督「だから、女将さんが"海を守ってくれてありがとう"なんて言っていたのか」
比叡「……多分」
提督「…比叡?」
比叡「い、いえ!別に何でもないですよ!」
提督「…そろそろ温泉に入るか?」
比叡「そうですね。そうしましょう」
提督「じゃ、部屋に浴衣とかタオルとか取りに行ってから行こう」
比叡「分かりました。女将さんが、"ウチの露天風呂は絶景ですよ"って言っていましたし、楽しみです」
提督「そりゃ楽しみだな」
―浴場―
提督「さって、その絶景はどんな感じかなっと」
ガラッ
提督「…夜だから黒い海しか見えねーじゃねーか。いや、予測していたけど」
ガラッ
提督「え」
比叡「あ」
提督「」←腰にタオル一枚
比叡「」←スッポンポン
提督「ひ…」
比叡「ヒエエエエエエエエエ!!!///」キック
提督「ブベッ!?」
ドッポォォン ブクブク
―数十分後―
提督「う…っ」
比叡「あ、お目覚めですか…?///」
提督「比叡…ん?」
※比叡(タオル装着済)の太ももの上に頭を置いて寝ている提督の図
提督「あ、いや、ええ!?」
比叡「ええと、私のせいで指令が生死の間を彷徨っていたので、せめて私にできる事なんてこれぐらいで…///」
提督「き、気にするな!もう、大丈夫だし!」ガバッ
比叡「あ…」
提督(やべぇ…あと数秒で理性が轟沈するところだった…///)ドキドキ
提督「煩悩消えろ煩悩去れ煩悩…」ブツブツ
比叡「…ふふっ」クス
提督「…?」チラッ
比叡「司令、面白いですね…ふふっ」
提督「…風呂入ろうぜ…さすがに冷える」
比叡「あ、はい。こっち見ないでくださいよ///」
提督(俺達は今この露天風呂に入るしかない。なぜなら、内風呂が死ぬほど熱すぎるからだ!)
チャポン
提督「…星空が綺麗だな…」
比叡「そうですね…」
提督「…比叡、少し聞きたい事があるんだけど…」
比叡「はい?」
提督「お前、何か悩みがあるんじゃないか?」
比叡「…………」
提督「さっき、ここの女将さんから"応援している"とか、"深海棲艦と戦ってくれる"って言う言葉を聞くたびに、
お前は何か暗い表情を浮かべる。それに、鎮守府でも1人で何かに怯えているような感じがする」
比叡「…それは…」
提督「…どんな事でもいい。言ってみろ。ここには、俺しかいない」
比叡「…聞いてもらってもいいですか?」
提督「ああ」
比叡「…実は私、怖いんです…」
提督「怖い…?」
比叡「轟沈すると言う事が…」
提督「………」
比叡「私は、沈んで行く深海棲艦を見るたびに、自分ももしかしたらあんな風に敵の攻撃で沈んでしまうんじゃないかと、
そう思ってしまうんです…」
提督「………」
比叡「ですが、皆から応援しているとか、頑張っているとか言われるたびに、戦わなくっちゃ、って思うんです。しかし、
敵を沈めればまた怖くなるんです。だから、最近は深海棲艦を倒す事に戸惑ってしまって…」
提督「…何でそう言う事を言わないんだ…。お前がそう言えば、色々俺にもできる事だってあったのに…」
比叡「だって、シスコンで金剛お姉様の事しか見ていない私の事なんて、それに深海棲艦を沈む姿が見たくないだけで、
戦いたくないなんて…艦娘としていけないような事ですし…」
提督(シスコンっていう自覚はあったんだな…いや、それよりもだ)
提督「…お前がシスコンだからって、そんなお前の言う事を無下にするはずがないだろ。それに皆が応援してくれるのは、
皆がお前の力を認めているからだよ。そしてその力は、深海棲艦を倒す事にしか使えないのかもしれない。だけど、
深海棲艦を沈めたからと言ってお前が沈むわけじゃない。そんな事は俺がさせない」
比叡「…司令?」チラッ
提督「俺が、お前を沈めさせるような馬鹿な真似は絶対にしない」
比叡「………」
提督「それに…お前が沈んだら、金剛とか榛名とか霧島はもちろん、他の奴らだって悲しむぞ」
比叡「…そうですね…」チャプチャプ
提督「だから、お前がそんな気に病む事は全くない。俺を含め、皆がお前を沈めさせはしない」
比叡「…………」チャプチャプ
提督「もしお前が沈むようだったら、俺が一緒に沈んでやる」
比叡「…………」ギュッ
提督「!?」ビクッ
比叡「ありがとうございます…司令…」グスッ
提督「………どうも」
比叡「司令…」
提督「ん?」
比叡「私は金剛お姉様の事が好きです」
提督「…人の前でそう言う事を言うか」
比叡「ですがそれは、姉として、です」
提督「?」クルリ
比叡「私は、司令の事が好きです。上司としてではなく、1人の異性として」
提督「…ッ!」
比叡「ですから、これからもお傍に置いていただけますか…?」
提督「…当たり前だろ…ッ!」ギュッ
比叡「…ありがとうございます…」ニコッ
提督「比叡…俺、もうダメだ…」
比叡「…どうぞ…」
―翌日夜、戦艦寮・金剛&比叡の部屋―
霧島「―でその後、提督と露天風呂で一戦、部屋でまた一戦した、と」
比叡「…はい///」
金剛「Impossible.Unmöglich sein.Нереально.C'est pas possible.怎么可能.(訳:あり得ない)」
榛名「榛名は…大丈夫です…」
霧島「金剛お姉様、いろんな言語が混ざっています。榛名お姉様、目に光が宿っていません…」
比叡(司令…貪るように私の体を…///)
霧島「かくいう私も…少々ムカついているのですが…」
比叡「…司令、初めてだったってて言ってました…」
全員「」
比叡以外の金剛型姉妹の全員の目が深海棲艦のようにギラリと光った。
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その6】
ジャンル:社会
問6.『19世紀のイギリスは、世界中から原材料を輸入し、その原材料を元として世界中を輸出の対象として製品を製造する、
大規模な工業国となった。このようなことから、イギリスは世界の何と呼ばれるようになったか』
・金剛の答え 『工場』
提督のコメント:その通り。イギリス生まれの貴方ならできるだろうと思っていました。流石ですね。
・比叡の答え 『台所』
提督のコメント:全世界が泣いた。
【1日1人、キャラ紹介】
≪比叡≫
金剛型戦艦二番艦。姉である金剛を溺愛し、自他ともに認めるほどの重度のシスコン。しかしそれは姉として好きなだけで、
本当は提督の事が好き。普段はあっけらかんとした性格だが本当はナイーブで、沈みゆく深海棲艦を見て、自分もああなるのでは、
と不安になっているが、提督のおかげで少し楽になった。料理はちょっと…。提督の初体験の相手になってしまった。
好きな言葉は『純情一途』。
今日はここまで。また明日に投下します。
ここでキリ番安価を、>>300,>>303,>>306から取ります。
それではまた明日。
>>1は、比叡をケッコンオコトワリ組に入れた大本営に対して多大なる怒りを抱えています。皆さんにもこの気持ちを
分かってもらいたい。
乙です 飛鷹
朝潮
天津風
乙です
艦これでは比叡が一番好きなので、読む事ができて嬉しいです
比叡のケッコンカッコカリについては同意します。何であのような内容にしたのか…
それでも比叡(改二)とケッコンカッコカリしました
SSはとても面白いので、ご自分のペースで続けていただけたらと思います
こんばんは。投下していきます。
リクエストキャラクターは飛鷹、朝潮、天津風になりました。
今日は飛鷹・朝潮の話+α、天津風の話は明日にします。
>>307
ありがとうございます。
【お前もか】
―執務室―
コンコン
提督「どうぞー」
響「司令官、大変だよ!」ガチャ
提督「どうした、何かあったのか?響が帰ってきたって事は、モーレイ海哨戒から帰ってきたって事だろうけど…」
響「飛鷹さんが…飛鷹さんが大変な事に…」
提督「…もしかして、何か重大な損傷を負ったのか!」
響「うん…まあ、そうだね…」
提督「飛鷹は今どこにいるんだ、すぐに向かう!」
響「休憩室に…」
提督「行くぞ!」
―休憩室―
飛鷹「うにゅ~…もう飲めにゃ~い///」グデーン
提督「」
響「…モーレイ海から帰ってくる時に、飛鷹さんが寒いって言ったから、持っていた"スピリタス"って言う飲み物をあげたら、
飛鷹さんが一口飲んで『美味しい』って言ってラッパ飲みして、そしたら私に寄り掛かってきて…」
[スピリタス]
ポーランドを原産地とするウォッカ。70回以上蒸留して作られる蒸留酒。96%のアルコール度数は世界最高。
ちなみに1920~30年代頃のアルコール度数は98%。
提督「何でそんな化け物級の酒を響が持ってるんだ」
響「いや、資材の中に紛れ込んでて…」
飛鷹「うにゃぁ~…あ~、て~とくぅ~…一緒に飲もうよぉ~///」
提督「それにしても…普段はクールなのに、ここまで乱れるとは…やっぱり隼鷹の姉か…」
飛鷹「もう立てにゃ~い…なんか全てが二重に見えるぅ…視界がグルグル回って回って回ってまわ~…///」
提督「…響、ドックからバケツ一杯の水と高速修復剤持ってきてくれ」
響「アイアイサー」
【END】
【小学生艦娘】
―執務室―
吹雪「今日は、新しい駆逐艦の子が来るらしいですけど…」
コンコン
提督「どうぞー」
??「失礼します」ガチャ
朝潮「駆逐艦、朝潮です。本日より、当鎮守府に着任する事になりました」ペコリ
提督「……何と言う事だ、海軍め…」
朝潮「へ?」
吹雪「これは…酷いですね…」
朝潮「え、あの、何が…」
提督「ついに小学生まで海軍で働かせる気か…」
朝潮「へ!?小学生!?」
吹雪「そうですね…私とか普通の子は見れば中学生低学年か高学年にも見えますけど…この人は完全に小学生…」
朝潮「ま、待ってください!私は艦娘です!何ですか小学生って!」
提督「だってお前…」スッ
朝潮「?」
提督「ランドセル背負ってるじゃないか…」
朝潮「あ、ち、違います!これは艤装のベルトです!」
提督「え、そうなの!?」
朝潮「そうですよ!ほら見てください!」クルッ
吹雪「あ、ホントだ…」
提督「確かに…いや、済まなかった。見た目だけで判断してしまって…」
朝潮「いえ、もういいです…」
提督「だけど初見からすれば、ちょっと大人びた小学生―」
朝潮「もういいですって!」
憲兵「…今、ロリコンの気配を感じた気が…」
【END】
【ブラック鎮守府】
―娯楽室―
TV『南関東ブロックの第壱鎮守府が、艦娘の事を考えない運営スタイル、いわゆる"ブラック鎮守府"であったと言う事で、
本日午後、その第壱鎮守府の提督が書類送検されました』
伊58(以下ゴーヤ)「ねえてーとく、"ブラック鎮守府"って何でちか?」
提督「ん?ああ、艦娘の状態とか身体的・精神的な事を考えずに、疲労させた状態で過酷な出撃・演習・遠征を強要させる、
ってやつだな」
伊19(以下イク)「過酷な出撃?」
提督「たとえば、世に言う"オリョールクルージング"。お前達みたいな燃費のいい潜水艦をオリョール海に延々と出撃させて、
資材を溜めるやつ」
ゴーヤ「延々…」
イク「それは…嫌なの…」
提督「被弾率が低いからって言うのでもあるし、仮に被弾しても高速修復剤を使って傷を治してまた出撃させるとか…」
ゴーヤ「ひどいでち!」
イク「ホントなのね!」
TV『またこの第壱鎮守府の提督は、海軍からの補助金を横領したり、艦娘に対して性的暴行を加えていたという疑惑が…』
提督「この提督メチャクチャひでぇな…」
ゴーヤ「…ねえてーとく。てーとくは私達をオリョールクルージングに出さないでちか?」
提督「ああ。ウチの鎮守府は資材には大分余裕があるし、そう言う事をすると何か罪悪感を感じちゃうんだよ」
イク「よかったのね!優しい提督でホントによかったの!」
ゴーヤ「でもてーとく。もし資材に余裕が無くなっても、ゴーヤ達をオリョールクルージングに行かせないでちか?」
提督「…………………………………………………………………………………………………………当たり前じゃないか」
イク「何なの今の間は!」
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その7】
ジャンル:世界史
問7.『第二次世界大戦後の世界を二分した、アメリカ合衆国を筆頭とする資本主義・自由主義陣営と、
ソビエト連邦を筆頭とする共産主義・社会主義陣営との対立構造を何と言うか』
・響の答え 『冷戦』
提督のコメント:正解です。
・舞風の答え 『第三次世界大戦』
提督のコメント:勝手に新しい大規模戦争を勃発させないでください。
・漣の答え 『ゲーセン』
提督のコメント:楽しそうですね。
・摩耶の答え 『サーセン』
提督のコメント:分からないからって謝らないでください。
・天龍の答え 『スミマセン』
提督のコメント:マイナス1点にしたい答えです。
【1日1人、キャラ紹介】
≪飛鷹≫
飛鷹型軽空母一番艦。さばさばした妹の隼鷹とは違いクールな性格。隼鷹が日本酒・ビールなどの酒が好きなのに対し、
飛鷹はカクテルやウイスキーと言ったシックな酒が好き。しかしやっぱり姉妹なのか、かなり酒が入ると酷い酒乱になる。
暴走気味な妹の隼鷹のストッパー役として頭を悩ませている(主に酒の面で)。艦載機整備を提督に手伝わせる(姉妹共通)。
好きな言葉は『美人薄命』。
今日はここまでにします。また明日、多分夜に投下します。
明日は天津風の話を書きます。
それではまた明日。
やったッ!ついにッ、>>1はッ、沖ノ島の悪夢から抜け出すことができたのだぁぁッl!!(訳:沖ノ島突破)
しかしボス勝利判定がB(戦術的勝利)だから何か微妙に喜べない。
こんばんは。書いていきます。
【天津風と島風】
―執務室―
提督「次世代型駆逐艦のプロトタイプ?」
天津風「そうよ。島風に載せる缶のテストヘッドが私なの」
提督「そっか。じゃ、天津風は島風の姉じゃないって事だな?」
天津風「そうね。私は陽炎型駆逐艦の九番艦だから、島風とはそこまで親しくはないわね」
提督「…でも、たまにでいいから島風には付き合ってやってくれ」
天津風「何で?どういう風の吹き回し?」
提督「いやさ、あいつ同型艦がいないから一人ぼっちで、寂しがっているんだよ。今は俺が兄みたいな感じだけど…」
天津風「うわっロリコン」
提督「失礼な事を言うな。でも、次世代型駆逐艦の島風とそのプロトタイプの天津風とは何の繋がりもないってわけじゃない。
だから、たまにでいいから付き合ってやってくれ」
天津風「…まあ、たまになら、ね」
島風「話は聞いたよ!」バァン
天津風「ひっ!?」
提督「おい、ノックくらいはしろ。そしてドアを蹴飛ばして開けるな」
島風「そんな細かいことはいーの!それより天津風ちゃん!たまになら付き合ってくれるんでしょ!」
天津風「ま、まあ…そう言ったけど」
島風「じゃ、今からグラウンドでかけっこしよ!」
天津風「え、えぇ!?」
島風「ほら、行こ!早く!」
天津風「今から!?」
―かけっこを10回以上した後、執務室―
提督「…天津風、"たまに"でいいんだからな」
天津風「…ええ。"たまに"で付き合うわ」ゼーハー
【END】
【優しさ】
―夜、執務室―
提督「」カリカリカリ
提督「…って、もう9時半かよ。確認する書類多すぎて夕食食うの忘れた…。もう食堂は空いていないだろうし…」グゥゥ
提督「…カップ麺でも作るか」
コンコン
提督「どうぞー」
黒潮「失礼するでー」ガチャ
提督「おお、黒潮か。珍しいな、こんな時間に」
黒潮「いや、司令はん夕食の時に食堂におらんかったやろ?だから、もしかして夕飯食べとらんかもと思うて、たこ焼き、
作ってきたで!」スッ
提督「………」ウルッ
黒潮「え、何で泣いとるん!?」
提督「…黒潮、お前はいい奴だなぁ~…優しい奴だよぉ~…」ナデナデ
黒潮「ちょっ、さりげなく頭撫でんといて!」
提督「いやすまん…ちょっとばっかし気が狂った…」
黒潮「もぉ…髪直すの大変なんやから…」
提督「でも、さりげなくこう言う気遣いができるなんて…お前はきっといい嫁さんになれるよ…」
黒潮「よ、嫁ぇ!?あ、アホな事言わんと早うたこ焼き食べぇな!冷めるで!///」
提督「おお、それもそうだな。じゃ、おひとつ」パクッ
提督「…うめぇ…。疲れ切った体に染み渡るような…とにかくうめぇ」ジーン
黒潮「そうやろ?ウチが丹精込めて作ったたこ焼き、遠慮なく食べてな♪」
提督「お前は食わないのか?」ホクホク
黒潮「…こないな油っこいもん、寝る前に食うたら太るに決まっとる」
提督「…確かにな。それ聞くと、一気に食う気失せたわ。けど、美味しいから全部食べます俺」
黒潮「……おおきに///」
【続く】
【明日は…】
黒潮「そう言えば、どーして司令はんは夕食食べに来なかったん?」
提督「それがさ、何かやけに艦娘からの申請書類が多くてさ、それを読んで確認して承認印を押すのにすごい時間が…」
黒潮「確かに、ウチも出したわ」
提督「…しかも、なぜか皆揃いも揃って皆明日の厨房の使用許可証なんだよな」
黒潮「そりゃー…」
提督「いやー何でだろーなーどーして皆は明日厨房を借りたがるんだろーなー分からないなー」
黒潮(あ…この感じ…)
黒潮「あ、あの…司令はん?」
提督「んー?」
黒潮「司令はんは、明日2月14日が何の日か知っとるー?」
提督「…やだなー、黒潮ー何言ってるんだよー。明日は"土曜日"、"ただの休日"じゃないかー」
黒潮「」
提督「けどー、俺達海軍はー休日とか無いも同然だもんなーあっはっはー」
黒潮「…司令はん、本音を言うてもええんやで?
提督「………」
黒潮「今ここにはウチしかおらん。だから、本音を言うてもええんやで?」
提督「そうだよ!認めるよ!明日はにっくきバレンタインデーだよ!本当は知ってたよ!物心ついた時から知ってたよ!
畜生、何がバレンタインだ!どいつもこいつも、お菓子会社の巧みな策略に乗せられてるだけじゃねぇか!それに、
リア充と非リア充の違いの差を見せつけられる非リア充にとっての厄日だよ!」
黒潮「そう言えば司令はんて…」
提督「貰ったことなんざねぇよ!この世に生を受けてから20余年!生まれてこの方、一度も女子からチョコを貰った事など、
無いわ!!」
黒潮(あー…確か去年の司令はんて上層部に緊急で呼び出されて皆からチョコを貰えなかったんだった…)
黒潮「でも司令はん、多分明日の厨房使用許可証は多分、司令はんへのチョコを作るためなんじゃ…」
黒潮(て言うか、ウチもそのつもりやし…)
提督「…それは分かっている。だからこそなんだよ」
黒潮「…?」
提督「皆が俺の為にチョコを作ってくれるって言うのを書類上で感じ取ると、何かこう、やるせない気持ちになるんだよ!
そう言うのは知りたくなかったよ!知らなければまだ少し気は楽だったさ!けど前日にこういうのを知っちまうと、
すげぇ微妙な気分になるんだよ!」
黒潮「それは…確かに…」
提督「畜生!バレンタインなんて存在しなければいいのにぃ!!」
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その8】
ジャンル:国語
問8.『「まさか~ろう」を使って短文を作りなさい』
・榛名の答え 『まさか、真面目な彼がそんな間違いを犯すとは誰も思わなかっただろう』
提督のコメント:正解です。
・霧島の答え 『まさか、こんな簡単な問題を間違える人などいるはずがないだろう』
提督のコメント:私もそう願っています。
・金剛の答え 『まさかりかついだきんたろう』
提督のコメント:1人はやると思っていました。
・比叡の答え 『このカレーにはまさか、ういろうが使われていますか?』
提督のコメント:そんなモノをカレーに使うのは貴女だけです。
【1日1人、キャラ紹介】
≪黒潮≫
陽炎型駆逐艦三番艦。おでこがチャームポイントの大阪弁少女。変じ…個性的な陽炎型メンバーの中では比較的まとも。
軍艦だった頃に作られたのが大阪府の工廠だからか、たこ焼きやお好み焼きなどの粉料理を作るのが得意で、皆によく振舞う。
朗らかな性格で、空母・戦艦・提督などの階級的なものを気にせず誰とでも気楽に付き合える。
好きな言葉は『果報は寝て待て』。
今日はここまでにします。また明日、時間は多分夜に投下します。
リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
黒潮の作ったたこ焼き食べてみたい。
"たこ焼き"と"タコ焼き"、美味しそうに感じるのはひらがなの方だと思う。
乙です
提督になでなでしてもらいたいけど素直になれないビスマルクと暁の水面下での競争が見たいです!
こんばんは。投下します。
>>329
少し話の構想を練るのに時間がかかりますので、明日以降に書きます。すみません。
【バレンタインデー】
―夜、執務室―
提督「…まあ、こんな事だろうと思ったよ」ハァ
吹雪「司令官、急にどうしたんですか?」
提督「…バレンタインデーの日に限って厨房の使用許可が大量に来ていたのは、もしかして俺にあげる手作りチョコを作る為に、
なんて思っていたけど…」
吹雪「けど?」
提督「…貰ったのは、皆が作った小っちゃいチョコの詰め合わせ一箱だったよ」
吹雪「は、はぁ…」
提督「いやさ、手作りチョコが貰えるのは嬉しいけどね?こんなちゃちいものしかないって言うのは何かね…」
吹雪「あ、あの…」
提督(一応、黒潮から貰ったのはちゃんとしたチョコだったけど…。比叡から渡されたのは永遠に冷凍保存するか…)
提督「いや、わかってたよ?最近は女の子同士でもチョコを作るって言う風習があるというのは知っていたし?そもそも、
俺がそこまで信頼されていないって事にも薄々自覚していたしね?つまり、俺へのは"ついで"と言うわけなんだよ。
と言うか、皆が俺の為に作ってくれていたっていう、俺の勝手な思い込みが余計に自分を―」ブツブツ
吹雪「司令官!」
提督「ん?何?」
吹雪「えっと…これ…///」スッ
提督「え?これって…もしかして…」
吹雪「バレンタインチョコ…あげます…///」
提督「」
吹雪「多分、一部の人からはちゃんとしたチョコを貰ったのかもしれませんけど…私からも…///」
提督「……ありがとう…、ん?」
吹雪「他の皆さんはどうなのかは知りませんが…わ、私のは……ほ…本命…です…///」ボソボソ
提督(あれ?これで俺が手作りチョコを貰ったのは、間宮さんと黒潮と一応比叡と…今ここで吹雪を入れて4人?)
吹雪「…司令官?」
提督「…手作りチョコを4人からも貰う俺って、実はモテるんじゃ…?」
吹雪「勝手な思い込みは現実を残酷なものにしますよ」
【END】
【深海棲艦組】※今回は話の都合上ヲ級語の翻訳を失くします。
―特別艦種寮・空母ヲ級の部屋―
コンコン
わるさめ「失礼スルヨ?」ガチャ
ヲ級「ヲヲッ!」ハッ
わるさめ「コンニチハ、何シテタノ?」
ヲ級「ヲヲーヲ!」
わるさめ「へー、何ノ絵描イテイタノ?」
ヲ級「ヲッ!」サッ
わるさめ「ワー、スゴイクライ似テイナイ提督ノ絵…」
ヲ級「ヲ…」シュン
わるさめ「ア、デモ、少シダケ似テイルカナ?」
ヲ級「ヲヲ!?」
わるさめ「ウン、似テル似テル」
ヲ級「ヲーヲヲ♪ヲーヲヲ♪」
わるさめ「トコロデ、間宮サンガ皆ニちょこれーとヲ配ッテイルミタイダヨ?」
ヲ級「ヲヲッ!?」
わるさめ「私達モ行ッタラ貰エルカモネ?」
ヲ級「ヲー…」シュン
わるさめ「…大丈夫ダヨ。私達ハ最初ココニ来タ時ハ皆カラ敬遠サレテイタケド、今ハ皆トハ気楽ニ付キ合エルヨウニナッタ。
ダカラ、私達ニハアゲナイナンテ事ニハナラナイ思ウヨ」
ヲ級「……ヲ」
わるさめ「ジャ、行コッカ!」
ヲ級「ヲ!」
提督「…ヲ級が何言ってるのかさっぱりわからん(監視中)」
明石「それににしても2人とも、もうすっかりこの鎮守府に馴染んじゃってますね…(提督の付き添い)」
提督「…明石、ほん○くコンニャク的なものなんて作れないよな?」
明石「そうですね…1ヶ月ほど猶予があれば」
提督「作れんのかよ!」
【END】
【まったり深海棲艦】※2レス続きます
―どこかもわからない深海棲艦の本部―
戦艦棲姫「…帰ッテコナイワネ、駆逐棲姫チャン」
空母棲姫「ソウダネー…ドコ行ッチャッタンタンダロ…センベイ取ッテー」
港湾棲姫「ドウゾ…。ヒョットシテ、駆逐棲姫チャンハ沈メラレチャッタノカモ?」
空母棲姫「ホウハモヒレハイヘ」パリパリ
装甲空母姫「モノヲ食ベナガラ喋ラナイノ。ト言ウカ、私達ヤ彼女ミタイナ特殊ナ深海棲艦ハ、例エ沈メラレタトシテモ、
ソノ意志ガコノ本部ニ舞イ戻ッテキテ、マタ新シイ素体ヘト宿ルノヨ。ソノ意志ガ戻ッテコナイと言ウ事ハ、
恐ラク駆逐棲姫チャンハ捕マッチャッタンダト思ウワ。…ア、オ茶ガ切レタ」
泊地棲姫「ハイ、オ茶ドーゾ」コト
装甲空母鬼「アリガトサン」ズズッ
泊地棲姫「ソレヨリサッキノ駆逐棲姫チャンノ話、本当ノ所ハドウナノ?」
装甲空母姫「サア?分カラナイワ。確カメヨウガナイモノ」
北方棲姫「オ姉チャン、ダッコー」ギュッギュッ
港湾棲姫「ハイハイ。モウ、甘エン坊チャンメー」ダッコ
北方棲姫「エヘヘー」
戦艦棲姫「デモ、何カ暇ダヨネー。アー…オコタ気持チイー」
空母棲姫「マアソレハ確カニネ。私達特別ナ深海棲艦ハ基本的ニ表ニハ出ナイデココニイルシ。迂闊ニ表ニ出ラレナイカラ、
暇ッテ言エバ暇ナンダヨネ。…イケナイ…眠クナッテキタ…コタツデ寝ルト風邪ヒイチャウノニ…」
戦艦棲姫「ハー。何カ面白イ事デモ起キナイカナー?」
戦艦レ級(以下レ級)「コンチハー。ナンカ紙ミタイナモンガ落チテキタヨー」テクテク
戦艦棲姫「紙ミタイナモノ?」
レ級「ソウ。ホラ」
港湾棲姫「ドレドレ…?」
装甲空母姫「何コレ、らみねーと加工?」ズズッ
空母棲姫「ンー?ハヒホレー?」パリポリ
泊地棲姫「ハシタナイデスヨ、食ベナガラ話スナンテ。ソレヨリ、何ガ書イテアルンデス?」チラッ
『拝啓
暦の上には春が立ちながら、厳しい寒さが続いております。深海棲艦の皆様には、その後健やかにお過ごしのことと存じます。
生来の筆不精、出不精で、すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ございません。
さて、私は今、第参鎮守府で暮らしております。この第参鎮守府の方達は皆、深海棲艦である私にも優しくしてくれ、
分け隔てなく接してくださります。また、先週には新しく空母ヲ級も保護し、新しい仲間ができたと喜んでおります。
今も陸の生活に少し戸惑う事がありますが、それでも元気にやっています。これからも懸命に頑張っていくつもりです。
なかなかこちらまでは出向く機会がないかもしれませんが、お近くに居らっしゃる時にはご遠慮なくお声をおかげください。
季節の変わり目ですので、どうかくれぐれもご自愛ください。
また近況報告させていただきます。
敬具
平成XX年 ○月×日
駆逐棲姫』
全員「」
戦艦棲姫「何カ、チャント改マッタ感ジナノガ凄ク腹立ツネ…」
装甲空母姫「アノ子…第参鎮守府ニイルンダ…」
北方棲姫「オ姉チャン、コノ手紙、何ダカ難シイヨー」
港湾棲姫「コレハネー…」
泊地棲姫「…ドウシマス?」
レ級「ドウスルー?」
装甲空母姫「…決マッテイルデショ?」
全員「……………」
装甲空母姫「私達モ遊ビニ行クワヨ!」
戦艦棲姫「デスヨネー」
レ級「バンザーイ!遊ベルー!」
泊地棲姫「デハ、支度シナイト…」
北方棲姫「何々?オ出カケ?ワーイ!」
港湾棲姫「楽シソウネ。行キマショウ!」
全員「オー!」
南方棲鬼「イイノカソレデ」
【続く】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その9】
ジャンル:数学
問9.『1500㎞を5時間で走る新幹線の秒速は何mか(少数になった場合は、小数点第一位で四捨五入せよ)。
また、途中式も書け』
・長門の答え 『式1)1500㎞÷5時間=300㎞/h
式2)300㎞/h÷3.6=83.333…≒83.3
A.秒速83.3m』
提督のコメント:その通りです。この場合の解き方は、まずこの新幹線の時速を求め、さらにそれを秒速に直します。
この速度の計算はとてもよく使いますのでしっかり覚えておきましょう。
・島風の答え 『式)1500㎞÷5時間=300㎞/h→300㎞/s
A.秒速300㎞』
提督のコメント:はっやーい!
※島風の答えの場合、日本列島の全長が3264㎞とすると、日本列島を10秒で横断できる。
今日はここまでにします。
明日は、予定が入っていますので、明日は投下できるかどうかわかりません。ご了承ください。
それではまた明日。
ここで、前にやった提督vs夕張のデュエルについての多数決を取ります。
提督vs夕張のデュエルについて
①このスレ内でやる(オリジナルカード有り)
②このスレ内でやる(オリジナルカード無し)
③別のスレでやる
↓3まで多数決
バラバラなので再多数決&範囲拡張
↓5
おはようございます、
①:3票、②:1票、③:1票と言うわけで、①のこのスレ内・オリカ有でやっていきます。
今はこの報告だけにします。
夜に投下できるかどうかは分かりません。
それでは。
遊戯王なのかマスターズなのか、それとも別の何かか
まあどっちでも良いけども
こんばんは。投下します。
※提督vs夕張のデュエル400レス以降から書きますのでよろしくお願いします。
【実話】
―1年前、執務室―
提督「へー、陸軍の艦娘なんているんだ」
吹雪「確か、"あきつ丸"…でしたよね?」
提督「写真も無いからどんな奴かは分からないけど…会ってみたいな」
吹雪「何でですか?揚陸艦なんてあまり運用性は…」
提督「いや、俺は海軍の人間だから当然だと言えば当然だけど、陸軍の事は知らないん。そして当たり前だけど、陸軍は、
海軍と勝手も違う。だから、それが知りたいんだ。陸軍がどういうものかを」
吹雪「…なるほど。別にあきつ丸さんをこの鎮守府に迎えるのは構いませんけど、資材の方は…」
提督「資料から見ると、大型建造じゃなきゃ現れないけど、大型建造でも比較的低い資材で造ることができるらしい。
一番低い資材でやってみよう。建造時間は2時間半か…」
吹雪「分かりました」
―大型建造用工廠―
提督「じゃ、この資材でお願いします」ドサッ
明石「はい。燃料2800、弾薬と鋼材がそれぞれ2500ずつ、ボーキサイトが4200、開発資材は20ですね。じゃ、妖精さん。
これを練成炉にお願いします」スッ
工廠妖精「りょーかいしました!」
ガラガラ
明石「練成炉に資材は全部入れた?」
工廠妖精「はい!」
明石「そんじゃ…レッツ☆パーティ!」
ポチットナ
[建造時間:残り06:39:58]
提督&明石&工廠妖精「………ん?」
―そして6時間後―
大鳳「そう…私が大鳳。出迎え、ありがとうございます。提督…貴方と機動部隊に勝利を!」
提督&明石&工廠妖精「」
大鳳「あの…何か?」
明石「いや…あはは…」
工廠妖精「やったですね提督さん!レア中のレア、装甲空母さんですよ!」
提督「いや…嬉しいんだけどさ…何だろうね…この微妙な感じ…」
【END】
【偶然】
―沖ノ島海域―
武蔵「まったく提督の奴め、沖ノ島海域のはぐれ部隊を殲滅しろだと?どこまで慎重な奴なんだ」
長門「まったくだ。大体、沖ノ島海域の中枢部まで行くのにどれだけかかると思っているんだ」
伊勢「まあまあ2人とも、そんなこと言わないで、帰ったらアイスでも奢ってもらえばいいじゃない」
武蔵「ふん。ま、それもいいだろうな―」
ドォン
武蔵「!?」
長門「敵襲か!?」
日向「どうやら…岩場を利用した奇襲のようだな」
長門「大丈夫か、武蔵!」
武蔵「ああ。この程度の傷など、痛くも痒くもない」
長門「流石は、410㎜鋼だな」
武蔵「…しかし、この武蔵に奇襲をかけ、かすり傷とはいえ私に傷を負わせるとは…なかなかの奴だな」
伊勢「まあ、確かに…」
武蔵「フフフ…いいだろう。この私に傷を負わせたんだ、それに応えてやろうじゃないか。でなければ、この武蔵の名が廃る。
さあ、私に奇襲を仕掛けたやつ、出てくるがいい!この私が全力で相手をしてやる!さあ!ハッハッハッハ!」
駆逐ニ級(今更、あてずっぽうに打った弾がたまたま当たったなんて言えない…)ブルブル
【END】
【夜戦】
―夜、執務室―
川内「何さ提督。こんな夜に呼び出すなんて」
提督「ああ、お前にやってもらいたい事があるんだ」
川内「!それって、まさか夜戦!?」
提督「ああ…まあそうだ」
川内「やったああああああああああああああああああああああああああ!!!」
提督「うるせぇ…」
川内「夜!夜戦!しかも提督の許可あり!いやぁ、こんな嬉しい日は無いよ!」
提督「ま、いいや。川内、装備を持って資材倉庫へ行くぞ」
川内「へ?何で?」
提督「そこで夜戦をやるんだよ」
川内「?」
―資材倉庫―
提督「さて、装備は持ったな?」
川内「装着したけど、どうしてこんなところで?」
提督「それは―」
ガララララ
赤城「あ」
川内「え」
赤城「提督、どういうことですか!ボーキサイトが全部ただの紙くずじゃないになってます!こんなもの食べられませんよ!」
提督「アホか。赤城が毎晩ボーキをつまみ食いしてるなんて話は、資材担当の妖精さんからとっくに聞いたんだよ。
だから、それを予測してボーキを全部紙くずに取り換えといたのさ。本物のボーキは別の場所だ」
赤城「な、なんて卑劣な!この外道!」
提督「お前が言うな」
川内「あの…もしかして…」
提督「ああそうだ。川内…」
川内「………」
提督「アイツを捕まえるんだ」
川内「合点承知の助!」ダッ
赤城「一航戦の誇り、こんなところで失うわけには…!」
提督「まだあったのかそんな誇り」
結局、赤城には一週間ボーキサイト禁止令が発令された。
【END】
【なでなで】※2レス続きます
―執務室―
ビスマルク「遠征から帰ってきたわよ…疲れた…」
提督「お疲れさん。それで結果は?」
暁「大成功よ!資材もたくさん手に入ったし、ついでに家具コインも拾ったわ!」
提督「おおそうか。ありがとなー。ご褒美に頭を撫でてやろう」
暁「もう、一人前のレディはそんなご褒美なんていらないわよ!」
提督「そうか、じゃあしてあげない」
暁「…でも、ちょっとはしてほしいなー…なんて」
提督「最初からそう言えばいいのに…ほれ」ナデナデ
暁「はう…ありがと…」
ビスマルク「……ロリコン」ボソッ
提督「やめて!」
ビスマルク(まったく暁ったら…一人前のレディとか言ってる割には頭撫でてなんて子供っぽいこと言ってくるし…。
…でも、提督の頭なでなでか…)
提督『ビスマルクは偉いなー。ほれほれ頭を撫でてやろう』ナデナデ
ビスマルク『え…えへへ…Danke///』ポワポワ
ビスマルク(なんて…なんて…えへへへ…)
提督「…………」チラッ
提督(ビスマルクの様子がおかしい…。なんかトリップしてる…)
暁「…………」ビクッ
暁(…もしかして…ビスマルクさんも頭を撫でてもらいたいのかな…?)チラッ
ビスマルク「ッ」ピクッ
ビスマルク(…そうよ。私も頭撫でてもらいたいわよ…!)
暁(でも残念でした…!このなでなでは私だけの物なんだからねー!)
ビスマルク(このっ…小娘が…ッ!)
響(こいつら…脳内で会話してやがる…ッ!)
ビスマルク(でも…言ってみようかな…?)
ビスマルク「提督!」
提督「な、何だ?」ビクッ
ビスマルク「私の頭を撫でなさい!」
提督「!?」
暁(どストレート…)
響(というか…ビスマルクさんみたいな大人っぽい女性がそんな事言ったら…)
提督「」スクッ
ビスマルク「ど、どうしたの?そんな急に立ち上がって…」
提督「いや、だって…」
提督:身長172㎝
ビスマルク:身長180㎝(目測)
提督「ビスマルク背が高いから頭撫でられない…」
ビスマルク「」ガーン
暁(頭なでなでは、低身長の特権よ!)フンスッ
ビスマルク(今日は…このぐらいにしておくわ…。でも、いつか私も提督に頭をなでなでされるんだから!)ギリッ
暁(やれるものならやってみなさい!)
提督「お前ら、思考がダダ漏れだぞ」
響(彼女たちの闘いはこれからだ!)
提督(続かせねーよ)
響(こいつ直接脳内に…!)
【続くかもしれない】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その10】
ジャンル:日本史
問10.『戦国時代の武将・豊臣秀吉の人柄をホトトギスを用いて表現した文句は「泣かぬなら { } ホトトギス」である。
カッコ内に入る言葉を、7文字で答えよ』
・利根の答え 『泣かぬなら {なかせてみよう(泣かせてみよう)} ホトトギス』
提督のコメント:正解です。ちなみに、この人柄を表現した文句は本人が作ったのではなく、後から作られたものとされています。
本人達が作ったと勘違いしないようにしましょう。
・暁の答え 『泣かぬなら {はなしてあげる(離してあげる)} ホトトギス』
・響の答え 『泣かぬなら {それでもいいよ} ホトトギス』
提督のコメント:随分優しい太閤ですね。
・青葉の答え 『泣かぬなら {うりとばすのさ(売り飛ばすのさ)} ホトトギス』
提督のコメント:そして家康が買うんでしょうかね?
【1日1人、キャラ紹介】
≪妖精さん≫
鎮守府のいたるところにいる。工廠にいる妖精、食堂にいる妖精、アイテムを扱う妖精、艤装にくっついている妖精など、
たくさんの妖精がいる。基本的に人の言葉を話すが、提督や艦娘など一部の存在にしか認知されない。たまに執務室や、
艦娘の部屋などに遊びに来る。間宮のスイーツやようかんなどのお菓子が大好き。艦載機に乗っている妖精は一匹狼又は、
持ち主にしか懐かない(加賀談)。
好きな言葉は『縁の下の力持ち』。
今日はここまで。また明日投下します。
>>329
期待とは違うような感じの話になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
もしお気に召さなかった場合は、すみません。
感想、リクエスト等があればどうぞお書きください。
それではまた明日。
E-1で明石探しを始めたものの、一度もドロップしない…。
乙
>>365
逆に大鯨・明石は出たのに、トッキーや浦風が出ない子もいるんですよ!
明石はGHIの三連戦で出るだけマシじゃないですか……
1乙です。
最上と三隈の話を見てみたいです!
(E-1行ってみたら一発で明石が出たなんて言えない)
こんばんは。投下します。
>>368
(浦風と時津風がすでに2回ずつ出ているなんて言えない)
【クレイジー】
―戦闘海域―
ズドォン
北上「大井っち、大丈夫!?」
大井「ええ、大丈夫です!北上さんは?」
北上「こっちは全然平気。空母の方々ー!もっと敵にダメージを与えられない!?あっちの攻撃のせいで照準が定まらなくて!」
飛鷹「簡単に言ってくれるわね!」
瑞鳳「やれるものならやってるわよ!…でも、流石Flagship。装甲は伊達じゃないね」
北上「まあ確かに…あの装甲は硬いしねぇ…」
陸奥「気を付けて!また来るわよ!」
ダァン
北上「おっとぉ!?」
大井「北上さん!」
北上「あっちゃー…油断した…」中破
大井(北上さんの裸ハァハァ…じゃなくって…)
陸奥「北上、大丈夫!?」
北上「何とか…だけど、魚雷発射管がやられちゃってるから雷撃戦は無理かな…残念…」
大井「よっくも北上さんを…しかも、魚雷発射管を潰すなんて…」ワナワナ
飛鷹「えっと…大井?」
瑞鳳「どうしちゃったの…そんなに震えて…」
陸奥「武者震いってヤツ?」
北上「いや、多分そんな生易しいモノじゃないと…」
大井「こんちきしょおおおおおおおおおおおおお!!!喰らえ、八連(酸素)魚雷!!」バシュシュシュ
ズッドォォォン
重巡チ級「ヴァアアアアアアアアアア…」(Criticalhit!230Pt)
瑞鳳「あのFlagshipを一撃で…」
陸奥「クリティカル230ポイント…だと?」
大井「見たか!これが私と北上さんの愛の力よ!」
飛鷹「流石はクレイジーサイコレ―」
大井「何か?」ギロ
飛鷹「…ゲフンゲフン」
【END】
【あだ名】
―昼食時、食堂―
最上「えーっと、空いてる席は…」
三隈「おーい、もがミーン!こっち空いてますよー!」
最上「も、もう!皆の前でそのあだ名はやめてって言ったじゃないか!」
三隈「あら、そうでしたか?まあいいじゃないですか、別に」
最上「そんな風に呼ばれるのは恥ずかしいんだよ!」
三隈「ですけど、"もがミン"というあだ名は貴女に対する信頼を…」
最上「もっと別のカタチで信頼を見せてくれないかな…」
三隈「それに、三隈の事は"くまりんこ"って呼んでって言ったじゃないですか」
最上「それだと逆にボクの方が恥ずかしいんだよ。そう変な言葉を口走るのが…」
三隈「へ、変!?そんな…一晩考えた三隈のあだ名を変と…?」
最上「それに、くまり…三隈は恥ずかしくないの?」
三隈「何がですか?」
最上「そんな…その…個性的なあだ名で呼ばれるなんて事が…」
三隈「別に何とも?」ケロッ
最上(うわぁ…)
熊野「あら、何の話をしているんですか?」
鈴谷「面白そうじゃーん」
最上「いや、三隈がボクの事を"もがミン"って呼ぶのが恥ずかしくて…恥ずかしいあだ名だなって話を…」
鈴谷「あー、三隈の変なあだ名の事か」
熊野「と言うか三隈、人に変なあだ名をつけるなって、提督から言われませんでしたか?」
最上「え、そうなの?」
鈴谷「うん。前に三隈がさ、提督に"ていとくん"ってあだ名をつけようとしたら提督がキレてねー」
熊野「他にも、隼鷹さんに"JUN-YO"と言うどこかのDJみたいなあだ名をつけようとして…」
鈴谷「と言うか私の事を"すずリン"とか呼ぼうとしたり、熊野の事は"くまノン"なんて呼ぼうとしたり…。まったく…、
どこのゆるキャラなんだか…」
最上「…三隈、悪いけど君のあだ名のセンスはおかしいとしか言いようがないよ…」
三隈「ひ、ひどいです!」
【END】
【体育会系】
―朝、執務室―
提督「長良の奴遅いな…今週の秘書艦当番なんだけど…」
バァン
長良「ごめん司令官!遅れちゃった!」ハァハァ
提督「おう、どうしたんだ?やけに息が荒いけど…何かトラブルでもあったのか?」
長良「いやぁちょっと…鎮守府の周りを2周走っていたら時間を忘れちゃって…」
提督「何やってるんだ!」
長良「だって…長良は1日に1キロ走らないと死んじゃう病で」
提督「何バカなこと言ってるんだ。早く仕事を始めるぞ」
長良「うん…ハァ…痛っ!」
提督「ど、どうした?」
長良「ちょっと…筋肉痛…」
提督「…はぁ…しょうがない…ソファで休んでろ」
長良「ごめーん…」
提督「何なんだ…何のための秘書艦だよ…まったく…」
長良「…そうぶつくさ言いながらも、長良を休ませてくれるんだから優しいよね、提督って」
提督「……うるせ」カリカリ
長良「ふぅ…」ドサッ
提督「…何か飲むか?」
長良「いらないよ、別に?」
提督「薬とかも…」
長良「大丈夫だって。心配性だなー司令官は」
提督「…痛いのが辛かったら、遠慮なく言ってくれていいからな?」
長良「ありがと…」
提督「…………」カリカリ
長良「スゥ…スゥ…」
提督「寝ちまったか…」
長良「スー…スー…」
提督「…普段は元気いっぱいな運動好きで、俺に運動しろと言って五月蠅いが、こうして改めて見ると、可愛いな…」
長良「スゥ…」
提督「いや、本当に可愛いけどね…。秘書艦の仕事手伝ってほしかったな…書類多いのに…」
【続く】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その11】
ジャンル:理科
問11.『青色のリトマス試験紙を硫酸に浸すとどうなるか。』
・龍田の答え 『赤色に変色する』
提督のコメント:その通りです。青色のリトマス試験紙は酸性の水溶液に浸すと赤く変色し、赤色のリトマス試験紙は、
アルカリ性の水溶液に浸すと青くなります。問題文の硫酸は酸性の水溶液です。
色がどう変化するのかを覚えておきましょう。
・天龍の答え 『濡れる』
提督のコメント:あなたにはガッカリしました。
・陸奥の答え 『爆発する』
提督のコメント:トラウマの事で悩んでいるのであれば一人で抱え込まずに相談してください。
【1日1人、キャラ紹介】
≪長良≫
長良型軽巡洋艦一番艦。運動が大好きで、よく提督や他の長良型の妹達をジョギングに誘う。しかし遠征から帰る時等に、
唐突にジョギングをしようと言っては他の艦娘達を振り回す。普段から運動をしているせいか、身体のラインは引き締まった感じで、
スカートの下にはブルマを履いている。それを利用してよく提督を誘惑する。常に元気を振舞い、皆を笑顔にしてくれる。
好きな言葉は『一念発起』。
今日はここまで。また明日に投下します。
>>369
ご期待に応えられましたか?応えられなかったのであればすみません。
リクエスト、感想等があればどうぞ。
それではまた明日。
ちなみに長良は軽巡洋艦の中でも好きな子なので、ほんの少し続きます。
こんばんは。投下します。
コメント、ありがとうございます。
【理由】
―夕方、執務室―
長良「ただいまー、司令官!」
提督「まったく…急に走り込みがしたいって言って仕事ほっぽりやがって…」
長良「ごめんごめん。後はちゃんと仕事をするから!」
提督「…なぁ長良、何でそこまで筋トレとか走り込みとかで体を鍛える必要があるんだ?」
長良「鍛えるって感じじゃなくて、まあ適度な運動をしているって感じかなぁ?」
提督「それはともかく、なんでそんなに運動を?」
長良「…この鎮守府に私が来た時って、まだ軽巡の子ってそんなにいなかったよね?」
提督「まあ、いたのはお前と川内だけだったな。けど、お前は色々な能力が高かったからなぁ」
長良「…確かに私は性能とかが他の皆よりも高かったけど、皆が改造されたり新しい子が来ちゃったから、私の強さも、
陰に隠れる感じになっちゃったんだよね…。だからもしかして、長良なんてあまり必要とされてないって思って…」
提督「…そんな事はないよ…」
長良「だけど、私は皆を守ってあげたい。陸の皆も、この鎮守府の艦娘達も、そして司令官も。だから、もっと強くなるために、
私は体を鍛えているんだよ」
提督「…そうか。そんな事を考えて…」
長良「うん。私って、結構色々考えているんだよ?」
提督「だけど秘書艦としての仕事を蔑ろにするのはどうかと思うがね」
長良「うっ…ごめんなさい…」
提督「それに…俺は筋肉質な子はあまり好きじゃないしな…」
長良「………」
―夜、軽巡洋艦寮・長良&五十鈴の部屋―
五十鈴「ちょっと名取、由良、助けて!長良がお菓子を食べまくってる!」
名取「ふええ!?それって一体、どういう事ですか!?」
長良「」ムシャムシャパリポリパクパク
五十鈴「ちょちょっと何があったのよ!いつもはお菓子なんてあまり食べないのに!」
長良「ちょっと体に丸み帯びせようと…」モグモグ
五十鈴「はぁ!?」
由良(…丸みを帯びせたいなんて…腹が立つ…。由良なんてダイエットでお菓子食べるの控えているのに…)グヌヌ
【END】
【南と北】
―執務室―
コンコン
提督「はーい」
北上「あ~さむぅ~…第壱遠征艦隊、北方海域から帰投したよ~…」カタカタ
提督「お疲れさん。って、寒そうだな…」
北上「当たり前だよ~…北方海域なんて気温氷点下-5°だよ…提督ストーブつけて~…」
提督「へいへい」ポチットナ
北上「あ~暖まるぅ~…」
提督「報告は、暖まってからしっかりやれよな」
北上「はいはい~…」
提督「と言うか、改造したらスーパー北上様とか言ってたのに…その意気はどこに行ったのか…」
北上「だって寒さには流石に抗えないしねぇ…」
提督「ところで、お前と遠征に行った駆逐艦の子達は?」
北上「先に補給所に行かせた。あの子ら、大分疲れていた感じだったし」
提督(普段はうざいうざいって言ってるのに、ホントは世話焼きなんだよな…)
コンコン
提督「どうぞー」
天龍「失礼するぜ…って暑っ!?何だこの部屋!」ガチャ
提督「いや、ストーブつけてるから」
天龍「こちとら南西諸島海域から帰ってきたばっかりで暑いんだよ!」
提督「ああ~、あそこってこの時期も暑いんだっけ」
天龍「気温20°だぜ?まったく暑いったらありゃしない。後で第弐遠征艦隊全員にアイス奢れよ」
提督「考えとく」
北上「…提督…」
提督「ん?」
北上「アタシを南西諸島海域に連れてってー!」ガバッ
天龍「うおっ!?」
提督「いや、でもな…」
北上「アタシのスーパーな姿を見たくないのー?アタシは、暖かい所でこそその真の力を発揮できるんだよー!」グイグイ
提督「……一回だけだぞ?」
結局、北上を南西諸島海域に遠征に出したら大成功した。
【END】
【貧血】
―執務室―
提督「ついにうちにも、陸軍の奴が来るのか」
吹雪「はい。あの、あきつ丸さんですね!」
提督「おかしいよな…なぜかあきつ丸を造ろうとしたら大鳳が来たり、日向が来たり、そんで資材が減って行って…」
吹雪「やめてください。あの資材が枯渇した頃はまさに地獄でしたから…」
提督「けど、あきつ丸着任を機に、陸軍の事を学ぶことができればいいな」
吹雪「そうですね。他の皆さんも陸軍に興味を持っていただければいいですね」
コンコン
吹雪「!来ましたね!」
提督「どうぞー!」
??「失礼するのであります」ガチャ
あきつ丸「自分、あきつ丸であります。艦隊にお世話になります」
提督「だっ、大丈夫かお前!?」
あきつ丸「はっ?何が、でありますか?」
吹雪「司令官、大変です!この人、貧血ですよ貧血!」
あきつ丸「貧血!?じ、自分が!?」
提督「おい吹雪!今すぐに明石を呼ぶんだ!い、いや、健康面の問題なら医療妖精か…?」
あきつ丸「あのですね!この肌が白いのは、迷彩のせいでありまして…」
吹雪「それよりも提督!この"命○母"を…」
あきつ丸「お願いですから自分の話を聞いて欲しいでありますー!!」
―数分後―
提督「す、すまない…」
あきつ丸「い、いえ…自分はもう、気にしてないでありますから…」
吹雪「あの、あきつ丸さん。念のため、この"命の○"を…」
あきつ丸「違いますって!…あ、でも一応貰っておくのであります」
【あきつ丸「な、なぜここに深海棲艦が!?」 わるさめ「アッ、ヨロシク」 ヲ級「ヲッ!」】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その12】
ジャンル:保健体育
問12.『バタフライ泳法において、両足を揃えて足の甲で水を上下に打つキック法を、ある動物に例えて何と言うか』
・長良の答え 『ドルフィンキック』
提督のコメント:その通りです。海で活躍する艦娘としては、念の為に水泳についても学んでおいた方がよいでしょう。
・飛龍の答え 『ホエールキック』
提督のコメント:同じ海の哺乳類と言う事で間違えたのでしょうか?しかし、クジラの尾びれのようなキックって、
すごい波が立ちそうですね。
・加賀の答え 『ドロップキック』
提督のコメント:誰を沈める気ですか?
【一日1人、キャラ紹介】
≪北上≫
球磨型重雷装巡洋艦(軽巡洋艦)三番艦。マイペースでのんびりした性格。一回目の改造後は自らを"スーパー北上様"と名乗り、
その名の通り雷撃戦ではスーパーな活躍をする。日々駆逐艦の子達の事をうざいと言うが、本当は何だかんだで世話焼き。
大井から向けられる愛は無視してはいないがそこまで深く考えてはいない。上下関係は大切にする方。
好きな言葉は『見敵必殺(サーチ・アンド・デストロイ)』。
今日はここまで。また明日投下します。
間もなく400レスを迎えますので、キリ番安価も取る予定です。デュエルはその後。
感想・リクエスト等があればまたどうぞ。
それではまた明日。
何か…艦これアニメで如月を沈めた意味が無い気がしてきた…。
こんばんは。投下します。
【提督の苦悩】
―執務室―
長門「作戦完了だ。第一艦隊、沖ノ島海域から帰投した。損傷は蒼龍と金剛が中破、私長門と陸奥は小破、加賀と伊勢は軽微だ」
提督「…そうか」
長門「そして、第拾壱鎮守府第一艦隊の援護には成功。こちらを身代りにして、あちらの攻撃を支援した。第拾壱鎮守府側の、
勝利判定はS、コチラ側の敗北判定はC。こちらはただ損傷を受けて、敵艦隊を沈められなかったからな…」
提督「…分かった。すまなかったな、第拾壱鎮守府から緊急の応援要請が伝えられたから、大した調整もさせられなくて…」
金剛「提督は悪くないデース。私達が至らなかったのが、今回の敗因デスよ」
陸奥「金剛の言う通りよ。私達の鍛錬が足らなかったのだから、提督には何も非は無いわ」
提督「…ありがとう。じゃあ、損傷を負った奴…は全員だから、皆入渠ドックへ行ってくれ。高速修復剤は使わない。
しばしの休暇を与える。ゆっくり休んでくれ。長門、報告書は明日の昼まででいいから」
長門「ご厚意感謝する。では、失礼する」
ガチャ バタン
提督「…ハァ…」
吹雪「司令官…?」
提督「吹雪…少し席を外してくれないか?」
吹雪「…わかりました。失礼します」
バタン
提督「…ちくしょう」
提督「何が、"私達の鍛錬が足らなかったから"だ。原因は、俺の指揮・判断・決断能力がダメなせいじゃないか…。それなのに、
アイツらは自分達のせいにしようとしている…。」
提督「俺は、何て情けないんだ。自分の落ち度を、他人に背負わせるなんて…」
提督「俺は…最低だ…」
提督「…くっそォ!!」
―執務室の外―
提督『くっそォ!!』
吹雪(…司令官、そんな事を考えて…)
吹雪(だけど、私達は誰も、貴方のせいだなんて思っていません。それが、何でと言われれば難しいけど…。それでも私達は、
貴方のせいとは思っていません)
吹雪(それに、この失敗を糧に、私達はまた成長していきます。今度は、貴方に不快な思いをさせはしません)
【END】
【不測の事態】
―工廠―
明石「…大型建造、ですか?」
提督「ああ。ウチの艦隊に、新たに潜水艦の伊401って子を迎えようと思ってな」
明石「ですがウチの鎮守府って、潜水艦の子はイクちゃんとゴーヤちゃん、イムヤちゃん、はっちゃん、そしてまるゆちゃん、
後…それだけか。でも、それだけいれば十分なのでは?」
提督「だけど、特別海域解放報酬で新しい潜水艦が手に入るって話なんだけどさ、ウチの戦力じゃ多分解放できないから、
そいつは諦める。けど他の鎮守府に後れを取りたくないから、せめて建造で手に入れようと思ってな」
明石「ああ…そう言う事ですか。分かりました」
提督「資材は、燃料4000、弾薬と鋼材が6000ずつ、ボーキサイトは2000、資材は20で頼む」
明石「ホント、ウチの鎮守府って資材に余裕があってよかったですね」
提督「当たり前だ。余裕が無ければそんなホイホイ大型建造なんてできるか」
明石「確かに…。では妖精さん、これを練成炉に」
工廠妖精「よーそろー!」
ガラガラ
明石「準備OK?」
工廠妖精「準備万端!」
明石「それじゃ…Game Start!!」ピポッ
提督(大型建造をゲーム感覚でやらないでほしい…)
[建造時間:残り06:59:58]
提督&明石&工廠妖精「………………………え?」ポカン
提督「建造時間…7時間だと…?」
明石「そんな建造時間の艦娘なんて…聞いた事ありませんよ…!?」
提督「もしかして…未知の存在でも生まれるのか…?」
工廠妖精「やったじゃないですか!未知の存在と遭遇できるなんて!提督さんはラッキーですね!」
提督「何でお前はそんなポジティブなんだ」
工廠妖精「ところで、高速建造剤、使います?」
提督「…いや、やめとく。何か見るのが怖いから、せめて心の準備をさせて…」
工廠妖精「ちぇー。分かりましたー」
【続く】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その13】
ジャンル:理科
問13.『イングランドの自然哲学者、アイザック・ニュートンは、(A)のなる木から(A)が落ちるのを見て万有引力の法則を発見した。
(A)に当てはまる言葉を答えよ』
・吹雪の答え 『リンゴ』
提督のコメント:正解です。ちなみに、お腹を空かせたニュートンがたまたまリンゴが落ちるのを見てこの法則を発見した、
という逸話もあるそうです。
・叢雲の答え 『ナシ』
提督のコメント:果物違いですね。
・加古の答え 『核爆弾』
提督のコメント:核爆弾のなる木…?
今日はここまでです。話が少なくてすみませんでした。
ちなみに、>>396で建造される艦娘は>>1オリジナルの艦(海外艦)です。ご期待ください。
ここでまたキリ番安価を>>400-404まで取ります。今日は書きませんが、このキリ番安価が埋まり次第投下します。
このキリ番安価を消化し、オリジナル艦の話を少し書いた後に、提督と夕張のデュエル(オリカ有)を書いていきます。
それではまた。
乙乙
武蔵でお願いします
乙
コッソリと長門と酒匂の心を抉りに来てるな……>加古
オリジナル艦出すなら先に書いといて欲しかった
ここまで読んだのに読む気なくなった
こんにちは。>>1です。
>>406の言う通り、断りもなくオリジナル艦を登場させようとしてしまって済みません。
そこで、他に同じような事を思っている方がいるかもしれませんので、ここで多数決を取ろうと思います。
決まり次第、21時以降に投下します。
↓3まで多数決 オリジナル艦は登場してほしい?ほしくない?
こんばんは。
多数決の結果では、2:1でオリジナル艦は登場OKと言う事で参加させますが、出番は少し控えめにします。
また、キリ番安価の結果は武蔵、飛鷹、秋月になりました。
今日は武蔵の話と、>>401のネタを少し借りた話、そしてオリジナル艦の話を書きます。よろしくお願いします。
それでは投下します。
【艦娘知識試験中】
―講堂―
長門「………」カリカリ
問13.『イングランドの自然哲学者、アイザック・ニュートンは、(A)のなる木から(A)が落ちるのを見て万有引力の法則を発見した。
(A)に当てはまる言葉を答えよ』
長門(ほう…基礎的な問題だな。ならこの答えは…『リンゴ』、と)
長門(えー…次の問題は…)
酒匂「………」カキカキ
問13.『イングランドの自然哲学者、アイザック・ニュートンは、(A)のなる木から(A)が落ちるのを見て万有引力の法則を発見した。
(A)に当てはまる言葉を答えよ』
酒匂(ぴゃぁ…ちょっと難しいかな…、でも多分…ブドウかな?外国ってリンゴよりもブドウのイメージがあるし…)
酒匂(よし、『ブドウ』にしよっと!)カキカキ
加古「………」カキ、カキ
加古(あー、マジで眠い…ちゃっちゃと終らせて、眠りたい…)
問13.『イングランドの自然哲学者、アイザック・ニュートンは、(A)のなる木から(A)が落ちるのを見て万有引力の法則を発見した。
(A)に当てはまる言葉を答えよ』
加古(んぁ…?何が落ちるって…アタシの中で落ちるって言ったらやっぱり核爆弾…。艦娘としては不謹慎だけど…)
加古(まぁ何でもいいや…。早く終わらせて寝よう…『核爆弾』っと)サラサラ
長門「……ッ!?」ガタッ
酒匂「ぴゃぁっ!?」ゾクッ
提督「試験中は静かにしろよー」
長門「す、済まない…」
酒匂「ご、ごめんなさい…」
長門(何だったんだ…今の寒気は…)
酒匂(何だか…心の奥に突き刺さるような感じが…)
【END】
【出撃条件】
―執務室―
武蔵「失礼するぞ、提督よ」
提督「どうした?何の用だ?」
武蔵「私を出撃させろ」
提督「断る」
武蔵「切り捨てたな。お前はいつもそうやって私を出撃させず、鎮守府で待機させる。なぜだ?」
提督「だって大和型は、燃費が悪くて燃料だの弾薬だのがずんどこ減っていくし、もし損傷を受けて入渠ドックに入れば、
鋼材も減るし…。つまり、コストがかかるんだよ」
武蔵「だがこの鎮守府の資材にはまだ余裕があるのだろう?なら、問題ないじゃないか」
提督「いやさ、だからってお前をポコポコ出撃させられるか!お前は、大規模作戦とかの奥の手に取っておくんだよ!
要するにお前は、そう、切り札だ!」
武蔵「ほう…切り札か…悪くない響だ」
提督(…これで折れるかな…?)
武蔵「しかしその程度で私の欲求不満が解消はされんぞ」
提督「欲求不満とかいう言葉をこんなところで使うな」
武蔵「提督よ、私は戦いたいのだ。この自慢の46㎝三連装砲を誰かに撃ちたいのだ。この武蔵の主砲が疼くのだよ」
提督(ちくしょう…マジで戦いたいのかよ…しかし言う通りに出撃させても弾薬と燃料は激減するし…ならば…)
提督「分かった…出撃して構わん」
武蔵「本当か!よし、私の腕の見せ所だな!」
提督「しかし条件がある」
武蔵「ほう、何だ?」
提督「艤装無しで行け。そうすれば、出撃させてやる!」
武蔵「なん…だと…?」
提督「さあ、どうする!艤装無しで出撃するか、それとも出撃せず、大規模作戦で今までの鬱憤を晴らすか、どっちだ!」
提督(さすがにこの条件では出撃しないだろう…)
武蔵「…分かった」
提督「お?」
武蔵「確かに艤装無しで出撃するのも面白いだろう。私は戦えるなら何でもいい。条件通り、艤装無しで出撃しよう。
この武蔵、拳で戦うのも得意なのだぜ?」
提督「…お前どんだけ出撃したいの」
【END】
【新たな海外艦】※地文あり・2レス以上続きます。
―執務室―
夜。提督が執務室で書類を書いていると、内線用の黒電話がジリリリリン、と音を立てる。提督はその受話器を取ると、
耳に当てて話し出す。
提督「もしもし?こちら執務室だが」
工廠妖精『あ、もしもし?工廠妖精でーす』
電話の向こうから聞こえてきたのは、高く甘ったるい感じの声。工廠の妖精だった。
提督「ああ、どうした?」
工廠妖精『もうすぐ、例の7時間の大型建造が完了しますんで、工廠の方へ来てくださーい』
提督は工廠妖精の言葉を聞いて思い出す。今日の昼前に大型建造をするように明石と工廠妖精に依頼した。しかし、
所要建造時間は7時間と言う、軍部からの情報には一切記載されていない、全くの謎の艦が建造される事になったのだ。
提督(…そうか、もうそんな時間か…どんな奴が出てくるんだ…?怖い…)
提督は少し怖かった。そんな、建造時間が普段とまるで違う、情報が一切無い艦娘を迎えるのには少し抵抗がある。
しかし、今さら放っておくわけにはいかない。
提督「分かった、今から向かう。明石には伝えてあるのか?」
工廠妖精『もちろんです。あと、5分ほどで建造が完了しますので』
提督「了解」チン
提督は受話器を置くと、ハンガーにかけていた上着を羽織り、執務室を出る。
提督(…胃が痛い…不安過ぎる…)
提督はそう思いお腹を押さえながら、工廠へと向かっていった。
―工廠―
明石「あ、提督」
提督が工廠にやってくると、建造所の大きな鉄製の扉の前には明石と工廠妖精が既にいた。
提督「もうすぐか」
工廠妖精「はい!良い艦娘だといいですね!」
工廠妖精は期待に満ちた目をしていたが、提督はあまり乗り気ではない。
提督「だといいんだが…」
そして、建造時間を示すタイマーが0になった。
[建造時間:残り00:00:00]
アナウンス『建造終了、建造終了』ビーッ、ビーッ
アナウンスが建造終了を知らせるアナウンスを告げ、警告音が鳴る。
そして、鉄の大きな扉がギイィィ、と音を立てて横に開く。
提督「来るぞ…」
明石「…………」ゴクリ
工廠妖精「…………」ハラハラ
出てきたのは、長い茶髪の女性だった。スラリとした高い背、整った顔立ち、細く華奢な感じのする手足、茶色の瞳。
一本くるんとはねている髪の毛が特徴的だ。両手にはえんじ色の長い手袋、上はセルリアンブルーを基調としたセーラー服に、
下は白く短いスカート。
その女性は、しっかり日本海軍式の敬礼をする。
リットリオ「Ciao!(チャオ:やあ)私はリットリオ級戦艦、リットリオ!イタリアからはるばるやってきました!
よろしくお願いします!」
提督、明石、工廠妖精の三人は、しばしの間リットリオと名乗った女性を見て、呟く。
提督「綺麗…」
明石「見惚れるような…美しさ…」
工廠妖精「きれーだねー!」
三人の言葉を聞いて、リットリオはニカッと笑う。
リットリオ「あはは、ありがと~。嬉しいな、初対面の人に褒めてもらえるなんて」
リットリオの言葉を聞いて、提督は小さく咳払いをし、話しかける。
提督「よく来てくれた。俺がこの第参鎮守府の提督だ。俺達は君を快く迎えるよ」
提督が握手の為に右手を差し出そうとすると、その前にリットリオが提督に抱き付く。
提督「ちょっ!?」
リットリオ「君がAmmiraglio(アンミラーリオ:提督)かぁ。何か若そうだけど、頼りになりそうだね。よろしく!」ギュッ
提督「ちょ、ちょっと、何で抱き付いているの…?」
提督(色々当たってる当ってるいい匂い良い匂い!!///)
リットリオ「え、私の国ではこれが普通だけど?」キョトン
提督「だ、だけどここは日本だ。離れてくれ」
リットリオ「ちぇー…」
リットリオは渋々提督を離す。
提督「そ、それにしても、君の艤装は、独特な感じだね…」
提督は話を逸らす。
リットリオ「そうですね~。私の装備は、38.1㎝三連装砲と、15.2㎝三連装砲、65口径2cmの単装機銃ですね」
明石「やっぱり、ウチの艦隊には無い装備ばかり…」
提督「そうだな…さすがはイタリアの艦と言ったところだ…」
提督(それにしても、イタリアか…。何か嫌な予感が…)
提督は顎に手をやってその嫌な予感を予測するが、リットリオは気づかずに話を続ける。
リットリオ「あ、そうだ!私にはまだとっておきの武器があるんですよ!」
明石「え、とっておき!?」
工廠妖精「何ですかそれは!気になります!」
リットリオ「ふっふ~ん、それは…」
明石と工廠妖精が興味を示したので、リットリオはポケットから何かを取り出す。そしてそれを提督達三人の前に突き出す。
リットリオ「これだー!」
数十cmほどの木の棒。その端には白い布が結ばれている。
白旗だった。
提督&明石&工廠妖精「」
リットリオ「あれ?どうしたの…?ねえ?」
提督(そうだった…イタリアって…戦争には弱いんだった…)
提督達三人は、先が思いやられる…、と心の中でだけ思った。だがリットリオは、首をかしげるだけだった。
【END】
今日はここまでにします。また明日、投下していきます。
リットリオはちょくちょく出す(そして控えめ)ので、よろしくお願いします。
感想、リクエスト等があればどうぞお書きください。
それでは。
リットリオが白旗を持っているというのは、私のイメージにすぎません。本当のイタリア海軍が持っているかどうかは、
わかりませんが。
1乙
とりあえずリットリオは球磨みたいな姿を創造しとこうかな...
こんばんは。投下します。
>>422
ホントだ…球磨の姿そのものじゃないか…。金色の髪と間違えた…。
と言うわけで球磨の話を1つ書き、飛鷹と秋月の話を書きます。
すみませんが、リットリオの髪の色は茶色から金色に脳内変換してもらえますか?
【電気カーペット】
―執務室―
提督「そろそろ春になるし、こたつももう仕舞うか…」
球磨「それは困るクマ!」ニョキ
提督「どっから出てきた!?」
球磨「いや、こたつの中で寝ようと思ったら暖かくなくて、そのままこたつの中で不貞寝してたクマ」
提督「ったく…とにかく、こたつは仕舞うぞ」
球磨「ダメだクマ!そうなると、春まで過ごしていけないクマ!」
提督「3月までもう1週間強だぞ?3月になったら本格的な春になるし、もういい加減仕舞う方が…」
球磨「断固反対だクマ!」
提督「しょーがねーな、代わりに電気カーペットつけてやるから…」カチットナ
球磨「クマ?」
提督「このカーペット、電気カーペットなんだよ。時間が経てば暖かくなるから」
球磨「フ、フン!そんなものでだまされるクマじゃないクマよ!クマの体はもう、こたつでしか暖められないクマ!」
―数分後―
球磨「クマー♪」グデーン
提督「完全に電気カーペットの暖かさに打ちのめされていやがる…」
多摩「にゃあ~♪」ゴローン
提督「そしてお前はどこから湧いてきた」
球磨「もうクマはこの電気カーペットの上から離れたくないクマー…」
多摩「そうにゃ…この心地よさは何人にも譲れないにゃ」
提督「…お前ら、ここが執務室だって事を忘れてないか?」
この後木曾に連絡して、2人を連行してもらった。
【END】
【ワイン】
―夕方、鎮守府本館・廊下―
リットリオ「えーっと、会議室は…」
ドンッ
飛鷹「あっ、ごめんなさい」
リットリオ「ううん、こっちこそ不注意で…」
飛鷹「えっと…貴方もしかして…新しい海外の子?」
リットリオ「うん。私はリットリオ、イタリアからやってきた戦艦だよ!よろしく」
飛鷹「私は軽空母・飛鷹。こちらこそよろしく」
飛鷹(イタリア…?そう言えばイタリアって、ワインが有名じゃ…いやでも初対面の人にそれを聞くのは…。けど…、
ここで聞かないのは外国の酒好きとしては…)
リットリオ(どうしたんだろ…何か考えているのかな…?私、会議室に呼ばれているんだけど…)
飛鷹「あの…1ついいかしら?」
リットリオ「あ、うん、何?」
飛鷹「少し失礼だけど…貴方、ワインとか持っていないかしら?」
リットリオ「あ、えっと…確か…」ゴソゴソ
飛鷹(持ってるんだ…と言うか、どこに隠しているのこの子…)
リットリオ「あ、あった!イタリアワイン!」
飛鷹「ホント!?ああ、美味しそう…」
リットリオ「もしかして、イタリアワインが好きなの?」
飛鷹「イタリアワインに限らずだけど、外国のお酒に少し興味があるのよ」
リットリオ「つまり酒好きなんだね?私もお酒が好きなの!そうだ、今から一緒に飲まない?」
飛鷹「いいわね!じゃ、食堂で飲みましょ!」
リットリオ「うん!」
リットリオ(何か忘れている気がするけど…ま、いっか!)
―数時間後、食堂―
鳳翔「と言うわけなんです…」
提督「そうか…」
リットリオ&飛鷹「ZZZ…」
提督「…ま、リットリオに早くもウチの友達ができたって事で、今回だけはいいか」
鳳翔「そうですね…」
提督「でも、見逃すのはリットリオ"だけ"で、飛鷹にはまた禁酒令を出すけど」
鳳翔「ですよねー」
【END】
【和解】※2レス続きます
―執務室―
提督「秋月、お前空母の奴らから距離を離されているという自覚はあるか?」
秋月「え…唐突ですね…。しかしそうですね…確かに、空母の方達からは敬遠されているような感じがします…。でも、
私は空母の方達とも仲良くなりたいですし…」
提督「…なぜ、お前が空母の奴らから敬遠されているかわかるか?」
秋月「…分からないです…」
提督「…そんな対空装備をガン積みで空母寮に行くからだ!」
秋月「?」←10㎝型高角砲+高射装置&25mm連装機銃&毘式40mm連装機銃
秋月「それのどこに問題が…?」
提督「あのな、空母の奴らにとって、艦載機は命の次に大事なものだ。多分。だけどお前は対空値が高い。それすなわち、
お前は艦載機キラーだってわけだ」
秋月「そんな…」
提督「そんなお前が対空艤装を装備したまま空母連中の前に出れば、そりゃ敬遠されるだろうよ」
秋月「ではどうすれば…」
提督「装備をつけなければいい、それだけだ」
秋月「でも、それだけでは…」
提督「まあやってみろ。多分大丈夫だから」
―空母寮の前―
秋月(…と言うわけで、装備をつけずに来ましたけど…本当にこれで上手くいくのでしょうか…)
瑞鶴「…ん?」
瑞鶴(ゲッ!?あの艦載機キラー、また来たの…!?)
瑞鶴(…って、装備をつけてない…?なら大丈夫かも…)
瑞鶴「あの…秋月?どうしたの?」
秋月「あ、どうも、こんにちは」ペコリ
瑞鶴(あれ?普通に礼儀正しい…?前は艦載機絶対落とすウーマン的な装備をつけていたのに…普段は普通の子なのね…)
秋月「…服、カッコいいなぁ…」
瑞鶴「え、なに、急に!?」
秋月「あ、すみません!変な事を言って…!でも、普通にカッコいいと思ったので」
瑞鶴「い、いえ。大丈夫よ?…そう…カッコいい…ね///」
翔鶴「あら、瑞鶴?その方は?」
秋月「あ、秋月と言います!よろしくお願いします!」
翔鶴「あら、礼儀正しい子ね」
秋月「ありがとうございます」
翔鶴「そう言えば、あなたと会うのは初めてですね」
秋月「そうですね…」
翔鶴「そうだ、私と瑞鶴でお茶にしようと思っていたのだけれど、よろしければ、一緒にどうですか?」
秋月「え、いいんですか?」
翔鶴「はい、もちろん。瑞鶴もいいわよね?」
瑞鶴「え?あ、うん。別に良いけど」
秋月「では、ご一緒させてください」
翔鶴「はい♪」
結局、翔鶴、瑞鶴をきっかけに空母連中と仲良くなれた秋月だった。
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その14】
ジャンル:世界史
問14.『スウェーデンの科学者、アルフレッド・ベルンハルド・ノーベルが、1867年に特許を得たものは何か』
・陸奥の答え 『ダイナマイト』
提督のコメント:正解です。ノーベルは他にも、ロケットの推進剤に使われる無煙火薬の先駆け、バリスタイトも発明しています。
・伊勢の答え 『ノーベル賞』
提督のコメント:ノーベルの遺言によってできた賞なのに、本人が生きている内に自分で特許を取ってどうするんですか。
・如月の答え 『コン×××』
提督のコメント:※健全な駆逐艦娘の子には刺激が強すぎるのでこの解答は自主規制の対象になりました。
【一日1人、キャラ紹介】
≪明石≫
工作艦。鎮守府の工廠で提督や艦娘の開発・建造に立ち会ったり、入渠ドックで艦娘のマッサージをしたりしているので、
出撃する事は滅多にない。鎮守府の敷地内で、艦娘向けの店≪万屋・明石≫を経営している。頼まれると断れない性格で、
提督から、ほんや○コンニャク的なものを作るように頼まれたら一ヵ月で完成させた。最近夕張から新しい発注を受ける。
好きな言葉は『試行錯誤』。
今日はここまで。また明日投下します。
明日からはそろそろ、提督対夕張のデュエルを書いていこうと思います。
恐らくグダグダ、駄文になるかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。
感想、リクエスト等があればどうぞお書きください。ただし、リクエスト消化はおそらくデュエル終了後になります。
よろしくお願いします。
それではまた明日。
ぶっちゃけ、提督と夕張のどっちに勝ってほしいですか?
原作のラー使いが遊戯に負けた時はライブラリアウトだった筈だけど
アニメもGX以降は飛び飛びにしか見ていないんだが今のルールってどうなの?
こんばんは。投下していきます。
遊戯王のデュエルは描写が複雑ですので、何かと劣るところがあると思いますがご勘弁ください。
※オリカを出す場合はちゃんと効果を書きます。(テキストは第九期)
>>438
ここでは詳しく書く事ができませんので、少し複雑化と思いますが、少しだけ補足説明を書いていきます。
【スタンバイ】
―軽巡洋艦寮、夕張の部屋―
提督「提督だ」コンコン
夕張「はい?どうしました?」ガチャ
提督「この前のデュエルの約束、覚えているか?」
夕張「ああ、あれね。覚えてるけど?」
提督「今、丁度予定が何も入っていないんだ。今ならデュエルできる。やるか?」
夕張「…そうね。私も暇を持て余していたからね。いいわ、やってあげる」
提督「よし、じゃ俺の私室に」
夕張「あ、その前に明石さんのトコに行っていい?」
提督「?別に構わんけど」
夕張「あ、それと中庭に来てね。じゃ、後で」タタタ
提督「?何で中庭?」
―数分後、中庭―
夕張「お待たせー!」タタタ
提督「お―何だその両手に抱えているの」
夕張「え?デュエルディスクだけど」
提督「何でそんなものを持ってるんだよ!」
夕張「明石さんに作ってくれない?って頼んだら、作ってくれたのよ」
提督「アイツに作れないものは無いのか…?」
夕張「ま、今はいいじゃないそんな事。はいよ」ポイッ
提督「投げるなよ…(形状とデザインはオリジナルか…)」パシッ
夕張「じゃ、腕に装着してと」ガチャ
提督「よっと…すごい本格的だな…」ガシャ
夕張「このスイッチを押すと…お、展開した」ヴィン、ガシャコン
提督「うぉ、すげぇ…」ヴィン、ガシャコン
夕張「これで準備完了。でも、ただ戦うだけじゃ面白くないから、罰ゲームでもつけましょうか」
提督「そうだな。じゃ、俺が勝ったら、間宮さんのスイーツを奢ってもらう」
夕張「いいわ。じゃ私が勝ったら…一緒に出掛けてくれない?」
提督「ん?そのぐらいなら別に…(というか…普通に頼んでくれたらいいのに…)」
夕張「よーし、じゃ、始めましょう!」
提督「おお、久々のデュエルだし、楽しむか!」
提督&夕張「デュエル!!」
提督 LP4000
夕張 LP4000
【続く】※あまり長くしてもアレなので、ライフはアニメと同じ4000にします。
【デュエル①】※地文あり、2レス以上続きます。また、※付きのカードは>>1のオリジナルです。
―Turn1―
提督「先攻は貰うぞ」
夕張「いいわよ。分かってると思うけど、新ルールで先攻ドローはできないわよ」
提督「分かってるって。…ところでこれって、マジでソリットビジョンが出てくるの?」
夕張「さあ?どうかしらね」
提督「くっ、しらばっくれやがって…。まあいいや、俺は手札から、≪カラクリ無双 八壱八(ハイパー)≫を召喚!」パシッ
提督がディスクの置くべき場所にカードを置くと、中庭の地面に閃光が走り、モンスターが出現する。
八壱八「」ズン
カラクリ無双 八壱八 ATK2100 ☆×4
提督「うぉ、マジで出てきた…明石の奴すげぇな…」
夕張(それにしても…いきなり攻撃力2100のモンスターを出してくるなんて…)
提督「じゃ、俺はカードを2枚伏せてターンエンド」
今度は中庭の地面に、カードの裏面が現れる。
―Turn2―
夕張「私のターン、ドロー!」カシュ
夕張「私は手札から、≪※BA(ブレイブアームズ)‐サーチ・プレーン≫を召喚!」パシッ
今度は夕張の近くの地面から閃光が走り、緑を基調とする円盤が出現した。
BA‐サーチ・プレーン ATK1400 ☆×4
提督("ブレイブ・アームズ"?聞いた事が無い…)
夕張「このモンスターの召喚に成功した時、相手フィールドにセットされている魔法・罠カード1枚を手札に戻す!」
夕張がそう宣言すると、"サーチ・プレーン"の前面のガラスから紫色の閃光が迸り、提督のセットされているカードに直撃する。
すると、そのカードは霧散してしまう。
提督(チッ…≪攻撃の無力化≫を戻された…)
BA‐サーチ・プレーン
レベル×4 ATK1400 DEF1500 属性風 種族機械
効果
①:このカードは攻撃できない。
②:このカードが召喚に成功した時、相手の魔法&罠ゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
提督「だけど、そのモンスターの攻撃力は1400。俺の"八壱八"の攻撃力2100には及ばないぞ?」
夕張「これでもかしら?私は装備魔法、≪※ブレイブ・ウィング≫を"サーチ・プレーン"に装備!」
三角形の羽のようなものが"サーチ・プレーン"の脇に接続される。
夕張「≪ブレイブ・ウィング≫は"BA"モンスターにしか装備できないけど、装備モンスターの攻撃できない効果を無効にし、
攻撃力を800アップさせる!」
ブレイブ・ウィング
装備魔法
風属性「BA」モンスターにのみ装備可能。
①:装備モンスターの「攻撃できない効果」を無効にする。
②:装備モンスターの攻撃力は800アップする。
BA‐サーチ・プレーン ATK1400→2200
夕張「これで"サーチ・プレーン"の攻撃力が"八壱八"を上回ったわ」
カラクリ無双 八壱八 ATK2100
夕張「"サーチ・プレーン"で、"八壱八"を攻撃!」
"サーチ・プレーン"の前面のガラスからイナズマが走り、"八壱八"に向かう。
提督「≪カラクリ無双 八壱八≫の効果発動!」
夕張「え!?」
提督「攻撃対象の≪カラクリ無双 八壱八≫は攻撃対象に選択された場合、自身を守備表示にする!」
提督が宣言すると、"八壱八"はしゃがみ、胸の前で腕を交差させる。
カラクリ無双 八壱八 ATK2100→DEF1100
夕張「それでも守備力は1100!このまま押し通すわ!」
提督「さらに罠(トラップ)発動!≪カラクリ屋敷≫!」
提督がそう言うと、今度は提督のフィールドにセットされているカードが表になる。
提督「このカードは、自分フィールドの"カラクリ"モンスターの表示形式が変更された時、フィールド上のカードを1枚破壊する。
俺は、≪BA‐サーチ・プレーン≫を破壊!」
≪カラクリ屋敷≫のカードから黄色の波動が生み出され、"サーチ・プレーン"を≪ブレイブ・ウィング≫ごと粉砕した。
夕張「く…っ。私はカードを1枚伏せて、ターンエンド…」ジャキ
―Turn3―
提督「俺のターン、ドロー!」シャッ
提督(よし、来た!)
提督「俺は魔法(マジック)カード、≪借カラクリ蔵≫を発動!」シュッ
提督「このカードは、自分フィールドの"カラクリ"1体を選択し、デッキからレベル4以下の"カラクリ"1体を手札に加え、
選択したモンスターを守備表示にする。俺は、"八壱八"を選択!」
提督「そしてデッキから≪カラクリ小町 弐弐四(ニニシ)≫を手札に加え、"八壱八"を攻撃表示にする」
カラクリ無双 八壱八 DEF1100→ATK2100
するとしゃがんでいた"八壱八"が立ち上がり、再び仁王立ちの姿勢になる。
提督「そして、手札に加えたチューナーモンスター、≪カラクリ小町 弐弐四≫を召喚!」ピシッ
カラクリ小町 弐弐四 ATK0 ☆×3
弐弐四「フフフ…」ガチャン
夕張(チューナー?って事は…)
提督「そして、"弐弐四"の効果発動!このカードがフィールド上に存在する場合、1ターンに1度だけ、自分はもう一度、
"カラクリ"を通常召喚できる。俺は手札から、レベル4のチューナーモンスター、≪カラクリ守衛 参壱参(サイサン)≫
を召喚!」
カラクリ守衛 参壱参 ATK600 ☆×4
参壱参「ウォゥ」ガシャン
夕張「まずい…」
提督「俺はレベル4の"八壱八"に、レベル4の"参壱参"をチューニング!」バッ
夕張「やっぱりね!」
提督が腕を上げてそう宣言すると、"参壱三"の体が透けて、その中から4つの小さな光の玉が現れる。その玉がはじけると、
緑色の輪が4つ連なって現れる。
そしてその輪の中に、"八壱八"が通される。
そして、一筋の閃光が、緑の輪もろとも包み込む。
提督「シンクロ召喚!現れろ、レベル8!≪カラクリ大将軍 無零怒(ブレイド)≫!!」
そして現れたのは、重厚な鎧に身をまとった巨大なカラクリ人形だった。
無零怒「ヌン!」
カラクリ大将軍 無零怒 ATK2800 ☆×8
夕張「これがシンクロ召喚…」
提督「チューナー以外のモンスターのレベルとチューナーのレベルを足して、そのレベルの合計のシンクロモンスターを、
召喚する。それが、シンクロ召喚だ」
提督「"無零怒"の効果発動!このカードがシンクロ召喚に成功した時、デッキから"カラクリ"を1体特殊召喚できる!」
夕張「な、何ですって!?」
提督「俺はデッキから、レベル5の≪カラクリ忍者 七七四九(ナナシック)≫を特殊召喚!」
七七四九「フンッ!」
カラクリ忍者 七七四九 ATK2200 ☆×5
提督「さらに俺は、レベル5の"七七四九"にレベル3の"弐弐四"をチューニング!」
再び閃光が走る。
提督「シンクロ召喚!現れろ、レベル8!≪カラクリ大将軍 無零怒≫!!」
無零怒「ヌン!」
カラクリ大将軍 無零怒 ATK2800 ☆×8
提督「再び"無零怒"の効果発動!デッキから、もう一体の"七七四九"を特殊召喚!」
七七四九「フンッ!」
カラクリ忍者 七七四九 ATK2200 ☆×5
夕張「一気に3体もの上級モンスターを…すごい」
提督「この大量展開が"カラクリ"シリーズの醍醐味さ。さあ、バトルだ!"無零怒"で、夕張にダイレクトアタック!」
"無零怒"の剣が、夕張めがけて振り下ろされる。だが―
夕張「罠発動!≪※ブレイブ・スクランブル≫!!このカードは、ダイレクトアタックを受ける時に発動できる!
手札から"BA"モンスター1体を守備表示で特殊召喚し、攻撃対象をそのモンスターに変更する!」
ブレイブ・スクランブル
通常罠
「ブレイブ・スクランブル」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。手札から「BA」モンスター1体を守備表示で特殊召喚し、
攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。またこの効果で特殊召喚したモンスターは、
このターンのみ、2回まで戦闘では破壊されない。
夕張「手札から、≪※BA‐ソニック・ウィング≫を守備表示で特殊召喚!」
そして現れたのは、白い戦闘機のようなモノだった。
BA‐ソニック・ウィング DEF2000 ☆×4
夕張「"ソニック・ウィング"は特殊召喚に成功した時、1枚カードをドローできる!」
BA‐ソニック・ウィング
レベル×4 ATK1600 DEF2000 属性風 種族機械
効果
「BA‐ソニック・ウィング」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは攻撃できない。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから1枚ドローする。
"無零怒"の剣と"ソニック・ウィング"の装甲がぶつかり合い、火花が散る。だが、"ソニック・ウィング"は砕けなかった。
夕張「≪ブレイブ・スクランブル≫の効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、2回まで戦闘では破壊されない!」
提督「ならば、"七七四九"で"ソニック・ウィング"に攻撃!」
今度は"七七四九"が、持っていた歯車のような手裏剣を投げる。"ソニック・ウィング"に直撃したが、装甲が跳ね返す。
提督「これでどうだ!もう1体の"無零怒"で、"ソニック・ウィング"を攻撃!」
別の"無零怒"の剣が"ソニック・ウィング"の装甲にめり込み、そのまま両断した。
そして、爆発を起こす。衝撃波は、ソリットビジョンであるが、それでも迫力があった。
夕張「ん…っ!」
提督「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ。さあ、次はお前が攻める番だぞ?」
夕張(なんとかしのぎ切ったか…。でも、確かに、次はこっちから攻める番よ…!)
夕張は、手札の1枚のカードを見ながらニヤリと笑った。
【続く】
今日はここまでにします。また明日、投下します。
何か表現が拙くて本当にすみません。そこはご容赦ください。
明日からはちょくちょく修正できたらと思っています。
ここで訂正です。
>>444
「攻撃対象の"八壱八"」→「攻撃表示の"八壱八"」で脳内変換お願いします。
それではまた明日。
明石…結局イベント海域で落とせなかった…物欲センサーめ…。
明石って大型建造落ちする日は来ますかね?
もうずいぶん遊戯王なんて触れてないけど、エグゾディアって禁止になったんだっけ?
開幕エグゾディア天和で小学生を叩きのめすの、楽しかったんだけど……。
こんばんは。投下していきます。
>>450
エクゾディアは今、全パーツが制限になってますよ。
【デュエル②】
―Turn4―
夕張「私のターン、ドロー!」シャッ
提督(さあ、どう出てくる?)
夕張「私は手札から、≪※BA‐サプライヤー・ウィング≫を召喚!」
夕張が召喚したのは、長い翼を持つ戦闘機だった。
BA‐サプライヤー・ウィング ATK1000 ☆×4
提督(攻撃力たった1000?何か仕掛ける気か…)
夕張「このカードが召喚に成功した時、自分のフィールドにほかのカードが無い場合、墓地から風属性の『BA』モンスターを2体まで、
効果を無効にして特殊召喚できる!」
BA‐サプライヤー・ウィング
レベル×4 ATK1000 DEF1500 属性風 種族機械
効果
①:このカードは攻撃できない。
②:このカードが召喚に成功した時、自分フィールドにこのカード以外のカードが存在しない場合、
墓地の風属性「BA」モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
夕張「私は墓地から、"サーチ・プレーン"と"ソニック・ウィング"を特殊召喚!」
夕張がそう言うと、地面に円が出現し、その円の中心から2体のモンスターが出現する。
BA‐サーチ・プレーン ATK1400 ☆×4
BA‐ソニック・ウィング ATK1600 ☆×4
提督「同じレベルのモンスターが3体…まさか」
夕張「そうよ、私はレベル4の"サーチ・プレーン"、"ソニック・ウィング"、"サプライヤー・ウィング"の3体で、オーバーレイ!」
夕張が言うと、3体のモンスターが緑色の光包まれ、天へと向かう。
すると今度は、フィールドに銀河のような渦が出現し、3つの緑色の光が吸い込まれる。
夕張「3体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
そして、渦の中心から光の柱が突き出される。
そして、光の柱が消えた後に出現したのは、巨大な鳥のようなものだった。長いくちばし、大きな翼、細い脚。しかしその全てが装甲に包まれている。
夕張「現れろ、ランク4!≪※BA‐フルアーマード・フェニックス≫!!」
フェニックス「クオオオオオオオオオ!」
BA‐フルアーマード・フェニックス ATK500 ★×4
提督「エクシーズ召喚…」
夕張「同じレベルのモンスターを揃えてその上に重ねてモンスターを召喚する。それがエクシーズ召喚よ」
提督「そしてそのエクシーズモンスターは、素材としたモンスターをオーバーレイ・ユニットとして力を発揮できる。しかも、
レベルではなくランクを持つ」
確かに、"フルアーマード・フェニックス"の周りを漂うように、緑色の光の玉がグルグル回っている。それがオーバーレイ・ユニットだ。
提督「だが攻撃力はたった500。それじゃ、俺のどのモンスターの攻撃力にも届かないぜ?」
カラクリ大将軍 無零怒 ATK2800
カラクリ忍者 七七四九 ATK2200
カラクリ大将軍 無零怒 ATK2800
夕張「"フルアーマード・フェニックス"の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを任意の数だけ取り除き、ターン終了時まで、
"フルアーマード・フェニックス"の攻撃力を、取り除いたオーバーレイ・ユニット1つにつき1000ポイントアップさせる!」
提督「何!?」
BA‐フルアーマード・フェニックス
ランク×4 ATK500 DEF1000 属性風 種族機械
エクシーズ/効果
風属性レベル4「BA」モンスター×3
「BA‐フルアーマード・フェニックス」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは攻撃できない。
②:このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
③:自分メインフェイズに1度、このカードのX素材を任意の数だけ取り除いて発動できる。
ターン終了時まで、このカードの攻撃力は取り除いたX素材の数×1000アップする。
夕張「私は3つ全てのオーバーレイ・ユニットを取り除く!これにより、"フルアーマード・フェニックス"の攻撃力は3000ポイントアップ!」
フェニックス「キオオオオオオオオオオオ!!」
BA‐フルアーマード・フェニックス ATK500→3500
提督「だが、"BA"シリーズは自分で攻撃できないはず!なのに、攻撃力を上げてどうする!」
夕張「私は装備魔法≪※マルチ・アタック・ウィング≫を"フルアーマード・フェニックス"に装備!」カチャ
すると、"フルアーマード・フェニックス"の翼が光に包まれる。
夕張「この装備カードの効果で、装備した"BA"モンスターは攻撃できるようになり、相手の全てのモンスターに攻撃できる!」
提督「な…っ!?」
マルチ・アタック・ウィング
装備魔法
風属性「BA」モンスターにのみ装備可能。
①:装備モンスターの「攻撃できない効果」を無効にする。
②:装備モンスターは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
夕張「バトル!"フルアーマード・フェニックス"で、まずは"七七四九"に攻撃!」
提督「罠発動!」
夕張「無駄よ!"フルアーマード・フェニックス"が攻撃する時、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードが発動できないわ!」
提督「くそっ!」
夕張が腕を上げて宣言すると、"フルアーマード・フェニックス"が空へ向けて飛び、高度をつけると"七七四九"目がけて急降下してくる。
提督「"七七四九"の効果発動!このカードが攻撃対象に選択された場合、表示形式を変更する!」
カラクリ忍者 七七四九 ATK2200→DEF1700
"七七四九"がしゃがんで腕を胸の前で交差させる。
提督「さらに、"無零怒"の効果発動!1ターンに1度、自分フィールドの"カラクリ"モンスターの表示形式が変更された時、
カードを1枚ドローする!"無零怒"は2体いるから、俺は2枚ドロー!」
そして数秒後、"フルアーマード・フェニックス"が突っ込み、爆発を起こす。
提督「ぐっ…!」
夕張「まだまだぁ!"フルアーマード・フェニックス"で、2体の"無零怒"に攻撃!」
そう宣言すると、"フルアーマード・フェニックス"は高度を再び上げてまた"無零怒"に向かって突っ込む。
一気に2体の"無零怒"が砕かれ、爆発を起こす。そして提督は後ろに吹き飛ばされる。
提督「ぐあああああ…っ!」ドザザッ
提督 LP4000→2600 手札×2
夕張「私はカードを1枚伏せて、ターンエンド。そしてこの時、"フルアーマード・フェニックス"の攻撃力も元に戻る」
BA‐フルアーマード・フェニックス ATK3500→500
夕張「形勢逆転、ね」
提督「そうだな…」
夕張「次は貴方が、本気を見せてもらう番よ」
提督「ああ、見せてやるよ」
―Turn5―
提督「俺のターン、ドロー!」シャッ
提督「…俺も、お前と同じ手を使う事にするよ」
夕張「?」
提督「俺は魔法カード≪※カラクリの増援≫を発動!墓地からレベル4以上の"カラクリモンスター2体を、攻撃力と守備力を0にし効果を無効にして、
守備表示で特殊召喚する!」
カラクリの増援
通常魔法
「カラクリの増援」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分の墓地のレベル4以上の「カラクリ」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体を自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
攻撃力・守備力は0になる。また、このカードを発動するターン、自分はモンスターを通常召喚できない。
提督「俺は墓地から、"無零怒"を2体特殊召喚する!」
夕張「何ですって…!?」
提督の足元に円が広がり、その中から2体の"無零怒"が出現する。
カラクリ大将軍 無零怒×2 DEF0 ☆×8
夕張「せっかく倒したのに、もう復活するの…?」
提督「だが、お前の相手はコイツじゃない。さっきはできなかったが、今ならできる!俺はレベル8の"無零怒"2体でオーバーレイ!」
今度は"無零怒"がオレンジ色の光に包まれ、天へと向かう。
そして、提督の足元に渦が出現し、その中に吸い込まていく。
提督「2体の機械族モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
そしてやはり、渦の中心から光の柱が飛び出る。
提督「出でよ、ランク8!≪※カラクリ大名 早米慈(サベイジ)≫!!」
現れたのは、時代劇の大名のような着物を着たからくり人形だった。"早米慈"は低く唸り声を上げる・
カラクリ大名 早米慈 ATK2700 ★×8
夕張「提督もエクシーズ召喚を…」
提督「"早米慈"の効果発動!このカードがエクシーズ召喚に成功した時、デッキから"カラクリを特殊召喚できる!」
カラクリ大名 早米慈
ランク×8 ATK2700 DEF1800 属性地 種族機械
エクシーズ/効果
機械族レベル8モンスター×2
「カラクリ大名 早米慈」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「カラクリ」モンスター1体を特殊召喚する。
②:自分フィールドの「カラクリ」モンスターの表示形式が変更された時、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、自分は1枚ドローする。
提督「俺は、レベル3の≪カラクリ参謀 弐四八(ニシバチ)≫を守備表示で特殊召喚!」
カラクリ参謀 弐四八 DEF1600 ☆×3
提督「"弐四八"の効果発動!このカードが特殊召喚に成功した時、フィールドのモンスター1体の表示形式を変更する。俺は、
"弐四八"自身の表示形式を変更!」
カラクリ参謀 弐四八 DEF1600→ATK500
夕張「わざわざ特殊召喚したモンスターの表示形式を変更…?」
提督「さらに、"早米慈"の効果発動!自分フィールドの"カラクリ"の表示形式が変更された時、オーバーレイ・ユニットを1つ取り除く事で、
相手フィールドのカード1枚を破壊する!」
夕張「何!?」
提督「俺は、"フルアーマード・フェニックス"を破壊!」
提督が"フルアーマード・フェニックス"を指さすと、"フルアーマード・フェニックス"は突然爆発をした。
夕張「きゃあっ!?」
提督「さらに"早米慈"の効果で、俺は1枚ドロー!」シャッ
提督「これでお前のフィールドにはもうモンスターがいない。また、形勢逆転、だな」
夕張「く…」
提督「ここでケリをつける!俺は魔法カード、≪カラクリ大暴走≫を発動!」パシィッ
提督「このカードの効果で、自分フィールドの"カラクリ"1体の効果をターン終了時まで無効にし、その攻撃力を1000アップさせる!俺は、
このカードを"弐四八"に対して発動!」
カラクリ参謀 弐四八 ATK500→1500
提督「バトル!まずは"弐四八"でダイレクトアタック!」
宣言するや否や、"弐四八"が腕を前に出し、その前から波動が出現する。その波動をもろに受けた夕張は、後ろに仰け反る。
夕張「クッ…!」
夕張 LP4000→2500 手札×0
提督「これで終わりだ。"早米慈"でダイレクトアタック!」
夕張(ここで使うしかない!)
夕張「カウンター罠発動!≪※ブレイブ・リフレクター≫!相手モンスターの直接攻撃宣言時、墓地の"BA"モンスターを全て除外して発動!
攻撃モンスターを破壊し、その攻撃力分のダメージを相手に与える!」
ブレイブ・リフレクター
カウンター罠
①:相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分の墓地の「BA」モンスターを全てゲームから除外して発動できる。
その相手攻撃モンスターのを破壊し、その攻撃力分のダメージを相手に与える。
夕張「これであなたの"早米慈"を破壊し、その攻撃力2700のダメージを提督に与えるわ!」
提督「…俺がお前の伏せカードを警戒していないとでも思ったのか?」
夕張「何ですって?」
夕張は怪訝な顔をする。そして、"早米慈"は突然爆発し、その衝撃は提督にもろに直撃する。
だが―
提督「速攻魔法≪※カラクリ鏡≫を発動!自分フィールドの"カラクリ"モンスター1体をリリースし、自分への効果ダメージを反射する!」
カラクリ鏡
速攻魔法
「カラクリ鏡」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手が自分にダメージを与えるカードの効果を発動した場合に、自分フィールドの「カラクリ」モンスター1体をリリースして発動できる。
自分の代わりに相手がそのダメージを受ける。
夕張「な…っ!?」
提督「"弐四八"をリリースして、俺が受ける2700のダメージを、お前に返してやる!」
提督がそう言うと、衝撃が吸収され、その吸収された衝撃が夕張に向かう。
夕張にはその衝撃を受け止める術もなく、その衝撃をもろに受けて後ろに吹き飛ばされた。
夕張「きゃああああああああああああああッ!」
夕張 LP2500→0 手札×0
提督 WIN!!
提督が勝ったことを知らせる画面が表示されると、ソリットビジョンが全て霧散する。
そして夕張がゆっくりと起き上ると、提督が近づいてきた。
提督「俺の勝ちだ」
夕張「残念だけど、そのようね」
提督「じゃ、約束通り間宮さんのスイーツを奢ってもらうぞ」
夕張「分かったわ…」
提督「後…お前が勝ったら俺と出かけたいっていうの…、俺はいつでもいいんだけど、な」
夕張「え…っ!?」
提督「ま、その話は後でいいか。さ、間宮さんトコに行くぞ」
夕張「ええええ…?」
最後の会話は、そっけなかった。
【END】
今日はここまでにします。やっと、提督対夕張のデュエルが終わりました。
需要があるようでしたら、また別の人で書きたいと思います。
明日からはまた普通の日常系の話に戻りますので、よろしくお願いします。
感想、リクエスト等があればどうぞお書きください。
それではまた明日。
イベント終わってしまった…明石ェ…。
でも、阿賀野、大淀、浦風、初風、時津風、卯月、長波、がドロップできたのはプラスでした。イベントって案外面白い。
ちなみに、E-2丙作戦をクリアするのが限界でした。
Uボート?知らない子ですね。
あれ、スペルスピード的にカウンター罠にはカウンター罠しかチェーンができないですよ。カウンター罠ではなく、通常トラップなら発動できるけど・・・。
>>463
ホントだ…。ご指摘ありがとうございます。ですが今さら直せないので、そこは勘弁願いたいです。
また次の機会に、注意して書くようにします。すみません。
投下は、夕方以降の予定ですのでお願いします。
こんばんは。投下します。
今日からはまた、日常系の話に戻ります。
【明石の科学は】
―万屋・明石―
提督「お前ってホント何でも作れるんだな」
明石「どうしたんですか?急に」
提督「いやお前、このまえ夕張にデュエルディスク造ってくれって頼まれたんだろ?」
明石「ええ。私は、夕張さんの説明とアニメに出てきたそれを見て、再現してみただけです」
提督「まさかソリットビジョンまで再現するなんて…お前の技術力には驚かされっぱなしだよ」
明石「それほどでもありませんよ」
提督「いや、ホント凄いよお前。艦娘の修復はもちろんだけど、駆逐艦連中の前でピタ○ラ装置を組み上げるし、"ほんやく○ンニャク"みたいなの作るし、
ヲ級Flagshipが来た時にアイツにつけたチョーカー型爆弾を作ったのもお前だし、挙句にあのクオリティのデュエルディスクを作ったときたんだから」
明石「そんなに褒めてもアイテムはあげませんよ?」
提督「ありゃ残念」
明石「当たり前です」
提督「逆にさ、お前が作れないものってあるの?」
明石「そうですねぇ……タイムマシンは作れないことは無いですし…」
提督「作れちゃうのか…」
明石「あ、"どこ○もドア"とか"地球破○爆弾"とか!」
提督「それは逆に作っちゃダメだ」
【END】
【NGワード】
―夜、居酒屋・鳳翔―
提督「こんばんはー」
鳳翔「あら、いらっしゃい。今日はどなたと?」
ヲ級「こんばんはー!」←人語マスター済み
提督「ヲ級が小腹が空いたって言うから、『俺が鳳翔さんの店に行くところだから一緒に来るか?』って聞いたら―」
ヲ級「私居酒屋初めて!だからすっごく楽しみだったの!」
鳳翔「あら、そうでしたか。では、コチラの席どうぞ」
提督「ありがとうございます」ガタッ
ヲ級「失礼しまーす」ガガッ
鳳翔「こちらお通しです」コトッ
提督「ん?肉じゃが?珍しいですね」
ヲ級「肉じゃが?」
提督「何か昔の海軍のシェフがビーフシチューを作ろうとしたら偶然できてしまったのがこの肉じゃが、だと言われているが」
ヲ級「へー、知らなんだー」
提督「しかし、珍しいですね。お通しが肉じゃがなんて」
鳳翔「ええ、今日の肉じゃがは、自分で言うのもなんですが良い出来でしたので、出してみる事にしたんです」
提督「そうですか…では一口…」パク
ヲ級「いっただっきまーす!」パクッ
提督「…うん、美味しいです。出汁が具材に浸み込んでいて、柔らかくて、美味しいです」
ヲ級「ホント、美味しー!」
鳳翔「ありがとうございます」
提督「やはりおふくろの味って感じですね…」
ヲ級「でも私は、"おばあちゃんの"味って感じがするなー」
鳳翔「…"おばあちゃん"?」ピキッ
提督(あ、ヤバッ…)
ヲ級「?どうしたの?鳳翔さん?」
鳳翔「い、いや…なななな何でもございいいませんにょ?」
提督(必死に怒りをこらえている…。それは比較的新入りのヲ級だからか…。古参組が言ったら、出禁は確実だろうけど…)
ちなみに後で提督が、
提督「"おばあちゃん"って言うワードに敏感なのは、まだ若いって言う証拠ですよ!鳳翔さん肌綺麗ですし、可愛いですし、十二分に若いですって!」
そう言うと鳳翔は顔を紅くしてしまった。
【END】
【ティータイム】
―昼、執務室―
金剛「Hey,テートクー!ティータイムにするネー!」
提督「断る!」
金剛「Why!?何故デスか!?」
提督「だって、まだ書類が片付いてねぇんだよ!秘書艦のお前も手伝え!」
金剛「ですけどテートク、イギリス人たるもの、決まった時間に紅茶を飲むのは当然の事デース」
提督「ここは日本だし、俺は日本人だ。ティータイムは書類が全部片付いた後な」
金剛「クッ、テートクのDaemon(デーモン:鬼)!Devil(デビル:悪魔)!Brute(ブルート:人でなし)!」
提督「なんでそこまで言われなきゃならないんだ」
金剛(テートク、いつもよりイラついている?普段は私の誘いに普通に乗ってくれるのに…それは何でショウカ…)
金剛(そう言えば、テートクは朝から書類を書いているし…もしかして、書類を書いてばっかりでイライラしているんじゃ…)
金剛(それならば、外でティータイムにすることにしまショウ。そうすれば、リフレッシュにもなりますしネ!)
金剛「テートク!」
提督「何だ?ティータイムなら書類が終わったら―」
金剛「外で紅茶を飲むネー!」
提督「書類を片付けるって言わなかったか!?」ギロッ
金剛「ひっ…」
提督「まったくお前は紅茶紅茶と…!他の言葉を知らないのかよ…」
金剛「…ごめんねテートク…私は、テートクがイライラしているからリフレッシュさせようとして…」
提督「…っ……そこまで考えて…俺の方こそゴメン。確かにちょっとイライラしていたんだ…それを金剛に当たるなんて…本当にごめん」
金剛「…じゃ、紅茶飲む?」
提督「書類が終わった後、な?」
金剛「…ハイ」
その後に飲んだ紅茶は、いつもと同じ銘柄だったけど、少し違った味がした。
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その15】
ジャンル:英語
問15.『次の英文を日本語に訳せ。
My dream is to be a firefighter.』
・金剛の答え 『私の夢は消防士になる事だ。』
提督のコメント:その通りです。"to be a~"で「~になりたい」という意味の英語になります。よく使う表現なので覚えておきましょう。
・夕張の答え 『私の夢は炎の格闘士になる事だ。』
提督のコメント:"firefighter"で「消防士」と言う意味です。しかし、"炎の格闘士って何かカッコいいですね。
・漣の答え 『私の答えは金剛さんと同じでいいです。』
提督のコメント:その発想は無かった。
【一日1人、キャラ紹介】
≪夕張≫
夕張型軽巡洋艦一番艦。軍艦だった頃は兵装実験艦だったせいか、新しい装備に興味津々。そのせいでたまに勝手に装備を開発しては提督に怒られてしまう。
装備関係に詳しいため、たまに明石の手伝いをする事がある。胸が無い事がコンプレックスで、そのせいか嫌いな食べ物はメロン。"遊○王"にハマっており、
ひょんなことから提督とデュエルをする事になる。使用デッキは、装備魔法カードを装備する事で力を得る"BA(ブレイブアームズ)"デッキ。
好きな言葉は『失敗は成功の母』。
今日はここまでにします。また明日、投下します。
感想、リクエスト等があればどうぞお書きください。
それではまた明日。
>>1は紅茶が少し苦手な方です…
こんばんは。投下していきます。
【掃除】
―執務室―
加賀「失礼します。提督」
提督「やあ加賀、どうしたんだ?」パタパタ
加賀「この前の演習の報告書を…って、提督は何をなさっているんですか?」
提督「見りゃわかるだろ、掃除だよ」ゴシゴシ
加賀「それは見ればわかりますが、なぜ今?」
提督「いや、机に座ってふと周りを見てみたら、ホコリとかが溜まってるし窓も汚れていたから掃除するか、って思って」ウィィィン
加賀「そうですか…」
提督「ま、一時の気の迷いってヤツだよ」
加賀「…そう言えば提督、例の書類は書き上げたのですか?」
提督「…………」スッ
加賀「何故目を逸らすのですか。まさか、まだ終わっていないんですか?」
提督「…ご名答」
加賀「…まだ書類も書き上げていないのに身の回りの掃除ですか。いい身分ですね」
提督「いや俺提督だから比較的身分良いけど…」
加賀「そんな屁理屈は結構です」
提督「いやでもさ、何かこう、書類を書いていると何か無性に掃除がしたくなる時ってない?」
加賀「…まあ、ありますけど」
提督「俺はそれと同じ衝動に駆り立てられたんだよ」
加賀「ですけど、書類は今書いてください。私も手伝いますから」
提督「わー加賀ありがとー、愛してるぜー」
加賀「そんな薄っぺらい告白など要りません。さ、早く書類を書いてしまいましょう」
提督「はいはい」
加賀(愛してるって…愛してるって…うわぁぁぁぁ…///)
提督「…加賀、筆が進んでないぞ」
【END】
【アドバイス】
―執務室―
ジリリリリリン
提督「はい、南関東ブロック第参鎮守府提督です」
??『もしもし?俺、○○だけど』
提督「おお、お前か。どうしたんだ?」
??『いや俺さ、近畿ブロックの第弐鎮守府で提督をする事になったんよ』
提督「え、マジで!?おめでとう!」
近畿第弐鎮守府提督(以下弐督)『ああ、着任したのは二ヶ月ぐらい前なんだけどさ、バタバタしてたから電話するのが遅れちゃったんだよ」
提督「しかし驚きだな、お前が提督になるなんて…」
弐督『いや、そう言う話は後にして、今日はお前に聞きたい事があるんだよ』
提督「何だ?」
弐督『南西諸島沖の沖ノ島海域ってあるじゃん?あの攻略するのがめっちゃ難しいヤツ』
提督「あーあそこか…俺も苦労させられたもんだよ…ははは」
弐督『お前あそこ攻略するのにどんぐらいかかった?』
提督「大体半月ぐらいかな…」
弐督『うげ…そんなにかかるのか…』
提督「まさか、お前そこに出撃するのか?」
弐督『うん』
提督「二ヶ月でそこまで海域を拡張するとは…すごいな」
弐督『そこでさ、色々アドバイスとかない?あの、魔の沖ノ島海域攻略についての』
提督「そうだな…近代化改修とか錬度とか装備とかのアドバイスしかできないけど…」
弐督『それでも十分。何かない?』
提督「そうだな、まずは―」
―数分後―
弐督『分かった。ありがとな。参考にしてみるよ』
提督「どういたしまして。あそこは一発で攻略するのは難しいからな。気をつけろよ」
弐督『おう。じゃ、また機会があったら会おうぜー』
提督「ああ、じゃあな」
―数日後、執務室―
弐督『俺、沖ノ島海域一発でクリアしたぜー!はっはっはー!』
提督「ファッ!?」
【END】
【将棋】※2レス続きます
―夕方、執務室―
コンコン
提督「はい、どうぞ」
長月「失礼するぞ、司令官」ガチャ
提督「長月か。どうした?珍しいな」
長月「司令官よ、将棋を指した事はあるか?」
提督「将棋?あるけど」
長月「一局、してくれないか?」
提督「…何で?」
長月「他の睦月型達に聞いてみたら、誰もルールを知らないと言ってな。知っていそうな戦艦や空母の先輩達は演習をやっているし…」
提督(そりゃイマドキの女の子が将棋のルールを知ってるって事は少ないだろ…)
提督「まあ、俺でいいなら。書類も片付いたところだし」
長月「それはよかった。将棋のセットが娯楽室にあるから行こう」
提督「ああ」
―娯楽室―
提督「誰もいないな…」
長月「…まあ、その方が都合がいい。あっちのテーブルでやろう」
提督「ああ」
提督("都合がいい"…?)
長月「駒は既にセットしてある。さ、提督、始めよう」
提督「分かった。俺は後手でいいから」
長月「では私は先手だな」
パチッ
―十数分後―
長月「…なあ司令官」パチ
提督「ん?何だ?」パチッ
長月「私は、女の子に見えるだろうか」パチ
提督「…急にどうした」パチ
長月「いや、他の駆逐艦の子から、私は口調とか思考とかが男らしいとか大人っぽいとか言われることが多々あってな…。だから私は、性格や口調が、
今このままでいいのかと不安に思ったんだ」
提督「…まあ確かに、勝気な性格、男勝りな口調、強気なところはあまり女の子らしくはないな…」
長月「なら、やっぱり…」
提督「だけど長月は、今の自分が嫌いか?」
長月「…急になんだ」
提督「いいから答えてみな?」
長月「……そんなに嫌いじゃない」
提督「なら、今のままでいたほうがいい?」
長月「………?」
提督「自分の性格とかをまるっと変えたら、変えた後に元の性格の方が色々やりやすかったって実感するものだよ。その性格だからこそ、
今自分の周りにいる皆と過ごすことができるんだってな。例えばの話だど、お前が自分の男らしく大人っぽい性格を変えたいと考えて、
今より限りなく女の子に近い口調や性格になったとしたら、その新しい自分をお前は受け入れられるか?」
長月「……多分、無理だと思う…」
提督「それなら、今のままでいいじゃないか。自分が好きなスタイルで生きていけばいいじゃないか」
長月「…ああ、そうだな」パチ
提督「分かった。よっ、王手」パチン
長月「あっ…!」
提督「俺の勝ちだな」ニヤッ
長月「くっ……。…司令官…話を聞いてくれてありがとう」ニコッ
提督「お、おう…」キュン
提督(やべぇ…長月のにっこりとした笑顔…すごい可愛かった…そして女の子っぽかった…)
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その16】
ジャンル:文学
問16.『小説家・太宰治の中編小説で、1948年に雑誌「展望」に全三話の連載小説として発表された作品の名前は何か』
・長月の答え 『人間失格』
提督のコメント:正解です。他にも太宰治の作品には、『斜陽』、『走れメロス』などがあります。これらも合わせて覚えると良いでしょう。
・皐月の答え 『メロス失格』
提督のコメント:メロスがレースで不正を犯したみたいですね。
・鈴谷の答え 『提督失格』
提督のコメント:なぜ私が批判されるんですか。
【一日1人、キャラ紹介】
≪金剛≫
金剛型戦艦一番艦。イギリスからの帰国子女で、英語は堪能だが日本語は少し至らないところもある。提督LOVE勢の筆頭で、提督の為なら死んでもいいと、
割と本気で考えている。料理の腕はいい方だが、着任時に振舞ったスープカレーが不味かったという評価のせいでヘコみ、以降あまり料理を作らなくなる。
戦闘の腕は確かで、装甲の厚い戦艦相手でも怯まずにあっさりと倒すほど。提督への想いが暴走すると、誰にも止められなくなる。
好きな言葉は『明日は明日の風が吹く』。
本日の投下はここまでです。また明日、投下していきます。
感想、リクエスト等があればお気軽にどうぞ。極力応えていきます。
それではまた明日。
長月とか菊月とか、大人っぽい駆逐艦もありだと思いますよ。
こんばんは。
誰か見ているかはわかりませんが、投下していきます。
見てるよ!
【実話②】
―執務室―
提督「じゃ、第一遠征艦隊旗艦・千歳、この遠征を頼む」スッ
千歳「分かりました。では、もし大成功をすれば≪居酒屋・鳳翔≫で一杯奢るっていう約束、覚えておいてくださいね」
提督「そんな約束をした覚えはないが」
千歳「では今言いましたから、覚えておいてくださいね」
提督「ちっ…分かったよ」
千歳「では遠征内容の確認を…って、この遠征でいいんですか?」
提督「ん?それで合ってるはずだけど」
千歳「は、はい。分かりました」
提督「じゃ、そこに書いてあるメンバーに集合をかけて、準備ができ次第行ってきてくれ。見送りたいんだけど、書類が多くて…」
千歳「了解しました。それでは行ってきます。書類の方、頑張ってくださいね」
バタン
―数十分後―
提督「そろそろ、千歳の遠征部隊が出発する頃だよな」
ヴン←部屋のディスプレイに遠征残り時間が表示される音
提督「お、丁度出発するところか」
[第二艦隊・艦隊名『第一遠征艦隊』遠征残り時間:残り06:00:00]
提督「…あれ?確か囮機動部隊支援作戦って確か12時間だったはずじゃ…」
提督「この辺に旗艦に渡すはずの遠征の書類が…」バサバサ
提督「…やべ…渡した1枚ズレてた…!通信!」
ポチッ
提督「千歳!千歳!戻ってくれ!遠征任務間違えた!」
千歳『ええッ!?』
―数分後―
[遠征 失敗!]
千歳「すみませんでした…」
提督「いや…今回は俺が悪い」
申し訳なかったのでこの後千歳に一杯奢った。
【END】
>>487
ありがとうございます!
【お国柄】※2レス続きます
―東部オリョール海―
リットリオ「へー。綺麗な海だなー。すぐにでも泳ぎたいよ」
ビスマルク「何言ってんのよ。もうすぐ敵の領域よ。気を引き締めなさい」
リットリオ「はーい」
ビスマルク(何か気が抜けてるのよね…このイタリアの娘…)
翔鶴「敵艦隊発見!距離、10000!」
リットリオ「へぇっ!?あわわ…もうすぐじゃない…」
ビスマルク「ちっ…だから気を引き締めなさいと…私の後ろに居なさい!」
リットリオ「ありがとー、ビス子!」
ビスマルク「ビス子言うな!」
ズッドォン
ビスマルク「な…っ!?」
瑞鶴「どうやら…敵艦載機の攻撃ね…。2人とも大丈夫?」
ビスマルク「私は何とか…それよりリットリオは…!?」
リットリオ「うわああああああ!助けてぇ!助けてぇ!」ビェェェェェン
ビスマルク「」
リットリオ「何でもするから撃たないでぇ!攻撃しないでぇ!うわぁぁぁぁぁぁ!びええええええん!」シロハタフリフリ
翔鶴「」
瑞鶴「」
―鎮守府側艦隊より約10000m先、深海棲艦側―
軽空母ヌ級「艦載機カラノ映像ダト、何カ泣キ叫ンデ白旗振ッテル艦娘ガイル…」
重巡リ級「エ?ソレッテ一般人?艦娘トモアロウ者ガ戦場デ命乞イナドスルハズガナイデショウシ…」
戦艦ル級「ダケド、艦娘デナケレバ海ノ上ヲ移動スル事ハデキナイハズ…」
輸送ワ級「モシカシテ、艦娘ノ装備ヲ付ケテ海ヲ移動スル事ヲ可能トシタ一般人カモ…」
軽空母ヌ級「ソウダトシタラ、イクラ私達デモ、泣イテ助ケヲ求メル一般人を攻撃スルナンテ、良心ガ痛ムシ…」
重巡リ級「…見逃ス?」
戦艦ル級「…ソウシマショウカ」
輸送ワ級「ジャ、ササット去リマスカ」
―鎮守府側艦隊―
リットリオ「うわぁぁぁぁぁ…ひぃぃぃぃぃぃぃ…」
バルルルルルル
翔鶴「あ…敵艦載機と敵艦隊がなんか退いていく…」
瑞鶴「ええー…それって、この泣きわめくリットリオを可哀想に思っての事かしら…?」
ビスマルク「まったく…ほら、いつまでも泣いてないで立ちなさい。敵はいなくなったわよ」
リットリオ「ふぇ…ホント?」
ビスマルク「ホントよホント」
リットリオ「やったぁ!じゃ、泳ごうよ!敵もいなくなったんだし!」
ビスマルク「アホ!」ベシッ
リットリオ「あたっ!」
【END】
【ハズレ】
―工廠―
提督「明石ー、また大型建造頼むわ」
明石「また伊401さんですか?」
提督「その通りだ。当面の間大型建造の目的はシオイだからな」
明石「凝りませんねー」
提督「まあ、資材には若干の余裕があるし、大型建造は1週間に一回だから、何とかなるよ」
明石「まあ、資材枯渇危機なんて私は御免ですからね。ボーキが無くなった日には、空母の方達が餓死してしまいますよ」
提督「分かってるって。資材は燃料4000、弾薬と鋼材が6000ずつに、ボーキサイトは2000で。あ、今回は開発資材を1にしてくれ」
明石「分かりました。では妖精さん、資材を練成炉にお願いします」
工廠妖精「サーイェッサー!」ビシッ
ガラガラ
工廠妖精「準備完了!」
明石「分かりました…それでは、レッツラゴー!」パチン
[建造時間:残り00:16:58]
提督&明石&工廠妖精「」
提督「……明石…」
明石「……はい?」
提督「…伊401って、17分で建造できるんだっけ?」
明石「…残念ですが、3時間20分です」
提督「……ハズレかぁ…ま、来た事が無い奴だからいいか…」
工廠妖精「残念だったね、提督さん!」ポン
提督「うるせぇ」
―十数分後―
まるゆ「初めまして…まるゆ、着任しました。え?聞いていないって…そんなぁ!」
提督&明石&工廠妖精「」キュン
まるゆ「え…?あの、隊長?明石さん?妖精さん?」
提督&明石&工廠妖精(この子は大切にしてあげよう…)
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その17】
ジャンル:心理テスト
問17.『あなたが無人島に1人で行く時に、何か一つだけ持っていけるとしたら何を持っていきますか?
※この問題はよほど奇妙な答えを書かない限り正解とする』
・ビスマルクの答え 『サバイバルグッズ』
提督のコメント:この答えは最も無難ですが、このような答えを書いた場合はユーモアが欠けている人だそうです。
貴女もユーモア性を取り込んでみてはどうでしょうか?
・陸奥の答え 『ライター』
提督のコメント:オイルが切れた後の事も考えておくとよいでしょう。ただ、爆発は起こさないでくださいね。
・大井の答え 『北上さん』
提督のコメント:『1人で』と問題文に書いたはずですが。
※この問題で不正解になったのは大井、比叡、千代田、山城でした。なぜ不正解だったかはお察しください。
【一日1人、キャラ紹介】
≪ビスマルク≫
ビスマルク級戦艦一番艦。ドイツからやってきた艦娘で、ドイツ人らしく規律に厳しい上、色々合理的なところがある。お酒が大好きで、飲む量は隼鷹並み。
部屋は常に整理整頓されている。料理はできるが、全て"素材で食え"的な出来なので他の艦娘はあまりビスマルクの料理を好まない。サムライやニンジャ等、
日本の文化に興味津々。イタリアの艦娘リットリオが来てからは何かと彼女の尻拭いや世話を焼く羽目になる事が多い。
好きな言葉は『謹厳実直』。
今日はここまでにします。また明日、投下していきます。
間もなく500レスを超えるので、例のごとくキリ番安価を>>498-502で取ろうと思いますので、よければ狙ってみてください。
明日、キリ番安価が埋まり次第投下していきます。
それではまた明日。
五月雨
こんばんは。
キリ番安価の結果、五月雨、提督(休日タイプ)、鳥海、大和、雷になりました。
今日は、五月雨の話と別の話を書こうと思います。
また、提督の休日の話について後ほど多数決を取ろうと思っていますので、お願いします。
それでは投下します。
【艦娘にだって】※2レス以上続きます
―夜、執務室―
五月雨「提督、今日の遠征の報告書、できました!」
提督「ん、ご苦労さん」
リリリリリン
提督「はい、南関東―」ガチャ
??『やあやあどうもどうも』
提督「…その声、貴様…」
五月雨「?」
第玖鎮守府提督(以下玖督)『どうも~、第玖鎮守府の玖督ですよぉ?』
提督「やっぱテメェか…」
[第玖鎮守府提督・玖督]
南関東ブロック第玖鎮守府を統括する提督。艦娘の事をただの兵器としか見ておらず、人間と同じく心を持っているとは微塵も考えていない。
しかもエリート気取り。だがホントにエリートだから困る。他人を見下すような言動をし、海軍学校時代からコイツの事を知っている第参鎮守府の提督は、
この玖督を嫌っている。
提督「何の用だ」
五月雨(誰と話してるんだろう…)ササッ
玖督『いや、この前の特別作戦の話だよ。近況報告ってヤツ?じゃあ聞くけど、ぶっちゃけキミ、どこまで行ったかな?』
提督「…丙作戦で、第2海域まで解放。第3海域でリタイア。それがどうした」
玖督『ええ?最低ランクの丙作戦でクリアできたのが、たったの2海域だけ?いやぁ、さすが海軍学校でワースト三位だった提督さんですなあ』
五月雨(この人…何か喋り方が気色悪い…)ヒソヒソ
提督(安心しろ、それは俺も思っていた事だ)ヒソヒソ
玖督『んん?そこに誰かいるのかな?』
提督「いや、ちょっと咳がしたんでな。それより、そんな事を聞いてどうする気だ」
玖督『いやぁ、やっぱり君は落ちこぼれさ。ボクなんて、甲作戦で全海域をクリアしたんだからね?』
提督「アーハイハイソーデスカー」
玖督『それに、海域解放報酬で配属された天城って艦娘も使えるねぇ。まあ、色々な意味で』
五月雨(もしかして…この人…)ヒソヒソ
提督(お前が知るにはまだ早い)ヒソヒソ
玖督『ああ、そう言えば…』
提督「何だよまだ何かあるのか?」
玖督『この特別作戦をしている間にさぁ、第一海域で五月雨って駆逐艦娘を沈めちゃったんだよねぇ』
提督「」
五月雨「!」
玖督『まあでも、たかが駆逐艦娘だし?それにいくらでも代わりはいるし、それほど珍しい奴でもなかったから別にどうでもいいんだけどさ』
五月雨「う…っ…」
提督(五月雨、もう聞くのはやめておけ…)ヒソヒソ
玖督『そもそも、奴らは所詮"兵器"だし、アイツが死のうがどうなろうが別に関係ないんだけどさ』
五月雨「あ…ああ…」
提督「………」
玖督『って言うか、一番簡単な第一海域で沈むなんて、とんだ役立たずだよ。アイツ」
五月雨「ああ…ああああ…」
提督「………」
玖督『抱き心地も良くなかったし、ホントこっちの手を煩わせてくれるだけだったよ。あの五月雨って役立たず』
提督「……そうか。お前はそう言うやつだったよな、そう言えば」
玖督『何を今さら』
提督「…ちょっと、しばらくはそこから動くなよ」
玖督『んん?どうする気だい?」
提督「ああ、今までの会話、聞いてたのは俺だけじゃないからな』
玖督『はぁ?何を言って―』
ガチャン
提督「……五月雨…」
五月雨「…ひぅ…ぐすっ…うぁ…」ガタガタ
提督「…五月雨、今日はもう休んでろ。明日の朝礼、出撃、遠征、訓練は全部休んでいいから。俺はちょっと野暮用ができたから、片付けてくる」
五月雨「……こんな遅くに、どちらへ…?」グスッ
提督「あの下衆野郎の場所だ」
バタン
―翌朝6時30分、第参鎮守府正門―
提督「いててて…やり過ぎたか…あいつまさか合気道の資格持っていたなんて…」ヨロヨロ
提督(朝礼に出るのは傷が誤魔化せないから無理か…秘書艦の加賀に言って、朝礼には出れないって言っとこうか…。いろいろ説教されるだろうが…。
…って、ん?)
五月雨「……提督」
提督「…五月雨、なんでここにいるんだ?」
五月雨「…ふと窓の外を見たら、提督が向かってくるのが見えて…」
提督「…そっか、出迎えありがとう」
提督(多分…一晩中待っていてくれたのかもな…)
五月雨「…その傷は、どうなさったんですか?」
提督「ああ、これは―」
五月雨「あの後、第玖鎮守府に行ったんでしょ?」
提督「………」
五月雨「…そして、あの玖督を殴り込みに行ったんですよね?」
提督「…ご明察」
五月雨「何で…そんな事を…」
提督「…あのクソ野郎に、艦娘にも人間と同じ命と心があるって事を知らしめるためさ」
五月雨「…それだけの為に、そんな傷を負って…」
提督「ああ、大したことじゃ―」
五月雨「私の事を考えてやってくれたんですか?」
提督「……そうとも言える」
五月雨「…やっぱり…ですか」
提督「あのバカ、俺が殴っている最中に"艦娘なんて所詮いくらでも代わりがいる兵器だ!そんな兵器を沈めて何が悪い!"ってのたまっていたから、
顔面に2、3発お見舞いしてやったら動かなくなっちまった」
五月雨「………」
提督「そしたら俺は、"艦娘だって笑ったり、泣いたり、怒ったりするんだ!俺達と同じように感情ってもんがあるんだよ!それが何で分からないんだ!"
って言ってやったよ」
五月雨「…そう…ですか…」グスッ
提督「…ほら、そんな感じにな」
五月雨「…ええ」
提督「…多分、お前は昨日のあのクソ野郎が言っていた言葉を忘れる事はできないだろう。周りがいくら忘れろと言ってもな」
五月雨「………」
提督「…もし、お前がアイツが言っていた言葉を思い出して、泣きたくなったら、いつでも俺の所に来い」
五月雨「……はい…」グスッ
提督「お前の悲しみを、受け止めてやるから」
五月雨「…はいっ…!」
提督「よっし、さて…っと?」ヨロッ
五月雨「提督!」
提督「やべぇ…傷が深かったかな…?」
五月雨「すぐに医務室に運びますんで!頑張ってください!」
提督「すまんな…」
五月雨「よいしょ…よいしょ…」
―医務室―
加賀「そんな事が…」
五月雨「…はい」
加賀「まったく…この提督は…」ジロッ
提督「…ZZZ」
加賀「…まあ、今回は見逃してあげましょう。五月雨、あなたは今日は休んでいなさい」
五月雨「それでしたら…提督のお世話をします!」
加賀「…では、提督の事をお願いします」
五月雨「はい!」
【END】
【世話役】※2レス続きます
話は戻って、まるゆ着任時。
―工廠―
木曾「おい、失礼するぜ」ギッ
提督「木曾か、どうしたんだ?」
木曾「いや、明石さんに頼んでいた、整備を頼んでいた俺の艤装を引き取りに」
明石「ああ、今取ってきます!」
まるゆ「こ、こんにちは!」
木曾「ん?何だこのちっこいの」
まるゆ「陸軍から派遣されました、三式潜航輸送艇、まるゆです!」ビシッ
木曾「…潜水艦?」
まるゆ「はい、モグラ輸送なら任せてください!」
木曾「何だか潜水艦の割には小せぇなぁ…」
まるゆ「」グサッ
木曾「おまけに弱そうだし…」
まるゆ「」グサッ
木曾「…と言うかお前、ホントに潜れんのか?」
まるゆ「」ガーン
木曾「ああそれと…」
提督「それ以上はやめろ!まるゆのダメージがデカすぎる!」
まるゆ「あうう…」
木曾「あ、す、済まなかったな。言い過ぎたよ」
まるゆ「いえ…別に…」グスッ
提督「ああもう…木曾、お前まるゆに色々この鎮守府の事とか海軍の事とか教えてやってくれ」
木曾「お、俺がか!?」
提督「いや、いずれコイツの世話は誰かがやる事になっていたし」
木曾「ならお前がやれよ!」
提督「俺は書類仕事とかがあるからコイツに一日ついてやれねぇんだよ。それにお前初対面でまるゆを泣かせたんだし責任取ってやれよ?」
木曾「く…っ!分かったよ…」
提督「よっしゃ」
木曾「たく…。ほら、まるゆだっけか?さっきは悪かったよ。とりあえず俺がこの鎮守府の事とか海軍の事とか教えてやるから」
まるゆ「ふえ…ホントですか?」
木曾「ああ、もうお前はこの鎮守府の仲間だからな!それくらいは当然の事さ!」
提督(さっきまでまるゆの事を弱いだのなんだのと言っていた奴の言葉とは思えないな…)
まるゆ「は、はい!ありがとうございます!」
明石「木曾さーん、艤装持ってきましたよ?」
木曾「ああ、どうも。じゃあ提督、早速コイツを案内してくるぜ?」
提督「ああ、頼むわ」
木曾「じゃ、行くぞ、まるゆ」
まるゆ「はい!」
明石「あれ、木曾さんにまるゆさんを押し付けたんですか?」
提督「人聞きの悪い言い方をするな。任せたんだよ」
木曾「じゃあ早速鎮守府を案内してやるからな!その後はカレーの練習だ!」
まるゆ「カレー?何でですか?」
木曾「カレーは艦娘、いや海軍にとって重要なものだ!しっかりマスターしないとな!」
まるゆ「は、はい!ご指導お願いします!」
木曾「ああ、それと部屋は俺と同じ部屋でいいか?俺今1人部屋だから、お前一人分のスペースぐらい何ともないし。お前の世話役として、
きっちり世話してやるぜ?」
まるゆ「え?いいんですか?じゃあ、不束者ですが、お世話になります!」
木曾「おいおい、そんな改まるなって…」
提督「…なんか…見てて和むわ」
明石「まったくですねぇ」
【END】
【第1回・艦娘知識試験~採点~その18】
ジャンル:社会
問18.『12月25日のクリスマスは、ある人物の降誕を祝う祭でもある。そのある人物とは誰か』
・陸奥の答え 『イエス・キリスト』
提督のコメント:正解です。ちなみにイエス・キリストとはギリシャ語で、『キリストであるイエス』『イエスはきりすとである』
と言う意味も持っています。
・摩耶の答え 『ノー・キリスト』
提督のコメント:なんて間違い方をするんですか。
・足柄の答え 『そうだ!クリスマスはイエス・キリストの降誕を祝う祭りの日だ!カップル共がイチャつく日じゃないんだよぉ!」
提督のコメント:一応問題に答えているという点が腹立たしいです。
提督(次のクリスマスは足柄と一緒に過ごそうかな…)
【一日1人、キャラ紹介】
≪木曾≫
球磨型軽巡洋艦五番艦。普段は威圧的な口調をするが、本当は心優しい。不良みたいな性格故か、駆逐艦娘達や小動物に対しては優しくなる。
個性的な姉達がいるのが悩みだが、自分もあまりまともではない(主に外見)なので、強く出ることができない。まるゆが着任した後からは、
提督に世話役を任せられる。しかも、何だかんだでまるゆの世話をするのを楽しんでいる。天龍とはあまり仲が良くない。
好きな言葉は『正々堂々』。
今日はここまでにします。
五月雨をリクエストしてくれた方、若干鬱要素が入ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
ご期待に添えられなかった場合は、また別の話を書きますので、感想を書いて下さると嬉しいです。
さて、キリ番安価にあった『提督の休日』ですが、>>1は提督がどこかへ外出するという方向で書いていくつもりです。
そこで多数決です。
↓3 提督の外出に誰か艦娘がついていく?(ついて行くと答えた場合はそのついて行く艦娘も)
それではまた明日。
木曾がまるゆの世話役になるのは世の常な気がするのは>>1だけだろうか?
秋月がついて行く
乙
鈴谷がついて行く
こんにちは。>>1です。
多数決の結果、2:1で提督のお出掛けには誰もついていかないことになりました。
>>515,>>517の方には申し訳ございません。代わりに、秋月と鈴谷それぞれの話を書く事にします。
また、忘れているかもしれませんが、この後深海棲艦組が第参鎮守府に遊びに来る話について少し説明しておきます。
少しネタバレですが、深海棲艦組も第参鎮守府で暮らしたいのですが、それを決めるのにまたデュエルになりそうです。
そこで再び多数決を取ります。
↓3 ①提督と深海棲艦組の誰かとのデュエル、キンクリする?しない?(しない場合、設定は前回と同じ。キリ番安価消化後にやります)
②どっちが勝つ?
よろしくお願いします。(遊戯王スレとか言ってはいけない)
なお投下は夜を予定していますので、お願いします。
深海棲艦もオリカ?
こんばんは。
多数決の結果、提督対深海棲艦組の誰かのデュエルはキンクリしないと言う事になりました。
前回のデュエルより多少マシな出来になるように頑張ります。
今日は提督の休日の話、秋月の話を書いていきます。
それでは投下します。
>>523
多分そうなります。
【休日】※2レス以上続きます
―ある日の朝、執務室―
提督「身体測定?」
加賀「はい。今日は艦娘の一年に一回行う身体測定の日です」
提督「艦娘もそんな事をするんだ」
加賀「ええ。曲りなりにも私達は人に近しい存在ですから。色々なところが成長するのですよ」
提督「体重とか、身長とか?」
加賀「まあ、そうですね」
加賀「…胸とか?」チラッ
加賀「消しますよ」
提督「すいません。で、俺はどうしていればいいんだ?」
加賀「貴方なら大丈夫だろうと思いますが、私達の身体測定を覗き見る等と言う不埒な行為をしないとは限らないので、今日の夕方まで、
この鎮守府内にいるのは控えていただけますか?」
提督「そりゃつまり、今日だけこの鎮守府から出ていけと?」
加賀「言い方が多少アレですが…その通りです」
提督「その間に俺の仕事は?」
加賀「とりあえず、今週の秘書艦である私がやっておきますので」
提督「そりゃつまり、今日俺は臨時休業って事か…よっしゃ、今日は日々の疲れを癒す事にしますかね」
加賀「明日からはまたいつも通りに仕事をしてもらいますので」
提督「分かってるって。じゃ、俺は出かける用意をするとしますか。じゃ、加賀。後は頼むぞ」
加賀「分かりました」
バタン
提督「さって、この1日と言う短い期間で疲れをとるとすれば、やっぱり温泉だよなぁ」
提督「じゃ、準備してさっさと行こう。○×温泉するか」
―提督サイド・道中―
ブロロロロ
提督(しまった…うっかり軍服のまま出てきちまったが…ま、別に何かあるわけでもないしいいか)
提督「あ、あったあった。あの角を曲がれば…おお、久々に来たぞ」
提督「いやぁ~ここに来るのホント久しぶりだよなぁ…」
―鎮守府サイド・鎮守府、体育館―
明石「ではこれより身体測定を開始しますので、艦種毎に並んでください!」
ザワザワ
龍驤(大丈夫や…毎日牛乳も飲んどるし、自分で揉んだし。大丈夫大丈夫…)
加賀(正直…お腹のあたりが若干だらしなくなっていたんですよね…心配です…)
―提督サイド・温泉、脱衣所―
提督(ここの炭酸泉お気に入りなんだよ~)
??「お、ちょっとそこのアンタ」
提督「はい?何か?」
??「その服…アンタ、海軍の奴かね?」
提督「ええ…。そうですけど…」
??「おお…そうかそうか。アンタ海軍だったのか!」
提督「あなたは…?」
漁師「俺はこのあたりで漁師をやってんだよ」
提督「ああ、漁師の方でしたか」
漁師「いやぁ、アンタ、確か艦娘って言う女の子を率いて海に潜む敵と戦ってるんだよな?」
提督「ええ。そうですね」
漁師「よかったら、風呂入りながら話でもしねぇか?」
提督「ええ、私でよければ構いませんけど」
―鎮守府サイド・鎮守府、医務室―
吹雪「やった!身長ちょっとだけだけど伸びた!」
白雪「よかったですね」
吹雪(これで…皆よりちょっとだけ目立てる…!」
白雪「吹雪ちゃん…?本音が聞こえてますよ…?」
―提督サイド・温泉、浴場―
カッポーン
提督「へー…もう20年も漁師をやってるんですか…」
漁師「おうよ。このあたりにゃいい漁場があるんだよなぁ。そこにいるサバやらイワシやらが絶品でよ」
提督「そうなんですか…」
提督(帰ったら大淀とかに聞いてみようかな…)
漁師「…けど、深海棲艦とやらが現れてから、その漁場も荒らされるようになっちまって…」
提督「…そうでしたか…」
漁師「だけど、お前さん達海軍の奴らが頑張ってくれたおかげで、何とか漁場を取り戻す事ができて、漁も再開する事が出来たんだよ」
提督「…よかったですね…」
漁師「何言ってるんだ。お前さんら海軍のおかげだよ。海軍にはいくら感謝の言葉を言っても感謝しきれねぇよ」
提督「そんな…ありがとうございます…」
漁師「気にすんなって。多分、俺ら漁師だけじゃなくて、皆も海軍に感謝してるんじゃねぇのか?」
提督「…そうでしょうか」
―鎮守府サイド、鎮守府・医務室―
古鷹「右…左斜め下…上…左…」
医療妖精「お疲れさん。すごい視力だねぇ」
古鷹「ありがとうございます…」
加古「古鷹ってさ、もしかしたら写○眼でも開眼できるんじゃねぇの?」
古鷹「そんな…」
―提督サイド・温泉、玄関―
漁師「そうだ、これも何かの縁だし、俺の家に寄ってくか?昼飯も出してやるよ」
提督「え?そんな、迷惑でしょう?」
漁師「気にすんなっての。少しだけでもお礼をさせてくれ」
提督「じゃ、じゃあ。よろしくお願いします」
漁師「よっしゃ!アンタ車で来たか?」
提督「ええ」
漁師「じゃ、俺のトラックについてきな?」
提督「は、はい!」
―鎮守府サイド、鎮守府・医務室外―
瑞鶴「…測定結果は…」ペラッ
瑞鶴「あ…ちょっとだけ大きくなってる」
龍驤&瑞鳳&大鳳&夕張「!!!」ギロッ
瑞鶴(あっ…これマズいフラグだわ…)
―提督サイド、漁師の家―
提督「ご馳走様でした。魚料理、とても美味しかったです」
漁師「あたりめぇよ。俺の獲る魚は超美味いって、近所でも噂だぜ?」
提督「その超美味い魚を二匹もいただいちゃって、本当にいいんですか?」
漁師「構わねぇよ。艦娘達へのお礼って事で。鎮守府の皆で、食うといいさ」
提督「本当に、ありがとうございます!」
漁師「礼を言うのはこっちさ。俺達の大切な漁場を取り返してくれたんだから。じゃ、またいつか会おうぜ?」
提督「はい、では、失礼します!」
漁師「おう、じゃあな!」
―夕方、執務室―
提督「ただいまー…って」
加賀「」ドヨーン
提督「加賀、どうしたんだ?」
加賀「体重が…体重が…」ヨヨヨ
提督「なんだその程度の事か…」
加賀「その程度とは何ですか、その程度とは。私達女の子にとって体重の事はとてもデリケートな事なんですよ?それを、その程度の事なんて…、
あなたは本当にデリカシーがありませんね」
提督「…いや、済まなかった」
加賀「…ダイエットしないと…」
提督「そう言えば、温泉で知り合った漁師のおっちゃんに魚を貰ったんだがさ―」
加賀「今日の夕食にしましょう」
提督「おいダイエットはどうした」
加賀「明日からやります」
提督「はぁ…」
―夕食、食堂―
提督「で、どうして瑞鶴はボロボロなんだ?」
瑞鶴「…ちょっと成長しただけで…」
提督「?」
【END】
【やっぱり】
―執務室―
提督「どうだ最近。空母の奴らと仲良くなれたか?」
秋月「はい。この前も空母の方々と一緒にお茶会もしましたし、間宮さんの所でスイーツも一緒に食べましたし。順調にお付き合いできてます」
提督「上手くいってるみたいだな。よかったよ」
秋月「?」
提督「最初のころは空母の奴らから毛嫌いされていたのに、今じゃそこまで親しくなれたんだから」
秋月「そこまででしたか…」
提督「じゃ、この後の出撃は空母の奴らと一緒だから、頑張れよ」
秋月「はい!頑張ります!」
―出撃時―
秋月「では皆さん!頑張りましょう!」←対空装備装着済み
瑞鶴「わああああああ!艦載機絶対殺すウーマンだぁ!」
龍驤「う、ウチらの艦載機は落とさせへんで!」
秋月「ええ…!?ちょっと…」
瑞鶴「近寄るなぁぁぁあぁぁぁぁぁ!」
―執務室―
秋月「…と言うわけで出撃できませんでした…」
提督「対空装備をつけてるとダメなのか…」
【END】
【カレー】
―昼、執務室―
鈴谷「提督ー、腹減ったー。カレー食べようよカレー」
提督「お前…昨日もカレーだったじゃないか」
鈴谷「それが何ー?」
提督「2日連続でカレーなんて食べて、飽きないのか?」
鈴谷「ぜーんぜん?」
提督「海軍で金曜日にカレーを食べるのは、海の上で狂いやすい曜日感覚を思い出すためなんだぞ?それを毎日のように食べていたら…」
鈴谷「でも鈴谷は飽きないし。カレーにも色々な味があるから問題ナッシング」
提督「俺は問題ありだがな」
鈴谷「あ、そうだ!これから毎日夕食をカレーにしようよ!」
提督「断固拒否する」
鈴谷「何で!」
提督「皆が嫌がるだろうが。そんな毎日カレー漬けなんて」
鈴谷「毎日カレー漬け…イイじゃん」
提督「まったく…」
鈴谷「ねー頼むよ提督ぅー」
提督「…1つ、条件を満たせば考えてやる」
鈴谷「おおっ!何するの?ナニするの?カレーの為なら鈴谷何でもするから!」
提督「そう言う言い方は卑猥な響きがするからやめろ。その条件とは…」
鈴谷「条件とは…?」
提督「…比叡の作ったのカレーを完食しろ」
鈴谷「意見具申を撤回します」
提督「思い直してくれたようで何よりだ」ポン
【END】
誤字のせいで、加賀が一人漫才してるみたいだな
【第1回・艦娘知識試験~採点~その19】
ジャンル:芸能
問19.『次の( )に当てはまる、2013年の流行語大賞に選ばれた適切な言葉を1つ入れよ。
やられたらやり返す、( )』
・天龍の答え 『倍返しだ!』
提督のコメント:正解です。
・伊58の答え 『じぇじぇじぇ』
提督のコメント:自分の発言に驚いてどうするんですか。
・夕張の答え 『それが孤高なる鮫の流儀だ!』
提督のコメント:ふざけるな凌牙!
【一日1人、キャラ紹介】
≪瑞鶴≫
翔鶴型正規空母二番艦。不幸な姉に対して、コチラは幸運。しかし、自分が幸運なせいで翔鶴が不幸なのではないかと心配になっている。というか心配性。
自分の事を五航戦と言って小馬鹿にしてくる加賀とはそりが合わないが、できれば仲良くなりたいと思っている。対空装備ガン積みの秋月が着任した時は、
自分の艦載機が落されると思い込んでしまい、秋月の事を『艦載機絶対殺すウーマン』と名付ける。しかし、装備を外している時だけ仲良くなれる。
胸が最近若干大きくなった。
好きな言葉は『青天の霹靂』。
今日はここまでにします。
提督の休日、秋月、鈴谷と書いていきましたが、ご期待に応えられましたでしょうか?
応えられたようでしたら幸いです。
ここで、>>532に指摘されて気づいた誤字です。
>>525
加賀「…胸とか?」チラッ→提督「…胸とか?」チラッ
脳内変換お願いします。自作自演じゃないか…。
明日は鳥海、大和、(後できれば雷)の話を書いていきますのでよろしくお願いします。
それではまた明日。
瑞鶴のボイス「さーんきゅっ!」が可愛い。
こんばんは。
ゆっくりと投下していきます。
【後悔】
―夕方、執務室―
鳥海「第一艦隊、帰投しました。損傷は、摩耶が中破、他は損傷無しです」
提督「そうか…。摩耶、ご苦労だったな」
摩耶「ったく、こんなになるまでこき使いやがって、クソが!」
提督「…すまなかった…、今回は俺の立てた作戦が甘かったせいだな」
摩耶「当たり前だろうが!次回からはもっとマシな作戦を立ててくれよな!」
提督「…もちろんだ。それより摩耶、入渠ドックに行って来い。その恰好は目のやり場に困る」
摩耶「な…っ…!?こんの、死ねぇ!」
バタン
鳥海「…申し訳ありません、提督。姉がいつも無礼な態度をとってしまって…」
提督「…いや、摩耶の言う事にも一理あるからな。俺の作戦が甘々だった事も原因だしな」
鳥海「気を遣わせてしまって、すみません」
提督「別にいいさ。それより鳥海、出撃の報告書を頼んだぞ」
鳥海「わかりました。失礼します」
ガチャ バタン
鳥海「あれ…?」
摩耶「ハァ…」
鳥海「姉さん、まだ入渠ドックに行ってなかったのですか?」
摩耶「…また、やっちまった…」
鳥海「?」
摩耶「また…提督にあんな態度とっちまった…」
鳥海「…え?」
摩耶「アイツの事は認めているのに…どうしてもキツイ態度をとっちまう…」
鳥海「ええ…?」
鳥海(もしかして、姉さん提督の事が…)
摩耶「鳥海教えてくれ!どうやったら提督と仲良くなれると思う!?」
鳥海「…その態度や口調を直せば…」
摩耶「それは無理!それ以外でだ!」
鳥海(多分それじゃ仲良くなれないと思うけど…)
【END】
【パッド】
―大和着任時―
大和「大和型戦艦、一番艦、大和。推して参ります!」
提督「おお…君が史上最強の艦娘、大和…」
大和「はい、よろしくお願いします」
提督「君が来れば百人力だよ!これから、この鎮守府で頑張ってくれ!」
大和「分かりました!貴方のご期待の応えられるよう、頑張ります!」
提督(にしても…ホントに大和撫子って感じだよな…)
提督(長く艶やかな髪、傘のようなアンテナ、綺麗な花の髪飾り、整った体つき…どこをとっても美人としか言いようがない…ん?)
提督(何か違和感が…)
吹雪「あの~司令官…盛り上がっているところ申し訳ないのですが…」
提督「ん?何だ?」
吹雪「…資材がすっからかんです」
提督「」
―翌日12時、廊下―
提督「食堂の限定セットを逃すわけにはいかない…ッ!」ダダダダ
大和「~♪限定セット~な~にかな~♪」スタスタ
提督「大和っ!?まずっ―」
大和「へ?」
ドスッ カーン
提督「痛ってててて…」ドサッ
大和「だ、大丈夫ですか!?」
提督「ああ。大和の方は?」
大和「私は別に…」
提督「…ん?カーン?」
大和「」ギクッ
提督「…俺確か大和の胸辺りにぶつかって…そんでカーンって音がして…」
大和「………///」
提督「大和…もしかしてその胸って、パッ―」
大和「いやあああああああああっ!!!///」ブンッ
提督「かかと落としィィィィッ!?」ゲスッ
提督「」チーン
大和「すみませんでしたっ!!」タタタタタ
提督(そうか…初めて大和を見た時の違和感は…あの異様に張った胸だったのか…)
【END】
【ダメ提督製造機】
―食堂―
提督「えー、軽巡、重巡、戦艦、空母の皆が出撃やら遠征やら入渠やらでいないので、君達駆逐艦娘の中から今週の秘書艦を決めたいと思います」
オオー
雷「誰にするの?司令官?」
提督「そうだな…誰にするか…」
雷「私にするといいわよ!絶対に、提督に苦労はさせないから!仕事なんて、私が皆片づけちゃうわよ!」
提督「雷か…そうだな…」
提督(いや、待てよ…)
―妄想―
提督『さーって今日の書類はっと』
雷『司令官、今日の書類は全部片づけちゃったわよ!』
提督『マジで!?』
提督『よっし、昼飯にすっか!』
雷『そんな司令官に、この私特製のお弁当を食べさせてあげるわ!』
提督『えっ、いいのか?ありがとうな!』
提督『ああ疲れた…今日はもう寝よう…』
雷『司令官、膝枕はどう?』
提督『おお助かるわ…』
雷『もし…私でよかったら、夜戦もいいのよ…?』
提督『何ですとぉ!?』
―妄想終了―
提督(なんてことになるんだろうが…いや、最後の方は分からんが…)
雷「司令官?」
提督(それはダメだ!俺、そこまで気を遣われたらダメ人間になっちゃう!それは断固として避けたい!)
雷「司令官?どうしたの?」
提督(俺は将来奥さんを見つけて結婚したいが、ただ養われるだけの存在になるのは虫酸が走るくらい嫌いなんだ!)
提督「いや…雷は、休んでいてくれ」
雷「そんなぁー!」
結局、今週の秘書艦は綾波になった。
【END】
今日はここまでにします。
>>539
鳥海のリクエストに応えようとしましたが、摩耶も出演させてしまいました。鳥海をリクエストした方、
これでよろしかったでしょうか?
また、今日でキリ番安価の五月雨、提督の休日、鳥海、大和、雷の話は書きました。
感想があればどうぞお書きください。
明日からはちょっと小話を挟んだ後、提督対深海棲艦組のデュエルを書きます。
そこで多数決です。
↓5 提督と戦う深海棲艦、次の3人の内誰にする?
①泊地棲姫(デッキ:逆境になればなるほど強くなる)
②北方棲姫/ほっぽちゃん(デッキ:カウンター罠攻め)
③戦艦レ級(デッキ:ランクアップ)
おはようございます。>>1です。
多数決の結果、②が三票、③が二票と言う事で、ほっぽちゃんがデュエルをすることになりました。
投下は多分夜になる見込みです。よろしくお願いします。
デュエル構成を粗方立ててみたら、ほっぽちゃんカウンターデッキって言うよりロックデッキでした。
紛らわしい書き方をしてすみません。
こんばんは。
誰が見ているとも知れませんが投下していきます。
小話を少し書いた後、提督対ほっぽちゃんのデュエル(最初の方だけ)を書いていきます。
【鈍足】
―夕方、執務室―
長良「司令官!第一艦隊、遠征から帰ってきたよ!」
提督「おう、お疲れ―って、夕張は?」
初春「夕張なら、『私足が遅いから先に行ってていいよ』と言うてたから、夕張の持っていた装備をわらわ達が受け取って…」
子日「子日達だけ先に帰ってきた!」
若葉「夕張はおいてきた」
初霜「夕張さん、鎮守府に着くのに後数十分はかかると言っていました」
提督「まったく…とろい…」
―数十分後、執務室―
夕張「ごめん提督、遅れちゃった!」
提督「もうこれで何回目だよ…夕張1人だけ遅れてくるの」
夕張「何とか精一杯スピードを出したんだけど、どうもみんなから離されちゃって…」
提督「…夕張」
夕張「何?」
提督「次の遠征からは、お前が旗艦をやれ」
夕張「ええっ!?この、足の遅い私が?」
提督「だからこそだよ」
夕張「どういう事?」
提督「山登りと同じだよ。遅い奴が先頭を行けば、着いてくる皆もそのペースに合わせて動けるから疲れが出なくて済むんだ」
夕張「ああ…そういう…」
提督「だから、次からはお前が旗艦になってくれ。随伴艦の疲労も減るから。後、無理にスピードを出そうとしなくていいからな。島風みたいに」
夕張「…分かったわ!」
―数日後、執務室―
夕張「ではこれより、夕張率いる第二遠征艦隊、艦隊決戦援護作戦に向かいます!」ビシッ
提督「おう、頑張ってこい」
―翌日、執務室―
赤城「提督、夕張さんから、到着が2時間ほど遅れるという通信が…」
提督「ええー…」
【END】
【ビッグ7】
―カムラン半島、戦闘海域付近―
祥鳳「艦載機より通信!敵艦隊発見、距離約9000!」
長門「ほう、敵の艦種は?」
祥鳳「軽空母ヌ級2、重巡リ級2、駆逐ハ級2、です」
長門「何だその程度か」
秋月「その程度の敵、長門さんなら大丈夫ですよね?」
長門「フッ、当たり前だ。この私を誰だと思っている?」
瑞鳳「普段は真面目なように振舞っていて、実は可愛いものが大好きな―」
長門「何だって?聞こえなかったなあ」ギロッ
瑞鳳「…何でもない…です」ビクブル
長門「この私は世界に誇れるビッグ7だぞ?その程度の奴に翻弄されるわけがないだろう」
天龍「人はそれを、フラグって言うんだぜ?」
長門「そんなフラグ、この私がへし折ってくれるわ!」
祥鳳「敵艦隊発見!」
全員「!」
祥鳳「攻撃隊、発艦してください!」
バルルルルル…ドドドド
祥鳳「くっ…重巡リ級に至近弾か…」
瑞鳳「軽空母ヌ級に夾叉…私も、まだまだかな…」
長門「なぁに、案ずるな。後はこのビッグセブンに任せておけ!」
祥鳳「お願いします!」
瑞鳳「頑張ってください!」
長門「ビッグ7の力、侮るなよ。喰らえ、41㎝三連装砲の威力を!」ダダダダダダダダ
ヒュンヒュンヒュン
ヌ級「?」
長門「」
瑞鳳「…完っ全にヌ級の遥か左側を飛んでいきましたね」
長門「まっ、まあいい!次の攻撃で―」ガシャン
ズドォン
長門「っ…敵艦隊もなかなかやるな…」中破
秋月「…やったの、駆逐ハ級ですけどね」
長門「」
天龍「…オイ、誰が世界に誇れるビッグ7だって?」
長門「……すまん」
【END】
【いつの間にか】※2レス以上続きます
―午後3時、甘味処・間宮―
提督「いやぁ、もう3月になってしまいましたね」
間宮「そうですねぇ」
提督「世間は春だというのに、未だに気温が上がらないなぁ」
わるさめ「ソウダネー」
提督「雨の日も多いし、全然春になったって言う実感がないよなぁ」
ヲ級「本当にねー」
提督「しかも、未だに海は平和にならないし…」
泊地棲姫「確カニネー」
提督「と言うか、海が平和にならないのって、お前達のせいなんだぞ?」
空母棲姫「ハイハイ」
提督「大体お前ら、何で春夏秋冬1回ずつ現れてくるんだよ」
装甲空母姫「ソレガ仕様デスカラー」
提督「お前達に苦労させられて、俺達の資材はカツカツなんだぞー」
北方棲姫「カツ?トンカツ?ソレトモ串カツ?」
提督「そのカツじゃねぇよ。まったく、可愛い奴だなーお前はー」ナデナデ
港湾棲姫「アノ、ウチノホッポチャンニ気安ク触ラナイデクレマス?」
提督「あ、すんません」
港湾棲姫「マッタク」フン
戦艦棲姫「スミマセンネ…コノ子、ホッポチャンノ事ヲトテモ可愛ガッテイルカラ…」ペコリ
提督「ああ、別にいいっすよ。それにこのほっぽちゃん、本当に可愛いですからねー」
レ級「コノろりこんメー」
提督「そう言う事は言うなっての。まったく、はっはっはっはー」
間宮「うふふふふふ~」
深海棲艦組「あははははははははは~」
提督「…って…」
提督以外「?」
提督「何でお前らここにいるんだよ!」
泊地棲姫「何カ問題デモ?」キョトン
提督「大ありだよ!何で深海棲艦が勝手に間宮さんの店で俺達と和気藹々と話をしてるんだ!」
空母棲姫「エ?問題ナニカアル?」
提督「むしろ問題しかないんだが」
北方棲姫「エ…?モシカシテ、私達、邪魔?」ウルッ
提督「いやそう言うわけでは…」
港湾棲姫「チョット、何ホッポチャン口説イテイルンデスカ?」
提督「口説いていないからね!?どこをどう聞いてどう見たらそんな状況になるんだよ!」
戦艦棲姫「ア、コノ大福美味シイデス」モキュモキュ
間宮「本当ですか?ありがとうございますね」
提督「ちょっと間宮さん!何であなたはそんな普通に深海棲艦と触れ合えるんですか!?」
間宮「え?でもこの方達、別に敵意があるようには…」
戦艦棲姫「オ茶モ美味シイシ」
レ級「羊羹モ美味シー」
提督「コイツ…ッ!≪甘味処・間宮≫でも最高級の和菓子、羊羹を…ッ!」
間宮「まあまあ提督、そうかっかせずに…」
装甲空母姫「ソウデスヨ、提督。ホラ、コノあいすヲ食ベテ気ヲ鎮メテクダサイ」
提督「あ、どうもありが―違う!なんで俺ささっと深海棲艦にいいように扱われてるんだ!」
空母ヲ級「別にいいじゃないの」
わるさめ「ソウダヨ。コンナノモイイジャナイ」
提督「こいつら…春になったから浮かれていて危機感を覚えられないのか…?」
―閑話休題―
提督「で、何でお前らここに来たんだよ?」
装甲空母姫「…今日ハ、アナタ達ニ頼ミタイ事ガアッテ来タノヨ」
提督「頼みだと?」
泊地棲姫「エエ。デモ安心シテ?別ニソレホド難シイ事ジャナイワ」
港湾棲姫「ソノ通リデス。アナタニナラデキルト思ッテルカラ」
提督(何を頼む気だこいつら…まさか、海軍の情報を寄越せとか言うんじゃ…)
装甲空母姫「私達ヲ、ココニ住マワセテクダサイ!」
提督「帰れ」
装甲空母姫「即答…ダト…!?」
戦艦棲姫「ナ、何デデスカ!」
提督「いや、普通に考えて無理だろう」
レ級「デ、デモ駆逐棲姫チャンヤを級チャンハ住マワセテイルジャナイ!」
提督「アイツらは特例だからなぁ…。一人は皆の意志だし、もう一人はある奴の独断だし…」
北方棲姫「ソ、ソンナァ…」グスッ
港湾棲姫「チョット、何ホッポチャンヲ泣カセテルノ」
提督「お前はほっぽちゃんの親か何かか」
泊地棲姫「…実ハネ…」
提督「?」
泊地棲姫「駆逐棲姫チャンカラ手紙ヲ貰ッテネ…」
提督「…おい」
わるさめ「テヘッ☆」
泊地棲姫「ソノ手紙デ、アナタノ鎮守府ハ病ミツキニナルホド楽シイ場所ダッテ知ッタワ」
提督(お前何を書いたんだ)ヒソヒソ
わるさめ(別ニソンナ事ヲ書イタツモリハ無インダケド…)ヒソヒソ
泊地棲姫「ダカラ、楽シミトカソウイウ明ルイ事ガ無イ深海ノ私達ハ、ソコデ暮ラセタラナッテ思ッタノヨ」
提督「………」
泊地棲姫「…ソウイウ、楽シク明ルイ場所デ暮ラスノガ私達ノ夢ダッタカラ…ダカラ、ココニ住マワセテクダサイ!」
提督「…そうか…」
戦艦棲姫(落ちる?落ちるかな?)
装甲空母姫(落ちてほしいなあホントに落ちてほしいなあ)
北方棲姫(落ちて、落ちて)
提督「いやしかしな…そうホイホイ深海棲艦を受け入れるわけにはいかないんだよな…」
港湾棲姫「モウ!何デソウ頑ナニ受ケ入レテクレナイノデスカ!コウナッタラ、モウ体ヲ売ッテデモ…」ヌギッ
提督「ちょちょちょちょっと待て!ここで脱ごうとするんじゃない!」
レ級「ワー、こーわんサンヲ脱ガセヨウトシテルー」
提督「誤解を招くような言い方はやめろ!ええい、クソッ、分かった!」
泊地棲姫「!分カッタ…トハ?」
提督「俺の艦隊と演習をして、お前らが勝ったら受け入れてやる!負けたら金輪際ウチの鎮守府に近寄るな!」
泊地棲姫「ホント!?ヨーッシ、オ姉サン頑張ッチャウゾー!」
レ級「チョット待ッテ」
泊地棲姫「何?」
提督「ん?」
レ級「ソンナ普通ニ決メルノハ面白クナイジャン?ココハ1ツ、変ワッタ勝負ヲシヨウジャナイ」
提督「ほう…?その変わった勝負とは…?」
レ級「ソレハ…」
レ級以外「それは?」
レ級「デュエルダ!」
提督「テメェはデュエル脳か。大体、そんなカードを持っている奴なんて」
提督以外「私持ッテルー」
提督「な、何ぃ!?」
レ級「提督モヤッテルンデショ?」
提督「何で知ってる」
レ級「コノ前、風ノ便リデサラット。ダカラサ、提督トウチラノ誰カガサシデ勝負ヲシテ、提督ガ勝テバ私達ハ引キ下ガル。ダケド、私ラ側ガ勝テバ、
ココニ住マワセテ?」
提督「……分かった…いいだろう」
レ級「ヤタッ!」
提督(まあぶっちゃけ、演習じゃこいつらには勝てないだろうからな…正直ほっとした…)
提督「で、そっち側は誰がやるんだ?」
提督(まさか、戦艦レ級とかか?コイツは史上最凶の深海棲艦とか言われているからさぞや強いデッキなのだろう…あるいは深海棲艦のリーダー的な、
泊地棲姫か…?)
レ級「ヤルノハー、ホッポチャンデース!」
提督「な、なにぃ!?」
北方棲姫「サ、ヤロ!」
提督「いやしかし…」
レ級「出場辞退ハ負ケトミナスヨー?」
提督「チッ…分かったよ」
提督(マジかよ…ほっぽちゃんかよ…。よりにもよって…いくら敵でもこんな子供を俺の最強デッキで泣かせるのは気が引けるし…。
ここは二番目に強いデッキで何とかするか…というか)
港湾棲姫「提督?ホッポチャンヲ負カシタラ、タ・ダ・ジャ・済マシマセンカラネ?」
提督(どうあがいても絶望)
【続く】
【VSほっぽちゃん①】※2レス以上続きます。
―中庭―
提督「そのディスク、サイズ合ってるー?」
北方棲姫「うん、大丈夫ー!」←片言だと色々面倒くさいので、デュエル時のみ流暢にします。
提督(っつーか…明石さんいきなり"北方棲姫の腕のサイズに合ったデュエルディスク造って!"って言ったら数十分で作ってくれるとは…)
提督「よっし、準備はいいな?」
北方棲姫「もちろん!」
提督「じゃ…」
提督&北方棲姫「デュエル!!」
提督 LP4000
北方棲姫 LP4000
港湾棲姫「ホッポチャーン、頑張レー!」ブンブン
※その他の深海棲艦組は、≪甘味処・間宮≫間宮で談笑中。
北方棲姫「うん、頑張るー!」
提督「じゃ、先攻は譲るよ」
北方棲姫「分かったー!じゃ、私のターン!」
―Turn1―
北方棲姫「私はカードを3枚伏せて、ターンエンド!」
ヴヴヴン
提督「ええっ!?」
北方棲姫「どうしたの?」
提督「い、いや…」
提督(モンスターを召喚しないのか?)
―Turn2―
提督「…俺のターン、ドロー!」シュッ
提督(おお…いい手札だ…よし)
提督「俺は、≪ハンマー・シャーク≫を召喚!」
ハンマー・シャーク ATK1700 ☆×4
提督「≪ハンマー・シャーク≫の効果発動!自分のメインフェイズ時に、このカードのレベルを1つ下げる事で、
手札からレベル3以下の水属性モンスター1体を特殊召喚する!」
ハンマー・シャーク ☆×4→3
提督「俺は手札から、レベル3の≪ビッグ・ジョーズ≫を特殊召喚!」
ビッグ・ジョーズ ATK1800 ☆×3
北方棲姫「カウンター罠発動!≪昇天の黒角笛(ブラックホーン)≫!」
提督「え?」
北方棲姫「相手モンスター1体の特殊召喚を無効にして、破壊する!」
パァン
提督「くそっ…なら≪ハンマー・シャーク≫で―」
北方棲姫「永続罠発動!≪※レベル制限C地区≫!このカードは、レベルを持つモンスターを全て守備表示にする!」
提督「何!?」
レベル制限C地区
永続罠
「レベル制限C地区」はフィールドに1枚しか存在できない。
①:フィールドのレベルを持つモンスターは全て守備表示になる。
ハンマー・シャーク ATK1700→DEF1500
提督(この子…まさかロックデッキか?いや、まだそれを決めるには早すぎる…)
提督「…俺はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ…」
北方棲姫「ふっふーん♪」
【続く】
今日はここまでにします。また明日、投下していきます。
感想、リクエストを書いていただければ、>>1のモチベーションも上がりますので、よろしくお願いします。
それではまた明日。
モンスターの描写は多少省く事にしました。主に、OCG化されているカードの描写を省きますので、お願いします。
こんばんは。
投下していきます。
【VSほっぽちゃん②】※地文あり、2レス以上続きます
―Turn3―
北方棲姫「私のターン、ドロー!」シャッ
提督(さあ、どう出る?)
北方棲姫「私はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」
ヴヴン
提督(またセットするだけ…。こいつ…モンスターを召喚しないのか?)
―Turn4―
提督「俺のターン、ドロー!」
提督「俺は≪海皇の突撃兵≫を召喚!」
海皇の突撃兵 ATK1400 ☆×3
北方棲姫「だけど、≪レベル制限C地区≫の効果で、レベルを持つモンスターは全て守備表示になる!」
海皇の突撃兵 ATK1400→DEF0
提督「関係あるか!俺は、レベル3の≪ハンマー・シャーク≫と≪海皇の突撃兵≫で、オーバーレイ!」
提督が宣言すると、その2体は青色の光に包まれ、天へと舞う。そして、提督の足元に銀河のような渦が出現してそこに吸い込まれていく。
そして、渦の中心から光の柱が突き出る。
提督「エクシーズ召喚!現れろ、ランク3!≪虚空海竜リヴァイエール≫!!」
虚空海竜リヴァイエール ATK1800 ★×3
北方棲姫「カウンター罠、≪※エクシーズ・ホール≫発動!」
提督「!?」
北方棲姫「相手がエクシーズモンスターを特殊召喚した時、その特殊召喚を無効にして破壊!さらに、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを、
相手に与える!」
提督「何ィ!?」
エクシーズ・ホール
カウンター罠
①:相手がエクシーズモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
その特殊召喚を無効にして破壊し、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
パァン
提督「"リヴァイエール"が…!」
北方棲姫「さらに、提督に"リヴァイエール"の攻撃力の半分、900ポイントのダメージを与える!」
提督「チ…ッ」
提督 LP4000→3100 手札×2
北方棲姫「さらにこのカードは、自分がカウンター罠を発動した時、手札から特殊召喚できる。私は≪※逆天使カウンター・ライト≫を、
守備表示で特殊召喚!」
逆天使カウンター・ライト DEF0 ☆×6
北方棲姫「さらに"カウンター・ライト"の効果で、カードを1枚ドロー!」シャッ
北方棲姫「そしてドローしたカードがカウンター罠カードの場合、そのカードをお互いに確認する事でさらにもう1枚ドローできる!」
北方棲姫「ドローしたカードは、≪神の宣告≫。よってもう1枚ドロー!」
逆天使カウンター・ライト
レベル×6 ATK0 DEF0 属性光 種族天使
特殊召喚/効果
このカードは通常召喚できない。
自分がカウンター罠カードを発動した時に手札から特殊召喚できる。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから1枚ドローする。
そのカードがカウンター罠カードの場合、そのカードをお互いに確認する事で、
もう1枚ドローする。
提督(≪神の宣告≫だと…?)
提督「速攻魔法≪終焉の地≫を発動!相手がモンスターを特殊召喚した時、デッキからフィールド魔法カードを発動する!
俺はデッキから、≪伝説の都アトランティス≫を発動!」
そう言うと提督はデッキからカードを1枚選んでディスクに差し込む。
すると、中庭全体が大量の水に包まれ、遺跡のような建物が現れる。
北方棲姫「…きれい…」
港湾棲姫「…海ヲ思イ出スワ…」
フィールドの変わり具合に、見ていた港湾棲姫も驚きの声を上げる。
北方棲姫「別にこの程度は構わないけど、もうのカードは発動しているわ!」
提督「?」チラッ
北方棲姫「永続罠、≪※カウンター・ブラスター≫!このカードは、1ターンに1度、自分がカウンター罠カードを発動した時に、
このカードにカウンターを1つ置く」
北方棲姫「そして自分のメインフェイズにこのカードを墓地へ送る事で、乗っていたカウンターの数×1000のダメージを相手に与える!」
提督「な…っ!?」
カウンター・ブラスター
永続罠
「カウンター・ブラスター」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分がカウンター罠カードを発動した場合、このカードにカウンターを1つ置く。
②:自分メインフェイズに、このカードを墓地へ送って発動できる。
このカードに乗っていたカウンターの数×1000ダメージを相手に与える。
北方棲姫「私はこのカードを≪エクシーズ・ホール≫を発動する前に発動していた。よって、≪カウンター・ブラスター≫にカウンターが1つ置かれる!」
カウンター・ブラスター Counter1
提督(なんてこった…つまり、後ほっぽちゃんにカウンター罠を3回使われたら、あのカードの効果で俺のライフは0になるって事か…)
提督「俺はこれでターンエンド!」
―Turn5―
北方棲姫「私のターン、ドロー!」シャッ
北方棲姫「私は墓地の≪昇天の黒角笛≫をゲームから除外し、≪逆天使カウンター・ブレイズ≫を特殊召喚!」
逆天使カウンター・ブレイズ DEF0 ☆×6
北方棲姫「"カウンター・ブレイズ"の効果で、お互いに1000ポイントのダメージを受ける」
逆天使カウンター・ブレイズ
レベル×6 ATK0 DEF0 属性光 種族天使
特殊召喚/効果
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地のカウンター罠カード1枚をゲームから除外する事で、手札から特殊召喚できる。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
お互いは1000ダメージを受ける。
提督「何…ッ!?」
北方棲姫「ん…ッ」
提督 LP3100→2100 手札×2
北方棲姫 LP4000→3000 手札×2
北方棲姫「私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
提督「今だ!罠発動!≪※スペシャル・タイフーン≫!相手がモンスターを特殊召喚したターンのエンドフェイズ時、相手フィールド上の魔法・罠カードを、
全て破壊する!」
スペシャル・タイフーン
通常罠
①:相手がモンスターを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
北方棲姫「甘いわ!カウンター罠≪※テリトリー・バリア≫発動!このカードは、私のターン中に発動した相手の魔法・罠カードの発動を無効にして、
破壊する!」
提督「え!?」
テリトリー・バリア
カウンター罠
「テリトリー・バリア」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のターン中に相手が魔法・罠カードを発動した場合に発動できる。
そのカードの発動と効果を無効にして破壊する。
北方棲姫「カウンター罠が発動した事で、≪カウンター・ブラスター≫にもカウンターが置かれる」
カウンター・ブラスター Counter1→2
提督(ちくしょう…これじゃみすみす≪カウンター・ブラスター≫にカウンターを置いてやったようなモノじゃねーか…)
―Turn6―
提督「俺のターン、ドロー!」シャッ
提督「≪伝説の都アトランティス≫の効果で、手札及びフィールド上の水属性モンスターのレベルは1つ下がっている。
俺は手札から、レベル5から4となった≪シャーク・ザ・クルー≫を召喚!」
シャーク・ザ・クルー ATK1800 ☆×5→4
北方棲姫「≪レベル制限C地区≫の効果!」
シャーク・ザ・クルー ATK1800→DEF2200
提督「"アトランティス"のもう1つの効果、フィールド上の水属性モンスターの攻撃力・守備力は200アップする!」
シャーク・ザ・クルー DEF2200→2400
提督「カードを1枚伏せて、ターンエンド」
ヴン
北方棲姫「ふふん。私のカウンター罠が怖いのかな?」
―Turn7―
北方棲姫「私のターン、ドロー!」シャッ
北方棲姫「私は手札から≪神の宣告≫を墓地へ送って、≪※逆天使カウンター・ヴォイド≫を特殊召喚!」
提督「≪神の宣告≫を墓地に!?」
逆天使カウンター・ヴォイド DEF0 ☆×6
北方棲姫「このモンスターは特殊召喚に成功した時、相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る!」
逆天使カウンター・ヴォイド
レベル×6 ATK0 DEF0 属性光 種族天使
特殊召喚/効果
このカードは通常召喚できない。
手札からカウンター罠カード1枚を墓地へ送る事で、手札から特殊召喚できる。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手のデッキの一番上のカード1枚を墓地へ送る。
提督「くそっ…」
提督(ああ…"ダイダロス"が…)
北方棲姫「さらに私は、レベル6の"カウンター・ライト"、"カウンター・ブレイズ"、"カウンター・ヴォイド"でオーバーレイ!」
北方棲鬼がそう言うと、3体のモンスターが光に包まれ、天へと舞う。そして、北方棲姫の足元に銀河のような渦が出現してそこに吸い込まれていく。
そして、渦の中心から光の柱が突き出る。
北方棲姫「エクシーズ召喚!現れろ、ランク6!≪※束縛の支配者マネカル・ルーラー≫!!」
束縛の支配者マネカル・ルーラー DEF3100 ★×6
提督「守備力3100だと…!?」
北方棲姫「"マネカル・ルーラー"の効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除き、デッキからカウンター罠カードを手札に加える!」
束縛の支配者マネカル・ルーラー
ランク×6 ATK0 DEF3100 属性光 種族天使
エクシーズ/効果
光属性・天使族レベル6モンスター×3
「束縛の支配者マネカル・ルーラー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキからカウンター罠カード1枚を選んで手札に加える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
北方棲姫「私は手札に加えたこのカードをそのまま伏せて、ターンエンド!」
北方棲姫(フフッ、伏せたカードは≪※反幻鏡≫。攻撃モンスターの攻撃を無効にして、攻撃力分のダメージを与えるカード…。
例え提督が"マネカル・ルーラー"の守備力を超える攻撃力のモンスターを出してこようと、そのモンスターが攻撃した瞬間に、
提督のライフは0に…)
反幻鏡
カウンター罠
「反幻鏡」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時、自分の手札が0枚の場合に発動できる。
その攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
北方棲姫(提督…次があなたのラストターンよ…!)
今日はここまでにします。また明日、投下していきます。
また、デュエルが終わった後は、瑞鳳の話を1つ書こうと思います。
よろしくお願いします。
感想・リクエスト等があればどうぞ。
それではまた明日。
こんにちは。早めですが投下していきます。
【VSほっぽちゃん③】※地文あり、2レス以上続きます。
―Turn8―
提督(クソッ…何か、逆転のカードを…)
提督「俺のターン、ドロー!」シャッ
提督(ゲッ…ここでこのカードかよ…)
北方棲姫「カウンター罠発動!≪強烈なはたき落とし≫!」
提督「ん?」
北方棲姫「相手がデッキから手札に加えたカードをそのまま墓地へ送る!」
提督「おっ。じゃ、≪※深海竜の怨霊≫を墓地へ送る」カシュ
北方棲姫「さらに、カウンター罠が発動した事で、≪カウンター・ブラスター≫にもカウンターが置かれる!」
カウンター・ブラスター Counter2→3
提督「へへっ。ありがとな、ほっぽちゃん」
北方棲姫「何?」
提督「墓地より、≪深海竜の怨霊≫の効果を発動!このカードは、カード効果で墓地へ送られた場合、特殊召喚できる!」
北方棲姫「しまった…っ!」
深海竜の怨霊 DEF0→200 ☆×5→4
深海竜の怨霊
レベル×5 ATK100 DEF0 属性水 種族海竜
効果
①:このカードが相手のカードの効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを自分フィールドに特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに、①の効果で特殊召喚されたこのカードをゲームから除外して発動できる。
自分の墓地の「深海竜の怨霊」以外の水属性モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は、このターンのみ無効化される。
提督「さらに、この≪深海竜の怨霊≫をゲームから除外する事で、墓地から水属性モンスター1体を守備表示で特殊召喚する!復活しろ、
≪海竜(リバイアドラゴン)‐ダイダロス≫!!」
海竜‐ダイダロス DEF1500→1700 ☆×7→6
北方棲姫(確か…"ダイダロス"には、"海"をコストにフィールドのカードを破壊する効果を持ってる…マズイ…)
提督「この効果で特殊召喚したモンスターの効果は、このターンの間だけ無効になる」
北方棲姫「ほっ…」
提督「だが、これから特殊召喚するモンスターは別だ」
北方棲姫「え?」
提督「俺は、"ダイダロス"をリリースして、≪海竜神‐ネオダイダロス≫を守備表示で特殊召喚!」
海竜神‐ネオダイダロス DEF1600→1800 ☆×8→7
提督「さらに俺は魔法カード、≪アクア・ジェット≫を発動!水族・海竜族・魚族モンスター1体の攻撃力を、永続的に1000アップさせる!」
海竜神‐ネオダイダロス ATK2900→3100→4100
北方棲姫「いくら攻撃力を上げても、≪レベル制限C地区≫がある限り、レベルを持つモンスターは全て守備表示になる!」
提督「だが"ネオダイダロス"の前ではそんなカードは無力!"ネオダイダロス"は、≪海≫を墓地へ送る事で、お互いの手札と"ネオダイダロス"以外の、
フィールド上のカードを全て墓地へ送る!」
北方棲姫「な…に…?」
提督「そして、≪伝説の都アトランティス≫は、カード名を≪海≫としても扱うのさ。よって、"ネオダイダロス"の効果を発動!」
"ネオダイダロス"が咆哮を上げる。すると、"アトランティス"によって生み出されていた水が大きな渦を巻く。その渦にお互いのカードが吸い込まれる。
北方棲姫「うっ…」
港湾棲姫「ク…ッ」
そして、渦が消えると、フィールドには"ネオダイダロス"以外何も残っていなかった。
海竜神‐ネオダイダロス ATK4100→3900 DEF1800→1600 ☆×7→8
提督「これで、形勢は一気に転がった。俺はこのままターンエンド」
北方棲姫「く…っ」
―Turn9―
北方棲姫「私のターン、ドロー」カシュ
北方棲姫「私はカードを1枚伏せて、ターンエンド…」
提督「打つ手なし、か」
北方棲姫(もう、これしか打つ手がない…)
―Turn10―
提督「俺のターン、ドロー!」シャッ
提督(あのリバースカード…多分カウンター系のカードだろう…。迂闊に攻撃したら、逆にこっちが損害を受けかねんが…)チラッ
提督(俺のドローしたカードは≪アトランティスの戦士≫…。こいつを墓地へ送れば、≪伝説の都アトランティス≫をデッキからサーチでき、発動した後、
再び"ネオダイダロス"の効果でフィールドを一掃して、リバースカードの脅威を無くす事はできる…)
提督(だが…)
泊地棲姫『楽シミトカソウイウ明ルイ事ガ無イ深海ノ私達ハ、ソコデ暮ラセタラナッテ思ッタノヨ』
泊地棲姫『…ソウイウ、楽シク明ルイ場所デ暮ラスノガ私達ノ夢ダッタカラ…』
提督(………)
提督「…俺は、"ネオダイダロス"を攻撃表示に変更!」
海竜神‐ネオダイダロス DEF1600→ATK3100
提督「このダイレクトアタックが決まれば、ほっぽちゃんのライフは全て尽きる!」
北方棲姫 LP3000 手札×0
北方棲姫「くっ…」
提督「バトルだ!"ネオダイダロス"で、ダイレクトアタック!」
提督の言葉に反応し、"ネオダイダロス"が口を開け、水色の波動を吐き出す。
北方棲姫「罠発動!≪魔法の筒(マジック・シリンダー)≫!相手モンスターの攻撃を無効にし、その攻撃力分のダメージを相手に与える!」
現れた2つの筒の内、片方に波動が吸収され、もう片方の筒から波動が飛び出してくる。
提督(やっぱり、な)
だが、向かってくる波動を提督はもろに受けて、そのまま後ろに吹き飛ばされた。
提督 LP2100→0 手札×1
北方棲姫 WIN!!
北方棲姫&港湾棲姫「ヤッター!」
提督「あててててて…負けちまった…」
北方棲姫「やった!勝てた!」
港湾棲姫「ヤッタワネ、ホッポチャン!」ギュッ
北方棲姫「オ姉チャン、チョット苦シイ…」
提督「見事だったよ、ほっぽちゃん。じゃ、約束通り、君達をこの鎮守府に受け入れるよ」
北方棲姫&港湾棲姫「バンザーイ!!」
提督「…やれやれ。じゃ、この事を間宮さんのとこにいる奴らに―」
加賀「…提督」
提督「あ」
加賀「…一体いつまで休憩をしているつもりなんですか?」
提督「それは―」
加賀「それと、何でここに深海棲艦がいるのですか」
結局1から説明した後、加賀から2、3発殴られた。
【END】
一旦ここで切ります。次の再開は21時以降の予定です。
ここまで>>1のわがままでデュエルを書いてしまいました。つたない表現が目立ったと思います。申し訳ありません。
そのお詫びと言っては何ですが、次のキリ番安価の範囲を広げる事にします。
それでは後ほど。
こんばんは。
遅れてしまいましたが再開します。
【艦載機ラブ】
―12時、執務室―
提督「むぅ…書類が終わらない…」ガリガリ
瑞鳳「提督ぅ、失礼するわよ?」ガチャ
提督「何だ瑞鳳。艦載機の整備の手伝いは断るぞ」
瑞鳳「そんな事させないわよ。飛鷹や隼鷹じゃないんだから。その、書類片付けるの忙しいんでしょ?だから、差し入れで卵焼きを作ってきたのよ」
提督「おおっ、マジか?助かる!」
瑞鳳「はい、どうぞ」コトッ
提督「おお、美味しそうだ…。じゃ一口…」パクッ
提督「ん。やっぱ美味しい」
瑞鳳「ホント?ありがと!」
提督「じゃ、お礼と言っては何だがこれ」ペラ
瑞鳳「これは?」
提督「新しい艦載機、彩雲の運用許可証」
瑞鳳「え、いいの?私が彩雲を使ってもいいの?」
提督「ああ、あくまで試験運用だけどな」
瑞鳳「それでも十分よ!私、色々な艦載機の運用に興味があったんだから」
提督「そうだったのか…」パクッ
瑞鳳「何度も言うけど、艦載機には色々な魅力があるのよ。例えば九九艦爆は脚が可愛いし、天山はプロペラが可愛いしー」
提督「ほうほう…」モグモグ
瑞鳳「烈風は羽が微妙に曲がっている所がカッコいいのよね。ああ、この彩雲って言うのも、翼がピシーッと真っ直ぐなのがスマートでいいし」
提督「ふむ…ふむ…」モキュモキュ
瑞鳳「あ、あと紫電改二は少しずんぐりした感じのカタチがまた―」
提督(…卵焼きの味に集中できないんだが)
【END】
【姉妹を探せ】※2レス続きます
―講堂―
提督「この前の大規模作戦で我が艦隊の仲間になった、長波だ」
長波「夕雲型駆逐艦四番艦、長波サマだよ!」
『長波さーん!』
『仲良くなろー!』
『ひゃっはー!これで歓迎会が開けるぜー!』
長波「んん?」キョロキョロ
提督「どうしたんだ?」
長波「いや、あたしの姉妹艦の夕雲姉さんや巻雲、朝霜、早霜、清霜がいないなーって思ってさ」
提督「あー…すまんな、彼女達はまだウチの艦対にはいないんだ…」
長波「そっか…」シュン
提督「…そんなに姉妹が恋しいのか?」
長波「…いやさ、自分がせっかく皆の仲間になれたって言うのに、その中に自分の姉妹がいないって言うのは何だか寂しくてね…」
艦娘達「………」
提督「………」
長波「ま、だけど皆がいるからあんまり寂しくないしね。じゃあ皆、こんなあたしと一緒に―」
提督「よっしテメェら!全力で長波の姉妹艦を探すぞぉぉぉぉぉぉ!!」
艦娘達「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
長波「ええっ!?」
提督「重巡洋艦と軽巡洋艦を軸とした艦隊はバシー島沖と沖ノ島Extra海域へ行け!戦艦を運用しても構わん!」
妙高「了解しました!」
長波「え、ちょっ―」
提督「大淀、他の鎮守府に連絡して、長波の姉妹艦を持っている奴がいないか確認しろ!もしいたら資材と交換するように伝えるんだ!」
大淀「かしこまりました!」
長波「ええっ、何この出撃祭りは!?」
提督「安心しろ!俺達はお前の寂しさを拭い去りたいだけさ!お前が気に病む必要はないぞ!」
長波「ええええ…!?」
―数日後―
夕雲「夕雲型一番艦、夕雲、着任しました」
巻雲「夕雲型駆逐艦、巻雲と言います」
朝霜「よお!あたいは、夕雲型駆逐艦十六番艦の朝霜さ。
早霜「夕雲型駆逐艦、早霜、着任しました」
清霜「どうも!夕雲型の最終艦、清霜です」
長波「」
提督「どうだ…長波…お前の姉妹艦を全員着任させたぞ…」ゼーゼー
長波「…提督やるじゃんか」ハハッ
【吹雪「司令官…過度の出撃と他の鎮守府との取引で資材が底を尽きました…」 提督「…オーマイガッ…」】
【バレた】
―執務室―
提督「どうしてお前は出撃の度に白旗を振るんだ…」
リットリオ「え…だって敵の攻撃怖いし…」
コンコン
提督「ん?」
伍督「やっほ、失礼するぜ」ガチャ
提督「何だお前か…アポなしで来るなよ…あと返事もしてねぇのに開けるな」
伍督「気にすんな―って、そこの女の方は?」
提督(あ、ヤバッ…できるだけ他の鎮守府にはリットリオの存在を知られたくないんだよなぁ…)
提督「ああ、コイツは―」
リットリオ「Ciao!私はイタリアの戦艦、リットリオだよー!」キュピーン
提督「おいバカ―ッ!!」
伍督「……え?イタリアの戦艦?」
提督「あー!あー!あー!それは嘘で―」
リットリオ「そうだよ!私は生粋のイタリア戦艦!得意料理はパスタだよっ♪」
提督(ああ…もうダメだ…)
伍督「…提督…何でお前がイタリアの艦娘を持ってるんだ…」
提督「…大型建造で偶然できて…」
伍督「…そうか」
提督「…悪かった。今まで黙っていて…もし、リットリオの存在がバレれば色々面倒な事になると思って…」
伍督「…資材配分は?」
提督「え…?燃料4000、弾薬と鋼材が6000ずつ、ボーキが2000で開発資材が20。シオイレシピと同じだけど…」
伍督「…時間は?」
提督「…7時間」
伍督「よっしゃ!俺もそのレシピで回してみるぞー!!」
提督「ほぇっ!?」
伍督「はっはっはぁ!!俺もその美人なイタリアの艦娘をゲットするぜー!!」
バタン
リットリオ「何か、人生楽しんでそうな人だったよねぇー」
提督(ま、そんなほいほいリットリオが出てくるとは思えないし…放っといていいか)
―翌日―
伍督『なあ…何か建造時間9時間ってのが出てきて、不気味だからそっちで引き取ってくんね?』
提督「うぉい!!」
【続くのだろうか】
【第1回~艦娘知識試験~その20】
ジャンル:理科
問20.『漢字で"希土類元素"と表される、携帯電話等の電子機器に含まれている物質は何か』
・明石の答え 『レア・アース』
提督のコメント:その通りです。
・瑞鳳の答え 『ホロレア・アース』
提督のコメント:2文字余計です。
・夕張の答え 『レア・メタル』
提督のコメント:もはや別の物質になっています。
【一日1人、キャラ紹介】
≪リットリオ≫
リットリオ級戦艦。提督が伊401を建造しようとしたところ、偶然建造されてしまった艦娘。すぐに抱き付くのはイタリア式の挨拶だと言い張っている。
当時のイタリア兵のようにヘタレで、敵艦隊の攻撃で(例え当たらなくても)震え上がってしまい白旗を振り命乞う。パスタやピッツァを作るのが得意。
ビスマルクの事を上官並みに信頼している。当然ながら>>1のオリジナル艦でゲームには登場していない。
好きな言葉は『隣人を愛しなさい』。
今日はここまでにします。また明日、投下していきます。
さて、ここで再び多数決を取ります。
↓3 伍督が建造した、建造時間9時間の艦娘は次のどっちがいい?
①新たな海外艦(当然オリジナル、フランスのとある戦艦の予定)
②海外艦なんてもういらない。深海棲艦の方がよっぽどいい。
それではまた明日。
こんばんは。
多数決の結果、オリジナルの海外艦が登場する事になりましたので、今日はその話だけ書きます。
また、投下後にはキリ番安価&ある事に関する多数決がありますので、お願いします。
それでは投下します。
【さらなる海外艦】※地文、2レス以上続きます
―18時、執務室―
提督「そろそろか…」
提督は壁に掛けられた時計を見ながらそう呟いた。
この第参鎮守府の明石が、第伍鎮守府で建造される奇妙な艦娘を引き取りに行ったのだ。その明石から伝えられた、明石が帰ってくる時間が18時なのだ。
そして、明石が第伍鎮守府に引き取りに行った奇妙な艦娘と言うのは、建造時間が9時間という、前例の無い艦娘である。
なぜ、第伍鎮守府でそのような艦娘が建造されたのかと言うと、第参鎮守府にやってきた第伍鎮守府の提督が、そこで偶然見かけたリットリオが欲しくて、
提督にリットリオを建造した時のレシピを聞き、自分の鎮守府でも建造しようと試みたのだ。
だが、その同じレシピで建造された艦娘は、建造所要時間が9時間。建造時間が7時間のリットリオではなかった。
そして伍督は、謎の艦娘が来るのが怖くて、既にリットリオがいる第参鎮守府の提督に引き取ってもらう事にしたのだ。
すると、ドアがコンコン、とノックされる。
明石「提督、失礼します」
入ってきたのは、やはり明石だった。
提督「どうだった?」
明石「どうやら、海外の艦娘のようです。既に、ドアの傍で待機させています」
提督「よし、ご苦労だったな」
提督は明石にねぎらいの言葉を言うと、ドアに向かって声をかける。
提督「入ってきてくれ!」
そう言うと、ドアがノックされ、「失礼します」という声の後にドアが開かれる。
入ってきたのは、長い銀髪が特徴のスラリと高い背の女性だった。均整の取れた顔、出るところは出ている身体。上はワインレッドを基調とした、
ドレスのように華やかな服。下はグレーのスカート。両手には白い手袋が嵌められている。
その女性は、ビシッと日本式の海軍の敬礼をして、言う。
マジェンダ「Enchante(アンシェンテ:初めまして)。私はマジェンダ級装甲艦、マジェンダ。フランスより推参致しました。以後、お見知り置きを」
マジェンダ、と名乗った女性の自己紹介を聞いて、提督は聞き返した。
提督「装甲艦?」
明石「鉄や鋼の装甲が施された戦艦だそうです」
提督「つまり、装甲が硬い戦艦って事か?」
マジェンダ「そう言う事ですね」
提督は、明石の説明を聞いた後、さらにまた考えた。
提督(よかった…この人は何だか真面目そうだな…。ビスマルクは生真面目すぎる奴だし、リットリオはスキンシップが過剰だし…)
提督はそう安心しきると、また考え直す。
提督(いや待て…そう考えてはダメだ。絶対こいつも一癖ある艦娘なんだろう…)
マジェンダ「提督」
マジェンダに言われて提督は慌てて返事をする。
提督「な、何だ?」
マジェンダ「私の事を、他の艦娘のように一癖ある性格だと思っているでしょう?」
提督「し、失礼な!そんな事は断じてないぞ!」
マジェンダ「まあ、別に構いませんけど。1つ、よろしいですか
提督「ん?」
マジェンダ「この艦隊にイギリスの艦娘はいますか?」
提督「え?ああ、イギリスからの帰国子女、金剛がいるけど」
マジェンダ「分かりました。では、私とその金剛さんとやらを同じ艦隊に所属させないでください」
提督「え、何で?」
マジェンダ「何か…イギリスからの帰国子女…って言うだけで何か虫唾が走るような感じがするんですよね…」
提督(…コイツもやっぱりまともじゃないか)
提督は心の中でそっと思った。
【END】
今日はここまでにします。
まもなく600レスを迎えますので、またキリ番安価を取ります。
以前述べたように、今回はキリ番安価の範囲を>>596-603と広めにしますので、よろしければどうぞ。
また、これまでに>>1が作ったSSを見返したところ、改行やら誤字脱字やらがひどいと思ったので、リメイク版を作ろうかどうかを迷っています。
そこで多数決を取ります。
↓>>605-607で多数決
①これまでに>>1が作ったSSのリメイク版(ストーリー構成を若干変更、改行・誤字脱字等も直して)を作ってほしい。
②リメイク版?別に作らなくてもいいんじゃない?
よろしくお願いします。キリ番安価&多数決が決定次第、明日に再開します。
それではまた明日。
こんな>>1のような筆者に付き合っていただいて本当にありがとうございます。
2で良いと思います。
いつも見てます。
乙です
雷が本気で提督をダメ提督にさせるみたいです
おはようございます。>>1です。
多くのコメントありがとうございます。
さて、キリ番安価は由良、比叡、電、駆逐艦娘、雷、マジェンダ、扶桑&山城になりました。
今日は由良、比叡の話を書いていきたいと思います。
由良の話はできればホワイトデーに書きたかったけど…。
また、キリ番安価範囲内で、リメイク版は作らなくていいと言う意見が多かったですが、多数決の範囲外なので、
念のためもう一度、>>605-607で多数決を取ります。先に投票してくれた方、すみません。
多数決内容は以下の通りです。
①リメイク版は作ってもらいたい(ストーリー構成若干変更、誤字脱字訂正等)。
②リメイク版は作らなくてもいい。
また、投下は早くて夕方17時以降、遅くて21時以降になりますので、それまでにお願いします。
それでは後ほど。
2
こんにちは。
満場一致でリメイク版は無しと言う事になりました。(作りたかったという気持ちも若干ありますが)
では、後ほど投下します。
それだけみんなこの>>1の作品が気に入ってるのよ
こんばんは。投下します。
>>609
ありがとうございます。
【ホワイトデー】
―3月14日、執務室―
提督「あれ?今日って3月14日じゃないんじゃ」
妖精「細かい事は気にしちゃだめだよー」
提督「それもそうか…。さて、今日はホワイトデーだ」
妖精「バレンタインにチョコを貰った男の人が、お返しにチョコか何かのプレゼントを渡すってヤツー?」
提督「その通りだ。去年までの俺には全く関係ない日だったが、この前は小さかったけど鎮守府の皆からチョコを貰ったから、
一応全員にはチョコを渡すつもりだ」
妖精「手作りー?それとも市販のー?」
提督「市販のチョコだ。流石にこの鎮守府の全員分のチョコを作るなんて体力的にも俺のスキル的にも無理だし。けど…」
妖精「けどー?」
提督「…由良にだけには、別の物を渡すつもりだよ」
妖精「由良さんにだけ?何でー?」
提督「気にするな」
コンコン
提督「はーい」
由良「失礼します、提督。遠征艦隊が、帰投しました」
提督「おう、お疲れ。成果は?」
潮「成功しました。資源は燃料が特に多いですね」
提督「おっ、でかしたぞ!ウチの艦隊は若干燃料が不足していたからなぁ」
綾波「そうでしたか。それでしたら、光栄ですね」
提督「じゃ、そのお礼と言っては何だけど…バレンタインデーのお返しって事で、これ。チョコレート」
潮「い、いいんですか?」
敷波「お、嬉しいねー!」
綾波「えっと…貰っちゃっていいんですか?」
提督「ああ、食べてくれていいぞ?」
綾波&敷波「やったー!」
潮「あ、ありがとうございます!」
提督「ああ、由良には後で渡すから残ってくれ」
由良「え…?う、うん…」
綾波「では、私達は先に失礼します」
敷波「ありがとねー、司令官!」
潮「で、では失礼します!」
バタン
由良「ねぇ、提督さん?何で私だけ…」
提督「ああ、これ。バレンタインのお返し」スッ
由良「…この箱は?」
提督「開けてみな?」
由良「う、うん」パカッ
由良「…イルカのガラス細工…?綺麗…」
提督「街で見つけて、お前に似合いそうだなー、って」
由良「これ、私にだけ?」
提督「おう」
由良「…どうして?」
提督「あー、いや…ちょっとした理由があってだな…」
由良「そ、そうなんだ。あ、ありがとね。ちなみに、何で私を残してまで…」
提督「そ、それは、他の皆の前で渡すのは恥ずかしいからだよ…。お前だけチョコじゃないなんて…」
由良「わ、私だけなの?チョコじゃないの…」
提督「あ、ああ。そうだけど」
由良「…そっか。ありがとね」
提督「どうも」
由良「じゃあ、失礼するね」ガチャ
提督「ああ。報告書は明日の昼までな」
由良「分かったわ」
バタン
由良「…やたっ♪///」グッ
妖精「提督さーん。何で由良さんにだけガラス細工をプレゼントしたのー?」
提督「…いやさ。前に長良が『由良がダイエットに苦労してヒーヒー言ってる』って言ってたから、チョコはマズイだろうと思って…」
妖精「……何でそれを由良さんに言わなかったのー?」
提督「…女性のダイエットに関して男がグダグダ言うのも何か気分悪いと思って」
妖精(…ドンマイ、由良さん)
【END】
【けじめ】※2レス続きます
―夜、執務室―
提督「~♪」サラサラ
コンコン
提督「どうぞー」
比叡「し、失礼します」ガチャ
提督「あ…」
比叡「あの、その…今日の演習の報告書、です」
提督「あ、ああ。ありがとう」
提督(あの旅館での出来事以来…比叡とは何かとギクシャクした関係が続いている…。お互いが2人きりになってしまうと緊張して何もしゃべれない…。
あの時の事を互いに話そうとはしないし…。だけど…こんな感じの事をいつまでも続けているわけにはいかない…。今がチャンス…、ここで…、
あの時の事を謝っておくか…)
提督「…比叡」
比叡「な、何でしょうか?」
提督「ちょっと、話があるんだが…」
比叡「ど、どうぞ…」
提督「この前の旅館での事なんだけど…」
比叡「!!」ビクッ
提督「その時の事に関して、言いたい事があるんだ…」
比叡「な、何でしょうか?」
提督「…本当にすまない…取り返しのつかないことをしてしまった」ドゲザ
比叡「………」
提督「あの時温泉で、俺は理性を失い、ただ欲望のままにお前の事を…。なのに、お前の気持ちなんて考えないでやってしまった。本当にすまない」
比叡「………」
提督「あれは、女の子の処女を奪うって言うのは、お前に限らず女にとっても重要な事だ。それを…俺はただ自分勝手に…だから…」
比叡「………」
提督「本当にすまなかった!」
比叡「………司令」
提督「………?」
比叡「…司令は1つ、勘違いをしていますよ」
提督「…勘違い?」
比叡「…あの温泉で、司令が私にセ…行為を求めた時…司令は私に確認を取って、私はちゃんと"いいです"って返事を返しましたから。少なくとも、
司令の自分勝手で私と…その…体を重ねたというのは、間違いだと私は思います…」
提督「……?じゃあ、俺と2人っきりになるとお前が何だか気分が悪そうな表情を浮かべるのは…」
比叡「そんな表情してましたか…。それは、あの時の事を思い出すと、何かとてももどかしい気持ちになるので…それで…」
提督「…俺てっきり、俺みたいなのとヤっちまった事に不快感を抱いていたのかと…」
比叡「…あの時は、気持ちよかったですよ…///」
提督「そ…そうか…。だけど、あの時みたいなことはもう2度としない。それは、お前とちゃんとした関係になってからするべきだと思うからだ」
比叡「…やっぱり司令って、ちゃんとしたところはちゃんとしてるんですね」
提督「…まあな」
比叡「ふふっ♪」
―執務室ドアの外―
榛名「…とりあえず、一件落着ってところですか?」
霧島「そうみたいですね…」
金剛「フンンウヌヌヌヌヌヌヌヌヌ……」
榛名「金剛お姉様、耐えてください…」
【END】
【ぷらずま】
―日没、モーレイ海―
電「まさか、あんな強力な敵がいたなんて…」
天龍「ああ。まだ戦艦タ級が残っているなんてな」
龍驤「せやな…。アイツのせいででウチも艦載機をいくつか落された上に飛行甲板にも被弾してしもた…」
祥鳳「私も中破状態で、おう艦載機を飛ばせませんね…」
摩耶「けど、奴の体力はもう半分を切ってる。昼戦でそこまで削る事ができたんだ。それに敵の艦隊は小破したタ級と、大破した軽空母ヌ級だけ。
あっちで夜戦ができるのはタ級だけだが、アタシと天龍、電、名取で殴ればタ級とヌ級は多分倒せるだろう」
名取「殴るなんて…野蛮です…」
電「あの、あれはたぶん例えで…」
天龍「じゃあ、夜戦行くか?」
摩耶「おう。アイツらを徹底的に撃滅するぞ」
電「沈んだ敵も、できれば助けたいのです…」
天龍「何を甘っちょろい事言ってるんだ。これは戦争だぞ」
名取「電ちゃん…。私は、そんな心を持っている事が大切だと思うよ…?」
電「はい、なのです…」
摩耶「よっし、夜戦行くぞ!」
龍驤「ほんなら、ウチと祥鳳は下がっとるわ」
祥鳳「皆さん、頑張ってくださいね!」
―我、夜戦ニ突入ス!―
天龍「よっしゃあ!じゃあ天龍様の先制攻げ―」
電「命中させちゃいます!」バシュッ
天龍「ほぇ?」
チュドォォォォォォォォォン
戦艦タ級「グアアアアアアアアア…」轟沈
天龍「……電」
電「何ですか?」
天龍「お前、敵を助けたいんじゃなかったのか…?」
ぷ…電「そのためには、一度沈めなければならないのです。ですから、これは当然の事なのです」
天龍「」
ぷら…電「それに、あっちは民間の船を何度も襲っているのですから、当然の報いだと思います」
摩耶「そ…そうか…」
ぷらず…電「あ、あっちにも沈みかけてる敵が!てぇぃ!」
ズドゴォン
軽空母ヌ級「アイエエエエエエエエエ…」轟沈
ぷらずm…電「成敗!なのです!」
名取「ふぇぇぇ……」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~その21】
ジャンル:家庭科
問21.『基本的に、カレーの隠し味とされているものを1つ挙げよ』
・吹雪の答え 『ニンニク』
・木曾の答え 『リンゴ』
・伊勢の答え 『ソース』
提督のコメント:その通りです。いつか、貴方の作ったカレーを食べてみたいですね。
・金剛の答え 『うなぎ』
提督のコメント:隠しきれていません。
・比叡の答え 『セミの抜け殻』
提督のコメント:どこのジャイアンですか。
・ぷらずma…電の答え 『王水』
提督のコメント:……………………………………………………………………………………………………………………………………え?
【一日1人、キャラ紹介】
≪電≫
暁型駆逐艦四番艦。ちょっと内気で引っ込み思案だが、心優しい。暴走気味な艦娘達のツッコミ役になる事がしばしば。敵の事を助けたいとよく言うが、
その言葉とは裏腹に敵を倒す事に容赦しなかったり、どぎつい発言をしたりと矛盾している点が目立つ。しかし普段は献身的な性格をしているので、
他の艦娘(特に戦艦や空母の人)からは気に入られている。この子のせいでロリコンになってしまった人もいるはず。
好きな言葉は『汝平和を欲さば、戦への備えをせよ』。
今日はここまでにします。
由良、比叡、電をリクエストしてくれた方、いかがだったでしょうか?感想を貰えるとうれしいです。
それではまた明日。
赤城…中破…入渠…バケツ…うっ、頭が…
こんばんは。
数々のコメントありがとうございます。
今日は提督の膝取り合戦、雷+αの話を書いていきます。
では投下します。
【膝椅子】※2レス続きます
―夕方、執務室―
提督「…なあ、ほっぽちゃん」
北方棲姫「ナアニ?」
提督「この体勢…正直キツイ…」
(提督の膝に座るほっぽちゃんの図)
北方棲姫「私ハ気持チイイ。ソレニ、仕事ヲスルノニ支障ハナイデショ?」
提督「まあ、小さいから大丈夫だけど」
北方棲姫「ナライイジャナイ」
提督「…そうか」
コンコン
提督「どうぞー」
皐月「失礼するよ、司令官!」ガチャ
提督「皐月か。どうしたんだ?」
北方棲姫「ヤッホー」
皐月「し、司令官何してるの!?」
提督「いや、ほっぽちゃんが俺の膝に突然座ってきて」
北方棲姫「ソウナノダ」
皐月「ふ、ふーん。そうなんだぁ…。じゃあさ、ほっぽちゃん。そこを降りてくれないかな?」
ほっぽちゃん「…別ニイイケド」スタッ
提督(なぜ俺の時は断ったのだ)
皐月「よいしょっと」ポスッ
提督「でなんでお前はそこに座るんだ!」
皐月「いや、一回司令官の膝の上に座ってみたかったんだよね。ほっぽちゃんがすごく気持ちよさそうだったから」
北方棲姫「座リ心地ハナカナカノモノダッタヨ」
提督「俺を奴隷みたいな言い方するな」
皐月「まあ確かに、この座り心地はいいね…」
北方棲姫「デショデショ?」
提督「まったく…」
コンコン
深雪「失礼するぜー、司令官―って、なんか面白そうな事になってる!」ガチャ
提督「どこを見てこれが面白そうな事なんだ」
深雪「司令官、この深雪様も座らせてくれ!」
提督「…皐月、言った通りだ。代わってやれ」
皐月「えー?でも、この座り心地は譲りたくないなー」
深雪「なんだよー、いいじゃんか!少しぐらい!」
長月「ん?何か面白そうな事をしているな」ヒョコッ
卯月「おお~、うーちゃんも参加してみるぴょん!」ヒョコッ
曙「まったくクソ提督ったら…」ムカムカ
如月「何だか、司令官の膝に座る権利を巡ってバトルがあってねー」
荒潮「あらあら…それは面白そうねぇ」
若葉「ふむ…興味がないと言えが嘘になるが…」
白露「よっし、そのバトル乗ったぁ!そして白露が一番になるんだよー!」
夕立「ぽいぽいー!」
島風「私も座ってみたいー!」
Z3「あら、私も興味があるわね」
Z1「へぇ~、提督の膝かぁ。気持ちよさそー」
睦月「よぉ~っし、じゃあ提督の膝に座る権利をかけたバトル、はっじまーるよー!」
提督「やめろ、状況がカオスになるからやめろ!」
―数分後―
提督「で、こうなったわけか」
皐月(提督の右腕に抱き付く)ギューッ
深雪(提督の左腕に抱き付く)ギュムッ
卯月(提督の右膝に座る)チョコン
長月(提督の左膝に座る)チョコン
如月(提督に後ろから抱き付く)ギュッ
北方棲姫(肩車)ドッカリ
提督「なんでほっぽちゃんに限っては肩車なんだ」
北方棲姫「意外ト座リ心地ガ良イ」
提督(仕事できない…動けない…キツイ…)
ネーマダー?
オッソーイ!
提督(しかもあと何人いるんだ…?)
【続く】
【憲兵さん③】※2レス続きます
バァン
提督「!!」ビクッ
艦娘達「!?」ビクゥ
憲兵「ドーモ、ロリコン=サン。ケンペイです」
提督「アイエエエエ!ケンペイ!?ケンペイナンデ!?」
憲兵「…まあ、冗談はさておいてだ」
提督「…うん」
憲兵「貴様、ついにここまで堕ちたのか」
提督「いや違うからな!これは駆逐艦の子達にせがまれてだな!」
憲兵「だが、お前にやけていたぞ?」
提督「え?俺そんな顔だった!?」
長月「ああ。確かににやけていたな」
憲兵「見ろ!その子の言う通りじゃあないか!」
提督「長月、そう言う事は言わないの!」
長月「あ、しまった」クスッ
提督「何楽しそうにしてやがる!」
憲兵「とにかく来い!今日こそは貴様をロリコンの罪で牢にぶち込んでやる!」グイッ
提督「お、おい!」
如月「わわっ」ドサッ
北方棲姫「キャッ!」ドシャッ
皐月「ほっぽちゃん!大丈夫!?」
北方棲姫「ウ…ウゥ…」ウルッ
荒潮「あらあら、ほっぽちゃんが泣いちゃった…」
陽炎「ちょっと何してんのよ憲兵さん!謝りなさいよ!というか提督を離しなさいよ!」
憲兵「今はそれどころではない!」
北方棲姫「ウワァァァァァァァァン…」
不知火「司令官を離せ!この、国家権力の犬が!」
アクマー!
オニー!
ヒトデナシー!
憲兵「ええい、貴様ら五月蠅いぞ!」
バァン
全員「!!?」ビクッ
長門「いったい何事か!」
提督「長門か…」
憲兵「何だ貴様は」
長門「…む?」
北方棲姫「ヒグッ…ウウ…」
長門「…提督よ、貴様が泣かせたのか?」
提督「断じて違う」
長門「では、お前達艦娘が泣かせたのか?」
皐月「う、うん」
長門「おk把握。つまりは憲兵の仕業だな?」
憲兵「なんだ?貴様も刃向うならば―」
長門「提督しゃがめ!うおおおおおおおおおお!!」ダダダダ
提督「!?」シャガム
憲兵「あ、貴様!」
長門(腕を引き…腰を捻り…十分に踏み込んで…拳を前に突き出す!!)
長門「喰らえ!ビッグ7・トルネード・スターパーンチ!!!」ドゴォ
憲兵「ブギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
バリィィィン
キィィィィィィィィィィィィィィィィィィン ドッポーン
提督「……500m、ってトコか」
長門「ふん、幼き子供を泣かす愚か者め。暁の水平線に勝利を刻んでやったぞ!(物理)」
艦娘達「………」アワワワ
それ以来、誰も提督の膝に座る人はいなくなった。
【END】
【ダメ提督製造機】
―朝、執務室―
提督「さって、今日のノルマの書類は…」
雷「司令官、私が書類全部片づけちゃったわよ!だから司令官はゆっくりしてていいからね!」
提督「」
―昼、執務室―
提督「腹減った…けどもうすぐ遠征艦隊が出撃するからそれの立ち会いに…」
雷「司令官、私が代わりに行ってくるから、司令官はお昼食べてていいわよ!」
提督「」
―夕方、執務室―
提督「ああ、新人研修の先生役俺だったわ…行かなきゃな」
雷「司令官、私が代わりに行ってくるわ!だから司令官は昼寝でもしてていいわよ!」
提督「」
―翌朝、執務室―
提督「雷、もう秘書艦止めてくれ」
雷「何で!?私は司令官の為に頑張ったって言うのに!?」
提督「確かに頑張ってきたな」
雷「でしょ!?」
提督「だが、頑張りすぎだ」
雷「え?」
提督「俺の仕事まで取るな!俺を名ばかり提督にする気か!」
―数時間後―
提督「と言うわけで、今週の土曜日まで、夕雲に秘書艦を任せようと思う」
夕雲「お任せ下さいませ、提督」
その日の夜、夕雲もダメ提督製造機だと言う事に提督は気づいた。
【END】
【カレー②】
―金曜日の夜、食堂―
提督「今日のカレー当番は…木曾か」
吹雪「木曾先輩ですか。なら、当りですね」
鈴谷「そうだねー、木曾の作るカレーは結構美味しいからねえ」
提督「まったくだ。それに比べて比叡が作るのなんて…」
吹雪「…うっ」
鈴谷「…その話はやめよーよ…。それより提督、鈴谷が作るカレーはどう?」
提督「まあ、普通に美味いな」
鈴谷「そっか。へへっ」
提督「まあいいや…ん?」
マダー?
マダナノー?
ハラヘッター!
提督「どうしたんだ?」
白雪「それが、木曾さんのカレーがまだできてないって」
提督「え?まだ?もう7時を過ぎてるのに…」
初雪「お腹空いた…もうダメ…」
時雨「でも、珍しいね。木曾先輩がカレー作るのに遅れてるなんて…」
提督「何かあったのか?」
―十数分後―
木曾「すまねぇ!やっとできた!皆持ってけ!」
ワアアアアア
提督「木曾、どうしたんだ?随分遅かったけど…」
木曾「いや、まるゆに作り方を教えながらやってたから。ちょっと遅くなっちまって…」
まるゆ「あの、ごめんなさい!隊長!」
提督「いや、大丈夫だから。じゃ、一口」パクッ
提督「ん。美味しいよ」
まるゆ「よ、よかった~。ありがとうございますぅ」
木曾「よかったなぁ、まるゆ」ナデナデ
まるゆ「はぅ…木曾さんも教えてくれてありがとうござます…」
木曾「良いって事よ、このぐらい///」
提督(微笑ましいわ~)ニマー
木曾「なっ、別にデレてるわけじゃないからな!」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~その22】
ジャンル:世界史
問22.『次のソ連崩壊についての文で、( )に当てはまる人名を答えよ。
ソビエト連邦大統領のミハイル・( )が辞任したと同時に、ソビエト連邦共産党が解散を受けて各連邦構成共和国が主権国家として独立し、
それに伴いソビエト連邦も解体された』
・響の答え 『ゴルバチョフ』
提督のコメント:正解です。
・鈴谷の答え 『ゴルフ』
提督のコメント:できれば後三文字、"バチョ"も覚えてほしかったです。
・赤城の答え 『ボルシチ』
提督のコメント:人命を答えるのになぜロシア料理を答えにするんですか。
・加賀の答え 『ピロシキ』
提督のコメント:まさかもう一人いるとは。
【一日1人、キャラ紹介】
≪雷≫
暁型駆逐艦三番艦。とても世話焼きな性格で、提督の仕事を全部取るくらい、提督に尽くそうとしている。それが"ダメ提督製造機"と呼ばれる所以。
暁型の中では最も常識人(響は若干ずれている所がある)。皆から頼られることが自分の幸せであり、相手がダメであればあるほどやる気が湧いて出てくる。
料理腕や掃除の腕、仕事の腕は超一級。この子を嫁にしたいと思った人は雷が大人になるまで待つかロリコンの道に行く必要がありそうだ。
好きな言葉は『持ちつ持たれつ』。
今日はここまでにします。
駆逐艦娘提督の膝取り合戦、雷をリクエストしてくれた方、いかがだったでしょうか?
感想をいただけると嬉しいです。
>>601
雷の話で提督を完全にダメにさせる事が出来なくてすみません。
ここで訂正です。
>>633
人命を答える→人名を答える
脳内変換お願いします。
それではまた明日。
皆さん、ケッコンカッコカリってもうしました?(>>1はまだです)
こんばんは。
今日はマジェンダの話と、扶桑姉妹の話を投下していきます。
コメント、ありがとうございます。
絶対に許さねぇぞ、エラー娘ェェェェッ!!
【ギスギス】
―夜、執務室―
提督「どうだ、3日間俺の秘書艦をやっての感想は?」
マジェンダ「そうですね。艦娘と言うものがどういうものか、そしてこの鎮守府の事が分かったような気がします」
提督「ほう…。何かわかったか?」
マジェンダ「私達は元々軍艦でしたが、今では普通の女の子として過ごす事ができます…。だから、その違いが何だか不思議だなと思ったんです…」
提督「…そうか。他には?」
マジェンダ「この鎮守府は…賑やかで、楽しいですね…。提督がこんな人だからですかね…」
提督「そりゃ俺の事を遠まわしにバカって言ってるのか」
マジェンダ「そんな事はありませんよ。それより、そのイギリス帰りの金剛と言う方、まったく目にしませんけど」
提督「え?まだ会った事ないのか?戦艦寮でも?」
マジェンダ「そうですね。会おうとしても会えないというか…」
提督(それは偶然か必然か…?)
ガチャ
金剛「Hey,テートクゥ!失礼するネー!」
提督「あ」
マジェンダ「提督、この方は?」
提督「…金剛だ」
マジェンダ「…へえ、この方がイギリス帰りの間者…」ピクッ
提督「おいその言い草はひどくないか…」
金剛「What?テートク、このLadyは?」
提督「あ、ああ。コイツはフランスから来た装甲艦、マジェンダだよ。っていうか、前に言わなかったか?」
金剛「Oh…コイツがフランスの犬ですか…」ピクッ
提督「い、犬?」
マジェンダ「あら?何を言っているのかしらねぇ、エセ日本軍艦が」
金剛「何ですか、真面目でロマンチストぶって実はむっつりスケベなフランスの●●●が」
マジェンダ「その言葉、そのまま返して差し上げましょう。●●●め」
金剛「………………」ギリギリギリ
マジェンダ「………………」フンギィィィィィ
提督(空気が黒い…気が重い…胃が痛い…逃げたい…)
【END】
【不幸】※2レス続きます
―昼、広場―
扶桑「いい天気ねぇ…」トコトコ
ボコッ
扶桑「痛っ!?ボール!?」キョロキョロ
涼風「あ、ごめんなさい!皆でキャッチボールしてたんです…!」
―夕方、工廠―
山城「新しい装備は何かしらね…」テクテク
ガシャーン
山城「…うぐ…どうしてここにバケツが…」ジンジン
明石「すみません!ドックの赤城さん向けのヤツ置きっぱなしにしてました…!」
―朝、廊下―
山城「少し寝坊しちゃった…急いで執務室へ行かないと…」タタタタタ
ドテッ
山城「痛ぁい…どうして何もない所で転んだの…?」
夕立「あ…床のタイルがめくれてるっぽい…」
―夕食、食堂―
扶桑「今日はかつ丼ですか。いただきます♪」
パクッ
扶桑「」バタッ
五月雨「え、何で扶桑さん倒れたんですか!?」
比叡「あれ、私の作ったカツの衣にタバスコ入れたやつですかね…?」
天龍「比叡テメェ!今日は俺が当番の日だぞ!」
―朝、執務室―
提督「本当にお前らは危なっかしくてしょうがない!」
扶桑「そう言われましても…」
山城「何か…何をしても良くならないというか…」
提督「お守りも大量に買ってきたからこれをやる!」ドッサリ
扶桑「お気遣い、ありがとうございます…」
提督「それと、幸運の象徴の俺も一緒にいてやる」
山城「何で提督が幸運の象徴なんですか」
提督「俺は福引で前に一等を当てたし他にも2等3等を当てた事もある。宝くじだって最低でも5000円は当たるし。この前なんて夕張の着替えシーンに―あ」
扶桑「…ひどいです…。夕張さんはまだしも…」
山城「福引やら宝くじやらでそんなにツキまくるなんて…」
提督(夕張に関してはどうでもいいのか…どんまい)
提督「ま、まあ。そんな運がある俺がついていれば、ちょっとはマシになるんじゃないのか?」
扶桑「まあ、では…お願いします」
山城「まあ、しょうがないですね…」
―朝、食堂―
提督「いただきます。じゃあまずは味噌汁を…」ズズズ
提督「」バタッ
扶桑「え、提督!?」
比叡「あ、提督のにだけ間違ってマヨネーズ入れちゃった☆」
山城「比叡ェ!」
―昼、散歩中―
提督「いい天気ですね」
扶桑「ええ。そうですね」
カーン
提督「…痛ぇ!?なぜ空からバケツが…」
山城「親方!空からバケツが…!」
―夜、廊下―
提督「あ、やべ…」ズルッ
ボフッ
扶桑「あ…ん」
提督「あ、扶桑!これは違くて…」
山城「扶桑姉さまに何をしてるんですかこの変態!」ブン
提督「ちょっとげぱっ!?」ゴシャ
提督「…何か、俺の方が不幸になってないか…?」
扶桑「そうですね…」
【END】
【怪我の功名】
―夕方、執務室―
暁「やったわ司令官!また遠征大成功よ!」
提督「お、よくやったな!じゃあご褒美に頭を優しく撫でてやる」ナデナデ
暁「ん…そんな事で一人前のレディは…ふわぁ…」
ビスマルク(………………)ギリッ
―数日後、アルフォンシーノ方面―
ビスマルク(あの時…提督に頭を撫でられてる暁の光景が頭から離れない…)モンモン
リットリオ「ああ~やっぱり北の方は寒いなぁ~…」
ビスマルク(わかってるわ…醜い嫉妬だって事は…)ムカムカ
リットリオ「何か…コートとか持ってくればよかったなぁ~…」
ビスマルク(でも、一回は撫でられたいものね…)
リットリオ「うえぇ…寒いよ…」
ビスマルク「まったく、防寒対策はしてこなかったの?」
リットリオ「え、そんなもの持ってないよ…」
ビスマルク「ほら、カイロをあげるから」
リットリオ「わあ、あったかーい!ありがとー!」ニコッ
ビスマルク「まったく…」
ビスマルク(というか…撫でられない理由が身長の違いとか…これほどまでに自分の容姿を恨む事は無いわね…)モンモン
飛龍「敵艦隊発見!距離、8500!」
ビスマルク(もしかして私がしゃがめばいいの…?)ウーンウーン
蒼龍「敵艦載機、頭上接近!各自、対空体制を!」
ビスマルク(いや、そもそもあの提督から褒められるくらいの戦果をあげれば…!)
リットリオ「ビス子何してるの!?敵の艦載機が来るよ!」
ビスマルク「え…?え!?」キョロキョロ
飛龍「まず…っ!?」
ズドォォォォォォォン
―夜、鎮守府・医務室―
ビスマルク「…ん?ここは…」
提督「気が付いたか…。鎮守府の医務室だよ」
ビスマルク「…私、確か…」ムクッ
提督「リットリオからの報告だと、アルフォンシーノ方面で、敵艦載機の攻撃に気づかなくて攻撃をもろに喰らったそうだな」
ビスマルク「…ええ」
提督「…真面目なお前がなぁ…」
ビスマルク(…やっちゃった…。提督に褒められたいがために考え事をしていたら…こんな失態をさらすなんて…。これじゃ、頭を撫でられるなんて、
無理ね…)
提督「…ビスマルク」
ビスマルク「…何?」
ポスッ
ビスマルク「!?」
提督「…何か不安な事でもあるのか?」ナデナデ
ビスマルク「え…?な、何で…?///」
提督「いや、真面目なお前が出撃中にぼんやりしていて攻撃を喰らうなんて事は普段からありえない事だ。なら、酒を飲んで酔っ払っちまったか、
何か考え事をしていたんじゃないか、って思って」ナデナデ
ビスマルク(え!?今提督に頭撫でられてる!?ええ!?///)
ビスマルク「あの…その…どうしたら提督に頭を撫でてもらえるかな…って思ってて…///」
提督「何だ…そんな事か…」ナデナデ
ビスマルク「ご、ごめん…///」
提督「そんなの言ってくれたら、いつでもしてあげるのに…」ナデナデ
ビスマルク「え?ウソ!?」
提督「いや、ホントだって。だから、今度からはそんな下らん考え事をして敵の攻撃を喰らうなんて間抜けな事はやめてくれよ?」ナデナデ
ビスマルク「…ええ、分かったわ!///」
提督「あ、あとリットリオにもちゃんと謝っとけよ?アイツお前の事物凄い心配してたから」
ビスマルク「モチのロンよ!///」
提督「古い…」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~その23】
ジャンル:英語
問23.『次の英語を過去形に直し、その日本語訳も書け。
I live in Japan.』
・金剛の答え 『I lived in Japan.(私は日本に住んでいた。)』
提督のコメント:正解です。~edで過去形を表します。
・扶桑の答え 『I liked in Tokyo.(私は日本に住んでいた。)』
提督のコメント:likedはlivedの間違いですか?ケアレスミスは私も何度かした事があります。今度からは気を付けるようにしましょう。
この英文だと、訳が『私は日本が好きだった』になってしまいますね。
・利根の答え 『I live in Wakoku.(私は倭国に住んでいる。)』
提督のコメント:確かに過去ですけど。
今日はここまでにします。
明日は予定が入っていますので書けるかどうかがわかりません。
今日で、キリ番安価は全て消化しました。リクエストしてくれた方、ご期待に添える作品にできましたでしょうか?
良ければ感想をお願いします。
また、次からはイベントを発生させようかと考えています。その内容を多数決で決めます。
↓5までで多数決。どのイベントにする?
①提督の学生時代の女友達が来て鎮守府がギスギスした感じに…
②妖精さんのストライキ
③その他自由
それではまた今度。
好きな一番艦があまりない=長女が好きではない=妹好き…ハッ!?
こんばんは。>>1です。
発生するイベントは多数決の結果、②妖精さんのストライキと言う事になりました。
①の提督の女友達襲来は需要があれば書く予定です。
ここで訂正です。
>>648
I liked in Tokyo.→I liked in Japan.
脳内変換お願いします。
また、今日は作者の都合上、投下するのが難しいので明日に投下します。
申し訳ありません。
それでは明日。
こんばんは。昨日は投下できなくてすみません。
今日は、妖精さんのストライキの話を投下していきます。
【勃発】※2レス以上続きます
―夕方、入渠ドック―
赤城「はぁ…疲れた…」小破
ガチャン、バサッ←艤装を外して服を脱ぐ音
赤城「はぁーっ…」ザバァッ
赤城「えーっと、入渠時間は…」
[1号ドック:残り入渠時間99:99:99]
赤城「」
―執務室―
提督「入渠時間が無限だと?何を寝ぼけた事言ってるんだ」ナイセン
赤城『いやホントなんですって!それなのに疲労が回復しませんし、艤装が修復される気配もありませんし…』ナイセン
提督「どっか壊れてんじゃないの?明石とかに連絡をつけてなんとかしてもらえ」
赤城『え、ちょっ―』ガチャ
提督「…ずっと入渠していたいって言う気持ちからの嘘だろうが、その手は食わんぞ」
―同時刻、工廠―
千歳「それでは、装備の開発をちゃちゃっと済ませちゃいますか」
千歳「資材を練成炉に入れてと…」ガラガラ
ビーッ、ビーッ
千歳「へ?」
[責任者が不在の為、開発できません]
千歳「……じゃ、建造を…。練成炉に資材を入れて…」ガラガラ
ビーッ、ビーッ
[責任者が不在の為、建造できません]
千歳「」
―執務室―
提督「建造も開発もできないって?」
千歳『ええ。資材をいくら練成炉に入れても警告音が鳴って[開発できません]ってメッセージが表示されるんです…』
提督「…ちなみに溶かした資材は?」
千歳『帰ってきませんね…』
提督「ちくしょう!とにかく、責任者が不在って事は、交渉責任者の明石がいればなんとかなるんじゃないか?」
千歳『そうでしょうかね…』
―同時刻、東部オリョール海域―
加賀「そろそろ敵艦隊がいる区域ね…」
長門「うむ、警戒を強めるか」
加賀「では、偵察用の艦載機を飛ばしますので」スチャ
キリキリ
加賀「フッ!」ヒュン
ポチャン
加賀「…あれ?」
陸奥「あら?矢が艦載機に変化しないわね…」
加賀「も、もう一回…」スチャ、キリキリ
加賀「ハッ!」ヒュン
ポチャン
加賀「」ションボリ
長門「って、そうこうしている間に敵艦隊見ゆ!」
陸奥「まずいわね…!気づくのが遅れた…ッ!」
長門「てーっ!」ガシャン
シーン
長門「…ん?」
陸奥「長門姉、もしかして弾が装填されてないんじゃ…」
長門「な、何だと!?いつもなら普通に装填されてるはずだが…っ」
摩耶「チッ、こっちも弾が装填されていない!今から弾を装填する!」カチャカチャ
伊勢「これじゃ、砲撃を始めるのに時間がかかりすぎるよ!」
長門「チッ、止むを得ん…撤退するしかない」
―執務室―
提督「そんな事が…?」
長門「ああ、そんな事があったのだ」
加賀「ハア…何て事…空母失格だわ…」ズーン
陸奥「でも、どうして急にこんな事に…?」
??「はっはっは!その原因は私達だ!」
提督「!?」
艦娘達「!?」
妖精達「私達が仕事をしなかったからだ!」
全員「」
妖精達「我々は我々への待遇が改善されるまでの間、ストライキを実施する!」
提督&艦娘「な、なんだってええええええええええええ!!」
【続く】
【ストライキ】※2レス続きます
―夕食の時間、食堂―
ざわ…ざわ…
提督「どうしたんだ?」
皐月「まだ配膳が終わっていないんだって…」
提督「…間宮さん、やっぱり妖精さんがストライキしたからですか?」ヒソヒソ
間宮「そうですね…。普段は料理を作るのに妖精さんが手伝ってくれるのですが、今妖精さんに手伝ってもらえないので、少々時間がかかってしまうんです。
今は、金剛さんや木曾ちゃん、鳳翔さんと言った料理が上手な方に手伝ってもらっていますが、それでもまだ足りないくらいで…」ヒソヒソ
提督「そうですか…」
北方棲姫「」クイクイ
提督「ん?どうしたほっぽちゃん」
港湾棲姫「ソレガ、誤ッテ窓ヲ割ッテシマッタノダケレド…」
戦艦棲姫「妖精サンニ直シテッテ頼ンデモ首ヲ横ニ振ッテ直シテクレナインデス…何デ?」
提督「あー…今ちょっとストライキが発生してましてね…」
泊地棲姫「すとらいき?何デマタ?」
提督「どうも、待遇の改善を要求してくるので…ですが、妖精さんが皆に言いたい事があると言うので、後で講堂に集める予定ですけど…」
装甲空母姫「ナルホドネ…」
ヲ級「お腹減ったー!」
―夕食後、入渠ドック―
提督「どうだ、調子は?」
赤城「いや、全然変わりませんね…。疲れが取れる感じもしませんし…」チャプ
明石「どうやら、入渠ドックの風呂がただのお湯になっているみたいですね…。普段ドックのお風呂は疲労回復に効く薬効成分とかを配合しているのですが、
妖精さんが手を抜いてただのお湯にしてしまったそうです。これでは疲れも取れませんね」
提督「そうか…というか、温泉みたいだな」
明石「それに、妖精さんがストライキをしているせいで、損傷した艤装を治す事もできませんからね…」
提督「…これは、運営に関わるな」
―夜、講堂―
提督「えー…工廠妖精、整備妖精、装備妖精、つまりは全ての妖精がストライキを起こしたため、このストライキが解消されるまでの間、
出撃及び遠征を中止します」
ざわ…ざわ…
川内「妖精がストライキ?何で?」
提督「それについては、本人達に言ってもらおうかな」
工廠妖精「どうも、妖精です。今回は私、工廠の妖精が妖精の言葉を代弁しようと思います」
提督「よろしく頼む」
工廠妖精「我々妖精は皆さんの艤装に付いて、弾薬を装填したり各種の装置を点検・整備したりしています。彩雲や流星と言った艦載機に乗っている妖精は、
艦載機を操って敵艦隊を攻撃します。私達は誰よりも敵に近づいて戦っています」
艦娘達「………」
彩雲妖精「ですが、私達はその成果の対価が見合っていないと考えたのです。せいぜい、お菓子を貰う事ぐらい。せめて労いの言葉も掛けてほしかったのに、
所有者はそんな言葉も言わずにただ報告を聞くだけ。我々は、疲れてしまったんです」
艦娘達「………」
工廠妖精「私のように工廠とかにいる妖精も同じです。新しい艦娘を迎える事ができるのは、工廠の妖精が頑張って建造しての結果なんですよ。それなのに…
私達を褒める事もせずに…」
提督「…そうか」
工廠妖精「要するに私達が言いたいのは、私達は日々艦娘の方達よりも頑張っているというのに、その対価が無いに等しいと言う事が気に食わない、
と言う事です」
艦娘達「………」
工廠妖精「私達妖精は、この意識が変えられるまで業務を再開する気はありません」
提督「…そうだったのか」
工廠妖精「提督さん、これは貴方にも言える事なんですよ?」
提督「それは分かっている。そこで妖精さん」
工廠妖精「何ですか」
提督「他の妖精をここに連れてきてくれないかな?頼む」
工廠妖精「…わかりました」
―数分後―
妖精達「」ズラッ
工廠妖精「提督さん、言われたとおり連れてきましたけど」
提督「じゃあ……」スクッ
艦娘達「………」スクッ
妖精達「?」
提督&艦娘「大変申し訳ございませんでした!!!」ドゲザッ
妖精達「!?」
提督「貴方達妖精さん達が、そんな事を考えているとは思いもしませんでした!」
赤城「仰る通り、私達は貴女達妖精さんを少々蔑ろにしていたかもしれません!」
天龍「一番頑張っていたのは艤装を点検してくれたり、敵艦隊を発見してくれたり、ドックで傷を癒してくれていた妖精さんだったんだって、
簡単な事に気づきませんでした!」
明石「それなのに、私達は労いの言葉も掛けずに、ただ成果を期待していただけでした!」
提督「だから、改めて言わせてください!」
提督&艦娘「今まで、ありがとうございました!!そして、ごめんなさい!!」
妖精達「………」
提督「ですから、これから一週間は、妖精さん達を労わる事にします!」
明石「そして、これからはお礼としてお望みのお菓子をプレゼントします!」
提督「どうか、これで手を引いていただけませんか?」
妖精達「………」
工廠妖精「ま、まぁ仕方ありませんねぇ!今回は、このくらいで折れる事にしましょうかなぁ!」
提督(…チョロい。って言うのは冗談で、本当にありがとう)
提督&艦娘「これからも、よろしくお願いします!」
―一週間後、東部オリョール海―
流星妖精「加賀さん加賀さん!今日は敵艦隊1隻撃沈させたよ!」
加賀「よくやったわね。偉いわ」ナデナデ
流星妖精「えへへー///」
―工廠―
工廠妖精「やった!46㎝三連装砲開発成功!」
夕張「すごいじゃない!やるわね!」ハイタッチ
工廠妖精「いえーい!」ハイタッチ
―入渠ドック―
[2号ドック:残り入渠時間10:53:42]
赤城「はぁ…疲れた…」
ドック妖精「お疲れ様でした!」ビシッ
赤城「ありがと…。これ、お礼のポ○キーよ」
ドック妖精「わーい!やったー!」
―執務室―
提督「これで、よかったのかな…」
執務妖精「多分よかったんだと思いますよー」
提督「…そうですよね。あ、お茶飲む?」
執務妖精「ココアを下さい!」
【END】
【瑞鳳の場合】
―出撃中―
九九艦爆の妖精(以下九九妖精)「やったよ瑞鳳さん!敵艦に大ダメージを与えたよ!轟沈確実!」
瑞鳳「やるじゃない!やったわね!」ギュッ
九九妖精「えへへーありがとー///」
九七艦攻の妖精(以下九七妖精)「ちょっとちょっと、瑞鳳さん独り占めにしないでよー!」
瑞鳳「あなたも頑張ったんでしょ?良い子良い子」ナデナデ
九七妖精「あ、ありがとう…///」
―帰投後―
九九妖精「足つっちゃった…いたた…」
瑞鳳「大丈夫?マッサージしてあげるよ?」グイグイ
九九妖精「あうう~…ありがとー…」
―非番の日―
瑞鳳「卵焼き作ったよー!食べりゅ?」
九九妖精&九七妖精「た、食べりゅううううううう!」
瑞鳳「召し上がれっ♪」
九九妖精「ん、はふっ、美味しいよ!」
九七妖精「うん、いつもながら美味しい!」
瑞鳳「ありがとう♪」
―就寝時間―
瑞鳳「さーて、今日も一日疲れたなっと」
九九妖精「疲れたなっと」
九七妖精「なっと」
瑞鳳「じゃ、おやすみ♪」
九九妖精「おやすみー」
九七妖精「すみー」
祥鳳(ここまで艦載機オタクなのは少し直してほしいかも…)
【END】
【第1回~艦娘知識試験~その24】
ジャンル:社会
問24.『1986年12月から1991年2月までの51ヶ月間に日本で起こった、資産価格の上昇と好景気、及びそれに付随して起こった社会現象の事を何と言うか』
・神通の答え 『バブル景気』
提督のコメント:その通りです。
・伊勢の答え 『いざなぎ景気』
提督のコメント:それは1965年からの高度経済成長の事です。高度経済成長の景気の名前は多数存在していますので、ごちゃまぜにならないように、
注意しましょう。
・赤城の答え 『シフォン景気』
提督のコメント:この景気は食べられません。
【一日1人、キャラ紹介】
≪瑞鳳≫
祥鳳型軽空母二番艦。艦載機をこよなく愛する。新しい艦載機が開発された場合、その試験運用は大抵瑞鳳に任される。そのくらい艦載機の扱いが上手い。
得意料理は卵焼きで、よく提督や妖精に振舞う。艦載機の妖精には日々感謝を込めて触れ合っているため、艦載機の妖精を含めた全ての妖精と分け隔てなく、
触れ合える。艦載機の話でご飯が三杯はいける。胸が無い事が少しの悩みだが、自分で揉んだり牛乳を飲んだり日々たゆまぬ努力をしている。
好きな言葉は『親しき仲にも礼儀あり』。
今日はここまでにします。また明日、投下していきます。
感想、リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
今日本屋に行ったら、買おうと思ってた瑞鳳主役のラノベが売ってなかった。なんてこったい。
乙です
初ケッコン予定の陸奥があと3レベなんです
陸奥とデートさせてください!(リクですお願いします)
こんばんは。>>1です。
2011年3月11日の東日本大震災から4年。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
リクエストに陸奥があったので、陸奥の話と+αを書いていこうと思います(このスレが終わった後に陸奥編を書く予定なのであまり深く書けませんが)。
それでは投下していきます。
【お誘い】
―日曜日の朝、執務室―
提督「日曜日はいい日だ。一週間で一番いい日だ。なぜだと思う吹雪?」
吹雪「上層部からの書類が来ないから、ですか?」
提督「その通りだ。今日は一週間の中で比較的楽な日だ。まあ、もちろん皆にも休みを与えているし、提督としての仕事がいくつかあるけどな」
吹雪「そうですね。あ、今日は駆逐艦の皆でお茶会を開く予定ですけど、よろしければ提督も参加しますか?」
提督「おお、それは楽しそうだな―」
コンコン
提督「はーい」
陸奥「提督、失礼するわ」ガチャ
提督「陸奥か。どうした、何の用だ?三番砲塔の話ならごめんだぞ」
陸奥「そう言う話じゃなくてね…。提督って、今日暇?」
提督「ん?今のところ予定は入っていないけど…」
陸奥「なら丁度いいわ。ちょっと、買い物に付き合ってくれないかしら?」
吹雪「…!」
提督「買い物?何でまた」
陸奥「ちょっと、休日に着る私服を新調したくてね」
提督「なら長門にでも付き合ってもらえばいいじゃないか」
陸奥「それが、長門姉は今日軽巡洋艦の子達と特訓をするっていうから…」
提督「で、俺に頼むと…?」
陸奥「ダメ…かしら?」
提督「まあ、俺みたいなのでいいなら」
陸奥「じゃあ、1時間後に正門で落ち合いましょ?」
提督「ああ」
陸奥「それじゃ、後でね♪」
バタン
提督「さって、俺も身支度を揃えなくっちゃな。ごめんな吹雪、お茶会に参加できなくて」
吹雪「…いえ、私は別に構いませんので、陸奥さんとのお買い物楽しんできてくださいね?」
提督「ああ。このお返しはいつか返すからな」
【続く】
【発覚】
―1時間と10分後、鎮守府正門―
提督「まあ、女性の方が遅れるって言うのは基本だからなぁ」
陸奥「ごめーん、待ったかしら?」タタタ
提督「いや、全ぜ―」ピタッ
陸奥「どうしたの?」キョトン
提督(やべぇ…普段の服装とは全然違う…薄いピンクのワンピースに、白のカーディガン…だと…?しかも頭の信号旗が無い分ちゃんと女性的な感じが…。
しかもしかも出てるところが出ているからホントに何かまさに年上の女性って感じが…)
陸奥「提督?ホントにどうしたの?あ、まさか私の魅力に打ちのめされた、とか?」ニッ
提督「ああ、その通りだよ」
陸奥「えっ」
提督「あ、しまった!それはその…心の声が、じゃなくて!」
陸奥「そっか…嬉しいかな♪」テレテレ
提督「…お、おう」
陸奥「じゃ、行きましょうか」
提督「行先は?」
陸奥「中心街のショッピングモール。服の他にも色々欲しいものがあるしね」
提督「わかった」
―道中―
「あの人美人だなぁ…」
「隣を歩いているのは彼氏さんかしら?」
提督(あれ…?今気づいたけど…)
陸奥「提督、どうかしたの?」ギュッ
提督「なんで、手をつなぐ必要が…?」ヒソヒソ
陸奥「しょうがないじゃない…少し人が多いんだからはぐれないように…」ギュムッ
提督「ま、まあそうだな…」
提督(はたから見ればこれってデートなんじゃないか…?)
【END】
【ショッピングモールにて】※2レス以上続きます
―ショッピングモール―
提督「で、最初はやっぱり服か?」
陸奥「そうねぇ」
提督「じゃあ俺はそこらへんで…」
陸奥「待った」ガシッ
提督「ぐげげげげげげげ首はやめて」
陸奥「提督に服の感想とかを聞きたいんだけど?」
提督「服の感想?」
陸奥「自分じゃどんな感じかはぼんやりとしかわからないじゃない?だから、他の人からも見た感想を聞かせてほしいのよね」
提督「そういうもんか?」
陸奥「そういうもんよ」
提督「ならまあ、いいけど」
陸奥「じゃ、行きましょ?」ギュッ
提督「あ、ああ」
提督(やっぱり、手は繋いだままなんだな…)
―女性向け衣類の店―
陸奥「じゃあ、ちょっと試着してみるわね。覗いてもいいけど―」
提督「覗きません」
陸奥「ちぇー…」シャッ
提督「………」
シュルッ、パサッ
陸奥「あら、ちょっと胸がきつかったかしら…」
提督(無心無心無心無心無心無心無心無心無心無心むむむむむむむ…)
陸奥「着替えたわよ?」シャッ
提督「おお―って、またワンピースか。今度は白の」
陸奥「そうよ。どこか悪いかしら?」
提督「いや、陸奥がそんな感じの服を選ぶのが何か意外だなーって思ってさ」
陸奥「…それより、どう?可愛い?」
提督「ああ、可愛い」
陸奥「そ、そう…///」
提督「それにしたらどうだ?」
陸奥「そ、そうね。そうしようかしら…?///」
店員「ありがとうございましたー」
陸奥「お待たせ」
提督「おう。それより、次はどうする?もうすぐ12時だし、昼食にするか?」
陸奥「そうね。そこの喫茶店にでもしようかしら?」
提督「お前が良いのなら」
―喫茶店・昼食後―
提督「ふぅ、美味しかったな」
陸奥「そうね。提督と一緒に食べたからかしら?」
提督「…よくそんな恥ずかしいセリフ言えるよな」
陸奥「え、そ、そうかしら?」
提督「…まあいいや。それより、ちょっと気になってたんだけど…」
陸奥「何かしら?」
提督「さっきの服屋でも感じたんだけど、陸奥みたいなしっかり者がワンピースを着るなんて言うのが意外でならないんだ。"違和感を感じるほど"に」
陸奥「………」
提督「何か、考え事でもあるんじゃないのか?」
陸奥「……聞いてくれる?」
提督「もちろん」
陸奥「……私ね、実は普通の女の子の生活って言うのに憧れていたのよね」
提督「……」
陸奥「私達艦娘は常に死と隣り合わせの世界で生きているじゃない?だから、そんな明日も生きているかわからない世界とはかけ離れた、普通の世界に、
私は憧れていたのよ」
提督「………」
陸奥「だから、私はこうやって女の子っぽい服を着て、休日の日にショッピングモールに来て、普通にショッピングを楽しんだり美味しいものを食べたり、
できるだけ普通の日常を過ごしてみようとしたりしていたのよ」
提督「………そうか」
陸奥「驚いた?普段のしっかりした私とは思えないような理由で」
提督「………陸奥」
陸奥「何?」
提督「……今日は、この休日を俺と思いっきり楽しもう」
陸奥「…そうね♪」
―ゲームコーナー・UFOキャッチャー―
陸奥「そこよ、そこで行けるわ!」
提督「頼む頼む頼むぞ…!」
ウィィィィィィィン
ガシッ
提督&陸奥「掴んだ!」
ポロッ
提督「んなああああああああああああ!!!」
陸奥「あら…あらあら…」クスクス
―ゲームコーナー・プリクラ―
提督「ちょ、ちょっと…寄り過ぎ…」
陸奥「仕方ないじゃないの…機械が言うんだから…」
提督(色々当たってる…いい匂い…)
陸奥「あ、そろそろよ」
カシャッ
―アクセサリーショップ―
陸奥「どうかしら、このネックレス?」チャラ
提督「おお、何か、こう…イイ」
陸奥「そうかしら?じゃ、これ買おっと」
提督「いや、ここは俺が出すから」
陸奥「あら、いいのに…」
提督「こういう時は、男が出すもんだろ?悲しいけど」
陸奥「じゃあ、お願いしちゃおうかしら?」
提督「任せとけ」
提督(やばい…金が…ああ…)
―ランジェリーショップ―
提督「待て待てここは流石にヤバい!」
陸奥「いいじゃないの別に」
提督「他人の目が!目がぁっ!」
陸奥「そんなの気にしなければいいじゃない。さ、行くわよ」
提督「えええあああああ…」ズルズル
【夕暮れの中で】※2レス続きます
―帰り道―
提督「ああ…少し疲れた…」
陸奥「そうね…。でも、この疲れは戦闘の疲れじゃなくて、遊んで疲れたって言うんだから、こっちの方が何か心地いいわね」
提督「そうだな…」
提督(と言うか、今でも陸奥は手をつないだままだわ…)
陸奥「ごめんね?荷物半分持ってもらっちゃって」
提督「いや、いいさ。これぐらい」
陸奥「そう…」
提督「…しかし疲れたな。そこの公園で少し休んでいくか?」
陸奥「そうね。そうしましょう」
―公園・ベンチ―
提督「ふぃぃぃぃぃぃぃ~…」
陸奥「まったく、おっさんみたいな溜め息ね…」
提督「誰がおっさんだ、誰が!」
陸奥「提督」
提督「コイツ…ッ!」
陸奥「ふふふっ、あはははははっ♪」
提督「…ったく。楽しかったか?」
陸奥「ええ。そりゃもう」
提督「よかったよ…」
陸奥「え?」
提督「お前が戦場の事を少しでも忘れていられたようで」
陸奥「あ…」
提督「俺が少しでもお前の休息に付き合う事が出来たのなら、本望だよ」
陸奥「…こう言う時だけ、もう…」
提督「あ、そうだこれ…」ゴソゴソ
陸奥「何?」
提督「ほい、俺から普段の感謝も込めてプレゼント」スッ
陸奥「これは…?」
提督「柄が綺麗な砂時計。まあ、何か陸奥に似合いそうだなーって思ってアクセサリーショップで」
陸奥「…ありがと。嬉しいわ」
提督「うっし、じゃあそろそろ戻りますかね」
陸奥「…そうね。でも、その前に私からもプレゼント、いいかしら?」
提督「お?何をくれるのかな?」
陸奥「動かないで…」スッ
提督「え―」
チュ
陸奥「………ん」
提督「ん…」
提督(………ん!?)
陸奥「…ぷはっ」
提督「え、ちょ、えええ…?」
陸奥「続きはまたいつか、ね?」
提督「おおい!?」
陸奥「ふふっ。さ、帰りましょ♪」
こうして、提督と陸奥の休日は過ぎていった。
【END】
【シュールストレミング】
―夜、≪居酒屋・鳳翔≫―
隼鷹「今日は焼酎♪明日はビール♪」
隼鷹「こんばんはー!鳳翔さーん、今日も飲ませて~!」ガラッ
プォン
隼鷹「うわっ臭っ!?何この匂い!?」
千歳「あら、隼鷹どうしたの―臭ぁ!?」
那智「む?どうした2人とも。臭い。涙目になって。臭い。何かあったのか?臭いっ!」
隼鷹「と、とにかく鳳翔さんの店からすごい異臭がっ!提督を呼ぼう!」
―数分後―
提督「―そう言う事か」←マスク装備
隼鷹「ああ。ドアを開けた瞬間に物凄い異臭が…」←マスク装備
千歳「と言うか、鳳翔さんも那珂にいるんじゃ…。でも、原因は何なのかしら?」←マスク装備
那智「店内にスカンクでも潜り込んだのか?」←マスク装備
提督「この日本でか?まあ何にせよ、原因を確かめる必要があるな」
隼鷹「けど、こんな薄着で入ったら多分匂いが数日は抜けないと思うけど…」
明石「困った時の明石さん、とーじょー!」←ガスマスク装備
提督「明石か」
明石「これをどうぞ!明石特製・防護服です!どんな匂いも通しません!」
提督「ありがたい。じゃ、これを着て突入しよう!」
隼鷹&千歳&那智「了解!」
―数分後―
提督「よし、全員着たな?」シュコー
隼鷹「ああ。ヘヘッ、でもなんかこういう服着ると何かわくわくするよねぇ」シュコー
那智「ああ。何だか、子供心をくすぐられるというか…何と言うか…」スーハー
千歳「そんな事より、早く鳳翔さんを助け出しましょう」シュコー
提督「よし、突入するぞ!」
バァン
提督「ぐっ…何かすごい匂いが…マスクを通じて…」
那智「いたぞ!床に倒れている!」
隼鷹「大丈夫ですか!鳳翔さん!」
鳳翔「うう…」
提督「那智!隼鷹と協力して鳳翔さんをシャワールームへ!千歳は他の空母連中を呼んでこの店の窓・換気扇を全て解放しろ!」
隼鷹&千歳&那智「了解!」
―数時間後・医務室―
提督「大丈夫ですか?」←マスク装備
鳳翔「ええ…何とか…」
提督「一体、何があったんですか?」
鳳翔「それが、リットリオさんから頂いた、ええと、"しゅーるすとれみんぐ"という缶詰を少しだけ食べようとして缶詰を開けたら…突然意識を失って…」
[シュールストレミング]
主にスウェーデンで生産される塩漬けニシンの缶詰。その強烈な匂いから、『世界で最も臭い食べ物』とも言われている。その匂いの例え方は、
魚の腐った臭い、生ごみを直射日光の下で何日間も放置したような臭いとも。日本のくさやより6倍以上臭い。
提督「…リットリオの奴め…」
鳳翔「私もとても臭いって事は聞いていたのですが、まさかここまで臭いとは思わなかったです…」
提督「というか、何でリットリオはシュールストレミングなんて持ってたんだ?」
リットリオ「私がどうしたの?」モキュモキュ
提督「リットリオ…って、何食ってるんだ?」
リットリオ「シュールストレミングだけど?美味しいよ?食べる?」モグモグ
提督&鳳翔「」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~その25】
ジャンル:数学
問25.『直角三角形の3辺の長さの関係を表す等式の事を「何の定理」と言うか』
・陸奥の答え 『ピタゴラスの定理』
提督のコメント:その通りです。他にも『三平方の定理』、『勾股弦の定理』とも言います。ですが一般的にはこの『ピタゴラスの定理』と、
『三平方の定理』をよく使いますので、これでだけは覚えておきましょう。
・暁の答え 『ピタゴラスイッチの定理』
提督のコメント:癒される間違いです。
・伊19の答え 『勾股の定理』
提督のコメント:これ以上とない酷い間違いを見た。
【一日1人、キャラ紹介】
≪陸奥≫
長門型戦艦二番艦。姉の長門と同じく(?)意外としっかり者。皆の頼れるお姉さんのようなポジション。しかし、三番砲塔の謎の爆発はトラウマ。
そのせいで、映画とかで爆発ドッカーン系のアクション映画が大の苦手。提督に対しては、誘惑するような態度や仕草を取る。だがなかなかつれない。
普通の日常と言うものに憧れを抱いていて、そのせいか普段着は意外と女の子っぽい。決してショタコンではない。そう信じている。
好きな言葉は『雨垂れ石を穿つ』。
今日はここまでにします。
>>673
リクエストの通り、陸奥の話を書きましたが、いかがでしたか?感想を貰えるとうれしいです。
他の方も、感想やリクエスト等がありましたらお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
そろそろ、2-5へ…。どう攻略すればいいのか…。
一乙
重巡または航巡のどちらか×2駆逐艦×2雷巡1 軽空母1の3戦下ルートもありですよ
乙です>>683にもちらと書きましたが
めちゃ可愛いむっちゃんで良かったです!
ありがとうございます
2-5は下4戦ルート使ってます。重いけど大破はしにくいので
こんばんは。投下していきます。
>>691
本文で紛らわしい書き方をしてしまってすみません。
【マジレス】
―提督着任一か月後、執務室―
提督「もうすぐ、新しい軽巡洋艦の子が来る時間か。明石からの話だと、お前の姉さんって事だけど」
龍田「そうよぉ。私の大切なお姉さんだから、泣かせたらタ・ダ・じゃ、済まさないからねぇ」
提督「お前が言うとシャレにならないからな…。どういう姉なんだ?」
龍田「多分~、普段は強がりで~、でもちょっと抜けてるような感じかなぁ?」
提督「多分?まあ、実際に会ってはいないから分からないよな」
コンコン
提督「お、来たか。どうぞー」
明石「失礼します、提督。工廠で建造された艦娘の方を連れてまいりました」ガチャ
提督「おう。通してくれ」
明石「分かりました。どうぞ、入ってきてください」
??「おう」ツカツカ
天龍「俺の名は天龍。フフフ、怖いか?」
提督「いや、全然」
天龍「」
提督「と言うか、その眼帯は何だよ。木曾の時もそうだったけど、最近はそれが流行りなのか?」
天龍「」フルフル
提督「それにその刀。まったく、中二病をこじらせてるにもほどがあるだろ…」
天龍「うわああああああん!!」ダダダッ
提督「え、何で?」
龍田「てーいーとーくー?」
提督「え、龍田?」
龍田「私のお姉さんを泣かせた罪、償ってもらうわよぉ~?」
提督「ちょちょちょちょっと待った!明石、助け―」
明石「あーそうだったー工廠で新しい装備を夕張さんと開発してるんだったー(棒読み)」スタコラサッサ
提督「明石!?ちょ、ま、龍田待って―あああああああ!!!」
ぐちゃっ
―現在、執務室―
提督「そう言う事があったから、俺は初対面の艦娘には温和な笑みで挨拶をするようになったのさ」
吹雪「それが常識だと思うんですけど…」
【END】
【ギャップ】
―昼、執務室―
那智「いいや、この編成はこうで行くべきだ!」
提督「いやしかし…ここは軽空母になったちとちよコンビの実力を見極めるためこいつらを―」
那智「だめだだめだ!例え既に攻略したバシー諸島であろうと、敵がどんな戦力かはまだ確定できん。ならば常に熟練された戦力を充てるべきだろう!」
提督「でもなぁ…資材が…」
那智「上からの命に従わなければ我々の立場は無いも同然。我々の立場を保つためには、多少のリスクはしょうがあるまい」
提督「そうかねぇ…」
那智「ともかく、秘書艦として言える事はここまでだ。後は司令官、貴様が決めるが良い」
提督「おう…そうだな…」
提督(那智は秘書艦としては優秀なんだが…厳しすぎるんだよなぁ…。こいつも、妙高ぐらいに丸くなってくればいいんだけどな…)
―午後3時、鎮守府中庭―
那智「ふぅ…わずかな休息と言うのも、いいものだな…」
ガササッ
那智「…む?」
猫「にゃあ」
那智「…何だ、猫か」
猫「」ジー
那智「……誰もいない、な?」キョロキョロ
猫「?」キョトン
那智「…!」バッ
猫「にゃ!?」ガシ
那智「ああ可愛いなぁ~。猫ちゃん可愛いにゃぁ~。部屋に連れて帰りたいなぁ~。このもふもふ感と毛の滑らかさがまた心地いいなぁ~。
普段は私も厳しい口調だけどホントはこんな感じの可愛いものが好きなんだよぉ~。いやぁ猫ちゃん可愛いにゃぁ~」ナデナデスリスリ
提督「那智?ここにいたのか。ちょっと相談したい事があって――え」
那智「ああ可愛いにゃぁ可愛いにゃぁホントにもう――あ」
提督「」
那智「///」カァァァァァァァ
猫「にゃあ?」
提督「………楽しそうで何よりです、那智さん」
那智「忘れろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!そしてこの事を誰にも言うなああああああああああああああああああああ!!!///」
提督「命賭けて守りますんで鉄拳制裁はやめてぶるぅぁ!?」
【END】
【一日1人、キャラ紹介】
≪那智≫
妙高型重巡洋艦二番艦。ルールや規則をきっちり守る真面目。そして自分にも周りにも厳しい。大のお酒好きで、飲む量は隼鷹と同等。酔っ払っても、
顔色があまり変わらない故、酔っ払っている事に周囲は気づきにくい。実は、猫や子犬、リスなどの小動物といった可愛いものが大好き。ただしそれは、
周りに隠している。しかし同室の妙高にはバレている。隼鷹、千歳とは飲み仲間。提督には仕事上厳しく接するが、最終的には甘やかす。
好きな言葉は『因果応報』。
今日はここまでにします。短めですみません。
間もなく700レスを超えますので、キリ番安価を取って行こうと思います。
よろしかったらどうぞ。
それではまた明日。
↓>>967-707まで。
キリ番安価
間違えました。
>>699-707までです。すみません。
利根
木曾
ちとちよ
一隻なら千代田
大和
こんにちは。>>1です。
キリ番安価の結果、利根、木曾、千歳&千代田、暁、神通、大和、摩耶、鳥海、隼鷹になりました。
今日は利根、木曾の話を書いていきますのでよろしくお願いします。
また、>>650で書いた「提督の学生時代の女友達が来て鎮守府がギスギスした感じに…」をキリ番安価消化後に書こうと思っているのですが、
見たいか見たくないかを多数決で決めようと思います。
今日の投下は21時以降の予定ですので、お願いします。
それでは後ほど。
↓3までで多数決
キリ番安価消化後に、>>650の①、読みたい?読みたくない?
こんばんは。>>1です。
多数決の結果、「提督の女友達編」は書く事になりました。
では、キリ番安価の話を投下していきます。
【設計図】
―執務室―
バァン
利根「提督よ、やったぞ!」
提督「どうしたんだ?後ドアはノックしろ」
利根「今回の出撃の時点で、吾輩の錬度が二度目の改造が可能な数値に達したぞ!」
提督「おお。って言う事は、お前も航空巡洋艦に改造できるのか」
利根「そうなのじゃ!これでやっと吾輩も航空巡洋艦になれる時が来たのだ!」
提督「よし、じゃ早速工廠へ行って改造するとしよう」
利根「わーいわーいやったぞー!」ピョンピョン
提督(そんなに航巡になりたかったのか…。嬉しそうだな)
―工廠―
提督「え、できない?」
工廠妖精「ええ。利根さんをはじめとする、筑摩さんやビスマルクさんとかは改造する際に改装設計図って言うのが必要なんですよね」
利根「」
提督「何で設計図なんてのがいるんだ?」
工廠妖精「改造するのが難しい子を改造するには精密な設計図が必要なんですよ。でもその設計図、提督さん持ってないでしょ?」
提督「あ、ああ。ちなみにその改装設計図って、どうすれば貰えるんだ?」
工廠妖精「勲章4つを明石さんの店に持っていけば、交換できますよ」
提督「4つか…」
利根「…提督よ、お主勲章はいくつ持っておる?」
提督「…1つ」
利根「………」ガクッ
工廠妖精「勲章は特別海域を解放すれば貰えますけど。今はまだ特別海域は発見されてませんからねー」
提督「…そうか」チラッ
利根「うぅ…航巡…せっかく航巡になれると思ったのに…」グスッ
提督「そこまでなりたかったのか…」
利根「うむ…。吾輩はこの時をどれほど待ちわびた事か…」
提督「……仕方ない。明石に解放してもらった入渠ドック2つと建造ドック2つをまた明石に明け渡して土下座すれば何とかなるだろ…」
利根「別にそこまでしなくてもよいぞ!?」
【END】
【セリフ】※2レス以上続きます
―第参鎮守府・演習場―
長門「全主砲、斉射!てぇーっ!!」ズドォン
ドッゴォン
大和(相手鎮守府側)「く…こ、こんな所で大和は沈みません!」中破
木曾「おお、すごいな…」
長門「何を感心している。次はお前の番だぞ?木曾」
木曾「おっしゃ、任せとけ!うらあああああああ!!」ズダダダダダダ
ガゴォン
榛名(相手鎮守府側)「やだ!被弾した!?」小破
木曾「はっ!お前らの指揮官は無能だな!」
榛名「」イラッ
金剛(相手鎮守府側)「」ムカッ
大和「」ピキッ
長門「おい、そのような口を利くと―」
榛名「勝手は!榛名が!許しません!」ズドゴォ
金剛「私達のテートクの悪口を言うのは、認めまセーン!!」ドドドドドド
大和「喰らいなさい、46㎝三連装砲の威力を!!」ドン
木曾「えっ、ちょっ、何で俺ばっか―!?」
ドッゴォォォォォォォォ
―数十分後、会議室―
大淀「演習が終了しました。第拾弐鎮守府側艦隊の損傷、大和中破、榛名小破、他損傷無し。第参鎮守府側艦隊の損傷、旗艦・木曾撃沈判定、翔鶴中破、
長門損傷軽微、他は無傷です。第参鎮守府側の旗艦が撃沈したので、勝利したのは第拾弐鎮守府側艦隊です。勝利判定はAです」
第拾弐鎮守府提督(以下拾弐督)「報告、ありがとうございます。第参鎮守府の提督も、ありがとうございます」
提督「いえいえ。こちらこそ、あいつらを鍛えてくださって、ありがとうございます。また、お願いしますね」
拾弐督「ああ、そう言えばまた一週間後にもう一度貴方の艦隊と戦う予定になっていますけど」
提督「え?そうでしたか?…ああ、そうなっていますね」
拾弐督「その時はまた、お互いに頑張りましょう」ニコッ
提督「はい。もちろん」
拾弐督「では、私はこれで失礼しますね」スクッ
提督「はい。それでは」
パタン
提督(さって、木曾を説教するか)
―数十分後、執務室―
提督「相手側を逆上させてどうするんだ」
木曾「だって、つい口から出ちゃって…」
提督「だってもクソもあるか。しかも、逆上させた挙句旗艦のお前が集中砲火を喰らって撃沈判定か。笑えないにもほどがあるぞ」
木曾「うっ…すまなかった」
提督「ともかく、今後あんな風に相手側を逆上させるようなセリフを演習で言うな。いいな?」
木曾「分かった…気を付ける」
―軽巡洋艦寮、木曾&まるゆの部屋―
木曾(確かに、相手の上司をバカにするような事を言うのは、部下からすればすごい不愉快だよな…。俺が提督の事をバカにされたら黙っていられない…
それと同じだ。なら、相手の上司をバカにしないような事を言えばいい。例えば、アイツの言葉をマネして…)
ガチャ
木曾「ん?」
まるゆ「ふぇえ…転んで汚れちゃいました~…」
木曾「ああもう…。おい、風呂場へ行くぞ。水着は俺が洗っといてやるから、お前は体を綺麗に流しとけ」
まるゆ「ありがとうございますぅ…」
―2日後、キス島沖―
龍驤「敵艦隊発見!距離7000、敵数5!」
木曾「おっしゃ、腕が鳴るぜ!」
鳥海「この距離だと…約40秒で敵と交錯しますね…」
木曾「そんだけありゃ十分。体制を整えるぞ!まずは俺が先制攻撃をする!」ガシャ
木曾(よっし、今だ!)
木曾「馬鹿め…といって差し上げますぜ!」ドォン
鳥海「」
龍驤「」
ガシャァン
駆逐ハ級「グハッ!?」撃沈
重巡リ級elite「」イラッ
木曾「ふぅ!気持ちいいぜ!」
鳥海「あの、それ姉さんのセリフ…」
重巡リ級elite「ばかニスルナァ!」ドォン
ズッドーン
―数時間後、入渠ドック―
提督「馬鹿め…といって差し上げますぞ」
木曾「…反省してます」
―夜、軽巡洋艦寮・木曾&まるゆの部屋―
まるゆ「ZZZ…」
木曾(なんで何も言わないっていう選択肢を取らないのかって?なぜなら、俺の中のこう、戦闘意欲が認めないからだ!)
木曾(にしても、何かいいセリフは無いかな…)
木曾「あ、そう言えば川内から借りたマンガ、明日までに返さなきゃいけないから、今日の内に読まないとな…」
木曾「………」パラパラ
ペラッ
木曾「………!これだ!」
―数日後、第参鎮守府・会議室―
大淀「ではこれより、第参鎮守府対第拾弐鎮守府の演習を開始します」
提督「では、よろしくお願いします」アクシュ
拾弐督「こちらこそ、よろしく」アクシュ
大淀「第参鎮守府側の艦隊は、旗艦・木曾、長門、飛龍、最上、北上、翔鶴。第拾弐鎮守府側の艦隊は、旗艦・大和、赤城、金剛、榛名、日向、大鳳です」
提督「おや、そちらも前回と同じ編成ですか」
拾弐督「ええ。そちらの方達が、どれほど成長したかを確かめるために、ね」
提督「…前みたいなことにはならないと思いますよ。多分…」
提督(木曾が相手を逆上させるような事を言わない限り…
―第参鎮守府・演習場―
木曾「一週間ぶりだが、またよろしく頼むぜ」
大和「ええ、こちらこそ」
長門「前回のようにはいかんぞ?多分…」
長門(木曾が相手を逆なでするような事を言わん限り…)
最上「よっし…カタパルトOK、電探OK…あとは皆とぶつからないようにしないと…」
飛龍「多門丸、見ててね?」
北上「いよっし、酸素魚雷も大丈夫、かな」
翔鶴「被弾しないようにしないと…」
赤城「ふふ…慢心はしませんよ?」
榛名「榛名は大丈夫です!武装も装甲も、問題ありません!」
日向「瑞雲よ、航空戦艦の力を見せてやろうではないか」
大鳳「頑張るわ!」
金剛「私達の実力、チームワークをとくと見るが良いネー!」
木曾「……なら…」
金剛&長門「?」
木曾「一緒に沈んでやるのもチームワークというやつだろう?」ニヤッ
第拾弐鎮守府側「!?」ゾクッ
長門「!」ビクッ
北上「おお…何か痺れるセリフだね…」ウズ
最上「木曾さん…何かカッコいいかも…」キラキラ
飛龍「うん…何かカッコいい…!」ポワー
翔鶴「でも、ちょっと怖いですね…」オロオロ
大淀『では、両陣営、配置についてください』
木曾「よっし、行くか!頑張ろうぜ!」
長門「あ、ああ!」
―演習中―
木曾「ハハハ…いいぞォ!もっと踊れぇ!」ズガガガガガ
ドドドドド
金剛「ひ、ひぃっ!?」中破
木曾「航空戦艦とやりあうのは稀だ!相手をしてやる!」ガシャコン
日向「く…っ、この私がこの程度で怯むだと…」ガシャ
―数時間後、会議室―
大淀「演習が終了しました。第拾弐鎮守府側艦隊の損傷、大和・赤城大破、金剛中破、榛名小破、大鳳・日向損傷軽微。第参鎮守府側艦隊の損傷は無し。
第参鎮守府艦隊の完全勝利、勝利判定はSです」
拾弐督「やりますね…あなたの艦隊も…」
提督「ええ…まあ」
提督(木曾よ…その格好でそのセリフは怖すぎるぞ…)
当然、今後そのセリフを言う事は禁止された。
【END】
【第1回~艦娘知識試験~その27】
ジャンル:音楽
問27.『次の歌詞は、童謡"森のくまさん"の歌詞の一部である。空欄に当てはまる言葉五文字を答えよ。
お嬢さん お待ちなさい ちょっと 落とし物
白い貝殻の 小さな □□□□□』
・暁の答え 『イヤリング』
提督のコメント:正解です。童謡にイヤリングなんて言葉を出しても、小さな子供には理解しがたいと思うんですけどね。
・由良の答え 『ペンダント』
提督のコメント:アクセサリ、という点では間違ってはいませんが。
・赤城の答え 『ホタテガイ』
提督のコメント:※このホタテガイはこの後お嬢さんがが美味しくいただきました。
今日はここまでにします。
>>699,>>700
キリ番安価の利根、木曾をリクエストした方。ご期待に添える話でしたでしょうか?感想を貰えると嬉しいです。
明日は千歳&千代田、暁、神通の話を書いていきます。
感想等があればお気軽にお書きください。
それではまた明日。
>>719
木曾のセリフはほとんど某忍者マンガのキャラクターのセリフです。
あの人"クレイジーサイコホモ"とか言われてるけど普通に強くてカッコいいから…。
こんばんは。
今日はちとちよコンビ、暁、神通の話を投下していきます。
【改造】
―1年前、工廠―
提督「よっし、千歳と千代田!改造するぞ!」
千歳「え、私達の改造って、そんなに低い錬度でできるんですか?」LV.10
提督「ああ、いつの間にかなっちまったんだ」
千代田「それって私達が遠征で使い回されていたからなんじゃ…」LV.10
提督「細かい事は気にするな!」
千歳(正直何度も何度も遠征に回されるのはきついんですよね…)
―それから数か月後、工廠―
提督「お、また改造できるのか。よーし、改造しよう!」
千歳「え、またですか?」LV.12
千代田「最初の改造から2、3回ぐらいしか出撃してないはずなんだけど…」LV.12
提督「お前らにも演習に何度か参戦してもらったからなあ。その時に増えたんだろう」
千歳「しかし、こう何度も何度も艤装が変わるのは何だか少し落ち着きませんね…」
千代田「でも、強くなるためだから仕方ないよね」
提督「よーし、やろう!」
―さらに数か月後、工廠―
提督「改造すっぞ!」
千歳「え、また!?」LV.15
千代田「何だかもう、恒例イベントみたいな感じがしてきたかも…」LV.15
千歳「でもこれで喜ぶ人もいるから…」
隼鷹「よっしゃ!また改造祝いで酒が飲めるぞー!無礼講だー!」
那智「ふむ、楽しそうだ」
―そのまた数か月後、工廠―
千歳「そろそろかしら…」LV.35
千代田「そうだね…」LV.35
提督「よっし、改造する!」
千歳&千代田「……はぁ」
提督「…しまった…資材が枯渇した…」
千歳「そりゃそんなホイホイ改造を繰り返せばそうなるでしょう…」
提督「…改造するのが楽しいのと艤装がカッコいいのに気を取られて資材の事を考えていなかった…無念」
千代田「そんな理由で改造してたんだ…」
千歳(てっきり…私達を強くするためだったのかと…)
【END】
【泣き虫】
―夕方、食堂―
提督「ふー、ちょっと休憩…」
暁「ふぇぇぇぇぇぇぇん…!」
提督「…え」
暁「うっ…ぐすっ…うぅ…」
提督「ちょ、暁どうしたんだ!?何で泣いてるんだ!?」
暁「うぅ…台所で…台所で…」
提督「台所で何があったんだ?…まさか、包丁で手を切っちゃったとか!?ちょっと患部見せろ!」
暁「うぐぅ…ひぃん…」フルフル
提督「って…出血とかも何もないよな…」
暁「ううぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!」
提督「…もしかして、ジャガイモの芽を間違って食っちまったとか!?」
暁「ううぅ…あああ…」フルフル
提督「じゃないのか…。じゃ、何で泣いてるんだ?」
暁「ひぐっ…うぐっ…」
提督「…あのな、暁。お前は普段から自分の事をレディだのなんだのって言ってるけど、今のお前はそれとはまったくかけ離れたような感じだぞ」
暁「うぅ…えぅ…」グシグシ
提督「そんな、何があったのか言えないくらい泣いちまってるなんて、最早ガキだ」
暁「うぅぁ…あぁぁぁ…」
提督「レディってのは、そんな大声を上げて泣かない、大人な雰囲気を醸し出す存在だ。そうなりたいんなら、今泣き止んで、またいつものように、
背伸びをするんだ!そうすれば、自然と心も強くなれるし、レディっぽくなるもんだよ!」
ガチャ
雷「あら?暁ったらまだ泣いてたの?」
提督「雷か。なあ、なんで暁はこんなに号泣してるんだ?」
雷「それがねぇ、私達第六駆逐隊でカレーを作ってたんだけど、玉ねぎを切ってた暁が、『玉ねぎの欠片が目に入ったぁうぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん』って、
それから泣き止まなくって」
提督「」
雷「目を洗って休ませているトコなの。今、電が鳳翔さんを呼びに行ったけど…」
暁「うぇぁぁぁぁぁぁぁ…沁みる…沁みるよぉ…」ゴシゴシ
提督「………アホらし」
【END】
【鬼教官】※2レス続きます
―朝、運動場―
神通「さあ皆さん、自分のペースを守って走ってくださいねー」
長月「はっ、はっ、はっ、はっ…」タタタタタ
皐月「くっ…キツイ…」タッタッタ
長月「確かに…朝から運動場20周はキツイ…な」
文月「すみません神通さーん!遅れちゃいましたぁ!」ズサァッ
神通「ヘッドスライディングはやめてください…。それにしても、またですか…」
文月「すみません…」
神通「今は10時12分。訓練開始時刻の10時から12分遅れだから、12週追加で文月ちゃんは32周ね」ニコッ
文月「ふぇぇぇぇぇぇ…」タタタタ
長月「うわ…鬼…」
皐月「運動が苦手な文月に32周はきついね…」
三日月「望月は意外と時間通りに来るんですね」
望月「あたしはあんな罰は受けたくねーからなー…」
―数十分後―
神通「皆さん走り終わりましたね?」
長月「は…ハイ…」
文月「」チーン
菊月(…32周走り終えるとは…やはり艦娘の身体能力ゆえか…)
如月「髪が…傷んじゃう…」ゼハーゼハー
神通「では次に、海上演習場で訓練をしましょう。各自艤装を装備して10分後に演習場へ集合するようにしてくださいね」
皐月「わかりました…」
望月「だるー…10分で艤装をつけてしかも演習場へ走るとか…」
―10分後、海上演習場―
神通「ルールは前回と同じです。規定時間内に、移動しながら海上に浮かんでいる1番から10番の的に順番に射撃します」
長月(ここまではいい…。だが…)
神通「1つの的には1回しか射撃できません。規定時間内にクリアできなかった場合や、当てられなかった場合は、最初からやり直しですからね?
終わるまで続けましょう♪」ニコッ
三日月「………理不尽な…」
菊月「だが…それはやりがいがあるな…」
望月「…菊月、あんたおかしい」
睦月「は、張り切っていきましょー…」
―夕方、執務室―
提督「神通よ、駆逐艦の子達がお前の訓練が厳しすぎるって愚痴ってるけど…」
神通「そうですか…?そんなに厳しい事をした覚えは…」
提督「どんな感じなんだ?」
神通「今日の行程は―」
提督「…そりゃ厳しい。駆逐艦の子達からすれば」
神通「そうでしょうか…。私はただ、皆さんに強くなってもらいたいから…」
提督「だが、それでも限度って言うものがあるからな。もうちょっと、内容を軽くするって事はできないのか?」
神通「…わかりました。やってみます」
提督「ああ。頼むぞ?」
―数日後、運動場―
神通「皆さん、おはようございます。今日は遅刻する方もいないようで何よりです」
文月「走るの怖い、走るの怖い、走るの怖い…」ガタブルガタブル
菊月「…完全にトラウマと化してるな…」
神通「皆さんが、私の訓練が厳しいと言っている事が、わかりました」
長月「ん?」
神通「それで、私は訓練の行程を少し変える事にしました」
皐月「お?」
睦月(もしかして…内容が緩くなる?)
如月(それは、いいわね…)
望月「そうか…気づいてくれたか…よかった…」
神通「休憩時間を設ける事にしました!」
睦月型「」
神通「メニューが1つ終わる毎に、5分間の休憩を設けます。今までは休憩時間を設けていなかったので、それが辛かったのだと気付きました」
睦月型「」
神通「あ、でもメニューの内容は変えませんので安心してくださいね?」
睦月型「…嬉しいなー…」
神通「さあ、今日も頑張りましょう!まずは運動場20周から!」
望月「…だめだこりゃ…」
文月「うぁぁぁぁぁ…」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~その28】
ジャンル:国語
問28.『"四面楚歌"という言葉の意味として正しいものを、次の選択肢の中から1つ選べ。
①誰も彼もが歌を歌っているさま。
②言い終わるまでにステージを4つクリアできるぐらい長い言葉の事。
③敵や反対者に囲まれて孤立し、助けも無い状態の例え。
④四重奏の歌の事。』
・長月の答え 『③』
提督のコメント:その通りです。この言葉の由来は、中国前漢時代のの史書、"史記"が由来とされています。由来となった書物も覚えておきましょう。
・文月の答え 『①か③のどっちか1つ』
提督のコメント:2つに絞れるくらいなら、一か八かに賭けて1つだけ書いてください。
・天龍の答え 『①か②か③か④のいずれか1つ』
提督のコメント:私にはあなたを助けられない。
【一日1人、キャラ紹介】
≪長月≫
睦月型駆逐艦八番艦。他の駆逐艦の子達とは一風変わった、大人びた感じの性格。暁の言うレディを通り越す、最早女戦士ぐらいの雰囲気を醸し出す。
口調、性格全てが勝気。そのせいで女の子っぽいとは思われないらしい。それが悩み。趣味は読書、将棋、兵装の手入れ。つくづく女の子っぽくない。
しかし仲間想いで、熱い心の持ち主。想いを寄せている人がいるが、恋愛など自分の柄ではないと気付かないフリをしている。
好きな言葉は『急がば回れ』。
今日はここまでにします。
>>701-703
ちとちよ、暁、神通をリクエストしてくれた方、いかがでしたでしょうか?ご期待に添えられたようでしたら嬉しいです。
感想等があればどうぞお書きください。
明日は残りのリクエストの大和、摩耶、鳥海、隼鷹の話を書く予定ですので、お願いします。
それではまた明日。
陸奥になるビーム!を4回以上喰らっている>>1です。
こんばんは。
今日は大和、摩耶、鳥海、隼鷹の話を書きます。
では、投下します。
【ロマン】
―昼、???―
提督「大和、俺はお前を俺達の艦隊の仲間に加えるのが夢だったんだ」
大和「……」
提督「何でそんなにお前を望んでいたのか、その理由が聞きたいか?」
大和「……はい」
提督「元々の戦艦・大和は、世界最強の軍艦とも言われている。その火力、装甲はどの艦にも劣らないものだ」
大和「……」
提督「そんな、世界最強の軍艦…改め艦娘は、男のロマンでもある」
大和「……それは、恐縮です」
提督「そして、資料でお前の写真を見た時、お前はとても美しかった。まさに大和撫子という感じだった」
大和「……ありがとうございます」
提督「俺はそんな強く美しいお前を仲間にしたかった。言ってしまえば、その強さと美しさに俺は打ち負かされたとも言える」
大和「……」
提督「そして長い時を経て仲間に入れたお前は、その強さと美しさが俺達の心の支えになってくれた」
大和「……」
提督「お前を仲間にするために、何度も建造をした。莫大な資材を溶かしてきた」
大和「……」
提督「つまり何が言いたいかと言うとな…」
大和「……」
提督「その世界最強の戦艦娘・大和が、特別海域でワンパン大破されてウチの資材を食い尽くしやがってコノヤロー、と言う事だ」
大和「……すみません…不覚でした。まさか、あんな軽巡ト級に大破させられるなんて…(入渠中)」
提督「入渠時間33時間とはどういう事だ…。おまけに妖精さんから受け取った修復資材の請求書、なんだ鉄が1000って」
大和「本当にすみません…。私は厚い装甲を持つゆえ、それが一度撃ち抜かれるともう一度厚い装甲にするために大量の鉄が必要なのです…」
提督「燃料もガバガバ飲んじまうし…」
大和「お腹が空いてしまって…」
提督「資材は無限にあるわけじゃないんだぞ。コストがバカ高いお前がそんな簡単に大破させられるとこっちも困るんだ。以後気を付けるように」
大和「…はい。精進していきます…」
【END】
【イメージ】
―消灯時間後、駆逐艦寮―
摩耶「あーくっそ…当直勤務も楽じゃねぇなぁ…。眠れる時間減るし…朝も眠いし…」
ザワ・・・ザワ・・・
摩耶「んん?何か話し声が聞こえるな…。あの部屋は…村雨と夕立の部屋か…」
コショコショ…
摩耶「…ちょっくら注意するか」
コンコン
摩耶「おいお前ら!もう消灯時間過ぎてるぞー!」
夕立「わわっ!?」
ガシャァン!!
摩耶「ど、どうしたんだ!?」ガチャ
夕立「わわっ、ごめんなさいっぽいー!!」
摩耶「お、おい…花瓶が割れてるけど…」
村雨「そ、それは、摩耶さんが突然ドアをノックしてきたからびっくりして棚に足が当たっちゃって、そして花瓶が…」
摩耶「何だ…そんな事か…」
夕立「ごめんなさい!ホントにごめんなさい!消灯時間過ぎても話しててごめんなさい!」ドゲザ
摩耶「いや…もういいから…」
村雨「お願いですから、どうか命だけは取らないでください!」ドゲザ
摩耶「そこまでしねぇからな!?」
白露「何々、どうしたの―って摩耶さんの前で夕立と村雨が土下座してる!?」ヒョコッ
摩耶「あっ…誤解するなよ!?これはだな…!」
涼風「何だ何だ喧嘩か?楽しそうだねぇ!」
摩耶「話聞けって!」
―翌朝、執務室―
摩耶「…提督、アタシもう当直勤務やりたくない…」
提督「…何があったんだ?」
【END】
【ウグイス】
―昼下がり、散歩道―
提督「ふむ…いい天気だな…」テクテク
提督「こんな日は昼寝がしたいけど仕事が多すぎてできない…ん?」
鳥海「……」
提督(あのベンチに座ってる頭にアンテナがある奴…鳥海か?何してるんだ…)
鳥海「…スー…スー…」コックリコックリ
提督(何だ寝てるのか…まあこんないい天気と温度だから、昼寝したくなるのも無理はないか…)
鳥海「…スー…スー…」コクッコクッ
ウグイス「」パタパタ
提督「ん…?ウグイスが…」
ウグイス「」ピタッ
提督(…鳥海のアンテナにとまる…だと?)
鳥海「…スゥ…スゥ…」コクリコクリ
ウグイス「」キョロキョロ
提督(鳥海気づいていない…。ウグイスも頭が揺れてるのに平気なのか…)
鳥海「…スゥ…スゥ…」コクッ
ウグイス「」ハネナオシ
提督(何か面白いし、写真撮っとこ)
提督「携帯のカメラでカシャッとな」カシャッ
ウグイス「ホーホケキョッ!」
提督「おっ」
鳥海「ふぇっ!?」ハッ
ウグイス「」パタパタ
提督「あ…」
鳥海「あ…司令官さん…。ごきげんよう」メガネナオシ
提督「あ、ああ。いやぁ、春が来たんだなぁ~」」
鳥海「そうですね…。私もうっかり、こんな外でうたた寝をしてしまってました…」
提督「特になんかウグイスの鳴き声聞くと、まさに春が来たんだなあって感じがするよなぁ~」
鳥海「そうですね…。何かさっき、物凄い近くでウグイスが鳴いたような感じがしたんですけどね…」
提督(黙っとこ…)
青葉「青葉、見ちゃいました!」
【END】
【商船】※2レス続きます
―夜、執務室―
提督「…んあーっ!やっと仕事終わったー!」ノビーッ
提督「さっさと風呂入って―お?」
隼鷹『………』
提督「あのボラードに座ってるの、隼鷹か?」
―鎮守府内波止場―
隼鷹「………」
提督「…隼鷹?」
隼鷹「お?なんだ、提督か」
提督「こんな時間にこんな所で何してるんだ?」
隼鷹「いや、ちょっとね…」
ボーッ
提督「…あれは、客船か」
隼鷹「ああ。ちょっと、眺めていたんだ」
提督「そうか…」
隼鷹「………」
提督「…商船から改造されて、空母になったけど、どう思ってるんだ?」
隼鷹「…そりゃ、アタシは商船になってたらどんな感じになってたんだろう、って何度も思ったよ」
提督「………」
隼鷹「前までは、商船になりたかったなぁ…って思ってたよ」
提督「…やっぱりか」
隼鷹「でも今は、もうそんな気持ちも吹っ切れたさ」
提督「?」
隼鷹「空母に生まれ変わったから、国を守るために戦う事もできたし、こうして女の姿になって転生できて、千歳や那智とかと酒が飲めるようになれて、
皆とワイワイできるようになったんだ。そして、お前って言う素晴らしい提督にも出会えたんだ」
提督「………」
隼鷹「だからさ、アタシはもう未練もないよ。もし商船になってたら、こんな楽しい事に巡り合える事も無かったってな。それだけさ。でもたまに、
商船が恋しくなってこうして眺める事もあるけどね」ヒヒッ
提督「…そうか」
隼鷹「…今日みたいな日には、客船がいくつも見えるから、こうやって波止場に来て眺めていたんだ」
提督「…ちょっと待ってろ」タタッ
隼鷹「?」
―数分後―
トクトク
隼鷹「おとと。どーも、提督」
提督「こんな風に、夜風に当たって外で飲むって言うのもいいもんだよな」
隼鷹「酒の肴は、夜の静かな海に、海に漂う商船か。いい雰囲気だねぇ」
提督「まったくだな」
隼鷹「んん…」ゴクッ
提督「…隼鷹」
隼鷹「ん?」
提督「俺達の艦隊に来てくれてありがとう。そして、俺みたいな男の事を素晴らしい提督って言ってくれてありがとう」
隼鷹「……何だい、改まって」
提督「いや…今なら、2人っきりで静かに話せるからな。せめてこの時だけに言っておこうかなと」
隼鷹「…そうかい」
サーッ
提督「あ…雲が晴れて…」
隼鷹「…うぉ、綺麗な月だねぇ」
提督「ああ…。本当にな」
隼鷹「…なあ、提督」
提督「ん?」
提督が隼鷹の方に向き直った時―
隼鷹「……ん」チュッ
提督「…ん…」
隼鷹は提督にそっと口づけした。
提督「じゅ、隼鷹…?」
隼鷹「………今のは酔ってやっちまったんだ。気の迷いさ。そう言う事にしてくれ///」
提督「…じゃあ、そう言う事にするよ」
隼鷹「…よろしい」
提督(深く聞くのは男が廃るしな)
そして2人は、波止場で、日付が変わるあたりまで2人きりで酒を酌み交わした。
【END】
【第1回~艦娘知識試験~その29】
ジャンル:社会
問29.『主にホテル・レストラン業界や観光業界で用いられる言葉で、顧客に提供する個々のサービスに対し、それらの質を高める考え方の事を、
"( )・マインド"と言うか』
・隼鷹の答え 『ホスピタリティ』
提督のコメント:正解です。この考え方の根幹は、"おもてなしの心"です。戦いを強いられている私達も、この心を忘れないようにしましょう。
・雷の答え 『思いやり』
提督のコメント:主旨は間違っていませんが。
・天龍の答え 『スピリット』
提督のコメント:スピリット・マインド→魂の心?
今日はここまでにします。
>>704-707
大和、摩耶、鳥海、隼鷹をリクエストしてくれた方。いかがでしたか?感想を貰えると嬉しいです。
また、これでキリ番安価のリクエストには全て応えました。
明日は、"修羅場編(そこまで修羅場ではない)"を投下してこうかなと思います。
その他の方も、感想・リクエスト等があればどうぞご自由にお書きください。
それではまた明日。
艦これのゲームをしたり、SSを書いたり読んだり、二次創作を読んでいて、自分は艦これの世界が好きだと言う事に改めて気づいた。
こんばんは。
ギスギス編を投下していきます。多分ギスギス編が終わるのは明日かもしれませんので、ご了承ください。
【来客】
―10時、鎮守府正門前―
吹雪「あっさりーしっじみーはーまぐーりさーん♪」サッサッ
吹雪「…あれ?」
??「…………」チラッチラッ
吹雪(あの門に寄り掛かっている女の人…どうしたんだろ…。何か鎮守府の様子を窺ってるみたいな…)
??「あ、あのすみません」
吹雪「あ、はい!何ですか?」
??「南関東第参鎮守府って言うのは、この建物でよろしいのですか?」
吹雪「ええ、そうですけど…」
??「それとこの鎮守府って、○○って方が提督ではありませんか?」
吹雪「ど、どうしてそれを!?」
??「その方、私の知り合いでしてね」
吹雪「あ、あなたは一体…?」
女友達「あ、私は提督の中学校での同級生で友達なんです」
吹雪「そのお友達の方が…なぜ、こんな所に?」
女友達「んー…そうですね…強いて言うならば…」ウーン
女友達「会いたかったから…かな?」
吹雪「」
女友達「それで、提督にお会いしたいのだけれど―って、聞いてる?」
吹雪「」
女友達「おーい?」
【続く】
【再会】
―執務室―
提督「分かった。じゃあ、1時間後にそっちへ行くから」
明石『よろしくお願いしますねー』
ガチャン
提督「ふぅ…新建造艦は軽巡洋艦か…」
執務妖精「まだ来ていない子っていましたっけー?」
提督「ううむ、まだいたのか…」
コンコン
提督「どうぞー」
吹雪「し、失礼します司令官」ガチャ
提督「どうしたんだ?何か焦ってるみたいだけど」
吹雪「それが、今しがた司令官にお会いしたいとおっしゃる方がいらっしゃいまして…」
提督「誰?」
吹雪「それが、司令官の中学生時代の同級生っておっしゃってまして…」
提督「…んー…誰か来るってアポ取った奴もいないし…。ま、ここまで来たんだから無下に返すわけにもいかんし、通してくれ」
吹雪「は、はい。わかりました!」
パタン
提督「誰だろうか…一体…」
執務妖精(女のニオイがしますねー…)
―数分後―
コンコン
提督「吹雪か?」
吹雪「はい、お客様を連れて参りました!」ガチャ
提督「じゃ、入れてくれ」
吹雪「はい。では、どうぞお入りください」
女友達「失礼します…」
提督「…………あ、え?」
女友達「やっほ、久しぶり♪」
提督「…サキ!?」
サキ「そ、中学時代の友達、サキさんだぞー?」
吹雪(サキ…さん?あだ名かな?それとも名前かな…?)
執務妖精(髪長いなー…)
提督「何で…お前が…?」
サキ「いやね、中学卒業から一回も会ってないじゃん?だから、どうしてるかなーって」
提督「…なら電話でも…」
サキ「私アンタの番号知らないし」
提督「そういや交換した覚えないな…」
サキ「でしょ?」
提督「…で、何で来たの」
サキ「アンタ中学卒業する時に海軍に入るって言ってたじゃん。それで、アンタがこの鎮守府で提督やってるって言うのを風の便りで聞いて、
んで気になったから来てみた」
提督「そんな突然…来るんなら来るって言ってくれないと、心の準備がだな…」
サキ「それでついでにさ、海軍の事なんてあんまり知らないから、この鎮守府を案内してほしいなーって」
吹雪「」ピクッ
執務妖精(やばいですねーこれはー…)
提督「ああ、その程度なら別に構わんけど…」
執務妖精(バカー!そんな事したら他の艦娘達が色々誤解しちゃうでしょうがよー!)ワチャワチャ
サキ「ところで、この吹雪ちゃん、だっけ?この子も艦娘なの?」
提督「ああ、そうだけど」
サキ「へえ~…これが艦娘…人類の敵"深海棲艦"を倒せる唯一の存在か…」ジロジロ
吹雪「あ、あの…?」
サキ「…ありがとね。私達の事を守ってくれて」
吹雪「え、あ、どうも…」
コンコン
提督「あ、はーい」
加賀「失礼します、提督―あら?」ガチャ
執務妖精(あ、やな予感…)
提督「加賀か、あの書類見つかった?」
加賀「いえ、書物庫にはありませんでした」
提督「じゃあやっぱり、あの戸棚か…まあいいや。ありがとな」
加賀「いえ、お気になさらず。…ところで、この方は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生で友達の…サキだ」
加賀「サキさん…ですか?その、サキさんがなぜこの鎮守府に?」
提督「どうやら、俺に会いに来たらしい…」
加賀「…会いに来た?」
執務妖精(あ、これヤバい。逃げよう!)ピューン
サキ「ねえ、この人は?」
提督「ああ、正規空母の加賀だ。ウチの航空戦力のエースとも言える、頼れるやつだよ」
加賀「…自己紹介が遅れました。航空母艦、加賀です」
サキ「提督の中学時代の同級生、サキです。以後、よろしくお願いしますね」
加賀「…ちなみにお二方はどのような関係で?」
提督「そうだな…友だ―」
サキ「そうですねー…友達以上恋人未満ってトコかな?」
加賀&吹雪「!?」
提督「お、おい!」
サキ「え、どこか間違ってた?」
提督「いや、確かに間違ってはいないけれども―あ」
加賀「提督…どういう事ですか…」ピクピク
吹雪(怒りを必死で抑えてる…。頑張れ理性!)
提督「いや、確かに間違ってはいないけれどもなぁー…って、それは別にどうでもいいじゃないか!」
加賀「…わかりました…。"今は"深く尋ねない事にします」
吹雪(今は…?)
サキ「ふふっ」ニコッ
提督「よ、よし。じゃあ、早速案内するとしますかねぇ」
サキ「やたっ♪」
加賀「提督、案内をするのは別に構いませんけど、仕事は誰が片づけるんですか?」
提督「………加賀、頼むわ」
加賀「…見返りは?」
提督「…俺一応上司なのに見返り求めてくるか…。まあいいや、今日の夜、≪居酒屋・鳳翔≫で夕飯奢ってやる」
加賀「いいでしょう。ですが明日はしっかりしてくださいね」
提督「分かってるって」
サキ「提督の仕事ってのも、大変そうだねぇ」
提督「ほっとけ。じゃ、吹雪も行くぞ」
吹雪「えっ、私もですか?」
提督「ああ。この鎮守府には、俺よりも艦娘の方が知ってるような事が多いだろうし、最古参のお前がいれば安心だからな」
吹雪「分かりました。では、ご一緒させていただきますね」
提督「よし、じゃ行くか」
サキ「いえーい♪」
吹雪(この人ノリが軽いようなそんな感じが…)
バタン
加賀「…ハァ。この胸の痛みは、嫉妬…でしょうか」
加賀(この私が、そんな感情を…)
―廊下―
青葉「なーにかネータは無ーいかなっと♪」スタスタ
青葉「おりょ?」
提督「――。―」
サキ「―。―――?」
吹雪「―――。―――」
青葉「司令官が吹雪さんと見慣れない女性と一緒に談笑しながら歩いてる…スクープの予感!」
大和「見慣れない女性が鎮守府にいる!?」
天龍「アイツが知らない女と一緒に鎮守府を周ってる!?」
金剛「テートクがアンノウンなレディーと仲睦まじく歩いていルー!?」
青葉「そこまで言ってはいませんけど…」
【続く】
今日はここまでにします。
ギスギス来訪者編は明日も続けますので、よろしくお願いします。
この話に登場させてほしい艦娘の方がいれば、お書きくだされば登場させます。
また、感想等があれば、そちらもどうぞお書きください。
それではまた明日。
一般人を名前付きで登場させるって、ヤバいですかね?(ちなみにサキは現実の人物とは一切関係ありません)
こんばんは。
投下していきます。
【来訪者の見学~道中】
―廊下―
提督「さてと…どこから案内するかね…どこか見たいところとかあるか?」
サキ「えー…私海軍の事なんてなんにも知らないから、どこに何があるのかなんて分からないんだけど…」
提督「そりゃそうか…」
吹雪「でしたら、無難にまず食堂とかから…」
榛名「あれ、提督?」
提督「あ、榛名か」
榛名「丁度良かったです。昨日の出撃の報告書を出そうと…って、そちらの女性は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生の、サキって人だよ」
サキ「初めまして、サキです」
榛名「あ、こちらこそ。榛名と申します。どうぞよろしくお願いします」ペコリ
榛名(ん?サキ?それって苗字?それとも名前?はたまたあだ名?だとしたら、提督はこの方とそれなりに密な関係を持ってるって事で…)モンモン
提督「あの…榛名…?」
榛名(密な関係って…密な関係って…それってもしかして…相思相愛!?)ハッ
サキ「榛名さん?どうしたんですか?」
榛名(もしそうだとしたら…もしそうだとしたら…榛名はもう…大丈夫でないどころか…闇に堕ちてしまいそうで…!!)
吹雪(これは…まずいですね…)
榛名「…榛名は…大丈夫です…!」フルフル
提督「い、いや…大丈夫そうには見えないんだが…」
吹雪「し、司令官!私達は行きましょう!おそらくサキさんも長居はできないでしょうから!榛名さん、報告書は執務室の加賀さんに出してください!」
榛名「…了解しました…」
吹雪「さあさあ司令官、サキさん!行きましょう!」
提督「お、おう」
サキ「うん、じゃあそうしようか」
吹雪「じゃあ榛名さん!また!」
榛名「波動砲とか撃てそうです…」
霧島「!?」
【続く】
【来訪者の見学~食堂~】※2レス続きます
―食堂―
提督「でまあ、食堂についたわけだけど」
サキ「随分と広いねぇ」
吹雪「この鎮守府には100人を超える艦娘が所属していますし、その100人が一斉に食事を摂るのですからこれぐらいの広さは無ければ」
サキ「…それにしても、何だかいい匂いがするね…」
提督「そうだな…この匂いは…」
瑞鳳「あれ、提督?」
提督「ああ、瑞鳳か。って事は、この匂いは卵焼きか?」
瑞鳳「うん、そうだけど」
鳳翔「あら、提督。ごきげんよう」
提督「鳳翔さんもいらっしゃったんですか。こんにちは」
瑞鳳「…ところで提督」
鳳翔「…その方は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生、サキです」
サキ「サキです。よろしくお願いしますね」ニコッ
瑞鳳「へぇ~…」ギラリ
鳳翔「そうなんですか…」ギラリ
提督(何だ何だ…。突然目つきが鋭くなった…)
瑞鳳(おそらく、こんな鎮守府を訪ねてまで提督に会いに来たって事は、提督とはそれなりに付き合いが深い人のはず…)
鳳翔(ならば…)
瑞鳳&鳳翔(若いうちに摘んでおかないと)
瑞鳳「あ、そうだ。私卵焼き作ったんですけど、よろしかったら食べますか?」
サキ「え、いいんですか?ありがとうございます。私卵焼き好きなんですよね」
瑞鳳「ではすぐに持ってきますので、待っててくださいね~」スタスタ
鳳翔「では、私はお茶を淹れましょうかねぇ~…」スタスタ
サキ「艦娘にも料理ができる人っているんだね?」
提督「俺はそれに対してもう違和感感じなくなったな…」
提督(瑞鳳と鳳翔、なんか変な感じだったけど…大丈夫かな…)
吹雪「…ちょっと様子見てきますね」タタタ
瑞鳳「卵焼きの中に唐辛子を混ぜて…」
吹雪「やめてくださいよ!」
鳳翔「緑茶の茶葉とコーヒーの粉末をブレンドして…」
吹雪「美味しかったら流行るでしょうけど今はやめてください!」
―数分後―
サキ「美味しいです!卵焼きもお茶も!」
瑞鳳「そ、そうですか?」
鳳翔「お茶ぐらいで、そんな…ありがとうございますね」
サキ「いや、2人ともその道のベテランって感じがするくらい美味しいです!」キラキラ
瑞鳳「そ、そこまで褒められると…///」テレテレ
鳳翔「正直…恥ずかしいですね…///」
提督(大丈夫…なのか?)
提督「じゃ、そろそろ移動するか」
サキ「あ、そうだね」
吹雪「では、私達は失礼しますね」
瑞鳳「うん、それじゃ!」
鳳翔「ではまた、お会いする機会があれば」
サキ「はい!ご馳走様でした!」
サキ「ねえ、提督。あのお茶を出してくれた髪の長い人って、何歳なの?」
提督「……お前には何歳に見える?」
サキ「大体、30代前半くらい?」
提督「……それ、あの人の前で言わなくてよかったな」
吹雪「多分…消されるでしょうからね…」
サキ「?」
鳳翔「…何だか…私の事をおばさん呼ばわりしているような感じがします…」
瑞鳳「?」
【続く】
【来訪者の見学~入渠ドック~】※2レス続きます
―入渠ドック―
提督「ここは入渠ドック」
サキ「入渠って?」
吹雪「簡単に言えば、傷ついた艦娘の損傷を治すところですね。中はお風呂みたいな感じになってます」
サキ「へぇ~…」
提督「…って、あの休憩所の奴…」
足柄「プハーッ!やっぱり入渠の後の牛乳は最高よね!」
提督(やばい…この状況を見られるとヤバい奴だ…)
サキ「あの人は?」
提督「重巡洋艦の足柄だ。昨日の夜の出撃でひどい傷を喰らってな、約10時間の入渠だったんだ」
足柄「あら?」
吹雪(あ、ロックオンされた…)
足柄「ごきげんよう、提督!」
提督「おう、どうだ傷の具合は」
足柄「もうすっかり治ったわよ!流石は妖精さんの力ね!」
提督「すまなかったな。昨夜は無茶な作戦に出しちまって…」
足柄「大丈夫だって!でも、次からは気を付けてね?私は砲雷撃が好きだけど、あまり無茶な作戦は嫌だから…」
提督「ああ、分かった」
足柄「ところで…そちらの女性は?」
提督「ああ、元同級生の―」
サキ「提督の元同級生のサキです。よろしく」ダキッ
足柄&吹雪「!?」
提督「ちょっ、なぜ腕に抱き付くんだ!?」
サキ「いや、何か気分で。普通に自己紹介を繰り返すのも何だかアレだし、ちょっと気分を変えようかと」
提督「だからって、コイツの前では…」
足柄「あ…あうあ…」ピクピク
吹雪(やっぱり…)
足柄(腕に抱き付く→それなりに深い関係→友達or恋人→友達の場合この後進展するかもしれない→友達だろうが恋人だろうがどのみち提督は結婚する→
どうあがいても足柄はハッピーにはなれない)
足柄「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」ガクッ
提督「足柄!?たて…立て…!立つんだ足柄ー!!」
足柄「燃えたよ…燃え尽きた…」
サキ「…何コレ?」
吹雪「…いつもの茶番ですので、お気になさらず」
那智「む、どうしたんだ司令官、足柄」
提督「あ、那智か。って、那智は昨夜傷を負ってなかったはずだけど…」
那智「いや、私は隣の浴場に入っていたんだ」
提督「まったく…」
那智「ときに貴様、そこの女性は誰だ?」
提督「あ―」
サキ「提督の中学時代の同級生、サキです!」ダキッ
提督「…だよ」
那智「…ほう。私は那智。よろしく頼む」
サキ「はい!」
那智(…ううむ…この司令官に多分人生の伴侶となり得る女性がいたとは…驚きだな…)ジロジロ
サキ「?」
那智(容姿も申し分ない。性格は少々明る過ぎと言った感じだが、大丈夫そうだな。ならば私は、何も言う事は無い。司令官を快く祝福するまでだ)
提督「あー、那智。いいか?」
那智「どうした?」
提督「ちょっと、足柄頼んでいいか?」
足柄「」チーン
那智「…大体の事情は分かった」
提督「よし、じゃサキ、吹雪。行くぞ?」
サキ「はーい」
吹雪「分かりました!」
提督「じゃあな那智!また、いつか一緒に飲もうな?」
那智「ああ、楽しみにしてるぞ?」
那智(しかしなぜだろうか…アイツが幸せになる事に不快な感じは抱かないのだが…なぜ、胸が痛む?)
【続く】
【来訪者の見学~工廠~】
提督「ああ、そうだった。新造艦ができたから明石に呼ばれてるんだった」
サキ「?」
吹雪「じゃあ、次は工廠に行きますか」
提督「ああ、そうしよう」
―工廠―
提督「すまんな、明石」
明石「いえいえ、時間通りですよ―って、その女性は?」
サキ「初めまして、提督の中学時代の同級生のサキです!」ペコリ
明石「ええ、こちらこそ。私は工廠責任者兼≪万屋・明石≫の店長兼工作艦の明石です」
サキ「えっと…どれが本業?」
明石「…どれでしょうね?」
提督「それくらい把握しとけ!」
明石「工廠の見学ですか?」
サキ「はい」
明石「ここはですね、艦娘に装備する艤装を開発したり、新たな戦力となる艦娘を建造したり、結構重要な所ですよ?」
サキ「…艦娘を建造って…どういう意味?」
提督「俺にもわからん。そう言えば、新造艦はどこに?」
明石「あ、あちらに」
鬼怒「きたきたぁ!鬼怒、いよいよ到着しましたよ!」
提督「鬼怒って言うのか。俺は提督、よろしく頼む」
鬼怒「あ、よろしくお願いしまーす!って、およそ海軍の人とは思えないような女性が…。もしかして彼女!?」
提督「いや、そう言うんじゃ―」
サキ「あははは、そんなんじゃありませんよー」
提督「…ああ、そうだな」
吹雪「…?」
明石(においますね…)
鬼怒「?」
【続く】
【来訪者の見学~空母練習場~】
―昼食挟んで廊下―
サキ「お昼ご飯まで食べちゃって、迷惑だったかな?」トコトコ
提督「いや、そんな事は無いよ」スタスタ
サキ「でもなんか、他の人たちが何かこっちを見てヒソヒソ話してたから…」
吹雪(それは多分他の要因があるんじゃ…)テクテク
サキ「ところで、あの弓道場みたいな場所は?」
提督「ああ、あそこは空母の練習場だよ。見ていくか?」
サキ「じゃあそうしよっかなー?」
―空母練習場―
提督「よう、蒼龍」
蒼龍「あ、提督。こんにちは」
提督「昼食に来なかったのは、ひょっとして練習に打ち込んでいて気付かなかったからか?」
蒼龍「え?あ、もうこんな時間!どうしよう、昼ごはん残ってるかな?」
提督「多分、間宮さんに言えば軽いモノでも作ってやれると思うけど…」
蒼龍「そっか、よかった…そう言えば、その女の方は?」
提督「俺の友達のサキ」
サキ「ちょっと紹介が雑になってない?」
提督「気にするな」
蒼龍「へー、提督に女の友達なんていたんだ」
提督「何だその言い方は」
蒼龍「いや、意外だなーって」
提督「女の友達…そうだよな…」
蒼龍「…え?」
蒼龍(え、何この反応。何、提督とこの人との間にどんな関係が!?)
提督「蒼龍、食堂へ行くか?」
蒼龍「え、い、いいや。私はもうちょっとここで練習してようかなーって…」
提督「そうか、じゃ」
サキ「失礼しますね」
吹雪「…頑張ってくださいね」
蒼龍「…うん」
蒼龍(提督のあの反応…もしかしてサキさんはただの友達じゃない…?まさか提督…)キリキリ
流星妖精「ちょちょっと蒼龍さん!壁、壁!どこに向けて撃とうとしてるんですか!?ぶつかっちゃいますって!」
蒼龍(提督…もしかしてあの人と進展していって最後には結婚するのかな…?だとしたら…何か嫌だなぁ…)
流星妖精「タンマタンマ!死ぬ!私死んじゃいますから!撃たないでええええええええええ!!!」
【続く】
【別れ】※2レス以上続きます
―夕方、鎮守府正門―
サキ「今日はありがとね。突然来ちゃって、しかも案内までしてくれて」
提督「ああ、別にいいって事よ。じゃあまた、いつか会う機会があれば」
サキ「うん。連絡先も交換したし。それじゃあね」
提督「ああ、じゃあな」
スタスタ
提督「…さてと…執務室に戻るか」
―執務室―
提督「ただいまー」
加賀「…お帰りなさい」
提督「すまんな。突然仕事押し付けちゃって」
加賀「その分、今夜の夕食は弾んでくださいね」
提督「はいはい」
加賀「…サキさん、お帰りになられましたか」
提督「…ああ。帰ったよ」
加賀「…ちなみに提督」
提督「何だ?」
加賀「あの方とは、どういった関係なんですか」
提督「…ただの友達…ってだけじゃ納得しないよな」
加賀「当然です」
提督「…やっぱりか」
加賀「私だけではありません。恐らく、この鎮守府のほとんどの艦娘達が、真意を求めているでしょう」
提督「仕方ないな…言うしかないか。これは相当恥ずかしいんだけど…」
加賀「?」
提督「アイツはな…」
加賀「……」
提督「…俺が中学時代に好き"だった"奴だよ」
加賀「…え」
提督「…今は、ただの友達だよ」
加賀「…どういう事ですか」
提督「…出会いは音楽の授業だっけか。たまたま隣に座って、必死にリコーダーを吹いているあいつが可笑しくって笑ってたら、
コノヤローってあっちが反撃してきて」
加賀「………」
提督「そこから、互いに話すようになってきて、いつの間にか俺はそいつの事が好きになったんだ」
加賀「………」
提督「そして卒業する時に、意を決して告白したんだ」
加賀「……その返事は?」
提督「…その時には返ってこなかった。ただ、『嬉しいよ』って言ってたんだ」
加賀「………」
提督「そして、ずっと返ってこなかった。よく、『沈黙は肯定とみなす』って言うけど、これは違うと俺は思った。つまり、俺はフラれたんだよ」
加賀「……ご愁傷様です」
提督「どーも。でだ、フラれたと言う事がわかったら、アイツが好きだったって言う感情も冷めた。それ以来、俺はそいつが"ただの友達"になった」
加賀「…そうでしたか」
提督「だから安心しろ。俺とサキに、お前達が考えているような関係は無い。現に、アイツにはもう別の彼氏がいる」
加賀「…そうでしたか」
提督「いい気なもんだよな。振った女が、振られた側の男に会いに来るなんて。こっちがあまり会いたくないって気持ちも知らず」
加賀「………」
提督「ちなみに、お前達がサキを邪険にしてたのは気づいてた」
加賀「気づかれていたんですか…」
提督「ああ。あまり、嫉妬深い感情を表に出さない方がいいぞ」
加賀「そうですね…」
提督「でもま、誰かに話せた事でやっと吹っ切れたよ。ありがとうな、加賀」
加賀「そんな私は…何も…」
提督「いや、話を聞いてくれただけでも嬉しいさ」
加賀「…提督」
提督「ん?」
加賀「…今日の夕飯、≪居酒屋・鳳翔≫で提督の奢りって話でしたよね」
提督「ああ、そうだったな」
加賀「…割り勘にしましょう」
提督「…どうした、急に」
加賀「…何だか、私が頑張らなければならないな、と」
提督「?」
那智「そうか…司令官とサキとやらはそんなに深い関係ではなかったのか」
足柄「よかった…」
鳳翔「ちょっと、ホッとしましたね…」
蒼龍「なんだ…杞憂だったか…」
明石「よかったなーと思う反面残念だなーとも」
吹雪「何にせよ、これで明日からは心配なく頑張れますね」
瑞鳳「そうだね!」
全員(つまりこれで提督はフリーって事に…!)
さらなる波乱が起きるかもしれないし起きないかもしれない。
【END】
今日はこれにて終了です。
これで、"ギスギス来訪者"編は終了です。
ここで緊急のキリ番安価>>777で取ります。よろしければ狙ってみてください。
他にも感想等があればどうぞ。
それではまた明日。
公式で次のアップデートで新たに海外艦実装って言う話を聞いて正直ビビった自分がいる。
(リットリオとかマジェンダとかでなければいいんだけど…)
球磨で頼むクマ
こんばんは。
キリ番安価の結果、球磨になりました。
今日は、球磨の話とその他を投下していきます。
【本気】
―昼、執務室―
提督「すまなかったな、木曾」
球磨「クマ~離すクマ~…」
木曾「ったく…また電気カーペットで昼寝とは…」
(球磨の首根っこを掴む木曾の図)
球磨「そんな事言われても、心地よかったんだから仕方ないクマ」
木曾「んな事言ったって、ここは提督の部屋だぞ?提督が部屋で真面目に仕事してる横で、姉ちゃんは横でのんべんだらりと昼寝かよ。恥ずかしくないのか」
提督「…木曾…お前ってヤツは…」
球磨「ムー…」
提督「…と言うかぶっちゃけ、球磨って本当に木曾とかの姉なのか?」
球磨「なっ、それはつまり私に姉としての貫録が無いとでもいうのかクマ!?」
提督「うん」
球磨「クッ…そんなあっさりと…」
提督「だってお前よく木曾に怒られたりするし、妹の多摩とよくケンカするし、食事は全部魚系で栄養バランス粉々だし…」
球磨「ぐっ…否定できないクマ…!」
提督「しかもお前、妹の北上と大井からもナメられてるじゃないの」
球磨「それは、分け隔てなく接する事が出来ていると言ってほしいクマ!」
提督「隔てなさすぎだろ」
木曾「そう言えばそうだな…俺、こんなのの妹だったのか…再認識して何かがっかりした…」
球磨「こんなの!?」
提督「確かに…木曾の方が何か多摩とかレ…ゴホッ。北上と大井よりも年上っぽいよなぁ…。もう木曾が姉でいいんじゃね?」
木曾「ホ、ホントか!」
球磨「…いい加減にしろぉぉぉぉぉ!!!」
提督&木曾「!?」
球磨「さっきっから聞いてりゃ、私の事を姉じゃないだのナメられてるだのと…!テメェらの方こそナメてんじゃねぇのか!?」
提督&木曾「」
球磨「こちとら妹達の健康状態、人間関係、その他もろもろを熟知してんだぞ!しかも、出撃や遠征の時は随伴艦の損傷状況だの疲労状態だのを、
毎回毎回毎回毎回毎回毎回管理してんだぞぉ!その影の功績はテメェらには分からねぇだろうがなぁ!!!」
提督&木曾「」
球磨「と!に!か!く!今後一切私が姉じゃないだの精神年齢が低いだのと抜かすんじゃねぇぞ!もし言ったら、そいつを海の藻屑にしてやる…!」
提督&木曾「」
球磨「分かったか!返事は、か・し・こ・ま・り・ま・し・た、だ!分かったか!?」
提督&木曾「分かりました」ドゲザ
球磨「ったく!」
バタン
提督&木曾「………………………………………………………………………え?」
【END】
【正規空母には】
―工廠―
祥鳳「ありがとうございます。これなら、正規空母にだって負けません!」
飛鷹「よし、これなら正規空母並みの戦力を発揮できます!やるわ♪」
千代田「ありがとう!これなら、正規空母並みよね!」
飛龍「よしっ、これなら一航戦にも負けませんねっ」
龍驤「ありがとう♪これで、赤城や加賀に負けないかな?って……そりゃ無理か、あはははは……」
―夕方、空母寮・談話室―
加賀「…あの、皆さん」
祥鳳「はい?」
加賀「なぜ、艦載機を替える時、私達正規空母、または私や赤城さんの事を口にするのですか?」
飛鷹「あー…それは何と言うか…」
千代田「私達軽空母は、正規空母よりも少し劣っている所がいろいろあるじゃない?だから、少しでも正規空母の皆さんに近づけるようにという…、
つまり意気込みです!」
龍驤「ウチら軽空母は若干舐められてるような雰囲気があるから、出撃でいっちょ戦果を挙げて目にもの見せたいっちゅうワケや!」
加賀「…そう。なら、別にいいのだけれど。慢心はしないようにね」
祥鳳「当然です」
加賀「それより、飛龍さん。なぜあなたまで?」
飛龍「えーっと、それはですね。正規空母と言えば一航戦の加賀さんと赤城さんじゃないですか。だから、二航戦も頑張ってるんだぞって言うところを、
アピールしようとしてたんです!」
加賀「…そうだったの。でも、二航戦の貴方達も戦果は十分に上がってるらしいわよ」
提督「その通りだよ」
祥鳳「提督!?」
飛龍「え、私達の戦果が上がってるって、ホントですか!?」
提督「ああ、本当だ。それと、これからは少し正規空母の出撃は控えてもらうつもりだよ」
飛鷹「え、何で?」
提督「正規空母を出撃させ過ぎて、ボーキサイトが少し足りなくなったんだ。だから、軽空母のお前達の力も借りたいんだ。今後の戦果に、期待するぞ?」
龍驤「任せときーや!」ドン
提督「…でもま、絶対に正規空母に勝てないところもありそうだけど…」チラッ
龍驤「死ねぇ!!」
ガスッ
【END】
【進撃の…】※2レス続きます
―夜、???―
ガッシャァン
大淀「第一艦隊、消滅!金剛&吹雪・瀕死、大和・大破、長門・中破、赤城&加賀・小破!」
提督「くそっ…大和でも大破させられるのか…!」
赤城「この私が…」グフッ
提督「医療艦隊の明石、あきつ丸、間宮、伊良湖、まるゆを呼べ!負傷者を曳航するんだ!」
大淀「分かりました!」
ドンガラガッシャァン
霧島「第二艦隊、壊滅!榛名&浦風・瀕死!武蔵・大破!陸奥&飛龍・中破!蒼龍&筑摩・小破!」
提督「バカなっ、筑摩が小破で済むだとっ!?」
筑摩「大丈夫…です。利根姉さんのおかげで、鍛えられていますから…!」グッ
グシャッ
鳥海「第三艦隊も撃破されました!長良&川内・瀕死!リットリオ・大破!鳳翔・中破!龍驤&響、小破!」
提督「響、よくやったな…!」
響「不死鳥の異名は…伊達じゃないさ…っ!」ガクッ
ガキャァァァン
大淀「ダメです!第四艦隊も突破されました!扶桑、翔鶴、摩耶、那珂、陽炎、瑞鶴!全員瀕死です!」
提督「クソッ…!こうなったら俺が…!」
大淀「だ、ダメです!危険すぎます!」
霧島「いくら提督といえど、アレに立ち向かうのは無謀です!」
鳥海「やるんなら…私達が…!」
提督「ダメだ!それは、お前達の上司である俺が断じて認めない!」
マジェンダ「なら、私が行くわ」
提督「マジェンダ!?お前…正気か!?」
マジェンダ「大丈夫よ。私のは結構硬いからね」
提督「…生きて帰ってこれる自信はあるか?」
マジェンダ「確証はないけど、多分大丈夫よ」
提督「分かった…なら、お前に俺達の想いを託す!」ビシッ
マジェンダ「ええ。貴方達の想い、受け取ったわ。それと、提督」
提督「…何だ?」
マジェンダ「もし、この戦いから帰ってこれたら…いえ、それは帰ってきてから話すわ」ダッ
提督「…マジェンダ、死ぬなよ…!」
―数十分後―
マジェンダ「…ただいま」
提督「…どうだった?」
マジェンダ「問題なかったわ。全て片づけたわ」
提督「…ありがとう…!お前は俺達の英雄だ!」
大淀「マジェンダさん…ありがとうございます!私達の艦隊を全滅から救ってくれて…!」
マジェンダ「別に大したことは無いわ。それにしても…そこまで強烈だったのかしら…」キョロキョロ
マジェンダ「比叡のカレー」
比叡「やっと…私のカレーを完食してくれる人が現れてくれた…っ!」オロローン
提督「いやだって…ホントに前食ったら三途の川が見えたくらいなんだぞ…」
鳥海「私なんて…一度食べたらなぜかお花畑の情景以外何も考えられなくなって…」
霧島「それぐらいなんて事ないじゃないですか…。私なんて…頭の中が真っ黒になって、何も考えられなくなって…」
大淀「私は…しばらくの間、字の読み書きができなくなりました…」
マジェンダ「それは…確かにすごいわね…」
間宮「しかし…この死屍累々は…」
(食堂中に倒れている艦娘達)
提督「…彼女達勇敢なる挑戦者(チャレンジャー)は、医務室へ運んでくれ。彼女達には1週間の休暇を与えよう」
明石「でも、彼女たちは目覚めるのに3日から4日は…」
提督「入院している間の日数は含まないよ。退院してから1週間、彼女たちに休暇を与えるのさ」
まるゆ「た、体調…なんという優しいお方ですか…!」
あきつ丸「提督殿…一生ついていきます!」
提督「おう…俺でよければ!」
マジェンダ「と言うか、比叡に食事当番を任せなければいいだけの話じゃないの?」
全員「」ハッ
【END】
【第1回~艦娘知識試験~ラスト】
問30.『あなたの夢は何ですか?』
・鳳翔の答え 『小さな料理店を営む』
提督のコメント:貴方の料理の腕と優しさがあれば、成功するでしょう。いつか私も行ってみたいです。これからも、料理の鍛錬を頑張ってください。
・天龍の答え 『剣術を極める』
提督のコメント:貴方の戦闘スタイルは白兵戦のような近接戦闘でしたね。貴方の腕なら、その夢の実現も夢じゃないでしょう。鍛錬を怠らず、
夢の実現に向けて頑張ってください。
・金剛の答え 『提督のお嫁さんになって幸せな家庭を築く』
提督のコメント:頑張ってください。
・大井の答え 『北上さんのお嫁さんになって幸せな家庭を築く』※不正解になりました
提督のコメント:早く新しい夢を見つけてください。
【一日1人、キャラ紹介】
≪球磨≫
球磨型軽巡洋艦一番艦。個性的な球磨型姉妹を束ねる姉。姉のような振る舞いは普段は見せず、誰にも見られないようなスタイルを貫き通す。そのせいで、
皆はだらけているような印象しか抱かない。魚や肉などが大好きで、野菜は嫌い。そのせいで栄養バランスはやや崩れ気味。それを木曾に諭される。
本気でキレると提督や木曾も怖気づくほど覚醒し、ヤク○の様な感じになる。そうなったらもう誰にも止められない。自然に止まるのを待つしかねぇ。
好きな言葉は『漁夫の利』(意味は知らない)。
今日はここまでにします。
>>777
球磨の話、いかがでしたか?感想をいただけると嬉しいです。
それではまた明日。
今回で【艦娘知識試験】シリーズは終了となりました。
そこで、得点一位でご褒美を貰う事になった人を誰にするかを多数決で決めます。
なお、一位になる事ができるのは、次の21人の艦娘の中からです。(一回以上問題に正解した人。天龍は不正解率が高いので不可)
吹雪、鳳翔、雲龍、響、明石、金剛、榛名、霧島、長門、利根、龍田、長良、陸奥、長月、ビスマルク、足柄、木曾、伊勢、神通、暁、隼鷹。
↓9
1位になった人とその人のご褒美は(できればどんなご褒美かも書いて欲しい)?上記の艦娘の中から1人だけ書く事が可能。最も多い人が1位。
なお、ご褒美イベントは800レス以降から。
小さいびすこ
おはようございます。>>1です。
【艦娘知識試験】で1位を取った人の多数決ですが、少し>>1の書き方が悪かったので、多数決を取り直しにします。なお、>>790-791の票は有効です。
>>800までで多数決
吹雪、鳳翔、雲龍、響、明石、金剛、榛名、霧島、長門、利根、龍田、長良、陸奥、長月、ビスマルク、足柄、木曾、伊勢、神通、暁、隼鷹の中で、
1位は誰?ご褒美イベントを書く事も可能。現在の票はビスマルク:1、足柄:1。全員一票ずつの場合、>>800の艦娘が1位になります。
結果が決まり次第、報告します。それでは後ほど。
800レス後のキリ番安価もありますので、ご了承ください。
足柄
こんにちは。>>1です。
1位になった艦娘はビス子と足柄が2票ずつで、ビスマルク&足柄になりました。
この2人を同率1位にするか、再び多数決でどちらかを1位にするかは、また今度決めます。
また、800レスを超えてしまったので、キリ番安価を>>802-809で取ります。
よろしければ狙ってみてください。(>>792のビスマルク&足柄を除く試験1位艦娘候補を指名する事も可)
今日22時までに埋まらなかった場合は明日投下します。
それでは後ほど。
だんだん読者参加型SSになっている気がする。
瑞鳳
雲龍さん
第十一水雷戦隊旗艦としてのイメージで是非とも龍田を
同数なら>>800の奴が1位じゃなかった?
こんにちは。>>1です。
※>>790で小さいビス子=暁だと言うのに気付きませんでした。と言うわけで、試験1位は足柄です。
キリ番安価は瑞鳳、一航戦、雲龍、お好み焼きコンビ、龍田、暁になりました。
また、>>808-809はの分だけキリ番安価の枠が減ったので、>>811-812でさらにキリ番安価を取ります。
(元はと言えば知識試験1位を決める時の>>1の書き方が悪かったので、そのお詫びです)
足柄のイベントはキリ番安価消化後にリクエスト取りますので。
それではまた後ほど。21時過ぎに再開予定です。
最上
こんばんは。
総合してキリ番安価の結果は、瑞鳳、赤城&加賀、雲龍、黒潮&浦風、龍田、暁、最上、蒼龍になりました。
今日は瑞鳳、一航戦の話+αを書いていきます。
では、投下します。
【結果発表】
―朝、講堂―
提督「えー、先日開催した、艦娘知識試験の採点が全て終了した」
艦娘「おー!」
提督「しかし、満点を取った奴が1人もいなかったので、予定を変更して1位の者にご褒美をあげる事にした!」
ざわ…ざわ…
夕立「誰が1位かなー?」
金剛「フフフ…たぶんmeネ!」
大和「私かもしれませんね…。私の答えには自信があります…!」
提督「では発表します!第1回艦娘知識試験にて、1位の座に輝いた者は―ッ!」
艦娘「………」
工廠妖精「デレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレ…(ドラムロールのマネ)」
執務妖精「デーン!」
提督「総得点97点、足柄です!おめでとう!」
艦娘「何いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!?」
足柄「ええっ!?私!?」
提督「そして2位はビスマルク!なんとまさかの1点差で足柄に敗北!」
ビスマルク「くっ…絶対イケたと思ったのに…!」←96点
足柄(…自分の中じゃ、多分60点そこそこ、よくて大体70点かと思ったけど…まさか97点も取った上に1位なんて…)
提督「さてと、足柄。1位のご褒美として、何を望む?」
足柄「あ…え…と…」
提督「…足柄?」
足柄「あの…えと、ごめんなさい。ちょっといきなりすぎて、そんな私が1位になれたなんて未だに信じられなくって…。そんなご褒美なんて、
今すぐには思いつかないの…」
提督「…そうか。じゃあ、決まったら俺に言ってくれ」
足柄「ええ。分かったわ」
提督「あ、ちなみにドベは総得点20点の天龍な」
天龍「その情報今の状況で明らかにいらねぇだろ!」←20点
龍田「…ふふっ♪」←84点
【ご褒美イベント編に続く】
【卵】
―昼、執務室―
提督「ちくしょう…書類が全く片付かない…」
コンコン
瑞鳳「てーいとく!」ガチャ
提督「瑞鳳か、どうしたんだ?」
瑞鳳「はい、卵焼きの差し入れ!食べりゅ?」スッ
提督「おお、サンキューな。丁度小腹が空いてたんだよ」モグモグ
提督「ん。やっぱり美味い」
瑞鳳「へへー、どうも♪」
提督「ところでさ、お前って他に料理作れないの?」
瑞鳳「へ?」
提督「イヤ、お前っていつも卵焼き差し入れにくれるけど、他のものは見た事ないなーって思ってさ」
瑞鳳「つ、作れるよ!」
提督「とか言ってホントは作れなかったりして」ムフフ
瑞鳳「もー!作れるもん!今から作ってくるもん!」ダッ
提督「おお…」
―数十分後―
瑞鳳「失礼するよ、提督!」バーン
提督「おお…って、何だそのワゴン!」
瑞鳳「ふふっ、私の料理のレパートリーの多さを見せつけようと思って!」
提督(スゲー量だな…でも男として、全部食わなくっちゃな)
瑞鳳「えーっとね、料理はオムライス、オムレツ、かに玉、ピータン、親子丼、スクランブルエッグ…」
提督「全部卵料理じゃねぇか!それと短時間でよくそんなに作れたな!」
―翌日朝10時、食堂―
加賀「まったく…昨日は提督が書類に吐瀉物を…処理が大変だったんですよ。挙句今日は執務ができるような体調じゃないなんて…」
明石「それと、医療妖精さんに言われて検査したら、提督、卵アレルギーになっちゃったみたいですね」
間宮「困ったわね…これじゃスイーツを食べてもらえない…」
明石「あ、でも卵料理だけが嫌いになっただけで、材料に卵を使うスイーツとかカツとかなら平気だそうですよ」
鳳翔「けど、これからの献立で迂闊に卵料理が出せなくなったから…献立を組み直さないと…」
加賀「まったく…なんでこんな事になったのだか…」
祥鳳「…まったく、なんでこんな事になっちゃったのかしらね?ず・い・ほ・う?」
瑞鳳「」メソラシ
【END】
【素顔】
―執務室―
加賀「提督、何をのんびりしてるんですか。そんな暇があるのでしたら、コチラの書類を片付けてください」
提督「えー…ちょっとそれは無いんじゃないのかなぁ…?」
加賀「提督がそんな態度じゃ、艦隊の士気にも乱れが生じますから、あなたがしっかりしてくれないと困るんです」
提督「へいへい…」
―夜、食堂―
赤城「加賀、また提督をたしなめたの?」
加賀「たしなめた、と言うよりは注意したって感じかしら」
赤城「あなたはいつも提督には厳しいわね。あ、ご飯大盛りで」
加賀「あのだらけた提督を見てると、何だか放って置けない気がするのよ。こっちはご飯特盛りで」
赤城「…ホント、厳しいわね。提督にも、自分にも」
加賀「…自覚はしているわ」
―翌日、散歩道―
加賀「少し、私は不愛想かしら」
赤城「どうしたの?唐突に」
加賀「確かに昨日あなたが言った通り、私は提督には厳しく接するし、自分にも厳しくしている。そして、鎮守府にはそんな私の事を、
怖いと言っている人もいる」
赤城「………」
加賀「それはつまり、私が不愛想だから皆にそんな印象を抱かせてるんじゃないか、と思ったわ」
赤城「…確かに、あなたはちょっと感情を表に出さなすぎよね。それは、過剰と言うくらいに」
加賀「………」
赤城「だけど、あなたはいつも通りの加賀でいていいのよ。無理に感情を表に出そうとしても、きっと上手くいかないわ」
加賀「…そうかしら…」
赤城「それに、何だかんだ言ってもここの皆は貴方の事を信頼しているのよ。それが、突然あなたが変わったように表情豊かになったら、
皆も接しにくくなるでしょうから」
加賀「……そうね」
赤城「あ、だけど提督は、ニコニコ笑う加賀を見たいのかもね?」
加賀「…そんな言葉で、私は狼狽えたりは…」
猫「にゃあ~」
赤城「あら、野良猫かしら?」
加賀「…可愛いわね///」ニッコリ
赤城「………え?」
加賀「………あ。な、何でもないわ」キリッ
赤城「え、加賀、今にっこりと笑ったわよね!?ちょっと、もう一回笑って!」
加賀「し、知りません///」スタスタ
赤城「加賀ー!」
【END】
今日はここまでにします。投下スピードが若干遅くてすみません。
>>802-803
瑞鳳、加賀&赤城の話、ご期待に添えられるような話でしたか?感想をいただけると嬉しいです。
明日は雲龍、黒潮&浦風の話を投下していきます。(広島弁はあまり分からないので、おかしなところがあるかもしれませんが、4ご了承ください)
それではまた明日。
艦これアニメを見るのが怖い。(色々な意味で)
こんばんは。
誰が見てるとも知れませんが、投下していきます。
|ω●)
ミテル……ミテルヨ……ズット……ズット……
【露出】
―昼、執務室―
雲龍「う…んしょ…」ガサゴソ
提督「あったか?」
雲龍「ありませんね…提督が仰ってた書類…」
提督「そうか…すまんな。手伝わせちゃって」
雲龍「いえ、お気になさらず。秘書艦ですから…。それよりも提督」
提督「ん?」
雲龍「………なぜずっと私から目を逸らしているのですか?」
提督「……仕方ないだろう。だってさ…」
雲龍「?」
提督「お前の服って他の艦娘よりも露出が激しいし…特に後ろなんて…」
雲龍「?私は別に気にしていませんけど…」
提督「俺が気にするんだ。と言うか、他の皆も気にしてると思うぞ?」
雲龍「そうなんですか―くしゅっ」
提督「寒いのか?」
雲龍「そうですね…」
提督「その恰好はやっぱり体調にも影響を及ぼすか…」
雲龍「けど、この程度の寒さは耐えられますから…」
提督「いや、恐らくこのままだと出撃に影響を及ぼすだろうし、それに雲龍の体の事が心配だから、何か普通の服を着せてやろうと思うんだが…」
雲龍「提督…」
提督(よし。これで雲龍に露出の少ない服を着させる口実ができた)
提督「誰かから服を借りれないかな…」
―数時間後―
提督「加賀からお下がりの服を貰ってきたよ。弓道着みたいな服だけど、明石に言ってサイズを調整してもらったり、色を替えてもらったり、その他色々、
お前のイメージと体形に合うようにしてもらったから、出撃以外で非番の時はこれを着ていると良い」
雲龍「…前は青地だった所が緑になっているんですね。私なんかの為に、ありがとうございます」
提督「これなら大分暖かくなるだろ?」
雲龍「そうですね…。けど…」
提督「けど?」
雲龍「…いつも肌を露出させてるせいか…こんな布生地の多い服を着ると何だか変な感じがするんですよね…」
提督「痴女か!」
【END】
【お好み焼き】※浦風の口調は所々おかしいかもしれません。(広島弁に疎いので…)
―夜、執務室―
コンコン
黒潮「司令はーん!差し入れのお好み焼き、持ってきたで―」ガチャ
提督「…うん。広島風のお好み焼きも美味しいな」ムグムグ
浦風「じゃろ?ウチの作るお好み焼きは天下一品じゃけぇ?はい、あーん♪」
提督「あーん」パクッ
黒潮「ええええええええ…」
提督「ん?どうしたんだ黒潮?」
黒潮「浦風…司令はんに何してんの?」
浦風「何て…お好み焼きを食べさしとるところじゃが?」
黒潮「それは分かるわ。何や、"あーん"なんてしおって!図々しい!」
浦風「どう食べさせようとウチの勝手じゃないの」
黒潮「それに、お好み焼きやて?こんな夜中に?」
浦風「そうで。提督さんが徹夜になるって言うとるけぇ、腹の足しになるもんを作っちゃりたんで。お好み焼きってゆぅたら、広島が一番じゃけぇのぉ」
黒潮「そんなの認められへん!お好み焼き言うたら、やっぱ大阪の名物や!」
浦風「な、何!?お好み焼きゃぁ広島の誇る料理じゃ!大阪の奴なんかにとやかくゆわれる筋合やぁないね!」
黒潮「何をもってそんな根拠があるんや!」
浦風「何となくじゃ!」
黒潮「ほんなら証拠は無いも同じや!なら、丁度司令はんもおる事やし、司令はんにどっちのお好み焼きが美味しいか比べてもらおうやないか!」
浦風「そりゃおもろいのぉ。ええよ、その勝負受けて立とうじゃないの!」
黒潮「おっしゃ、じゃあ司令はん!今から関西の誇る最高に美味いお好み焼きを作ってくるから、そこで待っとってね!」
浦風「それならウチも、腕によりをかけて作り直すとするかねぇ。提督さん、待ちょぉってね!広島の方が一番だってゆう事を教えちゃりるけぇのぉ!」
バタン
提督「…俺の意志は…関係無しかーい…」
―翌日、執務室―
浦風「まさか…提督さんがお好み焼きの食べ過ぎによる腹痛で仕事ができなくなるなんてのぉ…」
黒潮「まさか…司令はんがお好み焼きの食べ過ぎによる腹痛で執務ができなくなるなんてな…」
加賀「貴方達の自分勝手な所業のせいですよ。ほら、提督の分の仕事をしてください。まだまだ書類はたくさんあるんですから」
浦風&黒潮「ヒエエエエエエ…」
【END】
【開発】
―昼、工廠―
夕張「…明石さーん…」
明石「はい?どうしたんですか?」
夕張「ちょっと、装備の開発をしたいんだけど…」
明石「あ、いいですよ。提督からの許可証はありますか?」
夕張「無いです」
明石「…え?」
夕張「提督非公認の開発を要求します!」
明石「いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ。え、非公認?なんでそんな事を…」
夕張「その…ウチの艦隊って、41㎝三連装砲とか火力に特化している装備が少ないじゃないですか?何だか、火力・回避・対空その他諸々のバランスがいい、
そんな感じの装備しか開発しませんよね?だから、もうちょっと火力とかに集中した装備を開発したいんですよ」
明石「それは…」
夕張「…提督、最近忙しそうで、装備開発に余裕を割いてられないみたいで…。だから、代わりに私がやってあげようって思ったんです」
明石「………」
夕張「…それに、私達の艦隊の子達も最近損傷を負って帰ってくる事も増えてきました…。だから、皆が傷つけられないような、守れるような、
皆の負担を減らすような…そんな装備を作りたいんです…」
明石「…わかりました。開発してみましょう」
夕張「…良いんですか?」
明石「私も、そんな兵器を開発したいと常々思っていましたから。やってみましょう」
夕張「…はい!」
―数時間後、執務室―
提督「…で、10回開発して結果は何もなしか」
夕張「…はい」セイザ
提督「しかも、溶かした資材はそれぞれ300を超えたって?」
明石「…仰る通りです…」
提督「…でもま、お前達が俺らの事を思ってやったって事は嬉しいよ」
夕張&明石「!」パァァァァァァァァァ
提督「だが罰は与える。夕張、お前はしばらくの間工廠の出入り禁止な」
夕張「」
提督「それと明石。お前は頑張って中破の奴も修復できるようになれ」
明石「そ、そんな殺生なー!」
提督「ほ○やくコンニャクだのデュエルディスクだのが作れるんだからそれぐらい余裕だろうが!」
【END】
今日はここまでにします。
>>804-805
雲龍の話、黒潮&浦風の話、ご期待に添えるような出来でしたか?感想をいただけると嬉しいです。
黒潮&浦風の話は論争とは程遠い感じがしましたけど…すみません。
>>821
怖いよ!
明日は第十一水雷戦隊龍田、暁の話を書いていきます。
それではまた明日。
最近、自分の書くSSは他の人から見るとどんな感じなのかな?と思う時があります。そして、自分の書くSSは面白いかな?と思う事もあります。
皆さんの率直な意見を聞いてみたいです。
十二分に面白い
こういう短編でいろいろ拾ってくれるのも嬉しい
次の陸奥って言ってたのも楽しみにしてる
こんばんは。
今日は龍田、暁、後誰かの話を投下していきます。
>>827
ありがとうございます。
では、投下します。
【憎悪】※2レス続きます
―昼、カムラン半島―
龍田「みんな~?燃料とか弾薬とか、調子は大丈夫~?」
雷「まだ問題ないわ。十分よ」
電「こちらもまだ大丈夫なのです」
響「大丈夫だ。問題ない」
早霜「私も、同じく」
龍田「了解♪それじゃ、これからも気を抜かないでね~」
響「!」ピクッ
雷「どうしたの?」
響「対水上電探に感あり!敵艦隊との距離4000!」
龍田「っ…!全員、複縦陣!早霜ちゃんと電ちゃんは私の後ろに、響ちゃんは私の隣、雷ちゃんはその後に続いて!」
龍田以外「了解!」
雷(龍田先輩はいつもは気の抜けたような話し方だけど、こういう緊迫した感じになると口調が少しキリッとするようになるのね…)
響「雷危ない!左方から砲撃!」
雷「えっ―」
ズガァァァァァン
雷「キャァァァァァァァァッ!?」
龍田「雷!?大丈夫!?」
雷「くっ…油断したわ…伏兵がいたなんて…」中破
龍田「電ちゃん、雷ちゃんとと並走して護衛に意識を―」
ドゴォ
龍田「…今度は何!?」
早霜「くっ…やられました…」中破
龍田「なんてこと…私が少し列を外れたのを良い事に…」
電「キャッ!?」ドガッ
龍田「ッ!?」
電「後ろから…撃たれた…のです…」小破
龍田「…………………………………………う」グッ
響「龍田、先輩…?どうしたの…?」
龍田「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ダッ
響「え、そんな敵に突っ込むなんて…」
早霜「無謀です!戻って来てください!」
龍田「私の仲間を…傷つけたアイツらが、憎い!許さない!もう、悲劇は繰り返させない!!」
響「あれが…いつもクールな龍田先輩…?」
電「…全員、龍田さんの援護射撃を、するのです…」
雷「…たとえ中破にされても、やれるだけの事は、やるべきよね…!」
―夜、執務室―
龍田「あ~あ…ちょっと派手にやられちゃった…」中破
提督「…損傷を負ってる場合は、報告は入渠が済んでからでいいと言ったはずなんだけどな…」
龍田「ちょっと、内容を忘れそうになっちゃうからねぇ~…」
提督「…雷や響から聞いたよ。皆がやられたのにキレて深海棲艦を倒したんだって?」
龍田「……私とした事が、そんな事で怒って我を忘れちゃうなんてねぇ~…」
提督「………」
龍田「…認めるわ。あの時私は、確かに怒りに身を任せて深海棲艦を根こそぎ倒した。まぁ、皆の援護もあって倒せたんだけどね…。でもね、
皆がやられるのを見るのはとても辛かった…。だから、相手を徹底的に倒したの。当然の報い、とも言えるわねぇ…」
提督「…本当にそうか?」
龍田「…?」
提督「確かにお前は、皆が傷を負ったのを見て怒り、その報復として敵を倒した。それは、人から見れば正当な目的で敵を倒したという感じだろう。
だけど、ただ怒りに任せて敵を倒すなんて、先にやった相手側と何も変わらない」
龍田「………」
提督「だから、恨み、怒りに燃えて敵を倒すなんてやめろ。そんなものは、虚しいだけだ」
龍田「……そうかもねぇ」
提督「………」
龍田「…ホント、私とした事が、何をしているんだろうねぇ」
提督「ああ。クールなお前に、怨嗟なんて言葉は似合わないよ」
龍田「まったくね…。でも、1つ言い訳をさせてもらってもいいかしら?」
提督「ん?」
龍田「彼女たちは、私の前世、私が"本当の"軽巡洋艦・龍田だった頃の仲間だったの。だから、なおさら許せなかったのかもね」
提督「………」
龍田「…あら、ちょっとしんみりさせちゃったわね~。ごめんなさい」
提督「ああ。じゃ、ドックへ行ってゆっくり傷を癒して来い」
龍田「了解♪それじゃ、失礼しま~す」
パタン
龍田「…そうね。怒りに身を任せて戦うなんて、私の柄じゃないわよね」ハァ
龍田(天龍ちゃんみたいに、少し戦いを楽しむって言うのも、いいかもしれないわね…)
【END】
【身長】
―夕方、休憩室―
暁「ムムムムムムムムムム…」
ビスマルク「あら、どうしたの暁。そんな悩み込んで」ヒョコッ
暁「あ、ビスマルク。ちょっと、聞きたいんだけど…」
ビスマルク「何かしら?私で答えられる事ならいいけど」
暁「どうしたらビスマルクぐらいの身長になれるのかしら?」
ビスマルク「…何で私?」
暁「えっと、この前リットリオが私の事を『小っちゃいビス子みたーい!』って言ったから…」
ビスマルク(あいつ…後で尻を十回はたいてやる…)
暁「それはつまり、ビスマルクは私が大きくなった姿って事よね?」
ビスマルク「ま、まあそう言う事になるのかな…?」
暁「だから、どうすればあなたぐらいの身長に成長できるのかなって、聞いてみたいの!」
ビスマルク「ええ~…?人の身長の変わり具合なんて、それぞれだし…。私のやり方で身長が伸びるかどうかも分からないけど…」
暁「それでもいいの!参考までに聞かせてもらいたいの!」
ビスマルク「本当にいいの?」
暁「うん!」
ビスマルク「そうね…。まず牛乳を毎日飲むのは基本ね」
暁「それはやってるし」
ビスマルク「あとは…ヴルスト…つまりソーセージをよく食べてたわね」
暁「ソーセージ…分かったわ!」
ビスマルク「それと…フルーツは基本好き嫌いなく食べていたから…その結果がこれかしらね?」
暁「フルーツもね。よし!」
ビスマルク「まあ、大体これくらいかしら?」
暁「ありがとうね!早速今日から実践してみる!」
―数日後―
暁「…体重が、あっという間に、また増えた…」
響「ここ最近フルーツとかソーセージとか食べてばっかりだったからね…」
暁「身長を伸ばしたかっただけのに…」
提督(というか…艦娘って体重は増えるけど身長は伸びないものなんじゃ…?)
【END】
【不幸②】
―朝、執務室―
提督「…じゃあ扶桑。1週間、秘書艦を頼むぞ」
扶桑「はい。お任せ下さいませ」
―数十分後―
扶桑「………」カキカキカキ
提督「………」カキカキカキバキッ
提督「あああああああ!お気に入りの万年筆が折れたぁ!?」
―さらに数十分後―
提督「よっと…あの書類…もうちょっとで…」グググ
扶桑「あの、提督?棚の上の箱ぐらい私が…」
提督「いや…もしお前がやったらたぶん踏み台が倒れるとかって言う不幸が起きるかもしれん…」グラッ
扶桑「あ」
提督「うおおおおおお!?」
ドンガラガッシャン
―昼、執務室―
提督「よし、じゃあ昼飯にしようか、扶桑」
扶桑「はい、わかりました」
提督「じゃあ早速食堂へ―」
長良「司令官、お昼ご飯食べよー!」バァン
提督「ゲエーッ!?」ガァン
扶桑「!?」
提督「」チーン
―夕方、執務室―
提督「…………」カキカキカキ
扶桑「…………」カキカキカキ
バリィン
提督「痛ってぇ!?ガラスの破片と何かボールみたいのが…」
天龍『あー、済まねぇ!かっ飛ばし過ぎたわ!』
扶桑「…………」
―夜、執務室―
提督「くっそ…ひどい1日だった…」
扶桑(もしかして、私がいるから提督に不幸が降りかかっているんじゃ…)
提督「痛たたたた…」
扶桑(ごめんなさい提督…。ちょっとの間、私を不幸から解放してくださいね…。1週間過ぎたら、何かお礼をして差し上げますから…)
【続くかも?】
今日はここまでにします。
>>806-807
第十一水雷戦隊・龍田の話、暁の話、ご期待に添えられるような内容でしたか?感想をいただけると嬉しいです。
明日は最上、蒼龍の話を書いていきます。
その他の方も、感想等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
扶桑のお礼の内容も、アンケートにしようかどうか…。
こんばんは。
今日は最上、蒼龍の話を書いていきます。
では、投下します。
【衝突】
―演習中―
ズダダダダダダダダ
最上「マズイ…あの攻撃は避けないと…ッ!」ダッ
三隈「ああっ!?」
最上「げっ!?」
ドカッ
最上「三隈…なんでここに―」
ドゴォォン
―演習終了後、執務室―
提督「また三隈とぶつかったのか?」
最上「うん…。敵側の攻撃を避けようと思ったら、三隈に気がつかなくって…」
提督「そう言えば、前に出撃した時も三隈とぶつかったよな?」
最上「そうだね。それに、鎮守府でもよくぶつかる事があるね。食堂でだったり、風呂でもぶつかったり…」
提督「風呂でぶつかるってどういう事だよ」
最上「色々あるんだよ…」
提督「しかし、そこまでぶつかり過ぎると、最上の身がもたないだろうな…。仕方ないから、しばらくの間最上と三隈は別の艦隊にするか。
それでもいいか?」
最上「ボクは別に構わないけど…」
提督「よし、じゃあそういう事で。三隈にも言っといてくれ」
―翌日、モーレイ島―
最上「今日は那智さんと同じ艦隊ですね。お互い、がんばりましょう!」
那智「ああ。私も、力の限りを尽くすとしよう」
―数十分後―
最上「えっ?大鳳さんがピンチ?じゃあすぐにそっちへ―」クルッ
那智「お、おい急に振り返るな―」
最上「えっ、ちょっ、やばっ―!」
ゴッキィィィィィン
―帰投後、執務室―
提督「………敵と交戦していないのに中破、か…」
最上「ご、ごめんね…?」←中破
提督「もうお前しばらく出撃するな…」
最上「…悔しいけど、そうするよ…」
【END】
【ホットケーキ】
―昼、執務室―
提督「さてと、残り僅かの書類を片付けて…」
コンコン
提督「はい?」
蒼龍「失礼するね、提督?」ガチャ
提督「蒼龍か。何か用か?」
蒼龍「提督って、ホットケーキ作れますか?」
提督「何だ、急に」
蒼龍「私ってさ、ホットケーキが好きなんですよ。特に人に作ってもらったヤツが」
提督「つまり自分では作れないのか。酷いな」
蒼龍「自分で作ると何か失敗しちゃうんですよ。それは置いといて、今無性に食べたくなってきたんです」
提督「そんなの、鳳翔さんや間宮さんにでも作ってもらえばいいじゃないか」
蒼龍「いえ、あの2人のはもう食べた事があるから、提督のが食べてみたいんですよね~?」
提督「まあ…作れない事は無いけど…」
蒼龍「じゃ、今から作ってくれます?」
提督「…ケーキぐらいならまあいいか」
蒼龍「楽しみにしてますよ~♪」
提督「…仕方ない。作るか」
―1時間後、食堂―
提督「おい、蒼龍。できたぞ」
蒼龍「ホントですか?やったー!」
提督「ほれ」コトッ
蒼龍「うーん、この芳ばしい匂い…。美味しいそうですねぇ」
提督「早く食わないと、冷めるぞ」
蒼龍「そうですね。いただきまーす」パクッ
蒼龍「うん…。普通に美味しいです」
提督「そうかい。でも、何で俺の作ったのを食べたかったんだ?」
蒼龍「細かいことはいいじゃないですか、別に」
提督「ふーん…。ま、いいか」
蒼龍「そうそう」
提督(…もしかして…)チラッ
蒼龍「美味し~♪」プルン
提督(あの胸って…いや、まさかな…)
【END】
今日はここまでにします。
>>811-812
最上、蒼龍をリクエストしてくれた方、ご期待に添えられるような出来でしたか?感想をいただけると嬉しいです。
なお、キリ番安価は今回で全て消化しました。
その他の方も、感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
では、また明日。
それでは、艦娘知識試験で1位を取った足柄さんへのご褒美を、安価で決めようと思います。
↓3
足柄へのご褒美は何?
二人で買い物へ
こんばんは。
それでは、足柄へのご褒美は(?)は2人で買い物と言う事になりました。
今日はその話+αを投下していきます。
【決定】
―夜、執務室―
提督「これが最後の書類か…。やっと終わる…」
コンコン
提督「ん?どうぞー」
提督(誰だ…?こんな夜に…)
足柄「失礼するわね」ガチャ
提督「足柄か。どしたの?」
足柄「この前の試験1位のご褒美、やっと思いついたのよ」
提督「おお、決まったのか。それで、何をご所望で?」
足柄「あのね…、明日って提督は暇?」
提督「明日か?あー…うん、特に予定はないな」
足柄「なら、明日ちょっと買い物に付き合ってくれない?」
提督「何だ、デートか?」
足柄「うーん…デートって言うか、そうでもないような…?」
提督「?」
足柄「ともかく、明日付き合ってくれるかしら?」
提督「まあ、別に構わないけど」
足柄「それじゃ、明日の10時に正門の前ね!行先は中心街のショッピングモール!」
提督「りょーかい」
足柄「それじゃあ、また明日!」
パタン
提督「…意外だな。ただのデートで済ますなんて」
提督(てっきり、『私の人生の伴侶になって!』とでも言うのかと思ったけど…)
【続く】
【出発】
―翌朝、執務室―
提督「…と言うわけで、済まないが諸々の仕事は頼んだぞ?」
扶桑「そうでしたか…足柄さんが…」
提督「扶桑の負担が少し増えるかもしれないが、それだけはゴメンな?今度埋め合わせをするから」
扶桑「では、その埋め合わせを楽しみにしてますね?」クス
提督「それじゃ、行ってくる!」
パタン
―10時15分、鎮守府正門―
提督「分かってたよ。女の方が遅れてくるなんて事はよ」
足柄「ごめんなさい、遅れちゃった?」タタタ
提督「あ、いや。俺も今来たところ―おぅ」
足柄「ん?どうしたの?」
提督「意外だな。シックな感じの服とは。何と言うか、普段の制服とあまり変わらん」
足柄「ま、そうね。あまり着飾る必要もないと思ってね」
提督「でも、陸奥がワンピースを着た時なんてすごい驚いたぜー?」
足柄「えー?あの陸奥がワンピース?」クスッ
提督「ああ。初めて見た時はすごい意外だったけど、可愛かったぞ」
足柄「…提督」
提督「何だ?」
足柄「デートの時の鉄則って、知ってる?」
提督「?」
足柄「他の女の話はしない事」
提督「あー…すまん」
足柄「これからは気を付けてね?」ニコッ
提督「お、おう」
提督(あの笑顔…キュンと来る前に怖いと感じた)
足柄「さ、行きましょ!」
提督「ああ」
【続く】
【目的】
―11時、ショッピングモール―
提督「で、何をするんだ?」
足柄「へ?」
提督「何か目的があるんだろ?」
足柄「……」
提督「昨日、俺が『デートか?』って聞いたらお前は答えを少し濁らせただろう?つまり、ただのデートじゃない、何か理由があるってわけだ。違うか?」
足柄「…笑わないでくれる?」
提督「当たり前だろう」
足柄「…実はね、姉さん達と羽黒にプレゼントをしてあげようと思ってね」
提督「へえ?また何で」
足柄「(合コンで)失敗とか挫折とかをした時に、いつも3人に励まされてね…」
提督「へえ、お前が(出撃とか演習とかで)失敗や挫折ねぇ…」
足柄「それもあるし、生活の色々な面でもちょっと頼っちゃってるところもあるから、それらの感謝も込めて、ね」
提督「なるほどね…」
足柄「だから、それを買うために来たのよ」
提督「…俺いらなくね?」
足柄「そんなわけないわ」
提督「え?」
足柄「こういう時は、第三者からも意見を貰いたいのよね。特に姉妹で色々ある時は客観的にモノを見る事ができる男の意見も」
提督「…なるほど」
足柄「だから、お願いできるかしら?」
提督「…分かった。じゃあ、今11時だから、12時までどんなモノを買うのか決めて、昼飯を食べた後に買うって事にするか」
足柄「そうねぇ…。じゃあ、そうしましょう」
提督「よっし、じゃあ行くか」
足柄「ええ」
【続く】
【買うもの】
―13時、レストラン―
足柄「ちょっと…選ぶのに時間がかかり過ぎちゃったわね…」
提督「結局、妙高にはペンダント、那智には服、羽黒には髪留めって事にするんだな?」
足柄「ええ。あの3人には、このイメージが似合ってるかなーって思ったのよ」
提督「確かに、な。でも、妙高にペンダントって言うイメージはあまりないけどな…」
足柄「私も最初はそう思ったけど…妙高姉さんは何か、大人な雰囲気が漂ってるじゃない?それこそ、暁ちゃんの言う"レディ"って感じが。そこで、
そんなレディに似合うものは何かなーって思ったら、ペンダントに行きついたのよ」
提督「ふむ…。だが、那智に服って言うのは正直な…」
足柄「那智姉さんは、いつも真面目にきっちりしていて、女性らしさって言うのがあまり感じられないのよね…。休日でもじみーな感じの服だし」
提督(悔しいけど…想像できる)
足柄「だから、せめて服だけでも女性らしくできないかなって思って」
提督「なるほどなるほど…。羽黒に髪留めってのは?何かこれも地味な感じがするけど」
足柄「いや、それがね…」
提督「?」
足柄「…多分羽黒って、何か妙高姉さんとか那智姉さんとかにあげる大きなものを買ってあげたら、感動で咽び泣いちゃうんじゃないかと思って…」
提督「…簡単に想像できちまう」
足柄「だからまあ、そんな感じでいいかな?って思ったのよ」
提督「うん。俺も、そう言う感じでいいと思う」
足柄「よっし、じゃあ行きましょうか!」
提督「あ、そう言えば足柄…」
足柄「何?」
提督「…いや。なんでもない」
足柄「?」
【続く】
【買い物中】
―アクセサリーショップ―
提督「これなんかいいんじゃないか?」
足柄「でも~…これは妙高姉さんのイメージとは何か違うような…」
提督「…じゃあ、これ?」
足柄「うーん…これも何か…」
提督「それじゃあ、コイツか?」
足柄「…ええ。これがいいかな?」
提督「よっし、じゃあこれにしよう」
―婦人服店―
足柄「これにしましょう」
提督「いやいや、これは何か女性的すぎるわ…」
足柄「でも、これぐらいにしないと…」
提督「そうか…。じゃあ1つ例えばの話をしよう」
足柄「?」
提督「このデザインとかがこてこての『THE・女の子』な服をあの那智にプレゼントしたとして、那智はどんな反応をするだろうな」
足柄「…ちょっとこの服戻してくるわ」
提督「思い直してくれたようで何よりだ」
―小物店―
提督「どれもいいデザインだな…」
足柄「この、太陽の形のヤツは?」
提督「いやいや、俺はこの三日月の形のヤツを勧めるぜ?」
足柄「それなら私はこの蝶の形のを!」
提督「ならば俺はバラの形のヤツを!」
足柄&提督「………」
足柄「…よく考えたら、髪飾りって姉さん2人の物よりも小さいし、値段もリーズナブルだから、2つくらい買っても問題ないわよね」
提督「じゃあ、蝶のヤツと三日月のヤツを買うか」
足柄「そうね」
提督「……………」チラッ
【続く】
【帰路】※2レス続きます
―15時、ロビー―
足柄「ちょっと、集中し過ぎちゃったわね…」
提督「ああ。でも、いいプレゼントが買えたなぁ」
足柄「そうね。姉さん達と羽黒、喜んでくれるといいな…」クス
提督「………」
足柄「…?どうしたの、提督?」
提督「…すまん、ちょっと買うモノを思い出した。すぐ戻るから待っててくれ」
足柄「え、ええ」
提督「じゃ!」タタタタ
―十数分後―
提督「すまん、待たせたな」
足柄「ううん、別に大丈夫!」
提督「それじゃあ、帰りますかね」
足柄「ええ。そうしましょ」
―帰り道―
足柄「そう言えば提督、何を買ったの?」
提督「ああ、これか?」ガサッ
提督「別に、何でもないよ」
足柄「…じゃあ、お願い!試験1位のご褒美として、それを教えて?」
提督「おいおい。もう俺を買い物に付き合わせたじゃないか」
足柄「この程度の事、別にどうって事ないでしょ?」
提督「…はぁ…しょうがないな…」
足柄「?」
提督「ちょっと、場所を移そう」
足柄「何で?」
提督「何でもだ」
―公園―
足柄「提督?何でこんな所に?」
提督「それじゃ、お望みの買ったモノの正体を明かしますか」ガサゴソ
足柄「?」
提督「ほい」スッ
足柄「…へ?」
提督「俺からの、プレゼントだ」
足柄「え…何で…?」
提督「日ごろから、お前には出撃とかでも励ましてもらって元気を貰ってるからな。そのお礼さ」
足柄「…ありがとう」グスッ
提督「この程度の事で泣くなよ…」
足柄「開けてもいい…?」
提督「どうぞどうぞ」
足柄「あ…カチューシャ…」カパッ
提督「小物店に行った時に、お前に似合いそうだなーって思って」
足柄「…ありがと…」
提督「喜んでくれたようで、なによりだよ」
足柄「…ね、提督。カチューシャ、つけてくれる?」
提督「…もちろん」スッ
足柄「…どう?」
提督「十二分に似合う。可愛いよ」
足柄「…本当に、ありがとう」
提督「…さてと、じゃあ帰るか」
足柄「…そうね」ギュッ
提督「…何で腕に抱き付く?」
足柄「…せめてデートっぽく、ね」
提督「…ふっ」
足柄「…提督」
提督「ん?」
足柄「…私達の鎮守府の提督になってくれて、ありがとう」
【END】
【泣き虫】
―数か月前、執務室―
提督「君が新しく加わった羽黒か」
羽黒「はい。妙高型重巡洋艦姉妹の末っ子です。あ、あの…ごめんなさいっ!」
提督「え、何で急に謝ってんの?」
羽黒「ひぃぃぃぇ、ご、ごめんなさいっ!これは癖って言うか…なんていうか…」
提督「いいからいいから、落ち着いて…。それは置いといて、もうすでに、妙高と那智と足柄は配属されてるから、君は足柄と同室に―」
羽黒「ごめんなさいっ!何か、一番遅く着任してしまって…」
提督「いや、別にそれは―」
羽黒「ごべんだざぃぃぃぃぃ~!!」ダッ
提督「あっ、ちょっと!?まだ色々説明する事とかがー…」
バタン
提督「えー…スゴいショック…。初対面の女の子が泣くなんて…」
コンコン
提督「はい?」
妙高「失礼しますぅ~…」ゴゴゴゴゴ
提督(あの…背中からにじみ出るオーラ…死ねるっ!)
妙高「何私の可愛い可愛い妹を会ったその日に泣かせてるんですか~…?」
提督「ちょっと待て、俺のせいか?俺のせいか!?」
妙高「問答無用ッ!」
提督「理不尽だべっ!?」
―現在、執務室―
提督「だから、そう自分を卑下して泣くな。俺の身が危なくなるから、な?」
羽黒「スゴイ自分勝手ですね…」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~番外編1】※もうちっとだけ続くんじゃ
ジャンル:世界史
問39.『第一次世界大戦敗北を契機として勃発した、ドイツ革命によって帝政ドイツが崩壊した後、1919年に制定されたドイツ国の共和政憲法の名前は何か』
・羽黒の答え 『ワイマール憲法』
提督のコメント:その通りです。この憲法の通称は『ヴァイマル憲法』ですが、英語読みが『ワイマール』なのでこちらの呼び方が浸透しているそうです。
・長良の答え 『ネイマール憲法』
提督のコメント:憲法はサッカーをしません。
・大和の答え 『マイワールド憲法』
提督のコメント:自分勝手極まりない憲法ですね。
※大和は世界史、世界地理の問題ができなくて満点を取れなかった。
今日はここまでにします。また明日、投下していきます。
>>845
ご期待に添えられるような出来でしたか?感想をいただけると嬉しいです。
その他の方も、感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
重巡洋艦で一番好きな姉妹は妙高型姉妹。
ワイマールはイクイク!で覚えた人多そうだ
知識試験シリーズ好きだわ
もっと言うならそれこそめちゃイケの如く全員の前で正解、珍回答発表とかやってみてほしい
【イク】※NOT R-18
―知識試験後、執務室―
イク「提督失礼するのね!」バァン
提督「何だ突然。ノックぐらいしろよ」
イク「この前やった知識試験に、教育上よろしくない問題があったのね!」バッ
提督「どれ、どんな問題だよ?」
イク「これ!」ビシッ
問39.『第一次世界大戦敗北を契機として勃発した、ドイツ革命によって帝政ドイツが崩壊した後、1919年に制定されたドイツ国の共和政憲法の名前は何か』
提督「ああ、この問題か」
イク「この1919年って言うのが、卑猥なの!」
提督「卑猥?どこが?」
イク「しらばっくれても無駄なのね!この1919年って言うの、語呂合わせにすると…その…」
提督「語呂合わせ?」
イク「その…イク、イクって…」
提督「何だそんな事か。別に卑猥じゃないだろう。今や中学生でも知ってる知識だぞ?」
イク「ダニィ!?」
提督「って言うか、俺も中学生の頃に塾に通ってた頃、この憲法の事『イクイク(1919)僕らのワイマール憲法』って覚えさせられたぞ?(※実話)」
イク「ふぇっ!?」
提督「でもよかったじゃないか。お前の通称と同じで分かりやすかっただろ?」
イク(悔しいけど…答えられちゃったのね…)
提督「で、どこが卑猥なんだ?」
イク「い、いやっ、そのっ、もういいのね!」
提督「何だよ気になるじゃないか…。教えてくれよ?どうして卑猥なんだ?」
イク「いや、だから、それは、その…」
イク(もしかして提督って、こういうあっち方面の事に疎い…?)
提督(やべぇ面白れぇ)
この後イムヤに怒られた。
【END】
【スクランブル】
―昼、休憩室―
ワイワイガヤガヤ
あきつ丸「ふぅ…やはり緑茶は美味、であります」
ビーッビーッ!
全員「!」
あきつ丸「熱っ!うっかりお茶を零してしまったであります…」
提督『北方海域でタンカーが深海棲艦から奇襲を受けた模様。これから告げる艦娘は直ちに艤装を装備し、執務室へ集合せよ。吹雪、深雪、夕立、卯月、
白露、あきつ丸』
吹雪「よし、行こう!」ダッ
深雪「任せとけって!」ダッ
夕立「素敵なパーティ始めるっぽい!」ダッ
卯月「頑張るぴょん!」ダッ
白露「白露がいっちばーん!」
あきつ丸「自分も出撃でありますか…頑張らねばっ。と、その前に机を拭かなければ…」グッ
提督『なお、次に告げる艦娘は艤装を装備した上で待機せよ。時雨、浦風、敷波、巻雲、那珂』
那珂「よーっし、がんばろー!」ダッ
時雨「よし、行こう!」ダッ
浦風「ウチに任しとき!」ダッ
敷波「さって、行きますかね~」ダッ
巻雲「司令官様のお役に立てるよう、頑張ります!」タタッ
―艤装引渡所―
ギャーギャー
明石「押さないで下さーい!順番に渡しますからー!」
吹雪「あれ?この艤装、夕立ちゃんのじゃない?」
夕立「あ、ホントっぽい!」
那珂「あっれー?那珂ちゃんの艤装が大きすぎる気が…」
明石「あ、しまった…それ最上さんのだった…」
―執務室―
提督「…で、一番早かったのはお前か」
あきつ丸「はい!自分の艤装は他の方々とは違う陸軍タイプの物でありますから、自分用の倉庫から引き出してきただけであります!」
提督「どうやって自分用の倉庫なんて確保したんだ?」
あきつ丸「妖精さんに間宮羊羹で手を打ったのであります!」
提督「安いなオイ!」
【END】
【ぼんやり】
―昼、休憩所―
雲龍「…………」ポケー
提督(あ、雲龍だ…)
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ダラダラ
提督「…………」ジー
雲龍「………あの、提督?」
提督「何?」
雲龍「何か、御用でも?」
提督「いんや、ただ眺めていただけ」
雲龍「その…私なんかを眺めて…一体何が…?」
提督「ええとな、こう、今世間は深海棲艦との戦いでギスギスしている感じが若干あるだろ?」
雲龍「まあ、そんな感じもあるとテレビで言ってますね」
提督「そんな世の中で、雲龍みたいに世間に流されずにただただぼーっとしていて、平和そうにしてるのが、うらやましいなーって思っただけさ」
雲龍「そうですか…」
提督「あと、雲龍ってそれなりに美人だから、見続けても飽きないと思ったのさ」
雲龍「…よくもまあ提督って、そんな歯の浮くようなセリフを平然と言う事ができますね」
提督「え、そんな事言ったか?」
雲龍(しかも自覚なし…タチが悪いですね…)
【END】
【第1回~艦娘知識試験~番外編2】
ジャンル:国語
問42.『次の一文は"走れメロス"の冒頭の部分である。( )に当てはまる漢字2文字を答えよ。
メロスは( )した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。』
・長月の答え 『激怒』
提督のコメント:正解です。
・天龍の答え 『死亡』
提督のコメント:いきなり殺さないでください。
・夕張の答え 『絶望』
提督のコメント:絶望した!こんな邪智暴虐の王に絶望した!
※長月は文系の問題はパーフェクトだったが、やはり幼く知らない事も多く、得点は中の上程度だった。
夕張はアニメのネタを先に思い出してしまい、得点を落とす事が多かった。
天龍は言うに及ばず。
今日はここまでにします。
感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
雲龍と一緒に昼寝したら気持ち良さそう。(深い意味は無い)
乙
まじアイドル那珂ちゃんお願いします
乙
自分の時は『イクイクドイツのワイマール憲法』って覚えたな。
おかげで暫く「ドイツって卑猥な国なんだな……」という印象が抜けなかったわ。
こんばんは。
>>869
アイドル那珂ちゃん了解です。(少々短めかもしれませんけど)
では、投下していきます。
【アイドル】
―昼、軽巡洋艦寮・那珂の部屋―
提督「おい、那珂。いいか?」コンコン
那珂「はいはーい、どうしたの?」ガチャ
提督「鎮守府の郵便受けにお前宛の手紙がたくさんあるんだが」ガサッ
那珂「あー、もしかしてあそこからの手紙?見せて見せてー!」
提督「ああ。しかし、誰からなんだ?」
那珂「えっとね、色々な場所から!」
提督「?」
那珂「那珂ちゃんは、タンカー護衛任務とか資源輸送任務とかで、タンカーの人や資源集積地の近くの島の人達と仲良くなったんだよねー」
提督「どうやって仲良くなったんだ?」
那珂「…どこかの誰かさんが那珂ちゃんを遠征にばっかり出しているせいで、タンカーの人とか島の人達が顔を覚えちゃったんじゃないかなー?」
提督「…すまん」
那珂「まあそれは置いといて、ひょんな事から那珂ちゃんの持ち歌を披露する事になって―」
―数か月前、港―
船員A『へー、那珂ちゃんってアイドル目指してるんだー』
那珂『そうだよー!いつか、艦娘初のアイドルになるんだー!』
船員B『持ち歌とかあるの?』
那珂『あるよ?』
船員A『おおー。じゃあ一曲歌ってみてくれない?』
那珂『りょーかい!じゃあ"恋の2-11-4"いっくぞー!』
~♪~♪
那珂『ふぅ…』
船員C『おお!すごい上手いなぁ!』パチパチ
那珂『え、ホント~?』
船員D『ああ、ホントホント!俺ファンになっちゃいそうだよ!』
那珂『ありがとー!』
―現在―
那珂「って感じだよ?」
提督「そんな事があるのか…と言う事は島の人達とも?」
那珂「うん。大体そんな感じだよ?」
提督「…普段は"解体のアイドル"とか言われてるけど、ホントは(超限定的だが)皆のアイドルになってたんだな…」
那珂「そうだよー!えっへん!と言うわけでー、今度鎮守府でライブやらせてー」
提督「……考えとくわ」
那珂「えっ」
この数日後、鎮守府で那珂のライブが行われ、那珂ちゃんの歌はバカウケしたという。
【END】
【まだ】
―夜、執務室―
提督「よし、扶桑。今日は上がっていいぞ?」
扶桑「え、でも、まだ書類が残っているのでは?」
提督「いや、何だかお前やつれてるように見えるから。今日は休んで、明日から頑張ってくれよ」
扶桑「…わかりました。では、お先に失礼いたします」
提督「ああ。おやすみ」
パタン
提督「よし、じゃあ仕上げますかね…」カリカリ
ガチャ
提督「ん?」
日向「あ…君…まだいたんだ」
提督「…それは俺がこの鎮守府にいる事に対しての言葉か?」
日向「ふっ、そんなはずないじゃないか。冗談だよ」クスッ
提督「ひどい冗談だな」
日向「まあ、君がこんな時間になってもまだ執務室にいる事に対して、だが」
提督「?」
日向「最近、夜遅くまで書類仕事をしている事が多いそうじゃないか」
提督「………」
日向「そんなにたくさん、何を書いているんだ?」
提督「…社会に出ると、書くべき書類なんて腐るほど送り付けられてくるってもんだよ」
日向「………」
提督「別に他意は無いよ。事実だ。ただの資源に関する書類とか、上層部からの観艦式開催要求とか。まあ色々さ」
日向「そうか…観艦式か」
提督「いつか、ウチの鎮守府でもやるつもりだよ。その時が来たら、皆に伝えるからさ」
日向「…ああ」
【END】
【カレー③】
―金曜日の夜、食堂―
鈴谷「やったー!カレーの日だー!」
提督「ホントに鈴谷はカレーが好きだな…」
鈴谷「当たり前じゃん!カレーは老若男女が食べられる国民的食じゃん!」
提督「まあ、それについては反論しないが」
鈴谷「今日は何カレーかな?ポーク?チキン?それとももしかしてビーフ?」
提督「残念ながらビーフカレーを作るほど、ウチの鎮守府はあまり裕福じゃないんだ」
鈴谷「まあ、カレーなら何でもいいけどねー」
提督「っと、今日の当番はリットリオか」
鈴谷「おほっ、ていう事はイタリア式のカレーが食べられるって事?よっしゃー!」
―数分後―
鈴谷「…………何でパスタ?」
リットリオ「え、何か変だった?」
提督「あのな…日本の海軍は金曜日にカレーを食べるっていう習慣があるんだよな」
リットリオ「え?そうなの!?知らなかった!」
提督「ま、知らなかったらパスタなんて作らないよな」
リットリオ「今日が初めての食事当番だから、腕によりをかけてパスタを作ったのに…何かごめん」
鈴谷「ああ…いいよ…別に…パスタも美味しいから…」モキュモキュ
提督(すんごい落ち込んでる…)
リットリオ「え?ホント?よかったー!」
提督「…後で、レトルトカレーやるよ」
鈴谷「…ありがと」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~番外編3】
ジャンル:英語
問44.『次の英文を訳せ。
My sister was to like the big dog.』
・金剛の答え 『私の姉はその大きな犬を気に入った。』
提督のコメント:正解です。
・那珂の答え 『私の姉は喜ばしい事に大きな犬でした。』
提督のコメント:ちっとも喜ばしくございません。
・漣の答え 『( )←金剛さんと同じ答えを入れてね!』
提督のコメント:それは自分で書き入れるものでは?
※金剛は英語系問題はパーフェクトだったが、国語の問題は出来が悪く得点が伸びなかった。
那珂は答えられた問題と答えられなかった問題の割合が半々。つまりそこそこ良かった。
漣はユーモアのある答えで特別点を貰おうと考えていたが、無理だった。
今日はここまでにします。
>>689
那珂ちゃんの話、ご期待に添えられるような話でしたか?感想をいただけると嬉しいです。
観艦式の話はラストあたりで入れようと思いますので、よろしくお願いします。(書けるかどうかもわかりませんが)
その他の方も、感想、リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
そろそろ、ネタが尽きかけている…。
こんばんは。
投下していきます。
【アニメ】
―朝、講堂―
提督「あー、どうやら俺達海軍と艦娘の世界をアニメにした作品が放送を終了したようだ」
吹雪「そんなのあったんですね…知りませんでした」
提督「そこでだ、上層部からも一応見ておけ言われたので、後で上映会をやろうと思います。と言うわけで、午後の出撃と演習は中止になります」
艦娘達「おおー」
提督「ちなみに俺も見た事が無いので楽しみである」
艦娘達「おおー」
―昼、講堂―
扶桑「すみません提督…コードが切れてしまいました…」←秘書艦
提督「ああもう…!」
明石「これでよしっと。繋がりましたー!」
提督「よし、じゃあ上映開始ー!」
艦娘達「わー」パチパチパチ
―上映終了後―
吹雪「やった…!私、主人公として出演していた…!やった…!」
間宮「私も正式に出演してたし、これでもうNPC娘とは言わせないわ…!」
響「私最初の方ハラショーしか言ってない…」
如月「………」
赤城(あのアニメに出ていた山盛りパフェ、食べたいなぁ~)
加賀(私も大食いと思われてるのでしょうか…)
長門「ふ、ふん。私は別に、可愛いものになんて興味はないぞぉ~…!」
陸奥(ウソ丸見えよ…)
明石「いやぁあの出撃の仕方はかっこいいなぁ~。ウチの鎮守府でもやってみようかなぁ~」
祥鳳(私の出番…大破炎上しているあれだけ…?)
島風「ぶー!私連装砲ちゃんとしか遊ばないなんて事は無いからね!」
足柄「私の行き遅れキャラはもう拭えないの…?」
霧島「…誰かが私の事を"艦隊の頭脳(笑)"と呼んだ気がしますけど」
金剛「」ビクッ
瑞鶴(加賀さん、リアルでもデレてくれないかな~…)
妙高「私妙高型のネームシップなのに出てこなかった…」
木曾「俺は、まあ、仕方ないかな…」
夕立「私ぽいぽい言い過ぎっぽいー!」
大井「いいわいいわいいわぁ~!北上さんとの絡みが描写されているのがまた何ともいいわぁ~…!」
大和(なぜ、私の大食い癖がアニメスタッフにバレたの…!?)
提督(……………俺は!?)
【続く】
【当然の悩み】
―夜、執務室―
提督「………」カリカリカリ
コンコン
提督「はい?」
ガチャ
如月「…失礼します、司令官」
提督「…やっぱりか」
如月「その口ぶり、如月が来る事は予測していたんですか?」
提督「ああ。大方な」
如月「…なら、何で如月がここへ来たのかも、わかるのですか?」
提督「…あくまで予測だけど」
如月「………」
提督「アニメでの事は、あまり気にしない方がいい。あくまであれは創作だ。本当に現実でお前が沈むなんて事にはならない」
如月「……本当に?」
提督「ああ」
如月「……絶対に?」
提督「もちろん。俺が、そんな事はさせない」
如月「………」
提督「…と言っても、多分すぐには立ち直れないだろうな。画面の中の自分が、万が一の確率であり得るかもしれない未来を迎えるなんて、な。
1回も映っていない俺が言うのもなんだが」
如月「………」クスッ
提督「でも、これだけは言える。俺は絶対にお前を沈めたりはしない。約束だ」
如月「……はい」
提督「俺は、この海が平和になったら、皆でその喜びを分かち合いたいと思ってる。だから、誰かが欠けるなんて事は許さない。だから、
お前も生きるんだ」
如月「…はい!」
【続く】
【当然の悩み2】
―如月退室から数分後、執務室―
提督「………」カリカリ
コンコン
提督「はーい」
ガチャ
吹雪「失礼します、司令官!」
提督「吹雪か、どうした?」
吹雪「司令官。あなたが、私の事をあんな風に思ってくれているとは、思いませんでした!」
提督「あんな風…あっ!」
吹雪「私の、ウェディングドレス姿を夢で見て、私を選んでくれて…!」
提督「ちょいちょいちょい待って…」
吹雪「私、司令官となら…!」
提督「ちょいと待ったぁ!」
吹雪「へ?」
提督「いいか、あれはあくまでも創作だ!現実じゃない、架空だ!」
吹雪「………」
提督「お前と俺がケッコンカッコガチするとは限らない!それはまだ分からないんだ!」
吹雪「………」ジワッ
提督「架空の世界の自分を現実の世界の自分にすり替えるな!」
吹雪「……ふぇ」
提督「え?」
吹雪「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん…」ダッ
提督「……泣かせちゃった…やべぇ…」
結局吹雪は提督との一日デートで妥協した。
【続く】
【当然の悩み3】
―如月が執務室を訪れている頃、≪甘味処・間宮≫2階・間宮の部屋―
間宮「うーん…」
伊良湖「間宮さん、まだ起きてたんですか?」
間宮「ええ。ちょっと、悩んでいる事があってね…」
伊良湖「悩み、ですか?」
間宮「ええとね、昼に皆でアニメを見たじゃない?」
伊良湖「はい」
間宮「あのアニメを見終わった後、赤城さんや加賀さん、それに駆逐艦の皆から『アニメで作ってたあのパフェを作ってほしい!』って要望が…」
伊良湖「なら、作ればよろしいのでは?」
間宮「それはやまやまなんだけど、あのデカさのパフェを作るとなると、大量の材料が必要になるのよね。つまり、それ相応の代金が必要になるわけで…」
伊良湖「?」
間宮「私達艦娘はお給料を貰ってるけど、その作る予定のパフェは相当高額になるし、その給料の割に合わないものになりそうなのよねぇ…」
伊良湖「…ええと?」
間宮「でも、皆の期待に応えられるようにするのが商売人の定めだし…だけど、コストがぁ~…」
伊良湖「………」
間宮「もう、どうすればいいのよぉ…!」
伊良湖「………」
間宮「ハッ、それなら期間限定または数量限定にすれば…っ!」
伊良湖(思考が完全に商売人のそれですね…)
【続く】
【当然の悩み4】
―吹雪が執務室を訪れている頃、工廠―
明石「むむむむ…」
工廠妖精「あれー、明石さんどしたのー?」
明石「ああ、妖精さん。それがね、昼に私達でアニメを見ていたのよ」
工廠妖精「えー、いいなー」
明石「それが私達艦娘を描写していた作品なんだけど、出撃の仕方がめっちゃくゃカッコよくってね」
工廠妖精「どんな感じに?」
明石「艤装が艦娘の体に接続される時の効果音がブッピガン!みたいな感じでもいいと思うのに…。そこで私考えたのよ」
工廠妖精「何を?」
明石「出撃の仕方を、そのアニメみたいにしようって!」
工廠妖精「何で?」
明石「だって、技術者としては、新しいシステムを試してみたいから!」キラキラ
夕張「その話、乗ったわ!」タッ
明石「夕張さん!」
夕張「私も正直、あんなシステムで出撃してみたいと考えていたわ!私も技術者(?)の端くれ、その明石さんの考えに協力します!」
明石「よーっし、早速造りましょう!」
夕張「ラジャー!」
工廠妖精「…知ーらないっと」スタコラサッサ
―深夜―
提督「ZZZ…」
ズドォォォォォォォォォン
提督「な、何だ!?陸奥か日向か大鳳の爆発か!?」
―数分後、工廠"跡地"―
皆「」
(粉々に吹っ飛んでる工廠の図)
明石「大変申し訳ございません」ドゲザ
夕張「今後はこのようなことが無いよう、精進していきます」ドゲザ
提督「…反省してるようで何よりだ」
明石&夕張「…………」
提督「じゃあまずは工廠を元通りに直せ。2人だけで」
明石&夕張「いえっさー」ビシッ
【END】
【カラオケ】※2レス続きます
―夕方、執務室―
川内「失礼するよー、提督」ガチャ
提督「何だ、川内?」
神通「私もいます」コソッ
那珂「私もいるよー!」ヒョコッ
提督「川内型三姉妹が、どうしたんだ?」
川内「私達、これから娯楽室でカラオケするんだけど、提督も来ない?」
提督「え、カラオケ?」
神通「はい、今日で私達三姉妹が揃った日から1年になるんです」
提督「そうか…確か、最後に来たのは那珂だっけ?」
那珂「そうだよ。だから、皆がそろった記念の日だから、那珂ちゃんの歌を披露するついでに皆の歌も聞いてみたいなーって思って」
提督「で、何で俺も?」
川内「私たち三姉妹を引き合わせてくれたのは、提督のおかげみたいなもんだからね」
神通「そのお礼として、提督をお誘いしたんです」
提督「そうか…。なら、ご一緒しようかな?」
那珂「やったー!」
―数十分後、カラオケルーム―
提督「まあ、明石だろうな。作ったのは。カラオケの基本的機能とか採点マシーンとか。最新の曲まで登録されてやがるし…」
川内「何でもいいって。それより、誰から歌う?」
那珂「そりゃーもちろん那珂ちゃんから!曲は"恋の2-4-11"!」
川内&神通&提督「おー」
~♪~♪
那珂「ふぅ、気持ちよかった!」
川内&神通&提督「おおおおお…」パチパチパチ
提督「これなら、本当にアイドルになれる日も近いだろうな」
那珂「ホント?わーい!」
川内「点数は…」
採点機「79点」テレーン
那珂「えー?持ち歌なのに点数ビミョー!」プンスカ
提督「まあまあ。俺に比べたら上出来だって」
神通「でも、まだ腕を磨く必要がありそうですね」ニコッ
那珂「ぶー…」
川内(神通さらっと那珂に訓練要求している…)
川内「じゃあ次は提督が歌ってー!」
提督「お、俺がか!?」
川内「当たり前じゃない!何のためにカラオケ来たの?」
提督「いや、俺は、その…音痴だし…」
神通「大丈夫ですよ。私達は気にしませんから…」
那珂「笑わないってば!」
提督「そ、そうか…じゃあ一曲だけ…」
~♪~♪
提督「はぁ…はぁ…」
川内型三姉妹「」
提督「あ、あれ?」
川内「ひ、ひどい歌だった…」
神通「だ、大丈夫です…。人には不得意な事が1つや2つあるものですから…」
那珂「………」クスクス
提督「おいコラ解体のアイドル」
採点機「40点」テレーン
川内「じゃあ次は私が歌うねー」
神通&那珂&提督「おおー」
~♪~♪
川内「その血のさぁだぁめぇぇぇぇぇ!!ジョォォォォォォォォォォォォジョ!」
提督(川内ってこういう歌うたうんだ…)
神通(すごい力強い曲でした…)
那珂(カッコいいー!)
採点機「69点」テレーン
川内「ありゃー…じゃあ次は神通ね」
神通「あ、はい。では、少し恥ずかしいですけど…」
那珂「頑張れー」
提督(神通はどんな歌を歌うのか…ラブソングとか?それとも流行りの歌か?)
~♪~♪
神通「ああぁ~…津軽海峡冬景色ぃぃ~…」
川内&那珂&提督(意外!それは演歌ッ!!)
川内(ビブラートとか完璧だった…)
那珂(ていうか、歌い方が歌ってるご本人にめっちゃ似てる…)
提督(ぶっちゃけ、那珂よりうまい…)
神通「ふぅ。スッキリしました!」
採点機「96点」テレーン
川内&那珂&提督「」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~番外編4】
ジャンル:社会
問50.『スイスのように、将来もし多国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立ち、自国は中立の立場であることを宣言し、
他国がその中立を承認・保障している国を、何と言うか』
・響の答え 『永世中立国』
提督のコメント:その通りです。永世中立国は他にもオーストリア、ラオスなどがあります。
・利根の答え 『鎖国』
提督のコメント:古すぎますし国も違います。
・初雪の答え 『ひきこもり』
提督のコメント:あなたと一緒にしないでください。
※響はロシアに行っていたこともあるからか、外国関連には詳しい。しかし、点数は90点。駆逐艦では最高点数。
利根は日本史及び日本地理には詳しいが、それ以外があまりできていなかった。特に英語は全滅。
初雪は、いつも通り。
今日はここまでにします。
艦これアニメ、放送終了と言う事でそのネタを使わせていただきました。
感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
恐らく明日に900レス記念キリ番安価を取ります。
それではまた明日。
艦これアニメ2期には期待・不安の未来が。
こんばんは。
投下していきます。
【エスカルゴ】
―金曜日夜、食堂―
提督「今日の食事当番は…マジェンダか」
鈴谷「」ズーン
提督「どうした鈴谷、しょげた顔して。今日は金曜日、カレーの日だぞ?」
鈴谷「…マジェンダって、今日が初めて食事当番だよね」
提督「ああ。俺の記憶では、そうだったが」
鈴谷「…じゃあリットリオと同じくカレーじゃないものを作るって事も考えられるよね?」
提督「あー…確かにな」
鈴谷「はぁ…」
提督「ま、一週間後の当番は鳳翔さんだし、その日に期待したらいいんじゃない?」
鈴谷「…うん」
―数十分後―
鈴谷「分かってたさ…カレーじゃないって事はさ…」ムグムグ
提督「…何だこりゃ。見た事ない料理だけど…」モグモグ
マジェンダ「どうしたんですか、提督?」
提督「ああ、いや。何か、奇妙な色と食感がする料理だなーって思ってね」
マジェンダ「そうですか?」モクモク
扶桑「ですけど、この料理美味しいですね」
長門「うむ。これもまたフランス料理なのか?」
マジェンダ「ええ。エスカルゴ、と言う料理ですよ」
鈴谷「…エスカルゴ、でゲスか?」
提督「そりゃエスカルゴンだ。って…まさかこれって…」
マジェンダ「カタツムリです」
マジェンダ以外「ブ――――――――――――――――――――ッ!!!!」
マジェンダ「えっ、ちょっ、なぜ皆さん揃いも揃って吐き出すんですか!」
提督「……カタツムリって…」
鈴谷「……あの、雨降った後に葉っぱやコンクリートの壁にくっついてる…」
扶桑「…うっ」
長門「それは…汚いな…」
マジェンダ「汚くありませんよ!ちゃんと泥や臭みも取っていますし、そもそもこのエスカルゴはフランスからの支給物資ですし、
普通のカタツムリではなくリンゴマイマイという食用のカタツムリで!」
提督「フランスって…意外とえげつないもの食べてるんだな…」
鈴谷「…ちょっと、鈴谷のフランスに抱いていたイメージが…」
扶桑「……ああ、カタツムリなんかを食べるなんて、不幸だわ…」
長門「これも鍛錬と割り切って食べるか…」
マジェンダ「汚くありませんってば!」
【END】
【シャワー】
―昼、執務室―
青葉「前々から思っていたんですけど、司令官」
提督「何だ?」
青葉「司令官って、風呂はどうしてるんですか?」
提督「唐突だな。どうしたんだ」
青葉「この鎮守府にはちゃんと私達艦娘用の浴場が設置されてますけど、司令官用の風呂場は見た事が無いんです。だから、どうしてるのかなって思って」
提督「何だ、そんな事か。俺はいつも、消灯時間を過ぎたらシャワールームでシャワーを浴びてるよ」
青葉「そうなんですか。じゃあ、全身お湯につかるって事はしないんですか?」
提督「いや、それは流石に汚いから、日曜とかに銭湯に行くんだ。ほら、俺日曜になるといない時ってあったじゃん?その時だよ」
青葉「そうだったんですか…」
提督「ほら、もうすぐ消灯時間だから、早く風呂入って寝る準備しとけ」
青葉「はーい」
青葉「」ニヤリ
―翌日朝、食堂―
青葉「―と言う話を昨日聞いたのです」
提督LOVE勢「……………」コクコク
青葉「そして昨夜、明石さんに頼んで小型カメラをシャワールームの前に設置しました」
提督LOVE勢「……………」フムフム
青葉「昨日、司令官が使用したシャワールームの番号も把握済みです」
提督LOVE勢「……………」ジーッ
青葉「そして、そのシャワールームの鍵が今、ここにあります」チャリン
提督LOVE勢「……………」ゴクリ
青葉「そのシャワールーム、昨日司令官が入った後、誰も入ってはいません」
提督LOVE勢「……………」
青葉「…この鍵、売ってあげてもいいですけど?」ニヤリ
提督LOVE勢「言い値で買おうじゃないか」
??「やった!」
青葉「毎度ありー、です」チャリン
天龍「お前ら、やってる事が変態レベルだぞ…」
【END】
【第1回~艦娘知識試験~番外編5】
ジャンル:社会
問53.『2012年5月に電波塔・観光施設として開業した"東京スカイツリー"の高さは何mか』
・明石の答え 『634m』
提督のコメント:その通りです。これは語呂合わせで634(ムサシ=東京の旧国名)を表しています。このように覚えやすいのもいいですね。
・扶桑の答え 『666m』
提督のコメント:ケアレスミスだと信じたい不吉な答えです。
・摩耶の答え 『546m』
提督のコメント:それはムサシの相方です。
※明石は社会、数学・理科はほぼ正解できたが、国語の問題はあまり答えられなかった。
扶桑はケアレスミスが多く、取れるような問題も落としてしまった。ケアレスミスが無ければ、足柄と同等の点数が取れたかもしれない。
摩耶は暗記系の科目が苦手だった。
今日はここまでにします。
さて、このスレも皆さんの応援のおかげでついに900レスを迎える事になりました。
ここまで>>1の拙い文に付き合って下さりありがとうございます。
ここで、キリ番安価を>>900-909で取ります。皆さん狙ってみてください。
また、900レス以降で、以下の話を書いていきます。
・秘書艦・扶桑のお礼
・まさかの混浴
・観艦式(書く予定)
感想等があればどうぞ。
それではまた明日。
>>1の中での艦これ四天王:①羅針盤、②エラー娘&猫、③疑惑の判定、④物欲センサー
乙っぽい!
提督LOVE勢はシャワールームで何するんですかねぇ...
時津風でオナシャス
>>895
本場のエスカルゴもガーリックと油とスパイスまみれでカタツムリの味なんかさっぱりわかりゃしないよ
瑞鳳
乙です
暁とビス子
あっ、1乙
乙
大北
暁、ひとりでできるもん!
ずれてギリ有効になるのかな?
おはようございます。>>1です。
キリ番安価は時津風、千歳、瑞鳳、暁&ビスマルク、わるさめ、大井&北上、早霜になりました。
なお、>>902,>>904,>>907が注釈&乙コメント(ありがとうございます)で無効になってしまったので、
新たにキリ番安価を>>912-914で取ります。
>>910
すみませんが暁の話が既にキリ番で取られているので…すみません。恐らく書くかもしれませんが…。
新たなキリ番。>>912-914
深雪
青葉
飛鷹
こんばんは。>>1です。
最終的なキリ番安価の結果、時津風、千歳、瑞鳳、暁&ビスマルク、わるさめ、大井&北上、早霜、深雪、青葉、飛鷹になりました。
今日は時津風、千歳の話を書いていきます。
では、ゆっくりと投下します。
【犬?】
―昼、散歩道―
提督「桜も咲いたし、もうすっかり春だな…」テクテク
提督「……ん?」
ガサッガサッ
提督(何か、茂みの隙間から…動物の耳みたいのが見える…。まさか、野良犬?)
雪風「あーっ、時津風見ーつけた!」
提督「えっ」
時津風「あー、見つかっちゃったか…」ガサッ
雪風「茂みの隙間から犬みたいな髪の毛見えたらわかるって!」
提督「な、なんだ時津風か…」
時津風「あっ、司令、こんにちは!」
雪風「あ、ホントだ!しれぇ、こんにちは!」
時津風「あ、ああ。かくれんぼ?」
雪風&時津風「うん!」
―翌日昼、運動場―
提督「いかんな…気分転換に外に来たつもりが、寝ちまいそうだ…」
ピューン
提督「ん?フリスビー?」
時津風「待てー!」タタタタ
提督「…………」
時津風「もー、はふはへっはらほほふひほはひふひー!(もー、初風ったら遠くに飛ばし過ぎー!)」タタタタ
提督(なぜフリスビーを咥える…犬か)
初風「ごめんごめん、つい力を入れ過ぎちゃった」
―さらに翌日、廊下―
提督「おい時津風、今度の作戦についてなんだが…」
時津風「ふぁひ?」クルッ
提督「…なんで骨を咥えてるんだ」
時津風「えっと、朝食の後に間宮さんが『これを咥えてみて』って骨を差し出してきて、ソレを咥えて見せたら『可愛い!』って興奮しちゃって、
なんか時津風もいい感じーって思ってそのまま咥えてた!」
提督「お前は犬か!」
【END】
【2人で】※2レス続きます
―夕方、執務室―
コンコン
提督「どうぞー」
千歳「失礼します、提督。遠征の報告書の提出に参りました」ガチャ
提督「おう、ご苦労さん」
千歳「それで提督~」
提督「…何だよ」
千歳「私、結構頑張って家具コインも見つけてきたし資材も1.5倍で持ってきたんだから、ご褒美が欲しいなぁ~」チラッチラッ
提督「…今晩、呑むか」
千歳「やたっ♪」
提督「じゃあ夜に、≪居酒屋・鳳翔≫で」
千歳「楽しみにしてまーす。あ、今日はサシで呑みましょうねぇ~」フリフリ
提督「りょーかいっと」
パタン
提督「…すまんな。扶桑も呼びたいと思ったんだけど、千歳にああ言われちゃ…」
扶桑「いえ、私の事は構わずに。それに、私はあまり酒には強くありませんので…」
提督「ホント、悪いな…」
扶桑「…それより提督、インクがこぼれていますけど…」
提督「…うあああああああ…」
―夜、≪居酒屋・鳳翔≫―
提督「じゃあ、入るか」
千歳「ええ、今日は思いっきり呑みましょうね」
ガラッ
那智「む、提督と千歳じゃないか」
隼鷹「おー、提督に千歳ー!ばんわー!」
千歳「………」
提督「おう、やっぱりお前らもいたか」
那智「どうだ、席を一緒に呑もうじゃないか」
隼鷹「そーしよーぜー」
提督「俺は構わんが、千歳?」
千歳「…え、ええ。私も、いいですけど」
提督「じゃあ、お隣失礼するぜ」
那智&隼鷹「どうぞどうぞ」
―数時間後―
那智「じゃあ、私達は帰るよ」
隼鷹「ZZZ…」
提督「おう。隼鷹運ぶの頑張れよ」
那智「千歳が提督に話があるって言うからな。じゃあ、また明日」
千歳「……ええ」
提督「おう、また明日」
―波止場―
提督「千歳、話ってのは何だ?」
千歳「…なぜ今日、提督とサシで呑みたかったのだと思いますか?」
提督「……すまんが、言われてすぐには分からないよ」
千歳「…私は、ある事を提督に伝えたかったんです」
提督「?」
千歳「私は、貴方の事がずっと好きでした」
提督「…え?」
千歳「私が着任した時からずっと。一目惚れでした。だから、私と付き合ってください」
提督「なっ…な…え…?」
千歳「…ふふっ、冗談ですよ」
提督「え」
千歳「ちょっと、提督の反応が見てみたくって、ついやっちゃいました♪」テヘッ
提督「ち、千歳ぇ~!!」
千歳「でも、提督の反応。初々しくて可愛かったですよ?」
提督「やめろぉ!!」
千歳「さ、提督。帰りましょう?」
提督「くっそぉ…」
千歳(……なんで、あんな出まかせ言っちゃったのかしら…)
千歳(私、本当に提督の事が好きだったのに…。サシで呑むのだって…告白しようと思っていたのに…)
千歳(それなのに、恥ずかしくって、ついウソを言っちゃって…)
千歳(恥ずかしくなったり、怖くなったりすると、ついウソをついちゃう…それが私の嫌いな所…)
千歳(でも、次はこんな事はしない…!次こそは提督に想いを伝える…)
【千代田「提督、千歳お姉ぇとナニしてたの…?」ゴゴゴ 提督「ひぃ!?」】
今日はここまでにします。
>>900-901
時津風の話、千歳の話、いかがでしたか?感想をいただけると嬉しいです。
他の方も、感想等があればお気軽にどうぞ。
また、明日は投下できるかどうかわかりません。ご了承ください。
それでは。
こんばんは。
今日は投下できるので、瑞鳳、暁&ビスマルク、わるさめの話を書きます。
では、投下します。
【旅客機】
―昼、空母練習場―
バルルルルル
瑞鳳「うーん…烈風も流星改も使い心地はいいし可愛いけど、何か物足りないのよねぇ~…」
烈風&流星改妖精「ごめんなさい…」
瑞鳳「あ、ごめんね?変な事言っちゃって。貴女達は今のままでいいのよ?」
キーン…
瑞鳳「…ん?」テンアオギ
瑞鳳「……これだわ!」
烈風&流星改妖精「?」
―工廠―
明石「えっ?旅客機型の艦載機?」
瑞鳳「そうそう。旅客機ってカッコいいし、敵の眼をごまかして奇襲をかける事もできるじゃない?だから、作ってほしいの!」
明石「まぁ、作れない事は無いけど…一応やってみますね」
瑞鳳「やった!明石さんてホントすごい!」
―翌日、オリョール海域―
瑞鳳「敵艦発見!距離7000!」
長門「よし!全艦、輪形陣!空母は艦載機を飛ばせ!他の者は航空戦後の戦闘に備えよ!」
天龍&龍田「了解!」
瑞鶴「アウトレンジで、決めたいわね!」キリキリ
瑞鳳「よーし、今日の私は一味違うわよ!」キリキリ
瑞鶴&瑞鳳「はぁっ!!」ピシュ
バルルルルル
瑞鶴「よし――え?」
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインン
瑞鳳「わー!!大きい!そしてカッコいい!あっ、ちゃんとコックピットに妖精さんもいる!可愛い!」ピョンピョン
瑞鳳以外「」ポカーン
―敵艦側―
軽空母ヌ級「エッ、ナンデじゃんぼじぇっとガ戦闘海域ニ!?」
駆逐イ級「ウォー!カッケー!」
ズガガガガガガガガガ
重巡リ級「何デ旅客機ガ爆撃シテクルノ!?マサカアレモ艦載機…?」撃沈
戦艦タ級「納得デキナイ!ソコハ現実ノト合ワセナサイヨ!」撃沈
他敵艦「ギャアアアアアアア…」撃沈
―鎮守府側―
長門「…全艦、撃沈」
瑞鳳「いえーい!」
瑞鳳以外「」ポカン
当然提督にバレてジャンボジェット型艦載機は使用禁止になった。
【加賀「ジャンボジェット型艦載機…使ってみたいわね…」 瑞鶴「えっ」】
【胸】
―休憩室―
暁「ビス丸!聞きたい事があるの!」
ビスマルク「ビス丸言うな!誰からそんな呼び方教わったのよ!」
暁「リットリオだけど?」
ビスマルク(あいつ…!)
ビスマルク「で、今日は何が聞きたいの?」
暁「どうすればビスマルクぐらいの胸の大きさにできるか聞きたいの」
ビスマルク「…前から思っていたけど、何で私に聞くのかしら」
暁「リットリオが、私の事を"小さいビス子"って言ってたのよ。つまり、暁=小さいビスマルク=暁の成長した姿=ビスマルク、つまり暁=ビスマルク、
って事よね?」
ビスマルク「いやその理屈はおかしい」
暁「だから教えてほしいの、どうすれば胸は大きくなるのかしら?」
ビスマルク「…ちょっと、いいかしら?」
暁「?」
ビスマルク「そんな、他人に聞いてばっかりで、つまらなくないのかしら?」
暁「……どういう事?」
ビスマルク「他人に聞かないと何もできないようじゃ、それは他人の人生をなぞって人生を送るっていうのと同じ。それがつまらないの、ってわけよ」
暁「………」
ビスマルク「それに、例えあなたが胸を大きくしたとしても、周りの人達は以前のように貴方と接してくれるかしら?」
暁「へ?」
ビスマルク「恐らくの話だけど、もし胸が私と同じくらいになった暁を見たら、貴女の妹達は貴女と距離を取ろうとするかもしれない。それに、
龍驤とか大鳳とか胸が無い子は嫉妬もするでしょうしね」
暁「…それは、ちょっとイヤかも」
ビスマルク「それに、提督は暁の子供っぽさが気に入ってるのよ。貴女が無理に大人になろうとする姿が可愛いって前に言ってたわ」
暁「提督が?」
ビスマルク「それが、胸が大きくなって少し大人っぽくなった暁になったら、提督はいつものように頭を撫でたりしなくなったり、お子様ランチをあげる、
なんて事も無くなるでしょう」
暁「そんな…」
ビスマルク「だから、皆と今みたいに接したいって言うのなら、胸を大きくするのはやめといた方がいいわよ?」
暁「……そうね。なら、胸を大きくするのは諦める事にするわ」
ビスマルク「そう…。よかったわ」
暁「やっぱり、ビスマルクの方がずっとレディっぽいわね」
ビスマルク「…ありがと」
ビスマルク(なんとかハッタリで話を逸らす事はできたけど…どう胸を大きくするなんて分からないのよね。何か、自然に大きくなったって言うか)
【END】
【深海料理?】
―水曜日の夜、食堂―
提督「あー、腹減ったな…」
吹雪「そうですね。お腹が空いちゃいました」
赤城「私も演習で体力を使っちゃいましたし」
加賀「同じく」
長門「やはり、ビッグ7ともなると食事の量も増えるからなぁ。いやぁ困った困った」
提督「さてと、今日の食事当番は誰かなー…?」
提督「……わるさめ?」
ダダダダダダダダダッ!!!
提督「え、何で皆逃げるの!?」
吹雪「だって深海の料理なんてろくなものじゃないに違いありません!」ダッシュ
赤城「いくら私でもそんな得体のしれないものを食べるわけにはいきません!」ダダッシュ
加賀「私も、こんな所で腹痛なんて嫌です!」ダダダッシュ
長門「ビッグ7にも嫌いなものはあるのだ!」ビューン
ワー!キャー!
―数分後―
わるさめ「アレ、皆ハ?」
提督「あ、ああ。皆は何か用事だの腹痛だので夕食には出れないようだ」
鳳翔「あら、残念ですね」←監視役
間宮「そうね…とっても美味しそうなのに…」←監視役
わるさめ「ドウゾ」コトリ
提督「……刺身?」
わるさめ「私達深海棲艦ハ、海ニ居タ頃ハ魚ヲツカミ取リシテ捌イテ食ベテタカラ、コウイウ料理シカ分カラナクテ…」
提督「この魚はどこで買ったんだ?」
わるさめ「ソコノ海ニ潜ッテ取ッテキタ」
提督(軽く密漁なんだが…黙っとこ…)パク
提督「うん。美味しいよ」
わるさめ「本当?ヨカッタ…。皆ニモ食ベテ欲シカッタノニ…」
提督(惜しい事したな、皆)
提督「こういう事が出来るなら、海鮮丼とかもできそうだな。今度やってみるか?」
わるさめ「…マタ、食事当番ヤッテイイノ?」
提督「もちろん」
わるさめ「ヤッタ!」
【END】
今日はここまでにします。
>>903,>>905-906
瑞鳳、暁&ビスマルク、わるさめをリクエストしてくれた方、いかがでしたか?感想をいただけると嬉しいです。
他の方も、感想等があればどうぞ。
それではまた明日。
こんばんは。
今日は大井&北上、早霜の話を書いていきます。
では、投下します。
【作戦】
―昼、沖ノ島海域―
北上「作戦って?」
大井「いつかやった、北上さんと手をつないで円を描くように回って酸素魚雷を散らすように発射するの」
長門「なるほど。それなら広範囲に攻撃をする事ができるな」
赤城「確かに、それで敵を撃滅できれば戦艦級の方達の弾薬を節約する事もできます。いいアイデアですね」
大井「でしょう?」
北上「まー、やってみる価値はあるよね」
大井(っしゃぁ!これで合理的に北上さんと手をつなぐ事ができるぅ!)ガッツ
―数十分後―
赤城「制空権確保!重巡リ級撃沈!」
大井「よーし、北上さん、行くわよ!」ザザザザ
北上「ほいさっさー」ザザザザ
長門「上手くいくだろうか」
赤城「信じましょう。あの子達を」
大井「北上さん、手を!」スッ
北上「よしきたー!」スッ
パシィ
大井&北上「酸素魚雷、発射!!」バシュシュシュシュシュ
ズドドドドドド
長門「おお…全艦撃沈か…」
赤城「壮観ですね」
大井「やったわ北上さーん!」ダキッ
北上「いいねぇ、痺れるねぇ」
ズドォォォォン
赤城&長門「ゲヒイイイイイイイイイイイ!?」
大井「あ」
北上「…流れ弾か」
―帰投後、入渠ドック―
赤城「…………」←大破
長門「…………」←中破
提督「…何か、言い訳は?」
北上「大変申し訳ございません」ヒラアヤマリ
大井「作戦が悪いのよ…」チッ
提督「お前が立てた作戦じゃないのか?」
大井「…そう言えばそうでした」
【END】
【目隠れ】
―食堂―
早霜「今日のおかずは…サバの味噌煮?」
ガッシャァン
早霜「痛たた…」
提督「早霜、大丈夫か?」
早霜「…ちょっと、つまづいちゃいました」
―出撃中―
早霜「フッ!」ズドドドドドド
ズドォォォォォォォォォン
早霜「よし、敵艦撃沈…!」
ドゴォ
早霜「!?」
愛宕「早霜ちゃん!?大丈夫!?」
高雄「死角からの魚雷攻撃ですか…!」
早霜「…気づかなかった…」
―風呂場―
早霜「~♪」シャワシャワ
早霜「ふぅ…気持ちよかった…」
ツルン
早霜「痛い!?」ゴチン
島風「あー!早霜ちゃんが石鹸で滑って転んだー!」
―執務室―
提督「お前、右目が隠れてるから視界が狭いんじゃないのか?」
早霜「そうかもしれませんね…」
提督「その前髪を払ってみたらどうだ?」
早霜「やってみます」ハラリ
早霜「どうですか?」
提督「そうだな。その方が見やすいだろう?」
早霜「そうですね。でも…」
提督「?」
早霜「右目が開けません…。長い間日の目を見ていなかったので…」
提督「なら、目が隠れていた方がいいかもしれないしな」
早霜「そうします」ハラリ
提督(それに、目が隠れていた方が可愛いって思うけど、黙っとこう)
【END】
今日はここまでにします。
>>908-909
大井&北上の話、早霜の話、いかがでしたか?感想をいただけると嬉しいです。
その他の方も、感想等があればどうぞ。
それではまた明日。目隠れキャラっていいよね!
ところで、この短編集は2作品目に続きそうです。その2作品目では短編集の他に"艦娘シミュレーション"等の企画もやっていく予定です。
今後書くSSは、陸奥編、那智編、短編集2の予定です。なお、那智編は当初テーマを"鉄道"としていましたが、急遽テーマを変更させていただきます。
>>1の勝手で、すみません。
ここで一度、多数決を取ります。
↓5までで多数決
①この次の作品は陸奥編がいい。
②この次の作品は短編集続編が良い。
③この次からは陸奥編と短編集続編を同時進行でやってほしい。
よろしくお願いします。
>>1です。
結局、①にする事にしました。
多数決にご協力いただきありがとうございます。
こんばんは。
今日は作者の都合上、青葉の話だけ書きます。
では、投下します。
【写真】※2レス以上続きます
―夕方、執務室―
青葉「失礼します、司令官」ガチャ
提督「来てくれたか、青葉」
青葉「この青葉に、何のご用でしょうか?」
提督「ああ。明日ちょっと、皆で写真撮影をしようと思ってね」
青葉「…あの、司令官。少々質問してもいいですか?」
提督「うん。何だ?」
青葉「その話をなぜ青葉に話すのですか?」
提督「ああ、お前は"デイリー青葉"を発刊しているだろう?それで記事に載せる写真も撮っているわけだ?」
青葉「ええ、あの写真は全て青葉が撮ったものですけど?」
提督「だから、写真の腕も相当なものだろうと思って、皆の写真の撮影役を頼みたいんだ」
青葉「それなら、構いませんけど。あと、もう1つ質問いいですか?」
提督「ん?」
青葉「なぜ、唐突に写真撮影をしようと考えたのですか?」
提督「…俺が着任した2年前から、この鎮守府ももう100人を超える大所帯になった。そこで、『そう言えば皆で写真を撮った事ってないなー?』って、
ふと思ったわけだ。思い立ったが吉日、そこで実行に移そうと思ってな」
青葉「そう言う事ですか」
提督「……それと、もし誰かが沈んだりしていなくなる前に、皆で写真を撮っておこうと―」
青葉「……あの、司令官」
提督「?」
青葉「そう言う理由があるのでしたら、青葉は写真を撮りたくないです…」
提督「……」
青葉「司令官が、『もし誰かが沈んだら…』なんて悲しい理由で写真を撮ろうとするなんて、何か、イヤです」
提督「……確かに、提督である俺がそんな事を考えているなんて、メンタル弱すぎだよな」
青葉「…まったくです」
提督「だけど、さっきの話には続きがある」
青葉「?」
提督「もしも、誰かが沈んでいなくなったりしたら、そいつが生きていた証を何かに残しておきたいと、そう思ったのさ」
青葉「………」
提督「だから、皆が揃っている、この時にその写真を撮っておきたいんだ」
青葉「…わかりました」
提督「だけど青葉、これだけは覚えておいてくれ。俺は、誰も沈めたりはしない。誰一人欠ける事なく、平和になった世界を迎えるつもりだ」
青葉「…はい」
提督「よし、じゃあ写真撮影は明日の昼頃にしよう。機材とか撮影場所とかはお前に任せる。今度間宮でスイーツを奢ってやるよ」
青葉「分かりました。間宮パフェ、期待してますから」
―翌日の昼、広場―
提督「おおー桜が綺麗に咲いてるねー」
青葉「はいはーい!駆逐艦・潜水艦の皆と提督は最前列の椅子に座ってくださーい!軽巡・重巡の方々は、2段目に!それ以外の戦艦・空母の方達は、
3段目に立ってくださーい!」
あきつ丸「青葉殿。私達は?」
青葉「ああ、あきつ丸さんや明石さん、間宮さんも3段目に立ってください!」
わるさめ「青葉、私達深海棲艦組ハ?」
青葉「貴方達も3列目で!」
工廠妖精「私達は?」
青葉「妖精さん達ですか。あなた達は2段目、3段目の方達の方に乗ってください。後で別っこでも撮りますけどね」
提督(こういう時青葉はすごい指揮能力があるなぁ)
―数十分後―
青葉「準備はいいですかー?」
皆「オッケー!」
青葉「ハイハイじゃあ、にっこり笑って―」
提督「おい青葉、お前もこっちで映ろうぜ?」
青葉「え、え、私もですか?」
提督「当たり前だろうが。それにそのカメラ、セルフタイマー機能付いているんだろ?」
青葉「あ、はい。付いてますけど」
提督「じゃあそれ使って、こっちに来い!」
「青葉さーん、早くー!」
青葉「……はいっ、わかりました!10秒後にシャッターが切られますから!」カチャリ
タタタタ
青葉「って、もう立つ場所が無い!?」
提督「あー、こりゃマズイな……」
青葉「…じゃあもう、ここに座ります!」チョコン
提督「おい何で俺の膝に座るんだ!」
金剛「ヘイ青葉ー!それはちょっといただけないネー!」
天龍「アイツっ、何抜け駆けしてやがる…!!」
長門「貴様、許さんぞ!」
青葉「あー、もうすぐシャッターが切られますよー!はい皆さん笑ってー!」
皆「」ニコリ
カシャッ
青葉「はいオッケーで―」
提督LOVE勢「よし、青葉死ねぇ!!!」
青葉「青葉、捕まるわけにはいきません!」ダダッ
提督「やれやれ…」
その青葉が提督LOVE勢から逃げ回る姿を見て、他の皆は苦笑したり、笑ったり。
皆、この時だけは戦いの事を忘れて、普通の女の子のように笑っていた。
【END】
今日はここまでにします。短めですみません。
>>913
青葉をリクエストしてくれた方、ご期待に添えられるような話でしたか?感想をいただけると嬉しいです。
その他の方も、感想等があればどうぞ。
また、明日から不定期更新になるかもしれません。ご了承ください。
それでは、また次に投下する時に。
観艦式の話は2作目になるかもしれません…。
こんばんは。
今日は、深雪と飛鷹の話を書いていきます。
では、投下します。
【衝突回避】
―朝、食堂―
深雪「よーっし、今日の朝飯は鮭の塩焼きだー!」ピョン
深雪「さって、吹雪や白雪はどこかなー…」トコトコ
電「え」
深雪「あ」
電「…………」ススス
深雪「…………」サササ
初雪「…どうしたの?」
深雪「い、いや。何かやな予感がして…」
―昼、運動場―
深雪「はーっ、はーっ、はーっ…」タタタタタ
神通「皆さん、頑張ってくださいねー」
白雪「神通先輩の訓練って、本当に厳しいです…」タタタ
深雪「まったくだぜ…ったく」タタタタタ
電「あっ」
深雪「えっ」
電「…………」ダダダダダダダダダ
深雪「…………」タッ、タッ、タッ、トコ、トコ
雷「ちょっと電、ペース上げ過ぎよ!」
白雪「どうしたの、深雪ちゃん。そんなにペース落して?」
深雪「いや、その…」
―夕方、執務室―
深雪「演習の報告書、できたぜ!」
提督「はい、ごくろうさん。字は綺麗かな?」
コンコン
提督「どうぞー」
電「失礼するのです―あ」ガチャ
深雪「うわぁ!?」ササッ
提督「気にしすぎだろ…」
【END】
【ドレス】
―軽空母寮、飛鷹&隼鷹の部屋―
飛鷹「ふぅ…これでいらないものは全部かな?」
隼鷹「まめだねぇ。突然物置の中整理するなんて」
飛鷹「もう年度も変わったし、気持ちを改めないとね」
隼鷹「じゃ、アタシは食堂へ行ってるわ」
飛鷹「ええ。じゃあ後でね」
パタン
飛鷹「さて、もういらないものは無いかな?」ガサゴソ
飛鷹「あ、ドレス…」ファサ
飛鷹「商船改造艦だから、使うかもと思って買っておいたけど、結局使わなかったわね…」
飛鷹「ちょっと、着てみようかな…?」
飛鷹「もうすぐご飯だから急がないと…」シュルッ、プチッ、パサッ
飛鷹「初めて袖を通すけど…」スッ
飛鷹「え、ちょっと…背中のファスナーが…」グイグイ
飛鷹「くっ…閉まらない…ッ!」グイグイ
ガチャ
提督「おい、飛鷹。そろそろ夕食の―」
飛鷹「」
提督「」
飛鷹「」
提督「あ、すま―」
飛鷹「ノックぐらいしなさぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」
パァン
―数十分後、食堂―
提督「その時俺は見たんだよ。ドレス姿で背中オープンな飛鷹を」
隼鷹「えー、何かの見間違いじゃないの~?」ニヨニヨ
提督「そうかな…。でもなんか頬が痛い…」
隼鷹「でも、飛鷹のドレスかー…見てみたいねぇ?」チラッ
飛鷹「……………」
【END】
今日はここまでにします。
秘書艦・扶桑の話を明日書く予定です。あくまで明日の予定です。
陸奥編スレを立てるのはもう少し後になります。
今現在のこれからの計画は以下の通りです。
①扶桑の話+αを書いた後にこのスレは終了。
②その後に陸奥編のスレを立てる。
③陸奥編スレを立てた事をこのスレ内で報告した後、>>1000まではこのスレ(日常短編集)の続編のリクエストに充てる。
以上の予定ですので、よろしくお願いします。
それではまた。
>>1は、新しいイタリア艦は戦艦・ローマに賭けるぜ!リットリオだったらマジでどうしよう…。
乙
どれも楽しみにしてる
もうリク受け付けてるなら木曾改二お願いします
リットリオでも先取りしてたでいいとは思うが
すみません。書き忘れてました。
>>912,>>914
深雪、飛鷹の話、ご期待に応えられましたか?感想をいただけると嬉しいです。
これ以降にリクエストが書かれた場合、そのリクエストはこのスレでは消化せず全て続編スレで書く事になりますので、ご注意ください。
>>954
一応、木曾改二の話はOKにします。
くどいようですが、次の作品は陸奥編です。このスレの続編はその後です。
それでは。
こんばんは。投下していきます。
【幸運】※2レス以上続きます
―夜、執務室―
提督「さて、1週間経ったから、扶桑ももう秘書艦の仕事は終わりだな」
扶桑「何だかごめんなさいね…?私が秘書艦でいる間に提督を不幸な目に遭わせちゃって…」
提督「なぁに、気にするな。頭の上にライトが落ちてきたり、瑞鶴に間違って爆撃されたり、比叡の作ったカレーを完食する羽目になったり。
その程度の事、屁でも無いさ」
扶桑(常人なら死んでますね…)
扶桑「それでですね、提督」
提督「うん?」
扶桑「その、私のせいで不幸な目に遭わせてしまったので、その、お詫びがしたいのですけど…」
提督「いや、いいよ、そんな事で」
扶桑「いいえ。私がしたいのです」
提督「む…」
扶桑「と言うわけで、明日私とお出かけしませんか?」
提督「お詫びじゃなかったのか」
扶桑「提督も、私のような美人と外出できるのだから、嬉しいのではありませんか?なんて―」
提督「…まあ、確かにな」
扶桑「え、ええ。でしょう?では、明日の10時に正門前で落ち合いましょう」
提督「ああ。分かった」
扶桑「では、また明日」
パタン
提督「…扶桑とお出かけ、か」
提督「山城にバレたらタダじゃすまないな…」
―翌朝10時、正門―
提督「さて、約束の10時だが、多分扶桑も遅れて…」
扶桑「お待たせしました、提督」
提督「え、時間ぴったりに来た…」
扶桑「当たり前でしょう?常識ですもの」
提督「あ、ああ。だよな。…にしても、桜色の和服か…」
扶桑「いかがですか?」
提督「ああ。扶桑のイメージと相まって、すっごく可愛らしいよ」
扶桑「ありがとうございますね」
提督「そう言えば、その服着る時に山城から何か言われなかったか?」
扶桑「ああ。山城は、時雨ちゃんに押し付け―いえ、時雨ちゃんの訓練に付き合わせました」
提督(さらっと毒吐くな、扶桑…)
提督「で、目的地は決まってるのか?」
扶桑「ええ。私のお気に入りの場所です。行きましょう」ギュッ
提督「…手をつなぐのに、何か意見しても構わないかね?」
扶桑「却下です♪」
提督「ですよねー」
ガァン
提督「痛ぃ!電柱に!電柱にぃ~…!」
扶桑「…すみませんね。本当に」
―数十分後、神社―
扶桑「着きました」
提督「神社?」
扶桑「よくお守りを買いに来たり、おみくじを引いたりしているんです」
提督「へぇ…。何で俺まで?」
扶桑「境内に立派な桜の木があるんです。それを提督と見たいなぁ、と思って」
提督「ほう…」
―境内―
扶桑「あの木ですよ」
提督「ほぉ…確かに立派だなぁ…」
扶桑「鎮守府の皆さんも連れてお花見でもしたいのですけど、ここは神社の敷地内ですから…」
提督「確かにな…」
扶桑「じゃあ、本殿でお参りをしましょう」
提督「そうだな」
―本殿―
提督「ふぅ…」
扶桑「提督は、何を願ったのですか?」
提督「そう言うものは、他人に言わないものらしいぞ?」
扶桑「あら、そうでしたか」
提督「俺よりもお前の方が来ているはずなのに、何で知らないんだよ」
扶桑「確かに、可笑しいですね」クスッ
提督「まったくだな」フフッ
扶桑「ふふっ」
提督「で、扶桑は何を願ったんだ?」
扶桑「自分で20秒前に言った事を思い出してください!?」
提督「冗談だって」
扶桑「もう…」
提督「いや、扶桑の反応が面白くてな。ついつい…」
扶桑「では最後に、おみくじを引きましょうか」
提督「お、そうだな」
―おみくじ―
提督「さてと、どうなってるか…?」ペラリ
提督「…吉か…。まあ、いい感じかな」
扶桑「私はどうかしら…。今まで凶と大凶しか引いた事が無いから…」
ペラ
扶桑「えっ…」
提督「どれどれ…?おお!」
扶桑「この私が、大吉を引くなんて…」
提督「すごいじゃないか。記念に取っておくといいぞ」
扶桑「そうですね。では、そうします」
提督「で、これからどうするんだ?」
扶桑「え?」
提督「まだ昼前だし、昼食も食べてない。このまま鎮守府に戻るか?」
扶桑「…提督は、どうしたいですか?」
提督「俺?そうだな…扶桑と出かけるのなんて初めてだから、もうちょっと外出を続けたいな」
扶桑「では、そうしましょう。中心街の方にも、行きつけの店がたくさんあるんです」
提督「それは楽しみだなぁ。じゃ、早速行こう」
扶桑「はい」
―夕方、執務室―
提督「ああ…ちょっと遊び過ぎたな…」
扶桑「そうですね。私もあんなにはしゃいだの、初めてでした」
提督「でも、比較的不幸な事にもならなかったよな」
扶桑「確かに、そうですね」
提督「しかし、遊びすぎて疲れた…眠い…」
扶桑「あ、それでしたら提督」
提督「ん?」
扶桑「膝枕、して差し上げます…」
提督「……Realy?」
扶桑「Yes」
―ソファ―
提督「じゃ、失礼します…」
扶桑「どうぞ、いらしてください」
提督「よ…っと」ポフ
扶桑「ん…」
提督「重くないか…?」
扶桑「大丈夫です」
提督「扶桑の膝って、柔らかくて丁度いい感じだなぁ…」
扶桑「ありがとうございます」
提督「い、いかん…本格的に眠くなってきた…」
扶桑「構いませんよ、お休みになられても…」
提督「そうか…じゃあ、ちょっと、だけ…zzz」
扶桑「あっという間に…本当に疲れていらしたんですね…」
提督「ZZZ…」
扶桑「………」
提督「ZZZ…」
扶桑「ちょっとだけなら…」
提督「ZZZ…」
チュ
扶桑「提督、愛しています…」
―ドアの外―
山城「」ビクンビクン
時雨「もしもし、明石さん?山城先輩が鎮守府のドアの前で白目をむいて泡を吐いて気絶しています。どうすればよいでしょう?」
明石『あー、すぐに回収に行きますので待っててくださいねー』
【END】
【陰謀】
―夜、浴場・脱衣場―
提督「シャワールーム故障で、仕方なく艦娘用の浴場を使う、か」ヌギヌギ
―回想―
明石『ごめんなさいねー。でも、もうこんな遅くですから艦娘の皆さんはもう入っていないと思いますよー』ニヨニヨ
提督「やれやれ…でもあの笑いって何なんだ?」パサッ
ガラッ
提督「おお、これが艦娘用の浴場か…初めて入ったけど、広いな」
吹雪「え」
提督「」
吹雪「…な、なぜ司令官が…?」
―回想―
明石『艦娘の皆さんは入っていないと思いますよー(絶対入っていないとは言っていない)』ニヨニヨ
提督(あんにゃろおおおおおおおおおお!!!)
吹雪「あの、司令官?」
提督「あ、ああ、済まなかった吹雪!!」
吹雪「せめて、前は隠して…///」
提督「」
吹雪「///」
提督「もう、死にたい…」
吹雪「ま、まぁ私は構いませんから、湯船に浸かられたらどうですか?」
提督「いいのか?」
吹雪「え、ええ。お湯も濁ってますから見えませんし。…………多分」
提督「今多分って言ったな!多分て言ったよな!?遠慮しておくっ!」ダダッ
吹雪「あっ…。残念…」
―万屋・明石―
明石「さてさて、吹雪ちゃんは頑張ってますかね?」
明石(吹雪ちゃんが提督に好意を抱いている事は百も承知。そこで、シャワールームが故障したと偽って提督を艦娘浴場に行かせ、
吹雪ちゃんとばったり会わせて、夜戦をさせれば吹雪ちゃんの夢も成就…うん。私ッたら完璧に愛のキューピット!」
提督「だーれが愛のキューピットだってぇ?」
明石「あ」
理由ある暴力が明石を襲う!
【END】
【中断】
―夜、執務室―
提督「ふぅ…やっとできた…」
提督「観艦式の申請書…」
提督「後はこれを上に出して許可を貰い、皆の艤装と服を整えれば開催。晴れて皆も一人前になれるわけだ」
提督「さてと、じゃあ早速コイツを…」
コンコン
提督「ん?どうぞー」
大淀「失礼いたします、提督」
提督「大淀か。どうしたんだ?こんな夜に」
大淀「それが、上層部から特別海域攻略要請が…」
提督「………………………………………………」
大淀「提督…?」
提督「はぁ…。せっかく、この書類を出そうと思ったのに…」
大淀「?それは、何の書類ですか?」
提督「いや、何でもない」
大淀「そうですか。では、この要請書類に目を通しておいてください。私はこれで、おやすみなさい」
提督「ああ、おやすみ」
パタン
提督「……観艦式はまだ先、か」
提督「また、忙しくなるのか…」
提督(まぁ、ほのぼのと戦いが五分五分なのが、ウチの日常なんだけどな…)
【第一部、完】
と言うわけで、日常編の第一部はこれで終わりです。
このスレを始めてから、まさかの3か月弱と言う長いのか短いのか分からないような長さでした。
読者の皆様、ここまで応援していただき、ありがとうございます。
>>1は皆さんの期待に応えられたでしょうか?
そして、>>1の突然の遊戯王だの、オリジナル艦登場などのわがままに付き合って下さって本当にありがとうございます。
では、陸奥編のスレを立てますので、しばしお待ちください。
新スレ立てました。↓
【艦これ】陸奥「盲目の提督」
【艦これ】陸奥「盲目の提督」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428068999/)
なお、陸奥編の後に書くSSは以下の通りです。タイトルは全て仮です。
・【艦これ】提督「この平和な鎮守府の日常」2
・【艦これ】那智「完璧な提督」
これ以降、>>1000までのレスは日常編のリクエストに充てます。
できれば、>>1000まで埋めていただけると嬉しいです。
それでは。
すみません。>>1です。
HTML化スレに依頼を出してしまったので、出演希望艦娘がいる場合はお早目にどうぞ。
今現在のリクエストは、鈴谷、北上、瑞鶴、妙高、リットリオ、比叡、お花見、榛名です。
ホント、お早目にお願いします。すみません。
伊戦艦ヴィットリオ・ヴェネト級
1番艦ヴィットリオ・ヴェネト
2番艦リットリオ(イタリア)
3番艦ローマ
主砲はOTOの38cmだけど射程は大和型の46cmより長いその代償として従来砲身の半分の寿命
最大船速30kt
航続距離4000海里(駆逐艦並み)
イタリア上層部の不理解や燃料不足により全艦たいした武勲無し
3番艦ローマはイタリア降伏後ドイツの誘導爆弾フリッツXにより爆沈
このSSまとめへのコメント
貴方の作る作風はとても好きです!
これからも楽しみに待ってます!
姫級とレ級で構成された艦隊に勝てる艦隊なんぞ居らんやろ。相手側の提案なのにそれを蹴るなんて、レ級ちゃん優しいなあ(白目)
ほんとにリットリオ来ちゃったね!
神通さんのキャラ付けはマリーさんですね!(中の人)