女戦士「最近、魔族を引き連れて魔王討伐を目指してる輩がいるそうです」勇者「・・・ (4)

村人「旦那!大変だ!また若い女性が神隠したそうだ!」

宿屋主人「なんてことだ!これで7人目だぞ!」

村人「もう村の自警団の手には負えねえぞ。早く、王都から支援を・・・」


男「その話、詳しく聞かせてもらっていいか?主人さん。」

村人「あんたは・・?」

主人「今晩泊まることになってる王国の兵士さんなんだ。丁度いい!王都にこの件について伝えてもらえないだろうか?」

主人「ああ、最近この辺りで女性ばかりが行方不明になっているんだ。この前は、向かいの鍛冶屋のお嬢さんが・・」

村人「昨日は、飲食店のとこの10歳の娘さんだそうだ。」

男「若いどころかガキまでターゲットになってるっぽいな。」

主人「そうなんだ。わしの所にも娘が3人いるんだが・・・」

男「そりゃ大変だ。王都の派遣なんて待ってる余裕はないだろ。」

主人「兵士さん?どこに行かれるんです?」

男「うちの連れとちょっと・・ね。夜の散歩にでも出かけてくるわ。」



村人「あの兵士さん・・お連れさんが一緒なのかい?」

主人「ああ、5人ほど。ただ、小さな女の子やら大柄な覆面男やらで、よく分からない集団だったが・・」

村人「・・なんか怪しくないか?そしつら・・」

主人「ああ、自警団に相談したほうがいいかもしれん。」




_村外れの森_


女戦士「もうすぐ村ですね。」

勇者「もうすぐ夜だし、さっさと村に向かおうよ。」

女盗賊「もう野宿はこりごり~!!はやくベットで寝たい~!!」

魔法少女「私もはやくお風呂に入りたいよ~!」

格闘娘(最近、体洗ってないけど、匂ってないかな?勇者様にバレてないかな?だ、大丈夫だよね・・)

魔法少女「お兄ちゃん!一緒にお風呂入ろうね!」

勇者「え!?」

女戦士「な、なに破廉恥なことを言ってるんですか!だ、男女が一緒にお風呂だなんて!!)

女盗賊「え~?いいじゃん!日頃の疲れを癒すためなんだから~♪」

女戦士「それが、どうして一緒にお風呂に入ることになるんですか!?」

魔法少女「一緒に入ったほうが楽しいじゃん!
ね?お兄ちゃん!格闘家さん!」

格闘娘(ゆ、勇者様と!?一緒の!?お、お風呂!?そ、そんなの・・わ、私なんかには・・!!)

勇者「そ、そんなこと言われても・・」

女戦士「ゆ、勇者様!?あ、貴方は女性と一緒にお風呂に入るのが楽しいのですか!?」

勇者「い、いや・・・そんなことは・・・」



天使「・・・・」

女盗賊「あれ?天使さん、どうかしたの?」

天使「・・・闇の気配がします。かなり強力な・・」

女盗賊「え!?マジで!?ついこの前に魔王軍の幹部を倒したばっかなのに、また強敵がくるの~!?」

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