P「七夕ですね」小鳥「ですね」 (65)
P「いやあ正直今朝事務所に来て笹を見るまで気付きませんでしたよ」
小鳥「私もです。社長ったらいつの間に準備してたんでしょうね」
P「休日にならない行事って中学高校くらいから気にしなくなっちゃいますよね」
小鳥「確かに。特に七夕は母の日やバレンタインなんかとも違って忘れてても誰も何も言いませんしね」
P「そう言えば短冊も用意してあったみたいですけど小鳥さんは何か書きました?」
小鳥「私はまだですね。アイドルの子達はみんな書いてたみたいですけど」
P「へえー。あいつらが何をお願いしたのかはちょっと気になりますね」
小鳥「見ちゃいましょうか」
P「見ちゃいますか」
小鳥「ここで見ないでどうするんですか」
P「それもそうですね」
小鳥「それじゃあ早速手近なところにあったこれから行きましょう」
P「>>2のですね」
小鳥「願いは>>5……と」
※アイドルのコンマ>願いのコンマで叶います
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美希
千早さんともっと仲良くなれますように
P「美希のですね」
小鳥「願いは『千早さんともっと仲良くなれますように』……と」
P「ちょっと意外ですね。千早もすっかり皆と打ち解けて、美希に懐かれても満更でもないように見えましたけど」
小鳥「うーん、美希ちゃん基準だとまだまだ足りないって事なんですかね」
P「ああ、『もっと』仲良くなりたい、ですもんね」
小鳥「つまりこんな感じじゃないかと」
――――
――
美希『千早さん千早さん』
千早『ふふ、お腹が空いたのね。いいわ、おにぎり作ってあげるからちょっと待ってて』
美希『千早さんすごいの!どうしてわかったの?』
千早『美希の事でわからない事なんてないわ。……ほら、できたわよ』
美希『ありがとうなの千早さん!あーん』
千早『はい、あーん』
美希『ん、むぐむぐ……美味しいのー!けど、ちょっと残念だな。もっと千早さん照れてくれるかと思ったのに』
千早『残念でした。ほら、もう1個あーん』
美希『あーん……ごくん。あふぅ、食べたら今度は眠くなってきたの……』
千早『そうね。ほら、膝枕してあげるからおいで』ポンポン
美希『いいの?』
千早『ええ。だって私と美希の仲でしょう?』
美希『それもそうだったの。それじゃ千早さん、おやすみなさい……Zzz』
千早『おやすみなさい、美希……ふふっ』
――
――――
小鳥「ぶはぁっ?!」
P「小鳥さん?!大丈夫ですか!」
小鳥「す、すみません……ちょっとトリップしてました」
P「しっかりしてください……でも、イイですね!」
小鳥「ですよね!是非とも叶ってちはみき分を供給して欲しいですよね!」
P「ちょっとテンション上がって来ました。次行きましょう!」
小鳥「次は>>12のですね」
P「願いは……なるほど、>>15か」
雪歩
肉
小鳥「雪歩ちゃんのですね」
P「短冊にでかでかと『肉』……って」
小鳥「あー……雪歩ちゃん焼肉大好きですからね」
P「なるほど……雪歩の事だからもっとポエム的なのを予想してたんですが」
小鳥「随分現実的と言うか、星に願うほどの事でもないと言うか……」
P「んー、まあそれだけ肉に懸ける想いが強いって事なんですかね。それなら今度そこそこいい店探して連れて行ってやるかなあ」
小鳥「……いえ、雪歩ちゃんと焼肉はまだやめておいた方がいいと思いますよ」
P「え?何でですか?」
小鳥「何でもです。それがお互いのためなんです!それより次行きましょう、次!」
P「ど、どうしたんですか急に……えー、次は>>17と」
小鳥「願いは>>20みたいですね」
あずさ
千早の悩み(胸)を解決してあげたい(笑)
P「あずささんのですね」
小鳥「『千早ちゃんの悩み(胸)を解決してあげたい(笑)』……」
P「……」
小鳥「……」
P「すいません、二箇所ほど変な注釈が見えた気がするんですが」
小鳥「奇遇ですね、私もです」
P「あれ?これあずささんのですよね?何でこんな千早の胸を抉るような事を……」
小鳥「プロデューサーさん表現は選んでください」
P「あ、すいませんつい……ん?待ってください、この()の部分だけ微妙に字の太さが違いませんか?」
小鳥「あっ、確かに……それに、ちょうど2行になってる切れ目のところですもんね」
P「亜美と真美の仕業だな……明日お仕置きだなこりゃ」
小鳥「良かったですね。これがもし本当にあずささんの書いたものだったら……」
P「ええ。でも、自分の事じゃなく千早の事を願うだなって、やっぱりあずささんは女神ですね」
小鳥「ですね。さて、不安の種が消えたところで次に行きましょうか」
P「次は>>24です」
小鳥「>>27が願いみたいですね」
響
プロデューサーと結婚したいです
P「次は響ですね」
小鳥「『プロデューサーと結婚したいです』……」
P「残念ながら」
小鳥「さいですか。というか、随分冷静ですね」
P「そりゃまあ、薄々は感じてましたから」
小鳥「でもダメですか」
P「ダメですね」
小鳥「それはやっぱり担当アイドルだからですか?」
P「それもないではないですけど、響がアイドルを引退して暫く経ったとして、それでもです」
小鳥「それまたどうして。料理ができて編み物ができて明るくて可愛くて、こんな優良物件そうはいませんよ?」
P「いや、響の何が悪いってわけじゃないんです。ただですね、俺がその、動物が……」
小鳥「ああ……」
P「これだけ長く付き合ってると、響と家族との絆ってのが痛いほど伝わってくるんですよ」
小鳥「それを引き裂くわけには行かない、と」
P「はい。かと言って、多少の交流ならともかく一緒に暮らすのを我慢できるかと聞かれると……情けないですよね」
小鳥「いえ、苦手は誰にでもありますから。ただ、響ちゃんは運がなかったですね」
P「はは、でも、こんな風に想われてるって言葉で見るとやっぱり嬉しいですね」
小鳥「敬語になってる辺り切実ですよね」
P「まあ、響なら俺なんかよりずっといい人が見つかりますよ。次行きましょう!」
小鳥「次は>>33、願いは>>36ですね」
連投が安価を神回避
カワイイ衣装が似合う女の子になりたい
小鳥「次は真ちゃん、『カワイイ衣装が似合う女の子になりたい』……この時点でカワイイですよね」
P「わかります」
小鳥「なんというかもうこの短冊1枚に真ちゃんの魅力が詰まってますよね。持って帰りたい」
P「こういうところをもっと推してやって行きたいですよね」
小鳥「というか、こんな願い事しなくても着れば似合いますよね?可愛い衣装」
P「それなんですけどね、この願いの根本的な問題は真にあるんですよ」
小鳥「と、言いますと?」
P「あいつの可愛いの基準がおかしい」
小鳥「あー、まあ数ある中で躊躇わずにコッテコテのフリフリとか選んじゃいますもんね……」
P「あれですね、今度どこかのオフで真に似合う可愛い服ジャンジャン着せてやりましょう」
小鳥「いいですね!ただ空回る真ちゃんが見られなくなるのも残念なような」
P「そこは多分そう簡単には変わりませんよ。ただちゃんと可愛い衣装も似合うんだって自覚してくれればなと」
小鳥「そうですね。さて、次は>>38ですね」
P「>>41……ふむ」
あみ
もっとせくちーになって兄ちゃんがめろめろになりますように
小鳥「亜美ちゃんですね」
P「『もっとせくちーになって兄ちゃんがめろめろになりますように』……ははっ、また可愛い願いですね」
小鳥「でも、ここ1年での亜美ちゃん達の成長具合を考えたら意外と馬鹿にできないかもしれませんよ?」
P「まあ確かに亜美ならさらにスタイルはよくなるでしょう。でも、俺をメロメロにするのは無理ですよ」
小鳥「これまた随分自信がおありのようで」
P「考えてもみてください。俺はアイドル事務所でプロデューサーをしてるんですよ?しかも亜美は最年少です」
小鳥「つまり?」
P「歳が近ければ美希、もっと上ならあずささん。そういった並外れてセクシーな女性と同じ職場で俺は平常心を保って働いているわけです」
小鳥「だから亜美ちゃんが成長したところで堕ちるはずはない、と」
P「ええ、当然。賭けてもいいですよ」
小鳥「あら、いいんですか?私は亜美ちゃんならやって見せると思いますけど。何しろ規格外の双子ですし」
P「仮にそんな事があったら何でもひとつ言う事を聞いてあげますよ。さて、次に行きましょうか」
小鳥「言質は取りましたよ?それじゃ、次は>>43ですね」
P「願いは>>46ですか」
まみ
亜美が活躍できますように
小鳥「お次は真美ちゃんです」
P「『亜美が活躍できますように』……真美の奴……」
小鳥「ええ子や……ホンマよくできた姉ちゃんや……亜美ちゃん、一生大事にせなアカンで……」ホロリ
P「叶えるさ……星が叶えてくれなくたって俺が叶えてやるさ!もちろん真美もだぞ!二人とも大活躍させてトップアイドルにしてやるからな!」
小鳥「私も全力でサポートします!さあ、どんどん行きましょう!」
P「はい!次は>>49ですね!」
小鳥「そのお願いは>>52!」
たかね
乙姫彦星殿、お元気でしょうか?私は元気にしております
七夕ということで、いつもの天の川ラーメンを四つお願いします
P「次は貴音、なんですが……」
小鳥「『乙姫彦星殿、お元気でしょうか?私は元気にしております
七夕ということで、いつもの天の川ラーメンを四つお願いします』」
P「……」
小鳥「……お知り合い、なんですかね?」
P「さあ……それにしてもラーメン4つって」
貴音「私達のために遅くまで働いてくれているお二方にも振舞おうと思ったのです」
P「おわあっ?!」
小鳥「た、貴音ちゃん?!いつからそこに?」
貴音「そろそろ届く時間だと思ったのですが……どうやら今年は都合が悪いようです。また1年お預けですね……はあ」
P「……えーと」
貴音「それでは私はこれで。乙女の秘め事を漁るのも程々にしてくださいね、二人とも」バタン
小鳥「えっ、あっ、はい」
P「何だったんでしょうか……」
小鳥「うーん……考えても仕方ありません!次行きましょう、次!」
P「そうですね、次は>>55かな?」
小鳥「結構来ましたねー。願いは>>58ですか」
律子
↑
今日は寝ます
起きたら残りと後日談やって終わらせます
P「次は律子か」
小鳥「『プロデューサー殿が元気でいられますように
あと小鳥さんちゃんと仕事してください。さもないとアレしますよ。 』」
P「……アレですね、これ完全に俺達が勝手に見る事を想定して書いてますね」
小鳥「完全に見透かされてますね」
P「しかもこういう書き方されると……なんかこう、胸が痛い」
小鳥「私は頭が痛いです……私にだって優しくしてくれたっていいじゃないですか!」
P「ところでアレって何ですか?」
小鳥「なっ……レディーになんて事を言わせようとするんですか!」
P「そういうのいいんで」
小鳥「さあ次に行きましょう!」
P「あのちょっと」
小鳥「お願いします!思い出したくないんです!」
P「そこまでですか」
小鳥「人間の所業じゃない事は確かです」
P「そこまで言われちゃ仕方ないですね……次は>>62ですか」
小鳥「願いは>>63ですね」
みき
ハニーのハニーをハニハニしたいの
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