秘書艦初雪の一日【艦これ】 (47)



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・砂糖ダバーの人を尊敬しています

・初雪に改二じゃなくていいから時報はよ

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【マルロクマルマル】 起床


ピピピピピピピピピ


ピピピピピピピ バシッ


提督「ん……む……」ムクリ


提督「……ふわああぁぁぁ……んんんん~~~……」ノビッ


提督「……っはぁ。今日も頑張るぞー」



提督「初雪、朝だよ、起きなさい」ユスリユスリ


初雪「んー……やだぁ……」


提督「やだじゃないの、だから昨日夜更かしし過ぎるなって言ったのに」


初雪「……だって……」


提督「だって?」


初雪「…………」


初雪「…………zzz」グゥ


提督「おいコラ」



【マルナナマルマル】 朝食



ガヤガヤガヤガヤ オハヨー! オッハー! トオオオオオオゥ!



提督「ほれ、食堂着いたから降りなさい」


初雪「……むぅーりぃー……」オンブー


提督「まったくもう」



白雪「あっ、おはようございます司令官」


提督「おはよう白雪。よく眠れたかな?」


白雪「はい。最近暑くなってきましたので薄手のタオルケットで寝るようにしています」


提督「そうか。何か必要な物があればすぐに明石か大淀、または俺に言うんだよ?」


白雪「ありがとうございます。……ところで、その背中の」


提督「これ?おーい、そろそろ真面目に起きなさいっての」ユサユサ


初雪「んうぅ……おはよう、白雪……」


白雪「おはよう初雪ちゃん。司令官の負担になるからそろそろ降りよう?」


初雪「んっ……ふわああぁぁぁ……白雪がそう言うなら……」ヨッコイショ


提督「え、何でお前俺の言うこと聞かないのに白雪だと素直なの?」


初雪「……姉妹艦だから?」


提督「いや俺に聞かれても」



提督「おはよう鳳翔さん。今日のメニューは?」


鳳翔「おはようございます提督。今日はシンプルに焼き鮭と小松菜のおひたしですよ」


提督「ん、相変わらず美味そうだね。じゃあ2人分もらえる?」ピース


鳳翔「はい、初雪ちゃんの分もですね」


提督「たまにはアイツも動いてくれりゃいいのにな」


鳳翔「それが初雪ちゃんらしさなんだと思いますよ」


提督「上官に自分の世話押し付けるとかとんだらしさもあったものだ」


鳳翔「ふふ。でもお世話するのは嫌いじゃないでしょう?」


提督「まあなあ。これが惚れた弱みなのかね」


鳳翔「初雪ちゃんも提督だから、安心して甘えているんだと思います」ハイドウゾ


提督「そんなもんかねー……」アリガト



【マルハチマルマル】 各寮、司令部施設の清掃



提督「よし、執務室のモップがけ終わり。初雪ー、そっちはどう……だ……」ソファチラッ


初雪「zzz」スピー



提督「おいコラちょっと待て」ツネー


初雪「あいたたたた……何するの……」


提督「何するのじゃねえよ何してんのキミは」


初雪「……食休み」


提督「上官にだけ掃除させておいて食休みたあいいご身分だなあ?ん?」ホッペムニー


初雪「いひゃいー……おーりょくはんひゃーい……」


提督「まったく。んで?もちろんテーブル上の雑巾がけ終わってるんだよな?」


初雪「……ん。流石に、やるときはやる」


初雪「終わったから休んでたのに、司令官に暴力振られた……慰謝料を要求する」ムクッ




提督「……はぁ。何か欲しいものあるの?」


初雪「……司令官が……ほしい」ダキッ


提督「……まったく。まったくもうだまったくもう」ギュー


初雪「……えへへ。おはよう、司令官」ニパー


提督「おはよう、初雪」



【マルキュウマルマル】 遠征艦隊の見送り



天龍「天龍以下、第二艦隊六名。総員集結完了だ」ケイレイッ


龍田「合わせて龍田以下、第三艦隊五名。集結完了しました~」ビシッ


提督「ん、休め」


提督「第二艦隊の皆は南方へ、第三艦隊の皆は北方への鼠輸送作戦を遂行してもらう」


提督「これまでに何度かは経験した事はあるだろうが、決して気を抜かないように」


「「「了解っ」」」



天龍「秘書艦どの?提督のお守りは頼んだぜ」


初雪「ん、任せて……」


提督「おいコラ、誰のお守りだって?」


天龍「それはもちろん、夜にゲームの音が五月蝿いからって注意しに行ったら」


龍田「そのまま駆逐艦の子と一緒になって夢中になってた提督の事よね~?」


提督「んぐっ」


初雪「結局大淀さんにお説教されてたし……」


提督「お前だって一緒に正座してただろうが!」


初雪「だってあれは……司令官とゲームするの久しぶりだったから……」


龍田「ついつい嬉しくなっちゃったのよね~?」


初雪「……///」コクン


提督「ぐっ……///」


天龍「あーヤダヤダ、今から遠征なのに無性にブラックコーヒーが飲みたくなる」



【ヒトマルマルマル】  他鎮守府との合同演習


ガガガッ… ピーッ ザザッ

  
初雪「初雪以下、第一艦隊六名……。総員指定ポイント到達、準備完了しました……」


提督「了解。演習開始の号砲までそのまま待機するように」


初雪「ん……了解」


提督「いつもの通り気負わず焦らず、な」


初雪「ん……ねえ、司令官……」


提督「ん?どうした、何かあったか?」


初雪「……んと、ね」


初雪「……今から本気だす、から……見てて」


提督「……おう、頑張れ」



中将「相変わらず仲良いなお前ら。さすがロリコンは違うわ」


提督「お前、人の事言えないだろうが」


中将「バッカお前、夕張超可愛いだろ」


提督「ロリコンってのはな、大体15歳くらいまでの子が好きな子の事を言うんだとよ」


提督「夕張ちゃんギリギリだろ、見た目的に」


中将「だったらお前はアウトだな、全体的に」


提督「うっせうっせ。いいんだよしょうがねえんだよ俺は」


中将「好きなものは好きだからしょうがない!!」


提督「あったなそんなん」


中将「タイトルでエロゲだと思うじゃん?女性向けなんだよ」


提督「マジで?俺初耳なんだけど」


大淀「提督方?そろそろ演習が始まりますのでお静かにお願いいたしますね?」ニッコリ


提督中将「「ウィッス」」


提督「はあ、それにしても――」


中将「いやはや、やっぱり――」




提督中将「「うちの初雪(夕張)が一番可愛いな」」




提督「は?」ヤンノカコラ


中将「あ?」ジョートーダヨ


大淀「香取さん!誰か香取さん呼んできて!鞭持参でって!」


とりあえず今日はここまで。

相変わらず三点リーダが多くなって読みづらくなってしまう。

ちょこっとだけ更新しますー



【ヒトヒトマルマル】 反省、検討会


提督「さて、午前の演習はD敗北に終わったわけだが」


提督「この敗因はどこにあるかわかる奴はいるか?」

山城「私が弾着観測射撃までしたのに敵を削りきれなかった事……でしょうか。不幸だわ……」


北上「いやあ、それを言ったらアタシも開幕雷撃で倒せなかったし……」


熊野「わたくしが開幕ワンパン中破を貰ってしまった事も原因のひとつかと……」


ヤイノヤイノ アタシガ イヤワタシガ…


提督「はいはい、そこまで。各々反省点があるようでいい事だと思う」パンパン


提督「俺はな、正直勝ち負けなんてどうでもいいの」


飛龍「え」


葛城「ちょ」


提督「熊野、何で中破してから敵艦に突っ込んでいった?」


熊野「え、ええ。航巡のわたくしが昼戦火力を取らないと、と思いまして……」


提督「あのさ」


提督「これがもし、深海棲艦との戦いだったらどうするの?」


提督「キミが突出したおかげで陣形崩れて相手の艦載機から狙い撃ちにされて」


提督「危険な目に遭うのは艦隊の他の子たちなんだ」


熊野「あ、う……」


提督「俺は誰一人としてウチの鎮守府から轟沈を出したくないの」


提督「ウチの鎮守府に来てくれた子達を絶対に死なせたくないの」


提督「そんな中熊野の取った行動が、どれだけ艦隊の皆を危険な目に遭わせたか分かってる?」


熊野「……もうしわけ、ありませ」ジワァ


初雪「……司令官」



提督「何だ、初雪」


初雪「私が……本気出せば無敵だから……平気」


初雪「本気出したら……目からビーム出るし」フンス


飛龍「ブフッ」


シーン……


飛龍「……しょうがないでしょ!?目からビーム出る初雪ちゃんとか可愛すぎるでしょ!」


北上「いやいや、今そういう空気じゃなかったでしょうに……」


提督「ないわー、お説教モードぶち壊しとかないわー……」


飛龍「何よ!私!?私のせいなの!?」


提督「はぁ……まあいいや。熊野さ」


熊野「は、はいっ」ビクッ


提督「キミが勝手な行動をすると、皆が傷つく。それだけはよく覚えておけよ」ナデナデ


熊野「……肝に銘じましたわ」


提督「よし!ミーティング終わり!今日はあちらさんの艦隊と飯食うからな!汗流して食堂に集合!」


ハーイ キョウハナンダロナー カレーデショ、キンヨウダシ


提督「……初雪」


初雪「……ん」


提督「ありがとな」


初雪「……ん」ピース



【ヒトフタマルマル】 昼食


提督「とかねー、お説教しちゃったんだけどねー」グデー


中将「うわっ、このカレーうまっ!エナチャージされる!」ハフハフ


提督「聞けよ」


中将「しょうがないんじゃねえの?こっちから見てても完全に孤立してたしあの子」


夕張「うんうん、私の15.5cm三連装副砲が火を噴くところだったよー」


中将「いやいや、火ィ噴いてたじゃん。むしろ外してたじゃん」


夕張「まあそれはそれって奴でー」


中将「良いわけねえだろ夕張ちゃんよおぉぉぉぉ!!」ワシワシグシャグシャ


夕張「きゃー♪昼間から襲われるー♪」



提督「はいはいごちそうさま。……さすがにねー。初雪にフォローしてもらうまで熱くなっちゃうとは……」


初雪「……大丈夫」


初雪「司令官が皆の事……大切にしてくれてるのは皆分かってる……から」


初雪「……ね」ナデナデ


提督「……ん、ありがとうな」


初雪「んーん。……夫をフォローするのも……妻の役目……///」ボソッ


提督「ん?何か言ったか?」


初雪「い、いや……何でも……ない///」


提督「そっか。じゃあそんな支えてくれる妻に感謝しないとな」ナデナデ


初雪「聞こえてたんじゃん……もうやだ、帰りたい……///」カオマッカ


中将「どっちがごちそうさまなんだか」


夕張「ねー」



短いけど今日の更新はここまでです。

第一艦隊の編成はウチの鎮守府の編成と同じなだけで特に意味はないです。

熊野ちゃんがやらかしちゃったのは編成の中で唯一レベルが低かったのでという理由なので、

熊野ちゃんは嫌いではないです。熊野提督の方ごめんなさい。

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