女戦士「くっ・・・殺せ!」 オーク「学歴は?」 女戦士「」 (65)

オーク「死んでもうた」

オーク「ふーん? 高卒ね」

女戦士「うぅ……」

オーク「そんなんじゃ食っていけないでしょ」

女戦士「家賃と光熱費と雑費でいっぱいいっぱいです」

オーク「で、将来の夢はお嫁さん……っと」

女戦士「……わ、悪い?」

オーク「いや、別に?」ニヤニヤ

女戦士「馬鹿にしてるだろ……」

オーク「そんなことないよ」ニヤニヤ

女戦士「ニヤニヤしながら言っても無駄だ! わかってるんだからな!」

オーク「キミを拾ってくれる男性の年収はせいぜい300~600万くらいだろうね」

女戦士「ぱ、パートでもすれば充分幸せな家庭になるだろ!」

女騎士「うぅ…」

オーク「wwwwwww」

俺「おい」

オーク「何お前www学歴は?wwwwちなみにおれっちは
東京(の)大学www」

俺「ハーバード」

オーク「」ジョワー

俺「主席卒業」

オーク「ああああああ!!!!!!!」ブリュブチュブリュリュブリブリ

女騎士「俺さん…」キュン

終わり

つまんねとか言わないで

>>10
新しいな

>>15 IDすごいだろ?

オーク「なに? もしかして『バイト戦士』はカッコイイとでも思ってたクチ?」

女戦士「高校の頃は、働いてるだけでカッコイイかなって……」

オーク「勇者村第三高校出身だっけ? 偏差値も並みだよね」

女戦士「うん……」

オーク「けど頑張った子は結構王国大学に進学してたんだよ?」

女戦士「だって……アタシみたいなヤツが頑張って勉強したら柄じゃない気がして……」

>>17
ID新しいのに
中身はボロボロやな
ハリボテかよ

>>19 うるせぇよwww

オーク「あー、周りの目を気にして、見た目に合った成績に落ち着いちゃったのかー」

女戦士「……そう」

オーク「うん、わかるよ、その気持ち。がり勉ってカッコ悪いって思われるもんね」

女戦士「だろ? だろっ!?」

オーク「けど、努力を怠ったのはキミだ」

女戦士「……うぅ」ショボン

オーク「もうさ、こういうのって身体売った方が稼げるよね」

女戦士「……やだっ」

オーク「やだって」

女戦士「け、結婚するまで……ちゅー以上はダメだと思う」

オーク「いつの時代の乙女!?」

女戦士「古臭い……かな?」

オーク「前時代的だとは思うよ? そんなの魔王社長がヒャッハーしてた時代の風習じゃん」

女戦士「い、田舎だし、流行とかわかんないし」

オーク「ダメだよ、そんなんじゃ。頭悪いのにこんな都会来たら悪い人に騙されるよ」

女戦士「頑張るっ!」

オーク「これまでが頑張ってないからなー。それは説得力に欠けるよ。この街じゃね、勇者組っていう危ないヤクザがいるの知ってる?」

女戦士「ウワサなら何度か……」

オーク「危ないよ、勇者組。未成年にココアシガレット味のタバコを吸わせてるから組織力は魔王商社とは比較にならない」

女戦士「うん……」

オーク「そういうのがいる街に高卒で来ちゃうのはちょーっとねぇ……」

女戦士「ち、力仕事なら得意だ!」

オーク「そりゃ戦士なんだからストレングスは高いよね」

女戦士「えっへん!」ドヤッ

オーク「力仕事かー。まぁうちもたまにそういう人材を入れてるけど……」

女戦士「うんうん!」

オーク「……足りてるんだよね、その辺の人手」

女戦士「うっ……」

オーク「しかも意外と離職率が低いからしばらくは求人出さないと思う」

女戦士「そう、なのか……」グスッ

オーク「そもそも、どうしてうちで働こうって思ったの? この学歴で」

女戦士「それは……」

オーク「それは?」

女戦士「……んが、……から」

オーク「はい?」

女戦士「人事部で女騎士お姉ちゃんが、働いてるから」

オーク「えっ、マジで!? キミ女騎士さんの妹なの!?」

女戦士「うん」

オーク「へー、あのキャリアウーマンの女騎士さんの妹かー」

女戦士「知ってるんだ?」

オーク「まぁね」

女戦士「お姉ちゃん、職場ではどう?」

オーク「どうも何も、昇進のチャンスを確実に掴むから同期の中じゃ大人気だよ」

女戦士「そ、そっか……えへへ」

オーク「いや、褒められてるのはキミじゃないからね?」

女戦士「あうっ」

オーク「それにね、家族と同じ職場を選ぶってどうよ」

女戦士「だって、女騎士お姉ちゃんが、ここで働いてみなよって何度も進めてきたから」

オーク「女騎士さん……」

女戦士「何か……ごめん」

オーク「いや、いいよ。何度も進めて貰ったら1回くらい面接受けようかなって思うよね」

女戦士「だろ?」

オーク「けど、最終学歴は? 高卒?」

女戦士「~~~~~っ……もう殺せ!! いっそ殺してくれ!!」

オーク「こらっ!!」バチーン!!

女戦士「うっ!?」

オーク「殺せなんて軽々しく言うんじゃない!! 勇者が見境なくモンスターを殺してた時代はもう終わったんだ!」

女戦士「だって、だってぇ……!!」

オーク「……わかったよ。今さら学歴についてとやかく言ってもしょうがない。今からスタートを切ろう」

女戦士「そ、それって……」パアッ

オーク「うちで雑務をやってくれ。前の職場よりは時給いいと思うから」

女戦士「あ、ありがとう!」

オーク「あと働きながらでも何か資格を取るんだよ。ぶっつけ本番でも合格するくらい簡単なのってたくさんあるから」

女戦士「そ、そうだな、うん!」

オーク「じゃ、来週から働いてくれるかな?」

女戦士「はい!」


第1部 就活編、完!

何か書けそうだったんで乗っ取ってみた
あとで続き書こうと思う

おーくの設定は?

>>40
レス遅れてすまん、トイレ行ってた

オークの設定
・魔王社長がヒャッハーしてた頃からの部下
・後輩想いの良い先輩だけど、ダメな人はとことんイジる
・現在独身

今から風呂入ってくるんで10時過ぎに続き書く

第2部 就職祝い編

~面接から6日後~

女騎士「女戦士、お客さん来たわよ」

女戦士「誰?」

女騎士「高校のとき友達だった僧侶ちゃん」

女戦士「おー!」

女戦士「いらっしゃい、僧侶」

僧侶「お久し振りです、女戦士ちゃん。就職決まったんですってね」

女戦士「うん、魔王商社の雑務だけど。待遇もほとんどバイトと変わらない」

僧侶「職に就けただけいいじゃないですか」

女戦士「僧侶は今、どうしてるの?」

僧侶「王国大学の薬草学部を卒業してからアイテム屋さんに就職しました」

女戦士「昔から学校じゃ成績トップだったもんね」

僧侶「いえいえ、それほどでも。神父さんは教会で働いておけばいいと言われたんですが……」

女戦士「ヒールが得意ならそっちの方が役に立つからね」

僧侶「うふふ。あ、これ狩人さんから戴いたモノです。お裾分けどうぞ」

女戦士「何? というか狩人はどうしてるんだ?」

僧侶「狩人さんは幼馴染と結婚してリンゴ農家さんを継いだんだとか」

女戦士「狩りしろよ、狩人」

僧侶「それを言ったら戦ってない女戦士ちゃんはどうなるんです?」

女戦士「あうっ」

僧侶「盗賊さんは鍵師になってましたね。今は自分のお店を構えてるんだとか」

女戦士「アイツは昔から手に職持ってたから予想はしてた。吟遊詩人は?」

僧侶「公務員さんです。口が上手いから受付窓口を任されてるんですって」

女戦士「アイツが? 寒いことしか言ってない感じだったのに」

僧侶「あの詩的な喋り方が、生まれたお子さんの命名に良いインスピレーションを与えてくれるんだそうです」

女戦士「キラキラネーム助長!?」

僧侶「小難しい話も詩的に話してくれるから、福祉関係に疎い市民の皆さんも楽しめてるそうですよ」

女戦士「あ、それはアタシも助かるかも」

僧侶「そういえば賢者さんがどうなったか知ってます?」

女戦士「……ごめん。アタシ卒業してからずっとバイトしてたから誰がどうなったか知らないんだよ」

僧侶「そうですか。賢者さんはその……えっちなお仕事に就いたらしいです」

女戦士「え、えっちって……?」ゴクリ

僧侶「それはほら、風俗関係の……」

女戦士「賢者フケツ!!」

僧侶「ですよねっですよねっ!」

女戦士「信じられない! 結婚するまでそういうのってダメだと思う!」

僧侶「同感です!」

女戦士「……けど」

僧侶「けど?」

女戦士「薄い本ってのじゃアタシらって誰よりも汚されてるんだよな……」ドヨーン

僧侶「らしいですね……」ドヨーン

女戦士「やめだやめだ! そういうのはアタシらには早い!」

僧侶「そうですそうです! いつか好きな人とすればいいんです!」

女戦士「不純異性交遊はんたーい!」

僧侶「そういえば、どうして魔王商社なんです?」

女戦士「え?」

僧侶「あそこって女戦士ちゃんのお姉さんが働いてるんですよね?」

女戦士「あまり深い話はない。お姉ちゃんがいつまでもバイトじゃマズいからうちの面接でも受けてみろって」

僧侶「お優しいですね」

女戦士「その上美人で頭もいい! 自慢の姉だ!」

僧侶「デキる女って感じでカッコいいですよね!」

女戦士「でもこの間、優秀過ぎて男が寄ってこないってぼやいてた」

僧侶「ハードル高いですもんね」

女戦士「でもお姉ちゃんのお陰で就職できたんだ。感謝してもしきれない」

僧侶「いつか恩を返しきれるといいですね」

女戦士「うん!」

僧侶「では、そろそろ私はおいとましますね」

女戦士「晩ごはん食べていかないのか?」

僧侶「猛獣使いさn……いえ、ペットにご飯を作ってあげないといけないので」

女戦士「もうペット飼う余裕あるのか。アイテム屋って給料いいもんな」

僧侶「うふふ」

女戦士「じゃ、ばいばい」

僧侶「はい、お邪魔しました」

女戦士「今度は同窓会で会おう」



僧侶「さて、猛獣使いさんのご飯は先日取り寄せた謎の薬草でいいですかね。どんな効果が出るのか試してみたいですし」


第2部 就職祝い編、完!

明日の夜に女戦士の職場での奮闘編を書きます

っていうか続き期待してくれてる人いるのかね?
ほぼ無反応だと一人相撲してるみたいでちょっと寂しい

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